最大級の談合摘発されたけど・・・

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361名無しさんの主張
大林組の主導浮き彫り
名古屋下水道談合

 名古屋市発注の下水道工事をめぐる談合事件で、談合の疑いで名古屋地検特捜部に逮捕された大手ゼネコン
「大林組」名古屋支店の元顧問柴田政宏容疑者(70)が、入札前に落札が決まっていた新井組(兵庫県西宮市)
に、地崎工業(札幌市)と裏で共同企業体(JV)を組むように指示していたことが、関係者の話で分かった。
地崎工業の陳情を受けて、部下の元副支店長小林恵二容疑者(58)が柴田容疑者に相談した結果、裏JVが
組まれており、両容疑者が2人3脚で談合を主導していた実態が浮き彫りになった。
 関係者によると、「服部南部準幹線下水道工事」(中川区)の入札直前の昨年2月ごろ、小林容疑者が、地崎工業
名古屋支店営業部副部長佐藤孝一容疑者(52)から「何か受注できる工事はないか」と相談を受けた。
 その後、小林容疑者から報告を受けた柴田容疑者は、新井組名古屋支店副支店長浜田照明(68)と地崎工業
名古屋支店営業部長仙波健一(58)の両容疑者を呼び出し、「服部」の工事を新井組に落札させるとした。その
うえで、地崎工業は入札に参加しないで新井組と裏JVを組むことを持ち掛けたという。
 柴田容疑者の意向を受け、小林容疑者が新井組名古屋支店元営業一部長鷲津光一容疑者(55)と連絡を取り合う
などして、裏JV内の受注配分などを協議。落札の数日後、鷲津容疑者が佐藤容疑者に電話し「一緒にやることに
なった」と伝えたという。
 柴田容疑者は名古屋市が昨年2−3月に発注した「堀川右岸雨水幹線下水道工事」(北区)や「第2次当知雨水
幹線下水道工事」(港区)でも談合を取りまとめた疑いが持たれている。特捜部は、この2件の工事でも柴田、
小林両容疑者が緊密に連携して談合を主導していたとみて調べを進めているもようだ。

http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20061127/eve_____sya_____009.shtml