「残業分、全部支給してくれたわ、ありがとう」
サービス残業 連合労組を動かした川重明石の経験
また川重神戸工場では労働者の申告で労基署が指導し、このほど二十四人に対し
三ケ月間のサービス残業未払い分約百四万円が支払われ、始業前の早朝ミーティン
グが二月二十八日朝から中止され、始業十五分前に集められていた係長、職長五十
八人に対し、総額千百六十万円が四月十九日に支払われました。これは会社側が労
基法三十七条違反を認めたものです。 明石工場においてもサービス残業がまん延
化しており間接部門を中心に職場によっては月に十五時間、二十時間と予めワクを
決めそれ以上はタダ働きとなっている職場もあるといわれています。とくに新機種
などの立ち上がり時期には月に百時間残業しても実際は二十時間となっているケー
スもあり、また職・班長による始業前ミーティングも一部職場で常態化している。
これらは労基法に明らかに違反する行為といえます。
http://www9.big.or.jp/~roren/shoku/roken/yamaguti.htm