★テロ扇動者も処罰 英、与野党が原則合意
・ロンドン同時テロをきっかけに、ブレア英政権が早期成立を目指す新テロ防止法案に
ついて、与党労働党と野党の保守党、自民党の主要三党は十八日、テロ扇動者も
処罰の対象とすることを同法案に盛り込むことなどで原則的に一致した。ブレア政権は
今秋、議会に法案を提出。年内にも成立させたい考え。
新法案は、不審人物を拘束して調べることができる現行法の規制を強める形で
制定する。
具体的には、テロを称賛したり容認したりして扇動する行為を禁止するほか、
国内外を問わずテロリスト訓練への参加や、ウェブサイトから爆弾の製造方法を
入手することなども取り締まる。
保守党は、新法案に賛成の意向を示し、テロ捜査への「電話盗聴の導入」を提案。
自民党も基本的に賛成の立場ながら「人権上の配慮」を求めている。
ロンドン警視庁は同日、同時テロの死者が一人増え、五十六人になったと発表した。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20050719/eve_____kok_____001.shtml