長時間労働させた会社役員を書類送検
過労死した神戸市長田区の男性社員(当時48)に過重な時間外労働をさせ
ていたとして、神戸西労働基準監督署は1日、労働基準法違反容疑で神戸市兵
庫区の弁当製造販売会社「徳島屋」と、同社の取締役(48)を書類送検した。
調べでは、同社と取締役は昨年8月下旬から10月中旬までの55日間に、
計52日にわたり最大で約8時間、計約167時間の超過勤務を男性社員にさ
せた疑い。
男性社員は昨年10月、弁当の配達中に急性心筋梗塞(こうそく)を発症し
死亡。遺族の労災申請を受け、同労基署は今年3月「死亡は時間外労働による
過重負担が原因」として業務上災害と認定した。
[2005/12/1/17:47]
http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-051201-0029.html