なんだろう?自分でもよくわからなくなるとこあるけど、その人のこと好きとかって言うか
一年以上の間、月に二、三回は通いつめてくれてた人で、そこまでの長期間通ってくれてた一番の太客だったし
私のこと好きだよ好きだよとかすごい言ってくれて、店外で会ったりとかもしてたし、話してても気が合うし、いい気分にさせられてた部分はあった。
そのお客さんが乗り換えた姫ってのが、髪の毛つかみ合いのケンカもした
お互いに顔会わせば悪口言い合うようなヤツだから
絶対認めたくないけど歳も私より五つも若くてスタイルもよくて、指名もいつも上位で
カワイイけどマジで生意気なヤツでさ、あー思い出すだけでムカつく!
絶対認めたくない絶対認めたくないんだよ!
今までずっとそんなことなかったのに、そのお客さんが突然来なくなった
営業メールしても『ゴメン!最近忙しくてさ、時間できたらまた行くからさ』
みたいなやり取り何度もしても来てくれなかった
二ヶ月くらい経った頃
『あのさぁ最近アンタの太客の〇〇さん来た?』
『いやっ最近忙しいみたいでさ』
『ふーんそうなんだ』
『何?何なの?いったい何が言いたいの?』
『あーそー知らないんだ、じゃあ言っとくわ』
『あの人もう私の客だからw』
『毎週アタシんとこ来るんだけど』
『アンタ唯一の太客だから悪いからたまにはアンタに入ってあげるよう言ったんだけどね』
『アンタのこと可哀想だから入ってあげてたんだって』
『年増のオバチャンより若い娘が良いってよw』
『それに何?アンタのラブメールみたいな恥ずかしい営業メールはw』
『あそこまでして客に逃げられるってアンタよっぽどだよw』
『〇〇さんも〇〇〇さんもアンタの客みんなアタシに来んだけど』
『アンタの御古でもアタシがシしっかり面倒見とくからさw』
『アンタの人気とか下から数えた方が早いしw』
『年増の不人気嬢とか惨めだねーw』
『まぁアンタにゃもう二度と入らないって言ってたしウザガがってるからメールももうすんなよw』
なんて言われて
そこまで年下の小娘にコケにされてさ、悔しくて何も言い返せなくて
メールの内容も知ってたからホントだと分かっててもさ、悔しくて悔しくて調べてた
一月目なんて週二回ずつ入ってた、しかも気遣ってくれてたのか、全部私の出勤日以外に入ってた
やっぱ長い付き合いのお客さんだったし
確かに思い入れみたいのは合ったけど
そのお客さん取られて悔しいのは好きとかって言うより
糞ムカつく小娘にコケにされて悔しいけど女としても敵わなくて
けど、頭では女として敵わないの分かっててもそれ絶対認めたくなくて
相手は私なんて眼中に無くても究極にムカつくヤツだから
女のプライドっていうかライバル意識って言うか
糞小娘に完膚無きまでに女のプライド叩きのめされた悔しさかな
ゴメンなさい長かったね少しスッキリしました。