【池袋】バイオレンスPart10【ハピネスG】

【外題とあらすじ２】

『籠釣瓶花街酔醒』の「籠釣瓶」は名刀の名前。水もとどまらぬ切れ味という
意味。花街は吉原。「えいざめ」は文字どおり。酔ったあと醒める。田舎の富
豪・佐野次郎左衛門は江戸に来たとき、吉原も見物。花魁道中の八橋に出会い、
一目惚れ、しばしば通うようになり、これも身請けの直前までいく。だが八橋
には浪人のヒモがいた。ヒモはおれをとるか、次郎左衛門をとるかと迫る。単
なる客にしかすぎない次郎左衛門は、ひどい侮辱を万座の中で受ける。そのと
きは一旦引き下がるが、後日現れ、名刀で八橋をはじめ、数人を斬り殺す。現
実にあった事件で、現在でも通用する話。「花魁、それはつれなかろうぜ」と
いうセリフは有名。

みんな、「ミレイ」さんをはじめ、姫に「おいしい」ことを言われても乗らな
いように。商売ですよ。また深入りも禁物。これが結論です(笑)。