【川崎】エレガンス学院 45時限目【堀の内】

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538小暮伝宴門閣下会長様
準ひきこもり(じゅん-)は富山国際大学専任講師樋口康彦が論文『大学生における準ひきこもり行動に関する考察』の中で
提唱した概念である。インターネット上では準ヒキと略され、樋口本人も使用している。
概要 [編集]
論文[1]によれば「大学には真面目に登校するものの家族を除く他者との交流がほとんどなく、対人的な社会経験が不足している状態」をいい、
ニート、フリーター問題の隠された要因になっていると指摘している。引きこもりのように部屋に閉じこもるわけではなく、
問題が顕在化するのは就職活動期や大学卒業後という。2006年、論文のPDFがネット上に公開された。同年、さらに講談社+α新書から
『「準」ひきこ森』が出版された。
なお、著者によると、本人も過去に準ひきこもりであったと告白しているが世代や時代背景が違うため息苦しさの
度合いは違うとされている。

特徴 [編集]
著者によれば、準ひきこもりは以下のような特徴を持つと主張する。[2]たくましさに欠けるため、社会で期待されている
男性役割を身に付けていない 自己中心的で視野狭窄(きょうさく)の傾向 被害者意識が強い

批判 [編集]
以下に準ひきこもりに関する主な批判を列挙する。学術的な検証がなされていない点。
現在の所、アカデミズムにおいて厳密に定義された事象、概念ではない。 提唱者本人が心理学の専門家でない点
「準ひきこもり」の判断基準が恣意的である点[3] 特徴的な自閉傾向とオタク趣味(マンガやアニメ)の強い相関関係を主張している点
男性にたくましさを要求している点に対する、ジェンダーフリー/メンズリブの立場からの批判
強い偏見的表現が散見される点[4] 交友関係の少なさを極端に否定的に捉えている点 著者の独断による決め付けが多い点[5]
学術論文というよりは、随筆に近い点 「準ひきこもり」に対する批判が中心であり、具体的な解決方法を提示していない点[6]
内藤朝雄は、東京新聞の取材に対して「『社会性』なるものをビジネスで成功しやすいタイプに限定した上で、どこにでもいそうな、ちょっとズレているボンヤリ系の若者に印象的なレッテルを張って、新しく『問題化』しようとしている」と批判している。