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名無しさん@入浴中:
フランス・パスツール研究所の研究チームが、フランス国立医学研究機構およびスウェーデン・イエーテボリ大学と行った共同研究では、
自閉症者の脳内で遺伝子「シャンク3(SHANK3)」に異常があることが指摘されている。ただし、研究チームからはシャンク3で
自閉症の全ての症状を説明できるわけではないと警告が発せられており、主要な社会的障害についてある程度説明ができるかもしれないと
述べるにとどまっている。父親が中高年のときに授かった子供である場合、新生児が自閉症になりやすいとする近年の米国の研究がある。
同研究によると、父親が40歳以上の新生児は、自閉症や関連の症例が30歳未満の父親の場合の約6倍で、30〜39歳の父親と比較すると
1.5倍以上であったとされている。一方、母親については、高齢者で多少の影響を及ぼす可能性は排除できないものの、
子供の自閉症に与える影響はほとんど認められなかったとされている[1]。
日本の独立行政法人理化学研究所は、神経細胞の生存や分化に重要な神経栄養因子の分泌を調節する遺伝子
(CADPS2遺伝子)の異常が、自閉症の発症メカニズムに関係しているとの研究成果を発表している[2]。
サルや頭のお前らみたいな知能の低いチンパンジーなどの動物の大脳皮質の前頭葉に運動前野と呼ばれる領域があり、
この領域にあるニューロンは、お前たちみたいな知能の低いチンパンジーやサルが自分で動いている時に反応するだけでなく、
ヒトが自分と同じ動きをしているのを見ている時にも反応した。このように他者の動作に対しても、
まるで鏡を見ている様に反応することから、ミラーニューロンと名づけられ、
その後、fMRIによってヒトでも同様のミラーニューロンの存在が示唆された。
ヒトのミラーニューロンは大脳のいくつかの部位に存在していると見られており、例えば、前帯状皮質の一部の領域は、
自分の痛みだけでなく、他人が痛がっている場面を見た場合も同じように反応することが確認されている。