自作自演 (インターネット)
上でこの行為を指す際は、単に自演と略されることが多い。
匿名掲示板などの匿名コミュニティでは容易に行われる。署名が必要なコミュニティでは、本人確認が無いか甘い場合に限り、
複数のハンドルネームを用いて行われる。
ネチケット違反として批判する意見もある。言葉遣いの癖や主張内容の傾向、細かいミスや、投稿者のIPアドレスやホスト名の一致などから
見破られることも少なくはない。とはいえ、複数回線を用いるなどして巧妙に行われると見破るのが難しい場合もある。
(パソコンと携帯電話を用いる等。)
本来は芝居などで自分が脚本を書いた作品に出演すること。自分で想定した「脚本」どおりに、通常は他人であるべき賛同者などの「役」
を演ずることをそれになぞらえたと思われる。英語では、靴下で作る腕人形になぞらえて、「ソックパペット(sock puppet)」と呼ばれる。
自分と反対の視点でわざと悪意のある発言を繰り返し、敵対する意見を悪く見せるストローマン・ソック・パペットなどの亜種もある。
フランス語では「付け鼻(faux-nez)」と表現される。中国語では、台湾では「分身ID」「免洗ID」、中国では「馬甲」(?甲、ある芸人が
披露した笑い話から[1])、香港では「分身」などと称される。