【コピペ禁】◎◎◎トレンディーを語るPART18◎◎◎

姫日記はじめました♪　/　2004年02月27日(金)
「風俗エッセイ」で遥香の日常を綴っているから、「姫日記」では華奈の日常について、つらつら書きまぁす。

あのね、風俗で働いてることをＨＰでカミングアウトしたり、エッセイに「淋しい」なんて書いちゃってるもんだから、「こいつは男に飢えてるんだ」とか「オレでもヤレるかも？」なんて勘違いするヒトが、たま〜にいるのね。
で、おかしなメールが届いたりするんだけど、こうゆうのって、本当に迷惑!!
仕事や家事でメチャ疲れてんのに、なんでプライベートな時間まで、キモいおっさんに邪魔されなあかんねん（怒）。
ひとりでセン○リこいてろ〜！

話は変わるけど、先日店のかえりに夜道を歩いてたら、公園のそばでひさびさに露出狂を見ちゃった！
露出狂に出会うのなんて１０年ぶりだから、も〜驚いたね。
広島にいたころ、あたしはノートルダム清心ってゆう、中高一貫のつまんない女子校に通ってたんだけど、夏になるとガッコの近くのガード下で露出狂をよく見たもんだわ（青春の想い出）・・・まあそれはいいとして、最初はあたし、露出狂だって気づかなかったのね。
後ろからタタタ、って走ってきて、あたしの少し前を歩きながらこっちをチラチラ見てるから、てっきりナンパかと思ったわけ。
で、「うざいなー」と思ってチラッと男を見たら、そいつ、手でアレをしごいてるの!!
「おねーさん、オッパイ大きいッスね・・・」って言いながら。その日は特にお店が忙しくて、あたしはヘトヘトに疲れてたのに、仕事が終わってもエロがあたしを追いかけてくる。
もう、チ○ポなんて見たくないのに。
あまりの怒りに、思わず、
「うるせえよ！」
って大声でどなっちゃった。
そしたらもう、ついてこなかったけどね。
まだハタチくらいの、金髪の兄ちゃんだったなぁ。

その露出狂と、キモメールの張本人は、どっかで思考回路がつながってる気がしてならない。
要するに、自分の欲望でいっぱいいっぱいで、人間としてのデリカシーを失ったサル。
あたしはサルに用はない。
あたしは疲れてるんだ。
今、あたしは遥香じゃなくて華奈だから、そっとしといてください。
以上。

リセット＆リスタート　/　2004年08月19日(木)
改名の理由？
まぁいろいろ、あるねんけどな。

あのな、今あたしには「リセット運」が巡ってきてるように感じるんよ。
男も住居も仕事も借金もリセットしたから、後はあたし自身のリセットが、
どうしてもしたくて。

でも、命まではリセット出来んでしょう？
だから、せめて「中川華奈」さんに死んで頂こうかなぁと。

「華奈」って名前は、あたしの母方の祖母がつけたんよ。
祖母は神がかった人で、あたしは幼いときから、
「あたしの言うことを聞かん者は皆不幸になる！」
という祖母の脅迫じみた言葉に怯えながら、将来は医者になることを、
半ば強制されて育ったんや。

すごく、特殊な家庭環境だったから、あたしと祖母が共に暮らした１８年間の
出来事をみんなに語っても、簡単には信じてもらえないかも知れない。

般若心経を唱える祖母に首を絞められ、どんなにあたしが苦しがっても、
「お前が苦しいんじゃない！　お前に憑いとる魔物が苦しんどるんじゃ」
と一蹴されて首を絞められ続けたり、お腹の上に両足で乗られたり…。
ちなみに、祖母の体重は６０キロ以上。よく内臓が破裂しなかったなーと、
今思い返すとゾッとするよ。

信仰の名をかたった「身体的虐待」や、言葉による「心理的虐待」。
祖母からの数限りない、１８年間におよぶ「虐待」は、あたしの精神を確実に
むしばんだ。

あたしは、自分が幸せになるのが怖かった。

だって、あたしが幸せになってしまったら祖母が、
「わたしの教育が良かったからじゃ」
と喜んでしまうでしょ？　
それはあたしにとって、許しがたいこと。
だからあたしは自分の手で、自らの人生を、ずっと破壊し続けた。
祖母を、喜ばせないために。

でもそんな復讐劇も、もう終わりや。
あたしは自分の足で自分の人生を歩こうと、今ようやく立ちあがったばかり。
だからこの際、祖母からもらった「華奈」という名前を抹消して、あたらしく
「中川佳南」として、人生をリスタートするつもり。

「佳南」の新しい人生、みんなも応援してな。
みんなの応援だけが、佳南を幸せにしてくれるから！

息子が祖父に拉致された！　/　2004年10月23日(土)
いつも１７：３０前後には帰ってくる息子が、１９：４０を過ぎても帰ってきません…。
前の日に、あたしのお財布からお金を盗って叱られたことを気にして、どこかに寄り道してるのかも知れません。
学童クラブから帰ってきたら、
「どろぼうさん、こんばんわ」
って嫌味を言っちゃおうと、いじわるなことを企んでいたのに、それどころじゃなくなってしまった…（涙）。
怒らないから、はやく帰ってきてよ〜、ヒカル！

単なる寄り道だと思っていたら、何とあたしの父が広島からわざわざ学童クラブに出向き、ヒカルをいきなり広島に連れ帰っていたことが判明！！！
これって、誘拐だよね？　親権者はあたしなんだから。

今、精神的にボロボロで、精神安定剤と睡眠薬を泣きながら何錠も飲んでます。
あたしの父が言うには、あたしは鬱病を抱えてて、しかもADHDで掃除がうまくできないから、「母親として不適格」で息子を育てられる状態じゃない、と言う。

でも母子寮には、精神疾患やいろんな問題を抱えた女の人たちが居て、みんな自立に向けて一生懸命頑張ってるの。あたしだって、そうなの。

それなのに…いきなりヒカルをあたしから奪うのは、人権侵害だよ。
ヒカルだって、あたしと父の板ばさみにあって、苦しんでると思う。

いつも建前や世間体を重んじる父の今回の仕打ちに、
はじめてあたしは、父を本気で殺したいと思いました。

三度目の子別れ　/　2004年10月29日(金)
今日、父と話をしました。
父は、親権の変更届を家裁に提出するそうです。

息子とも、話をしました。
「おじいちゃんのとこに居るほうが楽しい。ヒカルはおじいちゃんと暮らす。ママもがんばって」
だそうです。

息子があたしの父と暮らすことを選んだ以上、あたしにはどうすることもできません。
わずか半年の、息子との同居生活でした。

三度目の子別れです。
あたし、やっぱり子ども運、ないなぁ。
男運も、あるようでないけど（笑）。　いや、あるか？

あたしには、本能的な母性はあっても、
理性的な母性がないんだな、きっと。
夜遊び、飲み会大好きだしね。街のネオンを見ると、心がときめいちゃう。

あのね、昔話でさ、
子どもの手を、両方から二人の母親が引っぱる話、知らない？
で、子どもが「痛い！」って泣いて、それを聞いた本当の母親が、思わず手を離してしまうの。
あたしも、今は手を離そうかな、って思う。
だって、あたしと父の板ばさみにあったら、息子が可哀想じゃん。
だから、今は仕事をがんばるの。
今は…

息子の「退行現象」　/　2004年05月25日(火)
午前中、精神科へ。
諸事情あってクリニックを変わり、今日が二度目の通院日だ。

前のクリニックの先生が、投薬オンリーでほとんどカウンセリングをしなかったのに対して、今の先生は薬よりも、カウンセリングを重視するタイプ。
といっても、必要以上にクライアントに深入りするのではなく、客観的な視点から、厳しくも的確なアドバイスをくださるのがありがたい。

今のあたしを一番悩ませているのは、息子とのコミュニケーションの取り方。
家族から「無償の愛」を与えられなかったあたしは、「母親」であることに、ひどく不慣れだ。
両親から本当の意味で愛されたことがないせいか、息子の愛し方がよくわからない。
感情にまかせて、息子に肉体的・精神的虐待を加えることもよくある。

あたしは、息子の泣き顔が大好きだ。
「ママは、これからお出かけするね。朝まで帰って来ないかもよ」
と脅かせば、息子はたちまち大粒の涙をボロボロこぼして、
「どうして〜！！」
とあたしにすがりつく。
（そんなことするわけないじゃん）と思いながら、あたしは泣きわめく息子の頭を撫でて、
「じゃあね。バイバイ」
と家を出て行くふりをする。すると息子は、
「ママがいないと生きていけないよ〜」
と、顔を真っ赤にして泣くのだ。
この瞬間、あたしは息子がたまらなくいとおしくなる。
あたしを、絶対的に必要とする人間が、ここにいる。
自分が必要とされていることを、あたしはこんな屈折した形でしか、確かめられない・・・。

そう、先生に告げたら、
「あなたが心の病気だからといって、息子さんの人生を犠牲にする権利はないよ」
と、ガツンと痛いところを突かれた。