☆神戸 福原 ひまわり-02☆

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291名無しさん@入浴中
第九話:~廣連合(結成)

その日の神戸は異様な空気に包まれていた
様々な姿の少年が集まっていた
綾瀬と五島が主な幹部たちに自己紹介も兼ねて結成式をということで集まった
「廣島連合 癇癪玉(クラッカー)の吉弘充行(よしひろみつゆき)じゃ、よろしく」
「同ジク、i 龍 WALL(アイロンウォール)ノ朴英司(パクヨンス)デス」
「連合じゃないが廣島のPIKADON BOMB CREW(ピカドンボムクルー)の柳彰浩(やなぎあきひろ)」
「廣連 PINK SNAKE JADOUJIN(ピンクスネークジャドウジン)の右堂(うどう)じゃ」
「廣島連合 芭歌裸陀(バカラダ)の春木幸一(はるきこういち)、よろしく」
「神戸 078 beyside ASASSINS(ゼロナナハチベイサイドアサシンズ)のクリスです!よろしく!」
「神戸 irie irie VIBERATION(アイリーアイリーバイブレーション)のDJ GOKIJET(ディージェーゴキジェット)でえす」
「明石喧嘩会の小平崇史(こだいらたかし)や、よろしくな」
「ということや、俺ら仲間やからな、仲ようやろうや」綾瀬が言うと
「そうじゃ、神戸とワシらが組みゃあ福山も岡山も一発じゃ!」と五島が言った
「で、こないだシバかれた屁タレはどんならじゃ」柳が挑発的に言い放った
「何やワレ!」「上等じゃ!」小平と春木がいきり立った
「やめんかい!!」五島が怒鳴る
「柳、お前は奴らの規模がわかっとらんのじゃ、バックにゃああの寺尾がおるゆう話じゃ」
「!…寺尾…」柳は絶句した
「みんなに話しとく、その寺尾ゆう奴やがの、どうも倉敷や総社で名前売っとうあの寺尾鼎らしいんや」
一同がざわめき始めた
「五島さん、綾瀬さん、その寺尾っちゅうのはそがあにヤバイ奴なんか?」吉弘が聞く
「ああ、ワシでも勝てるかどうか解らん…」五島が言う
「ふん、五島さんより強いんか…じゃあ、その寺尾ゆうの殺したらワシに次の連合の頭もらえますか?」
「吉弘ォ、寺尾をあもう見んな」
「五島さんワシにそんならやらせてくださいや、絶対獲って来ますけえ」
「ええねえ!キミ熱いやないか!なあ、俺と一緒に行かんか?」クリスが言う
「ローライダーが大丈夫なんか?んじゃあどっちが先に寺尾獲れるか競争じゃ」
吉弘とクリスは五島たちの制止を振り切って消えていった

つづく