>>8から続き)
俺は(旧)樹里との3度に渡るメイクラブの後、さすがに疲れて寝入ってしまった。
どれくらいの時間が過ぎただろう…俺は目を覚ました。
ふと横を見ると、(旧)樹里がまだ寝入っていた。可愛い寝顔だ。 俺は思わずキスをした。
(旧)樹里は目を覚まして微笑みながら「幸せ…」と呟いた。
俺は樹里とディープキスを重ねた後、意を決して尋ねた。
「(旧)樹里、最近、お金に困っているという噂を聞いたぞ。本当なのか?」
「……」(旧)樹里は顔を背けた。
「どうしたんだ、本当なのか?」俺は聞き続けた。
(旧)樹里の目から涙が溢れ出てきた。
「ごめんなさい…私…ホ、ホ、ホストクラブに行きだしたら…」
(旧)樹里は嗚咽を上げて泣きながら告白した。借金が2,000万円になってしまったらしい。
俺は驚いたのと同時に、(旧)樹里が正直に打ち明けてくれたことが嬉しかった。
(旧)樹里が俺を信用してくれている…そう思っただけで、俺の肉棒はまたしてもビンビンに勃起してきた。
「(旧)樹里…」俺はまた挿入した。スキンなんかもう不要だ。
「あぁぁぁぁ~~ん、あんッ、あッ、うぅぅぅぅっぃぃぃぃ~」(旧)樹里も4回目の快楽に酔っていた。
俺は4回目の膣内射精を行った。(旧)樹里にお清めフェラをされながら、精魂尽き果てた俺はまた寝入ってしまった。
目を覚ますと、(旧)樹里は泣いていた。俺との最高の快楽から離れて、(旧)樹里は現実に目を向けなければならなかったからだ。
「(旧)樹里、そんな膨大な借金、どうやって返すんだ?」
そう聞きながら、何も力になってやれない俺自身が情けなかった。
「…実は…ソープランドで働こうかなぁ…って思っている。頑張ってやってみる」
(旧)樹里は意を決したように俺に語った。そして、(旧)樹里はこう続けた。
「昨日、メイクアップの面接に行ってきたわ。手取りも多いし、メイクアップに決めるわ。」
俺は少しだけ嫌な予感がした。 (◆続く)