☆☆川崎・『琥珀』13☆☆

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279名無しさん@入浴中
男性の指先にまとわりついているわたしの性器から分泌された液体が、少し粘ついて
いるのがわかった。わたしの視界には入らないが、ぬめりながら、ク○トリスの外側
をゆっくり円を描きながら、男性の指の先端が、すべっていくのがわかる。
もう、ガマンできないくらい焦らされて、すぐにでもイキそうだ。

「う、う、ん、ん、ああ、ああああああぁあ」
「気持ちいいの?」
「ああ、あぁ、すごく、きもち、いいの」
「そうなんだ。じゃあ、もっと気持ちよくなろうか」
「うん」

なんてはしたないオンナなんだ。わたしったら。
でも、どうにもならない。
まるで催眠術にでもかかったみたいに、何の迷いもなく、気持ちいいことを求めてし
まう。この男性になら、何をされてもいい。すべてをゆだねて、溶けてしまいたい。

心の中で、叫んでいた。

「めちゃくちゃにして」

280名無しさん@入浴中:2006/06/23(金) 23:40:07 ID:C/0yCGdX0
安っぽいドラマでしか聞いたことのないセリフで、今のわたしの気持ちをすべて表現
できた。

ク○トリスに添えた指先が、リズミカルに動き、こすられる。
指先が動くたびに、大きな波が押し寄せてくる。

「あ、あああああ、ああぁ。い、い、いっちゃう」
「ガマンしなくていいんだよ」
「ああぁ、ううぁあああ、あ、あ、あ、あ、いく、いく、い、いく」
「ガマンしないで」
「あ、い、い、いく、いく、いっちゃう、あああ、ああああ、あぁああ」
「大丈夫かい?」
「ん、うん。ハ、ハァハァ、フゥ。すごい」

また、イキました。
見事に、イカされました。

正直、彼氏としていても、ここのところ、ちゃんとイってなかったのに、この男性と
は、まだ前戯なのに、何度もイカされている。
何度イっても、まだイケることに驚いているし、前戯だけでこんなにイってしまった
ら、この後、どうなってしまうんだろう、失神しちゃうんじゃね、みたいなエロい好
奇心まで芽生えてしまっている。

オンナとして、覚醒しようとしているに違いない。
281名無しさん@入浴中:2006/06/23(金) 23:40:56 ID:C/0yCGdX0
ってゆうか、他の女の子は、もっと前からこんな気持ちになってたの?

それは、ずるい。

わたしも、もっと早く味わいたかった。

今まで付き合ってきた男が悪かったんだな。

仕事場で知り合ったとか、友人の紹介で、みたいなありがちな出会いで、よくいる普
通の男ばかり。でも、それが普通だし、普通でいいと思ってたから、不満はなかっ
た。
あぁ、こんな気持ちいい思いをしちゃったら、普通のセ○クスじゃあ、普通の相手
じゃあ満足できないじゃん。

もぉー、これからの人生、どうすればいいのよ。

相手の男性がひと息ついている間、一気に頭の中で色んな思いが駆け巡った。

さぁ、いよいよ、本○だわ。
こうなったら、思いっきり楽しんでやるんだから

Bッドに横たわる男性に抱きついて、
「ちょうだい」
と言ってみた。

ニッコリと笑みを浮かべると、男性が言葉を返した。

「じゃあ、元気にしてもらおうかな」

目線を下半身に移すと、男性のアレは、やわらかいままだった。

「あの、どうすればいいんですか?」