保健所にソープでのNSを廃止させる義務を問う

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165名無しさん@入浴中
夜回り先生の講演でこんなのあった。エイズ女子中学生の最期。
『今夜からアイに極限量のモルヒネを投与します。話ができるのは今日が最後です。
会いにきてあげてください。』病院からの電話。水谷は車をとばして駆け付けた。
『ぴったり二ヵ月で眠るように逝かせてやります。私にまかせてください。』医者は言った。
アイは体重20s前半、目はパンダのように黒く落ち窪み、体中に醜い黒い斑点。
骸骨のようだった。ずっと身体をさすってやりながら水谷は泣き続けた。
最後の夜、アイは看護師長さんにいっしょにお風呂に入ってもらい綺麗に身体を洗ってもらった。
看護師さんたちがアイの全身にファンデーションを塗ってあげた。
最後に高校の制服を着せてあげたい。ぶかぶかの制服は看護師さんたちが仕立てなおしてくれていた。
アイは静かに言った。『先生、これからも日本中を講演して回るんだよね?だったら約束して…。
どこに行っても必ず一度はアイのことを話して。こんな馬鹿な子がいたって…。
それでアイみたいな馬鹿な子が一人でも減ってくれたら、
アイ、天国に行ったら神様はきっとアイのこと誉めてくれるよね…。
よくやったなぁー。えらいぞーってきっと神様は誉めてくれるよね。』
そして医者は静かに言った。『アイちゃん、もう疲れただろう?おやすみしようか?』
アイはうなずいた。最後の言葉は『お父さん、お母さん、水谷先生、ありがとう…。』だった。
そしてアイに極限量のモルヒネが投与された。
しかしアイは二ヵ月で眠るようには死ねなかった。
意識がないはずなのに毎日ウォーウォーと叫んで激しく痙攣して身体中の関節が外れる。
足の関節が外れないようにおさえると、次の瞬間、股関節が外れる。
結局ありったけのタオルを身体中に巻き付けることになり、アイはまるでミイラのようになってしまった。
三ヵ月後にアイは息を引き取った。
お父さんの言葉は『アイちゃん、楽になれて良かったね。』だった。
最愛の娘に先立たれて『良かったね』と言わなければならない。なんて悲しい話でしょう。