ネット監視社会の本当の「危険」な理由
http://tatsumarutimes.com/archives/1977 Tatsumaru Times by tppay Posted on 2014/05/27
※冒頭のみの紹介です。全文はソースにて
◆監視とインターネットと、その規模
ユネスコの調査によると、2005年から2011年の間にインターネットの利用者の
数は2倍に増している。2011年時点では世界の人口の30.2%がインターネットへ
アクセス可能だったが、1995年時点ではその数はわずか0.4%だった。この飛躍
は、世界規模においてもまだまだインターネット利用者の潜在的な増加数を示
している。さらに下のグラフは世界のネットの利用者の年齢分布を示している
が、グラフからも明らかに若年層のほうがインターネットの利用が多いことが
分かる。
http://tatsumarutimes.com/wp-content/uploads/2014/05/Screen-Shot-2014-05-24-at-20.31.39.png 国連経済社会局の統計によると、世界の若年層15歳から34歳の割合は、33.05%
を占める。これが0歳から34歳という年齢区分だと約60%にまで拡大する。OECD
加盟国においては、若年層自体の割合は加盟国平均で25%とやや劣るが、全世代
におけるインターネットの利用率は70%を超える。
以上の数字が示しているのは、全世界でインターネットの利用が加速度的に普
及しており、その中でも若年層の利用率が圧倒的に高いという自明の事実だ。
そのくらい若い年代にとってインターネットはごく当たり前の日常の一部と化
している。
しかし現在、そのインターネットが「監視」装置として日々の私たちの生活を
「侵略」し始めているのだ。若い世代は特に、「デジタルネイティブ」言われ
るくらいに携帯電話、パソコン、スマホ、ネットといった高性能な技術の中で、
生活に切っては切り離すことができなくなるくらいに、インターネットと共に
育ってきた。もう一方では、これらの技術にたいして政治的な決定から遠ざけ
られているという状況だ。
別のエントリー「スノーデン事件に影響を受けた欧州の新たな動き」では、ス
ノーデン事件の世界の、主にヨーロッパにおける状況を整理し、アクティビス
トやジャーアナリストの主張や議論、方策を整理した。さらに若い世代の関心
が高いことも確認した。
一連の暴露事件から、NSAをはじめとする様々な政府機関による一般市民の諜報
活動、監視活動はなぜ社会にとって危険なのか、どのようにしてネット上の監
視から逃れることができるのか、若い世代はどうか関わっていくのか、という
疑問がわいたのでここにまとめてみる。
(以下略。詳細はソースにて)
省略部分の見出し:
◆なぜ「監視」が危険なのか?
◆監視を避けるために
◆若い世代の新たな取り組み