【政治】北方領土国後島訪問:ムネオハウスは今回も有効に使われた。私も先見の明はあった | 鈴木宗男 [5/26]

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5月26日(月)ムネオ日記
http://blogos.com/article/87184/
鈴木宗男 2014年05月26日 17:56


 悪天候のため一日短縮されてのビザなし北方領土国後島訪問だった。

 古釜(ふるかまっ)布(ぷ)中心の視察、文化交流で特に3日間ともガス・霧が
かかり、羅臼山・爺爺(ちゃちゃ)岳(だけ)が見えずこの点、国後島に来たとい
う実感がなく終了した。

 道路整備・公共施設・住宅等、クリル社会発展計画で着実に前進している。
韓国企業が応札し、仕事をしているとも聞き、島のロシア化が一層進んでいる。

一日も早く日本が北方領土で共同経済活動をすることが島の日本化を図る上で
も、日本を理解してもらうためにも急務とつくづく感じる。 お互いの立場
(日本・ロシア)を害さないという枠組みでスタートしたのがビザなし交流で
あり、安全操業である。

 この枠組みで、島で日本の技術力を活かすことを外務省は考えてほしいものだ。

 人道支援で友好の家(いわゆるムネオハウス)・色丹診療所・ジィーゼル発
電所・古釜布の桟橋を作った時も日本人作業員は長期滞在をした。ロシアの理
解、了解のもとである。

杓子定規にとらえず現実的対応をして行く中で次の展開が生まれてくるのでは
ないか。

 共同経済活動を島で行うことが少しでも島の日本化に繋がるものだと私は訴
えて参りたい。

 ムネオハウスは今回も有効に使われた。私も先見の明はあったと納得するも
のである。

 12時半、根室港に帰港し、13時から訪問団代表の記者会見。私も出席する。

 午後から根室市内廻りをし、18時から鈴木宗男根室後援会役員との会合。
国後島訪問の報告をし、現在の政治状況について私の認識を話す。

 2月9日以来の後援会会合だったが、変わらざる仲間の温かい励ましに感謝
の気持ちで一杯である。