mixiをはじめてから友達のことが嫌いになった奴2

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1友達の友達の名無しさん
前スレ
mixiをはじめてから友達のことが嫌いになった奴
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/sns/1161697045/
2友達の友達の名無しさん:2007/06/18(月) 21:14:29 ID:gL4XRPBS
2げと
友達というか、だんだんマイミクがみんな嫌いになっていくのはどうすればw
3友達の友達の名無しさん:2007/06/18(月) 21:14:55 ID:mKVwYCpz
6 名前: 友達の友達の名無しさん 投稿日: 2006/10/22(日) 14:30:51 ID:WGjPIcH8
どいつもこいつも
http://blog.livedoor.jp/fem_dom_2006/archives/50755611.html
http://femdom.seesaa.net/article/22362134.html
http://blog.livedoor.jp/mixi_homer/
http://ahonosatoshi.blog82.fc2.com/blog-entry-18.html
http://femdom.seesaa.net/article/21470389.html
7 名前: 友達の友達の名無しさん [sage] 投稿日: 2006/10/22(日) 16:26:29 ID:wt9LqJ9Q
>>6
マルチ宣伝厨乙
8 名前: ↑↑↑↑↑↑↑↑ [[email protected]] 投稿日: 2006/10/22(日) 17:26:59 ID:Hl9iU50a
10 名前: 友達の友達の名無しさん [[email protected] ] 投稿日: 2006/10/22(日) 18:00:05 ID:b4EdgneT
>>6
マルチ
12 名前: 友達の友達の名無しさん [[email protected]] 投稿日: 2006/10/22(日) 21:08:20 ID:8Prvm7RK
>>7 >>10
笠原の逮捕まだ〜?
30 名前: 友達の友達の名無しさん 投稿日: 2006/10/31(火) 11:10:42 ID:8yfWeLY2
一部で笠原のことを「将軍様」と呼んでる向きがあるようだが、「尊師」の方が相応しいんじゃないかな。
音も近いことだし、、、

4友達の友達の名無しさん:2007/06/18(月) 21:30:08 ID:CUJii2BI
>>1
5友達の友達の名無しさん:2007/06/18(月) 21:39:16 ID:rkckv8eg
>>1さんおつかれです。

http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2696628

この人のおかげで、人生救われました。
社長の笠原さんと飲み仲間みたいで、安心します。

日記が、とても素晴らしい。
6友達の友達の名無しさん:2007/06/19(火) 20:13:55 ID:McfFTwTk
>>前スレ999
逆に考えるんだ。相手がおまいにあわせられなくなったからだと考えるんだ
7友達の友達の名無しさん:2007/06/20(水) 08:22:15 ID:Hx+BgVSC
>>1乙です。

リアルで会って話してる時は空気嫁ない発言しても意識的にスルーして話題の軌道修正してたが、
mixiだと記録に残ってるからなかなか上手くスルーできなくてストレスが溜まってきた。
空気嫁ないのも大概にしろよ。
8友達の友達の名無しさん:2007/06/20(水) 18:52:11 ID:aUqDjqca
>>5
ネタかと思ったら、マジで笠原氏の友人だね。
9友達の友達の名無しさん:2007/06/27(水) 12:57:28 ID:OVjCJQZR
>>7
最近、「空気が読めない」って言葉をよく聞くが、具体的にどういうことだ?
10友達の友達の名無しさん:2007/06/29(金) 05:31:30 ID:n3Sf0ydF
>9
「オレの思ったとおりにうごかねぇなコイツ」って意味

つまんないボケ(オレ的にはイケテル)←思いやり溢れるツッコミ
                           ↑
                          空気嫁!(わかってねえな!)byオレ
11友達の友達の名無しさん:2007/06/29(金) 20:58:36 ID:SMd47o7y
【ネット】 ミクシィで薬物売買発覚も…違法コミュ多数の「驚き実態」
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1183115172/
12友達の友達の名無しさん:2007/07/01(日) 14:32:54 ID:Dhi7DWjm
age
13友達の友達の名無しさん:2007/07/01(日) 22:23:07 ID:FS5AYuRW
mixiをやってると、知人(友達含む)の本性が見える時は確かにあるww
だから嫌いにもなる人もいるだろうし、人間不信に陥ったりする人もいるよ。
14友達の友達の名無しさん:2007/07/09(月) 01:54:22 ID:xTKAMO/a
バートランド・ラッセルって人の本に
「不幸の源は、自分の内部に目を向けすぎて
外(他の人たち)が見えなくなることにある」
と書いてあったけど、ミクシイ見るとまさにそれを感じる。

あと本性ってリアルで垣間見るくらいで十分だよなw
15友達の友達の名無しさん:2007/07/09(月) 12:41:02 ID:x04C09c7
むしろ、人の本性なんて知る必要ないんだよ
16友達の友達の名無しさん:2007/07/09(月) 23:12:18 ID:xIyN5hI5
リアルな環境で一方的に音信不通にされてて
日記でこちらが反応しそうなネタふりがあって
それがあきらかに自分にあてた内容だったりすると
腹を探るのもいい加減にしろよとは思う
探られてもちっとも痛くないんだけどなんか鬱陶しい
17友達の友達の名無しさん:2007/07/10(火) 17:29:12 ID:EVyYPuzk
うっかりリア友にmixiやってることをカムアウトしたら招待してと頼まれたので
仕方なく招待したら、画像も貼らずマイミク一人(俺だけ)のまま。
さらにコミュの検索ができないのか、俺が入ってるコミュ一覧を見て
その中から興味あるコミュに片っ端から加入。
(共通の趣味のため俺の加入コミュの約8割に加入)

案の定知らない奴(プレミアム会員)から「○○(リア友)のマイミクが一人で
コミュの大半が被ってるけど複垢は違反だぞ」とメッセが来たので
別人であること、共通の趣味持ちであること、相手が初心者であることを丁寧に説明したが
俺の説明など完全に無視して一言「運営に通報しておいた」とだけ返ってきた。

いくらIPが違っててもプレミアム会員が「こいつは複垢だからデリろ」と言えば
無料会員である俺の垢は確実に消されるわけで。
結局強制退会される前に自主退会して招待スレで入りなおしたが。
18友達の友達の名無しさん:2007/07/10(火) 18:00:09 ID:eHYfmYUH
> いくらIPが違っててもプレミアム会員が「こいつは複垢だからデリろ」と言えば
> 無料会員である俺の垢は確実に消されるわけで。

たった月額315円で、そんな強大な力が手に入るのかw
19友達の友達の名無しさん:2007/07/10(火) 18:13:19 ID:YdwOpUis
引っ越して遠く離れた友人とのコミュニケーションに使ってたけど
一部のマイミクとはなんか微妙な感じになってしまった。
mixi無かったら気付かなかったであろう、なんとなく嫌われてるっぽい感。
来年あっちに戻るけど、たぶん連絡しないだろうな。
20友達の友達の名無しさん:2007/07/10(火) 18:23:35 ID:Xvw3Qf64
>mixi無かったら
21友達の友達の名無しさん:2007/07/10(火) 18:26:26 ID:Xvw3Qf64
>mixi無かったら気付かなかったであろう、なんとなく嫌われてるっぽい感
私もまさにそうだ…気づいて良かったのか気づかない方が良かったのか…mixiって本性が見え隠れしますよね。
辞めることはできないから、しばらく放置することにしました。
22友達の友達の名無しさん:2007/07/10(火) 19:23:47 ID:1sUDwWLa
>>17
わざわざ自主退会するおまえさんの行動もよくわからん。
さすがに運営もそろそろ強制退会にはナーバスになってるらしいし、
そんぐらいで消されるとは限らんだろ。

>>18
魔女裁判みたいだよなw
23友達の友達の名無しさん:2007/07/10(火) 20:15:15 ID:cih7/kst
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=10279499
リアルでは普通なのにmixiの日記を見て正直引きました。
いじめられてます。
24友達の友達の名無しさん:2007/07/11(水) 01:00:44 ID:OoNyXbXt
mixiってさ、リアルの時には隠せるようなちょっとした「嫌い」を
ついつい出してしまう感じがあるよな。
友達にも嫌いな部分はある。それをチクリとやってしまうような。
好意も悪意も表出させるっつうかな。
25友達の友達の名無しさん:2007/07/14(土) 03:59:00 ID:O/FbOJO4
嫌いってわけじゃないし、むしろ大好きだからスレの趣旨とは違うかもしれんが、
リア友が(≧∇≦)←これ系統の顔文字をよく使う。ギャハハバンバンみたいな。
チャットとかで仲良くなってマイミクになった奴には、↑みたいなのはいない。
もしリア友とチャットで出会ったてら厨だと思って絶対相手にしなかっただろうなあって思うと
なんだか不思議な気がしてさ。2chに毒されてんのかも。
26友達の友達の名無しさん:2007/07/14(土) 10:28:44 ID:fvNDPv66
嫌いというかそういうのを許容できない相手だったんだって
文章で改めて気づかされると意外に気分が沈む

各々に連絡を取るのが面倒だからまとめてmixiって
人との付合いをなんだと思ってるんだろうと思ったけど
その中で優劣をつけるなら個々人対応にしてくれよ、と被害妄想気味
ああいうの多目にレス貰ってる相手は気づかないから
その嫌な部分が見えてこないのかもしれない
27友達の友達の名無しさん:2007/07/14(土) 14:36:28 ID:C8YAF3qX
美人
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=6477078
美人でスタイルにも自信があるので リアルでもネットでも男性に付きまとわれます(苦笑)
リアルでもネットでも 近寄り難い美貌や 自分にも他人にも厳しい性格から
怖そうな人だと思われるのですが 基本的に常識とマナーと礼節を弁える人には
私も優しいですよ

1番嫌いなのは勝手に対抗意識を燃やしてくる女性です。
そうゆうのに限ってブスが多いので 頭が痛いです

とはいっても最近の若い男は覇気がなくて 女の尻にひかれたり
優柔不断で男らしくなかったり 私の周りだけかもしれませんが
男らしくないウジウジした女々しい男が 増えてきたと感じます。
優柔不断を優しいと勘違いしてる男の多い事

1本芯の通った日本男児 サムライ精神のある強い男が好きですが
もうそういった男は現代ではいないのでしょうか
28友達の友達の名無しさん:2007/07/14(土) 16:00:49 ID:oT1KnSKW
リアル友人のマイミクから毎日何回も足跡ついてるんだが…
私の日記で他の人にコメントしたその直後にもすぐ足跡。
日記も週1でしか更新してないのに足跡。
コミュニティも私が参加したすぐ後に参加してるのもあるし…
逐一チェックされてるのか?ちょっと怖い
29友達の友達の名無しさん:2007/07/14(土) 17:12:30 ID:Lbs5Mb+i
男なら軽いストーキングです
30友達の友達の名無しさん:2007/07/14(土) 17:32:25 ID:oT1KnSKW
>29
それが私も女で、友人も女なんです。
リアルでは可愛らしい普通の子です。仲いいけど親友ってわけでもないし。
今自分のミクシ覗いたらまた足跡ついてました。
他マイミクのコメントがついて日記が上がったからでしょうか。
監視されているようでちょっと怖いです。
31友達の友達の名無しさん:2007/07/14(土) 18:14:17 ID:NeGanfvv
>>30
それはちょいと自意識過剰杉じゃないかな・・・

公開してるんだから、見られて文句言うのは何か違うような気がする
そのコが日記にコメントしてるなら、レス反応を見に来てるんじゃないの?
それだけのことだろ・・ 嫌ならアク禁しとけ
32友達の友達の名無しさん:2007/07/15(日) 05:20:29 ID:P7o4/hGi
別に嫌いになったわけじゃないけど
絵文字使いまくりの文章がうざく感じる。
とはいっても携帯では絵文字使う派だけど。
そのうちmixiの絵文字にも慣れてガンガン使うようになるのか。
33友達の友達の名無しさん:2007/07/15(日) 12:02:54 ID:ss/R2w7X
ずっとマイミクしてくれなかった元彼。
私の日記はよく見に来てたくせに、向こうは友人に公開で見れなかった。
理由は、まだ私に好かれてると勝手に誤解してたらしくて・・・
だから、私に新しい彼氏ができたとたんマイミク申請が来た。

私の今彼は名前が女の子っぽいから、デートを堂々と日記に書いても
関係者以外には女の子同士で遊んでるように見えるだけらしい。
(元彼は今彼と知り合いなので、勝手に日記を見て感づいたようだ。)

私は元彼にひどいふられ方をして幻滅していたし、
「いい気味」とか思ってデートを堂々と日記に書いてやったら、
むこうも彼女が出来てたらしく、私だけに分かるように嫌味たっぷりの反撃のろけ日記を書いてきた。
だから私は、元彼と今彼を知っている親友何人かに協力を要請し、のろけ反撃・

元彼と私は表面上では和解したことになってるのに。
お互い何やってんだろねw
34友達の友達の名無しさん:2007/07/15(日) 12:18:46 ID:eyOF+BBa
http://y-bbs.net/gironn/gazou/img/11844684050001.jpg
元彼だけど、顔さらします。。。
あたしを振ったから。。。
35友達の友達の名無しさん:2007/07/15(日) 12:28:01 ID:2Y6dcB/m
>>34 グロ注意
36友達の友達の名無しさん:2007/07/16(月) 21:11:13 ID:1eiaFGHm
マイミク少なくて、日記は友人まで
プロフ検索から外して、コミュにも入らない人って何がしたいんだろう(´・Д・`)
37友達の友達の名無しさん:2007/07/16(月) 21:33:16 ID:tmLDtyJy
>>36
人は人
38友達の友達の名無しさん:2007/07/16(月) 22:15:18 ID:aYYj4nal
マイミクの友達の日記にコメントしてるのに
自分の日記にはコメントしてくれない・・・
39友達の友達の名無しさん:2007/07/20(金) 12:21:33 ID:MDMJVFL1
>>36
コミュには入ってるけど、俺はほぼその状態だ。
何がしたいかって?あくまでも俺の場合だけど

・実際の友達以外とはマイミクになるつもりがない
・知らない人に日記を読まれたくない

このぐらいだな。そんな大きな理由があるわけじゃないよ。
こういう閉鎖的な人に唯一共通してるのは、知らない人に見られたくないっていうことかな。


40友達の友達の名無しさん:2007/07/25(水) 21:31:54 ID:lVi+YHJr
2ちゃん荒らしの仲間
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=11587387
41友達の友達の名無しさん:2007/07/26(木) 08:19:32 ID:R8gDssll
>>36
自分も>>39と同じく、コミュには入ってるけど似た状態。

なぜって・・・知り合いが全てマイミクになりたい人とは限らなくて
この人に見つかったら厄介、というのがあるからさ。
42友達の友達の名無しさん:2007/07/26(木) 10:02:11 ID:13r6DSJO
少し前からリアル知り合いでmixi始めた奴が増えたみたいなんだが、どいつもこいつもコソコソ見にくるだけ。
何度も来てるのにマイミク申請、米、メッセは一切なし。
気持ち悪いから日記友人までにしても来る。

何なんだこいつら。
43友達の友達の名無しさん:2007/07/26(木) 11:30:14 ID:g4nF520+
>>42
そういう奴、いるいる。こちらから声かけて欲しいんだろうな
44友達の友達の名無しさん:2007/07/26(木) 11:40:31 ID:g4nF520+
マイミクに、全て(本名や出身地、経歴等)をプロフィールで明かしている奴がいるのだが(Aとする)、
Aの日記にコメントしている人へのレスの中で、Aはその人を本名で呼ぶことが多い。
ニックネームっていうものがあるのに、わざわざ本名で呼ぶ必要があるか!?
こいつ、本当に個人情報には疎い奴だと思った。
45友達の友達の名無しさん:2007/07/26(木) 11:57:19 ID:13r6DSJO
>>43
素直に申請してくるなりすれば普通に対応できるのにね。
変にコソコソされると気分が悪くなる。
46友達の友達の名無しさん:2007/07/26(木) 11:59:57 ID:Cd0coZ4G
私に「Aちゃんのこと信用できないし嫌い。」とさんざんAの悪口を言っていたくせに、
いつの間にかマイミクになり、日記の中で「Aちゃんからはいつも元気もらってるんだよ」と調子よく言う友人B。
まぁ元から八方美人系だけど、その日記読んで以来、Bのことが信用できなくなった。
47友達の友達の名無しさん:2007/07/26(木) 12:19:31 ID:uRVV4QRl
自分の日記にあてつけたような日記が続き
それに対して
自分の日記を書き直すと
あちらも日記を書き直すから
こりゃ自分あてだなぁと思って
『言いたいことあるの?』ってメッセージしたら

『アドも電話も知ってるのにいちいち日記でそんなことしないよ』と。

でもあまりにも内容が被るなぁと思いつつ
『そうだよね。直接言うはずだもんね!
いちいちあてこすりしないよね。ごめんなさい』と返すと
翌日マイミク外されていましたWWWWW

図星だったんじゃん。

言っておきますが
私が噂流してるんじゃなくて
今貴女の隣にいる女が諸悪の根源ですから(笑)
残念。

寧ろ噂内容を援護してた私を切るなら
いっそ一人きりになるといいさ。
48友達の友達の名無しさん:2007/07/26(木) 15:50:59 ID:DyBVa2p/
旦那の旧友からマイミク申請。
何度も会ってるし、断る理屈が無いので承認したんだが・・・

もう40近い男の人が絵文字乱用の妄想日記書くのは勘弁こかさせて下さい。(´;ω;`)ウッ…
そんなんだから女縁が無いんだと小一時間(ry

旦那は「あいつはそういうヤシだから・・・」と、半ば割り切ってるみたいだが、私が精神的にクル。
だけど、旦那の友達って事だから切り辛い・・・。 。・゚・(ノД`)・゚・。
49友達の友達の名無しさん:2007/07/26(木) 20:26:16 ID:FGd6rTzD
ヒント:日記を非表示にする
50友達の友達の名無しさん:2007/07/28(土) 03:07:16 ID:oh+3wsEQ
自分の紹介文が少ないのはみっともないから、と
数を増やしたくて、必死で色んな人の紹介文書いたり。
なのに書いてあげた人からお返しもらえなくて不信感持ったり、
「あ、でもこの人には紹介文書いてる…」ってのを見つけて
「じゃあ私は少なくともこの子より仲良くないんだ」と思ったり。
「○○ちゃんと遊びました!」って日記見て「私誘われてない…」って思ったり。
コメントやコメント返しでのテンションで友情度が測れたり。

…疲れるよ。でもそこから抜けるのはもっと怖いから嫌だけど続けてる。
でも本当、こんなもの無くなって欲しい。見なくていいとこまで見えちゃう。
誰にもして欲しくないよ…。
51友達の友達の名無しさん:2007/07/28(土) 03:18:14 ID:pxOC8J1/
>>48
おまえの旦那はそんな奴と友達なのかw
5248:2007/07/28(土) 06:30:01 ID:n5+L8eH0
>>51
何かもう、小学生時代からの幼馴染らしくて・・・色々周囲では問題起こしたりして
他の旦那の友達は全員その人と縁切ったらしいんだけど、旦那は無駄に人がいいので
切れないらしい・・・。
「そういう人だと割り切って付き合えば腹も立たない」だそうで。
53友達の友達の名無しさん:2007/07/28(土) 06:36:10 ID:n5+L8eH0
>>49
亀スマソ
そうか!それがあったか!!
私、マイミクは基本リアル友のみにしてたから、その発想がなかったわ。
dクス
54友達の友達の名無しさん:2007/07/28(土) 09:46:47 ID:tx8Ml15a
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2841084 梨亜
この人に嫌がらせ受けて、人の彼氏と浮気して彼との関係をおかしくされました。
メッセで やりまん って誰か送ってください。
55友達の友達の名無しさん:2007/07/28(土) 15:21:31 ID:3ucsDmS/
>>54
人の彼氏と浮気したおまえも同類だと気付け
56友達の友達の名無しさん:2007/07/28(土) 16:12:55 ID:hUmkp8oA
>>55の読解力のなさに脱帽
57友達の友達の名無しさん:2007/07/28(土) 19:53:15 ID:2xhW29Iw
>>54
送るかww低レベル
58名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 05:46:16 ID:kvQjTFWb
>>50
変な奴
59名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 08:20:13 ID:pwo9a6Aa
>
60名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 08:25:05 ID:pwo9a6Aa
>>58
(*^-')bそっとしといてあげましょう・・・
61名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 09:03:02 ID:Rjsuy7dR
ID=13160093
どうにかしてください。

意味のわからないこと載せられても迷惑です。
62名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 09:42:21 ID:GtMp6gtu
変なやつが多すぎるけど、観てるのも楽しい
63名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 17:32:05 ID:nv7ThFWt
>>58
私は50の気持ちがよく分かるぞ。
64あぼーん:あぼーん
あぼーん
65友達の友達の名無しさん:2007/08/03(金) 02:13:06 ID:poE+8qP2
>>58
同じく
66友達の友達の名無しさん:2007/08/03(金) 02:27:35 ID:9LNPJzlj
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=7271234

友達やめたい、どうやったらマイミク抜けれるかいい案ください
気色わるいねん
67友達の友達の名無しさん:2007/08/13(月) 23:50:41 ID:udzls85V
68友達の友達の名無しさん:2007/08/13(月) 23:57:04 ID:o3daOAB1
>>66
ここで晒してるオマエが気持ち悪いねん

マイミク管理ひらいて削除すればいいだけ
そんなことも知らないなんて、とてつもない大馬鹿ものか?
69友達の友達の名無しさん:2007/08/14(火) 00:46:36 ID:Nrk9UjjS
気持ち悪いねん・・・


ご本人登場?
ネットで関西弁使ってるオマイのほうが気持ち悪www
70友達の友達の名無しさん:2007/08/14(火) 07:22:30 ID:Z0nf8I0g
どうしてみんなあたしから離れていってしまうの?
いつも1ヶ月くらいで何かよそよそしくなって
2〜3ヶ月くらいでみんなあたしを見捨てて去っていく
基地外女市ね!て捨てセリフを言った人もいたよ
自分では普通のつもりだけどあたしは基地外なの?
だから元旦那にもDVで苦しめられたの?
バイブを日記に晒すのってそんなにおかしな事?
mixiでたくさんの男の人と付き合うのってだめな事?
SEX大好きだから隠さずに話すのっていけない事?
いつもちやほやされていたいのって悪い事?
だって不安で不安でしょうがないんだよ
さみしくてさみしくてしょうがないんだよ
友達もみんな離れてあたしはいつも一人ぼっち
誰でもいいからあたしを構ってほしいよ
mixiなかったら死んじゃうよ
けつねさんに会いたいよ

サトミ
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=7978956
71友達の友達の名無しさん:2007/08/14(火) 09:27:09 ID:f7s/X26f
http://yapoo-bbs.net/moko/src/1187050450905.jpg

いきなりマイミク申請してきた男
メッセで自分がカッコいいとかスポーツマンとか言ってたので
そいつから送られてきた画像ここに載せますね!
みなさん、判断お願いします。
私的には結構アリかも。。。
72友達の友達の名無しさん:2007/08/14(火) 22:19:43 ID:XXB+EtbG
ウホッ
73友達の友達の名無しさん:2007/08/18(土) 12:57:15 ID:JNyZLCgA
74友達の友達の名無しさん:2007/08/18(土) 21:52:15 ID:VGbSSR8Z
75友達の友達の名無しさん:2007/08/19(日) 13:46:27 ID:o3u2nf3u
76友達の友達の名無しさん:2007/08/19(日) 15:25:00 ID:H5/7Nsks
77友達の友達の名無しさん:2007/08/19(日) 19:08:45 ID:ZMWqi82R
78友達の友達の名無しさん:2007/08/21(火) 12:45:58 ID:XMsFmdlL
79友達の友達の名無しさん:2007/08/21(火) 15:56:08 ID:rKL0SQJa
80友達の友達の名無しさん:2007/08/24(金) 21:32:42 ID:nV2XUvWH
81友達の友達の名無しさん:2007/08/25(土) 23:17:31 ID:CKwd3d1W
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=3095655
元AV女優。誰だか分かる?
結婚後の事とかも書いてある
82友達の友達の名無しさん:2007/08/26(日) 14:29:49 ID:NTNW/wwm
83友達の友達の名無しさん:2007/08/26(日) 17:51:09 ID:aF4agIuI
84友達の友達の名無しさん:2007/08/27(月) 16:16:36 ID:ZWEduP08
85友達の友達の名無しさん:2007/08/27(月) 22:09:18 ID:qB/1f6lm
86友達の友達の名無しさん:2007/08/28(火) 19:21:38 ID:TAfC8LcU
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=12856518
この女性を信じて友達になったけど、自分のことしか考えない人だった。
ママ友募集しているけど、自分の都合で周りを利用してるだけ!!!
87友達の友達の名無しさん:2007/08/29(水) 23:03:18 ID:tuRR5pQi
88友達の友達の名無しさん:2007/08/30(木) 17:25:06 ID:lLEudYWC
89友達の友達の名無しさん:2007/08/30(木) 23:08:09 ID:6MciKXjL
90友達の友達の名無しさん:2007/09/01(土) 19:49:51 ID:7sQM0WlM
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=3472904
男好きヤリマン女。
俺のダチふたりと関係を持った。
mixi上では、新婚家庭の普通の主婦を演じているが。だんなに知らせてやりたい。
91友達の友達の名無しさん:2007/09/01(土) 20:21:26 ID:2XGbN+53
知らせてやれよwww
92友達の友達の名無しさん:2007/09/02(日) 11:55:10 ID:R02/l1tG
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2245282
小文字使うイタイおばさん。
93友達の友達の名無しさん:2007/09/02(日) 21:19:32 ID:vTxjUqI8
>>1
ここにもノ
94友達の友達の名無しさん:2007/09/03(月) 15:57:54 ID:Qa7cFqTd
95友達の友達の名無しさん:2007/09/08(土) 23:03:36 ID:Pz9GuXIQ
私が日記書いても見に来ないのに自分が日記書いたら
「mixiで日記書いたよ」とメールしてくる友人。
その人は今家にPCがなくて、職場やネットカフェで
mixiにアクセスしてるみたいだから、人の日記を読む暇は
ないんだろうけど、自分ばかり要求する姿勢に
ちょっとうんざりしてます。
友人関係を切るほどのことではないけど・・。
96友達の友達の名無しさん:2007/09/11(火) 05:33:59 ID:OhPGQqQ/
「mixiで日記書いたよ」
→「あっそ」
これ、最強。
97友達の友達の名無しさん:2007/09/11(火) 19:38:46 ID:xJUMevVs
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=12856518
ママ友募集してるけど、マジ自分中心!!!
アンタの都合で周囲の人間を振り回すな!!!
ブス女!!!!!
98友達の友達の名無しさん:2007/09/13(木) 16:54:50 ID:/Ji8jLuG
なぜかmixi始めてからリアル友のやることなすこと鼻につくようになった。
相手の生活までもが見え、自分も見られてるような気がしてそれもストレスになったな。
それにしても腹立つわ〜。
被害妄想癖ありで2ちゃんも隅から隅まで見てそうだからこれも見てるか?
99友達の友達の名無しさん:2007/09/13(木) 20:32:44 ID:p1j66SUA
>>98
おまいもたいがいだな・・・
100友達の友達の名無しさん:2007/09/14(金) 09:42:55 ID:7Lj/FVTM
>>99
自分もそう思うw。
でも2〜3日日記書かないと「何かあった?」ってさ〜。
こんなのいつまで続くんだろ?って思うとマイミク切りたくなるわけよ。
101友達の友達の名無しさん:2007/09/14(金) 11:13:18 ID:kSEyoDHd
切ればいいじゃん
102友達の友達の名無しさん:2007/09/14(金) 14:06:48 ID:7Lj/FVTM
え?リアル友だよ。気まずくなること考えたら思い切れないけど、
ザクっとやるか!?
103友達の友達の名無しさん:2007/09/14(金) 14:28:49 ID:kSEyoDHd
退会して、もう一回入り直せばいいじゃん。
104友達の友達の名無しさん:2007/09/14(金) 19:20:55 ID:/TW9CvNL
105友達の友達の名無しさん:2007/09/15(土) 22:26:43 ID:hDuqX0gh
106友達の友達の名無しさん:2007/09/15(土) 22:55:50 ID:4P6wQibV
むかつくからって晒す奴は子供だと思う
107友達の友達の名無しさん:2007/09/16(日) 21:58:51 ID:Qac4F2jF
会って嫌いになった
108友達の友達の名無しさん:2007/09/17(月) 15:43:56 ID:EfYsFlLY
リアル友達同士何かあった時、お互いの問題として第三者にはことの細かなことは言わない。
それってある意味暗黙のルールだと思う。
もしそれを“この人とちょっとあってマイミク解消しようと思っている”ということを他の共通の友人に言うことがあっても、
それ以上の具体的な経過まで話したりするってことは、
一方からしかその共通の友人は話を聞かないわけだから当然言われた方は悪者になる。
それって卑怯なことだと思うから私はマイミクを解消することがあったとしても絶対にしないつもり。
どっちにも悪いところがあっての結果だと思うしね。
リアル友達も同じ考えだと信じたい。
もし、影で一方的に他の友だち(mixi以外でも)に愚痴るものなら私もすべてばらします。
友達と思って言わなかったけど言いたいことたくさんあるよ。
多分、誰が聞いても「はぁ〜???」って思うようなこと。


109友達の友達の名無しさん:2007/09/22(土) 05:56:29 ID:xgaF8gIA
そうですか。
で?っていう…
110友達の友達の名無しさん:2007/09/22(土) 11:56:41 ID:J/nOJT/K
>で?っていう…

???
意味不明。
111友達の友達の名無しさん:2007/09/22(土) 18:18:11 ID:xgaF8gIA
実況にいないのであろう君に翻訳

=そうですか。それで何が言いたいのですか?
 ここはあなたの日記帳ではありませんよ


以上
112友達の友達の名無しさん:2007/09/22(土) 23:07:44 ID:A7wAC90t
113友達の友達の名無しさん:2007/09/22(土) 23:13:02 ID:EuUU9T3E
114友達の友達の名無しさん:2007/09/26(水) 16:12:42 ID:Ao4ZMu4r
最近何かにつけてあれこれ説教する友達が鼻につくようになってマイミク切りたいと思ってたけど、
状態このままで無言のまま距離をおくことにしました。
それが賢いやり方かな?と。
マイミク切ったらどうしたってしこりが残りそうだし、これからも顔を合わせる仲、
何事もなかったように距離を置くのが今後嫌な思いもしないような気がするので。
内心説教されっぱなしは面白くないけどね。嫌い!わかってる?って言ってやりたーい!
115友達の友達の名無しさん:2007/09/26(水) 19:28:54 ID:X0rE8RuD
新着日記を表示しないに設定するだけじゃだめ?
俺何人か居るよ 表示させてないやつ。

その説教って日記についてリアルで説教されるって意味?
だとしたらテラウザス
116友達の友達の名無しさん:2007/09/26(水) 20:32:57 ID:Ao4ZMu4r
>新着日記を表示しないに設定するだけじゃだめ?

これっていまいちわかってないんだけど、この設定にすると自分の日記が相手に表示されなくなるの?
それとも相手の新着日記が自分に表示されないのか?

日記についてではないんだけど、リアル友だからなんと言うか、
私の言動、考え方についてあれこれと言ってくる。
親切のつもりらしいけどこちらにしたらちょっとね。
117友達の友達の名無しさん:2007/09/27(木) 11:23:35 ID:vN1csr5A
相手の新着日記が自分に表示されなくなるだけだよ。
私もちょっと距離置きたいリアル友達がいて、新着日記非表示にしたよ。
それまでは、新着日記が表示される度に嫌な事思い出してイライラしてたけど、
非表示にしたらだいぶ心が楽になった。
118友達の友達の名無しさん:2007/09/27(木) 12:51:17 ID:wptQXv6a
リアル友が日記ではかなりのかまってちゃん&ブリッ子で痛い。
働いてるんだけど、「私は誰よりも仕事できる」とか「好きなショップの店員に
ファッションセンスいいですね!と誉められた!」とか、陶酔してる。
(本当にこのままの文章)

そして極めつけが他人の日記には自分自慢の米が・・・。日記の感想に非ず。

それまで仲良かっただけあって退いた。でも、マッタリヲチして
楽しませてもらってます。
119友達の友達の名無しさん:2007/09/28(金) 17:00:26 ID:pWGV+8dT
このスレと↓を読み比べると色々ズレがあって面白いww

マイミクに無視されるようになりました
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/sns/1175428064/l50
120友達の友達の名無しさん:2007/09/28(金) 17:03:11 ID:+Jj135Ac
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=114010
プロフが「会社を辞めては学校に戻りを繰り返し、必要以上に学歴積んでます。」だと。
とにかく自分の学歴をひけらかす、37歳大学生(笑)
気持ち悪すぎ。
あちこちのコミュニティでも、上から目線の書き込みを繰り返して大ヒンシュク。
121ティもか☆:2007/09/28(金) 17:54:26 ID:0qJwkkfC
20代、板橋住みの女です。
小柄です。
新宿周辺で平日会える方、ブログにコメント下さい。
(ゴム有)http://u-o-u-o-u.jugem.jp/
コメント欄は承認制なので、メアドを書いて下さって大丈夫です。
ブログ気まずい時は、mixiでメッセ下さっても嬉しいです
(↑の名前でやってます)
122友達の友達の名無しさん:2007/09/29(土) 16:19:57 ID:wWlaL85s
123友達の友達の名無しさん:2007/09/30(日) 22:36:05 ID:3J5DZft+
仕事出来ない子がムカツク同僚の悪口とか職場の愚痴を
書いた日記にコメたくさんついてるのが信じられない
124友達の友達の名無しさん:2007/10/01(月) 00:00:59 ID:Ji38ToaZ
趣味を通して知り合った人に誘われて入会した。
元々あまり好きじゃないグループだったので断ってたんだけど
あんまり熱心に迫ってくるので面倒になった。
そのグループは気に入らない奴のホムペやブログを2や外部で晒して叩いてて
私の事もずっと晒そうとしてるみたいなんだけどホムペやってないから
ネタを掴むために入会させたのが丸分かり。
案の定全員複アカらしくコミュも入ってなく日記も月イチぐらいで
道端の花かなんかを写メったのを載せてるぐらい。コメントしても無視。
なのにいつ見ても全員ログイン1時間以内。
だからこっちも向こうに合わせて時々風景なんか載せた日記を書くんだけど
10分以内に全員読みにくるwでもコメントは絶対付かない。
最近晒し行為を日記にちょっと書いちゃった子がいたからどうするのかと思ったら
速攻削除して、承認制のコミュ作って私以外全員入ってたw
次はどう出るのかある種楽しみではある。
125友達の友達の名無しさん:2007/10/01(月) 03:47:14 ID:tHn5HB6K
>>124

それは陰険ですね!
復讐してやればいいですよ。逆にw
学校裏コミュみたいだなぁ

その承認制のコミュやら晒せばいいと思います。
あと全員アク禁にしてみるとかw

126友達の友達の名無しさん:2007/10/01(月) 20:05:52 ID:3rvUobHD
127友達の友達の名無しさん:2007/10/01(月) 20:34:25 ID:4xeXCelj
>>125
復讐できるもんなら是非してやりたいんだけど
そこに入ってないのは私だけだから晒したりアク禁したら間違いなくバレるよ。

表向きは仲良しグループって事になってるから、そこを崩した方が負け。
なんか女同士の一番汚い所だよね、全員いい年した大人なのにw
もっと悪どい事に、晒し防止に日記は友人まで公開にしてるんだけど
同じIDの人が名前とプロフと顔写真を変えて何度もマイミク申請してくる。
同じ趣味のコミュに入ってるから、晒したのが自分だとバレないようにだろうね。
こっちは申請してきた人は全員お気に入りに入れてIDチェックしてるのに。
情報収集が楽だからミクシをやめるつもりはないけど
携帯からアクセスしてるから複アカも取れなくて行き詰まってるw
128友達の友達の名無しさん:2007/10/01(月) 20:59:55 ID:b/54cSzH
>>127
…何とゆーか泥沼やな。俺なら速攻で全部晒して全員切るぞ。
129友達の友達の名無しさん:2007/10/02(火) 01:38:54 ID:jxXHI+tr
>>127
ここ見られたらバレない?
俺もそうだったら>>128みたいにするけど。

マイミクのメンヘルが最近益々構ってぶりが酷くなった。
本垢はリアル用で複垢でメンヘル全開。
毎回氏にたい日記だしどうして私は絡んでるのに日記に※くれないのかとぼやくし。
プロフもしっかり絡まない人は切ると書いてる。
以前はそんなキャラじゃなかったから今やヲチ対象になってしまった。
2ちゃんには晒されてないのが不思議。
130友達の友達の名無しさん:2007/10/02(火) 10:12:17 ID:LWzO4T/k
○●子さんへ。
誰にも気づかれないように私の精神的ダメージになるようなことをするのはやめてください。
そういうの大人のイジメって言うんですよ。
そんなに私の存在が嫌ならマイミク切れば良いでしょ!?
とにかく私の目の前から消えて欲しい。

...と書いてみたけど、絶対に私への当て付け、嫌がらせとしか思えないことを、
本人にしかわからないようにする人がいる。
すごく頭が良くて自分は悪者にはならない方法を知っているというか?
相手の方が一枚上手というのがくやしい。
こういう人はどうしたら良い?
131友達の友達の名無しさん:2007/10/02(火) 12:23:28 ID:wlsHWVd4
>130
嫌がらせというのが実生活上じゃなくてネットでのことなら
気にしないのが一番だと思うけど。精神的に切り離して無駄な
エネルギー使わない方がいいよ。
132友達の友達の名無しさん:2007/10/02(火) 14:07:32 ID:LWzO4T/k
ありがとうございます。
これがまたネット上だけのつきあいではなくいやでも顔を合わせる機会があるのもやっかいなもので。。。
133友達の友達の名無しさん:2007/10/03(水) 07:02:55 ID:OBxUUekj
「眠い」とか「疲れた」ってタイトルの日記は内容もなく、
99%以上クソつまらないからスルー。
マイミクが100人以上いる人で、
この手の日記をしょっちゅう書いてるのがいて、
最初はこんな一行日記にも20〜30のコメントがついていた。
しかし最近は、その人がまともな日記を書いてもコメント0が多発。
やはり、無意味日記ばかりで相当ウザがられていたんだ。
134友達の友達の名無しさん:2007/10/03(水) 13:22:40 ID:h+eRrVoG
リアル友、日記の文面がとにかくウザい。
いい年のくせに、でしたぁ☆とかですぅ〜とかキモすぎ。
実際は柳原加奈子みたいなのに。
人に米つける時いちいちこちらを小馬鹿にした態度。
いい加減にしてほしい。
135友達の友達の名無しさん:2007/10/03(水) 20:33:48 ID:A8JJxfWS
[2ch公式広告]

あの「mixiおじさん」のサイトです。
おじさんのように「不労所得」でお金持ちになって下さい。
※mixi以外のsnsでも使えます。

金が嫌いな人はやめて下さい。

http://2ch2.net/.l?=dPy3
136友達の友達の名無しさん:2007/10/03(水) 21:38:32 ID:aPxc+jHf
http://mixi.jp/list_community.pl?id=13463540
中学の同期だって申請してきたからマイミクになってやったけど
朝鮮人で貧乏人のくせに金持ちぶった自慢日記ばっか書いててうぜー
こういうのを自称セレブとか偽セレブっていうんだろな
しかもメンヘルだから文章おかしいってか頭悪さ全開
友人の友人まで公開してるから
マイミク募集中らしいしマイミクになってやってよ
137友達の友達の名無しさん:2007/10/03(水) 21:52:59 ID:1b8iJMhr
>>136の文章がメンヘラ丸出し頭悪そうな件
138友達の友達の名無しさん:2007/10/04(木) 19:20:57 ID:/jEIkicj
139友達の友達の名無しさん:2007/10/05(金) 01:03:45 ID:xEVCFUfe
40代後半既婚者のリアル知人がいて、最初はお姉さんっぽくて慕ってたんだけど、
マイミクになってから印象が変わった。

「〜ですぅ」「きゃは☆」「にゃはは♪」とか。
しかも男性マイミクに「私と恋愛してみる?うふ♪」とか書いてて、
いくら話の流れの中での冗談とはいえ、これには引いたなー。

よっぽど自分に自信があるのかな。
140友達の友達の名無しさん:2007/10/05(金) 09:03:45 ID:UIgbAZ44
この前リアル友でもあるマイミクに久しぶりに会って(二人であったわけではない)普通に話しかけたら避けられた。
超ムカツク〜!
さっさと子供でもなんでも作って私の目の前から姿を消してください。
141友達の友達の名無しさん:2007/10/08(月) 00:34:59 ID:y93JP+gV
日記を全然見にこない。日記しかコンテンツないのに。
どうでもいい友達と思われてるみたいでつらい。
142友達の友達の名無しさん:2007/10/08(月) 08:13:13 ID:arsOBiWh
正直どうでもいいんだと思うよ
143友達の友達の名無しさん:2007/10/08(月) 21:23:28 ID:/P8Yo1DW
mixi自体がどうでもいいから、全然見にこなくても気にならない
144友達の友達の名無しさん:2007/10/15(月) 00:29:11 ID:RX0DA0nU
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
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アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
145友達の友達の名無しさん:2007/10/15(月) 05:34:39 ID:zsa/ZVei
嫌いとまでは言わないが、人間不信を増長させたのは確かだな
146友達の友達の名無しさん:2007/10/15(月) 05:43:17 ID:Z5kHbupw
最近、ここまで人間ってヤツが
クズだとは思っていなかったよ
147友達の友達の名無しさん:2007/10/15(月) 22:57:48 ID:Zs+q1uve
面倒くさい奴とは関りないとは思った
趣味友だからトラブルはないなぁ
いい歳して、かまってちゃんはアク禁、マイミク切ればいい
教室じゃーないし、嫌いなタイプとは仲良くなる必要はないよね
一緒にいて楽しい人しか付き合いたくないねぇ
学校なんか嫌いな奴でも話さないといけんし
148友達の友達の名無しさん:2007/10/16(火) 08:01:29 ID:8XRX4NAb
>>147同じく。
別の話だけど、いい年して友達付き合いに距離を置くとか絶縁とかいちいち明確にする必要もなし!
黙って身を引けば良い話なのにそれがわからないなんてお馬鹿チャン。
個人的ないざこざ(マイミクとの)を日記に書くなんて痛すぎだよ。
相手の方お気の毒〜。。。そこのあなたよ、あ・な・た!
149友達の友達の名無しさん:2007/10/19(金) 10:47:06 ID:pOrPp7LK
マイミクに男もいるのに、毎月の生理周期とかナプキンの話とか出す女ってどうなんだろう。
同姓でも読みたくないのに…。生々しくて気持ち悪い。
メンヘラっていちいち自分の情報垂れ流さないとダメなのか?
150友達の友達の名無しさん:2007/10/19(金) 17:28:24 ID:gAnu0AET
(自称)メンヘラは単なるかまってちゃんだからな
151友達の友達の名無しさん:2007/10/20(土) 15:17:25 ID:iKSGBqlq
>>149

私の元リア友にもいましたよ。
今思うとその辺のデリカシーにに欠ける人でした。
あとそれ系の話ではないけど自慢話ね。
読む側(実生活では言われる側)がどう感じるかがわからないお馬鹿チャン。


152友達の友達の名無しさん:2007/10/20(土) 18:01:15 ID:kOEnuyGn
精神科通ってるマジメンヘラでも痛いのは多い
私の知ってるメンヘラはどう見てもその本人に原因があることでも周りのせいにしてる
自己防衛、自意識過剰が激しい
偏見は持ちたくないけど、プロフィールでメンヘルだと明言してる奴とは仲良くなりたくない
153友達の友達の名無しさん:2007/10/21(日) 22:42:46 ID:c/16DKYT
>>152

今、日本社会で問題になっているボダだと思いますよ。
154友達の友達の名無しさん:2007/10/29(月) 03:20:45 ID:eaWiDbfc
友達というほどでもないんだけど、スクールで同じクラスのオジサンにマイミク申し込まれたので
まあいいかと思いOKしたら甘かった…

その人、元教師なせいか、文章が先生くさくて悪い意味で真面目で、日記のコメントつけられると困る。
本当に教壇に立ってたのか?と思うくらい、何が言いたいのかサッパリわからんコメントつけやがる。
私は自分の画像に、自画像の絵を使ってるんだけど、その人から
「似てません。似たような人は沢山います」とかメッセージで送られてきたりと
わざと嫌われようとしているとしか思えない…何がしたいんだ。


本人はフツーのオッさんなんだけどな…
最近はスクールの方でも避けぎみにしてしまう
吐き出してごめん。でもかなりたまってたんだ…
155友達の友達の名無しさん:2007/10/29(月) 11:26:18 ID:EbKHTQPh
>>154

教師は統合失調症が多いみたいだよ
で、教師辞めたのはそのせいかも
糖質は文章が支離滅裂でわけわからんからわかるよね
156友達の友達の名無しさん:2007/10/30(火) 09:47:16 ID:K1FED+n6
>155
統合失調症かは不明ですが、その人は悩める若者のカウンセリングとかやってんだよ…信じられない…
もうイヤになって今はmixiを放置中。


リアルだと「?」とか思ってもスルーしてたけど
コメントはスルー出来ないから、その人の悪いとこが直にくるからたまらんな…
ひょっとしてマイミク=友達と思われてるかもしれない。
157友達の友達の名無しさん:2007/11/02(金) 05:21:26 ID:beuDDWFM
ありがちなんだけど
「こんなに充実してて素敵な生活送ってるんですアタシ☆」
みたいな日記の知人に引いた。

実際は、いつも合コンの相手いないかって電話しかしてこないのに
「素敵な旦那様と幸せに暮らす、何でも話せる親しい友人」として
捏造上等な文章で、自分のこと記事にされたり
2〜3回くらいしか会ったことない人でも「ソウルメイト」とか呼んだり
本当は国道沿いのびっくりドンキーでハンバーグスパゲティ食べただけのくせに
「今日は友人とイタリアン☆窓から見える明かりが綺麗だったぁ〜」とか
見栄っぱりな日記書いたりするので
生暖かくヲチしてたけど、とにかく何か記事はないかと
必死に絡んでくるようになったのでmixi自体放置した。
158友達の友達の名無しさん:2007/11/02(金) 13:14:31 ID:Rt6pX+BI
>>157

女はそういうのが多い
そういうのはマイミク切ります
159友達の友達の名無しさん:2007/11/05(月) 19:17:20 ID:+X1fd3D4
>>157
真実知ってるリアル知人も見てるってのにそこまで文章作りこむあたり笑える。
縁が切れても無問題な知人だったら
「ドンキのハンバーグがイタリアンってか?プゲラwww」
と書き逃げして速攻退会できるのにな・・・・

まあ、放置するしかないだろうけど。ガンガレ
160友達の友達の名無しさん:2007/11/06(火) 12:22:14 ID:Fci8YNdJ
>>157

日記非表示すれば解決
161友達の友達の名無しさん:2007/11/07(水) 14:26:23 ID:KAlEs1Yk
>何か記事はないかと
必死に絡んでくるようになったので

全然解決じゃないと思うんだが。
162友達の友達の名無しさん:2007/11/07(水) 20:46:05 ID:poUqFXaE
随分前、>>48で愚痴書いちまった者だが再び愚痴らせてくれ。スマソ

こっちからは日記非表示で見えないようにして精神衛生を保っているんだが・・・
本当に、私の日記に毎回毎回KYなコメ残していきやがるのが不快で仕方ない。
日記の内容とかコメの流れとかに関係ない個人情報みたいな物なんて、どうレスすればいいのやら。
おまいがコメントストッパーになってるのにいい加減気付け!!

事情もあるから切れないし、アクブロする訳にも行かないし。UZEEEEEEEEEEEE
163友達の友達の名無しさん:2007/11/08(木) 09:44:05 ID:v+Px+6xa
>>162

よくいるけど、辞めてくれって感じだな

コメ削除して

「ごめんコメント間違って消しちゃった。でも日記とは関係ないから良いよね」と
メッセとかしてみたら。

自分のトコにもそーいう奴いるからわかる
そのコメだけレスしないのもなんだし、
最近は「日記とは関係ないけど・・」とか、めちゃ嫌味かいてるよ
性格悪いって思われてるんだろな。他のマイミクにも

164162:2007/11/08(木) 14:45:25 ID:4QRqPvWk
>>163
アドバイスdクス
早速それやってみるわ。

厳密には旦那の幼なじみで、私は「旦那の友達」っていう立場なので
強く言えないのが辛い・・・。。・゚・(ノД`)・゚・。
165友達の友達の名無しさん:2007/11/08(木) 15:55:42 ID:oFYuw9yj
>>164
旦那経由で言ってもらえるといいね。
旦那がmixiやってるのなら話が早いと思うのだけど。
166162:2007/11/08(木) 18:27:07 ID:4QRqPvWk
>>165
dクス
旦那も私とヤシの共通のマイミクだけど・・・完全に諦めきってるwww
「あいつは昔からKYだから、適当に受け流しといて」
だって。orz
旦那とヤシの共通の友達は、全員しびれ切らして縁切ってるんだってさwwww
旦那本人はそういうあしらい方が上手いタイプなので、適当に流して腹が立たないようにしてるらしい。
「もう40近いのにあんなうざい絵文字使いメンヘラ無職日記なんだもんな。そろそろ2ちゃんに晒されるんじゃね?」
とも言ってたwww

そこまで友達失ってもまだ分からない辺りに脱毛。
167友達の友達の名無しさん:2007/11/14(水) 12:39:56 ID:yr5ItPQo
>>166

その旦那の友達はボダなんじゃないかな?
168友達の友達の名無しさん:2007/11/14(水) 14:00:28 ID:TlWTAIG2
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=15083135

変態ドM

ケツにコーラ突っ込んどる
169友達の友達の名無しさん:2007/11/14(水) 18:53:07 ID:EFe5jkoX
「招待して」って頼まれた友達を招待したら
不倫日記をツラツラと……

おい、新しい彼氏って妻子もちかよ('A`)

嫌いになるっつーか、モラルの低さに呆れたわw
そのうちFOする
170友達の友達の名無しさん:2007/11/15(木) 12:55:25 ID:QjMNNUK8
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171友達の友達の名無しさん:2007/11/15(木) 14:20:39 ID:w5f60pv6
http://m.mixi.jp/show_friend.pl?&id=13976911

こいつウザい
なんか勝手にメッセで煽ってきた
全く関係ないのに
172友達の友達の名無しさん:2007/11/15(木) 14:21:13 ID:DOcaVKKk
GoogleでGlory angelと検索すると・・・
173友達の友達の名無しさん:2007/11/18(日) 15:30:35 ID:zi0exWVw
マイミクがこちらから送ったメッセを曲解、都合よく改変して、日記に晒しやがりました。
途端にそいつを擁護するコメントつきまくり。
その中には自分と共通のマイミクもいたりして。
あーやだやだやだorz
174友達の友達の名無しさん:2007/11/18(日) 16:05:20 ID:OwOikjVu
私は元マイミクに“ある人をマイミクから切りました”とその人の日記に晒されました。
やはり共通のマイミク、友人もかなりいました。
その人いわく、私との関係を保つ(良い方向に向け)るためにマイミクを切った、と説明した上で書いた、
それの何が悪いの?って感じでしたが、個人のゴタゴタを共通の友人が見る場であえて公表する必要はなく、
いかなる理由があるにせよ晒されたことは間違いないわけで。。。
その辺の常識的な感覚が理解できない....。
175友達の友達の名無しさん:2007/11/18(日) 16:48:59 ID:zi0exWVw
>個人のゴタゴタを共通の友人が見る場であえて公表する必要はなく、

全くだね。自分が思うに、他のマイミクからの同意、
擁護が欲しかったんじゃないかな?
いちいち晒すんじゃねーよって思うよ。

続きというか後日談になるが、その改竄メッセを晒したマイミクに
「あなたの日記のコメントに、メッセの原文を載せるけど?つか、同じ事されたらどう思うよ?」
という主旨のメッセをを送ったら、
「日記削除します。ごめんなさい」だと。

最近分かってきたんだが、そのマイミク、いつも自分が人気者でないと気が済まない節がある。
コミュの管理もしてて、その人に対する参加者のお追従も目立つ。
大分距離を置いて付き合うことにしたよ。
176友達の友達の名無しさん:2007/11/18(日) 17:21:36 ID:OwOikjVu
私も「それってどうよ?」って抗議したけどその元マイミクは“ごめんなさい”の一言もなかったですよ。
ものすごく気分が悪い思いをする前に距離を置くのが正解だと思います。
私の場合は最悪な事態となり今じゃ関わりたくない人となってます。
177友達の友達の名無しさん:2007/11/18(日) 17:57:02 ID:zi0exWVw
>>176
大変だったね。
あまりのめり込まず、程々の距離を置くのがいいね。自戒だけど。

今では冷めきって、日記も放置状態w
178友達の友達の名無しさん:2007/11/18(日) 19:57:26 ID:/UqSVXvI
>最近分かってきたんだが、そのマイミク、いつも自分が人気者でないと気が済まない節がある。
コミュの管理もしてて、その人に対する参加者のお追従も目立つ。

こういう人って嫌われる人多いねw
コミュとか作るのが好きなんだよなぁ
もう同じ関係のたくさんあるのにねぇ
いつも人気モノで賛美されなければ満足しないという・・・
179友達の友達の名無しさん:2007/11/18(日) 20:59:19 ID:zi0exWVw
日記も自分大好き臭がw
コミュ自体は地味な部類に入るんだけどさ。
一応謝ってくれたからマイミク切りはやめといたけど、
本人自身、それと共通のマイミクに対する不信は
なかなか拭えそうにない。無理かもな。
180友達の友達の名無しさん:2007/11/22(木) 22:21:50 ID:ZpVPdZSh
友達がmixiにハマってからmixi中心の行動になっててウザい。

一緒にご飯を食べに行けば、日記に載せるために料理を写メる。
遊びに行ったら景色のいい場所を探して日記に載せるために写メる。
なんだか私と会うためじゃなく日記を書くために遊びに来てるって感じがする。

お喋りしてて何かわからない事があるとその場で携帯からmixiにログインして
その事についての関連コミュや他人の日記を検索して調べる。(大抵は解明できない)
普通にヤフーでググッた方が早くね?と思う。
181友達の友達の名無しさん:2007/11/22(木) 22:27:08 ID:lCfZs2fX
>>180
それミクシ依存症だね


自分のマイミク(リア友じゃない)、「絡みのない人は予告なしで削除します」ってタイプなんだけど
(それ自体は別に構わない)、自分は人の日記踏んどいてコメもしない。
自分の日記に対するコメの返事は必ずする。しかも10分以内。
いつ見てもログイン10分以内。
そんなに暇があってコメほしいなら自分もコメしろと。マジうぜー。
こっちから切ってやる予定。
182友達の友達の名無しさん:2007/11/22(木) 22:38:46 ID:gc/5abSm
ヤフーでググるってステキだな
183友達の友達の名無しさん:2007/11/23(金) 00:09:19 ID:WtcYImi5
中学卒業して、別の道に進んだ相思相愛の親友がいる。
お互いログインチェックしてたと思う。二人とも一時間くらいの間隔でmixi開いてて、あえて互いを確認しあってた感じがある
けど最近馬鹿馬鹿しい
やーめた
184友達の友達の名無しさん:2007/11/23(金) 00:22:26 ID:mTC2LfW9
185友達の友達の名無しさん:2007/11/23(金) 00:59:54 ID:el/wPyrX
>>182 たしかにwww
186友達の友達の名無しさん:2007/11/23(金) 01:02:42 ID:e/lcihDK
187友達の友達の名無しさん:2007/11/24(土) 00:42:38 ID:eaEuCUlA
同級生で久々にmixiで再開して
相手の日記とか読むようになったんだけど
その内容が人の悪口か自分の自慢話のみ。
最初はコメしたりしてたんだけど面倒になった。
自分はお洒落だと思ってて人の服装にケチつけるし。
ケチつけるわりにはダサいしお洒落だと思ってて痛い。
友達たくさんいるみたいだけど
こんな子についていこうと思う人っているのかな?って思う。
188友達の友達の名無しさん:2007/11/24(土) 02:22:12 ID:5QYViM2l
>友達たくさんいるみたいだけど

建前の上辺だけの友達だと思うよ
そんな性格じゃー親友はできんなww
189友達の友達の名無しさん:2007/11/25(日) 17:37:13 ID:hffFJDSF
実生活でも自慢話と悪口しか会話の話題が無い元クラスメイトを見つけたんだが日記が凄かった
自慢話と悪口は基本でその内容が自分の都合の良い事だけを抜き出して脚色した捏造ばかり
たとえば実際には
「金を貸りたのに返さなかったから怒られた」
だったはずが
「罵倒された。確かに俺にも悪いところがあったのかもしれないが、あいつだって金にルーズなのに」
みたいな感じ

自分の別れた奥さんに全面的に謝罪して慰謝料も払ったくせに
別れた理由には触れずに元奥さんに理解が無いと難癖つけたあげく、
元奥さんの側が浮気してたに違いないとか書いてたのには本気であきれた。

しかも悪口の相手はすべて女。自分に理解を示さない女を次から次へと餌食にしてる様だった。
名前は伏せられていたが私も書かれていて、事実と違う点について解答を求めて直に会おうと言ったら
のらりくらりと3ヶ月も逃げ続けて、埒が明かないので弁護士に相談したことを伝えたら速効で現れて
(弁護士には法的にどうこうはできないけど調停という場に呼び出して話し合うことは出来ると言われた)
「誤解だあれは君のことじゃない隣のクラスの女だよ」と苦しい言い訳をした挙句に
「君の事にしてほしいの?wwww」って開き直った。
友人から聞いて、実際に私の事として言っていた事実を抑えていたけど
もともとFO中でこれ以上関わる気も無かったから
TOPに誤解を招く日記を書いたことを謝罪させる文章を一定期間載せさせて終わりにした
でもアカウントはそのままで日記はその後非公開になったから裏で何言ってるかは不明
190友達の友達の名無しさん:2007/11/28(水) 00:13:57 ID:rqEYKR68
こうはならないでねw
メッセ送ると副アカ無限増殖教えてくれます
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=10551819
191友達の友達の名無しさん:2007/11/30(金) 01:59:17 ID:m1X2qfGa
生きるって何? 2007年11月06日09:38 親と喧嘩した。
なんか誰にも認められない気がする
最近、イライラしたり気持ち不安定になったりするの
けどね、それを誰かに話したらなまけたいだけじゃんとか言われそう
何のために生きているんだろ?
自分なんかいてもいなくてもいい存在なのかな
楽に死ねるならいっそ死にたいよ


砂川 凛華  id=12613748
性別女性
現住所千葉県野田市
年齢19歳
誕生日07月06日
血液型O型
出身地沖縄県宮古島市
趣味音楽鑑賞, カラオケ・バンド, 料理, アート, 語学, 読書
職業専門学校生
所属外国語専門学校

自己紹介好き→音楽、ラジオなど
性格→マイペースな寂しがりで気分屋など
特徴→笑顔、背ちっこいなど
変な特徴→おばちゃんっぽいなど

人見知り激しいけどマイミクなどよろしくです

沖縄の宮古生まれ、千葉育ちだけど家や身内がいる所では宮古なまりで話します
ラジオはNACK5が大好き
好きな音楽ジャズ、ブルースなど
好きな本・マンガ小説、マンガなど
好きな言葉我が道をゆけ
192友達の友達の名無しさん:2007/11/30(金) 22:02:48 ID:sFWC43ZC

なんつーか

>>191自身が病んでるな。

193友達の友達の名無しさん:2007/12/06(木) 23:43:52 ID:FxZEcccw
身内に病人がいて全然遊びに行けずにストレスが溜まってる時に
ミクシを見たら、マイミクが連日ほとんど家の事なんか顧みずに
イベントだパーティだと遊び歩いてる日記を書いてると
なんかその友達の事が嫌いになるし、そんな自分も嫌になる。
194友達の友達の名無しさん:2007/12/09(日) 19:32:43 ID:ZG8vdP2Y
日記には全然コメントつけないのに毎日足跡があるマイミク。
(日記は毎日更新してるわけではない)

正直気持ち悪いから切りたいけど、リアルの繋がりもあるし切れずにつらい。
この人のせいで日記更新するのもいやになってきた。
195友達の友達の名無しさん:2007/12/09(日) 20:48:03 ID:iUT7D2BA
>>193
わかる。
俺は浪人で友達が大学生っていう違いなんだけど
前までは嫉妬してたけど嫉妬してもしょうがないから気にしなくなった

ホントに充実してる奴はmixiめんどいからやってないか、登録だけしてほぼ放置ってのが多いと思う 俺の周りだけの話かもしれないけど
196193:2007/12/13(木) 22:23:37 ID:3GLruNSz
>>195
わかる。の一言で気持ちが救われた。ありがとう。

>ホントに充実してる奴はmixiめんどいからやってない
確かに。自分は充実してるってアピりたいだけなのかも。
そう思って気にしない事にするよ。
むしろ自分は別の意味で充実してるからおkと思うことにするw
197友達の友達の名無しさん:2007/12/14(金) 18:09:34 ID:GHTTlmpa
何かあるとその日記は私のことよね?
そのコメントは私を理解していないね、と突っかかってくるマイミク。
リアルで会った事も何回かあるし、付き合いも長い方だと思うけれども、
別にその人のことを意識して書いていないのに疲れる。
198友達の友達の名無しさん:2007/12/16(日) 14:29:41 ID:qX4PNsRn
人それぞれのスタンスがあると思うけど俺は身近な友人や知り合いとは絶対マイミク組まないね。
遠く離れた友達や同級生は別だけど。
基本mixi全国の同じ趣味の人達と語り合う場にしてるから。
友達はおろか職場の人や顔見知り程度の知り合いと組んでる人の気がしれない。
何だかいつでも覗かれてるようでイヤだからね。
実際顔合わす人にネットでまで付き合い求められたりとやかく言われちゃ息苦しくてかなわない。
マイミクの話だけどリアル友達とマイミク組んでから相手がとても詮索好きで干渉ばかりしてくるようになり関係おかしくなったって事あったしね。
そのマイミクはそれが原因で退会した。
199友達の友達の名無しさん:2007/12/18(火) 07:26:50 ID:sOoaNspt
確かにリア友でも趣味の話中心の日記を書いていたり
あまりログインしていなかったりしている方が
今まで通り続いているような。

コメやメールを読んで私の事を考えている発言だとは思っていても、
そのせいで日記更新するのが怖くなったりして。
悪い人ではないから距離は置いて付き合っていこうか考え中。
200友達の友達の名無しさん:2007/12/18(火) 23:55:00 ID:f3jn88JE
>>199
質問ですが、距離を置いて付き合うと決めたらその人に「距離を置いて付き合いたい」って言います?
mixiでつながってると相手のことが見えちゃうよね?
マイミク解消したいと思ったらやっぱり何かしら相手に気持ちを伝える必要が出てくると思うんだけど?
201友達の友達の名無しさん:2007/12/19(水) 06:58:05 ID:M61mx3cv
>>200
切りたいと思ったらはっきり言うだろうけど、
まだ少しでもマイミクの繋がりを持ちたいという
気持ちがあるのなら言わない。

「距離を置いて付き合いたい」なんて言ったら
キレて相手にしてくれなくなると思うんだ。
マイミク外されたらそれまでの人だったんだと諦めるよ。
202友達の友達の名無しさん:2007/12/19(水) 09:39:49 ID:jm6v+lgD
>>201
>「距離を置いて付き合いたい」なんて言ったら
キレて相手にしてくれなくなると思うんだ。

って、思うよね?
それを言ってギクシャクしないわけがないし相手が不愉快に思だろうということはわかって当然だと思うんだけど、
わからない人もいるんだよ〜↓
そう言われて怒りをぶつけたら基地外扱いされたよ。
自分の場合、距離を置いた方が良いかも、とお互いに思っていたんだけどね。(相手はわかってたんだか?)
203友達の友達の名無しさん:2007/12/19(水) 10:18:19 ID:Kc1oy9Fz
たかがネットからリアルの人間関係までおかしくなるなんて面倒くさい時代になったもんだなw
204友達の友達の名無しさん:2007/12/21(金) 22:35:41 ID:RBq93chs
ついに誰もコメントくれなくなった
ネットでも見放されてる気分
205友達の友達の名無しさん:2007/12/22(土) 08:01:48 ID:J8LrXbBF
フォトアルバムで勝手に俺の顔のせんな
確かに仲良いけどうぜー
206友達の友達の名無しさん:2007/12/22(土) 08:36:44 ID:F0ufkjy/
>>205
それ通報汁w肖像権に抵触じゃん
207友達の友達の名無しさん:2007/12/24(月) 21:30:06 ID:JQimAjqk
age
208友達の友達の名無しさん:2007/12/25(火) 22:51:27 ID:181fNLM5
とあるリア友の行動に嫌気が差したのでマイミク切ったら、
「マイミク切られたのは意外でした」とメッセがあったけど、

紹介文でプロフに書いていないことや事実と異なることを書く。
文句を言ったら、「こっちで消せない」と開き直るw

日記に「しばらく多忙なので遠出できない」と書いたのに
「○○(かなり遠隔地)行きますか?」とメッセ。しかも複数回。

携帯メールやメッセで愚痴。
「こんなメール迷惑と言われたのでマイミク切った」

24時間のうちに携帯へ10回電話。累計呼び出し5分ww
これだけのことされたら嫌になるってww
悪金したら携帯にメールが5通も来ちゃった。
「いったい何が問題なのですか。教えて下さい」
209友達の友達の名無しさん:2007/12/26(水) 03:15:11 ID:iRmbCENE
>>208

それはかなりヤバい人だね
薬じゃ治らない精神病だよ
自己中でしょ?
210友達の友達の名無しさん:2007/12/26(水) 23:55:48 ID:CunwXm04
リア友(だと思ってたけど、向こうは違ったみたいOTL)と
マイミク切りたいけど、申請したのこっちだから、悪くて切れない・・
しかし、2年間で一度しか日記にコメくれないのに、なぜか足跡はついてる。
うーん。何なんだ。
やっぱり退会しかないかなー
他のマイミクは切りたく無いし、名前も変えたくないから、悩みます・・・
211友達の友達の名無しさん:2007/12/27(木) 02:00:00 ID:h/Su2LhT
>>210

そんなこと気にするな
リア友だと気になるものなのかな?
俺なんか全然気にならん
構ってちゃんだけが苦手
212友達の友達の名無しさん:2007/12/27(木) 11:26:17 ID:Lenj+Ynw
マイミクになって一層親睦深められるリア友とそうでないリア友がいる
後者はリアルとネットでの態度が別人すぎて引いた
ネットってほんと本性出るな
それからそいつとはリアルでも疎遠になった…
SNSとかやるとあらためて距離感の大切さを思い知らされるわ
213友達の友達の名無しさん:2007/12/27(木) 13:09:16 ID:vT4wIjJ+
>>211
ありがとう。なんか少し元気でました。
しかし私がたまに相手の日記にコメントをかきこむと、返事が無いんすよ。
もれなく全員に。

私がコメントをしなかった日は、コメした人全員に返事をしているのにOTL


電話をしても出てくれないし、カラオケとかに誘っても『今度行こうね』で終わり。
なのに、何日か後の日記には、
その人と、共通の知人何人かとカラオケに行きました。という日記が書いてある。
もう、相当嫌われてんなーと思うと胃が痛いラワーン・・・OTL

あー・・そういえばここは嫌われたスレじゃなくて、嫌いになったスレでしたね。
ごめんなさい、逝ってきます。
214友達の友達の名無しさん:2007/12/28(金) 12:56:54 ID:FQoEeA7A0
かつての同級生の姉見つけた。
そんでその同級生の子のメアド、皆知りたがってるから教えてって頼んだのに
3ヶ月以上たった今、未だに返事が来ない。
215友達の友達の名無しさん:2007/12/28(金) 13:10:19 ID:4d0I+5fV0
>>212
ほんとほんと。ネットって本性出るよね〜。
よくネットで叩かれてるヤツいるけどそういうヤツって実生活でも超性格悪いとか常識的な面で変なヤツなんだと思うよ。
216友達の友達の名無しさん:2007/12/28(金) 18:11:34 ID:4d0I+5fV0
>>212
聞き忘れた。そいつ、どうリアルとネットと別人だった?
自分も同じようなリア友いるんだけど、今じゃ疎遠ってどうやって疎遠になった?
うまいこと角立たずに距離置きたいんだけど。
217友達の友達の名無しさん:2007/12/28(金) 22:25:02 ID:t5hOYS3Y0
218友達の友達の名無しさん:2008/01/01(火) 16:59:14 ID:nvDiMQsfO
そこまでするかねー
あからさまなんだよ笑
219 【大吉】 【1751円】 :2008/01/01(火) 17:38:04 ID:BNKdztIFO
>>118
それ、みがつく人ですか。
220友達の友達の名無しさん:2008/01/01(火) 17:58:52 ID:s8xSSkhyO
>>214遅いレスだけど
1本人が連絡したくない
2姉が面倒くさがり
3姉がミクシしてるのを弟やあなたに知られたくない
こんなところでは!
再度自分のアドレスと連絡取りたいと書いて、
転送してもらうしかないね
221友達の友達の名無しさん:2008/01/01(火) 20:15:47 ID:8cb7473R0
自分が日記書いてすぐに見に行かないと何度も
足跡をつけにくる友人がいる。
でも私が日記を書いてもかなり経ってからしか見に来ない。
明らかにログインしてる風なのに。
日記もコメントがつかなかったり少なかったりすると
すぐに新しい日記がupされるし相当ウザイ。
どんどん嫌いになっていってます。
222友達の友達の名無しさん:2008/01/01(火) 20:18:25 ID:5OuJTob40
>>221
結局どうしてほしいの?
223友達の友達の名無しさん:2008/01/01(火) 20:22:23 ID:8cb7473R0
>>222
どうしてほしいとかはなくて、ただその人のこと
嫌いになっていってるから疎遠にしていきたいだけです。
自己中でかまってちゃんな性格はよくわかったので。
レスありがとう。
新年早々気分悪い思いしたのでここで愚痴れて
ちょっとすっきりしました。
224友達の友達の名無しさん:2008/01/01(火) 21:08:25 ID:GQBdNptG0
誕生日だったのでコメント入れたのに
私にだけレスなかったorz
10人以上おめでとうコメントがあったから
見逃していただけならいいんだけど。

今までそんなことするような人じゃなかったから
わざとじゃないと信じたい。
225友達の友達の名無しさん:2008/01/02(水) 02:33:05 ID:zL04mvks0
そう信じてたらいいと思うよ
226友達の友達の名無しさん:2008/01/02(水) 16:45:45 ID:I++cZsEF0
227:2008/01/03(木) 06:06:13 ID:LUYDa1jrO
フォトアルバムは自慢なんだよな?
写メ載せてるやつって自分の携帯に入ってる一部の画像載せてるだけなのに何がしたいんかねー
228友達の友達の名無しさん:2008/01/03(木) 06:10:25 ID:kBWeQP1RO
どんなにミクシィでカッコつけたこと書いても
結局ミクシィやってる奴って
ただちやほやされたがってる奴だよな〜

ナルシストを毛嫌いしてる(フリ)奴が喜んで
バトンやってるし。
229友達の友達の名無しさん:2008/01/03(木) 07:13:09 ID:Ausotz2dO
友人がミクシィを始めてから、どこかで2ちゃん語を覚えたようで、
現実世界でもちょくちょく使うようになった。
「ぬこ」とか「腐女子」とか。
正直ものすごく気味が悪い。なんというか痛い…

>>228
ナルシストを馬鹿にしてるナルシスト(本人自覚無しの)が一番タチ悪い気がする。
230友達の友達の名無しさん:2008/01/03(木) 18:59:31 ID:G1YrYUSx0
>>229

いるね〜
女で orzと使う人は2ちゃんをよく観覧しているのかな?

あと、「私のことを探さないでください」とか日記のタイトル書く女ww
231友達の友達の名無しさん:2008/01/03(木) 19:02:07 ID:ImUp9vy80
orz

これを使う人は”かまってちゃん”の証
232友達の友達の名無しさん:2008/01/03(木) 19:18:25 ID:INZTxIbkO
マイミク切る切る詐欺をしょっちゅうやる奴もいるな。
マイミク整理ってタイトルで日記書いて、コメント沢山もらったら結局切らないw
何が楽しいんだ?
233友達の友達の名無しさん:2008/01/03(木) 20:06:29 ID:5VXzJI+G0
さわやかなコミュを装って出会い目的丸出しの変態ブサイクキモ男が管理人。

http://mixi.jp/view_community.pl?id=2127939
234友達の友達の名無しさん:2008/01/04(金) 07:00:05 ID:NlZrZLwHO
確かに嫌いというか嫌になりました

どこまでも張り合ってくる
もういいよ、わざわざ気にしなくて
235友達の友達の名無しさん:2008/01/04(金) 14:52:00 ID:Nn6dtinT0
>>229
ぬこも腐女子も2ちゃん語じゃない無いわけだが。
236友達の友達の名無しさん:2008/01/05(土) 10:07:38 ID:wSeHNIgPO
こっちが日記を書くと、mixiにはコメント残さず必ず電話してくる奴がいた
「日記見たよー」って感想を語り始める
なんかウザイなーと思ってリアルでも疎遠になった
237友達の友達の名無しさん:2008/01/05(土) 13:09:15 ID:mj4zHdEs0
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=4599105
自分のマイミクがコイツまらしつこくデートの誘いがあってウザイらしい!
TOPは善人なのに、人間って怖いですね・・・。
裏の顔なんて検討も出来ないってことかぁ。
238友達の友達の名無しさん:2008/01/05(土) 17:24:06 ID:tZeHnegnO
田舎から上京してきた友達が凄まじかった。
今まで男友達がいなかったらしく、
上京してから出来た男友達やバイト先の知り合いのことを
ものすごーく細かく日記に書く。
リアルではぼそぼそしゃべる人だから、ギャップが凄い…
更に田舎臭い服をたくさん載せたり、
東京の店や名所の写真をバシャバシャ撮って載せたり(今日も来ちゃった〜、な感じで)、
たいした知識もないのに音楽オタクです、と言う始末。
ようするにオシャレで音楽通で東京っ子な自分を見てほしいだんなー、
と思った。嫌いじゃないけど、ギャップと自慢話にちょっと引く。
239友達の友達の名無しさん:2008/01/08(火) 21:21:22 ID:lTq3O70G0
もともとメルトモだったが、mixi紹介したら男漁るようになってしまった。
mixiは出会い系サイトじゃないって諌めるためにメッセも送ったけど無視されまくり。
格上には媚へつらい、格下へはあからさまに上から目線なコメで、うんざりしてしまった。

でも救いだったのは、出会い厨と化してもフラれまくりって言うのを風の噂で聞いたことw
ザマーミロww
240友達の友達の名無しさん:2008/01/21(月) 21:48:24 ID:sjJmNyn00
よくある事だけど、私の日記の米欄が友達Aの日記状態。しかも毎日。
本名で呼ばないでって言ってあったのに友達紹介文で本名で呼ばれて、学校名も言われた。
何回注意しても悪びれた様子なし。疲れたから適当な事言ってアクセスブロックした。

それとAと共通の友人B。こいつも日記がメンヘラ全開。そしてネット弁慶。
アカウント2個持ちで日記でもう一個のアカウント匂わす発言。
それなのに、一個のアカウントはころころ消したり再登録したりしてて、
仕事で忙しくてインしてなかった時期に再登録来てて
遅れて承認したら日記に私の悪口をポエムにのせて日記に。

社会人なのになんでこんななんだろ、こいつら。
会ったら無口の癖に!正面向かってなんか言ってやりたいけど、それじゃあ同レベル・・・

はやく縁切りたいです。
241友達の友達の名無しさん:2008/01/21(月) 22:40:41 ID:ilGPqbiB0
>>240

友人Aは常識がないね

なんかしらんけど、メンヘラって複アカ持っているよね
キショイわ
242友達の友達の名無しさん:2008/01/23(水) 18:16:05 ID:DH9KFf970
つねに一人称をハンドルネームで書くので気持ち悪くなった。
243友達の友達の名無しさん:2008/01/23(水) 22:06:00 ID:kvb1/cwd0
バトン、誰もやってくれない時。もう、死のうかと思った。
244友達の友達の名無しさん:2008/01/25(金) 21:26:30 ID:d6zrvXd2O
日記の内容が自分に自慢しようとしてる意図が見え見えで嫌だわ勘弁してくれ
しかもコメントつけたら『え〜そうなんだぁ笑そーだよねぇー』とか女かよ、普段と全く違う感じで気持ちわるい
新しくできた友達とはすっきりした関係でいいけど、昔の友達はほとんど日記が馴れ合い状態でだるい お前ら気を使ってる上辺の関係でいいのかよ?
あとそんな仲良くないのに写真のせんな
245友達の友達の名無しさん:2008/01/26(土) 10:46:59 ID:WNz73mmBO
>>244
そういうやついるね。
男なのに馴れ合おうとしてる、しかも一方通行なやつがマイミクにいる。
『え〜』とか使ってるの見ると萎える

日記に代名詞多いのも不快になるな。『あのときあーしなければこんなことにはならなかったのに。。』とか意味わかんねーよW 公開したくないならその話だすなって思う
246友達の友達の名無しさん:2008/01/26(土) 16:29:39 ID:UQpD9zq1O
>>243
バトンやってるの?
マイミクに頻繁にバトンやるやつが一人いるけど日記非表示にしたよ。
バトン回してくるやつは嫌い。
なんでそんな面倒なことせにゃならん??
247友達の友達の名無しさん:2008/01/26(土) 23:07:21 ID:PTXmOMgj0
バトン頻繁にやっている人ってメンヘルさんが多いと思う
まあ、1回もやったことないけど
無視する
248友達の友達の名無しさん:2008/01/26(土) 23:43:06 ID:kcJr663V0
>>246
ミク初心者で、強制バトンなる日記踏んでしまったからマトモに受けて真面目にやった
やんなきゃいけないもんだと思った
強制バトンという文章までコピってしまったので自分嫌われたんだろかorz
249友達の友達の名無しさん:2008/01/27(日) 01:55:46 ID:xyPjQyba0
バトン頻繁にやってる奴はほんとメンヘル多い。
なんだか知らんが質問が伏せてあり、答えだけにマイミクの名前が書いてあって、
「質問の内容が知りたい人は必ず私にメッセください☆」とか
なんてまんどくせーと思った。
メッセ送らなかったらマイミク切られてた。
意味わかんね。
250友達の友達の名無しさん:2008/01/27(日) 02:07:28 ID:YQvCB+DJO
>>249
相手から切ってくれて良かったじゃんw
251友達の友達の名無しさん:2008/01/27(日) 05:18:21 ID:QhdzMDpV0
>>242

まさしく俺な訳なんだが…。
252友達の友達の名無しさん:2008/01/27(日) 05:29:01 ID:U9jBT8DjO
せっかく紹介文書いてあげたのに私のは書いてくれないマイミクがいてムカつく。私が書いた紹介文消そうかな・・・
253友達の友達の名無しさん:2008/01/27(日) 05:45:02 ID:wegF9PsI0
>>252
お前みたいに自分は書いたんだからお返ししてくれて当然、
て思ってる奴の方が嫌だわ
254友達の友達の名無しさん:2008/01/27(日) 06:31:19 ID:4l6X76xfO
>>252
頼んでもいないのに勝手に紹介文を書かれるのは迷惑。
消せばいいじゃん。
255友達の友達の名無しさん:2008/01/27(日) 08:13:33 ID:1I5UTPY+0
>252
相手は勝手に書かれて内心迷惑してるよ
256友達の友達の名無しさん:2008/01/27(日) 14:09:51 ID:XWhMir3E0
紹介文書きたがる人いるよね
あれはいらんな
誉め殺しばっかりだし、嘘が多いww
257友達の友達の名無しさん:2008/01/27(日) 17:46:37 ID:6AOOfgE+O
紹介文書くやつって頼んでもねーのになんでそんな意味ねー事すんの?
258友達の友達の名無しさん:2008/01/27(日) 17:55:53 ID:YQvCB+DJO
たった一言「書いても良い?」と聞けばいいのに。
それすら惜しむマイミクなんかイラネ。
で、書いたから書いてもらって当然って思うやつもイラネ。
259友達の友達の名無しさん:2008/01/27(日) 20:00:27 ID:1I5UTPY+0
>258
だな。オレは承諾取ってる。
260友達の友達の名無しさん:2008/01/28(月) 00:04:28 ID:yz7Er1ky0
笑っちゃうのは

大切なマイミクさんとか紹介文に書く奴www
261ハート:2008/01/28(月) 20:28:26 ID:CZnUMBRf0
okue1あっとlive.じぇいぴー です。
誰か招待していただけますか?
262友達の友達の名無しさん:2008/01/28(月) 21:40:07 ID:0Wacz9g+O
日記の感想をコメント書くのではなくメッセージ送ってくる。
うざい。
つか、こっちがお前の日記見に行かない時点で、嫌われてることに
気付け!
263友達の友達の名無しさん:2008/01/28(月) 21:41:54 ID:paidkOUmO
↑俺に言われてるようだ(´Д`)
264友達の友達の名無しさん:2008/01/28(月) 21:42:03 ID:N+xyeUu8O
>>261
氏ね

紹介文を書きたがるor書いてくる奴は、やっぱりかまってちゃんが多いと思う
265友達の友達の名無しさん:2008/01/28(月) 22:18:02 ID:salCp5Hf0
>>262
だったらマイミク外せばいいじゃん
外す勇気もないくせに偉そうにw
266友達の友達の名無しさん:2008/01/28(月) 22:23:58 ID:BXvdqhaB0
紹介しろしろというから紹介してやったら、男漁りしはじめやがった
しかも実際に会ってヤリまくりww
最終的には今付き合ってる男とわかれてマイミクの中でも一番のバカでKYなヤツと
遠恋するとかいいくさりやがった。

お前バカかと言ったらそのKYから
「部外者は黙ってろ」とメッセが来たwww
俺が紹介したからてめーはクソ女にまんまと騙されることができんだよカスwwww

それ以来そのクソ女とはクチも聞いてない。

結局は最初付き合ってた彼氏とより戻して、今は4マタくらいかけてるらしい。
さっさと刺されて死んじまえ。
267友達の友達の名無しさん:2008/01/28(月) 23:18:54 ID:ePYJdlllO
ログインしてるのに日記読まないヤツムカつくよな
268友達の友達の名無しさん:2008/01/28(月) 23:24:44 ID:salCp5Hf0
>>267
コメントすんのがめんどくさいからじゃね
踏まれてコメないほうが嫌やん
269友達の友達の名無しさん:2008/01/29(火) 00:47:01 ID:Hi5HV5rz0
旧友のメッセの態度がでかい。常に上から目線。
3月に遊びにいくだとさ。こなくても良いのにw
最近、メールが来るたびイライラしている。
270友達の友達の名無しさん:2008/01/29(火) 04:51:46 ID:ly4oN1hu0
旧友なんかmixiで交流しないほうがいい


で、マジで多いね
大切なマイミクさんwwwwww
271友達の友達の名無しさん:2008/01/29(火) 06:16:54 ID:f+xXkc8F0
mixiはじめてからさ。。あんまりにも実際との
ギャップがあるように感じた人。
○実際には気が強いくて負けん気が強いのに、
「いままでたくさんの苦労をしてきたから、みんなを
幸せに出来るように・・・なるよ」だってさ。
○「人を嫌いにならないけど」
mixiで書く文章はいい人なのに、実際微妙。
他にもいっぱい

というかさ、女の友達の日記ってやっぱ男性を意識してるのか?
うちの周りにはそんなのばっかだよ。
脚色してる日記も多いし。
272友達の友達の名無しさん:2008/01/29(火) 06:28:36 ID:aPChV8/mO
本人のイメージと文体が合わないときあるある笑

自分は、めちゃ仲良い奴に紹介文を一人からも書かれてないし書いてない
逆に微妙に仲よいやつに限って紹介文書いてくるし

紹介文勝手に書くのも見返りを求めてるようで嫌だし、そもそも『紹介文書こうか?』とか『紹介文書いてよ』とか他人気にしてるみたいで言えなくない?
273友達の友達の名無しさん:2008/01/30(水) 03:29:05 ID:AXgBCwrY0
ふだんから薄情なやつがいるんだけど、
日記見ると胸の内を語ってて驚いたw
ただ相変わらず薄情なので切りましたよん。
274友達の友達の名無しさん:2008/01/30(水) 05:50:11 ID:ILYsOM/X0
>>272 
紹介文ねー?私はお世辞書きまくってるよw
紹介文て人目気にするわ。。
275友達の友達の名無しさん:2008/01/30(水) 06:04:46 ID:lglvqYgS0
>>272
自分も仲良しの子には書かない。
相手も書いてこない。なんか照れくさくて出来ない。
276友達の友達の名無しさん:2008/01/30(水) 06:08:41 ID:7gOrhgsyO
紹介文っていうか、自分とこれくらい仲良いんですよ〜
っていう自慢にしか思えない紹介文が多い
277友達の友達の名無しさん:2008/01/30(水) 15:05:35 ID:zvFW+fX4O
以前,友達をmixiに招待したんだがその友達はおれの周りの友達の間では「最強・刃向かった奴は死ぬ」
みたいな設定でネタをしてたんだが,別にmixi上でもその友達をその設定として振る舞うつもりはなくて,純粋に友達をマイミクに加えたかった。
けど結局その友達は入ったがやらなくてちょうど一緒に居た友達に権利を譲った。
長文スマン
続けて書きます
278友達の友達の名無しさん:2008/01/30(水) 15:18:33 ID:zvFW+fX4O
そしたら譲ってもらった友達がその垢を使っておれへの紹介文で「友達になる資格ない・マイミクから外そう」など好きな事書いていて,書いた本人は設定上のネタキャラで書いたんだろうが,
バイト先の先輩とかに見られるし,書いた本人のmixiの紹介文は何も書かないし(書いた本人からはその紹介した友達にネタの紹介文を書いてる),何よりも文章がむかついた。
まだその紹介した友達が紹介文を書くならわかる。
いくらネタとは言えそこまでされるとうざすぎ。
最近紹介文消しやがったけど。

長文申し訳ないです
279友達の友達の名無しさん:2008/01/31(木) 03:16:26 ID:DVugdDG0O
えーっと…一生懸命解読したが
つまりお前がネタ的に面白い友人を
キャラ設定意識せず招待した(仮に友人1)

が、友人1はアカウントを別人(友人2)に譲渡したと?
それをおまいは黙ってみてたのか?
ましてや
権利を譲った…てのは「俺様とマイミクする権利」として
友人2を別途招待したわけではなく
友人1のアカウントをおまいが友人2に使用許可出したのか?

立派に規約違反なんですが。
おまいも友人1も友人2も 規約理解しないまま
mixiしてて 紹介文にキレても説得力ないし
しかもネタキャラに弄られてマジレスしてたり
突っ込み所が多すぎるぞ
本当に18歳超えてるのか?

困る紹介文は削除するよう本人に通告すればいいのでは?
何に怒ってるのかわからん
280友達の友達の名無しさん:2008/01/31(木) 12:39:23 ID:U46lT5oW0
あれを解読できた>>279に惚れた
281友達の友達の名無しさん:2008/01/31(木) 13:22:27 ID:o6GVAhgS0
>277-279
読めない
282友達の友達の名無しさん:2008/02/01(金) 10:34:12 ID:MnmGS3+nO
紹介文とか書けねーよ笑
恥ずかし過ぎるだろW
親友と紹介文を書く仲になった瞬間、二人の間に小さな溝ができる気がする
283友達の友達の名無しさん:2008/02/01(金) 10:47:17 ID:mUIGSmsQO
小学校からの付き合いのやつとかに書いてるオレは異端なのか??
ここのやつが異端なのか
284友達の友達の名無しさん:2008/02/01(金) 11:20:28 ID:9uY4wUG70
紹介文を書く時の心構え

・単なる公開ファンレターになってないか
・相手に承諾を取ったかどうか
・他のユーザーにとってメリットがある話なのかどうか
285友達の友達の名無しさん:2008/02/01(金) 12:46:58 ID:kLQz0qznO
毎日ニュースにチョン死ね特亜滅びろみたいな日記つけてたのには引いた
286友達の友達の名無しさん:2008/02/01(金) 17:47:37 ID:k2f8DPUU0
>>284
>・相手に承諾を取ったかどうか

そんな、相手から
「紹介文書いて良い?」
とか聞かれた試しないwwwww
全員無許可で書かれたwwwwwwwwww
やっぱり相手の許可は取るべきだな
自分も紹介文勝手に書かれて、正直ありがた迷惑だった
287友達の友達の名無しさん:2008/02/01(金) 22:24:30 ID:f5dGdB940
自分で消せるんだから別に許可なくても構わないが…
許可取れとかどんだけw心狭いな
そんな事でいちいち迷惑とか、何様w
相手してくれるだけでありがたいと思えないのか
迷惑なら消せばいいのに、嫌われたくないから出来ないだけだろ
迷惑なら直接本人に言え
ここで愚痴るな
288友達の友達の名無しさん:2008/02/02(土) 10:42:14 ID:6ZzPoeMi0
プロフに書いていないことを紹介文に書かれた。
本人に文句をいったら「こっちで消せない」逆ギレされた。
ヘルプ見たら自分で消せると知ったので消した。
当然、マイミクも外した。
289友達の友達の名無しさん:2008/02/03(日) 01:57:13 ID:Z6hg3hOY0
ニートが自分は世の中悟った聖人君主であるかの様な日記とコメント

短期バイトした時に自分が世の中で一番忙しい
それに比べりゃ他の職業なんてラクなもんって書いてる日記

この2つを見た時は殺意沸いたな

でもこうしてこいつは脳内お花畑劇場を繰り広げて
最後はホームレスになるんだろうと思ったら、何か可哀想になってきた
290友達の友達の名無しさん:2008/02/03(日) 08:38:41 ID:TkusUSbeO
友達の彼女だって、会った事ないけどマイミクになった奴
日記は鬱陶しい方言で愚痴りまくりの人貶しまくり
人に対するコメントも全否定する事ばっか


そして不思議な事に文体、考え方、趣味がその友達と一緒

さて、どうしてくれようか
291友達の友達の名無しさん:2008/02/03(日) 08:44:18 ID:sWbnYnt/0
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=3025459
数年女だと思っていたら、ネカマだったことが発覚した。
292友達の友達の名無しさん:2008/02/03(日) 09:11:00 ID:buU8Roah0
保険会社の不手際をミクシィの日記で実名で公表。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=647785331&owner_id=10376960
開設しているブログでも公表。
http://blogs.yahoo.co.jp/maruchan606/51606733.html
それでも気が済まないのかわざわざ保険板にスレ立て。
アフラック大阪堺支社での業法違反!
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/hoken/1197112679/
アフラック大阪堺支社での業法違反!2
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/hoken/1200669364/
アフラック大阪堺支社での業法違反!3
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/hoken/1201168181/
偽名でサイト開設して保険会社の悪口三昧
http://www.eonet.ne.jp/~fplanner/
ご本人の営業力には疑問視する人間も多い。(勤務先をハブられた挙句、ブッチ辞め)
http://music8.2ch.net/test/read.cgi/minor/1142430989/76-87
他にも、ブログの内容は突っ込みどころ満載。
http://blogs.yahoo.co.jp/maruchan606/47087851.html
http://blogs.yahoo.co.jp/maruchan606/47110374.html
http://blogs.yahoo.co.jp/maruchan606/47155118.html
http://blogs.yahoo.co.jp/maruchan606/8639406.html
http://blogs.yahoo.co.jp/maruchan606/24909177.html
http://blogs.yahoo.co.jp/maruchan606/29549778.html
http://blogs.yahoo.co.jp/maruchan606/29325451.html
293友達の友達の名無しさん:2008/02/04(月) 14:13:37 ID:4RQzp0X4O
友達うざくなったよ しかも1番の親友。

よく連絡取り合ってるからだいたいのスケジュールはわかるんだよね。で友達が日記書いたときに、(会いたいよー今度月末に会おうよ!)みたいなコメントに対して、もう予定がぎっちり入ってるのにさ、

(早く会いてー!)とかひどいときには(わかった!早く会いてー!)だってさ。。 いいやつぶる人間だとは思わなかった

で、よく考えてみたら今まで俺も同じことされてたわけよ 合宿予定入ってたくせに会えるみたいな雰囲気出してさ

そうやって偽って生きてるやつだとは思いもしなかった そんなんじゃ大切なものは得られねーよ ばか
294友達の友達の名無しさん:2008/02/04(月) 14:26:43 ID:E7Z6dqxq0
ネットでの人付き合いはやめましたよ。
ストレスなくなったので、すっきりしました。
295友達の友達の名無しさん:2008/02/04(月) 15:06:37 ID:PdLIKBpeO
なんかキモいんだけど。
コメつけるもつけないも相手の勝手じゃん。
そこまで必死にならなくても…
296友達の友達の名無しさん:2008/02/04(月) 17:05:48 ID:N+bW9OOZ0
>>293
おまいの親友さんが書いてることは
一種の社交辞令じゃないの?
多分。
何か書きこんでおかないと悪いとか思ってるんでは。
八方美人とも言うけどね。
297友達の友達の名無しさん:2008/02/04(月) 19:14:30 ID:Txx1sxcM0
>>289
俺のマイミクに同じような奴がいる。
そいつもニートで、しかもスイーツ(笑)
世間の厳しさを知らないからいつも上から目線な日記ばかり。

声優のオーディションをなめた日記を書いていたマイミクがいて殺意を覚えた。
お前はどんだけ上から目線なんだよ!と米したくなった。
オーディションを侮辱しているようにしか思えない。
298友達の友達の名無しさん:2008/02/04(月) 20:52:09 ID:4RQzp0X4O
>>296
八方美人ですね。ある程度の八方美人ならいいんだけど度合いがひどい

一緒に歩いてたら電話がたまたまなって、その内容が直前まで期待させといてドタキャンするっていうパターンを何度見てきたか。。。

だから自分が誘うときに良い反応でもなんか疑ってしまうようになってしまった…
299友達の友達の名無しさん:2008/02/04(月) 21:11:49 ID:N+bW9OOZ0
>>298
「無理なら無理と、始めから言ってくれ」
とか言っておけば?親友さんに。
その方が断られても、スッキリするでしょ。
300友達の友達の名無しさん:2008/02/05(火) 02:33:50 ID:9QPdCCwp0
これまた、えらく浅い付き合いの親友ですなwww
301友達の友達の名無しさん:2008/02/05(火) 03:40:34 ID:Mx6pRyuD0
今どきの大学生なんかこんなのばっかだぞwww
他大生の俺に友情求めてどうする?
ゼミなんかのコミュなんか見てると薄っぺらい
リアルの友人なんかmixiでマイミクにしないのが賢者

302友達の友達の名無しさん:2008/02/05(火) 11:51:03 ID:b1SOncQVO
>>301
大学生だけど、禿同だわw

当たり障りなく書いてんな〜という※多いし。
「mixiで友達いっぱい作りたいです!」とか、どんだけ〜w無理だと思うww
そういう人ってマイミク数や知人と呼べる人は多いけど、その人を「友達」と思っている人、少ないだろうね。
本人は「友達」って思ってるんだろうけど。

mixiなんて所詮、上辺の世界なのに
そこで友達作りたいと思う気持ちが理解できない
303友達の友達の名無しさん:2008/02/05(火) 14:18:01 ID:bID2cZUn0
スイーツ(笑)って大学生?
304友達の友達の名無しさん:2008/02/06(水) 14:29:24 ID:zPkFnR4NO
>>302
空気読めないというか日記書く事に抵抗ない奴以外はみんな当たり障りない内容だよね

最近よくわからん。上辺の人間関係つくるために日記書いてるやつの気持ちが
時間無駄なだけだと思わないのか?
俺のマイミクさ『〜楽しかったぁぁ!!!』とかだいたい書いててさ、思い出だし見る側からしたらうざいけど日記にのこす考え方は理解できるんだよ、ただそいつ前の日記とか結構消えてるんだよね。 どーいうこと?何がしたいのか誰か教えてくり
305友達の友達の名無しさん:2008/02/06(水) 14:57:00 ID:wgjWeZXv0
SNSのトモダチ付き合いに飽きた
2ちゃんのカキコ見る方が楽しい
306友達の友達の名無しさん:2008/02/06(水) 15:25:40 ID:2gX3ct1UO
>>304
マイミクさんはかまってちゃんのようですね
自分の思っていたような※がつかなかったので
過去の日記を消しているんだと思います
307友達の友達の名無しさん:2008/02/06(水) 17:41:31 ID:9ijTdb9lO
読み返してみると恥ずかしい文だったり自分として消そうかな
って思って消す場合もあるんじゃない?
308友達の友達の名無しさん:2008/02/06(水) 21:07:17 ID:zPkFnR4NO
確かにそれはあるかもしんないです。
たまにだけど、深夜3時くらいにめちゃくちゃテンション高い日記書いてくるようなやつだし。
『みんなで春休み楽しもうぜぇ〜イェーイ♪』って。。。。

読む側は流し読みする人がほとんどだと思うけど、よく考えてみたら、このセリフを深夜に一人で無表情のまま打ってることを想像すると気持ち悪い。 やっぱメルヘンなのかな?
309友達の友達の名無しさん:2008/02/06(水) 22:02:38 ID:oaeoar+rO
人妻や人の彼女とか、人のものにばかり手出しする馬鹿男w
女性登録してるが、実際は男でO型

http://mixi.jp/show_friend.pl?id=10175766

310友達の友達の名無しさん:2008/02/06(水) 23:54:12 ID:i6n4N/v/0
>>308
メルヘンww童話か!!wwwww
それを言うなら「メンヘラ」な

このスレでサンドの漫才を思い出すとは思わなかったww
311友達の友達の名無しさん:2008/02/07(木) 04:08:14 ID:c5pOSmX30
>ただそいつ前の日記とか結構消えてるんだよね

メンヘルに多いよ
312友達の友達の名無しさん:2008/02/07(木) 07:18:37 ID:dIrC8eDU0
mixiをはじめてから自分一人が友人の間で浮いてきたよ。
313友達の友達の名無しさん:2008/02/07(木) 09:07:19 ID:OsY3Vn+1O
えええ、メンヘルの基準て何なんだよ!
消したらそう思われるのか。まだ消した事ないけど。
314友達の友達の名無しさん:2008/02/07(木) 12:33:37 ID:/0owPK0Z0
つか過去の日記なんかまでチェックしてる方がキモ
315友達の友達の名無しさん:2008/02/07(木) 12:56:45 ID:2AdrWXndO
そんなことより
フォトアルバムに自分一人の写真載せてるやつの方がきもい
316友達の友達の名無しさん:2008/02/07(木) 14:33:10 ID:MT0rRWNIO
クラスメイトがmixi日記のせいでいじめられて学校こなくなった。
317友達の友達の名無しさん:2008/02/07(木) 14:54:32 ID:nN9j9LDZ0
>>316
こういうのがあるから18歳未満禁止なんだよ
318友達の友達の名無しさん:2008/02/07(木) 16:04:22 ID:MT0rRWNIO
>>317
>>316だが、これはちなみに専門学校でのできごと。
元々あまり空気の読めない子だったんだけど、いじめられる直接の原因になったのはmixi内で他人の個人情報垂れ流しなど、目に余るネチケ違反。

オフ関係の人間とむやみにオンで関係を持つのは、やっぱり問題あるよね
319友達の友達の名無しさん:2008/02/07(木) 18:49:39 ID:OsY3Vn+1O
>>315
どういうの?
>>318
それじゃ駄目だよ…
320友達の友達の名無しさん:2008/02/07(木) 20:09:08 ID:f9PBBqImO
紹介文書いたら日記で「うざい」って書かれた
直接言えばいいのにとは思ったけどその時はシカトした

今度は※付けたらうざいって書かれた
流石に堪えたのであまり絡まないようにしていたんだけど、
ある日、バトン書いたらそいつからくれと言われたので
正直嫌だったけど断る理由もないのでどうぞってレスしたら
日記で愚痴られた
ついでに言うとそのバトンは書いてない

ムカついたので最新日記から外した
321友達の友達の名無しさん:2008/02/07(木) 22:36:39 ID:c5pOSmX30
メンヘルさんは、今まで書いたすべての日記を消しちゃうwww

で、日記でせっかく書いた日記消去してすいません。すべてをリセットしたかった
からと自己嫌悪になっている
長文で糞ツマラン日記なのに
322友達の友達の名無しさん:2008/02/07(木) 22:39:49 ID:2AdrWXndO
>>320
その『うざい』はその人にとっては冗談ニュアンスで使ってるんじゃなくて?
俺も日記で『まじうざW』って書かれたことあるけど普段からそういうこと言うような奴だから気にならないよ

>>319
普通に、なんか友達に写メとってもらったのか一人で写ってる写真をためらいなしに載せてる こんなに自己顕示欲強いやつだとは思わなかった
しかも普段から何かあるごとに写メとってる。。mixiのために行動してんのかよって感じ
323友達の友達の名無しさん:2008/02/07(木) 22:54:47 ID:2uThr2KLO
 
324友達の友達の名無しさん:2008/02/07(木) 23:10:24 ID:f9PBBqImO
>>322
書き方的に冗談の様には見えなかったなあ。
愚痴っぽい書き方で他のマイミクも「何があった?」みたいな書き込みしていたので。

紹介文も※も当たり障りのない内容だと思ったけど、人によって感じ方が違うからな…
325友達の友達の名無しさん:2008/02/08(金) 00:33:21 ID:EQZoDz7dO
>>322
一人ねぇ…プリクラとかもきついけどな。てか顔見せて平気かよ
って思う。普段から写メ多いって自分の顔の?
景色とか物とかなら結構載せてる人いない?
今更だけど、男なんだよね?
326友達の友達の名無しさん:2008/02/08(金) 01:53:18 ID:5oznbrDr0
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=16472492

レイプした過去を日記に書くが
マイミクから叩かれ、全員からマイミクを切られたという男

日記の内容はすごかった。強姦写真など、本格的だった。
厨房はオナヌーしてたと思う
327友達の友達の名無しさん:2008/02/08(金) 12:42:53 ID:vk0e9TqlO
>>325
男ですよー
あんま仲よくない奴だからどうでもよいっちゃどうでもいいけど、正直引いたわ〜
328友達の友達の名無しさん:2008/02/09(土) 13:19:15 ID:bgI1jdjO0
mixi日記を通じて男性の知り合いが意外と気色悪い自分語りをする人達だということが分かった。
329友達の友達の名無しさん:2008/02/09(土) 13:39:15 ID:rfEJhthWO
ところでここにmixiのURL貼られてるの見てみたら自分のページに飛ぶのは何で?
330友達の友達の名無しさん:2008/02/09(土) 19:26:20 ID:9fAx65v70
331友達の友達の名無しさん:2008/02/09(土) 19:30:57 ID:5RxBeSyZO
>>330
キミの必死な私怨は分かったから違うネタ投下してくれよww
332友達の友達の名無しさん:2008/02/13(水) 15:56:23 ID:ygZ0l6z7O
知り合ったばかりのバイト先の男(俺も男)から
mixiやってるかと聞かれて 軽い気持ちでやってると答えてしまった。

…………ポエマーだった
きめぇ
「君の胸元の布を揺らす風は
恋心を隠して北アルプスまで飛んでいく」
とかなんとかイミフにも程がある。
チーフに叱られた日のポエムでは
「おいらの心は地下のマグマ 触れたら燃え上がる程熱い」

こちらの日記にコメントしてくる時はなぜか五七調

プロフには
「俺の魂の唄はマイミク限定で公開 ここでしかみられないプレミアム
要望が高まれば詩集にまとめますのでどんどん応援して!
感想は大歓迎!俺は心が繊細だから優しい言葉でよろしくネ」

きめぇ

バイト先連中ではそいつのポエムネタは禁句になっている。

333友達の友達の名無しさん:2008/02/13(水) 17:54:53 ID:vXEvdAXoO
初めて彼氏ができて嬉しいのは分かるけど、その話は自分の日記だけでやってほしい。私の日記のコメントに、彼氏へのプレゼント内容を細かーく書くな。
「〜を食べた」って日記に「私、留学してたから〜は本場のしか食べらんない☆彡」とかウザすぎる。
前から色々微妙なコメする子ったけど、彼氏できてから特に変わったな。
334友達の友達の名無しさん:2008/02/14(木) 05:51:03 ID:E9UNyln40
☆彡が憎らしいなぁww
絵文字いらん
335友達の友達の名無しさん:2008/02/14(木) 09:48:11 ID:sm4L/6VT0
あ、私も>>333と全く同じ状況にいる。
30代にして初めての彼氏だから浮かれるのは分かるけど、
人の日記のコメでノロけるってあほかと思う。
336友達の友達の名無しさん:2008/02/14(木) 22:16:19 ID:FTwGqXihO
ホントに仲良いやつがのろけてても許せるけどな。。
微妙な奴だと些細なことがむかつくよねー
337友達の友達の名無しさん:2008/02/14(木) 22:45:33 ID:dhLrLnuQ0
>>329
俺も「このURLは閲覧できません」ってなる
みんなどうしてんの?
338友達の友達の名無しさん:2008/02/15(金) 03:01:36 ID:2fm2BAGD0
普段から多少空気読めない感はあったけど
ネットになると明らかに度が過ぎる馬鹿が居る。
例えば車に轢かれたって書いてる友人が居て
他の人は大丈夫かとか今どういう状況なのかと書き込む中
そいつ一人「お前が馬鹿だからだろ。どうせ飛び出したんだろ?」的な発言。
周囲完全に( ゚д゚)ポカーンで引いてた。

そのくせ人気者気取り。
毒舌で何でもズバズバ言える自分かっこいいとか勘違いしてる。
真剣に嫌いだこいつ。
339友達の友達の名無しさん:2008/02/15(金) 04:23:44 ID:rW7sYPz5O
>>333
うちのマイミクにもいるな〜
ていうか、こっちの日記の※に「彼氏が」「彼女が」とか書かれる時点でウザい
自分の日記にでも書けよって思う
340友達の友達の名無しさん:2008/02/15(金) 08:13:09 ID:yEma18Ga0
>338
そういうヤツは、昔だったら掲示板から爪弾きにされて終わりだったのにな。
SNSはキチガイ温存システムだわ。
341友達の友達の名無しさん:2008/02/15(金) 16:13:15 ID:F/JrB/4k0
SNSはキチガイやらボダを甘やかして、調子にのらせるシステムだねww
342友達の友達の名無しさん:2008/02/15(金) 21:08:44 ID:KOV8Xxhi0
普段よく話しているリアル友人にマイミク申請したが
半分以上拒否された
リアルでは嫌な顔一つせず付き合ってくれてるのに
本音は関わりたくないって事がよくわかった。・゜・(/Д`)・゜・。
343友達の友達の名無しさん:2008/02/15(金) 21:45:36 ID:srojZlPlO
>342
ネットとリアルの世界を一線引きたいんだろ。
誰しも深入りしてほしくない場所はある。
344友達の友達の名無しさん:2008/02/15(金) 21:48:07 ID:cBfYdMis0
俺、よく会う友人にマイミクはいないわ。
なんというか、嫌いなんじゃなくてリアルではリアルで、ネットではネットで、と区別してつきあいたいから
リアルの人は断ってる
345友達の友達の名無しさん:2008/02/15(金) 21:55:51 ID:z5IMUXGe0

mixiやって、友達が嫌いになった人は多いけど、
別にmixiやらなければ、そんな事はないし
それ以外で交流すればいいと思うよ。
なんていうか、リア友とはmixiやりたくないなー

できれば、うちわのコミュ作って、ぼそぼそと近況報告ぐらいでいい。
マイミクになったら、足跡がどうだとかコメントが・・・とかとにかく面倒そう
346友達の友達の名無しさん:2008/02/15(金) 22:52:27 ID:qtFxjF/Q0
リア友なんだが、私に何か不満があるとミクシに書く
例えば「○○が大好き!友達にはまってくれ、と言ったのに受け入れてもらえなかった。否定された。悲しい」とかそんなん
大げさに自分カワイソスオーラ全開、すんごい些細なことでも直接言わずに日記に愚痴る
しょーもないし直接言わないってのにも腹が立ったんでマイミクだけど距離置いて滅多にアクセスしないようになった
そしたら日記でぶちきれ。理由は足跡がないとかそんな感じ
縁切りともとれる内容が書いてあったんで渡りに船っつーことで縁切った
向こうはマジで切られるとは思ってなかったらしく最後なんか弁解してたけどシラネ
構ってチャン過ぎて愛想つきた
347友達の友達の名無しさん:2008/02/16(土) 05:26:50 ID:o7ulhTVN0
いや、マジで構ってちゃんが多いww
軽いぐらいならいいけど
すぐ切るけどね

あとリアル友人なんか糞ミクソなんかで交流しないほうが賢明
348友達の友達の名無しさん:2008/02/16(土) 11:56:54 ID:Jdpn9PGs0
>>342
リアルとネットとは一線引きたいんで、とメッセを返して
断わったことがある。
たぶんそういう理由だと思う。そのへんの考え方は人
それぞれだからあまり気にしない方がいい。
349友達の友達の名無しさん:2008/02/18(月) 21:17:59 ID:R14Fz4lHO
こっちの日記と全く接点無い事コメントする奴って何なの?バカなの?何で飲み屋云々の内容に、「私明日ディズニーシー行くんだ〜☆★」だけなの?自分の日記に書けよ。
350友達の友達の名無しさん:2008/02/18(月) 22:13:15 ID:fa6ZLrimO
普段おおらかなのに、mixiだとキモかったとか意味わかんねーとかバッサリ日記に書いている奴がいる。


そいつの事、信用するのやめた。
351友達の友達の名無しさん:2008/02/19(火) 00:03:11 ID:nNXn0C1j0
>>349
馬鹿なのもあると思うが構ってチャソなんじゃないの?
自分の日記に書いても反応して貰えないから
強制的に相手をせねばならない事になる人の日記に出張ってくるんだと思うが
ここはお前のスペースじゃねぇっつーのという感じだよね。
352友達の友達の名無しさん:2008/02/19(火) 00:06:06 ID:RRaKIKRM0
ふーん、よかったね、 と返すだけでおkだね>かまってちゃんコメ
353友達の友達の名無しさん:2008/02/19(火) 00:07:21 ID:NnqN2zDi0
354友達の友達の名無しさん:2008/02/19(火) 00:10:16 ID:VT3sMVSu0
http://mixi.jp/list_community.pl?page=3&id=13950451
この人意地悪でSな40代のおばさん。かなーーーりイタイ。
355友達の友達の名無しさん:2008/02/19(火) 01:31:31 ID:bKbp3fAfO
>>351,>>352
かまってチャンなのか。相手の日記にもコメしてんのにまだ足りんのかー
前々からうちのコメント欄を日記にしてるから一応相手してたけど、もう今回からは棒読みコメント返すことにする。
356友達の友達の名無しさん:2008/02/19(火) 02:59:38 ID:E6dmLM870
ミクシイって女釣れる?
357友達の友達の名無しさん:2008/02/19(火) 14:01:57 ID:Ne75KAEe0
358友達の友達の名無しさん:2008/02/20(水) 15:04:53 ID:CwyknGdbO
>>356
そりゃ釣れるっしょ!!
359友達の友達の名無しさん:2008/02/20(水) 20:02:15 ID:mwOZI80c0
顔シャメ晒してねぇのにメールが返ってこないwww
いきなりメールしませんかはまずいか。。。
360友達の友達の名無しさん:2008/02/21(木) 01:08:48 ID:RcTanI8s0
もう退会したけど、mixiやって友達嫌いになった。
その友達(♂)とは大学に入ってからサークルで知り合った。
根は良いヤツなのか、私が恋愛なんかで悩むとよく相談に乗ってくれたり
頼りにしてたしとても感謝してたんだけど、そいつは妙に私を見下すんだよね。
「お前は馬鹿だ」「お前は女じゃない」とかコンプレックスに思っている体系や病気の事様々笑いながら冗談交じりに貶す。
否、本人いわく「お前に気は使わないから全て本音」らしい。
リアルでそんな感じで、少しキツイなとは思っていたんだけど、そこはスルーなり愛想笑いなりで誤魔化していたので関係は保てていた。
でも、そいつがmixiで私やら周りの友達やら、サークルやら組んでいたバンド(私も所属してた)の愚痴を遠まわしに書くもんだから
そいつの日記を見るのが嫌になったし、mixi(ネット上)で文句・愚痴を毎回垂れ流す彼の性格に本当に呆れた。
実際そいつのmixiでの発言が原因で何度かサークルやバンドで話し合いにまで発展。
結局そいつとトラブルになり、私が信頼していたそいつとの共通の友達(バンドメンバーのひとり)にも私の悪口を流したらしく
バンドは自然消滅、私はmixi退会してメンバーとはそれ以来連絡とってない。
長文スマソ。ちょっと前の出来事だけど本当、きつかった。今はmixiが怖くて仕方ないっす。
361友達の友達の名無しさん:2008/02/21(木) 14:36:45 ID:ZALaiU6tO
>>360
長文だけど黙々と読んでしまった
その一人の男のせいでバンドの全員が決裂する惨事にまで発展しちゃったんだねここまで行くとmixiってホントに怖いな…
自己チューには関わりを持たない方が身のためだね

私はマイミクにリア友入れてないし知り合いも私がmixiやってること知らないからまぁ楽…てか気をつかうことはないかな
362友達の友達の名無しさん:2008/02/21(木) 19:56:39 ID:gfRmPSWk0
>>360
ていうかそもそも相手が見てるのをわかっておきながら愚痴を書くって神経がワカンネ
性格悪すぎだろ


>>359
ワロタwwwどう考えても不審者だよそれwww
363友達の友達の名無しさん:2008/02/22(金) 01:00:47 ID:nD+bOULwO
マイミク20人いるのに
ここ三ヶ月くらい二人くらいしかコメントくれない
私はコメントしにいってるのに。


確かに彼氏と別れてやさぐれていたから、
最近はニュース引用日記や
前向きな日記を書いているのに…



なんでみんなROMりにくるだけ?
読み逃げだけならマイミクでいる必要ないんじゃないかな…
364友達の友達の名無しさん:2008/02/22(金) 01:35:32 ID:eP5UUAzL0
>>363
日記の内容がコメントし辛いんじゃないかなぁ?
365友達の友達の名無しさん:2008/02/22(金) 01:47:42 ID:LMWxflBX0
読み逃げ(笑)
366友達の友達の名無しさん:2008/02/22(金) 01:52:31 ID:WoEhXwkEO
>>363
何か、あなたの日記を読み逃げしているらしい人達の気持ちが分かるわ
367友達の友達の名無しさん:2008/02/22(金) 07:17:55 ID:oJWahm2J0
>>363
うわ〜ネタ投下ですか?www
368友達の友達の名無しさん:2008/02/22(金) 12:04:24 ID:Rkmj/XCvO
>>363
自分がコメントしてもらいたいがためにコメントしに行ってる感じなんじゃね?その考えは相手に伝わるよ。
あーコメント催促されてんな、って思ったらしたくなくなる。
369363:2008/02/22(金) 13:05:47 ID:nD+bOULwO
かまって日記にはしていないつもりです。
鬱日記も書いていないし
他人のコメントで自分日記も書いていない

日記はマイミク限定だから、他からはコメントはない。
私のこのカキコミから、なんで読み逃げする人の気持ちがわかるのか
教えていただければと思います。


ラブラブ日記と別れ際の鬱日記の時は30はコメント続いたのだけど…
370友達の友達の名無しさん:2008/02/22(金) 13:43:26 ID:8t+yBqGL0
>368
あーあるある。あからさまにGive&Takeだと白けるよな〜。
371友達の友達の名無しさん:2008/02/22(金) 13:49:29 ID:DVnstmfN0
>>369
カキコからにじみ出るかまってオーラ。これは釣りなんだろうか。

コメくれくれ感ありまくりで無理矢理食いつきそうな話題にした日記とかも
コメ付けようとは思わないなw
372友達の友達の名無しさん:2008/02/22(金) 14:53:06 ID:dnRMmXFs0
読んでくれるだけで充分だと思わないのかな
読み逃げとか思う人、けっこういるの?w
俺なんて半分ぐらい読み逃げで興味ある日記だけコメントをたまにする
373友達の友達の名無しさん:2008/02/22(金) 15:14:29 ID:k+trOJGv0
つーかコメントしないことを読み逃げだとか言う人間の日記にはコメントしたくない
374友達の友達の名無しさん:2008/02/22(金) 17:24:26 ID:WoEhXwkEO
こっちは全く何も更新していないのに
自分の日記更新後に足跡つけてくるマイミク(リア友)も
バトンばかりやるマイミク(リア友)も
自慢日記と構ってちゃん日記を交互に書くマイミク(リア友)も
足跡つけてくるなと言いたい。
※欲しさに足跡踏んできていること、見え見えだから。
でも、※、比較的多いんだよなー意味分からん
375友達の友達の名無しさん:2008/02/22(金) 18:40:49 ID:3UWi+xJ2O
>>374
いるいるそーゆー奴!
かまってちゃんなんだな
もしそれが異性なら、>>374に気があるんじゃね?
376374:2008/02/22(金) 19:51:14 ID:WoEhXwkEO
>>375
同意ありがとう
>>374に挙げた中で
>日記を更新後足跡踏んでくる
というのは異性のマイミク(リア友)で
しかも決まって毎回、日記更新ほぼ1時間後に踏んでくるんです
気持ち悪いです…アク禁しましたけどww
377友達の友達の名無しさん:2008/02/23(土) 00:28:38 ID:/inbrGua0
>>376

それはネットストーカーだなw
気持ち悪いな
378友達の友達の名無しさん:2008/02/23(土) 02:03:04 ID:tcCTeaTJ0
>>376
自分の日記を書き終えてからマイミクの日記を読みにいったりしてるんだけど、
「こいつコメントほしいんだ」って思われる可能性もあるんだね・・・。
379友達の友達の名無しさん:2008/02/23(土) 02:30:29 ID:S6DWpb/cO
>>378
そこまで深く考えんでもいいんでは?
大体誤解されるような人は元からおかしな人だから、普通にしてたら誤解なんかされない。
てか私は足跡見ないから、そうやってアピールする人がいる事に驚いた。
380友達の友達の名無しさん:2008/02/23(土) 02:46:14 ID:tcCTeaTJ0
>>379
そうだね。ありがとう!
381友達の友達の名無しさん:2008/02/23(土) 06:00:21 ID:4p5O8w2v0
http://ime.nu/mixi.jp/show_friend.pl?id=1116411
リアル西洋かぶれ。
学歴コンプの裏返しだと思われる。
382友達の友達の名無しさん:2008/02/23(土) 08:27:47 ID:4+UZqlIG0
「これから日記巡りします〜」→「日記巡りの途中で寝落ちしてしまいましたw」

という日記を書くヤツは頭がおかしいと思う。
383友達の友達の名無しさん:2008/02/23(土) 17:37:53 ID:EEG+9ZCW0
384友達の友達の名無しさん:2008/02/23(土) 20:30:13 ID:XOPFm0WM0
>読み逃げだけならマイミクでいる必要ないんじゃないかな…
コメントをもらうことだけが目的なのかな?

そもそも読むだけでコメント付けようと付けまいとそれは読んだ人の自由。
「読み逃げ」という言葉を普通に使う時点でこの言葉がおかしいと思っている人達からは疎ましく思われますよ。

誰なんだろ?読み逃げなんておかしな事を言い出したのは。
385友達の友達の名無しさん:2008/02/24(日) 02:08:11 ID:8ApZv2ZGO
何でもかんでも男に結び付けたコメントばかりするマイミクがうざい。彼氏出来たからって浮かれすぎ。みんな引いてるのに気付かないのか。
引っ越す→同棲するの?
出かけた→そんなところでデート?
誕生日にもらったものの写真→彼氏がくれたの?私の彼氏は〜をくれたんだぁ☆ミ
しかも全体的にこっちの彼氏を遠回しに馬鹿にする内容。ハイハイ貧乏学生ですよデートなんか行けませんよ、だからって何で馬鹿にされなきゃいけないんだ。
リア友で被害妄想キツイから切る勇気もないので吐き出しだけど。
386友達の友達の名無しさん:2008/02/24(日) 02:18:41 ID:7h1K52Sa0
>>385

その女性はメンヘルかボダでしょう。
早く切ったほうがいいよ
387友達の友達の名無しさん:2008/02/24(日) 07:44:06 ID:P98V82unO
>>385
むしろリア友の縁を切って、
相手が名誉毀損まがいの事を書かないかどうかを
監視する為にマイミクだけつなげておけ
388友達の友達の名無しさん:2008/02/24(日) 07:47:30 ID:1ThtxWDBO
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=8537680
女のハメ撮りばっかり撮ってたら友達にばれた。
389友達の友達の名無しさん:2008/02/24(日) 08:10:30 ID:Yv11FoZw0
>>376
>>377
勝手にネットストーカーと決めつけるなって
「マイミクシィ最新日記」は必ず見るようにしてて
お互いのミクシィやる時間が同じ時間帯(大体夜が多いだろ)なら
ほぼ1時間以内に足あとがつくなんて珍しくない
そんなに疑われるならおちおち日記も読めないよ・・・
390友達の友達の名無しさん:2008/02/24(日) 09:28:57 ID:N6iOmJAlO
そんな奴に限って「読み逃げ禁止!」なんて言うんだよな〜
391友達の友達の名無しさん:2008/02/24(日) 10:02:44 ID:Y5PC+HDwO
ログイン時間を観察してるやつうざい…
メール返さないのにmixiはログインしてる
とかぐちぐち言ってやがる
392友達の友達の名無しさん:2008/02/24(日) 10:29:29 ID:NaO2WNRw0
>>389
よく読んで下さい
>こっちは全く何も更新していないのに
>自分の日記更新後に足跡つけてくるマイミク(リア友)も
と書いているじゃないか
こっちも日記を始め、何かを更新しているなら分かるが
こっちは何も更新していないのに
日記更新後に足あとをつけられるって気味悪いよ・・・
393友達の友達の名無しさん:2008/02/24(日) 15:42:59 ID:8ApZv2ZGO
385だけど、最近コメントがあんまりひどいから共通のリア友に愚痴ったらその子彼氏いないんだと。デートとかプレゼントの事かなり細かく書いてたから気付かなかった。
マジでメンヘラかボダみたいで気味悪いから切る。
>>386>>387の人ありがとう。
394友達の友達の名無しさん:2008/02/24(日) 21:46:15 ID:DNcNbxBm0
亀レススマソ
>>361
読んでくれてありがと。
ほんとーにmixiは怖いトコっす。

>>362
多分、直接言えないから媒体通して言うんだと思う。

>>360で書いた友達について晒してしまいたいよーな事が山ほどあるorz
そいつは愚痴や悪口日記を書くくせにすぐに消したり
過去日記もマメに全消去するし、mixi辞めますって騒動が3回くらいあった末に
複垢作ってしばらく複垢メインにして、結局本垢退会して今は複垢で活動してると思う。

ほんと、mixiって怖い。ストーカーされたこともあるし、多分もう戻らない。
再び長文すまそ。。
395友達の友達の名無しさん:2008/02/24(日) 22:26:12 ID:Mf6ivZgy0
同級生だがmixiで再会プロフィールに驚いた
死んで欲しい
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=416325
396友達の友達の名無しさん:2008/02/24(日) 22:35:49 ID:kPrQUXpx0
たけと
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=552458
とくになし。 2008年02月24日22:24
ネタは最後にとっておく
出す時まで覚えてるかが問題だけど忘れてたらそれまでの事だったって事だしまぁいいか。
今まで生きてきた中で大した事は思い返せばなにもない。
今日はワンフェスだったんですか?(汗
もやしもんの白ゴスと黒ゴスがそっくりそのまますぎて面白い。
好きな絵柄ですね。
絵描きたいなー
書きたい。
カーモデルコミュの完成画像みると
作りたいー。
姉さまに白ゴス化されるフラグの立ってる俺ガイル。
ヴィジュアルメイクしたら萌えキャラになるよ^^b
チャロンカード持つとチャロンしたくなるから困る。
ぶるはが欲しい。ツンデレラには絶対載らないw
ぱにはっちはあんま使えないんだよな・・・。
面接行って帰りにアキバギーゴでやってくるかな。
ん・・・自動ポルノ所持も罰則?
やべっヘンタイコーナー丸々削除対象ktkrwwwwww
397友達の友達の名無しさん:2008/02/24(日) 23:48:53 ID:bTPCgWeAO
PC持ってない+携帯でもほとんどネットしないリア友とマイミクになった

その後に日記見て驚いた
他人の個人情報垂れ流しで…
ネット慣れしてないって恐いな−と思いつつも、とりあえずコメントしたんだがレスの文の中に俺の本名を盛り込んできやがった…
これって普通なのか?
自分は気持ち悪かったから注意して削除させたんだけど

他にもいろいろゴタゴタがあってマイミクから外したいが、いつ自分の情報が日記に書かれるかわからないから結局何もできずw
398友達の友達の名無しさん:2008/02/25(月) 02:54:45 ID:WIHKevQQ0
>>397

それはヤバイと思いますよ。
これから大惨事になる可能性が極めて高いですね。
マイミクは切ったほうがいいです。
ネットでの常識なさ杉だよww
そのマイミク
399友達の友達の名無しさん:2008/02/25(月) 03:32:29 ID:tNXNMP2M0
>>397
いや切らずに監視し続けた方が良い。
そしてネットの怖さをきちんと教えてやらんと被害拡大するぞ
400友達の友達の名無しさん:2008/02/25(月) 10:40:48 ID:zeRgkyHGO
>>397
もうマイミク外したんなら、メールか何かでしっかり言っといた方が良いんでは?
ネットは何があるか分からないから本名とか住んでる所とか書いたらダメだよ程度に。
被害拡大しないために〜とかあるけど、自分が被害受けないのが第一だし、マイミクは切って正解だろ。
401友達の友達の名無しさん:2008/02/25(月) 11:24:34 ID:m0GD0SVg0
402友達の友達の名無しさん:2008/02/25(月) 21:19:34 ID:eJcc6yc8O
>>397です
レスありがとうございます
ほんとの初期の頃、自分の本名と会社名をプロフィールで晒してた時は何をトチ狂ったかと思ったw
社会人なのに危機管理能力がないにも程がある

マイミク切りたい気持ちもあるけど一応は友達だから、また何かやらかしたらその都度注意する形にしようと思う
嫌になって突発的に外すかもしれないけどw
403友達の友達の名無しさん:2008/02/26(火) 07:50:20 ID:JbP5NVeG0
「mixi、すごい面白いから!!」といきなり誘ってきたリア友。
私の他にも友人たちを軒並み誘いまくって、コミュ管理から日記からレビューから、
プライベート垂れ流しまくりでマイミクもガンガン増やしてめちゃめちゃはまっていた。
ところが、ある日突然「マイミク増えすぎたし面倒」とアカ削除。
なんかついていけない、と思った。
404友達の友達の名無しさん:2008/02/26(火) 07:59:52 ID:2H2vI0SY0
>>403

誰かを誘ったりしたら、一生もしくはmixiが終わるまで
mixiやってなきゃならないんだw

もしかしたら、プライベートで色々あったのかもしれんよ
405友達の友達の名無しさん:2008/02/26(火) 09:50:31 ID:bhKVFzX5O
>>404
だからって「マイミク増えすぎたし面倒」は無いだろ、自分でマイミク増やしといてそれなら普通に腹立つな。
406友達の友達の名無しさん:2008/02/26(火) 11:48:11 ID:l1Cz9DXQ0
405がリア友だったら疲れそうだw
407友達の友達の名無しさん:2008/02/26(火) 12:33:52 ID:O/eM8PnM0
以前誤解が元で一方的に勝手にぶち切れたやつがマイミクにいる。
誤解が解けても「わかればいいんだよ^^」とコロッと態度を変えるメンヘラ。
ブログではドリー夢全開のポエムを掲載し、
下手糞なイラストも惜しみなく公開。
しかし一見人当たりがいいので人気者気取り。
そいつはまれにしかログインしないから、マイミク切ってまた
ぶち切れられるのが面倒だから放置しておいたが、
なぜかトップのマイミク一覧に出てくる。
俺マイミク多いのに・・・。なぜ9人しか掲載できないトップに常駐なんだよw
ランダムだから偶然だけどあまりにry
408友達の友達の名無しさん:2008/02/26(火) 12:49:19 ID:N11Y0QmlO
オタクのリア友が空気読めないコメントばっかして
くるのでうんざりして、縁切りついでにミクシーやめちった。
409友達の友達の名無しさん:2008/02/26(火) 15:12:03 ID:E5i6hW0T0
>しかし一見人当たりがいいので人気者気取り。

メンヘルに多い特徴だね!後で構ってちゃんだとわかるという・・・


>>408
オタクは自分の世界にどっぷり浸かって、他人とのコミュケーション能力
ないからしかたないww
全員ではないけど
410友達の友達の名無しさん:2008/02/26(火) 15:23:12 ID:I2AUqq5J0
書く趣味はないが、読む趣味はある。
だからミクシに入っているし
あちこち読みに行ってる。

日記書けとかコミュ入れとかうるさい。
コメつける趣味などない。
誰に迷惑かけてるワケじゃなし、好きにさせろよ。

プロフがウソばかりなのは法律違反だと?
本名や住所晒す趣味もないわ。
411友達の友達の名無しさん:2008/02/26(火) 19:46:55 ID:267PwvIb0
たけと@捲土重来
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=552458

仁王立ち先生。 2008年02月26日09:05
面接1社目ゴートゥDMCウッーウッーウマウマ
イってくる。報告は夕方予定。

飯田橋はあんま好きじゃない場所だなぁ・・・
なんかこう、雰囲気的に。

ワンフェスに実はマイミクさんの半分は行っていたという事実。
クラウザー様のリボは当然買うー

ウマウマのCDちょっと欲しいw


編集ちう 2008年02月26日15:57
面接20分
神楽坂セガ
放置プレイによる湾岸20話クリア
海老クリーム

うひー。 2008年02月25日10:35 トップ画像トミカのスイスポに変更。
俺の中でナイスな車ベスト10に入る。
412友達の友達の名無しさん:2008/02/26(火) 22:46:37 ID:sG19c/G8O
フォトアルバムって人格がでるよね
自分のせてる奴には引いたわ
413友達の友達の名無しさん:2008/02/26(火) 23:09:45 ID:267PwvIb0
たけと@捲土重来
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=552458

ほうこく 2008年02月26日15:57
面接に行ってきました!
予約より30分はやく会社に着いてしまい(;^_^A
チャイムがなかったのでとりあえずドアを叩いて訪問!
編集長さんら二人に応接室に通されいざ面接。
まず自社で出してる雑誌を読ませてもらいました。
そのあと履歴書から質問されて。
やはり道から出てきたところに関心がw
あとはどんな車が好きかとかどんな雑誌読んでるかとか雑談に近い感じでした。
無理はききませんとはっきり言ってきました。
じゃないと「なんでも平気です!」って言ってもし雇われて出来なかったら迷惑かかるじゃないですか。
工場の二の舞はごめんです。
せっかく仲間として迎えられて色々教えられても活かせなきゃ相手も迷惑だしなにより俺が悔しい。
結果は来週だそうで。
さんざん悩んだ志望動機には触れられなかった!(笑)
で20分ほどで終わったのでぶらぶら散策。
神楽坂を歩きマックできのこクリームえびフィレオをテイクアウト。
セガに寄り食べながら湾岸をプレイ(笑)
片手運転片手シフトでもなんとかなる\(^O^)/
GTOでノーコンで20話までクリア。
そして毘沙門天をまつっているという善国寺にお参りしてきました!
なにやらオーラを感じたよ!
御守り買っておみくじ引いて。
小吉。
ありがたや!
そんな一日でした。

カー雑誌編集会社だよ^^
本屋さんによく並んでる有名な・・・あれ、あそこだよ・・・あそこ。
414友達の友達の名無しさん:2008/02/27(水) 02:38:03 ID:CaXE5SCB0
@名前につける人は変なのが多いね
普通の人もいるけど
あと☆をやたら使う女もなぁw
415友達の友達の名無しさん:2008/02/27(水) 16:29:42 ID:HmntI/fz0
最初はよく見てたけど、最近は自慢話が多い
そのマイミクによいしょされて
「あたしかわいいでしょー!」みたいな人気者気取りで調子に乗るのがむかつく
前からその人の新着日記表示をOFFにしてから、見る必要もなくなったよ
416友達の友達の名無しさん:2008/02/27(水) 19:25:22 ID:umvtoBPE0
たけと@捲土重来
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=552458
バルサミコ酢やっぱいらへんでぃ。 2008年02月27日12:15
ハレバレダンスとウマウマダンスはやるべきだよなぁ。
リアルウマウマの動画は最初から最後までニヤニヤ笑ってしまったw
まさに乙!
テンガロンハット。
ていうかヘソ出しリアディゾンなおにゃのこが踊るのがいいんだ男はすっこんです
なんて言っても現実そんなこが踊るわけがないので現実は厳しく我々は2次元の世界へGOするしかない(
ミクのウマウマはかあいいなーと思ったけど
嫁のみさきちウマウマの方が可愛い^^
今日は天気がいいので井の頭公園でも行こうかな。
見に行ける時にいっとかないとねー。
やれるうちにやっとかないとねー。
春一番と聞くとアントニオ猪木を思い出しアントキの猪木にお株を奪われちゃったのかなーとか思ったり。
はなわとか名前忘れてたw
広告見て「誰だっけ?」って。
とりあえず風強いですね。
落書きしてみたら以前と遜色ないのでセフセフ^^
お絵かきオフにいつ呼ばれても大丈夫系?(
むしろ同人誌作るならイラストカットでなんか描かせてくれー
なんて思ってないんだからっ!w
僕とユザワヤで握手!(痛
ういや昨日神楽坂でいきなり声かけられて「八百屋なんですけど果物いかがですか?」ってダンボール抱えた少女がやってきたのはビビった。
とりあえず書類選考の会社に履歴書送らねばー。
ウマウマ
417友達の友達の名無しさん:2008/02/27(水) 19:26:48 ID:umvtoBPE0
井の頭。 2008年02月27日16:35
公園行ってきました!
このごろ修学旅行気分であちこち見てます(爆
すごい広いですね。
立て看板地図見てちょっとびっくり。
植物を見ながら歩き回って弁財天さまの社(?)とか見て。
池というかなんていうんでしょうね?中のあれ・・・あれです、あれ。カップルがボートに乗ったり鴨が泳いでるあの場所(
歩き回るだけで癒されました。
動物園と水生生物コーナーは有料だったのでそこはパスしましたけどね。
一人で見るのもいいですがだいたい親子連れですし(汗
愛犬と散歩してぇなぁ・・・

ヨドに寄っておもちゃ見物。
ノワール+IWSP(?)はカラーリングでノワールがダサくなってるような・・・黒いままの方が似合うような・・・。
かこうとんギロス欲しいけど塗装しなきゃ気がすまない→塗装できない→諦める。
カーモデルコーナー
ではなく完成品コーナーへ。
一人暮らしするまで作れないのでw
おおー31セルシオ。エアロ交換可能。
プラモと違っていつでもつけたりはずしたりできるっていい。
かつて家にあったハイエースとかなまら欲しくなったw
R34ねー。ニスモエアロねー。
プラモはどうしてもR34だけ納得いくように作れなくて。
値段も神姫くらいだし・・・。
サイフにも余裕があるけど・・・。
ううう・・・
気付けば涙目インプをポイント使って半額で買ってしまった(爆
スバル車はトラウマだとか言っておきながらインプが気になって仕方ない俺はツンデレもしくはドM。
しかし
居候の身であり置き場所なんかもちろんないのでどうしようかと悩んでおります。
ぼくも趣味のもの買わないと精神的ビタミンが足りなくなってしまって
車バカです。重傷。いや重症。
なぜインプかというとインプのエアロつきプラモはせいぜいトミーカイラGC8もしくはWRC仕様しかないので
エアロメーカーのエアロ(ヴェルサイドとかヴェルテックスとかRE雨宮とか)つきのはないんですね。
もの珍しさでついカッとなったというか・・・
・・・。
就活がんばります(w
明日もスーツでおでかけだい!
418友達の友達の名無しさん:2008/02/27(水) 19:37:35 ID:umvtoBPE0
たけと@捲土重来
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=552458

大学を2007年に卒業し、約1年間何もせずNEET生活。
今年に入り就活開始して、スバル就職するがわずか1日で退社。

いまだに「(爆」等の一人突っ込みを使用している。
最近流行のものの真似をする。
「でもそんなの関係ねぇ!」等の芸人ネタをとにかく使いたがる。
他人の日記の真似をよくする。
マイミクが日記やコメントをしてもいないのに意味もなく毎日監視しに来る。

2次元がいいとか3次元がいいとか毎回ころころ変わる。
自分がイケメンだと思ってる。
419友達の友達の名無しさん:2008/02/28(木) 00:17:27 ID:awaGrpyI0
↑こういう粘着って死ぬほどキモイ
420友達の友達の名無しさん:2008/02/28(木) 00:43:39 ID:WmSf853C0
色々とごたごたがあったあと、マイミクきられた上に日記をともだち限定にされた。
今までも色々と悪口書きまくってたから間違えなく自分のこと書かれてる。
しかもまるで自分をあざ笑うかのように日記はマイミクしか見れないんで〜
ってお前ねっと上でしか強気でいられないんだなw
マジヒイタ
421友達の友達の名無しさん:2008/02/28(木) 01:14:18 ID:cZEeb9pU0
↑日本語でおk
422友達の友達の名無しさん:2008/02/28(木) 02:34:22 ID:c/NrOzhRO
一度退会した奴が、自分の名前に「プリンセス」付けて戻ってきたときは本気でアク禁しようと思ったw
キモすぎて嫌いw
423友達の友達の名無しさん:2008/02/28(木) 12:21:39 ID:mHgJhTVG0
>>422

それって、御皇室の御方なんじゃないのか?
424友達の友達の名無しさん:2008/02/28(木) 14:13:11 ID:ZehfnMlB0
ねーよww
425友達の友達の名無しさん:2008/02/29(金) 00:50:59 ID:zHv/HNk30
マイミク達の裏表いやというほど見てしまってやる気うせた
いやになってアカウント取り直し
オフラインで会う機会のない人としかマイミクになってない
426友達の友達の名無しさん:2008/02/29(金) 03:02:10 ID:HBapwxpE0
たけとさん頑張ってるな・・・

たけと@捲土重来
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=552458

流れて逆らってそれでも明日は来る 2008年02月28日23:16
おまけ
面接1社目から返事がきた!
落ちたw
そりゃそうだwwww
これで2社撃沈したわけで3社目の返事待ち状態。
明日に求人が更新されるのをチェックしてまた応募からだー
がんばる。
正直なところ求人情報見てるだけでかなり眠くなるというか精神が消耗するというか。
証明写真撮ったけどかなり指名手配チックなので本命でもないところにはコレ貼ろうと思いますw
427友達の友達の名無しさん:2008/02/29(金) 07:36:07 ID:SozTAAFWO
私怨乙 こんなん全く痛いうちに入らんな
−−−
知人。ハンドルをしょっちゅう変えるが天空の神とか
裁判長とかポセイドンとかどうしても権力?ぽいもの
ばっかりで なんかこっちが恥ずかしい。
本人はぱっとしないパンピーなんがなぁ
理事長、パイロット、検察官、教授、ライオン、
ノーベル賞、大統領…

なーんかボキャ貧だし ギャグではなく真面目につけてんだよな
そういう権威に対するコンプレックス?みたいな
ものがあるとは知らなかった
恥ずかしいしきもくなったよ
マイミクに表示されてるのが嫌だ
428友達の友達の名無しさん:2008/02/29(金) 12:20:53 ID:9xJsG2Hd0
>>360
遅レスだが
お前とまったく同じ状況に遭った。
気持ちわかるぞ。
429友達の友達の名無しさん:2008/02/29(金) 16:53:17 ID:g+jGWjrH0
足あとだのコメントだの言うけどよ

マイミクの日記の更新に気づけば見に行く
特に感じるところのないことであればコメントはつけない
無理にコメントしてもおかしなことになりそうだし
コメントつけた日記のコメント数が増えていれば返事来たかと見に行く

日記の更新頻度の多いやつなら足あとつける回数増えて当然
マイミクもしくはコメントつけるマイミクが多いやつなら足あとつく回数増えて当然
じゃないのか?

日記コメントも興味ないことにはコメントしないだろ?つかできねぇよ。

それが普通じゃないのか?というか、そういうやりとりこそがミクシィでないの?

コメントつかないとか足あと多いとかでごちゃごちゃ抜かす連中は、そもそもミクシィやるべきじゃないと思うな。
430友達の友達の名無しさん:2008/02/29(金) 22:03:49 ID:1cOVaulu0
野球を見に行ったと書けば
「いいな〜!こっちは残業続きでテレビ中継も見れないよ〜」
休みの日に行楽地に出かけたと書けば
「うらやましい!こっちは今日も休日出勤です(泣)」

はいはいあんたは忙しくてこっちはどうせヒマ人ですよ
その割にはいつも最終ログインは5分以内なんだがw
431友達の友達の名無しさん:2008/02/29(金) 22:45:00 ID:lC+xtRlA0
>>429
まるっと同意
でも世の中にはとにかく構ってもらいたい!とにかく馴れ合いたい!って人種がいるんだよ
個人的には無理にあわせたりあわせられたりっていう関係よりもお互いに本音で行動できる関係のが良いと思うんだけどなぁ
432友達の友達の名無しさん:2008/02/29(金) 23:05:14 ID:zHv/HNk30
>>429
同意

つけたせば
日記もアルバムも友人までの公開にしているくせに、変な足あとがついたと大騒ぎしているやつも理解できない。
いちいち「晒されているんじゃないか?」とぎゃーぎゃー。

中味なんにも見られないのに、うるさいなぁって思う。
友人まで公開なんだから問題ないだろ?と思う。

街中歩いて他人に見られると「ストーカー」と騒いでいるのと同じだと思う。

それって完全に基地外だよな。
433友達の友達の名無しさん:2008/03/01(土) 07:56:08 ID:2yrCA2Z10
キチガイってか、想像力ないんだろうな。
「マイミクのマイミク辿ってやってきたのかな?」とか
「プロフが検索引っかかったのかな?」とか。

他人の文章読むのが好きだから、よくmixiサーフィンして全然面識ない人の垢とか普段踏みまくってるけど
私も業者かストーカーと思われてるんだろうか。
434友達の友達の名無しさん:2008/03/01(土) 09:51:26 ID:U9VvBmPx0
そんなやつらはミクシィ辞めればいい
435友達の友達の名無しさん:2008/03/01(土) 15:17:28 ID:JWmZUh670
436友達の友達の名無しさん:2008/03/01(土) 15:22:38 ID:IGhJfToh0
437友達の友達の名無しさん:2008/03/01(土) 15:58:36 ID:HiJ1NbZ10
>>430
忙しいと愚痴コメされる度に、
「仕事がそんなに忙しいのにわざわざレスくれてありがとう♪」
って書いてあげればいいかも。
鈍くて通じなさそうだけどw
438友達の友達の名無しさん:2008/03/01(土) 20:38:40 ID:Q+ZBR6XzO
430じゃないがその返しもらった。
うちにも似たようなんがコメントしに来ててイライラしてるとこだ。
439友達の友達の名無しさん:2008/03/02(日) 03:25:03 ID:QkdSx017O
今まではフォトアルバムに自分の顔を載せてるだけでもきもかったのに、ついに自分の日記に顔を載せるようになったW
で、あげくの果てには、マイミクに自分の写真載せられてることに関してのコメントへの返信が、『〜(似てる芸能人)が写ってるでしょ笑笑』だってWWW
今年出会ったときは、正直こんなにきもい自己顕示欲の塊みたいなやつだとは思わなかった。
440友達の友達の名無しさん:2008/03/02(日) 13:02:31 ID:Sg2Dqetn0
友達の日記が自分の体調の話ばかりだ。
おなかが痛い、頭が痛い、生理痛がひどい、体が弱い、熱が出た、子供が出来ない
etc…

そのわりに病院に行っても病気と言われたことないって
まじうぜえw
441友達の友達の名無しさん:2008/03/02(日) 13:37:41 ID:TH6OzryO0
>>440

ジムにでも行って身体鍛えればいいのにねぇ
442友達の友達の名無しさん:2008/03/02(日) 14:36:40 ID:PEo4Mz2y0
>>440
いるいるそういうの
そのうち
今日は鬱
昨日は躁
などと精神病な日々を書き出すぜ
443友達の友達の名無しさん:2008/03/03(月) 21:48:52 ID:hvYy5WgJO
>>439キモいか?

枚数が多いとさすがに
引くが そのマイミクは枚数
が多いの?
444友達の友達の名無しさん:2008/03/03(月) 23:17:44 ID:hH+bkMOy0
プレゼントを贈ったのに、
お礼のメールすら来ない。

mixiで日記アップする暇はあるらしい w
445友達の友達の名無しさん:2008/03/03(月) 23:51:52 ID:PU46hCP+O
>>444
本人確実に受け取ってんの?家族が預かっててまだ手元に渡ってないだけかもよ?
446友達の友達の名無しさん:2008/03/04(火) 00:54:56 ID:wJTFel0uO
>>444
メール送ったのに返事がない。mixiの日記書く暇はあるらしい、って思った事ありそう。
447友達の友達の名無しさん:2008/03/04(火) 01:12:27 ID:LxXoTfQgO
あんなところで繋がると何かと問題ありそうな気がするから
リア友や同級生を見つけた時も話しかけなかった
448友達の友達の名無しさん:2008/03/04(火) 01:51:20 ID:28nHAIoBO
最近あるリア友の日記がうざくてしょうがない
いちいち「身体弱くて…」とか「風邪ひいたのにバイト入っちゃったw」とか
最近の日記で一番ムカついたのは「明日はバイト休んで飲みにいこ〜っと(ハァト」の一文だな
なんで飲みに行くだけでもともと入ってたバイト休めるの?
マジ意味分からん

今日に至っては「私は親の遺伝で自律神経失調症なの!」だとさ
今までは何となく悪いなと思って日記表示させてたけど今日から非表示だな
449友達の友達の名無しさん:2008/03/04(火) 02:11:03 ID:VdYIexdIO
>>445-446
確実に受け取ってるしメールも送ってる。そういえば前も同じ事があったの思い出した。こっちは同じ事があってもお礼の返事はするのに。
忙しいかなと多目に見てたけど、mixi日記アップの方ががよほど大事なんだろうな。
450友達の友達の名無しさん:2008/03/04(火) 04:17:33 ID:cOBcEplC0
mixiに誘ってくれた女を嫌いになった
一緒に自分の家で花火を見る約束をしていた日に了承もなくミクシーの人を誘ってきた
何で知らん野郎を家に上げないかんのだ・・・
それから何かとミクシーの野郎を誘うようになって大変だった。
万博に知らん男と3人はきつかった…新幹線真ん中だし…
451友達の友達の名無しさん:2008/03/04(火) 06:52:08 ID:6TukdStI0
>>450
それはキツい。
452友達の友達の名無しさん:2008/03/04(火) 07:40:49 ID:v1WedPi9O
>>450
それはきつい
てか、何故そんな事は女と遊ぶ
453友達の友達の名無しさん:2008/03/04(火) 08:34:42 ID:y4Ah4GE8O
>>444
あるある。
自分もマイミク(リア友)にメールをだいぶ前に送ったのだが
返事はまだ来ていない。
その間にそのマイミク(リア友)はmixi日記を二度更新しているんだよねww

>>450
うわ〜アリエネ
引くね
454友達の友達の名無しさん:2008/03/04(火) 12:57:43 ID:u55tr4NW0
田中愛美

メンヘラ女、基地害

実の兄にDVされてると日記にリスカなどを詳しく書いてるメンヘラ
周りの人を振り回す典型的なボダ
通信制大学を中退して劇団に入るとかwwwww

http://mixi.jp/show_profile.pl?id=13976758
455友達の友達の名無しさん:2008/03/04(火) 13:50:48 ID:wCJz+n4g0
メールの返事もしないで、
せっせこmixiの更新をしてるのを見ると
引くね。

何が大事なのか見えなくなっているのでは?
みんなに自分の事を聞いてもらう方が大事なの?
456友達の友達の名無しさん:2008/03/04(火) 17:31:33 ID:FLcbzcwo0
2チャンは殺伐としてるし、誰が書いたか基本的にわからないのがいい!
ミキシーだと、リアルと同じで空気読んでコメント書かないといけない
からね。おいらも、不適切なことをマイミクの日記に書いたつもりじゃないの
に誤解されてマイミク切られたからね。しかもリアル現在進行形で知ってる人にね。
まあ、そいつとは普段から距離とりながら会話してるやつだから大事には至らなかっ
たけどね!!頻繁に足跡つけるもんだから、メッセ送ったら無視されて足跡だけ付け
られたなんてざらにあるよ!!まあ、ネット上とはいえ無視されると凹みますね!!
457友達の友達の名無しさん:2008/03/04(火) 17:35:01 ID:R6RJ3dXQ0
>>456
そういうキャラだと俺も敬遠する。
458友達の友達の名無しさん:2008/03/04(火) 18:46:17 ID:wJTFel0uO
>>456
もうちょっと落ち着いて書けよ。
459友達の友達の名無しさん:2008/03/04(火) 19:59:37 ID:LpfKMiz00
>>564
このていたらく 2008年03月04日16:53 チューン自体は完了してても肝心のエンジンがかかんねぇ
そんな状態。
どうにかしようとすればするほど半端になるし
向こう見ずにやればやるほど半端な物事が増えていく。
進むべきか 退くべきか うーん。 これでいいのだろうか。
なんというか精神がガス欠。
どこが悪いかって聞かれたら
心の具合が悪い。
まぁ去年ほど落ちてはいないけど一瞬去年並に落ちた。
ここまで落ちると俺個人や時間経過ではどうにもならん。
気を遣ってないように思われるけどそう思わせる為にどんだけ気を回しているかっていうのは気付かれない。まぁ気付かれちゃ意味がないが。
彼女とかいると違うのかなぁ〜・・・。
俺救い上げられるほどの馬力がある人は居ないと思うw

地味なストレスが続く。
バイトから正社員だったら地元の某大型スーパーでレジからはじめればいいだけなんだけどね。
姉さまにもし「帰りたい」なんて呟いたらどうなるか想像したら色々と怖くて言えず。
とりあえず今は求職のやる気というかモチベーションはゼロ。
この状態でお世話になり続けるのは無理だ。
それなら一旦帰って心の栄養と感情を取り戻して出直した方が早い、と思うのだけども・・・。
こっちきて本気で笑えなくなりました。というか喜怒哀楽なくなりました。
なので顔が丸くなった・・・orz
こっちでバイトの場合は最初からそれ目的で来た方が色々早かった。
ちょっと今更すぎる。
俺としては出直し出来るなら出直した方がいいなぁと思うんだけどな。
今ならまだ間に合う。だから今週どうするか決める、って決めてる。
応募したのに連絡こない会社がいくつか。
うーーーむ。
やはり第二新卒歓迎っても現実はそう簡単にいかないか・・・。
つまり「新卒逃したら人生終了」でファイナルアンサー?(汗
ひどい社会だw
ニートもなりたくてなってる人なんかほとんどいないと思うよ。
働きたくてもこれじゃあねぇ・・・。
ネカフェ難民も出るよ。就職なんて一度逃すと簡単に出来ないもん。
一人で世界旅行とか
プロ野球選手目指して野球一筋でしたとか
そんなやつ普通いねぇwwwwww
美しい国の○んこー!(自棄w
転職ならまだあるだろうさ。社会人でした、って言えるんだから。 こっちは社会人にすらなれねぇorz
とにかく冬ははやく終わってくれ。 寒いと動けない。俺の気力を根こそぎ奪う。
冬は嫌いなんだよ・・・
年中夏なら新年度でも燃えるんだけど
てか なんでこんな一番憂鬱な時期に新年度?
460友達の友達の名無しさん:2008/03/04(火) 20:01:43 ID:LpfKMiz00
461友達の友達の名無しさん:2008/03/04(火) 20:36:31 ID:z136uval0
女でも嫌だが小文字、ギャル文字書くマイミクw
2ちゃんはほとんどみないね
462友達の友達の名無しさん:2008/03/05(水) 12:59:01 ID:CSiHdTo0O
リア友のマイミクがまったく知らない人に町中で告白されて、警察に通報ようか迷った
って内容の日記見てからリア友を見る目が変わった。
知らない人に告白されただけで警察に通報するってどんだけ自意識過剰なんだよ。
その子デブスなのに
463友達の友達の名無しさん:2008/03/05(水) 14:04:13 ID:655Vwe2i0
>>462

告白された経験がなくてびっくりしたんだよww
デブスの私でいいのかなみたいな

いや本人はイケてる美人女だと思っているんだろうなぁ
464友達の友達の名無しさん:2008/03/05(水) 14:10:16 ID:bQIAoZia0
>>462
その知らない人が取った行動で告白されたと思ったんじゃないかな。
ほら、コンビニでお釣り渡されるとき、手が触れたからこいつ俺に気がある。
みたいなそんなレベルで告白されたと思ったとかさ。
465友達の友達の名無しさん:2008/03/05(水) 17:05:10 ID:Go/4oQNeO
>>429
ちょっと遅いけど禿同
466友達の友達の名無しさん:2008/03/05(水) 20:18:58 ID:nyGausQj0
たけと
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=552458
うだうだ。 2008年03月05日15:59
北海道帰る。
467友達の友達の名無しさん:2008/03/06(木) 00:56:27 ID:aBgGUaq6O
>>466
私怨乙。もう分かったから早く消えろ。
468友達の友達の名無しさん:2008/03/06(木) 01:28:16 ID:p9EwrUF/0
>>467たけとさん本人降臨ktkr
469友達の友達の名無しさん:2008/03/06(木) 02:57:19 ID:tlf0wguW0
今までmixiやってみての感想だけど、女同士は最初だけは仲がいいな。
メッセで本当のこと知って仲悪いんだとわかるパターンが多い。
でも、マイミクは切らなくて、コメントでは仲良く振舞っているのが
笑えるww
470友達の友達の名無しさん:2008/03/06(木) 12:22:20 ID:C2jYfPWK0
>>469
リアルではこういう事当たり前だけどそれがネットの中まで持ち込まれてるって面倒くさい時代になったもんだなw
471友達の友達の名無しさん:2008/03/06(木) 14:51:45 ID:af8wfPJ10
DQN素質のある人間がmixiハマると、確実に状態悪化するよね。
かまってチャンもmixi弁慶もほんとウザすぎる・・・。
472友達の友達の名無しさん:2008/03/06(木) 14:53:45 ID:CmhGLtZD0
>>469
女でも切りたい人は切るよ
ネットでまで気を遣うなんてしたくないし
ただ、切るのはいつも自分からだから、相当性格悪いと思われてるだろうけど
それぐらいはどう思われても構わない

リア友で微妙な関係の子とマイミクになったらやっぱり合わないから切った
別にリアルではそこまで嫌な感じではないけど、
人それぞれベストな距離感ってのがあるんだなって学んだ
473友達の友達の名無しさん:2008/03/06(木) 15:09:04 ID:jbHrGq3V0
>>470
リアルと違ってネットだと文章になって残るからね。
リアルなら聞き流しちゃえばいいんだけどネットだとそうもいかない。
474友達の友達の名無しさん:2008/03/06(木) 19:24:57 ID:SvHJgy0T0
>>472
>>473
女ですがかなり同意。
何もかも面倒になった。
一旦退会する予定
475友達の友達の名無しさん:2008/03/09(日) 08:57:23 ID:kOk5ktJJO
>>472
めっちゃ同意
3人くらい一気に切った瞬間、何人かのリア友マイミクが、誰を切ったのかチェックしに来たりしたけどそんなの気にしない。やっぱ嫌な奴〜とか思われたりしてんのかね笑
合わないなら切っておKだと思う。
476友達の友達の名無しさん:2008/03/09(日) 09:16:42 ID:G0JJU0JE0
MIXIのコミュ「1300年祭マスコット白紙撤回」
その管理人の誠氏w
聖闘士星矢が大好きで、マイミクの彼女の崇拝様からして
かなりのカリスマ持ちのキモ男wwwwww
顔画像→http://www9.uploader.jp/user/nikoman/images/nikoman_uljp00005.jpg
MIXI→ id=14364148
「2ch大嫌い」のコミュに入りまくってるけど
お前の面はモロ2chねらじゃないかよwwwwww
477友達の友達の名無しさん:2008/03/09(日) 09:17:20 ID:G0JJU0JE0
MIXIのコミュ「1300年祭マスコット白紙撤回」
その管理人の誠氏w
聖闘士星矢が大好きで、マイミクの彼女の崇拝様からして
かなりのカリスマ持ちのキモ男wwwwww
顔画像→http://www9.uploader.jp/user/nikoman/images/nikoman_uljp00005.jpg
MIXI→ id=14364148
日記炎上中www
「2ch大嫌い」のコミュに入りまくってるけど
お前の面はモロ2chねらじゃないかよwwwwww
478友達の友達の名無しさん:2008/03/09(日) 09:28:00 ID:Uq71vAOYO
mixi始めて、意外とこいつすげーなと思ったリア友が
やっぱり大したことなかったっていうことが多々ある。
479友達の友達の名無しさん:2008/03/09(日) 10:59:38 ID:NBPRHG9kO
>>475
いるいる
誰を切ろうがこっちの自由だと思うんだけどな
480友達の友達の名無しさん:2008/03/09(日) 11:07:49 ID:kOk5ktJJO
>>479
やっぱいるよね
こっちの勝手だし、2桁一気にとかならまだしも、数人切っただけでいちいち偵察入れにくるとかストーカーだしねw
481友達の友達の名無しさん:2008/03/09(日) 11:13:16 ID:NBPRHG9kO
そしてそういうヤシ(数人切ったら足あとつけてくるマイミク兼リアル知人)は
何でもすぐに足あとつけてくるという法則w
動画とかフォトアルバムとかww
482友達の友達の名無しさん:2008/03/09(日) 11:15:12 ID:WTMSqUcF0
たけと
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=552458
きめた。 2008年03月09日02:46
東京就活続行ーッ
とりあえず今日は
午後一時より秋葉原UDXで「アニメゲーム好きな人のための就転職なんとか」が行なわれるのでアキバ行きます。時東ぁみさんが来るみたいです。
午後にスーツでアキバギーゴでチャロンしてたら俺である可能性はかなり高いですw
余力があれば東京駅とか新宿とか。
好きなアニメとかゲームとかやっぱり考えていたほうがいいのかな?
好きなアニメ・・・機動戦艦ナデシコ
好きなガンダム・・・機動武闘伝Gガンダム
好きなマンガ・・・封神演義
好きなゲーム・・・バーチャロン、湾岸、ポップン、QMA
これくらいしか思いつかない・・・もっとあったような気がするんだけど・・・うーん。
まさかヲタ友なんか現地で出来るわけない^^
最近のアニメとか流行はほんとわからんからorz
90年代アニメ大好きな人は俺と握手(
さて
本州のモデラーさんたちは何所で塗装とか製作してるんですかね?
エアコンプレッサーとかペインテングブースなんて置く場所普通なさげですし・・・。
モデラーのための就職なんとかって開催されないかなーーーーーーー
カーモデラー少ないような・・・
483友達の友達の名無しさん:2008/03/09(日) 11:18:51 ID:cilbMBNp0
mixiやってて、リア友が痛い人だってわかって友達やめた。

他の人のページに一日に何回も見に行って
その人から「なんでいっぱい来るんですか?」ってメッセ来た途端マジギレ。
「なんで見に行っただけで文句言われないといけないんですか?
いきなりこんなメッセ来るの、気持ち悪いんですけど。
もう言われても見に行きません。」
みたいな内容で30行くらいあるメッセを送ってた。。

構ってチャンだし、人を叩いて「自分は違うのー」とか、すごい寒い。
というかキモイ。

痛い人が多すぎて、人付き合いがどんどん嫌になっていくなぁ(´ω`)
484友達の友達の名無しさん:2008/03/09(日) 13:48:11 ID:mjCq41GeO
主婦をマイミクに入れたらウチの日記のコメント欄で延々と自分語りされて参ったなあ。
おまえの日記は自分とこで書けつうの
485友達の友達の名無しさん:2008/03/09(日) 13:49:38 ID:cIgfQME60
>>483

mixiはそんな人多いから、あまり気にしなさんな
どんどん切っていったほうがいい
特にmixiは痛い人多いから
486友達の友達の名無しさん:2008/03/09(日) 13:52:45 ID:mjCq41GeO
そうだねとっとと切ってバンする。それが一番いいね
487友達の友達の名無しさん:2008/03/09(日) 18:34:30 ID:8n9CS2d40
足あと残ったくらいでいちいち騒ぐなら、アク禁にすればいいだろうし、そもそもミクシィやらなきゃいいじゃねぇか、と思うがな。
なにかが更新されたから見に行く、だけじゃないだろう?
足あとついたくらいでネットストーカーって、そういうこと言い出すやつの方がよっぽど精神病んでいると思うぞ。
488友達の友達の名無しさん:2008/03/10(月) 00:07:03 ID:A24sZ5mP0
>>487
同意
まぁ、>>483が書いた二人は、どっちもどっち。
489友達の友達の名無しさん:2008/03/10(月) 03:39:18 ID:aolzt0a/0
>>488

俺も同意!

足跡ついたくらいでネットストーカーなんて病んでいる
見なければいいのにねぇー
490友達の友達の名無しさん:2008/03/10(月) 07:58:51 ID:Lmdx6n7c0
足跡ぐらいでうだうだ言うやつは
自分も足跡気にしすぎなのを自覚した方がいいよな。
491友達の友達の名無しさん:2008/03/10(月) 11:24:20 ID:ZxnBAlDPO
日記が全部「あたしって○○だから〜」系の奴が居る。
例えば「あたし小食だからこんなにたべられないのぉ〜」だとか
「あたし肌が弱いからぁ〜××できないのぉ〜」とか
挙げ句の果てに「あたしって不細工で可愛くないからぁ〜」とか言いつつ、自分で写メ撮って自信満々に上げてる。

正直ウザイしキモいだけだよ…。
自分大好きも大概にしろ。
492友達の友達の名無しさん:2008/03/10(月) 12:44:18 ID:Pj7KPdS40
ネットで顔出せば大体悪く言われないからねw
493友達の友達の名無しさん:2008/03/10(月) 13:04:44 ID:c28jT2qe0
>>489

同意
そういうヤツに限って複垢なんだよな
494483:2008/03/11(火) 08:35:37 ID:JdLX0n+W0
なるほど〜。
確かに足跡くらいで気にする人もちょっと変かもわからんね。

ちなみに30行のメッセの後、30行くらいのメッセが返ってきて
お互い「もう気持ち悪いんで、返事しないでください」
「返事しないでと言って勝手に切るのは失礼ですね。こちらこそもう結構です。」
「失礼なのはあなたですよ。本当に、最低ですね。さようなら。」
のやり取りがされていた。

自分は内容見せてもらったんだけど、後で考えてみると面白かったw
お互い自分が言いたいこと言って勝ち逃げしたいみたいな負けず嫌いな上に構ってチャン。
似た者同士だったのかねえ。
495友達の友達の名無しさん:2008/03/11(火) 19:45:59 ID:zKI8VsgG0
「まあ」「同意」「d」「orz」「ショボーン」「ヤシ」「何か?」「でつ」「まつ」「でしょ」
「なぜか変換できない」「漏れは」「ジャマイカ?」「ウザイ」
「厨」「信者」 「新参」「(ぁ」「(ぇ」「(ぉ」「(ぉぃ」「(爆」「(核爆」「w」等の一人突っ込み
は痛い
496友達の友達の名無しさん:2008/03/12(水) 00:09:28 ID:/bTB1tb50
けっこうかっこいいと思ってた男の子の日記が痛かった。
よかった気がついて
497友達の友達の名無しさん:2008/03/12(水) 01:16:58 ID:hTAwe/EN0
「orz」を多用する人はボダやらメンヘルが多い
mixiやってみた感想
498友達の友達の名無しさん:2008/03/12(水) 01:32:16 ID:+gUkDI2lO
>>429はもっと同意されるべき
499友達の友達の名無しさん:2008/03/12(水) 08:07:40 ID:dS5Z26wN0
>>497
同感
マイナス思考、妬み屋にも多い
日記書かないでほしい
500友達の友達の名無しさん:2008/03/12(水) 08:08:14 ID:XXJ6496WO
エビちゃんとかトップの写真にしてる人ってズルい。

実際はブスの癖にw
501友達の友達の名無しさん:2008/03/12(水) 08:28:12 ID:1Ywgokve0
>>495
俺の事かーーーーーーーーーーー(ry
502友達の友達の名無しさん:2008/03/12(水) 10:20:49 ID:k6G2JX7j0
>>495
木亥火暴

これならOKか。
503友達の友達の名無しさん:2008/03/12(水) 10:26:22 ID:WndquPym0
>>502
wwwww
504友達の友達の名無しさん:2008/03/12(水) 10:40:33 ID:kmu6TKBpO
>>497
かなり同意
メンヘル・かまってちゃん・わがまま・根暗 が多い
505友達の友達の名無しさん:2008/03/12(水) 11:28:42 ID:/eCu2PbrO
>>495(w)←これは痛いの!?(゚д゚)w

私は気にしないけど何故に‥!?w
506友達の友達の名無しさん:2008/03/12(水) 11:45:51 ID:k6G2JX7j0
>>505
たまに使う程度ならいいけれど、
あなたみたいにしょっちゅう使うと痛いね。

wは(笑)と同じ意味だから、(笑)に置き換えて考えてみるといいと思うよ。
507友達の友達の名無しさん:2008/03/12(水) 11:54:27 ID:mJ+d4orS0
(藁)も痛いですかそうですかw
508友達の友達の名無しさん:2008/03/12(水) 12:53:59 ID:IF4zNh+kO
リア友(男)が本名に加え、学歴と職場、住んでいる町までプロフに載せている。
それはどうかと指摘したのに一向に直さないし、どんだけ自分を晒したいんだよ。
某有名学校に勤務だから余計心配だったのに、変な日記書いて問題になっても知らん。
509友達の友達の名無しさん:2008/03/12(水) 12:58:54 ID:D/Toxh2xO
>>508
そんな人、ざらにいるけど…。

マイミク(リア友)が日記で直メアド晒したのは
さすがに引いた
510友達の友達の名無しさん:2008/03/12(水) 17:18:20 ID:lhhxI1gT0
>>500
自分のリア友のマイミクもそうだw

デブスの癖にTOP画はいつもモデルとかのかわいい人の写真。
この前なんて、車を運転中の横顔を友達に撮ってもらって
日記に貼ってた・・・
よほど自分のことをかわいいと思ってるんだろうなあ
511友達の友達の名無しさん:2008/03/12(水) 17:53:18 ID:MhsV4J2Z0
>>510

自分のマイミクにもいるや・・・
日記にポーズ決めてる写真UPして
痛すぎるから、最近日記もみにいってないや・・・
512友達の友達の名無しさん:2008/03/12(水) 21:11:47 ID:9abf9ZjAO
痛い日記を楽しむ為にmixiやってる
513友達の友達の名無しさん:2008/03/12(水) 22:42:48 ID:LR/s6tTe0
自分が絶対正義と信じ自分が気に入らなきゃ、徹底的に日記で貶してる奴かな

みんなリア友でマイミクなんだけど
一人が書いた日記が気に入らなかったらしく
名前こそ出してないが、意図させる言葉で徹底的に貶してた
全体公開で、んな事書く方がよっぽど痛い事に気付いてるのかいないのか・・・
さすがリアルニートは考える事が違うな
514友達の友達の名無しさん:2008/03/14(金) 01:58:47 ID:vdyG2k9L0
mixi中毒のメルヘンおかま、ケン。いつも5分以内w
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=405767


あなた、メルヘンオカマのケンさんですね。
ってメッセージを送るととっても面白い反応をしてくれますw
515友達の友達の名無しさん:2008/03/14(金) 15:29:07 ID:XMBvYWaw0
自分の考えや感じたことが絶対で人の言う事に聞く耳持たず、その上被害妄想の気があるから人の日記読んで『これは私のこと?』なんて思ったりする面倒な人。
はぁ〜?と思ったのは『ある人と訳ありマイミク切りました』とマイミクを解消したいきさつを共通のマイミク(リア友含む)がたくさんいるのに自分の日記に書いて晒した。
それを相手に言ったら『何が悪い?』っていう反応。あぁ、この人とは物のとらえ方が違うのね、と思った。
離れたかったのはこっちも一緒だから。事を丸く治めようとして必死になっていた私がバカだったわ。


516友達の友達の名無しさん:2008/03/14(金) 16:29:44 ID:B50iZgLhO
>>506

> wは(笑)と同じ意味だから、(笑)に置き換えて考えてみるといいと思うよ。

草生やすのは(笑)と同じ意味なのか。
馬鹿にして笑う時とかに使うと思ってた。
517友達の友達の名無しさん:2008/03/14(金) 18:57:43 ID:OAj7NOz60
w って嘲笑の意味もあるし、(笑)と一緒にしない方がいいと思う
自虐で使うんならいいと思うけど
518友達の友達の名無しさん:2008/03/14(金) 21:31:45 ID:byjBtmn40
519友達の友達の名無しさん:2008/03/15(土) 00:16:52 ID:6NUa4CKb0
>>515

あぁーそんな人多いね
特に女性
たぶん自己中心的な性格でメンヘルさんだと思うよ
で、mixi中毒でしょ?
リアルで真の友人は少ないと思う
520友達の友達の名無しさん:2008/03/15(土) 02:49:37 ID:bq2wl7qO0
そういや、とあるバトンを回したらマジギレされた事があったな。
わざわざ理由を聞いてきて、その内容が気に障ったらしい。

「人の気持ちを考えない」とか「解っててやってるだろ」とか被害妄想を書き殴って
暴言とも思える言葉を吐いて行った挙げ句に、俺が謝る羽目になった。
他の人も見ている手前、荒らされるのも勘弁だと思ったから謝ったんだが
そいつからは「言い過ぎた」の一言すら無かった。誤解だけで完全に俺が悪者。

その事件の前に開催されたコミケで本を1冊頼んで、事件の後に会って受け取ったんだが
ボロボロになった同人誌を持ってきやがって気持ちの中だけでかなりブチ切れた。
それはもう、BGMが盆回しの人類滅亡ぐらいに。
表面で冷静さを保つのは凄い難しかったが、俺は大人だから頑張った。
渡す時にそいつはニヤニヤしてやがって、謝罪の意志が無い事がハッキリと解った。

ついこの間、マイミク切って、完全に縁も切れたんだが、非常に清々した。
同人誌代の500円払った事だけ後悔してる。
521友達の友達の名無しさん:2008/03/15(土) 22:09:10 ID:u8pUMHGx0
リア友マイミクの日記を読んだら、無駄な改行にポエム調日記、
おまけに自分のことを「あたし」と書いていて、30代でこれはないだろーと思った。

日記の内容も「あたし頑張ってます」か「あたし凹んでます」的な内容が多くて、
かまってちゃんオーラ全開。

そういえばリアルで会ってる時も自分語りが好きだったなーとか思うと
少し距離をおきたくなってきた・・・
522友達の友達の名無しさん:2008/03/16(日) 00:42:01 ID:pf8YJMDn0
みんな色々あるんだなぁ…

友達の日記が自慢話だけでうんざりだよ。同じ話題を連日しつこく続けてくるw
しかも人の行動をすぐ真似たがる奴なので、自慢といっても他人の真似事で正直うざい。
ライブ行った事を書くと、向こうもライブ行きたいだの言い出すし
共通のマイミクがオフ会レポ書けば、同じようにオフ会開くことにしましたーみたいな。

本当にやりたい事をやってるんじゃなくて、自分もそういう事を日記に書いてみたいだけだろ…。

コメントも自分語りや揚げ足とりしかないので、レスつけてない。
自分の事を良く見せたいだけなんだろうけど、そういう人間って、自分の事に関してはよく解ってない。

今ではもう足跡すらつけていないけど、
最近は「○○しました」とか、タイトルで構ってくれオーラをアピールしてくるから笑うしかないwwww
最新日記のタイトルを非表示にしてるけど、それだと他のマイミクのタイトルも見えなくなるから不便だ。

523友達の友達の名無しさん:2008/03/16(日) 08:03:51 ID:gPfT0Wdo0
>>522

自分のマイミクにもいるよー

その人だけ新着表示できないようにできるから、
「マイミクシー管理」とかから、その人だけ非表示にするといいよ。

自分のマイミクは、かまって、日記&病気になったとか言うタイトルばっか。
自分の日記のコメントに愚痴とか、思ってること書きまくるし
「マイミクの○○へ」とかタイトルの日記UPしてて、「そういうことはメッセでしろよ」と思った瞬間非表示にした・・・。
524友達の友達の名無しさん:2008/03/16(日) 11:42:59 ID:H5hI32pDO
>>520
バトン回したら、いきなりキレる人もいるよ。
当時は始めたばかりでよくわからなかったんだが、
バトンを回されすぎてイヤになっていたらしい。
他にも、何が気に入らないのか延々と文句言ってる人も
いた。
525友達の友達の名無しさん:2008/03/16(日) 22:44:36 ID:w95Xjrd00
バトンうざいよね。
526友達の友達の名無しさん:2008/03/17(月) 18:51:56 ID:W+s+Eb2z0
ミクシィ入りたての頃にバトン回された事がある。
まだバトンを回せるマイミクもいないし、面倒臭いのでスルーしていたら

「あ、バトン答えてやって下さいねw」

…みたいなコメントしてくるバトンの送り主に「ウザーーーー!!!」となりました。

バトン自体は悪くないのかもしれんが、それを催促する奴がウザいの何の…。
その時はやらないといけないのかと思い、結局バトンに答えてみたところ、
薄っぺらな質問にスゲエ時間かかってしまって…ムチャクチャ面倒臭かった。
ある意味嫌がらせだね。あれ。
527友達の友達の名無しさん:2008/03/18(火) 03:43:24 ID:csxcp9Pp0
バトンって質問がありすぎだよな?
あんなの面倒くさくてやる気がせん
しかも、プライベートな質問だし
全部無視w
528友達の友達の名無しさん:2008/03/18(火) 18:38:10 ID:IVwXv6FE0
福赤でアクセスされてると大騒ぎしているヤツが福赤でバンバンアクセスしてくる


同レベル
いや、それ以下。
529友達の友達の名無しさん:2008/03/18(火) 20:21:08 ID:csxcp9Pp0
>>528

同意!w
被害妄想の自己中だから

女同士は1年ぐらいでいざこざがマイミク内で勃発している
あれだけ親友だけ言っていたのに
それを観察するのが好きだからmixiやっているw
リアル友人とは決してマイミクなんかしないほうがいいよ
530友達の友達の名無しさん:2008/03/18(火) 20:45:01 ID:j2dlc0Fx0
>>528
それはここに晒されているからだよ
531友達の友達の名無しさん:2008/03/18(火) 23:54:09 ID:BaZfamzR0
友達同士でも、ネット上だとイザコザが生じたりするのは何でだろう?


自分は、友達のリアルとネットとの人格の差が激しくて笑える。
そんなに深い関わりがない相手だからマイミクになったけど
ネットとなると急に馴れ馴れしくなるから返事に困る。
異様にテンション高いコメントとか長い顔文字とか…
ウケると思ってやってんだろうけど、こっちは白けてますww
532友達の友達の名無しさん:2008/03/19(水) 02:02:50 ID:/KobuCCq0
同じバイトの人から
マイミクになろうって何度も言われてるんだけど
自分が普段、人に見せない部分を見せる事によって
関係が壊れてしまうのが恐い…
でも、こういうのをきっかけに
リアルでも、もっと良い関係になれるかもっていう期待もある。
どうしようかなぁ。
533友達の友達の名無しさん:2008/03/19(水) 09:09:50 ID:iz7GiPav0
やめとけ
どうせこじれるから
534友達の友達の名無しさん:2008/03/19(水) 10:35:28 ID:lITvmc8c0
>>532
「前に友達とマイミクになって仲がこじれたから、
面識ある人とはしないことにしてるんだよ。ごめんねー。」かなんか言って断れ。
535友達の友達の名無しさん:2008/03/19(水) 10:51:43 ID:hVMS72DK0

http://mixi.jp/show_friend.pl?id=11989438

自分大好き売れ残りババー。
リア友に相手にされず、ここぞとばかりにネット上で偽善ぶっちぎり。
マイミクからは良い人と褒めちぎられ調子にのる。
料理上手アピ。仕事熱心アピ。親孝行アピ。
その都度マイミク大絶賛。本人、え〜照れます〜〜♪を連呼。
マイミクを切ったら裏切られたーーーと日記に被害者アピをしそうで恐い。
ライブで会ってしまったときに、コイツ空気読めない・・・と
知ったが時すでに遅し。あの年まで独身いまだに男っ気なしって納得だった。
536友達の友達の名無しさん:2008/03/19(水) 14:27:49 ID:JdVwO36FO
リア友とマイミクになったんだけど超粘着。足あとにそいつの名前があるだけでゾッとするくらいウザイ。
ちょっと自己紹介や写真を変えるとメッセージを送ってくる。
日記もほとんど書いてなくて過疎ったとこなのに毎日毎日何を見にあんなに踏みにくるんだ?と思う。

そのマイミクの紹介文にやたら容姿や性格を褒めちぎってるのがあるんだけど、とあることからその紹介文を書いたのがそいつの複垢だと判明。
つまり自分の複垢で本垢の紹介文を書いてた。
すごくキモイ。

長文チラ裏スマソ。
537友達の友達の名無しさん:2008/03/19(水) 14:40:48 ID:02n9lbdT0
>>536

それはキモイですね!!
そんな複アカの使い方する人いるんだなぁ
リア友は、かまってちゃんなんだよ
あとその行動からボダだと思う
早く切ったほうがいい 後でぜったいにこじれるぞ
538友達の友達の名無しさん:2008/03/19(水) 18:37:20 ID:ytgFCIctO
リア友のマイミクにある一流大学通ってる奴がいるんだけど、そいつが地元の大学のコミュをバカだのクソだの書いて荒らしてるのを見た時はさすがにひいたな…。
その地元の大学の確レベルは確かに低いんだけど、なんだかなって感じ。

愚痴でスマソ
539友達の友達の名無しさん:2008/03/19(水) 19:10:23 ID:7VkXgV3F0
540友達の友達の名無しさん:2008/03/19(水) 20:42:13 ID:ptLfQoX+0
それではここで、たけと様のかまって中二病日記をお楽しみください。
ttp://mixi.jp/show_friend.pl?id=552458

コミュニケーションの難しさ。 2008年03月19日13:09
を痛感。
気を使えば使うほど悪化する。
でも俺はこれ以外知らないんだ・・・どうしたらいいかを。

今まで誰と接するにもこの気遣いで円滑だった。
でもこっちではそれが全く通用しない。

人間関係に意外なところで悩むとは。
悩む。

家族と他人との境目がすごく悩ましい。
はっきり身内ならこう、はっきり他人ならこう、ってできるけど
それがない。

さらに俺に対して一生懸命に
本人である俺よりも色々考えて支援してくれている。
それはもちろん感じるし、本心から感謝しています。

でもこのモヤモヤがなんだろうかというのがある。
「はっきり言えばいいのに」って。言えたら苦労しない。
なぜ言えないか、言いにくいかは俺にもわからないんだから。

怖いとか、悲しむだろうなとかそういうものではないなにか別の良くわからないものがモヤモヤしてて、それが俺の咽喉まででかかった言葉を打ち消してしまう。

家族や友人にはストレートに言える事も
姉さまたちにはなぜだか言えない・・・。
541友達の友達の名無しさん:2008/03/19(水) 20:42:57 ID:ptLfQoX+0
「すごくつらいことだけど頑張って言ってみて」
とカウンセラーの方に言われた事はこれだったのかと。

すごく辛いよ。
工場の係長に「辞めます」って言ったときより
面接官にひねった即席質問するよりも数万倍心苦しいもの。

今年は俺の避けてきたことに次々直面するなぁ・・・(´Д`)
しかしこればっかりは俺の心が成長しない限り解決できんかもしれん。
まだまだ幼いあまちゃんのぼっちゃんですから。

でも、そう言ってられないのです。

俺自身こんな腐った心持でブラブラしてたら
そりゃ社会人の義兄さまから見ればただの甘えたニートでしかなくムカつくでしょう。
しかし今の俺には「なにくそ!頑張るんだ」という気持ちが正直ゼロなわけです。一向に回復の兆しが見えません。
そんな俺をいつまでもお世話させてしまうわけにはいかないと自分で自分に思うのです。

いくら応援してもらっても
頑張れといわれても
頑張れないんだから。

そんな状態で俺の生活や将来や仕事の事を一生懸命考えられると余計心苦しく思うのです。
頑張れないのにそんなに考えてもらうのはすごく罪悪感なのです。

普通だったらそこまでしてもらってるなら頑張れよ!
って思うでしょう。
でもできないんですよ。本当に。何をしても何を見ても
根元が腐ってしまってると思うくらい。

そのせいで俺の望まない家族関係になりかけた。
もちろん揉めて欲しくないし、いがみ合って欲しくない。
俺の行動や言動一つで全てのバランスが崩れるんだ・・・。

慎重に崩さないようにしてきたのを危うく取り返しのつかない崩壊をするところだった。

やはり早計だったな今回の旅は・・・。
そもそも中途半端な気持ちだったのがいけなかった。
遣り残しばかりだったのに無理して出てきたばかりに結局それらが振り切れずこんな事に。

何やってんだろ・・・。

全部終わらせてからでも十分間に合ったし、むしろその方が良かった。
何を意気込んで焦って自滅して・・・
結局どっちも中途半端じゃないか。余計ひどいよ。
542友達の友達の名無しさん:2008/03/19(水) 20:43:46 ID:ptLfQoX+0
馬鹿だな。
こんなの勇気とは言わない、愚かと言うんだ。俺が一番嫌な事だ。
それを自らやってしまうとは。

今までキッチリ考えて段取り踏んで、そりゃあちょっとはアクシデントがあるけどそれも考えた上でやってきて。

それなのにこんな肝心な時に判断を誤る。
これ以上は取り返しつかなくなる前に取り戻さなくてはならない。
というか余計回り道してしまった結果になった。

俺は本当になにをやっているんだろうか・・・。
まさに今泥沼状態。

とにかく時間をかけてでもどれもどうにかせねばならん問題で。
でも時間も残されてないわけで。

たとえ大勢の人に「それはどうかと」と思われても俺には必要なことなんだよ・・・。
肝心なところはものすごく不器用だから。
543友達の友達の名無しさん:2008/03/20(木) 00:27:46 ID:lsLvST/wO
>>537
レスありがとう。>>536です。
そのマイミク、リアルではすんごくいい人だから本当びっくりしたんです。
キモイって同意してくれてすごくうれしかったよ!ありがとう!
いろいろあって切りたいけど切れないから
今プレミアムだけができる日記の公開範囲をいじれるやつが一般にもできるようになったら
そいつには公開しないようにするつもりw
544友達の友達の名無しさん:2008/03/20(木) 15:36:50 ID:1SJRWIUQ0
新規約に反発して(修正前)辞めていった元友人。
別に辞めるだけならいいが非常識だの法律違反だのmixiを中傷したのが許せん。
自分の好きなものを批判されたら誰だって嫌な気するだろうにそれがわからんのか。
545友達の友達の名無しさん:2008/03/20(木) 23:57:44 ID:+KaILRze0
こそこそチクチクすんな、×△×○●子。
意外と粘着?
546友達の友達の名無しさん:2008/03/21(金) 01:07:27 ID:hORkL2+80
>>545

半分ぐらい晒しちゃいなよ? YOU
547友達の友達の名無しさん:2008/03/21(金) 03:06:19 ID:R9xfcxXZ0
友人が結婚したばかりなのにマイミクの男に擦り寄って媚び売る日記書き捲ってるの見てかなり引いた。
日記には必ずコメントをつけ日記の内容は男の日記に関連する事だらけ。
普段から芸能人のことをキャーキャー言ってる子だったけどそれは相手が芸能人だからだと思ってたのに。
あんな軽い女だとは思わなかったよ。
548友達の友達の名無しさん:2008/03/21(金) 16:39:31 ID:OImZLLgJ0
ボダ女にコミュ追い出されて
仕方なく新しいコミュ作ったら
ボダ女の取り巻きが次々と参加希望
散々やってもいないこと吹聴して回りながら同じことをやってくる
キモチワルイ
ボダの取り巻きも気違いだ
549友達の友達の名無しさん:2008/03/21(金) 21:33:54 ID:aFwjlajj0
嫌いになった、と言うか、これから嫌いになりそうな予感。

友達は現在フリーターで『将来の夢』というのがあるタイプ。
それに向かって長いこと努力をしているのは知っていたので、
それゆえにフリーターであること自体も特に気にしていなかった。

が、彼女の日記がいつも、
「バイト毎日はつらい」「朝起きるのがつらい」
「バイト先の人間関係がつらい」「責任ある仕事を任せられるのがつらい」
と甘ったれた愚痴ばかり。

気付けばバイトも週に2回とか、月に10日ほどとか、そんな仕事ばかりになっていた。
休みの間は友達とライブや旅行に行ったりする日記ばかり。
時々、夢に向かってがんばる様子がぽつりぽつりと書かれる程度。

単なるアマちゃんなんだということがよーくわかりました('A`)
550友達の友達の名無しさん:2008/03/21(金) 22:40:22 ID:RKBTHasO0
これから大学生になるんですが、大学新入生のコミュニティーがすごい盛り上がっててオフ会を入学式前にやろう的な流れになってて、自分が大学入った時に軽くハブられそうで不安。。
今はミクシーやってない人ってのはそんなにいないのかな?
551友達の友達の名無しさん:2008/03/21(金) 23:34:32 ID:zGBULGGx0
ちょw 2008年03月21日09:32
メッセ着てて見たら「晒し被害者ですよね?僕も2ちゃんで晒されて以下略」みたいなのが。
おいおい、すでに俺同類って前提で話が進んでるぞw
たしかにいじめられっこの末っ子のやられメカだけども(爆
晒されたとしても別にどうでもいいし、そんなもんいちいち構ってる暇ない。
あることないこと言ってればいーんじゃないすか?言いたい人はw
って思いますけどね俺なら。んで放置。
気にしない^^
むしろ俺なんか一時のネタにもならんですよ?(汗
日本でいじっても面白くないヤツワースト10に入る自信ありますし。
ボケでも天然でも面白いこと一切ないですからね。
すべりまくりorz
メッセージは「スルーしてくれて結構です」と締め括ってあったのでスルーの方向で^^
先日もマイミク申請あきらかに業者な人から来ててお断りしましたけどね。
春ですね。まだまだ寒いですけど。
そんなことより「四谷怪談」というちょっと昔の日本映画。
高岡早紀さんのおっぱいが!ボローン!って!あんなきょぬーだったなんて知らなかったから衝撃的でした。
・・・やっぱ形が大事かと( 常に 制する アキバは
( ゚∀゚)o彡゜おっぱいおっぱいおっぱいおっぱい!w
(^ω^)おっおっ
(^ω^)僕は手でふにふにできるくらいあればいいお
「フリージア」には絶望した!
「着信アリ」の次に俺が寝る映画確定w
やっぱ漫画をなんでも映画にしちゃいかんですよ。3次元には限界がある。
漫画だから面白いのに。
さ、材料買いに行ってきますか・・・今日も寒いなぁ・・・。
552友達の友達の名無しさん:2008/03/22(土) 12:49:31 ID:9wQ9xVQp0
たけと
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=552458
良い日旅立ち。 2008年03月22日09:35

あー去年の今頃か。ちょうど1年か・・・。
どうしてるかな。
とりあえず「やろうとすれば」ここまで出来るのはわかった。
もうちょっとなんだろうなー。そのもうちょっとが自分との対決で難しい。
周りにかなりご迷惑をおかけしております。
出世払い・・・したいなぁ(汗
やらなければいけない俺の中での義務を来月までには全部果たそう。
一生気になるからね。
そういう事は気にするの。変なところで神経質。
それが終われば心置きなく自分が出せると思うから。
目の前のやる事も大事だけど
過去の清算も大事だと思うのよね。
未来のために過去に決着をつける。
その方が明るい未来になるんじゃないかなと。
まなかなも〜卒業したことだし(そんなの関係ねぇ!w
ふんぎりつけて参りますか。
後腐れあっちゃ気持ちよく就活できねぇしな!
553自治スレでローカルルール議論中:2008/03/23(日) 16:00:30 ID:bdR5HD0A0
「悩み事が…」とか言うから何かと思ったら
「PSP壊れた」だってよ…

修 理 出 せ や !

しかも壊れたんじゃなくて「壊した」の間違いだろう!
花粉症がどうのこうのとか、もう3日連続同じ内容が続いてる。

本当どうでもいい事で構ってアピールしてくるのがムカつくんだよなぁ。
554自治スレでローカルルール議論中:2008/03/23(日) 16:15:53 ID:5CiVuqnO0
555自治スレでローカルルール議論中:2008/03/23(日) 17:36:00 ID:iV+8v51rO
>>553
そういう人、いるねw
自分のマイミク(リア友)の場合は
「困ってます…」って言うから、何事かと思ったら
携帯の機種をどれに変えようか迷っているんだと。
なので、お勧めの機種教えて♪だとさ。
あなたの携帯はどこの機種で、どんな機能があるかも教えて〜とか。

コメントたくさん欲しいの見え見えだしね。
結局そのマイミク(リア友)、機種変しなかったしww
556自治スレでローカルルール議論中:2008/03/24(月) 03:30:39 ID:L1nrSIq1O
まだ性懲りもなく地雷バトンやってるバカがいて、
「読んだ方は全員同じタイトルで日記書いて下さい」だって。
マイミクの日記が更新されれば見てしまうのに、
「日記見ましたね」とかぬかすなボケ!

で、当然、コメントもつけず無視してたら
「足あとが残っているので日記よろしく」って
メッセージまでよこしてきやがった。

その場でマイミク切りました。
557自治スレでローカルルール議論中:2008/03/24(月) 04:44:39 ID:X8EbRXt9O
コピペ?
バトン回されたくらいで、怒る人の気持ちがわからん
嫌なら「やりたくないから」って言えばいいだけ
でもそのあとのメッセージとかは確かにウザイなw
558自治スレでローカルルール議論中:2008/03/24(月) 08:56:56 ID:3umKWSYK0
そうだな
やりたくないと言えないからって責任転嫁するなよって思う

ガキなんだよガキ
559自治スレでローカルルール議論中:2008/03/24(月) 12:48:56 ID:8TlpKEB60
オレの場合、「チェーンメール的な要素があるので自分のポリシーと合わないから渡されても一切書かない」って日記で宣言したよ。
もちろん、そんなポリシーは無い。
560自治スレでローカルルール議論中:2008/03/24(月) 14:02:51 ID:AamUNSN1O
学会員ナルシスト
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2336375
561自治スレでローカルルール議論中:2008/03/24(月) 18:51:59 ID:fhBTWPY40
バトンなんて時間の無駄だから無視w
562自治スレでローカルルール議論中:2008/03/27(木) 05:17:01 ID:TWlFFxtEO
足跡付きまくりでキモイ

http://mixi.jp/show_friend.pl?id=8856007
563自治スレでローカルルール議論中:2008/03/27(木) 12:00:37 ID:+CWmafus0
マイミクがチベット問題にハマってしまって、少々ウザい。

アイコンムーブメントだのコミュだの紹介してくれて
日記はいつもチベット問題。微妙なのか他のマイミクもコメントつけないから
挙句「日本人は興味ないんだ、隣国のことなのに」とかいう。
個人であれこれやるのはいいんだけど、日記なんかだとコメに困る。

そいつのマイミクの数が異様に増えているから一覧見たら
チベット国旗だらけ、「@FreeTibet」とか何とかハンドルのケツにつけてるヤツだらけ。
ちょと怖い。

チベットのことは気の毒だけど、それをワーワー押し付けるのもどうかと思う。
564自治スレでローカルルール議論中:2008/03/27(木) 12:14:16 ID:tx8qK/U80
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=29019073&comm_id=3130534
shioriの妄執こえええええええぇぇ
565564:2008/03/27(木) 12:15:12 ID:tx8qK/U80
すまん。
誤爆した。
566自治スレでローカルルール議論中:2008/03/27(木) 14:09:42 ID:CP3qRHrr0
>>563
60年くらい前からの問題なのに、今頃言い出すところがアレですね。
567自治スレでローカルルール議論中:2008/03/27(木) 21:10:01 ID:m90QAs8V0
そりゃ、あの中国に関わることだから、きっかけがないと書けないだろ
568自治スレでローカルルール議論中:2008/03/27(木) 23:54:50 ID:Kp4GWiVi0
id=5310 ←基地外
569自治スレでローカルルール議論中:2008/03/28(金) 09:45:53 ID:VHZbt6sI0
>>563
興味はあるけど、mixiではやりたくない人だっているよね。
ある意味バトンと同じだな・・・
570自治スレでローカルルール議論中:2008/03/28(金) 10:19:35 ID:zlALmFnn0
流れを読まずに書き込み

元友達が旦那とそんなに仲が良くなくて、
「喧嘩したよ〜」とかって結構深刻に日記に書いてたんだけど、
それに対して、「大変だったね」ってコメしたら、
「まぁ、普段は仲良くて、一緒に手繋いで寝てるけどね」
って、聞いてないこと書いて来たことあった。
しょっちゅう喧嘩してるらしいのに、何でわざわざ惚気るんだろう。

こういうこと書く人って負けず嫌いなんだろうなぁ。
話の流れで旦那が昇進したって携帯でメールしたら、
「うちも毎年4月に昇給するんだけどね」だって…
昇給くらいだったらそんなに大喜びもしないよorz
私だって勤めてた時は昇給したもの。
昇進と昇給は全然違うって返信しようかと思ったけど、面倒になって疎遠に。

妊婦さんだったから仕方無いのかも知れないって思ったけど、
それだけじゃなくて、元々の性格が影響してると思う。
571自治スレでローカルルール議論中:2008/03/28(金) 11:45:27 ID:6DeqlINPO
>>570
友達が負けず嫌いと分かってからも
いろいろ自慢するあなたの神経が分からない
あなたの自慢話にお友達さんは、あなたよりカチンときてると思うよ
572自治スレでローカルルール議論中:2008/03/28(金) 12:02:33 ID:zlALmFnn0
>>571
>>570でも書いてあるけど、話の流れで言ったんであって、自慢じゃないよ。
流産しちゃって会社を辞めることになり、元友達が収入はどうするの?心配じゃないの?
等聞くから、旦那の昇進が決まったから何とかやっていけると思うって返したんだ。

そのやり取りを自慢だと受け取ってしまう程、
相手に余裕が無かったのかも知れないけど(妊婦だったしね)、
他の友達はおめでとう、これからは体を大事にしてね、
等言ってくれて嬉しかったのに、そのコは対抗心メラメラだったの。

1つの言葉にそれ程反応しなくてもいいのになぁ。
私は流産後もそのコのつわり相談聞いてたけど、
流産したから自分の方が偉いって態度も悲しかったなぁ。

>>571が嫌な気分になったなら謝るよ。ごめんね。
573自治スレでローカルルール議論中:2008/03/28(金) 12:09:25 ID:3NkCn4Hh0
>>570

>「まぁ、普段は仲良くて、一緒に手繋いで寝てるけどね」


>元友達が収入はどうするの?心配じゃないの?
>等聞くから、旦那の昇進が決まったから何とかやっていけると思うって返したんだ。

も、大して変わらんと思う。

自分は、長くやって行きたいと思う友達には収入とかその辺の事を
聞かないし、話さない。自分は嫉妬に思わなくても他人にはそう取れることがあるからな
574自治スレでローカルルール議論中:2008/03/28(金) 12:22:20 ID:zlALmFnn0
>>573
確かに。
これからは注意するよ。
575573だけど:2008/03/28(金) 13:18:32 ID:3NkCn4Hh0
>>574

でも、流産したのに、その友達の態度も・・だよね、

っていうか、流産後も、つわりの相談って、その友達相当
心ない友達だよね。
なんか、きつくなっちゃってゴメンネ。
なんかゴメン。
貴方は、悪くないと思うよ。
576自治スレでローカルルール議論中:2008/03/28(金) 14:44:03 ID:gKR3Nvnu0
幼稚な対抗心ウザすぎるwwwwww
自慢話するのは、相手に「褒めて欲しい」って言ってるようなもんだよ。
愛情欲求が満たされてない証拠。

収入とか仕事話なんかも、裏を返せばそういう事でしか自分を高められないって事。
旦那の給料がどうとか子どもがどうとか言ってるが、自分自身はどうなんだよwwって話だな。

577自治スレでローカルルール議論中:2008/03/28(金) 17:55:46 ID:zlALmFnn0
>>576のの方が欲求不満なんじゃ?
書き込みから意地の悪さが滲み出てる。

>>574
対抗心は煽られると時として生じると思う。
聖人君主なんていないんだから。
もう見てないかも知れないけど、あんま気にスンナ。

私も最近つまらん対抗心に煽られがち。
暫くmixi見ないことにした。

578自治スレでローカルルール議論中:2008/03/28(金) 21:21:53 ID:7jTmyaDq0
いいスレだなぁ
579自治スレでローカルルール議論中:2008/03/29(土) 22:38:40 ID:VH1xNAysO
聖人君子じゃないか?
580自治スレでローカルルール議論中:2008/03/30(日) 16:45:04 ID:KcJ4jLgL0
>>576が言ってることはある意味正しいよ。
心理学でいうとそんなものです。

>>577のの方が欲求不満なんじゃ?
書き込みから意地の悪さが滲み出てる。
581自治スレでローカルルール議論中:2008/03/30(日) 20:29:08 ID:wVUUhoS20
女同士のほうが対抗心、ライバル心は凄いよね?
表では仲良くしているが・・・
582自治スレでローカルルール議論中:2008/03/30(日) 20:40:54 ID:KmxWAgTL0
>>563
mixiが中国様に利用者の個人情報売ることが決定してるのに
そういう反中的な活動をmixi上でやる奴は命知らず
583自治スレでローカルルール議論中:2008/03/30(日) 21:39:08 ID:q5QK/BUm0
>>581
すごい
共通の友人の奪い合いと粘着
2ちゃんでの中傷合戦
周りの人間関係にとんでもない波風立てて
そのくせどっちもつらっとその場にいる
周りもそれぞれに弱み握られているから面と向かって出てけと言えない
584自治スレでローカルルール議論中:2008/03/31(月) 15:55:31 ID:1TF2IaqU0
女同士のライバル心は表面に現れて解りやすいからそう思うだけ。
男同士の方が普段ストレスが抑圧されていて解りにくいので、行動が表面に表れた時が激しく恐ろしい。

どっちもどっちだけど
本当に解かり合うには、やっぱ普段から少しずつ言いたいこと言える方が
自分のためでもあり相手のためにもなったりする。
585自治スレでローカルルール議論中:2008/03/31(月) 16:32:07 ID:zw0W/hSZ0
ものすごい偏見と決め付けだが
後半は同意
586自治スレでローカルルール議論中:2008/04/01(火) 03:37:30 ID:A4xobLLk0
女同士は趣味友マイミクを増やすと派閥ができるなw
なんでむやみに増やすんだ?
587自治スレでローカルルール議論中:2008/04/01(火) 04:00:03 ID:KoEorXvOO
ミクシー(笑)中毒になる前に早く社会復帰した方がいいのは事実
588自治スレでローカルルール議論中:2008/04/01(火) 07:18:38 ID:CM4+apgWi
日記の内容と関係ない彼氏自慢(しかも微妙な)コメしてくる友達があまりにうざく、コメント削除したらふぁびょって明け方に2通、私のことそんな意地悪だと思ってたなんてショックとかつらつら書かれたメッセが来た
コメント削除しただけなのに、もしかしたらエラーで消えただけかもしれないのに、意地悪心があったって自分で認めてるよねw
それでも無視してたらマイミク外されたw
589自治スレでローカルルール議論中:2008/04/01(火) 07:28:56 ID:SxclEuxa0
>>588

変な友達と切れてよかったね
コメントって人柄があらわれるよ。
590自治スレでローカルルール議論中:2008/04/01(火) 12:52:34 ID:ZbXSb7ds0
日記や管理しているコミュで自分が気に入らない
コメントやメールをする人がいたら、
今後コメントがあっても何回かスルー、
マイミク解除したりコミュ退会させて
中傷されたと他のマイミクやコミュ参加者に
言いふらしていた人がいた。

今は仲良くしているけれどもちょっとした発言で
いつこんな目に遭うか怖いので
何とか理由付けてマイミク外そうか考え中。
591友達の友達の名無しさん:2008/04/01(火) 22:28:37 ID:/5vbpLlMO
私日記書かないのに毎日見にくるマイミクかつリアル友達がいる。
あんまりしつこいから足あとあるたびに踏み返してたら(私もたいがいヒマ人w)
今度は復アカで踏んできた!
さらにもう1コ復アカ作って復アカ同士でマイミクになったり、復アカがバレないようにいろいろ小細工してるのがありありと分かるからまたうざい。
他にもこいつのせいでいろいろあってmixiやめたいんだけど、こいつ以外のマイミクはみんなホントいい人だからやめられない。
592友達の友達の名無しさん:2008/04/01(火) 22:53:12 ID:rKOST0zvO
上司がマジきもい
その面で美意識過剰ってどんだけだよw
会うたんび実はみんな笑い堪えてる
裏の顔知っちゃってるしね
バレてないと思ってるっぽいけど

マイミクはずしてぇー

http://mixi.jp/show_friend.pl?id=8856007
593友達の友達の名無しさん:2008/04/01(火) 22:54:25 ID:0qnCiAvf0
運営に通報しちゃえよ
複アカは禁止事項だし>>591に複アカがバレるくらいなら運営に通報すれば強制退会されると思うぞ
強制退会はなくても「禁止行為やめてね。次やったら退会にするよ」みたいなメールが行くだろうしやってみる価値はあると思うよー
594友達の友達の名無しさん:2008/04/01(火) 22:54:58 ID:0qnCiAvf0
>>593>>591宛てな
595友達の友達の名無しさん:2008/04/01(火) 23:30:37 ID:PnpvG6PV0
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=762718522&owner_id=9126439
彼氏とナマでやって物足りないと日記に書く馬鹿女
彼氏が居るにもかかわらず他のマイミクと遊びに行く馬鹿女
メッセ送ったら飛びついてくるから送ってみてw
596友達の友達の名無しさん:2008/04/02(水) 06:31:07 ID:V+xLIVGyO
>>589
うん よかった
そうだよね それが彼女の人柄だったんだよね
ありがとう
597友達の友達の名無しさん:2008/04/02(水) 07:02:56 ID:q4fsGLxeO
自分のマイミクが不倫してるのだが
そいつらマイミク
598友達の友達の名無しさん:2008/04/02(水) 07:47:48 ID:BfDpiEiGO
人の好意をアダで返してくれた酷い人です…
足あとをつけまくったり日記を荒らして下さい(ノ_・。)

ID→2690837
名前→TORI S
ニックネーム→とり

ですm(_ _)m
599友達の友達の名無しさん:2008/04/02(水) 07:51:14 ID:8UroaMpOO
この板に自分のIDをマルチで貼られてから人間不信になった(^ω^#)
でも絶対退会しないww
600友達の友達の名無しさん:2008/04/02(水) 10:29:33 ID:NH8EaAL6O
>>599
その強い気持ち。素敵すぎますあなた
601友達の友達の名無しさん:2008/04/02(水) 10:34:54 ID:Zy1QyT4x0
>>599

マルチ貼る人ほど卑怯なものはないよね。
人にはそれぞれ欠点もあるし、単純に目の前の箱のことで、
醜い復讐されてもねw

どういう人か知らないけど、ガンガレ
602友達の友達の名無しさん:2008/04/02(水) 10:38:27 ID:nJDp1XjOO
>>591
私がいるw
足あとをしょっちゅうつけてくるマイミクが服赤持っていた、
というところ以外は全て同意
603友達の友達の名無しさん:2008/04/02(水) 10:51:53 ID:ePFLy12OO
>>570
あなたのほうが性格悪くて嫌い だー
604友達の友達の名無しさん:2008/04/02(水) 15:56:08 ID:6hyHjKny0
何というか…ミクシィ疲れのマイミクって解りやすいかも。
突然ログ削除したり、日記もコメントも書かなくなってロムオンリーになったりw

こっちが日記更新する度に即効で読みに来るリア友は正直こええ。
そいつはマイミクになって1年経ったけど、これまで一言もコメントくれた事がないし
共通の友人にもコメントしてない様子で…何がしたいのかよく分からん。


あと年下の新入社員になったマイミクの日記が浮かれポンチでワロスだった。
仕事のこと早速ベラベラ晒しまくって天狗状態。
つい先日までコメントも結構あったのに、その日のコメントはゼロww
605友達の友達の名無しさん:2008/04/02(水) 18:29:02 ID:KYTVv9sH0
 mixiに入会してすぐ、旧友♂の日記に足あとつけたら
「キリ番ですありがとう」メッセが来た。自分は♀。
純だった自分はうれしくて旧友とメッセ繰り返した。
オフで会ったりもした。結構信用していた。

それからしばらくして複垢で足あとをつけると、
同じキリ番メッセが届いた。ぜひマイミクに、とも。
♀だったら誰でもマイミクカモン、だったみたい。・゚・(ノД`)・゚・。
606友達の友達の名無しさん:2008/04/02(水) 19:59:25 ID:1so91+pk0
>>598は死んでほしい
自分の力でアク禁するなり本人に言うなりすればいい
晒して「荒らしてください」って頼むほど卑怯な手段はない
607友達の友達の名無しさん:2008/04/02(水) 20:06:50 ID:6IslbVHs0
>>606

激しく同意

こういう、匿名掲示板で愚痴ったりするのはしょうがないけど、
合わない合うってのはあるからね・・・

晒すのは、卑怯だね

アク禁したり、本人に直接言えばいいのにね・・・
608599:2008/04/02(水) 23:22:40 ID:8UroaMpOO
>>600-601
ありがとう!
退会したら相手の思うツボだろうから絶対やめないよw
そこまで恨まれる覚えもないし、貼られてる内容はデマだしね
単なる妬みだと思う
私怨晒し厨(笑)には負けないわ
609友達の友達の名無しさん:2008/04/03(木) 12:17:33 ID:RZQKW8xM0
一人暮らしの私に「お金がないから生活苦しい」といつも言う実家住みの友達の日記見たら今年になってコンサート3回行ってるしスノボ行ってるしプラズマテレビ買ってるし何が不満なのか分からない。
610友達の友達の名無しさん:2008/04/03(木) 12:18:42 ID:RZQKW8xM0
あ、エステも。
611友達の友達の名無しさん:2008/04/03(木) 20:46:54 ID:NkGE/VOR0
たけと
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=552458
ぽえま 2008年04月03日01:48
卒業しても就職が決まってないのが1割
就職しても一年以内で辞めるのが3割

つまり毎年4割の大卒あたりが彷徨ってるわけだ。
たぶんほとんど経済学部だろうな。

六割のやつ幸せだな(笑

俺たちは未だ悩み彷徨い社会に受け入れられないまま…
立場はない。

ただまっとうに働きたいだけなのに
ほかにはなにも望まないのに。

みな職にありつき給料もあり衣食住も満足なはずなのに
他になにを望むか?
それ以上はないだろう。

社会人たちよ
なにを失いなにを得た?
612友達の友達の名無しさん:2008/04/03(木) 22:11:00 ID:LAGdxYgaO
リアルで関わりがあったマイミクが、無職の女が殺された事に関するニュース日記を書いてた
内容が「無職の癖に男と同棲していい身分、そんな無職女に対して何の同情も湧かない」といった感じの内容だった
それに対して、殺された人に無職とか蔑むのはどうかとコメント書いたら、その日記がしばらくしてから消されてた。
そしてマイミク外されたぽい
ミクシィやるまでその人の事を、サッパリとした他人に対して負の感情を持たない人だと思ってたから意外だった。
知ってる人の負の感情はあまり見たくなかったなあ
613友達の友達の名無しさん:2008/04/04(金) 12:01:55 ID:LAiB5G4C0
>>599
>そこまで恨まれる覚えもないし、貼られてる内容はデマだしね
単なる妬みだと思う
っていうけどこんなとこに晒されるって、それなりのことを相手もしくはいろんな人にしてたり、
やる事なす事鼻についたりするんじゃない?
本人そんな気なくても良い人ぶり、自慢したがり、目立ちたがり、って人は鼻につくんだよ。
そしてそういう人は自分では気づいていないお馬鹿チャンだったりする...のかも。
ま、晒す行為は卑怯だとは思うけど。
614友達の友達の名無しさん:2008/04/04(金) 12:52:13 ID:dp7c6In00
ウシジマくんの感想日記書いて、闇金から金を借りるような奴は馬鹿だと思うという内容のことを書いたらリア友(サークルが昔一緒だった程度で浅い)が噛み付いてきた。
人にはそれぞれ事情があるんだから簡単に馬鹿にするんじゃないという内容の※だったので、確かに俺も考えが浅いところがあったかなと反省の※を返した。

そしたらそれを見た別のリア友にそいつはフーゾク通いが過ぎて闇金に金を借りるまでになってるからあんまり関わるなと言われた。

ただの自己弁護じゃん。それも自分が悪くて借金してる馬鹿じゃん。
そういや俺も2万貸してるし。
もう2万放置でいいから変なことに巻き込まれないうちに縁切っとくべきだなと思った。
615友達の友達の名無しさん:2008/04/04(金) 14:36:13 ID:viaIvIgNO
>>599がどんなデマで晒されたのかちと気になる。
616友達の友達の名無しさん:2008/04/04(金) 15:12:29 ID:yACjpcB70
私のマイミク、リアル友達なんだけど、私の日記にはよくコメントをくれる。
でも、私はその子の日記に対して、読んでも1度もコメントしたことはない。

そしたら、突然「日記にコメントしないのってマナー違反だよね〜」みたいな
事を言い出した。


正直うざい。
617友達の友達の名無しさん:2008/04/04(金) 18:33:25 ID:L2Z4NdU30
>>613
晒された
晒した女(と本人は思い込んでいた)は一生恨む
と抜かしていた女はボダだった
周りの話を聞いてみると身勝手軽率幼稚な行為を繰り返し
都合が悪くなるとその集まりをけなしてよそに移る
そんなことを繰り返していたようだ
叩かれて当然だと思ったよ
そして今俺もその被害にあっている
散々たかられ迷惑かけられた挙げ句にストーカーだと言いふらされているようだ
家も電話もメールも知らないのに
今は別な集まりにいるらしいが
どうせまた同じことを繰り返すのは目に見えてるがな
618友達の友達の名無しさん:2008/04/04(金) 19:30:44 ID:Lo0fKJvO0
>>616
コメしないことが悪いことだとは思わないけど、616さんが
そのリア友の日記になぜコメしないのかが気になる。
619友達の友達の名無しさん:2008/04/04(金) 19:38:10 ID:24gyr8rb0
>>618

自分も気になるね。
まぁ、他の人の日記にはコメントしない主義ってのかな?

自分はコメントもらったら、日記見てなんか書くことがあったら、コメント書いてるよ
義理とかじゃなくて、一応ソーシャル(社交とか社会的な)ネットワークだからね。

とはいっても、自分が何度か訪問して一応コメント書いてたのに
こっちに足跡もつけない人は、ま自分の事はどうでもいいんだろうとおもって
見にも行ってなかったら、最近足跡つけて、コメント残してきたので、どうしたもんか・・・と思ってるけど
そのまま放置。悪いけど興味ないや。
620友達の友達の名無しさん:2008/04/04(金) 23:54:43 ID:myNocTlT0
書けることがなければコメントはしない
メッセージだって、携帯から見ていれば、あとでパソコン開いた時にじっくり書こうかと思う。
そんなもんだろ。
そんなことでいちいち書けだの書かないだの足あとがどうのって、むしろそれがウザイ。
621友達の友達の名無しさん:2008/04/05(土) 00:07:09 ID:ZJ8YeDA40
自分も全く分からん話題とかにはコメント出来ないから、
>>620の言う事は何となく解る気がするような気がする。
全くコメントしないという訳ではない。


でもマイミクになってかなり経つ友達は
一度もコメントくれた事がない上に、記事も全く書かない。
でもこっちが日記書く度に足跡は残してくる。

ただロムりたいだけ?他人の日記が気になるだけなのか。
こういうのは正直キモイ。足跡が残るだけに。
622友達の友達の名無しさん:2008/04/06(日) 13:38:52 ID:JaOrkag30
んなもん自由だろうが。日記書かない奴だっているんだよ。
mixiってマジで疲れるわー!
623友達の友達の名無しさん:2008/04/06(日) 13:43:36 ID:wRj4I+oN0
また、「日記書かないのに人の日記は必ず読む、キモイ」厨か。飽きたよ
624友達の友達の名無しさん:2008/04/06(日) 13:51:54 ID:pWSXyyJG0
でも、キモイと思う自然な感覚?ってあるよー。
なんか監視されているみたいで嫌。
嫌だと思うまいとしても嫌な物は嫌。
といって、こういう人に限ってマイミク切りづらいんだよな、
顔見知りだし。
625友達の友達の名無しさん:2008/04/06(日) 13:58:00 ID:wRj4I+oN0
>>624
結局のところ、その相手のことをどう思っているかによるんじゃないかな?
顔見知り、知人、ネットでの知り合い、程度の人とはマイミクにならないのが
一番だと思う。
626友達の友達の名無しさん:2008/04/06(日) 14:57:51 ID:Puh6PETc0
>>622
日記を書く書かないが自由なら、
日記を書かずロムばっかな人をキモイと感じるのも、その人の自由だろうが。



ミクシィ疲れをマイミクのせいにする人いるけど
自分のやり方に当てはまらない相手を、本気になって自分の枠に無理やり入れようとするから疲れるんだよ。
自分は自分。あいつはあいつ。
そりゃあID晒しや嫌がらせなんかは明らかに意図的だから話は別だけど。

でも、そんなに気に入らない相手にいつまでも執着してて、何かいい事あるん?
627友達の友達の名無しさん:2008/04/06(日) 16:28:21 ID:FxNpnHP30
見られたくないなら書くなよ。
628友達の友達の名無しさん:2008/04/06(日) 18:54:33 ID:YWDAQb3LO
id=8478624
id=16652114
629友達の友達の名無しさん:2008/04/06(日) 21:47:14 ID:TALMd3Kz0
そう、見られたくないというか、読まれたくないから書かなくなった。
気のせいか、周囲も最近、日記更新の頻度が落ちてる気がする。
みんな前のように書いてる?
630友達の友達の名無しさん:2008/04/06(日) 22:51:09 ID:kqOCYkfi0
>>629

皆、書いてないな。というかブログにして、
マイミクのブロガーと、mixiの時に読みに来てくれてた人とか・・・
そんな感じ。
記事もたまに読みに来てくれてるみたいだし
コメントもたまにつく。

mixiで外部ブログにしてたときに、変なコメントあったんで
アクセス解析つけたら、(変なやつは結局わからなかったんだけど)
どうも、コメントレスとか全然見てない人とかいるのがわかって、
レスするのもバカらしくなったから、めんどくさくなって、外部からも外した。
631友達の友達の名無しさん:2008/04/07(月) 00:07:23 ID:gMJPeJAf0
>>627
書く書かないも本人の自由。
日記書かないで見る「だけ」なのは何故か、って話だろ。

確かに「社交」的ではないけど、楽しみ方は人それぞれだから、どっちもどっちだな。
つーか悩むくらいならミクシィから離れた方が気が楽じゃない?


>>629
周りの更新頻度まで下がってくるの、解る気がする。
自分は最初から1ヶ月に数回しかログインできなかったけど
マイミクも毎日書いてたのが次第に書かなくなってきてワロスだよ。目が覚めたんだろうかw
632友達の友達の名無しさん:2008/04/07(月) 00:49:34 ID:ppZxUf/B0
>>629>>631
なんか好感持てる人ほど以前よりも更新しない&ログインしない状態になりつつある。
精神病んでるような奴とか、良くも悪くも自己中な奴ほど、以前にもまして
一日に何度も更新、そして傷のなめあい日記、悪ノリで誹謗中傷の日記を
書き続けてる・・・
そりゃあ楽しくなくなってくるよな、そんな奴らだけが居心地良い空間なんか。
633友達の友達の名無しさん:2008/04/07(月) 01:04:40 ID:Ocxj8KJT0
>>632
好感持てる人=気遣いする人が多いからじゃないかな
色々気にしちゃうからログインしなかったり、退会するんじゃないかと思う。
自己中、空気読めない人、気遣いしない人は頻繁に更新してることが多い。
634友達の友達の名無しさん:2008/04/07(月) 03:08:27 ID:OnqEWDhyO
>>632、633俺が言いたかったことを深夜に言ってくれてサンクスw
635友達の友達の名無しさん:2008/04/07(月) 08:45:04 ID:2Z9mDiyO0
副垢持っているリア友がいるんだけど
A垢にはB垢のマイミクの
B垢にはA垢のマイミクの
悪口や愚痴を書きまくっているんだよね

私は「大切な友達だから」という理由で
両方の垢でマイミクになっているが
実は他にも副垢あるんじゃないかと
勘ぐってしまう。
636友達の友達の名無しさん:2008/04/07(月) 11:27:03 ID:S1F1YjtK0
忘れているかもしれないけど、ミクシィだって結局インターネット。
SNSと言っても、まぁ複アカ捨て垢込みにしても170万以上がやってるわけだ。
ミクシィやってる以上は、自分で自分を晒しているわけだよ。
その辺の自覚なしに、やれ足あと気持ち悪いとか、複垢がどうのこうのって言ったところで、結局は自己責任ってやつが少々欠落しているのかもしれないんじゃないのかね。
637友達の友達の名無しさん:2008/04/07(月) 11:37:33 ID:Le6Ok4TX0
>>635

まぁ、mixiやってなきゃ、そのリア友の黒いトコわからなかったんだから、
やってよかったんじゃないの、そういう、陰口言う子は、
ちょっと情勢が変化すると、言うよ。貴方も言われるかもしれん

なんていうかこういう匿名掲示板に、誰のことがわからないように
愚痴るのは自分もしてるから・・なんともいえないけど、

日記とかに
個人を特定できるような悪口を書くようなやつとは、できれば関係は終わらせたいよね
638友達の友達の名無しさん:2008/04/07(月) 12:28:02 ID:OnqEWDhyO
結局ミクシーはメリットよりデメリットの方が高い気ガス

抜けられなくなり中毒になればリアルに支障が出てくるしね
639友達の友達の名無しさん:2008/04/07(月) 21:24:39 ID:ppZxUf/B0
日記で人の悪口書いてる奴って本人の品性を蔑まれるだけって事が分からないのかね?
読む人も良い気持ちなんて一切しないのに、書いてる本人が気付かないのが
不思議で仕方ない。
と、言うか書いてる本人は楽しいのだろうか?
640友達の友達の名無しさん:2008/04/07(月) 21:59:53 ID:EKZP5R4t0
たけと
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=552458

無体だ 2008年04月07日14:48
あるかなはーと2金髪シャツ一枚ようじょはえろい
コンテスト出してきたε=┏( ・_・)┛
辻ちゃん加護ちゃんの明暗が凄まじすぎて泣ける。
考えたら負けなんだ。アイマスは最高なんだ。しかしライブフォーユーは音ゲーなので無印を薦める。
俺は魔界を見た!
しかしキャラ的にアサムじゃないか。瀕死なあたりとか。おじいちゃんなとことか。
わが大乗南拳は肉を切らせて骨を断つ!一撃必砕の剛拳!窮鼠にも容赦はせぬ!!

しっぷうじんらい 2008年04月06日15:30
すーもーもー
すーもーもー
すーももーももーもももももー

いま 2008年04月06日01:08
非常に貴重で価値ある時間を過ごしています。
なにも気にせずやりたいように生きればそれでいいんだね。
すべてをひっくるめて正解なんだよきっと。
それでいい。
641友達の友達の名無しさん:2008/04/08(火) 00:01:29 ID:Ocxj8KJT0
>>639
ハゲド
だんなの悪口書く主婦も同じ。
642友達の友達の名無しさん:2008/04/08(火) 06:49:48 ID:diUpKnlPO
元同級生の上尾病院の准看に槍捨てされた
死んで謝れ!!
下手な癖にその自信はどっからくんだよシスコンの変態野郎
643友達の友達の名無しさん:2008/04/08(火) 12:59:31 ID:zRtGmJBD0
>>641
ハゲド。
悪口言いたくなるような駄目夫を選んだアンタが悪いと
内心思ってしまう。
644友達の友達の名無しさん:2008/04/08(火) 13:30:21 ID:BpU7XgS60
>>643

自分は主婦だけど。激しく同意!
自分はブログとかで、こっそり悪口書かれるのは嫌だからかかないな。
645友達の友達の名無しさん:2008/04/08(火) 15:06:04 ID:zRtGmJBD0
>>644
かといって、旦那様はすごいのよ日記など書いたら
恐ろしい事になりそう。
全然すごくないからそういうネタが書けないけどw
自分が旦那にボケを突っ込まれる話なら大丈夫かな…
646友達の友達の名無しさん:2008/04/08(火) 15:14:36 ID:AbjZPBWC0
>>645

でも、たまーに居るよ。日記に書くのはまぁ別にいいけど、コメントとかで、凄い宣言をされたときには
「凄いんだねぇ・・・(汗」って・・・

自分の夫もすごくない(まぁ、すごく家庭思いで優しくはあるけど)から書きようがないけど、
変な寝言いったレヴェルの事は書くよ・・・w
647友達の友達の名無しさん:2008/04/08(火) 21:03:05 ID:DXLtdsOA0
友達の一人が依存症になってる・・・

ほとんど毎日、多いときは一日に朝昼晩3,4回日記更新。
会っても最近はmixiの事ばっかり話してくる。

高熱で寝込んでた時も、一日2,3回長くて暗い日記書いてた。
(「なんでこんなに私は弱いの?」みたいな感じの)
寝なさい と思った。

それ以外ではいい子なんだけどな・・・
648友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 00:17:05 ID:EnkcrTVEO
暗いというか正直な心情を暗喩つかって日記に書いてるんだけど、
大学入ってから妙に明るくなった友達からメッセージがきた。
すごい長文。
私に友達を信じる気持ちを教えたいんだと。
正直めんどくさい。
返事に困る。
649友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 00:36:10 ID:UkrxCq+C0
上手なかわし方を覚えないとなーw
650友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 07:22:59 ID:Nre1LaAH0
>>648

私 宗教とかそんなのやってないからw

でおk
651友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 15:14:02 ID:iTbanoAu0
>>647

ありそうで面白いw
652友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 18:22:18 ID:yUntulxr0
>>648
そうかそうか。

でおk
653友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 20:53:05 ID:EnkcrTVEO
レスくれたみなさんありがとう。

メッセージの内容は上から目線で気に障るが、
その子が私を友達だと思ってくれてることはなんとなく伝わるからさ。
かわしつつも一応は丁寧に返事しとこうと思う。
654友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 21:42:38 ID:nNaR/V2W0
「ではみなさんは、そういうふうに川だと云(い)われたり、乳の流れたあとだと云われたりしていたこのぼんやり
655友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 21:43:41 ID:nNaR/V2W0
と白いものがほんとうは何かご承知ですか。」先生は、黒板に吊(つる)した大きな黒い星座の図の、上から下へ
656友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 21:44:52 ID:nNaR/V2W0
白くけぶった銀河帯のようなところを指(さ)しながら、みんなに問(とい)をかけました。
657友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 21:45:47 ID:nNaR/V2W0
カムパネルラが手をあげました。それから四五人手をあげました。ジョバンニも手をあげようとして、
急いでそのままやめました。たしかにあれがみんな星だと、いつか雑誌で読んだのでしたが、このごろはジョバンニはまるで
毎日教室でもねむく、本を読むひまも読む本もないので、なんだかどんなこともよくわからないという気持ちがするのでした。
658友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 21:46:14 ID:nNaR/V2W0
ところが先生は早くもそれを見附(みつ)けたのでした。
「ジョバンニさん。あなたはわかっているのでしょう。」
659友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 21:47:17 ID:nNaR/V2W0
ジョバンニは勢(いきおい)よく立ちあがりましたが、立って見るともうはっきりとそれを答えることができないのでした。
ザネリが前の席からふりかえって、ジョバンニを見てくすっとわらいました。ジョバンニはもうどぎまぎしてまっ赤に
なってしまいました。先生がまた云いました。
660友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 21:48:07 ID:nNaR/V2W0
「大きな望遠鏡で銀河をよっく調べると銀河は大体何でしょう。」
 やっぱり星だとジョバンニは思いましたがこんどもすぐに答えることができませんでした。
 先生はしばらく困ったようすでしたが、眼(め)をカムパネルラの方へ向けて、
「ではカムパネルラさん。」と名指しました。するとあんなに元気に手をあげたカムパネルラが、やはりもじもじ立ち上ったままやはり答えができませんでした。
661友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 21:48:51 ID:nNaR/V2W0
先生は意外なようにしばらくじっとカムパネルラを見ていましたが、急いで「では。よし。」と云いながら、自分で星図を指(さ)しました。
「このぼんやりと白い銀河を大きないい望遠鏡で見ますと、もうたくさんの小さな星に見えるのです。ジョバンニさんそうでしょう。」
662友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 21:49:47 ID:nNaR/V2W0
ジョバンニはまっ赤になってうなずきました。けれどもいつかジョバンニの眼のなかには涙(なみだ)がいっぱいになりました。
そうだ僕(ぼく)は知っていたのだ、勿論(もちろん)カムパネルラも知っている、それはいつかカムパネルラのお父さんの博士の
うちでカムパネルラといっしょに読んだ雑誌のなかにあったのだ。それどこでなくカムパネルラは、その雑誌を読むと、
すぐお父さんの書斎(しょさい)から巨(おお)きな本をもってきて、ぎんがというところをひろげ、まっ黒な頁(ページ)いっぱいに
白い点々のある美しい写真を二人でいつまでも見たのでした。それをカムパネルラが忘れる筈(はず)もなかったのに、
すぐに返事をしなかったのは、このごろぼくが、朝にも午后にも仕事がつらく、学校に出てももうみんなともはきはき遊ばず、
カムパネルラともあんまり物を云わないようになったので、カムパネルラがそれを知って気の毒がってわざと返事を
しなかったのだ、そう考えるとたまらないほど、じぶんもカムパネルラもあわれなような気がするのでした。
663友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 21:50:56 ID:nNaR/V2W0
 先生はまた云いました。
「ですからもしもこの天(あま)の川(がわ)がほんとうに川だと考えるなら、その一つ一つの小さな星はみんなその川の
そこの砂や砂利(じゃり)の粒(つぶ)にもあたるわけです。またこれを巨きな乳の流れと考えるならもっと天の川とよく似ています。
つまりその星はみな、乳のなかにまるで細かにうかんでいる脂油(しゆ)の球にもあたるのです。そんなら何がその川の水に
あたるかと云いますと、それは真空という光をある速さで伝えるもので、太陽や地球もやっぱりそのなかに浮(うか)んでいるのです。
つまりは私どもも天の川の水のなかに棲(す)んでいるわけです。そしてその天の川の水のなかから四方を見ると、ちょうど水が深いほど青く見えるように、
天の川の底の深く遠いところほど星がたくさん集って見えしたがって白くぼんやり見えるのです。この模型をごらんなさい。」
664友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 21:52:15 ID:nNaR/V2W0
 先生は中にたくさん光る砂のつぶの入った大きな両面の凸(とつ)レンズを指しました。
「天の川の形はちょうどこんななのです。このいちいちの光るつぶがみんな私どもの太陽と同じようにじぶんで光っている星だと
考えます。私どもの太陽がこのほぼ中ごろにあって地球がそのすぐ近くにあるとします。みなさんは夜にこのまん中に
立ってこのレンズの中を見まわすとしてごらんなさい。こっちの方はレンズが薄(うす)いのでわずかの光る
粒即(すなわ)ち星しか見えないのでしょう。こっちやこっちの方はガラスが厚いので、光る粒即ち星がたくさん
見えその遠いのはぼうっと白く見えるというこれがつまり今日の銀河の説なのです。そんならこのレンズの
大きさがどれ位あるかまたその中のさまざまの星についてはもう時間ですからこの次の理科の時間にお話します。
では今日はその銀河のお祭なのですからみなさんは外へでてよくそらをごらんなさい。ではここまでです。
本やノートをおしまいなさい。」
 そして教室中はしばらく机(つくえ)の蓋(ふた)をあけたりしめたり本を重ねたりする音がいっぱいでしたがまもなく
みんなはきちんと立って礼をすると教室を出ました。
665友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 21:53:22 ID:nNaR/V2W0
 ジョバンニが学校の門を出るとき、同じ組の七八人は家へ帰らずカムパネルラをまん中にして
校庭の隅(すみ)の桜(さくら)の木のところに集まっていました。それはこんやの星祭に
青いあかりをこしらえて川へ流す烏瓜(からすうり)を取りに行く相談らしかったのです。
 けれどもジョバンニは手を大きく振(ふ)ってどしどし学校の門を出て来ました。すると町の家々では
こんやの銀河の祭りにいちいの葉の玉をつるしたりひのきの枝(えだ)にあかりをつけたりいろいろ
仕度(したく)をしているのでした。
 家へは帰らずジョバンニが町を三つ曲ってある大きな活版処にはいってすぐ入口の計算台に
居ただぶだぶの白いシャツを着た人におじぎをしてジョバンニは靴(くつ)をぬいで上りますと、
突(つ)き当りの大きな扉(と)をあけました。中にはまだ昼なのに電燈がついてたくさんの
輪転器がばたりばたりとまわり、きれで頭をしばったりラムプシェードをかけたりした人たちが、
何か歌うように読んだり数えたりしながらたくさん働いて居(お)りました。
 ジョバンニはすぐ入口から三番目の高い卓子(テーブル)に座(すわ)った人の所へ行っておじぎをしました。
その人はしばらく棚(たな)をさがしてから、
666友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 21:55:24 ID:nNaR/V2W0
「これだけ拾って行けるかね。」と云いながら、一枚の紙切れを渡(わた)しました。ジョバンニはその人の
卓子の足もとから一つの小さな平たい函(はこ)をとりだして向うの電燈のたくさんついた、たてかけてある
壁(かべ)の隅の所へしゃがみ込(こ)むと小さなピンセットでまるで粟粒(あわつぶ)ぐらいの活字を次から
次と拾いはじめました。青い胸あてをした人がジョバンニのうしろを通りながら、
「よう、虫めがね君、お早う。」と云いますと、近くの四五人の人たちが声もたてずこっちも向かずに冷くわらいました。
 ジョバンニは何べんも眼を拭(ぬぐ)いながら活字をだんだんひろいました。
 六時がうってしばらくたったころ、ジョバンニは拾った活字をいっぱいに入れた平たい箱(はこ)をもういちど手にもった
紙きれと引き合せてから、さっきの卓子の人へ持って来ました。その人は黙(だま)ってそれを受け取って
微(かす)かにうなずきました。
 ジョバンニはおじぎをすると扉をあけてさっきの計算台のところに来ました。するとさっきの白服を着た人が
やっぱりだまって小さな銀貨を一つジョバンニに渡しました。ジョバンニは俄(にわ)かに顔いろがよくなって
威勢(いせい)よくおじぎをすると台の下に置いた鞄(かばん)をもっておもてへ飛びだしました。それから元気よく
口笛(くちぶえ)を吹(ふ)きながらパン屋へ寄ってパンの塊(かたまり)を一つと角砂糖を一袋(ふくろ)買いますと
一目散(いちもくさん)に走りだしました。
667友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 21:56:22 ID:nNaR/V2W0
 ジョバンニが勢(いきおい)よく帰って来たのは、ある裏町の小さな家でした。その三つならんだ入口の一番左側には
空箱に紫(むらさき)いろのケールやアスパラガスが植えてあって小さな二つの窓には日覆(ひおお)いが下りたままになっていました。
「お母(っか)さん。いま帰ったよ。工合(ぐあい)悪くなかったの。」ジョバンニは靴をぬぎながら云いました。
「ああ、ジョバンニ、お仕事がひどかったろう。今日は涼(すず)しくてね。わたしはずうっと工合がいいよ。」
 ジョバンニは玄関(げんかん)を上って行きますとジョバンニのお母さんがすぐ入口の室(へや)に白い巾(きれ)を被(かぶ)って寝(やす)んでいたのでした。ジョバンニは窓をあけました。
「お母さん。今日は角砂糖を買ってきたよ。牛乳に入れてあげようと思って。」
「ああ、お前さきにおあがり。あたしはまだほしくないんだから。」
「お母さん。姉さんはいつ帰ったの。」
「ああ三時ころ帰ったよ。みんなそこらをしてくれてね。」
「お母さんの牛乳は来ていないんだろうか。」
「来なかったろうかねえ。」
「ぼく行ってとって来よう。」
「あああたしはゆっくりでいいんだからお前さきにおあがり、姉さんがね、トマトで何かこしらえてそこへ置いて行ったよ。」
「ではぼくたべよう。」
668友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 21:57:17 ID:nNaR/V2W0
 ジョバンニは窓のところからトマトの皿(さら)をとってパンといっしょにしばらくむしゃむしゃたべました。
「ねえお母さん。ぼくお父さんはきっと間もなく帰ってくると思うよ。」
「あああたしもそう思う。けれどもおまえはどうしてそう思うの。」
「だって今朝の新聞に今年は北の方の漁は大へんよかったと書いてあったよ。」
「ああだけどねえ、お父さんは漁へ出ていないかもしれない。」
「きっと出ているよ。お父さんが監獄(かんごく)へ入るようなそんな悪いことをした筈(はず)がないんだ。
この前お父さんが持ってきて学校へ寄贈(きぞう)した巨(おお)きな蟹(かに)の甲(こう)らだのとなかいの
角だの今だってみんな標本室にあるんだ。六年生なんか授業のとき先生がかわるがわる教室へ持って行くよ。
一昨年修学旅行で〔以下数文字分空白〕
「お父さんはこの次はおまえにラッコの上着をもってくるといったねえ。」
「みんながぼくにあうとそれを云うよ。ひやかすように云うんだ。」
「おまえに悪口を云うの。」
「うん、けれどもカムパネルラなんか決して云わない。カムパネルラはみんながそんなことを云うときは気の毒そうにしているよ。」
「あの人はうちのお父さんとはちょうどおまえたちのように小さいときからのお友達だったそうだよ。」
「ああだからお父さんはぼくをつれてカムパネルラのうちへもつれて行ったよ。あのころはよかったなあ。ぼくは学校から帰る
途中(とちゅう)たびたびカムパネルラのうちに寄った。カムパネルラのうちにはアルコールラムプで走る汽車があったんだ。レールを
七つ組み合せると円くなってそれに電柱や信号標もついていて信号標のあかりは汽車が通るときだけ青くなるようになっていたんだ。
いつかアルコールがなくなったとき石油をつかったら、罐(かま)がすっかり煤(すす)けたよ。」
「そうかねえ。」
「いまも毎朝新聞をまわしに行くよ。けれどもいつでも家中まだしぃんとしているからな。」
「早いからねえ。」
669友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 21:59:32 ID:nNaR/V2W0
「ザウエルという犬がいるよ。しっぽがまるで箒(ほうき)のようだ。ぼくが行くと鼻を鳴らしてついてくるよ。
ずうっと町の角までついてくる。もっとついてくることもあるよ。今夜はみんなで烏瓜(からすうり)のあかりを
川へながしに行くんだって。きっと犬もついて行くよ。」
「そうだ。今晩は銀河のお祭だねえ。」
「うん。ぼく牛乳をとりながら見てくるよ。」
「ああ行っておいで。川へははいらないでね。」
「ああぼく岸から見るだけなんだ。一時間で行ってくるよ。」
「もっと遊んでおいで。カムパネルラさんと一緒(いっしょ)なら心配はないから。」
「ああきっと一緒だよ。お母さん、窓をしめて置こうか。」
「ああ、どうか。もう涼しいからね」
 ジョバンニは立って窓をしめお皿やパンの袋を片附(かたづ)けると勢よく靴をはいて
「では一時間半で帰ってくるよ。」と云いながら暗い戸口を出ました。
670友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 21:59:49 ID:49mkt+yr0
なんだこれ
671友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:00:00 ID:nNaR/V2W0
 ジョバンニは、口笛を吹いているようなさびしい口付きで、檜(ひのき)のまっ黒にならんだ町の坂を下りて来たのでした。
 坂の下に大きな一つの街燈が、青白く立派に光って立っていました。ジョバンニが、どんどん電燈の方へ下りて行きますと、
いままでばけもののように、長くぼんやり、うしろへ引いていたジョバンニの影(かげ)ぼうしは、だんだん濃(こ)く黒くはっきりなって、
足をあげたり手を振(ふ)ったり、ジョバンニの横の方へまわって来るのでした。
(ぼくは立派な機関車だ。ここは勾配(こうばい)だから速いぞ。ぼくはいまその電燈を通り越(こ)す。そうら、こんどはぼくの影法師は
コムパスだ。あんなにくるっとまわって、前の方へ来た。)
とジョバンニが思いながら、大股(おおまた)にその街燈の下を通り過ぎたとき、いきなりひるまのザネリが、新らしいえりの尖(とが)った
シャツを着て電燈の向う側の暗い小路(こうじ)から出て来て、ひらっとジョバンニとすれちがいました。
「ザネリ、烏瓜ながしに行くの。」ジョバンニがまだそう云ってしまわないうちに、
「ジョバンニ、お父さんから、らっこの上着が来るよ。」その子が投げつけるようにうしろから叫(さけ)びました。
 ジョバンニは、ばっと胸がつめたくなり、そこら中きぃんと鳴るように思いました。
「何だい。ザネリ。」とジョバンニは高く叫び返しましたがもうザネリは向うのひばの植った家の中へはいっていました。
「ザネリはどうしてぼくがなんにもしないのにあんなことを云うのだろう。走るときはまるで鼠(ねずみ)のようなくせに。ぼくがなんにもしないのにあんなことを云うのはザネリがばかなからだ。」
672友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:01:25 ID:nNaR/V2W0
ジョバンニは、せわしくいろいろのことを考えながら、さまざまの灯(あかり)や木の枝(えだ)で、すっかりきれいに
飾(かざ)られた街を通って行きました。時計屋の店には明るくネオン燈がついて、一秒ごとに石でこさえたふくろうの
赤い眼(め)が、くるっくるっとうごいたり、いろいろな宝石が海のような色をした厚い硝子(ガラス)の盤(ばん)に
載(の)って星のようにゆっくり循(めぐ)ったり、また向う側から、銅の人馬がゆっくりこっちへまわって来たりするのでした。
そのまん中に円い黒い星座早見が青いアスパラガスの葉で飾ってありました。
 ジョバンニはわれを忘れて、その星座の図に見入りました。
 それはひる学校で見たあの図よりはずうっと小さかったのですがその日と時間に合せて盤をまわすと、
そのとき出ているそらがそのまま楕円形(だえんけい)のなかにめぐってあらわれるようになって
居(お)りやはりそのまん中には上から下へかけて銀河がぼうとけむったような帯になってその下の方で
はかすかに爆発(ばくはつ)して湯気でもあげているように見えるのでした。またそのうしろには三本の脚(あし)のついた
小さな望遠鏡が黄いろに光って立っていましたしいちばんうしろの壁(かべ)には空じゅうの星座をふしぎな獣(けもの)や
蛇(へび)や魚や瓶(びん)の形に書いた大きな図がかかっていました。ほんとうにこんなような蝎(さそり)だの
勇士だのそらにぎっしり居るだろうか、ああぼくはその中をどこまでも歩いて見たいと思ってたりしてしばらく
ぼんやり立って居ました。
 それから俄(にわ)かにお母さんの牛乳のことを思いだしてジョバンニはその店をはなれました。そしてきゅうくつな
上着の肩(かた)を気にしながらそれでもわざと胸を張って大きく手を振って町を通って行きました。
 空気は澄(す)みきって、まるで水のように通りや店の中を流れましたし、街燈はみなまっ青なもみや楢(なら)の枝で包まれ、
電気会社の前の六本のプラタヌスの木などは、中に沢山(たくさん)の豆電燈がついて、ほんとうにそこらは人魚の都のように見えるのでした。子どもらは、みんな新らしい折のついた着物を着て、星めぐりの口笛(くちぶえ)を吹(ふ)いたり、
673友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:03:52 ID:nNaR/V2W0
「ケンタウルス、露(つゆ)をふらせ。」と叫んで走ったり、青いマグネシヤの花火を燃したりして、
たのしそうに遊んでいるのでした。けれどもジョバンニは、いつかまた深く首を垂れて、そこらの
にぎやかさとはまるでちがったことを考えながら、牛乳屋の方へ急ぐのでした。
 ジョバンニは、いつか町はずれのポプラの木が幾本(いくほん)も幾本も、高く星ぞらに浮(うか)んで
いるところに来ていました。その牛乳屋の黒い門を入り、牛の匂(におい)のするうすくらい台所の前に立って、
ジョバンニは帽子(ぼうし)をぬいで「今晩は、」と云いましたら、家の中はしぃんとして誰(たれ)も居たようではありませんでした。
「今晩は、ごめんなさい。」ジョバンニはまっすぐに立ってまた叫びました。するとしばらくたってから、年老(と)った女の人が、
どこか工合(ぐあい)が悪いようにそろそろと出て来て何か用かと口の中で云いました。
「あの、今日、牛乳が僕(ぼく)ん[#「ん」は小書き]とこへ来なかったので、貰(もら)いにあがったんです。」
ジョバンニが一生けん命勢(いきおい)よく云いました。
「いま誰もいないでわかりません。あしたにして下さい。」
674友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:04:59 ID:nNaR/V2W0
 その人は、赤い眼の下のとこを擦(こす)りながら、ジョバンニを見おろして云いました。
「おっかさんが病気なんですから今晩でないと困るんです。」
「ではもう少したってから来てください。」その人はもう行ってしまいそうでした。
「そうですか。ではありがとう。」ジョバンニは、お辞儀(じぎ)をして台所から出ました。
 十字になった町のかどを、まがろうとしましたら、向うの橋へ行く方の雑貨店の前で、
黒い影やぼんやり白いシャツが入り乱れて、六七人の生徒らが、口笛を吹いたり笑ったりして、
めいめい烏瓜の燈火(あかり)を持ってやって来るのを見ました。その笑い声も口笛も、
みんな聞きおぼえのあるものでした。ジョバンニの同級の子供らだったのです。
ジョバンニは思わずどきっとして戻(もど)ろうとしましたが、思い直して、一そう勢よくそっちへ歩いて行きました。
「川へ行くの。」ジョバンニが云おうとして、少しのどがつまったように思ったとき、
「ジョバンニ、らっこの上着が来るよ。」さっきのザネリがまた叫びました。
「ジョバンニ、らっこの上着が来るよ。」すぐみんなが、続いて叫びました。ジョバンニはまっ赤になって、
もう歩いているかもわからず、急いで行きすぎようとしましたら、そのなかにカムパネルラが居たのです。
カムパネルラは気の毒そうに、だまって少しわらって、怒(おこ)らないだろうかというようにジョバンニの方を見ていました。
675友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:06:13 ID:nNaR/V2W0
 ジョバンニは、遁(に)げるようにその眼を避(さ)け、そしてカムパネルラのせいの高いかたちが過ぎて行って間もなく、
みんなはてんでに口笛を吹きました。町かどを曲るとき、ふりかえって見ましたら、ザネリがやはりふりかえって見ていました。
そしてカムパネルラもまた、高く口笛を吹いて向うにぼんやり見える橋の方へ歩いて行ってしまったのでした。ジョバンニは、
なんとも云えずさびしくなって、いきなり走り出しました。すると耳に手をあてて、わああと云いながら片足でぴょんぴょん
跳(と)んでいた小さな子供らは、ジョバンニが面白(おもしろ)くてかけるのだと思ってわあいと叫びました。まもなく
ジョバンニは黒い丘(おか)の方へ急ぎました。
676友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:07:53 ID:nNaR/V2W0
 牧場のうしろはゆるい丘になって、その黒い平らな頂上は、北の大熊星(おおぐまぼし)の下に、ぼんやりふだんよりも
低く連って見えました。
 ジョバンニは、もう露の降りかかった小さな林のこみちを、どんどんのぼって行きました。まっくらな草や、いろいろな形に
見えるやぶのしげみの間を、その小さなみちが、一すじ白く星あかりに照らしだされてあったのです。草の中には、ぴかぴか
青びかりを出す小さな虫もいて、ある葉は青くすかし出され、ジョバンニは、さっきみんなの持って行った
烏瓜(からすうり)のあかりのようだとも思いました。
 そのまっ黒な、松や楢(なら)の林を越(こ)えると、俄(にわ)かにがらんと空がひらけて、天(あま)の川(がわ)がしらしらと
南から北へ亘(わた)っているのが見え、また頂(いただき)の、天気輪の柱も見わけられたのでした。つりがねそうか
野ぎくかの花が、そこらいちめんに、夢(ゆめ)の中からでも薫(かお)りだしたというように咲き、鳥が一疋(ぴき)、
丘の上を鳴き続けながら通って行きました。
 ジョバンニは、頂の天気輪の柱の下に来て、どかどかするからだを、つめたい草に投げました。
 町の灯は、暗(やみ)の中をまるで海の底のお宮のけしきのようにともり、子供らの歌う声や口笛、きれぎれの
叫(さけ)び声もかすかに聞えて来るのでした。風が遠くで鳴り、丘の草もしずかにそよぎ、ジョバンニの汗(あせ)でぬれた
シャツもつめたく冷されました。ジョバンニは町のはずれから遠く黒くひろがった野原を見わたしました。
677友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:08:57 ID:nNaR/V2W0
そこから汽車の音が聞えてきました。その小さな列車の窓は一列小さく赤く見え、その中にはたくさんの旅人が、
苹果(りんご)を剥(む)いたり、わらったり、いろいろな風にしていると考えますと、ジョバンニは、もう何とも云えずかなしくなって、
また眼をそらに挙げました。
 あああの白いそらの帯がみんな星だというぞ。
 ところがいくら見ていても、そのそらはひる先生の云ったような、がらんとした冷いとこだとは思われませんでした。
それどころでなく、見れば見るほど、そこは小さな林や牧場やらある野原のように考えられて仕方なかったのです。
そしてジョバンニは青い琴(こと)の星が、三つにも四つにもなって、ちらちら瞬(またた)き、脚が何べんも出たり
引っ込(こ)んだりして、とうとう蕈(きのこ)のように長く延びるのを見ました。またすぐ眼の下のまちまでがやっぱり
ぼんやりしたたくさんの星の集りか一つの大きなけむりかのように見えるように思いました。
そしてジョバンニはすぐうしろの天気輪の柱がいつかぼんやりした三角標の形になって、しばらく蛍(ほたる)のように、
ぺかぺか消えたりともったりしているのを見ました。それはだんだんはっきりして、とうとうりんとうごかないようになり、
濃(こ)い鋼青(こうせい)のそらの野原にたちました。いま新らしく灼(や)いたばかりの青い鋼(はがね)の板のような、
そらの野原に、まっすぐにすきっと立ったのです。
 するとどこかで、ふしぎな声が、銀河ステーション、銀河ステーションと云(い)う声がしたと思うといきなり眼の前が、
ぱっと明るくなって、まるで億万の蛍烏賊(ほたるいか)の火を一ぺんに化石させて、そら中に沈(しず)めたという
工合(ぐあい)、またダイアモンド会社で、ねだんがやすくならないために、わざと穫(と)れないふりをして、かくして置いた
金剛石(こんごうせき)を、誰(たれ)かがいきなりひっくりかえして、ばら撒(ま)いたという風に、眼の前がさあっと明るくなって、
ジョバンニは、思わず何べんも眼を擦(こす)ってしまいました。
678友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:10:07 ID:nNaR/V2W0
気がついてみると、さっきから、ごとごとごとごと、ジョバンニの乗っている小さな列車が走りつづけていたのでした。
ほんとうにジョバンニは、夜の軽便鉄道の、小さな黄いろの電燈のならんだ車室に、窓から外を見ながら
座(すわ)っていたのです。車室の中は、青い天蚕絨(びろうど)を張った腰掛(こしか)けが、まるでがら明きで、
向うの鼠(ねずみ)いろのワニスを塗った壁(かべ)には、真鍮(しんちゅう)の大きなぼたんが二つ光っているのでした。
 すぐ前の席に、ぬれたようにまっ黒な上着を着た、せいの高い子供が、窓から頭を出して外を見ているのに
気が付きました。そしてそのこどもの肩(かた)のあたりが、どうも見たことのあるような気がして、そう思うと、
もうどうしても誰だかわかりたくて、たまらなくなりました。いきなりこっちも窓から顔を出そうとしたとき、
俄かにその子供が頭を引っ込めて、こっちを見ました。
 それはカムパネルラだったのです。
 ジョバンニが、カムパネルラ、きみは前からここに居たのと云おうと思ったとき、カムパネルラが
「みんなはねずいぶん走ったけれども遅(おく)れてしまったよ。ザネリもね、ずいぶん走ったけれども
追いつかなかった。」と云いました。
 ジョバンニは、(そうだ、ぼくたちはいま、いっしょにさそって出掛けたのだ。)とおもいながら、
「どこかで待っていようか」と云いました。するとカムパネルラは
「ザネリはもう帰ったよ。お父さんが迎(むか)いにきたんだ。」
679友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:11:09 ID:nNaR/V2W0
カムパネルラは、なぜかそう云いながら、少し顔いろが青ざめて、どこか苦しいというふうでした。するとジョバンニも、
なんだかどこかに、何か忘れたものがあるというような、おかしな気持ちがしてだまってしまいました。
 ところがカムパネルラは、窓から外をのぞきながら、もうすっかり元気が直って、勢(いきおい)よく云いました。
「ああしまった。ぼく、水筒(すいとう)を忘れてきた。スケッチ帳も忘れてきた。けれど構わない。もうじき白鳥の停車場だから。
ぼく、白鳥を見るなら、ほんとうにすきだ。川の遠くを飛んでいたって、ぼくはきっと見える。」そして、カムパネルラは、
円い板のようになった地図を、しきりにぐるぐるまわして見ていました。まったくその中に、白くあらわされた天の川の左の
岸に沿って一条の鉄道線路が、南へ南へとたどって行くのでした。そしてその地図の立派なことは、夜のように
まっ黒な盤(ばん)の上に、一一の停車場や三角標(さんかくひょう)、泉水や森が、青や橙(だいだい)や緑や、
うつくしい光でちりばめられてありました。ジョバンニはなんだかその地図をどこかで見たようにおもいました。
「この地図はどこで買ったの。黒曜石でできてるねえ。」
 ジョバンニが云いました。
「銀河ステーションで、もらったんだ。君もらわなかったの。」
「ああ、ぼく銀河ステーションを通ったろうか。いまぼくたちの居るとこ、ここだろう。」
 ジョバンニは、白鳥と書いてある停車場のしるしの、すぐ北を指(さ)しました。
「そうだ。おや、あの河原(かわら)は月夜だろうか。」
 そっちを見ますと、青白く光る銀河の岸に、銀いろの空のすすきが、もうまるでいちめん、風にさらさらさらさら、
ゆられてうごいて、波を立てているのでした。
680友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:11:39 ID:yUntulxr0
基地外こっちにきたか!
やめろ!
681友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:13:10 ID:nNaR/V2W0
「月夜でないよ。銀河だから光るんだよ。」ジョバンニは云いながら、まるではね上りたいくらい愉快(ゆかい)になって、
足をこつこつ鳴らし、窓から顔を出して、高く高く星めぐりの口笛(くちぶえ)を吹(ふ)きながら一生けん命延びあがって、
その天の川の水を、見きわめようとしましたが、はじめはどうしてもそれが、はっきりしませんでした。けれどもだんだん
気をつけて見ると、そのきれいな水は、ガラスよりも水素よりもすきとおって、ときどき眼(め)の加減か、
ちらちら紫(むらさき)いろのこまかな波をたてたり、虹(にじ)のようにぎらっと光ったりしながら、
声もなくどんどん流れて行き、野原にはあっちにもこっちにも、燐光(りんこう)の三角標が、うつくしく立っていたのです。
遠いものは小さく、近いものは大きく、遠いものは橙や黄いろではっきりし、近いものは青白く少しかすんで、或(ある)いは
三角形、或いは四辺形、あるいは電(いなずま)や鎖(くさり)の形、さまざまにならんで、野原いっぱい光っているのでした。
ジョバンニは、まるでどきどきして、頭をやけに振(ふ)りました。するとほんとうに、そのきれいな野原中の青や橙や、
いろいろかがやく三角標も、てんでに息をつくように、ちらちらゆれたり顫(ふる)えたりしました。
「ぼくはもう、すっかり天の野原に来た。」ジョバンニは云いました。
「それにこの汽車石炭をたいていないねえ。」ジョバンニが左手をつき出して窓から前の方を見ながら云いました。
「アルコールか電気だろう。」カムパネルラが云いました。
 ごとごとごとごと、その小さなきれいな汽車は、そらのすすきの風にひるがえる中を、天の川の水や、三角点の
青じろい微光(びこう)の中を、どこまでもどこまでもと、走って行くのでした。
「ああ、りんどうの花が咲いている。もうすっかり秋だねえ。」カムパネルラが、窓の外を指さして云いました。
682友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:16:28 ID:nNaR/V2W0
線路のへりになったみじかい芝草(しばくさ)の中に、月長石ででも刻(きざ)まれたような、すばらしい紫のりんどうの花が咲いていました。
「ぼく、飛び下りて、あいつをとって、また飛び乗ってみせようか。」ジョバンニは胸を躍(おど)らせて云いました。
「もうだめだ。あんなにうしろへ行ってしまったから。」
 カムパネルラが、そう云ってしまうかしまわないうち、次のりんどうの花が、いっぱいに光って過ぎて行きました。
 と思ったら、もう次から次から、たくさんのきいろな底をもったりんどうの花のコップが、湧(わ)くように、雨のように、
眼の前を通り、三角標の列は、けむるように燃えるように、いよいよ光って立ったのです。
「おっかさんは、ぼくをゆるして下さるだろうか。」
 いきなり、カムパネルラが、思い切ったというように、少しどもりながら、急(せ)きこんで云(い)いました。
 ジョバンニは、
(ああ、そうだ、ぼくのおっかさんは、あの遠い一つのちりのように見える橙(だいだい)いろの三角標のあたりにいらっしゃって、
いまぼくのことを考えているんだった。)と思いながら、ぼんやりしてだまっていました。
「ぼくはおっかさんが、ほんとうに幸(さいわい)になるなら、どんなことでもする。けれども、いったいどんなことが、
おっかさんのいちばんの幸なんだろう。」カムパネルラは、なんだか、泣きだしたいのを、一生けん命こらえているようでした。
「きみのおっかさんは、なんにもひどいことないじゃないの。」ジョバンニはびっくりして叫(さけ)びました。
「ぼくわからない。けれども、誰(たれ)だって、ほんとうにいいことをしたら、いちばん幸なんだねえ。だから、おっかさんは、
ぼくをゆるして下さると思う。」カムパネルラは、なにかほんとうに決心しているように見えました。
683友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:17:29 ID:nNaR/V2W0
 俄(にわ)かに、車のなかが、ぱっと白く明るくなりました。見ると、もうじつに、金剛石(こんごうせき)や草の
露(つゆ)やあらゆる立派さをあつめたような、きらびやかな銀河の河床(かわどこ)の上を水は声もなくかたちもなく流れ、
その流れのまん中に、ぼうっと青白く後光の射(さ)した一つの島が見えるのでした。その島の平らないただきに、
立派な眼もさめるような、白い十字架(じゅうじか)がたって、それはもう凍(こお)った北極の雲で鋳(い)たといったらいいか、
すきっとした金いろの円光をいただいて、しずかに永久に立っているのでした。
「ハルレヤ、ハルレヤ。」前からもうしろからも声が起りました。ふりかえって見ると、車室の中の旅人たちは、
みなまっすぐにきもののひだを垂れ、黒いバイブルを胸にあてたり、水晶(すいしょう)の珠数(じゅず)をかけたり、
どの人もつつましく指を組み合せて、そっちに祈(いの)っているのでした。思わず二人もまっすぐに立ちあがりました。
カムパネルラの頬(ほほ)は、まるで熟した苹果(りんご)のあかしのようにうつくしくかがやいて見えました。
 そして島と十字架とは、だんだんうしろの方へうつって行きました。
 向う岸も、青じろくぽうっと光ってけむり、時々、やっぱりすすきが風にひるがえるらしく、さっとその銀いろがけむって、
息でもかけたように見え、また、たくさんのりんどうの花が、草をかくれたり出たりするのは、やさしい狐火(きつねび)のように
思われました。
684友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:18:15 ID:nNaR/V2W0
それもほんのちょっとの間、川と汽車との間は、すすきの列でさえぎられ、白鳥の島は、二度ばかり、うしろの方に
見えましたが、じきもうずうっと遠く小さく、絵のようになってしまい、またすすきがざわざわ鳴って、とうとうすっかり
見えなくなってしまいました。ジョバンニのうしろには、いつから乗っていたのか、せいの高い、黒いかつぎをした
カトリック風の尼(あま)さんが、まん円な緑の瞳(ひとみ)を、じっとまっすぐに落して、まだ何かことばか声かが、
そっちから伝わって来るのを、虔(つつし)んで聞いているというように見えました。旅人たちはしずかに席に戻(もど)り、
二人も胸いっぱいのかなしみに似た新らしい気持ちを、何気なくちがった語(ことば)で、そっと談(はな)し合ったのです。
「もうじき白鳥の停車場だねえ。」
「ああ、十一時かっきりには着くんだよ。」
 早くも、シグナルの緑の燈(あかり)と、ぼんやり白い柱とが、ちらっと窓のそとを過ぎ、それから硫黄(いおう)の
ほのおのようなくらいぼんやりした転てつ機の前のあかりが窓の下を通り、汽車はだんだんゆるやかになって、
間もなくプラットホームの一列の電燈が、うつくしく規則正しくあらわれ、それがだんだん大きくなってひろがって、
二人は丁度白鳥停車場の、大きな時計の前に来てとまりました。
685友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:19:07 ID:nNaR/V2W0
 さわやかな秋の時計の盤面(ダイアル)には、青く灼(や)かれたはがねの二本の針が、くっきり十一時を指しました。みんなは、
一ぺんに下りて、車室の中はがらんとなってしまいました。
〔二十分停車〕と時計の下に書いてありました。
「ぼくたちも降りて見ようか。」ジョバンニが云いました。
「降りよう。」
 二人は一度にはねあがってドアを飛び出して改札口(かいさつぐち)へかけて行きました。ところが改札口には、
明るい紫(むらさき)がかった電燈が、一つ点(つ)いているばかり、誰(たれ)も居ませんでした。そこら中を見ても、
駅長や赤帽(あかぼう)らしい人の、影(かげ)もなかったのです。
 二人は、停車場の前の、水晶細工のように見える銀杏(いちょう)の木に囲まれた、小さな広場に出ました。そこから
幅(はば)の広いみちが、まっすぐに銀河の青光の中へ通っていました。
 さきに降りた人たちは、もうどこへ行ったか一人も見えませんでした。二人がその白い道を、肩(かた)をならべて行きますと、
二人の影は、ちょうど四方に窓のある室(へや)の中の、二本の柱の影のように、また二つの車輪の輻(や)のように
幾本(いくほん)も幾本も四方へ出るのでした。そして間もなく、あの汽車から見えたきれいな河原(かわら)に来ました。
 カムパネルラは、そのきれいな砂を一つまみ、掌(てのひら)にひろげ、指できしきしさせながら、夢(ゆめ)のように
云っているのでした。
「この砂はみんな水晶だ。中で小さな火が燃えている。」
「そうだ。」どこでぼくは、そんなこと習ったろうと思いながら、ジョバンニもぼんやり答えていました。
686友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:20:44 ID:nNaR/V2W0
河原の礫(こいし)は、みんなすきとおって、たしかに水晶や黄玉(トパース)や、またくしゃくしゃの
皺曲(しゅうきょく)をあらわしたのや、また稜(かど)から霧(きり)のような青白い光を出す鋼玉やらでした。
ジョバンニは、走ってその渚(なぎさ)に行って、水に手をひたしました。けれどもあやしいその銀河の水は、
水素よりももっとすきとおっていたのです。それでもたしかに流れていたことは、二人の手首の、水にひたったとこが、
少し水銀いろに浮(う)いたように見え、その手首にぶっつかってできた波は、うつくしい燐光(りんこう)をあげて、
ちらちらと燃えるように見えたのでもわかりました。
 川上の方を見ると、すすきのいっぱいに生えている崖(がけ)の下に、白い岩が、まるで運動場のように平らに川に
沿って出ているのでした。そこに小さな五六人の人かげが、何か掘(ほ)り出すか埋めるかしているらしく、立ったり
屈(かが)んだり、時々なにかの道具が、ピカッと光ったりしました。
「行ってみよう。」二人は、まるで一度に叫んで、そっちの方へ走りました。その白い岩になった処(ところ)の入口に、
〔プリオシン海岸〕という、瀬戸物(せともの)のつるつるした標札が立って、向うの渚には、ところどころ、細い鉄の
欄干(らんかん)も植えられ、木製のきれいなベンチも置いてありました。
「おや、変なものがあるよ。」カムパネルラが、不思議そうに立ちどまって、岩から黒い細長いさきの尖(とが)った
くるみの実のようなものをひろいました。
「くるみの実だよ。そら、沢山(たくさん)ある。流れて来たんじゃない。岩の中に入ってるんだ。」
「大きいね、このくるみ、倍あるね。こいつはすこしもいたんでない。」
「早くあすこへ行って見よう。きっと何か掘ってるから。」
687友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:22:15 ID:nNaR/V2W0
二人は、ぎざぎざの黒いくるみの実を持ちながら、またさっきの方へ近よって行きました。左手の渚には、
波がやさしい稲妻(いなずま)のように燃えて寄せ、右手の崖には、いちめん銀や貝殻(かいがら)でこさえたようなすすきの
穂(ほ)がゆれたのです。
 だんだん近付いて見ると、一人のせいの高い、ひどい近眼鏡をかけ、長靴(ながぐつ)をはいた学者らしい人が、
手帳に何かせわしそうに書きつけながら、鶴嘴(つるはし)をふりあげたり、スコープをつかったりしている、
三人の助手らしい人たちに夢中(むちゅう)でいろいろ指図をしていました。
「そこのその突起(とっき)を壊(こわ)さないように。スコープを使いたまえ、スコープを。おっと、も少し遠くから掘って。
いけない、いけない。なぜそんな乱暴をするんだ。」
 見ると、その白い柔(やわ)らかな岩の中から、大きな大きな青じろい獣(けもの)の骨が、横に倒(たお)れて
潰(つぶ)れたという風になって、半分以上掘り出されていました。そして気をつけて見ると、そこらには、
蹄(ひづめ)の二つある足跡(あしあと)のついた岩が、四角に十ばかり、きれいに切り取られて番号がつけられてありました。
「君たちは参観かね。」その大学士らしい人が、眼鏡(めがね)をきらっとさせて、こっちを見て話しかけました。
「くるみが沢山あったろう。それはまあ、ざっと百二十万年ぐらい前のくるみだよ。ごく新らしい方さ。
ここは百二十万年前、第三紀のあとのころは海岸でね、この下からは貝がらも出る。いま川の流れているとこに、
そっくり塩水が寄せたり引いたりもしていたのだ。このけものかね、これはボスといってね、おいおい、
そこつるはしはよしたまえ。ていねいに鑿(のみ)でやってくれたまえ。ボスといってね、いまの牛の先祖で、
昔(むかし)はたくさん居たさ。」
「標本にするんですか。」
688友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:23:04 ID:nNaR/V2W0
「いや、証明するに要(い)るんだ。ぼくらからみると、ここは厚い立派な地層で、百二十万年ぐらい前にできたという
証拠(しょうこ)もいろいろあがるけれども、ぼくらとちがったやつからみてもやっぱりこんな地層に見えるかどうか、
あるいは風か水やがらんとした空かに見えやしないかということなのだ。わかったかい。けれども、おいおい。
そこもスコープではいけない。そのすぐ下に肋骨(ろっこつ)が埋もれてる筈(はず)じゃないか。」
大学士はあわてて走って行きました。
「もう時間だよ。行こう。」カムパネルラが地図と腕時計(うでどけい)とをくらべながら云いました。
「ああ、ではわたくしどもは失礼いたします。」ジョバンニは、ていねいに大学士におじぎしました。
「そうですか。いや、さよなら。」大学士は、また忙(いそ)がしそうに、あちこち歩きまわって
監督(かんとく)をはじめました。二人は、その白い岩の上を、一生けん命汽車におくれないように走りました。
そしてほんとうに、風のように走れたのです。息も切れず膝(ひざ)もあつくなりませんでした。
 こんなにしてかけるなら、もう世界中だってかけれると、ジョバンニは思いました。
 そして二人は、前のあの河原を通り、改札口の電燈がだんだん大きくなって、間もなく二人は、
もとの車室の席に座(すわ)って、いま行って来た方を、窓から見ていました。
689友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:24:05 ID:nNaR/V2W0
「ここへかけてもようございますか。」
 がさがさした、けれども親切そうな、大人の声が、二人のうしろで聞えました。
 それは、茶いろの少しぼろぼろの外套(がいとう)を着て、白い巾(きれ)でつつんだ荷物を、
二つに分けて肩に掛(か)けた、赤髯(あかひげ)のせなかのかがんだ人でした。
「ええ、いいんです。」ジョバンニは、少し肩をすぼめて挨拶(あいさつ)しました。その人は、
ひげの中でかすかに微笑(わら)いながら荷物をゆっくり網棚(あみだな)にのせました。ジョバンニは、
なにか大へんさびしいようなかなしいような気がして、だまって正面の時計を見ていましたら、ずうっと前の方で、
硝子(ガラス)の笛(ふえ)のようなものが鳴りました。汽車はもう、しずかにうごいていたのです。カムパネルラは、
車室の天井(てんじょう)を、あちこち見ていました。その一つのあかりに黒い甲虫(かぶとむし)がとまって
その影が大きく天井にうつっていたのです。赤ひげの人は、なにかなつかしそうにわらいながら、
ジョバンニやカムパネルラのようすを見ていました。汽車はもうだんだん早くなって、すすきと川と、
かわるがわる窓の外から光りました。
 赤ひげの人が、少しおずおずしながら、二人に訊(き)きました。
「あなた方は、どちらへいらっしゃるんですか。」
「どこまでも行くんです。」ジョバンニは、少しきまり悪そうに答えました。
「それはいいね。この汽車は、じっさい、どこまででも行きますぜ。」
「あなたはどこへ行くんです。」カムパネルラが、いきなり、喧嘩(けんか)のようにたずねましたので、ジョバンニは、
思わずわらいました。すると、向うの席に居た、尖った帽子をかぶり、大きな鍵(かぎ)を腰(こし)に下げた人も、
ちらっとこっちを見てわらいましたので、カムパネルラも、つい顔を赤くして笑いだしてしまいました。ところがその人は
別に怒(おこ)ったでもなく、頬(ほほ)をぴくぴくしながら返事しました。
690友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:26:12 ID:nNaR/V2W0
「わっしはすぐそこで降ります。わっしは、鳥をつかまえる商売でね。」
「何鳥ですか。」
「鶴や雁(がん)です。さぎも白鳥もです。」
「鶴はたくさんいますか。」
「居ますとも、さっきから鳴いてまさあ。聞かなかったのですか。」
「いいえ。」
「いまでも聞えるじゃありませんか。そら、耳をすまして聴(き)いてごらんなさい。」
 二人は眼(め)を挙げ、耳をすましました。ごとごと鳴る汽車のひびきと、すすきの風との間から、ころんころんと水の
湧(わ)くような音が聞えて来るのでした。
「鶴、どうしてとるんですか。」
「鶴ですか、それとも鷺(さぎ)ですか。」
「鷺です。」ジョバンニは、どっちでもいいと思いながら答えました。
「そいつはな、雑作(ぞうさ)ない。さぎというものは、みんな天の川の砂が凝(こご)って、ぼおっとできるもんですからね、
そして始終川へ帰りますからね、川原で待っていて、鷺がみんな、脚(あし)をこういう風にして下りてくるとこを、そいつが
地べたへつくかつかないうちに、ぴたっと押(おさ)えちまうんです。するともう鷺は、かたまって安心して死んじまいます。
あとはもう、わかり切ってまさあ。押し葉にするだけです。」
「鷺を押し葉にするんですか。標本ですか。」
「標本じゃありません。みんなたべるじゃありませんか。」
「おかしいねえ。」カムパネルラが首をかしげました。
「おかしいも不審(ふしん)もありませんや。そら。」その男は立って、網棚から包みをおろして、手ばやくくるくると解きました。
「さあ、ごらんなさい。いまとって来たばかりです。」
691友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:28:42 ID:nNaR/V2W0
「ほんとうに鷺だねえ。」二人は思わず叫(さけ)びました。まっ白な、あのさっきの北の十字架(じゅうじか)のように
光る鷺のからだが、十ばかり、少しひらべったくなって、黒い脚をちぢめて、浮彫(うきぼり)のようにならんでいたのです。
「眼をつぶってるね。」カムパネルラは、指でそっと、鷺の三日月がたの白い瞑(つぶ)った眼にさわりました。頭の上の
槍(やり)のような白い毛もちゃんとついていました。
「ね、そうでしょう。」鳥捕りは風呂敷(ふろしき)を重ねて、またくるくると包んで紐(ひも)でくくりました。誰(たれ)が
いったいここらで鷺なんぞ喰(た)べるだろうとジョバンニは思いながら訊きました。
「鷺はおいしいんですか。」
「ええ、毎日注文があります。しかし雁(がん)の方が、もっと売れます。雁の方がずっと柄(がら)がいいし、
第一手数がありませんからな。そら。」鳥捕りは、また別の方の包みを解きました。すると黄と青じろとまだらになって、
なにかのあかりのようにひかる雁が、ちょうどさっきの鷺のように、くちばしを揃(そろ)えて、少し扁(ひら)べったくなって、
ならんでいました。
「こっちはすぐ喰べられます。どうです、少しおあがりなさい。」鳥捕りは、黄いろな雁の足を、軽くひっぱりました。
するとそれは、チョコレートででもできているように、すっときれいにはなれました。
「どうです。すこしたべてごらんなさい。」鳥捕りは、それを二つにちぎってわたしました。ジョバンニは、ちょっと喰べてみて、
(なんだ、やっぱりこいつはお菓子(かし)だ。チョコレートよりも、もっとおいしいけれども、こんな雁が飛んでいるもんか。
この男は、どこかそこらの野原の菓子屋(かしや)だ。けれどもぼくは、このひとをばかにしながら、
この人のお菓子をたべているのは、大へん気の毒だ。)とおもいながら、やっぱりぽくぽくそれをたべていました。
「も少しおあがりなさい。」鳥捕りがまた包みを出しました。ジョバンニは、もっとたべたかったのですけれども、
692友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:29:55 ID:nNaR/V2W0
「ええ、ありがとう。」と云(い)って遠慮(えんりょ)しましたら、鳥捕りは、こんどは向うの席の、鍵(かぎ)をもった人に出しました。
「いや、商売ものを貰(もら)っちゃすみませんな。」その人は、帽子(ぼうし)をとりました。
「いいえ、どういたしまして。どうです、今年の渡(わた)り鳥(どり)の景気は。」
「いや、すてきなもんですよ。一昨日(おととい)の第二限ころなんか、なぜ燈台の灯(ひ)を、
規則以外に間〔一字分空白〕させるかって、あっちからもこっちからも、電話で故障が来ましたが、
なあに、こっちがやるんじゃなくて、渡り鳥どもが、まっ黒にかたまって、あかしの前を通るのですから仕方ありませんや。
わたしぁ、べらぼうめ、そんな苦情は、おれのとこへ持って来たって仕方がねえや、ばさばさのマントを着て脚と口との
途方(とほう)もなく細い大将へやれって、斯(こ)う云ってやりましたがね、はっは。」
 すすきがなくなったために、向うの野原から、ぱっとあかりが射(さ)して来ました。
「鷺の方はなぜ手数なんですか。」カムパネルラは、さっきから、訊こうと思っていたのです。
「それはね、鷺を喰べるには、」鳥捕りは、こっちに向き直りました。
「天の川の水あかりに、十日もつるして置くかね、そうでなけぁ、砂に三四日うずめなけぁいけないんだ。そうすると、
水銀がみんな蒸発して、喰べられるようになるよ。」
「こいつは鳥じゃない。ただのお菓子でしょう。」やっぱりおなじことを考えていたとみえて、カムパネルラが、
思い切ったというように、尋(たず)ねました。鳥捕りは、何か大へんあわてた風で、
「そうそう、ここで降りなけぁ。」と云いながら、立って荷物をとったと思うと、もう見えなくなっていました。
「どこへ行ったんだろう。」
 二人は顔を見合せましたら、燈台守は、にやにや笑って、少し伸(の)びあがるようにしながら、
二人の横の窓の外をのぞきました。二人もそっちを見ましたら、たったいまの鳥捕りが、黄いろと青じろの、
うつくしい燐光(りんこう)を出す、いちめんのかわらははこぐさの上に立って、まじめな顔をして両手をひろげて、
じっとそらを見ていたのです。
693友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:31:14 ID:nNaR/V2W0
「あすこへ行ってる。ずいぶん奇体(きたい)だねえ。きっとまた鳥をつかまえるとこだねえ。汽車が走って行かないうちに、
早く鳥がおりるといいな。」と云った途端(とたん)、がらんとした桔梗(ききょう)いろの空から、さっき見たような鷺が、
まるで雪の降るように、ぎゃあぎゃあ叫びながら、いっぱいに舞(ま)いおりて来ました。するとあの鳥捕りは、
すっかり注文通りだというようにほくほくして、両足をかっきり六十度に開いて立って、鷺のちぢめて降りて来る
黒い脚を両手で片(かた)っ端(ぱし)から押えて、布の袋(ふくろ)の中に入れるのでした。すると鷺は、蛍(ほたる)のように、
袋の中でしばらく、青くぺかぺか光ったり消えたりしていましたが、おしまいとうとう、みんなぼんやり白くなって、
眼をつぶるのでした。ところが、つかまえられる鳥よりは、つかまえられないで無事に天(あま)の川(がわ)の砂の
上に降りるものの方が多かったのです。それは見ていると、足が砂へつくや否(いな)や、まるで雪の融(と)けるように、
縮(ちぢ)まって扁(ひら)べったくなって、間もなく熔鉱炉(ようこうろ)から出た銅の汁(しる)のように、砂や砂利(じゃり)の
上にひろがり、しばらくは鳥の形が、砂についているのでしたが、それも二三度明るくなったり暗くなったりしているうちに、
もうすっかりまわりと同じいろになってしまうのでした。
 鳥捕りは二十疋(ぴき)ばかり、袋に入れてしまうと、急に両手をあげて、兵隊が鉄砲弾(てっぽうだま)にあたって、
死ぬときのような形をしました。と思ったら、もうそこに鳥捕りの形はなくなって、却(かえ)って、
「ああせいせいした。どうもからだに恰度(ちょうど)合うほど稼(かせ)いでいるくらい、いいことはありませんな。」
というききおぼえのある声が、ジョバンニの隣(とな)りにしました。見ると鳥捕りは、もうそこでとって来た鷺を、きちんとそろえて、
一つずつ重ね直しているのでした。
694友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:32:18 ID:nNaR/V2W0
「どうしてあすこから、いっぺんにここへ来たんですか。」ジョバンニが、なんだかあたりまえのような、あたりまえでないような、
おかしな気がして問いました。
「どうしてって、来ようとしたから来たんです。ぜんたいあなた方は、どちらからおいでですか。」
 ジョバンニは、すぐ返事しようと思いましたけれども、さあ、ぜんたいどこから来たのか、もうどうしても考えつきませんでした。
カムパネルラも、顔をまっ赤にして何か思い出そうとしているのでした。
「ああ、遠くからですね。」鳥捕りは、わかったというように雑作なくうなずきました。
「もうここらは白鳥区のおしまいです。ごらんなさい。あれが名高いアルビレオの観測所です。」
 窓の外の、まるで花火でいっぱいのような、あまの川のまん中に、黒い大きな建物が四棟(むね)ばかり立って、
その一つの平屋根の上に、眼(め)もさめるような、青宝玉(サファイア)と黄玉(トパース)の大きな二つのすきとおった球が、
輪になってしずかにくるくるとまわっていました。黄いろのがだんだん向うへまわって行って、青い小さいのがこっちへ進んで来、
間もなく二つのはじは、重なり合って、きれいな緑いろの両面凸(とつ)レンズのかたちをつくり、それもだんだん、
まん中がふくらみ出して、とうとう青いのは、すっかりトパースの正面に来ましたので、緑の中心と黄いろな明るい環(わ)とが
できました。それがまただんだん横へ外(そ)れて、前のレンズの形を逆に繰(く)り返し、とうとうすっとはなれて、
サファイアは向うへめぐり、黄いろのはこっちへ進み、また丁度さっきのような風になりました。銀河の、かたちもなく
音もない水にかこまれて、ほんとうにその黒い測候所が、睡(ねむ)っているように、しずかによこたわったのです。
695友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:34:24 ID:nNaR/V2W0
「あれは、水の速さをはかる器械です。水も……。」鳥捕(とりと)りが云いかけたとき、
「切符を拝見いたします。」三人の席の横に、赤い帽子(ぼうし)をかぶったせいの高い車掌(しゃしょう)が、
いつかまっすぐに立っていて云いました。鳥捕りは、だまってかくしから、小さな紙きれを出しました。車掌はちょっと見て、
すぐ眼をそらして、(あなた方のは?)というように、指をうごかしながら、手をジョバンニたちの方へ出しました。
「さあ、」ジョバンニは困って、もじもじしていましたら、カムパネルラは、わけもないという風で、小さな鼠(ねずみ)いろの
切符を出しました。ジョバンニは、すっかりあわててしまって、もしか上着のポケットにでも、入っていたかとおもいながら、
手を入れて見ましたら、何か大きな畳(たた)んだ紙きれにあたりました。こんなもの入っていたろうかと思って、
急いで出してみましたら、それは四つに折ったはがきぐらいの大きさの緑いろの紙でした。車掌が手を出しているもんですから
何でも構わない、やっちまえと思って渡しましたら、車掌はまっすぐに立ち直って叮寧(ていねい)にそれを開いて見ていました。
そして読みながら上着のぼたんやなんかしきりに直したりしていましたし燈台看守も下からそれを熱心にのぞいていましたから、
ジョバンニはたしかにあれは証明書か何かだったと考えて少し胸が熱くなるような気がしました。
「これは三次空間の方からお持ちになったのですか。」車掌がたずねました。
「何だかわかりません。」もう大丈夫(だいじょうぶ)だと安心しながらジョバンニはそっちを見あげてくつくつ笑いました。
「よろしゅうございます。南十字(サウザンクロス)へ着きますのは、次の第三時ころになります。」車掌は紙をジョバンニに
渡して向うへ行きました。
 カムパネルラは、その紙切れが何だったか待ち兼ねたというように急いでのぞきこみました。ジョバンニも
全く早く見たかったのです。ところがそれはいちめん黒い唐草(からくさ)のような模様の中に、おかしな十ばかりの字を
印刷したものでだまって見ていると何だかその中へ吸い込(こ)まれてしまうような気がするのでした。すると鳥捕りが
横からちらっとそれを見てあわてたように云いました。
696友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:36:26 ID:nNaR/V2W0
「おや、こいつは大したもんですぜ。こいつはもう、ほんとうの天上へさえ行ける切符だ。天上どこじゃない、
どこでも勝手にあるける通行券です。こいつをお持ちになれぁ、なるほど、こんな不完全な幻想(げんそう)
第四次の銀河鉄道なんか、どこまででも行ける筈(はず)でさあ、あなた方大したもんですね。」
「何だかわかりません。」ジョバンニが赤くなって答えながらそれを又(また)畳んでかくしに入れました。
そしてきまりが悪いのでカムパネルラと二人、また窓の外をながめていましたが、その鳥捕りの時々
大したもんだというようにちらちらこっちを見ているのがぼんやりわかりました。
「もうじき鷲(わし)の停車場だよ。」カムパネルラが向う岸の、三つならんだ小さな青じろい三角標と地図とを
見較(みくら)べて云いました。
 ジョバンニはなんだかわけもわからずににわかにとなりの鳥捕りが気の毒でたまらなくなりました。鷺(さぎ)を
つかまえてせいせいしたとよろこんだり、白いきれでそれをくるくる包んだり、ひとの切符をびっくりしたように
横目で見てあわててほめだしたり、そんなことを一一考えていると、もうその見ず知らずの鳥捕りのために、
ジョバンニの持っているものでも食べるものでもなんでもやってしまいたい、もうこの人のほんとうの幸(さいわい)になるなら
自分があの光る天の川の河原(かわら)に立って百年つづけて立って鳥をとってやってもいいというような気がして、
どうしてももう黙(だま)っていられなくなりました。ほんとうにあなたのほしいものは一体何ですか、と訊(き)こうとして、
それではあんまり出し抜(ぬ)けだから、どうしようかと考えて振(ふ)り返って見ましたら、そこにはもうあの鳥捕りが
居ませんでした。網棚(あみだな)の上には白い荷物も見えなかったのです。また窓の外で足をふんばってそらを
見上げて鷺を捕る支度(したく)をしているのかと思って、急いでそっちを見ましたが、外はいちめんのうつくしい
砂子と白いすすきの波ばかり、あの鳥捕りの広いせなかも尖(とが)った帽子も見えませんでした。
「あの人どこへ行ったろう。」カムパネルラもぼんやりそう云っていました。
697友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:37:20 ID:nNaR/V2W0
「どこへ行ったろう。一体どこでまたあうのだろう。僕(ぼく)はどうしても少しあの人に物を言わなかったろう。」
「ああ、僕もそう思っているよ。」
「僕はあの人が邪魔(じゃま)なような気がしたんだ。だから僕は大へんつらい。」ジョバンニはこんな変てこな気もちは、
ほんとうにはじめてだし、こんなこと今まで云ったこともないと思いました。
「何だか苹果(りんご)の匂(におい)がする。僕いま苹果のこと考えたためだろうか。」カムパネルラが不思議そうにあたりを
見まわしました。
「ほんとうに苹果の匂だよ。それから野茨(のいばら)の匂もする。」ジョバンニもそこらを見ましたがやっぱりそれは
窓からでも入って来るらしいのでした。いま秋だから野茨の花の匂のする筈はないとジョバンニは思いました。
 そしたら俄(にわ)かにそこに、つやつやした黒い髪(かみ)の六つばかりの男の子が赤いジャケツのぼたんもかけず
ひどくびっくりしたような顔をしてがたがたふるえてはだしで立っていました。隣(とな)りには黒い洋服をきちんと
着たせいの高い青年が一ぱいに風に吹(ふ)かれているけやきの木のような姿勢で、男の子の手をしっかりひいて
立っていました。
「あら、ここどこでしょう。まあ、きれいだわ。」青年のうしろにもひとり十二ばかりの眼の茶いろな可愛(かあい)らしい
女の子が黒い外套(がいとう)を着て青年の腕(うで)にすがって不思議そうに窓の外を見ているのでした。
「ああ、ここはランカシャイヤだ。いや、コンネクテカット州だ。いや、ああ、ぼくたちはそらへ来たのだ。わたしたちは
天へ行くのです。ごらんなさい。あのしるしは天上のしるしです。もうなんにもこわいことありません。わたくしたちは
神さまに召(め)されているのです。」黒服の青年はよろこびにかがやいてその女の子に云(い)いました。けれどもなぜかまた
額に深く皺(しわ)を刻んで、それに大へんつかれているらしく、無理に笑いながら男の子をジョバンニのとなりに
座(すわ)らせました。
698友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:39:15 ID:nNaR/V2W0
それから女の子にやさしくカムパネルラのとなりの席を指さしました。女の子はすなおにそこへ座って、きちんと
両手を組み合せました。
「ぼくおおねえさんのとこへ行くんだよう。」腰掛(こしか)けたばかりの男の子は顔を変にして燈台看守の向うの席に
座ったばかりの青年に云いました。青年は何とも云えず悲しそうな顔をして、じっとその子の、ちぢれてぬれた頭を見ました。
女の子は、いきなり両手を顔にあててしくしく泣いてしまいました。
「お父さんやきくよねえさんはまだいろいろお仕事があるのです。けれどももうすぐあとからいらっしゃいます。それよりも、
おっかさんはどんなに永く待っていらっしゃったでしょう。わたしの大事なタダシはいまどんな歌をうたっているだろう、
雪の降る朝にみんなと手をつないでぐるぐるにわとこのやぶをまわってあそんでいるだろうかと考えたりほんとうに待って
心配していらっしゃるんですから、早く行っておっかさんにお目にかかりましょうね。」
「うん、だけど僕、船に乗らなけぁよかったなあ。」
「ええ、けれど、ごらんなさい、そら、どうです、あの立派な川、ね、あすこはあの夏中、ツインクル、ツインクル、リトル、
スター をうたってやすむとき、いつも窓からぼんやり白く見えていたでしょう。あすこですよ。ね、きれいでしょう、
あんなに光っています。」
 泣いていた姉もハンケチで眼をふいて外を見ました。青年は教えるようにそっと姉弟にまた云いました。
「わたしたちはもうなんにもかなしいことないのです。わたしたちはこんないいとこを旅して、じき神さまのとこへ行きます。
そこならもうほんとうに明るくて匂がよくて立派な人たちでいっぱいです。そしてわたしたちの代りにボートへ乗れた人たちは、
きっとみんな助けられて、心配して待っているめいめいのお父さんやお母さんや自分のお家へやら行くのです。さあ、
もうじきですから元気を出しておもしろくうたって行きましょう。」青年は男の子のぬれたような黒い髪をなで、
みんなを慰(なぐさ)めながら、自分もだんだん顔いろがかがやいて来ました。
699友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:41:37 ID:nNaR/V2W0
「あなた方はどちらからいらっしゃったのですか。どうなすったのですか。」さっきの燈台看守がやっと
少しわかったように青年にたずねました。青年はかすかにわらいました。
「いえ、氷山にぶっつかって船が沈(しず)みましてね、わたしたちはこちらのお父さんが急な用で二ヶ月前一足さきに
本国へお帰りになったのであとから発(た)ったのです。私は大学へはいっていて、家庭教師にやとわれていたのです。
ところがちょうど十二日目、今日か昨日(きのう)のあたりです、船が氷山にぶっつかって一ぺんに傾(かたむ)きもう
沈みかけました。月のあかりはどこかぼんやりありましたが、霧(きり)が非常に深かったのです。ところがボートは
左舷(さげん)の方半分はもうだめになっていましたから、とてもみんなは乗り切らないのです。もうそのうちにも
船は沈みますし、私は必死となって、どうか小さな人たちを乗せて下さいと叫(さけ)びました。近くの人たちはすぐみちを
開いてそして子供たちのために祈(いの)って呉(く)れました。けれどもそこからボートまでのところにはまだまだ小さな
子どもたちや親たちやなんか居て、とても押(お)しのける勇気がなかったのです。それでもわたくしはどうしてもこの方たちを
お助けするのが私の義務だと思いましたから前にいる子供らを押しのけようとしました。けれどもまたそんなにして
助けてあげるよりはこのまま神のお前にみんなで行く方がほんとうにこの方たちの幸福だとも思いました。それからまた
その神にそむく罪はわたくしひとりでしょってぜひとも助けてあげようと思いました。けれどもどうして見ているとそれができないのでした。
子どもらばかりボートの中へはなしてやってお母さんが狂気(きょうき)のようにキスを送りお父さんがかなしいのをじっとこらえて
まっすぐに立っているなどとてももう腸(はらわた)もちぎれるようでした。そのうち船はもうずんずん沈みますから、私はもうすっかり
覚悟(かくご)してこの人たち二人を抱(だ)いて、浮(うか)べるだけは浮ぼうとかたまって船の沈むのを待っていました。誰(たれ)が
投げたかライフブイが一つ飛んで来ましたけれども滑(すべ)ってずうっと向うへ行ってしまいました。私は一生けん命で甲板(かんぱん)の
格子(こうし)になったとこをはなして、三人それにしっかりとりつきました。どこからともなく〔約二字分空白〕番の声があがりました。たちまちみんなはいろいろな
国語で一ぺんにそれをうたいました。そのとき俄(にわ)かに大きな音がして私たちは水に落ちもう渦(うず)に入ったと思いながらしっかりこの人たちを
だいてそれからぼうっとしたと思ったらもうここへ来ていたのです。この方たちのお母さんは一昨年没(な)くなられました。ええボートはきっと助かったにちがいありません、
何せよほど熟練な水夫たちが漕(こ)いですばやく船からはなれていましたから。」
700友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 22:42:39 ID:nNaR/V2W0
そこらから小さないのりの声が聞えジョバンニもカムパネルラもいままで忘れていたいろいろのことをぼんやり思い出して
眼(め)が熱くなりました。
(ああ、その大きな海はパシフィックというのではなかったろうか。その氷山の流れる北のはての海で、小さな船に乗って、
風や凍(こお)りつく潮水や、烈(はげ)しい寒さとたたかって、たれかが一生けんめいはたらいている。ぼくはそのひとに
ほんとうに気の毒でそしてすまないような気がする。ぼくはそのひとのさいわいのためにいったいどうしたらいいのだろう。)
ジョバンニは首を垂れて、すっかりふさぎ込(こ)んでしまいました。
「なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでもそれがただしいみちを進む中でのできごとなら峠(とうげ)の
上りも下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから。」
 燈台守がなぐさめていました。
「ああそうです。ただいちばんのさいわいに至るためにいろいろのかなしみもみんなおぼしめしです。」
 青年が祈るようにそう答えました。
 そしてあの姉弟(きょうだい)はもうつかれてめいめいぐったり席によりかかって睡(ねむ)っていました。
さっきのあのはだしだった足にはいつか白い柔(やわ)らかな靴(くつ)をはいていたのです。
 ごとごとごとごと汽車はきらびやかな燐光(りんこう)の川の岸を進みました。向うの方の窓を見ると、野原はまるで
幻燈(げんとう)のようでした。百も千もの大小さまざまの三角標、その大きなものの上には赤い点点をうった測量旗も見え、
野原のはてはそれらがいちめん、たくさんたくさん集ってぼおっと青白い霧のよう、そこからかまたはもっと向うからか
ときどきさまざまの形のぼんやりした狼煙(のろし)のようなものが、かわるがわるきれいな桔梗(ききょう)いろのそらに
ちあげられるのでした。じつにそのすきとおった奇麗(きれい)な風は、ばらの匂(におい)でいっぱいでした。
「いかがですか。こういう苹果(りんご)はおはじめてでしょう。」向うの席の燈台看守がいつか黄金(きん)と紅で
うつくしくいろどられた大きな苹果を落さないように両手で膝(ひざ)の上にかかえていました。
701友達の友達の名無しさん:2008/04/09(水) 23:38:08 ID:RVyXO6s40
うぜぇ
702友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 01:52:12 ID:3kIyUwjq0
ええと、まだ吹き付け...

ROSKILL...SOUF...CEE...同社... soufへ... CEE ...
Missing my homies from up town 3THE HOMIES....私のhomiesアップタウンから行方不明3the homies ....
especially me....私の記憶に愛情のこも
ったナナtivinia siueti talakaiリルの兄と私の大好きクレメンツエドウィンtaled u両方を決して忘れては、
お二人を見つけると平和、平和を、私は期待して休憩なしで私たちを見て、特に私....
大きな男に感謝したいし、私たちの天国の階段の最初の父のためにすべてのことを彼には私たちの
ために行わwouldntアウト彼がここに私とどちらがお....

i come from the young decendants of the PULU FAMILY...私の子孫から来る若いpulu家族...
i attend MRGS ROSKILL GRAMMAR and i am 100% Tongan proud...私mrgs同社に出席すると私は100
%トンガ文法を誇りに思って...

L
703友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 01:53:53 ID:3kIyUwjq0
サンゴは植物のようでいて動物の仲間。小さなイソギンチャクに似た個体が寄り集まっ
て群体になる。個体には雌雄が無く、無性生殖で増え、炭酸カルシウムを主成分とする骨
格を作る。これが積み
重なって、樹木やテーブル状の珊瑚礁になる。
サンゴは細胞内に褐虫藻という植物プランクトンを共生させている。褐虫藻は光合成で有
機物をつくり、余分なものを排出、これを珊瑚が栄養として取り込む。だが、水温が上昇し褐
虫藻が逃げ出すと、白化して死んでしまう美容を増し、
鬱病
クル病
消化不良
食欲減退
咳・喘息

便秘
眼のトラブル
肥満
やつれ
ライ病
704友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 01:54:52 ID:3kIyUwjq0
「28歳の女性。今春から、陰部にかゆみが起きて、おりもののようなものが出ました。婦人科で診ても
らったら、膣カンジダ症と診断されました。性感染症かどうか分からず、主人も診察を受けるかどうか迷
っています。医師は治りにくい病気だが心配いらないと言いますが、まだ完治せず、ほかに影響が
ないか心配です。(東京・E)
「カンジダ属と呼ばれる真菌、つまりカビの一種が膣や外陰に感染すると、炎症を起こし、おりものやか
ゆみが出ます。症状は原虫や細菌などが原因の膣炎とよく似ていますが、多少、かゆみが強いのが特
徴です。しかし、自分ではカンジダかどうか判断するのは困難で、医師の診断が必要です」
他の膣炎と、きちんと区別する必要が有るのでしょうか?
 「もちろんです。治療法が違います。真菌なら抗真菌剤が必要だし、細菌なら抗生剤を用います。使
い方を間違えると、治りません。医療機関ではまず、膣内の液などを取って顕微鏡で見たり、培養した
りして、原因を調べます。早ければその場で分かることもありますが、普通は2、3日で結果が出ます。
カンジダが原因の膣炎は多いのでしょうか?
 「そもそも、カンジダというのは、口の中や消化管にも存在する、ごくありふれた真菌です。健康な女
性の膣や外陰部に存在しても不思議ではなく、実際に妊娠していない女性からは約15%、妊婦では20
〜30%からこの真菌が検出された、というデータがあります。存在そのものが問題なのではなく、過剰に
増えてしまうことが、炎症につながるようです。抗生剤の服用後にはカンジダが増殖しやすくなりますが、ほと
んどが何故増殖するか、はっきり分かっていません」
705友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 01:55:25 ID:3kIyUwjq0
性感染症を心配されているようですが?
 「性交が原因で、カンジダによる炎症を起こす人は全体の数%にすぎません。膣カンジダ症に罹った人の
大部分が、性感染症とは関係ないと考えるのが自然だと思います。ご主人も、必ずしも診察を受ける必要
はないと思います。ただ、女性が何度も再発するような場合は、ご主人から感染していることも考えられま
す。また、まれに糖尿病の持病がある男性は、自分自身も炎症を起こすことがあります。心配のある人は、
受診をお勧めします。
●治療法はどんなものがあるのでしょうか?
 「カンジダを殺すことが最も大事です。膣内に抗真菌剤の膣錠を入れて治します。毎日続けて10日〜2週
間、治療します。また、1週に1回まとめて治療する方法もあります。通常は、炎症が起きている外陰部にも
抗真菌剤のクリームを1日数回塗る治療を併用します。
●長引いているようですが?
 「膣内のカンジダを殺しても直腸などに存在していることもあり、それが膣内に移って増え始めるケースが
たまにあります。根気よく治療を続けなければなりません」
●他の部位への影響はどうでしょう?
 「細菌感染の場合ですと、子宮内や腹腔内に感染が広がって重大な疾患を引き起こすことがあるので

を付けなければなりませんが、カンジダの場合は全身性疾患に広がることは、まずありません。他の部位へ
の影響はあまり心配することは有りません」

706友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 01:56:04 ID:3kIyUwjq0
「出血があるというだけでは、婦人科の問題だとは断定できません。血尿や肛門からの出血でないことをはっき
りさせた後、子宮や膣に炎症や腫瘍、外傷がないかを調べます。このとき、子宮頚部や内膜の細胞診をし、子宮

頸ガン・子宮体ガンのような悪性腫瘍による出血ではないことをきちりと確かめておく必要があります。悪性腫瘍な
ら直ちに治療しなければならないからです。
●発熱時に出血するというのが気になります
 「ふつう、発熱と婦人科にかかわる出血には直接の関係はありません。この方のような場合、出血しやすい病気
、たとえば全身性エリテマトーデスや白血病、血小板減少症などの基礎疾患が無いかを確かめておいた方がい
いですね。
●炎症や外傷、ガン、その他の基礎疾患が出血の原因ではないことがわかったらどうしますか?
「すぐに治療しなくても命に罹る心配はないので、1ヶ月ほど基礎体温を記録してもらいます。通常は生理開始か
ら2週間ほど低温期が続き、排卵と共に高温期に入ります。それが2週間ほど続いた後、次の生理が始まって再
び低温期になります。基礎体温を調べれば、きちんと排卵があるか分かります。
排卵がないようなら、生理5日目から5日間、排卵誘発剤を飲む方法もありますし。当面子供をつくる予定がなけれ
ば経口避妊薬で生理不順を治します。
●生理も排卵もきちんとしている、それでも、出血があるという人はいるのでしょうか?
 「排卵時に出血する人は結構います。生理と生理の中間の出血という意味で『中間期出血』といいます。ふつう生
理が終わると、女性ホルモン(エストロゲン)の働きで子宮内膜が厚くなってきます。エストロゲンの量は排卵直前
にピークを迎え、排卵時に減少しますが、この時、厚くなりすぎた内膜の一部が崩れて出血してしまうことがあるの
です。発熱時に出血というのも「排卵時に出血して高温期に入った」ということなのかも知れません。
707706:2008/04/10(木) 01:57:19 ID:0ebn6ARN0
a
708友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 01:58:07 ID:0ebn6ARN0
<<111
709友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 02:14:59 ID:6hZZgUCB0
なんでこのスレ潰そうとしてるんだ?
710友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 02:16:39 ID:3kIyUwjq0
穀類タンパクと頭痛の因果関係
英王立ハラムシャー病院の研究グループは、コムギなどの穀類が含むグルテンというタンパク質が慢性的な頭
痛の原因になっていることを突き止めた。グルテンの抗体を多く持つため下痢などの症状を起こすなどグルテンに
反応しやすいタイプので確かめた。調査結果は米神経学会の学会誌で発表した。よく頭痛を訴える人で、グルテン
の抗体を多く持つ10人の患者の中枢神経系が興奮する度合いを磁気共鳴画像装置(MRI)で調べた。食事でグルテ
ンを摂取しないようにしたところ、9人が頭痛が無くなったり、軽くなったりするなど症状が軽減した。グルテンの摂取を
再開したところ、再び頭痛がするようになった。
痛みを感じる受容体がない
「すべての痛みは、脳で感じる。例えば手を切っても、手で痛みを感じるのではなく、手を切ることで手の細胞が傷つき、
そこからブラジキニンやヒスタミンなどの『痛み物質』が放出される。それらの痛み物質が知覚神経の受容体に結合する
と痛みを感じさせるための神経シグナルが発生する。そしてその神経シグナルは(プロスタグランジンで強化されて)脊髄を
上がって脳に入り、中継点である視床を通過して大脳皮質に入る。ここで始めて私たちは痛みを感じる。
ところが脳には痛み物質の受容体がない。そのため脳内で出血や炎症が起こっても痛みを感じることはない。
それなのに、どうして頭痛が起きるのだろうか?
■「頭痛」って、何が痛むの?
「会社を休む理由の1番は頭痛なのだそうです。では、頭痛で痛むのは具体的にどの部分なのだろう。「頭」といっても
脳や頭蓋骨が痛みを発している訳ではなく、実は頭の筋肉や血管の痛みなのだ。頭痛の診察をする医師は、患者さんの
痛みの表現で、頭痛のタイプを判断するという。そして、ほとんどの頭痛は次の2つのタイプのいずれかになるらしい。
1.緊張型頭痛:「ジンジン・ズーン・グー・ギュー」
2.片頭痛:「ズキズキ・ズキンズキン・ドクドク・ガンガン」
(NHKためしてガッテンより)
711友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 02:18:05 ID:3kIyUwjq0
=「夜間頻尿」
⇒夜間の尿量が増加する場合を夜間尿といい、正常では水分摂取の低下により夜間尿量は減少し、排尿回
数も少なくなる。→「尿意頻数」
『夜間排尿』とは、は入眠後起床までの間に2回〜3回以上の排尿を指すことが多い。
 「夜間頻尿の原因はいくつか考えられる。まず、生理的なものとして、加齢による腎臓の尿濃縮力の低下が
ある。濃縮力の低下によって尿量が増えるために排尿回数が多くなる。水分、とくにアルコールやコーヒーなど
利尿作用がある飲み物を遅い時間帯にとると尿量が増えるのは言うまでもない。
尿路以外の臓器の疾患や、全身性の病態からくるものもある。心臓の機能が低下してむくみのある人では、床
に入ると腎臓への血流量が増え、尿量も増える。また、一般的に夜間は抗利尿ホルモンの分泌が昼間より多い
が、この分泌リズムの崩れや分泌障害も多尿の原因となる。糖尿病の多飲多尿は有名である。これら多尿によ
る頻尿では1回の排尿量は減らず、昼間の尿量も増えていることが多い。
 「泌尿器科的に問題となるのは、膀胱、前立腺といった下部尿路の疾患であり、この場合は1回の尿量が減る
。前立腺は膀胱からの出口を囲むように存在するクリの実大の男性性器で、これが大きくなると排尿がスムーズに
いかなくなる。夜間頻尿は前立腺肥大の初期症状だが、すべての患者にこの症状があるわけではない。炎症やガ
ンといった前立腺の他の病気でも起こる。
これらの疾患での夜間頻尿は、膀胱の排尿筋が不安定になり、小さな刺激でも尿意を催すことなどが原因と考えられるが、排尿後もまだ膀胱に尿が残っていまうこと(残尿)によって膀胱の容量が減ってしまうことも原因となる。

712友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 02:19:32 ID:3kIyUwjq0
セックステクニックの基本技として「手マン」があります。
ところでこの「手マン」をするときって、皆さんは膣内の
どこらへんを意識して指をピストンしていますか?


実は一口に膣内といっても性感帯とよべる箇所を責めなければ、
「手マン」はその効力を失います。
場合によっては痛いだけで「やめて!」といわれるかもしれません。


やはりポイントを把握した手マンを行うことが、
女性を快感へと導き、濡れさせ、イカすうえで非常に重要といえます。


では、膣内の性感帯はどこか?これは女性によってももちろん
個人差があるのですが、一般的には膣内の上側のザラザラした箇所が
快感を与えやすい箇所だと言われています。

713友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 02:21:14 ID:3kIyUwjq0
【Gスポットの位置】

Gスポットのある場所は恥骨と膣の前壁にはさまれた所です。Gスポットの大きさと位置には個人差があります。
むき出し状態に近いクリトリスとは違って、Gスポットは膣壁に深く埋まっています。このため、女性が性的興
奮を覚えていない状態の時にGスポットを確認するためには強く膣壁
を押す必要があります。
通常は小さな豆またはブドウの粒ほどの大きさでスポンジ状です。性的な刺激を受けるとGスポットに血液が
流れ込んで、小さなクルミくらいの大きさにまで固く膨らむことがあります。
Gスポットを刺激されると女性はまず尿意を感じます。この尿意は30秒ほど続きます。これはGスポットが膀胱
にとても近い場所に位置しているためです。尿意に構わずにさらに刺激を続けると性的な興奮に至ります。
Gスポットの刺激によって到達するオーガズムはクリトリスへの刺激で得られるオーガズムよりも深い絶頂感です。
数回連続で「イッてしまう」ことも珍しくはありません。指の腹で一時間も刺激し続けてやっても「やめないで」と
懇願されたりします。

【Gスポット:見つけ方・指による刺激】

女性を上向きに寝せ、膝を胸の方に深く折り曲げさせます。こうすることによって膣の長さが短くなって、
指で簡単にGスポットまで到達できます。


714友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 02:22:47 ID:3kIyUwjq0
3本もしくは2本の指を膣に入れます。この時に指の腹が膣前壁に当たるように前から挿入します。ち
ょうど仰向けに横たわっている女の膣に指を突っ込んでそのまま上に釣り上げてやるような感じです
。指を少し曲げて恥骨の裏側を探ります。恥骨の裏側あたりの部分を指でなでるとザラついた箇所が
あります。それより奥まで指を入れると、非常に柔らかくてツルツルした箇所に行き着きます。ここで指
をまっすぐに伸ばして、さらに奥まで挿入すると下向きの乳首のような感触のものに行き当たります。こ
れは、子宮頸部です。Gスポットは、この場所とさっきのツルツルとした場所の中間の膣前壁にあります。
挿入した3本の指を軽く曲げて、女性を持ち上げるような感じで圧力をかけながらブドウの粒大のGスポットを
探します。位置や大きさには個人差がありますが、Gスポットを探し当てれば女性
からの反応があるはずです。
場所が特定できたらば、リズムをつけながら少し曲げた2-3本の指を使って、女性をベッドから釣り上げるような感じ
で刺激してやります。性交時と同様のリズムでフック状にした指で女性器をひっかけて、ベッドから釣り上げては落と
す感じの刺激を繰り返すことによってGスポットをマッサージしてやります。

Gスポットは圧力をかけられることに反応する性質があります。従って「なでる」のではなく、肉の上からその部分を押
してやるようにして刺激を与えてやる、ということを心がけましょう。実践としては、恥骨をスッポリと優しく包み込んで、
指先がGスポットに当たるようにしながら持ち上げる、という感覚です。
715友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 02:23:57 ID:3kIyUwjq0
向かい合った体位でペニスを挿入した性交時にはGスポットへのペニスによる刺激は期待できません。ペニス
でGスポットに刺激を加えるのに最適な体位の一つは「鴨の入り首」です。横向きになって女性の後ろからペニ
スを挿入します。女の片脚を胸の方まで折り曲げさせて膣を短くしてGスポットにペニスを当てやすくします。ペ
ニスによるGスポットへの刺激は、指で直接行うよりも困難を伴います。膣前壁を亀頭でこすり上げるような角度
で挿入して、そのまま奥まで突き立てることを可能とする体位が必要となります。
Gスポットによるオーガズムはいわゆる「潮吹き」を伴うことがありますが、これは失禁による尿ではありませし、
またバルトリン腺からの愛液の分泌でもありません。性的な興奮時に起こる副尿導管腺からの分泌液が「潮吹き」の
正体であると判明しています。これは男性の精液の15-50%を占める前立腺からの分泌液に相応するものです。
10%-40%の女性が「潮吹き」可能、とのデータがあります。またGスポットへの刺激によるクライマックスを迎えると
子宮が激しく収縮します。

激しい尿意に似た感覚に驚き、「漏らしては大変」と誤解して、気分を抑制してしまっているためにオーガズムが達
成できないでいる女性も多い、というのは不幸なことです。「どうなっても構わない」と心を解き放って快楽に身を任
せることによって、今までにない深いクライマックスを迎えることができます。その時、初めて「潮吹き」を体験するか
もしれません。「吹き上げるほどの潮吹き」もあれば「にじみ出る程度の潮吹き」もあります。


Gスポットへの刺激をクリトリスへの刺激を組み合わせて長時間に渡って責め続ければ、女体は強烈なクライマックスを何度も繰り返して迎えることになります
716友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 02:25:13 ID:3kIyUwjq0
いつも拝見させていただいているのですが、私も悩んでいることがあり、初めてメールさせていただくことにしました。

私は、2?歳になる女性です。彼は1つ年上です。先日、彼とHをしたのですが、指でやられたのですが、出血が大
量にありました。
これは前々からのことなのですが、いつも不思議に思っていたのでメールさせて頂きました。彼が言うには、すごく
指で激しくやられたのと彼の爪が伸びていたみたいで、私の膣に傷をつけてしまったからだろうと言っています。

それが原因で子供できなくなるかも?とか彼が言っているので、不安です。子供ができなくなったりするものなので
しょうか?処女はもう約1年前に失っているので、処女の血液ではないと思います。それに、処女の痛みもありませんし
。あんなに血液が出てるのに、大した痛みもありません。時々、おなかの奥のほうが痛くなることがあるんですけど、
それは多分奥の方をつかれたせいだと思うのですが。

それから、もう一つ、処女を失った頃から、ずっと悩んでいたことなんですが、私の膣の大きさが普通の人より大き
いらしく、彼が言うにはガバガバらしいです。私が処女を失ったときは、彼のモノが半立ちで入らなかったらしく、指
で処女膜を破られました。すごく痛くて痛くて、血液もびっくりするくらい出て、なのにガバガバだって言うんです。彼
が言うには、指で開けすぎちゃったからかな?って言ってます。
717友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 02:26:22 ID:3kIyUwjq0
彼は十数人の人と付き合った経験があり(H経験はどれほどか知りませんが)、彼のモノが小さいということ
はないと思うんです。
初めての男の人のモノで膣の大きさは変わるとか、膣の大きさは元々決まっていて、それ以上は大きくなら
ないとか、いろいろ言われていますが、結局はどれが本当なんでしょうか?すごく疑問なんです。

もう、過ぎてしまったことなので、今はfunwakaさんのHPを拝見してしまりをよくしようと頑張っているところで
すが、どうしても知りたいので、教えてください。もう、彼とは別れているので、また、誰かと付き合ってsexし
なくてはいけなくなると思うと、どうしてもその点が不安に感じています。その人のモノが大きかったら、私の
膣はその人のサイズになってしまうんでしょうか?

私は、誰のモノも受け入れてあげられない、イカせてあげられない、それって悲しいですよね。元彼との時も
、彼がイクことはありませんでした。フェラも私は歯を立ててしまうし、下手なようで、元彼もイってはくれませ
んでした。フェラの上手な仕方もあれば教えてください。

お忙しい中、初めてのメールなのに、ついつい長くなってしまい申し訳ありません。質問が重複していたらすいません。
また、文章を書くのが苦手なので、わかりにくい点があったら、指摘してください。よろしくお願いします。
718友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 08:16:28 ID:PaR9ePAv0
自分のメンヘル気味(何度もmixi-辞めます宣言して、やめない奴)
のマイミクがまともに感じるよw
719友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 17:36:57 ID:GdfEXPqP0
私(わたくし)はその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明け
ない。これは世間を憚(はば)かる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである。私はその人
の記憶を呼び起すごとに、すぐ「先生」といいたくなる。筆を執(と)っても心持は同じ事である。よそよそしい
頭文字(かしらもじ)などはとても使う気にならない。
 私が先生と知り合いになったのは鎌倉(かまくら)である。その時私はまだ若々しい書生であった。暑中
休暇を利用して海水浴に行った友達からぜひ来いという端書(はがき)を受け取ったので、私は多少の金を
工面(くめん)して、出掛ける事にした。私は金の工面に二(に)、三日(さんち)を費やした。ところが私が鎌倉
に着いて三日と経(た)たないうちに、私を呼び寄せた友達は、急に国元から帰れという電報を受け取った。電
報には母が病気だからと断ってあったけれども友達はそれを信じなかった。友達はかねてから国元にいる親たち
に勧(すす)まない結婚を強(し)いられていた。彼は現代の習慣からいうと結婚するにはあまり年が若過ぎた。そ
れに肝心(かんじん)の当人が気に入らなかった。それで夏休みに当然帰るべきところを、わざと避けて東京の
近くで遊んでいたのである。彼は電報を私に見せてどうしようと相談をした。私にはどうしていいか分らなかった。
けれども実際彼の母が病気であるとすれば彼は固(もと)より帰るべきはずであった。それで彼はとうとう帰る事に
なった。せっかく来た私は一人取り残された。
720友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 17:38:06 ID:GdfEXPqP0
私が先生と知り合いになったのは鎌倉(かまくら)である。その時私はまだ若々しい書生であった。暑中休暇を利用し
て海水浴に行った友達からぜひ来いという端書(はがき)を受け取ったので、私は多少の金を工面(くめん)して、出掛
ける事にした。私は金の工面に二(に)、三日(さんち)を費やした。ところが私が鎌倉に着いて三日と経(た)たないうち
に、私を呼び寄せた友達は、急に国元から帰れという電報を受け取った。電報には母が病気だからと断ってあったけれ
ども友達はそれを信じなかった。友達はかねてから国元にいる親たちに勧(すす)まない結婚を強(し)いられていた。
彼は現代の習慣からいうと結婚するにはあまり年が若過ぎた。それに肝心(かんじん)の当人が気に入らなかった。そ
れで夏休みに当然帰るべきところを、わざと避けて東京の近くで遊んでいたのである。彼は電報を私に見せてどうしよ
うと相談をした。私にはどうしていいか分らなかった。けれども実際彼の母が病気であるとすれば彼は固(もと)より帰
るべきはずであった。それで彼はとうとう帰る事になった。せっかく来た私は一人取り残された。
 学校の授業が始まるにはまだ大分(だいぶ)日数(ひかず)があるので鎌倉におってもよし、帰ってもよいという境遇
にいた私は、当分元の宿に留(と)まる覚悟をした。友達は中国のある資産家の息子(むすこ)で金に不自由のない男
であったけれども、学校が学校なのと年が年なので、生活の程度は私とそう変りもしなかった。したがって一人(ひとり
)ぼっちになった私は別に恰好(かっこう)な宿を探す面倒ももたなかったのである。
 宿は鎌倉でも辺鄙(へんぴ)な方角にあった。玉突(たまつ)きだのアイスクリームだのというハイカラなものには
長い畷(なわて)を一つ越さなければ手が届かなかった。車で行っても二十銭は取られた。けれども個人の別荘は
そこここにいくつでも建てられていた。それに海へはごく近いので海水浴をやるには至極便利な地位を占めていた。
 私は毎日海へはいりに出掛けた。古い燻(くす)ぶり返った藁葺(わらぶき)の間(あいだ)を通り抜けて磯(いそ)へ下りると
、この辺(へん)にこれほどの都会人種が住んでいるかと思うほど、避暑に来た男や女で砂の上が動いていた。ある時は海
の中が銭湯(せんとう)のように黒い頭でごちゃごちゃしている事もあった。その中に知った人を一人ももたない私も、こうい
う賑(にぎ)やかな景色の中に裹(つつ)まれて、砂の上に寝(ね)そべってみたり、膝頭(ひざがしら)を波に打たしてそこいら
を跳(は)ね廻(まわ)るのは愉快であった。
721友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 17:39:29 ID:GdfEXPqP0
私は実に先生をこの雑沓(ざっとう)の間(あいだ)に見付け出したのである。その時海岸には掛茶屋(かけぢゃや)が二
軒あった。私はふとした機会(はずみ)からその一軒の方に行き慣(な)れていた。長谷辺(はせへん)に大きな別荘を構
えている人と違って、各自(めいめい)に専有の着換場(きがえば)を拵(こしら)えていないここいらの避暑客には、ぜひ
ともこうした共同着換所といった風(ふう)なものが必要なのであった。彼らはここで茶を飲み、ここで休息する外(ほか)に
、ここで海水着を洗濯させたり、ここで鹹(しお)はゆい身体(からだ)を清めたり、ここへ帽子や傘(かさ)を預けたりするの
である。海水着を持たない私にも持物を盗まれる恐れはあったので、私は海へはいるたびにその茶屋へ一切(いっさい)を
脱(ぬ)ぎ棄(す)てる事にしていた。
私(わたくし)がその掛茶屋で先生を見た時は、先生がちょうど着物を脱いでこれから海へ入ろうとするところであった。私
はその時反対に濡(ぬ)れた身体(からだ)を風に吹かして水から上がって来た。二人の間(あいだ)には目を遮(さえぎ)る
幾多の黒い頭が動いていた。特別の事情のない限り、私はついに先生を見逃したかも知れなかった。それほど浜辺が混
雑し、それほど私の頭が放漫(ほうまん)であったにもかかわらず、私がすぐ先生を見付け出したのは、先生が一人の西
洋人を伴(つ)れていたからである。
 その西洋人の優れて白い皮膚の色が、掛茶屋へ入るや否(いな)や、すぐ私の注意を惹(ひ)いた。純粋の日本の浴衣(
ゆかた)を着ていた彼は、それを床几(しょうぎ)の上にすぽりと放(ほう)り出したまま、腕組みをして海の方を向いて立って
いた。彼は我々の穿(は)く猿股(さるまた)一つの外(ほか)何物も肌に着けていなかった。私にはそれが第一不思議だっ
た。私はその二日前に由井(ゆい)が浜(はま)まで行って、砂の上にしゃがみながら、長い間西洋人の海へ入る様子を眺
(なが)めていた。私の尻(しり)をおろした所は少し小高い丘の上で、そのすぐ傍(わき)がホテルの裏口になっていたので
、私の凝(じっ)としている間(あいだ)に、大分(だいぶ)多くの男が塩を浴びに出て来たが、いずれも胴と腕と股(もも)は出
していなかった。女は殊更(ことさら)肉を隠しがちであった。大抵は頭に護謨製(ゴムせい)の頭巾(ずきん)を被(かぶ)っ
て、海老茶(えびちゃ)や紺(こん)や藍(あい)の色を波間に浮かしていた。そういう有様を目撃したばかりの私の眼(め)に
は、猿股一つで済まして皆(みん)なの前に立っているこの西洋人がいかにも珍しく見えた。
 彼はやがて自分の傍(わき)を顧みて、そこにこごんでいる日本人に、一言(ひとこと)二言(ふたこと)何(なに)かいった。
その日本人は砂の上に落ちた手拭(てぬぐい)を拾い上げているところであったが、それを取り上げるや否や、すぐ頭を包ん
で、海の方へ歩き出した。その人がすなわち先生であった。
 私は単に好奇心のために、並んで浜辺を下りて行く二人の後姿(うしろすがた)を見守っていた。すると彼らは真直(まっすぐ
)に波の中に足を踏み込んだ。そうして遠浅(とおあさ)の磯近(いそちか)くにわいわい騒いでいる多人数(たにんず)の間(あ
いだ)を通り抜けて、比較的広々した所へ来ると、二人とも泳ぎ出した。彼らの頭が小さく見えるまで沖の方へ向いて行った。
それから引き返してまた一直線に浜辺まで戻って来た。掛茶屋へ帰ると、井戸の水も浴びずに、すぐ身体(からだ)を拭(ふ)
いて着物を着て、さっさとどこへか行ってしまった。
722友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 17:41:25 ID:GdfEXPqP0
彼らの出て行った後(あと)、私はやはり元の床几(しょうぎ)に腰をおろして烟草(タバコ)を吹かしていた。その時私は
ぽかんとしながら先生の事を考えた。どうもどこかで見た事のある顔のように思われてならなかった。しかしどうしても
いつどこで会った人か想(おも)い出せずにしまった。
 その時の私は屈托(くったく)がないというよりむしろ無聊(ぶりょう)に苦しんでいた。それで翌日(あくるひ)もまた先生
に会った時刻を見計らって、わざわざ掛茶屋(かけぢゃや)まで出かけてみた。すると西洋人は来ないで先生一人麦藁
帽(むぎわらぼう)を被(かぶ)ってやって来た。先生は眼鏡(めがね)をとって台の上に置いて、すぐ手拭(てぬぐい)で
頭を包んで、すたすた浜を下りて行った。先生が昨日(きのう)のように騒がしい浴客(よくかく)の中を通り抜けて、一人
で泳ぎ出した時、私は急にその後(あと)が追い掛けたくなった。私は浅い水を頭の上まで跳(はね)かして相当の深さ
の所まで来て、そこから先生を目標(めじるし)に抜手(ぬきで)を切った。すると先生は昨日と違って、一種の弧線(こせ
ん)を描(えが)いて、妙な方向から岸の方へ帰り始めた。それで私の目的はついに達せられなかった。私が陸(おか)へ
上がって雫(しずく)の垂れる手を振りながら掛茶屋に入ると、先生はもうちゃんと着物を着て入れ違いに外へ出て行った。
私(わたくし)は次の日も同じ時刻に浜へ行って先生の顔を見た。その次の日にもまた同じ事を繰り返した。けれども物を
いい掛ける機会も、挨拶(あいさつ)をする場合も、二人の間には起らなかった。その上先生の態度はむしろ非社交的で
あった。一定の時刻に超然として来て、また超然と帰って行った。周囲がいくら賑(にぎ)やかでも、それにはほとんど注
意を払う様子が見えなかった。最初いっしょに来た西洋人はその後(ご)まるで姿を見せなかった。先生はいつでも一人
であった。
 或(あ)る時先生が例の通りさっさと海から上がって来て、いつもの場所に脱(ぬ)ぎ棄(す)てた浴衣(ゆかた)を着ようと
すると、どうした訳か、その浴衣に砂がいっぱい着いていた。先生はそれを落すために、後ろ向きになって、浴衣を二、三
度振(ふる)った。すると着物の下に置いてあった眼鏡が板の隙間(すきま)から下へ落ちた。先生は白絣(しろがすり)の
上へ兵児帯(へこおび)を締めてから、眼鏡の失(な)くなったのに気が付いたと見えて、急にそこいらを探し始めた。私は
すぐ腰掛(こしかけ)の下へ首と手を突ッ込んで眼鏡を拾い出した。先生は有難うといって、それを私の手から受け取った。
 次の日私は先生の後(あと)につづいて海へ飛び込んだ。そうして先生といっしょの方角に泳いで行った。二丁(ちょう)
ほど沖へ出ると、先生は後ろを振り返って私に話し掛けた。広い蒼(あお)い海の表面に浮いているものは、その近所に私
ら二人より外(ほか)になかった。そうして強い太陽の光が、眼の届く限り水と山とを照らしていた。私は自由と歓喜に充(
み)ちた筋肉を動かして海の中で躍(おど)り狂った。先生はまたぱたりと手足の運動を已(や)めて仰向けになったまま浪
(なみ)の上に寝た。私もその真似(まね)をした。青空の色がぎらぎらと眼を射るように痛烈な色を私の顔に投げ付けた。
「愉快ですね」と私は大きな声を出した。
 しばらくして海の中で起き上がるように姿勢を改めた先生は、「もう帰りませんか」といって私を促した。比較的強い体質
をもった私は、もっと海の中で遊んでいたかった。しかし先生から誘われた時、私はすぐ「ええ帰りましょう」と快く答えた。
そうして二人でまた元の路(みち)を浜辺へ引き返した。
 私はこれから先生と懇意になった。しかし先生がどこにいるかはまだ知らなかった。
723友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 17:42:57 ID:GdfEXPqP0
それから中(なか)二日おいてちょうど三日目の午後だったと思う。先生と掛茶屋(かけぢゃや)で出会った時、先生は突然私に向かって、「君は
まだ大分(だいぶ)長くここにいるつもりですか」と聞いた。考えのない私はこういう問いに答えるだけの用意を頭の中に蓄えていなかった。それ
で「どうだか分りません」と答えた。しかしにやにや笑っている先生の顔を見た時、私は急に極(きま)りが悪くなった。「先生は?」と聞き返さずに
はいられなかった。これが私の口を出た先生という言葉の始まりである。
 私はその晩先生の宿を尋ねた。宿といっても普通の旅館と違って、広い寺の境内(けいだい)にある別荘のような建物であった。そこに住んで
いる人の先生の家族でない事も解(わか)った。私が先生先生と呼び掛けるので、先生は苦笑いをした。私はそれが年長者に対する私の口癖(
くちくせ)だといって弁解した。私はこの間の西洋人の事を聞いてみた。先生は彼の風変りのところや、もう鎌倉(かまくら)にいない事や、色々の
話をした末、日本人にさえあまり交際(つきあい)をもたないのに、そういう外国人と近付(ちかづ)きになったのは不思議だといったりした。私は最
後に先生に向かって、どこかで先生を見たように思うけれども、どうしても思い出せないといった。若い私はその時暗(あん)に相手も私と同じよ
うな感じを持っていはしまいかと疑った。そうして腹の中で先生の返事を予期してかかった。ところが先生はしばらく沈吟(ちんぎん)したあとで、
「どうも君の顔には見覚(みおぼ)えがありませんね。人違いじゃないですか」といったので私は変に一種の失望を感じた。
私(わたくし)は月の末に東京へ帰った。先生の避暑地を引き上げたのはそれよりずっと前であった。私は先生と別れる時に、「これから折々お
宅(たく)へ伺っても宜(よ)ござんすか」と聞いた。先生は単簡(たんかん)にただ「ええいらっしゃい」といっただけであった。その時分の私は先
生とよほど懇意になったつもりでいたので、先生からもう少し濃(こまや)かな言葉を予期して掛(かか)ったのである。それでこの物足りない返
事が少し私の自信を傷(いた)めた。
 私はこういう事でよく先生から失望させられた。先生はそれに気が付いているようでもあり、また全く気が付かないようでもあった。私はまた軽
微な失望を繰り返しながら、それがために先生から離れて行く気にはなれなかった。むしろそれとは反対で、不安に揺(うご)かされるたびに、も
っと前へ進みたくなった。もっと前へ進めば、私の予期するあるものが、いつか眼の前に満足に現われて来るだろうと思った。私は若かった。け
れどもすべての人間に対して、若い血がこう素直に働こうとは思わなかった。私はなぜ先生に対してだけこんな心持が起るのか解(わか)らな
かった。それが先生の亡くなった今日(こんにち)になって、始めて解って来た。先生は始めから私を嫌っていたのではなかったのである。先生
が私に示した時々の素気(そっけ)ない挨拶(あいさつ)や冷淡に見える動作は、私を遠ざけようとする不快の表現ではなかったのである。傷(い
た)ましい先生は、自分に近づこうとする人間に、近づくほどの価値のないものだから止(よ)せという警告を与えたのである。他(ひと)の懐かし
みに応じない先生は、他(ひと)を軽蔑(けいべつ)する前に、まず自分を軽蔑していたものとみえる。
 私は無論先生を訪ねるつもりで東京へ帰って来た。帰ってから授業の始まるまでにはまだ二週間の日数(ひかず)があるので、そのうちに一
度行っておこうと思った。しかし帰って二日三日と経(た)つうちに、鎌倉(かまくら)にいた時の気分が段々薄くなって来た。そうしてその上に彩(
いろど)られる大都会の空気が、記憶の復活に伴う強い刺戟(しげき)と共に、濃く私の心を染め付けた。私は往来で学生の顔を見るたびに新し
い学年に対する希望と緊張とを感じた。私はしばらく先生の事を忘れた。
授業が始まって、一カ月ばかりすると私の心に、また一種の弛(たる)みができてきた。私は何だか不足な顔をして往来を歩き始めた。物欲し
そうに自分の室(へや)の中を見廻(みまわ)した。私の頭には再び先生の顔が浮いて出た。私はまた先生に会いたくなった。
724友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 17:44:53 ID:GdfEXPqP0
始めて先生の宅(うち)を訪ねた時、先生は留守であった。二度目に行ったのは次の日曜だと覚えている。晴れた空が身に沁(し)み込むように
感ぜられる好(い)い日和(ひより)であった。その日も先生は留守であった。鎌倉にいた時、私は先生自身の口から、いつでも大抵(たいてい)
宅にいるという事を聞いた。むしろ外出嫌いだという事も聞いた。二度来て二度とも会えなかった私は、その言葉を思い出して、理由(わけ)もな
い不満をどこかに感じた。私はすぐ玄関先を去らなかった。下女(げじょ)の顔を見て少し躊躇(ちゅうちょ)してそこに立っていた。この前名刺を
取り次いだ記憶のある下女は、私を待たしておいてまた内(うち)へはいった。すると奥さんらしい人が代って出て来た。美しい奥さんであった。
 私はその人から鄭寧(ていねい)に先生の出先を教えられた。先生は例月その日になると雑司ヶ谷(ぞうしがや)の墓地にある或(あ)る仏へ花
を手向(たむ)けに行く習慣なのだそうである。「たった今出たばかりで、十分になるか、ならないかでございます」と奥さんは気の毒そうにいって
くれた。私は会釈(えしゃく)して外へ出た。賑(にぎや)かな町の方へ一丁(ちょう)ほど歩くと、私も散歩がてら雑司ヶ谷へ行ってみる気になった。
先生に会えるか会えないかという好奇心も動いた。それですぐ踵(きびす)を回(めぐ)らした。
私(わたくし)は墓地の手前にある苗畠(なえばたけ)の左側からはいって、両方に楓(かえで)を植え付けた広い道を奥の方へ進んで行った。
するとその端(はず)れに見える茶店(ちゃみせ)の中から先生らしい人がふいと出て来た。私はその人の眼鏡(めがね)の縁(ふち)が日に光る
まで近く寄って行った。そうして出し抜けに「先生」と大きな声を掛けた。先生は突然立ち留まって私の顔を見た。
「どうして……、どうして……」
 先生は同じ言葉を二遍(へん)繰り返した。その言葉は森閑(しんかん)とした昼の中(うち)に異様な調子をもって繰り返された。私は急に何と
も応(こた)えられなくなった。
「私の後(あと)を跟(つ)けて来たのですか。どうして……」
 先生の態度はむしろ落ち付いていた。声はむしろ沈んでいた。けれどもその表情の中(うち)には判然(はっきり)いえないような一種の曇りが
あった。
 私は私がどうしてここへ来たかを先生に話した。
「誰(だれ)の墓へ参りに行ったか、妻(さい)がその人の名をいいましたか」
「いいえ、そんな事は何もおっしゃいません」
「そうですか。――そう、それはいうはずがありませんね、始めて会ったあなたに。いう必要がないんだから」
 先生はようやく得心(とくしん)したらしい様子であった。しかし私にはその意味がまるで解(わか)らなかった。
 先生と私は通りへ出ようとして墓の間を抜けた。依撒伯拉何々(イサベラなになに)の墓だの、神僕(しんぼく)ロギンの墓だのという傍(かた
わら)に、一切衆生悉有仏生(いっさいしゅじょうしつうぶっしょう)と書いた塔婆(とうば)などが建ててあった。全権公使何々というのもあった。
私は安得烈と彫(ほ)り付けた小さい墓の前で、「これは何と読むんでしょう」と先生に聞いた。「アンドレとでも読ませるつもりでしょうね」といっ
て先生は苦笑した。
 先生はこれらの墓標が現わす人種々(ひとさまざま)の様式に対して、私ほどに滑稽(こっけい)もアイロニーも認めてないらしかった。私が
丸い墓石(はかいし)だの細長い御影(みかげ)の碑(ひ)だのを指して、しきりにかれこれいいたがるのを、始めのうちは黙って聞いていたが
、しまいに「あなたは死という事実をまだ真面目(まじめ)に考えた事がありませんね」といった。私は黙った。先生もそれぎり何ともいわなくなった。
 墓地の区切り目に、大きな銀杏(いちょう)が一本空を隠すように立っていた。その下へ来た時、先生は高い梢(こずえ)を見上げて、「もう少し
すると、綺麗(きれい)ですよ。この木がすっかり黄葉(こうよう)して、ここいらの地面は金色(きんいろ)の落葉で埋(うず)まるようになります」と
いった。先生は月に一度ずつは必ずこの木の下を通るのであった。
 向うの方で凸凹(でこぼこ)の地面をならして新墓地を作っている男が、鍬(くわ)の手を休めて私たちを見ていた。私たちはそこから左へ切
れてすぐ街道へ出た。
725友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 17:50:47 ID:GdfEXPqP0
これからどこへ行くという目的(あて)のない私は、ただ先生の歩く方へ歩いて行った。先生はいつもより口数を利(き)かなかった。それでも私は
さほどの窮屈を感じなかったので、ぶらぶらいっしょに歩いて行った。「すぐお宅(たく)へお帰りですか」「ええ別に寄る所もありませんから」
 二人はまた黙って南の方へ坂を下りた。「先生のお宅の墓地はあすこにあるんですか」と私がまた口を利き出した。「いいえ」
「どなたのお墓があるんですか。――ご親類のお墓ですか」「いいえ」 先生はこれ以外に何も答えなかった。私もその話はそれぎりにして切り
上げた。すると一町(ちょう)ほど歩いた後(あと)で、先生が不意にそこへ戻って来た。「あすこには私の友達の墓があるんです」
「お友達のお墓へ毎月(まいげつ)お参りをなさるんですか」「そうです」 先生はその日これ以外を語らなかった。 私はそれから時々先生を訪問
するようになった。行くたびに先生は在宅であった。先生に会う度数(どすう)が重なるにつれて、私はますます繁(しげ)く先生の玄関へ足を運
んだ。けれども先生の私に対する態度は初めて挨拶(あいさつ)をした時も、懇意になったその後(のち)も、あまり変りはなかった。先生は
何時(いつ)も静かであった。ある時は静か過ぎて淋(さび)しいくらいであった。私は最初から先生には近づきがたい不思議があるように思っ
ていた。それでいて、どうしても近づかなければいられないという感じが、どこかに強く働いた。こういう感じを先生に対してもっていたものは、
多くの人のうちであるいは私だけかも知れない。しかしその私だけにはこの直感が後(のち)になって事実の上に証拠立てられたのだから、
私は若々しいといわれても、馬鹿(ばか)げていると笑われても、それを見越した自分の直覚をとにかく頼もしくまた嬉(うれ)しく思っている。
人間を愛し得(う)る人、愛せずにはいられない人、それでいて自分の懐(ふところ)に入(い)ろうとするものを、手をひろげて抱き締める事の
できない人、――これが先生であった。 今いった通り先生は始終静かであった。落ち付いていた。けれども時として変な曇りがその顔を横
切る事があった。窓に黒い鳥影が射(さ)すように。射すかと思うと、すぐ消えるには消えたが。私が始めてその曇りを先生の眉間(みけん)に
認めたのは、雑司ヶ谷(ぞうしがや)の墓地で、不意に先生を呼び掛けた時であった。私はその異様の瞬間に、今まで快く流れていた心臓の
潮流をちょっと鈍らせた。しかしそれは単に一時の結滞(けったい)に過ぎなかった。私の心は五分と経(た)たないうちに平素の弾力を回復し
た。私はそれぎり暗そうなこの雲の影を忘れてしまった。ゆくりなくまたそれを思い出させられたのは、小春(こはる)の尽きるに間(ま)のない
或(あ)る晩の事であった。先生と話していた私は、ふと先生がわざわざ注意してくれた銀杏(いちょう)の大樹(たいじゅ)を眼(め)の前に想
(おも)い浮かべた。勘定してみると、先生が毎月例(まいげつれい)として墓参に行く日が、それからちょうど三日目に当っていた。その三日
目は私の課業が午(ひる)で終(お)える楽な日であった。私は先生に向かってこういった。「先生雑司ヶ谷(ぞうしがや)の銀杏はもう散ってし
まったでしょうか」「まだ空坊主(からぼうず)にはならないでしょう」 先生はそう答えながら私の顔を見守った。そうしてそこからしばし眼を離
さなかった。私はすぐいった。「今度お墓参(はかまい)りにいらっしゃる時にお伴(とも)をしても宜(よ)ござんすか。私は先生といっしょにあす
こいらが散歩してみたい」「私は墓参りに行くんで、散歩に行くんじゃないですよ」「しかしついでに散歩をなすったらちょうど好(い)いじゃありま
せんか」 先生は何とも答えなかった。しばらくしてから、「私のは本当の墓参りだけなんだから」といって、どこまでも墓参(ぼさん)と散歩を切
り離そうとする風(ふう)に見えた。私と行きたくない口実だか何だか、私にはその時の先生が、いかにも子供らしくて変に思われた。私はなお
726友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 17:54:06 ID:GdfEXPqP0
はなおと先へ出る気になった。「じゃお墓参りでも好(い)いからいっしょに伴(つ)れて行って下さい。私もお墓参りをしますから」
 実際私には墓参と散歩との区別がほとんど無意味のように思われたのである。すると先生の眉(まゆ)がちょっと曇った。眼のうちにも異
様の光が出た。それは迷惑とも嫌悪(けんお)とも畏怖(いふ)とも片付けられない微(かす)かな不安らしいものであった。私は忽(たちま)ち
雑司ヶ谷で「先生」と呼び掛けた時の記憶を強く思い起した。二つの表情は全く同じだったのである。
「私は」と先生がいった。「私はあなたに話す事のできないある理由があって、他(ひと)といっしょにあすこへ墓参りには行きたくないのです。
自分の妻(さい)さえまだ伴れて行った事がないのです」私(わたくし)は不思議に思った。しかし私は先生を研究する気でその宅(うち)へ
出入(でい)りをするのではなかった。私はただそのままにして打ち過ぎた。今考えるとその時の私の態度は、私の生活のうちでむしろ
尊(たっと)むべきものの一つであった。私は全くそのために先生と人間らしい温かい交際(つきあい)ができたのだと思う。もし私の好奇心が
幾分でも先生の心に向かって、研究的に働き掛けたなら、二人の間を繋(つな)ぐ同情の糸は、何の容赦もなくその時ふつりと切れてし
まったろう。若い私は全く自分の態度を自覚していなかった。それだから尊(たっと)いのかも知れないが、もし間違えて裏へ出たとしたら、
どんな結果が二人の仲に落ちて来たろう。私は想像してもぞっとする。先生はそれでなくても、冷たい眼(まなこ)で研究されるのを絶えず
恐れていたのである。 私は月に二度もしくは三度ずつ必ず先生の宅(うち)へ行くようになった。私の足が段々繁(しげ)くなった時のある日、
先生は突然私に向かって聞いた。「あなたは何でそうたびたび私のようなものの宅へやって来るのですか」「何でといって、そんな特別な意
味はありません。――しかしお邪魔(じゃま)なんですか」「邪魔だとはいいません」 なるほど迷惑という様子は、先生のどこにも見えなかっ
た。私は先生の交際の範囲の極(きわ)めて狭い事を知っていた。先生の元の同級生などで、その頃(ころ)東京にいるものはほとんど二人
か三人しかないという事も知っていた。先生と同郷の学生などには時たま座敷で同座する場合もあったが、彼らのいずれもは皆(みん)な私
ほど先生に親しみをもっていないように見受けられた。「私は淋(さび)しい人間です」と先生がいった。「だからあなたの来て下さる事を喜ん
でいます。だからなぜそうたびたび来るのかといって聞いたのです」「そりゃまたなぜです」 私がこう聞き返した時、先生は何とも答えなかっ
た。ただ私の顔を見て「あなたは幾歳(いくつ)ですか」といった。 この問答は私にとってすこぶる不得要領(ふとくようりょう)のものであったが
、私はその時底(そこ)まで押さずに帰ってしまった。しかもそれから四日と経(た)たないうちにまた先生を訪問した。先生は座敷へ出るや否(
いな)や笑い出した。「また来ましたね」といった。「ええ来ました」といって自分も笑った。 私は外(ほか)の人からこういわれたらきっと癪(
しゃく)に触(さわ)ったろうと思う。しかし先生にこういわれた時は、まるで反対であった。癪に触らないばかりでなくかえって愉快だった。
「私は淋(さび)しい人間です」と先生はその晩またこの間の言葉を繰り返した。「私は淋しい人間ですが、ことによるとあなたも淋しい人間じ
ゃないですか。私は淋しくっても年を取っているから、動かずにいられるが、若いあなたはそうは行かないのでしょう。動けるだけ動きたいの
でしょう。動いて何かに打(ぶ)つかりたいのでしょう……」「私はちっとも淋(さむ)しくはありません」「若いうちほど淋(さむ)しいものはあり
ません。そんならなぜあなたはそうたびたび私の宅(うち)へ来るのですか」 ここでもこの間の言葉がまた先生の口から繰り返された。
「あなたは私に会ってもおそらくまだ淋(さび)しい気がどこかでしているでしょう。私にはあなたのためにその淋しさを

727友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 17:55:36 ID:GdfEXPqP0
根元(ねもと)から引き抜いて上げるだけの力がないんだから。あなたは外(ほか)の方を向いて今に手を広げなければならなくなります。
今に私の宅の方へは足が向かなくなります」 先生はこういって淋しい笑い方をした。幸(さいわ)いにして先生の予言は実現されずに済んだ。
経験のない当時の私(わたくし)は、この予言の中(うち)に含まれている明白な意義さえ了解し得なかった。私は依然として先生に会いに行
った。その内(うち)いつの間にか先生の食卓で飯(めし)を食うようになった。自然の結果奥さんとも口を利(き)かなければならないようになっ
た。 普通の人間として私は女に対して冷淡ではなかった。けれども年の若い私の今まで経過して来た境遇からいって、私はほとんど交
際らしい交際を女に結んだ事がなかった。それが源因(げんいん)かどうかは疑問だが、私の興味は往来で出合う知りもしない女に向かっ
て多く働くだけであった。先生の奥さんにはその前玄関で会った時、美しいという印象を受けた。それから会うたんびに同じ印象を受けない
事はなかった。しかしそれ以外に私はこれといってとくに奥さんについて語るべき何物ももたないような気がした。
 これは奥さんに特色がないというよりも、特色を示す機会が来なかったのだと解釈する方が正当かも知れない。しかし私はいつでも先
生に付属した一部分のような心持で奥さんに対していた。奥さんも自分の夫の所へ来る書生だからという好意で、私を遇していたらしい。
だから中間に立つ先生を取り除(の)ければ、つまり二人はばらばらになっていた。それで始めて知り合いになった時の奥さんについては
、ただ美しいという外(ほか)に何の感じも残っていない。 ある時私は先生の宅(うち)で酒を飲まされた。その時奥さんが出て来て傍(
そば)で酌(しゃく)をしてくれた。先生はいつもより愉快そうに見えた。奥さんに「お前も一つお上がり」といって、自分の呑(の)み干した盃(さ
かずき)を差した。奥さんは「私は……」と辞退しかけた後(あと)、迷惑そうにそれを受け取った。奥さんは綺麗(きれい)な眉(まゆ)を寄せ
て、私の半分ばかり注(つ)いで上げた盃を、唇の先へ持って行った。奥さんと先生の間に下(しも)のような会話が始まった。
「珍らしい事。私に呑めとおっしゃった事は滅多(めった)にないのにね」
「お前は嫌(きら)いだからさ。しかし稀(たま)には飲むといいよ。好(い)い心持になるよ」
「ちっともならないわ。苦しいぎりで。でもあなたは大変ご愉快(ゆかい)そうね、少しご酒(しゅ)を召し上がると」
「時によると大変愉快になる。しかしいつでもというわけにはいかない」「今夜はいかがです」「今夜は好(い)い心持だね」「これから毎晩少し
ずつ召し上がると宜(よ)ござんすよ」「そうはいかない」「召し上がって下さいよ。その方が淋(さむ)しくなくって好いから」
 先生の宅(うち)は夫婦と下女(げじょ)だけであった。行くたびに大抵(たいてい)はひそりとしていた。高い笑い声などの聞こえる試しは
まるでなかった。或(あ)る時(とき)は宅の中にいるものは先生と私だけのような気がした。「子供でもあると好いんですがね」と奥さんは
私の方を向いていった。私は「そうですな」と答えた。しかし私の心には何の同情も起らなかった。子供を持った事のないその時の私は、
子供をただ蒼蠅(うるさ)いもののように考えていた。「一人貰(もら)ってやろうか」と先生がいった。「貰(もらい)ッ子じゃ、ねえあなた」
と奥さんはまた私の方を向いた。「子供はいつまで経(た)ったってできっこないよ」と先生がいった。 奥さんは黙っていた。「なぜで
す」と私が代りに聞いた時先生は「天罰だからさ」といって高く笑った。


728友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 17:57:13 ID:GdfEXPqP0
私(わたくし)の知る限り先生と奥さんとは、仲の好(い)い夫婦の一対(いっつい)であった。家庭の一員として暮した事のない私のことだから、
深い消息は無論解(わか)らなかったけれども、座敷で私と対坐(たいざ)している時、先生は何かのついでに、下女(げじょ)を呼ばないで、
奥さんを呼ぶ事があった。(奥さんの名は静(しず)といった)。先生は「おい静」といつでも襖(ふすま)の方を振り向いた。その呼びかたが
私には優(やさ)しく聞こえた。返事をして出て来る奥さんの様子も甚(はなは)だ素直であった。ときたまご馳走(ちそう)になって、奥さんが
席へ現われる場合などには、この関係が一層明らかに二人の間(あいだ)に描(えが)き出されるようであった。
 先生は時々奥さんを伴(つ)れて、音楽会だの芝居だのに行った。それから夫婦づれで一週間以内の旅行をした事も、私の記憶によると、
二、三度以上あった。私は箱根(はこね)から貰った絵端書(えはがき)をまだ持っている。日光(にっこう)へ行った時は紅葉(もみじ)の
葉を一枚封じ込めた郵便も貰った。 当時の私の眼に映った先生と奥さんの間柄はまずこんなものであった。そのうちにたった一つの
例外があった。ある日私がいつもの通り、先生の玄関から案内を頼もうとすると、座敷の方でだれかの話し声がした。よく聞くと、それが
尋常の談話でなくって、どうも言逆(いさか)いらしかった。先生の宅は玄関の次がすぐ座敷になっているので、格子(こうし)の前に
立っていた私の耳にその言逆(いさか)いの調子だけはほぼ分った。そうしてそのうちの一人が先生だという事も、時々高まって来る
男の方の声で解った。相手は先生よりも低い音(おん)なので、誰だか判然(はっきり)しなかったが、どうも奥さんらしく感ぜられた。
泣いているようでもあった。私はどうしたものだろうと思って玄関先で迷ったが、すぐ決心をしてそのまま下宿へ帰った。
 妙に不安な心持が私を襲って来た。私は書物を読んでも呑(の)み込む能力を失ってしまった。約一時間ばかりすると先生が窓の
下へ来て私の名を呼んだ。私は驚いて窓を開けた。先生は散歩しようといって、下から私を誘った。先刻(さっき)帯の間へ包(くる)んだ
ままの時計を出して見ると、もう八時過ぎであった。私は帰ったなりまだ袴(はかま)を着けていた。私はそれなりすぐ表へ出た。
その晩私は先生といっしょに麦酒(ビール)を飲んだ。先生は元来酒量に乏しい人であった。ある程度まで飲んで、それで酔えなければ、
酔うまで飲んでみるという冒険のできない人であった。「今日は駄目(だめ)です」といって先生は苦笑した。「愉快になれませんか」と私は気
の毒そうに聞いた。 私の腹の中には始終先刻(さっき)の事が引(ひ)っ懸(かか)っていた。肴(さかな)の骨が咽喉(のど)に刺さった時
のように、私は苦しんだ。打ち明けてみようかと考えたり、止(よ)した方が好(よ)かろうかと思い直したりする動揺が、妙に私の様子をそ
わそわさせた。「君、今夜はどうかしていますね」と先生の方からいい出した。「実は私も少し変なのですよ。君に分りますか」
 私は何の答えもし得なかった。「実は先刻(さっき)妻(さい)と少し喧嘩(けんか)をしてね。それで下(くだ)らない神経を昂奮(こうふん)さ
せてしまったんです」と先生がまたいった。「どうして……」 私には喧嘩という言葉が口へ出て来なかった。「妻が私を誤解するのです。
それを誤解だといって聞かせても承知しないのです。つい腹を立てたのです」「どんなに先生を誤解なさるんですか」 先生は私のこの
問いに答えようとはしなかった。「妻が考えているような人間なら、私だってこんなに苦しんでいやしない」
 先生がどんなに苦しんでいるか、これも私には想像の及ばない問題であった。
729友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 17:59:01 ID:GdfEXPqP0
二人が帰るとき歩きながらの沈黙が一丁(ちょう)も二丁もつづいた。その後(あと)で突然先生が口を利(き)き出した。
「悪い事をした。怒って出たから妻(さい)はさぞ心配をしているだろう。考えると女は可哀(かわい)そうなものですね。私(わたくし)の妻
などは私より外(ほか)にまるで頼りにするものがないんだから」 先生の言葉はちょっとそこで途切(とぎ)れたが、別に私の返事を期待
する様子もなく、すぐその続きへ移って行った。「そういうと、夫の方はいかにも心丈夫のようで少し滑稽(こっけい)だが。君、私は君の眼に
どう映りますかね。強い人に見えますか、弱い人に見えますか」「中位(ちゅうぐらい)に見えます」と私は答えた。この答えは先生にとって
少し案外らしかった。先生はまた口を閉じて、無言で歩き出した。 先生の宅(うち)へ帰るには私の下宿のつい傍(そば)を通るのが順路
であった。私はそこまで来て、曲り角で分れるのが先生に済まないような気がした。「ついでにお宅(たく)の前までお伴(とも)しましょうか」
といった。先生は忽(たちま)ち手で私を遮(さえぎ)った。「もう遅いから早く帰りたまえ。私も早く帰ってやるんだから、妻君(さいくん)のために」
 先生が最後に付け加えた「妻君のために」という言葉は妙にその時の私の心を暖かにした。私はその言葉のために、帰ってから安心して寝
る事ができた。私はその後(ご)も長い間この「妻君のために」という言葉を忘れなかった。 先生と奥さんの間に起った波瀾(はらん)が、大し
たものでない事はこれでも解(わか)った。それがまた滅多(めった)に起る現象でなかった事も、その後絶えず出入(でい)りをして来た私には
ほぼ推察ができた。それどころか先生はある時こんな感想すら私に洩(も)らした。「私は世の中で女というものをたった一人しか知らない。
妻(さい)以外の女はほとんど女として私に訴えないのです。妻の方でも、私を天下にただ一人しかない男と思ってくれています。そういう
意味からいって、私たちは最も幸福に生れた人間の一対(いっつい)であるべきはずです」 私は今前後の行(ゆ)き掛(がか)りを忘れてし
まったから、先生が何のためにこんな自白を私にして聞かせたのか、判然(はっきり)いう事ができない。けれども先生の態度の真面目
(まじめ)であったのと、調子の沈んでいたのとは、いまだに記憶に残っている。その時ただ私の耳に異様に響いたのは、「最も幸福に
生れた人間の一対であるべきはずです」という最後の一句であった。先生はなぜ幸福な人間といい切らないで、あるべきはずであると
断わったのか。私にはそれだけが不審であった。ことにそこへ一種の力を入れた先生の語気が不審であった。先生は事実はたして
幸福なのだろうか、また幸福であるべきはずでありながら、それほど幸福でないのだろうか。私は心の中(うち)で疑(うたぐ)らざるを
得なかった。けれどもその疑いは一時限りどこかへ葬(ほうむ)られてしまった。 私はそのうち先生の留守に行って、奥さんと二人差
向(さしむか)いで話をする機会に出合った。先生はその日横浜(よこはま)を出帆(しゅっぱん)する汽船に乗って外国へ行くべき友人を
新橋(しんばし)へ送りに行って留守であった。横浜から船に乗る人が、朝八時半の汽車で新橋を立つのはその頃(ころ)の習慣であった。
私はある書物について先生に話してもらう必要があったので、あらかじめ先生の承諾を得た通り、約束の九時に訪問した。先生の新橋行きは
前日わざわざ告別に来た友人に対する礼義(れいぎ)としてその日突然起った出来事であった。先生はすぐ帰るから留守でも私に
待っているようにといい残して行った。それで私は座敷へ上がって、先生を待つ間、奥さんと話をした。
730友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 17:59:56 ID:GdfEXPqP0
その時の私(わたくし)はすでに大学生であった。始めて先生の宅(うち)へ来た頃(ころ)から見るとずっと成人した気でいた。奥さんとも
大分(だいぶ)懇意になった後(のち)であった。私は奥さんに対して何の窮屈も感じなかった。差向(さしむか)いで色々の話をした。
しかしそれは特色のないただの談話だから、今ではまるで忘れてしまった。そのうちでたった一つ私の耳に留まったものがある。
しかしそれを話す前に、ちょっと断っておきたい事がある。 先生は大学出身であった。これは始めから私に知れていた。しかし先生の
何もしないで遊んでいるという事は、東京へ帰って少し経(た)ってから始めて分った。私はその時どうして遊んでいられるのかと思った。
 先生はまるで世間に名前を知られていない人であった。だから先生の学問や思想については、先生と密切(みっせつ)の関係をもって
いる私より外(ほか)に敬意を払うもののあるべきはずがなかった。それを私は常に惜(お)しい事だといった。先生はまた「私のようなも
のが世の中へ出て、口を利(き)いては済まない」と答えるぎりで、取り合わなかった。私にはその答えが謙遜(けんそん)過ぎてかえっ
て世間を冷評するようにも聞こえた。実際先生は時々昔の同級生で今著名になっている誰彼(だれかれ)を捉(とら)えて、ひどく無遠慮
な批評を加える事があった。それで私は露骨にその矛盾を挙げて云々(うんぬん)してみた。私の精神は反抗の意味というよりも、世間が
先生を知らないで平気でいるのが残念だったからである。その時先生は沈んだ調子で、「どうしても私は世間に向かって働き掛ける資格
のない男だから仕方がありません」といった。先生の顔には深い一種の表情がありありと刻まれた。私にはそれが失望だか、不平だか、
悲哀だか、解(わか)らなかったけれども、何しろ二の句の継げないほどに強いものだったので、私はそれぎり何もいう勇気が出なかった。
 私が奥さんと話している間に、問題が自然先生の事からそこへ落ちて来た。「先生はなぜああやって、宅で考えたり勉強したりなさるだけで、
世の中へ出て仕事をなさらないんでしょう」「あの人は駄目(だめ)ですよ。そういう事が嫌いなんですから」「つまり下(くだ)らない事だと悟
っていらっしゃるんでしょうか」「悟るの悟らないのって、――そりゃ女だからわたくしには解りませんけれど、おそらくそんな意味じゃない
でしょう。やっぱり何かやりたいのでしょう。それでいてできないんです。だから気の毒ですわ」「しかし先生は健康からいって、別にどこ
も悪いところはないようじゃありませんか」「丈夫ですとも。何にも持病はありません」「それでなぜ活動ができないんでしょう」
「それが解(わか)らないのよ、あなた。それが解るくらいなら私だって、こんなに心配しやしません。わからないから気の毒でたまらないんです」
 奥さんの語気には非常に同情があった。それでも口元だけには微笑が見えた。外側からいえば、私の方がむしろ真面目(まじめ)だった。
私はむずかしい顔をして黙っていた。すると奥さんが急に思い出したようにまた口を開いた。「若い時はあんな人じゃなかったんですよ。若い
時はまるで違っていました。それが全く変ってしまったんです」
「若い時っていつ頃ですか」と私が聞いた。
「書生時代よ」
「書生時代から先生を知っていらっしゃったんですか」
 奥さんは急に薄赤い顔をした。
731友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:16:16 ID:GdfEXPqP0
奥さんは東京の人であった。それはかつて先生からも奥さん自身からも聞いて知っていた。奥さんは「本当いうと合(あい)の子(こ)なんです
よ」といった。奥さんの父親はたしか鳥取(とっとり)かどこかの出であるのに、お母さんの方はまだ江戸といった時分(じぶん)の市ヶ谷(いち
がや)で生れた女なので、奥さんは冗談半分そういったのである。ところが先生は全く方角違いの新潟(にいがた)県人であった。だから奥さ
んがもし先生の書生時代を知っているとすれば、郷里の関係からでない事は明らかであった。しかし薄赤い顔をした奥さんはそれより以上
の話をしたくないようだったので、私の方でも深くは聞かずにおいた。 先生と知り合いになってから先生の亡くなるまでに、私はずいぶん
色々の問題で先生の思想や情操に触れてみたが、結婚当時の状況については、ほとんど何ものも聞き得なかった。私は時によると、それ
を善意に解釈してもみた。年輩の先生の事だから、艶(なま)めかしい回想などを若いものに聞かせるのはわざと慎(つつし)んでいるのだろ
うと思った。時によると、またそれを悪くも取った。先生に限らず、奥さんに限らず、二人とも私に比べると、一時代前の因襲のうちに成人した
ために、そういう艶(つや)っぽい問題になると、正直に自分を開放するだけの勇気がないのだろうと考えた。もっともどちらも推測に過ぎなか
った。そうしてどちらの推測の裏にも、二人の結婚の奥に横たわる花やかなロマンスの存在を仮定していた。 私の仮定ははたして誤らなか
った。けれども私はただ恋の半面だけを想像に描(えが)き得たに過ぎなかった。先生は美しい恋愛の裏に、恐ろしい悲劇を持っていた。
そうしてその悲劇のどんなに先生にとって見惨(みじめ)なものであるかは相手の奥さんにまるで知れていなかった。奥さんは今でもそれ
を知らずにいる。先生はそれを奥さんに隠して死んだ。先生は奥さんの幸福を破壊する前に、まず自分の生命を破壊してしまった。
 私は今この悲劇について何事も語らない。その悲劇のためにむしろ生れ出たともいえる二人の恋愛については、先刻(さっき)いった通り
であった。二人とも私にはほとんど何も話してくれなかった。奥さんは慎みのために、先生はまたそれ以上の深い理由のために。
 ただ一つ私の記憶に残っている事がある。或(あ)る時花時分(はなじぶん)に私は先生といっしょに上野(うえの)へ行った。そうしてそこ
で美しい一対(いっつい)の男女(なんにょ)を見た。彼らは睦(むつ)まじそうに寄り添って花の下を歩いていた。場所が場所なので、花よ
りもそちらを向いて眼を峙(そば)だてている人が沢山あった。「新婚の夫婦のようだね」と先生がいった。「仲が好(よ)さそうですね」と
私が答えた。 先生は苦笑さえしなかった。二人の男女を視線の外(ほか)に置くような方角へ足を向けた。それから私にこう聞いた。
「君は恋をした事がありますか」
 私はないと答えた。
「恋をしたくはありませんか」
 私は答えなかった。
「したくない事はないでしょう」
「ええ」
「君は今あの男と女を見て、冷評(ひやか)しましたね。あの冷評(ひやかし)のうちには君が恋を求めながら相手を得られないという不快
の声が交(まじ)っていましょう」
「そんな風(ふう)に聞こえましたか」
「聞こえました。恋の満足を味わっている人はもっと暖かい声を出すものです。しかし……しかし君、恋は罪悪ですよ。解(わか)っていますか」
 私は急に驚かされた。何とも返事をしなかった。
732友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:18:01 ID:GdfEXPqP0
我々は群集の中にいた。群集はいずれも嬉(うれ)しそうな顔をしていた。そこを通り抜けて、花も人も見えない森の中へ来るまでは、同じ問
題を口にする機会がなかった。「恋は罪悪ですか」と私(わたくし)がその時突然聞いた。「罪悪です。たしかに」と答えた時の先生の語気は
前と同じように強かった。「なぜですか」「なぜだか今に解ります。今にじゃない、もう解っているはずです。あなたの心はとっくの昔からすで
に恋で動いているじゃありませんか」 私は一応自分の胸の中を調べて見た。けれどもそこは案外に空虚であった。思いあたるようなものは
何にもなかった。「私の胸の中にこれという目的物は一つもありません。私は先生に何も隠してはいないつもりです」「目的物がないから
動くのです。あれば落ち付けるだろうと思って動きたくなるのです」「今それほど動いちゃいません」「あなたは物足りない結果私の所に
動いて来たじゃありませんか」「それはそうかも知れません。しかしそれは恋とは違います」「恋に上(のぼ)る楷段(かいだん)なんです。
異性と抱き合う順序として、まず同性の私の所へ動いて来たのです」「私には二つのものが全く性質を異(こと)にしているように思われます」
「いや同じです。私は男としてどうしてもあなたに満足を与えられない人間なのです。それから、ある特別の事情があって、なおさらあなたに
満足を与えられないでいるのです。私は実際お気の毒に思っています。あなたが私からよそへ動いて行くのは仕方がない。私はむしろそれ
を希望しているのです。しかし……」 私は変に悲しくなった。「私が先生から離れて行くようにお思いになれば仕方がありませんが、私にそ
んな気の起った事はまだありません」 先生は私の言葉に耳を貸さなかった。「しかし気を付けないといけない。恋は罪悪なんだから。
私の所では満足が得られない代りに危険もないが、――君、黒い長い髪で縛られた時の心持を知っていますか」 私は想像で知っていた。
しかし事実としては知らなかった。いずれにしても先生のいう罪悪という意味は朦朧(もうろう)としてよく解(わか)らなかった。その上私は
少し不愉快になった。「先生、罪悪という意味をもっと判然(はっきり)いって聞かして下さい。それでなければこの問題をここで切り上げて
下さい。私自身に罪悪という意味が判然解るまで」「悪い事をした。私はあなたに真実(まこと)を話している気でいた。ところが実際は、
あなたを焦慮(じら)していたのだ。私は悪い事をした」 先生と私とは博物館の裏から鶯渓(うぐいすだに)の方角に静かな歩調で歩いて
行った。垣の隙間(すきま)から広い庭の一部に茂る熊笹(くまざさ)が幽邃(ゆうすい)に見えた。「君は私がなぜ毎月(まいげつ)雑司ヶ谷
(ぞうしがや)の墓地に埋(うま)っている友人の墓へ参るのか知っていますか」 先生のこの問いは全く突然であった。しかも先生は私がこ
の問いに対して答えられないという事もよく承知していた。私はしばらく返事をしなかった。すると先生は始めて気が付いたようにこういった。
「また悪い事をいった。焦慮(じら)せるのが悪いと思って、説明しようとすると、その説明がまたあなたを焦慮せるような結果になる。どうも
仕方がない。この問題はこれで止(や)めましょう。とにかく恋は罪悪ですよ、よござんすか。そうして神聖なものですよ」
 私には先生の話がますます解(わか)らなくなった。しかし先生はそれぎり恋を口にしなかった。
733友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:19:24 ID:GdfEXPqP0
年の若い私(わたくし)はややともすると一図(いちず)になりやすかった。少なくとも先生の眼にはそう映っていたらしい。私には学校の
講義よりも先生の談話の方が有益なのであった。教授の意見よりも先生の思想の方が有難いのであった。とどの詰まりをいえば、
教壇に立って私を指導してくれる偉い人々よりもただ独(ひと)りを守って多くを語らない先生の方が偉く見えたのであった。
「あんまり逆上(のぼせ)ちゃいけません」と先生がいった。「覚(さ)めた結果としてそう思うんです」と答えた時の私には充分の自信が
あった。その自信を先生は肯(うけ)がってくれなかった。「あなたは熱に浮かされているのです。熱がさめると厭(いや)になります。私は
今のあなたからそれほどに思われるのを、苦しく感じています。しかしこれから先のあなたに起るべき変化を予想して見ると、なお苦しく
なります」「私はそれほど軽薄に思われているんですか。それほど不信用なんですか」「私はお気の毒に思うのです」「気の毒だが
信用されないとおっしゃるんですか」 先生は迷惑そうに庭の方を向いた。その庭に、この間まで重そうな赤い強い色をぽたぽた点じて
いた椿(つばき)の花はもう一つも見えなかった。先生は座敷からこの椿の花をよく眺(なが)める癖があった。「信用しないって、特に
あなたを信用しないんじゃない。人間全体を信用しないんです」 その時生垣(いけがき)の向うで金魚売りらしい声がした。その外
(ほか)には何の聞こえるものもなかった。大通りから二丁(ちょう)も深く折れ込んだ小路(こうじ)は存外(ぞんがい)静かであった。
家(うち)の中はいつもの通りひっそりしていた。私は次の間(ま)に奥さんのいる事を知っていた。黙って針仕事か何かしている
奥さんの耳に私の話し声が聞こえるという事も知っていた。しかし私は全くそれを忘れてしまった。「じゃ奥さんも信用なさらないんですか」
と先生に聞いた。 先生は少し不安な顔をした。そうして直接の答えを避けた。「私は私自身さえ信用していないのです。つまり自分で
自分が信用できないから、人も信用できないようになっているのです。自分を呪(のろ)うより外(ほか)に仕方がないのです」
「そうむずかしく考えれば、誰だって確かなものはないでしょう」「いや考えたんじゃない。やったんです。やった後で驚いたんです。
そうして非常に怖(こわ)くなったんです」 私はもう少し先まで同じ道を辿(たど)って行きたかった。すると襖(ふすま)の陰で「あなた、
あなた」という奥さんの声が二度聞こえた。先生は二度目に「何だい」といった。奥さんは「ちょっと」と先生を次の間(ま)へ呼んだ。
二人の間にどんな用事が起ったのか、私には解(わか)らなかった。それを想像する余裕を与えないほど早く先生はまた座敷へ帰って来た。
「とにかくあまり私を信用してはいけませんよ。今に後悔するから。そうして自分が欺(あざむ)かれた返報に、残酷な復讐(ふくしゅう)を
するようになるものだから」「そりゃどういう意味ですか」「かつてはその人の膝(ひざ)の前に跪(ひざまず)いたという記憶が、今度は
その人の頭の上に足を載(の)せさせようとするのです。私は未来の侮辱を受けないために、今の尊敬を斥(しりぞ)けたいと思うのです。
私は今より一層淋(さび)しい未来の私を我慢する代りに、淋しい今の私を我慢したいのです。自由と独立と己(おの)れとに充(み)ちた
現代に生れた我々は、その犠牲としてみんなこの淋しみを味わわなくてはならないでしょう」
 私はこういう覚悟をもっている先生に対して、いうべき言葉を知らなかった。
734友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:20:27 ID:GdfEXPqP0
その後(ご)私(わたくし)は奥さんの顔を見るたびに気になった。先生は奥さんに対しても始終こういう態度に出るのだろうか。
もしそうだとすれば、奥さんはそれで満足なのだろうか。 奥さんの様子は満足とも不満足とも極(き)めようがなかった。私はそれ
ほど近く奥さんに接触する機会がなかったから。それから奥さんは私に会うたびに尋常であったから。最後に先生のいる席でなけ
れば私と奥さんとは滅多(めった)に顔を合せなかったから。 私の疑惑はまだその上にもあった。先生の人間に対するこの覚悟は
どこから来るのだろうか。ただ冷たい眼で自分を内省したり現代を観察したりした結果なのだろうか。先生は坐(すわ)って考える
質(たち)の人であった。先生の頭さえあれば、こういう態度は坐って世の中を考えていても自然と出て来るものだろうか。私にはそ
うばかりとは思えなかった。先生の覚悟は生きた覚悟らしかった。火に焼けて冷却し切った石造(せきぞう)家屋の輪廓(りんかく)とは
違っていた。私の眼に映ずる先生はたしかに思想家であった。けれどもその思想家の纏(まと)め上げた主義の裏には、強い事実が
織り込まれているらしかった。自分と切り離された他人の事実でなくって、自分自身が痛切に味わった事実、血が熱くなったり脈が
止まったりするほどの事実が、畳み込まれているらしかった。 これは私の胸で推測するがものはない。先生自身すでにそうだと
告白していた。ただその告白が雲の峯(みね)のようであった。私の頭の上に正体の知れない恐ろしいものを蔽(おお)い被(かぶ)せた。
そうしてなぜそれが恐ろしいか私にも解(わか)らなかった。告白はぼうとしていた。それでいて明らかに私の神経を震(ふる)わせた。
 私は先生のこの人生観の基点に、或(あ)る強烈な恋愛事件を仮定してみた。(無論先生と奥さんとの間に起った)。先生がかつて
恋は罪悪だといった事から照らし合せて見ると、多少それが手掛(てがか)りにもなった。しかし先生は現に奥さんを愛していると私に
告げた。すると二人の恋からこんな厭世(えんせい)に近い覚悟が出ようはずがなかった。「かつてはその人の前に跪(ひざまず)いた
という記憶が、今度はその人の頭の上に足を載(の)せさせようとする」といった先生の言葉は、現代一般の誰彼(たれかれ)について
用いられるべきで、先生と奥さんの間には当てはまらないもののようでもあった。 雑司ヶ谷(ぞうしがや)にある誰(だれ)だか分らない
人の墓、――これも私の記憶に時々動いた。私はそれが先生と深い縁故のある墓だという事を知っていた。先生の生活に近づきつつ
ありながら、近づく事のできない私は、先生の頭の中にある生命(いのち)の断片として、その墓を私の頭の中にも受け入れた。けれど
も私に取ってその墓は全く死んだものであった。二人の間にある生命(いのち)の扉を開ける鍵(かぎ)にはならなかった。むしろ二人の
間に立って、自由の往来を妨げる魔物のようであった。 そうこうしているうちに、私はまた奥さんと差し向いで話をしなければならない
時機が来た。その頃(ころ)は日の詰(つま)って行くせわしない秋に、誰も注意を惹(ひ)かれる肌寒(はださむ)の季節であった。先生
の附近(ふきん)で盗難に罹(かか)ったものが三、四日続いて出た。盗難はいずれも宵の口であった。大したものを持って行かれた
家(うち)はほとんどなかったけれども、はいられた所では必ず何か取られた。奥さんは気味をわるくした。そこへ先生がある晩家を
空(あ)けなければならない事情ができてきた。先生と同郷の友人で地方の病院に奉職しているものが上京したため、先生は外(ほか)の
二、三名と共に、ある所でその友人に飯(めし)を食わせなければならなくなった。先生は訳を話して、私に帰ってくる間までの留守番を頼んだ。
私はすぐ引き受けた。
735友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:21:58 ID:GdfEXPqP0
私(わたくし)の行ったのはまだ灯(ひ)の点(つ)くか点かない暮れ方であったが、几帳面(きちょうめん)な先生はもう宅(うち)にいなかった。
「時間に後(おく)れると悪いって、つい今しがた出掛けました」といった奥さんは、私を先生の書斎へ案内した。
 書斎には洋机(テーブル)と椅子(いす)の外(ほか)に、沢山の書物が美しい背皮(せがわ)を並べて、硝子越(ガラスごし)に電燈(でんとう)
の光で照らされていた。奥さんは火鉢の前に敷いた座蒲団(ざぶとん)の上へ私を坐(すわ)らせて、「ちっとそこいらにある本でも読んでいて
下さい」と断って出て行った。私はちょうど主人の帰りを待ち受ける客のような気がして済まなかった。私は畏(かしこ)まったまま烟草(タバコ)
を飲んでいた。奥さんが茶の間で何か下女(げじょ)に話している声が聞こえた。書斎は茶の間の縁側を突き当って折れ曲った角(かど)に
あるので、棟(むね)の位置からいうと、座敷よりもかえって掛け離れた静かさを領(りょう)していた。ひとしきりで奥さんの話し声が已(や)むと、
後(あと)はしんとした。私は泥棒を待ち受けるような心持で、凝(じっ)としながら気をどこかに配った。
 三十分ほどすると、奥さんがまた書斎の入口へ顔を出した。「おや」といって、軽く驚いた時の眼を私に向けた。そうして客に来た人のように
鹿爪(しかつめ)らしく控えている私をおかしそうに見た。「それじゃ窮屈でしょう」「いえ、窮屈じゃありません」「でも退屈でしょう」「いいえ。
泥棒が来るかと思って緊張しているから退屈でもありません」 奥さんは手に紅茶茶碗(こうちゃぢゃわん)を持ったまま、笑いながらそこに
立っていた。「ここは隅っこだから番をするには好(よ)くありませんね」と私がいった。「じゃ失礼ですがもっと真中へ出て来て頂戴(ちょうだい)。
ご退屈(たいくつ)だろうと思って、お茶を入れて持って来たんですが、茶の間で宜(よろ)しければあちらで上げますから」
 私は奥さんの後(あと)に尾(つ)いて書斎を出た。茶の間には綺麗(きれい)な長火鉢(ながひばち)に鉄瓶(てつびん)が鳴っていた。
私はそこで茶と菓子のご馳走(ちそう)になった。奥さんは寝(ね)られないといけないといって、茶碗に手を触れなかった。
「先生はやっぱり時々こんな会へお出掛(でか)けになるんですか」「いいえ滅多(めった)に出た事はありません。近頃(ちかごろ)は段々人の
顔を見るのが嫌(きら)いになるようです」 こういった奥さんの様子に、別段困ったものだという風(ふう)も見えなかったので、私はつい
大胆になった。「それじゃ奥さんだけが例外なんですか」「いいえ私も嫌われている一人なんです」「そりゃ嘘(うそ)です」と私がいった。
「奥さん自身嘘と知りながらそうおっしゃるんでしょう」「なぜ」「私にいわせると、奥さんが好きになったから世間が嫌いになるんですもの」
「あなたは学問をする方(かた)だけあって、なかなかお上手(じょうず)ね。空(から)っぽな理屈を使いこなす事が。世の中が嫌いになったから、
私までも嫌いになったんだともいわれるじゃありませんか。それと同(おん)なじ理屈で」「両方ともいわれる事はいわれますが、この場合は
私の方が正しいのです」「議論はいやよ。よく男の方は議論だけなさるのね、面白そうに。空(から)の盃(さかずき)でよくああ飽きずに
献酬(けんしゅう)ができると思いますわ」 奥さんの言葉は少し手痛(てひど)かった。しかしその言葉の耳障(みみざわり)からいうと、
決して猛烈なものではなかった。自分に頭脳のある事を相手に認めさせて、そこに一種の誇りを見出(みいだ)すほどに奥さんは現代的で
なかった。奥さんはそれよりもっと底の方に沈んだ心を大事にしているらしく見えた。
736友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:23:34 ID:GdfEXPqP0
私(わたくし)はまだその後(あと)にいうべき事をもっていた。けれども奥さんから徒(いたず)らに議論を仕掛ける男のように取られては困ると
思って遠慮した。奥さんは飲み干した紅茶茶碗(こうちゃぢゃわん)の底を覗(のぞ)いて黙っている私を外(そ)らさないように、「もう一杯
上げましょうか」と聞いた。私はすぐ茶碗を奥さんの手に渡した。「いくつ? 一つ? 二ッつ?」 妙なもので角砂糖をつまみ上げた奥さんは、
私の顔を見て、茶碗の中へ入れる砂糖の数(かず)を聞いた。奥さんの態度は私に媚(こ)びるというほどではなかったけれども、
先刻(さっき)の強い言葉を力(つと)めて打ち消そうとする愛嬌(あいきょう)に充(み)ちていた。 私は黙って茶を飲んだ。飲んでしまっても
黙っていた。「あなた大変黙り込んじまったのね」と奥さんがいった。「何かいうとまた議論を仕掛けるなんて、叱(しか)り付けられそうですから」と
私は答えた。「まさか」と奥さんが再びいった。 二人はそれを緒口(いとくち)にまた話を始めた。そうしてまた二人に共通な興味のある先生を
問題にした。「奥さん、先刻(さっき)の続きをもう少しいわせて下さいませんか。奥さんには空(から)な理屈と聞こえるかも知れませんが、
私はそんな上(うわ)の空(そら)でいってる事じゃないんだから」「じゃおっしゃい」「今奥さんが急にいなくなったとしたら、先生は現在の通りで
生きていられるでしょうか」「そりゃ分らないわ、あなた。そんな事、先生に聞いて見るより外(ほか)に仕方がないじゃありませんか。私の所へ
持って来る問題じゃないわ」「奥さん、私は真面目(まじめ)ですよ。だから逃げちゃいけません。正直に答えなくっちゃ」「正直よ。正直にいって
私には分らないのよ」「じゃ奥さんは先生をどのくらい愛していらっしゃるんですか。これは先生に聞くよりむしろ奥さんに伺っていい
質問ですから、あなたに伺います」「何もそんな事を開き直って聞かなくっても好(い)いじゃありませんか」「真面目くさって聞くがものはない。
分り切ってるとおっしゃるんですか」「まあそうよ」「そのくらい先生に忠実なあなたが急にいなくなったら、先生はどうなるんでしょう。世の中の
どっちを向いても面白そうでない先生は、あなたが急にいなくなったら後でどうなるでしょう。先生から見てじゃない。あなたから見てですよ。
あなたから見て、先生は幸福になるでしょうか、不幸になるでしょうか」「そりゃ私から見れば分っています。(先生はそう思っていないかも
知れませんが)。先生は私を離れれば不幸になるだけです。あるいは生きていられないかも知れませんよ。そういうと、己惚(おのぼれ)に
なるようですが、私は今先生を人間としてできるだけ幸福にしているんだと信じていますわ。どんな人があっても私ほど先生を幸福に
できるものはないとまで思い込んでいますわ。それだからこうして落ち付いていられるんです」「その信念が先生の心に好(よ)く映るはずだと
私は思いますが」「それは別問題ですわ」「やっぱり先生から嫌われているとおっしゃるんですか」「私は嫌われてるとは思いません。
嫌われる訳がないんですもの。しかし先生は世間が嫌いなんでしょう。世間というより近頃(ちかごろ)では人間が嫌いになっているんでしょう。
だからその人間の一人(いちにん)として、私も好かれるはずがないじゃありませんか」
 奥さんの嫌われているという意味がやっと私に呑(の)み込めた。
737友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:24:41 ID:GdfEXPqP0
私(わたくし)は奥さんの理解力に感心した。奥さんの態度が旧式の日本の女らしくないところも私の注意に一種の刺戟(しげき)を与えた。
それで奥さんはその頃(ころ)流行(はや)り始めたいわゆる新しい言葉などはほとんど使わなかった。
 私は女というものに深い交際(つきあい)をした経験のない迂闊(うかつ)な青年であった。男としての私は、異性に対する本能から、憧憬
(どうけい)の目的物として常に女を夢みていた。けれどもそれは懐かしい春の雲を眺(なが)めるような心持で、ただ漠然(ばくぜん)と夢み
ていたに過ぎなかった。だから実際の女の前へ出ると、私の感情が突然変る事が時々あった。私は自分の前に現われた女のために引き
付けられる代りに、その場に臨んでかえって変な反撥力(はんぱつりょく)を感じた。奥さんに対した私にはそんな気がまるで出なかった。
普通男女(なんにょ)の間に横たわる思想の不平均という考えもほとんど起らなかった。私は奥さんの女であるという事を忘れた。私はた
だ誠実なる先生の批評家および同情家として奥さんを眺めた。「奥さん、私がこの前なぜ先生が世間的にもっと活動なさらないのだろう
といって、あなたに聞いた時に、あなたはおっしゃった事がありますね。元はああじゃなかったんだって」「ええいいました。実際あんなじ
ゃなかったんですもの」「どんなだったんですか」「あなたの希望なさるような、また私の希望するような頼もしい人だったんです」
「それがどうして急に変化なすったんですか」「急にじゃありません、段々ああなって来たのよ」「奥さんはその間(あいだ)始終先生といっ
しょにいらしったんでしょう」「無論いましたわ。夫婦ですもの」「じゃ先生がそう変って行かれる源因(げんいん)がちゃんと解(わか)る
べきはずですがね」「それだから困るのよ。あなたからそういわれると実に辛(つら)いんですが、私にはどう考えても、考えようが
ないんですもの。私は今まで何遍(なんべん)あの人に、どうぞ打ち明けて下さいって頼んで見たか分りゃしません」「先生は何とおっしゃ
るんですか」「何にもいう事はない、何にも心配する事はない、おれはこういう性質になったんだからというだけで、取り合ってくれないんです」
 私は黙っていた。奥さんも言葉を途切(とぎ)らした。下女部屋(げじょべや)にいる下女はことりとも音をさせなかった。私はまるで
泥棒の事を忘れてしまった。「あなたは私に責任があるんだと思ってやしませんか」と突然奥さんが聞いた。「いいえ」と私が答えた。
「どうぞ隠さずにいって下さい。そう思われるのは身を切られるより辛いんだから」と奥さんがまたいった。「これでも私は先生のためにで
きるだけの事はしているつもりなんです」「そりゃ先生もそう認めていられるんだから、大丈夫です。ご安心なさい、私が保証します」
 奥さんは火鉢の灰を掻(か)き馴(な)らした。それから水注(みずさし)の水を鉄瓶(てつびん)に注(さ)した。鉄瓶は忽(たちま)ち鳴りを
沈めた。「私はとうとう辛防(しんぼう)し切れなくなって、先生に聞きました。私に悪い所があるなら遠慮なくいって下さい、改められる欠
点なら改めるからって、すると先生は、お前に欠点なんかありゃしない、欠点はおれの方にあるだけだというんです。そういわれると、
私悲しくなって仕様がないんです、涙が出てなおの事自分の悪い所が聞きたくなるんです」
 奥さんは眼の中(うち)に涙をいっぱい溜(た)めた。
738友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:26:01 ID:GdfEXPqP0
始め私(わたくし)は理解のある女性(にょしょう)として奥さんに対していた。私がその気で話しているうちに、奥さんの様子が次第に変って来た。
奥さんは私の頭脳に訴える代りに、私の心臓(ハート)を動かし始めた。自分と夫の間には何の蟠(わだか)まりもない、またないはずであるの
に、やはり何かある。それだのに眼を開(あ)けて見極(みきわ)めようとすると、やはり何(なん)にもない。奥さんの苦にする要点はここに
あった。 奥さんは最初世の中を見る先生の眼が厭世的(えんせいてき)だから、その結果として自分も嫌われているのだと断言した。
そう断言しておきながら、ちっともそこに落ち付いていられなかった。底を割ると、かえってその逆を考えていた。先生は自分を嫌う結果、
とうとう世の中まで厭(いや)になったのだろうと推測していた。けれどもどう骨を折っても、その推測を突き留めて事実とする事ができな
かった。先生の態度はどこまでも良人(おっと)らしかった。親切で優しかった。疑いの塊(かたま)りをその日その日の情合(じょうあい)で
包んで、そっと胸の奥にしまっておいた奥さんは、その晩その包みの中を私の前で開けて見せた。「あなたどう思って?」と聞いた。
「私からああなったのか、それともあなたのいう人世観(じんせいかん)とか何とかいうものから、ああなったのか。隠さずいって
頂戴(ちょうだい)」 私は何も隠す気はなかった。けれども私の知らないあるものがそこに存在しているとすれば、私の答えが何であろうと、
それが奥さんを満足させるはずがなかった。そうして私はそこに私の知らないあるものがあると信じていた。「私には解(わか)りません」
 奥さんは予期の外(はず)れた時に見る憐(あわ)れな表情をその咄嗟(とっさ)に現わした。私はすぐ私の言葉を継ぎ足した。
「しかし先生が奥さんを嫌っていらっしゃらない事だけは保証します。私は先生自身の口から聞いた通りを奥さんに伝えるだけです。
先生は嘘(うそ)を吐(つ)かない方(かた)でしょう」 奥さんは何とも答えなかった。しばらくしてからこういった。「実は私すこし思いあ
たる事があるんですけれども……」「先生がああいう風(ふう)になった源因(げんいん)についてですか」「ええ。もしそれが源因だとす
れば、私の責任だけはなくなるんだから、それだけでも私大変楽になれるんですが、……」「どんな事ですか」 奥さんはいい渋って膝
(ひざ)の上に置いた自分の手を眺めていた。「あなた判断して下すって。いうから」「私にできる判断ならやります」「みんなはいえ
ないのよ。みんないうと叱(しか)られるから。叱られないところだけよ」 私は緊張して唾液(つばき)を呑(の)み込んだ。
「先生がまだ大学にいる時分、大変仲の好(い)いお友達が一人あったのよ。その方(かた)がちょうど卒業する少し前に死んだんです
。急に死んだんです」 奥さんは私の耳に私語(ささや)くような小さな声で、「実は変死したんです」といった。それは「どうして」と聞き返さ
ずにはいられないようないい方であった。「それっ切りしかいえないのよ。けれどもその事があってから後(のち)なんです。先生の性質が
段々変って来たのは。なぜその方が死んだのか、私には解らないの。先生にもおそらく解っていないでしょう。けれどもそれから先生が
変って来たと思えば、そう思われない事もないのよ」「その人の墓ですか、雑司ヶ谷(ぞうしがや)にあるのは」「それもいわない事になってる
からいいません。しかし人間は親友を一人亡くしただけで、そんなに変化できるものでしょうか。私はそれが知りたくって堪(たま)らないんです。
だからそこを一つあなたに判断して頂きたいと思うの」
 私の判断はむしろ否定の方に傾いていた。
739友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:27:05 ID:GdfEXPqP0
私(わたくし)は私のつらまえた事実の許す限り、奥さんを慰めようとした。奥さんもまたできるだけ私によって慰められたそうに見えた。
それで二人は同じ問題をいつまでも話し合った。けれども私はもともと事の大根(おおね)を攫(つか)んでいなかった。奥さんの不安も
実はそこに漂(ただよ)う薄い雲に似た疑惑から出て来ていた。事件の真相になると、奥さん自身にも多くは知れていなかった。知れて
いるところでも悉皆(すっかり)は私に話す事ができなかった。したがって慰める私も、慰められる奥さんも、共に波に浮いて、ゆらゆら
していた。ゆらゆらしながら、奥さんはどこまでも手を出して、覚束(おぼつか)ない私の判断に縋(すが)り付こうとした。
 十時頃(ごろ)になって先生の靴の音が玄関に聞こえた時、奥さんは急に今までのすべてを忘れたように、前に坐(すわ)っている私
をそっちのけにして立ち上がった。そうして格子(こうし)を開ける先生をほとんど出合(であ)い頭(がしら)に迎えた。私は取り残されな
がら、後(あと)から奥さんに尾(つ)いて行った。下女(げじょ)だけは仮寝(うたたね)でもしていたとみえて、ついに出て来なかった。
 先生はむしろ機嫌がよかった。しかし奥さんの調子はさらによかった。今しがた奥さんの美しい眼のうちに溜(たま)った涙の光と、
それから黒い眉毛(まゆげ)の根に寄せられた八の字を記憶していた私は、その変化を異常なものとして注意深く眺(なが)めた。
もしそれが詐(いつわ)りでなかったならば、(実際それは詐りとは思えなかったが)、今までの奥さんの訴えは感傷(センチメント)を
玩(もてあそ)ぶためにとくに私を相手に拵(こしら)えた、徒(いたず)らな女性の遊戯と取れない事もなかった。もっともその時の
私には奥さんをそれほど批評的に見る気は起らなかった。私は奥さんの態度の急に輝いて来たのを見て、むしろ安心した。これなら
ばそう心配する必要もなかったんだと考え直した。 先生は笑いながら「どうもご苦労さま、泥棒は来ませんでしたか」と私に聞いた。
それから「来ないんで張合(はりあい)が抜けやしませんか」といった。 帰る時、奥さんは「どうもお気の毒さま」と会釈した。その調子は
忙しいところを暇を潰(つぶ)させて気の毒だというよりも、せっかく来たのに泥棒がはいらなくって気の毒だという冗談のように聞こえた。
奥さんはそういいながら、先刻(さっき)出した西洋菓子の残りを、紙に包んで私の手に持たせた。私はそれを袂(たもと)へ入れて、
人通りの少ない夜寒(よさむ)の小路(こうじ)を曲折して賑(にぎ)やかな町の方へ急いだ。 私はその晩の事を記憶のうちから抽(ひ)き
抜いてここへ詳(くわ)しく書いた。これは書くだけの必要があるから書いたのだが、実をいうと、奥さんに菓子を貰(もら)って帰るときの
気分では、それほど当夜の会話を重く見ていなかった。私はその翌日(よくじつ)午飯(ひるめし)を食いに学校から帰ってきて、
昨夜(ゆうべ)机の上に載(の)せて置いた菓子の包みを見ると、すぐその中からチョコレートを塗った鳶色(とびいろ)のカステラを出して
頬張(ほおば)った。そうしてそれを食う時に、必竟(ひっきょう)この菓子を私にくれた二人の男女(なんにょ)は、幸福な一対(いっつい)として
世の中に存在しているのだと自覚しつつ味わった。 秋が暮れて冬が来るまで格別の事もなかった。私は先生の宅(うち)へ出(で)は
いりをするついでに、衣服の洗(あら)い張(は)りや仕立(した)て方(かた)などを奥さんに頼んだ。それまで繻絆(じゅばん)というものを着
た事のない私が、シャツの上に黒い襟のかかったものを重ねるようになったのはこの時からであった。子供のない奥さんは、そういう世話を
焼くのがかえって退屈凌(たいくつしの)ぎになって、結句(けっく)身体(からだ)の薬だぐらいの事をいっていた。
「こりゃ手織(てお)りね。こんな地(じ)の好(い)い着物は今まで縫った事がないわ。その代り縫い悪(にく)いのよそりゃあ。まるで針が立た
ないんですもの。お蔭(かげ)で針を二本折りましたわ」
 こんな苦情をいう時ですら、奥さんは別に面倒(めんどう)くさいという顔をしなかった。
740友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:28:15 ID:GdfEXPqP0
冬が来た時、私(わたくし)は偶然国へ帰らなければならない事になった。私の母から受け取った手紙の中に、父の病気の経過が面白
くない様子を書いて、今が今という心配もあるまいが、年が年だから、できるなら都合して帰って来てくれと頼むように付け足してあった。
 父はかねてから腎臓(じんぞう)を病んでいた。中年以後の人にしばしば見る通り、父のこの病(やまい)は慢性であった。その代り要心
さえしていれば急変のないものと当人も家族のものも信じて疑わなかった。現に父は養生のお蔭(かげ)一つで、今日(こんにち)までどう
かこうか凌(しの)いで来たように客が来ると吹聴(ふいちょう)していた。その父が、母の書信によると、庭へ出て何かしている機(はずみ)
に突然眩暈(めまい)がして引ッ繰り返った。家内(かない)のものは軽症の脳溢血(のういっけつ)と思い違えて、すぐその手当をした。後
(あと)で医者からどうもそうではないらしい、やはり持病の結果だろうという判断を得て、始めて卒倒と腎臓病とを結び付けて考えるように
なったのである。 冬休みが来るにはまだ少し間(ま)があった。私は学期の終りまで待っていても差支(さしつか)えあるまいと思って一日
二日そのままにしておいた。するとその一日二日の間に、父の寝ている様子だの、母の心配している顔だのが時々眼に浮かんだ。そのた
びに一種の心苦しさを嘗(な)めた私は、とうとう帰る決心をした。国から旅費を送らせる手数(てかず)と時間を省くため、私は暇乞(いとま
ご)いかたがた先生の所へ行って、要(い)るだけの金を一時立て替えてもらう事にした。 先生は少し風邪(かぜ)の気味で、座敷へ出
るのが臆劫(おっくう)だといって、私をその書斎に通した。書斎の硝子戸(ガラスど)から冬に入(い)って稀(まれ)に見るような懐かし
い和(やわ)らかな日光が机掛(つくえか)けの上に射(さ)していた。先生はこの日あたりの好(い)い室(へや)の中へ大きな火鉢を置い
て、五徳(ごとく)の上に懸けた金盥(かなだらい)から立ち上(あが)る湯気(ゆげ)で、呼吸(いき)の苦しくなるのを防いでいた。
「大病は好(い)いが、ちょっとした風邪(かぜ)などはかえって厭(いや)なものですね」といった先生は、苦笑しながら私の顔を見た。
 先生は病気という病気をした事のない人であった。先生の言葉を聞いた私は笑いたくなった。
「私は風邪ぐらいなら我慢しますが、それ以上の病気は真平(まっぴら)です。先生だって同じ事でしょう。試みにやってご覧になるとよ
く解(わか)ります」「そうかね。私は病気になるくらいなら、死病に罹(かか)りたいと思ってる」 私は先生のいう事に格別注意を払わな
かった。すぐ母の手紙の話をして、金の無心を申し出た。「そりゃ困るでしょう。そのくらいなら今手元にあるはずだから持って行きたまえ」
 先生は奥さんを呼んで、必要の金額を私の前に並べさせてくれた。それを奥の茶箪笥(ちゃだんす)か何かの抽出(ひきだし)から出し
て来た奥さんは、白い半紙の上へ鄭寧(ていねい)に重ねて、「そりゃご心配ですね」といった。「何遍(なんべん)も卒倒したんですか」と先
生が聞いた。「手紙には何とも書いてありませんが。――そんなに何度も引ッ繰り返るものですか」「ええ」 先生の奥さんの母親という
人も私の父と同じ病気で亡くなったのだという事が始めて私に解った。「どうせむずかしいんでしょう」と私がいった。「そうさね。私が代られ
れば代ってあげても好(い)いが。――嘔気(はきけ)はあるんですか」「どうですか、何とも書いてないから、大方(おおかた)ないんでしょう」
「吐気さえ来なければまだ大丈夫ですよ」と奥さんがいった。 私はその晩の汽車で東京を立った。
741友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:29:06 ID:GdfEXPqP0
父の病気は思ったほど悪くはなかった。それでも着いた時は、床(とこ)の上に胡坐(あぐら)をかいて、「みんなが心配するから、まあ我慢し
てこう凝(じっ)としている。なにもう起きても好(い)いのさ」といった。しかしその翌日(よくじつ)からは母が止めるのも聞かずに、とうとう床を
上げさせてしまった。母は不承無性(ふしょうぶしょう)に太織(ふとお)りの蒲団(ふとん)を畳みながら「お父さんはお前が帰って来たので、急
に気が強くおなりなんだよ」といった。私(わたくし)には父の挙動がさして虚勢を張っているようにも思えなかった。
 私の兄はある職を帯びて遠い九州にいた。これは万一の事がある場合でなければ、容易に父母(ちちはは)の顔を見る自由の利(き)かな
い男であった。妹は他国へ嫁(とつ)いだ。これも急場の間に合うように、おいそれと呼び寄せられる女ではなかった。兄妹(きょうだい)三人
のうちで、一番便利なのはやはり書生をしている私だけであった。その私が母のいい付け通り学校の課業を放(ほう)り出して、休み前に帰っ
て来たという事が、父には大きな満足であった。
「これしきの病気に学校を休ませては気の毒だ。お母さんがあまり仰山(ぎょうさん)な手紙を書くものだからいけない」
 父は口ではこういった。こういったばかりでなく、今まで敷いていた床(とこ)を上げさせて、いつものような元気を示した。
「あんまり軽はずみをしてまた逆回(ぶりかえ)すといけませんよ」 私のこの注意を父は愉快そうにしかし極(きわ)めて軽く受けた。
「なに大丈夫、これでいつものように要心(ようじん)さえしていれば」
 実際父は大丈夫らしかった。家の中を自由に往来して、息も切れなければ、眩暈(めまい)も感じなかった。ただ顔色だけは普通の人より
も大変悪かったが、これはまた今始まった症状でもないので、私たちは格別それを気に留めなかった。
 私は先生に手紙を書いて恩借(おんしゃく)の礼を述べた。正月上京する時に持参するからそれまで待ってくれるようにと断わった。そうし
て父の病状の思ったほど険悪でない事、この分なら当分安心な事、眩暈も嘔気(はきけ)も皆無な事などを書き連ねた。最後に先生の風
邪(ふうじゃ)についても一言(いちごん)の見舞を附(つ)け加えた。私は先生の風邪を実際軽く見ていたので。
 私はその手紙を出す時に決して先生の返事を予期していなかった。出した後で父や母と先生の噂(うわさ)などをしながら、遥(はる)かに
先生の書斎を想像した。「こんど東京へ行くときには椎茸(しいたけ)でも持って行ってお上げ」「ええ、しかし先生が干した椎茸なぞを食うかしら」
「旨(うま)くはないが、別に嫌(きら)いな人もないだろう」 私には椎茸と先生を結び付けて考えるのが変であった。
 先生の返事が来た時、私はちょっと驚かされた。ことにその内容が特別の用件を含んでいなかった時、驚かされた。先生はただ親切ずくで、
返事を書いてくれたんだと私は思った。そう思うと、その簡単な一本の手紙が私には大層な喜びになった。もっともこれは私が先生から受け
取った第一の手紙には相違なかったが。
 第一というと私と先生の間に書信の往復がたびたびあったように思われるが、事実は決してそうでない事をちょっと断わっておきたい。私
は先生の生前にたった二通の手紙しか貰(もら)っていない。その一通は今いうこの簡単な返書で、あとの一通は先生の死ぬ前とくに私宛
(あて)で書いた大変長いものである。
 父は病気の性質として、運動を慎まなければならないので、床を上げてからも、ほとんど戸外(そと)へは出なかった。一度天気のごく穏
やかな日の午後庭へ下りた事があるが、その時は万一を気遣(きづか)って、私が引き添うように傍(そば)に付いていた。私が心配して自分
の肩へ手を掛けさせようとしても、父は笑って応じなかった。
742友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:30:10 ID:GdfEXPqP0
私(わたくし)は退屈な父の相手としてよく将碁盤(しょうぎばん)に向かった。二人とも無精な性質(たち)なので、炬燵(こたつ)にあたっ
たまま、盤を櫓(やぐら)の上へ載(の)せて、駒(こま)を動かすたびに、わざわざ手を掛蒲団(かけぶとん)の下から出すような事をした。
時々持駒(もちごま)を失(な)くして、次の勝負の来るまで双方とも知らずにいたりした。それを母が灰の中から見付(みつ)け出して、火
箸(ひばし)で挟(はさ)み上げるという滑稽(こっけい)もあった。「碁(ご)だと盤が高過ぎる上に、足が着いているから、炬燵の上では打
てないが、そこへ来ると将碁盤は好(い)いね、こうして楽に差せるから。無精者には持って来いだ。もう一番やろう」 父は勝った時は必
ずもう一番やろうといった。そのくせ負けた時にも、もう一番やろうといった。要するに、勝っても負けても、炬燵にあたって、将碁を差した
がる男であった。始めのうちは珍しいので、この隠居(いんきょ)じみた娯楽が私にも相当の興味を与えたが、少し時日が経(た)つに伴(
つ)れて、若い私の気力はそのくらいな刺戟(しげき)で満足できなくなった。私は金(きん)や香車(きょうしゃ)を握った拳(こぶし)を頭の
上へ伸ばして、時々思い切ったあくびをした。 私は東京の事を考えた。そうして漲(みなぎ)る心臓の血潮の奥に、活動活動と打ちつづ
ける鼓動(こどう)を聞いた。不思議にもその鼓動の音が、ある微妙な意識状態から、先生の力で強められているように感じた。 私は心
のうちで、父と先生とを比較して見た。両方とも世間から見れば、生きているか死んでいるか分らないほど大人(おとな)しい男であった
。他(ひと)に認められるという点からいえばどっちも零(れい)であった。それでいて、この将碁を差したがる父は、単なる娯楽の相手と
しても私には物足りなかった。かつて遊興のために往来(ゆきき)をした覚(おぼ)えのない先生は、歓楽の交際から出る親しみ以上に、
いつか私の頭に影響を与えていた。ただ頭というのはあまりに冷(ひや)やか過ぎるから、私は胸といい直したい。肉のなかに先生の力
が喰(く)い込んでいるといっても、血のなかに先生の命が流れているといっても、その時の私には少しも誇張でないように思われた。私
は父が私の本当の父であり、先生はまたいうまでもなく、あかの他人であるという明白な事実を、ことさらに眼の前に並べてみて、始め
て大きな真理でも発見したかのごとくに驚いた。 私がのつそつし出すと前後して、父や母の眼にも今まで珍しかった私が段々陳腐(ち
んぷ)になって来た。これは夏休みなどに国へ帰る誰でもが一様に経験する心持だろうと思うが、当座の一週間ぐらいは下にも置かな
いように、ちやほや歓待(もてな)されるのに、その峠を定規通(ていきどお)り通り越すと、あとはそろそろ家族の熱が冷めて来て、しま
いには有っても無くっても構わないもののように粗末に取り扱われがちになるものである。私も滞在中にその峠を通り越した。その上私
は国へ帰るたびに、父にも母にも解(わか)らない変なところを東京から持って帰った。昔でいうと、儒者(じゅしゃ)の家へ切支丹(キリシ
タン)の臭(にお)いを持ち込むように、私の持って帰るものは父とも母とも調和しなかった。無論私はそれを隠していた。けれども元々
身に着いているものだから、出すまいと思っても、いつかそれが父や母の眼に留(と)まった。私はつい面白くなくなった。早く東京へ帰
りたくなった。 父の病気は幸い現状維持のままで、少しも悪い方へ進む模様は見えなかった。念のためにわざわざ遠くから相当の医
者を招いたりして、慎重に診察してもらってもやはり私の知っている以外に異状は認められなかった。私は冬休みの尽きる少し前に国
を立つ事にした。立つといい出すと、人情は妙なもので、父も母も反対した。
「もう帰るのかい、まだ早いじゃないか」と母がいった。
「まだ四、五日いても間に合うんだろう」と父がいった。
 私は自分の極(き)めた出立(しゅったつ)の日を動かさなかった。
743友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:31:12 ID:GdfEXPqP0
東京へ帰ってみると、松飾(まつかざり)はいつか取り払われていた。町は寒い風の吹くに任せて、どこを見てもこれというほどの正月めいた
景気はなかった。 私(わたくし)は早速(さっそく)先生のうちへ金を返しに行った。例の椎茸(しいたけ)もついでに持って行った。ただ出すの
は少し変だから、母がこれを差し上げてくれといいましたとわざわざ断って奥さんの前へ置いた。椎茸は新しい菓子折に入れてあった。鄭寧
(ていねい)に礼を述べた奥さんは、次の間(ま)へ立つ時、その折を持って見て、軽いのに驚かされたのか、「こりゃ何の御菓子(おかし)」と
聞いた。奥さんは懇意になると、こんなところに極(きわ)めて淡泊(たんぱく)な小供(こども)らしい心を見せた。
 二人とも父の病気について、色々掛念(けねん)の問いを繰り返してくれた中に、先生はこんな事をいった。
「なるほど容体(ようだい)を聞くと、今が今どうという事もないようですが、病気が病気だからよほど気をつけないといけません」
 先生は腎臓(じんぞう)の病(やまい)について私の知らない事を多く知っていた。「自分で病気に罹(かか)っていながら、気が付かないで
平気でいるのがあの病の特色です。私の知ったある士官(しかん)は、とうとうそれでやられたが、全く嘘(うそ)のような死に方をしたんです
よ。何しろ傍(そば)に寝ていた細君(さいくん)が看病をする暇もなんにもないくらいなんですからね。夜中にちょっと苦しいといって、細君を
起したぎり、翌(あく)る朝はもう死んでいたんです。しかも細君は夫が寝ているとばかり思ってたんだっていうんだから」 今まで楽天的
に傾いていた私は急に不安になった。「私の父(おやじ)もそんなになるでしょうか。ならんともいえないですね」「医者は何というのです」
「医者は到底(とても)治らないというんです。けれども当分のところ心配はあるまいともいうんです」「それじゃ好(い)いでしょう。医者がそうい
うなら。私の今話したのは気が付かずにいた人の事で、しかもそれがずいぶん乱暴な軍人なんだから」 私はやや安心した。私の変化を凝
(じっ)と見ていた先生は、それからこう付け足した。「しかし人間は健康にしろ病気にしろ、どっちにしても脆(もろ)いものですね。いつどん
な事でどんな死にようをしないとも限らないから」「先生もそんな事を考えてお出(いで)ですか」「いくら丈夫の私でも、満更(まんざら)考え
ない事もありません」 先生の口元には微笑の影が見えた。「よくころりと死ぬ人があるじゃありませんか。自然に。それからあっと思う間(ま
)に死ぬ人もあるでしょう。不自然な暴力で」「不自然な暴力って何ですか」「何だかそれは私にも解(わか)らないが、自殺する人はみんな不
自然な暴力を使うんでしょう」「すると殺されるのも、やはり不自然な暴力のお蔭(かげ)ですね」「殺される方はちっとも考えていなかった。
なるほどそういえばそうだ」 その日はそれで帰った。帰ってからも父の病気はそれほど苦にならなかった。先生のいった自然に死ぬとか
、不自然の暴力で死ぬとかいう言葉も、その場限りの浅い印象を与えただけで、後(あと)は何らのこだわりを私の頭に残さなかった。私は今
まで幾度(いくたび)か手を着けようとしては手を引っ込めた卒業論文を、いよいよ本式に書き始めなければならないと思い出した。
744友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:32:06 ID:GdfEXPqP0
その年の六月に卒業するはずの私(わたくし)は、ぜひともこの論文を成規通(せいきどお)り四月いっぱいに書き上げてしまわなければ
ならなかった。二、三、四と指を折って余る時日を勘定して見た時、私は少し自分の度胸を疑(うたぐ)った。他(ほか)のものはよほど前
から材料を蒐(あつ)めたり、ノートを溜(た)めたりして、余所目(よそめ)にも忙(いそが)しそうに見えるのに、私だけはまだ何にも手を着
けずにいた。私にはただ年が改まったら大いにやろうという決心だけがあった。私はその決心でやり出した。そうして忽(たちま)ち動けな
くなった。今まで大きな問題を空(くう)に描(えが)いて、骨組みだけはほぼでき上っているくらいに考えていた私は、頭を抑(おさ)えて悩
み始めた。私はそれから論文の問題を小さくした。そうして練り上げた思想を系統的に纏(まと)める手数を省くために、ただ書物の中に
ある材料を並べて、それに相当な結論をちょっと付け加える事にした。 私の選択した問題は先生の専門と縁故の近いものであった。
私がかつてその選択について先生の意見を尋ねた時、先生は好(い)いでしょうといった。狼狽(ろうばい)した気味の私は、早速(さっそ
く)先生の所へ出掛けて、私の読まなければならない参考書を聞いた。先生は自分の知っている限りの知識を、快く私に与えてくれた
上に、必要の書物を、二、三冊貸そうといった。しかし先生はこの点について毫(ごう)も私を指導する任に当ろうとしなかった。
「近頃(ちかごろ)はあんまり書物を読まないから、新しい事は知りませんよ。学校の先生に聞いた方が好いでしょう」
 先生は一時非常の読書家であったが、その後(ご)どういう訳か、前ほどこの方面に興味が働かなくなったようだと、かつて奥さ
んから聞いた事があるのを、私はその時ふと思い出した。私は論文をよそにして、そぞろに口を開いた。「先生はなぜ元のように書物
に興味をもち得ないんですか」「なぜという訳もありませんが。……つまりいくら本を読んでもそれほどえらくならないと思うせいでしょう。
それから……」「それから、まだあるんですか」「まだあるというほどの理由でもないが、以前はね、人の前へ出たり、人に聞かれたりして
知らないと恥のようにきまりが悪かったものだが、近頃は知らないという事が、それほどの恥でないように見え出したものだから、つい無
理にも本を読んでみようという元気が出なくなったのでしょう。まあ早くいえば老い込んだのです」 先生の言葉はむしろ平静であった。
世間に背中を向けた人の苦味(くみ)を帯びていなかっただけに、私にはそれほどの手応(てごた)えもなかった。私は先生を老い込んだ
とも思わない代りに、偉いとも感心せずに帰った。 それからの私はほとんど論文に祟(たた)られた精神病者のように眼を赤くして苦しん
だ。私は一年前(ぜん)に卒業した友達について、色々様子を聞いてみたりした。そのうちの一人(いちにん)は締切(しめきり)の日に車で
事務所へ馳(か)けつけて漸(ようや)く間に合わせたといった。他の一人は五時を十五分ほど後(おく)らして持って行ったため、危(あやう
)く跳(は)ね付けられようとしたところを、主任教授の好意でやっと受理してもらったといった。私は不安を感ずると共に度胸を据(す)えた。
毎日机の前で精根のつづく限り働いた。でなければ、薄暗い書庫にはいって、高い本棚のあちらこちらを見廻(みまわ)した。私の眼は好
事家(こうずか)が骨董(こっとう)でも掘り出す時のように背表紙の金文字をあさった。 梅が咲くにつけて寒い風は段々向(むき)を南へ
更(か)えて行った。それが一仕切(ひとしきり)経(た)つと、桜の噂(うわさ)がちらほら私の耳に聞こえ出した。それでも私は馬車馬のように
正面ばかり見て、論文に鞭(むち)うたれた。私はついに四月の下旬が来て、やっと予定通りのものを書き上げるまで、先生の敷居を跨
(また)がなかった。
745友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:33:11 ID:GdfEXPqP0
私(わたくし)の自由になったのは、八重桜(やえざくら)の散った枝にいつしか青い葉が霞(かす)むように伸び始める初夏の季節であっ
た。私は籠(かご)を抜け出した小鳥の心をもって、広い天地を一目(ひとめ)に見渡しながら、自由に羽搏(はばた)きをした。私はすぐ先
生の家(うち)へ行った。枳殻(からたち)の垣が黒ずんだ枝の上に、萌(もえ)るような芽を吹いていたり、柘榴(ざくろ)の枯れた幹から、つ
やつやしい茶褐色の葉が、柔らかそうに日光を映していたりするのが、道々私の眼を引き付けた。私は生れて初めてそんなものを見るよ
うな珍しさを覚えた。 先生は嬉(うれ)しそうな私の顔を見て、「もう論文は片付いたんですか、結構ですね」といった。私は「お蔭(かげ)
でようやく済みました。もう何にもする事はありません」といった。 実際その時の私は、自分のなすべきすべての仕事がすでに結了(け
つりょう)して、これから先は威張って遊んでいても構わないような晴やかな心持でいた。私は書き上げた自分の論文に対して充分の自
信と満足をもっていた。私は先生の前で、しきりにその内容を喋々(ちょうちょう)した。先生はいつもの調子で、「なるほど」とか、「そうです
か」とかいってくれたが、それ以上の批評は少しも加えなかった。私は物足りないというよりも、聊(いささ)か拍子抜けの気味であった。そ
れでもその日私の気力は、因循(いんじゅん)らしく見える先生の態度に逆襲を試みるほどに生々(いきいき)していた。私は青く蘇生(よみ
がえ)ろうとする大きな自然の中に、先生を誘い出そうとした。「先生どこかへ散歩しましょう。外へ出ると大変好(い)い心持です」
「どこへ」 私はどこでも構わなかった。ただ先生を伴(つ)れて郊外へ出たかった。 一時間の後(のち)、先生と私は目的どおり市を離
れて、村とも町とも区別の付かない静かな所を宛(あて)もなく歩いた。私はかなめの垣から若い柔らかい葉を(も)ぎ取って芝笛(しばぶ
え)を鳴らした。ある鹿児島人(かごしまじん)を友達にもって、その人の真似(まね)をしつつ自然に習い覚えた私は、この芝笛というもの
を鳴らす事が上手であった。私が得意にそれを吹きつづけると、先生は知らん顔をしてよそを向いて歩いた。 やがて若葉に鎖(と)ざさ
れたように蓊欝(こんもり)した小高い一構(ひとかま)えの下に細い路(みち)が開(ひら)けた。門の柱に打ち付けた標札に何々園とある
ので、その個人の邸宅でない事がすぐ知れた。先生はだらだら上(のぼ)りになっている入口を眺(なが)めて、「はいってみようか」といっ
た。私はすぐ「植木屋ですね」と答えた。 植込(うえこみ)の中を一(ひと)うねりして奥へ上(のぼ)ると左側に家(うち)があった。明け放
った障子(しょうじ)の内はがらんとして人の影も見えなかった。ただ軒先(のきさき)に据えた大きな鉢の中に飼ってある金魚が動いて
いた。「静かだね。断わらずにはいっても構わないだろうか」「構わないでしょう」 二人はまた奥の方へ進んだ。しかしそこにも人影は
見えなかった。躑躅(つつじ)が燃えるように咲き乱れていた。先生はそのうちで樺色(かばいろ)の丈(たけ)の高いのを指して、「これ
は霧島(きりしま)でしょう」といった。 芍薬(しゃくやく)も十坪(とつぼ)あまり一面に植え付けられていたが、まだ季節が来ないので花を
着けているのは一本もなかった。この芍薬畠(ばたけ)の傍(そば)にある古びた縁台のようなものの上に先生は大の字なりに寝た。私は
その余った端(はじ)の方に腰をおろして烟草(タバコ)を吹かした。先生は蒼(あお)い透(す)き徹(とお)るような空を見ていた。私は私を
包む若葉の色に心を奪われていた。その若葉の色をよくよく眺(なが)めると、一々違っていた。同じ楓(かえで)の樹(き)でも同じ色を枝
に着けているものは一つもなかった。細い杉苗の頂(いただき)に投げ被(かぶ)せてあった先生の帽子が風に吹かれて落ちた。
746友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:34:19 ID:GdfEXPqP0
私(わたくし)はすぐその帽子を取り上げた。所々(ところどころ)に着いている赤土を爪(つめ)で弾(はじ)きながら先生を呼んだ。
「先生帽子が落ちました」「ありがとう」 身体(からだ)を半分起してそれを受け取った先生は、起きるとも寝るとも片付かないその姿
勢のままで、変な事を私に聞いた。「突然だが、君の家(うち)には財産がよっぽどあるんですか」「あるというほどありゃしません」
「まあどのくらいあるのかね。失礼のようだが」「どのくらいって、山と田地(でんぢ)が少しあるぎりで、金なんかまるでないんでしょう」
 先生が私の家(いえ)の経済について、問いらしい問いを掛けたのはこれが始めてであった。私の方はまだ先生の暮し向きに関して、
何も聞いた事がなかった。先生と知り合いになった始め、私は先生がどうして遊んでいられるかを疑(うたぐ)った。その後もこの疑いは
絶えず私の胸を去らなかった。しかし私はそんな露骨(あらわ)な問題を先生の前に持ち出すのをぶしつけとばかり思っていつでも控え
ていた。若葉の色で疲れた眼を休ませていた私の心は、偶然またその疑いに触れた。「先生はどうなんです。どのくらいの財産をもっ
ていらっしゃるんですか」「私は財産家と見えますか」 先生は平生からむしろ質素な服装(なり)をしていた。それに家内(かない)は小
人数(こにんず)であった。したがって住宅も決して広くはなかった。けれどもその生活の物質的に豊かな事は、内輪にはいり込まない
私の眼にさえ明らかであった。要するに先生の暮しは贅沢(ぜいたく)といえないまでも、あたじけなく切り詰めた無弾力性のものでは
なかった。「そうでしょう」と私がいった。「そりゃそのくらいの金はあるさ、けれども決して財産家じゃありません。財産家ならもっと大き
な家(うち)でも造るさ」 この時先生は起き上って、縁台の上に胡坐(あぐら)をかいていたが、こういい終ると、竹の杖(つえ)の先で
地面の上へ円のようなものを描(か)き始めた。それが済むと、今度はステッキを突き刺すように真直(まっすぐ)に立てた。
「これでも元は財産家なんだがなあ」 先生の言葉は半分独(ひと)り言(ごと)のようであった。それですぐ後(あと)に尾(つ)いて行き
損なった私は、つい黙っていた。「これでも元は財産家なんですよ、君」といい直した先生は、次に私の顔を見て微笑した。私はそれ
でも何とも答えなかった。むしろ不調法で答えられなかったのである。すると先生がまた問題を他(よそ)へ移した。「あなたのお父さん
の病気はその後どうなりました」 私は父の病気について正月以後何にも知らなかった。月々国から送ってくれる為替(かわせ)と共に
来る簡単な手紙は、例の通り父の手蹟(しゅせき)であったが、病気の訴えはそのうちにほとんど見当らなかった。その上書体も確かで
あった。この種の病人に見る顫(ふる)えが少しも筆の運(はこ)びを乱していなかった。「何ともいって来ませんが、もう好(い)いんでしょう」
「好(よ)ければ結構だが、――病症が病症なんだからね」「やっぱり駄目ですかね。でも当分は持ち合ってるんでしょう。何ともいって来ま
せんよ」「そうですか」 私は先生が私のうちの財産を聞いたり、私の父の病気を尋ねたりするのを、普通の談話――胸に浮かんだまま
をその通り口にする、普通の談話と思って聞いていた。ところが先生の言葉の底には両方を結び付ける大きな意味があった。先生自身
の経験を持たない私は無論そこに気が付くはずがなかった。
747友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:35:41 ID:GdfEXPqP0
「君のうちに財産があるなら、今のうちによく始末をつけてもらっておかないといけないと思うがね、余計なお世話だけれども。君のお父さんが
達者なうちに、貰(もら)うものはちゃんと貰っておくようにしたらどうですか。万一の事があったあとで、一番面倒の起るのは財産の問題だから」
「ええ」 私(わたくし)は先生の言葉に大した注意を払わなかった。私の家庭でそんな心配をしているものは、私に限らず、父にしろ母にしろ、
一人もないと私は信じていた。その上先生のいう事の、先生として、あまりに実際的なのに私は少し驚かされた。しかしそこは年長者に対する
平生の敬意が私を無口にした。「あなたのお父さんが亡くなられるのを、今から予想してかかるような言葉遣(ことばづか)いをするのが気に触
(さわ)ったら許してくれたまえ。しかし人間は死ぬものだからね。どんなに達者なものでも、いつ死ぬか分らないものだからね」
 先生の口気(こうき)は珍しく苦々しかった。「そんな事をちっとも気に掛けちゃいません」と私は弁解した。「君の兄弟(きょうだい)は何人
でしたかね」と先生が聞いた。 先生はその上に私の家族の人数(にんず)を聞いたり、親類の有無を尋ねたり、叔父(おじ)や叔母(おば)の
様子を問いなどした。そうして最後にこういった。「みんな善(い)い人ですか」「別に悪い人間というほどのものもいないようです。大抵田舎者
(いなかもの)ですから」「田舎者はなぜ悪くないんですか」 私はこの追窮(ついきゅう)に苦しんだ。しかし先生は私に返事を考えさせる余裕
さえ与えなかった。「田舎者は都会のものより、かえって悪いくらいなものです。それから、君は今、君の親戚(しんせき)なぞの中(うち)に、
これといって、悪い人間はいないようだといいましたね。しかし悪い人間という一種の人間が世の中にあると君は思っているんですか。そん
な鋳型(いかた)に入れたような悪人は世の中にあるはずがありませんよ。平生はみんな善人なんです。少なくともみんな普通の人間なん
です。それが、いざという間際に、急に悪人に変るんだから恐ろしいのです。だから油断ができないんです」 先生のいう事は、ここで切れる
様子もなかった。私はまたここで何かいおうとした。すると後(うし)ろの方で犬が急に吠(ほ)え出した。先生も私も驚いて後ろを振り返った。
 縁台の横から後部へ掛けて植え付けてある杉苗の傍(そば)に、熊笹(くまざさ)が三坪(みつぼ)ほど地を隠すように茂って生えていた。犬
はその顔と背を熊笹の上に現わして、盛んに吠え立てた。そこへ十(とお)ぐらいの小供(こども)が馳(か)けて来て犬を叱(しか)り付けた。小
供は徽章(きしょう)の着いた黒い帽子を被(かぶ)ったまま先生の前へ廻(まわ)って礼をした。「叔父さん、はいって来る時、家(うち)に誰(だ
れ)もいなかったかい」と聞いた。「誰もいなかったよ」「姉さんやおっかさんが勝手の方にいたのに」「そうか、いたのかい」「ああ。叔父さん、
今日(こんち)はって、断ってはいって来ると好(よ)かったのに」 先生は苦笑した。懐中(ふところ)から蟇口(がまぐち)を出して、五銭の白
銅(はくどう)を小供の手に握らせた。「おっかさんにそういっとくれ。少しここで休まして下さいって」 小供は怜悧(りこう)そうな眼に笑(わら)
いを漲(みなぎ)らして、首肯(うなず)いて見せた。「今斥候長(せっこうちょう)になってるところなんだよ」 小供はこう断って、躑躅(つつじ)の
間を下の方へ駈け下りて行った。犬も尻尾(しっぽ)を高く巻いて小供の後を追い掛けた。しばらくすると同じくらいの年格好の小供が二、三人、
これも斥候長の下りて行った方へ駈けていった。
748友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:36:47 ID:GdfEXPqP0
先生の談話は、この犬と小供のために、結末まで進行する事ができなくなったので、私はついにその要領を得ないでしまった。先生の
気にする財産云々(うんぬん)の掛念(けねん)はその時の私(わたくし)には全くなかった。私の性質として、また私の境遇からいって、
その時の私には、そんな利害の念に頭を悩ます余地がなかったのである。考えるとこれは私がまだ世間に出ないためでもあり、また
実際その場に臨まないためでもあったろうが、とにかく若い私にはなぜか金の問題が遠くの方に見えた。 先生の話のうちでただ一つ
底まで聞きたかったのは、人間がいざという間際に、誰でも悪人になるという言葉の意味であった。単なる言葉としては、これだけでも
私に解(わか)らない事はなかった。しかし私はこの句についてもっと知りたかった。 犬と小供(こども)が去ったあと、広い若葉の園は
再び故(もと)の静かさに帰った。そうして我々は沈黙に鎖(と)ざされた人のようにしばらく動かずにいた。うるわしい空の色がその時次第に
光を失って来た。眼の前にある樹(き)は大概楓(かえで)であったが、その枝に滴(したた)るように吹いた軽い緑の若葉が、段々暗くなって
行くように思われた。遠い往来を荷車を引いて行く響きがごろごろと聞こえた。私はそれを村の男が植木か何かを載せて縁日(えんにち)へ
でも出掛けるものと想像した。先生はその音を聞くと、急に瞑想(めいそう)から呼息(いき)を吹き返した人のように立ち上がった。
「もう、そろそろ帰りましょう。大分(だいぶ)日が永くなったようだが、やっぱりこう安閑としているうちには、いつの間にか暮れて行くんだね」
 先生の背中には、さっき縁台の上に仰向(あおむ)きに寝た痕(あと)がいっぱい着いていた。私は両手でそれを払い落した。
「ありがとう。脂(やに)がこびり着いてやしませんか」「綺麗(きれい)に落ちました」「この羽織はつい此間(こないだ)拵(こしら)えたばか
りなんだよ。だからむやみに汚して帰ると、妻(さい)に叱(しか)られるからね。有難う」 二人はまただらだら坂(ざか)の中途にある家(
うち)の前へ来た。はいる時には誰もいる気色(けしき)の見えなかった縁(えん)に、お上(かみ)さんが、十五、六の娘を相手に、糸巻へ
糸を巻きつけていた。二人は大きな金魚鉢の横から、「どうもお邪魔(じゃま)をしました」と挨拶(あいさつ)した。お上さんは「いいえお構
(かま)い申しも致しませんで」と礼を返した後(あと)、先刻(さっき)小供にやった白銅(はくどう)の礼を述べた。
 門口(かどぐち)を出て二、三町(ちょう)来た時、私はついに先生に向かって口を切った。
「さきほど先生のいわれた、人間は誰(だれ)でもいざという間際に悪人になるんだという意味ですね。あれはどういう意味ですか」
「意味といって、深い意味もありません。――つまり事実なんですよ。理屈じゃないんだ」
「事実で差支(さしつか)えありませんが、私の伺いたいのは、いざという間際という意味なんです。一体どんな場合を指すのですか」
 先生は笑い出した。あたかも時機(じき)の過ぎた今、もう熱心に説明する張合いがないといった風(ふう)に。
「金(かね)さ君。金を見ると、どんな君子(くんし)でもすぐ悪人になるのさ」
 私には先生の返事があまりに平凡過ぎて詰(つま)らなかった。先生が調子に乗らないごとく、私も拍子抜けの気味であった。私は澄まして
さっさと歩き出した。いきおい先生は少し後(おく)れがちになった。先生はあとから「おいおい」と声を掛けた。
「そら見たまえ」
「何をですか」
「君の気分だって、私の返事一つですぐ変るじゃないか」
 待ち合わせるために振り向いて立(た)ち留(ど)まった私の顔を見て、先生はこういった。
749友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:38:14 ID:GdfEXPqP0
その時の私(わたくし)は腹の中で先生を憎らしく思った。肩を並べて歩き出してからも、自分の聞きたい事をわざと聞かずにいた。しかし先
生の方では、それに気が付いていたのか、いないのか、まるで私の態度に拘泥(こだわ)る様子を見せなかった。いつもの通り沈黙がちに落
ち付き払った歩調をすまして運んで行くので、私は少し業腹(ごうはら)になった。何とかいって一つ先生をやっ付けてみたくなって来た。
「先生」「何ですか」「先生はさっき少し昂奮(こうふん)なさいましたね。あの植木屋の庭で休んでいる時に。私は先生の昂奮したのを滅
多(めった)に見た事がないんですが、今日は珍しいところを拝見したような気がします」 先生はすぐ返事をしなかった。私はそれを手応(て
ごた)えのあったようにも思った。また的(まと)が外(はず)れたようにも感じた。仕方がないから後(あと)はいわない事にした。すると先生が
いきなり道の端(はじ)へ寄って行った。そうして綺麗(きれい)に刈り込んだ生垣(いけがき)の下で、裾(すそ)をまくって小便をした。私は先
生が用を足す間ぼんやりそこに立っていた。「やあ失敬」 先生はこういってまた歩き出した。私はとうとう先生をやり込める事を断念した。私
たちの通る道は段々賑(にぎ)やかになった。今までちらほらと見えた広い畠(はたけ)の斜面や平地(ひらち)が、全く眼に入(い)らないよう
に左右の家並(いえなみ)が揃(そろ)ってきた。それでも所々(ところどころ)宅地の隅などに、豌豆(えんどう)の蔓(つる)を竹にからませた
り、金網(かなあみ)で鶏(にわとり)を囲い飼いにしたりするのが閑静に眺(なが)められた。市中から帰る駄馬(だば)が仕切りなく擦(す)れ
違って行った。こんなものに始終気を奪(と)られがちな私は、さっきまで胸の中にあった問題をどこかへ振り落してしまった。先生が突然そ
こへ後戻(あともど)りをした時、私は実際それを忘れていた。「私は先刻(さっき)そんなに昂奮したように見えたんですか」「そんなにという
ほどでもありませんが、少し……」「いや見えても構わない。実際昂奮(こうふん)するんだから。私は財産の事をいうときっと昂奮するんで
す。君にはどう見えるか知らないが、私はこれで大変執念深い男なんだから。人から受けた屈辱や損害は、十年たっても二十年たっても忘
れやしないんだから」 先生の言葉は元よりもなお昂奮していた。しかし私の驚いたのは、決してその調子ではなかった。むしろ先生の言葉
が私の耳に訴える意味そのものであった。先生の口からこんな自白を聞くのは、いかな私にも全くの意外に相違なかった。私は先生の性
質の特色として、こんな執着力(しゅうじゃくりょく)をいまだかつて想像した事さえなかった。私は先生をもっと弱い人と信じていた。そうして
その弱くて高い処(ところ)に、私の懐かしみの根を置いていた。一時の気分で先生にちょっと盾(たて)を突いてみようとした私は、この言葉
の前に小さくなった。先生はこういった。「私は他(ひと)に欺(あざむ)かれたのです。しかも血のつづいた親戚(しんせき)のものから欺かれ
たのです。私は決してそれを忘れないのです。私の父の前には善人であったらしい彼らは、父の死ぬや否(いな)や許しがたい不徳義漢に
変ったのです。私は彼らから受けた屈辱と損害を小供(こども)の時から今日(きょう)まで背負(しょ)わされている。恐らく死ぬまで背負わ
され通しでしょう。私は死ぬまでそれを忘れる事ができないんだから。しかし私はまだ復讐(ふくしゅう)をしずにいる。考えると私は個人に対
する復讐以上の事を現にやっているんだ。私は彼らを憎むばかりじゃない、彼らが代表している人間というものを、一般に憎む事を覚えた
のだ。私はそれで沢山だと思う」
 私は慰藉(いしゃ)の言葉さえ口へ出せなかった。
750友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:39:16 ID:GdfEXPqP0
その日の談話もついにこれぎりで発展せずにしまった。私(わたくし)はむしろ先生の態度に畏縮(いしゅく)して、先へ進む気が起らな
かったのである。 二人は市の外(はず)れから電車に乗ったが、車内ではほとんど口を聞かなかった。電車を降りると間もなく別れ
なければならなかった。別れる時の先生は、また変っていた。常よりは晴やかな調子で、「これから六月までは一番気楽な時ですね
。ことによると生涯で一番気楽かも知れない。精出して遊びたまえ」といった。私は笑って帽子を脱(と)った。その時私は先生の顔を
見て、先生ははたして心のどこで、一般の人間を憎んでいるのだろうかと疑(うたぐ)った。その眼、その口、どこにも厭世的(えんせい
てき)の影は射(さ)していなかった。 私は思想上の問題について、大いなる利益を先生から受けた事を自白する。しかし同じ問題に
ついて、利益を受けようとしても、受けられない事が間々(まま)あったといわなければならない。先生の談話は時として不得要領(ふ
とくようりょう)に終った。その日二人の間に起った郊外の談話も、この不得要領の一例として私の胸の裏(うち)に残った。
 無遠慮な私は、ある時ついにそれを先生の前に打ち明けた。先生は笑っていた。私はこういった。
「頭が鈍くて要領を得ないのは構いませんが、ちゃんと解(わか)ってるくせに、はっきりいってくれないのは困ります」
「私は何にも隠してやしません」「隠していらっしゃいます」「あなたは私の思想とか意見とかいうものと、私の過去とを、ごちゃご
ちゃに考えているんじゃありませんか。私は貧弱な思想家ですけれども、自分の頭で纏(まと)め上げた考えをむやみに人に隠
しやしません。隠す必要がないんだから。けれども私の過去を悉(ことごと)くあなたの前に物語らなくてはならないとなると、そ
れはまた別問題になります」「別問題とは思われません。先生の過去が生み出した思想だから、私は重きを置くのです。二つの
ものを切り離したら、私にはほとんど価値のないものになります。私は魂の吹き込まれていない人形を与えられただけで、満足
はできないのです」 先生はあきれたといった風(ふう)に、私の顔を見た。巻烟草(まきタバコ)を持っていたその手が少し顫(ふる)えた。
「あなたは大胆だ」「ただ真面目(まじめ)なんです。真面目に人生から教訓を受けたいのです」「私の過去を訐(あば)いてもですか」
 訐くという言葉が、突然恐ろしい響(ひび)きをもって、私の耳を打った。私は今私の前に坐(すわ)っているのが、一人の罪人(ざい
にん)であって、不断から尊敬している先生でないような気がした。先生の顔は蒼(あお)かった。「あなたは本当に真面目なんですか
」と先生が念を押した。「私は過去の因果(いんが)で、人を疑(うたぐ)りつけている。だから実はあなたも疑っている。しかしどうもあな
ただけは疑りたくない。あなたは疑るにはあまりに単純すぎるようだ。私は死ぬ前にたった一人で好(い)いから、他(ひと)を信用して
死にたいと思っている。あなたはそのたった一人になれますか。なってくれますか。あなたははらの底から真面目ですか」
「もし私の命が真面目なものなら、私の今いった事も真面目です」 私の声は顫えた。「よろしい」と先生がいった。「話しましょう。私の
過去を残らず、あなたに話して上げましょう。その代り……。いやそれは構わない。しかし私の過去はあなたに取ってそれほど有益でない
かも知れませんよ。聞かない方が増(まし)かも知れませんよ。それから、――今は話せないんだから、そのつもりでいて下さい。適当の時
機が来なくっちゃ話さないんだから」
 私は下宿へ帰ってからも一種の圧迫を感じた。
751友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:40:16 ID:GdfEXPqP0
私の論文は自分が評価していたほどに、教授の眼にはよく見えなかったらしい。それでも私は予定通り及第した。卒業式の日、私は黴臭(
かびくさ)くなった古い冬服を行李(こうり)の中から出して着た。式場にならぶと、どれもこれもみな暑そうな顔ばかりであった。私は風の通
らない厚羅紗(あつラシャ)の下に密封された自分の身体(からだ)を持て余した。しばらく立っているうちに手に持ったハンケチがぐしょぐしょ
になった。 私は式が済むとすぐ帰って裸体(はだか)になった。下宿の二階の窓をあけて、遠眼鏡(とおめがね)のようにぐるぐる巻いた卒
業証書の穴から、見えるだけの世の中を見渡した。それからその卒業証書を机の上に放り出した。そうして大の字なりになって、室(へや)
の真中に寝そべった。私は寝ながら自分の過去を顧みた。また自分の未来を想像した。するとその間に立って一区切りを付けているこの卒
業証書なるものが、意味のあるような、また意味のないような変な紙に思われた。 私はその晩先生の家へ御馳走(ごちそう)に招かれて
行った。これはもし卒業したらその日の晩餐(ばんさん)はよそで喰(く)わずに、先生の食卓で済ますという前からの約束であった。 食卓
は約束通り座敷の縁(えん)近くに据えられてあった。模様の織り出された厚い糊(のり)の硬(こわ)い卓布(テーブルクロース)が美しくか
つ清らかに電燈の光を射返(いかえ)していた。先生のうちで飯(めし)を食うと、きっとこの西洋料理店に見るような白いリンネルの上に、箸
(はし)や茶碗(ちゃわん)が置かれた。そうしてそれが必ず洗濯したての真白(まっしろ)なものに限られていた。「カラやカフスと同じ事さ。
汚れたのを用いるくらいなら、一層(いっそ)始(はじ)めから色の着いたものを使うが好(い)い。白ければ純白でなくっちゃ」
 こういわれてみると、なるほど先生は潔癖であった。書斎なども実に整然(きちり)と片付いていた。無頓着(むとんじゃく)な私には、先生
のそういう特色が折々著しく眼に留まった。「先生は癇性(かんしょう)ですね」とかつて奥さんに告げた時、奥さんは「でも着物などは、それ
ほど気にしないようですよ」と答えた事があった。それを傍(そば)に聞いていた先生は、「本当をいうと、私は精神的に癇性なんです。それ
で始終苦しいんです。考えると実に馬鹿馬鹿(ばかばか)しい性分(しょうぶん)だ」といって笑った。精神的に癇性という意味は、俗にいう神
経質という意味か、または倫理的に潔癖だという意味か、私には解(わか)らなかった。奥さんにも能(よ)く通じないらしかった。 その晩私
は先生と向い合せに、例の白い卓布(たくふ)の前に坐(すわ)った。奥さんは二人を左右に置いて、独(ひと)り庭の方を正面にして席を占
めた。「お目出とう」といって、先生が私のために杯(さかずき)を上げてくれた。私はこの盃(さかずき)に対してそれほど嬉(うれ)しい気を起
さなかった。無論私自身の心がこの言葉に反響するように、飛び立つ嬉しさをもっていなかったのが、一つの源因(げんいん)であった。
けれども先生のいい方も決して私の嬉(うれ)しさを唆(そそ)る浮々(うきうき)した調子を帯びていなかった。先生は笑って杯(さかずき)
を上げた。私はその笑いのうちに、些(ちっ)とも意地の悪いアイロニーを認めなかった。同時に目出たいという真情も汲(く)み取る事が
できなかった。先生の笑いは、「世間はこんな場合によくお目出とうといいたがるものですね」と私に物語っていた。 奥さんは私に「結
構ね。さぞお父(とう)さんやお母(かあ)さんはお喜びでしょう」といってくれた。私は突然病気の父の事を考えた。早くあの卒業証書を
持って行って見せてやろうと思った。「先生の卒業証書はどうしました」と私が聞いた。「どうしたかね。――まだどこかにしまってあったか
ね」と先生が奥さんに聞いた。「ええ、たしかしまってあるはずですが」 卒業証書の在処(ありどころ)は二人ともよく知らなかった。
752友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:41:35 ID:GdfEXPqP0
飯(めし)になった時、奥さんは傍(そば)に坐(すわ)っている下女(げじょ)を次へ立たせて、自分で給仕(きゅうじ)の役をつとめた。これが
表立たない客に対する先生の家の仕来(しきた)りらしかった。始めの一、二回は私(わたくし)も窮屈を感じたが、度数の重なるにつけ、茶
碗(ちゃわん)を奥さんの前へ出すのが、何でもなくなった。「お茶? ご飯(はん)? ずいぶんよく食べるのね」 奥さんの方でも思い切っ
て遠慮のない事をいうことがあった。しかしその日は、時候が時候なので、そんなに調戯(からか)われるほど食欲が進まなかった。「もう
おしまい。あなた近頃(ちかごろ)大変小食(しょうしょく)になったのね」「小食になったんじゃありません。暑いんで食われないんです」
 奥さんは下女を呼んで食卓を片付けさせた後へ、改めてアイスクリームと水菓子(みずがし)を運ばせた。
「これは宅(うち)で拵(こしら)えたのよ」 用のない奥さんには、手製のアイスクリームを客に振舞(ふるま)うだけの余裕があると見えた。
私はそれを二杯更(か)えてもらった。「君もいよいよ卒業したが、これから何をする気ですか」と先生が聞いた。先生は半分縁側の方へ
席をずらして、敷居際(しきいぎわ)で背中を障子(しょうじ)に靠(も)たせていた。 私にはただ卒業したという自覚があるだけで、これか
ら何をしようという目的(あて)もなかった。返事にためらっている私を見た時、奥さんは「教師?」と聞いた。それにも答えずにいると、今
度は、「じゃお役人(やくにん)?」とまた聞かれた。私も先生も笑い出した。「本当いうと、まだ何をする考えもないんです。実は職業という
ものについて、全く考えた事がないくらいなんですから。だいちどれが善(い)いか、どれが悪いか、自分がやって見た上でないと解(わか
)らないんだから、選択に困る訳だと思います」「それもそうね。けれどもあなたは必竟(ひっきょう)財産があるからそんな呑気(のんき
)な事をいっていられるのよ。これが困る人でご覧なさい。なかなかあなたのように落ち付いちゃいられないから」 私の友達には卒業
しない前から、中学教師の口を探している人があった。私は腹の中で奥さんのいう事実を認めた。しかしこういった。「少し先生にか
ぶれたんでしょう」「碌(ろく)なかぶれ方をして下さらないのね」 先生は苦笑した。「かぶれても構わないから、その代りこの間
いった通り、お父さんの生きてるうちに、相当の財産を分けてもらってお置きなさい。それでないと決して油断はならない」
 私は先生といっしょに、郊外の植木屋の広い庭の奥で話した、あの躑躅(つつじ)の咲いている五月の初めを思い出した。あ
の時帰り途(みち)に、先生が昂奮(こうふん)した語気で、私に物語った強い言葉を、再び耳の底で繰り返した。それは強いば
かりでなく、むしろ凄(すご)い言葉であった。けれども事実を知らない私には同時に徹底しない言葉でもあった。
「奥さん、お宅(たく)の財産はよッぽどあるんですか」「何だってそんな事をお聞きになるの」「先生に聞いても教えて下さらないから」
 奥さんは笑いながら先生の顔を見た。「教えて上げるほどないからでしょう」「でもどのくらいあったら先生のようにしていられるか
、宅(うち)へ帰って一つ父に談判する時の参考にしますから聞かして下さい」 先生は庭の方を向いて、澄まして烟草(タバコ)を吹
かしていた。相手は自然奥さんでなければならなかった。「どのくらいってほどありゃしませんわ。まあこうしてどうかこうか暮してゆ
かれるだけよ、あなた。――そりゃどうでも宜(い)いとして、あなたはこれから何か為(な)さらなくっちゃ本当にいけませんよ。先生の
ようにごろごろばかりしていちゃ……」
「ごろごろばかりしていやしないさ」
 先生はちょっと顔だけ向け直して、奥さんの言葉を否定した。
753友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:42:50 ID:GdfEXPqP0
私(わたくし)はその夜十時過ぎに先生の家を辞した。二、三日うちに帰国するはずになっていたので、座を立つ前に私はちょっと暇乞(いとま
ご)いの言葉を述べた。「また当分お目にかかれませんから」「九月には出ていらっしゃるんでしょうね」 私はもう卒業したのだから、
必ず九月に出て来る必要もなかった。しかし暑い盛りの八月を東京まで来て送ろうとも考えていなかった。私には位置を求めるため
の貴重な時間というものがなかった。「まあ九月頃(ごろ)になるでしょう」「じゃずいぶんご機嫌(きげん)よう。私たちもこの夏はことによ
るとどこかへ行くかも知れないのよ。ずいぶん暑そうだから。行ったらまた絵端書(えはがき)でも送って上げましょう」「どちらの見当で
す。もしいらっしゃるとすれば」 先生はこの問答をにやにや笑って聞いていた。「何まだ行くとも行かないとも極(き)めていやしないんです」
 席を立とうとした時、先生は急に私をつらまえて、「時にお父さんの病気はどうなんです」と聞いた。私は父の健康についてほとんど知ると
ころがなかった。何ともいって来ない以上、悪くはないのだろうくらいに考えていた。「そんなに容易(たやす)く考えられる病気じゃあり
ませんよ。尿毒症(にょうどくしょう)が出ると、もう駄目(だめ)なんだから」 尿毒症という言葉も意味も私には解(わか)らなかった。こ
の前の冬休みに国で医者と会見した時に、私はそんな術語をまるで聞かなかった。「本当に大事にしてお上げなさいよ」と奥さんもい
った。「毒が脳へ廻(まわ)るようになると、もうそれっきりよ、あなた。笑い事じゃないわ」 無経験な私は気味を悪がりながらも、にや
にやしていた。「どうせ助からない病気だそうですから、いくら心配したって仕方がありません」「そう思い切りよく考えれば、それまで
ですけれども」 奥さんは昔同じ病気で死んだという自分のお母さんの事でも憶(おも)い出したのか、沈んだ調子でこういったなり
下を向いた。私も父の運命が本当に気の毒になった。 すると先生が突然奥さんの方を向いた。「静(しず)、お前はおれより先へ死
ぬだろうかね」「なぜ」「なぜでもない、ただ聞いてみるのさ。それとも己(おれ)の方がお前より前に片付くかな。大抵世間じゃ旦那(だん
な)が先で、細君(さいくん)が後へ残るのが当り前のようになってるね」「そう極(きま)った訳でもないわ。けれども男の方(ほう)はどう
しても、そら年が上でしょう」「だから先へ死ぬという理屈なのかね。すると己もお前より先にあの世へ行かなくっちゃならない事になるね」
「あなたは特別よ」「そうかね」「だって丈夫なんですもの。ほとんど煩(わずら)った例(ためし)がないじゃありませんか。そりゃどう
したって私の方が先だわ」「先かな」「え、きっと先よ」 先生は私の顔を見た。私は笑った。「しかしもしおれの方が先へ行くとするね。そ
したらお前どうする」「どうするって……」 奥さんはそこで口籠(くちごも)った。先生の死に対する想像的な悲哀が、ちょっと奥さんの胸を襲っ
たらしかった。けれども再び顔をあげた時は、もう気分を更(か)えていた。
「どうするって、仕方がないわ、ねえあなた。老少不定(ろうしょうふじょう)っていうくらいだから」
 奥さんはことさらに私の方を見て笑談(じょうだん)らしくこういった。
754友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:44:32 ID:0ihrs8Oc0
NGワードあぼーんがいっぱい・・

マイミク切られて関連スレでうさばらししてるんだろう
これじゃ気味悪がられてマイミク切られるわな
755友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:54:19 ID:GdfEXPqP0
私(わたくし)は立て掛けた腰をまたおろして、話の区切りの付くまで二人の相手になっていた。「君はどう思います」と先生が聞いた。
 先生が先へ死ぬか、奥さんが早く亡くなるか、固(もと)より私に判断のつくべき問題ではなかった。私はただ笑っていた。
「寿命は分りませんね。私にも」「こればかりは本当に寿命ですからね。生れた時にちゃんと極(きま)った年数をもらって来るんだか
ら仕方がないわ。先生のお父(とう)さんやお母さんなんか、ほとんど同(おんな)じよ、あなた、亡くなったのが」「亡くなられた日がですか」
「まさか日まで同じじゃないけれども。でもまあ同じよ。だって続いて亡くなっちまったんですもの」 この知識は私にとって新しいものであっ
た。私は不思議に思った。「どうしてそう一度に死なれたんですか」 奥さんは私の問いに答えようとした。先生はそれを遮(さえぎ)った。
「そんな話はお止(よ)しよ。つまらないから」 先生は手に持った団扇(うちわ)をわざとばたばたいわせた。そうしてまた奥さんを顧みた。
「静(しず)、おれが死んだらこの家(うち)をお前にやろう」 奥さんは笑い出した。「ついでに地面も下さいよ」「地面は他(ひと)のものだ
から仕方がない。その代りおれの持ってるものは皆(みん)なお前にやるよ」「どうも有難う。けれども横文字の本なんか貰(もら)っても仕様
がないわね」「古本屋に売るさ」「売ればいくらぐらいになって」 先生はいくらともいわなかった。けれども先生の話は、容易に自分の死
という遠い問題を離れなかった。そうしてその死は必ず奥さんの前に起るものと仮定されていた。奥さんも最初のうちは、わざとたわい
のない受け答えをしているらしく見えた。それがいつの間にか、感傷的な女の心を重苦しくした。「おれが死んだら、おれが死んだらって
、まあ何遍(なんべん)おっしゃるの。後生(ごしょう)だからもう好(い)い加減にして、おれが死んだらは止(よ)して頂戴(ちょうだい)。縁
喜(えんぎ)でもない。あなたが死んだら、何でもあなたの思い通りにして上げるから、それで好いじゃありませんか」 先生は庭の方を
向いて笑った。しかしそれぎり奥さんの厭(いや)がる事をいわなくなった。私もあまり長くなるので、すぐ席を立った。先生と奥さんは玄
関まで送って出た。「ご病人をお大事(だいじ)に」と奥さんがいった。「また九月に」と先生がいった。 私は挨拶(あいさつ)をして格子(
こうし)の外へ足を踏み出した。玄関と門の間にあるこんもりした木犀(もくせい)の一株(ひとかぶ)が、私の行手(ゆくて)を塞(ふさ)ぐ
ように、夜陰(やいん)のうちに枝を張っていた。私は二、三歩動き出しながら、黒ずんだ葉に被(おお)われているその梢(こずえ)を見
て、来たるべき秋の花と香を想(おも)い浮べた。私は先生の宅(うち)とこの木犀とを、以前から心のうちで、離す事のできないものの
ように、いっしょに記憶していた。私が偶然その樹(き)の前に立って、再びこの宅の玄関を跨(また)ぐべき次の秋に思いを馳(は)せた
時、今まで格子の間から射(さ)していた玄関の電燈がふっと消えた。先生夫婦はそれぎり奥へはいったらしかった。私は一人暗い表へ
出た。 私はすぐ下宿へは戻らなかった。国へ帰る前に調(ととの)える買物もあったし、ご馳走(ちそう)を詰めた胃袋にくつろぎを与える
必要もあったので、ただ賑(にぎ)やかな町の方へ歩いて行った。町はまだ宵の口であった。用事もなさそうな男女(なんにょ)がぞろぞろ
動く中に、私は今日私といっしょに卒業したなにがしに会った。彼は私を無理やりにある酒場(バー)へ連れ込んだ。私はそこで麦酒(ビー
ル)の泡のような彼の気(きえん)を聞かされた。私の下宿へ帰ったのは十二時過ぎであった。
756友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:55:18 ID:GdfEXPqP0
私(わたくし)はその翌日(よくじつ)も暑さを冒(おか)して、頼まれものを買い集めて歩いた。手紙で注文を受けた時は何でもないように考え
ていたのが、いざとなると大変臆劫(おっくう)に感ぜられた。私は電車の中で汗を拭(ふ)きながら、他(ひと)の時間と手数に気の毒という
観念をまるでもっていない田舎者(いなかもの)を憎らしく思った。 私はこの一夏(ひとなつ)を無為に過ごす気はなかった。国へ帰ってから
の日程というようなものをあらかじめ作っておいたので、それを履行(りこう)するに必要な書物も手に入れなければならなかった。私は半日
を丸善(まるぜん)の二階で潰(つぶ)す覚悟でいた。私は自分に関係の深い部門の書籍棚の前に立って、隅から隅まで一冊ずつ点検して
行った。 買物のうちで一番私を困らせたのは女の半襟(はんえり)であった。小僧にいうと、いくらでも出してはくれるが、さてどれを選んでい
いのか、買う段になっては、ただ迷うだけであった。その上価(あたい)が極(きわ)めて不定であった。安かろうと思って聞くと、非常に高かっ
たり、高かろうと考えて、聞かずにいると、かえって大変安かったりした。あるいはいくら比べて見ても、どこから価格の差違が出るのか見当
の付かないのもあった。私は全く弱らせられた。そうして心のうちで、なぜ先生の奥さんを煩(わずら)わさなかったかを悔いた。
 私は鞄(かばん)を買った。無論和製の下等な品に過ぎなかったが、それでも金具やなどがぴかぴかしているので、田舎ものを威嚇(おど)
かすには充分であった。この鞄を買うという事は、私の母の注文であった。卒業したら新しい鞄を買って、そのなかに一切(いっさい)の土産(
みやげ)ものを入れて帰るようにと、わざわざ手紙の中に書いてあった。私はその文句を読んだ時に笑い出した。私には母の料簡(りょうけ
ん)が解(わか)らないというよりも、その言葉が一種の滑稽(こっけい)として訴えたのである。 私は暇乞(いとまご)いをする時先生夫婦に
述べた通り、それから三日目の汽車で東京を立って国へ帰った。この冬以来父の病気について先生から色々の注意を受けた私は、一
番心配しなければならない地位にありながら、どういうものか、それが大して苦にならなかった。私はむしろ父がいなくなったあとの母を
想像して気の毒に思った。そのくらいだから私は心のどこかで、父はすでに亡くなるべきものと覚悟していたに違いなかった。九州にいる
兄へやった手紙のなかにも、私は父の到底(とても)故(もと)のような健康体になる見込みのない事を述べた。一度などは職務の都合も
あろうが、できるなら繰り合せてこの夏ぐらい一度顔だけでも見に帰ったらどうだとまで書いた。その上年寄が二人ぎりで田舎にいるのは
定(さだ)めて心細いだろう、我々も子として遺憾(いかん)の至(いた)りであるというような感傷的な文句さえ使った。私は実際心に浮ぶま
まを書いた。けれども書いたあとの気分は書いた時とは違っていた。 私はそうした矛盾を汽車の中で考えた。考えているうちに自分が自
分に気の変りやすい軽薄もののように思われて来た。私は不愉快になった。私はまた先生夫婦の事を想(おも)い浮べた。ことに二、三日
前晩食(ばんめし)に呼ばれた時の会話を憶(おも)い出した。「どっちが先へ死ぬだろう」 私はその晩先生と奥さんの間に起った疑問を
ひとり口の内で繰り返してみた。そうしてこの疑問には誰も自信をもって答える事ができないのだと思った。しかしどっちが先へ死ぬと判然
(はっきり)分っていたならば、先生はどうするだろう。奥さんはどうするだろう。先生も奥さんも、今のような態度でいるより外(ほか)に仕
方がないだろうと思った。(死に近づきつつある父を国元に控えながら、この私がどうする事もできないように)。私は人間を果敢(はか)
ないものに観じた。人間のどうする事もできない持って生れた軽薄を、果敢ないものに観じた。
757友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:56:28 ID:GdfEXPqP0
宅(うち)へ帰って案外に思ったのは、父の元気がこの前見た時と大して変っていない事であった。
「ああ帰ったかい。そうか、それでも卒業ができてまあ結構だった。ちょっとお待ち、今顔を洗って来るから」
 父は庭へ出て何かしていたところであった。古い麦藁帽(むぎわらぼう)の後ろへ、日除(ひよけ)のために括(くく)り付けた薄汚(うすぎ
た)ないハンケチをひらひらさせながら、井戸のある裏手の方へ廻(まわ)って行った。
 学校を卒業するのを普通の人間として当然のように考えていた私(わたくし)は、それを予期以上に喜んでくれる父の前に恐縮した。
「卒業ができてまあ結構だ」 父はこの言葉を何遍(なんべん)も繰り返した。私は心のうちでこの父の喜びと、卒業式のあった晩先生
の家(うち)の食卓で、「お目出とう」といわれた時の先生の顔付(かおつき)とを比較した。私には口で祝ってくれながら、腹の底でけな
している先生の方が、それほどにもないものを珍しそうに嬉(うれ)しがる父よりも、かえって高尚に見えた。私はしまいに父の無知から出
る田舎臭(いなかくさ)いところに不快を感じ出した。「大学ぐらい卒業したって、それほど結構でもありません。卒業するものは毎年何
百人だってあります」 私はついにこんな口の利(き)きようをした。すると父が変な顔をした。「何も卒業したから結構とばかりいうん
じゃない。そりゃ卒業は結構に違いないが、おれのいうのはもう少し意味があるんだ。それがお前に解(わか)っていてくれさえすれば、……」
 私は父からその後(あと)を聞こうとした。父は話したくなさそうであったが、とうとうこういった。「つまり、おれが結構という事になる
のさ。おれはお前の知ってる通りの病気だろう。去年の冬お前に会った時、ことによるともう三月(みつき)か四月(よつき)ぐらいなもの
だろうと思っていたのさ。それがどういう仕合(しあわ)せか、今日までこうしている。起居(たちい)に不自由なくこうしている。そこへお前が卒
業してくれた。だから嬉(うれ)しいのさ。せっかく丹精(たんせい)した息子が、自分のいなくなった後(あと)で卒業してくれるよりも、丈夫な
うちに学校を出てくれる方が親の身になれば嬉(うれ)しいだろうじゃないか。大きな考えをもっているお前から見たら、高(たか)が大学を卒
業したぐらいで、結構だ結構だといわれるのは余り面白くもないだろう。しかしおれの方から見てご覧、立場が少し違っているよ。つまり卒業
はお前に取ってより、このおれに取って結構なんだ。解ったかい」 私は一言(いちごん)もなかった。詫(あや)まる以上に恐縮して俯向
(うつむ)いていた。父は平気なうちに自分の死を覚悟していたものとみえる。しかも私の卒業する前に死ぬだろうと思い定めていたとみ
える。その卒業が父の心にどのくらい響くかも考えずにいた私は全く愚(おろ)かものであった。私は鞄(かばん)の中から卒業証書を取
り出して、それを大事そうに父と母に見せた。証書は何かに圧(お)し潰(つぶ)されて、元の形を失っていた。父はそれを鄭寧(ていねい
)に伸(の)した。「こんなものは巻いたなり手に持って来るものだ」「中に心(しん)でも入れると好(よ)かったのに」と母も傍(かたわら)か
ら注意した。 父はしばらくそれを眺(なが)めた後(あと)、起(た)って床(とこ)の間の所へ行って、誰(だれ)の目にもすぐはいるような正面へ
証書を置いた。いつもの私ならすぐ何とかいうはずであったが、その時の私はまるで平生(へいぜい)と違っていた。父や母に対して少しも逆
らう気が起らなかった。私はだまって父の為(な)すがままに任せておいた。一旦(いったん)癖のついた鳥(とり)の子紙(こがみ)の証書は、
なかなか父の自由にならなかった。適当な位置に置かれるや否(いな)や、すぐ己(おの)れに自然な勢(いきお)いを得て倒れようとした。
758友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:57:10 ID:GdfEXPqP0
私(わたくし)は母を蔭(かげ)へ呼んで父の病状を尋ねた。「お父さんはあんなに元気そうに庭へ出たり何かしているが、あれでいいんですか」
「もう何ともないようだよ。大方(おおかた)好くおなりなんだろう」 母は案外平気であった。都会から懸(か)け隔たった森や田の中に住んでい
る女の常として、母はこういう事に掛けてはまるで無知識であった。それにしてもこの前父が卒倒した時には、あれほど驚いて、あんなに心配
したものを、と私は心のうちで独り異(い)な感じを抱(いだ)いた。「でも医者はあの時到底(とても)むずかしいって宣告したじゃありませんか」
「だから人間の身体(からだ)ほど不思議なものはないと思うんだよ。あれほどお医者が手重(ておも)くいったものが、今までしゃんしゃんして
いるんだからね。お母さんも始めのうちは心配して、なるべく動かさないようにと思ってたんだがね。それ、あの気性だろう。養生はしなさるけれ
ども、強情(ごうじょう)でねえ。自分が好(い)いと思い込んだら、なかなか私(わたし)のいう事なんか、聞きそうにもなさらないんだからね」
 私はこの前帰った時、無理に床(とこ)を上げさして、髭(ひげ)を剃(そ)った父の様子と態度とを思い出した。「もう大丈夫、お母さんがあんま
り仰山(ぎょうさん)過ぎるからいけないんだ」といったその時の言葉を考えてみると、満更(まんざら)母ばかり責める気にもなれなかった。「し
かし傍(はた)でも少しは注意しなくっちゃ」といおうとした私は、とうとう遠慮して何にも口へ出さなかった。ただ父の病(やまい)の性質について
、私の知る限りを教えるように話して聞かせた。しかしその大部分は先生と先生の奥さんから得た材料に過ぎなかった。母は別に感動した様
子も見せなかった。ただ「へえ、やっぱり同(おんな)じ病気でね。お気の毒だね。いくつでお亡くなりかえ、その方(かた)は」などと聞いた。
 私は仕方がないから、母をそのままにしておいて直接父に向かった。父は私の注意を母よりは真面目(まじめ)に聞いてくれた。「もっともだ
。お前のいう通りだ。けれども、己(おれ)の身体(からだ)は必竟(ひっきょう)己の身体で、その己の身体についての養生法は、多年の経験
上、己が一番能(よ)く心得ているはずだからね」といった。それを聞いた母は苦笑した。「それご覧な」といった。
「でも、あれでお父さんは自分でちゃんと覚悟だけはしているんですよ。今度私が卒業して帰ったのを大変喜んでいるのも、全くそのためな
んです。生きてるうちに卒業はできまいと思ったのが、達者なうちに免状を持って来たから、それが嬉(うれ)しいんだって、お父さんは自
分でそういっていましたぜ」「そりゃ、お前、口でこそそうおいいだけれどもね。お腹(なか)のなかではまだ大丈夫だと思ってお出(いで)のだよ」
「そうでしょうか」「まだまだ十年も二十年も生きる気でお出のだよ。もっとも時々はわたしにも心細いような事をおいいだがね。おれもこの分じ
ゃもう長い事もあるまいよ、おれが死んだら、お前はどうする、一人でこの家(うち)にいる気かなんて」
 私は急に父がいなくなって母一人が取り残された時の、古い広い田舎家(いなかや)を想像して見た。この家(いえ)から父一人を引き去った
後(あと)は、そのままで立ち行くだろうか。兄はどうするだろうか。母は何というだろうか。そう考える私はまたここの土を離れて、東京で気楽に
暮らして行けるだろうか。私は母を眼の前に置いて、先生の注意――父の丈夫でいるうちに、分けて貰(もら)うものは、分けて貰って置けとい
う注意を、偶然思い出した。「なにね、自分で死ぬ死ぬっていう人に死んだ試(ため)しはないんだから安心だよ。お父さんなんぞも、死ぬ死
ぬっていいながら、これから先まだ何年生きなさるか分るまいよ。それよりか黙ってる丈夫の人の方が剣呑(けんのん)さ」
 私は理屈から出たとも統計から来たとも知れない、この陳腐(ちんぷ)なような母の言葉を黙然(もくねん)と聞いていた。
759友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:58:04 ID:GdfEXPqP0
私(わたくし)のために赤い飯(めし)を炊(た)いて客をするという相談が父と母の間に起った。私は帰った当日から、あるいはこんな事
になるだろうと思って、心のうちで暗(あん)にそれを恐れていた。私はすぐ断わった。「あんまり仰山(ぎょうさん)な事は止(よ)してください」
 私は田舎(いなか)の客が嫌いだった。飲んだり食ったりするのを、最後の目的としてやって来る彼らは、何か事があれば好(い)いといった
風(ふう)の人ばかり揃(そろ)っていた。私は子供の時から彼らの席に侍(じ)するのを心苦しく感じていた。まして自分のために彼らが来ると
なると、私の苦痛はいっそう甚(はなはだ)しいように想像された。しかし私は父や母の手前、あんな野鄙(やひ)な人を集めて騒ぐのは止せと
もいいかねた。それで私はただあまり仰山だからとばかり主張した。「仰山仰山とおいいだが、些(ちっ)とも仰山じゃないよ。生涯に二度とあ
る事じゃないんだからね、お客ぐらいするのは当り前だよ。そう遠慮をお為(し)でない」 母は私が大学を卒業したのを、ちょうど嫁で
も貰(もら)ったと同じ程度に、重く見ているらしかった。「呼ばなくっても好(い)いが、呼ばないとまた何とかいうから」 これは父
の言葉であった。父は彼らの陰口を気にしていた。実際彼らはこんな場合に、自分たちの予期通りにならないと、すぐ何とかいいたが
る人々であった。「東京と違って田舎は蒼蠅(うるさ)いからね」 父はこうもいった。「お父さんの顔もあるんだから」と母がまた付け加えた。
 私は我(が)を張る訳にも行かなかった。どうでも二人の都合の好(い)いようにしたらと思い出した。「つまり私のためなら、止(よ)して下さ
いというだけなんです。陰で何かいわれるのが厭(いや)だからというご主意(しゅい)なら、そりゃまた別です。あなたがたに不利益な事を
私が強いて主張したって仕方がありません」「そう理屈をいわれると困る」 父は苦い顔をした。「何もお前のためにするんじゃないとお父さん
がおっしゃるんじゃないけれども、お前だって世間への義理ぐらいは知っているだろう」 母はこうなると女だけにしどろもどろな事をいった。
その代り口数からいうと、父と私を二人寄せてもなかなか敵(かな)うどころではなかった。「学問をさせると人間がとかく理屈っぽくなってい
けない」 父はただこれだけしかいわなかった。しかし私はこの簡単な一句のうちに、父が平生(へいぜい)から私に対してもっている不平の
全体を見た。私はその時自分の言葉使いの角張(かどば)ったところに気が付かずに、父の不平の方ばかりを無理のように思った。
 父はその夜(よ)また気を更(か)えて、客を呼ぶなら何日(いつ)にするかと私の都合を聞いた。都合の好(い)いも悪いもなしにただぶらぶ
ら古い家の中に寝起(ねお)きしている私に、こんな問いを掛けるのは、父の方が折れて出たのと同じ事であった。私はこの穏やかな父の
前に拘泥(こだわ)らない頭を下げた。私は父と相談の上招待(しょうだい)の日取りを極(き)めた。
 その日取りのまだ来ないうちに、ある大きな事が起った。それは明治天皇(めいじてんのう)のご病気の報知であった。新聞紙ですぐ日本
中へ知れ渡ったこの事件は、一軒の田舎家(いなかや)のうちに多少の曲折を経てようやく纏(まと)まろうとした私の卒業祝いを、塵(ちり)の
ごとくに吹き払った。「まあ、ご遠慮申した方がよかろう」
 眼鏡(めがね)を掛けて新聞を見ていた父はこういった。父は黙って自分の病気の事も考えているらしかった。私はついこの間の卒業式
に例年の通り大学へ行幸(ぎょうこう)になった陛下を憶(おも)い出したりした。
760友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:58:52 ID:GdfEXPqP0
小勢(こぜい)な人数(にんず)には広過ぎる古い家がひっそりしている中に、私(わたくし)は行李(こうり)を解いて書物を繙(ひもと)き
始めた。なぜか私は気が落ち付かなかった。あの目眩(めまぐ)るしい東京の下宿の二階で、遠く走る電車の音を耳にしながら、頁(ペ
ージ)を一枚一枚にまくって行く方が、気に張りがあって心持よく勉強ができた。
 私はややともすると机にもたれて仮寝(うたたね)をした。時にはわざわざ枕(まくら)さえ出して本式に昼寝を貪(むさ)ぼる事もあった
。眼が覚めると、蝉(せみ)の声を聞いた。うつつから続いているようなその声は、急に八釜(やかま)しく耳の底を掻(か)き乱した。私は
凝(じっ)とそれを聞きながら、時に悲しい思いを胸に抱(いだ)いた。 私は筆を執(と)って友達のだれかれに短い端書(はがき)
または長い手紙を書いた。その友達のあるものは東京に残っていた。あるものは遠い故郷に帰っていた。返事の来るのも、音信(たよ
り)の届かないのもあった。私は固(もと)より先生を忘れなかった。原稿紙へ細字(さいじ)で三枚ばかり国へ帰ってから以後の自分と
いうようなものを題目にして書き綴(つづ)ったのを送る事にした。私はそれを封じる時、先生ははたしてまだ東京にいるだろうかと疑(う
たぐ)った。先生が奥さんといっしょに宅(うち)を空(あ)ける場合には、五十恰好(がっこう)の切下(きりさげ)の女の人がどこからか来
て、留守番をするのが例になっていた。私がかつて先生にあの人は何ですかと尋ねたら、先生は何と見えますかと聞き返した。私は
その人を先生の親類と思い違えていた。先生は「私には親類はありませんよ」と答えた。先生の郷里にいる続きあいの人々と、先生は
一向(いっこう)音信の取(と)り遣(や)りをしていなかった。私の疑問にしたその留守番の女の人は、先生とは縁のない奥さんの方の
親戚(しんせき)であった。私は先生に郵便を出す時、ふと幅の細い帯を楽に後ろで結んでいるその人の姿を思い出した。もし先生夫
婦がどこかへ避暑にでも行ったあとへこの郵便が届いたら、あの切下のお婆(ばあ)さんは、それをすぐ転地先へ送ってくれるだけの
気転と親切があるだろうかなどと考えた。そのくせその手紙のうちにはこれというほどの必要の事も書いてないのを、私は能(よ)く承知
していた。ただ私は淋(さび)しかった。そうして先生から返事の来るのを予期してかかった。しかしその返事はついに来なかった。
 父はこの前の冬に帰って来た時ほど将棋(しょうぎ)を差したがらなくなった。将棋盤はほこりの溜(たま)ったまま、床(とこ)の間(ま
)の隅に片寄せられてあった。ことに陛下のご病気以後父は凝(じっ)と考え込んでいるように見えた。毎日新聞の来るのを待ち受けて
、自分が一番先へ読んだ。それからその読(よみ)がらをわざわざ私のいる所へ持って来てくれた。
「おいご覧、今日も天子さまの事が詳しく出ている」 父は陛下のことを、つねに天子さまといっていた。「勿体(もったい)ない話だが、天子
さまのご病気も、お父さんのとまあ似たものだろうな」 こういう父の顔には深い掛念(けねん)の曇(くも)りがかかっていた。こういわ
れる私の胸にはまた父がいつ斃(たお)れるか分らないという心配がひらめいた。「しかし大丈夫だろう。おれのような下(くだ)らない
ものでも、まだこうしていられるくらいだから」 父は自分の達者な保証を自分で与えながら、今にも己(おの)れに落ちかかって来そう
な危険を予感しているらしかった。「お父さんは本当に病気を怖(こわ)がってるんですよ。お母さんのおっしゃるように、十年も二十年も
生きる気じゃなさそうですぜ」 母は私の言葉を聞いて当惑そうな顔をした。
「ちょっとまた将棋でも差すように勧めてご覧な」
 私は床の間から将棋盤を取りおろして、ほこりを拭(ふ)いた。
761友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 18:59:40 ID:GdfEXPqP0
父の元気は次第に衰えて行った。私(わたくし)を驚かせたハンケチ付きの古い麦藁帽子(むぎわらぼうし)が自然と閑却(かんきゃく)され
るようになった。私は黒い煤(すす)けた棚の上に載(の)っているその帽子を眺(なが)めるたびに、父に対して気の毒な思いをした。父が
以前のように、軽々と動く間は、もう少し慎(つつし)んでくれたらと心配した。父が凝(じっ)と坐(すわ)り込むようになると、やはり元の方が
達者だったのだという気が起った。私は父の健康についてよく母と話し合った。
「まったく気のせいだよ」と母がいった。母の頭は陛下の病(やまい)と父の病とを結び付けて考えていた。私にはそうばかりとも思えなかった。
「気じゃない。本当に身体(からだ)が悪かないんでしょうか。どうも気分より健康の方が悪くなって行くらしい」
 私はこういって、心のうちでまた遠くから相当の医者でも呼んで、一つ見せようかしらと思案した。
「今年の夏はお前も詰(つま)らなかろう。せっかく卒業したのに、お祝いもして上げる事ができず、お父さんの身体(からだ)もあの通りだ
し。それに天子様のご病気で。――いっその事、帰るすぐにお客でも呼ぶ方が好かったんだよ」
 私が帰ったのは七月の五、六日で、父や母が私の卒業を祝うために客を呼ぼうといいだしたのは、それから一週間後(ご)であった。そ
うしていよいよと極(き)めた日はそれからまた一週間の余も先になっていた。時間に束縛を許さない悠長な田舎(いなか)に帰った私は、
お蔭(かげ)で好もしくない社交上の苦痛から救われたも同じ事であったが、私を理解しない母は少しもそこに気が付いていないらしかった。
 崩御(ほうぎょ)の報知が伝えられた時、父はその新聞を手にして、「ああ、ああ」といった。
「ああ、ああ、天子様もとうとうおかくれになる。己(おれ)も……」
 父はその後(あと)をいわなかった。
 私は黒いうすものを買うために町へ出た。それで旗竿(はたざお)の球(たま)を包んで、それで旗竿の先へ三寸幅(ずんはば)のひら
ひらを付けて、門の扉の横から斜めに往来へさし出した。旗も黒いひらひらも、風のない空気のなかにだらりと下がった。私の宅(うち
の古い門の屋根は藁(わら)で葺(ふ)いてあった。雨や風に打たれたりまた吹かれたりしたその藁の色はとくに変色して、薄く灰色を帯
びた上に、所々(ところどころ)の凸凹(でこぼこ)さえ眼に着いた。私はひとり門の外へ出て、黒いひらひらと、白いめりんすの地(じ)と
、地のなかに染め出した赤い日の丸の色とを眺(なが)めた。それが薄汚ない屋根の藁に映るのも眺めた。私はかつて先生から「あな
たの宅の構えはどんな体裁ですか。私の郷里の方とは大分(だいぶ)趣が違っていますかね」と聞かれた事を思い出した。私は自分の
生れたこの古い家を、先生に見せたくもあった。また先生に見せるのが恥ずかしくもあった。
 私はまた一人家のなかへはいった。自分の机の置いてある所へ来て、新聞を読みながら、遠い東京の有様を想像した。私の想像は
日本一の大きな都が、どんなに暗いなかでどんなに動いているだろうかの画面に集められた。私はその黒いなりに動かなければ仕末
のつかなくなった都会の、不安でざわざわしているなかに、一点の燈火のごとくに先生の家を見た。私はその時この燈火が音のしない
渦(うず)の中に、自然と捲(ま)き込まれている事に気が付かなかった。しばらくすれば、その灯(ひ)もまたふっと消えてしまうべき運命
を、眼(め)の前に控えているのだとは固(もと)より気が付かなかった。
 私は今度の事件について先生に手紙を書こうかと思って、筆を執(と)りかけた。私はそれを十行ばかり書いて已(や)めた。書いた所は寸々
(すんずん)に引き裂いて屑籠(くずかご)へ投げ込んだ。(先生に宛(あ)ててそういう事を書いても仕方がないとも思ったし、前例に徴(ちょ
う)してみると、とても返事をくれそうになかったから)。私は淋(さび)しかった。それで手紙を書くのであった。そうして返事が来れば好(い)い
と思うのであった。
762友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 19:00:42 ID:GdfEXPqP0
八月の半(なか)ばごろになって、私(わたくし)はある朋友(ほうゆう)から手紙を受け取った。その中に地方の中学教員の口があるが
行かないかと書いてあった。この朋友は経済の必要上、自分でそんな位地を探し廻(まわ)る男であった。この口も始めは自分の所へ
かかって来たのだが、もっと好(い)い地方へ相談ができたので、余った方を私に譲る気で、わざわざ知らせて来てくれたのであった。私
はすぐ返事を出して断った。知り合いの中には、ずいぶん骨を折って、教師の職にありつきたがっているものがあるから、その方へ廻(ま
わ)してやったら好(よ)かろうと書いた。 私は返事を出した後で、父と母にその話をした。二人とも私の断った事に異存はないようであった。
「そんな所へ行かないでも、まだ好(い)い口があるだろう」 こういってくれる裏に、私は二人が私に対してもっている過分な希望を読んだ。
迂闊(うかつ)な父や母は、不相当な地位と収入とを卒業したての私から期待しているらしかったのである。
「相当の口って、近頃(ちかごろ)じゃそんな旨(うま)い口はなかなかあるものじゃありません。ことに兄さんと私とは専門も違うし、時代も
違うんだから、二人を同じように考えられちゃ少し困ります」「しかし卒業した以上は、少なくとも独立してやって行ってくれなくっちゃこっち
も困る。人からあなたの所のご二男(じなん)は、大学を卒業なすって何をしてお出(いで)ですかと聞かれた時に返事ができないようじゃ、
おれも肩身が狭いから」 父は渋面(しゅうめん)をつくった。父の考えは、古く住み慣れた郷里から外へ出る事を知らなかった。その郷里
の誰彼(だれかれ)から、大学を卒業すればいくらぐらい月給が取れるものだろうと聞かれたり、まあ百円ぐらいなものだろうかといわれた
りした父は、こういう人々に対して、外聞の悪くないように、卒業したての私を片付けたかったのである。広い都を根拠地として考えている私
は、父や母から見ると、まるで足を空に向けて歩く奇体(きたい)な人間に異ならなかった。私の方でも、実際そういう人間のような気持を折
々起した。私はあからさまに自分の考えを打ち明けるには、あまりに距離の懸隔(けんかく)の甚(はなはだ)しい父と母の前に黙然(もくね
ん)としていた。「お前のよく先生先生という方にでもお願いしたら好(い)いじゃないか。こんな時こそ」 母はこうより外(ほか)に先生を解釈
する事ができなかった。その先生は私に国へ帰ったら父の生きているうちに早く財産を分けて貰えと勧める人であった。卒業したから、地
位の周旋をしてやろうという人ではなかった。「その先生は何をしているのかい」と父が聞いた。「何にもしていないんです」と私が答えた。
 私はとくの昔から先生の何もしていないという事を父にも母にも告げたつもりでいた。そうして父はたしかにそれを記憶しているはずであっ
た。「何もしていないというのは、またどういう訳かね。お前がそれほど尊敬するくらいな人なら何かやっていそうなものだがね」
 父はこういって、私を諷(ふう)した。父の考えでは、役に立つものは世の中へ出てみんな相当の地位を得て働いている。必竟(ひっ
きょう)やくざだから遊んでいるのだと結論しているらしかった。
「おれのような人間だって、月給こそ貰っちゃいないが、これでも遊んでばかりいるんじゃない」
 父はこうもいった。私はそれでもまだ黙っていた。
「お前のいうような偉い方なら、きっと何か口を探して下さるよ。頼んでご覧なのかい」と母が聞いた。
「いいえ」と私は答えた。
「じゃ仕方がないじゃないか。なぜ頼まないんだい。手紙でも好(い)いからお出しな」
「ええ」
 私は生返事(なまへんじ)をして席を立った。
763友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 19:01:17 ID:GdfEXPqP0
父は明らかに自分の病気を恐れていた。しかし医者の来るたびに蒼蠅(うるさ)い質問を掛けて相手を困らす質(たち)でもなかった。医者
の方でもまた遠慮して何ともいわなかった。
 父は死後の事を考えているらしかった。少なくとも自分がいなくなった後(あと)のわが家(いえ)を想像して見るらしかった。
「小供(こども)に学問をさせるのも、好(よ)し悪(あ)しだね。せっかく修業をさせると、その小供は決して宅(うち)へ帰って来ない。これ
じゃ手もなく親子を隔離するために学問させるようなものだ」
 学問をした結果兄は今遠国(えんごく)にいた。教育を受けた因果で、私(わたくし)はまた東京に住む覚悟を固くした。こういう子を育てた
父の愚痴(ぐち)はもとより不合理ではなかった。永年住み古した田舎家(いなかや)の中に、たった一人取り残されそうな母を描(えが)き出
す父の想像はもとより淋(さび)しいに違いなかった。
 わが家(いえ)は動かす事のできないものと父は信じ切っていた。その中に住む母もまた命のある間は、動かす事のできないものと信じて
いた。自分が死んだ後(あと)、この孤独な母を、たった一人伽藍堂(がらんどう)のわが家に取り残すのもまた甚(はなは)だしい不安であっ
た。それだのに、東京で好(い)い地位を求めろといって、私を強(し)いたがる父の頭には矛盾があった。私はその矛盾をおかしく思ったと同
時に、そのお蔭(かげ)でまた東京へ出られるのを喜んだ。
 私は父や母の手前、この地位をできるだけの努力で求めつつあるごとくに装おわなくてはならなかった。私は先生に手紙を書いて、家の
事情を精(くわ)しく述べた。もし自分の力でできる事があったら何でもするから周旋してくれと頼んだ。私は先生が私の依頼に取り合うま
いと思いながらこの手紙を書いた。また取り合うつもりでも、世間の狭い先生としてはどうする事もできまいと思いながらこの手紙を書いた
。しかし私は先生からこの手紙に対する返事がきっと来るだろうと思って書いた。
 私はそれを封じて出す前に母に向かっていった。
「先生に手紙を書きましたよ。あなたのおっしゃった通り。ちょっと読んでご覧なさい」
 母は私の想像したごとくそれを読まなかった。
「そうかい、それじゃ早くお出し。そんな事は他(ひと)が気を付けないでも、自分で早くやるものだよ」
 母は私をまだ子供のように思っていた。私も実際子供のような感じがした。
「しかし手紙じゃ用は足りませんよ。どうせ、九月にでもなって、私が東京へ出てからでなくっちゃ」
「そりゃそうかも知れないけれども、またひょっとして、どんな好(い)い口がないとも限らないんだから、早く頼んでおくに越した事はないよ」
「ええ。とにかく返事は来るに極(きま)ってますから、そうしたらまたお話ししましょう」
 私はこんな事に掛けて几帳面(きちょうめん)な先生を信じていた。私は先生の返事の来るのを心待ちに待った。けれども私の予期はつ
いに外(はず)れた。先生からは一週間経(た)っても何の音信(たより)もなかった。
「大方(おおかた)どこかへ避暑にでも行っているんでしょう」
 私は母に向かって言訳(いいわけ)らしい言葉を使わなければならなかった。そうしてその言葉は母に対する言訳ばかりでなく、自分の
心に対する言訳でもあった。私は強(し)いても何かの事情を仮定して先生の態度を弁護しなければ不安になった。
 私は時々父の病気を忘れた。いっそ早く東京へ出てしまおうかと思ったりした。その父自身もおのれの病気を忘れる事があった。未来
を心配しながら、未来に対する所置は一向取らなかった。私はついに先生の忠告通り財産分配の事を父にいい出す機会を得ずに過ぎた。
764友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 19:03:08 ID:GdfEXPqP0
九月始めになって、私(わたくし)はいよいよまた東京へ出ようとした。私は父に向かって当分今まで通り学資を送ってくれるようにと頼んだ。
「ここにこうしていたって、あなたのおっしゃる通りの地位が得られるものじゃないですから」
 私は父の希望する地位を得(う)るために東京へ行くような事をいった。
「無論口の見付かるまでで好(い)いですから」ともいった。
 私は心のうちで、その口は到底私の頭の上に落ちて来ないと思っていた。けれども事情にうとい父はまたあくまでもその反対を信じていた。
「そりゃ僅(わずか)の間(あいだ)の事だろうから、どうにか都合してやろう。その代り永くはいけないよ。相当の地位を得(え)次第独立しな
くっちゃ。元来学校を出た以上、出たあくる日から他(ひと)の世話になんぞなるものじゃないんだから。今の若いものは、金を使う道だけ心
得ていて、金を取る方は全く考えていないようだね」
 父はこの外(ほか)にもまだ色々の小言(こごと)をいった。その中には、「昔の親は子に食わせてもらったのに、今の親は子に食われるだ
けだ」などという言葉があった。それらを私はただ黙って聞いていた。
 小言が一通り済んだと思った時、私は静かに席を立とうとした。父はいつ行くかと私に尋ねた。私には早いだけが好(よ)かった。
「お母さんに日を見てもらいなさい」
「そうしましょう」
 その時の私は父の前に存外(ぞんがい)おとなしかった。私はなるべく父の機嫌に逆らわずに、田舎(いなか)を出ようとした。父はまた私
を引(ひ)き留(と)めた。
「お前が東京へ行くと宅(うち)はまた淋(さみ)しくなる。何しろ己(おれ)とお母さんだけなんだからね。そのおれも身体(からだ)さえ達者な
ら好(い)いが、この様子じゃいつ急にどんな事がないともいえないよ」
 私はできるだけ父を慰めて、自分の机を置いてある所へ帰った。私は取り散らした書物の間に坐(すわ)って、心細そうな父の態度と言葉
とを、幾度(いくたび)か繰り返し眺めた。私はその時また蝉(せみ)の声を聞いた。その声はこの間中(あいだじゅう)聞いたのと違って、つく
つく法師(ぼうし)の声であった。私は夏郷里に帰って、煮え付くような蝉の声の中に凝(じっ)と坐っていると、変に悲しい心持になる事がし
ばしばあった。私の哀愁はいつもこの虫の烈(はげ)しい音(ね)と共に、心の底に沁(し)み込むように感ぜられた。私はそんな時にはいつ
も動かずに、一人で一人を見詰めていた。
 私の哀愁はこの夏帰省した以後次第に情調を変えて来た。油蝉の声がつくつく法師の声に変るごとくに、私を取り巻く人の運命が、大き
な輪廻(りんね)のうちに、そろそろ動いているように思われた。私は淋(さび)しそうな父の態度と言葉を繰り返しながら、手紙を出しても返
事を寄こさない先生の事をまた憶(おも)い浮べた。先生と父とは、まるで反対の印象を私に与える点において、比較の上にも、連想の上に
も、いっしょに私の頭に上(のぼ)りやすかった。
 私はほとんど父のすべても知り尽(つく)していた。もし父を離れるとすれば、情合(じょうあい)の上に親子の心残りがあるだけであった。先
生の多くはまだ私に解(わか)っていなかった。話すと約束されたその人の過去もまだ聞く機会を得ずにいた。要するに先生は私にとって薄
暗かった。私はぜひともそこを通り越して、明るい所まで行かなければ気が済まなかった。先生と関係の絶えるのは私にとって大いな苦痛
であった。私は母に日を見てもらって、東京へ立つ日取りを極(き)めた。
765友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 19:04:09 ID:GdfEXPqP0
私(わたくし)がいよいよ立とうという間際になって、(たしか二日前の夕方の事であったと思うが、)父はまた突然引(ひ)っ繰(く)り返(
かえ)った。私はその時書物や衣類を詰めた行李(こうり)をからげていた。父は風呂(ふろ)へ入ったところであった。父の背中を流し
に行った母が大きな声を出して私を呼んだ。私は裸体(はだか)のまま母に後ろから抱かれている父を見た。それでも座敷へ伴(つ)れ
て戻った時、父はもう大丈夫だといった。念のために枕元(まくらもと)に坐(すわ)って、濡手拭(ぬれてぬぐい)で父の頭を冷(ひや)して
いた私は、九時頃(ごろ)になってようやく形(かた)ばかりの夜食を済ました。
 翌日(よくじつ)になると父は思ったより元気が好(よ)かった。留(と)めるのも聞かずに歩いて便所へ行ったりした。
「もう大丈夫」
 父は去年の暮倒れた時に私に向かっていったと同じ言葉をまた繰り返した。その時ははたして口でいった通りまあ大丈夫であった。
私は今度もあるいはそうなるかも知れないと思った。しかし医者はただ用心が肝要だと注意するだけで、念を押しても判然(はっきり)した
事を話してくれなかった。私は不安のために、出立(しゅったつ)の日が来てもついに東京へ立つ気が起らなかった。
「もう少し様子を見てからにしましょうか」と私は母に相談した。
「そうしておくれ」と母が頼んだ。
 母は父が庭へ出たり背戸(せど)へ下りたりする元気を見ている間だけは平気でいるくせに、こんな事が起るとまた必要以上に心配し
たり気を揉(も)んだりした。
「お前は今日東京へ行くはずじゃなかったか」と父が聞いた。
「ええ、少し延ばしました」と私が答えた。
「おれのためにかい」と父が聞き返した。
 私はちょっと躊躇(ちゅうちょ)した。そうだといえば、父の病気の重いのを裏書きするようなものであった。私は父の神経を過敏にし
たくなかった。しかし父は私の心をよく見抜いているらしかった。
「気の毒だね」といって、庭の方を向いた。
 私は自分の部屋にはいって、そこに放り出された行李を眺めた。行李はいつ持ち出しても差支(さしつか)えないように、堅く括(くく)ら
れたままであった。私はぼんやりその前に立って、また縄を解こうかと考えた。
 私は坐ったまま腰を浮かした時の落ち付かない気分で、また三、四日を過ごした。すると父がまた卒倒した。医者は絶対に安臥(あん
が)を命じた。
「どうしたものだろうね」と母が父に聞こえないような小さな声で私にいった。母の顔はいかにも心細そうであった。私は兄と妹(いもと)に電
報を打つ用意をした。けれども寝ている父にはほとんど何の苦悶(くもん)もなかった。話をするところなどを見ると、風邪(かぜ)でも引い
た時と全く同じ事であった。その上食欲は不断よりも進んだ。傍(はた)のものが、注意しても容易にいう事を聞かなかった。
「どうせ死ぬんだから、旨(うま)いものでも食って死ななくっちゃ」
 私には旨いものという父の言葉が滑稽(こっけい)にも悲酸(ひさん)にも聞こえた。父は旨いものを口に入れられる都には住んでいなか
ったのである。夜(よ)に入(い)ってかき餅(もち)などを焼いてもらってぼりぼり噛(か)んだ。
「どうしてこう渇(かわ)くのかね。やっぱり心(しん)に丈夫の所があるのかも知れないよ」
 母は失望していいところにかえって頼みを置いた。そのくせ病気の時にしか使わない渇くという昔風の言葉を、何でも食べたがる意味
に用いていた。
 伯父(おじ)が見舞に来たとき、父はいつまでも引き留めて帰さなかった。淋(さむ)しいからもっといてくれというのが重(おも)な理由で
あったが、母や私が、食べたいだけ物を食べさせないという不平を訴えるのも、その目的の一つであったらしい。
766友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 19:05:17 ID:GdfEXPqP0
父の病気は同じような状態で一週間以上つづいた。私(わたくし)はその間に長い手紙を九州にいる兄宛(あて)で出した。妹(いもと)へは母
から出させた。私は腹の中で、おそらくこれが父の健康に関して二人へやる最後の音信(たより)だろうと思った。それで両方へいよいよと
いう場合には電報を打つから出て来いという意味を書き込めた。
 兄は忙しい職にいた。妹は妊娠中であった。だから父の危険が眼の前に逼(せま)らないうちに呼び寄せる自由は利(き)かなかった。と
いって、折角都合して来たには来たが、間(ま)に合わなかったといわれるのも辛(つら)かった。私は電報を掛ける時機について、人の知ら
ない責任を感じた。
「そう判然(はっき)りした事になると私にも分りません。しかし危険はいつ来るか分らないという事だけは承知していて下さい」
 停車場(ステーション)のある町から迎えた医者は私にこういった。私は母と相談して、その医者の周旋で、町の病院から看護婦を一人頼
む事にした。父は枕元(まくらもと)へ来て挨拶(あいさつ)する白い服を着た女を見て変な顔をした。
 父は死病に罹(かか)っている事をとうから自覚していた。それでいて、眼前にせまりつつある死そのものには気が付かなかった。
「今に癒(なお)ったらもう一返(いっぺん)東京へ遊びに行ってみよう。人間はいつ死ぬか分らないからな。何でもやりたい事は、生きてる
うちにやっておくに限る」
 母は仕方なしに「その時は私もいっしょに伴(つ)れて行って頂きましょう」などと調子を合せていた。
 時とするとまた非常に淋(さみ)しがった。
「おれが死んだら、どうかお母さんを大事にしてやってくれ」
 私はこの「おれが死んだら」という言葉に一種の記憶をもっていた。東京を立つ時、先生が奥さんに向かって何遍(なんべん)もそれを繰
り返したのは、私が卒業した日の晩の事であった。私は笑(わら)いを帯びた先生の顔と、縁喜(えんぎ)でもないと耳を塞(ふさ)いだ奥さ
んの様子とを憶(おも)い出した。あの時の「おれが死んだら」は単純な仮定であった。今私が聞くのはいつ起るか分らない事実であった。
私は先生に対する奥さんの態度を学ぶ事ができなかった。しかし口の先では何とか父を紛らさなければならなかった。
「そんな弱い事をおっしゃっちゃいけませんよ。今に癒(なお)ったら東京へ遊びにいらっしゃるはずじゃありませんか。お母さんといっしょ
に。今度いらっしゃるときっと吃驚(びっくり)しますよ、変っているんで。電車の新しい線路だけでも大変増(ふ)えていますからね。電車が
通るようになれば自然町並(まちなみ)も変るし、その上に市区改正もあるし、東京が凝(じっ)としている時は、まあ二六時中(にろくじちゅ
う)一分もないといっていいくらいです」
 私は仕方がないからいわないでいい事まで喋舌(しゃべ)った。父はまた、満足らしくそれを聞いていた。
 病人があるので自然家(いえ)の出入りも多くなった。近所にいる親類などは、二日に一人ぐらいの割で代る代る見舞に来た。中には
比較的遠くにいて平生(へいぜい)疎遠なものもあった。「どうかと思ったら、この様子じゃ大丈夫だ。話も自由だし、だいち顔がちっとも
瘠(や)せていないじゃないか」などといって帰るものがあった。私の帰った当時はひっそりし過ぎるほど静かであった家庭が、こんな
事で段々ざわざわし始めた。
 その中に動かずにいる父の病気は、ただ面白くない方へ移って行くばかりであった。私は母や伯父(おじ)と相談して、とうとう兄と妹(い
もと)に電報を打った。兄からはすぐ行くという返事が来た。妹の夫からも立つという報知(しらせ)があった。妹はこの前懐妊(かいにん)
した時に流産したので、今度こそは癖にならないように大事を取らせるつもりだと、かねていい越したその夫は、妹の代りに自分で出て
来るかも知れなかった。
767友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 19:11:45 ID:GdfEXPqP0
こうした落ち付きのない間にも、私(わたくし)はまだ静かに坐(すわ)る余裕をもっていた。偶(たま)には書物を開けて十頁(ページ)もつづけざ
まに読む時間さえ出て来た。一旦(いったん)堅く括(くく)られた私の行李(こうり)は、いつの間にか解かれてしまった。私は要(い)るに任せて
、その中から色々なものを取り出した。私は東京を立つ時、心のうちで極(き)めた、この夏中の日課を顧みた。私のやった事はこの日課の三(
さん)が一(いち)にも足らなかった。私は今までもこういう不愉快を何度となく重ねて来た。しかしこの夏ほど思った通り仕事の運ばない例(ため
し)も少なかった。これが人の世の常だろうと思いながらも私は厭(いや)な気持に抑(おさ)え付けられた。
 私はこの不快の裏(うち)に坐りながら、一方に父の病気を考えた。父の死んだ後(あと)の事を想像した。そうしてそれと同時に、先生の事を
一方に思い浮べた。私はこの不快な心持の両端に地位、教育、性格の全然異なった二人の面影を眺(なが)めた。
 私が父の枕元(まくらもと)を離れて、独り取り乱した書物の中に腕組みをしているところへ母が顔を出した。
「少し午眠(ひるね)でもおしよ。お前もさぞ草臥(くたび)れるだろう」
 母は私の気分を了解していなかった。私も母からそれを予期するほどの子供でもなかった。私は単簡(たんかん)に礼を述べた。母はまだ
室(へや)の入口に立っていた。「お父さんは?」と私が聞いた。「今よく寝てお出(いで)だよ」と母が答えた。 母は突然はいって来て私の傍
(そば)に坐(すわ)った。「先生からまだ何ともいって来ないかい」と聞いた。 母はその時の私の言葉を信じていた。その時の私は先生から
きっと返事があると母に保証した。しかし父や母の希望するような返事が来るとは、その時の私もまるで期待しなかった。私は心得があって
母を欺(あざむ)いたと同じ結果に陥った。「もう一遍(いっぺん)手紙を出してご覧な」と母がいった。
 役に立たない手紙を何通書こうと、それが母の慰安になるなら、手数を厭(いと)うような私ではなかった。けれどもこういう用件で先生にせ
まるのは私の苦痛であった。私は父に叱(しか)られたり、母の機嫌を損じたりするよりも、先生から見下げられるのを遥(はる)かに恐れてい
た。あの依頼に対して今まで返事の貰(もら)えないのも、あるいはそうした訳からじゃないかしらという邪推もあった。
「手紙を書くのは訳はないですが、こういう事は郵便じゃとても埒(らち)は明きませんよ。どうしても自分で東京へ出て、じかに頼んで廻(まわ
)らなくっちゃ」「だってお父さんがあの様子じゃ、お前、いつ東京へ出られるか分らないじゃないか」
「だから出やしません。癒(なお)るとも癒らないとも片付かないうちは、ちゃんとこうしているつもりです」
「そりゃ解(わか)り切った話だね。今にもむずかしいという大病人を放(ほう)ちらかしておいて、誰が勝手に東京へなんか行けるものかね」
 私は始め心のなかで、何も知らない母を憐(あわ)れんだ。しかし母がなぜこんな問題をこのざわざわした際に持ち出したのか理解できな
かった。私が父の病気をよそに、静かに坐ったり書見したりする余裕のあるごとくに、母も眼の前の病人を忘れて、外(ほか)の事を考えるだ
け、胸に空地(すきま)があるのかしらと疑(うたぐ)った。その時「実はね」と母がいい出した。
「実はお父さんの生きてお出(いで)のうちに、お前の口が極(きま)ったらさぞ安心なさるだろうと思うんだがね。この様子じゃ、とても間に合
わないかも知れないけれども、それにしても、まだああやって口も慥(たし)かなら気も慥かなんだから、ああしてお出のうちに喜ばして上げ
るように親孝行をおしな」
 憐れな私は親孝行のできない境遇にいた。私はついに一行の手紙も先生に出さなかった。
768友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 19:13:47 ID:GdfEXPqP0
兄が帰って来た時、父は寝ながら新聞を読んでいた。父は平生(へいぜい)から何を措(お)いても新聞だけには眼を通す習慣であったが
、床(とこ)についてからは、退屈のため猶更(なおさら)それを読みたがった。母も私(わたくし)も強(し)いては反対せずに、なるべく病人の
思い通りにさせておいた。「そういう元気なら結構なものだ。よっぽど悪いかと思って来たら、大変好(い)いようじゃありませんか」
 兄はこんな事をいいながら父と話をした。その賑(にぎ)やか過ぎる調子が私にはかえって不調和に聞こえた。それでも父の前を外(
はず)して私と差し向いになった時は、むしろ沈んでいた。「新聞なんか読ましちゃいけなかないか」「私(わたし)もそう思うんだけれども、
読まないと承知しないんだから、仕様がない」 兄は私の弁解を黙って聞いていた。やがて、「よく解(わか)るのかな」といった。兄は父の理
解力が病気のために、平生よりはよっぽど鈍(にぶ)っているように観察したらしい。「そりゃ慥(たし)かです。私(わたし)はさっき二十分ば
かり枕元(まくらもと)に坐(すわ)って色々話してみたが、調子の狂ったところは少しもないです。あの様子じゃことによるとまだなかなか持
つかも知れませんよ」 兄と前後して着いた妹(いもと)の夫の意見は、我々よりもよほど楽観的であった。父は彼に向かって妹の事をあれ
これと尋ねていた。「身体(からだ)が身体だからむやみに汽車になんぞ乗って揺(ゆ)れない方が好い。無理をして見舞に来られたりする
と、かえってこっちが心配だから」といっていた。「なに今に治ったら赤ん坊の顔でも見に、久しぶりにこっちから出掛けるから差支(さしつか
)えない」ともいっていた。 乃木大将(のぎだいしょう)の死んだ時も、父は一番さきに新聞でそれを知った。「大変だ大変だ」といった。
 何事も知らない私たちはこの突然な言葉に驚かされた。「あの時はいよいよ頭が変になったのかと思って、ひやりとした」と後で兄が私
にいった。「私(わたし)も実は驚きました」と妹の夫も同感らしい言葉つきであった。 その頃(ころ)の新聞は実際田舎(いなか)ものには
日ごとに待ち受けられるような記事ばかりあった。私は父の枕元に坐って鄭寧(ていねい)にそれを読んだ。読む時間のない時は、そっと自
分の室(へや)へ持って来て、残らず眼を通した。私の眼は長い間、軍服を着た乃木大将と、それから官女(かんじょ)みたような服装(なり
)をしたその夫人の姿を忘れる事ができなかった。 悲痛な風が田舎の隅まで吹いて来て、眠たそうな樹(き)や草を震わせている最中(さ
いちゅう)に、突然私は一通の電報を先生から受け取った。洋服を着た人を見ると犬が吠(ほ)えるような所では、一通の電報すら大事件で
あった。それを受け取った母は、はたして驚いたような様子をして、わざわざ私を人のいない所へ呼び出した。「何だい」といって、私の封を
開くのを傍(そば)に立って待っていた。 電報にはちょっと会いたいが来られるかという意味が簡単に書いてあった。私は首を傾けた。
「きっとお頼(たの)もうしておいた口の事だよ」と母が推断してくれた。 私もあるいはそうかも知れないと思った。しかしそれにしては少し
変だとも考えた。とにかく兄や妹(いもと)の夫まで呼び寄せた私が、父の病気を打遣(うちや)って、東京へ行く訳には行かなかった。私は母
と相談して、行かれないという返電を打つ事にした。できるだけ簡略な言葉で父の病気の危篤(きとく)に陥りつつある旨(むね)も付け加えた
が、それでも気が済まなかったから、委細(いさい)手紙として、細かい事情をその日のうちに認(したた)めて郵便で出した。頼んだ位地の事
とばかり信じ切った母は、「本当に間(ま)の悪い時は仕方のないものだね」といって残念そうな顔をした。
769友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 19:14:49 ID:GdfEXPqP0
私(わたくし)の書いた手紙はかなり長いものであった。母も私も今度こそ先生から何とかいって来るだろうと考えていた。すると手紙
を出して二日目にまた電報が私宛(あて)で届いた。それには来ないでもよろしいという文句だけしかなかった。私はそれを母に見せた。
「大方(おおかた)手紙で何とかいってきて下さるつもりだろうよ」
 母はどこまでも先生が私のために衣食の口を周旋してくれるものとばかり解釈しているらしかった。私もあるいはそうかとも考えたが
、先生の平生から推(お)してみると、どうも変に思われた。「先生が口を探してくれる」。これはあり得(う)べからざる事のように私には見えた。
「とにかく私の手紙はまだ向うへ着いていないはずだから、この電報はその前に出したものに違いないですね」
 私は母に向かってこんな分り切った事をいった。母はまたもっともらしく思案しながら「そうだね」と答えた。私の手紙を読まない前に、先
生がこの電報を打ったという事が、先生を解釈する上において、何の役にも立たないのは知れているのに。
 その日はちょうど主治医が町から院長を連れて来るはずになっていたので、母と私はそれぎりこの事件について話をする機会がなかっ
た。二人の医者は立ち合いの上、病人に浣腸(かんちょう)などをして帰って行った。
 父は医者から安臥(あんが)を命ぜられて以来、両便とも寝たまま他(ひと)の手で始末してもらっていた。潔癖な父は、最初の間こそ甚
(はなは)だしくそれを忌(い)み嫌ったが、身体(からだ)が利(き)かないので、やむを得ずいやいや床(とこ)の上で用を足した。それが病
気の加減で頭がだんだん鈍くなるのか何だか、日を経(ふ)るに従って、無精な排泄(はいせつ)を意としないようになった。たまには蒲団(
ふとん)や敷布を汚して、傍(はた)のものが眉(まゆ)を寄せるのに、当人はかえって平気でいたりした。もっとも尿の量は病気の性質とし
て、極めて少なくなった。医者はそれを苦にした。食欲も次第に衰えた。たまに何か欲しがっても、舌が欲しがるだけで、咽喉(のど)から
下へはごく僅(わずか)しか通らなかった。好きな新聞も手に取る気力がなくなった。枕(まくら)の傍(そば)にある老眼鏡(ろうがんきょう)
は、いつまでも黒い鞘(さや)に納められたままであった。子供の時分から仲の好かった作(さく)さんという今では一里(り)ばかり隔たった
所に住んでいる人が見舞に来た時、父は「ああ作さんか」といって、どんよりした眼を作さんの方に向けた。
「作さんよく来てくれた。作さんは丈夫で羨(うらや)ましいね。己(おれ)はもう駄目(だめ)だ」
「そんな事はないよ。お前なんか子供は二人とも大学を卒業するし、少しぐらい病気になったって、申し分はないんだ。おれをご覧よ
。かかあには死なれるしさ、子供はなしさ。ただこうして生きているだけの事だよ。達者だって何の楽しみもないじゃないか」
 浣腸(かんちょう)をしたのは作さんが来てから二、三日あとの事であった。父は医者のお蔭(かげ)で大変楽になったといって喜んだ
。少し自分の寿命に対する度胸ができたという風(ふう)に機嫌が直った。傍(そば)にいる母は、それに釣り込まれたのか、病人に気力
を付けるためか、先生から電報のきた事を、あたかも私の位置が父の希望する通り東京にあったように話した。傍(そば)にいる私はむ
ずがゆい心持がしたが、母の言葉を遮(さえぎ)る訳にもゆかないので、黙って聞いていた。病人は嬉(うれ)しそうな顔をした。
「そりゃ結構です」と妹(いもと)の夫もいった。
「何の口だかまだ分らないのか」と兄が聞いた。
 私は今更それを否定する勇気を失った。自分にも何とも訳の分らない曖昧(あいまい)な返事をして、わざと席を立った。
770友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 19:15:30 ID:GdfEXPqP0
父の病気は最後の一撃を待つ間際(まぎわ)まで進んで来て、そこでしばらく躊躇(ちゅうちょ)するようにみえた。家のものは運命の宣告が、
今日下(くだ)るか、今日下るかと思って、毎夜床(とこ)にはいった。
 父は傍(はた)のものを辛(つら)くするほどの苦痛をどこにも感じていなかった。その点になると看病はむしろ楽であった。要心のために、誰
か一人ぐらいずつ代る代る起きてはいたが、あとのものは相当の時間に各自(めいめい)の寝床へ引き取って差支(さしつか)えなかった。何
かの拍子で眠れなかった時、病人の唸(うな)るような声を微(かす)かに聞いたと思い誤った私(わたくし)は、一遍(ぺん)半夜(よなか)に床
を抜け出して、念のため父の枕元(まくらもと)まで行ってみた事があった。その夜(よ)は母が起きている番に当っていた。しかしその母は父
の横に肱(ひじ)を曲げて枕としたなり寝入っていた。父も深い眠りの裏(うち)にそっと置かれた人のように静かにしていた。私は忍び足でまた
自分の寝床へ帰った。
 私は兄といっしょの蚊帳(かや)の中に寝た。妹(いもと)の夫だけは、客扱いを受けているせいか、独り離れた座敷に入(い)って休んだ。
「関(せき)さんも気の毒だね。ああ幾日も引っ張られて帰れなくっちゃあ」
 関というのはその人の苗字(みょうじ)であった。
「しかしそんな忙しい身体(からだ)でもないんだから、ああして泊っていてくれるんでしょう。関さんよりも兄さんの方が困るでしょう、こう長く
なっちゃ」
「困っても仕方がない。外(ほか)の事と違うからな」
 兄と床(とこ)を並べて寝る私は、こんな寝物語をした。兄の頭にも私の胸にも、父はどうせ助からないという考えがあった。どうせ助からな
いものならばという考えもあった。我々は子として親の死ぬのを待っているようなものであった。しかし子としての我々はそれを言葉の上に表
わすのを憚(はば)かった。そうしてお互いにお互いがどんな事を思っているかをよく理解し合っていた。
「お父さんは、まだ治る気でいるようだな」と兄が私にいった。
 実際兄のいう通りに見えるところもないではなかった。近所のものが見舞にくると、父は必ず会うといって承知しなかった。会えばきっと、私
の卒業祝いに呼ぶ事ができなかったのを残念がった。その代り自分の病気が治ったらというような事も時々付け加えた。
「お前の卒業祝いは已(や)めになって結構だ。おれの時には弱ったからね」と兄は私の記憶を突ッついた。私はアルコールに煽(あお)られ
たその時の乱雑な有様を想(おも)い出して苦笑した。飲むものや食うものを強(し)いて廻(まわ)る父の態度も、にがにがしく私の眼に映った。
 私たちはそれほど仲の好(い)い兄弟ではなかった。小(ち)さいうちは好(よ)く喧嘩(けんか)をして、年の少ない私の方がいつでも泣かされ
た。学校へはいってからの専門の相違も、全く性格の相違から出ていた。大学にいる時分の私は、ことに先生に接触した私は、遠くから兄を
眺(なが)めて、常に動物的だと思っていた。私は長く兄に会わなかったので、また懸け隔たった遠くにいたので、時からいっても距離からい
っても、兄はいつでも私には近くなかったのである。それでも久しぶりにこう落ち合ってみると、兄弟の優(やさ)しい心持がどこからか自然に
湧(わ)いて出た。場合が場合なのもその大きな源因(げんいん)になっていた。二人に共通な父、その父の死のうとしている枕元(まくらもと)
で、兄と私は握手したのであった。
「お前これからどうする」と兄は聞いた。私はまた全く見当の違った質問を兄に掛けた。
「一体家(うち)の財産はどうなってるんだろう」
「おれは知らない。お父さんはまだ何ともいわないから。しかし財産っていったところで金としては高(たか)の知れたものだろう」
 母はまた母で先生の返事の来るのを苦にしていた。
「まだ手紙は来ないかい」と私を責めた。
771友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 19:16:36 ID:GdfEXPqP0
「先生先生というのは一体誰(だれ)の事だい」と兄が聞いた。
「こないだ話したじゃないか」と私(わたくし)は答えた。私は自分で質問をしておきながら、すぐ他(ひと)の説明を忘れてしまう兄に対して不
快の念を起した。「聞いた事は聞いたけれども」 兄は必竟(ひっきょう)聞いても解(わか)らないというのであった。私から見ればなにも無
理に先生を兄に理解してもらう必要はなかった。けれども腹は立った。また例の兄らしい所が出て来たと思った。
 先生先生と私が尊敬する以上、その人は必ず著名の士でなくてはならないように兄は考えていた。少なくとも大学の教授ぐらいだろうと
推察していた。名もない人、何もしていない人、それがどこに価値をもっているだろう。兄の腹はこの点において、父と全く同じものであった。
けれども父が何もできないから遊んでいるのだと速断するのに引きかえて、兄は何かやれる能力があるのに、ぶらぶらしているのは詰(つま
)らん人間に限るといった風(ふう)の口吻(こうふん)を洩(も)らした。
「イゴイストはいけないね。何もしないで生きていようというのは横着な了簡(りょうけん)だからね。人は自分のもっている才能をできるだけ
働かせなくっちゃ嘘(うそ)だ」
 私は兄に向かって、自分の使っているイゴイストという言葉の意味がよく解(わか)るかと聞き返してやりたかった。
「それでもその人のお蔭(かげ)で地位ができればまあ結構だ。お父(とう)さんも喜んでるようじゃないか」
 兄は後からこんな事をいった。先生から明瞭(めいりょう)な手紙の来ない以上、私はそう信ずる事もできず、またそう口に出す勇気も
なかった。それを母の早呑(はやの)み込(こ)みでみんなにそう吹聴(ふいちょう)してしまった今となってみると、私は急にそれを打ち消
す訳に行かなくなった。私は母に催促されるまでもなく、先生の手紙を待ち受けた。そうしてその手紙に、どうかみんなの考えているよう
な衣食の口の事が書いてあればいいがと念じた。私は死に瀕(ひん)している父の手前、その父に幾分でも安心させてやりたいと祈りつつ
ある母の手前、働かなければ人間でないようにいう兄の手前、その他(た)妹(いもと)の夫だの伯父(おじ)だの叔母(おば)だのの手前、私
のちっとも頓着(とんじゃく)していない事に、神経を悩まさなければならなかった。
 父が変な黄色いものも嘔(は)いた時、私はかつて先生と奥さんから聞かされた危険を思い出した。「ああして長く寝ているんだから胃も
悪くなるはずだね」といった母の顔を見て、何も知らないその人の前に涙ぐんだ。
 兄と私が茶の間で落ち合った時、兄は「聞いたか」といった。それは医者が帰り際に兄に向っていった事を聞いたかという意味であった。
私には説明を待たないでもその意味がよく解っていた。
「お前ここへ帰って来て、宅(うち)の事を監理する気がないか」と兄が私を顧みた。私は何とも答えなかった。
「お母さん一人じゃ、どうする事もできないだろう」と兄がまたいった。兄は私を土の臭(にお)いを嗅(か)いで朽ちて行っても惜しくないように見
ていた。
「本を読むだけなら、田舎(いなか)でも充分できるし、それに働く必要もなくなるし、ちょうど好(い)いだろう」
「兄さんが帰って来るのが順ですね」と私がいった。
「おれにそんな事ができるものか」と兄は一口(ひとくち)に斥(しりぞ)けた。兄の腹の中には、世の中でこれから仕事をしようという気が充(み
)ち満(み)ちていた。
「お前がいやなら、まあ伯父さんにでも世話を頼むんだが、それにしてもお母さんはどっちかで引き取らなくっちゃなるまい」
「お母さんがここを動くか動かないかがすでに大きな疑問ですよ」
 兄弟はまだ父の死なない前から、父の死んだ後(あと)について、こんな風に語り合った。
772友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 19:17:23 ID:GdfEXPqP0
父は時々囈語(うわこと)をいうようになった。
「乃木大将(のぎたいしょう)に済まない。実に面目次第(めんぼくしだい)がない。いえ私もすぐお後(あと)から」
 こんな言葉をひょいひょい出した。母は気味を悪がった。なるべくみんなを枕元(まくらもと)へ集めておきたがった。気のたしかな時は
頻(しき)りに淋(さび)しがる病人にもそれが希望らしく見えた。ことに室(へや)の中(うち)を見廻(みまわ)して母の影が見えないと、父
は必ず「お光(みつ)は」と聞いた。聞かないでも、眼がそれを物語っていた。私(わたくし)はよく起(た)って母を呼びに行った。「何かご用
ですか」と、母が仕掛(しか)けた用をそのままにしておいて病室へ来ると、父はただ母の顔を見詰めるだけで何もいわない事があった。
そうかと思うと、まるで懸け離れた話をした。突然「お光お前(まえ)にも色々世話になったね」などと優(やさ)しい言葉を出す時もあった。
母はそういう言葉の前にきっと涙ぐんだ。そうした後ではまたきっと丈夫であった昔の父をその対照として想(おも)い出すらしかった。
「あんな憐(あわ)れっぽい事をお言いだがね、あれでもとはずいぶん酷(ひど)かったんだよ」
 母は父のために箒(ほうき)で背中をどやされた時の事などを話した。今まで何遍(なんべん)もそれを聞かされた私と兄は、いつもとは
まるで違った気分で、母の言葉を父の記念(かたみ)のように耳へ受け入れた。
 父は自分の眼の前に薄暗く映る死の影を眺めながら、まだ遺言(ゆいごん)らしいものを口に出さなかった。
「今のうち何か聞いておく必要はないかな」と兄が私の顔を見た。
「そうだなあ」と私は答えた。私はこちらから進んでそんな事を持ち出すのも病人のために好(よ)し悪(あ)しだと考えていた。二人は決し
かねてついに伯父(おじ)に相談をかけた。伯父も首を傾けた。
「いいたい事があるのに、いわないで死ぬのも残念だろうし、といって、こっちから催促するのも悪いかも知れず」
 話はとうとう愚図愚図(ぐずぐず)になってしまった。そのうちに昏睡(こんすい)が来た。例の通り何も知らない母は、それをただの眠りと
思い違えてかえって喜んだ。「まあああして楽に寝られれば、傍(はた)にいるものも助かります」といった。
 父は時々眼を開けて、誰(だれ)はどうしたなどと突然聞いた。その誰はつい先刻(さっき)までそこに坐(すわ)っていた人の名に限られ
ていた。父の意識には暗い所と明るい所とできて、その明るい所だけが、闇(やみ)を縫う白い糸のように、ある距離を置いて連続するように
みえた。母が昏睡(こんすい)状態を普通の眠りと取り違えたのも無理はなかった。
 そのうち舌が段々縺(もつ)れて来た。何かいい出しても尻(しり)が不明瞭(ふめいりょう)に了(おわ)るために、要領を得ないでしまう事
が多くあった。そのくせ話し始める時は、危篤の病人とは思われないほど、強い声を出した。我々は固(もと)より不断以上に調子を張り上
げて、耳元へ口を寄せるようにしなければならなかった。
「頭を冷やすと好(い)い心持ですか」
「うん」
 私は看護婦を相手に、父の水枕(みずまくら)を取り更(か)えて、それから新しい氷を入れた氷嚢(ひょうのう)を頭の上へ載(の)せた。
がさがさに割られて尖(とが)り切った氷の破片が、嚢(ふくろ)の中で落ちつく間、私は父の禿(は)げ上った額の外(はずれ)でそれを柔らか
に抑(おさ)えていた。その時兄が廊下伝(ろうかづた)いにはいって来て、一通の郵便を無言のまま私の手に渡した。空(あ)いた方の左
手を出して、その郵便を受け取った私はすぐ不審を起した。
 それは普通の手紙に比べるとよほど目方の重いものであった。並(なみ)の状袋(じょうぶくろ)にも入れてなかった。また並の状袋に入
れられべき分量でもなかった。半紙で包んで、封じ目を鄭寧(ていねい)に糊(のり)で貼(は)り付けてあった。私はそれを兄の手から受け
取った時、すぐその書留である事に気が付いた。裏を返して見るとそこに先生の名がつつしんだ字で書いてあった。手の放せない私は、
すぐ封を切る訳に行かないので、ちょっとそれを懐(ふところ)に差し込んだ。
773友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 19:18:18 ID:GdfEXPqP0
その日は病人の出来がことに悪いように見えた。私(わたくし)が厠(かわや)へ行こうとして席を立った時、廊下で行き合った兄は「どこ
へ行く」と番兵のような口調で誰何(すいか)した。
「どうも様子が少し変だからなるべく傍(そば)にいるようにしなくっちゃいけないよ」と注意した。
 私もそう思っていた。懐中(かいちゅう)した手紙はそのままにしてまた病室へ帰った。父は眼を開けて、そこに並んでいる人の名前を
母に尋ねた。母があれは誰、これは誰と一々説明してやると、父はそのたびに首肯(うなず)いた。首肯かない時は、母が声を張りあげて
、何々さんです、分りましたかと念を押した。
「どうも色々お世話になります」
 父はこういった。そうしてまた昏睡状態に陥った。枕辺(まくらべ)を取り巻いている人は無言のまましばらく病人の様子を見詰めていた
。やがてその中(うち)の一人が立って次の間(ま)へ出た。するとまた一人立った。私も三人目にとうとう席を外(はず)して、自分の室(へ
や)へ来た。私には先刻(さっき)懐(ふところ)へ入れた郵便物の中を開けて見ようという目的があった。それは病人の枕元でも容易にで
きる所作(しょさ)には違いなかった。しかし書かれたものの分量があまりに多過ぎるので、一息(ひといき)にそこで読み通す訳には行か
なかった。私は特別の時間を偸(ぬす)んでそれに充(あ)てた。
 私は繊維の強い包み紙を引き掻くように裂(さ)き破った。中から出たものは、縦横(たてよこ)に引いた罫(けい)の中へ行儀よく書いた
原稿様(よう)のものであった。そうして封じる便宜のために、四(よ)つ折(おり)に畳(たた)まれてあった。私は癖のついた西洋紙を、逆に
折り返して読みやすいように平たくした。
 私の心はこの多量の紙と印気(インキ)が、私に何事を語るのだろうかと思って驚いた。私は同時に病室の事が気にかかった。私がこの
かきものを読み始めて、読み終らない前に、父はきっとどうかなる、少なくとも、私は兄からか母からか、それでなければ伯父(おじ)から
か、呼ばれるに極(きま)っているという予覚(よかく)があった。私は落ち付いて先生の書いたものを読む気になれなかった。私はそわそ
わしながらただ最初の一頁(ページ)を読んだ。その頁は下(しも)のように綴(つづ)られていた。
「あなたから過去を問いただされた時、答える事のできなかった勇気のない私は、今あなたの前に、それを明白に物語る自由を得たと信
じます。しかしその自由はあなたの上京を待っているうちにはまた失われてしまう世間的の自由に過ぎないのであります。したがって、そ
れを利用できる時に利用しなければ、私の過去をあなたの頭に間接の経験として教えて上げる機会を永久に逸(いっ)するようになります。
そうすると、あの時あれほど堅く約束した言葉がまるで嘘(うそ)になります。私はやむを得ず、口でいうべきところを、筆で申し上げる事にし
ました」
 私はそこまで読んで、始めてこの長いものが何のために書かれたのか、その理由を明らかに知る事ができた。私の衣食の口、そんなも
のについて先生が手紙を寄こす気遣(きづか)いはないと、私は初手から信じていた。しかし筆を執(と)ることの嫌いな先生が、どうしてあ
の事件をこう長く書いて、私に見せる気になったのだろう。先生はなぜ私の上京するまで待っていられないだろう。
「自由が来たから話す。しかしその自由はまた永久に失われなければならない」
 私は心のうちでこう繰り返しながら、その意味を知るに苦しんだ。私は突然不安に襲われた。私はつづいて後(あと)を読もうとした。その
時病室の方から、私を呼ぶ大きな兄の声が聞こえた。私はまた驚いて立ち上った。廊下を馳(か)け抜けるようにしてみんなのいる方へ行
った。私はいよいよ父の上に最後の瞬間が来たのだと覚悟した。
774友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 19:19:23 ID:GdfEXPqP0
病室にはいつの間にか医者が来ていた。なるべく病人を楽にするという主意からまた浣腸(かんちょう)を試みるところであった。
看護婦は昨夜(ゆうべ)の疲れを休めるために別室で寝ていた。慣れない兄は起(た)ってまごまごしていた。私(わたくし)の顔を見
ると、「ちょっと手をお貸(か)し」といったまま、自分は席に着いた。私は兄に代って、油紙(あぶらがみ)を父の尻(しり)の下に宛(あ)てがったりした。
 父の様子は少しくつろいで来た。三十分ほど枕元(まくらもと)に坐(すわ)っていた医者は、浣腸(かんちょう)の結果を認めた上、また
来るといって、帰って行った。帰り際(ぎわ)に、もしもの事があったらいつでも呼んでくれるようにわざわざ断っていた。
 私は今にも変(へん)がありそうな病室を退(しりぞ)いてまた先生の手紙を読もうとした。しかし私はすこしも寛(ゆっ)くりした気分にな
れなかった。机の前に坐るや否(いな)や、また兄から大きな声で呼ばれそうでならなかった。そうして今度呼ばれれば、それが最後だと
いう畏怖(いふ)が私の手を顫(ふる)わした。私は先生の手紙をただ無意味に頁(ページ)だけ剥繰(はぐ)って行った。私の眼は几帳面(
きちょうめん)に枠(わく)の中に篏(は)められた字画(じかく)を見た。けれどもそれを読む余裕はなかった。拾い読みにする余裕すら覚
束(おぼつか)なかった。私は一番しまいの頁まで順々に開けて見て、またそれを元の通りに畳(たた)んで机の上に置こうとした。その時
ふと結末に近い一句が私の眼にはいった。「この手紙があなたの手に落ちる頃には、私はもうこの世にはいないでしょう。とくに死んでいる
でしょう」 私ははっと思った。今までざわざわと動いていた私の胸が一度に凝結(ぎょうけつ)したように感じた。私はまた逆に頁をはぐり
返した。そうして一枚に一句ぐらいずつの割で倒(さかさ)に読んで行った。私は咄嗟(とっさ)の間(あいだ)に、私の知らなければならない
事を知ろうとして、ちらちらする文字(もんじ)を、眼で刺し通そうと試みた。その時私の知ろうとするのは、ただ先生の安否だけであった。
先生の過去、かつて先生が私に話そうと約束した薄暗いその過去、そんなものは私に取って、全く無用であった。私は倒(さかさ)まに頁を
はぐりながら、私に必要な知識を容易に与えてくれないこの長い手紙を自烈(じれっ)たそうに畳んだ。
 私はまた父の様子を見に病室の戸口まで行った。病人の枕辺(まくらべ)は存外(ぞんがい)静かであった。頼りなさそうに疲れた顔をし
てそこに坐っている母を手招(てまね)ぎして、「どうですか様子は」と聞いた。母は「今少し持ち合ってるようだよ」と答えた。私は父の眼の
前へ顔を出して、「どうです、浣腸して少しは心持が好くなりましたか」と尋ねた。父は首肯(うなず)いた。父ははっきり「有難う」といった。
父の精神は存外朦朧(もうろう)としていなかった。 私はまた病室を退(しりぞ)いて自分の部屋に帰った。そこで時計を見ながら、汽車
の発着表を調べた。私は突然立って帯を締め直して、袂(たもと)の中へ先生の手紙を投げ込んだ。それから勝手口から表へ出た。私は夢
中で医者の家へ馳(か)け込んだ。私は医者から父がもう二(に)、三日(さんち)保(も)つだろうか、そこのところを判然(はっきり)聞こうとし
た。注射でも何でもして、保たしてくれと頼もうとした。医者は生憎(あいにく)留守であった。私には凝(じっ)として彼の帰るのを待ち受ける
時間がなかった。心の落(お)ち付(つ)きもなかった。私はすぐ俥(くるま)を停車場(ステーション)へ急がせた。
 私は停車場の壁へ紙片(かみぎれ)を宛(あ)てがって、その上から鉛筆で母と兄あてで手紙を書いた。手紙はごく簡単なものであった
が、断らないで走るよりまだ増しだろうと思って、それを急いで宅(うち)へ届けるように車夫(しゃふ)に頼んだ。そうして思い切った勢(いき
お)いで東京行きの汽車に飛び乗ってしまった。私はごうごう鳴る三等列車の中で、また袂(たもと)から先生の手紙を出して、ようやく始め
からしまいまで眼を通した。
775友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 19:20:12 ID:GdfEXPqP0
「……私(わたくし)はこの夏あなたから二、三度手紙を受け取りました。東京で相当の地位を得たいから宜(よろ)しく頼むと書いてあっ
たのは、たしか二度目に手に入(い)ったものと記憶しています。私はそれを読んだ時何(なん)とかしたいと思ったのです。少なくとも返
事を上げなければ済まんとは考えたのです。しかし自白すると、私はあなたの依頼に対して、まるで努力をしなかったのです。ご承知の
通り、交際区域の狭いというよりも、世の中にたった一人で暮しているといった方が適切なくらいの私には、そういう努力をあえてする余
地が全くないのです。しかしそれは問題ではありません。実をいうと、私はこの自分をどうすれば好(い)いのかと思い煩(わずら)ってい
たところなのです。このまま人間の中に取り残されたミイラのように存在して行こうか、それとも……その時分の私は「それとも」という言
葉を心のうちで繰り返すたびにぞっとしました。馳足(かけあし)で絶壁の端(はじ)まで来て、急に底の見えない谷を覗(のぞ)き込んだ人
のように。私は卑怯(ひきょう)でした。そうして多くの卑怯な人と同じ程度において煩悶(はんもん)したのです。遺憾(いかん)ながら、その
時の私には、あなたというものがほとんど存在していなかったといっても誇張ではありません。一歩進めていうと、あなたの地位、あなた
の糊口(ここう)の資(し)、そんなものは私にとってまるで無意味なのでした。どうでも構わなかったのです。私はそれどころの騒ぎでなか
ったのです。私は状差(じょうさし)へあなたの手紙を差したなり、依然として腕組をして考え込んでいました。宅(うち)に相応の財産がある
ものが、何を苦しんで、卒業するかしないのに、地位地位といって藻掻(もが)き廻(まわ)るのか。私はむしろ苦々(にがにが)しい気分で
、遠くにいるあなたにこんな一瞥(いちべつ)を与えただけでした。私は返事を上げなければ済まないあなたに対して、言訳(いいわけ)の
ためにこんな事を打ち明けるのです。あなたを怒らすためにわざと無躾(ぶしつけ)な言葉を弄(ろう)するのではありません。私の本意は
後(あと)をご覧になればよく解(わか)る事と信じます。とにかく私は何とか挨拶(あいさつ)すべきところを黙っていたのですから、私はこ
の怠慢の罪をあなたの前に謝したいと思います。
 その後(ご)私はあなたに電報を打ちました。有体(ありてい)にいえば、あの時私はちょっとあなたに会いたかったのです。それからあな
たの希望通り私の過去をあなたのために物語りたかったのです。あなたは返電を掛(か)けて、今東京へは出られないと断って来ました
が、私は失望して永らくあの電報を眺(なが)めていました。あなたも電報だけでは気が済まなかったとみえて、また後から長い手紙を寄
こしてくれたので、あなたの出京(しゅっきょう)できない事情がよく解(わか)りました。私はあなたを失礼な男だとも何とも思う訳がありませ
ん。あなたの大事なお父さんの病気をそっち退(の)けにして、何であなたが宅(うち)を空(あ)けられるものですか。そのお父さんの生死(
しょうし)を忘れているような私の態度こそ不都合です。――私は実際あの電報を打つ時に、あなたのお父さんの事を忘れていたのです。
そのくせあなたが東京にいる頃(ころ)には、難症(なんしょう)だからよく注意しなくってはいけないと、あれほど忠告したのは私ですのに。
私はこういう矛盾な人間なのです。あるいは私の脳髄(のうずい)よりも、私の過去が私を圧迫する結果こんな矛盾な人間に私を変化させ
るのかも知れません。私はこの点においても充分私の我(が)を認めています。あなたに許してもらわなくてはなりません。
 あなたの手紙、――あなたから来た最後の手紙――を読んだ時、私は悪い事をしたと思いました。それでその意味の返事を出そうか
と考えて、筆を執(と)りかけましたが、一行も書かずに已(や)めました。どうせ書くなら、この手紙を書いて上げたかったから、そうして
この手紙を書くにはまだ時機が少し早過ぎたから、已めにしたのです。私がただ来るに及ばないという簡単な電報を再び打ったのは、
それがためです。
776友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 19:21:16 ID:GdfEXPqP0
「私(わたくし)はそれからこの手紙を書き出しました。平生(へいぜい)筆を持ちつけない私には、自分の思うように、事件なり思想なりが
運ばないのが重い苦痛でした。私はもう少しで、あなたに対する私のこの義務を放擲(ほうてき)するところでした。しかしいくら止(よ)そう
と思って筆を擱(お)いても、何にもなりませんでした。私は一時間経(た)たないうちにまた書きたくなりました。あなたから見たら、これが
義務の遂行(すいこう)を重んずる私の性格のように思われるかも知れません。私もそれは否(いな)みません。私はあなたの知っている
通り、ほとんど世間と交渉のない孤独な人間ですから、義務というほどの義務は、自分の左右前後を見廻(みまわ)しても、どの方角に
も根を張っておりません。故意か自然か、私はそれをできるだけ切り詰めた生活をしていたのです。けれども私は義務に冷淡だからこう
なったのではありません。むしろ鋭敏(えいびん)過ぎて刺戟(しげき)に堪えるだけの精力がないから、ご覧のように消極的な月日を送
る事になったのです。だから一旦(いったん)約束した以上、それを果たさないのは、大変厭(いや)な心持です。私はあなたに対してこの
厭な心持を避けるためにでも、擱いた筆をまた取り上げなければならないのです。
 その上私は書きたいのです。義務は別として私の過去を書きたいのです。私の過去は私だけの経験だから、私だけの所有といっても
差支(さしつか)えないでしょう。それを人に与えないで死ぬのは、惜しいともいわれるでしょう。私にも多少そんな心持があります。ただ
し受け入れる事のできない人に与えるくらいなら、私はむしろ私の経験を私の生命(いのち)と共に葬(ほうむ)った方が好(い)いと思いま
す。実際ここにあなたという一人の男が存在していないならば、私の過去はついに私の過去で、間接にも他人の知識にはならないで済
んだでしょう。私は何千万といる日本人のうちで、ただあなただけに、私の過去を物語りたいのです。あなたは真面目(まじめ)だから。あ
なたは真面目に人生そのものから生きた教訓を得たいといったから。
 私は暗い人世の影を遠慮なくあなたの頭の上に投げかけて上げます。しかし恐れてはいけません。暗いものを凝(じっ)と見詰めて、
その中からあなたの参考になるものをお攫(つか)みなさい。私の暗いというのは、固(もと)より倫理的に暗いのです。私は倫理的に生
れた男です。また倫理的に育てられた男です。その倫理上の考えは、今の若い人と大分(だいぶ)違ったところがあるかも知れません。し
かしどう間違っても、私自身のものです。間に合せに借りた損料着(そんりょうぎ)ではありません。だからこれから発達しようというあなた
には幾分か参考になるだろうと思うのです。
 あなたは現代の思想問題について、よく私に議論を向けた事を記憶しているでしょう。私のそれに対する態度もよく解(わか)っているで
しょう。私はあなたの意見を軽蔑(けいべつ)までしなかったけれども、決して尊敬を払い得(う)る程度にはなれなかった。あなたの考えに
は何らの背景もなかったし、あなたは自分の過去をもつには余りに若過ぎたからです。私は時々笑った。あなたは物足りなそうな顔をち
ょいちょい私に見せた。その極(きょく)あなたは私の過去を絵巻物(えまきもの)のように、あなたの前に展開してくれと逼(せま)った。私は
その時心のうちで、始めてあなたを尊敬した。あなたが無遠慮(ぶえんりょ)に私の腹の中から、或(あ)る生きたものを捕(つら)まえようという
決心を見せたからです。私の心臓を立ち割って、温かく流れる血潮を啜(すす)ろうとしたからです。その時私はまだ生きていた。死ぬのが厭
(いや)であった。それで他日(たじつ)を約して、あなたの要求を斥(しりぞ)けてしまった。私は今自分で自分の心臓を破って、その血をあな
たの顔に浴(あ)びせかけようとしているのです。私の鼓動(こどう)が停(とま)った時、あなたの胸に新しい命が宿る事ができるなら満足です。
777友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 19:21:57 ID:GdfEXPqP0
「私が両親を亡(な)くしたのは、まだ私の廿歳(はたち)にならない時分でした。いつか妻(さい)があなたに話していたようにも記憶してい
ますが、二人は同じ病気で死んだのです。しかも妻があなたに不審を起させた通り、ほとんど同時といっていいくらいに、前後して死んだ
のです。実をいうと、父の病気は恐るべき腸(ちょう)窒扶斯(チフス)でした。それが傍(そば)にいて看護をした母に伝染したのです。
 私は二人の間にできたたった一人の男の子でした。宅(うち)には相当の財産があったので、むしろ鷹揚(おうよう)に育てられました。私
は自分の過去を顧みて、あの時両親が死なずにいてくれたなら、少なくとも父か母かどっちか、片方で好(い)いから生きていてくれたなら
、私はあの鷹揚な気分を今まで持ち続ける事ができたろうにと思います。
 私は二人の後(あと)に茫然(ぼうぜん)として取り残されました。私には知識もなく、経験もなく、また分別もありませんでした。父の死ぬ
時、母は傍にいる事ができませんでした。母の死ぬ時、母には父の死んだ事さえまだ知らせてなかったのです。母はそれを覚(さと)って
いたか、または傍(はた)のもののいうごとく、実際父は回復期に向いつつあるものと信じていたか、それは分りません。母はただ叔父(お
じ)に万事を頼んでいました。そこに居合(いあわ)せた私を指さすようにして、「この子をどうぞ何分(なにぶん)」といいました。私はその
前から両親の許可を得て、東京へ出るはずになっていましたので、母はそれもついでにいうつもりらしかったのです。それで「東京へ」と
だけ付け加えましたら、叔父がすぐ後(あと)を引き取って、「よろしい決して心配しないがいい」と答えました。母は強い熱に堪え得(う)る
体質の女なんでしたろうか、叔父は「確(しっ)かりしたものだ」といって、私に向って母の事を褒(ほ)めていました。しかしこれがはたして
母の遺言であったのかどうだか、今考えると分らないのです。母は無論父の罹(かか)った病気の恐るべき名前を知っていたのです。そ
うして、自分がそれに伝染していた事も承知していたのです。けれども自分はきっとこの病気で命を取られるとまで信じていたかどうか、
そこになると疑う余地はまだいくらでもあるだろうと思われるのです。その上熱の高い時に出る母の言葉は、いかにそれが筋道の通った
明らかなものにせよ、一向(いっこう)記憶となって母の頭に影さえ残していない事がしばしばあったのです。だから……しかしそんな事は
問題ではありません。ただこういう風(ふう)に物を解きほどいてみたり、またぐるぐる廻(まわ)して眺(なが)めたりする癖(くせ)は、もうそ
の時分から、私にはちゃんと備わっていたのです。それはあなたにも始めからお断わりしておかなければならないと思いますが、その実
例としては当面の問題に大した関係のないこんな記述が、かえって役に立ちはしないかと考えます。あなたの方でもまあそのつもりで読
んでください。この性分(しょうぶん)が倫理的に個人の行為やら動作の上に及んで、私は後来(こうらい)ますます他(ひと)の徳義心を
疑うようになったのだろうと思うのです。それが私の煩悶(はんもん)や苦悩に向って、積極的に大きな力を添えているのは慥(たし)かで
すから覚えていて下さい。
 話が本筋(ほんすじ)をはずれると、分り悪(にく)くなりますからまたあとへ引き返しましょう。これでも私はこの長い手紙を書くのに、私と
同じ地位に置かれた他(ほか)の人と比べたら、あるいは多少落ち付いていやしないかと思っているのです。世の中が眠ると聞こえだすあ
の電車の響(ひびき)ももう途絶(とだ)えました。雨戸の外にはいつの間にか憐(あわ)れな虫の声が、露の秋をまた忍びやかに思い出さ
せるような調子で微(かす)かに鳴いています。何も知らない妻(さい)は次の室(へや)で無邪気にすやすや寝入(ねい)っています。私が
筆を執(と)ると、一字一劃(かく)ができあがりつつペンの先で鳴っています。私はむしろ落ち付いた気分で紙に向っているのです。不馴(ふ
な)れのためにペンが横へ外(そ)れるかも知れませんが、頭が悩乱(のうらん)して筆がしどろに走るのではないように思います。
778友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 19:23:05 ID:GdfEXPqP0
「とにかくたった一人取り残された私(わたくし)は、母のいい付け通り、この叔父(おじ)を頼るより外(ほか)に途(みち)はなかった
のです。叔父はまた一切(いっさい)を引き受けて凡(すべ)ての世話をしてくれました。そうして私を私の希望する東京へ出られる
ように取り計らってくれました。
 私は東京へ来て高等学校へはいりました。その時の高等学校の生徒は今よりもよほど殺伐(さつばつ)で粗野でした。私の知っ
たものに、夜中(よる)職人と喧嘩(けんか)をして、相手の頭へ下駄(げた)で傷を負わせたのがありました。それが酒を飲んだ揚句
(あげく)の事なので、夢中に擲(なぐ)り合いをしている間(あいだ)に、学校の制帽をとうとう向うのものに取られてしまったのです。
ところがその帽子の裏には当人の名前がちゃんと、菱形(ひしがた)の白いきれの上に書いてあったのです。それで事が面倒にな
って、その男はもう少しで警察から学校へ照会されるところでした。しかし友達が色々と骨を折って、ついに表沙汰(おもてざた)にせ
ずに済むようにしてやりました。こんな乱暴な行為を、上品な今の空気のなかに育ったあなた方に聞かせたら、定めて馬鹿馬鹿(ば
かばか)しい感じを起すでしょう。私も実際馬鹿馬鹿しく思います。しかし彼らは今の学生にない一種質朴(しつぼく)な点をその代りに
もっていたのです。当時私の月々叔父から貰(もら)っていた金は、あなたが今、お父さんから送ってもらう学資に比べると遥(はる)か
に少ないものでした。(無論物価も違いましょうが)。それでいて私は少しの不足も感じませんでした。のみならず数ある同級生のうち
で、経済の点にかけては、決して人を羨(うらや)ましがる憐(あわ)れな境遇にいた訳ではないのです。今から回顧すると、むしろ人に
羨ましがられる方だったのでしょう。というのは、私は月々極(きま)った送金の外に、書籍費、(私はその時分から書物を買う事が好
きでした)、および臨時の費用を、よく叔父から請求して、ずんずんそれを自分の思うように消費する事ができたのですから。
 何も知らない私は、叔父(おじ)を信じていたばかりでなく、常に感謝の心をもって、叔父をありがたいもののように尊敬していまし
た。叔父は事業家でした。県会議員にもなりました。その関係からでもありましょう、政党にも縁故があったように記憶しています。父
の実の弟ですけれども、そういう点で、性格からいうと父とはまるで違った方へ向いて発達したようにも見えます。父は先祖から譲ら
れた遺産を大事に守って行く篤実一方(とくじついっぽう)の男でした。楽しみには、茶だの花だのをやりました。それから詩集などを
読む事も好きでした。書画骨董(しょがこっとう)といった風(ふう)のものにも、多くの趣味をもっている様子でした。家は田舎(いなか
)にありましたけれども、二里(り)ばかり隔たった市(し)、――その市には叔父が住んでいたのです、――その市から時々道具屋
が懸物(かけもの)だの、香炉(こうろ)だのを持って、わざわざ父に見せに来ました。父は一口(ひとくち)にいうと、まあマン・オフ・ミ
ーンズとでも評したら好(い)いのでしょう。比較的上品な嗜好(しこう)をもった田舎紳士だったのです。だから気性(きしょう)からい
うと、闊達(かったつ)な叔父とはよほどの懸隔(けんかく)がありました。それでいて二人はまた妙に仲が好かったのです。父はよく
叔父を評して、自分よりも遥(はる)かに働きのある頼もしい人のようにいっていました。自分のように、親から財産を譲られたものは、
どうしても固有の材幹(さいかん)が鈍(にぶ)る、つまり世の中と闘う必要がないからいけないのだともいっていました。この言葉は母
も聞きました。私も聞きました。父はむしろ私の心得になるつもりで、それをいったらしく思われます。「お前もよく覚えているが好(い)
い」と父はその時わざわざ私の顔を見たのです。だから私はまだそれを忘れずにいます。このくらい私の父から信用されたり、褒(ほ
)められたりしていた叔父を、私がどうして疑う事ができるでしょう。私にはただでさえ誇りになるべき叔父でした。父や母が亡くなって、
万事その人の世話にならなければならない私には、もう単なる誇りではなかったのです。私の存在に必要な人間になっていたのです。
779友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 19:24:10 ID:GdfEXPqP0
「私が夏休みを利用して始めて国へ帰った時、両親の死に断えた私の住居(すまい)には、新しい主人として、叔父夫婦が入れ代っ
て住んでいました。これは私が東京へ出る前からの約束でした。たった一人取り残された私が家にいない以上、そうでもするより外(
ほか)に仕方がなかったのです。
 叔父はその頃(ころ)市にある色々な会社に関係していたようです。業務の都合からいえば、今までの居宅(きょたく)に寝起(ねお)
きする方が、二里(り)も隔(へだた)った私の家に移るより遥かに便利だといって笑いました。これは私の父母が亡くなった後(あと)、
どう邸(やしき)を始末して、私が東京へ出るかという相談の時、叔父の口を洩(も)れた言葉であります。私の家は旧(ふる)い歴史を
もっているので、少しはその界隈(かいわい)で人に知られていました。あなたの郷里でも同じ事だろうと思いますが、田舎では由緒(
ゆいしょ)のある家を、相続人があるのに壊(こわ)したり売ったりするのは大事件です。今の私ならそのくらいの事は何とも思いませ
んが、その頃はまだ子供でしたから、東京へは出たし、家(うち)はそのままにして置かなければならず、はなはだ所置(しょち)に苦し
んだのです。
 叔父(おじ)は仕方なしに私の空家(あきや)へはいる事を承諾してくれました。しかし市(し)の方にある住居(すまい)もそのままに
しておいて、両方の間を往(い)ったり来たりする便宜を与えてもらわなければ困るといいました。私に固(もと)より[#「私に固(もと)
より」は底本では「私は固(もと)より」]異議のありようはずがありません。私はどんな条件でも東京へ出られれば好(い)いくらいに考え
ていたのです。
 子供らしい私は、故郷(ふるさと)を離れても、まだ心の眼で、懐かしげに故郷の家を望んでいました。固よりそこにはまだ自分の帰る
べき家があるという旅人(たびびと)の心で望んでいたのです。休みが来れば帰らなくてはならないという気分は、いくら東京を恋しがっ
て出て来た私にも、力強くあったのです。私は熱心に勉強し、愉快に遊んだ後(あと)、休みには帰れると思うその故郷の家をよく夢に
見ました。
 私の留守の間、叔父はどんな風(ふう)に両方の間を往(ゆ)き来していたか知りません。私の着いた時は、家族のものが、みんな一
(ひと)つ家(いえ)の内に集まっていました。学校へ出る子供などは平生(へいぜい)おそらく市の方にいたのでしょうが、これも休暇の
ために田舎(いなか)へ遊び半分といった格(かく)で引き取られていました。
 みんな私の顔を見て喜びました。私はまた父や母のいた時より、かえって賑(にぎ)やかで陽気になった家の様子を見て嬉(うれ)し
がりました。叔父はもと私の部屋になっていた一間(ひとま)を占領している一番目の男の子を追い出して、私をそこへ入れました。
座敷の数(かず)も少なくないのだから、私はほかの部屋で構わないと辞退したのですけれども、叔父はお前の宅(うち)だからとい
って、聞きませんでした。
 私は折々亡くなった父や母の事を思い出す外(ほか)に、何の不愉快もなく、その一夏(ひとなつ)を叔父の家族と共に過ごして、
また東京へ帰ったのです。ただ一つその夏の出来事として、私の心にむしろ薄暗い影を投げたのは、叔父夫婦が口を揃(そろ)え
て、まだ高等学校へ入ったばかりの私に結婚を勧める事でした。それは前後で丁度三、四回も繰り返されたでしょう。私も始めは
ただその突然なのに驚いただけでした。二度目には判然(はっきり)断りました。三度目にはこっちからとうとうその理由を反問しな
ければならなくなりました。彼らの主意は単簡(たんかん)でした。早く嫁(よめ)を貰(もら)ってここの家へ帰って来て、亡くなった
父の後を相続しろというだけなのです。家は休暇(やすみ)になって帰りさえすれば、それでいいものと私は考えていました。父の
後を相続する、それには嫁が必要だから貰(もら)う、両方とも理屈としては一通(ひととお)り聞こえます。ことに田舎の事情を知っ
ている私には、よく解(わか)ります。私も絶対にそれを嫌ってはいなかったのでしょう。しかし東京へ修業に出たばかりの私には、
それが遠眼鏡(とおめがね)で物を見るように、遥(はる)か先の距離に望まれるだけでした。私は叔父の希望に承諾を与えないで
、ついにまた私の家を去りました。
780友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 19:25:03 ID:GdfEXPqP0
「私は縁談の事をそれなり忘れてしまいました。私の周囲(ぐるり)を取り捲(ま)いている青年の顔を見ると、世帯染(しょたいじ)みたも
のは一人もいません。みんな自由です、そうして悉(ことごと)く単独らしく思われたのです。こういう気楽な人の中(うち)にも、裏面には
いり込んだら、あるいは家庭の事情に余儀なくされて、すでに妻を迎えていたものがあったかも知れませんが、子供らしい私はそこに
気が付きませんでした。それからそういう特別の境遇に置かれた人の方でも、四辺(あたり)に気兼(きがね)をして、なるべくは書生に
縁の遠いそんな内輪の話はしないように慎んでいたのでしょう。後(あと)から考えると、私自身がすでにその組だったのですが、私は
それさえ分らずに、ただ子供らしく愉快に修学の道を歩いて行きました。
 学年の終りに、私はまた行李(こうり)を絡(から)げて、親の墓のある田舎(いなか)へ帰って来ました。そうして去年と同じように、父母
(ちちはは)のいたわが家(いえ)の中で、また叔父(おじ)夫婦とその子供の変らない顔を見ました。私は再びそこで故郷(ふるさと)の匂
(にお)いを嗅(か)ぎました。その匂いは私に取って依然として懐かしいものでありました。一学年の単調を破る変化としても有難いもの
に違いなかったのです。
 しかしこの自分を育て上げたと同じような匂いの中で、私はまた突然結婚問題を叔父から鼻の先へ突き付けられました。叔父のいう所
は、去年の勧誘を再び繰り返したのみです。理由も去年と同じでした。ただこの前勧(すす)められた時には、何らの目的物がなかった
のに、今度はちゃんと肝心(かんじん)の当人を捕(つら)まえていたので、私はなお困らせられたのです。その当人というのは叔父の娘
すなわち私の従妹(いとこ)に当る女でした。その女を貰(もら)ってくれれば、お互いのために便宜である、父も存生中(ぞんしょうちゅう)
そんな事を話していた、と叔父がいうのです。私もそうすれば便宜だとは思いました。父が叔父にそういう風(ふう)な話をしたというのもあ
り得(う)べき事と考えました。しかしそれは私が叔父にいわれて、始めて気が付いたので、いわれない前から、覚(さと)っていた事柄では
ないのです。だから私は驚きました。驚いたけれども、叔父の希望に無理のないところも、それがためによく解(わか)りました。私は迂闊
(うかつ)なのでしょうか。あるいはそうなのかも知れませんが、おそらくその従妹に無頓着(むとんじゃく)であったのが、おもな源因(げん
いん)になっているのでしょう。私は小供(こども)のうちから市(し)にいる叔父の家(うち)へ始終遊びに行きました。ただ行くばかりでなく、
よくそこに泊りました。そうしてこの従妹とはその時分から親しかったのです。あなたもご承知でしょう、兄妹(きょうだい)の間に恋の成立し
た例(ためし)のないのを。私はこの公認された事実を勝手に布衍(ふえん)しているかも知れないが、始終接触して親しくなり過ぎた男女(
なんにょ)の間には、恋に必要な刺戟(しげき)の起る清新な感じが失われてしまうように考えています。香(こう)をかぎ得(う)るのは、香を
焚(た)き出した瞬間に限るごとく、酒を味わうのは、酒を飲み始めた刹那(せつな)にあるごとく、恋の衝動にもこういう際(きわ)どい一点が
、時間の上に存在しているとしか思われないのです。一度平気でそこを通り抜けたら、馴(な)れれば馴れるほど、親しみが増すだけで、恋
の神経はだんだん麻痺(まひ)して来るだけです。私はどう考え直しても、この従妹(いとこ)を妻にする気にはなれませんでした。
 叔父(おじ)はもし私が主張するなら、私の卒業まで結婚を延ばしてもいいといいました。けれども善は急げという諺(ことわざ)もあるか
ら、できるなら今のうちに祝言(しゅうげん)の盃(さかずき)だけは済ませておきたいともいいました。当人に望みのない私にはどっちにし
たって同じ事です。私はまた断りました。叔父は厭(いや)な顔をしました。従妹は泣きました。私に添われないから悲しいのではありませ
ん。結婚の申し込みを拒絶されたのが、女として辛(つら)かったからです。私が従妹を愛していないごとく、従妹も私を愛していない事は
、私によく知れていました。私はまた東京へ出ました。
781友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 19:25:57 ID:GdfEXPqP0
「私が三度目に帰国したのは、それからまた一年経(た)った夏の取付(とっつき)でした。私はいつでも学年試験の済むのを待ちかね
て東京を逃げました。私には故郷(ふるさと)がそれほど懐かしかったからです。あなたにも覚えがあるでしょう、生れた所は空気の色
が違います、土地の匂(にお)いも格別です、父や母の記憶も濃(こまや)かに漂(ただよ)っています。一年のうちで、七、八の二月(ふ
たつき)をその中に包(くる)まれて、穴に入った蛇(へび)のように凝(じっ)としているのは、私に取って何よりも温かい好(い)い心持だっ
たのです。
 単純な私は従妹との結婚問題について、さほど頭を痛める必要がないと思っていました。厭なものは断る、断ってさえしまえば後(あと
)には何も残らない、私はこう信じていたのです。だから叔父の希望通りに意志を曲げなかったにもかかわらず、私はむしろ平気でした。
過去一年の間いまだかつてそんな事に屈托(くったく)した覚えもなく、相変らずの元気で国へ帰ったのです。
 ところが帰って見ると叔父の態度が違っています。元のように好(い)い顔をして私を自分の懐(ふところ)に抱(だ)こうとしません。それ
でも鷹揚(おうよう)に育った私は、帰って四、五日の間は気が付かずにいました。ただ何かの機会にふと変に思い出したのです。すると
妙なのは、叔父ばかりではないのです。叔母(おば)も妙なのです。従妹も妙なのです。中学校を出て、これから東京の高等商業へはい
るつもりだといって、手紙でその様子を聞き合せたりした叔父の男の子まで妙なのです。
 私の性分(しょうぶん)として考えずにはいられなくなりました。どうして私の心持がこう変ったのだろう。いやどうして向うがこう変ったの
だろう。私は突然死んだ父や母が、鈍(にぶ)い私の眼を洗って、急に世の中が判然(はっきり)見えるようにしてくれたのではないかと疑
いました。私は父や母がこの世にいなくなった後(あと)でも、いた時と同じように私を愛してくれるものと、どこか心の奥で信じていたので
す。もっともその頃(ころ)でも私は決して理に暗い質(たち)ではありませんでした。しかし先祖から譲られた迷信の塊(かたま)りも、強
い力で私の血の中に潜(ひそ)んでいたのです。今でも潜んでいるでしょう。
 私はたった一人山へ行って、父母の墓の前に跪(ひざまず)きました。半(なかば)は哀悼(あいとう)の意味、半は感謝の心持で跪い
たのです。そうして私の未来の幸福が、この冷たい石の下に横たわる彼らの手にまだ握られてでもいるような気分で、私の運命を守る
べく彼らに祈りました。あなたは笑うかもしれない。私も笑われても仕方がないと思います。しかし私はそうした人間だったのです。
 私の世界は掌(たなごころ)を翻すように変りました。もっともこれは私に取って始めての経験ではなかったのです。私が十六、七の時
でしたろう、始めて世の中に美しいものがあるという事実を発見した時には、一度にはっと驚きました。何遍(なんべん)も自分の眼を疑(う
たぐ)って、何遍も自分の眼を擦(こす)りました。そうして心の中(うち)でああ美しいと叫びました。十六、七といえば、男でも女でも、俗に
いう色気(いろけ)の付く頃です。色気の付いた私は世の中にある美しいものの代表者として、始めて女を見る事ができたのです。今ま
でその存在に少しも気の付かなかった異性に対して、盲目(めくら)の眼が忽(たちま)ち開(あ)いたのです。それ以来私の天地は全く新
しいものとなりました。
 私が叔父(おじ)の態度に心づいたのも、全くこれと同じなんでしょう。俄然(がぜん)として心づいたのです。何の予感も準備もなく、
不意に来たのです。不意に彼と彼の家族が、今までとはまるで別物のように私の眼に映ったのです。私は驚きました。そうしてこのまま
にしておいては、自分の行先(ゆくさき)がどうなるか分らないという気になりました。
782友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 19:26:37 ID:GdfEXPqP0
「私は今まで叔父任(まか)せにしておいた家の財産について、詳しい知識を得なければ、死んだ父母(ちちはは)に対して済まな
いという気を起したのです。叔父は忙しい身体(からだ)だと自称するごとく、毎晩同じ所に寝泊(ねとま)りはしていませんでした。
二日家(うち)へ帰ると三日は市(し)の方で暮らすといった風(ふう)に、両方の間を往来(ゆきき)して、その日その日を落ち付きの
ない顔で過ごしていました。そうして忙しいという言葉を口癖(くちくせ)のように使いました。何の疑いも起らない時は、私も実際に
忙しいのだろうと思っていたのです。それから、忙しがらなくては当世流でないのだろうと、皮肉にも解釈していたのです。けれど
も財産の事について、時間の掛(か)かる話をしようという目的ができた眼で、この忙しがる様子を見ると、それが単に私を避ける口
実としか受け取れなくなって来たのです。私は容易に叔父を捕(つら)まえる機会を得ませんでした。
 私は叔父が市の方に妾(めかけ)をもっているという噂(うわさ)を聞きました。私はその噂を昔中学の同級生であったある友達か
ら聞いたのです。妾を置くぐらいの事は、この叔父として少しも怪(あや)しむに足らないのですが、父の生きているうちに、そんな
評判を耳に入れた覚(おぼ)えのない私は驚きました。友達はその外(ほか)にも色々叔父についての噂を語って聞かせました。一
時事業で失敗しかかっていたように他(ひと)から思われていたのに、この二、三年来また急に盛り返して来たというのも、その一
つでした。しかも私の疑惑を強く染めつけたものの一つでした。
 私はとうとう叔父(おじ)と談判を開きました。談判というのは少し不穏当(ふおんとう)かも知れませんが、話の成行(なりゆ)きか
らいうと、そんな言葉で形容するより外に途(みち)のないところへ、自然の調子が落ちて来たのです。叔父はどこまでも私を子供
扱いにしようとします。私はまた始めから猜疑(さいぎ)の眼で叔父に対しています。穏やかに解決のつくはずはなかったのです。
 遺憾(いかん)ながら私は今その談判の顛末(てんまつ)を詳しくここに書く事のできないほど先を急いでいます。実をいうと、私
はこれより以上に、もっと大事なものを控えているのです。私のペンは早くからそこへ辿(たど)りつきたがっているのを、漸(やっ)
との事で抑えつけているくらいです。あなたに会って静かに話す機会を永久に失った私は、筆を執(と)る術(すべ)に慣れないばか
りでなく、貴(たっと)い時間を惜(おし)むという意味からして、書きたい事も省かなければなりません。
 あなたはまだ覚えているでしょう、私がいつかあなたに、造り付けの悪人が世の中にいるものではないといった事を。多くの善人
がいざという場合に突然悪人になるのだから油断してはいけないといった事を。あの時あなたは私に昂奮(こうふん)していると注
意してくれました。そうしてどんな場合に、善人が悪人に変化するのかと尋ねました。私がただ一口(ひとくち)金と答えた時、あな
たは不満な顔をしました。私はあなたの不満な顔をよく記憶しています。私は今あなたの前に打ち明けるが、私はあの時この叔父
の事を考えていたのです。普通のものが金を見て急に悪人になる例として、世の中に信用するに足るものが存在し得ない例として
、憎悪(ぞうお)と共に私はこの叔父を考えていたのです。私の答えは、思想界の奥へ突き進んで行こうとするあなたに取って物足
りなかったかも知れません、陳腐(ちんぷ)だったかも知れません。けれども私にはあれが生きた答えでした。現に私は昂奮してい
たではありませんか。私は冷(ひや)やかな頭で新しい事を口にするよりも、熱した舌で平凡な説を述べる方が生きていると信じて
います。血の力で体(たい)が動くからです。言葉が空気に波動を伝えるばかりでなく、もっと強い物にもっと強く働き掛ける事ができ
るからです。
783友達の友達の名無しさん:2008/04/10(木) 19:27:11 ID:GdfEXPqP0
「一口(ひとくち)でいうと、叔父は私(わたくし)の財産を胡魔化(ごまか)したのです。事は私が東京へ出ている三年の間に容易(たやす
)く行われたのです。すべてを叔父任(まか)せにして平気でいた私は、世間的にいえば本当の馬鹿でした。世間的以上の見地から評す
れば、あるいは純なる尊(たっと)い男とでもいえましょうか。私はその時の己(おの)れを顧みて、なぜもっと人が悪く生れて来なかったか
と思うと、正直過ぎた自分が口惜(くや)しくって堪(たま)りません。しかしまたどうかして、もう一度ああいう生れたままの姿に立ち帰って
生きて見たいという心持も起るのです。記憶して下さい、あなたの知っている私は塵(ちり)に汚れた後(あと)の私です。きたなくなった年
数の多いものを先輩と呼ぶならば、私はたしかにあなたより先輩でしょう。
 もし私が叔父の希望通り叔父の娘と結婚したならば、その結果は物質的に私に取って有利なものでしたろうか。これは考えるまでもな
い事と思います。叔父(おじ)は策略で娘を私に押し付けようとしたのです。好意的に両家の便宜を計るというよりも、ずっと下卑(げび)た
利害心に駆られて、結婚問題を私に向けたのです。私は従妹(いとこ)を愛していないだけで、嫌ってはいなかったのですが、後から考え
てみると、それを断ったのが私には多少の愉快になると思います。胡魔化(ごまか)されるのはどっちにしても同じでしょうけれども、載(の
)せられ方からいえば、従妹を貰(もら)わない方が、向うの思い通りにならないという点から見て、少しは私の我(が)が通った事になるの
ですから。しかしそれはほとんど問題とするに足りない些細(ささい)な事柄です。ことに関係のないあなたにいわせたら、さぞ馬鹿気(ば
かげ)た意地に見えるでしょう。
 私と叔父の間に他(た)の親戚(しんせき)のものがはいりました。その親戚のものも私はまるで信用していませんでした。信用しないば
かりでなく、むしろ敵視していました。私は叔父が私を欺(あざむ)いたと覚(さと)ると共に、他(ほか)のものも必ず自分を欺くに違いない
と思い詰めました。父があれだけ賞(ほ)め抜いていた叔父ですらこうだから、他のものはというのが私の論理(ロジック)でした。
 それでも彼らは私のために、私の所有にかかる一切(いっさい)のものを纏(まと)めてくれました。それは金額に見積ると、私の予期よ
り遥(はる)かに少ないものでした。私としては黙ってそれを受け取るか、でなければ叔父を相手取って公沙汰(おおやけざた)にするか、
二つの方法しかなかったのです。私は憤(いきどお)りました。また迷いました。訴訟にすると落着(らくちゃく)までに長い時間のかかる事
も恐れました。私は修業中のからだですから、学生として大切な時間を奪われるのは非常の苦痛だとも考えました。私は思案の結果、
市(し)におる中学の旧友に頼んで、私の受け取ったものを、すべて金の形(かたち)に変えようとしました。旧友は止(よ)した方が得だと
いって忠告してくれましたが、私は聞きませんでした。私は永く故郷(こきょう)を離れる決心をその時に起したのです。叔父の顔を見まい
と心のうちで誓ったのです。
 私は国を立つ前に、また父と母の墓へ参りました。私はそれぎりその墓を見た事がありません。もう永久に見る機会も来ないでしょう。
 私の旧友は私の言葉通りに取り計らってくれました。もっともそれは私が東京へ着いてからよほど経(た)った後(のち)の事です。田
舎(いなか)で畠地(はたち)などを売ろうとしたって容易には売れませんし、いざとなると足元を見て踏み倒される恐れがあるので、私の
受け取った金額は、時価に比べるとよほど少ないものでした。自白すると、私の財産は自分が懐(ふところ)にして家を出た若干の公債
と、後(あと)からこの友人に送ってもらった金だけなのです。親の遺産としては固(もと)より非常に減っていたに相違ありません。しか
も私が積極的に減らしたのでないから、なお心持が悪かったのです。けれども学生として生活するにはそれで充分以上でした。実をい
うと私はそれから出る利子の半分も使えませんでした。この余裕ある私の学生生活が私を思いも寄らない境遇に陥(おと)し入れたので
す。
784友達の友達の名無しさん
「金に不自由のない私(わたくし)は、騒々(そうぞう)しい下宿を出て、新しく一戸を構えてみようかという気になったのです。しかし
それには世帯道具を買う面倒もありますし、世話をしてくれる婆(ばあ)さんの必要も起りますし、その婆さんがまた正直でなけれ
ば困るし、宅(うち)を留守にしても大丈夫なものでなければ心配だし、といった訳で、ちょくらちょいと実行する事は覚束(おぼつか
)なく見えたのです。ある日私はまあ宅(うち)だけでも探してみようかというそぞろ心(ごころ)から、散歩がてらに本郷台(ほんごう
だい)を西へ下りて小石川(こいしかわ)の坂を真直(まっすぐ)に伝通院(でんずういん)の方へ上がりました。電車の通路になって
から、あそこいらの様子がまるで違ってしまいましたが、その頃(ころ)は左手が砲兵工廠(ほうへいこうしょう)の土塀(どべい)で、
右は原とも丘ともつかない空地(くうち)に草が一面に生えていたものです。私はその草の中に立って、何心(なにごころ)なく向うの
崖(がけ)を眺(なが)めました。今でも悪い景色ではありませんが、その頃はまたずっとあの西側の趣(おもむき)が違っていました
。見渡す限り緑が一面に深く茂っているだけでも、神経が休まります。私はふとここいらに適当な宅(うち)はないだろうかと思いま
した。それで直(す)ぐ草原(くさはら)を横切って、細い通りを北の方へ進んで行きました。いまだに好(い)い町になり切れないで、
がたぴししているあの辺(へん)の家並(いえなみ)は、その時分の事ですからずいぶん汚ならしいものでした。私は露次(ろじ)を抜
けたり、横丁(よこちょう)を曲(まが)ったり、ぐるぐる歩き廻(まわ)りました。しまいに駄菓子屋(だがしや)の上(かみ)さんに、ここ
いらに小ぢんまりした貸家(かしや)はないかと尋ねてみました。上さんは「そうですね」といって、少時(しばらく)首をかしげていま
したが、「かし家(や)はちょいと……」と全く思い当らない風(ふう)でした。私は望(のぞみ)のないものと諦(あき)らめて帰り掛けま
した。すると上さんがまた、「素人下宿(しろうとげしゅく)じゃいけませんか」と聞くのです。私はちょっと気が変りました。静かな素人屋
(しろうとや)に一人で下宿しているのは、かえって家(うち)を持つ面倒がなくって結構だろうと考え出したのです。それからその駄菓
子屋の店に腰を掛けて、上さんに詳しい事を教えてもらいました。
 それはある軍人の家族、というよりもむしろ遺族、の住んでいる家でした。主人は何でも日清(にっしん)戦争の時か何かに死んだ
のだと上さんがいいました。一年ばかり前までは、市ヶ谷(いちがや)の士官(しかん)学校の傍(そば)とかに住んでいたのだが、厩(
うまや)などがあって、邸(やしき)が広過ぎるので、そこを売り払って、ここへ引っ越して来たけれども、無人(ぶにん)で淋(さむ)しくっ
て困るから相当の人があったら世話をしてくれと頼まれていたのだそうです。私は上さんから、その家には未亡人(びぼうじん)と一人
娘と下女(げじょ)より外(ほか)にいないのだという事を確かめました。私は閑静で至極(しごく)好かろうと心の中(うち)に思いました。
けれどもそんな家族のうちに、私のようなものが、突然行ったところで、素性(すじょう)の知れない書生さんという名称のもとに、すぐ拒
絶されはしまいかという掛念(けねん)もありました。私は止(よ)そうかとも考えました。しかし私は書生としてそんなに見苦しい服装(な
り)はしていませんでした。それから大学の制帽を被(かぶ)っていました。あなたは笑うでしょう、大学の制帽がどうしたんだといって
。けれどもその頃の大学生は今と違って、大分(だいぶ)世間に信用のあったものです。私はその場合この四角な帽子に一種の自信
を見出(みいだ)したくらいです。そうして駄菓子屋の上さんに教わった通り、紹介も何もなしにその軍人の遺族の家(うち)を訪ねました。
 私は未亡人(びぼうじん)に会って来意(らいい)を告げました。未亡人は私の身元やら学校やら専門やらについて色々質問しました。
そうしてこれなら大丈夫だというところをどこかに握ったのでしょう、いつでも引っ越して来て差支(さしつか)えないという挨拶(あいさつ)を
即坐(そくざ)に与えてくれました。未亡人は正しい人でした、また判然(はっきり)した人でした。私は軍人の妻君(さいくん)というものはみ
んなこんなものかと思って感服しました。感服もしたが、驚きもしました。この気性(きしょう)でどこが淋(さむ)しいのだろうと疑いもしました。