この際だから自分なりにロケットリーマーについて詳しく書いてみた
参考にしてくれ
●ロケットリーマー
ttp://www.lapierre.co.jp/shopimages/gcom240/003011000162.jpg 3枚のブレード羽根を使用 (120度間隔)
ノブ部を回して、回転切削径をパイプのチャンバー径に合わせて無段階に調整可能
ブレードは先端約12mmが内側に折り曲げられている
ノブ部ネジ回転により内側からU字ブロックを押し出して折り曲げ部に当て、広げて切削径を調整する
ブレード部の最大直径:約17〜21mm 調整しろ: 約4mm
(最小時)
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│ │ │ │ 最大回転径 約17mm
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│ │ │ │ パイプチャンバー壁が垂直なら、リーマーをまっすぐ挿し込み
│ │ │ │ 軸回転させれば3つのブレードを同時にカーボン層に当てることができ
│ │ │ │ 均等にきれいに削れる
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│ │ │ │ (パイプのチャンバー直径が17mm程度の場合のみ)
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(最大時)
│ │ │ │ 最大回転径 約21mm
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│ │ │ │ 調整により切削径は部分により不均等に増加するのでブレードはソロバン玉の
│ │ │ │ ように中間部が膨らんだ形になる
│ │ 小 │ │ ブレードに垂直な部分が無くなるため、チャンバー壁に斜めに当てて密着させて
│ │ ← → │ │ 削ることになるが、ブレード上側はチャンバーのテーパと逆の傾斜なので
│ │ │ │ 軸をかなり傾けないとといけない
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│ │ │ │ 簡易型リーマーと言える2ブレードの「サビネリ・アジャスタブルリーマー」や
│ │ 大 │ │ 「ムービングリーマー」は平面であっても同時2ブレードで確実に切削可能で
│ │ ←─ ─→ │ │ これらのほうが明快であり、操作は楽だ
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│ │ │ │ ロケットリーマーは1ブレードがカーボン層に密着すると他の2ブレードは外れでしまう
│ │ │ │ (もし4枚ブレードなら刃は対角に配置されるので簡易リーマーに劣らない)
│ │ │ │ 角度を確認した上でブレードをカーボン層に当てることになり、その点で
\.│ .│ / きれいに削るにはコツがいる
ロケットリーマーは写真を見ると、他のリーマーより大型かつギミックなデザインなのでコツ要らずで快適に使えるものだと
考えてしまいそうだが、実際のところそうではない
ブレードの角度は径調整すると変わるし、まっすぐに差し込んでもチャンバー壁にフィットするのはほんの一部しかない
ブレードが垂直になる最小径での使用が一番やり易いので自分はたいていこの状態で使っているが、そうなると
アジャスタブルの機能は不要ということになり、それならむしろ角度固定4枚ブレードの異径4組セットである「ブレビア・
パイプリーマーセット」のほうが良さそうに思える(未購入だが予定有り)
ロケットリーマーには電気ドリルのキリにノブを取り付けたようなかたちの煙道掃除用バーが付属している
スパイラル部にモールを巻きつけて使用するものだが、これは便利だ (但し煙道径が細いパイプだと入らない)
クリーニング時に、煙道のチャンバー口にタバコ葉がタールで固まってモールが入っていかないことがあるが、ロングピックとしても
役に立つ