【パイプ】オールドブリティッシュ4【クラシック】

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668774mgさん:2006/12/03(日) 00:09:47 ID:mAksoviP
>>644
日付変わったからID変わるなぁ。それにしてもスレが伸びてるなぁ。

kaywoodieは年代を特定しきれないという一種の「諦め」みたいなのがあって、
(当時日産10000本?だっけか?だからイレギュラーが出るのは仕方ない、ってのが
向こうのコレクターの一般的な見解らしい。)
それが想像力をかき立てる要因にもなるし、面白いところだなーと思ってます。
どうしてこんなパイプが出来たんだろう?とか○○なのに××なのは何故か?
とか考える作業が楽しい。結局考えても答えが出ない、と思って考えるから楽しいんですが。

まぁそれでも皆さんkaywoodieに興味ないようでしたら極力控えますよ?
聞きたい、って言うのでしたら書きますが。自分的にはやっぱり何かスレ違いな気がして
少々後ろめたいんですよね。いいんでしょうかね?それとももっと聞きたいの?


#お宝パイプの話題があったので自分もひとつ。
買って火を入れてないのはYello-Boleのbamboo shankのやつ。60年代のだと
思うんだけどニアミントで竹もピカピカ、ボウル内にもイエローケーキの痕跡が
うっすらと見えるもの。何故か吸えない。ラックに置いてあって毎日眺めてる
だけのパイプですが満足です。でもYello-Boleです(笑)
669shell-freak:2006/12/03(日) 00:32:23 ID:d61aodcF
>>668
いえいえ、どしどしカキコしていただいて結構だと思いますよ。
たまたま、私の守備範囲ではないだけで、それでも楽しくROMさせていただいてます。
決してkaywoodieの話題が盛り上がっているから、イジケて他スレにインプレを
カキコした訳ではありませんから(笑)。
たまたま、流れでそうなっただけで、必要とあらば話題をプッタ切ってでも
発言させていただきますので(大笑)。

楽しみにされている方も大勢いらっしゃるのですから、どしどしカキコしてあげて下さいませ!
670774mgさん:2006/12/03(日) 00:47:22 ID:PFyUJyqf
Kaywoodieはこのスレで、すでに市民権得てるんじゃないの。
日本人の購入履歴みると面白いです。
671774mgさん:2006/12/03(日) 01:30:48 ID:ts4oSZBU
え〜こちらもスレ違い。スンマソン・・・

「HESSON」と言う聞いたことも無いブツをゲットして、
いろいろと調べてみると、いろいろな発見があって面白いです。
写真を見てもらえば分かると思いますが、かなり、がっしりした造りで、
ハイコントラストなグレインと相まって、見た目はイングランド製か?と
思わせる雰囲気が漂っていました。

HESSON PAT'D 1925 SMALL BILLIARD
ttp://cgi.ebay.com/ws/eBayISAPI.dll?ViewItem&ih=004&sspagename=STRK%3AMEWN%3AIT&viewitem=&item=140049785215&rd=1&rd=1

またいつものようにパテントのページで調べてみると、出るわ出るわ
パイプ関連で4つ見つかりました。多分この方で間違いないと思います。
名前もWILLIAM WALLACE HESSONと判明しました。

GB137767 1920-01-22
ttp://v3.espacenet.com/textdoc?DB=EPODOC&IDX=GB137767&F=0
吸水力のある木かクレイをねじ込み式のボウル内側へ使用?

GB165012 1921-06-23
ttp://v3.espacenet.com/textdoc?DB=EPODOC&IDX=GB165012&F=0
スクリュー式のインナーチューブ・システム

GB195230 1923-03-29
ttp://v3.espacenet.com/textdoc?DB=EPODOC&IDX=GB195230&F=0
ボウル底と一体になったインナーチューブ?

Milano with the Hesson Guardのパテント
US1855800 1932-04-26
ttp://v3.espacenet.com/textdraw?DB=EPODOC&IDX=US1855800&F=0&QPN=US1855800
シャンク内にコルクのような物をセットしている。

それで、最後にたどり着いたのが、1932年に取得している US1855800
「Milano with the Hesson Guard」・・・これは、もしかしてWDCなのか?
あっ!WILLIAM WALLACE HESSONの「W」はWDCの「W」なのか?と思ったのもつかの間、
WDCは「William DeMuth Company」と判明しましたので、関係ないようです。
しかし、Hessonが取得したパテントを、WDCで使用され、WDCのロワーグレードで
Hesson Guardと言う名前まで残っているので、Hessonのパテントの権利を、
WDCが買い上げたのか?真相は不明ですが、いろいろ繋がっていくのが面白いです。

で、肝心の喫味ですが、ちと辛かったです・・・(もう少し早く言えって!)
しかし、私のブツは肝心のスティンガーが切り取られており、
本来の性能を発揮できてないんだと思います。
これもスティンガー付きで、VAモノだと美味いのかな?
672774mgさん:2006/12/03(日) 09:31:45 ID:Z/A5ZTTx
>634

kaywoodie2号さんかな?w。ま、自分が2号でもかまわないんですけど。
現在はそうかもしれないし。

やっぱり一時期集めたことがある人の言葉は似ていますね。
ほぼ同意ですよ。

>何かね、集まって来てもそんなにウキウキはしてこないんですよ(笑)ぶっちゃけ。

やっぱねーw。不思議なんですけどそうなんですよねー。やっぱり徹底した
実用品というイメージがあるからなんでしょうかね。

でもね。もしかしたら誤解している人がいるかもいるかもしれないんで
書いておきますけど、好きか嫌いでいったらムチャクチャ好きなんですよ。
で、まず無人島に行くときパイプをどれかひとつ選べといったらそりゃ
間違いなく4ケタwoodieは必携になること間違いなしなんですよ。
それは間違いなく実力を信頼してのことなんです。それは他のパイプで
代用はきかないんです。いくらcomoyがsasieniがdunhillがといっても
お呼びじゃないんです。それほど実用品としては重要視している。
恐らくその感覚は>634さんには理解してもらえると思う。

>パイプが一番流行した時の一番の市場はアメリカだった訳で、やっぱり
>アメリカのパイプがどんなだったかを考えるのは少し重要なのでは?

アメリカン・パイプを集めるというのはどこかアメリカという国を知るという作業に
似ていますね。自分もそういう意味で今アーリーアメリカンに矛先が向かって
います。何かパイプの歴史がイギリスとはちょっと違った方向に向かっていった
ような気がするんです。

イギリスのメーカーはフランス・サンクロードあたりで作られていた至極実用品
として使われていたものからイギリスに伝わると洗練という方向に向かったような
気がするんですよね。無駄なものを極力排除してシンプルだけど芳醇な方向と
いったらいいでしょうか。でもアメリカン・パイプ(もちろんここで指すのは初期の
ファクトリー物限定ということで)は原初のままというか実用品としての性格を
色濃く残しているような気がします。でも原初に近いために逆に19世紀フランス
の(もうちょっとわかりやすくいうとゴッホの絵画に出てくるような)喫煙文化を
の香りを残しているような気がするんですね。特にdrinkless以前のkaywoodie
やWDCやCPFといったメーカーにそれを感じるんです。これはアメリカが移民に
よって成り立った国家だということとも無関係ではないと思います。またその頃の
パイプがひじょーーーーーに美味しい。ほんと偏屈な意見だと思いますが、
古ければ古いほど美味いし、パイプの原初の形を残している気がするんですよね。
そこがアメリカン・パイプの本当の魅力ではないかと思います。実用品としてだけ
でなくね。多分>634さんとはちょっと表現の方向性が違いますけどそこら辺は
似た感覚があるのかな?と思います。

コレクティブルというと確かにここら辺になるとでてきますよ。でもねkaywoodieは
だんだん高くなってきてしまった。こちらはどうしても、もともとが実用品としての
イメージが強いんで「kaywoodieがこんな高値にっ!?。」となってしまうんですよねw。
もともとdunhillより高級メーカーだったと言う意見もわかるんですがね。イメージ
というのは恐ろしいもんですね。
673774mgさん:2006/12/03(日) 09:50:15 ID:Z/A5ZTTx
>637

>自分の場合は「宝物パイプ」と「お気に入りパイプ」は
>ある部分でオーバーラップしてます。筆頭はやっぱりStanwellかなぁ。

ありゃ?もしかしてスタンウェル愛好家さんですか?なんかどっぷりオールド
ブリティッシュにはまっていますねw。なんとなく当初はちょっとスタンウェルを
出してきた人なんでちょっと斜に構えた感じがしたんですけど。現在は
このスレの保守本流にどっぷりという感じじゃないですかw。

なんか自分のほうがだんだんオミソのほうに向かっている感じですがw。

スタンウェルはこっちもなぜか不思議に愛着がありますね。それほど
古いパイプはないはずなんですけどね。せいぜい50〜60年代くらい?
最近はあんまり登場回数は多くないですけど、やっぱりラタキア吸うぞって
時には登場する機会はあるかな。

また例のイヴァルソン・デザインのパイプですけど、やっぱりシェイプが非凡
でないですよね。自分のはなんてことないビリヤードのステムが下に向かって
やや曲がった程度なんですけど、なぜかこのシェイプが自分の美意識のツボ
をグイグイ押すのですよ。実に美しい。彼の異常ともいえる造形感覚がでた
一本なのかなと思います。たしかクロス・グレインというシェイプは彼がデザイン
したんでしたっけ?あんな造形感覚は実用品を作り続けたサンクロードの職人
には到底考案し得なかった形だと思いますよ。

ということで実は最近一番のお気に入りはkaywoodieではなくjirsaのラスティック
クロス・グレインだったりするw。それも新品(爆)w。
674774mgさん:2006/12/03(日) 10:12:45 ID:Z/A5ZTTx
>655

そそ。そうです。

WDCのあのシェイプと小ささ、可愛らしさがたまりません。

ところで・・・

全然関係ないですけどちょっとこのスレ見ていて(書いていて)
思ったんですけど、ちょっと濃すぎるような感じがします。
いや批判でないですよ。現在日本でコレだけの情報量が集まる
アカデミックといってもいいようなスレはここにしかありませんし
これはコレで非常に価値があると思うんです。ここはずっと続ける
べきだとおもいます。

でもね。あまりに情報量がつまりすぎて、アカデミックでありすぎて
逆に初心者が集まりにくくなっているような気もしますね。恐らく
初心者でも見ている人はたくさんいると思うんだけど(もちろん
これだけのスレだからね)、あまりに恐すぎてw、口出しを出来なく
なっているんじゃないかと心配します。

なんというかいろいろ問題はありますけど「俺neerupが理屈ぬきで好き
なんだー。」という、なんというか素朴さがなくなっているんじゃないかなと
愚考します。パイプのdatingも非常に楽しいですし、価値あるパイプに
ぶち当たった時のことを考えると、天にも昇る気持ちなのはわかりますけど。
でも「guildhallが理屈ぬきで好きなんだ。」ってのが以前から比べると
相対的に少なくなったような気がします。コレって結局長い目で見ると
この流れを止めて一部の好事家のものにしてしまう危険性はないんでしょうか?

いや洗練されてくるとある程度仕方ないのはわかります。またこの濃い内容
を薄くしろとはいいませんが、なんか確実に初心者が入りづらい雰囲気になって
きているような感じがします。いくら初心者大歓迎といってもこのアカデミックな
雰囲気に入っていくのはなかなか難しいと思うんですが。

もしかしたらライトユーザー向けのというか、もうちょっと軽めの内容をもつ
兄弟スレみたいなものが必要なのかな?という感じもしてきてます。

如何でしょうか?
675774mgさん:2006/12/03(日) 10:19:06 ID:Z/A5ZTTx
>668

>まぁそれでも皆さんkaywoodieに興味ないようでしたら極力控えますよ?

共に泣こうぞ同士よw。

なんかねーど。うも一応はスレ主さんから許可はもらっているとはいえ
軒下を借りているような気まずい雰囲気がずっとしてるんだよねw。

>でもYello-Boleです(笑)

この自虐的な感覚がたまらないw。

多分こういうのは軒下を借りてる感覚があるからなのかもしれないけど。
676shell-freak:2006/12/03(日) 10:30:06 ID:d61aodcF
「お気に入りのパイプ」と「宝物パイプ」
私の場合は単純明快です。
「お気に入りのパイプ」----->shell
「宝物パイプ」------------->smooth
最近でこそsmooth仕上げのパイプも数本所有するようにはなりましたが
それでもやっぱり「デリケートで特殊なパイプ」であることに変わりはありません。
サンドブラストみたいに、机の上にゴロゴロ転がしておいたりはとてもとても
出来はしません。実際にはそれ程、傷はつかないのかもしれないのですが
恐ろしくて仕方がありません(笑)。
常にパイプ・レストやパイプ・ラックに収まっていますし、持ち運ぶ時には
きちんとポウチに収容しています。
とにかく、気を使う上にも気をつかってしまっています(笑)。
677774mgさん:2006/12/03(日) 10:36:41 ID:VZxtKHot
ナンタラ担当だか代表だか知らんが一寸エラそうなのはあるな。
面倒で「おれはこう思う」とか云う気にもならない。
情報交換は素晴らしく機能してると思うが評価は個人のものだ。

まぁ「なんだかんだあるがスタンウェルが宝」と云うお方がこのスレにいることにホッとするよ。

678shell-freak:2006/12/03(日) 11:06:18 ID:d61aodcF
どこで聞きかじってきたのかは忘れましたけど、「2ちゃんねる」では「カキコ」と
「ROM」の比率は1:30だそうですな〜。
つまり、「カキコ」一人に対して、30人が「ROMしている」ということですね。
でも、「垣根」を多少低くしたからといって、その30人の内のどれ程が「カキコ」してくれるのかは疑問です。
各自の性格もあるでしょうし、その時の話題もあるでしょうし・・・。
また、「参加」と言う意味では「ROM」も立派な参加であるとも言えます。
ただ表面には現れないだけで・・・。
「大衆化」と「専門化」は常に対極に存在しますので難しい問題ではありますね。
でも、これ以上カキコが増えて流れが速くなったら目がまわりそうで怖い(笑)。



679oldbriars ◆M36yMkeSJ6 :2006/12/03(日) 15:35:54 ID:seMGS7VI
一応スレの方針に関する話題なのでコテで。
といっても、自分が元スレ主だから俺の意見を通せ、という意味でコテにするわけではなく、逆に
自分はあくまでもこのスレの常連の一人にすぎない、という立場を明確にするためのコテです。

・Kaywoodieに関しては、以前参加者のみなさんでディスカッションして「アリ」ということになっていますよね。
オールドブリティッシュもアーリーアメリカンも、ピンで立つにはまだ時期尚早で、同じスレで話題にしていた
ほうがなにかと都合がよい、という結論でした。まあオールドブリティッシュもアーリーアメリカンも、日本の
インターネット上のパイプ界では市民権を得ることができた感もありますが、それでもまだ、前回の意見交換時と
さして状況は変わっていないとも思います。

ここからは個人の意見なのですが、Kaywoodieをはじめとするアーリーアメリカンは、オールドイングリッシュに
対するカウンター・カルチャーのような役目を果していると思うのです。つまり、非常に似通ったファン基盤、
(我々のことですw)を持ちながら、パイプとしてのキャラクターは180度違う。そしてその違いが非常に
相互についてよい影響を与え合っていると思うのです。歴史も、スタイルも、ブライヤーも、キュアリングも、
そしてそれを吸っていた人間も違う。しかしその違いを比較することによって、お互いの個性、お互いの長所、お互いの
キャラクターというものがより一層明確に浮き彫りになってきていると思います。
というわけで、まあアーリーアメリカン好きの方々のほうからスレを立ててそちらでやりたい、という意見が出るのなら別スレも
アリだとは思いますが、できれば一緒にやっていたほうがいろいろお互いの便利になることが多いと思います。
っていうかこのスレにカキコしてるような人なら皆、4-digit KWDの1本くらいは持ってると思うぞw

・初心者向けのフォローアップについてですが、オールドブリティッシュパイプのよいところ、そして同時のこのスレの
よいところは、前にも書きましたが『コレクションのスケーラビリティ』ということだと思っています。

つまりエントリーグレードの安価なパイプを喫煙目的で購入したとしても、そのすぐ薄壁一枚隔てた後ろに
素晴らしく濃い、datingや歴史、グレーディングや吸い味の探求、といったディープな世界が控えている、という
ことです。(先日のEverymanの3-bar logoの話題を思い出してください)
そしてdatingにも歴史にも造詣の深いエキスパート(もしそんな人がこのスレにいたらの話ですがw)でも、
安価なセカンドラインなどの良さを気軽に楽しむことができるということです。

このスケーラビリティのためには、やはり初心者とエキスパートが同じスレに同居していなくてはなりません。
確かに濃い話題が続くと詳しくない方が入りにくい、という問題はあるとは思いますので、これは
今後の課題としたいと思います。ウチのサイトでも、初心者向けというわけではありませんが、
この世界にエントリーしやすいような記事群を企画することにします。(何かアイデアあったら教えてください)


まあぶっちゃけ、オールド物に興味がある人は流れぶったぎってもかまわないのでドンドンカキコしてク・レ・YO!
たぶんすんごい懇切丁寧に、ウザイぐらいにいろいろアドバイスしちゃいますので。

ほかにもご意見ありましたらぜひ。
680shell-freak:2006/12/03(日) 17:47:58 ID:d61aodcF
私も住人の一人として意見を述べさせていただければ、上にOB氏がおっしゃっている通り
このままの体制で良いと思いますね。
初心者であれ、ベテランであれ、「カキコする人はするし、しない人はしない」のですから
考え過ぎることはないと思います。ROMしていることも、消極的な意味ではありますが
参加していることには変わりないのですから、そのうち疑問などかあれば「カキコ」してくれるでしょうし。
それよりも、もっとこのスレを外界に宣伝した方が良いかもしれませんね。
そうすればおのずと住人の層も厚くなりますし、初心者の方も増えると思います。
方法はたくさんあると思います。
681608:2006/12/03(日) 18:58:21 ID:LcQhfp3v
patent dunhillにBBFを詰めて吸っております。
143/7
DUNHILL SHELL MADE IN ENGLAND
PAT No.417574 15(15のところにアンダーバーあり)
後半にさしかかっても序盤のドライ&クール感は保たれたままです。
煙草の甘さはあまり感じませんが、香り立ちははっきりと感じます。
喫味は軽く、ビターで後味スッキリといった感じです。これはこれで旨いと思います。
しかし、ステムはオリジナルではないようで、ガチガチした噛み心地からすると
アクリルで作り直したもののようです。リップも厚く咥え心地が悪いのでできれば
リペアラーにお願いしてエボナイトで作り直してもらおうと思っています。
参考までに教えていただきたいのですがドットが象牙で作られていたのはいつ頃まで
なんでしょうか?
682774mgさん:2006/12/03(日) 19:30:35 ID:Z/A5ZTTx
>679-680のまとめてレス

>できれば一緒にやっていたほうがいろいろお互い
>の便利になることが多いと思います。

いやーわかっているつもりなんですがね。自分もこの時期では
アメリカンと分割するのは時期尚早とも思うんですが。なんか
軒下を借りてるような気がしてね(^^;。スイマセン小降りになったら
でてきますみたいなw。同志も同じ気持ちだと思いますがw。

>初心者向けのフォローアップについて

言いだしっぺなんでいろいろ考えてみたんですが基本的に
自分が言いたいのはこのスレはそのままでいいという考えなんで
他に新しいものを作るとしたら・・・とちょっと考えてみたんですが
確かにいい案がないんですよね。最初各メーカーのセカンド・ライン
ばかりを集めたスレというのは?とも思ったんですが確かに
今の段階では別れたスレも本家スレも枯れるかもしれないと
危惧はたしかにありました。もちろんアメリカンとブリティッシュという
のもまだまだ尚早だし・・・。

やっぱり現状維持ということでしょうかね?
683774mgさん:2006/12/03(日) 19:32:25 ID:seMGS7VI
R.Hacker Rare Smokeによれば、
ホワイトスポットに象牙が使われていたのは1920年代までだそうです。
それ以降はセルロイド、レジンなど様々な素材が使用され、現在では
硬化アクリルに落ちついてるそうです。

象牙が使われなくなった理由としては材料の入手困難というのもあったのですが、
象牙は経年変化で収縮する可能性があり、それが起こるとステムから脱落して
しまうから、という理由もあったらしいです。

たまにスポットが脱落しているDunhill、ebayで見かけますものね。
684774mgさん:2006/12/03(日) 19:53:02 ID:Z/A5ZTTx
>677

偉そうかどうかはわかんないけど(一応自分もkaywoodie&parker担当
ではあるけど)別に古パイプこそ最高とは思ってないですよ。また当然の
事ながらイギリス一番!とかアメリカ一番!なんてこともない。

意外にスレ違いだから言うことないだけかもしれませんが、元スレ主さんも
オールド・イングリッシュ物にはまる前は作家物ばかり買っていたみたいですし
自分もデニッシュ物なんかを集めてました。別にそういうこだわりはあんまり
ないと思いますよ。一時期もう新品なんか買う気しねーやと思ったことは
ありましたけど、現在借金返済中の身orzでebayは極力抑えてますんで
新品ばかり買ってますが、改めて現行品を買ってみるとそれはそれで
今まで気がつかなかった良さを再確認したりするもんですよ。

ちなみに最近サビネリの白木パイプとか買ったりしてるんですけど
それは結局パイプって乾燥させることで喫味が左右するのか?という
実験的な意味で購入したもんです。で、どうやらその仮説は正しいようで
サビネリの白木パイプ(もちろん現行品)は外れがまったくありません。
たしかここで出ていた「パイプにカーボンは必要なのか?」というある程度
の答えも見出せそうです。

多分こういうのは新品ばかり追っていてもわからなかったろうし、逆に
古パイプばかり購入していてもわからなかったんではないだろうかと
思います。つまり古パイプも新品パイプも自分のスモーキング・スキル
を向上させるきっかけにはなったと思いますね。

皆そうだと思いますよ。
685shell-freak:2006/12/03(日) 20:56:59 ID:d61aodcF
>>681
>>683
そういえば、white spotがいつ頃まで象牙だったのかは考えてはいませんでしたね〜。
古いpatentモノはwhite spotが小さいので漠然とそれが象牙だと思っていました。
確かにebayなどではwhite spotが取れてしまったdunhillを見たりしますね。
それから、white spotが黒くなったものとか・・・。(私も何本が所有しています。)
セルロイドやレジン、アクリルでは黒変はしないでしょうから、あれは本当の象牙なのかも
しれませんね。
でも、今、しげしげと見ているんですけど、そう古くはないものでもいかにも象牙っぽいヤツも
ありますな〜。
逆に古くても、アクリルっぽいのもあるし・・・。
ちょっち、調べてみたいと思います。
686774mgさん:2006/12/03(日) 21:38:25 ID:seMGS7VI
>>685
黒って真っ黒ですか?それとも黒ずんだ、程度でしょうか。

Hackerの本には、1934年PATと1937年PATの「Extremely Rare」なブラック・スポットのDunhillの記述があります。
まるっきりミステリーでファクトリーの記録にも残ってないスポットだそうです。
687shell-freak:2006/12/03(日) 21:47:32 ID:d61aodcF
>>686
まるっきりの「まっ黒黒」です。
私も「ブラック・スポット」の話は人づてに聞いた事があって
貴重なものだと教えられていますけど・・・。
私の私見では、湿度等の環境で象牙が黒変したのではないかと思ってはいるのですが。
688774mgさん:2006/12/03(日) 22:06:34 ID:seMGS7VI
ttp://www5d.biglobe.ne.jp/~mystudy/kikite/column/column37/kikite37.html

↑象牙製根付に関するページですが。
ここを見ている限り、象牙がうっすらとした茶色に変色することはあり得るけれども、まるでエボナイトのような黒色に
変色する可能性はまずないみたいですよ。そのDunhillが2万年前の製作で、泥炭層の地層にデッドストックされていた、
というのなら話は別ですがw

Hackerはブラックスポットを、ファクトリー製ではないサードパーティ製リプレイスメントドットの可能性も指摘していますが、
とにかく謎に満ちたものらしいです。まさかshellさんがお持ちとは…。
689608:2006/12/03(日) 22:18:05 ID:/333QHKv
>>683-685
さっそくありがとうございます。
件のステムのwhite spotは見た感じアクリルのような気がしてなりません。
現行物のそれと見比べてみてそう感じます。
年代的にはさほど古くないdunhillをもう一本所有しておりますが
そのwhite spotは真っ白ではなく半透明がかった乳白色といった色をしています。
どうせ作りなおすなら、よりオリジナルに近づけたいと思い、お聞きした次第です。
690shell-freak:2006/12/03(日) 22:25:21 ID:d61aodcF
>>688
なるほど〜。
そういえば2万年前頃の製作のような気もしてきた(笑)。

冗談はさておき、ebayでも時たま見かけますね〜。
でも、特段に超高値で取引されている様子もありません。
私は既に所有しているので、それ自体にはあまり興味がなくbidもしませんが・・・。
不思議といえば不思議なお話ですが、その辺りも含めてdunhill神話が形造られているのかもしれませんね。

691shell-freak:2006/12/03(日) 22:30:44 ID:d61aodcF
>>689
さっそく海外のサイトやら以前取引のあったパイプ専門家の方々にメールで
問い合わせをしてみました。
返事が来るまで、もうしばらくお待ち下さい。
返事が返ってきたら、ここで発表させていただきます。
692774mgさん:2006/12/03(日) 22:40:20 ID:seMGS7VI
>>689
以下に自分の所有しているDunhillのスポットの詳細を書いておきます。
リプレイスメントステムを製作する際の参考にしてください。

49年製ROOT 直径1.7mm 色やや黄変した白色 エボナイト製?
48年製Bruyere 直径1.6mm 色やや黄変した白色 エボナイト製?
53年製Tanshell 直径1.75mm チョークのような純白 アクリル製?

直径は非常に微妙ながら、どれも異なっています。年代が違うとさらに異なる
(1920年代などはかなり小さいらしいです)らしいので、お好みの時代の
ドットを指定(リペアラ―が対応してくれればですが)製作するとよいのではないかと思います。

shellさんにお聞きすればさらに多くのサンプルを提示してくださるんじゃないかと思います。
693774mgさん:2006/12/03(日) 22:49:14 ID:seMGS7VI
せっかくキャビネットから出してきたので、ひさびさに53年製<蓮乳>Tanshellで
Smokers Haven Cognac Mixtureをプカー

ウマー

そういえばDunhillのエボナイトステムってなんとなくですが、他のメーカーのエボナイトより
柔らかくて噛みごこちがいい気がしますね。
694774mgさん:2006/12/03(日) 23:27:28 ID:RTKOXJYD
こんにちは。いつもROMしてるものですが、Dunhillのwhite spotの件。
自分が使用している1976年製bruyereも黒変していまでは痕跡程度になっております。
これは私が学生時代に親父に頼んでロンドンのダンヒル本店で購入してもらったもので、
まっさらな状態から30年間愛用してきました。
たしか10年ほど前までは白かったと思います(笑)
自分の愛用している他の年代のダンヒルはまったく黒変してませんので、
吸い方の問題ではなく材質が違うのかな・・??
何なんでしょうねー?
695774mgさん:2006/12/03(日) 23:46:14 ID:seMGS7VI
>>694
こんばんわー。書き込みありがとうございます。
あら、その黒変は真っ黒になってるんですか?
70年代だとさすがに象牙の使用はないでしょうし、一体なんなんでしょうねえ。
エボナイトなら変色の可能性はありますが、40年代のSasieniのDotや30年代のComoy Cロゴでさえ
うっすらと黄ばむ程度ですし、アクリルはそもそも変色しないし…
レジンなどのあまり知られていない材料が、真っ黒にまで変色するのでしょうか。

ミステリアスな他のBlack Spotも、お手持ちのBruyereのようにできあがったんでしょうか…

お話を伺った限りではDunhillを愛飲されている相当のベテランの方とお見受けします。
いろいろお話も聞きたいので、なにかご興味に触れる話題がありましたらこれからも参加してやってくださいませ。
なにせshellさんなど一部の方を除くとひよっこ同然のスモーカー(特に自分)も多いスレですので(汗)
696774mgさん:2006/12/03(日) 23:55:48 ID:bQnXIkyz
ダンヒルのステムの話で便乗質問ですが,オリジナルとリプレイスメントとの
見分け方ってありますか。手持ちの20本ほどについて言えば,噛み心地の悪いやつは
勝手にリプレイスメントだろうと決めちゃっています。でも,摺り合わせやら
白点やらは本物と見分けが付かないほどの精巧な作りなんで,今ひとつ確信が
持てないんですね。
697774mgさん:2006/12/04(月) 00:12:00 ID:3ekNJE5y
確証は持てないというか、あくまで目安程度のものですが、自分が判断基準にしているのは、

・ボタン(リップの突起部分)の造りのスタイル(棗型のアールのかかり具合、ボタンの厚みetc...)
・テノンの面取りのスタイル
・テノンのエアホールの面取りのスタイル
・フィッティング(リプレイスメントステムをきちんとフィッティングさせるのはかなりハイレベルなリペアスキルなので)
・ジャンクションのシャンク部分の磨耗度合い(リプレイスメントを製作するときにサンディングされ、フィニッシュが損耗している場合がある)

です。これらをオリジナルの年代が近いものと比べてみるのが一番精度が高い判定方法だと思っています。
698shell-freak:2006/12/04(月) 00:27:19 ID:uZbhGrUX
>>694
どうもです〜。
5番のビリヤード・サドル、ブリュイェール、銀巻きのヤツですね。
確かにサイトの写真で拝見してもwhite spotが黒変してますね〜。
10年前位までは白かったと・・・、う〜ん、不思議です。
これは深く研究してみる価値はありそうですね〜。

>>696
いらっしゃいませ〜。

これはdunhillに限らず、見分けるのは非常に難しいんですよね〜。
リプレイスのマウスピースを造る方も、なるべくオリジナルに近いように造りますから・・・。
ただ、一点、どうしても避けて通れないのが「シャンク」と「マウスピース」の
「摺り合わせ」です。
サンドブラスト等ですと、この接点部分が削られてしまいますので比較的分かり易いかも。
でも、スムースだとちと分かりにくいかもしれません。
最近はそこの処を上手く処理してピッタリ造る海外の工房もあるようですし・・・。
それと、やっぱりエボナイトの材質ですね。
特にdunhillは上質なエボナイトを使用しているそうですので、安くリプレイスした
マウスピースとは感触が違うと思います。
細かく見ると、ダボの細工などが違う場合もあるかもしれませんね。
いずれにしても、良く出来たリプレイス・マウスピースなら使用上は何等不自由はない筈ですので
あまり気にしない方が良いかもしれません。
一応、私の場合は新規に購入する際には「オリジナル」を選ぶようにはしています。
それでも、本当に「オリジナル」かどうかは実際には分かりかねるのが本当の処です。

699774mgさん:2006/12/04(月) 00:30:31 ID:3ekNJE5y
>>698
あ、関係ないですけどshellさん、そういえばshell LBのシャンクリペアの件、
あれから進展ありましたか?
700774mgさん:2006/12/04(月) 00:50:43 ID:3ekNJE5y
う。ロンドンで購入した#5 サドルビリヤード Bruyereで気がつくべきだった…

>>694
どうもいつもサイトのほう拝読しております〜。A/MのEight Dotがもうたまりませんです。
次の更新も楽しみにしてますのでどうぞよろしくです〜。
701shell-freak:2006/12/04(月) 00:53:34 ID:uZbhGrUX
>>699
そうそう、あのdouble patentのshell LBも「black spot」なんですよね〜。
あの後、一応、国内の代理店であるフカシロさんに連絡してみました。
実際に英国に送付してみてからの見積もりで、修理期間は6ヶ月だそうです。
でも、考えてみたら銀巻き(金巻き)にしちゃうとせっかくはっきりスタンプされた
double patentが見えなくなってしまうのでモッタイナイかな〜と悩んでる最中です。
教えていただいた工房で元のまんまに直してもらった方がいいかも、とも思いますし・・・。
とりあえずは考え中です。
702774mgさん:2006/12/04(月) 01:40:37 ID:3ekNJE5y
うーん、
刻印やshellのシックな佇まいを優先するなら例のリペアラ―
ファクトリーリペアの価値を優先するなら本社
悩ましい選択ですね。
どちらにせよリペアの情報(どのようなリペアをどこで幾らで、そしてその出来ばえ)は貴重ですので、
修理できた暁にはレポお願いできればと思います〜。
703774mgさん:2006/12/04(月) 09:28:15 ID:Glx8PdZs
>693

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!! 蓮乳dunhill w。

>Dunhillのエボナイトステムってなんとなくですが、他のメーカーのエボナイトより
>柔らかくて噛みごこちがいい気がしますね。

それはアルボ(ry
704774mgさん:2006/12/04(月) 14:50:24 ID:tFLuT6n0
アルボナイトはオールドダンヒルには使用されていません(笑)
705shell-freak:2006/12/04(月) 18:10:12 ID:uZbhGrUX
>>702
了解いたしました。
でも、おそらくすぐには動かないとは思います。

オーストリーの著名なギタリスト、ダンヒル・コレクターのwolfgang pointer氏から
さっそく「white spot」に関する質問の回答が届きました。

http://www.pipewolf.com/index.html

氏からは、数年前に初めての「patent dunhill」を購入して以来、何度となく
メールのやりとりをさせていただいている間柄です。
それによると、氏自身は「60年代にプラスチックに移行したようだ。より詳しい情報は****氏に問い合わせてみると良いだろう。」
とのことでした。
そこで現在、****氏にコンタクト中。
ご報告は再度このスレにて・・・。
706774mgさん:2006/12/04(月) 22:48:06 ID:3ekNJE5y
Barling YOW T.V.F ExEL #406 bent apple キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

スンゲーカッコイイ!状態も極上!ありがとうNeatpipesのLucaたん!
707774mgさん:2006/12/05(火) 01:02:20 ID:/gHldZos
>>705
おー、ShellさんがPipeWolfの中の人とお知り合いだったとは存じませんでした。
****氏というのも誰なのか気になりますが、さすがシェル・フリークの面目が躍如しておりますね。
結果、お待ちしております。

Barlingはとりあえずステムをコンパウンドでミラークオリティにまで磨き上げて、保護のために
halcyon waxを塗布してポリッシュしたところです。
今回、Barlingの通常リップのテーパードステムを初めて手にしたのですが、Barlingはテーパードも
いいですねえ。ビットが非常に薄くて、Comoyに迫る快適さかもしれません。
flat saddle mouthpiece(1935年に登録されたそう)のガシッと噛む安定の快適さとは
また別次元の快適さです。

まだ火を入れてませんのでレポはのちほど…。
しかし一年前に買った虎の子のunsmokedハンドメイドを下取りに出した甲斐があったよ…。・゚・(ノД`)・゚・。
708774mgさん:2006/12/05(火) 12:14:09 ID:t2A7z2dP
以前、現行Sasieni 8dotを購入した際に煙道が開いていなかった件で相談させていただいた者です。
その後、自身で煙道を開けようと思い、偶然にもパイプ作家の方とお話できる機会があったのでアドバイスを戴こうとしたところ、初めてお会いしたにも関わらず「預かりましょうか」とのお言葉をいただきました。
申し訳ないなと思いつつも、結局はお言葉に甘えさせていただきました^^。
何といっても、好きなパイプ作家の方でしたので、私にとってはこれ程嬉しい事はありませんし、未完成のパイプの愛着度もぐ〜んとUP。貴重な思い出のパイプになりました♪

返ってきたパイプを見てみますと、、、
キリで開通させようとしていた自分が恥ずかしくなりました^^。
煙道をあける方向すら私の予想とは違っていましたので、自身でやっていたらボウルを突き破っていたかと思います。
本当に、その方には感謝してもしきれません^^。

まずは、報告まで。
近々、Grosvenorとの比較をしてみたいと思っています。
相談にのって戴いた方々、ありがとうございました。
709774mgさん:2006/12/05(火) 15:37:41 ID:p1JTV7LX
>>708
おお、あの8Dot、スモーカブルな状態になりましたか。よかったです。
手間もかかけたパイプは愛着も増すものですものね。
Cadogan製Sasieniのレポートはまだこのスレでは見たことがないので、
火を入れた暁にはレポ是非よろしくお願いします。

ebayの方にも続々と面白いSasieniが出品されていますので、予算に余裕があるようでしたら
こちらも是非挑戦してみてください。

自分もショップで、SasieniのBent billiardとしては一番小ぶりで一番レアなRutlandが75ドル(!)で
提供されていたので思わず購入してしまいもすた。
久しぶりのSasieniで、初めてのRuff-Rootフィニッシュです。
こちらも届いたらレポしますね。
710774mgさん:2006/12/05(火) 17:24:19 ID:t2A7z2dP
>>709
はい。
火を入れた際には、簡単に(文才ないですし、自信が余り無いので^^)書かせていただきます。

SasieniのRuff-Rootいいですね〜。
ebayでもSasieniは毎日見てウズウズしていますが、次は浮気して初Comoyに挑戦しようかと思っています。
OBさんのサイトでみたToradition256がいいなーとか思って待っているのですが、なかなか出ませんね^^。
Shopも見てるんですけど、無いって事は人気あるのかな?
はやく、ダークな喫味ってのを味わってみたいです。
711shell-freak:2006/12/05(火) 17:50:48 ID:L4kDZMQP
「ivory white spot」に関して、新たな回答がありましたのでご報告します。
今回は、ebayでもおなじみのMr.Can.ことTony氏からの回答です。
氏は皆さんもご存知の通り、メーカーを問わずold pipeに深い造詣をお持ちで、その商品解説には
いつも感心させられます。
私も数本のパイプを購入させていただいたことから、既知を得ました。
氏はまず最初に、「おそらく、この質問には誰も正確に答える事は出来ないだろう。」と前置きした上で
その理由について
「第一に、dunhillにはその記録が残ってはいないが、消費者がそう信じていることを快く思っている。」
「第二に、アメリカの知的dunhillコレクター達はdunhillが恒常的にivory white spotを使用していたとは信じていない」と
述べておられます。
その具体的な内容として
「1900年代の最初の四半世紀には、象牙の価格は同重量の「金」よりも高価であったという事実があります。その高価な象牙をdunhillが購入して、それから
数百、数千の「white spot」に加工したとは考え難いと思われます。
何故なら、dunhillは購入した一本の象牙を100本の同社のパイプと同価格で売り抜けることが出来たのですから・・・。
更に、宝飾店やそれに類する処から「小さな象牙のかけら」として供給を受けるとなると、それ以上に大きな課題が生まれます。
まず、供給が不規則で予測出来なくなる恐れがあります。
dunhillのような「メーカー」にとっては、それは致命的であり、とても自社以外から調達することは出来なかったでしょう。
また、その供給者と地理的に近くなければならないということも考えざるを得ませんし、その供給者はdunhillに安定的に「小さな象牙のかけら」を供給する為には、十分以上の規模を持っていなければならなかったでしょう。
これは現実的ではない話です。
従って、dunhillは「ivory white spot」を全く使用していなかったという可能性も否定は出来ません。
あなたが20年代のSasieni blue dotsを見た時に、ほとんど白色に変色している場合があるでしょう。
同じように、「white spot」も当時の、良質とは言い難いプラスチックの品質のせいで「象牙色」のように変色したのかもしれません。
もちろん、dunhillは一般大衆が「かつてはivory white spotを使用していた」と信じていてほしいと思います。
何故なら、それこそが「高価で高品質」であることを表わすからです。
誰もが、「ivory white spot」の存在を否定することも肯定することも出来ない以上、dunhillはそれを主張し続けることが出来るでしょう。
それでも、幾ばくかのパイプには実際、「ivory white spot」が使用されたのかもしれません。
もしdunhillが「象牙の素材」を手にしていたら、それを試してみた可能性はあります。
それでも、年間6000本に渡る総てのパイプに「ivory white spot」を使用したなどということは、当時の象牙の価格を考えると現実的ではありません。」

なるほど、さすがはMr.Can氏、論理的、且つ、整然と論理を展開されています。

しかし、一dunhillファンからしてみると、少しばかり淋しい気もしないではありません。
自分が所有する古dunhillはともかくとして、いつか本物の「ivory white spot」と
出会えるかもしれないというロマンがあるからでしょうか。
それとも、所謂、「ダンヒル神話」にどっぷりと漬かり切っているからでしょうか。
いずれにしても、この「パイプ界の七不思議」的な話題は面白いですね。






712774mgさん:2006/12/05(火) 18:35:59 ID:p1JTV7LX
>>710
Comoyですか!
#256はいいですよ〜。といってもモノは全然出てきませんが(笑)
シェイプだけでも入手したい、という場合なら、Sunrise、Townhallなどのセカンドブランドや、
Comoyがボウルターニングをしていたと思しきアメリカのWally Frankのハウスパイプ(シェイプナンバーは#40)も
あわせて検索するといいと思います。

ただ#256を待っていると購入がいつになるか分からなくなると思いますので(笑)、手近なところで1本入手しておくのも
いいんじゃないでしょうか。オススメは1950〜60年代のTradition、Grand Slam、Sandblast、London Pride等の
グレードです。このあたりなら値段も安く(20〜80ドル程度)、また状態のよいものも出やすいと思います。

1970年代に入るとComoyはグレードを乱発し始め、クオリティも魅力もあまりないパイプが多くなりますので、
あまり名前の聞かないグレードには手を出さないほうがいいかと思います。
(Silver Cloudとか、Shadow Gradeとか70年代後半モノは避けたほうが無難かと…)
もしdating・gradingに不安がある場合は事前にこのスレで質問いただければお力になれることもあるかと思います。


>>711
う〜ん、面白い!

自分は漠然と、近年のワシントン条約(1989年)によって象牙の使用が禁止される以前は、象牙の使用は
それほど稀なものではないと思っていました。価格の観点が欠けていましたね。
つまりivory dotに関してはDunhill本社からの明確なステートメントというものはまだ行われたことがなく、
結局はコレクターやスモーカーの憶測によって現在の風説(?)が形成されていうことなんですね。

ここでもまた、自分はDunhillの卓越したイメージ戦略を見せ付けられた感じがします。
自分には、高品質な製品を作るだけでは十分ではなく、そこに消費者のイメージが結びついて初めてブランドは成功するものだ、と
アルフレッド・ダンヒルが言っているようにも聞こえました。確かにイギリスには他に高品質で鳴らしたパイプメーカーはいくらでも
存在したことはこのスレで語られることからも明らかですが、それらのメーカーは現在では皆消え去ってしまったか、
もしくはDunhillの傘下に入ることを余儀なくされたことを考えると、ここにこそ現在のDunhillが一流メーカーとして
存続している理由があるようにも思えますね。

「Dunhill神話」は、こうやって歴史や成り立ちを調べていけばいくほど、たんなるこけおどしではなく、
高い製品自体の品質と、冷静な計算とに裏打ちされた戦略と考えることができるような気がします。

shellさんには貴重で非常に興味深い情報を提供してくださったことを感謝いたします。

…で、じゃあリプレイスメントステムのドットを製作する場合は、象牙で作りたかったら象牙でつくっちゃえばいい
(入手が難しいから今ならマストロドン?)ということでしょうかね?w
713774mgさん:2006/12/05(火) 19:53:34 ID:hzjWxLhr
やっぱりS-Fさんのdunhillの愛着振りには度肝を抜かれるなー。
ほんとお好きなんですねdunhillが。

話変わって借金返済途中でぼちぼちと古パイプも購入してます。
今回は珍しくヤフオクから購入しました。ブツはFRIBOURG&TREYER
のビリヤードを二つです。シェイプ・ナンバーはどちらも205、モデル名
はlansegalと書かれています。もちろんMadeinEnglandなんですが
見た感じなにかcomoyで作られているような雰囲気です。この認識で
間違いないでしょうか?

ひとつは見事なストレートグレインが入っており、もう一つはこれまた
見事なバーズアイがはいっています。近いうちに試してレポを上げます。
714774mgさん:2006/12/05(火) 21:15:22 ID:PrPbaokZ
>>712
そうですか、やっぱり中々出てこないんですねぇ〜。
出来れば手に入れるパイプは使い倒すつもりでいますので、とりあえずは控えめにして当面#256を待つつもりでいます^^。
Datingなどに関しては全く知識がないので、それらしき物が出た際には教えてください。
よろしくお願いいたします。
715774mgさん:2006/12/05(火) 21:16:41 ID:zYipwoBh
象牙の入手はそれほど困難では有りませんよ、日本でも昔は象牙のパイプ
正確にはパイプホールダーて年配者人気がありかなり出回ってましたが、
今や誰も欲しがらないんでヤフオクにも出ますが人気ないですね。

パイプホールダーやパイプのステムも象牙で作ていたわけえ、あんな
小さなドットならコストもそれほどではないはずです。

あ、それから印鑑も象牙でしょ。
716774mgさん:2006/12/05(火) 21:26:20 ID:zYipwoBh
WDC人気ないんですね、10$で程度のいいミラノの上級ライン、アリストクラット
喫味最高ですよ。
717774mgさん
608です。
>>711
S-Fさん、ありがとうございます。大変興味深いお話です。
私が持っているもう一本のホワイトスポットはもしかするとプラスチック
なのかもしれませんね。
私の中で昔のdunhillはすべてホワイトスポットは象牙で出来ているという
誤解がありました。
いずれリペアラーと相談しながら、決めていきたいと思います。
本当にありがとうございました。
ところで、このTonyさんっていい方ですよね。私も前にこの方からパイプ
譲ってもらったときに、雑談ついでにある中古パイプ買ったらリップに穴
が開いてて修理したいんだとこぼしたら、知り合いのリペアラーに頼んで
直してやるって言ってくれてTonyさんにパイプ送って送料と修理費だけで
直してもらったことがありました。