【喫煙】文学における「煙草」の存在【描写】

ヒゲ長は答えずに、煙草の煙を房に吹き入れた。
板敷に尻を滑らせて、天切り松は裏窓の金網に寄った。
「めぐんでくれ、旦那」
「朝日やバットじゃねえぞ」
「煙が出りゃなんだっていい。」
ヒゲ長は金網越しに煙草を一本差し入れて、ライターの火を向けた。
煙を腹の底まで吸いこんで、天切り松は小造りな顔をほころばした。
「ああ、うめえ。ここじゃ物の有難味てえのがよくわかる。
にいさん方も、ヘタ打ったヤマのことなんざくよくよ考えずに
日にいっぺんの煙草の味や、
見限りもせず差し入れてくれる親御さんの弁当の味をよ、よおっく噛みしめるこった。」
――浅田次郎「天切り松闇がたり」より。

皆さんのかっこいいと思う喫煙描写を、存分にかたってください。

２げっと

ピースの一本に火をつけた。

横溝正史 「金田一耕助ファイル1? 仮面舞踏会」

「〜の一本」ってのがスゴく
(・∀・) ｶｺｲｲ!!
と思った。

村上春樹「ノルウェイの森」


「マルボロは女の子の吸うタバコじゃないよね」
「どれだって変わらないわよ。どれも不味いんだもの」



こんな感じ

ゆったりと紫煙をくゆらせた

っていう表現はハードボイルド御用達のフレーズだが、
いい表現だな。

保守age

ソースないんで詳しく書けないが京極堂シリーズはみんな煙草吸ってて好き
榎木津はいつも貰い煙草なのとか細かいとこが良い
戦後の日本って設定だと喫煙率高くていいな

森博嗣作品の犀川ってタバコ吸ってたよね？
銘柄わかる人います？

結局、貧乏してると気持の貧しさから余裕あるポーズを取りたくなる。
文学の喫煙描写にはリアリティを穴埋めする書き手の貧しい発想と、
暮らし向きが浮かび出てるんだろうな。

随筆だけど

寺田寅彦「喫煙四十年」
ttp://www.japanpen.or.jp/e-bungeikan/guest/essay/teradatorahiko.html

太宰治が富岳百景でゴールデンバットを吸ってて、
文学少年だった漏れは憧れたw

確かに、バット=かっこいい煙草って言うイメージはある気も。
おれも太宰を読んで、初めて吸ったのが両切りのバットだったよ。
死ぬほどむせかえったが。

梶井基次郎の秋の日の下という詩は好きです。
肺結核なのに芝生の上で、袋に1本残った敷島を吸う作者に共感する部分があります。

保守age

敷島、朝日、バット。
なんか、古い銘柄ばっかりだ。
団鬼六のエセーを読むと、やっぱり喫煙の描写がうまいよ。
ある程度ベテランにならないと、喫煙描写は過去よくかけないんだろうか・・・・・・

JT御用達の宣伝手法である煙草文化論なスレらしいが
寂れてますね・・・。
m9(＾Д＾)ﾌﾟｷﾞｬ---ｯ

作品中の人物を作者に見立てて共感するのではない
煙草を作品に登場させ、存在に意味を持たせる
そのセンスの良さに憧れるのだ

『吾輩は猫である』中の煙草について論文書いてる人がいます

保守

煙草は映画でも重要な小道具ですね。
「郵便配達は二度ベルを鳴らす」でジャックニコルソンが
トイレで一服するシーンは様になってかっこよかったですな。
ストーリーもﾊｧﾊｧでしたが、、、。
最近のでは「ワイルドスピード２」で敵役のボスが葉巻をいじってます。

板違い

ﾌﾟｷﾞｬｰって何？

内田百間も上手い文章書いてるよね。
読むとつい一服したくなる。
さすが、幼稚園にあがる前から吸ってただけのことはあるジジイだw

鳴海章の小説は二日酔いの描写とタバコの描写がイイ

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やぁ僕はかにほに
このコピペを見た人は僕に呪われちゃうんだ
呪いを解く方法はこのコピペを文章まで含めて５時間以内に７つ書き込むことだけだよ
それじゃあまた会おうね
kanihoni

>>24
目のずれ方がすさまじく怖い

映画の中での描写はスレ違いかなあ
こことかいろいろまとめてあって参考になるんだけど
ttp://www21.tok2.com/home/TOT2001/smokey/smokey.htm

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やぁ僕はかにほに
このコピペを見た人は僕に呪われちゃうんだ
呪いを解く方法はこのコピペを文章まで含めて５時間以内に７つ書き込むことだけだよ
それじゃあまた会おうね
kanihoni

>>26
あんま話題がないから映画や漫画もｱﾘかなとか思うな。
ついでに映画の喫煙シーンはこちらにも

かっこいい喫煙シーンのある映画
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/movie/1121161176/

>>28
フラッシュでCATMANとその続編があるけれど、これって主役のCATMANうまそうに吸ってるな。
知らない人はぐぐって見ることを薦めるよ。

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やぁ僕はかにほに
このコピペを見た人は僕に呪われちゃうんだ
呪いを解く方法はこのコピペを文章まで含めて５時間以内に７つ書き込むことだけだよ
それじゃあまた会おうね

寺山さんの短歌

マッチ擦る
束の間海に
霧深し
身捨つる程の
祖国はありや

これは良い。

猫男はいいな。俺も一発で惚れたよ。
またあの世界観で続編でないかなぁとｽﾚ違いｽﾏｿ

おれもCATMAN好きだ！
かの猫はLuckyStarっていう架空の銘柄を吸ってる。

俺の中でタバコの描写なら
開高健が一番だなあ

>>31

煙草くさき国語教師が言うときに明日という語は最もかなし

俺はこれが好き。ただこの歌、煙草に対するイメージはマイナスだけど。

どんな作品の中だったか忘れたが、若い頃、

煙草の燃える音が聞こえるほどの静寂

という意味の文を読んだ。
今でも印象に残っている。

ガラムだったら周りが五月蝿くてもクローブのバチバチいう音が聞こえるな。

>>37
そんなガラムが登場する文学についてどうぞ。

「ゴールデンバットのヤニの染み付いた指が、不吉な気配を漂わせていた」
中原中也を指した、同時代人の言葉。
みょうに耳に残ってる。

十銭で、バツトを買って、三銭で、マツチを買って、ウレシイネ、
バツトは峠を越すまで持つと思つた。

てな中原中也の詩があったと思う。（細部うろおぼえだが）
ウレシイネ、のところになんともいえない共感。

徹吉と昵懇の慶応精神科の教授は、昔からいかにもその職にふさわしい風格に満ちた診察ぶりを示したものだ。
彼は安楽椅子の背にもたれかかり、思いだしたようにダンヒルのパイプを口へ持ってゆきながら、患者の訴え、家族の訴えにゆったりと聞き入る。
余計なことはひとことも口に出さない。
傍にいる筆記係には患者の現症のごく要点を簡潔に伝えるだけである。
それゆえその筆記係は、医局員の中でもかなりの古手が選ばれて、教授の口にする何倍もの文字をなめらかにカルテに記入していったし、更にその横に、処方などを記す見学をかねた若手の助手がひかえているのが常であった。
教授の外来診察には最低医局員を二人要した。
それだけの権威を大学の教授診察ともなれば有していたのである。
『楡家の人びと』

山ねこは、ふところから、巻煙草の箱を出して、じぶんが一本くわえ、
「いかがですか。」と一郎に出しました。一郎はびっくりして、
「いいえ。」と言いましたら、山ねこはおおようにわらって
「ふふん、まだお若いから、」と言いながら、マッチをしゅっと擦って、
わざと顔をしかめて、青いけむりをふうと吐きました。山猫の馬車別当は、
気を付けの姿勢で、しゃんと立っていましたが、いかにも、たばこのほしいのを
むりにこらえているらしく、なみだをぼろぼろこぼしました。　　

宮沢賢治「どんぐりと山猫」

良ｽﾚage(´ー｀)

どんぐりまでニコチン中毒にさせるなよ。

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やぁ僕はかにほに
このコピペを見た人は僕に呪われちゃうんだ
呪いを解く方法はこのコピペを文章まで含めて５時間以内に７つ書き込むことだけだよ
それじゃあまた会おうね

色彩表現とまったりした空間が見事・・・(*´-｀*) よろし↓

僕はこのカッフェの薔薇色の壁に何か平和に近いものを感じ、
一番奥のテエブルの前にやっと楽々腰をおろした。
そこには僕の他に二三人の客のあるだけだった。
僕は一杯のココアを啜り、普段のように巻煙草をふかし出た。
巻煙草の煙りは薔薇色の壁へかすかに青い煙を立ち上らせていった。
この優しい色の調和もやはり僕には愉快だった。

芥川龍之介「歯車」より

>>46
�d。和んだ

1955年の11月、月曜日の朝10時30分、25歳の青年ゾーイー・グラースは、なみなみとお湯を湛えた浴槽につかって、4年前の古手紙を読んでいた。
黄色い薄葉紙の何枚にもわたってタイプした、いつ終わるとも知れないような手紙であって、2つの島みたいな膝頭に立てかけておくのが容易でない。
右手には、作り付けになったエナメル引きの石鹸受けの縁に、湿っていそうに見える煙草が載っているが、結構火はついているらしく、時々彼は、それをつまみ上げると、手紙から目を離す気配も見せずに一口二口吸っている。
灰は当然、浴槽の湯の中に、直接落ちたり、あるいは便箋の上を転がって落ちたりしないわけにゆかぬ。
そのきたなさに当人は気づいていなさそうに見えたが、しかし、湯の熱さがかれの身体に脱水作用を及ぼし始めたことには、ほんの僅かにしろ気づいていたにちがいなかった。
湯の中で手紙を読んでいる――というより、読み返している――時間が長くなるにつれて、手の甲で額と上唇を拭う回数が多くなり、次第にその動作が無意識ではなくなっていったのだから。

　J.D.サリンジャー「ゾーイー」より

保守

井伏氏は、濃い霧の底、岩に腰をおろし、ゆつくり煙草を吸ひながら、放屁なされた。
いかにも、つまらなさうであつた。

太宰治「富嶽百景」

ヒゲ長は金網越しに煙草を一本差し入れて、ライターの火を向けた。
煙を腹の底まで吸いこんで、天切り松は小造りな顔をほころばした。
「ああ、うめえ。ここじゃ物の有難味てえのがよくわかる。
にいさん方も、ヘタ打ったヤマのことなんざくよくよ考えずに
日にいっぺんのサンマの塩焼きジュウジュウ　大根おろしショリショリッ
炊き立てご飯パカッフワッ　ポン酢トットットッ…
　　　　　　　　　　　　　　　
ハムッ　ハフハフ、ハフッ!! 」
――浅田次郎「天切り秋刀魚がたり」より。

友彦は手さぐりでタバコを取り、口にくわえて火をつけた。
炎の輝きが一瞬のあいだ、彼の顔を浮き上がらせて消えた。
悩みにみちた、内気そうな、放心状態の顔を。
暗いなかでは、おだやかに流れる煙を見ることができず、タバコの味はうまくなかった。
彼は灰皿でもみ消し、深いため息をついた。
このように悩み事を吐き出せたらな、といった感情がこもっていた。

星 新一　「現代の人生」　連作短編集「ノックの音が」収録

>>52
おお、それ読んだことある！でもその描写覚えてないな。
読み直してみようっと。

　スナフキンは、あいてを見なかったふりをしました。
それから、火をかきたてると、もみの木のえだを二、三本きって、
その上にこしをおろし、パイプをとりだして、火をつけました。
　それから、夜の空にむけて、たばこのけむりを二つ三つはきだすと、
春のしらべがやってくるのをまちました。

『ムーミン谷の仲間たち』
トーベ＝ヤンソン著、山室静訳

>54
うおおおおおおおおおスナフキンパイプ喫うのかあっ！？
すげえっ！ムーミン谷の原作読んでみてえっ！！

チャーチワーデンをくわえたイラストをよく見るよ＞スナフキン

スナフキンに憧れる俺は、キャンプしながらパイプふかしたり。至福のとき。

スナフキン＝スナッフ(嗅ぎ煙草)野郎の意味らしい

フィンランド語で「隠遁者」ではなかったか

ｽﾅﾌｷﾝはｽﾅｯﾌだけじゃなかったのかー
へぇ

原作のスウェーデン語では「スヌース(嗅ぎ煙草)男」だったはず

てかスナフキンて普通になんか咥えてなかったっけ？

>>62
禁煙パイポ

Snafkinnはスラブ人の名前ジャマイカ？
英･フィン辞書には載ってないし、
スウェーデン語説も根拠なさそう


そういやフィン人は紙巻き吸わないなぁ

ノンノン。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%8A%E3%83%95%E3%82%AD%E3%83%B3

「うるさい奴だ、煙草のみでもないのに、煙草の味が分るか」
バットを二個手に入れた漁夫はうまそうに飲んでいた。

小林多喜二『蟹工船』

未成年の喫煙描写で良いシーンがあるのってどの作品？（日本産で）
気が付けば二十歳以上の喫煙という比較的健全なものしか記憶にない。

インド映画では未成年の喫煙映像にモザイクが入ります

袂から烟草を出して、燐寸をシュッと擦る。
手応えはあったが火は見えない。
敷島のさきを付けて吸ってみると、鼻から烟が出た。
なるほど、吸ったんだなと漸く気がついた。
燐寸は短い草のなかで、しばらく雨竜の様な細い烟を吐いて、すぐ寂滅した。

夏目漱石　「草枕」

----------------------------------------------------------
漱石の小説には、敷島が非常によく出てくるよ。
「吾輩は猫である」、「草枕」、「坊ちゃん」、「門」、「行人」、「虞美人草」など。
敷島は、たばこの専売制が明治３７年に実施されてから、最初に
売り出された四種のうち最高級品で、広く愛煙されたらしい。
敷島とは、大和国、あるいは、日本国の別称だとか。

敷島の大和心を人とはば朝日ににほふ山桜花　　本居宣長

>>69
でも、漱石が実際に愛飲してたのは朝日なんだよな。


(漱石の)書斎の隣りの客間にはいつも朝日が出してあった。
家にはもう一本もなく、帰りに買って行く金もなかったので、そこに出してある朝日をみんな貰って帰った事が何度もある。
先生は何故朝日をお吸いになるかと尋ねたら、何故と云う事もないが家の者がいつも朝日を買って来て入れて置くと先生が云ったことがある。

内田百間『ひかり』より

確かにその通り。
「吾輩は猫である」の苦沙弥先生の煙草は朝日。
苦沙弥先生は、漱石自身がモデルらしい。

ちなみに、「敷島は最初に売り出した四種のうち最高級」とあるが
それでもたいした値段ではなく、当時高級煙草といえば、
エジプト煙草だったそうな。

事務の女の子はいつものように熱いコーヒーとロールパンを二個机の上に置くと
姿を消した。煙草を買い忘れたので共同経営者からセブンスターを一箱もらい、
フィルターをちぎりとって反対側に火を点けて吸った。空はぼんやりと曇り、どこ
までが空気でどこからが雲なのか見分けもつかない。あたりにはまるで湿った落
ち葉をむりやり焚きつけたような匂いがする。あるいはそれも熱のせいかもしれない。

『１９７３年のピンボール』村上春樹
----
村上春樹の書く食べ物や煙草はおいしそうで好き。

保守してもいいですか？

保守しちゃった

いやん保守

そこはおしりなの保守

喫煙者が快適な時は周りの人間が不快になり、
周りの人間が愉快な時は喫煙者が不快になる。
喫煙者の奇妙な心理より〜

>>23
激しく亀で悪いが俺も鳴海章が書くおっさんの表現は好きだ

>>78
亀がしゃべ（ｒ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060323-00000416-yom-soci

同市の市立学校では敷地内での喫煙は教職員を含めて禁止されており、
鈴木校長は「あってはならないことをしてしまった。疲れなどもあって、
ついつい吸ってしまった」と謝罪。
市教委も「指導すべき立場の者が破ってしまったことを重く受け止める。
再発防止に努めたい」と、話している。

久しぶりに保守

定期保守

久しぶり保守

(ﾟдﾟ)yｰ･~

煙よりよいものはないのです
煙より　愉快なものもないのです
―中原中也　｢冬の夜｣

保守age

徒然草に
「つれづれなるまゝに、日くらし、灰皿にむかひて、心に移りゆくまま
そこはかとなく吸いまくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。」

>>86
（ ﾟДﾟ）ｙ━~　　ほ、ほんとに…？

　　　 ／￣￣￣＼
　　_ノ　　＿　　　　＼
　/　　／　　＼／＼　⌒）
/　　/　　⌒ 　 ⌒　ヽ　/ 　　 　
|　 _|　　　(・)　　(・)　 Ｖ　 　
|　(6 　/////　>　// .| 　　　　Ｂｅｆｏｒｅ 　
ヽ＿フ 　 　＿＿＿　｜
　　＼　　　＼＿/　／　
　　　 ＼＿＿＿／
（喫煙前）
　　　　　　　↓


　　　 ／￣￣￣＼
　　_ノ　　＿　　　　＼
　/　　／　　＼／＼　⌒）
/　　/ 　⌒ ﾉi,ノ´⌒ヽ　/
|　 _|　《;･,;》） （《;･,;》　Ｖ
|　(6 　 　ノ（　　.)｀ヽ. |　　　　　Ａｆｔｅｒ
ヽ＿フ 　ヽ:-┬┬-- / 　　　　　　　
　　＼.　　｀┴┴‐´／
　　　 ＼＿ii|||||||||ii
（禁断症状）

追手に帆かけてしゅらほしゅしゅ

保守しないと禁断症状が出る僕です

保守！

ここは文系なインターネッツですね

理系保守

ここで文学行き損ねて経営学やってる俺が保守

ここで美容師の(ry

村上龍『五分後の世界』で国民軍の兵士達が吸ってたな。
あれかっこよかった。あの世界の煙草吸ってみたいｗ
軍人って愛煙者多いよな。そーいやチャーチルも愛煙家だし。
話しずれてｽﾏｿ

近代文学なら、真保裕一の「奪取」にあるハイライトの描写が好き。
俺がハイライト吸いだからだけなのかもしれないが。
ハイライトは、やっぱり2世代3世代で受け継がれるタバコだよな。

また保守か・・・

悲しいけどコレ、保守なのよね

父さんにも保守されたことないのに！！

見ろ！人が保守のようだ！！

保守なんて飾りですよ。偉い人にはそれがわからんのです。

｢あぁ、虚しいなぁ｣と思いつつ、今日も３００円を自販機に入れるニコチン依存症。
喫煙を始めて、はや一年。
それまで意識してなかった事象が、気になってしょうがない自分がそこにいた。

『ちょっとした物音、人の声なんかになぜか反応してしまう･･･』。
『ちょっと吸うタイミングを逃すと、無性にイライラしてしょうがない･･･』。

喫煙者特有の禁断症状＿＿＿。
それに気付いたとき、自分をニコチン依存症とみとめざるを得ない悔しさが
心の中を支配するのであった。

そして今日も、何かに引きずられるようにタバコの自販機へ向かい、
ポケットから小銭を取り出す依存症の虚しい一日が始まる。

文人って何でピースとＧＢが好きなんだ？

>>104
昭和初期、芥川龍之介の影響か、若い文士の間で
「ゴールデンバット(･∀･)ｶｺｲｲ!!」
という流行りがあったその名残(と断定して良いのかどうかは迷う)
「周りと違って両切りな俺(･∀･)ｶｺｲｲ!!」
というのもあるのだろう。
(フィルターシガレットがなかった戦前といえども、主流は両切りではなく吸い口付き)

　ピースは味は文句なしとして、そのブランドの持つイメージも素晴らしい。
ＪＴの中でも群を抜いていて、渋くて通が吸うたばこというイメージが定着
している。ピースを吸わずしてたばこは語れないだろう。まさしく、日本一
のたばこと言えるだろう（売り上げではない）
　世界的に見れば、ダビドフやトレジャラーなど、ピースよりも格上と称さ
れるたばこは存在しているが、日本人としてこのたばこを手放すわけにはい
かない。

最近の文人はショッポ

良スレ記念ｶｷｺ

なんかモノを書く（描く）人ってタバコ好きってイメージがあるなぁ

物書きはタバコ吸わないと様にならん

タバコに火をつけて　(ﾟдﾟ)yｰ･~　保守

お気に入りのライターで火をつけて (　´д｀)y-~~ ｳﾏｰ保守

おいらのハートに火をつけて (*｀Д´)y━･~~ ｳﾏｰ保守

喫煙猿は今日も虚しく３００円を投入 m9(^Д^)

＜止めたい･･･、もうこれきりにしたい･･･＞と思いつつ
今日もタバコ自販機の前にたたずむニコチン依存症。
オレは依存症じゃないんだ！と強がってみても、手は小銭を求めてポケットの中へ。
心で反発しても体が反応してしまう辛さ･･･。

｢ブゥーン｣　と、一台の車が通り過ぎた。

＜ああっ＞
車が通り過ぎただけなのに、何かに襲われたように反応して
ちっ！と舌打ちしては、通り過ぎた車を睨み付ける。
おもむろにタバコを自販機から取り出しては、腹いせにタバコの包み紙をポイ捨てする。
そして、いつものように歩きタバコ。

喫煙猿ってホントに悲しい生き物なんですね (　´д｀)ﾎｼｭ

最近の作家で好んで喫煙描写入れてる人っているの？

>>114
つ原りょう(「りょう」は「寮」からウ冠を抜いた字)

>>115
ちなみに銘柄は？

>>116
「"ピース"という間の抜けた名前の両切りのタバコ」(「そして夜は蘇る」より抜粋)

さんきゅ。読んでみるわ

オーストラリア戦直前保守

オーストラリア戦完敗保守

クロアチア戦直前保守

クロアチア戦不完全燃焼保守

終戦記念保守

今日から新たな喫猿の旅立ちが始まります。
１箱３００円＿＿。
雑貨屋でのタバコ泥棒、自販機ごと丸ごと持ち逃げ、など
ひとしきりの犯罪こそ有れど、ようやく１箱３００円ラインを突破しました。
３０数パーセントの喫猿が禁煙にチャレンジするなんて報道が有りましたが、
無駄でしょう。
無駄な抵抗はよしなさい！とあえて提言しておく。
喫猿の言い回しなんて誰も信用しないでしょう。
むしろ、昨日まで１箱吸ってた猿が今日から１本も吸わないなんて、
そんな非常識な事をしたら、何をしでかすかわかりません。
なら、おとなしく部屋でプッカプカやってて貰ったほうが世のため人のため。
１度、値が上がったモノは下がるはずも無く、
来年には３２０円、再来年には３５０円と、ヘビの生殺し状態はこの先ずーっと続きます。
さてさて・・・
ダメな人間は何をやってもダメ！と言われますが、
とことんダメになっていきますね？
誰も救いの手など伸べませんよ。
世間は冷たい。
冷たい。
･･･

煙草を吸う権利はあるが、「義務」と「責任」がある。
禁煙者には、煙草の煙を吸わされない権利」もある。

法律で認められていても、マナーがあるだろうや！！
他人の居る車内、密室、飲食店での喫煙の全面禁止！

煙草を吸う時は、自分で「灰皿・煙草・ライター類」を用意！
屋外で！、煙が迷惑にならぬ様に気を遣い喫煙をして下さい。
吸い殻も、自己責任で片付けて下さい！

喫煙マナーを守って円滑な社会生活を送りましょう。
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/cigaret/1131217757/1-100

煙草の値上げ、小学生の小遣値上げと同程度か！
１箱￥１０００になれ〜！　税収は目的税に限定し、健康保険の赤字補填に！

ＷＨＯ「喫煙者雇用せず」新政策
http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-051201-0010.html

たばこを吸う人は雇いません−。世界保健機関（ＷＨＯ）は１日、喫煙者を雇用しない政策を導入した。たばこが健康に有害であることを訴える国連専門機関として、政策の一貫性と「反たばこ」のイメージ強化を狙う。
ＷＨＯ当局者によると、職員の新規採用で喫煙者を排除するのは国連諸機関でＷＨＯが初めて。
ＷＨＯは、喫煙を原因とする疾患で毎年世界中で５００万人近くが死亡していることを挙げ「たばこの害を減らす運動の先頭に立つ機関としての責任を雇用面でも果たさなければならない」としている。（共同）

喫煙者の最後は藻掻き苦しみ、亡くなるんだな。
ヘビィスモ ーカー
橋本元首相が死去…省庁再編に道筋も「経済失政」 http://www.zakzak.co.jp/top/2006_07/t2006070121.html
橋本龍太郎（はしもと・りゅうたろう）元首相が１日、東京都新宿区の国立国際医療センターで死去した。
【６８歳】だった。岡山県出身。 日本歯科医師連盟からの１億円献金隠し事件を受け、２００４年７月に自民党橋本派会長を辞任。
昨年９月の衆院選に出馬せず政界を引退していた。６月４日夜、腹痛を訴え入院。腸管虚血との診断を受け、大腸の大部分を切除するなどの手術を受けていた

保守とは？

遺族の姿が見えないことを確認してから、安藤は煙草を一本取り出すとライターの炎でその先を焙った。
静かに煙が立ち上る。
｢お前の吸ってたのってさあ、これでよかったんだっけな。どうなん実際｣
誰もフィルターに口をつけていない煙草を線香の隣に立てて空を仰ぎ見る。熱気をはらんだ風が頬を撫でた。
この風はどこを目指してふくのだろう。この煙の香りがお前のいるところまで届けばいいが。

世界の王さん、ガンバレ！

世界の王･･･あのＷＢＣで世界を相手に戦い、見事優勝した日本チームの監督であり
現ソフトバンクの監督でもある王貞治監督（６６）が胃の腫瘍の摘出手術を受ける。
メディアは王監督に配慮して“腫瘍”という言葉で統一しているが、端的に言えば胃癌だ。
つまり王さんは胃癌を患っているのである。

かつて王さんは喫煙していた。
が、もっともそれはシーズン中に限っての事で、オフには一切の煙草を断ちトレーニングに励んだ。
なぜシーズン中に限って煙草が必要なのか･･･それは誰にも解らない。
おそらく当時の野球界そのものが、そういう風潮だったのだろう。
今更、現役の王さんの活躍について述懐する必要は無い。
なにか随分、昔のような気もするし･･･。
それより王さんといえば、長きに渡る監督生活だ。
巨人時代は“定石の王”“一方通行の王”とか言われ、投手交代は決まって｢香取−角−サンチェ｣。
変化に乏しいその采配に、ファンはヤキモキした。
実際に巨人時代の王監督を評価した評論家、ＯＢは少ない。
しかし、解らぬものだ。
福岡ダイエー（現ソフトバンク）に行ってからの王さんの采配ぶり、また選手の育成ぶりには
誰もが目を奪われた。
幾度のリーグ優勝、おまけに井口、城島といったメジャーリーガーまで誕生させている。
この常勝軍団は王監督を慕い、また監督自身も選手を信頼した。
この信頼関係がもたらす結束力は強く、城島などは｢将来また福岡に帰って野球がしたい｣と
言っているほどである。

王さん、ガンバレ！
この人を知っている多くの日本人は今、一様にそう願っている。
６６歳･･･余りに早すぎる。
つい、この間までユニホームを着てた訳だから･･･

捕手

投手

遊撃手

ttp://www.youtube.com/watch?v=4C10v6BBV0o
町の遊撃手

明る朝眼が覚めると、外は白い霜だ。文鳥も眼が覚めているだろうが、
中々起きる気にならない。枕元にある新聞を手に取るさえ難儀だ。
それでも煙草は一本ふかした。この一本をふかしてしまったら、
起きて籠から出して遣ろうと思いながら、口から出る煙の行方を見詰めていた。
するとこの煙の中に、首をすくめた、眼を細くした、
しかも心持眉を寄せた昔の女の顔がちょっと見えた。

『文鳥』夏目漱石

我輩はネコである。
名前はまだ無い。
社会にポイ捨て去れた挙句、今では橋の下が住処だ。
橋の上からポイ捨てされた吸殻を拾っては喫煙する毎日。
喫煙だけが我輩の生きがいである。
吸殻が落ちて無いときは、道路を歩く。
道路をほっつき歩いたら必ず落ちてる。
そう、我輩は知らず知らずのうちにﾈｺ中になっちまったのである。

『ﾈｺ中』夏芽走石

文才ないね

吾輩が橋の下でニャアニヤアと泣いていると、一人の書生が近づいて来た。
吾輩はその当時、書生と言うものに大層な不快感を抱いていた。
彼等はとても清潔とは言えぬ手で吾輩を撫回し、時に集団に成って吾輩を乱暴することさえあつた。
しかしその書生は、彼等とは違った。
彼は赤シヤツの胸ポケツトから小さな箱を取出すと、それを吾輩に差出た。
口にくわえる様に身振で指示されたので、吾輩はその通りにした。すると書生は吾輩の口を手で覆うようにし、小さな銀色の箱の石をこすり、火をつけた。

それが煙草だった。そしてその時以来、吾輩は煙草を吸い続けている。

今でも一本に火を点ける度に書生と彼の煙草の入っていた小箱に描かれた駱駝の事を思い出す。
書生はよく吾輩に本物の駱駝を見たいと話して聞かせたものだった…

文才あるね

ほ

し

ゅ

酔いのまわりに併せて口寂しくなりｽﾞﾎﾞﾝのﾎﾟｹｯﾄを探りくたびれたﾊｲﾗｲﾄを取り出す。
ｶｳﾝﾀｰのﾗｲﾀｰに手を伸ばしくわえた先を左手で覆い火をつける。
『思慕…』
このバーで火をつけるとどうしてもこう聞こえてしまうもんだ。誰のことを思い慕ってるのか…考えるだけで自分自身に吐気を催す。ｸｿｯﾀﾚ、そんなに自己嫌悪を吸い込みたいかよ。そんな不味い煙草も無なければ明日の仕事に行く気にもならない。つくづく卑小な人間だ。

読めば読むほど鬱になりますｏｒｚ

ほ

し

い

君が

やってまいりました今週の保守ターーーイム！！！

ほ

さ

な

い

で

週末の大通りをゴキブリが歩く
ご自慢の鍵触覚くねくねに　威風堂々と
その姿からゴキブリは　忌み嫌われていた
闇に溶けるその体目掛けて石を投げられた
孤独には慣れていた　寧ろ望んでいた
誰かを思いやる事なんて　煩わしくて
そんなゴキを捕まえる　若い歌舞伎のお手手
「こんばんは、素敵なおチビさん、僕ら良く似てる」
お手手の中もがいて　必死で動いて
孤独という名の逃げ道を　走った　走った
生まれて始めての　優しさが　温もりが
まだ信じられなくて
どれだけ逃げたって歌舞伎者は付いて来た

それからゴキは歌舞伎と二度目の冬を過ごす
歌舞伎は友達に名前をやった　黒き幸「holy night」
彼のスケッチブックはほとんど黒詰め
ゴキブリも初めての友達にくっ付いて甘えた　がある日
貧しい生活に倒れる名付け親
最後の手紙を書くと彼はこう言った
「走って　走って　こいつを届けてくれ
　夢を見て飛び出した僕の帰りを待つ恋人へ」
不吉なゴキブリの絵など売れないが
それでもあんたは俺だけ書いた
それ故あんたは冷たくなった
指紋は確かに受け取った

雪の降る山道をゴキブリが歩く
今は亡き親友との約束をその背中にくっつけて
「見ろよ　きもいゴキブリだ」石を投げる子供
何とでも呼ぶがいいさ　俺は消えない名前があるから
holy night 聖なる夜と呼んでくれた
優しさも温もりも全て詰め込んで呼んでくれた
忌み嫌われた俺にも意味があるとするならば
この日の為に生まれてきたんだろう
何処までも走るよ

彼は辿り着いた　親友の故郷に
恋人の家まで後数キロだ
走った　？げた　既に満身創痍だ
走る間もなく襲いくる罵声と暴力
負けるか…俺はholynight
千切れてしまった手足を　失い尚走った
見つけた　この家だ
手紙を読んでいた恋人はもう動かないゴキブリと赤ちゃんを見つけて
ゴキジェットを噴射して捨ててやった　キモイゴキブリを捨ててやった

ほ

し

が

彼は伊豆の踊り子のおま○こを吸ってみた
川端青年もびっくりするようなチーズ臭

漫画だとラッキーストライク吸ってるキャラが多い気がする。
特徴付けしやすいんかな

ゴールデンバッド保守

若葉保守

男は黙ってキャメル保守

ほのかに甘いアコピ保守

ε＝ε＝ε＝(┌ ^ω^)┘シュタシュタシュタ

天使が通った！

ほす

煙草好きの皆さん、後藤明生の小説をお読みになってはいかがでしょう。
ここにすべて書いてありますよ。

>>124

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こんな風になってもいいのかい！？) 　 ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿　　　　　　　　　　　　　　　　,.、　　　/ ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　 ＼　　　　　　　　　　　　　　| |l　　　l ,´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　 ∧　∧　＼　　　　　　　　 　　-､i::| |ニニii '
　　　　　　　　　　　　、,,,、,,　、,,　|　　　　(●) (●)　 |　　　　　　　　　　　　`､||
　　　　　　　　　　､ｼ`｀　　 　:　　/　　　　 ）●（　　|　　　　　　　　　　（ .〉〉/
　　　　　　　　　ｼ　 ／／　　　　　／　　 　 ▽　 　ﾉ　　　　　　　　 ／　 ノ
　　　　　　　 ﾐ/ ｼ　　　　　　　　　　　　　　　皿　／　　　　　　　 ,ｒ'´　,,､'゛
　　　　　 　 ﾐi. / 　/　　　　　　　' ! w､｀~^' vwｖ '､ 　 　 　 　 　〃　.ﾐ
　　　　　　 .ﾐ /　　　　 i: 　/　　　　　　｀＾^　　　　 ＼ .　　　　〃 　ﾐ
　　　　　　.ﾐ.:/　/　/　i:　　　　　　ｖ　　　　!　　,,　　　＼ ､　〃　　ﾐ
　　　　　　：i;　　　　 .i:　　　ｗ　　　　　　!!　　 ミ!:　　　ﾐ ＼＼(　⌒ヽ
　　　　　　:i;　　/ 　 i:　　　　　　!!　　　　　　 .ミ ｷ　 　 , ⌒｀、_　　)　 ）
　　　　　 :iｌ　　　　 .i:　　　　!　　　　ｗ!　　　 ミ　.:i.　　　（_ (　　_,ノ　　） ,
　　　　　:iｌ　　　!　 i:　　　　　　　　　　　! ,〃゛　　ｷ　　 　ゞ、 __,　 ノ ,
　　　　 .:iｌ　!　 　／~~｀｀``` " '''' ＝ ‐- ､ﾐ　　_,,,,_ﾐ,　　il　`　　ー　´
　　　　 :iｌ　　　´ ―　￣　- ,,. -‐‐-､、　ヽ. ヾ、　　ゞ､　`　 〃
　　　　　ゝ､ｗｘ.mn.!!++ナ'~ 　　　　　ヾ~ヽ、　ヽ、　,,　~^^}´
　　　　　　　　彡　　 〃　　〃　　　　 }｝　/〉.〉〉〉i''"　　 〃
　　　　　　　　　彡､ 　　　 ｛{　　　　 〃,__!////l |　 　 〃
　　　　　　　　　　 X,,　　　　》.　　　≪.__`‐'.' '´,Uwwvw'､...,,,___
　　　　　　　　　　　　＾＾＾＾ !ｗニこ)こ)二）｀) （＿,,,..- ､...二⊃_).)

うぅ〜んもう吸えないよぅ〜むにゃむにゃ

Z…Z…Z…

保守

若葉

新年保守

さらに保守

書き込みing

ﾄﾘﾆﾃｨﾌﾞﾗｯﾄﾞの中のあるキャラはシガリロ吸っててその描写はなかなか…
皮肉にも、作者は既に舌癌かなんかで事切れてるけど

隠れます

>>167
青葉学園物語ｗｗｗ

太宰治『富嶽百景』
「バットを日に７箱も８箱も吸い」

吸いすぎだろっ！

>>175
その頃のバットは確か1箱10本入だったはず。なので今なら3〜4箱ってとこだな。
まあ吸いすぎには違いないけど。

いつもの私のおまじない。
ラッキー・ストライク・アゲイン(大当りをもう一度)

開高健『オーパ、オーパ！！　アラスカ篇　カリフォルニア・カナダ篇』

やっぱライ麦だろ

保守します

人生の大半は室内ですごしますが、タバコを吸う人と同じ室内に暮らすと環境基準の５０００倍の
致死リスクをもった空気を吸わされることがわかりました。

先進国社会で環境基準の５０００倍も危険な環境汚染がほったらかしにされているのです。
受動喫煙問題は喫煙者の「喫煙権」と非喫煙者の「嫌煙権」のぶつかりあいなどではありません。
生存権の問題なのです。

受動喫煙にさらされている人の２０人に１人がタバコ産業の商品によって殺されます。
ある産業の商品を適正に使用した消費者の２人に１人、その消費者の周辺にいる人の
２０人に１人を死亡させることがわかれば、その商品の販売も製造も禁止されるでしょう。

参考サイト
http://www.health-net.or.jp/tobacco/more/mr293000.html
厚生省保健医療局/たばこの依存性と有害性

センスの無い文章だなぁ。

煙草のこともあった。刑務所に入ると、ベルトや靴の紐やネクタイはとられ、またポケットにいれているものいっさい、特に煙草は、とりあげられてしまった。
一度独房で返してほしいと頼んだが、それは禁じられている、といわれた。最初の何日かはひどくつらかった。
私がいちばん打撃をうけたのは、恐らくこのことだったろう。自分のベッドの板をはがして、その木片をしゃぶった。
一日中、たえまなく、吐きけがついてまわった。誰にも害を与えぬものを、なぜとりあげられてしまうのか、わけがわからなかった。
あとになって、これもまた懲罰の一部をなしていることがわかった。しかし、そのころには、煙草をすわないことに慣れてしまい、この懲罰は私にとって懲罰たることをやめていた。

カミュ『異邦人』

カミュ？
だっせぇw

>>183
サイード乙

太宰の小説でキャメル云々が出てくるの無かったっけ？

高校生のころ影響受けまくってキャメルを買い、近所の公園の茂みの中で
隠れてこっそり吸ってたら（もう時効なんで勘弁してつかーさい）
ちょうど犬の散歩に来てたばーちゃん（モチロン実の）とバッタリ出くわして
えらいビックリしたことがあったなぁ。

さすがにあん時ゃ気まずかった…

「夕陽のガンマン」でクリント=イーストウッドが葉巻を吸ってるシーンが好きなんだ。
胸ポケットから無造作に取り出し、マッチで火を付ける。それだけで画になるなんてかっこ良すぎるぜ



憧れて葉巻吸ってみたけど、なんか滑稽だった。＼(^O^)／

文学とかんけーねーし

ここまでホームズの話が無いとはどういう事だ！

映画も文学だろ

文学って主に書物とかだろ

>>189
映画になった素は文学だったりするが・・・

橋本 紡 著
「半分の月がのぼる空」
先天性の心臓病持ちの少女の主治医、夏目 吾郎の台詞。
遺伝体質により心筋は脆弱、故に手術の成功率はほぼ皆無。
過去に妻を完治不可の心臓病で亡くした彼は、少女の未来と妻の過去を重ねてしまう…。
（本文）
大切なぬくもりは、するりと指の間を抜け落ちてしまった。
そう、自分はよく知っている。
人はただ死んでいく。

そこに特別な意味はない。
死は穏やかな顔でそこに立っているだけだ。
夏目は自嘲的に笑った。
無力じゃないか。
どれほど技術が進歩しようが出来ることはたかが知れている。
流れ落ちていくものを、完全にとどめることはできない。
このオレがいい実証例だ。
自分の一番大切な存在さえも救えなかったこの俺がーーー。


煙草が吸いたかった。

無性に、吸いたかった。
（箇所略）

昔は両切りタバコでゆっくりふかしていて、情緒もあったのだろうが。
戦後、フィルター付シガレット＋肺喫煙が主流になってしまって。
単にニコチン補給の道具に成り下がった感が否めない。

まあね

さあ皆さん どうぞこちらへ！ いろんなタバコが取り揃えてあります どれからなりとおためし下さい

稲垣足穂「一千一秒物語」

Davigoff MINI CIGARILLOSと焼印された木箱に整然と並ぶ小さな葉巻を、手にとって口に運び
「ほぅっ」とため息をつき、ダンヒルローガラスの銀色のライターのふたを開けた。
深夜の暗い居間にぽうっと火が灯り、シシリと葉巻を焼く香りがした。
ゆっくりと最初の一服をふくむ。そしてため息と一緒にはき出す。


浦山明俊「東京百鬼」

ほ

し

の

て

保守がてらに一言。
ヘミングウェイも葉巻をやってみえたようですね。
ドライシガーではありますが自分も試した処、確かに口当りが良かったです。
缶ピースやバットも宜しいですがモノは試し。如何でしょうか？

男は万能ナイフをわきに置いて、それからシガレット・ケースをパチンとひらいた。
「あれ、金口だぜ、今時流行らねえじゃねえか。それに、二本ぽっちだぜ」

江戸川乱歩/人間豹


金口ってなんですか？

>>8
http://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/smoking/1167917719/70
ここでハイライトって書かれてるけど、本当かな。Ｓ＆Ｍシリーズは全部読んだが記憶にない。
つか犀川の場合あんまり銘柄こだわらなさそうだなと思って気にしてなかったｗ
いいシーン引用しようかと思ったがいつも喫ってるからこれと言って思い付かなかった。

こないだ広江礼威の『BLACK LAGOON』って漫画を読んでみたら、
マフィアとか黒い奴ばっかだから画面が煙だらけだったｗ
また皆旨そうに喫ってていい感じだ。煙草が旨そうな漫画って久々に読んだ。
煙草の火種から直接火をもらうって図も久々に目にした。

同じく漫画だが、CLAMP『xxxHOLiC』でも女性キャラが煙管でばかすか喫んでいる。
けど自分が煙管使ってるから、煙の立ち方とか何か色々と齟齬が気になってしょーがないｗ
煙管使ってるのに手元に煙草盆どころか灰皿も描いてないってどういうことｗ
せっかく和風な画面なんだから煙草盆標準装備で行って欲しい。火鉢でもいいけど。

どうも考えてみると変った娘があればあるものだ。
通りがかりのルンペン親爺を応接間に引っぱり込んで
最極上の葉巻と珈琲を御馳走して、
生命よりも大切な涙をポロポロ落して見せるなんて、
だいぶ常識を外れている。

ことによるとこの少女はキチガイの一種である
早発性痴呆かも知れないと思った。

夢野久作 「超人鬚野博士」

三島由紀夫スレかと思って開いたのに一つも出てないとは

先生！エッセイも文学に入りますか？

無料のオンラインパチンコ。スーパー海物語in沖縄。

http://syukutoku.web.fc2.com/newfile.html

うｐしておく。一服しながら海物語ｗ

(´∨｀)y−~~

巻煙草を探すためあいつのそばを通ったとき、あいつは椅子をずらした。
「いや、いいんだ。手が届く」
「いいのよ。持ってる」
と言って、ポケットのなかをさぐり、くしゃくしゃにつぶれた五本入りの箱を出した。
「喫わない？　ハリー」
「いらない。この二十年、巻煙草は喫わねえんだ。知ってるじゃないか。おれが
どういうわけでパイプをやりだしたか、忘れたかい？おれたちが仲よくしはじめた
ころだったぜ。君が、誕生日のお祝いにパイプをくれて、パイプを喫うほうが立派
に見えるなんていったじゃないか。だから、あれ以来ずっとパイプ党さ。
すぐ慣れちまってね。今じゃとても気に入ってる。もう離せねえよ」

アラン・シリトー「漁船の絵」

シリトーは好きだ
しかしどの主人公も酒とタバコばっかやってるなあ

>>203
犀川が吸ってるのは「スーパライト」だった気がする
だからマイセンスーパーライトかなと思ってた

スコップに腰をおろして、タバコに火をつける。
三本のマッチで、やっと火がついた。水にたらした、墨のように、よどんだ疲労が、輪になり、くらげになり、くす玉になり、原子核模型図になって、にじんでいく。

ニコチン奴隷達は御主人様のJT天下り官僚に忠誠の印として
自分達がどれ程ニコ厨かを競い合って見せていた。
それはもはや人間とは呼べない、言うなれば家畜と呼ぶべき醜さであった。

それも感じ方である

やはり太宰。
ゴールデンバットが有名だが当時高級品だったらしいキャメルを金の無駄遣いのためだけに買う。

　　　　 ／∧＿∧ ＼　
　　　./ 　(;:;´ﾟ;3;ﾟ`) ､ ｀、
　　/　/＼ ＼つ━･~.、ヽ
　　|　|　　,＼ ＼ ﾉ　　|　|
　　ヽヽ 　レ ＼ ＼ﾌ /　/　
　　 ＼ [劣等遺伝子] ／
　　　　ヽ､ _＿＿_,, ／


カナダのトロント大学などの研究グループは、アルコール依存症とニコチン依存症は、
同じ遺伝子が原因である可能性が高いと発表。

喫煙者は非喫煙者より飲酒する率が高く、また飲酒する人は呑まない人より
タバコを吸う確率が高いことが知られているが、原因が不明だった。

ttp://www.naoru.com/nikotinn.htm

「パイプ」　シャルル･ボードレール

私は作家のパイプです。
私の、エチオピアやエジプトの女のような
真黒い顔を御覧になれば
主人が愛煙家だと分かります。

主人の推敲するときは、
煙をもくもく立ち上げて
まるで百姓の帰りを待っている
夕餉支度の農家のよう

火のある口から昇る
紫煙と揺らめく網縄に
主人の心を絡めて、あやし

芳香振り撒き
心を魅了し
知性の疲れを癒してあげる

書き込んだあとに気付いたが
「愛煙家」より「ヘヴィ・スモーカー」の方が正確だったな

井上ひさし氏の「モッキンポット氏ふたたび」のなかで
灰皿のシケモクを繋ぎ合わせてキングサイズのタバコ
を仕立てて吸う、という描写があった。

エジソンは、アメリカ式の安楽椅子に腰を下ろし、肱を付いて、唯一人、
ハヴァナ煙草を口に咥えて――煙草は雄図を夢想に変えてしまうので
滅多にこれを嗜まなかったのであるが、――茫乎として眼を一点に据えながら、
脚を組合わせ、薄紫の総のついた黒絹の、すでに伝説的になっている寛衣を
身にまとい、何か熾烈な瞑想に耽っているように見えた。

『未来のイヴ』、リラダン、齋藤磯雄訳、（原文は本字体）

保守がてら

漫画だが、森薫「エマ」のなかで英国貴族たちが集って
豪奢な部屋で煙草だが葉巻だかをモクモクやってるシーンがあって、
ああ美味そうだなぁって思ったのを思い出した。

ふぅ

料理を終え、家族の帰宅を待つ
夕暮れを見ながら、誰もいないリビングで煙草を一本吸う
煙を肺に入れて吐く
味は不味いのに美味しく感じる
違った言い方は無いものかと考えている内に、一本吸い終える
もう一本吸いたくなり、取り出し、くわえて火を付ける
吸う、肺に入れる、吐く、美味しい
玄関で音がしたので、煙草の火を灰皿に押し付けて消した
勿体無かったかなと思いつつ



星田満
「廻りゆく」

中原中也や萩原朔太郎の詩にもゴールデンバットがよく出てくる

吉行淳之介がエッセイで、煙草がみんな横文字になってしまい、植民地みたいだ、と思い、「朝日」を買ってみたが、味が変っていて不味かった・・・というのを書いておりました。

「僕はマニアだ。マニアというものは、目的のためには手段を選ばないんだ。」
息詰まる緊迫した空気をやわげようとして、絹枝は「朝日」に火をつけた。
「煙草なら　フィリップ　モリスがあるよ」
博士は外国煙草をすすめたが、絹恵はかるく首を振った。

「わたし口付きしか吸えないの　・・（以下略

高木彬光「刺青殺人事件」から　　

全編にタバコの煙が彩りを添える。敗戦時の風俗を捉えた傑作。

　

　



　
　

文学というほどのものではないが・・・「Blood The Last Vampire 獣たちの夜」より幾つか。
・三輪零がロングピースを吹かすのを見て、「いいの、吸ってるね」と物欲しげな目で言う後藤田一。
・「ハイライトでよけりゃ」というのを手で制し、「確かそっちの兄ちゃん、ショートホープ吸ってたよな」と、やはり後藤田一。
そして、後藤田自身は胸ポケットからしわくちゃのエコーを取り出して、吸ったりする。

・・・この小説の影響で、初めて吸ったタバコはロングピースだった。

あわれ、着た衣は雪の下なる薄もみじで、膚の雪が、かえって薄もみじを包んだかと思う、
深く脱いだ襟脚を、すらりと引いて掻き合すと、ぼっとりとして膝近だった懐紙を取って、
くるくると丸げて、掌を拭いて落としたのが、畳へ白粉のこぼれるようであった。

衣摺れの音が、さらりとした時、湯どのできいた人膚に紛う留南奇(とめき)が薫って、
少し斜めに居返ると、煙草を含んだ。吸口が白く、つやつやと煙管が黒い。
トーンと灰吹きの音が響いた。

きっと向いて、境を見た瓜核顔は、目ぶちがふっくりと、鼻筋通って、色の白さは凄いよう。
気の籠もった優しい眉の両方を、懐紙でひたと隠して、大きな瞳でじっと視て、
「……似合いますか」

泉鏡花「眉かくしの霊」

八畳の座敷に六枚屏風たてて、お枕もとには桐胴の火鉢にお煎茶の道具、
煙草盆は紫檀にて朱羅宇の烟管(きせる)そのさま可笑しく、
枕ぶとんの派手模様より枕の総の紅ひも常の好みの大方に顕はれて、
蘭奢(らんじゃ)にむせぶ部やの内、燈籠台の光かすかなり。

奥方は火鉢を引寄せて、火の気ありやと試みるに、宵に小間使ひが埋け参らせたる、
桜炭の半は灰に成りて、よくも起さで埋けつるは黒きままにて冷えしもあり、

烟管を取上げて一二服、烟りを吹いて耳を立つれば折から此室の軒ばに移りて妻恋ひありく猫の声、
あれは玉では有るまいか、まあこの霜夜に屋根伝ひ、何日のやうな風ひきに成て
苦しそうな咽をするので有らう、あれもやつぱりいたづら者と烟管を置いて立ちあがる

樋口一葉「われから」

眉隠しの霊とわれからは煙管と女の描写が艶っぽくて好きだ
樋口一葉のにごりえの煙管の描写もいい

伊沢の情熱は死んでいた。
朝目がさめる。今日も会社に行くのかと思うと睡くなり、
うとうとすると警戒警報がなりひびき、起き上りゲートルをまき煙草を一本ぬきだして火をつける。
ああ会社を休むとこの煙草がなくなるのだな、と考えるのであった。


坂口安吾　「白痴」

起きぬけの一服のけだるい感じに共感

これも坂口安吾の「白痴」から

ねむくなったと女が言い、私疲れたのとか、目も痛いのとかの呟きのうちに
三つに一つぐらいは私ねむりたいの、と言った。
ねむるがいいさ、と伊沢は女を蒲団にくるんでやり、煙草に火をつけた。
何本目かの煙草を吸っているうちに、遠く彼方に解除の警報がなり
数人の巡査が麦畑の中を歩いて解除を知らせていた。彼らの声は一様につぶれ、人間の声のようではなかった。
・・・中略・・・

明方に近づくと冷えはじめて、伊沢は冬の外套もきていたし厚いジャケツも着ているのだが、
寒気が堪えがたかった。下の麦畑のふちの諸方には尚燃えつづけている一面の火の原があった。
そこまで行って暖をとりたいと思ったが、女が目を覚すと困るので、伊沢は身動きができなかった。
女の目を覚すのがなぜか堪えられぬ思いがしていた。

どこのシーンと言えないほどに、
ジョルジュ・シムノンのメグレ警部シリーズはパイプ喫煙の描写が多い。

実にうまそうで、吸いたくなるよ。

葛西はキヨスクを見つけてそこへ行って売り子のおばさんに聞いてみた。
「ポトス・マイルド・ライト・スペシャルはありますか」
「ああ、置いてないんです」
と、いうのがおばさんの答であった。かなりくっきりと失望の色が彼の顔に出たらしく
おばさんはこうつけ加えた。
「ピントスならありますけど」
バカ者。ポトスとピントスとはまるで違う、全く何のゆかりもない、似ても似つかぬ
タバコではないか。ポトスを求めている人間にとってそこにピントスがあろうがなかろうが
腹が立つほどどうでもよいことなのだ。お前は、折り畳み傘はありますか、ときかれて
それは置いてないんですがガムならあります、とでも答えるのか。
葛西は自分が怒鳴り出す前にそのキヨスクから離れた。よく考えればそのおばさんに罪が
あるわけではなく、むしろ見当違いのものではあったが善意で言ってくれたのだ。



清水義範「マイルド・ライト・スペシャル」

あ

あ

ネトウヨとは・・・
人格に問題があるため社会に適応できない人種
そのため周囲に対して自分の存在を誇示するためのステータスが一切ない
唯一の拠り所が「自分は日本人」ということのみである為
ネット上で在日韓国・朝鮮人を叩いてわずかな優越感を得ることでアイデンティティを保っている
また昨今では嫌韓流思考が顕著であり、またネトウヨ自身が社会と接する機会が少ないこともあり、
「韓流ブームは全て嘘」と本気で信じている。
その思考が右翼にも似ている為、ネトウヨと呼称される

�@社会的地位：下層
�A経済力：低収入、または無収入。
　高い収入を得る人間に対しては、例え在日以外にも異様なまでの敵対心を持つ。
例：マスコミNHK叩き。パチンコ叩き。中国叩き。経団連叩き。リア充叩き。脱原発叩き。生活保護叩き。年金者叩き。民主叩き。日教組叩き。フェミ叩き。カルデロン叩き。多文化共生叩き。
�B対人関係：不得意。
　匿名の掲示板以外では何も話すことは出来ない。その分ネットには莫大なエネルギーと時間を費やす。

タバコの描写はかんのうてき

私たちは、真夏の炎天下に麦藁帽子をかぶった芥川龍之介の写真を見かけますが、
すさまじく、痛々しく痩せこけていて、くわえ煙草の煙が顔にまといついています。
彼は胃もこわしていたのです。それで私は、芥川が煙草のことを悪魔のプレゼント
として実感したわけが解るのです。更に、芥川の作品はすべて、悪魔がもたらした
ものと言っても見当はずれではない、と思うのです。つまり、煙草を含んだ悪魔的
なものは彼の肉体に害を及ぼしたけれど、常に執筆を推進し、それに生彩を与えた、
と私は考えているのです。


ゴッホは最期の最期までパイプを手ばなしませんでした。
三十七歳の時麦畑にいて、腹部に弾丸を打ちこみます。それから下宿へ帰って、ベッド
に横たわり、数時間、あるいは十数時間煙をくゆらしていたのです。臨終の時間の
流れには、どのような内容があったのか、私は解りようもない想像にふけるのです。
鉄のかたまりを荒らぶる衝動が体内に送りこんでしまった。このとり返しのつかない
事態に、煙は少しでも苦悩を慰めただろうか、などと考えるのです。
そして、ある映画に、致命傷を負った男に、友達が煙草をくわえさせてやる場面が
あったことを思い出したりします。
煙草の働きには、神秘的ともいうべき意味を人の体内によみがえらせる力があるので
はないか。われわれが普段煙草をもてあそぶのは、臨終に対処するための準備では
ないのか。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小川国夫　「煙草」