http://www.gizmodo.jp/2012/11/post_11105.html 米アップルが2008年に提出していた特許が、ついに特許商標庁から承認されました。
テクノロジーの巨人は、タッチスクリーン・デバイスにおける地図の表示方法に関わる特許をなんとか認めさせることができたようです。
今回の特許は、グーグルマップに対してそれほど致命的な打撃にはならないかもしれません。
というのも、特許の大部分はアップル自身のiOSマップにおけるタッチ・インターフェースに焦点が当てたものだからです。
タッチスクリーンで地図を表示するにあたって基本的な機能も特許化されたことは、むしろ衝撃ですけどね。
2008年を振り返ると、モバイルの地図はそれほど重大ではありませんでした。
多くの携帯電話では地図を操作できませんでしたし、インターフェースをカスタマイズしたとしても、
せいぜいボタンで操作する程度でかなり使いづらいものでした。
アップルは、自身のタッチ操作システムをカバーするのと同じように、この特許でより複雑な技術の話にふれています。
また「任意の場所にピンでマークする」など、どちらかというとグーグルを連想しがちな内容についてもいくつか言及しています。
今回の特許取得の結果、もしアップルがグーグルマップに打撃を与えられれば、これはアップルにとって大きな勝利になりそうですね。
と同時に、世界中のAndroidユーザーにとっては大きな損失となりそうです。