iPhone 5を使ったほうが快適であることは間違いない。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/column/minna/20121022_567193.html iPhone 5にも負けるARROWS X F-10D
まずは演算速度やグラフィック性能を計測するベンチマークを実行してみた。F-10DはiPhone 5の約25%落ちという結果になった。Google Chromeを使用して実行したところ、こちらもiPhone 5の33%落ちという結果に。
「GLBenchmark 2.5」に至っては3D CGアニメーションの描画速度でiPhone 5に3倍近く水をあけられてしまった。
CPU・バッテリー性能のベンチマーク結果
F-10DのフレームレートはiPhone 5よりずっと低く、テストの途中で問題も発生した。
端末温度が上昇してディスプレイの明るさが強制的に変更されてしまい、(ディスプレイの明るさを一定にした状態で実行することを前提としているため)ベンチマークアプリが自動でテストを中断してしまったのだ。
3Dゲームを長時間プレイするのに向かないのは、3Dグラフィックを得意としているTegra 3搭載のF-10Dとしては矛盾をはらんでいるとも言えるが……。
端末上での通信速度計測結果
F-10Dのダウンロード速度は、LTEではiPhone 5とほぼ互角で、3Gでやや遅く、アップロードは極端に遅い。
このアップロード速度の遅さはいかんともしがたい。
テザリングでの通信速度計測結果
このテストでも、F-10Dのアップロード速度の遅さが際立つ。
テザリングするのであれば、直近数日間の通信量がauの制限を超えるほど多くならない限り、
iPhone 5を使ったほうが快適であることは間違いない。