輸入携帯でプラスエリア

このエントリーをはてなブックマークに追加
890689
肉屋さんとfeelmieさんのお蔭で出来たNexus 7 LTE (2013)
をFOMAプラスエリア (WCDMA 800MHz)に対応させる手順です。

(0) 準備
(0-1) rootを取る
(0-2) Google Playなどから端末エミュレータをインストールする
(0-3) USBデバッグが有効なら無効にする
(0-4) USBをつないだ後に通知領域に出る「USBでパソコンに接続」で
  MTPとPTP両方のチェックを外す
(0-3),(0-4)は不要かも知れないが、それらを行った後はWindowsにNexus 7 LTEを
繋いでもWindowsがNexus 7 LTEを認識しなくなる

http://www1.axfc.net/u/3061086
キーワードe960
にあるNexus 4プラスエリア化手順(以下Nexus4手順書)に従って
(0-5) QPSTとLG United Mobile Driver をインストールする
(0-6) WindowsをWindows Updateからドライバーソフトを探さないように設定しておく(不要かも)
  Windows7の場合その設定はコントロールパネル→システム→リモートの設定→ハードウェア→デバイスのインストール設定から出来る

(1) Nexus 7 LTEのモデムチップNVRAMのバックアップ
(1-1) Nexus 7 LTEをWindowsにUSBでつなぐ
(1-2) Nexus 7 LTEの端末エミュレータ内でsuしてrootになった後に
setprop sys.usb.config diag
 を実行する。うまく行けばWindows側でデバイスドライバのインストールが始まる。
 エラーが出ても無視してもよい。Windowsが落ち着いた後にデバイスマネージャで
 「LGE Android Net For Diagnostics Port」が「ポート(COMとLPT)」の下に現れている
 ことを確かめる。これが出なければ失敗しているので2chなどで質問する。
(1-3) 「Nexus4手順書」に書いてある通りに、RF NV Managerを用いて、Nexus 7 LTEの
 モデムチップ内NVRAMの内容をファイルに保存する。NVRAMの全項目を保存するだけでよい。
 RF NV ManagerでNVRAMを読めなければうまくいっていないので2ch等で質問する

(2) Nexus 7 LTEのNVRAM書き換え
(2-1) 上記1-4に引き続いて1877番(NV_RF_BC_CONFIG_I)にhex(16進数)で
  2 0000 0EE8 0380を入力欄に入れる
(2-2) Write NVボタンを押し、その後File -> Write Changed Items to Phoneする
(2-3) 一旦RF NV Managerを終了し再起動して1877番が書き換わっていることを確認する。
(2-4) RF NV Managerを終了し、QPST Configurationから「service programming」を起動し
  「UMTS System」のタブを選び、「Read from Phone」して「W-800」にチェックを入れて
  「Write to Phone」する
(2-5) QPST Configurationを終了し、USBケーブルを外し、Nexus 7 LTEがFOMAプラスエリア電波を掴むことを確認する。
LTEの電波があるところでは*#*#4636#*#*して出てくる裏設定メニューでLTEを切って「WCDMA Only」にしないと確認しにくいと思う。