ゆかり＠柔道女

変なのが出てきたので拍子抜けしたけど、
実際の「男を落とした話」はもっと面白いです。

知り合いの町の道場があります。
先日、そこに来てたのがA男。
友達４人で来る予定が、一人用事で来れなくなり、
３人になって、柔道するには一人余っていました。
彼は、中学時代相撲をやっていましたが、
高校生になって、相撲をする環境が悪くなったので、
柔道に転向したそうです。
最初見たとき、力まかせのずいぶん不器っちょな柔道だな、
という印象でした。

無精ひげはいいんですけど、
「おんなが土俵に登ると汚れる」なんて平気で言いますし、
「おんなが居ると道場の空気が汚れる」　みたいな事も言います。
男と女がいっしょに練習するので気に入らないようです。　
おんなの柔道なんて、という雰囲気はどこにでもあるので、
そんなのには、もう慣れっ子ですが。
でも、あまりにも露骨な態度だったので、
「絞め落としてやりたい」とムラムラと湧いてきましたが、力が強そう。
体重は８４Kｇ。私より２０Kgぐらい重い。勝てるかな？
「相撲は強そうですね。でもー、寝わざは柔道の技術が必要だから
女の子にやられてしまうかも知れませんよ」というと、
「そんなことはない。相撲も柔道も古くからある格闘技だから
基本的には同じだ」と説明にもなっていない説明をします。
「あったまの悪い奴め」と思いながら、うなずいて聞いていました。

「じゃあ、私と寝わざでやってもらえませんか？」と聞くと
嫌がるかとおもいきや、案外簡単にOK。
おんな嫌いではなく”もてない君”だったのか？（笑）

闘う前から、寝わざに持ち込んだので精神的には余裕で、
相手が良く見えていました。
背中合わせから始めて、すぐ左手の関節技から後ろに回り裸絞め。
落とすまで、開始わずか１５秒。
８４Kの体がみごとに伸びてくれました。
大物カジキマグロを釣り上げた気分です。

すぐ目を覚ましましたが、
「油断した、油断した」としきりに言分けします。
男が女に負けた時の反応は、だいたいこんなものですけど。
負け惜しみもありますが、あまりにもアッサリやられたので、
負けた気もしなかったのでしょう。
「１番だけではわからないよ。３番ぐらいしなきゃ」
と言い出しました。
友達の手前、何とか体面を保たなければ・・・。

>>258-261ゆかりです。

２本目
また負けたら面目丸つぶれと、必死の形相で向かって来ました。
かなり力が強いのでてこずりましたが、A男は
柔道の動きの基本がまだ出来ていない。
体が硬くて関節技がよくきく。
絞めわざの防御が出来ていない。
つまり、ほとんど素人です。
で、後ろに回りこみ、送り襟じめの形に。
そのまま絞め落とすこともできましたが、裸絞めで落とし
たかったので、隙をみて裸絞めをかけ直しました。

落ちやすいかどうかは別にして、
女子で首が細くて絞めるには物足りない感じの人もいますが、
A男は私の腕にあつらえたような首の太さと長さで、
絞めの感触がすごくいいんですよ。

耳元で「同じ手でやられたら、ダメじゃない、んー？」とささやいて。
ワン，ツウ、スリーで渾身の力を込めて絞めました。
A男がバタバタともがいている間、私は
「上半身裸のA男を、ノースリーブの腕で絞めてやりたいな」
などと考えていました。
やがてスーと力が抜けて、白目をむき
口を開けて、痙攣を始めました。

A男の友達が心配そうな顔でみていましたが、
舌が喉をふさいでいないかだけ確かめ、ダイジョウブと言って、
ポンポン叩くとまたすぐ目覚めました。
恥ずかしさと戸惑いが交じった何とも言えない、いい表情です。
もう一度やろうと言っても気乗りがしない様子です。
それでは、絞めわざ無しでやろうと言うと、
自分から３本勝負と言い出した手前、しぶしぶやることに。

３本目
２本目と似た展開になりましたが、関節わざを逃れようと
体を丸めて四つん這いになったので、両手を押さえて
横にくずし、横四方固めに押さえ込みました。
おさえ込むと同時に参ったをしたので、
「何言ってるの。このくらい外せるじゃない！」
（外せませんけどネ）
と３０秒ぐらい、もがかせた後で開放してやりました。

すぐ参ったをしたのは、体の上に女に乗られ
またの間を掴まれたからです。かなり恥ずかしそうな様子でした。
自称「硬派」で、彼女が居ないと言っていたので、童貞です、たぶん。
女に負けた屈辱と落とされた恍惚を思い出しながら、家でA男が
何をやっているかを想像するだけで、うれしくなります。♪
　
落とされたのはこれが初めてで、落とした経験もなく、
女子との練習も初めてだそうです。
一生忘れない経験をA男の体に刷り込んでやったと思うと、
私も異常な興奮と満足感を覚えました。