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37春樹
知世の額の汗と苦しげな喘ぎの理由は、大粒のクリトリスを剥か
れ、糸吊りにされていることだった。クリトリスの根元に巻かれた
糸の端は、上半身を拘束する革の装具の胸元にゆわえられ、それが
24時間勃起することを強いていた。知世が歩いたり立ったりするた
びに、真っ赤に充血した豆はぴんと引かれ、鋭い苦痛の中から倒錯
の愉悦を彼女の肉体の芯に送り込む。パンティの股間は既にぬるぬ
るで、まるで突然の生理の経血のように、太腿にまで漏れ出してい
た。