1 :
名無し調教中。:
2 :
名無し調教中。:2012/06/08(金) 00:01:48.93 ID:MVlv2Exs
末広がりの八というが肥満化した体に見えなくもない
3 :
名無し調教中。:2012/06/08(金) 01:24:52.18 ID:WSMxwcRO
さすがにそれは無理がある
だが乙
4 :
名無し調教中。:2012/06/08(金) 01:36:17.86 ID:2GEQRQMP
5 :
名無し調教中。:2012/06/08(金) 09:48:07.64 ID:5FKXoumd
1乙ぽよよん
6 :
名無し調教中。:2012/06/09(土) 22:08:16.91 ID:kHNvE5Qd
7 :
>>1:2012/06/09(土) 22:26:44.63 ID:W36er1gZ
さっきからまるで
>>1がデブってぱよよんしてたっぷんするみたいではないか
太らせて弄りたい派なんだが
8 :
名無し調教中。:2012/06/09(土) 22:36:36.63 ID:b9Wf/kIN
俺は太らされたい派だよw
9 :
名無し調教中。:2012/06/09(土) 22:53:36.29 ID:Yf5BjWZM
太らされて弄られるの最高だよね
10 :
名無し調教中。:2012/06/09(土) 23:05:49.87 ID:b9Wf/kIN
腕を太らせるために筋トレを…
11 :
コンプレックス:2012/06/10(日) 04:45:18.72 ID:dez2tA53
容姿端麗、マッチョ体型、スポーツ万能、頭脳明晰
自分は完璧な人間だと思っていた。
高校の修学旅行で友人とともに風呂に入るまでは…。
『俺のって…まさか…小さい?』
それからそのことがコンプレックスになり、
女性とまともに付き合えなくなった。
悩みに悩みながら月日は流れ、大学生になった。
そんなある日、インターネットで怪しげな薬を発見する。
半信半疑でその薬を購入し、服用してみることにした。
なんと!すぐに効果が表れたのだ!
『うおっ!ずっしりとした重量感!こりゃすげぇ!』
俺は迷わずその薬を大量に購入した。
すっかり男としての自信を取り戻して彼女もできた。
そしてブランクを取り戻すかのようにセックスに明け暮れる。
しかし、いいことばかりでもなかった。
デカさを手に入れたが、それに比例して性欲もデカく増大してしまった。
体ばかりを求める俺に、彼女も愛想を尽かし、去って行った。
それでも性欲は治まらず、俺は遂に、後輩に強引に性処理を求めるようになった。
そして、性欲と食欲は比例するとはよく言ったもので、
食欲も日に日に増大し、マッチョだった俺の体はみるみる脂肪を蓄えていく…。
自慢の肉体を失うのはいやだったが、せっかく得た男としての自信を捨てることはもっと嫌だった。
だから、ひたすら筋トレに励み、有酸素運動をし、必死に抗う。
しかし、それがかえって逆効果で、体を動かした分、余計に腹は減りさらなる食欲増加へと繋がる。
さらに、その食欲が性欲を倍増させ…もはやここまでくると相乗効果だ。
性欲増加も体重増加も歯止めが利かなくなっていく…。
胸や腹は風船のようにみるみる膨らんでいき、パンパンに膨れ上がってしまった。
腕や足も大樹のように図太くなり、手や足はまるで野球のグローブのようになってしまった。
脇腹にもしっかり贅肉を蓄え、その肉が邪魔で、遂に自分の手では処理できなくなった。
しかし、そんな状況を喜んでくれるヤツもいた。性処理をさせている後輩だ。
『いや!先輩は体もナニもデカくてカッコいいっすよ!絶倫なのも憧れるっす!』
嬉しそうにでっぷり丸い俺の胸を揉みながら、今日も性処理に励んでくれる。
そういえば、後輩もだんだん太ってきたような気がするな…。
そうか、こいつの性欲も相当強くなってるんだな…。
俺はもう昔のような体には戻れないだろうし、だったら、いっそ、こいつも道連れにするか…。
例の薬を後輩にも飲ませる。効果はすぐに現れた。
自分よりも急激なスピードで肉の塊と化していく後輩。
その姿に興奮して、自分の性欲と食欲もますます増大して言った。
そして今日も、2つの巨大な肉塊は、お互いの体を求めあっている。
大量の精液と大量の肉に埋もれながら…。
いつか、お互いの肉が邪魔で抱き合うことができなくなるその日まで…。
13 :
名無し調教中。:2012/06/10(日) 08:32:38.00 ID:fODyaOys
はじけそうな服来て外出てみたい
14 :
名無し調教中。:2012/06/10(日) 13:06:27.99 ID:hzmtxbsl
ハルクの筋肉もりもりになるやつの肥満化とかありだな
15 :
名無し調教中。:2012/06/11(月) 07:13:38.94 ID:H+nBU5k+
16 :
名無し調教中。:2012/06/12(火) 21:39:26.29 ID:eZZqeSnK
ぱつんぱつんでボヨンボヨンに膨れてラグビーのタックル人形と言うかボクシング人形と言うか、
あんな感じにパンパンに肉で膨れて動けなくなりたい・・・
17 :
名無し調教中。:2012/06/13(水) 12:28:53.43 ID:Pxo8X3fM
今まで使ってたベルトが使えなくなったとかなるとうれしいよなw
18 :
名無し調教中。:2012/06/13(水) 18:59:36.47 ID:NOzI966B
ベルトすると座った時きつくてお腹痛くなるからサスペンダーだわw
19 :
名無し調教中。:2012/06/14(木) 00:00:34.15 ID:p4W+SseI
見る側としてはどちらもよいものだ
太鼓腹を吊り支えるサスペンダー
腹に隠れて大きさを強調するベルト
20 :
名無し調教中。:2012/06/14(木) 11:29:30.32 ID:yTAsh8g5
腹がデカくなりすぎると、ベルトに乗るではなく、重さに堪えられずベルトが捲れるんだよね。
21 :
名無し調教中。:2012/06/16(土) 22:48:47.25 ID:H+IdP70x
ぱんぱんにしたいされたい
22 :
名無し調教中。:2012/06/17(日) 01:59:36.52 ID:cehKCIpe
檻に閉じ込められて知能が低下して獣同然になるまで食べて太らされたい
23 :
名無し調教中。:2012/06/17(日) 02:19:53.05 ID:fXwkCaxe
おなかがテーブルに乗っかってるってのもいいよね
どんどん大きくなってテーブルを占領みたいな?
24 :
名無し調教中。:2012/06/17(日) 20:29:33.21 ID:djRF2aJ9
女性の巨乳アピールならぬ男性の巨腹アピールだな
椅子が固定されたカウンター席に座るときに腹が邪魔で苦労したりもあるぞ
デブったときの萌えポイントはやはり腹だなぁ
25 :
名無し調教中。:2012/06/18(月) 00:19:45.59 ID:2gUgQugn
どんなに腕や足を筋肉で太くしてもそのぶんおなかが大きくなってしまって困る様子に萌える
ベルトや帯は腹を強調するために存在する
26 :
名無し調教中。:2012/06/18(月) 12:42:42.05 ID:z45YBoma
昔から太ってる人で今30歳以上の人っています?
体重はそんなに変化してないのに中年太りとかで昔よりお腹出たとか今は顎がないとかあったりしましたか?
27 :
名無し調教中。:2012/06/18(月) 18:54:07.47 ID:DTsYTolM
20代の頃は最高で90kgちょいだったけど、腹囲は100cm台だった。
30代になって110cmになって、あっというまに120cm超えた。
体重も30代半ばで100kg超え。
顎は昔から結構あったし、今もある。
28 :
名無し調教中。:2012/06/18(月) 19:25:11.44 ID:F3vZkvEs
29 :
名無し調教中。:2012/06/18(月) 20:39:21.80 ID:UAKKuGPg
>>27 年を重ねるにつれて肥満化が進んでるんですねー!
顎は二重顎になってたりしませんか?
できたら身長も教えていただきたいです
30 :
名無し調教中。:2012/06/19(火) 00:36:26.69 ID:I7ScNgMA
>>22 胸熱
餌の時間は飢えさせてから
効果的なタイミングで尋常じゃないカロリーを与える
どんくらいやったらおかしくなるかなwww
31 :
名無し調教中。:2012/06/19(火) 02:05:28.80 ID:B7QFqdGy
>>28 尻はあまり変化ないです。
>>29 178cmです。顎はずっと二重顎のままです。
32 :
名無し調教中。:2012/06/19(火) 02:59:25.39 ID:zoUSab5s
腹に比べてしまいあまり大きくなっているようにはみえないが
実は尻も……なんてね
腹や顎たぷたぷしていじりたい
過去にスポーツしていて変わらない食生活&中年太りのコンボか
太った人の普段着や部屋着が気になる
人目も気にならないからと昔着ていた服でぱつぱつだったりしないかな
33 :
名無し調教中。:2012/06/19(火) 13:09:31.20 ID:OD16wGx/
>>30 餌を与える前に欲しかったらお手させたり動物の真似させたりして尊厳を貶める
それ以外は基本的に放置
筋肉が衰えないように餌に特殊な薬(かなり都合の良いやつw)を混ぜておくとかね
34 :
名無し調教中。:2012/06/21(木) 00:11:16.54 ID:NnF8pvQj
35 :
名無し調教中。:2012/06/21(木) 00:20:49.46 ID:B7Y4/1Ha
ミステリーグースバンプスの呪いのカメラの話もなかなか
昔の教育テレビのドラマとかまた色々見たいわw
36 :
痩せる薬:2012/06/21(木) 03:31:28.06 ID:kk/y8a8m
細胞のエネルギー代謝を活発化させることにより、痩せることが可能。
だが、急激なエネルギー代謝を行うため、体が飢餓状態に陥る。
そのため、食欲は増加し、今まで以上の量を食べないと満腹感が得られなくなる。
しかし、薬の効果が勝っているので、結果的には痩せる。
ところが、服用を続ければ続ける程、食欲も比例して増大し、胃袋も拡張される。
そのうち、薬の効果が食べる量に追いつかなくなり、痩せなくなる。
効果がなくなったからと薬の服用を止めれば、増大した食欲だけが残り、肥満化する。
37 :
名無し調教中。:2012/06/22(金) 04:33:45.64 ID:2nwuVJOB
デブの競パン姿っていい具合で下腹部を締めつけるから、
腹のでっぷりと出っ張った感じが強調されていいよね。
水泳選手を競パン履かせたまま、薬とかで急激にデブ化させたい。
プリップリにデカくなったケツに食い込んでTバック状態とか。
38 :
名無し調教中。:2012/06/22(金) 08:30:59.48 ID:RpwYDz2F
>>37 この前UPしたのはショートだったけどブイパンの方がよかったかな
ただ、あれ以外は過去の写真が見当たらないんだよね…
39 :
名無し調教中。:2012/06/22(金) 21:16:51.65 ID:EZrJWtPh
>>37 プールに入った途端水泳に適した体型に換ってえらいこっちゃになるとか?w
40 :
名無し調教中。:2012/06/23(土) 08:38:39.37 ID:gqLNTJ5x
目をつけているデブがいる
色白で黒髪で柔らかそうでMっぽくて堪らん
だが体臭がきつくてな近寄れんw
肥満化はいいが体臭は気にしてくれ
41 :
名無し調教中。:2012/06/23(土) 11:14:57.96 ID:lec4HavA
それはそのデブに直接言ってくれよw
つか体臭以外はハイレベルなデブだな
42 :
名無し調教中。:2012/06/24(日) 21:42:29.29 ID:5r5VIlA2
>>37 魔法の競泳水着でみっちりパツンパツンのデブになるとか
水中だと更に変形してマグロ体型になるので水の抵抗が殆ど無く脅威的スピードで泳げるが、
段々とラグビーボール体型のデブ化が定着していって・・・
43 :
名無し調教中。:2012/06/25(月) 02:27:58.36 ID:Re3cWdJD
最適化いいよね
(バグった)スーパーコンピュータがはじき出したそのスポーツに適したメニュー・体型をこなすともれなくデブ化とか
44 :
名無し調教中。:2012/06/25(月) 16:34:40.47 ID:QrQ9J0Gw
今週のこち亀に肥満化あった。
詳細は省くけど登場人物が配置変更になって、転属先で太らされた流れ。
45 :
名無し調教中。:2012/06/25(月) 22:03:30.51 ID:hgK1jnUd
情報ありがとう
体型はよかったけど反応薄かったりオチだけとかもったいなかったな
46 :
名無し調教中。:2012/06/26(火) 02:13:45.37 ID:I/k37EP0
こち亀の星がラストのコマで唐突にデブっててよくわからんかった
どうせなら肥満化の話でやってほしかったです
47 :
名無し調教中。:2012/06/26(火) 02:34:43.36 ID:R2e/hgwM
こち亀は雑学系の話題も多いから
肥満を題材にした話もできそうだ
48 :
名無し調教中。:2012/06/26(火) 08:48:46.02 ID:KL7v79r6
ぜひやってほしいですね
中川からこぶ平までみんなデブってほしいです
49 :
名無し調教中。:2012/06/26(火) 09:16:31.74 ID:63bhXROX
SSで質問なんですが
肥満化させるなら男ならなんでもいいのですかね?
例えば獣人男子とかいうのはここ的にはアリ?
徐々に獣に近づくとかそういうのではなくて
初めから獣人というはどうなんでしょうか?
50 :
名無し調教中。:2012/06/26(火) 09:55:57.28 ID:+IWKrlQR
>>49 獣人でも肥満化の対象が男なら良いと思いますよ
51 :
名無し調教中。:2012/06/26(火) 12:29:53.20 ID:OOBf//62
人型の雄なら問題ないのではないかな
四足になるとさすがにスレ違いな気もするが
わざわざ騒ぎ立てることでもなし マターリスルーするさ
そういえばデブケモスレはだいぶ前に落ちていたなわー
52 :
名無し調教中。:2012/06/26(火) 18:26:06.72 ID:NYF34axz
バキにも砂糖水大量に飲むシーン無かった?
53 :
名無し調教中。:2012/06/26(火) 21:00:57.37 ID:SUXtl0Hr
54 :
名無し調教中。:2012/06/27(水) 01:19:08.05 ID:FbAYhtQl
回答ありがとうございます。
最初なんで普通に人間男子で書いていこうと思います。
こういったところに投稿するのは初めてですので
不慣れなこともあるかもしれません。
その時は一言教えていただけると助かります。
55 :
名無し調教中。:2012/06/27(水) 12:32:17.69 ID:o3xpz6nL
がんばれー
投稿するときは名前欄に題名をいれるといいよ
日付が離れても検索できるから探しやすい
56 :
名無し調教中。:2012/06/27(水) 22:41:50.46 ID:ur2OOA3T
ケンタの食べ放題で肥満化が流行するとかないかな…
57 :
名無し調教中。:2012/06/28(木) 19:03:10.36 ID:zphXhBo9
突然ゴムボールみたいな真ん丸デブになる薬とか開発されないものか
58 :
名無し調教中。:2012/06/28(木) 19:23:29.21 ID:Z7NAVAAf
骨格からデブになりたい
丸顔の骨太デブに生まれてたらな〜
59 :
名無し調教中。:2012/06/28(木) 21:40:43.90 ID:wh4Z0QKT
どっしりと太い人のズボンのベルトがぎちぎちになってるのを見てドキドキした。
ベルトいいよねベルト、穴が増えるっていうのがわかりやすい指標になるし
本来ベルトは締めることで外側から力かけてズボンのずりおちを防ぐためのものだから
お腹の内側からの圧力でつり合ってズリ落ちないということはベルト要らずというもの。
60 :
名無し調教中。:2012/06/28(木) 22:44:38.58 ID:9GuRQfpO
街でデブ見かけた時は思わず目が行ってしまう
あれが成長するととかw
61 :
名無し調教中。:2012/06/28(木) 23:19:00.61 ID:Dnr2vEcB
デブのサスペンダーも魅力あるよな
ベルトだと苦しいくらい太りきってしまったデブの証って感じで。
デブを見かけたら頭の中でさらに太らせてみたりしてるw
62 :
名無し調教中。:2012/06/29(金) 06:54:14.35 ID:mtPvsghm
だが待って欲しい
肥り過ぎてベルトではキツいのに現実を拒んで合えてベルトでズボンを固定しようとするのもイイじゃないか
あと見かけたデブを脳内で更にデブらせるのはデフォルトだろw
63 :
名無し調教中。:2012/06/29(金) 10:29:20.99 ID:LTwXMP0n
>>62 もしかして、デブの写真を加工してさらにとかやってたりしない?w
64 :
名無し調教中。:2012/06/29(金) 12:15:51.10 ID:fPjqo7ny
腹肉がズボンの上に乗っかってるってのも良いよね。
いつか肥満化したデブのズボンが尻のところから破けるのがみたい。
俺もデブの写真加工して更にデブらせたり、豚にしてみたりしてるわw
65 :
名無し調教中。:2012/06/29(金) 13:44:38.34 ID:LTwXMP0n
やってるんだw
俺画像加工下手だからあまりうまくできないけど
もしかしてプロだったり?
SSと別に(又は連携して)肥満化の過程の絵とかあると盛り上がるだろうと思いつつ
写真しか提供できてない…
66 :
名無し調教中。:2012/06/29(金) 16:50:23.25 ID:SiHzRtJA
写真提供できるだけで十分すごいと思うんですが・・・。
自分もデブだけど、肥満化の過程の画像撮ってなかったのが悔やまれる。
体重が増えるのだけで満足してた自分が憎い
67 :
名無し調教中。:2012/06/29(金) 19:56:31.33 ID:mtPvsghm
俺は脳内だけで完結してるな
脳内なら物理法則とか無視し放題だしwww液体が凄い表面張力で張りを維持してるようなデブになっちゃうとか滾るわw
68 :
名無し調教中。:2012/06/29(金) 22:23:32.03 ID:LTwXMP0n
>>66 問題は今なかなか増えないことかもw
スランプってやつ?
>>67 その場合はあえてイラストにしない方がいいのかな
69 :
名無し調教中。:2012/06/29(金) 23:17:35.38 ID:SiHzRtJA
イラストに出来る方もすごいですよね。
自分の妄想をイラストに出来たら楽しいだろうなあ。
70 :
名無し調教中。:2012/06/30(土) 07:04:42.85 ID:Lqoj5EiV
>>68 むしろイラストバッチコイで
画像コラだと違和感ある体型も、イラストするとあら不思議!!
歩くたびに全身タップンタップン波打つとか
71 :
名無し調教中。:2012/07/01(日) 00:28:01.04 ID:MwtVTU3d
脳内及び二次ならどんな無茶な体型でもオッケーだからな
72 :
名無し調教中。:2012/07/01(日) 01:21:10.21 ID:3B7ZTMqV
生身は生身でリアルな質感と肉感が味わえるよな
73 :
名無し調教中。:2012/07/01(日) 03:24:53.63 ID:bJ85z575
イラストの肥満化はちょくちょくあるけど
3サイズや身長体重がわかるものはみたことないや
好きなssにつけばかなりうれしいがなー
74 :
名無し調教中。:2012/07/01(日) 08:33:23.50 ID:MwtVTU3d
デブを水風船みたいにデブらせてウォーターベッド状態にしてルパンダイブとか仮想限定だもんなぁ
実際にリアルでそんな体型にしたりされたりしたいが体重何キロくらいになるのかw
75 :
名無し調教中。:2012/07/01(日) 12:15:27.12 ID:y2LQaxYj
それは身長によるのでは?
あと体脂肪率
内臓脂肪が多いか皮下脂肪が多いかで変わってくるだろうし
ベッドにしたいなら皮下脂肪が多いほうが有利か
自分は内臓脂肪より皮下脂肪が多いほうですが
76 :
コンビニ:2012/07/02(月) 02:58:18.28 ID:/6+jRFYc
大学生になったらだらける奴が多いかもしれないが、僕はそんな人たちとは違う!
実家から離れたこの地でも規則正しいしっかりとした生活を送るんだ!
親にできるだけ負担をかけないようバイトだって始める。
そう、僕は今年から大学生であると同時にコンビニの店員でもあるのだ!
「お、きたか。亮太」
「叔父さん、こんにちわ!今日から宜しくお願いします!」
「挨拶は良いが基本的に出勤時は、おはようございます。だからな。後、勤務時間中は叔父さんではなくてオーナーか店長と呼ぶように!」
「は、はい!おはようございます!店長!」
「うん、それでよし!では宜しく頼むよ、杉森君」
まだ春の日が沈んでいない午後四時頃、僕は人生初のアルバイトの初出勤に臨んだ。
「まぁ、まず重要なのはしっかりと挨拶をすること!要するには気持ちだ!」
「は、はい!」
「お、早速お客様第一号がいらっしゃったぞ、しっかりな!」
そう言いながら叔父さんは僕の背中を叩きながら激励を送ってくれた。
「い、いらっしゃいませ!!」
恥ずかしさもあった、けど僕はなんとか声を出してお客様を迎えることができた。
77 :
コンビニ:2012/07/02(月) 03:00:13.26 ID:/6+jRFYc
「亮太!お疲れさん!中々良い声で挨拶出来ていたじゃないか!」
最初ということで僕は二時間という短時間の勤務で初の出勤を終えた。
事務室に戻るとオーナー兼店長である叔父さんが僕を笑顔で迎えてくれた。
「ありがとうございます!店長!」
「おいおい、もう仕事の時間は終わったんだ、もう叔父さんでもいいんだよ」
がははは、と笑いながら叔父さんは僕の背中をバンバン叩いて労をねぎらってきてくれて。
「お、叔父さん。いたいです…」
「おぉ、すまん!しかし、本当に初めてにしては良かったぞ!」
「そ、そうですか?」
実際僕はお客様が少ないときはレジ打ちの練習をして、お客様が来店なさったら大きな声で挨拶したぐらいだ。
「いやいや、さっきのはコンビニで働くうえで最も重要な基礎だ。これを疎かにしてしまっていたらまともに働くこともできんぞ!」
さすが店長という役柄についている叔父さんだ。
言うこと一言一言が力強い。
まぁ、こう言っては何だけどそういう立場というもの以上にその大きな体から発せられるというのが一番でかい。
背丈は僕よりも5cmぐらい高いけど横幅がかなり、いや相当広い。
お腹は完全にベルトの上にのってしまっていてその曲線になぞるようにつけられているボタンは心なしか少し引っ張られているようにも見える。
脂肪がついている胸はお腹に乗っかる感じなのがワイシャツ越しでもわかる。
そんな上半身を支えるための下半身も僕のものとは比べ物にならないくらいに太く逞しい。
大きなお尻は事務用の椅子からはみ出してしまいそうだ。
「とりあえず、初出勤お疲れさん!今日は俺も終わる予定になっているから夕飯をごちそうしてやろう!」
「え・・・、そ、そんな悪いですよ!」
「可愛い甥っ子の初出勤祝いだ、気にするなよ!焼肉とかでも大丈夫か?丁度割引クーポンあるんだよ」
ただでさえバイト先を叔父さんから提供してもらっている立場上これ以上甘えるのもどうかとは思ってしまうがここまで言われてしまって断ってしまうのは逆に失礼な気もする・・・。
「じゃ、じゃあ・・・。お言葉に甘えて・・・」
「おーおー、甘えろ甘えろ!がはははははは!!!」
叔父さんそんな豪快に笑うのは良いですけどお腹が笑うのに反芻して揺れていますよ・・・。
78 :
コンビニ:2012/07/02(月) 03:03:06.40 ID:/6+jRFYc
「いらっしゃいませー!何名様でしょうか?あ、小林様。いらっしゃいませ!」
焼肉屋に足を踏み入れると肉を焼く香ばしい香りと煙、あとやや歳を喰った男性の店員さんが僕らを迎えてくれた。
ここで説明を入れておくと小林と言うのは僕の叔父さんの名字。
叔父さんは僕の母さんの弟にあたる人だ。
あまり結婚とかに興味はないようでもうすぐ40歳だというのに未だに独り身らしい。
「おう!邪魔するよ!今日は2名だ!」
ん?そういえば何でこの店員さんは叔父さんのこと知っているんだろう・・・?
ていうか叔父さん“今日は”・・・?
「畏まりました。こちらのお席にどうぞ」
幸い現在の時刻は午後6時なのでまだそんなに混んではいなかった。
案内されたのは二人用の小さなテーブルだ。
中央のテーブルには穴が開いておりそこに網が敷かれているの、どうやらここでお肉を焼くようだ。
「今日は如何なさいますか?」
「そうだな。いつもの奴二人分で頼む!」
え?いつもの?
「畏まりました。少々お待ちください」
え?それで話通っちゃうの?
そんな僕の疑問が解消されることなく店員さんは奥の厨房の方に姿を消してしまった。
「さて、これで後は来るのを待つだけで、ところで亮太。入学式はもう行われたのか?」
「あ、今週の金曜日からです。その後月曜日と火曜日はオリエンテーションで何かホテルだか泊まって授業のカリキュラムだかの説明を色々受けるそうです」
「最近の大学はそんなことするのか?俺の時代とはまた一味違うな・・・。じゃあ、その日はバイトから外しておくな」
「はい。お願いします」
お仕事のことが関わっていたので思わず軽く一礼。
いくら叔父さんとはいえ礼儀は重んじないとね。
79 :
コンビニ:2012/07/02(月) 03:07:27.32 ID:/6+jRFYc
「ここで話すようなことではないがうちのコンビニのシフトについて話させてもらうぞ。
うちのコンビニは基本的に最初に希望する曜日を教えてもらってできるだけそこにシフトを入れる。
で、毎週その曜日と時間帯に入ってもらうことになっている。
毎週毎週シフトの申告とかしてもらうのは面倒なのでなそう言った形をとらせてもらっている。
休みたい時は教えてくれれば休むことも当然できる。その時はできるだけ早めに、そうだな一週間ぐらい前には申告してほしいな」
ほうほう、つまり・・・。
・シフトは毎週基本的に同じ曜日、同じ時間にのみ。
・休みたい時は一週間ぐらい前から申告しておく。
こんな感じかな?うん、だいたい理解できた。
「了解です!」
「申告は・・・。亮太は確か明後日また練習がてらシフトに入っているな・・・。その時にまでに決められるか?」
叔父さんは鞄から手帳を引っ張り出して予定を確認し始めていた。
「あ、すいません・・・。オリエンテーションが始まるまでは授業日程が一切解らないんですよ・・・」
「そうなのか・・・。じゃあ、授業決まったら教えてくれ。
無理に多く入る必要はないぞ。学生の本分は学校だからな、お前が多く希望しても俺の判断で勝手に減らすこともあるからな」
「叔父さん・・・」
あ、なんかジーンときた。
「もっとも俺がお前の母ちゃんにドヤされるのが嫌だからなんだがな!がははははは!」
・・・。まぁ、そうですよね。
大体見当はついていたよ、叔父さん、いつも母さんに会うたびに色々ドヤされているもんね。
「だが、叔父としてもやはりバイトにそこまで力を注いでほしくないのは事実ではある。
大学に進学したのであるのならばお前は何かを学ばなければならない。
もし、それを疎かにしてバイトに勤しんでいるお前の姿を目撃してしまうようなことがないようにしてほしい。
これは一人の人間としての願いでもある。そのことだけは忘れないでいてほしい」
「はい!ありがとうございます」
「まぁ、両立するのは難しいかもしれないがどうか頑張ってほしい!無理はしないように!」
「はい!」
80 :
コンビニ:2012/07/02(月) 03:08:08.23 ID:/6+jRFYc
「お、丁度肉も来たようだぞ!」
叔父さんが指差した方向に目を向けてみると先程の店員さんがお皿に盛られたお肉を両手に持ってこちらに歩いてきていた。
「お待たせいたしました。では食べ放題1時間になります。どうぞ、ごゆっくりしてください」
え?食べ放題・・・?
「よーし!食うぞ!」
いつの間にか叔父さんは紙エプロンをつけてお肉を焼き始めていた。
え?早くない・・・?
「すいません!もう二人前!」
お皿に盛られていたお肉を全て網にぎっしり並べてまた叔父さんは注文をしていた。
「何している亮太!肉が焼けたらどんどん食っていいぞ!今日は俺のおごりだ!」
「え、あ!はい!」
まぁ、食べ放題ならそこまで食べる必要とかもないだろうし・・・。
大丈夫か・・・。
「あ、すいません!ご飯大盛りも二人前お願いします!」
いや、大丈夫じゃない!
叔父さんが注文の主導権を握っている以上このままでは大量の肉と炭水化物を摂取する羽目になってしまう!
あ、でも残せば・・・。
「亮太、先に言っておくが残すなよ!俺は食べ物を残すのが一番嫌なんだ!!!」
駄目だった・・・。
「お、叔父さん僕はあまり食べられないので・・・」
「何言っている!男子たるもの飯はたくさん喰え!」
無理を言わないでください・・・。
「あ、すいません生ビール!亮太お前何飲む?」
「ウーロン茶でお願い致します・・・」
結局この日僕は自分の胃袋以上の食事をする羽目になってしまった。
81 :
名無し調教中。:2012/07/02(月) 07:11:30.22 ID:/kwgAcDF
SSキタコレ!
なかなかの大作の予感・・・
途中で終わっちゃうSSが多いので、気長にのんびり最後まで頑張ってください。
楽しみにしてますね!
82 :
名無し調教中。:2012/07/02(月) 11:11:21.07 ID:/6+jRFYc
えっと、とりあえずできている部分まで投稿させていただきました。
前置き長くなってしまうかもしれません・・・。
しかも、いまいち肥満化が微妙な表現になってしまうかもしれません。
それでも、少しでも読んで頂けたら幸いです。
あと、だれが書いたかわかるよう
P.Nみたいなもの(?)はあったほうがいいのでしょうか?
83 :
名無し調教中。:2012/07/02(月) 11:30:28.45 ID:SeRlOcTn
>>82 素敵なssのためにもトリップはつけておいてほしいです。続きをたのしみにしていますね
「ありがとうございました!」
自動ドアを通り過ぎていくお客様を見送りながら僕は軽くお辞儀した。
まだバイト2日目だから仕事にも大してなれてはいないけど
少なくとも初日よりは慌てずに対応できていると思う。
でも、今日からは本格的にレジに入ってお客様を接客させてもらっているけど
まだまだ解らないことが沢山あって時々解らなくなってしまう。
一番困るのはタバコを番号で言わないで銘柄で言われてしまうことだ。
「おう、お疲れ様!」
事務にいた叔父さん、もとい店長は僕の背中を叩きながら店内に現れた。
「店長、叩かないでください」
「がははは、まぁそう言うな!もう19時か、杉森君上がりの時間だ!終わって良いぞ!」
レジに表示されている時計は19時を2分ほど過ぎたところを表示していた。
「あ、はい!お疲れ様でした!」
叔父さんの大きな体の横にある狭いスペース通って事務所に戻ってパソコンで勤怠処理をした。
ユニフォームをロッカーにしまって帰ろうとしたところで横に積まれている段ボールに気が付いた。
中にはお弁当やパン、サンドイッチとか色々な食品が無造作に入れられていた。
「なんだこれ・・・」
「それは廃棄商品だ。亮太」
後ろから聞こえた声に振り向くと 叔父さんがそこに立っていた。
「まったく、本部がうるさいからこんだけ注文したのに廃棄が出ちまったじゃないかって話だ!
ここの事を一番わかっているのはこっちだって言うのに・・・」
「廃棄ってことは・・・、これ捨てちゃうんですか!?」
「そういうことになるな。食い物を粗末にして良いはずがないのにな」
「・・・・・・・」
先日の叔父さんの言葉が頭をよぎった。
“俺は食べ物を残すのが一番嫌いなんだ!”
「まぁこれだって家畜の餌にはなるから無駄にはならないが、
俺はコイツらを生まれた形でしっかりその目的に沿った形で処理してやりたいんだよ。
・・・と、言うわけで亮太。ここにある廃棄は食べて良いぞ!」
「え?いいんですか?」
もう一度無造作に積まれた廃棄商品に目を向ける。
「他のコンビニはどうか知らないがうちはそこにあるノートに
バーコードを張ってくれれば食べて良いぞ」
叔父さんが指をさしながら示した方向にはなにやらバーコードが沢山張られたノートがマグネットを使って金属の壁にくっつけられていた。
「基本的にそこまで古い廃棄商品は残っていないが食べる前にしっかり日付は確認してくれ。
何か問題が起きてもこっちは責任をとれないからな!」
「分かりました。あの・・・、これ持ち帰ってもいいんですか?」
「本来ならばやめて欲しいんだがお前は俺の甥っ子だからな、特別に許可するよ。食費も大分浮くだろう」
「あ、ありがとうございます!」
早速僕はそこに置かれている賞味期限が今日の午前5時の海苔弁当を手に取ってみた。
「時間は午前5時か・・・。俺としては全然セーフだな。
俺の基準で言わせてもらえば24時間経っていない物は食えると思うぞ。
もっとも乳製品とかはさすがに避けているがな」
「じゃあ、とりあえずこれ食べてみますね。
あ、電子レンジって使ってもいいんですかね?」
「もちろんだ。でもレジやっている人に一言伝えておけよ」
そう言って叔父さんは店内の方に出て行ってしまった。
僕も弁当を手に持ち一旦事務所から出ると丁度片方のレジが停止中だったため
そちら側の電子レンジを使わせてもらうことにした。
温め時間は40秒。
まぁ、適当に何か買いたいものがないかと店内をちょっと眺めているとチンという無機質な音が温め完了を教えてくれた。
レジ下からお箸を一膳頂いて事務室に戻ってからバーコードをノートに貼り付けて早速頂いてみた。
「いただきます」
中身は海苔がのせられたご飯に漬物、あとは揚げ物にキャベツの千切りなどが鎮座していた。
お弁当と一緒に付けられていたソースを揚げ物とキャベツにから僕は一口ご飯を食べてみた。
(あ、全然普通のご飯じゃん・・・。海苔が少し湿気っちゃったかもしれないけどこれなら問題なく食べられるなぁ)
そのまま適当に摘まみながら僕は本日の夕飯である海苔弁当を食べ終えてしまった。
「ごちそうさまでした」
僕が丁度ご飯を食べ終わった瞬間を狙っていたかのように叔父さんが再び事務室に戻ってきた。
「お、亮太。もう食べ終わったか。どうだった?別に問題なく食えるだろう?」
「はい。全然おいしいですね!」
「がははははは!そうだろう?よければ少し持って行け!これなんかさっき出たばかりの廃棄だ!明日の朝飯にでもどうだ?」
そう言って叔父さんはまだ表記が午後9時のものを差し出してきた。
廃棄を回収する時間は基本的に表記されている時間よりも2時間前になっているため、
たまにこういった賞味期限に達していないけど廃棄商品が食べられるなんということもあるようだ。
「あ、じゃあ貰って行きますね」
裏についているバーコードを剥がして再びノートに貼り付けてから僕は叔父さんにお疲れさまと告げてから店を後にした。
というわけで続き更新です。
トリップというものをやってみたのですがこれでよかったのでしょうか?
本当掲示板初心者で申し訳ないです。
まだ前置きです。
あまり期待せず読んでもらえたらとか思ってます。
あと今後は「なぜベス」という名前を名乗らせていただきます。
今後ともよろしくお願い致します。
88 :
名無し調教中。:2012/07/02(月) 23:34:27.14 ID:MSIVZ/1e
ssおつです
俺ももらいたいw
89 :
名無し調教中。:2012/07/03(火) 00:31:12.85 ID:l3pX2zVV
SS乙
叔父さんが素敵すぎますw
こんな叔父さんがいたら楽しいだろうなあ
90 :
名無し調教中。:2012/07/03(火) 01:42:43.26 ID:IDhwJXKp
良作の予感!乙です。
叔父さんも太る展開を希望したいな。
>>90 今回は亮太一人のみの肥満化予定ですので叔父さんは太らないかもです・・・。
92 :
名無し調教中。:2012/07/03(火) 11:06:29.42 ID:l3pX2zVV
なぜベスさんの書きたい内容で書きやすいように書いてくれるのが一番良いですよ
もちろん好みのネタがあれば外野の意見を取り入れるのもいいと思います
93 :
名無し調教中。:2012/07/03(火) 13:14:30.35 ID:f9XepFND
当たり前のようにリクじみたことしている違和感
よいシチュあったらとりこんでみるのはありだと思いますが
あまり気にしないでよいかと
94 :
名無し調教中。:2012/07/03(火) 16:31:04.94 ID:ivSewgld
SS、続き楽しみにしてます^^
ところで、ケンタの食べ放題で脂っこいのが好きになって
デブが増殖しないかな…ッと最近ひそかに思ってるんだが
デブが増殖するきっかけってなにかあればいいよね
コンビニでバイトを始めてから1週間が経ち職場の空気にも徐々に慣れ始めてきた。
しかし、今日はコンビニの制服なんてものは着ておらずまだ買ったばかりの黒いスーツを身に着けていた。
今日は近くの市民ホールで入学式が執り行われることになっていた。
故に僕も普段ならまだ着ることのないスーツを着込んでいるのだ。
時間はまだ随分と余裕があるのだが今日は先にこの格好で行くべき場所があるため僕は早めに下宿先を出た。
目的地は歩いて5分ほどの僕が先日からお世話になっているバイト先のコンビニ。
「いらっしゃ、おぉ、亮太!」
「おはようございます、叔父さん!」
時間的に朝の混雑も引いたぐらいの時間を狙ってきたので店内に僕以外のお客様の数は数えるぐらいしかいないので叔父さんは何てことなく僕に話しかけてきてくれていた。
「スーツ似合うじゃないか!がははははは」
「まぁ、まだ着こなしているっていうより着せられているって感じだけどね」
「そんなことないぞ!よし、本当なら今度来るとき渡そうと思っていたんだが今渡した方が様になるな!ちょっと待っていろ!!」
そう言って叔父さんは事務室に消えたかと思うとすぐに戻ってきた。
「ほれ!入学祝だ!」
叔父さんは先程事務室に取りに行ったであろうものを僕に手渡してきた。
「これは・・・」
叔父さんが渡してくれたのは一枚のカード。
僕もここで働いてからは何度か見たことのあるものだった。
「もう何度か見ているだろう。これはうちのコンビニ系列で使える電子マネーカードだ!」
電子マネーカードと呼ばれるそれの使い方は簡単だ。
この系列のコンビニのレジ、またはそこにあるATMなどから現金を支払いその分の電子マネーがこのカードにチャージされる。
その後はこのカードが使える範囲の店ならばこのチャージした現金で支払いすることができ、さらにはポイントも付与されるというおまけつき。
ポイントは1ポイント一円として扱われいつでも交換することができる。
単純に言ってこのカードのデメリットと言えばこの手のコンビニ、あるいはその系列と契約しているお店をあまり利用しないのであるならば、チャージしたお金が無駄になってしまうということなのだが、僕の場合働いているコンビニでもあるのでその問題は一切ない。
寧ろメリットのほうが多い。
第一にポイント付与。
そして第二に小銭が出ない、支払いが素早く終わるというところだ。
これがあればバイト中の休憩中に飲料を買う際にいちいち財布を持って行く必要もなく支払することができる。
ぶっちゃけ近々作ろうかなとか考えていたからこのプレゼントはかなり助かる。
「叔父さん、ありがとうございます!!」
「ちょっと現金チャージしといてあるからな良ければ何か買ってけ!」
「あ、じゃあ・・・。その唐揚げ串一本ください」
レジの横に置かれているホットスナックの唐揚げ5個が串に刺さっているものを指した。
「あいよー!んじゃ一本で105円ね!支払いは其方のカードで?」
「はい!」
レジモニターの横にある電子マネー専用の読み取り機にカードを置いてみると小気味いい音とともに支払完了の音が聞こえてきた。
「ありがとうございます!こちらレシートになりますね」
「どうもです!・・・・・・・・。お、叔父さん!ざ、残額19895円って・・・」
現金をチャージしといたと先ほど言っていたがまさか2万円もチャージしてくれたのか!?
「入学祝だ!気にするな!これでもお前の叔父さんなんでな!それらしいことぐらいさせろ!ほれ、さっさとそれ食って入学式行って来い!」
「あ、ありがとうございます!」
僕はそのまま唐揚げ串を受け取って店を出ると後ろから改めて“ありがとうございました”という叔父さんの声が聞こえてきた。
買った唐揚げ串はどうやら出来立てだったらしく、とても美味しかったような気がした・・・。
更新ミスをしてしまいましたorz
申し訳ないです。
とりあえず今日の分を投稿させてもらいました。
投稿ペースはこれぐらいで大丈夫なのでしょうか?
もう少しゆっくりのほうがいいのですかね?
99 :
名無し調教中。:2012/07/04(水) 00:36:27.41 ID:06FYG846
早く読める分にはうれしい限りで十分早いが
作者本人によりけり
気張らず投稿でいいのよ楽しみにしています
作者本人が楽しめることが一番だから
100 :
名無し調教中。:2012/07/05(木) 22:05:50.21 ID:tmv+WAHi
太ってお腹だけでるのと、
全身バランスよくふとるのって
どうして差が出るのかな
101 :
名無し調教中。:2012/07/05(木) 22:57:46.17 ID:q40thRXP
丸みがある出っ腹を見ると服越しにすごく触ってしまいそうになるやばい
102 :
名無し調教中。:2012/07/05(木) 23:02:32.12 ID:tmv+WAHi
実は向こうはさわってほしいと思ってたりして
103 :
名無し調教中。:2012/07/06(金) 03:16:11.79 ID:xp5JvemH
現在デブの方に質問
昔と比べてアソコは小さくなっていますか?
元々大きい人は埋もれたりしないのでしょうか?
104 :
名無し調教中。:2012/07/07(土) 03:19:37.80 ID:UHZmfXTT
ペニスそのものは小さくなるわけないだろww
まあ、埋もれるかどうかって、下腹部への肉のつきかたによるだろ
個人差もあるよな
105 :
名無し調教中。:2012/07/07(土) 06:40:50.21 ID:GO1CtdIC
現実はどんなにデブっても骨格とか変わらないからな…
テブったお陰で腹や尻や胸とかが膨れて大きくなるのにあわせて、手足が太く短く丸くなっていって動きに制限掛かるとか萌えるのに
106 :
名無し調教中。:2012/07/08(日) 08:00:37.10 ID:4rpTBD8r
デブ型水風船人形みたいなプリンプリンぶよんぶよんしつつ垂れない肉質の巨デブになりたい
107 :
名無し調教中。:2012/07/08(日) 18:48:44.12 ID:cZOmsgz/
アメリカだといっぱい2000kcalwをこえるシェイクがあるらしいけど
日本でも出ないかなw
108 :
名無し調教中。:2012/07/08(日) 20:38:25.13 ID:WZ69Jcjg
SSの続きまだかなー、と更新を繰り返してしまう俺
109 :
名無し調教中。:2012/07/08(日) 21:13:41.15 ID:w+u7IfXy
>>107 アメリカで流通して日本に来ないのは何故だろうね
国内でしか作れないから?
需要が見込めないから?
110 :
名無し調教中。:2012/07/08(日) 21:20:38.48 ID:cZOmsgz/
>>109 そうかもしれないね
自作するしかない?
111 :
名無し調教中。:2012/07/08(日) 21:28:34.60 ID:X03FJX+k
やっぱり需要なんだろうな
0カロリーが蔓延してるし
112 :
名無し調教中。:2012/07/08(日) 21:30:29.85 ID:cZOmsgz/
[200]0kcal
↑[]内を小さく表記してごまかして肥満化蔓延とか
113 :
名無し調教中。:2012/07/08(日) 22:43:09.87 ID:tArUFGjo
日本がカロリーオフで埋め尽くされていく
114 :
名無し調教中。:2012/07/08(日) 23:04:09.76 ID:X03FJX+k
今後何も表記されてないカロリーオフとか流行るんだろうな
そんな中にひっそりと美味しいけど無表記で2000キロカロリーな飲み物が
時間の流れは忙しいとすぐに進んでしまうっていうのを今更だけど実感してしまった。
入学式とかオリエンテーションも無事に終了し、僕も自分のシフトがようやく決まった。
大学の授業の都合上火曜日の17時から20時、木曜日の17時から22時。
それに土、日曜日の17時から21時の週16時間という予定に決まった。
土、日を潰してしまっているけど金曜日に大学の授業が入っていないのでその日が僕の休日となるため問題はない。
今日は日曜の8時、そしてもう4月も終わる。
先程までレジにも列ができていたがそれもピークをむかえ今はこうしてタバコを出すという作業に勤しむほど暇な瞬間が訪れていた。
しかし、今は考え事がしたいのでこれが結構助かっている。
考え事というのは先日初めて頂いたお給料のことだ。
3月の終わりから始めたため金額は24770円。
今まで親からのお小遣いで暮らしていた僕にとって一度にこれほどの金額を手にするのはお正月のお年玉以来、初めての出来事でもあった。
だが、ここで一つ問題が生じてしまった。
使い道がないのだ。
生活費全般は親から毎月貰っているがコンビニの廃棄などを頂いたおかげでそれすらも余裕がある。
つまらない人生と思われてしまうかもしれないけど僕は大した趣味というものを持ち合わせていない。
精々ゲームを少しやるぐらいだ。
しかも基本僕が好きなジャンルは非常に偏っている。
まぁ、要するに狭く深くという感じでゲームをしているためカセットの購入頻度は月に一度ぐらいで済んでしまう。
せっかく自分でバイトしてもらったお給料、何か良い使い道はないものかと考えているのだけれどまったく思いつかない・・・。
「店員さん〜。すいません〜」
茫然としていたせいでタバコを詰めていた手も自然と止まっていたところをお客様に呼ばれてしまってようやく僕は我に返った。
「あ、はい!今行きます!」
自分の担当しているレジに停止中の札を置いてから店員を呼んでいるお客様の方へと急いで向かう。
「忙しいところごめんなさい。ちょっと聞きたいことがあって・・・」
どうやら店員を呼んでいらっしゃったのはデザートコーナーを困ったように見ている身なりが整ったこちらのお婆さんのようだ。
「申し訳ないんだけれど、今デザート類で一番売れているのはどれなのか教えてほしいのだけれど・・・」
今まで聞いたことのないような質問に一瞬だが僕は戸惑ってしまった。
こういってしまってはアレなのだが・・・、僕はあまりコンビニのデザートを食べた経験がある方とは言えない。
考えてみればわかるのだが高校生にとってお菓子は質より量の世界。
コンビニの230円とかするプリンを買うならスナック菓子を買うのが常考!
故にこういったコンビニスイーツなるものに対する情報と言うのは皆無に等しい!
「え、え〜とですね・・・。あまり自分も詳しくはないのですけれど・・・」
とりあえず逃げ道確保。
こういっておけば後で謝ればどうにかなる!
「此方のシュークリームなどでしたら良くお買い求めになるお客様もいらっしゃいますね」
なんとも俄かな知識だが確かに事実。
今し方お婆さんに紹介したシュークリームはお値段105円。
割と単価が安くデザートとしては子供からお年寄りまで幅広い人々が買っていく姿を良く目にする。
「あら、そうなの。私、あんまりこういったところは利用しないので解らないことが多くて・・・。ありがとう、参考になったわ」
あぁ、なんだろうこの大した知識もないくせに知ったかぶりしといてそんな浅はかな知識でお客様に感謝されるなんて・・・。
罪悪感があります・・・。
「い、いえいえ。こちらこそ大してお役に立てずに申し訳ありません」
心の底から謝罪。
その後お婆さんはシュークリームを4つほど購入して店をあとにした。
なんともまぁ情けない姿を晒してしまったものだ。
(ん?でも待てよ・・・)
これは給料の使い道になるんじゃないかな?
コンビニで働く以上それ相応の知識と言うものは持っていればそれは助かる筈だ。
どうせ使い道なんて大して考えてないんだ!
だったら、コンビニの食べたことない商品少しでいいから食べてみよう!
とりあえず良く買われていくコンビニデザートでも買ってみようかな・・・。
あ、あと新商品とかいろいろ食べてみよ。
自分で書いといてあれなんですが前置き長いですね・・・。
申し訳ないです。
できるだけ現実味のある話にしようとしていたらこのザマです。
しかし、大体書きたいことは書けました!
まだ肝心な肥満化の部分はうまく表現できるかわかりませんが、
頑張って続きを書いていきたいです
119 :
名無し調教中。:2012/07/09(月) 02:46:03.16 ID:diruc9z7
肥満化ドリンクでも『全米ナンバー1!』とかCMしていれば何も知らない主婦層が買ってしまいそうだがなー
そしてご家庭に届けられ夫や子供がぶっくぶくと
120 :
名無し調教中。:2012/07/09(月) 22:32:07.27 ID:a+n0h82l
>>118 乙ですー
気にせず自分のペースで続けてくださいね
細い奴やマッチョが鏡餅みたいなやわらかプルプルデブにペッタンコにされ、肥満化ドリンクで風船みたいに膨らまされ、
太りながら消化して行く最中にまた鏡餅デブが上に乗って平らに延されてペッタンコに・・・というのを繰り返したい
121 :
名無し調教中。:2012/07/11(水) 00:00:00.97 ID:sQGywwIZ
>>120 必死に身体を起こそうとしても分厚いゴム状になった手足がバサリと力なく落ち、そのゴムマットの上でデブ二人がくんずほぐれつとかw
122 :
名無し調教中。:2012/07/12(木) 01:15:37.08 ID:0GV+Pi5M
フォアグラを生産するように、人間を肥育できたらかなり効率いいよな。
もちろん残酷な部分やグロい部分は抜きで(^^;;;
喉にパイプをブチ込み、1回10sの食事を無理矢理胃袋に流し込む。
吐き出せば、呑み込むまで何度も与え続けられる。
それを1日3回繰り返す。
1ヵ月後には見事なデブの完成。
123 :
名無し調教中。:2012/07/12(木) 02:06:58.18 ID:+QYdFnaW
124 :
名無し調教中。:2012/07/12(木) 02:47:51.75 ID:Zy6JzGrj
嗚呼デブりたい、20代前半160センチ50キロちょいだけど食べてもそんなに太れない
30前後になると大半が急に太り始めるらしいからその時に備えて今のうちに食費のために貯金しつつ
土台作りのために筋トレなどでひょろい筋骨を出来るだけ丈夫にしていこうかな
腕や脚に筋肉がそこそこ付いてて全身肉付きがよくてお腹が特にでっぷりと突き出た太鼓腹になりたい
出っ腹を叩いたり撫でたり、直立状態で腹の上になんかの物を引っ掛けるように乗せたり
ベルトや帯の上に腹肉を乗っけたり、走ったり動いたりして腹肉の揺れを感じたい
10年後くらいには70キロ以上は欲しいが身長も10センチ以上は欲しい、チビデブもいいけどやっぱり背も欲しいw
病気は怖いんで野菜魚介類もたくさん食べて、色白もアレだから紫外線怖いけど少しは焼けたい
嗚呼デブりたい、本当に大きくなりたいデブりたい・・・
125 :
名無し調教中。:2012/07/12(木) 21:55:40.54 ID:Zy6JzGrj
実験として間食を多めにしてみたら時間を置きつつも断続的に食べたら割りとたくさん食べられました
というか主食間食食べたばかりなのにまたお腹すきかけ。筋トレもジワジワこれからやっていきます、しかし食費ががg
126 :
名無し調教中。:2012/07/13(金) 21:30:05.61 ID:7oBb9xOO
ブヨブヨの水風船みたいなデブになったらひんやり涼しそう…
デブって代謝低いから表面体温低めなんだよね。子供の頃クラスのデブの太股の裏を鷲掴みしたらひんやりタプタプだった
127 :
名無し調教中。:2012/07/14(土) 00:49:03.15 ID:Fti7WghK
毎日間食代1000円〜2000円支給してほしい
128 :
名無し調教中。:2012/07/14(土) 08:48:32.58 ID:urFEtDXf
街中で突然鏡餅とか肉まんとかゴムボールぽい巨デブに膨れ上がるとか起きないものか
ええ、武士の情けでパンツがかろうじて股間を隠せますがそれ以外は肉厚で弾け飛びます
129 :
名無し調教中。:2012/07/14(土) 15:45:07.96 ID:wtr9DNTX
130 :
名無し調教中。:2012/07/14(土) 18:55:49.21 ID:sIs0ZiH1
>>128 武士の情けということは犯人は武士か
急激に肥満化なんてSFチックな宇宙人パワーや戦隊物の怪人の攻撃しか思いつかないなー
131 :
名無し調教中。:2012/07/14(土) 23:36:15.00 ID:a5DJ3Asz
ブヒの情けなら豚が犯人か…
132 :
父と子:2012/07/15(日) 02:18:12.29 ID:vVPodJlm
小さい頃から、外でよく遊び、その分、飯もよく食う子だった。
同い年の周囲の子より、少し大き目の体格だった。
小学生になった頃から、俺はある計画を実行した。
まず、相撲に興味を持つように、それとなく仕向けた。
これが成功して、近所の相撲道場に入りたいと言い出した。
俺も全力で協力することにした。
体作りと称して、炭水化物と肉を中心としたバランスのよい食事を大量に与えた。
喉が渇いたと言えば牛乳をひたすら飲ませた。
大量の食事と激しい稽古で、彼の体はみるみる成長をしていった。
小学校を卒業するころには100sに達し、大人顔負けの見事なアンコ型に育っていた。
中学でも相撲を続けたいと言ったので、相撲部のある中学に入学させた。
成長期も重なり、以前にも増してよく食うようになった。
予想以上の成長に、俺は少し心配になったが、健康上問題はなさそうなので、ホッとした。
しかし、中3で150sになってしまったのは想定外だった。
まぁ、本人が満足していたのでいいだろう。
ところが、高校になると、突然、相撲をやめると言いだした。
色々なことに興味が出る年ごろだから、ある程度こうなるだろうとは予想していた。
だから、俺は無理に止めることはしなかった。
そして、日々、必死にダイエットに励むようになった。
(後で知ったのだが、仲の良かった女子に告白して、振られたことが原因だったらしい。)
大学を出る頃には中学時代の半分の75sにまで体重を落としていた。
133 :
父と子:2012/07/15(日) 02:19:13.54 ID:vVPodJlm
会社は幸いにも、実家から通えるところを決めてきた。
不規則な時間帯になる仕事らしく、夜遅くに食事をしているのをよく見かけた。
朝はギリギリに出ていくので食べないし、昼も忙しくて抜くことが多いらしい。
だから真夜中にドカ食い。
彼の体内には幼いころに培った大量の脂肪細胞が眠っている。
その脂肪細胞たちが待ちかねたようにそのかさを増していく。
その結果、ものすごい勢いでぶっくぶくに太り、たった3年で75s増加、一気に最盛期の150sに戻った。
ただ、結構運動はしていたようで、体重の割にはだらしなく肉が垂れることもなく、見事な丸い腹になっていた。
ある日、突然、転職をすると言いだした。
幼馴染に実業団相撲部のある会社を勧められたらしい。
某有名運送会社だったこともあり、俺も快諾した。
昼は仕事で重い荷物を運び、夜には稽古。
以前にも増したハードワークに比例して、食事量も増加した。
それを見た俺は
「お前どこまでデブになるんだよ!飯代もバカにならねぇし、ちょっとは痩せたらどうだ?」と、
本心とは裏腹に親らしいことを言ってみたりする。
彼は「うるせぇ。」と言って、苦笑いをするだけだ。
その後も彼の脂肪細胞は膨張しつづけ、30歳になった今、200sになった。
実業団の大会でも5年連続横綱になった。向かうところ敵なしだ。
134 :
父と子:2012/07/15(日) 02:19:30.72 ID:vVPodJlm
しかし、ここまで太ると、さすがに足腰に来るらしく、整体やマッサージに足しげく通っている。
相撲をやっているときはよいのだが、普段の生活にはかなり支障をきたしており、
冬の寒い日でさえもちょっと歩いただけで額にじわりと汗が噴き出している。
ある時、彼が「さすがにちょっとデブになりすぎたかなぁ…。動けなくなったらやべぇし、痩せるかな…。」と
ぼそっと言ったのが聞こえた。
(…大丈夫だ。)と俺は心の中で答えた。
今のお前はすごくカッコいい。しかも強い。
胸のデカさ、腹のデカさ、ケツのデカさ、腕や足の太さ…どれをとっても完璧だ。
いや、もっとデカくなって欲しい。
万が一、身動きができないぐらいのギネス級のデブになっても、俺がちゃんと面倒を見てやるから…。
だから、もっと太ってもいいんだぞ。
お前は俺の宝物、理想の息子だ。
135 :
名無し調教中。:2012/07/15(日) 09:43:50.05 ID:jxo0zPOh
136 :
名無し調教中。:2012/07/15(日) 18:38:17.91 ID:DIo/ogdu
街の人々が無差別に次々デブ化とか熱い
137 :
名無し調教中。:2012/07/15(日) 19:19:22.23 ID:pqgYasyn
むちむちぶくぶくと皆が肥満化していくのは壮観だが
一部だけ肥満化というのも捨てがたいぞ
他の皆は筋肉質なのに自分だけぶくぶくとかはずがしがったり
噂になっている特定の場所に行くと太ったりとかもいいね
どうせ噂だろと信じずいって後で後悔やらのっぴきならぬ事態に
138 :
名無し調教中。:2012/07/15(日) 19:42:37.58 ID:d7lpyc89
全員となるとそれが普通になっちゃうからワクワクしなくなっちゃうよね。
139 :
名無し調教中。:2012/07/15(日) 19:51:56.69 ID:gntWlOsM
つまり一人だけ、集中して太らせるのか
とある相撲部では毎年一人が生贄となり、大量のちゃんこを腹に詰め込まれ大きく肥満化
本来は性処理係兼雑用係を一目で見分けるためだったのだが
今ではそんなことも気にせず生贄も着々と相撲の実力を付け、
二年に上がったばかりなのに現役の力士とあまり変わらない風格と実力が
140 :
名無し調教中。:2012/07/15(日) 22:41:52.92 ID:61PsG1cR
特定の人間を肥満化させたり、すでに肥満の人間は部下のブタ戦闘員にしたりね
学園を狙うのがいいかも
141 :
名無し調教中。:2012/07/16(月) 17:21:15.28 ID:J5gGOTdM
132−133
SS乙です!
すごい勢いで食べてる様が目に浮かぶようですね。
こんな息子がいれば・・・!
142 :
名無し調教中。:2012/07/17(火) 16:03:50.00 ID:nIN27Wj+
前にこのスレに降臨された超巨デブの方の写真がもっとみたいなー
二枚しかアップされなかったけど眼福でした
143 :
名無し調教中。:2012/07/17(火) 22:32:36.06 ID:LaoO3w+R
たしかあのときは近場の銭湯かどこかで生で拝めた人もいるんだよねー
どんなボリュームなんだろうか
144 :
名無し調教中。:2012/07/18(水) 01:48:44.73 ID:wQBeU/Cj
少し動いただけで全身のお肉が
プルプルと震えるくらいのボリュームに憧れますな
だんだんとボリュームが増していくのが理想
145 :
名無し調教中。:2012/07/19(木) 21:31:47.86 ID:sElBdab1
ガッチリでむっちりなデブい人がズボンにベルトしてると、失礼だけど太ってる人ってベルトいらないんじゃないのかなあと思っちゃう。
たるむスーツを締めるためにベルトがあるとすれば、中の肉体がパンパンな人はベルト要らずなのだ。
146 :
名無し調教中。:2012/07/19(木) 21:54:04.42 ID:K7DSczr7
>>145 そう言われればそうかもしれませんが、
ベルトの締め付けを楽しむのも一興ですよ
147 :
名無し調教中。:2012/07/19(木) 22:59:12.85 ID:ZOp0PVe3
ベルトは腹回りに割れるようなあとがつくのがつらい
きれいな腹がいいからなぁ
148 :
名無し調教中。:2012/07/19(木) 23:01:49.23 ID:Co5wNBNP
三段腹とかよりも丸みを帯びた針のある大きなお腹のほうが魅力を感じる
149 :
名無し調教中。:2012/07/19(木) 23:28:29.46 ID:pLUf7Psx
ベルトだと苦しいからサスペンダーのほうが良いね
150 :
名無し調教中。:2012/07/20(金) 00:02:50.77 ID:1YxCtRjo
無理してでもベルトでズリおちるズボンを押さえるのとか滾らないか?
151 :
名無し調教中。:2012/07/20(金) 00:05:05.86 ID:5TZ9FeBv
あー!!ナルトをぶよんぶよんのデブにしたい!!
152 :
名無し調教中。:2012/07/20(金) 00:22:36.20 ID:mZtjSkhq
俺はドラクエのヤンガスとかスト2のエドモンド本田とかを
動くことが億劫になるくらいに思いっきり太らせたい
153 :
名無し調教中。:2012/07/20(金) 00:35:01.92 ID:5TZ9FeBv
ヤンガスかー!いいね!!
154 :
名無し調教中。:2012/07/20(金) 00:56:55.20 ID:vecH8HTJ
本田とかああみえて筋肉だもんな
スーパー百貫落としはおろかジャンプも出来ないくらい肥らせたい
百烈張り手が2発になるくらいの怠惰なデブにしてやりたい
155 :
名無し調教中。:2012/07/20(金) 01:32:45.64 ID:5TZ9FeBv
きっと元から粗チンっぽいけど、肥満化させて肉に埋もれてわからなくしてやりたい
156 :
名無し調教中。:2012/07/20(金) 01:38:16.00 ID:vecH8HTJ
肥満化したことによってちんちんが小さくなるのって惨めで良いよね
157 :
名無し調教中。:2012/07/20(金) 01:41:47.06 ID:5TZ9FeBv
元が巨根だったらなおいいけどね!
158 :
名無し調教中。:2012/07/20(金) 07:20:50.50 ID:1YxCtRjo
風船とかゴムボールみたいなデブに突然太らせてボヨンボヨンたぷんたぷん弾ませたいな
159 :
名無し調教中。:2012/07/20(金) 12:31:03.95 ID:/8c6IIge
>>145 ベルトは、ズボンのボタンやホックが破壊されないために必要。
立ったときと座ったときで腹回りが10cm以上違うのだから、
ベルトがないと一瞬にして弾け飛ぶ。
160 :
名無し調教中。:2012/07/20(金) 16:19:16.16 ID:6JR9/NP0
>>145 動く度に腹がたぷたぷ揺れるのである程度締めててもすぐずれ落ちるよ
下半身は腹周りより小さいので下手するとパンツがこんにちわするから
ベルトで必要以上に締めないと大変なことになってしまう
サスペンダーは楽だけどなんか恥ずかしいから使いたくない
110kgのデブが言うんだから間違い無い(キリッ
161 :
名無し調教中。:2012/07/20(金) 16:22:51.23 ID:rBclSCxR
揉めば揉むほど肉の量が増える
って薬を開発できないかな
腹揉むとどんどんおなかが大きくなったり
胸揉むと今度はそっちが…
とかできると面白そうだよね
162 :
名無し調教中。:2012/07/20(金) 20:07:54.67 ID:6hwpVs8X
あー、戦隊ものとかで、また肥満化しないかなぁー!
163 :
名無し調教中。:2012/07/20(金) 21:34:53.88 ID:5TZ9FeBv
佳主馬くんは褐色なのに細いから肥満化させよう!
164 :
名無し調教中。:2012/07/20(金) 22:11:58.78 ID:1YxCtRjo
むしろラブマに接触したアバターを巨デブ化させるウイルスを実装すべきだったんだよ侘助は!
165 :
名無し調教中。:2012/07/20(金) 22:33:12.17 ID:5TZ9FeBv
つまりキングカズマの肥満化!
166 :
名無し調教中。:2012/07/21(土) 02:05:13.76 ID:KbZ31Z9E
アバターを無理やり食べさせられてでっぷりしていくキングカズマ。動けなくなって悔しがっているリアルカズマ。ひとつでふたつおいしいです。
167 :
名無し調教中。:2012/07/21(土) 09:06:10.35 ID:MN263SlF
ダメージ貰うたびに肥えて太って膨れていくキングカズマとか素敵過ぎる
168 :
名無し調教中。:2012/07/21(土) 11:05:35.95 ID:EToEWVSy
あのスレンダーな体がどんどん肥りだしし、細い腰は見る影もなく三段のみすぼらしいお腹に…
169 :
名無し調教中。:2012/07/21(土) 15:00:05.37 ID:tNCqOhRE
キングカズマの肥満化ってピクシブにあるあれか
170 :
名無し調教中。:2012/07/21(土) 15:37:37.00 ID:EToEWVSy
そういえばありますね〜
171 :
名無し調教中。:2012/07/21(土) 21:47:06.42 ID:MN263SlF
>>168 みすぼらしくなんかない!
デッカイ腹には夢と脂肪が詰まってるんだ!!
172 :
名無し調教中。:2012/07/21(土) 22:57:22.78 ID:3T+cCsdy
>>162 力を使うたびに肥満化する呪いとかを掛けられたらどうだろう?
変身して肥満化、技を使って肥満化・・・
ロボを呼ぶ頃にはぶっくぶく・・・。
173 :
名無し調教中。:2012/07/21(土) 23:44:00.37 ID:RKikcCaM
太りすぎてスーツが破けたり変身アイテムが壊れたりして戦えなくなるとかねw
残されるのは無力なブタさん
174 :
名無し調教中。:2012/07/22(日) 00:36:03.87 ID:Nr7EK/Gf
>>172 変身したら顔見えなくなっちゃうからなぁ〜。表情見えるし、イケメンな顔が出てるほうがいい(笑)
やっぱ、食欲刺激される光線浴びせられて、メンバーがドンドン太っていって、「このままじゃ、爆発しちゃう〜」みたいなのがイイかなぁ。
175 :
名無し調教中。:2012/07/22(日) 10:19:26.18 ID:JsB6wDsr
夏合宿で秘境のようなド田舎の神社に行って、ご神体の巨大鏡餅に触れたら大変なことに…とかあればいいのにな
176 :
名無し調教中。:2012/07/22(日) 16:49:34.72 ID:3+XtQ/z8
体重の増加で少し顎にも肉がついては来たんだが
襟が肉で隠れるようにはなるんだろうか?
177 :
名無し調教中。:2012/07/22(日) 17:14:11.31 ID:bGr7ZOiU
巨デブにならないとそれは難しいんじゃないか?
150とかは越えてないと隠れなさそうだけど
178 :
名無し調教中。:2012/07/22(日) 17:29:43.12 ID:3+XtQ/z8
高いハードルだよな
完全に隠れなくてもいいんだが
顎、脇腹、腕、この辺に肉がつくのは腹とかに比べて遅めかな
179 :
名無し調教中。:2012/07/22(日) 17:35:46.24 ID:bGr7ZOiU
腕はわりと早くないか?脇腹は腹が成長しているうちは微妙なのかも
胸が横にすこし垂れて腕が広がってる人って、わりと細い人も多い気がするから胸、腹、は早い気がする
180 :
名無し調教中。:2012/07/22(日) 17:37:56.47 ID:Aau6mMam
顔に肉が付きやすい人とそうでない人がいるからね
丸顔か面長かでも違ってきそう
181 :
名無し調教中。:2012/07/22(日) 18:57:33.35 ID:Ped0Jy7N
>>174 暴力はよくないと戦隊と悪の怪人たちの間に協定が結ばれ
悪の怪人との勝負はすべて大食いとなった
スーツには身体能力向上など初期機能に加え
消化吸収能力向上など食べまくられる機能を追加
負けたほうが食事代全部もちで地域の経済にも貢献だ
182 :
名無し調教中。:2012/07/22(日) 20:46:09.59 ID:xSGs6lAb
たくさん食べたらお腹が少し膨らむようになるけど違うんだよ
俺が欲しいのは肉が詰まってでっぷりした太鼓腹なんだよ
183 :
名無し調教中。:2012/07/22(日) 21:57:44.08 ID:3+XtQ/z8
>>179 ウエストは100ちょっとだけど、
二の腕が40くらいしかないのが気になるんだよね
体質によってかなり差があるんだろうけど
184 :
名無し調教中。:2012/07/23(月) 02:16:56.65 ID:QO4EXAPw
ウエスト90で二の腕30くらいなんだが・・・
185 :
名無し調教中。:2012/07/23(月) 21:09:42.36 ID:zRV2ZUNt
太らされたいなあ
186 :
名無し調教中。:2012/07/24(火) 15:47:11.72 ID:CB5X3Dm6
100kg超えたけどあんまり顎に肉がつかないから体重ほどあるようにあんまり見られない
187 :
名無し調教中。:2012/07/24(火) 16:20:31.64 ID:3dWvyHLt
身長にもよるよ
180p越えてたりすると100sあってもそんなにデブに見えないしね
おっさんになると弛んでくるから二重顎になったりするよ
188 :
名無し調教中。:2012/07/25(水) 06:11:32.61 ID:9tMJZ9U/
つまり160センチ台を太らせれば鏡餅とかバランスボールとかウォーターベッドにしやすいのか
189 :
名無し調教中。:2012/07/25(水) 21:28:21.16 ID:HOpAP55H
太ったからか汗をかきやすくなった気がするけど
汗っかきなデブとそうじゃないデブの違いって体質なのだろうか
汗かきやすくなって肥満化を実感とか
190 :
名無し調教中。:2012/07/28(土) 16:15:31.95 ID:TcVHUhcD
今年のブーケットは前みたいに肥満本が出るのかな
191 :
名無し調教中。:2012/07/28(土) 18:29:01.16 ID:qTIC9STj
ブーケットって何?
192 :
名無し調教中。:2012/07/28(土) 21:08:20.92 ID:StJx/liu
夏コミかブーケかはしらんが
スレにも投下していた方が肥満化本の次回作出すな
前回とくらべて執筆陣が多くなっている気がする
193 :
名無し調教中。:2012/07/29(日) 00:42:06.94 ID:nBiNgHGR
今晩、焼肉行ってきて、帰ってから体重計に乗ったら
行く前と比べて+2kgになってたけどどれだけに身につくのかな
194 :
名無し調教中。:2012/07/30(月) 12:36:56.99 ID:JiicCsAd
太っている人ご用達 な店はないものか
通っているうちに同じ体型に慣れるような
195 :
名無し調教中。:2012/07/30(月) 13:29:11.54 ID:t5Xv9aKB
サカゼンとかキングサイズの服売ってる店はデブ御用達だよね
196 :
名無し調教中。:2012/07/30(月) 23:59:14.49 ID:s3/D3mKU
服屋だと太ってから通い始めることになるか
街角の一角、穴場の定食屋がいつ行っても太めの客がいる
↓
通っているうちに自分も太めの客に
↓
むっちりぴちぴちを気にし始めたころ、裏メニューや特別な時間帯を紹介されて……
197 :
名無し調教中。:2012/07/31(火) 09:44:08.02 ID:1r036KPD
すべての店ってわけじゃないけど、すたみな太郎の平日ランチは、
一人でがっつり食べてるデブに遭遇する率が高いと思う。
一人だと歯止めが効かないらしく、ズボンのボタンを外したまま店内を歩き回ってたりして萌える。
ただし、あくまで「デブ」に遭える可能性であって、それが男とは限らない(-。-;
198 :
名無し調教中。:2012/07/31(火) 10:51:04.14 ID:B0QuUt8K
すたみな太郎はイイな。
ディナーや休日ランチは家族が多いからアレだけど。
あと、店長がびっくりするくらい丸かったりするから面白い。
199 :
名無し調教中。:2012/07/31(火) 11:41:13.65 ID:1r036KPD
すたみな太郎、今の時期に行くと、ソフトクリーム片手に走り回る消防団(大量のお子様)に遭遇するから注意。
200 :
名無し調教中。:2012/07/31(火) 13:35:25.36 ID:LLZrvC8l
女子会ならぬ男限定食べ放題ができればいいのに
がっつりこってりから一般店では恥ずかしくて注文できないかたのためにケーキやパフェも準備
入店か会員登録した人にしか当日のメニューが知らされない秘匿性
201 :
名無し調教中。:2012/08/01(水) 13:47:06.10 ID:likRM6zj
>>200 入店時に体重を計って、
それより5kg以上増えてないと
帰れないシステム追加希望。
202 :
名無し調教中。:2012/08/01(水) 20:08:57.11 ID:9J18Mo2P
そんなペースでは太ったことにすぐ気づいてしまう
階級ごとに制服に着替えて色の錯覚であまり太っていないように思わせ
さらに預かっている服も微妙にサイズアップ
自覚したときには手遅れ
という仕組みでいこう
203 :
名無し調教中。:2012/08/01(水) 21:10:18.20 ID:ARTB0owc
体重はかってる時点で気づくもなにも
204 :
名無し調教中。:2012/08/02(木) 11:29:34.63 ID:18Iazwvh
だったら逆に、体重を増やしたくなるような特典をつけよう。
体重80kg以上で、ごはんのお代わり無料
100kg以上で、ご飯にカレーかけ放題 & マヨネーズ無料
120kg以上で10%割引、140kg以上で20%割引......200kg以上で半額......300kg以上で無料とか。
205 :
名無し調教中。:2012/08/02(木) 17:34:27.55 ID:+K+ijIUQ
外国の、ハートアタックグリルみたいだな。>特典
でもそんな店が日本にあったら、常連になれるよう頑張っちゃうかも。
206 :
名無し調教中。:2012/08/02(木) 23:11:52.96 ID:VkElhE6L
行けば必ず1kg太る店
常連になるころには一回りは大きくなってそう
207 :
名無し調教中。:2012/08/03(金) 01:54:32.80 ID:fnPGUypT
財布の中身は痩せてるかもね
208 :
名無し調教中。:2012/08/04(土) 16:42:28.95 ID:D7nGwAxf
賞金付大食いチャレンジメニューがあれば財布も体感温度も体格もあつくなるよ!
209 :
名無し調教中。:2012/08/05(日) 01:30:33.07 ID:FhN7+1V7
5月に入ってもう既に真ん中あたり、春はだいぶもう終わりをむかえたかのようにジリジリと夏の暑さが近づいてきているような気がし始める今日この頃。
バイトに向かう前の僕は少しの格闘を強いられていた。
「ん!っく!っほ!」
ちなみに相手はジーパン。
まぁ、ここまで言ってしまえば済むだけの話なのだが・・・ようはジーパンが履きづらいのだ。
決して履けないとかそういう話ではない!
あくまでキツイだけだ!
お腹をへこませれば問題なくジーパンは履けるのだが・・・。
人生経験上お腹をへこませないとズボンが履けないという経験がないのでこれはこれでダメージがでかい・・・。
無事に今日もキツイジーパンを履き終わり溜息を一つ。
いや、普通に太ったんだと思うんだけど元々平均よりやや下あたりの体重だったはずだからまぁ、平均の体重に乗ったんじゃないかなぐらいのレベルだと思うんだけど・・・。
そう思うなら四の五の言わずにとっとと測れ、って話だ
洗面台に置いてある体重計に両足を乗せるとミシッとなんか嫌な音。
デジタルではない旧世代の体重計は65kgを少し過ぎた辺りで針の動きを止めた。
「67kg・・・」
入学当初、学校での健康診断では62kgという結果を出していたので実質5kgの増量と言うことになる。
一応身長175pの僕の標準体重は67kgだからまぁ一応セーフライン。
それでも今まで履けていたジーパンがキツイんだから新しい物を買わないとなぁ。
ま、これから体重維持していけば問題ないか!
頭の片隅に体重維持という軽い目標を置き去りにして昨日バイトで頂いた廃棄弁当と
買っておいたデザートを机に置いて僕はバイト前の夕食を食べ始めた。
時間は午後17時と早い時間だけど向こうの休憩時間に廃棄が食べられことは
確実ではないため基本的にこの時間に夕飯を食べておくのが最近の食生活となりつつあった。
まぁ、バイト中にお腹空いたら廃棄のパンとか食べれば問題ないしね!
毎日こうやることに追われると時間が経つのがすごく早く感じてしまう18歳の若者です。
季節は梅雨の終わりをむかえそうな7月の半ば。
ジメッとした天気がカラッとした夏模様の天気に移行するんじゃないかと
思わせるこの時期はコンビニでも割とやることが多いため毎日忙しない。
実習中という見習いの証が消えて自給もほんの少しだけ上がってコンビニ店員らしくなってきたのですが、またちょっと問題のようなものがでてきた。
店内にお客様が少なくなったからお弁当類のフェイスアップをしようとちょっと中腰になった時のことだ。
ちょっと腹部に違和感を覚えた。
なんか圧迫されているというか柔らかな感触が僕の身に襲いかかっていた。
人生経験上今までにないこの感覚。
中腰の体勢からすぐさま腰を上げてから僕はゆっくりとお腹のあたりに指を置いてちょっとだけ押してみた。
ぷに。
力を込めた指がほんの少しだけポロシャツに飲まれた。
(こ、これは・・・・・)
下手な言葉で誤魔化しても自分のためにならないのは分かるけどやっぱり自分で太ったって認めるのってすごくメンタル的にいたい。
いや、この前が67kgだからそんな極端に増えたとは思ってないよ!?
でもさ、なんか前よりお腹がポッコリ出てきているというか・・・。
服の上からでもすこしだけ曲線ができているようにも見えてきちゃうんですよ。
ま、まぁついさっき休憩いただいてその時に廃棄商品食べたからお腹が出たんだ!
そうだ、そうに決まっている!
大丈夫!大丈夫!!全然問題ない!
そう自分に言い聞かせて結局この重要案件は頭の片隅に置かれてしまった。
もとい、黙殺された。
結局これも休憩後だったからという安易な理由で水に流し、バイト終了後に菓子パン二つを食べて明日の朝食分の廃棄商品を貰い、新商品のデザートとポテトチップスなどのスナック菓子を数種類買ってから今日のバイトを終えた。
いろいろ忙しくなかなか続きを上げれませんでした。
申し訳ないです。
だいぶ時間の予定ができたのでまた少しずつ続き書かせてもらいます。
213 :
名無し調教中。:2012/08/06(月) 00:46:15.79 ID:xkU4D6El
ssおつです
楽しみに待っていますよ!
あせらずマイペースで書くといいと思います
214 :
名無し調教中。:2012/08/07(火) 01:18:39.48 ID:IxoxZUiz
今日プール行ってきたけど
正直腹でてると少し恥ずかしかった
やっぱり人の視線が気になってしまう
水着姿って悪くないと思うんだがね
215 :
名無し調教中。:2012/08/07(火) 01:31:25.49 ID:WCqpLPoO
その恥ずかしがってるところを是非見たかった
216 :
名無し調教中。:2012/08/07(火) 01:33:18.01 ID:IxoxZUiz
見においでw
って無理かな。
217 :
名無し調教中。:2012/08/07(火) 01:51:54.22 ID:WCqpLPoO
見に行けたらどれだけ嬉しいことか
218 :
名無し調教中。:2012/08/07(火) 02:13:43.84 ID:zlj6VQ5y
太鼓腹集団がおそろの水着で並んでいたら壮観だろうなぁ
219 :
名無し調教中。:2012/08/08(水) 21:09:48.43 ID:SQEn55Qe
太鼓腹もいいが尻がでかくなって水着のサイズが…
っていうのもいいと思うぞ
もちろん巨乳も
220 :
名無し調教中。:2012/08/08(水) 22:50:10.35 ID:SIxaZc/J
プールでの肥満体のいじり方というのもなかなか難しいな
水着になっているうちに太ってきて……なら比較がしやすそうなぐらい
221 :
名無し調教中。:2012/08/09(木) 13:51:19.50 ID:wsmB3a+g
休みなのに早く起きたので、朝食に牛丼弁当3個、昼飯に弁当3個を食った。腹がパンパンに張って、マジ苦しい。
222 :
名無し調教中。:2012/08/09(木) 15:43:39.81 ID:naUhX1fL
ある科学者がこっそり公営プールに薬を流し混ぜ
そのプールにはいったら少しずつ肥えていき最終的に水から上がれなくなったデブ達はそのまま流されて…
223 :
名無し調教中。:2012/08/09(木) 16:13:51.49 ID:fjHghura
ジムのプールでもいいな
痩せるためにプールに通っているぽちゃがむちむち化していく
224 :
名無し調教中。:2012/08/09(木) 19:25:21.44 ID:YMCYgRLF
sage
225 :
名無し調教中。:2012/08/09(木) 20:53:40.44 ID:NqqF/G2f
中年になったら、年2キロずつ増えてる。
182/72→80 まだ太ってるとはいえないだろうけど?
226 :
名無し調教中。:2012/08/10(金) 01:15:29.69 ID:2wCRu0O2
今日のyahooトップのニュース見出しにときめいたのは俺だけじゃないはず
227 :
名無し調教中。:2012/08/10(金) 15:02:41.87 ID:UhZQQQ0V
まだ若い大学生だが仕事とか始めて30越えてきたら太れるかなあ
年1〜2キロのペースでいいから成長していきたいなあグフフ
228 :
名無し調教中。:2012/08/11(土) 17:49:21.17 ID:MHYs+/p7
年1、2kgと言わず夜食を欠かさず取って月1、2kgでいいのよ
229 :
名無し調教中。:2012/08/12(日) 00:26:52.08 ID:vujVsvok
一気に増やしすぎたら糖尿とかの病気が怖いからなあw
年4〜5キロのペースかなあ
230 :
名無し調教中。:2012/08/12(日) 02:11:43.14 ID:2I2cB76l
病気ももちろんだけど肉割れが
231 :
名無し調教中。:2012/08/12(日) 09:02:57.18 ID:FblDMJAN
久々にテレビでちびっこ芸人のまえだまえだを見た。
兄が、かなり肥満化してました。もう中2らしい。声変わりして声も低くなってた。
ショタではないが、反応してしまった(笑)
ぜひ、このまま成長し続けて欲しい。
232 :
名無し調教中。:2012/08/12(日) 21:21:07.44 ID:M5Rasrz7
>>231 そういう話を聞いてから見たい見たいと思ってるんだが
なかなか最新のが見つからない
233 :
名無し:2012/08/14(火) 15:42:10.60 ID:Qy9MtwqO
どうやらあれが次の対戦相手らしいぜ!
みろ!!
なんじゃありゃあ!!!
なんじゃあの百貫デブのゴムまりみてえな野郎は!
あんなに太ってちゃまともに戦えるわけがねえ!
234 :
名無し調教中。:2012/08/14(火) 22:54:28.58 ID:aOm8ocaj
そして対戦中に自分も百貫デブのゴム毬野郎に身体が換ってしまうと言う
235 :
名無し調教中。:2012/08/15(水) 08:11:13.58 ID:rAm9R/CY
まともに戦えるはずがねえ!と舐めてかかったらその体重で惨敗
→悔しいので自分も肥満化
ちなみに競技は何かしらん
236 :
名無し調教中。:2012/08/15(水) 08:13:36.21 ID:gSFZGgPY
そういえば何かのキャラで、スピードはあるけどパワーが足りない→じゃあ太ろう
で本当に太った奴がいたな
237 :
名無し調教中。:2012/08/15(水) 09:30:21.18 ID:CTMdm0wK
238 :
太鼓腹:2012/08/15(水) 12:42:32.78 ID:vHorzS9i
ゲ〜プ!...弁当を2人前たいらげ、膨れた腹をさすりながら、しみじみ山の
ように盛り上がった腹をみて太ったなと思う。
俺は38歳 トレーラー運転手 ラウンド髭 170cm140kg。
既に前方に大きく張り出した太鼓腹はハンドルにつかえてしまっている。
239 :
太鼓腹:2012/08/15(水) 13:12:31.97 ID:vHorzS9i
そもそも求人からして変だった。
年齢不問、職歴不問、体重100kg以上の男性の方
体重が100kgって?面接でその運送会社に入ると、確かに100kgを超える
デブばっかりだ!! よっぽど体力勝負の会社なのだろうか?
奥の社長室に通されると、俺は驚いた。今まででこんな太った人間に会った事はない。
肘つきのソファーに座ったでっぷりとしたガマガエルのような脂ぎった顔の親父
短く太い脚を広げた前にはど〜んとまん丸く膨れた太鼓腹が鎮座している。
おそらく身長は160cmだが体重は300kgを超えている。しかもその大部分は
巨腹の脂肪なんではないかと思わせる・・・・!!!
社長「君は体重は何キロかね?}
剛「はい ちょうど100kgっス」
社長「じゃあ 今月の給料は10万円だから」
240 :
太鼓腹:2012/08/15(水) 13:25:47.37 ID:vHorzS9i
剛「安?! こんな安い給料で私腹を肥やしてるからあんなデブってんだな!」
社長「月1回の体重測定で、昇給もあるから、まあ頑張ってくれや ガハハハ!」
とでっぷりとした太鼓腹を自慢げに叩きながら豪快に笑う。
剛「体重測定で昇給って?」意味も分からずぽかんとするしかなかった。
241 :
太鼓腹:2012/08/15(水) 13:39:21.85 ID:vHorzS9i
俺にとってこの会社でのトレーラーの運転手としての仕事は楽の一言だった。
なにせ港から届け先までコンテナを運んだら、荷卸しは現場の奴が全てやってくれる。
俺は飯を食って、寝てればいいだけ、体を動かす必要もない。しかも安いと思っていた会社の給料だが
飯代が一日1万円まで支給された。この飯代が曲者で領収書が必要でその日のうちに使わないと
次の日に繰り越せない仕組みだったので、何とかして1万円分、胃袋に入れなければならなかった。
そんなこんなで俺の食欲はみるみる増えていき、一食3000円前後、コンビニ弁当なら5つ程を腹に収めれるようになっていった。
242 :
名無し調教中。:2012/08/15(水) 13:41:22.60 ID:bnmLgf4x
期待
243 :
太鼓腹:2012/08/15(水) 13:53:45.64 ID:vHorzS9i
ブヒ ブリブリブリ〜!! おおぅ!今日も豪快な屁がでちまったぜ〜!
いつものように朝からコンビニ弁当6つ食って膨れた腹をポンポンを叩く。
この会社に入って一か月、少し太っちまったかな?改めて自分の腹を見下ろすと
まん丸い鏡餅が運転席を占領している。胸を触ってみればやわらかいパイ乙が腹に負けじと自己主張している。
乳首までたってやがる。
仕事を終え会社に戻ると社長が「剛!ちょっと来い」と呼ばれる。
社長室に入るや否や、「剛 そこの体重計に乗れ」といわれるままに乗る。
110kg・・・?僅か一か月で10kgも増えちまった!!
社長は嬉しそうに「よくやった 来月からお前の給料は11万円だ!!頑張って昇給しろよ!!!ガハハハハ」
また自慢の太鼓腹をポンポンたたきながら下品な笑い声をだした。
244 :
太鼓腹:2012/08/15(水) 14:03:11.25 ID:vHorzS9i
剛「社長!俺の給料ってのは体重に比例していくんすか?」
社長「おう!そうだ、おめえが太れば太るほど給料がどんどんあがってく仕組みになってんだ!
だから飯代もたんまりだしてんだ!!」
剛「うぐ!!金は欲しい、だがこのままぶくぶく太ったらいずれ目の前の社長のように
まるで布袋和尚の置物になっちまう。。。。」
そんな動揺を、ちっとも気にしない社長は「来月にはボーナスもあるからよ!しっかり仕事(肥満化)
しろよ!!」などど明るく太鼓腹を誇らしげに叩きながら言い放った。
245 :
太鼓腹:2012/08/15(水) 14:27:51.43 ID:vHorzS9i
改めて考えるとこの会社は社長と頂点にして役職順にでぶってやがる。
太れば太るほど給料が良くなる仕組みなら当然といえば当然だが、高くてうまいもん食ってやがるな。
あいつらのように脂肪デブになるのは嫌だが、うまいものは食いてえ。この一か月で食欲には勝てなくなって
しまってるのは間違いないのだった。高くてうまいもんが食いてえ!
抑えきれない食欲は毎日うなぎ上りに伸びていき、今日も荷卸し場に着くや否や近所の焼肉食い放題の
店に飛び込んだ。姉ちゃん「霜降り肉あるだけもってきてくれ」
席に着くや否やプレートごとの肉を焼く、食う 焼く 食う食う食う
次から次へ口から腹へ霜降り肉を平らげていく。そのでっぷりした太鼓腹が肉と油をたらふく吸収し
破裂寸前までもとの2倍かと思われる大きさまで膨れたころ、ようやく剛は箸をおいた。
げ〜ぷ 盛大なげっぷをし、ボフ!! 盛大に放屁を放ち両手で巨大に成長した腹をさする。
さ〜て そろそろ仕事「荷卸し」もおわったかのお?自分の仕事「肥満化」も終えた剛は
トレーラーに戻っていった。
妊婦のように出っ張った腹はキャビンに上るのも一苦労でなんとか上ったのはいいが今度はハンドルがつかえて運転できる
スペースもない。しばらく食休みしてからでないとどっちにしても動くことはできなかった。
246 :
太鼓腹:2012/08/15(水) 15:00:12.50 ID:vHorzS9i
ようやっと会社に戻ると社長が待ちかねてまっていた。社長「剛、わしの部屋へ来い」
ハイハイ 恒例の体重測定だろ!ピピピ130kg!! 1っか月で20kgさらに増えちまった。!
二重あごをさすりながら嬉しそうに社長が頷く。
やっぱり変だこの会社!というよりこの社長!
社長「剛お前よくがんばってるからボーナス多めにやるぞ!その椅子に座れ!」
言われるままに長椅子に座るといきなり両手首が手錠のようなもがでてきて固定される。
床から両足も足枷がつき俺は完全に動きが取れなくなる。「社長、ここれは・・・」
「剛 うちのボーナスは現物支給なんじゃ! これからお前の好きなだけラード油を飲ませてやるぞ!!」
「○×△???俺の頭は真っ白になった。ラードを現物??考える間もなく社長はチューブを無理やり口に入れコックをひねる・
ウィーンという耳障りな音とともにチューブからラード油が注入されてきた。ゴクゴクゴクゴク!!ぐ苦しい
助けを求めるが、社長は注入をやめない。ドクドクドク喉から胃へ容赦なく流れ込む。ラードは胃袋いっぱいになると庁の隅々まで注入し続けた。
は は 腹が〜 これ以上入れられたら破裂しちまう〜! 注入前と比べると縦横に3倍以上に膨れ広がった太鼓腹は
針でもさされば本当に破裂してしまうほどであった。かれこれ1hもつづいたであろうか?
ラード注入によっあれほど嫌がっていた脂肪のたっぷり蓄えた巨腹になった剛は拘束を解かれ床に仰向けに寝転がっていた。
あまりの注入量に山のように盛り上がった腹が重すぎて起きれずにいたのであった。
いやむしろ巨大な腹に手足がついているような状態であった。
247 :
太鼓腹:2012/08/15(水) 15:13:19.94 ID:vHorzS9i
ラード注入によりさらに太った剛だが2つの変化を感じていた。
一つ目はラード油という豚油により体が柔らかくなったことである。特に腹回りは柔軟性が出たせいかいままでなら
弁当6個で腹がパンパンになっていたのが、いくら食べても突っ張らず際限なく膨れるようになったのだ。
もう一つの変化はこれまで太ることに恥ずかしさや嫌悪感があったが、限界までラード注入により肥満化したおかげで
太る肥満化する喜び、腹を限界まで膨れさせる快感に目ざめたのである。
俺はもう
248 :
太鼓腹:2012/08/15(水) 15:22:57.40 ID:vHorzS9i
社長! 俺はもう食欲のままに食って食って太りつづける。社長のような立派な太鼓腹のデブになりてえ!!
社長! 限界まで俺の腹を太らせてくれ!どんな方法でも試してくれ!!
剛! ようし!わかったぞ!本当にわしのようになりたいんだな!?後悔するなよ!
249 :
名無し調教中。:2012/08/15(水) 21:19:57.55 ID:svFzC1ad
>>235 経絡秘孔的な何かで戦った相手を鏡餅体型にデブらせるゴム毬体型の武道家とか
250 :
名無し調教中。:2012/08/15(水) 23:26:44.95 ID:CTMdm0wK
文ちょっと荒くね
251 :
太鼓腹:2012/08/15(水) 23:43:08.71 ID:vHorzS9i
いつもの様にトレーラに乗り込むと尻の穴に違和感を感じた。
む?なんだ?なんだこのホースは?エンジンを掛けると急にホースから空気が入ってきた。
プワ〜 !!!尻の穴をとおり徐々に注入される空気により剛の腹はみるみる膨れていく。
ぬお〜 ぐ 苦しい! 腹がパンパンに!!締め付けられたベルトを何とか外すと解放された腹はますます勢いよく膨れつづけた。
風船のようにまん丸くキャビンをほぼ占領するまで腹が膨れると、
「エアバック準備完了しました!」と変な機械音がながれた。剛の会社で新しく採用された、人間エアバック装置である、これにより衝突時の怪我から自らの体を守る仕組みになっており
つまり運転中は己の腹を膨らませエアバックとして自分の身を守るのである。
毎日のことで慣れてくると返って風船のような腹が振動を吸収し、腰痛にもいいように思えた。
食欲も益々増加し、剛の体重は順調に増えていった。3か月で160kgにも達していたのだった。
252 :
名無し調教中。:2012/08/16(木) 00:26:26.49 ID:k+Uo+oVS
支援
253 :
名無し調教中。:2012/08/16(木) 07:45:21.11 ID:N5ixLkJ6
ss期待です
254 :
太鼓腹:2012/08/16(木) 16:31:40.86 ID:ouH6WnZi
ぷ〜わ〜!! エアバック準備完了しました! おぅ 今日もでかく膨れたな!!
バンバンバン すっかり鞠のように膨れた腹を両手で叩き、いつものようにトレーラーを出発させる。
最近では朝昼晩の食事だけでは、我慢できなくなった空腹を紛らわすため、栄養ドリンクを
常に飲むようになっていた。この栄養ドリンクは1リッターで10000カロリーにもなる高濃度飲料である。
これを飲むとそれまでグ〜と鳴いていた腹の虫は収まり、胃が熱くなるのだった。
そして一回り腹回りが大きくなったように感じた。
それにも拘わらず、現場へ到着すれば、荷卸の間は大飯を食らい、仮眠をむさぼり
怠惰な生活に明け暮れるのであった。つまり朝から晩まで仕事中は常に飲む食う寝るの
生活により常に腹が膨れた状態=栄養過多な生活を続けた結果、1ヶ月後の体重測定では
なんと200kgに達したのである。しかも己の腹を膨れさせるエアバックのお陰もあって
腹の膨張は異常をきたし、すでにベルトを巻くこともできなくなっていた。
255 :
太鼓腹:2012/08/16(木) 16:44:45.70 ID:ouH6WnZi
深夜 会社に戻れば、デブ社長が大量の食料を用意して待っていた。
例によっていすに座ると両手両足を拘束された俺はただひたすら強制飼育よろしく
用意された食事を限界まで食わされる事が毎日つづいた。
社長 もっと食え たんと食え わしのように太れ〜!
呪文のように毎晩毎晩聞かされる社長のがまがえるのような下品な声が腹に響くと
俺は もっとくれ たんとくれ 社長みたいに太りてえ〜!腹が破裂寸前まで食い続けるのだった。
256 :
太鼓腹:2012/08/16(木) 16:56:10.91 ID:ouH6WnZi
顔は二重あごを通り越し、肉袋のようにたれさがっている、腕は足の太さほどにまで太くなっていた。
わき腹には十二分の脂肪が付着し、常に汗がながれている。背中はひだの様に脂肪の波が広がっているのだった。
特筆すべきはその腹である。脂肪が折り重なった股間が短い足に押し広げられ・・・
257 :
名無し調教中。:2012/08/16(木) 17:02:32.92 ID:YSUCd2TG
258 :
太鼓腹:2012/08/16(木) 18:27:58.81 ID:TlumMNOk
重力に逆らえずに床にもうわずかでつく寸前まで大きく油袋のように垂れさがってしまっていた。
さらにもともと引っ込んでいたヘソまでもがあまりの脂肪摂取と運動不足により見事なでべそとなって
下腹から飛びだしていた。
259 :
太鼓腹:2012/08/16(木) 19:15:57.61 ID:TlumMNOk
拘束をとかれ仰向けになった俺は、げ〜ぷ! ぶびぶりぶりぶり〜盛大にゲップと屁をした。
これじゃあしばらくは動けねえな。。。目の前に山のように膨れた腹を見ながらボ〜としていると
社長が何やら注射器をもって近づいてきた。何するんスカ?
おう!最後の仕上げをしてやろうと思ってよ!! ブス!!? チュ〜!!?
いきなり俺のヘソに注射器を刺し変な液体を注入しやがった!!!?
あ 熱い 腹があつい!? グルグルグルルルルル 社長これは???
この注射を打たれた所の脂肪細胞を瞬時に倍にする効果がある。これによりお前の腹は一気に倍のでかさに膨れるのだ!!
がははははは!!
ぶ ぬ わ〜 は 腹が〜!! 俺の腹が〜!!!ぷ ぷわ〜!社長の脂ぎった声が終わるか終らないうちに
俺の腹が天井に向かってさらに膨れ上がっていった。
膨張はへそを中心にさらに縦横へまん丸く広がり、俺の望んでいた社長のような狸のような立派な太鼓腹へと成長していった。
膨れ上がった自分の腹を揉んでみると今まで感じたこともない快感におそわれた。
思い切ってポンポンと腹づつみを打ってみると、思わずドピュッ 先走りがでちまった!?
260 :
太鼓腹:2012/08/16(木) 19:35:16.29 ID:TlumMNOk
俺はあまりの気持ちよさに腹を狸のように叩き続けた。叩くたびに俺の巨腹は大きくゆれちんこからはそのたびにドクドクと白いものがでつづけた。
ポンポン ドピュドピュ ポン ドピュドピュ一度覚えた快感はさらなる刺激を求めるのは人間のサガというものだ、
剛はもっともっと己の腹を大きく太らさなければ快感を得れなくなっていくのだった、
ドスドスドス 社長の目の前の机に巨大に膨れ上がった腹をのっけて、俺は頼み込んだ!
社長! 俺にあの注射をまたしてくれ!! なんでもするから!たのむ!あの快感が忘れられねえ!!
剛!そうか お前もか!?だがなあ!あまりあれを打ちすぎるとなあ・・・・
261 :
太鼓腹:2012/08/16(木) 20:03:41.30 ID:TlumMNOk
しょうがねえ!ただし注射した後1hは何も口にしちゃならねえ!これだけはまもれるな?
おう!わかった約束する!1hだな?水ものまねえ!!
よし!じゃあまた明日、打ってやる!!
剛は喜んでトレーラに乗り込んだ! すでに400kgに増えた体では運転席に上るのもやっとだったが
いつものエアバックシステムでさらに腹が膨れるとほとんど身動きがとれない状態になった。
窓からは巨大な腹がはみだしており髭面のデブの運転するトレーラはやっとこ仕事場へ向かうのだった。
到着するといつものようにエアバックシステムを切り、腹にたまった空気を抜くために大量の屁をぶひぶひぶひと垂れ流すのであった。
ぶひ|〜!!やっと出終わったな!最後に特大の屁をしおわるとすかさず飯を食い始める。
そう 荷卸し時間は飯の時間だ。現場の人間に任せ弁当を10人前平らげた。
げ〜ぷ!! 膨れた腹を右手でさすりながら、満足げに俺もなかなか立派な太鼓腹になったなあ。
腹の大きさじゃあ社長に負けるが、体重じゃあもう俺のほうが上じゃねえか?
などと嬉しそうに膨れた腹を今度はポンポンとたたいてみる。ブリ!ほ!
また屁でちまった。
262 :
太鼓腹:2012/08/16(木) 20:42:35.88 ID:TlumMNOk
会社にもどると社長が待ちかねたように、追う!剛 また一段と太ったんじゃねえか?
などと軽口をたたいてくる。
さっそく椅子に座りいつもの強制飼育が始まる。ムシャムシャムシャ ゴクゴクゴク
げ〜ぷ! 限界まで食べ続けること1hパンパンに膨れた腹を揉みながら、社長は満足げだ。
だが今日の俺はもっと食いてえと申し出た。腹はパンパンだが社長のでっぷりした脂肪腹に少しでも追いつき追い越したいという
強烈に思ってしまっている。さらに1h食い続け、10つ子を妊娠したような膨れきった腹になっていた。
げ〜ぷ!!うっぷ もう食えねえ!!
剛!よくがんばった!褒美にまた注射してやるぞ!どこがいい?打った所を中心に脂肪が倍加するぞ!
社長!もちろんヘソに打ってくれ!俺も社長みたいに巨腹人間になりてえんだ!!
よし!わかった! ブス チュ〜! またしても変な白い液体が俺のへそに流れ込んでくる。
暫くするとヘソ回りを中心に俺の腹は全方向に膨れ始めた!社長なんか昨日より膨張が早くないッスか?
剛! そりゃそうだ昨日脂肪細胞が2倍に膨れたんだ、同じ腹に注射したら今度は4倍よう!
1hたっただろうか?膨れ続けた俺の腹は山のように盛り上がり、巨大な肉塊と化していた。
これだけ太っちまったらもうトレーラーには乗れねえな、社長はポツリとつぶやき苦笑いする、
まあいい!わしの秘書でもやれ!
俺はあ ありがとうございます! と膨れきった腹をポンと叩いて見せた。
いい音じゃねえか!わしも負けてられん!そういうと社長は上半身裸になりでっぷりとした脂肪腹を
さらけだした、自ら注射をへそに打つとあれよあれよと巨大な腹が2倍のでかさに膨れ始めた。
プワ〜 ポンポンポンどうだ わしの腹づつみは?まだまだお前にはまけんぞ?!
もともと腹まわりにほとんどの体重があったような社長がさらに脂肪2倍の注射をしたのだ。
あっという間に剛のパンパンに膨れた腹を追い抜いてしまったのだ、すでに600kgになったであろう社長は
でっぷり膨れた腹をさすりながらいつもの脂ぎった声でガハハハハと笑い飛ばすのであった。
263 :
名無し調教中。:2012/08/16(木) 20:45:11.40 ID:cp5UZgKh
支援
264 :
太鼓腹:2012/08/16(木) 21:28:19.16 ID:TlumMNOk
ぬう〜!大人気ねえ!この狸親父!俺にももう一本うってくれ!
だめだ だめだ 1日1本が限度だからな そういうと社長は金庫に注射器をしまいに行く。
剛は背後から社長に覆いかぶさり注射器を奪い取った、
な。。なにをする!!社長が振り返る間もなく、己のへそ目がけ注入した。
ブスニュルニュルニュル!! ブヒヒヒヒヒ これで俺の方が巨腹だあ〜!
しかし 剛の体は何にも変化をし始めない、オカシイなぜだ?なぜ太らない?
自分の腹を両手で揉んでもうんともすんともいわないのだった。ちくしょう!!
こうなったらやけ食いだ!! 社長室にあるかつてボーナスと称して飲まされたラード油のガロンタンクを飲み始めた。
や やめろ!剛! 1h以内の飲食は固く禁じられているんじゃ!!
265 :
太鼓腹:2012/08/16(木) 21:30:56.81 ID:TlumMNOk
社長が止めに入るが膨れきった腹が邪魔でソファーから立てずにいた。ただ両足を広げガマガエルのようにでかい腹を両手で支えるしかなかった。
ガロンタンクを飲みほし多少膨れた腹をみて少しは落ち着いた剛は社長と向かい合うソファーに座った。
すると急に腹がギュルギュルギュルとなったかと思うと今まで見たこともない勢いで腹が膨れ始めた。
あわてた剛は両手で腹を押さえ膨れないようにするも意味をなさない。
社長これは!! 剛!恐らくラードの油がお前の脂肪細胞となってさらに倍加しているんじゃ!
豚の油200リットルがお前の腹の脂肪となりさらに倍加するとなると・・・・
ぬわ〜これはやばい!俺の腹がどんどん膨れて張り裂けちまう!?ぐ 苦しい〜
た た 助けてくれ〜
だが気持ちええ こんな快感は初めてじゃあ〜!
膨れる腹を剛はポンポンポンを叩き もっと膨れろ 俺の腹よ もっと太れ〜
ポンポンポン ぷわ〜 ゲ〜プブヒブヒ 剛の腹はついに天井まで膨れ上がりまん丸くせりあがった。
わっははは!社長見てくれ!俺の太鼓腹を! まだまだでかく膨れるぜえ ぽんぽんぽん
しかし膨張しつづけた剛の腹は天井からぶら下がっているシャンデリアの鋭い飾りに近づいていることに気づいていなかった。
膨れ続ける巨大な腹がその先端部を剛の出べそに触れた瞬間 バン!! 巨大な爆発音とともに破裂してしまったのだ
油まみれになった社長はパンパンに膨れた腹をさすりながら、だから1h以内は何も食ってはいかんのじゃ!
ガハハハハと自慢の太鼓腹を叩いて剛の冥福を祈ったのだ。
終わり
266 :
名無し調教中。:2012/08/16(木) 22:55:30.55 ID:La3XZhVJ
は?何これ?
雑な上にオチも最低じゃん
267 :
名無し調教中。:2012/08/17(金) 00:43:33.86 ID:qsMIF6KB
>243から急に文章が荒くなって、作者が変わったのかと思ったけど
勢いに乗って一気に投下してくれて良かった。なにはともあれ乙でした。
こういうバッドエンド系は外国のSSだとわりとよく見かけるパターンではあるよな。
あと「そば清」や「蛇含草」みたいな落語も、大食い→破滅(破裂じゃないが)のバッドエンド展開があったりするから
こういうのもアリなんじゃないかと。
268 :
名無し調教中。:2012/08/17(金) 08:55:05.90 ID:YbR0Z9XF
流れが停滞してたんでSS投下してくれてありがたかったです。
最後は超展開だったけど・・・笑
269 :
名無し調教中。:2012/08/18(土) 14:41:27.30 ID:eM6Z3HHe
6月2日。夏休みまで約2か月
「はぁ…はぁ…」
暑い日差しの下、汗を流してトレーニングをしている高校生、諸岡がいた。
諸岡は高校2年生の陸上部で、一番頑張らなくてはならない時期だった。童顔で身長が161と、高校生にしては低めなので、よく中学生と間違われることがある。
特になにかかわった様子はなく、いつも通り走ったり筋トレなどの練習をしていた。
「諸岡ー、今日飯どーするー?」
諸岡と同じ陸上部の先輩である渡辺が今日の晩御飯どうするかをきいてきた。
「今日もパスします。最近お金なくって。」
とはいうものの、トレーニングをしていたためお腹はものすごく空いていた。
実は諸岡は最近になって、もっと筋肉をつけようと食事制限までしていた。
家が隣の渡辺といつも帰る道を、晩御飯を他の友達と食べにいった渡辺と別れて家に帰る途中(寄り道)に建設中の文字がみえた。そこは、豪邸といってもいいほどの広さの土地だった。
ビルひとつない田舎のこんな広い土地にいったいなにを建てるのか少し不思議だったが、まあなにかがたつんだろ、建ったら分かるさ、くらいの気持ちで終わっていた。
270 :
名無し調教中。:2012/08/18(土) 14:42:51.41 ID:eM6Z3HHe
それから数日がたち、夏休みに入る頃…
例の建設中だった建物ができたというので、渡辺と見に行くことにした。
「うわ、でっけー!諸岡の家なんて石ころじゃねーか!」
「ほ、ほんとだ…でかい…」
渡辺の例えがシャレにならないほどの大きさの家(?)ができていた。これを家と呼ぶのだろうかというほど。もはや「○○館」とつけても違和感のないほどだ。
「なあなあ諸岡…ピンポンダッシュしない?」
「はぁっ!?」
突然おかしなことを言い出した渡辺に驚いて目を丸くして渡辺をみる。殺されるぞ!?とでもいいたげな顔だった。
「はーっ。諸岡ほんとノリ悪いなー。最近飯も付き合い悪いしさ、もっとノらないと楽しくないぜー?」
「いや、でもこんなすごい家はさすがにやばいですよ…」
「だーいじょうぶだぁって!いざとなったら陸上で培った脚力で逃げりゃいいしさ!」
「そういう問題じゃあ…」
「あーもう!ノリわるいなあ!ここはドがつくくらいの田舎だぞ?」
「うぅん…」
いまだにもじもじしている諸岡を押すように渡辺は言う。
「あとでアイスおごってやるよ、だからさ、な?ぜってー楽しいからっ!」
「アイスッ!?…あっ…」
「よし決定だな!」
そう言い切ると渡辺は早速インターホンの前までいく。しかし押す直前になって
「諸岡…押したらアイスふたつに増やしてやろう。…やるか?」
どうやら直前になってビビッたらしいチキン渡辺。
「ふたつ!!!………あっ、えと…」
「それじゃあさっそく!」
そういうと渡辺は無理矢理諸岡をインターホンの前までつれていき、指をインターホンに近づける。
「ほら、いっちゃえよっ」
「は、はい…」
内心ワクワクしたいた。迷惑ということはわかってはいたが、こんななにもない田舎にこんな大きな豪邸をたてた人がどんな人なのかあってみたいという気持ちがあったからだ。
271 :
名無し調教中。:2012/08/18(土) 14:46:31.03 ID:eM6Z3HHe
「…ごくり。」
「GO!」
ぽちっ!…ピンポーン。
この時点で渡辺は既に遠く離れていた。…しかし、諸岡にはそんなこと、どうだってよくなるような状況だった。ここは田舎。田んぼが多く、見晴らしがよい。
つまり、隠れる場所が少なく、いくらはやくいこうとも、見つかってしまうのだ。渡辺はどうしたかというと、だいぶ使われていない公衆電話にはいり、電話をしているフリ。逃げられない。諸岡にはもう不安しかなかった。
ガチャッ
「…!」
「おや、こんにちは。」
「こ、ここここんにちは…」
出てきたのは、すごく優しそうな笑顔の男性だった。見た目は30は越えていそうな、髭をはやした近所のおじさんというイメージだ。
その男性は筋肉がしっかりとついていながらも、さらにその上に大量の脂肪が乗っている、柔道の選手のような体型の人だった。
お腹はパツパツで、いまにもはちきれそうなボタン。ズボンは太もも部分が密着していて、隙間はなく、ベルトは閉まらないのかとれている。腕もむちむちしており、動かす度に全身がぷるぷる揺れる皮下脂肪型の人だった。
「そんなに緊張しなくてもいいよ。何か用事があったのかい?」
「あ、えと、あの、その、それで、それが…」
「うん。一回落ち着いて。俺そんなに怖くないから(汗」
「あっ、はい。すみません!」
「それで、どうしたの?」
「えっと、こんなすごいお家建てるような方って、どんなかたなのかなって思いまして…すっ、すみませんでした!」
「なるほどねー。…んーとね。あそこにいる一人電話の子も一緒なのかな?」
「えっ!?あ、はい…(バレてる…)」
「じゃあ、あの子よんできて。君たちさえよければ家にいれてあげるよ」
「ほっ、ほんとですか!?」ニコッ
ダダダッ
「ありがとうございます!」
「えっ、いつのまに!?今さっきまで公衆電話で…き、きみ、行動がはやいね。」
「いえいえ、それほどでも。」
「誉めてないですよ先輩!」
「はははっ。君たち面白いね。余計気に入った!俺も暇だし、君たちならいつでも来ていいよ。」
「「(やったあ!)」」
「ただし、ピンポンダッシュしたら許さないからね?」ジーッ
「「は、はいっ!」」
272 :
名無し調教中。:2012/08/18(土) 14:47:24.21 ID:eM6Z3HHe
「そういえば自己紹介してなかったね。俺の名前は加藤。君たちは?」
「俺は現役○○高校3年生渡辺ですっ!!!」
「高校生か、いいねえ、若いって。俺も高校時代は…っと、違う違う。それで、そっちの中学生は?」
「(諸岡また中学生っていわれてる)」ププッ
「(また先輩に笑われた…)…えと、○○高校2年生諸岡です…」
童顔低身長の諸岡が高校生ということに驚いている加藤を不満いっぱいの顔で諸岡が見る。
「いや、いやいや、すまんすまん。てっきりそうだと思って…あっ、そうだ、お詫びにお菓子おごってあげるよ。ちょっとまっててね。」ガタッ
「よっしゃ!お菓子よっしゃ!」
「いや、きみにはあげないよ?」
「ガーン」ガックシ
「嘘嘘 、まっててね。」
「…」
「ん?諸岡君どうしたの?」
「ごめんなさい。今食事制限中で…」モジモジ
渡辺はしてたの!?というように驚いた様子だったが、加藤は少し考えると納得した様子で
「すっか、じゃあ低カロリーでお腹のふくれるものにしようかっ」ニコッ
「おねがいしますっ」
「うんうん。遠慮はしちゃだめだよ」ガサゴソ
「こんな家に住んでる異常、極上なんだろーなあー」ワクワク
「…」ゴクリ
「おまたせ。はい、どーぞ。」ガタンッガタンッ
二人の目の前には、お菓子、お菓子、お菓子!半端でない量のお菓子!畳一畳分はある数の皿に山盛りに盛られたお菓子。2リットルペットボトルにはいったりんごジュースが3本。
「うおっ!うまそ!」
「り、りんごジュース…」ジーッ
「食べてもいいよ。もちらん飲んでもいいし(笑)
それに、カロリー低いからいくらでも食べていいよ」
「いっただっきまーす!」ガツガツ
「い、いただきます!」モグモグ
「いい食べっぷりだねー」
273 :
名無し調教中。:2012/08/18(土) 14:49:06.07 ID:eM6Z3HHe
食べはじめてから一時間ほどで二人ともがお腹いっぱいになっていた。
渡辺は元々胃が小さいらしく、食べはじめてから10分あたりで休憩していたが、どうやら消化が早いようで5分後にはまた食べ始めていた。お腹はすこしプヨプヨになっていて、詰め込んだ風ではなく、馴染むようにお腹に入っているような柔らかさで、ぽよんっとしていた。
諸岡は渡辺と正反対で、胃が大きく消化がゆっくりなようで、40分ほど食べてやっと「ふぅ、ふぅ、」というくらいになってきた。渡辺と比べるとパンパンに張ったようなお腹で、触ると跳ね返ってきそうな具合に膨らんでいた。
「「ふぅっ、ふうっ、」」
「お腹いっぱいになった?」
「「はい!」」
そりゃよかった。と落ち着いた雰囲気でいうものの、加藤は内心ワクワクがとまらなかった。この加藤という男、太らせることに快感を覚える変態なのである。
誰かを太らせたいと思っていたが、もちろんそんな人はなかなかおらず、あげくのはてに自分で自分を太らせることにしたのだ。
もともと親がお金持ちでお坊っちゃまなので子供の頃は甘やかされて、顔はパンパン、腕はむっちりと、お腹は出すぎているものの、子供の肌のおかげか張りのある気持ちのよさげな山、特にふとももは、片足だけで同年代の子供の胴を軽く越えていて太っていた。
274 :
名無し調教中。:2012/08/18(土) 17:54:48.98 ID:d7DzPIXJ
しかし親がこれはいけないと思ったのか、5年の間にお金を使い並の体型になったのだ。
大人になり両親が事故によりなくなってしまい、親思いだった加藤はやけ食いを始め、昔の体型を取り戻していった。
そのうちに、昔の太っていたときの快感がフワッとよみがえり、さらに太ることになったのだ。
さて、このお菓子は加藤が食べているものなのだが、太ることが快感な加藤。
そりゃもちろんただの低カロリーなお菓子なんかではない。
その薬のカロリー、なんとひとつ500!お金をかけて特別に作ったお菓子で、ひとつ=ポテチ一袋分以上の効果をもっているのだ。
さらにりんごジュースには太りやすくさせるための薬が少しだけ入っており、これを「喉乾いたな」と飲むことによって、吸収力が異常になり太りやすくなるのだ。
ちなみにこのりんごジュースに入っている薬、副作用があるのだが…。
275 :
名無し調教中。:2012/08/18(土) 17:57:05.93 ID:d7DzPIXJ
>>269です
id変わってたみたいです
はじめてなので文章おかしいかもしれません
気軽に読んでもらえると嬉しいです
276 :
名無し調教中。:2012/08/19(日) 19:48:30.44 ID:0txjUMGv
続きが楽しみです!
277 :
名無し調教中。:2012/08/21(火) 17:31:51.88 ID:sNKPSPYw
彦摩呂また太ってたな
278 :
名無し調教中。:2012/08/21(火) 23:45:13.69 ID:E0sHwF2U
毎日体重量ってると太るのがいかに大変かがわかる
体重計に乗ると太るとかないかなっと妄想してみたり
279 :
名無し調教中。:2012/08/21(火) 23:48:02.06 ID:sNKPSPYw
体重計の数値がぐんぐん上昇していくとか萌える
280 :
名無し調教中。:2012/08/22(水) 00:19:42.15 ID:z+TIdQ1r
ついでにウエストも
110にならない…
唸るようなセミの鳴き声が否応なしに僕の耳に届いてくる。
8月、夏休みです。
ちなみに実家です。
極端に田舎というほどではないのだが、下宿先と比べてしまうとやはりお店の数も住民の数も大分違う為、都会帰りの僕から言わせてもらえば十二分に田舎。
「ちょっと、亮太!いつまで寝てんのよ!」
昼御飯を食べ終わってまったり日陰で昼寝をしていたところを母さんに足蹴りされて起こされてしまいました。
「いくらなんでも足蹴りはない・・・」
「うるさい!さっさと起きなさい!そんな自堕落な生活送っているから太ったんでしょ!」
「それは違うぞ!僕は比較的規則正しい生活を送っている!学校も休まず行っているし、バイトにも勤しんでいる!決して、自堕落な生活を送ってなんて―――」
「へぇ。じゃあこれ何?」
服越しに母さんが僕のお腹を掴んできた。
正確には僕のお腹に纏わりついて離れない贅肉を。
「い、いや・・・。これは・・・、自堕落の証ではなくて・・・。ただの・・・食べ過ぎ?」
「太っているってことは性格管理能力が欠けているって判断されても仕方ないんだから。自堕落な生活を送っていないなんていくら言っても、その結果が体には顕著に表れてしまっているんだから社会に出たらそんな理由通用しないわよ!?」
「わ、わかってるよ・・・」
母さんの指摘通り太りました。はい。
昨日実家に帰って久しぶりに体重計に乗ったところ針は前測った時よりも10kgも多い目盛を指してしまっていた。
実際の数字で表せば77kgと、まぁ結構ヤバいような数値。
ここまで来ると割かし体にも変化が見えてくる。
お腹には前以上に脂肪が纏わりついてしまい、中腰とか椅子に座る体制をとるとポッコリと前に出てしまう。
まだそこまで酷くないとはいえここまで太ってしまったら僕の規則正しい一人暮らしの証明もまた難しい。
「そんなあんたにお使い!悪いんだけどコレ、寛太君の家に届けてくれない?」
ッチ。僕が太ったことを口実にお使いを命令するとは・・・。
「えぇ、ヤダよ。この炎天下の中歩くなんて・・・」
・・・。自分で言っといてアレなんだけどデブ思考になってきている気がする・・・。
少しばかり危機感を感じ始めてきた。
「外歩けば否応なしに汗掻くでしょ!?ダイエットのつもりで行ってきなさい!」
「わかったよ・・・」
渋々お使いに行くことになった僕だが結局ものの10分と言わない間に文句を垂れ始めた。
「あっつ・・・。無理・・・。何で今年の夏はこう暑いのかね!?」
炎天下を歩くというのがこれほどのまでの苦行だと今日初めて知ったよ。
寛太というのは僕の幼馴染で、小学校から高校までいつも同じクラスで簡単に言ってしまえば腐れ縁のようなものだ。
今はお互いに違う大学に通っている、といっても下宿先でもそんな距離が離れたところに住んでいるわけではないため会おうと思えば直ぐにでも会えるのだが、大学進学からはバイトやら何やらで忙しかった僕には会いに行く余裕すらなかった。
僕の実家から寛太の家までは歩いて大体20分ぐらいなのでもう半分は歩いたのだがそれでもまだ半分。
やる気のない体を引っ張りながら歩いていると視界に僕がこの街で見たことのない店が新しく建っていた。
僕が働いているのと同じコンビニがあったのだ。
(そういえば母さんが言っていたな・・・、新しくコンビニできたって。ここのことか・・・)
僕は休憩がてら店内に入ると涼しげなクーラーの風が僕を迎い入れてくれた。
(あ〜、気持ちいい・・・)
店内には子供から大人まで結構な数の人々が各々の買い物をしていた。
折角寛太の家に行くんだ僕も何か自分のためにお菓子でも買っていくことにした。
店内を見回していると同じ店なのに僕のバイト先とは違う商品が多々存在していた。
コンビニという店の中身は同じだと思い込んでいた僕にはこれはこれで新鮮だ。
バイト先にないお菓子などを目につく範囲で籠に放り込んでいく。
お弁当コーナーにもうちでは注文していないものが一つだけ置いてあったので購入。
歩いてきて小腹も空いていたから丁度いい。
結局スナック菓子が数点と飲み物、後お弁当に見たことのないホットスナックの商品を二つ、大体1300円の買い物をしてしまった。
すると店員さんがクジを2枚引けることを教えてくれた。
これはこのコンビニならやっているキャンペーンで600円以上買うと一枚クジを引けるというものだ。
もちろん僕のところでもやっている。
2枚引くとプリンと人気のスナック菓子を見事に当ててしまった。
なんとも運がいい。
寛太の家に無事到着し、だいぶ古くなってきた家のチャイムを鳴らすとドタドタと音を立てながら誰かがドアに近づいてきた。
「はーい、どちら・・・なんだよ、亮太か」
「なんだとは何だ!お菓子やらねぇぞ!」
「すんませんでした!」
やはり食い物には目がないか、すぐに謝ると思ったよ。さすがはデブ・・・。
「ていうか、お前また太ったんじゃないのか!?」
寛太の姿は僕が最後に見た頃よりも明らかにデカイ。
「あ、うん。そうです。って!お前だってデブってんじゃねぇかよ!人の事言えねぇ―――あ、そこはイタイ!」
「確かに僕も太ったけどさぁ・・・。ここまで腹の肉が摘まめるほどデブじゃないよ!」
寛太の腹の肉を摘まめる限り摘まんでやるとすぐにギブアップ。デブにデブった、と言われることほどムカツクことなどない!
大体寛太は高校の終わりには確か120kg近くの体重を有していた筈!
「お前、今何キロだよ?」
「測ってない!見たくない!現実逃避はデブの十八番だろ!」
「堂々と言うなよ・・・」
まぁ、少し分かる気もする。
太ったってわかってはいるんだけど体重をいざ測るとなると多少なり抵抗がある。
「てか、こんなところにいるより早く中入れよ」
「そうだな」
寛太に通されたアイツの部屋は冷房がギンギンに効いており、この炎天下を歩いてきた僕にはまさに天国!
「何か飲むか?」
「あ、ジュース買ってきたから氷入れたグラスだけ持ってきて」
「あいよ〜」
寛太の部屋はもうアイツが使ってもいないのに最後に見たときのままだった。
あの両親なら確かにそうかもしれないな・・・。
なにせ寛太を溺愛とまではいかないが可愛がっているのだから。
一人っ子だし、甘やかすなと言う方が無理なのかもしれない。
「おまた〜。菓子とかはあるんだろ?」
「あぁ、さっきそこにできたコンビニで買ってきた」
「あぁ〜あれね。いやー俺も帰って来たときはビビったよ!いつの間にこんなものが!ってレベルだったからさ!」
まぁ、わからなくもない。自分が今まで暮らしていた街だからこそ自分の居ない間に起きた変化には驚いてしまう。
「まぁ、便利なんだから良いだろう?」
「まぁな」
「あ、そうだ!これ小母さんに渡しといて。なんかよくわからないけど」
母さんが渡して来いと頼まれた中身不明の紙袋を寛太に渡し今回の任務は無事終了。
「あいよ!ところでさ、お前大学どうなの?」
「うーん。普通?楽しくやってるよ、バイトもあるし・・・」
実際この大学入ってから前期が終わるまでの間は非常に充実していた。
何と言っても自分でお金を稼ぐ喜びを知れたのと多忙な毎日を送ることができたというのが一番でかい。
「ほー、バイトってコンビニだっけ?」
「そ!丁度さっき言ったコンビニと同じ店だよ」
「同じ店の菓子買ってきたのよ!飽きないか?」
「バカだな!同じ店でも品ぞろえは違うだろう!うちに扱っていない菓子類を買って来たに決まってんだろう!」
「あぁ〜、なる」
「そういうお前はバイトしてないのかよ?」
「してない!親の仕送りで何とかなってる!」
うわ、駄目人間の典型的な例!
「そんなんだと、今後苦労するぞ!どうせ自堕落な生活をしてこうなったんだろう?」
座った状態で余計に体積を広げている腹を掴んで軽く揺らすとタプン、タプンを思いっきり揺れた。
「良いんだよ!別に健康に問題ないんだからさ!かくいうお前は何でそんな生活して太ったんだよ?」
「こ、これは・・・、その規則正しい生活の代償というか・・・。忙しくてお腹が空いちゃって多めに食べ過ぎたっていうか・・・」
「あ〜でもそういう奴俺の友達にもいるぜ?何か、バイトして忙しくなってくると腹の減る頻度が増えるんだと。で、それに任せて食ってたら太ったって奴」
ふ〜ん、そうなのか・・・。
「そもそも、大学生になったら今までみたいに強制的に運動することなんてないんだから多少はデブるだろ?」
「た、確かに・・・」
言われてみればそうだな!
つまりは今回太ってしまったのはあくまで高校からの反動!
なんだ、別に問題ないじゃないか!
あ〜、なんか安心してきたらお腹が一段と空いたな。
そう思った僕はコンビニで温めてもらったお弁当を袋から取り出した。
「あ〜なんだよそれ!うまそうだな!」
食い物と分かると寛太が喰い付いてきた。
「うちでは見たことない弁当だからさ。味見だよ!」
「俺にもくれ!」
「却下!」
久々投稿!
遅れてすいません。
大学生ってやっぱり太る人は太りますよね〜。
見ているこっとは眼福なんですけどね・・・w
286 :
名無し調教中。:2012/08/22(水) 19:13:38.19 ID:0HgGQYYQ
SSおつかれさまです!
287 :
名無し調教中。:2012/08/22(水) 20:40:05.73 ID:z+TIdQ1r
俺も大学に入ってから太ったけど
最近の大学生って結構丸い人が多い気がする
288 :
名無し調教中。:2012/08/22(水) 22:00:45.39 ID:hA2O03xV
TVで裸餅祭りと言うのをみて、相手を餅のようにデブらせる神通力の篭った杖で御互いを突付き合うお祭りと言うのを妄想した。
289 :
名無し調教中。:2012/08/22(水) 23:28:59.40 ID:z+TIdQ1r
いいねぇ
わき腹にたっぷりとお肉がつくのはうらやましい
そして餅型に
つかめることはつかめるがボリュームがどんどん増すのは憧れるよな
290 :
名無し調教中。:2012/08/23(木) 22:56:48.19 ID:V8wEf+oJ
なんか歳とったせいか食欲が落ちてきた…?
高校時代がピークだった気がするが
その時の食欲を維持できない
291 :
名無し調教中。:2012/08/25(土) 16:20:01.23 ID:/U8ldCN3
あつくてアイスは食べたくなるが
丼ものとかなかなか箸がすすまないね
食欲を上げる・保つにはどうしたものか
ある日、俺はとある場所に行くように部活のコーチから言われた。
その場所はホテルのような場所だった。
受付でスタッフらしき人に事情を話すと、地下に案内された。
地下と言っても、太陽の光はしっかり入ってくるので明るいし、開放的な雰囲気なのだが。
そこには俺と同じような体育会系の学生たちが集められていた。
どうやら、様々なジャンルのスポーツから選ばれているようだが、
服の上からでも筋肉質な肉体が見て取れるような男ばかりだった。
その学生に混じって20代後半ぐらいの男がいた。
柔道か何かをやっていたのだろうか、プロレスラーのような、かなり良い体格をしている。
その男は俺の方を見るや否や、俺に話しかけてきた。
「お前が最後の一人だな。W大学空手部の尾中琢磨だよな?」
「あ、はい。」
突然話しかけられたので、俺は面食らって中途半端な返事しかできなかった。
「俺は文部科学省の熊田太だ。よろしくな。」
なんでこんなところに文部科学省の国家公務員がいるのか疑問だった。
「ところで、詳しい説明は聞いてきたか?」
「いや、得には・・・。とにかくこの場所に行けと言われただけです。」
「そうか。じゃあ説明しよう。」
どうやら、俺たち20人は、とある国家プロジェクトのために集められたらしい。
どんな国家プロジェクトかは熊田も詳しくは聞かされていないが、
拘束期間は1年間で、最後までプロジェクトに参加した者には通っている各大学の卒業単位が認定されるらしい。
しかも、希望者は就職まで面倒を見てもらえるとのこと。
秘密厳守のため、1年間外に出ることはできないが、飯は食い放題だし、筋トレに必要な設備も整っているそうだ。
外に出られない分、必要なものは頼めば何でも揃えてくれるらしい。
俺たちは部屋に案内された。
一人一部屋ずつ割り当てられ、広さは2LDKほどで、一部屋が広く、一人で使うには広すぎる広さだった。
生活に必要なものは一通りなんでも揃っているようだ。
中でも特に目を引いたのがキッチンで、
馬鹿デカい冷蔵庫もあり、コーラやデザートや食材、それに大量のマヨネーズがびっしり並べられている。
棚はポテチやカップ麺、パンなどすぐに食べられるようなもので埋め尽くされていた。
ベットに至ってはキングサイズのウォーターベットだ。
しかし、これだけ広いのに、風呂だけは共同らしい。
ふと、時計に目をやると昼の12時を回っていた。
「そういえば・・・腹減ったな・・・」
そう思っていると、館内放送で、熊田の野太い声が響いた。
「みんな、食事の時間だ。食堂に集まってくれ。」
食堂につくと、俺はその光景に唖然とした。
バイキング形式なのはよいのだが、しかし、それぞれの器に盛られている量がハンパない。
唐揚げ、トンカツ、焼きそば、パスタ、ピザ、カレー、おにぎり、
ポテトサラダ、マカロニサラダ、シーザーサラダ・・・などなど。
どれもこれも山盛り・・・いや、メガ盛りに盛られている。
いくら食欲旺盛な体育会系男子20人分の食事だといっても、多すぎる。
それぞれ席に着くと、熊田がコックらしき一人の男性を紹介した。
「専属シェフの江原大河さんだ。」
年は30少し前だろうか?丹精な顔立ちで、男臭い俺たちとは違う雰囲気を醸し出している。
「体育会系のみなさんの食事を作るのは初めてなので、不慣れな部分もあるかもしれませんが、
味の注文などは受け付けますので、遠慮なく言ってくださいね。」
江原の挨拶が終わり、俺たちは思い思いの食事を皿にのせ、席につく。
そして、食事スタート。
「・・・う、う、うんめぇ!!!!!」
俺はあまりの旨さに、思わず叫んでしまった。
よくわからないが、とにかくめちゃめちゃ旨いのだ。
あまりの旨さに食事が進む進む・・・
気がつけば、あっという間に皿の上はきれいになっていた。
いつも食っているぐらいの量を皿に盛ったはずなのだが・・・。
食べたらず、俺だけでなく、皆、競っておかわりを貰いに行く。
「す・・・すごいですね・・・100人分は作ったつもりだったのですが・・・」
あれだけ盛られていた食事はあっという間になくなった。
「ふぅ・・・さすがにちょっと食い過ぎかな・・・」
自分の下腹部が丸く膨れ上がっているのが、服の上からでもはっきりわかった。
「げっぷ・・・腹が重くて・・・動けねぇ・・・」
となりの席に座っていた男がそう漏らした。実は俺もそうだった。
一体、どれだけの量を胃袋に詰め込んだんだろう?と一瞬思ったが、
食事の旨さと、胃が満たされた満足感によってすぐにかき消された。
「お前、どっからきたの?・・・おえっぷ・・・」
俺はその男に声をかけた。
「KO大学だ。俺は稲垣孝宏。水泳部だ。よろしく。・・・ゲップ。」
稲垣は偶然にも同郷の出身で、地元ネタですっかり盛り上がって意気投合してしまった。
そんな生活が1ヶ月続いた。
ここは天国だと思っていた。
飯は腹いっぱい食える。筋トレも好きなだけできる。
それになんと言っても講義にでなくても、ここで生活するだけで卒業できるのだ。
体型もだいぶ変わっていたが、ボディビルダーだって、オフには脂肪を蓄えて、コンテストの前に一気に絞るらしいし、
体育会系の俺らにとっては、痩せることなんて造作もないと誰もが思っていた。
295 :
名無し調教中。:2012/08/27(月) 12:46:04.68 ID:MG7BoGgw
SS乙です
筋骨隆々としたスポーツマンたちがこの中でどうなってしまうのか・・・今から楽しみですね!
296 :
名無し調教中。:2012/08/29(水) 18:14:03.54 ID:5MzJLG+6
SS乙です!
堕ちていくアスリートに期待大!
297 :
名無し調教中。:2012/08/31(金) 20:20:40.02 ID:hLtXxCYb
最近練乳アイスにはまってるんだが、
調べてると練乳って結構カロリー高いんだね
これを参考に太りやすくて作りやすいドリンクとか作れないだろうか
とか考えてるんだがなかなか
298 :
名無し調教中。:2012/08/31(金) 22:31:20.94 ID:efkMBffx
練乳おいしいんだけど、値段けっこうするんだよな
299 :
名無し調教中。:2012/08/31(金) 23:39:31.38 ID:hLtXxCYb
揚げ物とかカレーとか
特にカレーは結構カロリーあるよね
しかし高校時代はカレー大盛り6杯くらいは普通に食えたが今では半減…
この食欲を取り戻したい><
300 :
名無し調教中。:2012/09/01(土) 00:45:53.13 ID:qtdci6s4
301 :
名無し調教中。:2012/09/01(土) 17:42:24.69 ID:pzefQFzE
アメリカン産シェイクまじやばいカロリー
て話はよく聞くけど実際どれくらいの被害()とかは話題にならない不思議
302 :
名無し調教中。:2012/09/03(月) 23:56:11.98 ID:zHT57ajS
>>300 まぁ学生時代の話ですが…
体重を維持するのがやっとって感じで、なかなか増加する気配がない
肥満化過程を記録できるほどの変化が出れば面白いのですが
303 :
名無し調教中。:2012/09/04(火) 20:23:51.10 ID:vrOxL1Tv
やせようと思うだけで、確実に太ってきている。
太くなる腹回りもなじんできているように思えてきた。
そういうもんなのかな?
304 :
名無し調教中。:2012/09/04(火) 22:27:45.22 ID:z9HK5ucd
逆に意図的に太ろうとするとなかなか増えない…
不思議ですね
一方、とある会議室。
「・・・以上が、プロジェクトの第一次中間報告となります。」
メンバーの中では一番若いと思われる男が何かの報告をしたようだ。
「ご苦労・・・どう思うかね?」
議長らしき年配の人物が参加者全員に問いかける。
「思った以上に成果が上がっていませんね。被験者20名の体重増加が平均3kgですから・・・」
「もともと筋肉量が多く、基礎代謝が高いですから、過剰カロリーもすぐ消化してしまうのではないかと・・・」
「あんなに食事をしてもかね?」
「ええ。筋トレ好きの筋肉バカ・・・失礼、アスリートたちの集まりですから、食べた分動くんでしょうね。」
「議長、例の薬を使用してみてはいかがでしょう?」
「あれか?確かに家畜の実験では安全性は保証されているが、少々リスクが大きいのではないか?」
「被験者を絞ってはどうでしょう?」
「う〜ん・・・」
しばらく沈黙が続く。するとその沈黙を破り、一人の男が・・・
「熊田に投与してみてはどうでしょう?」
すると議長は失笑しながら言った。
「ふっ・・・、確かに図体だけデカくてなんの役にも立たなかったからな。あいつは。」
「ええ。口答えはするは、声はデカイは、あの図体じゃこっちも怖くてうかつに注意できませんでしたし・・・」
「厄介払い・・・ってことかね?」
「はっはっは・・・人聞きの悪い。国家公務員としての『責務』を果たしてもらうんですよ。1回ぐらいは・・・」
2ヶ月が過ぎたある日の食堂。
今日も熊田の野太い声が響く。
「江原さん!おかわり!!」
「はっはっは!今日もいい食いっぷりだね。熊田さん。」
ここ1ヶ月間の熊田の食欲は異常だった。
食事の時間になると、一番最初に食堂に陣取って、かならず一番最後まで何か食べている。
部屋でもひっきりなしに何かを口にしているという噂だ。
自分たちも2ヶ月で5〜6kgぐらいは太っていたから、あまり人のことをとやかく言う奴はいなかったが、
「熊田くん、最近、お腹出てきたよね!」
と、アスリートではない江原さんは容赦ない。(でも、なぜか言っている姿が少し嬉しそうに見えるのは何故だろう?)
「ぎくっ・・・そ、そんなことないっすよ・・・江原さんってば・・・や、やだなぁ・・・。・・・ご、ごちそうさま・・・。」
図星を突かれ、うろたえながら食堂を後にする熊田。
ダボダボのジャージでごまかしてはいるが、確かに最初に出会った頃のプロレスラー体型ではなくなっていた。
明らかに分厚い胸板よりも、腹のほうが自己主張をしている。
胸の筋肉が落ちたワケではないが、それ以上に腹のほうがでっかく成長してしまったということだろう。
歩き方も以前に比べると軽快さがなくなり、まるでゾウがのっしのっしと歩いているような感じになっていた。
歩くリズムに合わせて、デカイ腹だけでなく、腹とともに成長したデカイ尻の肉が揺れているのが
ダボダボのジャージの上からでも容易に確認できた。
部屋に戻った熊田は、部屋の隅に置いてある、ホコリをかぶった体重計を取り出した。
自分でもわかっていたのだろう。だが、それを目の当たりにするのが怖かったのかも知れない。
「はぁ・・・はぁ・・・えっと、2ヶ月前は、体重90kgで体脂肪率10%だったな・・・。はぁ・・・はぁ・・・」
ぶつぶつと独り言を言いながら、恐る恐る体重計に乗る。
勢いよく上がっていくデジタルのメモリに、熊田は言葉を失った・・・。
「・・・え?ひゃ・・・ひゃく・・・129kg?う、嘘だろ?」
何度も何度も測りなおすが、何回やっても129kgまでデジタルのメモリは止まることなく上がっていく。
「はぁ・・・はぁ・・・た・・・体重計が壊れてるんじゃねぇの?」
すると、熊田の部屋の電話が鳴った。プロジェクト本部との直通電話だ。
「はぁ・・・はぁ・・・も・・・もしもし・・・。あ、加藤先輩・・・どうも・・・。」
「ん?熊田?どうした?元気ないじゃないか?(息も切れてるし)」
「はぁ・・・はぁ・・・い・・・いや!な・・・なんでもねぇっすよ!・・・なんでも!・・・はぁ・・・はぁ・・・」
「それならいいけど、そっち結構いい食事が出てるって聞いたぜ。
お前ももう学生じゃなくて、代謝もだいぶ落ちてると思うから、
学生と一緒に調子に乗って食ったら、デブになっちまうぞ!気をつけろよ。」
「・・・はい。」
風船のようにデカく膨らんでしまった自分の腹を眺めながら、熊田は力なく答えた。
ブヨブヨではなく、パンパンで適度な弾力がある。本当に風船のような腹だ。
「・・・喉渇いたな・・・コーラでも飲むか・・・」
そう言いながら、熊田は冷蔵庫にあった2L入りのコーラを一気に飲み干した。
再び会議室・・・
「議長、熊田のデータ、届きました。」
どうやら、あの体重計は会議室のシステムと連動しているらしい。
計測データが即時に送られてくるようだ。
「どれどれ・・・おお!すごい効果だ!」
「はい。129kgで体脂肪率36%です。つまり、増加した39kgはほぼすべて脂肪という計算になります。」
「ほぉ!筋肉は落ちていない・・・ということだな?」
「ええ。我々の望んでいる理想的な結果です。」
「しかし、急激な体重増加で心肺機能にやや負担がかかっているのも事実です。運動時の呼吸数がかなり増加しています。」
「そうか・・・では、分量を加減して、全員に投与してくれ。くれぐれもバレないようにな・・・。」
308 :
名無し調教中。:2012/09/05(水) 17:30:55.43 ID:vpmwopes
わくわく展開になってきましたね!楽しみです!
309 :
名無し調教中。:2012/09/06(木) 09:58:27.39 ID:sy5sMPsB
どんどん太ってしまえ!最終的にどこまで太るのかたのしみっすな!
310 :
名無し調教中。:2012/09/06(木) 22:55:54.79 ID:4D23uUx7
百貫とかになるといいね
筋肉があるとバランスよく太くなりそう
311 :
名無し調教中。:2012/09/06(木) 23:59:39.33 ID:vxyySuRm
牛丼屋の店員てやはり太りやすいのかな
よく見る店員がいつのまにかむにむに腹がわかるぐらいになっていた
312 :
名無し調教中。:2012/09/07(金) 01:13:45.34 ID:0usEjbIU
牛丼ってごはん+お肉だから太りやすそうだけどね
夜食にいかがですかw
313 :
名無し調教中。:2012/09/07(金) 16:00:18.51 ID:gCyDPtVm
版権キャラの肥満化ネタ増えてほしいなぁ…
314 :
名無し調教中。:2012/09/07(金) 17:20:22.88 ID:orVziLMN
極楽太郎の肥満化は好きだったなァ
個人的にはザンギエフとかE・本田とかも太らせたい
315 :
名無し調教中。:2012/09/07(金) 21:41:13.08 ID:Ko+DHkrB
・ジャンプできない ・動きもすさまじく遅い
・少し動いただけでフーフー言い出して動けなくなる
・丸いのでリーチが短く、攻撃が相手に届かない
・腹がつっかえて投げ技も使えない。
勝負が永遠につきそうもない・・・
316 :
名無し調教中。:2012/09/07(金) 23:35:35.96 ID:0usEjbIU
罠にはめられて肥満化するって漫画なら
ずいぶん前に読んだ記憶があるがよく覚えてないorz
317 :
名無し調教中。:2012/09/07(金) 23:38:25.14 ID:UgzrLqIC
とにかくコロリンが見てみたい
318 :
名無し調教中。:2012/09/08(土) 02:50:16.42 ID:XJVOlVlE
太りすぎるとどのくらいで股間に手が届かなくなるんだろう
319 :
名無し調教中。:2012/09/10(月) 21:52:00.08 ID:kykcTCJK
版権キャラなら、ネギ(ネギま)とかのショタ系肥やしたくなるな……
周囲に餌くれる子いるし、1日1日で太っていく展開とか
320 :
名無し調教中。:2012/09/10(月) 22:57:34.59 ID:3VHvI4gR
版権で肥満化に繋げそうなネタがあるキャラか・・・
結構少ないというか想像しにくいのが多い
321 :
名無し調教中。:2012/09/11(火) 03:07:27.70 ID:b/GH2vYb
版権は逆に想像しづらいかなー
シチュ妄想はでるっちゃでるが
322 :
名無し調教中。:2012/09/11(火) 03:18:53.27 ID:NKU123rL
デブキャラとかゴツいキャラならある程度いける
けど痩せてたり普通体型だったりの場合は元のイメージが肥満と程遠かったりで難しいな
未成年の漫画の主人公とかは全く無理だ
323 :
名無し調教中。:2012/09/11(火) 09:13:02.32 ID:g9vMHuXo
ショタが2,300キロまで太って、ふうふう、ひいひい、いいながら服きて、オネショタな展開でなじったりいじったり
それからというもの僕は自分が太ったということに対して気にすることが無くなっていた。
高校生の時と比べたら運動していないのは当然。
だったら体重も多少は増えるもんだという考えが常に頭の中にあった。
考えの変化というのも気にしなくなった一つの要因ではあるが服に対してもそういった考えが消えたのは大きい。
夏休みに実家から帰ってくる時に寛太から痩せていた、と言っても今よりもまだ少しばかり細くて着れていた洋服を大量に頂いてきたのだ。
120kg以上のアイツが着れなくなったという洋服も僕には当然ダボダボ。
さすがにダボダボな服で外を出歩くわけにはいかないがそれでも室内で着れる服を入手できたのは助かる。
もちろん極端にデカい服ばかり貰ってきたわけでもないので多少今の自分よりもデカイ程度の服も頂いてきている。
これで洋服をわざわざ新しいサイズを買う必要もなくなったから浮いたお金で思う存分コンビニの新商品を買えるというもの!
最近では廃棄で食べたおいしかった食べ物を期限内で食べたらどれ程の変化があるのかとかも色々検証。
さらには、他店のコンビニも色々散策、ネットで調べた人気の弁当やスイーツ類を片っ端から食べまくったり、そこでも新商品を買い漁ったりしていた。
まさに食欲の秋とはこのことに違いない!
食べるもの食べるものどれもこれもおいしくてついつい手が伸びてしまう。
そもそも何でこの季節の食べ物はこうもおいしいのだろうか!
魚も脂がのっているし果物も大きく甘い!
これまで食べ物というものに大した興味を抱いたことがなかったのが悔やまれるほどだ!
さらにはその調子で季節は冬に突入。
自分で材料を買ってきて寛太を呼んで鍋パーティーしたり、無駄に料理のうまいアイツに色々な飯を食わして貰ったり、コンビニの新商品食べたり・・・。
さらにはお店の付き合いでクリスマスケーキを一つ丸々買って一人で食べたりとまさに大人買い、いや大人食い!
年末年始は大学の休みもそんなに長くないため残ってバイト。
そんな熱心な姿が功をそうしたのか、はたまた叔父さんのただの好意か。
実家に帰らない僕のために新年早々色々なお店に連れて行ってくれた。
春に連れて行ってくれた食べ放題の焼肉屋さん。
ホテルの食べ放題のバイキング。
お正月なので叔父さんが買ってきてくれたおせち料理を食べたりもした。
そんな叔父さんの好意に応えるためにバイトを必死にやって、良く食べ、忙しくも楽しい毎日を過ごしていた。
そんな忙しい日々を送っていると時間の経過もまた早いもので、気が付けば季節は僕が大学に入ってから一周し、春を迎えるころにまで迫ってきていた。
そこでようやく僕は気にする必要のなかったことに目を向けなくてはならなくなってしまった。
そう、気が付けば室内でしか着ていなかったあのダボダボの服がいつの間にか外出時にも問題ないぐらいのサイズに変わり、外出用のサイズが着ようにも着れないほどに僕の体が成長していたという事実に・・・。
遠まわしに事実を述べたところで何も変わらない。
要するにまたデブりました。
久々投稿。
遅れて申し訳ないです^^;
やはり一遍に書いて全部まとめてあげたほうが効率いいですかね・・・。
327 :
名無し調教中。:2012/09/13(木) 17:57:04.91 ID:1nNb9EWP
SSお疲れさまです!
小出しもまとめて一気にも、
どちらもメリットデメリットがありますから、
やりやすいやり方でやるのが一番だと思いますよ
328 :
名無し調教中。:2012/09/14(金) 03:19:21.17 ID:hqSND9mi
以前「異所性脂肪」を取り扱ってた番組で
皮下脂肪を増やす(脂肪細胞増加)薬があると言っていたけど
(名前は言ってなかったが)
太りやすくする薬はもう実用化レベルまで来てるってことかな
329 :
名無し調教中。:2012/09/14(金) 23:40:34.14 ID:xXOHOFRi
ショタを肥やすって話だけど、300キロ以上の肉塊にまでこやして、ベットから起きること
着替え、お風呂まで全部世話してもらえるような展開とかはココとは合わないのかな?
「んぐぅ、お、おごじでぇ〜〜お、おねぇじゃん……」
そういって、ベットの上でパンツ一丁になっている弟の元へとイク。
「はぁ……ほら行くわよ」
弟はデブだ。
痩せていたころはすごくかわいかったのに、ほんの1か月……夏休みの間、泊まり込みで旅行に行ってから劇的に太った。
体重300キロ以上、贅肉の塊。
ベットから転がすようにして、段差を利用し、壁に手をなんとかついて立ち上がる弟の体は汗だくで、少々におう。
「ほら、さっさとシャワー浴びるわよ」
よたよたと、床が抜けそうな恐怖に駆られつつも、扉を押しのけ、風呂場まで連れて行き、少し待つ。
朝はさすがに洗ってあげる時間も余裕もないからシャワーで汗を流すだけだ。
びしょ濡れで出てくる弟の体を丹念に拭いてあげ、パンツをはかせ、そして……
「ねぇおね、えじゃん、そ、それぇつ、つげないとぉ、だ、だめぇ?」
私の手にはブラジャーが握られている。
巨大なブラを弟の胸に……押し当てた。
「これつけないとみっともないでしょ、それに動くと揺れていたいって言ってたんだし!!」
半ばやけくそのようにして無理やりつけ、ズボン、靴下、シャツとつけさせる。
「ほら、さっさと行くわよ!!!!」
私は車のドアを開け、弟を何とか押し込み、キーを回す。
歳が離れた弟のために、なぜ私がここまでしないといけないんだろう。
町を出れば、5人に一人ぐらい、弟のように太った男がいる。
夏の初めに抽選で1000名とかいうすごい大盤振る舞いな旅行プレゼントの当選者だろう。
行先はきちんと明記されていなかったので気にはなったが、
弟いわく、甘くておいしいものだらけの場所だったらしい。
お菓子の家、お菓子の町、だったらしい。
で、帰ってきたらこの姿……
とかこんな短文(超適当)なのが浮かんだが……
330 :
名無し調教中。:2012/09/15(土) 02:11:30.57 ID:SY0JBKa9
331 :
名無し調教中。:2012/09/15(土) 04:08:25.52 ID:Y0ByH8fs
肥満化旅行……その途中がみたいね
3ヶ月が経過し、4ヶ月目に突入しようとしていた。
俺たちの体型も熊田のことを言えないレベルになりつつあった。
でもアスリートとしてのプライドがあった。筋トレだけでなく、有酸素運動も活発に行った。
しかし、太るとこの有酸素運動が辛い。
太ってしまうと、なかなか痩せられないというデブの言い訳がわかった気がした。
熊田の成長も著しかったが、最近、負けず劣らず成長してきたのが稲垣だった。
最近、熊田と稲垣はよくつるんでいた。
今日も、晩飯を腹いっぱい食ったにもかかわらず、稲垣の部屋で2人でデザートのドーナツをもりもり食っている。
「稲垣もだいぶキてるよな・・・。」
熊田はそう言いながら、稲垣の成長中の腹をムニムニと掴んだ。
「うっ・・・くっ・・・熊田さんに言われたくないっすよ!それに俺はそんなに太ってないっすよ!」
稲垣は熊田の手から逃れようとするが、ドーナツを食う手は止めない。
「むっ・・・じゃ、測ってみるか?そんなに太ってないんだろ?」
言うが早いか、体重計をドスドスと取りに行く。
「さ!乗ってみようぜ♪」
熊田はきっと仲間を見つけて捕まえたことが嬉しいのだろう。ウキウキである。
「い・・・いいっすよ!乗りますよ!」
多少(というかかなり)のためらいはあったものの、意を決して、稲垣は体重計に乗る。
デジタルの目盛が勢いよく上がっていく。
お腹の肉が邪魔でデジタルの目盛が見づらいが、その目盛を見る稲垣の表情が強ばる。
反面、お腹の肉が邪魔で屈みにくく、今にも後ろに倒れそうな態勢で嬉しそうにデジタルの目盛を見つめる熊田。
「ぶはっw!すっげぇ!お前123kgってなんだよ!」
ここにきた頃は60kgちょっとだった体重が、今や2倍に膨れ上がってしまっていたのだ。
「う・・・うそぉ!・・・な、なんかの間違いっすよ!これ!!」
焦る稲垣を見て、なおも嬉しそうな熊田の姿があった。
「ぶっw!逆三角形だった水泳体型がすっかり豚饅頭じゃねぇか!」
「ぐっ!じゃ、じゃぁ、熊田さんも測りましょうよ!」
今まで笑顔だった熊田の顔が急に曇る。
「おっ・・・俺は1ヶ月前に・・・測ったばっかだからよぉ・・・」
「わっ、ずりぃ!人の体重笑っといて、自分は逃げるってことっすか?」
「ぐっ・・・わ、わかったよ!乗ればいいんだろ!乗れば!」
半分やけくそで体重計に乗る熊田。
「・・・え〜っと、稲垣さ・・・」
稲垣には熊田が何を言いたいのかがよくわかっていた。だが、稲垣は気づかないフリをする。
「ん?どうしました?目盛ぐらい自分で読んでくださいよ。子供じゃないんだからw」
「お・・・おう・・・そ・・・そりゃ、そうだなよ・・・っと・・・うっ・・・くっ・・・」
熊田が力の限り自分の腹を引っ込めようとする。
だが、それでも、熊田のあまりにもデカく育ってしまったお腹は簡単には凹んではくれない。
それを嬉しそうに見つめているのが稲垣だった。
「へっへっへ!人を散々バカにしといて!何ですか?この大玉転がしの玉みたいなでっかい腹は?w」
熊田のデカイ腹を稲垣が触りながらボヨンボヨンとゆする。
「くっ!俺の腹を気安く触るんじゃねぇ!」
「しっかし、熊田さんすごいっすよ!ついに150kg超えじゃないっすかw」
そう、デジタルの目盛は153kg。先月より24kgも増えている。しかも体脂肪率も40%を超えてしまっていた。
さすがの熊田もまさか150kgを超えているとは思っていなかったようで、放心状態だ。
「・・・あのさぁ・・・稲垣・・・」
「なんですか?」
「ちょっと、これ、痩せないとお互いマズイんじゃね?」
「そ・・・そうっすね・・・。さすがにちょっとね・・・。」
「・・・」
「・・・」
「まぁ、明日から始めるか。じゃ、今日は食べ納めってことで、気を取り直して、ポテチでも食わねぇ?」
「そうっすね♪ なんか、腹減ってきましたし♪」
こうして、この二人は『明日から』『明日から』と言い続け、
痩せるどころか、さらに加速度を増して、肥大していくのであった。
334 :
329:2012/09/15(土) 19:02:13.51 ID:5jhownFB
続きですか……
そこまで何も考えてないんですけどねぇ……元々男を肥やすの主体じゃないので……
前回の短文のほうは忘れてください。
ちょっとぐらい真面目にかんがえてみますので
335 :
名無し調教中。:2012/09/15(土) 19:02:32.91 ID:SQ0rkSro
SSお疲れ様です!
どんどん続きが読みたくなる展開になってますね!
期待大です!
336 :
名無し調教中。:2012/09/15(土) 20:59:18.67 ID:3paUAfMb
ダイエットは明日から精神ですね
体重三ケタがうらやましくなる
337 :
名無し調教中。:2012/09/15(土) 22:02:26.15 ID:f5PZS+Bz
sage
338 :
名無し調教中。:2012/09/17(月) 02:01:05.34 ID:tWqdUh0s
>>329 1ヵ月で200kg以上の増量とかすばらしすぎる
339 :
名無し調教中。:2012/09/17(月) 11:10:14.75 ID:zrQCkABE
個人的には過保護にされすぎてスポーツは危険だと禁止させられてブクブク太らされる展開の方が好みだったりする>ショタ
340 :
名無し調教中。:2012/09/18(火) 04:45:40.35 ID:lbrGh7ly
いいねー。
山奥のダム工事現場の宿舎に、なぜか親子で来てて、周りは熊みたいな男ばかりだから、子供のことを皆で可愛がって、おやつ攻めにするとか。
341 :
名無し調教中。:2012/09/18(火) 10:56:04.34 ID:L3KCUYdJ
考えてみればショタのデブショタ化SSってあんまないよな?
342 :
名無し調教中。:2012/09/18(火) 11:11:08.81 ID:TUmlkHGs
中年以上もないね
やはりいろいろできながら若さあふれるほうがよいということか
>>339 >>340 運動させたほうが、ムチムチしてて気持ちよさそうじゃない?
小さいころから相撲とかやらせて、デブになることが強くていいことみたいなのを植え付けて、
ムチムチプリンプリンなデブに育てたい。
>>335 ありがとうございます。展開に行き詰まってます(^^;
345 :
名無し調教中。:2012/09/19(水) 02:41:14.59 ID:pBdo6evH
寧ろ熊みたいな男を肥満化させたいな
346 :
名無し調教中。:2012/09/19(水) 15:23:54.96 ID:ABmEZqku
>343
相撲は俺も大好きだけど流れが偏りますよね。
もうあの国家プロジェクトの人間全員相撲体型になるといいな、と妄想しつつ・・
軽い洗脳とかもいいですよね。太く逞しく強いのがいいんだ!っていう。
実際に相撲取りがほかの格闘技と戦って圧倒的な強さを見せつける・・・みたいなのも好きだったり
347 :
名無し調教中。:2012/09/19(水) 15:29:11.46 ID:HcYzN/ev
まあ性の対象としてみるのは普通の場合は大人だろう
ショタとかは話が少ないのも仕方がない
348 :
名無し調教中。:2012/09/19(水) 17:46:17.76 ID:R2hu/6+Y
個人的には普通の男子の肥満化よりもデブショタ化の方が好みだったりする
349 :
名無し調教中。:2012/09/19(水) 23:07:28.26 ID:RmZobNCE
まだ暑いのにスーパーの一角に鍋コーナーができていた
しかも種類が豆乳なんかのオサレ系かちゃんこの2択
男はちゃんこ鍋くえってことか
そして半年が経過。再び会議室・・・
「概ね順調ですね。平均体重が半年前の65kgから135kgになりました。」
「でも、一人、なかなかしぶといのがいますね・・・」
「しかし逆に考えれば、あれだけの筋肉量ですから、有望ですよ。」
「そうだな。では、新たな刺客にはたらいていただこう。」
誰もがもう自分の体型をごまかせなくなっていた。
がんばってきたが、俺の体重もついに100kgを超えてしまった。
だが、なんとかブヨブヨなだらしない体にはなっていなかった。
よく言えば、プロレスラーのような体型だ。(胸も腹もパンパンだが・・・。)
それに、最近、空腹感がハンパない。
食っても食っても満たされない。
部屋のカップ麺やドーナツじゃ物足りない。
江原さんの旨い料理が食いたい・・・。
俺はダメ元で、食堂へ向かった。そこには片付けをしている江原がいた。
「はぁ・・・あの・・・すんません・・・急に腹が減ってきて・・・」
「若いねぇ!さっきあんなに食べたばっかりなのに。」
ニコニコしながら江原が俺に言った。
「わかったよ。特別に用意してあげるよ。ほかの人には内緒だよ!」
食堂でしばらく待っていると、てんこ盛りの飯が運ばれてきた。
「う・・・うめぇ!やっぱ、江原さんの作る飯は最高っすね!」
晩飯と同じぐらい・・・いや、それ以上の飯をペロリと平らげてしまった。
「げっぷ・・・このままじゃさらにデブになっちまう・・・」
デカくなった腹が、大量の食事によりさらにパンパンに膨れ上がって自己主張している。
マッチョが自慢(だった)俺にとって、デブは軽蔑の対象でしかなかった。
同じスポーツマンの柔道部や相撲部ですら、俺にはデブにしか見えなかった。
しかし、俺の腹は今やそのデブたちと同じぐらいになりつつある。
すると、江原の手が俺の腹に伸びてくる。
そして優しくなでるように俺の腹をさする。その感覚がとても心地よいのだ。
「うっ・・・やめてください・・・恥ずかしいっすよ・・・」
「おや?恥ずかしいって言ってる割には・・・」
江原の目は俺のある一点を見つめていた。俺はハッとした。
「いいい、いや!これは何かの・・・間違いです!!」
俺は両手で股間を隠そうとする。
ところが、その手を江原に静止される。
思った以上の江原の力の強さに俺は驚いた。
「若いねぇ!大丈夫。誰だって気持ちよかったらこうなるさ。」
そういうと、腹を弄んでいた手を、俺の胸に滑らせ、もう片方の手が股間を鷲掴みにする。
「あふっ!」
俺は思わず女のような情けない声を上げてしまった。
「へぇ〜・・・おっぱいが大きくなると、男でも感じるようになるんだねぇ・・・。」
そう言われ、恥ずかしくなる。しかしその恥ずかしさが俺の体をさらに敏感にさせる。
すると、江原が耳元でささやく。
「江原さん・・・すんません・・・もう・・・やばいっす・・・」
俺はもう果てる寸前だった。いや、このまま果ててしまってもいい。そういう気持ちにすらなっていた。
ところが、その声を聞いた瞬間、江原の手がパッと股間から離れた。
「ふっふっふっ・・・今日はここまでだよ。」
「えっ?・・・あ、あっ、そ、そうですよね・・・あはは・・・。」
スポーツ一筋だったから、女と付き合ったこともない。
だから、人に自分のイチモツを触られたのも初めてだった。
自分の手では得られない快感に俺はすっかり溺れてしまっていたのだった。
急に恥ずかしくなった俺は、そそくさと食堂から立ち去ろうとした。
「う・・・うっす。ごちそうさんでした!」
「またおいで。今度はもっと気持ちよくしてあげるよ。」
その江原の声に俺は思わず反応をしてしまった。
「よ・・・よろしく・・・お願いします・・・。」
「その代わり、たくさんごはんを食べてくれたらね。」
俺はそそくさと部屋に戻った。
>>351 すみません、13行目。削除し忘れました・・・。
353 :
「復讐」:2012/09/20(木) 03:21:17.14 ID:xz+oF2CI
「・・・うげ・・・遂にきたか・・・」
俺は体重計の目盛をみて愕然とした。
予想はしていたが、遂に体重が100kg代になってしまった。
つい1年前までは175cm65kgで筋肉質な体型だったのに・・・。
デカく前に突き出た腹を持ち上げてみる。ずっしりと手に重量感を受ける。
それがさらに俺を落ち込ませた。
「ダイエットしなきゃなぁ・・・でもなぁ・・・」
俺が太った原因は、1年前半から付き合い始めた彼女のせいだった。
2年前、合コンで出会って、俺は彼女の美しさとスタイルのよさに一目惚れ。即アタック。
半年間のアプローチの末、やっとモノにしたのだ。
そして、半年間の交際を経て、1年前に同棲。
容姿端麗、性格もいい、スタイルも抜群、料理もプロ並みに旨い。
何一つ欠点がないように思っていたが、唯一の欠点があった。
それは『料理をいつも作りすぎること』だ。
(しかし、彼女自身はそれを欠点と自覚していない。)
量が多かったり、一品多かったり、パターンは様々だったが。
残すとすごく悲しそうな顔をするので、俺は無理にでも全て胃袋に詰め込んだ。
だけど、それが逆効果だった。
「そんなに美味しく食べてくれるんだったら、もっといっぱい作るね♪」と・・・。
拒否することもできただろう。
だが、彼女の悲しそうな顔には勝てない。
しかも、その部分以外は非の打ち所がない。
だから、俺は彼女の食事を残さず食べ続けた。
その結果が、1年間で35kgという、驚異的な体重増加だ。
354 :
「復讐」:2012/09/20(木) 03:22:19.55 ID:xz+oF2CI
ある日、俺は彼女に聞いてみた。
「あのさ、付き合ったときと全然体型変わっちゃったけど、それでも好きでいてくれるのか?」と。
しかし、彼女は俺の腹をぷにぷにと触りながら、笑顔で、
「だって、ここには私の料理(と愛情)がいっぱい詰まってるんでしょ?嬉しいよ、私♪」と答える。
俺もバカだから、その笑顔を見ると、もっと喜んで欲しくて、無理して食べてしまう。
・・・という、負のデブスパイラルに陥っていた。
俺は、どんどんデブになっていった。
※※※※※※※※※※※※※※
彼は今日も体重計に乗っている。結構気にしてるのね。
でも、まだまだ全然足りないわ。
そう、これは私からあなたへの『復讐』よ。
実は私、昔めちゃめちゃ太ってたの。
でも、それは私のせいじゃなくて、病気のせい。
それなのに、あなたは私のことを散々笑いものにしてくれたわよね。
『ダンプカー』だとか『ブルドーザー』だとか・・・。
だから、高校を卒業した時に誓ったの、絶対に見返してやるってね。
幸い、病気に効く薬も開発されて、ダイエットにも成功して、筋トレだってして、
自分で言うのも恥ずかしいけど、ナイスバディを手に入れたわ。
顔も少しいじったけど、元々色白だったし、痩せたら意外とイケてたのよね、私。
本当は美人になって見返すだけでよかったんだけど、
偶然合コンで再会したあなたが、私だと気づかずにアタックしてきたから、それがちょっと癪に触ったってワケ。
だから、昔の私以上のデブにして、それから真実を伝えることに決めたの。
だけど、知り合いからもらった拒食症治療薬がこんなに効くなんて思ってなかったわ。感謝しなきゃ。
355 :
「復讐」:2012/09/20(木) 03:22:37.07 ID:xz+oF2CI
どうしよう?どこで許してあげようかしら?
150kgでも充分周囲の視線は冷たいでしょうけど、
200kgぐらいにならないと、生活に支障が出なそうだし、
でも、いっそ300kgぐらいまで太らせて、身動きすらできないようにするのも素敵かも・・・。
だけど、やっぱり、それでも許してあげられそうにないかも・・・。
もっともっとデブになってもらわないと、気がすまないわ。
356 :
名無し調教中。:2012/09/20(木) 08:44:47.24 ID:wFqHy5Qg
>352
おつです!
さげすんでいたデブになってしまって、別にデブでもいいかな・・・みたいに
集団で洗脳されていく流れですね!w
357 :
名無し調教中。:2012/09/20(木) 22:34:44.57 ID:mG8+KhS6
養豚場の完成ですな
巨大な腹とかをタプタプさせたい
358 :
名無し調教中。:2012/09/20(木) 22:59:06.60 ID:r8behnPy
ss2作とも乙!
恨みはこわいねー
平均が200kgの男たちでぎゅうぎゅうになるのかな
359 :
名無し調教中。:2012/09/21(金) 22:53:50.84 ID:PfI6amBp
肉の詰めものみたいになって
とても暑苦しそうw
360 :
名無し調教中。:2012/09/23(日) 10:47:08.98 ID:GM7K3rRS
食べ物に対して中毒にすればいいんだろうなあ。
食べ物が欲しければ何しろ!って言えばこっちの要望もかなえられるし肥育もできるし。
柔らかくしたかったらずっと寝かせてればいいし、筋肉を下につけたければ運動させればいいし、
エッチなことも思いのまま!
361 :
名無し調教中。:2012/09/23(日) 12:23:44.53 ID:n3gOd/yE
砂糖に依存性があると聞いたことがあります
砂糖中毒とかw
362 :
名無し調教中。:2012/09/23(日) 20:19:52.50 ID:lUJ4DVAb
間食増やして一日8食とか習慣付けさせたい
タイマーがなるたびにおにぎり一つでも食べさせるようにすれば
次第に体にしみついて丼一杯→大盛と食べられる量が増えたり
363 :
名無し調教中。:2012/09/23(日) 22:17:09.32 ID:XCpiHlYX
パブロフの犬ならぬ、パブロフの豚ってわけですなw
364 :
名無し調教中。:2012/09/23(日) 23:11:38.29 ID:n3gOd/yE
一日四食くらいならしたことがあるけど8はないなw
365 :
名無し調教中。:2012/09/24(月) 01:10:24.96 ID:4xilgtJ5
>362
グッドアイデアですよね。いかに自然に食事量を増やすかはポイントの一つかと
366 :
名無し調教中。:2012/09/24(月) 02:19:28.83 ID:fW0yIXsJ
パブロフは催眠にあたるのかな
タイマーにかぎらず身近にあるものたとえば携帯のアラームとかと紐づけたいね
頻繁にならして空腹を誤認させ食わせまくったり
367 :
名無し調教中。:2012/09/24(月) 07:32:34.66 ID:UpctpZrD
一日食わせず更に翌日の午後から無制限で食わせるほうが太るんじゃね?
368 :
名無し調教中。:2012/09/24(月) 22:08:54.09 ID:4xilgtJ5
確かにちょっとした飢餓状態→フィーディングの方が太りそうかも
369 :
名無し調教中。:2012/09/25(火) 05:02:54.94 ID:lt5DJp6b
食う⇔寝る
もおすすめw
370 :
名無し調教中。:2012/09/25(火) 11:46:27.03 ID:9mJCBfGY
胃が弱いから食っちゃねできん
したいんだけど、起きてすぐ腹壊してしまう
くやしいのう、くやしいのう
371 :
名無し調教中。:2012/09/25(火) 23:17:15.72 ID:czAvMuJl
>370
胃が弱く、太りたくても太れない自分だったが、ある日目覚めてみるとそこは異世界だった。
異世界では俺以外の人間はみんなすごい体格で、200kgは優に超えているような巨デブだらけだった。
なぜそんなにみんな太っているのか、その原因はすぐにわかった。
どんな食べ物もただで手に入り、胃の調子が良くなるような薬草がそこら中に生えているのだ。
食に満ち足りた争いの無い世界で、気のいい太っちょたちに囲まれているうちに、俺はどんどん太っていき・・・
今では相撲取りも裸足で逃げ出すようなまんまるい体型になってしまった。
体重を計る機械もないが、想像するに250kgは軽く超えているだろう。
食べるものにも苦労せず、お金の概念もなく、なぜか病気になることもない。
こんな楽園で、俺はもっともっと体を肥やしていきたい・・・
なんて世界に行けるといいですよね。
372 :
名無し調教中。:2012/09/25(火) 23:25:14.70 ID:3iUssnV5
太りやすい環境+太ることが良いことだという価値観なパラレルワールドへなぜか移行
最初は抵抗があったもののそんな環境に流されるかのようにどんどん太って体重三桁とか超えた辺りでいきなり元の世界に戻ってしまう
合うサイズの服もなく仕方なく無理やり痩せてた頃の服をきて外出するが人の目ややたら太った自分をみてヒソヒソ話をする人達の様子に・・・
373 :
名無し調教中。:2012/09/26(水) 18:48:39.28 ID:mvxW5BvJ
>>372 見られる羞恥心に何故か興奮している自分に気づいて、
もっと見られたくてもっと太る・・・って展開ですね?
374 :
名無し調教中。:2012/09/26(水) 19:32:29.53 ID:Dwg+0F8A
まんまデブを受け入れて人目気にせずとかよりある程度は恥ずかしがって欲しいよな
羞恥となぜかそこから興奮してしまうって組み合わせが好き
375 :
名無し調教中。:2012/09/28(金) 20:36:03.23 ID:PgjwzDfh
Lサイズのピザ1枚で限界になった……
2枚3枚ペロリと行けなきゃ憧れる美貌など夢のまた夢……
376 :
名無し調教中。:2012/09/29(土) 03:03:06.66 ID:e5TCwpx+
食欲のメカニズムがわかればコントロールできるといいね
377 :
名無し調教中。:2012/09/29(土) 03:13:10.22 ID:IQozXb3W
このスレ的には勿論満足だけど
そうでなくても食欲をコントロールできたら体型のコントロールも自由自在だよね
378 :
名無し調教中。:2012/09/29(土) 18:31:22.61 ID:2hEooNZN
タイの僧侶が肥満化してるらしい。
お布施が高カロリーになって、
それ捨てては信者に失礼だからと全部食べ尽くすのだとか・・・。
おまけに僧侶は戒律で運動を禁じられているのだとか・・・。
379 :
名無し調教中。:2012/09/30(日) 00:41:50.26 ID:By8puRsx
食べ物を残すとバチがあたるってやつだな
肥満化のストーリってあまりないよね
アラビアンナイトみたいに後がちょっとってやつもあるが
体型コントローラとかどっかの漫画に出てそうだが
大学までは、逆三角形のそこそこイイ体をしてた。
だが、社会人になって、不規則な生活になり、仕事のストレスからくる暴飲暴食・・・。
社会人生活3年、まだ25になったばかりだというのに、
大学時代に61kgだった俺の体重は、たった3年で30kg以上増え、92kgに達していた。
同僚にも指摘されていたが「俺は元体育会だから、その気になったらすぐ痩せられる。」と豪語していた。
しかし、その間に、腹にも胸にもそして尻にもたっぷりと贅肉を蓄えてしまい、
ついに、40過ぎの部長から「俺より貫禄ある体型だな」と馬鹿にされる始末・・・。
さすがになんとかしなきゃとジョギングだのジムだのとやってみるが、
30kgの贅肉が邪魔ですぐに息が上がってしまい、長続きしない・・・。
ある日、何とか楽に痩せられる方法はないかと、ネットで検索していると、
ホームページの隅に載せられた、ある広告に目が止まった。
『ダイエットタイツモニター募集!〜苦労なしで理想のボディを手に入れろ!〜』
苦労なしでということばに惹かれ、俺は半信半疑ながらも、その広告のアドレスに連絡をした。
数日後、俺はそのタイツとやらを作っている会社を訪ねた。
一人の男が俺を出迎えてくれた。
「お待ちしてました。なるほど・・・確かに立派な体型ですね・・・。」
『立派な体型』と言われて俺は少々ムッとしたが、
案内されるまま、俺は男についていった。
すると、ある一室に通された。
そして、男はおもむろに机の上を指差して、こう言った。
「これが『ダイエットタイツ』です。」
机の上には透明なゴムのような物が置かれていた。
なるほど、確かによく見ると、タイツのようになっている。
「これを着れば、あなたのその立派な太鼓腹も一瞬でへっこみますよ。」
いちいち一言多い男だと思いながら、俺は訪ねた。
「どうやって着るんですか?」
「あ、全裸になってから来てください。」
「へ?パンツもですか?」
「もちろん。そうしないと、デカパンだけ残っちゃいますよ。」
見てもいないのにデカパンって・・・。
俺は男に言われるままに全裸になり(もちろん、デカパンも脱いで・・・)
半信半疑でその透明なタイツのようなものを着る。
伸縮素材で作られているので、92kgの俺でも難なく着ることはできた・・・が、
鏡にうつった自分の姿に顔が引きつった。
タイツによって、体のラインが強調されて、俺の醜い肥体が晒されている。
女性に負けていない巨乳。しかし女性の丸いそれとは違い、楕円形にだらしなく広がっている。
尻にもピッタリとタイツが張り付き、尻のデカさが強調される。
そして、特に一番気にしている布袋様のような腹の丸さが強調されて、げんなりする・・・。
「俺の体って・・・こんなんだったのか・・・」
体重計には日々乗っていたが、全身を鏡に写したことなんてなかった。さすがにショックだった。
「では、手首のボタンを押してみてください。」
ボタンを押すと、体を締め付ける感覚に襲われる。
「うぐ!ぐぐぐ!!」
「大丈夫。苦しいのはほんの数秒間ですから・・・。」
しばらくすると、その男が言うように、苦しさはなくなった。
そして、次の瞬間、鏡にうつった自分に俺は驚きを隠せなかった。
鏡に映っていたのは紛れもなく大学時代の俺だった。
「うそ!マジですげぇ!学生時代の体型だ!」
胸は適度にバルクアップされており、男らしい分厚い胸板になっていた。
尻も小さく引き締まっていて、後ろからのシルエットもなかなかのものだ。
そして、あの醜い腹の巨肉もなく、それどころか、シックスパックの腹筋も見える。
驚いたのは顔だ。タイツがない部分なのに、パンパンに膨れた丸顔ではなく、シュッとした顔になっていた。
「すごいでしょ?万が一裸にならなければいけない機会があっても大丈夫ですよ。」
確かにすごい!どんな仕組みでそうなるかはわからないが、本当にすごい!
「こんなすごいのをタダでもらっていいんですか?」
「はい。開発中のものなので、実際に使用してもらってデータをとりたいんですよ。協力してもらえますか?」
「も、もちろん!・・・でも、急に痩せたらみんなに怪しまれるので・・・」
「あ、それは、手首のあたりにあるスイッチで調節できます。」
俺はそのタイツを着たまま、上から服を来て、そのまま家に戻った。
タイツを着ている感じも全然感じないし、本当に自然だ。
家に帰ってタイツを脱ぐために、手首のボタンを押す。
腹が一気に膨れ、胸もだらしなく広がる。尻も情けなく垂れる。
腕や足も高級ハムのようにパンパンに膨れ上がる。
一気に元の情けないデブに戻ってしまった。
「・・・これが現実か・・・でも!これさえあれば・・・へへへ・・・」
このタイツさえあれば無敵だと俺は信じて疑わなかった。
383 :
名無し調教中。:2012/09/30(日) 19:48:54.63 ID:o3w1g8wl
ss乙ー
これは油断フラグ……
384 :
名無し調教中。:2012/10/01(月) 23:55:29.01 ID:U8pid9kX
最近夜食を食ってもあまり体重増加が無い
85kgのままだw
大きな壁があるようだ…
これ突破するにはどうすればいいのだろうか
385 :
名無し調教中。:2012/10/02(火) 05:24:04.83 ID:XTS8q8Nz
筋トレ&夜食のメニュー変更してみるとか
386 :
名無し調教中。:2012/10/02(火) 09:22:22.73 ID:byempk+3
リバウンド
387 :
名無し調教中。:2012/10/03(水) 02:44:44.26 ID:qxGsV7oa
近々都内に引っ越すんだが大食い定食屋が多いような場所ってあるかな?
太りやすい地域を探している
やはり両国?
388 :
名無し調教中。:2012/10/03(水) 20:49:52.56 ID:61llJU0r
>>387 新宿か銀座だな。
とにかく居酒屋やレストラン街がある所を探せば良い。
俺は五反田住みだがなw
389 :
名無し調教中。:2012/10/03(水) 23:44:18.65 ID:xFn2blJS
東京は選択肢があるかもしれないが地方は…
毎日食べ放題とかしてみたいとはよく思うけど
実現できないのがねw
服からはみ出る腹とかに憧れます
390 :
名無し調教中。:2012/10/04(木) 10:53:03.32 ID:6UGRuGoV
宍戸耕作 173cm58kg 中学3年生
歌川弘 168cm42kg 中学三年生
−高校入学前、 弘の自室にて。 2012年 2月−
入学試験も終わった2月の休日。
溶けかけた雪に彩られた町並みを自室から見ながら、本を読んでくつろいでいる僕の耳に、誰かが階段を上がってくる音が聞こえてきた。
「ようヒロム。」
扉の開く音とともに、家が隣同士である幼馴染の耕作が入ってきた。
すらっとした体格、少し高めの身長に、世間一般で言う整った顔立ちの耕作。
スリムに見えるが、空手をやっていたことでがっしりと必要最低限の筋肉がついている。
比較的物静かでおとなしい自分を、昔から弘はよく守ってくれていた。
そんな幼稚園以来の幼馴染は、家が隣同士ということもあり、こんな風にほとんどフリーパスで僕の部屋に入ってくる。
「あ、コーサク。どしたの?」
「あ、いや、なんか俺高校決まったんだよ。」
僕のベッドの上にどかっと腰かけ、耕作は言った。
「へえ。おめでとう。どこになったの?」
「海鳴高校って知ってる?」
知らないわけがない。ここらあたりではなかなかの有名校だ。
スポーツも盛んで学業も立派な感じ。耕作の頭からすればかなりの戦績だろう。
「ああ、あそこかぁ。なんか結構いい所じゃない。良く入れたね。」
「おう。俺もなんか意外というかさ・・・っていうかそもそも正規入学じゃないんだよ。」
少し戸惑った様子で耕作は頬を掻いた。
「え、そうなの?」
こんな土壇場の季節に正規入学じゃない?なんだか不思議な話だ。
391 :
名無し調教中。:2012/10/04(木) 10:54:17.09 ID:6UGRuGoV
「おう。なんか、特待生っていうか、指定枠の入学なんだよね。」
「指定枠って、どういうこと?」
「なんていうかさ、相撲部に入れって話なんだよ。」
「相撲部ってコーサクが?そんな太ってもないのに?」
思わず僕は噴出した。
すらりとした体格の耕作が相撲部だなんて、なんだか想像もつかない。
学校の方もよくそれを許可したものだ。
「おう。なんか変な話だよなぁw」
「うん。コーサクが相撲部なんて全然想像できないよw」
「俺もwでもまぁそういう風に決まっちゃったからなぁ。
かといって俺もデブにゃなりたくないし、適当にこなすくらいにしとくわ。」
「適当って、それでも大丈夫なの?」
「入学のときの要項を見たんだけど、別にいい成績を残さないと退学とかそういうのもないんだ。
部活も強制参加とかそういうのじゃなくて、ただ籍を置くだけでいいんだって。
それでメシも生活費も入学料も何もかも学校が払ってくれるなんて、いい話すぎるだろ、って話じゃない?」
「確かにねえ。」
相撲部に入るなんて、なんだか僕には考えられないことだけど、そんなに条件がそろっているなら耕作にとってはいいのかもしれない。
「まあ相撲はしょうがねぇけどさ、大学は絶対ヒロムといっしょの所入りてえし。
三年間頑張って勉強するよ。」
「ああうん、僕も楽しみにしてるよw
でも、もしかしたらコーサクもすげえお相撲さんみたいになっちゃうかもね。」
「おいおい、やめてくれよ。」
耕作はそう言って苦笑した。
そう、この頃はそう思っていたんだ。
まさかあんなことになるとは思いもしなかった・・・
そんな風に思いながら、僕は新しい学校へと旅立った。
親元を離れた寮生活ということで、新しい環境になれるのに大変で、あっという間に時が過ぎてしまった。
そんな少し忙しかったこともあり、耕作とのメールもあまりできなくなっていた・・・
392 :
名無し調教中。:2012/10/04(木) 15:32:15.98 ID:Zp7r5rnl
祐太は自惚れすぎ
393 :
名無し調教中。:2012/10/04(木) 20:46:18.04 ID:kQrwaQTG
これは寮生活で巨デブ化されてるな
394 :
名無し調教中。:2012/10/04(木) 23:58:34.04 ID:0ULUDpA6
>>388 意外とあるものなのか
見つからぬものだな
むしろ地方のほうが地元密着で定食とか安くありそうなイメージ
395 :
名無し調教中。:2012/10/05(金) 00:28:50.94 ID:FNG9PPJz
定食屋はあっても食べ放題の店はちと距離があったりするねぇ
夜食にカラアゲ弁当とかいかがw
>>390 >>391 ss乙です!
整った顔立ちの耕作が、すげえお相撲さん以上にデブ化することに期待☆彡
俺もがんばって続き書きます・・・。
398 :
名無し調教中。:2012/10/05(金) 04:07:39.76 ID:jtxoKl9z
399 :
名無し調教中。:2012/10/05(金) 21:34:57.29 ID:/nd/oLl6
要石がわりの巨デブにされて神社に奉納されたい
400 :
名無し調教中。:2012/10/05(金) 23:49:16.87 ID:eGrrP5SR
食べ放題よりは普通が大盛りクラス という店のほうが太れるような気がする
食べ放題だとあまり味にこだわりがないような……
401 :
名無し調教中。:2012/10/06(土) 00:10:52.05 ID:Zdl0yWuE
値段とかの意味でも普通の値段で通常より少し大盛りのほうが積み重ねができて
402 :
名無し調教中。:2012/10/06(土) 06:46:08.40 ID:SEuQEnTD
自分では動けないレベルの肉量と、ぱつんぱつんプリンプリンした肉質の両立は無理だよね
なにが言いたいかってーと、バランスボール風巨デブになりたい
ばいんばいんボヨンボヨン弾んだりデブに乗られたい
403 :
名無し調教中。:2012/10/06(土) 07:41:52.04 ID:2Mkxfcsu
病気の心配がなければ内臓脂肪で太りたかったんだけどな…皮下脂肪だとぶよぶよになっちゃうからな
404 :
名無し調教中。:2012/10/06(土) 21:13:32.81 ID:UeyWdmP+
ぷよぷよのほうがいいわ
俺175/105だけど
内臓脂肪だらけすぎてオッパイ皆無だぞ...
405 :
名無し調教中。:2012/10/06(土) 22:13:48.83 ID:p1nhc5Rf
パンパンに詰まったお腹は素敵だから内臓脂肪のが欲しい
でも胸にもある程度は肉欲しいな
406 :
名無し調教中。:2012/10/07(日) 00:37:15.29 ID:qNGwzBRY
俺は169/86だけど
皮下脂肪が多いから割と胸肉あるほうかな…
407 :
名無し調教中。:2012/10/07(日) 06:57:01.98 ID:ietzUgtY
もっとおっぱいにも肉が欲しいんだけど、どうしたら増えるんだろ?
408 :
名無し調教中。:2012/10/07(日) 07:32:25.06 ID:xtbH1yCM
肉の付き方ってほんと千差万別だから
胸につくまで太るしかないと思う
409 :
名無し調教中。:2012/10/07(日) 08:37:40.86 ID:qNGwzBRY
一度胸筋をつけると着きやすくなるとかあればいいんだけどね
410 :
名無し調教中。:2012/10/07(日) 23:38:41.29 ID:rnseCdZ9
脚や腕や胸といった全身は皮下脂肪で腹は内臓脂肪多めの少し皮下脂肪がいいなあ・・・ワガママすぎるか
411 :
名無し調教中。:2012/10/08(月) 00:46:45.19 ID:iGSCyDPm
>>410 太りかた選べないって言うのはきついよなあ
自分がつけたい量をつけたい位置につけたい
412 :
名無し調教中。:2012/10/08(月) 00:50:01.91 ID:vJsSkfBo
食事と運動でうまくコントロールできればいいのですが
そううまくいかないのが現実か
でも、本人の希望と違った太り方して
戸惑うってのもいいと思うんだがどうだろうか
413 :
名無し調教中。:2012/10/08(月) 11:01:17.39 ID:5jszXkSk
戸惑いも萌え要素だよね。
ただし自分の場合は希望どおりに太りたいけど。
もっと顔に肉つけてブタ顔になりたい。
414 :
名無し調教中。:2012/10/08(月) 16:20:59.47 ID:S/XKS/N5
腹いっぱい食べてたくさん運動してがっちりした体型を目指すぞ!
↓
筋肉もついたけど、もっちりとした贅肉もついたガチデブ体型に……どうしてこうなった
というのもよい
415 :
名無し調教中。:2012/10/09(火) 00:25:31.59 ID:oH/0C/es
>414がいいと思います
すみません。390なんですが、書いてるうちにクソ長くなったのと、この掲示板の主旨にそぐわなくなったこと(両方肥満化しない)、その他諸般の事情でちょっと続きは別の所で発表することにします。
わざわざ報告する事ではないかもしれませんが、一応。
416 :
名無し調教中。:2012/10/09(火) 20:58:29.78 ID:xzGjfyCz
417 :
名無し調教中。:2012/10/10(水) 23:08:13.08 ID:8Y0zX+/R
あら残念
少なくとも片方は立派な相撲取り体型になりそうだったんだが
他にネタ思いついた時でも投下してくだされ
418 :
名無し調教中。:2012/10/11(木) 00:11:09.51 ID:UqrGmIG+
脂肪吸引ができるなら、逆ができればいいのにね。
419 :
名無し調教中。:2012/10/11(木) 00:36:54.99 ID:AwzCdAjG
二年で30kg増やせた。
目標は150kg。
420 :
名無し調教中。:2012/10/11(木) 00:56:53.51 ID:pMJA4iU2
おお
2年で30kgとは
ぜひその変化を見てみたいです
421 :
名無し調教中。:2012/10/11(木) 19:31:56.20 ID:bMAK/ujy
服がMからLLになりました。
身長は165cmで今は三桁をウロウロしてます。
昔の知人に会って必ず太った?と聞かれるのが快感です。
422 :
名無し調教中。:2012/10/11(木) 20:55:58.84 ID:wNoMyvhL
423 :
名無し調教中。:2012/10/12(金) 00:45:24.99 ID:oIAf4Iz+
>>421 すごいですね
お腹なでられたりするのですか?
なでればなでるほど成長するとか
あるといいですな
424 :
名無し調教中。:2012/10/12(金) 05:01:04.23 ID:r3cQ6W/3
顎にあんまり肉がつかないので痩せていても二重顎に近い人が羨ましいです
425 :
名無し調教中。:2012/10/12(金) 05:03:30.64 ID:r3cQ6W/3
>>423 撫でられたりはしないけど、
よくつつかれます。
昔水泳やってたせいか太ももやお尻に重点的に肉がついてます。
お腹もかなり出てますけど…
426 :
名無し調教中。:2012/10/12(金) 05:39:53.98 ID:oIAf4Iz+
>>423 昔、水泳やっていたのですか
僕と同じですね
ところで、つつかれ心地は
腹に肉がついてる方が気持ちいのでは?
どちらかというと皮下脂肪タイプの印象を受けました。
427 :
名無し調教中。:2012/10/12(金) 09:10:42.34 ID:4vfKs+tP
うらやましい……
どうやって太ったんですか?
428 :
名無し調教中。:2012/10/12(金) 09:48:18.07 ID:r3cQ6W/3
大学生なので好きな時間に好きなものを食べていたら、
すごい勢いで増えました。
コツと言えるのかは分からないですけど、
世の中のダイエットでしてはいけないことを逆にしてたといった感じです。
ズボンがまたズレで三本もダメにしたりお金はかかりますw
429 :
名無し調教中。:2012/10/12(金) 12:39:27.08 ID://D/kP1x
学生服もうだめだ…でも今さら変えられない…ふたつしかとまらないってなんだよ!
430 :
名無し調教中。:2012/10/12(金) 22:34:06.31 ID:/ElZy9Xe
入学スーツを数年ぶりに着たら痩せまくりだったときに買ったせいか色々とキツイ
431 :
名無し調教中。:2012/10/13(土) 00:55:06.87 ID:PXUohtsB
>>428 学生さんなんですかw
実は俺も…
なんだけど、俺はなかなか増えないという…
見習わなくてはw
432 :
名無し調教中。:2012/10/16(火) 23:05:50.76 ID:FqwqjI65
今このスレで自己肥育してる方って何kgぐらいありますか?
肥満と関係ない病気で入院していて病院食だけ食べていたら結構痩せて、
医者にコレを機会にダイエットしろと言われたのでその日からアイスやら間食をしたらいい感じにリバウンドしてます。
433 :
名無し調教中。:2012/10/17(水) 00:12:29.84 ID:jMwwDOSd
お仲間と変換しようとしたらお腹まと変換された
腹仲間とはこれいかに
434 :
名無し調教中。:2012/10/17(水) 02:47:26.07 ID:QtsMCk2U
>>432 自分では自己肥育してるつもり…
前回比較の写真乗せたけど、
その後、なかなか成果が上がらないのが現状です。
まだ86kgしかないです
(身長169cm)
435 :
名無し調教中。:2012/10/17(水) 07:18:31.93 ID:3t5S4meh
165cmです。
102kgから一時期87.5まで落ちて今は92.3になりました。
436 :
名無し調教中。:2012/10/17(水) 16:15:02.14 ID:OCR7zfdm
175cmの115kgです
なかなか思ったような体型にはなれないもんですね
437 :
名無し調教中。:2012/10/17(水) 17:41:01.93 ID:mH6PSU3Z
就職のせいで太れぬ…
438 :
名無し調教中。:2012/10/17(水) 23:04:12.50 ID:QtsMCk2U
最近できるだけ夜食がっつり食うようにしてます
でも、なかなか体重は増えない…
欲を言えば腹だけでなくバランス良く脂肪をつけたいのだが
難しいね…
三枚目の比較写真が出せるように頑張ります…
439 :
名無し調教中。:2012/10/18(木) 02:09:52.52 ID:0dK+fE5K
>>429 いいシュチですね!
そのまま肥えて卒業する頃にはボタンが止まらなくなるとかw
440 :
名無し調教中。:2012/10/18(木) 02:52:02.65 ID:O3GozRhL
学生時代にスポーツやっていればと今更ながらに思う
水泳部が引退後にぶくぶく太って三桁突破なんて聞いてうらやましすぎる
441 :
名無しさん:2012/10/18(木) 10:34:06.45 ID:miVV3MCQ
国家プロジェクトとダイエットタイツは終わってしまったんだろうか…
442 :
名無し調教中。:2012/10/18(木) 12:52:51.38 ID:M/LuAGje
放置多いよな
忙しいとかなら書き上げてから投稿にすればいいのに
443 :
名無し調教中。:2012/10/18(木) 12:55:07.99 ID:qhb/FA3C
さっきいいともで115kg近くいった人出てたな
115kgのときは写真だけだったが
444 :
名無し調教中。:2012/10/18(木) 13:26:31.00 ID:yNnEpniN
国家プロジェクト実は楽しみにしてます。
忙しいと思うし、書かない人に比べれば書いてもらえるだけ偉いし、お忙しいと思うので無理は言えませんが・・・
445 :
名無し調教中。:2012/10/18(木) 17:24:27.75 ID:tqDdNDtg
もう、忘れられているコンビニ書いているものですが、
せっかく長い前置きを投稿して、さぁ、これから肥満化となってどうしようと迷走中です。
どうすれば太ったということを前面に出せるのか考えて当然体の変化というところまでいったのですが・・・。
実際太ったことがないのでどういった感じで肉付いていくのかとかどの部分に肉が付きやすいとか・・・。
はたまた太ったことによってどんなデメリットがあるのかとかがすごく抽象的で自信が持てません。
しかも、前置きが長かったせいでグダグダになってしまっている感じがするため投稿するのにも躊躇いがあります。
・・・というわけで謝罪。すいません。
446 :
名無し調教中。:2012/10/18(木) 22:36:59.58 ID:gFDcVQ4y
コンビニの奴楽しみにしてます
できたら嬉しいです。
次の日からそのタイツを着て会社に行くようになった。
ただ、急激に体型が変化したら、それはそれでいろいろ面倒なことになるだろうと思い、
少しずつ引き締まっていくようにタイツの効果を調整した。
1ヶ月もすると、周囲が俺の体型の変化に気づき始める。
会う人会う人に「あれ?お前痩せた?」「最近、ちょっとスッキリしたよね?」と言われる。それが快感だった。
3ヶ月後、俺は大学時代の体型を取り戻した。
・・・が、それは見た目だけの話であって・・・。
これまでの暴飲暴食で広がってしまった胃袋を満たすためには、大量の食事が必要だった。
見た目だけの変化だとはわかっていても、心のどこかで『俺にはこのタイツがあるから大丈夫』と思っていた。
だから、ついつい食べ過ぎてしまう。
それに同僚に「お前、そんなに食っても細くなってくから、羨ましいよなぁ〜」とおだてられ、
ついつい気分をよくして、さらに食べてしまうのだった・・・。
ある日、タイツを作った会社に、呼び出された。
あの男が表情ひとつ変えず俺のほうを見ている。
俺は鏡の前にタイツだけ(つまり裸同然)で立たされていた。
「じゃ、元の体型に戻ってもらっていいですか?」
「いや・・・その・・・」
「どうかしました?」
「いえ・・・別に・・・」
俺は手首のボタンを押した。
腹が一気に膨らみ、その肉が前へ横へとみるみる広がる。
胸もどんどんよこに広がり、2つの丸い餅のように楕円形を作り、脇の下へと侵入しいく。
それとともに腕にもブヨブヨと肉が溢れ出し、俺の腕を上に押し上げる。
太ももや足はまるでゾウのようになり、関節を覆い隠してしまった。
尻も贅肉に覆われ、だらしないヒップラインがあらわになる。
「・・・あらら、随分と太っちゃいましたね・・・」
男は俺の体型をまじまじと見つめならが言う。
「いや〜・・・このタイツの性能がすばらしすぎて・・・」
俺は苦笑いしながら、男の機嫌を取ろうとこう言ってみた。
「当たり前じゃないですか。天才の僕が作ったんですから。」
男は表情一つ変えず、そう言った。
(やっぱ、こいつ、ヤなやつ!)
「それじゃ、次は体重計に乗ってください。」
「・・・は、はい・・・。」
俺は恐る恐る体重計に乗る。
実はこの3ヶ月間、体重計に乗っていない。
体重計がミシミシと音を立てる。
「え〜っと・・・156kgですね・・・」
「えっ?」
俺は耳を疑った。
自分の位置からは、首についた肉が邪魔で上手くしたが見られないし、
腹もかなり前に突き出ているので、それがデジタルの目盛を隠してしまっていた。
「じょ・・・冗談ですよね?」
俺は男に聞いた。
「いいえ、現実ですよ。」
男は冷静に答えるだけだった。
俺の体重は経った3ヶ月で60kg以上も増えていたのだ。
さすがにヤバイと思った。
・・・のだが、俺はつい、こんな質問をしてしまった。
「・・・あの、ちなみにこのタイツって、どれぐらいの体型までイケるもんなんですか?」
「そうですねぇ、特殊で丈夫な伸縮素材でできているので、理論上はどんだけデブな人が着ても大丈夫ですよ。」
「へぇ〜・・・そうなんですか・・・」
俺はとんでもない罠にハマっていることにまだ気がついていなかった・・・。
450 :
名無し調教中。:2012/10/19(金) 04:25:39.52 ID:DaDLkq1y
SSおつです
夜更かししたかいがありましたw
この後がものすごく楽しみですね
眠れなさそうですw
451 :
名無し調教中。:2012/10/19(金) 10:44:08.05 ID:RlWxxT15
ダイエットタイツほしいですねえ!
これからもっと楽しくなりそう!
452 :
名無し調教中。:2012/10/19(金) 23:01:31.11 ID:+O1bkBWI
修学旅行で海に来て、友達と一緒に遊んでるうちに水と一緒に何か(小さなクラゲとか)を飲み込んでしまい、
それが体内で増殖して腸で液体化し吸収され、脂肪として勝手に蓄積して食事制限しようが運動しようが何故か太るというネタがふと頭に浮かんだけどやっぱり暴食で太る方がいいなぁ。
まあ作文力ないからSSになんてならないんだけど
453 :
名無し調教中。:2012/10/20(土) 00:44:48.84 ID:0iBo39Ii
自分の意思とは別に無理矢理太らされるのよりは、我慢しなきゃいけないのに我慢できずにたべちゃうみたいなシチュがいいな
だからなんだって話だけどねー
454 :
名無し調教中。:2012/10/20(土) 13:59:32.19 ID:2B7c2B83
ここのテンプレと言うか、ちょっと気になったんだけど
肥満化が絡めばなんでもいい、っていう事でいいのかな。
肥満化に関しても、それを恥ずかしがるのがいいとか、むしろ堂々とすべきとか
かたっぽが痩せてたらダメとか両方太るべきとか
ケモノはダメとか人はダメとか、
放置してはいけないとか、いやのんびり書いてもいいじゃないとか、
正直統一してる見解がなくてわかんないというか、個人の好みを押し付け合ってるような気がする。
別に意見表明ならいいんだけど、たまにそれを押し付け合ってんじゃないか。
結局ニッチなジャンルだし、それぞれのテーマで掲示板を分けることもできないし、
SSの進め方とか、その他に関しても自由っていう形でいいんじゃないかなー。
いきなりスレ違いとか言われても、この掲示板の方向性とか規約がわからないし、
なんかもやもやする
455 :
名無し調教中。:2012/10/20(土) 14:05:26.57 ID:V7sRQtQ+
男の肥満化がテーマとして入ってるなら良いと思うけど、はっきり言って放置は論外でしょ。
456 :
名無し調教中。:2012/10/20(土) 16:32:28.62 ID:7xiaG5Ka
放置はジャンルとか全く関係ないから別物
俺が思ってるだけだから実際違うかもしれないけど、ssかいてくれているひとに対してあれしてこうして、じゃなくて、ただ個人的にっていう話がほとんどなんじゃないかな
これこれこういうssだれかかいてくれないかな、みたいなのはいいかもしれないけど、すでに書いてもらってるssに対していちいち言う人もそんなにいないだろうし
ssの進め方も、男の肥満化さえあれば自由だと思うし、今までもわりと自由じゃない?
「はぁ・・・」
洗面台の鏡の前に立って自分の姿を見ていると最近では溜息しか出てこないようになってきてしまっている。
姿見ではないため顔しか見えないがそれでも一年前の規則正しい生活を送ると誓った自分はもうそこには居ず、鏡には去年よりも明らかに肉付いた顔が映し出されているだけだった。
「はぁ・・・」
また溜息を出してしまった。
洗面台に前屈みになるよう脱力していくと夏よりもいっそう脂のついた腹が余計に迫り出してきた。
夏あたりは少し腹周りに肉が付いてきたぐらいのレベルだったのにたった半年で見事なまでのでっぷりとした腹へと変貌してしまっていた。
両手で掴んでみても有り余る贅肉・・・、今まで目立っていなかった脇腹もこのレベルまで来てしまうと否応なしに体の横幅を増大させてしまっている。
やはり腹周りが一番視界にはいるので気にはなるのだが、最近お尻にも肉が付き座った時の面積を広げてしまっている。
胸はまだそこまで被害は大きくないとはいえ何だか少しだけ膨らんできているのは気のせいだと思いたいものだ。
腕は大したことは無い・・・筈だが実際は前より太くなっている。
太腿も尻の大きさに比例するように太さを増しサイズの小さいズボンは最近では履こうとすると嫌な音を立てて拒絶反応を起こす。
「さすがに・・・まずい・・・。よな・・・」
本日3度目の溜息。
立派に成長したお腹を触ったり撫でたりしていても思うことはこれが本当に自分の体なのかということだけ・・・。
無事に大学は進級し2年。
自分で言うのは何だが立派にやっている方だ。
単位は一つも落とすことなく、評価もすべてA。
さらには家庭の負担にならないようアルバイトをしている。
自分で言ってしまうとその評価の値打ちを下げてしまうようだがそれでも僕にとってこれは誉れなのだが・・・、“太った”というマイナスがデカ過ぎる。
これだけで僕のこの一年の真面目な生活すべての評価が崩れ落ちてしまう!
事実成績表とかはしっかりと実家に送っておいたが僕自身長期の春休み中一度も帰っていない。
バイトが忙しいとか、友人と約束があるとかあれこれ適当に言い訳付けて・・・。
「痩せなきゃ!それしかない!」
こんな体型で帰ったら間違いなく母親とかに笑われる!
次に帰省するまでに何としても70kgぐらいまで痩せなければ!
そのためには!そのためには・・・。
体重・・・測らないと・・・。
太っている人が体重計を避けると言う気持ちが生まれてこのかた19年と少しでようやく理解できた。
これは確かにこわい・・・、というよりも見たくない!
前回測ったのは実家に帰った夏の頃以来だから軽く見積もっても半年は経過している。
体重計を目の前に不自然な脂汗が全身をつたう。
じっとりとした足の裏をデジタルではない旧型の体重計に乗せるとギシッと嫌な音が聞こえてきた。
昔はもっと聞いても平気だったような気がするのに今はその音にすら体が敏感に反応してしまう。
何より響く音が前よりも大きくなったように感じた。
実際の数値を叩きだされるのが怖くて目を瞑りながら贅肉の付いて太くなった太腿を動かし体重計に自分の重みの全てを乗せる。
(多くて85kgぐらい!大丈夫!そんな人間急には太らない!はず・・・!)
自己暗示を掛けながらそっと目を開けると針は自分が想像していたよりも大きな目盛を指していた。
「きゅ・・・、きゅうじゅう・・・ろく!!!?」
予想(というよりも理想)より余裕で10kgオーバー。
これは・・・、心身ともにダメージがデカい!デカすぎる!!
え?96kg?半年で何キロ増えたよ!20kg以上増えているぞ!一年だったら30kgジャストだよ!!!
嘘だと言ってほしい・・・。
こんなの・・・、おかしい・・・。
とか思いつつも思い出すのは秋から春までの暴飲暴食の日々・・・。
夜にバイトが終わったら廃棄弁当とパンを一個。フランクの廃棄も同タイミングで出ればそれも一緒に胃袋へ。
さらに、廃棄弁当を頂いて次の日の朝にはそれを朝飯に。
学校の講義がある日もない日も基本的に新作のお菓子やらなにやら片手に作業。
お昼は中々廃棄に回ってこないコンビニ弁当を買うか外食。
おやつも忘れることなくバイトが始まる前にはしっかり夕飯を食し、バイトの休憩中も廃棄のお弁当を食べて・・・。
明らかに一日の摂取カロリーをオーバーした食生活。
これでも実はマシな方。
叔父さんや寛太と一緒だと余計ひどい目に合う・・・、いや、僕の意志の無さと言うべきか・・・。
僕よりも太っているこの二人のどちらかと一緒だと食べる量が圧倒的に増える。
まず、基本的に外食すれば食べ放題の店。
それ以外でも大量の注文。
そんな姿を見ていると自分も食べたくなり結局馬鹿食い。
間食なんて当たり前ようにハンバーガー食べたり、甘い物何個も食べたりして腹を常に膨らませているのに夕食にはまた大量のエネルギー摂取。
それにつられて僕も二人と大して変わらない量を摂取。
夏休みまで寛太と遊べなかったこともあってか、秋・冬は一緒に過ごすことも多かったがその影響がここまで・・・。
いや、他人に責任逃れするのはやめよう・・・。
兎に角痩せよう!
もうそれしかない!
まずは運動だ!高校の頃着ていたジャージは当然もう入ることもないだろうし・・・。
新しいものを買いに行かなければ・・・。
寛太からもらった古着のサイズを確認しながら出かける準備。
もう着られなくなったサイズの服は箪笥の使わない段に閉まってあるが無駄に大きいのが時々あるためサイズは毎回確認しておく。
といってもこの体型まで来てしまうと貰った服も、着られる服よりも着られない服の方が多くなってしまっているし、しかも残りのサイズも別にそこまで変にダボダボなんてこともない。
それでもサイズを気にするのはまだ余裕があるって思いたいから・・・。
まだ自分よりも太っている奴だっているって思いたいから・・・。
少し余裕のある長袖Tシャツに薄手のシャツに身を包み、ジーパンを履いて僕はドアを開けた。
460 :
名無し調教中。:2012/10/21(日) 08:32:14.00 ID:Y/k/pQ4H
SS乙でしたー
>>454 「男が肥満化する」と言う基本が押さえてあれば何でも良いと思う。
放置は論外だがw
461 :
名無し調教中。:2012/10/21(日) 11:52:49.54 ID:+NGTXabz
SS乙!
いつのまにか三桁目前ですな
そのうち動くのに不自由してくるね
>>454 「男が肥満化」すれば基本なんでもいいかと
TFやスカトロなど限定されそうなシチュがあるときは注意文つけるとか避難所とかやりようはありますし
個人の意見で「これがあるのはダメ」と主張するのはわがままに思える
放置も残念だけど論外とか非難しようとは思わないな
投下するかどうかは作者の自由だし急かすとか何様なんだろう
途中で止まって作者さん自身も辛いだろうしね
意見まとめが長く続くようなら避難所にスレたてればいいよ
言っていて気持ちがよいものでもない
462 :
名無し調教中。:2012/10/21(日) 11:53:35.01 ID:7kq+dN9r
sage
463 :
名無し調教中。:2012/10/21(日) 12:47:04.65 ID:KBMNAk18
書く人が偉いとかはないし、停滞して辛いとか思うなら、最初から完成させてからうpすりゃいい話でしょ。
そもそもここSM板だし。
だからやっぱり放置は論外だと思うわ。
急かしてるとかじゃなくて投下する人の心構えの話
464 :
名無し調教中。:2012/10/21(日) 18:50:25.15 ID:jbz/aQ60
放置は駄目だよねー
465 :
名無し調教中。:2012/10/21(日) 19:29:00.70 ID:I3SnrVI1
時間がなくて後で続きを書くつもりなのと、放置は違うからね
出来れば全部書いてから上げてほしいけど
466 :
名無し調教中。:2012/10/22(月) 23:39:16.20 ID:E1anijqN
願い事が何でもかなうという神社へ行ったら強飯祭方式で、
願いをかなえたいなら3日3晩かけて大量の餅を神の化身より食べないとならぬ。
見事勝てば願いが叶うが、負ければただただでっぷり太るだけ・・・
に止まらず、身体が段々餅化して、鏡餅みたいな人間と、人間みたいな鏡餅のボーダーを行ったり来たりする姿になり、
しかも拝観者に厄払いとして全身揉まれまくると言う恐るべき罠が。
大体の鏡餅男は最後の力を振り絞って乳首と股間を隠すが、逆に自分で自分の出口を塞いでしまいイクにイケない地獄絵図に。
467 :
名無し調教中。:2012/10/23(火) 22:36:31.53 ID:Sk7dTAGE
唐突に何の前振りも無く人ゴミの中で突然餅系巨デブになりたい
突然3周りくらい膨れ上がって服を肉圧でビリビリに破いてパンツいっちょになりたい
468 :
名無し調教中。:2012/10/24(水) 06:46:17.98 ID:l3q1uKg/
469 :
名無し調教中。:2012/10/24(水) 14:22:38.26 ID:Bxycr3Gq
SSを見てたらむらむらしてきたので、書こうと思いトリップ付けを
かねてやってみる。
以前、このスレの最初期にSSを書いたんだけど、
あまりにも反応なくてボンショリしてた。
今回はどうだろ? ちょっと時間を置いて投稿予定。
472 :
名無し調教中。:2012/10/26(金) 13:41:35.37 ID:ErwLGM0a
wktk!
473 :
名無し調教中。:2012/10/26(金) 16:21:10.44 ID:ASgJ1piV
わくわく
474 :
名無し調教中。:2012/10/28(日) 19:43:07.56 ID:/3BeqsXr
夏場は薄着が多いからか体のラインがわかりやすくなってた
そのおかげか意外と通勤やらの身の回りで太い人がいることに気づけたよ
中年が多かったけどやはり代謝変わるのかな
「はぁ、はぁ・・・」
下宿先のマンションの前に辿りついた時には既に汗だくの状態になっていた。
拭くものもない状態では汗は際限なく溢れるかのように、ジャージにそしてコンクリートの地面に汗染みをつくっていた。
春先に買ったジャージに身を包み僕は必死に汗を流して身を引き締める作業に勤しんでいた。
といっても走れて精々2kmぐらいで大した距離は走れていない。
まず、体が自分の思っていた以上に重いのだ。
一歩足を上げて前に出るごとに突き出た腹は否応なしに揺れる。
いちいち揺れるたびにテンションが下がるので正直5分も走ればやる気などなくなってしまう。
それでも昔の体型を何とか取り戻そうと躍起になって一日に決めた距離を毎日走っている。
疲労もたまるが、1ヶ月この行動と食事の改善を続けたことによって無事体重は減少。
96kgあった体重も見事91kgまで減少と立派な進歩を見せていた。
その分失った物というか我慢する物も増えたのだが・・・。
「お腹すいた・・・」
廃棄弁当をやら何やら食べまくっていた僕の胃袋はどうやらこの体型に見合うぐらいの胃袋に成長を遂げたようで、最近ではコンビニ弁当一つでは腹が一杯になるなんてことは絶対にない。
だが、そんな誘惑に負けてまたホイホイ大量の食事を摂取したらダイエットなど夢のまた夢!
そのため空腹を水で誤魔化しながらこの一ヶ月暮らしてきていた。
だが、実際に成果は得られているのだ・・・、このまま頑張れば元の体型に戻れる日も近いぞ!!
そう、このまま・・・、このまま我慢さえできれば・・・。
いつものようにコンビニで何事もなく無事にアルバイトを終えることができた。
休憩時間に食べたお弁当では足りないと腹の虫が喚いているのを持参した水で一時的に黙らせるとすぐに帰宅の準備にとりかかろうとしていた。
「おう〜、亮太。おつかれ〜」
「あれ?叔父さん・・・。お疲れ様です」
大きなお腹を窮屈そうにしながら叔父さんは事務所の椅子に座って何やらパソコンを眺めていた。
今日はもう昼間のうちに用事があるから上がったと聞いていたのだが・・・。
「亮太・・・。突然ですまないがうちの店は売り上げが良い方なのだが・・・。これを今以上に良くするにはどうすればいいと思う?」
「え・・・?」
ほんとうに突拍子もない質問に思わず間抜けな声を上げてしまっていた。
実際、コンビニ努めているだけの一介のアルバイトに過ぎない僕に立派な経営者である叔父さんが意見を求めるなどおかしいとおもったからだ。
「え〜っと・・・。すいません・・・。わかんないです・・・」
「まぁ、そうだろうな。で、俺なりにどうすればいいか、と考えたら一つ思いついたんだよ」
どうやら僕に質問したのは前振りだったようで叔父さんはしっかりと既に答えを見つけていたようだ。
「それで、どういったものなんですか?」
「それはな・・・、ポップ製作だ!」
「は、はぁ・・・」
ポップというのは様々な店にもある商品を紹介し消費者の皆様方に購買意欲を高めてもらうアレだ。
うちのコンビニにも確かにあるがどれも印刷されたものを切り取ったようなものばかりでいまいち受けはよろしくない。
「今回は店員自らポップを製作して、当店の売り上げを増そうと考えている!!さしあたって亮太!お前に頼みがある!!」
「え・・・?なんですか?」
叔父さんは自分の足元に置いてあったやや大きめでそれでもって中身が一杯詰まった袋を机の上に乗せてきた。
「お前にそのポップ製作を一任したい。で、これが紹介してほしい商品だ」
「は・・・はぁ〜!?」
全く予想していなかった。
ポップ製作を任せるということは・・・つまり・・・。
袋の中身をのぞいてみると中には大量の弁当やら、デザート、お菓子などがぎっしりと詰められていた。
中にはまだうちでは扱っていないであろう商品まで入っている。
「ちょ、ちょっと待ってください!何で僕なんですか!!」
まずはそこに疑問に思った。
コンビニで働いている人は他にもたくさんいるのに何故割と新参の僕にそのような大役を任せようとするのかということだ。
「聞いたぞ〜!お前、最近他の店の商品も結構食っているらしいじゃないか。そういう情報を持っている奴が食べればどこがいいのか自ずとわかってくるだろう?」
確かに趣味の一貫のようなものでコンビニの商品を徹底的に食べてはいたがダイエットを始めてからはそれも殆ど行っていない。
「んじゃ、頼むわ。できるだけ早めにな。評判良ければ俺がなんかご馳走してやるよ」
「あ、ちょ、ちょっと!!!」
そう言い残すなり叔父さんはそそくさと事務所を後にしていた。
残ったのは状況をいまいち把握できないでいる僕と、無駄にぎっしり詰まった食品。
とりあえずここに置いておいても邪魔になるので一先ず家に持ち帰ることにした。
家に帰ってから中身を見てみると本当に様々な食品が袋の中身は入っていた。
中には賞味期限が今日のものまである・・・。
見ているだけでも口の中では涎が分泌され、腹は食べたいと自己主張と言わんばかりになきはじめた。
だが、せっかくダイエットがうまくいっているのだ。
ここでそんな欲求に飲まれてしまってはそれも失敗に終わってしまう。
だが、いつも世話をしてくれている叔父さんの頼みを無下に断るわけにもいかない・・・。
「とりあえず・・・一回だけ・・・。今度からは断ろう」
結局空腹から来た自分への甘えなのか、それとも叔父さんに対して申し訳ないと思ったからなのか僕は机の上に並べた商品に次々と手を付け始めた。
この一回の甘えが僕の我慢する心を完全に破壊してしまった。
もう手が止まらないのだ。
お腹が空いた胃袋にはどれもこれも美味しいし、いくらでも入れられる。
カップ麺、デザート、スナック菓子、弁当などを食べながら感想を忘れないようにルーズリーフに書き記しながら僕は一心不乱に食べ続けていた。
結局僕のダイエットはこの日を境に完全にどこかへ消えてしまった。
元々急激な食生活の変化によりダイエットによって痩せた体は僕が思っていた以上に急速に元の体重へと数値を増やしていき、すぐにその値すら超えたのだった。
478 :
名無し調教中。:2012/10/29(月) 02:12:47.54 ID:lm6mSJmb
リバウンドフラグキター!
479 :
名無し調教中。:2012/10/29(月) 02:29:51.78 ID:NW59Uh29
ssおつです
ようやく90kgになったけど
結構増やすのも大変…
480 :
名無し調教中。:2012/10/30(火) 17:19:54.44 ID:MXv9dgyB
>>474 冬はみんな厚着になるから体とか腕とか見られなくなるよねー
481 :
名無し調教中。:2012/10/31(水) 00:44:51.10 ID:z7ih/RW0
90kg到達ということで写真撮ったけど
前回出した比較画像の時のスペック忘れてしまった…
482 :
名無し調教中。:2012/10/31(水) 03:04:37.29 ID:jC2xEiTX
>>477 ss乙!
これは3ケタ突破したな……カウンターにいることすらつらくなりそうだww
俺のログによると比較画像であげられている痩せた時の画像は60kgのものがあるな
483 :
名無し調教中。:2012/10/31(水) 03:27:54.71 ID:z7ih/RW0
484 :
名無し調教中。:2012/10/31(水) 08:15:44.96 ID:xrH+n+he
>>483 うほっ良い白豚!
じゃなくて良いお腹!
今のままでも十分触り心地良さそうだけど、もっと大きく育てたいですねー
485 :
名無し調教中。:2012/10/31(水) 12:26:38.28 ID:z7ih/RW0
486 :
名無し調教中。:2012/10/31(水) 19:58:09.06 ID:LYTzc2A7
やっぱ養殖すると皮下脂肪少なくなるよなぁ
俺も何だけどね
487 :
名無し調教中。:2012/10/31(水) 21:37:18.11 ID:z7ih/RW0
俺は結構つまめるから皮下脂肪ある方なはずだけど
この差って体質?
488 :
名無し調教中。:2012/10/31(水) 22:30:23.04 ID:8WdqO3UA
こいつを太らせてやるぜとか言って画像上げてた人は
どのくらい太らせることができたんだろうか。
釣りだったとしても気になってしまう。
489 :
名無し調教中。:2012/10/31(水) 23:22:31.86 ID:z7ih/RW0
>>488 それって比較画像出した俺のことだろうか…?
気になってしまう
490 :
名無し調教中。:2012/11/01(木) 03:02:29.09 ID:E8HIKILE
皮下脂肪でも内臓脂肪でもここまで行けばじゅうぶん丸いな
満足いく体型めざしてください
ちなみに食生活とか気を付けていたことあれば後学のために
491 :
名無し調教中。:2012/11/01(木) 04:44:30.90 ID:QsfvCYjQ
>>490 夜食にコンビニ弁当+インスタントラーメンふた袋
とか食ってるから不健康な方だろうな…
夜更かししてるし
運動しながら健康的に太るのが理想なんだろうけど
腹とかもまれてみたいw
492 :
名無し調教中。:2012/11/01(木) 09:47:03.39 ID:P7cFGqlm
>491
腹を揉みたいね。こんなに太ったのかー?とか言いながら。。。
493 :
名無し調教中。:2012/11/01(木) 11:00:03.39 ID:mo+D45iQ
>>489 いやあなたのことではない。と思う。
匿名だしはっきりはしないが。
とりあえずこれからも頑張ってくれ。応援してる。
494 :
名無し調教中。:2012/11/01(木) 18:52:10.43 ID:QsfvCYjQ
>>492 ぜひやってほしいw
一度、馬鹿食いしながら腹揉まれてみたい…
>>493 ありがとう
まぁあわてて増やして体調崩すと元も子もないから
少しずつ増やせるといいなと思ってる
495 :
名無し調教中。:2012/11/02(金) 21:58:48.91 ID:zpHP5Fy8
9月に部活引退したんだけど、あまり運動しなくなったら太ってきたような気がする。お腹周りがゆるみ始めてきたというか腹筋が薄れてきたというか肉がつかめてきたというか....
496 :
名無し調教中。:2012/11/02(金) 22:20:39.29 ID:j/rHccUW
学生さんわりと多いのな
497 :
名無し調教中。:2012/11/02(金) 23:08:58.27 ID:LG8Wa2cu
ぺーぺー社会人だが学生のうちにどれだけ体をつくるかでだいぶ変わるとおもう
運動部入ったり大学生で食生活変わったり
自分で金稼ぎやすくはなるがなかなかうまく使えていないぜ
498 :
名無し調教中。:2012/11/03(土) 00:28:55.43 ID:0ZMSTkLe
俺も運動止めてから太りだしたな
結構そういう人多いと思うけど
生活習慣変わって夜食とかw
水泳やってて三桁まで行った人にノウハウを教わりたいw
499 :
名無し調教中。:2012/11/03(土) 01:27:03.13 ID:2wkCiRU8
おいらは高校卒業してからフリーターだけど
太ろうと思う前まではどんどん小食になってってたな。
バイトまでチャリ通だったのもあるかもだけど
肥満化とは無縁だった
500 :
名無し調教中。:2012/11/03(土) 01:32:40.87 ID:0ZMSTkLe
で、今ではお会いしたいくらいの肥満体になったわけですな
太るには何かコツがあるのかな…
501 :
名無し調教中。:2012/11/03(土) 17:08:09.45 ID:kB3wzsdq
水泳を昔やってたせいか全体に筋肉と脂肪がついてて
三桁だけど顎にあんまり肉がつかないんだよねぇ
502 :
名無し調教中。:2012/11/03(土) 23:57:23.06 ID:B16ETjms
その分体が丸々としているのですねうらやましい
やはり学生時代に運動していれば太りやすいんだね
503 :
名無し調教中。:2012/11/04(日) 03:10:03.45 ID:beCrpnO6
九月に引退した私も水泳部員.....
やがては皆さんと同じように....太りたくないwwwwww
でも今までの服が切れなくなったりはしてみたい全体的に丸々と太りたいっていう欲求はある。
今65kgだけど知人に知られずに100kgぐらいまでは行ってみたいな
504 :
名無し調教中。:2012/11/04(日) 03:32:50.81 ID:MtaAx6LY
10代学生時代に運動して筋骨そこそこ鍛えるべきだったわ・・・
505 :
名無し調教中。:2012/11/04(日) 06:32:02.05 ID:CFLYRlNa
俺まだ18歳なんだけど、間に合うかな・・・?
(中学:水泳部 高校:陸上部)
506 :
名無し調教中。:2012/11/04(日) 13:28:23.73 ID:uWE46ITA
大学が勝負どころだ
運動部入ってなおかつ外食でバイト賄を平らげるんだ
507 :
名無し調教中。:2012/11/04(日) 22:19:00.61 ID:gGDTUIoA
俺は高校まで水泳やってて、
大学入ってから増え始めたな
運動しなくなって…
508 :
名無し調教中。:2012/11/05(月) 01:05:53.37 ID:wWIRsElF
野球部のキャッチャー(むっちり体型)が、大学に入り、ダイエットを決意。
しかし、大学の寮や、バイト先で一緒になったのは、
なぜか相撲部・柔道部・アメフト部・ラグビー部などの重量級体育会ばかり。
毎日のようにそいつらと生活を送るうちに・・・。
509 :
名無し調教中。:2012/11/05(月) 07:57:43.18 ID:xW/jKAFT
今日からゲーセンでバイトだけど制服のサイズどうなるんだろう
前に130kg級の人がいたから100kgの自分でも着れる制服あるんだろうけど…
510 :
名無し調教中。:2012/11/05(月) 10:48:41.09 ID:rKJEc88x
デブ店員がいるゲーセンっていいな
休憩時間にも餌貪り食って、130s以上の巨体に育って欲しい
511 :
名無し調教中。:2012/11/05(月) 11:13:49.73 ID:KddnCmni
>>510 某インベーダーの会社の系列です。
来てくれたらクレジットのサービスは出来ないですけど、お腹を揉むくらいなら…
512 :
509:2012/11/05(月) 11:14:22.16 ID:KddnCmni
ID変わってるけど509です
513 :
名無し調教中。:2012/11/05(月) 14:29:46.39 ID:USRos0k6
514 :
509:2012/11/05(月) 17:10:06.02 ID:KddnCmni
当たりです。
上の制服はピチピチでした。
下のスラックスはサイズがちょうど良いのがなくて発注にも時間がかかるので、
自分で用意しないといけないみたいです。
ギリギリ入ったのはしゃがむとパツンと裂けそうでしたw
515 :
名無し調教中。:2012/11/05(月) 22:39:50.55 ID:eA/QhqDH
ゲームセンターで肥満化 そういうのもあるのか
体感型ゲームオンラインゲームいろいろあるな
516 :
名無し調教中。:2012/11/06(火) 03:18:10.38 ID:wg9DBVQC
クリアするまで太り続けるゲームセンター
体感型ゲームで太めになれるゲームセンター
意外とうかばない
517 :
名無し調教中。:2012/11/06(火) 07:47:26.49 ID:7RRsCoYW
では、ゲームつながりって事で以前さわり程度浮かんだのをさらっと。
『ここににしゅるいのサプリメントがあります、すきなほうをおのみください』
ドアをくぐると正面の壁にはそう書かれたプレートとルールに書かれていた通り二種類の錠剤だけが置かれた殺風景な部屋だった。
「どちらかが正解、と言うことですかね?」僕がまず口を開き。
「正解なんてものがあればだがな」マッチョさんがそう答えた。
「でもどっちも美味しそうだよねぇ」先ほどのでよりふとましくなったオタクさん…
「悩んだって仕方ない、とっととすませちまおう」さいごにイケメンさんがそういって僕らはサプリメントをその胃に納めた。
次の部屋は休憩室、となっていて。
「どうぞこの部屋のものはお好きにお使いください、か」
部屋にあるのはマシントレーニングの道具と軽食、と言うはいささか四人分でも多いのに…
僕とマッチョさんは食べ物を見るのもいやと言う感じでそれらに背を向けマシントレーニングに向かった、
僕が使い方をきちんと知っているのはルームランナーぐらいだったけれど、
流石はマッチョさんと言うか、親切丁寧につかい方を教えてくれた、とはいえ、僕も、彼も、マッチョさん、と言うには先ほどの胃を満たす栄養補助サプリメント、の所為でお腹がぷっくりと膨れ上がってしまっている。
今頃、後ろの二人がどう過ごしているのか、消化吸収と燃焼を助ける美容サプリメントを飲んだ彼らは、思い思いに食事を摂り、存分に休憩をしている。
僕らははずれをひいた、この時はそう思っていたが、僕等が閉じ込められた自称遊戯施設は「ベタールーム」と言う、その意味をまざまざと見せ付けられることとなるのだった。
夏休みが目前に迫った雨の降る日の夜。相変わらず僕はアルイバイトに勤しんでいた。
といっても今からは休憩の時間なのだが・・・。
廃棄に出たスパゲッティを客がいないレンジで温めている最中に一度事務に戻って焼きそばパンの封を開ける。
温め完了までだいたい1分ぐらいだろう、ならばパンの一つや二つは食べられる。
事務室に置かれているパイプ椅子に腰かけてパンを口の中に放り込んでいく。
当然パン一個で腹が膨れることもなく、まだスパゲッティも温めが完了していない。
繋ぎと言わんばかりに僕はもう一個、メロンパンの封を切ってせかせかと口に含んでは呑み込んでいく。
休憩時間は僅か15分しかないため、もたもた食べていては当然僕のような体型の人間には栄養を補給することなど不可能。
そのため僕は新たに早食いというスキルを得ることによってこの燃費の悪い体に燃料を詰め込む時間を割くことに成功した。
しかし、その代償か・・・、はたまた叔父さんから任されたポップ作りの影響か・・・。体には前以上に贅肉が身についていた。
3か月前までは痩せようと躍起になって無理なダイエットをしていた。
そのせいもあるのだろう。
叔父さんから任された仕事を処理していくうちにあれよあれよと体は体重を取り戻し、さらにはその数値すら大幅に増やしていっていた。
91kgまでなんとか減らした体は僅か2ヶ月ほどで体重を110kg代にまで増やしていた。
二ヶ月で20kg以上増量したことになる。
それでも20kgの増量というのは僕の肉体に大きな変化をもたらしていた。
今までは少しだけ膨らんでいた胸にはさらに肉が付き、寄せなくても掴めるレベルにまで膨らみを増していた。
顎の下には常時肉が付き纏い、二重顎を形成し顔の大きさを余計にデカく見せていた。
太腿にも当然肉が付き、春先に買ったジャージを着るのも困難にしている。
当然それに付随している尻周りも前にもましてデカイ。
ともすれば叔父さんと大して変わらないのでは?と思わせる大きさに成長した尻はパイプ椅子から少しはみ出していた。
しかし、突発すべきは腹周りだろう。
何と言っても一番目立つそれは今や立っている状態でも常に丸々と見事な曲線を描いている。
座った時には自分の太腿にそれがドカッと乗り上げる。
脇腹についた贅肉は今もその厚さを増し、依然以上に僕の横幅を広げている。
ここまで太ってはマズイというのは当然頭の中にはあるが、先に述べたとおりジャージはもう着られなくなったので新しいのを買わなければならない。
だが、いくら運動してもそれ以上に今は食べる量の方が多いのだ。
一番の有害物質は叔父さんに任されているポップ作りだろう。
このポップはお客様にも正確な情報が記載されていると上々の評価を頂いてはいるがその評価が増せば増すほど僕の体には贅肉が纏わりつく。
コンビニ新商品が来る頻度は非常に多い。
そのたびに僕が試食し、ポップに記す情報を叔父さんに伝えているのだから太って当然なのだ。
しかも、美味しければまた自分で買って食べているのだから最早手の打ちようがない。
そして何より食べなければ僕自身全く動けないというのがマズイ。
たった二時間レジ打ちなり品出しなりしただけなのに僕の胃袋は食料を寄越せと喚き散らす。
バイト前にも当然弁当を食べているのだがそれでも足りないのだ。
そのため休憩中には弁当一個、おにぎりかパンを二個以上食べておかないとその後の仕事に支障をきたす。
それでも一緒に働いている人にもお客様にも迷惑をかけてしまうため、なんとか休憩中に急いで胃袋に詰め込めるだけ詰め込むということになってしまっているのだ。
気休めとばかりに今は飲み物を特定健康食品のお茶を飲んでいるがこんなものを飲んだからって痩せられるはずがないのはわかっている。
だが、それしか今の僕にはやれることができないのだ。
結局食べることを正当化し、馬鹿食いしていることには何も変わらない。
今年の夏も実家に帰ることはしないだろう。
こんな体を家族の前に晒すなど・・・何を言われるのか分かったもんじゃない。
ピーという無機質の音が温め知らせてくる。
しかし、今日はまた一段とお腹が空いたな・・・。
パン二個とスパゲッティだけじゃ足りないかも・・・。
“仕方がない”後でもう一個パンを食べよう。
520 :
名無し調教中。:2012/11/06(火) 21:22:44.81 ID:t20unjkP
521 :
名無し調教中。:2012/11/06(火) 23:23:57.72 ID:WbHSCMh+
ss乙!
すっかり三桁の丸まるになりましたな
痩せるどころか太り続けそうだ
二つ三つ制服をダメにしているなこれは
522 :
509:2012/11/06(火) 23:47:16.41 ID:7ldNMA37
バイトだと制服の制限があるから色々とキツイんだよね
523 :
名無し調教中。:2012/11/07(水) 03:07:19.43 ID:/FUbxgzW
ぽっちゃり以上は特別な制服にして辱めたりさせたいな
最初は「少しでも細く見せるため」ていって縛り上げるようなタイトな制服
肉が収まらなくなってきたら「機能性重視」といって全身タイツのようなラインが丸わかりの制服
524 :
名無し調教中。:2012/11/07(水) 04:27:48.02 ID:TzW5HH87
YouTubeでTruffle shuffleとかfat kidで検索して海外のデブ動画見てみたら子供でも桁違いにデブさ加減が違う。
期待と有難さの半面なんだか見てて心配になるレベルだw
525 :
名無し調教中。:2012/11/07(水) 11:48:34.68 ID:zbLy9YZH
>>524 最近その手のネタでおおってくるのが見当たらないんだけどなんかあった?
526 :
名無し調教中。:2012/11/07(水) 14:30:56.96 ID:4PUT6IWw
youtubeでGrowing a Big Dawg で検索すると肥満化動画が出てくるよ
527 :
名無し調教中。:2012/11/07(水) 18:57:58.64 ID:T/oVAQTM
528 :
名無し調教中。:2012/11/07(水) 21:02:53.22 ID:IHyY7gQy
>>526 すげぇなぁ
あんな簡単に太れたらいいのになぁ
529 :
名無し調教中。:2012/11/07(水) 22:51:56.40 ID:4PUT6IWw
うらやましいくらいの変化ですよね
これくらい変わればすごいだろうな
とても張りがあるおなかに憧れますw
530 :
509:2012/11/09(金) 09:47:12.91 ID:uRHdgwu2
丸顔に生まれたかったなぁ
整形でなんとかなるならしてみたいけど…
結構な大台に乗っても顎が二重にもたぷんたぷんにならない
531 :
名無し調教中。:2012/11/09(金) 17:15:17.57 ID:TpHtMRV1
面長だと難しいけど、顔に肉が付きにくくても、おっさんになれば嫌でも肉が弛んで二重顎になるよ
532 :
名無し調教中。:2012/11/10(土) 16:40:18.32 ID:rArYUpfQ
寒くなってきたな……
肉布団や肉おしくらまんじゅうとかぎゅうぎゅうの感触を味わいたい
533 :
名無し調教中。:2012/11/10(土) 17:13:26.95 ID:y1EZNZLv
体重が増えてきたけどそのぶん食欲も増えてきた食費くれ
534 :
名無し調教中。:2012/11/10(土) 17:55:35.10 ID:kXBCXF4v
個人的には残飯処理してみたいw
535 :
名無し調教中。:2012/11/11(日) 22:07:55.23 ID:nj0yj35P
廃棄食料を回収・有効活用するシステムまだー?
536 :
名無し調教中。:2012/11/11(日) 22:53:29.01 ID:9fHWBS+H
つくってくれたら実験台になるよw
537 :
名無し調教中。:2012/11/12(月) 00:40:06.65 ID:uCCL7fYR
>>520 ストレスかな?弟のが何かとちやほやされてそうだし。
いっそこのままデブタレを目指してブクブク太って欲しい。
538 :
名無し調教中。:2012/11/12(月) 00:54:29.05 ID:IaJCTqYf
>>537 ストレスが原因だとしたら素直に喜べないよ
鬱病になったり自殺したりしそうじゃん
539 :
名無し調教中。:2012/11/13(火) 18:55:27.27 ID:aSt/EC0E
海外でgrommrという男の肥満化な出会い系サイトを見つけたが英語が分からん
540 :
名無し調教中。:2012/11/13(火) 21:09:36.07 ID:wZGg5Wky
541 :
名無し調教中。:2012/11/14(水) 01:29:40.61 ID:DWzPVbDM
YouTubeでBelly Playでもすごいのいっぱい。
・・・でも肥満化から離れるけど。
542 :
名無し調教中。:2012/11/16(金) 04:03:40.15 ID:djei5fSW
ちょっと時間を置いて投稿予定、っていつごろ投稿すんだろ
543 :
名無し調教中。:2012/11/16(金) 08:07:36.44 ID:NUSPys9K
何月何日に投稿するとはっきり明言はしていない・・・つまり来年でも再来年でもいつでも先送りし続けられるってことだ
544 :
名無し調教中。:2012/11/16(金) 17:34:15.86 ID:Kt+DwKei
近い内に解散すると同じ
545 :
名無し調教中。:2012/11/17(土) 00:06:36.45 ID:t+XWH+Zl
>>544 それを言うなら【coming soon】だろ?w
546 :
名無し調教中。:2012/11/17(土) 01:30:07.48 ID:jeROXHYd
すっごく大きい人を見かけたけど、
それでもまだ手が届きそうだった
性器に手が届かなくなるなんて、
本っ当に物凄く太らないと、
そうはならないんじゃないかと思った
547 :
名無し調教中。:2012/11/17(土) 02:30:47.97 ID:W7iOaNO6
乞食するのは立派だなwwww
そんなことばっかりだと餓鬼体型みたいになりそうだ
548 :
名無し調教中。:2012/11/17(土) 02:54:38.54 ID:UrCWU6lX
出す出す詐欺するようなやつの作品なんか見たくもねーよw
うぜーから書かないなら宣言すんなってだけだろ
549 :
名無し調教中。:2012/11/17(土) 04:19:52.99 ID:saZ5PJGu
永遠に書いてくれないとかなら、ちょっと、楽しみにしてた分残念無念だけど…
いつか書いてくれるなら素直に待つけどな。
もしかして、少数派?548さんみたいな考えの人が多くなってるんだろうか…
550 :
名無し調教中。:2012/11/17(土) 07:05:27.68 ID:csC6xDxh
遠まわしな非難はやめたら?
>>547のほうがはっきり言うだけまだマシだよ
自分は途中で中断する人はしかたないと思うけど
出来てもいないのに投下をほのめかすのはナシかなーと思うな
551 :
名無し調教中。:2012/11/17(土) 15:18:22.18 ID:Z3MLxMW4
構ってちゃんなんだろ
投稿予定と言いつつ投稿しない、全部書いてから投下すればいいのにちまちまと連載気取って投稿と
逐一反応をしてあげないと死んでしまうんですな
552 :
名無し調教中。:2012/11/17(土) 23:51:08.93 ID:0c9y7tZZ
YouTubeにて検索↓
4 years in 90 seconds: from fit 2 fat
553 :
名無し調教中。:2012/11/18(日) 00:21:04.95 ID:6f8rMIoP
スポーツ選手が現役引退して激太りとか萌えるよな。
特にサッカーとかだと萌える。
554 :
名無し調教中。:2012/11/18(日) 19:35:23.98 ID:LtNYFLUL
運動しなくなっても食欲がそのままとか
でもどうしても落ちてくるんだよね
食欲は常に胃袋に食べ物詰め込まないと維持できないのかな…
っと思ってしまう
555 :
名無し調教中。:2012/11/22(木) 00:12:26.88 ID:4Wa+JIDG
>>238 太鼓腹の第二弾が読みたい。
現実離れしてて少しグロいが描写を想像しただけで・・・
何度もお世話になりましたw第二弾待ってま〜す^^;
556 :
名無し調教中。:2012/11/23(金) 03:26:37.36 ID:u6nxUVF9
個人的にはダイエットスーツとかコンビニとかもいいと思って楽しみにしてるんだが
特にまだ学生の身分としてはw
今のうちに太っておきたい?
12月のあたま、街がクリスマス色に染まっていき、今では外にいる殆どの人々が寒いと口走る中僕は下宿先で半袖短パンの恰好で寝そべりながら寛太の到着を待っていた。
今日は月に一度のコンビニ商品の試食会。
元々は僕一人でやっていたのだが、やはり他の人からの意見も取り入れた方がポップとしての仕上がりは増すだろうと至ったからだ。
それに寛太は料理もうまいため的確なポイントを上げてくれるので正直助かっている。
叔父さんもそのことを伝えたら試食用の商品の数を増やしてくれたのでそれ程に成果は上がっているのであろう。
ピンポーン
腹這いの状態で寝っころがっていた僕は両手を床につけ、そのまま一気に上半身を起こした。
らくな体勢でいたせいかこうして起き上がる瞬間は一番重いと感じてしまう。
自分の重さに嫌になりながらもなんとか立ち上がりドアを開けに少しだけ早足で向かう。
「おっす!」
「おい〜っす」
これから食い物が食えると分かっていたからか寛太はテンションが高い。
これだからデブは・・・。
「スーパーで色々買ってきたからさ〜!夕飯一緒に食おうぜ!!」
「まじで!?やったね〜!」
かくいう僕も食べることには積極的なことは否定できない・・・。
寛太の両手には大きなスーパーの袋が二つと何やらこれまた大きな紙袋が一つ。
スーパーの袋を机の上に置いてから寛太は紙袋を方へと差し出してきた。
「ん!」
「なにこれ?」
覗き込んで中身を見てみるとそこには服が詰め込まれていた。
「俺が着れなくなったやつ、もってきたから使えよ」
「おぉ〜!サンキュ!」
中身を取り出してみると派手な柄などが無い無地に近いTシャツやらパーカーなど多種多様な洋服が袋の中には入れられていた。
手に持って広げてみると非常にデカい。
さすが今や140kg以上の体重を有している寛太が着られなくなった服だ、デカイ・・・。
そしてこれを着るのは僕なのだが、そこは気にしてはいけない。
だがこれはまさに渡りに船!
去年、寛太から貰った服は実はもう夏あたりからサイズが合っていないのだ。
今着ているのは寛太が今年の春ぐらいに僕に譲ってくれた古着なのだが、これも半袖短パンも正直かなりパッツンパッツンというのが現実だ。
勿論室内着であるからこれで我慢しているというであって、バイトの時のためにこれよりも大きいサイズの服は既に用意してある。
というわけでキツイ恰好でいる必要もなくなるということで早速着替え。
窮屈なTシャツを脱ぎ捨てるとブルンと抑え込まれていた肉が一気に解放され波打つ。
若干垂れ下がってきた肉がズボンの腰ひも辺りまで面積を広げている。
もう大分見慣れてきた光景にそこまで戸惑いは起きない。
だが、太ったという事実を肯定するには至ることができなかった。
こんな体型になってもこれではヤバいという意識は頭にあるつもりだ・・・。
とりあえず寛太が持ってきた紙袋から適当に一枚長袖のTシャツを取り出して羽織る。
これで窮屈な思いからようやく解放される・・・と思ったのだが何だかおかしい。
いつもの半袖Tシャツを着ているのと大して変わらない圧迫感が上半身に襲いかかってきた。
「あ、あれ・・・?」
頭が混乱する中兎に角別の物を着てみようと、下の方に入っていた腰回りの広いジーパンを見つけ出すと急いでそれに足を通し始めた。
だが、これもいつも履いている短パン同様サイズが小さく窮屈に感じる。
ホックを絞めようと生地を伸ばすが一向に止まる気配がない。
「あぁ〜、やっぱりな〜」
エプロンをつけた格好で寛太が僕の様子を見て納得という感じの言葉を漏らしていた。
「な、なにがだよ!」
「いやさ、多分その服お前にはキツイと思ったんだよ」
既に分かっていましたと言わんばかりに寛太はさらに事実を言葉にして続けていく。
「お前、多分俺と同等かそれ以上にデブだぞ」
「お、これ。うまいな・・・、チーズの味もしっかりしてるし・・・。おい〜亮太!くってみろって!」
思わず手が動きそうだったがそれをもう片方の手で何とか止めてから僕は何も言わず首を横に振る。
その行動の理由を察したのか、寛太が溜息を吐いてから口を開いた。
「なんだよ、お前俺が言ったこと気にしてんのか?」
「だ、だって・・・」
「あくまで俺の目測だから確かじゃないって〜!俺今141kgだけどさ〜。お前が確実に俺よりもデブとか俺と同じぐらいなんて確証はないんだって!実際の数字が解れば話は別だけどな〜。お前今何キロ?」
「し、知らない・・・。体重計夏休み入ったあたりで目盛の最大値に届きそうになってからのってない・・・」
「目盛の最大値何?」
「ひゃ・・・、ひゃくにじゅう」
時間で言えば大体8月の頭辺り、単純時間で言えば4か月もの時間が立っていたことになる。
その間に僕の体の重さが、より一層増え、さらには体そのものも大きくしたのは事実であり、それに目を向けず食べたいものを食べてきたのもまた事実だ。
「で?お前はどうしたい?痩せたいのか?」
相変わらず食べ物を口に運ぼうとしない僕のことなんて気にすることなく新商品のモンブランをパクパク口に入れていく。
「そ、それは・・・。まぁそうだけど」
「ふ〜ん。で、お前はそのために何か努力したの?」
何を言わずただ首を横に振り、口を開いた。
「逆に聞きたいんだけど、お前は太っていることに対して何とも思ったことないのかよ?」
太っているのは僕だけではない寛太も同じなのだ。
しかも彼の場合僕のように数年でこんな体型になったわけでもない。
ほんとうに昔から太っているのだ。
そんな友人の考えを聞いてみたかった。
「ない・・・、といえば嘘になる。だけど俺は食べるのが好きなんだよ。自分の好きなことして太っているんだ文句をいうのはお門違いだろう?お前だって好きでコンビニのポップ作りとか新商品の研究みたいなことしてるんじゃねぇのかよ」
その言葉が深く、深く心に刺さる。
痩せる、痩せなきゃマズイ。
そう思うだけで結局僕はやってこなかった。
やりもしないのに嘆くなんて確かにおかしい。
そもそも僕自身最初は抵抗があったこのポップ作り、新商品の研究なんて今ではどうだ?
立派な僕の趣味になりつつあるじゃないか。
叔父さんに頼まれたのが嬉しくて、何より新しい商品を食べられるのが嬉しかったのは揺るぎようがない真実だ。
「好きでもなければこんな明らかに太るようなこと引き受けないって!好きならいいじゃん。一度きりの人生だぜ?素直に生きろよ」
好きなことをして文句を言うなんてお門違い。
確かにそうだ。
もうこの際決めてしまおう。
僕は痩せるのか、それとも食べ物をこれからもたくさん食べるか・・・。
「僕は・・・」
長々と本当に申し訳ないです。
次でおそらく最後の投稿になるかと思います。
それまでよろしくお願い致します。
562 :
名無し調教中。:2012/11/24(土) 01:54:26.14 ID:7840l9bj
>>561 すっばらしいです〜!
お疲れさまです
終わっちゃうのは寂しいですが、
続き楽しみにしてます
頑張ってください!
563 :
名無し調教中。:2012/11/24(土) 02:08:22.42 ID:Ena9+jkw
楽しみ支援です
564 :
名無し調教中。:2012/11/25(日) 02:09:49.75 ID:M5N+6URZ
毎日、夜中にSSが投稿されるのを期待して、
ほぼ毎晩ラーメンには行くってる俺って…
こういう肥満化もありなのかな
565 :
名無し調教中。:2012/11/25(日) 10:50:52.65 ID:YKB2l9WG
566 :
名無し調教中。:2012/11/25(日) 13:21:30.82 ID:M5N+6URZ
仲間w
以前はカラアゲとか食ってたんだけどね
567 :
名無し調教中。:2012/11/25(日) 14:43:12.53 ID:YKB2l9WG
唐揚げいいなあ
568 :
名無し調教中。:2012/11/25(日) 15:26:42.59 ID:M5N+6URZ
夜食で太るのもありだけど
お腹パンパンにして太りたいってのもある
569 :
名無し調教中。:2012/11/25(日) 15:30:13.64 ID:px+zzQhS
おまいら何?自ら肥満化したいの?
悪いこと言わねーから止めとけ。
階段の上り下りだけで地獄だし、毎日が筋トレ状態だぞ
なのに全く痩せないorz
570 :
名無し調教中。:2012/11/25(日) 16:43:11.92 ID:fpHYsYdc
うらやましい
571 :
名無し調教中。:2012/11/25(日) 17:36:46.94 ID:ny9edhbd
572 :
名無し調教中。:2012/11/25(日) 21:39:47.25 ID:px+zzQhS
573 :
名無し調教中。:2012/11/25(日) 22:06:30.37 ID:YKB2l9WG
>>572 毎日が筋トレって、せめて120いってから…
574 :
名無し調教中。:2012/11/25(日) 23:25:25.94 ID:ny9edhbd
>>572 スリーサイズと二の腕と太股のサイズスペックもよろ
575 :
名無し調教中。:2012/11/25(日) 23:47:02.32 ID:vp+95fbL
このスレに来て肥満化やめろって言うデブって最悪だな
とんだ構ってちゃんだよ
肉が焼ける匂いと立ちこめる煙が店内を一杯にしている中、僕と叔父さん、それに寛太はそれぞれにグラスを手に持って乾杯の音頭を待っていた。
「みんなグラスは持ったな!んじゃ、亮太と寛太君の成人祝いと三回生進級を祝って!乾杯!!!」
「「乾杯〜!!」」
皆それぞれグラスに入れられていた飲み物を一気に喉に流し込む。
僕はジュースだが寛太と叔父さんはビール。
ここは叔父さんに何度か連れてきてもらっている焼肉店。
今日は忙しく伸びてしまった僕と寛太の成人のお祝いと3年生進級を祝うものだ。
「ぷはぁ〜!やっぱコレだな!!」
グラスに注がれていたビールを全て飲み干した後に叔父さんは決まり文句とばかりにビールがうまいことを強調してくる。
実は僕はまだお酒というものを一度も飲んだことが無い。
しかし、うまそうに飲む二人を見ているとやはり飲みたくなるもの。
だが最初の一歩がどうにも怖い。
「お、なんだ!亮太も酒飲んでみるか?」
表情に表れてしまっていたのか叔父さんに的を射た質問を投げかけられ思わず戸惑ってしまった。
「いいですね〜!てか、一人だけジュースとか!最初からビールとは言わないがせめてチューハイぐらい飲んでみろって!!酒と一緒に食うつまみがたまらなくうまいぞ!!」
叔父さんの意見に賛成とばかりに寛太は叔父さんの意見を推す。
“つまみ”と“うまい”という単語に思わず唾を飲みこむ。
そんなことを聞いたら・・・飲まない訳にはいかない。
「あ、すいません・・・。このチューハイください」
店員さんにお願いするとすぐにチューハイと枝豆などのつまみも一緒に持ってこられた。
「お、丁度良いタイミングにつまみも来たな!!亮太食ってみろ!そんでもって飲んでみろ!まぁ、本当はビールが良いんだがな〜。まぁ、最初っから無理させちゃまずいからな!」
おずおずと酒を飲むと一瞬だけ柑橘系の果物の味がしたかと思うとすぐにアルコールの苦さが口の奥を流れ込んでいった。
だが、別段嫌という感じもしない。
そのまま枝豆を口に放り込むと今まで味わったことのないような味が口いっぱいに広がった。
「なにこれ!?うまっ!!」
「だろだろ!?次こっち食ってみろ!!」
差し出された良くわからないつまみを口に放り込んでみる。
「うわ!これもうまい!!」
そのまま皿に盛られていた良くわからない酒の肴を全部胃袋に放り込んでいく。
「がはははは!!うまいだろ!だからってあんまり食い過ぎんじゃねぇぞ!!これ以上太ったらどうすんだ!」
「いいんですよ〜!もう、食べることが好きなんですから!好きなことしてるんですから、問題ないですよ!!」
照れ隠しという感じで大きく張った太鼓腹を軽く叩くと贅肉で一杯の腹も小気味よく揺れた。
その姿を寛太は何も言わず口元を少し緩めて僕の方を見ていた。
そう、結局僕は自分が好きな道を選ぶことにした。
例えその結果が太るというものでも、もう迷うことはしない。
「だがなぁ・・・これ以上太ったらうちのユニフォームもサイズがないぞ。俺のでさえもうお前着られないんだから」
「うっ」
そして、その結果僕はこのデブ三人組の中で一番のデブに躍り出てしまった。
もう迷わないと決めてから寛太と食べ歩きやら他店のコンビニの新商品研究なども初めてその増加はより加速していった。
「そ、それは・・・」
「なんて、嘘だ。本部にはこっちから言っておくさ。大丈夫だ。お前は今ではうちの大事な戦力なんだ。その埋め合わせするぐらいならユニフォームの一枚や二枚大したことじゃない」
「叔父さん・・・」
そう言い終えると店員さんが皿に盛られた肉を大量に持ってきた。
「お、きたな!今日は俺のおごりだ!!ドンドン食べな!」
「「はい!」」
狭い網の上に一杯に肉を並べていく。
肉の焼ける匂いが空腹をさらに掻き立ててくる。
「もういいかな?いただきま〜す!!」
「あ〜、食った食った」
「うまかった〜。おじさんご馳走様です」
「僕らのお祝いのためにありがとうね、叔父さん」
二人して軽く頭を下げると“気にするな!”と言いながら笑い声をあげてくれた。
叔父さんのこういう人柄には本当に憧れる。
「ふぅ」
それにしても食べた・・・。
腹を撫でながら消化を促しているのだが、食い放題に釣られて今日は盛大に食べ過ぎたようだ。
ただでさえ無駄に肉のついた腹が暴飲暴食の影響で思いっきり膨れて、前に出てしまっている。
ズボンも少しキツイ・・・。
飯を食ったばかりということもあるのだろうけど、これは随分と余裕があったはずなのだがこの様子だと・・・。
「よ〜し、じゃあ今日はこのまま終わるか・・・」
「あ、叔父さん!・・・すいません。叔父さんさっきの話の続きというかなんというか。ユニフォームの件なんですけど」
「なんだ?」
大量に食べた焼肉によって膨れた腹を擦りながら言葉を続ける。
「この前の時点でかなりギリギリだったんだけど、この調子だとまたユニフォームがきつくなっちゃうと思うので新しいのお願いします・・・」
二人ともその言葉を聞いた瞬間声を出して笑い始めた。
それにつられて僕も笑う。
そして次の日、僕はサイズアップしたユニフォームに身を包んでいたレジの前に立っていた。
「いらっしゃいませ〜!」
顔に笑顔をつくって僕は今日もコンビニでアルバイトに勤しむ。
お客様の笑顔と遣り甲斐を噛みしめつつ、ついでに廃棄のお弁当を楽しみにしながら。
とりあえず完結です。
gdgd感が半端じゃありませんが・・・。
この手のSSは初めてだったので表現も微妙な部分も多々ありますね。
今後の反省に生かしていきたいです。
もしも、次あげるときがあるなら全部書いてから上げていきたいですね・・・。
それでは鈍間な投稿で本当に申し訳ありませんでした。
少しでも楽しんで頂けたらと思います。
580 :
名無し調教中。:2012/11/26(月) 17:30:15.02 ID:5YmFBRRI
581 :
名無し調教中。:2012/11/26(月) 20:22:18.22 ID:aih8QKCf
582 :
名無し調教中。:2012/11/27(火) 00:14:35.92 ID:BZp6gtaH
ここ最近ではコンビニSSが一番ハァハァ萌えた
583 :
名無し調教中。:2012/11/27(火) 00:23:44.55 ID:/GYoQ0lJ
SS読むたびに思う…
体重三桁は欲しい…
きつい服を着るってのもいいよね
584 :
名無し調教中。:2012/11/27(火) 07:57:50.72 ID:5QcVN98O
>>579 乙です
結局亮太は何キロになったのでしょうね
100キロ増の162キロが妥当かなwえらく肥えたなー
585 :
名無し調教中。:2012/11/28(水) 21:54:46.23 ID:Gwy6eOjd
100kg増って超いいよね
586 :
名無し調教中。:2012/11/29(木) 00:40:14.24 ID:XV81ca8X
大学での反応が気になるw
>>584 そうですね
自分の中でも大体そのあたりかなと考えております。
明確な数字はあえて出さず皆様の妄想にお任せしますw
>>586 そのあたりの描写は考えてなかったですね・・・。
読み返してみると大学生らしさがまるでない!!
キャンパスライフは書けばよかったです・・・。
588 :
名無し調教中。:2012/11/30(金) 16:29:05.33 ID:HqyrfxQt
でも帰省した時の反応が書いてあってよいssでしたよ
揺れるほどの肉が服で締め付けられてるって体験してみたいですね
589 :
名無し調教中。:2012/12/02(日) 19:45:40.92 ID:UJv8WwMH
100キロこえてーなあー!
俺は、しがない便利屋
ある時は探偵、ある時はボディーガード、そしてある時は・・・
俗にいうブラックな裏稼業で危ない橋を綱渡りするのが日常
トゥルルル…また依頼か・・・休息なんてありゃしねえな
「忘年会の余興で催眠術をしたいのですが、実験台になっていただけないでしょうか?」
忘年会?余興?催眠術?…へっ、くだらねー狸爺の社長が考えそうなネタだなw
「ああ、全然構わないけど報酬は弾んでもらうぜ」
そんなやり取りを終え俺は待ち合わせ場所の某ホテルに向かった
最上階のスイートルームで俺を出迎えたのは60代後半とおぼしき老人だった
「ご苦労様です。こちらのテーブルにお越しください」
金むくをあしらったゴージャスな椅子にドカッと座り俺は老人と対峙した
「あん?この爺さん何処かで見た気がするな?怪しい・・」
そんな思惑とは裏腹に老人はポケットから古典的な紐を通した5円玉を取り出した
「いいですか?いきますよ・・・」
俺は老人の揺らす5円玉をジッと疑心暗鬼のまま見つめた
「起きてください朝ですよ」
老人が枕元で囁いた
いったいどのくらいの時間が経過したのか分からんが俺はいつもの様に老人に起こされた
「さあ、朝食ですよ。今日も残さずいただきましょうね」
テーブルには所狭しと並ばれた料理が用意されていた
よっこいしょと重い腰を上げ俺は椅子に座った
大きいあくびをした後、フォークとナイフでステーキを口に次々とほうり込んだ
「うめぇ〜、五臓六腑に染み渡るぜ」
「そうだろう、そうだろう」
満面の笑みを浮かべ、ご満悦な老人を尻目に俺はテーブル上の料理を貪り完食した
「ささ、これに乗りましょうね〜♪」
老人が嬉しそうな笑顔でノートとペンを手に取り出した
「おう、まかせろよ、そろそろ数字が約束の100になるぜ!!ご褒美くれよな」
老人は大きく頷きクローゼットから真新しい洋服を数着ベッドに並べた
ピピッ…「おい爺さん、今日の数字は98.6だぜ」
そう俺が告げると老人は顔を紅潮させ、洋服を差し出した
「着てみてください。おNewの洋服ですよ」
俺は渡されたYシャツとチノパンを喜び勇んで着替えた
592 :
名無し調教中。:2012/12/03(月) 03:26:41.21 ID:LzyvIX5f
デブトピア(女デブエロゲ)やっていたが
男の主人公が周りのデブ3姉妹につられて&うますぎてご飯食べすぎ
→体型が気になってきたという描写があった
やはりデブだらけの環境だとつられてしまうのか
593 :
名無し調教中。:2012/12/06(木) 03:27:29.04 ID:HIZ19lw8
肥満家族のもとへ普通体型学生を下宿させたい
594 :
名無し調教中。:2012/12/07(金) 23:37:58.44 ID:IXUaB0fJ
>>592 そのままシュジンコウも肥ればいいのにな
595 :
名無し調教中。:2012/12/08(土) 17:45:03.66 ID:x/Poh6oJ
ゲイゲーならあったかもしれない
596 :
名無し調教中。:2012/12/09(日) 00:47:52.13 ID:qfJRC5PQ
デブがもてればみんな肥満化する動機ができるんだろうけどね
大勢が肥満化する事態になる
朝、起きたらベッド横にプレゼントの包みが置いてあった。
これが子供なら喜ぶだろう。しかし、残念ながら自分はもう分別のある大人でしかも一人暮らしだ。だが、大人であるがゆえに昨晩は記憶がなくなる程飲んで帰ってきた。多分、道中で見つけたものを勝手に拾ってきたあたりが正解ではないだろうか。
「とりあえず、包みをといてみよう。なにか思い出すかもしれない。」
カサカサと包みを開ける。中から赤い服が出てきた。
「これは、サンタクロースの服?」
ますますわからない。昨夜の面子もこういうものをプレゼントしてくる奴はいない。
まじまじと、サンタのものにしか見えないその服を眺めるも、まったくなにも思い出せない。
東急ハンズ等で売っているものよりは造りもちゃんとしている。
しかし、どこか着用感があるようにも見える。
「まさか本当にサンタが着てたのかも。」
自分でもバカバカしいことを言ったなと思いつつ、シャワーを浴びることにした。
鏡の前に立ち、自分の体を確認する。
年末で飲み会が増えたからか、少し肉がついたかもしれない。まだ標準の範囲だが気をつけなければ。
心なしか、体毛が濃くなったような気がする。加齢によるものだろうか。産毛だからか妙にキラキラしているような。まぁ、寝起き早々変な体験すればどこか神経質にもなるか。
バスルームから出ると、サンタ服がテーブルの上にあった。
おかしい。
俺はベッドルームからこれを移動させた覚えはない。
さっき以上にまじまじとサンタ服を眺めたが、特になにもわからなかった。
正直気味が悪いので捨ててしまおう。
マンションのゴミ捨て場に持って行く為に服を着る。袖を通し、首もとの白いモコモコを整え、ベルトをし、帽子を被ってさあ捨てに…
「ちょっと待て。」
何故に俺は自ら気持ちの悪いサンタ服を着てしまったのか。
無意識に体が動いてしまっている。
おかしい。おかし過ぎる。
598 :
名無し調教中。:2012/12/11(火) 10:36:15.50 ID:PuuqoF46
>>597 この時点でもう素晴らしい…!
期待してます
『ピンポーン。』来客だ。混乱した頭でインターフォンに出る。
「毎度ー。フライドチキンデリバリーです。ご注文のハッピーセットのお届けです。」
「え、うち頼みましたっけ?」
「変ですね、2丁目3-18 リバティマンション555室の木村様ですよね?今朝注文も頂いてますし、料金もクレジット受領済みですよ。」
「そうなの?うーん。」
「ともかく、決済済みで宛名も同じなんで置いてきますね。」
「まあ、今更返品もできないしなぁ。置いていってよ。」
ハッピーセットは大きかった。バケツくらいの箱にチキンがいっぱい入っている。
「でかいなぁ。もったいないけれど食いきれないだろうな。」
そう言いながら、チキンを一口、二口、口に運ぶ。
うまいけど、重い。
だいたい、こんな味の濃い鶏肉の塊、2ピース食べればもう満腹なはずだ。外国人ならまだ知れないが、日本人には脂っこすぎ…
モクモク、モクモク、ムシャムシャ、ガツガツ…
カツッという感触が指先に走った。
「あ、箱の底か。」ぼんやりした視界から突然我に返った。
「あ…れ?…」
目の前にあるのは空っぽのハッピーセット。
そしてその残骸の骨の山である。
「嘘だろ、あの量を一人でペロッとなんてありえない。」
サンタの服は大きめの作りだが、その上からでもわかる程腹がポッコリと出ている。
さっきまで目の前にあったチキンは確実に胃袋だ。腹の感覚からも確実だ。
今日は変なことだらけだ。いや、もしかしたら夢かもしれない。夢に違いない。
とりあえず、胸焼けしないように胃腸薬を飲んで寝てしまおう。起きた頃には夢から覚めているかもしれないじゃあないか。
洗面所で薬を飲みながら鏡で顔を見た。心なしか老けて見える。
年末のせいで疲れているのかもしれない。それに顔色も白っぽく血の気がない感じに見える。
やはり体調が悪いのだ。きっとそうだ。
もう何も考えられなくなってしまい、倒れこむようにベッドに横たわった。
サンタ服を着たまま。
600 :
名無し調教中。:2012/12/12(水) 02:49:58.69 ID:nDXZCYOm
ss乙!
これは立派なサンタ体型になる予感
配達員はそのうちサンタにお目にかかれるのかな
601 :
名無し調教中。:2012/12/12(水) 13:27:25.77 ID:/0IjjZUz
肉まん工場勤務の人が毎日昼飯と一緒に肉まん6個食べてたら一ヶ月で20キロデブったらしいなw
そのスレで「お前自身が肉まんになってどうするwww」てカキコみて色々と妄想が滾ったwww
肉まん工場勤務して肉まんデブにされるとか素晴らしいw
「う…ん…」目が覚めた先はいつもの天井だった。
「よかった、ここまでは日常だ。」ベッドの中で伸びをした。
鼻が少し痛いことに気がついた。鼻炎かもしれない。
あたまがボンヤリしていたことも、これが原因だったのではないか。
やはり、体調が悪かったのだ。ではなければこんな変な気分が続くはずがない。
「風邪薬も飲んで眠るべきだったな。」そう思いながら寝床から改めて天井を見る格好になった。
しかし、胃腸薬を飲んで眠ったからか腹にはもう違和感はない。
幸い、胸焼けらしきものもないようだ。
「それにしたって、なんであんなに食ったんだろう…。」
サンタ服から手を入れ腹をさすった。
「?」
手に伝わるのがいつもの自分の腹の感触とは全然違う。
まず、毛むくじゃら過ぎる。いつからこんなに腹毛が濃くなった?
そして何よりもこの弾力はなんだ?
毛布を跳ね除けて飛び起きた。自分の体を見回す。
ブカブカだったサンタ服に余裕がなくなってきている程、確実に大きくなっている。
「いったい俺、今どうなってるんだ?」
急いで鏡の前に行き、自分の体を映す。
今朝は少し太ったくらいだった腹が、今は確実に『腹が出ている』といった感じになっている。
もちろん、腹だけではない。胸もふくらみ、腰周りも一回り大きくなってしまっている。
そして全体的に体毛が濃くなり、しかも白い。
「あ、おはようございます。いやー、驚かせてしまってすいません。」
背後から声がして振り向くと、一人の男が立っていた。
黒ビキニ一丁に首から鈴を提げ、トナカイ角のついたカチューシャをつけた色黒な筋骨隆々の男だ。ああ、描写をするだけでも頭がおかしくなりそうな奴だ。
ありがとうございます。
クリスマス目指して書ききります!
604 :
名無し調教中。:2012/12/13(木) 00:43:47.07 ID:GsiniZFS
トナカイwww
「あんた、ひとんちに勝手にあがりこんでなにやってるんだ。」
自分こそサンタ姿ではあるが、この男よりは社会性がある格好をしているので、まともに注意した。
「いやいや、申し訳ないです。実はですね、私トナカイとサンタクロースとしてコンビを組んで下さる方を探しておりまして。それであなた様が昨晩相当酔っていらしたようですが、サンタになってもらえますかというお願いを聞き入れて下さったもんですから…」
トナカイと名乗る変態は丁寧に話し始めた。
「それなら早速と思いまして『サンタの儀』を進めさせてもらったのです。ただ、いつ顔を出したらよいかと今の今まで逡巡しておりました。」
「そんな格好までしてるのに逡巡するなよ。」
「いえ、朝すべてお話しても良かったのですけれど、実際に体が変化してからの方が私が出てきてもお話くらいは聞いてみようかと思うものでしょう?」
黒ビキニのトナカイカチューシャに正論を言われると腹が立つ。が、今つっこまなければならないのはそこではない。
「わかった。お前の言うことはわかったけれど、俺は昨晩は泥酔でまともな思考じゃなかったんだ。元に戻してくれないかな。」
下手に怒らせないように、やんわりと申し出た。
「そうだったんですね…。でもごめんなさい。お顔の変化まで始まってるんで、ここで引きかえすことは出来ないんです…。」
「顔?」自分の顔を触る。確かに体同様に肉はついているが…。
「鼻が高い!」初めての感触につい声が出てしまう。
起きたときに鼻が痛くなっていたのはこれのせいだ。
「はい、お髭の感じもいつもとは違うでございましょ?」
確かに、濃くなった体毛に合わせて白い髭がフルフェイスで生えてきている。
「なので、今回は諦めてもらえませんか。25日の本番以降はちゃんと解きますから。」
トナカイカチューシャは諭すように言った。
「本当に解けるんだろうな?」
「はい、それにそれまでのありとあらゆることは私ども『世界機関サンタクロース守り隊』が面倒をみさせて頂きます。」
「そんな変な名前の組織に守られたくないなぁ。」
「それは親しみが持てる和訳をしただけで、実際はInternational Santa Claus Saving Organizationと名乗っております。それに、もうあなた様の勤め先にも許可を得ておきましたよ。」
「は?名前はどうでもいいけれど、勝手に連絡されちゃ困るよ!」
「これが証拠です。」
そう言って、トナカイは黒ビキニから書類の束を取り出した。
「これがあなたの上司の許可、その上が社長の、その上が親会社の許可です。大本はうちの隊から省庁へ働きかけて出した辞令なので、あなたの評価にマイナスには働きませんよ。なんせ国からの通達ですから。」
その少し生暖かい書類を眺めながら思う。
これ自体がウソであったとしても、朝から信じられないことの連続で、実際今俺の体は急激にサンタになろうとしている。ここまで強い流れにはもう乗るしかないのだろう。
何を言っても止められないと観念し、書類をトナカイカチューシャへ返した。
「わかった、25日までやるよ。」
「ありがとうございます!」
トナカイカチューシャは深々と頭を下げて礼をした。
「ん…」
こちらは軽く頷いた。
急激についたアゴ肉のせいでそれ以上深くは頷けなかったのだ。
607 :
名無し調教中。:2012/12/14(金) 00:07:54.50 ID:JwxwuoN6
SS乙です!
展開が楽しみです
608 :
名無し調教中。:2012/12/14(金) 00:46:07.81 ID:6j/bq1/n
ISCSO wwwww
続きが楽しみですねw
目が覚めると、ログハウスの中だった。
暖炉にはパチパチと暖かい火が揺らいでいる。この世の終わりの様な幸せな光だ。
「ああ…。」
「おはようございます。ご気分はいかがですか。」
この世の終わりの様なキワドイ格好の黒ビキニトナカイ男が話しかけてきて台無しになる。
昨日諦めてサンタになることを決めてから、この黒ビキニトナカイ男の勧めで自分の家からこの施設へ移ったのだ。移動中は目隠しをされていたのでどこなのかはわからないが。
「ああ、悪くな…あれ?」声が変だ。内にこもったように聞こえる。
「どうされましたか。」
「俺、まだ変化してるのか?」自分がどうなっているのかわからない不安に駆られて、こんな社会的に不安定な格好をしたトナカイに質問してしまうのが情けない。
「はい、大きくなられたようですね。声帯にも影響が出てるのでしょう、きっと。」
「変化って昨日のあれで終わりじゃないのか?俺、結構太ったぞ?あとは髭が生え揃うくらいだろう?」
「いえいえ、サンタクロースはそんなもんじゃないですよ。なんたってサンタクロースですから。」
わけのわからないことで黒ビキニトナカイ男は自慢をしだしたので、放っておいて自分で確かめることにした。
ムックリと起き上がり、ノソノソと洗面所へ向かう。体は確実に重く、歩くたびにそこかしこが揺れる感じがする。
「大丈夫なのかよ、これ…。」
シャワー室で自分の体に絶句した。昨日も腹は出ていたが、まだ張りが合ったし筋肉も感じられる男の体だった。それが今は体の各パーツに空気が入ったように膨らんでいる。丸みを帯びたというか、まさに体が丸い。首もなくなっている。
「おい、本当に解けるんだろうな、これ。」急いで黒ビキニトナカイ男に言い寄る。
「心配ご無用です。それより、歩き方が楽しそうになりましたね。」
「うるさい!肉で脇が締まらないんだよ!」
「おお、それこそサンタ脇です。」
「テニス肘みたいな言い方するな!」
と、怒鳴るとサンタ脇も揺れた。
610 :
名無し調教中。:2012/12/16(日) 18:26:26.93 ID:PS3UxZt9
SSおつです
巨大なサンタさんができそうですね
揺れるお肉に憧れます
611 :
名無し調教中。:2012/12/17(月) 11:19:32.48 ID:vXzyz6Wu
揺れる〜重い〜
身体中感じて〜
612 :
名無し調教中。:2012/12/18(火) 16:21:35.36 ID:ljVoGHro
歩くだけで肉が揺れるとか感じてみたいし
他の人に揺らしてもらうとかも気持ちよさそうw
613 :
名無し調教中。:2012/12/19(水) 21:11:59.63 ID:WYjTrZol
>>612 おまいどんだげガリなんだよ
洗顔軽くしただけで脇腹やオパイぶるんぶるん揺れまくりだわ
614 :
名無し調教中。:2012/12/20(木) 01:45:52.67 ID:7luidRdC
615 :
名無し調教中。:2012/12/20(木) 01:57:56.43 ID:+JtYDO25
>>614 それだけ太ってたら揺れまくらない?
俺175の129あるけど少しの振動でブルブルするわ
616 :
名無し調教中。:2012/12/20(木) 02:29:34.73 ID:7luidRdC
お腹は多少揺れるけど、
腹以外がいまいち物足りないのが現状…
っていうか175の129ってすごい…
617 :
名無し調教中。:2012/12/24(月) 22:45:17.54 ID:NiDp2gwB
この一週間でケーキやお餅やおせちで脂肪溜め込むんだろーか?
人間不思議なもので、サンタになることすら慣れてしまうものなようだ。
それはこの黒ビキニトナカイ男が演出しているせいなのもあるのかもしれない。なんせ毎食チキンやケーキ等なのだ。最初は胸焼けがしたが、一週間程経った今では軽く何人前分もたいらげてしまう。
白髭も日に日に伸び、今はいい感じに生えそろった。もうどこから見てもサンタだろう。
「ついにですね。」
「あ?何が?」本当に見当もつかないというふうに応えた。
「クリスマスですよ。もう、明日ですよ!」黒ビキニトナカイ男は嬉しそうに応えた。
いかん。
最初の目的をすっかり忘れている。
俺は強引にサンタに仕立て上げられ、とりあえずクリスマスに一仕事をしたらまた元の生活に戻る予定なのだ。数日のサンタまみれの生活に、自分を失いかけてしまっていた。
チキンやケーキの食事も、本当は仕方がなく食べていたものだったはずだし、そもそもこんなブヨブヨな体、一刻も早くおさらばしなければならないのだ。
「明日の予行演習でもしましょうか?」反省していると黒ビキニトナカイ男が話しかけてきた。
「ああ、そうだな。やっぱりあれかい?そりに乗ってプレゼント配るんだろう?」
「はい、そりの乗り方をやりますね。もちろん、引くのは私ですからハンドルをきるだけで構いません。」
「ああ、よかった。この体じゃあロクに運動できないからな。馬力の方は頼むよ。」
「任せて下さい。」そう言うと、黒ビキニトナカイ男はそりの用意をし始めた。
黒ビキニトナカイ男がそりの綱を握るとそりがググっと浮かび上がった。
「すげえ!本当に浮いた!」
「フフフ、そりゃあそうですとも。歴代のサンタを乗せたそりですからね。」
軽くハンドルをきるとそのとおりにそりは動いた。これは結構楽しそうだ。
「いいじゃんこれ。空飛ぶのも結構きもちい…」
バキバキッ!ズシン!
調子に乗ったそのとき、そりは唐突に割れ、次の瞬間、体は地面に叩きつけられた。
「イタタタ…」
床にはそりの残骸が散らばり、自分と黒ビキニトナカイ男が倒れていた。
「おい、大丈夫か?」
「はい、サンタ様も無事でなによりです。しかしそりが…」
「木製だしな。」
「いえ、そういうことではなくて歴代のサンタ様より予想外に重かったようです。」
「ああ、要するに俺が普通のサンタよりデブったってことなんだな。」
初対面の頃からわかってはいたが、この男はいちいち勘にさわる。
「予備はないのか?」
「そうですね…、空飛ぶそりはなかなか量産できないのでサンタの数しか存在しないんですよね…。これじゃあサンタ仕事ができません。困りました。非常に困りましたよこれは…」
「そんなに困るのか?」
「いえ、プレゼント配布自体は他のサンタ部隊に緊急で対応してもらって夜明けまでに終わらせればなんとかならなくはないのです。ただ、その場合、あなた様がサンタとしての勤めを果たしたということにはならないのですよね…」
「ふむ。」
「そうするとですね、解けないんですよ。サンタの儀が。」
「は?」のんきに髭を触りながら聞いていた自分の手が止まった。
620 :
名無し調教中。:2012/12/25(火) 10:31:53.74 ID:I/JYR4uj
事故キター
シャンシャンシャンシャン…
走れそりよ 風のように 雪の中を 軽く早く
笑い声を 雪にまけば 明るい光の花になるよ
ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る
鈴のリズムに 光の輪が舞う…
「いやー、たまには皆の仕事ぶりを眺めるのもまた一興です。」
「…」
「あの、別にマヤ暦でこの世が滅亡したってわけじゃないんですから…」
隣で黒ビキニトナカイ男が慰めてくれている。
窓の外には光の筋。俺みたいなサンタ部隊が空を駆けている。
「ええとですね、とりあえずISCSO本部と確認したのですが、やはりサンタの儀は解けないんですよ。」
「…」
「ただ、いつまでもというわけではなく、来年のクリスマスに今年やるはずだったお仕事をやれば元に戻れると思うのですよね。」
「…」
「もちろん、その間はサンタの格好のままですから、通常のお仕事復帰は難しいかと思われるのですよね。ですから、一年間はこちらで生活の一切は保障致します。」
「そうだな…」黙っていても仕方がないので口を開いた。
確かに俺も調子に乗って食べ過ぎたのだ。いつの間にか、このサンタの服すらきつくなってしまっている。ベルトの穴もこれが最後だ。今となっては、最初の頃のポッチャリした体型でもいいから戻りたい。これは俺のデブさ加減が招いたトラブルなのだ。
「まあ、お前さんにはいろいろとしてもらったもんな。ありがとな。来年まで待つよ。」
「そんな、ありがとうだなんて。そんな言葉を頂いてよいものやら。」
「いいんだよ、もらっといてくれよ。」
カッ!
その時である。にわかに体が光り始めた。
「な、なんだ?」
体が軽くなってきた。モシャモシャしていた髭や髪がだんだんうっとうしく感じなくなってきた。いや、実際は縮んでいるのだ。鼻もムズムズする。縮んでいるのだ。
「あ!今私に感謝の言葉を頂きましたよね?きっとそれがプレゼントを渡したのと同じ効果になったんですよ!」
「え?マジ?じゃあ、元の姿に戻れるんだな?」
ものは言ってみるもんだ。光に包まれながら思った。
リミット過ぎちゃいましたが、もう少しお付き合い下さい。
最近、クリスマスって何年か前ほど流行らないんすね。
いい感じのサンタコスプレ店員すら見られませんでした。
623 :
名無し調教中。:2012/12/27(木) 20:33:42.43 ID:xp0bOtAu
がんばって〜
624 :
名無し調教中。:2012/12/31(月) 00:51:42.87 ID:iKryss2E
服のサイズアップが期待できる季節ですな
やがて光は消えた。
鼻は元の高さに戻っている。髭も髪ももうモジャモジャしていない。元の肌質だ。
「よかった。これで明日からまたいつも通りの生活に戻れる!」
「…」黒ビキニトナカイ男の顔が浮かない。
「ああ、確かにお前も主人を失うのは辛いかもな。でも仕方がないんだ。またがんばれよ!」
「…」
「なんだよ、しょうがないだろ。俺は元々サンタじゃないし。」
「…」
「お前さぁ、いい加減にしろよ。俺はこうして元通りになっるんだから仕方がないだろ!せめて笑顔で見送れよ!」
「私も笑顔で見送ろうとは思ったんですよ。でも、そんなんじゃあ…」黒ビキニトナカイ男はすまなそうに横目でこちらを見ている。
「なんだよ、俺はこの通りもう元通りにだな…」バシッと胸を叩く。
「ポヨン」叩いたこぶしがはじき返された。
「は?」予想外の感触に自らを確認する。
体格が変わっていない…。
「なんで…」
「多分ですね、サンタ期間で食べたチキンやケーキのカロリーだけは解けなかったのだと思います。」黒ビキニトナカイ男は自論を述べた。
「でも、一応解けたわけですからサンタとしての責務はもうありません。そのサンタの服ももう必要ないですよね。」そういうと、蹄をパシッと叩いた。
サンタ服は消え、元の服装が戻ってきた。
「おま、っちょ、止め…!」
626 :
名無し調教中。:2012/12/31(月) 01:03:15.14 ID:iKryss2E
お、とてもわくわくw
っていうかハイカロリーなものたくさん食べるって幸せだねw
「ボンッ」まずベルトがはじけた。
シャツのボタンは次々とはじけ、丸い腹があらわになる。
パンツはすぐに耐え切れなくなり、太もも横の縫い目から半分に裂けていく。
元の服は羽織っているものの、たちまち半裸に近い格好になってしまった。
「うわあ…。」
サンタの服を着ている内はどちらかというとカワイイとも見えていた体型も、その服もなくなればただのデブだ。モシャモシャの白髭もなくなり、二重あごがもろに露出している。
これならまだサンタの方がキャラがついていた分良かったのではないか。
「では、私はこれで。」黒ビキニトナカイ男は踵を返そうとしている。
「ちょっとまってくれ!」情けない声で呼び止めた。
「カロリーの件は残念でしたが、サンタの儀は解けたのです。これ以上私たちがあなた様の生活に関与することはできません。明日からは元の生活へ復帰なさって下さい。」
「いや、それはいいんだけどさ、やっぱりこの体じゃあいろいろ困るんだよ。メタボにもひっかかるしさ。」
「では、協会から職場へ通知を出しておきます。今回の極秘任務で著しく太ったがそれは世界的な施策へ身を投じた代償だと。退役軍人のような保障を受けられるようにしておきますから…」
「いやいやいやいや!そうじゃなくてだな…」
「そうじゃなくてなんなのですか?」
「…もう一度、サンタの服に戻してくれないか?」
「いいですけれど、そうすると来年のクリスマスのサンタ役を終えない限りは元に戻れませんよ。」
「…いい…。」
628 :
名無し調教中。:2012/12/31(月) 12:42:00.08 ID:iKryss2E
おおお
これは巨漢になる予感w
SSおつです
パシッともう一度蹄を叩くと、着慣れたサンタの服が戻ってきた。
「いやぁ、こちらも助かります。なかなかサンタの担い手っていないんですよね!」
「ああ、こちらこそな。」やはりこの体型にはこの服がしっくりくる。
「では、本部に連絡してきますね。」黒ビキニトナカイ男は無線のある部屋へ走っていった。
生活はこいつらの協会が面倒を見てくれるわけだし、それまではプチリタイヤのつもりで過ごそう。
…………………………………………………………………
「あ、本部ですか?コードネーム黒いビキニです、お疲れ様です。今回のサンタ一年延長OK出ました!今年はそりが壊れてしまったので仕事はなにも出来ませんでしたけれど、来年はその分がんばります!
え?カロリーだけ残して解けた人間の前例ってないんですか?じゃあ次でお勤め果たしてもまた不完全な解け方をする可能性もあるってことですか?でもまぁ、それは来年考えます!それでは良いお年を!」
深くは考え込まずに、黒ビキニトナカイ男は無線を切った。
リビングではすっかりどこから見てもサンタクロースになりきった男がなにも知らずにくつろいでいた。
ロッキングチェアーをギシギシといわせながら。
FIN
630 :
名無し調教中。:2012/12/31(月) 13:17:04.57 ID:iKryss2E
ssおつです
先がとても気になるw
正月のおもちも太る原因に…
読んでくれた方々ありがとうございました!
ssって難しいね!w
632 :
名無し調教中。:2012/12/31(月) 13:23:37.98 ID:iKryss2E
とても楽ませていただきました
文才がある方はとても尊敬してます
633 :
名無し調教中。:2012/12/31(月) 14:07:47.90 ID:5WOF+k4E
>>597,599,602,605-606,609,618-619,621,625,627,629,631
一年に一回働くだけでずっと太ったままでいられるとか素晴らしすぎるw
クリスマスまでの食べ癖付いてて来年動けなくなるまで肥えてたらどーなんだろう?w
今年最後もいいSS読めた おつかれさまでした 良いお年を!
634 :
名無し調教中。:2012/12/31(月) 16:17:10.75 ID:elQknB2d
SSお疲れ様です!!
今年も最後にいいものを読ませていただきました。
来年にはどうなっているのか楽しみですw
635 :
名無し調教中。:2012/12/31(月) 22:00:07.77 ID:AqsOJpx0
自己肥育で顎がぶら下がってきた
情けないデブ顔になってしまった自分の顔を鏡で見ながら抜くのは変態すぎて抜いた後の自己嫌悪がヤバい
636 :
名無し調教中。:2013/01/01(火) 22:09:21.15 ID:kiF9TRqO
自己肥育って結構大変だろうけど頑張ってください
顎とか腹とかは変化が実感できるポイントですよね
637 :
名無し調教中。:2013/01/01(火) 22:40:28.66 ID:CWhEj9i5
自分で抜くのはないけど、お腹見て満足感得てたりはする
638 :
名無し調教中。:2013/01/01(火) 22:53:51.32 ID:kiF9TRqO
お腹揉んだり胸揺らしたりするのかなw
639 :
名無し調教中。:2013/01/01(火) 23:05:16.53 ID:CWhEj9i5
上からみて、もう足みえなくなったな、とか
達成感がすごい
640 :
名無し調教中。:2013/01/02(水) 02:38:21.41 ID:m1+KCBV5
標準体重だけど、ここ半年くらいで10kg近く太った。
太ってもまだ肥満には達しないレベルだけど、
・あぐらや正座が長時間できなくなってきた
・股間に肉がついて、剥けてたモノが皮被ってきた
・ぶかぶかだったスーツがピッタリになった
などの変化を感じた。
とりあえずの目標は過体重(BMI25)
641 :
名無し調教中。:2013/01/02(水) 02:58:12.59 ID:/dSq1HLc
身長低いから体重ひくくても平均bmiは越えるって言う
642 :
名無し調教中。:2013/01/02(水) 03:19:05.04 ID:cgI0FN7t
>>641 BMIって身長から割り出すしあんまり背の高さ関係ないんじゃないの?良く知らないけど
643 :
名無し調教中。:2013/01/02(水) 03:44:29.09 ID:/dSq1HLc
644 :
名無し調教中。:2013/01/02(水) 04:21:46.73 ID:cgI0FN7t
BMIが高い時点で体重は低くはないだろ
三桁ないから体重低いとかそういう意味で言ってるなら160cmの身長で100kgとか越えるとかは体質次第だしあまり無理しない方がいいと思う
645 :
名無し調教中。:2013/01/02(水) 11:06:17.82 ID:X2YtBpyZ
体脂肪率も重要ですよね
BMI30肥えたけどあまり肉の感じがしないw
646 :
名無し調教中。:2013/01/02(水) 11:51:27.69 ID:jwlVwN38
やっぱり、デブって言われるには、
標準体重以上の体脂肪が必要だと思われる。
647 :
名無し調教中。:2013/01/02(水) 12:04:59.44 ID:X2YtBpyZ
筋肉がついていてその上に脂肪がっていうのが
自分の理想的な感じだけど
そう簡単ではなさそうだ
少しずつ服がきつくなって
服が変形するってのもいいと思うんだ
648 :
名無し調教中。:2013/01/02(水) 12:07:12.44 ID:cgI0FN7t
服と言えば軽度肥満まで太ってからジーパンのチャックが自動ドア状態
649 :
名無し調教中。:2013/01/02(水) 12:19:01.74 ID:X2YtBpyZ
Tシャツも体型に合わせて変形してたりしますよね
650 :
名無し調教中。:2013/01/03(木) 09:15:53.75 ID:itMhqzXJ
肥満化本買った?
悪くないんだけど、品質にムラがあるよな。
651 :
名無し調教中。:2013/01/03(木) 09:59:23.38 ID:l99woChp
>>648 そのうち、腹の肉につかえて
ファスナーが途中までしか閉まらなくなる。
652 :
名無し調教中。:2013/01/03(木) 12:03:24.81 ID:K21ueAz/
ここの連中はホモなのなんなの?
女なの?
653 :
名無し調教中。:2013/01/03(木) 12:24:37.02 ID:T75VuYDV
男がほとんどじゃないか?
654 :
名無し調教中。:2013/01/03(木) 19:42:31.81 ID:zB722Y8J
俺はホモだよ。
だから何?って感じだが。
655 :
名無し調教中。:2013/01/03(木) 22:06:14.80 ID:njUs15pL
正月太りの季節ですな
>>650 肥満化本出たの?
656 :
名無し調教中。:2013/01/03(木) 22:38:34.71 ID:HE3jSkeo
正月太りでヤバイと思ってダイエット、
成果が出て来て安心した頃にバレンタインのチョコ攻撃による怒涛のリバウンド。
この醍醐味は男だけの特権だよな。
657 :
名無し調教中。:2013/01/03(木) 23:13:56.13 ID:njUs15pL
たくさんの種類食べたいけど小食な友達と食べ放題行く時、
いろんな種類食べたいから、いろいろ注文するんだけど
小食なもんだから少しずつとって残りは全部俺に…
これ肥満化の流れとしてはありかな
658 :
名無し調教中。:2013/01/03(木) 23:37:22.89 ID:lHrjkvNN
>>657 ありなのでは?
最初は半分づつで食べていたけど来るたびに友人食べる量が減っていき
最終的には全部自分が食べるようになる。
そのころには自分は目も当てられないような体形になっている
とかいえば自分としては中々萌えるシチュです。
659 :
名無し調教中。:2013/01/03(木) 23:51:01.65 ID:njUs15pL
先月の話なんだけど、
カレー食べた二時間後に焼肉のお誘いがあって、
友人が「空腹だから」っということで
行ってみたんだけど、
結局自分がほとんど食ってしまった…
胃袋の中でカレーと焼肉が混ざってましたよ…
660 :
名無し調教中。:2013/01/04(金) 08:16:29.80 ID:5ZQIyG1L
>>657 友人がグルメ関連のブログを書いてて、
いわゆる美味しくいただく専属スタッフになるとか。
で、その友人が、
「今年はバイキング&メガ盛り特集でいくからよろしく」と
突然宣言するとか。
661 :
名無し調教中。:2013/01/04(金) 14:15:35.45 ID:udg5iZ6F
>>660 いい友人ですねぇ
毎日バイキングかメガ盛りですな
そして体の脂肪もメガ盛りに…
662 :
名無し調教中。:2013/01/04(金) 17:38:40.43 ID:JHtkIIwa
>>661 もちろん脳内でのお話ですwww
そういうなすがままのスタッフが欲しい。
ご当地B級グルメの特集ブログを作って、
加盟店紹介でドンブリ飯のハシゴとかしたい。
663 :
名無し調教中。:2013/01/04(金) 19:22:43.90 ID:UVej8W7r
片思いの超絶かわいいパンダデブ(推定120kg)いるけど・・・
ノンケだから告れない
歩く度に左右にゆさゆさ揺れる脂肪を鷲掴みしたい
あのタウンページ並にぶ厚い脂肪を心行くまで揉み倒したい
664 :
名無し調教中。:2013/01/04(金) 19:29:49.83 ID:83/4tcnE
肥満化関係ないな
665 :
名無し調教中。:2013/01/04(金) 22:42:56.55 ID:H2lHEJpM
内臓脂肪はいらん。
皮下脂肪をつけるにはどうすればよい?
666 :
名無し調教中。:2013/01/04(金) 22:45:42.77 ID:GnKF6mXJ
油食ってある程度動く
内蔵のほうが皮下脂肪より落ちやすいから
667 :
名無し調教中。:2013/01/05(土) 06:18:17.75 ID:XkuXsJ8D
内臓脂肪に比べて、皮下脂肪は取れにくいけど、逆に言えば付きにくくもあるよね。
ってことは、常にエネルギー過剰な状態を維持しつつ、
運動しなけりゃダメってことなのかな?
それって、力士みたいに空腹で運動ののちに、どか食いして寝ろってこと?
全く逆に、ウォーキングしながら菓子パン食い続けるとかしたらどうなるんだろ?
668 :
名無し調教中。:2013/01/05(土) 19:53:11.29 ID:McLaivrO
669 :
名無し調教中。:2013/01/06(日) 00:35:12.91 ID:KWWl2P/w
670 :
名無し調教中。:2013/01/06(日) 01:43:42.50 ID:4eKkkgPA
>>662 外食店の関係者で
肥満化に興味持ってる人がいるといいのにねw
671 :
名無し調教中。:2013/01/06(日) 08:42:59.22 ID:ly6jBNMl
672 :
名無し調教中。:2013/01/06(日) 14:01:44.33 ID:UU7bssfH
>>671 お店の掲示板に「通い始めて8kg増えた」→「まだ8kgなんですか」なんてやりとりもあるね
食べられる料理もポイントカードのレベル制が一部あるみたいだし
こんな店が地元にあれば……
通っているうちバイトするうちに重量級にという展開もいいね
673 :
名無し調教中。:2013/01/08(火) 16:55:54.18 ID:cMs6hSO5
着れるズボン少なくなってきた
674 :
名無し調教中。:2013/01/08(火) 16:57:09.01 ID:LOI5cxqm
体重増加を気にして
運動するけど増加が止まらないとかもいいよね
筋肉質な肥満体の出来上がり
675 :
名無し調教中。:2013/01/09(水) 20:10:34.75 ID:9x1sdxnE
676 :
名無し調教中。:2013/01/14(月) 00:43:05.14 ID:ZNWZhKX7
一つ質問があるのですが、SSを書いているのですが
内容が既出なものに仕上がりそうなのですが・・・。
ネタかぶり的なものはやはりあげないほうがいいでしょうか?
677 :
名無し調教中。:2013/01/14(月) 01:48:17.39 ID:QHQ4Wh08
パクりとかそっくりそのままじゃないなら構わないと思います
678 :
名無し調教中。:2013/01/14(月) 02:43:54.55 ID:Lkp8aaNM
無限のネタボックスなんてあるわけないのさー
呪いとか怪しい祭りとか大元のネタが同じでも
文章そのままとかでなければそんな気にしないでいいじゃないか
書きたい!と思ったものを書くのがまず第一さね
679 :
名無し調教中。:2013/01/14(月) 07:44:03.77 ID:j8SdVCl2
素材が同じでも調理や餅付けが違えばどんどんやっちゃっていいんじゃないでしょうか?
むしろやっちゃってください!
680 :
名無し調教中。:2013/01/14(月) 07:44:56.24 ID:j8SdVCl2
盛り付けじゃなくて餅付けになってた・・・
681 :
名無し調教中。:2013/01/15(火) 17:13:46.46 ID:FZXBbc/N
餌付けされたい
たらふく食ってブクブク肥えて愛でられる豚でありたい
「なぁなぁ!深夜テレビって知ってるか!?」
「え?何それ?」
「どうせお前の言うところじゃ、エロい番組だろ?」
「だろうね。テツの頭の中ってエロいことしかなさそうだし」
テツと呼ばれた少年の質問に対してまともな解答は何一つない上にそこには彼に対する罵倒しか含まれていなかった。
「うっせぇな!顔がおやじっぽいからってエロいことしか考えてなさそうとか言ってんじゃねぇよ!人を外見で判断するな!!」
「へぇ、じゃあエロいことなんて考えてないんだ?」
普段座っている向きとは反対に座っている少年が今度はテツに質問を投げかけていた。
「あ、いや、アキラさん・・・。そう言われると・・・。ほら、俺らだって立派な高校2年の男子であって・・・」
「やっぱエロだな」
「あぁ、変態だな」
「変態だぁ!」
まるでこうなることが解っていたかのようにテツ以外の三人はそれぞれボケていく。
「うっせぇ!大体アキラがそういうから答えたんだろう!ていうか、カズ!お前エロ=変態は間違っている!それとシュウ、お前もいつまで笑ってるんだよ!!!」
テツに笑っていることを咎められてもシュウは一向に笑うのをやめようともせず余計苦しそうに腹を抱えていた。
それをアキラ、カズも頬を緩めながら眺めていた。
実際にこれもいつもの流れ、何も変わらないこの4人の日常の風景。
「だぁー!話ズレ過ぎ!だ・か・ら!深夜テレビって知ってるかって話だよ!!」
「あ〜、あれだろ?どこかのゲームに登場する―――」
「それは真夜中な!!違うって!深夜テレビだって!」
必死で聞いてもらおうとテツが身振り手振りを加えて話をするが他の三人は大して興味もなさそうに聞いていた。
「あ〜、知らない。で、それがなに?」
「んだよ!つまんねぇ!まぁ、いいや。で、深夜テレビっていうのはさ、最近広まり始めた都市伝説らしくてさ」
「あぁ、都市伝説ね・・・」
アホらしいと言わんばかりの顔でカズは溜息交じりにそう呟くがそんな彼の態度を無視してテツは話を進めていく。
「でさ、夜中の3時。つまり午前3時な。その瞬間電気を付けていない部屋でテレビを見つめていると・・・。俺たちの幸せな未来が映るんだってよ!」
テツの熱の籠った説明を聞いているアキラとカズの顔には既に“嘘乙”というような表情が浮かんでいるが、比較的好奇心が強いシュウは眼を輝かせながらテツに期待の視線を浴びせていた。
「あ?でも待てよ?なんで俺たち?」
ふと疑問に感じたことをアキラが口にしてみたが、それを待っていましたと言わんばかりにテツは立ち上がりさらに説明に熱を込め始めた。
「それはな!この深夜テレビ一人では映らないらしいんだよ!」
「じゃあ、複数でしか映らないってこと?」
「そういうことだ!シュウ冴えてるな!」
オーバーリアクションともとれるような答え方だがシュウも自分の後頭部を撫でながら照れ隠しをしていた。
「と、いうわけで!今晩一緒に見てみようぜ!」
こうして急遽テツ、シュウ、アキラ、カズによるお泊り会が行われることが四人の合意を得る前に決定した。
日付が変わり、場所はシュウの家。
「なぁ・・・俺もう眠い」
「僕も・・・」
「カズ、シュウ!寝るな!あと一分だ!ここで寝たら死ぬぞ!」
「いや、死なないし・・・」
時刻はまもなく午前3時をまわりそうな時間になっていた。
言い出しっぺのテツも眠たい目を擦りながら起きてはいるが、シュウとカズに至っては既に夢の世界に落ちかかっていた。
「あと、十秒」
アキラが自分の腕時計でまもなく噂の時刻になろうとしていることを告げると、自然と場の空気も緊張の色が出てきた。
「10、9、8、7、6、5、4、3、2、1―――」
0と言おうとした声は突然さ液晶テレビのノイズのような音によって消えた。
「う、映った・・・」
確かに画面は映ったが砂嵐状態で殆ど見えない。
四人ともなにも話さずテレビの動向を伺っているが五分たっても変化は見られない。
「テツ〜。何にも見えないじゃん〜」
「もうちょい待とうぜ!せっかく映ったんだから!」
「悪い・・・。もう俺限界」
「あ、カズ!寝んなよ!」
「寝かせてやれって。これ以上起きてても何にも・・・」
その時だった。
砂嵐状態の画面に変化があらわれた。
画面は荒れ、まともに見ることはできないでいたが、それでも画面は最初と比べれば格段に見えやすくなってきていた。
そしてうっすらと人影のようなものが写し出されたきた。
しかし、それは普通の人影と比べては明らかに巨大な形を成していた。
「誰だよコイツら・・・」
アキラの突っ込みに皆も同様な気持ちを抱いていた。
人影の数はここにいる同じ頭数。
しかし、全員横幅が広い。
平たく言ってしまえばデブだ。
「やっぱりただの噂だったんだよ。あ〜、アホらしい。俺はもう寝るぞ」
「ちょ、待てよ、アキラ!まだ決めつけるには早いぞ!そうだろう、シュウ、カズ!」
「「・・・・・・・」」
テツが必死に観賞会を続けようとするが既にカズとシュウは完全に堕ちていた。
「お、おい!!・・・んだよ、つまんね。俺も寝る!」
寝ようと思いテレビの電源を消そうとしたが既に電源は落とされ、何も反応しなくなっていた。
誰かが消したんだろう、そう思ったテツはリビングで寝ている三人に続いて適当に横になって直ぐにいびきをかき始めた。
まるで四人が寝るのを待っていたかのように消えたと思っていたテレビに再び明かりが灯った。
先程と同じように画面は砂嵐状態でろくに見えないが、音はない。
するとテレビから何やら白いモノがふわっと飛び出してきた。
その数は四つ。
そして、寝ている四人の近くをさまよったのちに各々の口に這い入るように吸い込まれていった。
白いモノが吸い込まれたと同時にテレビは再びきえた。
ネタかぶりにはなっていませんが展開がなんか既存のものと
かぶっていそうなのですが、一応投稿させてもらいます。
前回のコンビニがいささか現実味を求めすぎていたのでちょっと別方向で書いてみました。
今回はすでに全部書きあがっているのでさっさと全部あげれると思います。
コテハンを一時使っていたのですが一人だけ使っているのも恥ずかしかったのでトリップだけにしておきました。
686 :
名無し調教中。:2013/01/18(金) 03:08:27.52 ID:hfLZBlZ9
SS乙!
四人もいるとは……これは肉山盛りの予感
四者四様の太り方をしていくかなー
687 :
名無し調教中。:2013/01/18(金) 04:04:33.53 ID:S/i/6ZqE
そう?俺は四人の時点で萎えたけどw
「結局昨日のあれはなんだったんだ?」
「誰かがテレビのリモコンで誤って電源をつけた。そんだけだろ?」
「せっかく映ったのに、んなロマンのないこと言ってんじゃねぇよ!」
「でもさぁ、あれ僕らじゃなかったじゃん」
机をくっつけながら各々昼飯を食べている中、四人は昨日の出来事を振り返っていた。
「だろ?だから、誰かがリモコンで付けちまったんだろ?」
「ていうか、俺は半分寝ていたからわからん」
「あ、僕も」
「もう少し頑張って起きてろや!」
「だから、怪奇現象とかでも何でもないんだから別に―――」
アキラの言葉を遮るかのように彼の携帯電話かが勢いよく鳴り出した。
「あ!?なんでこんなタイミングで!?誰だよ!」
愚痴を漏らしながら携帯を掴み取り教室の隅へと移動していくアキラ。
「珍しいな、こんな時間に電話来るなんて…」
「だね、何か急用なんじゃない?」
「だろうな、それかイタズラじゃ―――」
そこまで言ったところでテツのポケットから着信音が響いてきた。
「あ!?俺もかよ・・・」
そのままテツは廊下の方に向かっていってから携帯を取りだし通話し始めた。
「二人同時とは珍しい日だ」
「ここまで来たらカズの携帯も鳴りそうだね」
「んなわけ―――」
シュウが予想した通り今度はカズの携帯が鳴り始めた。
「まじかよ・・・。ちょっと出てくる」
内容を聞かれないように人がいない黒板の方に歩いてからカズも通話を始めた。
「本当にかかってくるとは思わなかった・・・。これは僕の携帯にも―――」
再び予想が的中したかのように携帯がバイブし始めた。
「あれま・・・。はい、もしもし」
丁度友人達が席を離れているためその場でシュウは電話に出た。
「あ、母さん。どうしたの?」
電話の相手は単身赴任に着いていった母親からのものだった。
「あ、シュウ?今電話大丈夫?」
「昼休みだから平気。でも用件は手短に話して」
「分かってるわよ。今月お父さんの単身赴任終わる予定だったじゃない?でも、このまま、また別のところに赴任しなきゃ行けないはめになっちゃって・・・。悪いんだけどまた帰るのが延びちゃいそうなのよ」
「父さんも大変だね。で、例によって母さんは付いていくんだね?」
「あの人、生活能力皆無だから・・・、ごめんなさい」
「いいよ、で今度はどれくらいの期間?」
「もしかしたら年単位なのかもしれないのよ」
「あれま、長いね」
「そうなのよ、さすがにそうなるとあなたをこれ以上一人にしておくのも親としては気が引けるのよ」
「まぁ、確かに・・・。まさかこの時期に転校とか言わないよね!?」
もうすぐ三年生になるというのに今更転校などするというのは当然のことながらシュウも拒否反応を示そうとした。
「今更そんなこと言わないわよ。一つ案があるのよ」
「え、どんなの?」
「それはね・・・」
母からの提案にさすがのシュウも頭を悩ませることとなる。
そしてそれは他の三人も同様のことで、そんなことを考えているうちに放課後になり四人はシュウの家に集まり話し合いの席を設けていた。
「実際どうなの!?」
「あ?なにが?」
「いやいや、明らかにおかしいでしょ!?この状況!」
「テツうるさい。なったもんは仕方がないだろう」
「僕は別に構わないよ?面白そうだし」
「あぁ、確かに。なんか毎日お泊まり会してるみたいな感じだもんな」
「ぶふっ!カズ、それはさすがに幼稚すぎるよ」
「う、うっせ!」
「うるせいのはお前らだよ!」
テツの怒りの鉄拳によって机の上に置かれていたポテチが一瞬浮いた。
何枚か飛び散りそうになるも他の三人がそれらを全てキャッチし口に放り込んだ。
「あぶねなぁ!机叩くな!」
「だ・か・ら!お前ら落ち着きすぎ!俺らこれから四人で共同生活しなきゃいけねぇんだぞ!」
「なっちまったもんは仕方ねぇだろ?」
「飯とか洗濯とか俺らでやるんだろ!?」
「そういうことだね〜」
「つまり、母親がいままで行ってきた家事全般を全部俺らがやるってことだろう!!!?」
「そうだって・・・。しつこい」
一人だけ不満を抱えたままおどおどしているテツに対して他の四人はいつもと同じ表情でポテトチップスを一枚ずつ摘まんで食べていた。
「あぁ、なんだよ、結局お母さんと離れるのが嫌なだけじゃねぇか。マザコン」
「困ったマザコン野郎だな」
「マザコ〜ン!」
「ちげぇよ!お前らおかしいって思わないのかよ!?」
「思ってないなんて言ってないだろ?」
テツの言うことが間違っていないのは三人とも勿論わかっている。
「でもさ、なっちまったもんは仕方ないって言ったろ?俺らが狼狽えたところで親父たちの転勤が消える訳じゃあるまいし」
テツとてそれぐらいのことはわかってはいる。
駄々こねれば転勤が消えると考えるのは子供だと。
しかし、このおかしな状況ではそんな簡単に受け入れられることなど彼にはできなかった。
「そりゃあ、僕だって変だとは思うよ?みんなの両親が同じ日に転勤することになるなんて・・・」
何が起きたのかと言えばこういうことである。
元々シュウの両親は父親が単身赴任中なのだが、それも春には終わる予定だった。
しかし、急な仕事により転勤終了後すぐに別の地域に転勤することが決まったのだ。
昔から転勤が多かったことにシュウも慣れてはいた。
だが、今回は期限が今までのものより長いということになってしまい、両親は転校も仕方がないとまで考えていた。
そんな中テツ、アキラ、カズの両親も転勤などの理由により長期で家を空けることを耳にしたのだ。
各々の家でも息子たちのことでは頭を悩ませてはいた。
彼らも春から高校三年生。
折角できた友達などとここで別れさせるというのも親として当然気が引けた。
そこで親たちで急遽家族同士による会議を執り行われ、結果として子供たち四人による共同生活が決定された。
その事実を先程昼休みに突き付けられ現在、子供たちによる会議が執り行われている。
「まぁ、とりあえず・・・。どの家で住むかって話になるんだけど・・・」
「シュウん家」
「シュウの家だろ?」
「ていうかシュウの家以外とかあるの?」
「はい、決定」
綺麗なまでに結論が出て次の議論に向かおうとしたところでようやく当人が口を挟んできた。
「ちょ、ちょっと待ってよ!!なんで僕ん家!?」
「それを今更聞くか」
「まったくだ。まず第一にお前の家は広い」
「なんたってゲストルームもあるからな・・・。そこを俺らで使えば良いべ?」
シュウの家は四人の中でも一番大きい。お屋敷というレベルまでいかないが二階建ての一軒家とお屋敷を足して二で割ったぐらいの広さがこの家にはある。
実際ゲストルームも用意されており寝泊りに関しては全く問題がないと言ってもいい。
というより、この四人で泊まる時は基本のシュウの家で寝る時はゲストルームと四人の中ではほぼ決まりつつあることだったからだ。
「もうちょっと、僕に反論の余地くれない?」
「ん?なんだ・・・。嫌なのか?」
「嫌というか・・・何か一方的に決められたって言うのがちょっと・・・」
「もちろん他にも理由はある。まず、家が広いのは先に話したがもう一つお前は親の仕事の都合上一人暮らしにも慣れている。
一人暮らしになれているのが俺たちの中にいるのであるならそいつが過ごしやすい家で過ごすというのが一番いいだろう?他の奴の家で住むことにして新しく家電とか食器とかなんやらのことを覚えるのは手間だろう?」
「あ、そういうことか・・・・・・。う〜ん。でも・・・」
正当な理由を並べられたとしてもこれから長時間自分の家に住むということに対して決定を下すのにシュウは些か抵抗を覚えた。
勿論嫌という気持ちは無いのだが突然のこと故に彼本人も戸惑っているのだ。
「なぁ〜、頼むよ〜シュウ〜」
テツはまるで拝むように手を合わせて“お願い!”といったようなポーズをとっている。
シュウは溜息を吐きながら彼の姿を一度見てから今度は一緒に座っている二人の顔を見てもう一度溜息を吐きだした。
「わかったよ・・・。じゃあ、生活するのは僕の家で良いよ」
「さんきゅ〜、シュウ〜!!」
そう言うなりテツは身を乗り出してシュウに抱きついてきた。
その突発的な行動にシュウも頬を赤らめて完全に硬直していた。
こうなることをまるで予測していたかのようにアキラとカズは何も言わず口元を緩めていた。
「よし!とりあえず!!寝床は決まったからな、飯にしようぜ!!」
「あぁ〜、確かに腹減ったな・・・」
「まぁ、忙しい一日だったしな〜」
「今日はこのままシュウん家で飯食ってく!ピザでも頼もうぜ!!」
「あ、僕もピザ食べたい〜!!二人はどうする?」
「「食べる」」
偶然にも今日の新聞の広告にはピザ屋の広告が入っていたことを思い出したシュウはそれ机の上に置いて各々の食べたいものを聞くと早速電話を掛けた。
693 :
名無し調教中。:2013/01/18(金) 14:37:44.80 ID:EN+kI5Vd
SS乙、みんながどうなるか楽しみだ
694 :
名無し調教中。:2013/01/18(金) 14:47:18.37 ID:rFA/Wcvq
ssおつです
俺もピザ食べたくなってきたw
695 :
名無し調教中。:2013/01/18(金) 17:17:46.86 ID:HnBhCUxJ
「えぇ〜、桜も綺麗咲きほこりましたね・・・。ここにいる生徒の方々はもう一年この校舎で―――」
長々とした校長の話をまともに聞いているのが多少でも居ると思いたいこの状況で
テツ、カズ、シュウ、アキラの四人もそれぞれのクラスの列でその話を一切聞かずにこの面倒な式が終わることを待ち望んでいた。この後にはこれから一年間一緒に過ごす新しいクラスの発表が待っているからだ。
時間は変わってお昼。
「いやぁ、久しぶりだな」
「ほんとうだな」
「いつ以来?中学3年以来??」
「じゃね?まぁ、良かったということで」
午前中で終わったクラスに四人は机を合わせて弁当を広げていた。
始業式後のクラス発表で四人は全員同じクラスになっていることがわかった。
二年の時はシュウとカズが同じクラスでテツとアキラが同じクラスになっていてその前は四人とも全員別々のクラスだったため、高校になって四人が一緒になるのは初めてのことである。
そのため前のように昼休みのたびに別のクラスに集まってお弁当を食べる習慣も今ではなく、こうして自分たちの教室で弁当を広げることができていた。
ちなみにこの弁当を作ったのはシュウとカズの二人。
「あ、これウマいな!冷凍か??」
アスパラガスのベーコン巻を食べながらテツからお褒めの言葉を貰うと作った本人であるシュウは恥ずかしそうな表情をつくっていた。
「あ、それ冷凍じゃない。僕が作ってみた・・・」
「さすがシュウ!俺がうまいというものを平然と作ってくる!そこに痺れる憧―――」
「あぁ、確かにうまいな〜。こっちの卵焼きもなかなか」
「あ、それ俺だわ」
「俺のセリフを切らないで!!!」
「あ、アキラとテツそろそろ時間じゃないの?」
時計の方に目を向けるともうすぐ針が午後1時を指そうとしていた。
「あ、やべ!」
時間を確認するなり二人は残っていた弁当を一気に流し込み手を合わせて“ご馳走様”と呟いた。
「ごっそさん。うまかったぞ、シュウ!今度はもう少し量は多めで」
「カズもな、ありがとう。俺も少し多めで頼む」
「わかったよ」「はいよ〜」
「んじゃ、行ってくる」
「多分帰るのは5時ぐらいだと思うから」
「あいよ」
「行ってらっしゃ〜い」
シュウとカズに見送られて二人は教室を後にして各々の部活に向かっていた。
残った二人は部活動に入っておらずそのまま帰宅することになっている。
例の四人での共同生活が昨日から始まったので未だに家の中は少しだけごちゃごちゃしている。
といっても三人が生活に必要なものを持ちこんでいるためそれが色々と置き場がなくゴチャゴチャにしてしまっているだけなので整理すればなんとかはなる。
それよりも問題はある。
シュウは家主なので家のことを把握しているが他の三人はある程度のことまでしか知らないためまずそのことから教えていかなければならない。
それでも生活に必要なことばかりなので覚えることは意外と簡単というか覚えなければいけないためそういった状況に陥った人間は割と直ぐに物事を理解できる。
では何が問題かと言えば食事当番である。
アキラとテツは部活があるため土日以外は外されており、それ以外をシュウとカズが担当するという明らかに分配の仕方がおかしなことになっている。
シュウは毎日自分で弁当を作っているため苦にも思っていないようだがカズの方は早起きをしなければいけないため、学校にいる間常に欠伸をしている始末。
無頓着なテツはともかく、カズと幼馴染のアキラにはそのことが若干不安になっている。
四人が知り合ったのは小学校に入ってからでそれまでは幼稚園、保育園はバラバラだった。
だが、テツはシュウと小学校前から仲が良く、アキラはカズと同じように仲が良かった。
全員が幼馴染といえばそうなのかもしれないが実際にはテツはシュウと、アキラはカズと幼馴染というのが適切だろう。
そのためアキラにはこの分配に不満を抱いていた。
元々四人とも平等に接しているのにこの分配ではあまりにも不平等。
それ以前に自分が同じ年のカズやシュウの飯を食わせてもらっている立場にいることが自分を貶めている。
「なぁ・・・テツ・・・」
「あん?」
下駄箱までたどり着いた時アキラはテツが外に飛び出そうとする寸前で止めた。
テツにもこのことを話しておくべきだと思ったからだ。
四人が平等に暮らせるようにアキラには一つの決断があった・・・。
「お肉安かったね〜!」
「そうだけどさ・・・。買い過ぎじゃね?」
「いいの、いいの!!テツはお肉大好きだし」
「まぁ、アキラも最近良く食ってるしな・・・」
両手いっぱいの買い物袋を二人で二個ずつ持ちながら同じ歩幅で二人は歩きながら四人で生活しているシュウの家帰りついていた。
「あれ?」
鍵を開けようとしたところもう既に鍵が開いていることに気付いたシュウはそのまま玄関の扉を開けていた。
玄関には既にテツとアキラの靴が無造作に脱ぎ捨てられていた。
「あれ?あいつらもう帰ってきてんの?まだ3時だぞ?」
「ねぇ・・・」
リビングに買い物袋を置いてからゲストルームとシュウの部屋がある二階に行くと二人はジャージを着たまま自分たちが持ちこんだものを整理していた。
「あ、おかえり」
「おか〜!」
「どうしたの二人とも?部活は??」
「あ〜、そのことなんだけどさぁ」
チラッとテツはアキラの方に視線を向けるとテツの意図を理解したアキラが口を開いた。
「やめようかと思う」
「え?何を?」
「いや、部活」
「「え?」」
そこで言葉が途切れ四人はリビングへと話し合いを移すことになる。
「で・・・?何がどうなってそうなるんだ?アキラ」
四人がそれぞれの椅子に座り黙り込んでいる中カズが最初に口を開いた。
「何って・・・。まぁ、少しイヤだっただけだよ」
「イヤ?何が・・・?」
「仕事の分配というか、お前らにだけ飯を作ってもらうっていうのが俺の中では許せないんだよ。平等性に欠けるというか・・・、お前らに飯食わせてもらっているような感覚が俺の中では嫌なだけだ」
「そんなに固く考えなくてもいいのに・・・」
うんうんと同意するようにカズも首を縦に振っていた。
そこで四人は再び黙り込んでしまった。
何と言うか気まずいような空気が辺りに充満している。
お互いに話しにくい空気に気付いたせいでできたこの空間を破ったのはシュンだった。
「テツもそう思ってくれたの・・・?アキラと同じように・・・」
「ん〜、俺自身そこまで深く考えちゃいないけどさ〜。でも、アキラにそう言われた時は確かに何か嫌な感じになったかな・・・。これじゃあ確かに平等とは言い難いかなって感じには思った」
「これからどれくらいの期間を俺たちは過ごすか正直わかっていない。みんなの両親も当分帰ってこないんだから。そうなるとこんな不平等な生活が続くのは俺には我慢できない。だったら最初っから平等になるよう俺は部活をやめようと思ったんだよ」
「まぁ、俺もそれに賛成したって感じかな。それ以前にこの面子でいた方が絶対楽しいからな」
部活をやめるということに関して何にも思っていないかのようにケタケタ笑っているテツをシュンは心配そうに見つめていた。
「で、でもだからってやめるなんて・・・」
「中途半端に居座った方が向こうも迷惑だろう。幸い俺はそんなうまい人間でもない。だったら大した問題ではないだろう。顧問にも現状については今日既に話しておいてある。少し腑に落ちないような顔していたけど了承してくれた」
「こっちも同じ感じだ。俺のところアキラのところよりもおふざけ感があるからな顧問も別に止めやしなかったさ」
「そう・・・」
「お前ががっかりすることじゃねぇだろ!シュン!」
表情を暗くしたシュンの近くに行くなり背中をバンバン叩きながら励ますテツ。
「い、イタイ!て、テツ!力加減して!」
「おっと、すまん」
そんな二人を眺めながらカズもシュンと同じような質問をアキラに投げかけていた。
「本当に良いのか?」
「いい。俺から言わせれば今日の一日眠そうなお前の姿を見ている方がよっぽど辛かったからな」
「あ、バレてた?」
「バレバレ。そういうところ見てられないんだよ」
何故か照れながらそんな臭いセリフを言うアキラ。
心なしか頬も紅潮しているように見える。
そしてカズも同じように若干だけ頬を赤らめている。
「よーし、話もまとまったし、菓子食おうぜ!!シュン今日の菓子何??」
「ポテトチップスとクッキー、あとシュークリームとかとりあえずいっぱい買ってきたよ!!」
「おぉ〜!で、夕飯は?」
「焼肉かな?」
「菓子聞いてすぐに、夕飯の話とかしてんなよ・・・」
ガッツポーズを決めているテツの姿をカズが呆れながら突っ込んでいた。
700 :
名無し調教中。:2013/01/19(土) 05:28:06.12 ID:U9zByNS6
丁寧に書いてるけど前フリ長過ぎね?
701 :
名無し調教中。:2013/01/19(土) 07:50:19.59 ID:VVULzjg4
ssおつです
自分は多少長くても気にしないけど
最後まで読むことができれば
702 :
名無し調教中。:2013/01/19(土) 08:56:16.31 ID:o+QvqAzR
>>700 前フリ長くてすいません・・・。
今後はもう少し短めにできるようなしてみます。
704 :
名無し調教中。:2013/01/19(土) 15:07:00.44 ID:XW/lROBm
キャラ数が多いから、前フリちゃんとしないと
わけわかめになっちゃうかもね
705 :
名無し調教中。:2013/01/19(土) 15:30:26.54 ID:J0re4gi9
人間ドックで脂肪肝〜肝臓がフォアグラ状態と言われたorz
706 :
名無し調教中。:2013/01/19(土) 20:09:34.32 ID:VVULzjg4
一度自分の体の断面画像見てみたい
徐々に増えていくような変化も見れるといいんだけどw
707 :
名無し調教中。:2013/01/19(土) 21:47:59.51 ID:HfutujK7
708 :
名無し調教中。:2013/01/20(日) 01:33:26.09 ID:4EMLZahI
709 :
名無し調教中。:2013/01/20(日) 16:38:41.05 ID:LkmeOUQT
水は飲みすぎると体に悪いから要注意だぞ
といってもリッター単位だけど
カロリーメイトシェイクとかガブガブ飲ませたいねぇ
710 :
名無し調教中。:2013/01/20(日) 17:07:42.45 ID:YKFFcD2/
ダイエット板で聞いた話だけど
水分は摂取しても排出されやすいから運動するならこまめに摂取した方がいい らしい
まあこのスレじゃ縁遠い話かもしれないけどぬ
でもガリから太るのもまたダイエットだけど
「なんで修学旅行が四泊五日京都・奈良・大阪なんだよ!!!」
「え?別にいいじゃん」
「俺も〜。大阪だったらウマイもんたくさんあるし」
「僕も〜。大阪初めてだから楽しみだな〜」
六月に入り新緑の青々とした色が木々を染めている中、彼ら四人の高校では三年生が修学旅行に行く予定になっていた。
だが、本来は沖縄が予定されたいのだが急遽目的地が関西方面へと変更させられた。
理由としては某国が人工衛星を打ち上げるだかなんだかが問題になり変更を余儀なくされた。
「俺沖縄楽しみにしてたのに〜!!青い海で泳ぎたかった!!」
「この時期もう海開きされてたっけ?」
「忘れた」
テツの熱い思いはアキラとカズには届くこともなく覚めた答えだけが返って来た。
「海〜!!」
未だに海に対して思いが強いテツは誰に向かって行うでもなく天井に向かって大声を上げていた。
「・・・。ぶっちゃけさ・・・、お前この状況でみんなに裸で見られることに抵抗はないのか?」
「あ?何が?」
「この腹だよ・・・」
アキラはテツの腹部を掴むと運動部で鍛えられていた頃の腹筋は既に姿を消し、掴めるほどの肉が纏わりついていた。
「太ったとは思っていたけどここまでとは・・・」
「アキラのエッチ!!」
「お前にそんなこと言われたくはないな。で、結局今何キロだよ」
「76」
何も躊躇うこともなくテツは3人にそう告げると机に置かれていたポテトチップスの封を開けた。
「え、まじで?」
「まじまじ」
ボリボリ音をたてながら次々にポテトチップスを口に放り込んでいくテツの姿を見てさすがに三人とも茫然としていた。
「シュウ、さすがにテツに餌あげすぎじゃね?」
「確かに」
「だ、だってぇ!!テツがお腹空いたって言うから・・・」
突然話を振られて戸惑うシュウを余所に当の本人であるテツは相変わらずポテトチップスをかなりのペースで食べている。
「こりゃ・・・ダイエットしなきゃまずいんじゃね?」
「だな」
アキラとカズがお互いにアイコンタクトを送りながらの発言にようやくテツが介入してきた。
「ちょっと待て、お前ら!勝手に話進めんなよ!」
「テツだって太ってるのは嫌だろう?」
「いや、別に」
ポテトチップスの袋を傾けてカスを流し込み、ベタベタになった指を一本づつ口に含んで綺麗にしていく。
何と言うかこの行動だけでも太ったと言われても差し支えないレベルである。
「「「え?」」」
テツの答えに3人の声が重なる。
「俺は別に気にしねぇよ?元々食うのは好きな方だったからな」
「で、でも今まで痩せてたじゃん」
「あぁ〜、ある程度は動いてたからな。でも今は食う量も増えたのに部活もなにもやってはないから。成るように成ったってだけの話だろ?」
話をつづけながらテツは続けて二つ目のポテトチップスに手を掛けていた。
「ま、俺も太ったけどさ・・・。ぶっちゃけお前らも太っただろう?」
「「「・・・・・・」」」
何も言わない三人が意味することは図星ということだろう。
事実三人とも体重が春先の健康診断と比べても明らかに増えていた。
「俺はダイエットをしないぞ。好きなもん食ってたいしな。何て言ってもシュウが作ってくれた飯が食いたいからな!!俺を口実に自分たちも痩せようとか考えていたなら残念だったな。お前らだけ勝手にやってくれ」
「まさか、テツにそこまで見透かされているとはな・・・」
「作戦失敗ってとこかぁ?ま、俺もそこまで気にはしないからな。確かにシュウの飯が食えないのは辛いなぁ」
「みんな・・・」
そこで全員の腹が一斉に空腹の合図を出した。
あまりのタイミングの良さに四人は声を出して笑ってしまった。
「ははは。まぁ、まだそこまで太ったわけじゃないしな。シュウ、飯にしよう。俺今日大盛りにする」
「あ、俺もそうする!」
「ちょっと待て!俺だって大盛りだぞ!!!」
「は〜い。カズ手伝って〜」
この日から彼らの食卓に並ぶ量が徐々に増えていくことになる。
だが、残り物が出るなどということは決してなかった。
713 :
名無し調教中。:2013/01/21(月) 00:47:24.18 ID:q/pb3CyQ
高校生の肥満化が一番好物だったりするので
とても楽しみに読ませてもらってます
714 :
名無し調教中。:2013/01/21(月) 03:20:20.23 ID:wGJeBtBh
SS乙!
徐々に増えていくということは延々とウナギのぼりに……
これは卒業までには4人そろってむっちりぼってりの3桁突破しそうで楽しみだ
ピザ屋がつい最近までクイズに当たったら一年分というキャンペーンやっていたらしいんだけど
一年分というと「一年いつでも無料」なのか「毎日3食分ピザが届く」のか
715 :
名無し調教中。:2013/01/21(月) 20:04:15.85 ID:pWlOXXeS
食費と衣服の問題がチャラになるのならいくらでも太りたい
季節は移り変わり夏。
蝉達がうるさいほど鳴き、子供たちが楽しそうに夏休みを満喫している中四人は冷房の効いた家に閉じこもり、仲よくゲームで盛り上がっていた。
「おい!どうすんだよ!?捕獲すんのか!?」
「シビレ仕掛けたよ〜」
「あれ?コイツ、シビレ掛からないんじゃ・・・」
「「「あ」」」
「よし、倒そう」
携帯ゲーム片手に四人は机の上に広げられているポテトチップスを食べ進めていく。
夏休みに入り早2週間。
四人は毎日のようにこうしてお菓子を食べながらゲーム三昧。
部活組の二人の体型の変化は既に覆い隠すことができないレベルにまで到達していた。
勿論他の2人もそれは同じであるがまだこの二人よりは軽症である。
修学旅行前の時点で76kgあったテツは修学旅行の大阪で四人を巻き込み食い倒れほどに食べるという馬鹿げたことに付きあわせていた。
それが引き金だったのかは分からないがテツを含む四人とも明らかに食欲が増している。
今までご飯などおかわりしたことなどないカズやアキラでさえも茶碗二杯など当たり前、最近では食が進めば三杯、四杯など食べている始末。
食事が増えたにも関わらず動くことは家でのことだけ。
さらにそこで夏休みなどというものが追い打ちをかけてきた。
いつも一緒に居る四人。
それは夏休みに置いても例外ではなく、毎年誰かの家で遊ぶのが日課となっていた。
それでも部活がある者も居たので毎日ではない。
しかし、今ではそれが本当に毎日行われているのだ。
しかも、誰かの家に集まるなどということなどしなくても四人とも一緒に居るのだ。
そうなることによって四人は格段に外出の機会を減らしていった。
するとどうなるか。
閉鎖された空間で四人とも一様に太っていけば大して気にも留めることはなくなっていく。
結局毎日のように三食食べて、さらにはゲームをしながらお菓子三昧。
動くことも少なく、自堕落した生活が出来上がる。
その結果テツ、アキラは90kgを超え、シュウ、カズは85kgを超えていた。
それでも夏休みはまだ続いていく。
後2週間以上もある夏休みを今まで道理で過ごせばどうなるのか誰だって見当がつく。
それでも四人で居ることで不安を感じない彼らはきっとこれからも同じ生活で夏休みという学生としての最大の魅力ある期間を過ごしていくことになるだろう。
そして、夏休み最終日かそれより少し前に彼らはようやく今の現状に気付くことになる。
その引導を渡すのはきっと彼らが夏休みに入る前から毎日のように着ていた制服であろう。
「あ、ポテチ切れた!!シュウ新しいの何かない?」
「う〜ん、今は切らしちゃってるかな・・・」
「お、それなら親が送ってきたお菓子セットが合ったぞ」
「まじで!?」
「あ、俺のところにもあった。チョコレートの詰め合わせみたいな奴」
「それ食おうぜ!!」
「生物のお中元が結構届くんだよ、今年・・・。それも食っちゃわないと」
「食えるもんは食っとけばいいんだよ!!」
だが、もっとも不思議なことはこの状況であるのかもしれない。
明らかに四人が太るような環境を創り上げているようにも見えてくる。
そんな疑問を抱くこともなく彼らの夏休みは進んでいく・・・。
718 :
名無し調教中。:2013/01/22(火) 03:21:03.16 ID:p6n1LOwK
SS乙!
これは夏すぎる前に三桁の予感
夏休み明けには制服が入らずむちむちとしたジャージ姿で登校するのだろうか……
食欲の秋、パーティ三昧の冬の前にこれだといったいどこまで行くのか増量が気になる
719 :
名無し調教中。:2013/01/22(火) 05:16:23.33 ID:FpfbkkgU
ボタンが閉まらない学ランとかもいいと思うな
一回やってみたかったw
しかし…体重はなかなか三桁にならない…
筋トレして筋肉つけた方が体重の底上げはしやすいのかな?
そして予想通りの展開が訪れる夏休み最終日に四人はそれぞれ制服のズボン持ったまま立ち尽くしていた。
「・・・・・・。聞いていいか?ズボン入った奴。挙手」
「・・・・・・・・・・」
アキラの声が聞こえていないのか三人とも何も言わずただ茫然と立ったままでいた。
「・・・・・・。履けなかった奴、挙手」
そう言うなり四人とも無言で手を天井に向かって伸ばした。
「まぁ・・・だよな・・・」
「うん・・・」
「今更言えることじゃないけどさ・・・」
「俺ら相当自堕落な生活送っていたもんな」
すると四人は贅肉が纏わりついた腹部やら二の腕やらを掴んでいた。
「これは・・・さすがに・・・やばいな」
四人はいつものように話し合うためにリビングに向かうかと思われたがその足取りは別の方向に向いていた。
四人が辿り着いたのは脱衣所、そして体重計の前で足を止めた。
「誰から測る・・・?」
「誰だって同じだろう・・・。どうせ測るんだから」
「じゃ、アキラ最初どうぞ」
「断る!」
結局譲り合いの精神を各々が示すだけで話が一向に進まなくなってしまい最終的にはジャンケンで順番を決めた。
一番手がシュウ、次がカズ、テツ、アキラの順番に決まった。
「じゃ、じゃあ乗るね・・・」
太くなった太腿を上げて体重計に乗るとギシッと嫌な音が響いた。
デジタル表示される画面の数値がドンドン増えていく。
それも徐々に遅くなりやがてその変化は止まった。
「94kg・・・」
シュウは一人そう呟くと放心状態になりながら体重計から降りた。
他の三人もこれから同様のことをしなければならないと考えるとシュウに声を掛けることができなかった。
「次・・・俺か」
再び体重計から嫌な音が発せられた。
先程同様に数値はドンドン増えていきシュウの数値付近で変化が止まった。
「93か・・・」
シュウよりも軽かったという事実に安心したのか表情はシュウほど酷くない。
「お、お〜し!!俺だな!!」
腕をまくる必要など一切ないのだが気合の表われなのだろう、そんな動作をつけながらテツが体重計の上に乗った。
先程の二名よりも上昇する数値が大きく桁が一つ増えて少し経ってからようやく止まった。
「げ、105kg・・・」
太ることを気にしていない宣言をしていたとはいえさすがに精神的にこたえたようだ。
「最後俺か・・・」
そして最後にアキラが体重計に慎重に足を乗せる。
テツ同様上昇が大きく桁を超えて直ぐのところで数値の変化は止まった。
「101kg・・・」
四人はそれぞれの体重測定の結果を重く受け止め会議のためリビングに集まった。
それでもなかなか話すことが見つからず皆黙ったまま自分の肉付いた各部を触ったりして気にしていた。
「なぁ・・・、実際ヤバくね?」
「・・・言わなくてもわかるだろ。ヤバいわ」
「・・・どうしよう。痩せる?」
「俺多分無理な気がする・・・。今もめっちゃ腹減ってるもん」
カズがそういうと彼のお腹かから空腹を告げる音が聞こえてきた。
そして欠伸はうつると言った感じで皆も同じように贅肉を纏った腹がお腹空いたことを知らせてきた。
四人とも太ったのだがそれでも四人とも見た目的には大分違いがある。
分けるとすればシュウ、カズペアとテツ、アキラペアだろう。
元々運動など体育の授業と学校への歩きぐらいしかしていないシュウとカズは肉付き加減が他の二人よりも多く見える。
腹周りも相当な肉が付き、さらには胸にも徐々に肉が付きつつある。
寧ろ既についているのかもしれない。
寄せれば掴めるぐらいに膨らんではいる。
腹周りも深刻だが一番深刻なのは腰、尻あたりだろう。
筋肉などない二人にはこのあたりの被害が一番ひどい。
他の二人の方が体重は重いにも関わらずそのサイズは引けをとらない。
一方のアキラ、テツペア。
此方は元々運動部に所属していたしかも半年前までなど言っても恐らく信じてもらえないかもしれないが肉付き加減が前者の二人とは違う。
腐っても運動部だった二人ここ数か月で筋肉は落ちたであろうがまだ自制された体型を維持しているように見える。
と言っても胸にはカズ達以上に脂肪がついているし、腹も二人よりデカイ。
それでも垂れている様子はなく綺麗な曲線を描きながら胸から下腹部までラインを伸ばしている。
肩幅が他二人よりかは若干広いためまだあちらよりは健康的には見える。
分ければ不健康的なのが、シュウ、カズ。
まだ健康的なのだが、テツ、アキラと言った感じだろう。
それでも四人ともここ半年で見事なまでの増量をしているのだ。
このような分け方は不要な気もする・・・。
「ま、いいか。俺は太ること気にしない宣言していたし、それは今でも変わらん」
三桁に到達してしまったとはいえテツは既に太ってもいい宣言をしていたので、あまり動揺することもなく椅子に座っている。
それでも元々筋肉が付いた腹には今ではそれを覆い隠すほどの贅肉が纏わりつき太腿に乗っかるほどになっている。
「う〜ん、僕も別にいい気はするかな・・・」
「俺は単純に飯食わないと死にそう。腹減った・・・」
元々太ることを気にしないと言っていたテツは良いとしてシュウ、カズまで同じようなことを言い始めていた。
二人とも運動はあまりしないタイプなのでテツと比べて10kg以上痩せていても少し体積があるように見える。
それこそテツと見比べるとやはり不健康な太りかたをしている。
腹はテツ程出ていないにしろ腕の周りがかなり重症。
春先には標準ぐらいの細さだったものが今ではその倍ぐらいの太さがあるようにも見える。
一方アキラだけ顔を伏せたまま何も言わない。
腕を組んで何かを考えて込んでいるご様子。
100kgを超えてしまっている彼の指は差し詰めソーセージと言ったところだろう。
それだけ見ていても相当な肉付きをしているのが容易に想像できる。
何か考え付いたのか顔を上げたかと思うと彼は立ち上がった。
「このままでいい奴挙手」
「「「・・・・・・」」」
三人が手を上げるもアキラは手を上げず三人の顔を見ている。
「ダイエットする奴、挙手」
三人が手を下げ、アキラが一人だけ手を上げた。
さっきとは逆にそんなアキラの姿を三人はしっかり見つめている。
「悪いが俺は痩せる。シュウ今日から飯は少なくていいぞ」
「え、あ。うん」
「え、まじで?」
「マジ」
「一人だけって・・・」
「無理強いはしたくないからな。俺一人で大丈夫だ」
立ったままでいるアキラはそのまま自室に向かおうとしていた。
「お、おい!どこ行くんだよ!」
「ジョギング」
「・・・。着れるジャージあんの?」
そのカズの痛い一言にアキラは頬を紅潮させその場で体をワナワナと震わせていた。
「やるっていう意志の表れだ!!見とけよ、お前ら!!俺だけ痩せてやる!!!」
まるで敗者の言い訳のようにそう叫ぶとアキラは今度こそ本当に部屋に戻っていった。
「あ、夜のおやつは〜?」
「いるか!!」
こうしてアキラの一人だけダイエットが幕を開けた。
長々と居座ってしまい申し訳ないです・・・。
やはり内容はもう少し短くまとめなければいけませんね。
まだあと少しだけあります。
付き合いいただけたら幸いです。
725 :
名無し調教中。:2013/01/23(水) 03:28:45.75 ID:L/gI+ZcJ
SS乙!
「俺は痩せる」は痩せないフラグ
気にしない3人と気にしているけど?な一人はどこまで膨らんでいくのか……
いくら広い家でも廊下すれ違えなくなったり窮屈になってくるのかな
部屋着には無頓着だったのか気になるねー無理やり来ていてパツンパツンになっているのか
はたまた気心知れた仲だから下着姿なのか
ながーくなっても太っている描写とか食べている描写とか織り交ぜれば気にならないかと?
726 :
名無し調教中。:2013/01/23(水) 04:56:12.11 ID:BFNBmoHa
俺も今のところ長さは気にならないかな
むしろ毎日楽しみですw
727 :
名無し調教中。:2013/01/23(水) 17:19:24.93 ID:zm1bT0G5
夏休みの後半だけで+10kgってすごいなw
夏休み全部使って+10kgになったことあるけど
それでも制服は着れたわ…
728 :
名無し調教中。:2013/01/23(水) 18:00:53.52 ID:jHysJbrz
>>727 ギリギリ着れるけど、回りから弾けそうっていわれたことあるわ
729 :
名無し調教中。:2013/01/23(水) 18:02:54.89 ID:zm1bT0G5
kwsk
俺はクラスで一番小柄な奴の制服着させられたことあったな
呼吸できないくらい苦しかったけど何とか着れたw
730 :
名無し調教中。:2013/01/23(水) 21:20:38.44 ID:NyyUptQK
まとめwikiに7・8スレ目のSSまとめとこうと思ったらパスかかってんのね
731 :
名無し調教中。:2013/01/24(木) 00:56:57.29 ID:1HhZfPn3
パスはたしか「男を〇〇〇」の〇〇〇にあたる部分をアルファベット小文字だったはず
時刻は既に0時を回りそうな時間なのにアキラは一人黙々とゆっくりとしたペースで秋の夜の中を走っていた。
こんな時間に走る理由は簡単に言ってしまえば・・・、走っている姿がものすごくみっともないからだ。
以前は100kg越えていた腹は多少なり凹んだとはいえ彼が一歩を踏み出すだけでも十二分に揺れる。
たゆん、たゆんと揺れる。
胸に付いた肉も腹の揺れと同様に揺れる。
ぷるん、ぷるんと揺れる。
尻周りに付いた肉が走っている状況でもどことなくエロイ感じを醸し出しつつ今日も彼は夜の街を一人で走っている。
1人ダイエットを決意して約2ヶ月。
季節は夏の終わりから秋に移り変わっていた。
彼がダイエットに勤しんでいることなど気にもせず他の四人は順調にその体重を増やし続けている。
一番少なかったカズでさえ既に100kgを超え、シュウもそれと同様なぐらいに肉付いている。
しかし、やはり一番肥えたのはテツだろう。
相変わらず三人の中では一番食べる量も多く、105kgだった体重は既に115kg付近まで増やしている。
ダイエットに勤しみ、ほんの少しだけ成果を上げているアキラとの体重差は20kgぐらいだろう。
こうしてみるとダイエットを頑張っていると思われるかもしれないが実際アキラが痩せたのは6kgほどで、テツの増量が著しいだけであまり身体的変化は見えてこない。
精々腹周りが少しスッキリしたぐらいだろう。
それもなまった体に再び筋肉が付きある程度垂れるのを抑制してくれているのが原因だろう。
それでも足を動かせば腹は揺れるのだ、あまり結果が出ているということもない。
「ただいま・・・」
「おう、お疲れ」
アキラが玄関の扉を開けるとカズが携帯電話片手に彼の帰りを待っていた。
「ほい、スポドリ」
「サンキュ」
手に持っていたペッドボトルを貰うとすぐに封を開けてほぼ一気に飲み干してしまった。
「っぷはぁ!!うめー」
「それは何よりで」
「テツとシュウは?」
カズは何も言わず無言で指に向けて何かを示していた。
「あぁ・・・」
アキラもそれだけでカズが言いたいことを理解したのだろう深く聞くことはしなかった。
ところ変わってシュウの部屋。
最初の方こそシュウ以外の三人はゲストルームで寝食を共にしていたのだが秋の終わりあたりからテツはシュウの部屋で寝るようにしていた。
テツ曰く“俺らがこんだけデカくなったせいで部屋が狭く感じるから、今日からシュウの部屋で寝る”とのことだったのだが、アキラ達から見てもそれ以外の目的が含まれていることは容易に想像できた。
床に敷かれた布団には誰もおらず、二人してベッドで抱き合っていた。
ついでに言うとキスをしていた。
「・・・テツ、がっつき過ぎ・・・。ご飯のときでさえあれだけ食べているのに、こんなときぐらいもうちょっと穏やかに行こうよ」
「うるせぇ!目の前に食えるもんあるんだったら俺は食べるんだよ!!」
見事なデブ根性と言うべきなのだろうか、そういうなり彼は再びシュウの口を塞いだ。
体が密着し合うたびに彼らの腹がピッタリと接するのがキツそうだが二人は気にすることもなく行為に勤しむ。
「もぅ・・・。今日はどっち?下?上?」
「下だな。なんか最近掘られる方が気持ちいいんだよ」
肉付いてその大きさを増した尻をシュウの方に向けながらテツは淡々とした口調話していた。
シュウも一度だけ溜息を吐いたが、特に何もいう事もなく行為を続けていく。
そして、そのまま彼らの夜は耽っていく。
再び場所は変わってゲストルーム。
現在ではカズ、アキラの部屋。
この家は隣の音が漏れないよう防音の措置はしっかり執り行われているが、隣の部屋で大きな衝撃があればそれはさすがに伝わってしまうことになる。
隣でそれなりのことが行われていると了承している二人は普通にベッドで横になっていた。
ベッドが二つ置かれているにも関わらずこの部屋でも一つのベッドに二人とも乗っているという奇妙な光景が見て取れた。
もっとも、あちらのように抱き合っているのではなくお互いに背中合わせで横になっている形であるが。
「なんで、俺のベッドで寝んだよ」
「いいじゃん。こういうのも・・・」
「アイツらの空気に毒されたか?」
「それもあるかな?」
ハァと溜息を吐こうとしたがその音はアキラの空腹の音によって見事に掻き消された。
「・・・・・・」
「・・・無理すんなよ」
「無理してねぇ!」
「あのさ・・・。前言ってくれたじゃん。俺がこの生活初めて無理しているのを見てられないって言うの」
それはアキラ達が部活をやめたきっかけの一つのことである。
平等で暮らしたいがために彼らは部活をやめたのだが、アキラにとってはカズが自分のために無理をしているのを見ていられなかったという理由も含まれていた。
「だからさ、お前も無理すんなよ。見ていて辛いんだよ」
アキラの腰に手を回しながらカズは彼の背中に顔を埋めた。
アキラも顔を赤くはしているがそれを拒む様子は見せなかった。
「・・・・・・。多分、俺・・・。我慢取りやめたらさ・・・。メッチャ太るぞ。この二ヶ月相当我慢していたから一気に飯食いそうだし、リバウンドもしそうだし。そんなんでもお前はいいのか?」
「大丈夫だって。俺だって相当デブだ。それに俺はお前がもっともっと太ってくれた方がなんというか嬉しいな」
「何だよ、お前デブ専か?」
「ちげぇよ。触った時の感触が好きっていうのも否定はしない、確かにある。それ以上に俺の飯食って太ってくれるなら俺にとっては嬉しいだけだよ」
「・・・そっかぁ。じゃ、今からその飯頂こうかね」
アキラはベッドから立ち上がるなりドアを開けた。
カズが来るのを待って二人は軽くキスをしてキッチンにおりていった。
こうしてアキラの一人ダイエットは終わり、さらにはカズとの幸せ太りが始まることになるのは想像に難くない。
>>732 >>733 タイトル入れ忘れていました。申し訳ないです。
おそらく次か、その次でこの話も終わるかと思います。
肥満化描写がまだうまく書けないので、微妙なSSになってしまいました。
もう少し勉強が必要ですかね・・・。
736 :
名無し調教中。:2013/01/24(木) 14:18:28.47 ID:l3gSD8nL
ssおつです
毎日、とても楽しみにしています
その飯俺も頂きたいw
737 :
名無し調教中。:2013/01/24(木) 20:24:40.05 ID:upxEwO5V
SS乙です
一人ダイエット決意か しかし我慢して我慢しても停滞期入って体重落ちずに
周りが普段どおり食ってたら心折れてドカ大食いしてリバウンドして一人肥満の壁ひとつ突破して
一人だけ大台体重行きそうですね
ただ当番不平等だし部活辞めるまでいったからダイエットに途中参加したりするのかどうとかどうなってくのか楽しみです
それと肥満化とあんまし関係ないけどジョギングするのにジャージがってあるけど
翌日夏休み明けで制服は学校指定で特注だろうしズボン入らないし上着もパツパツだろうしそこどうするんだろうなw
冬なら上着でズボンのホックチャックはずしてても上着で隠れるけど
夏服だとカッターシャツでズボンの中に入れてお腹の膨らみも目立つだろうし
季節は寒さを増し冬に入っていった。
ダイエット宣言を取りやめたアキラの増量するペースは目を見張るもので四人の中でも一番早く、既にシュウ、カズと同じぐらいにまで体重を増やしていた。
一時的にしろ満足にご飯を食べられずいたせいかリミッターが解除され、最近では口寂しいと言っては何かを口に詰め込んでいる。
そんな冬のある日、すき焼きを囲みながらいつものように食事をしていただのが急にシュウが三人に質問してきた。
「みんなさ〜、大学どうするの?」
「え、今頃それ聞くの?」
「だな」
アキラとカズの猛攻にシュウが面目無さそうな表情を浮かべてしまった。
「だ、だって!少しは高校三年生らしいことを言った方が良いって思って・・・」
「お前ら、シュウ虐めんな!!」
「テツ〜」
立ち上がったテツの大きなお腹に抱きつくようにシュウは彼に救いの手を求めた。
と言っても片方デブ、もう片方もデブな状況下で二人が抱きついている姿など見ても正直みっともないの一言に尽きるのだが・・・。
「むしろ良く今まで進路の話題でなかったな。まぁ、その時点でみんなどうするのか決まっているようなもんだろう」
「だよな。要するにみんなそのままエスカレーター式に大学行くんだろ?」
彼らの大学は高校から自動で大学へと進む道が設けられている。
もちろん希望すれば他の大学も受けることが可能で恐らくシュウはそのことを聞きたかったのだろう。
「俺はそうするぞ〜。今更受験勉強なんてする気もないし・・・。アツ!」
豆腐を食べようとしたテツだが寸前まで話していたせいで箸から豆腐が転がり落ち、手に当たってしまっていたが、空中で掴むとそのまま口に投げ込んでいた。
「僕も〜。別に行きたい大学とかないからね〜。それにテツも一緒だし」
「はいはい、目の前で惚気るなよ」
二人の空間を形成しようとしていたところをカズが割って入りなんとか阻止した。
「まぁ、俺も今更な〜。勉強する気にもなれないし〜。そのまま大学かね」
「良いのか?お前、この中では一番頭いいだろう?」
今までそれらしき話題は出てこなかったが学力的には。
カズ>シュウ=アキラ>>>テツ
というようになっている。
テツは辛うじて赤点を取らないような位置をキープしている形になる。
「なんだよ、アキラ。俺と離れ離れでも良いってか?」
「べべべべべつにそんなこと言ってないだろうが!俺はお前の将来を心配してだな・・・」
「わかってるよ。ありがとう。アキラも一緒の大学だろ?」
「まぁな。ていうかこんだけ太って今更お前らと離れて普通の奴等と一緒に居たら体型が目立って仕方がねぇ」
と言いつつも食べる手を緩めることなくお肉をどんどん自分のお皿に取っているのだから本当に気にしているのかも怪しい。
現在体重が一番多いのはテツ。
11月当初は115kgだったのも既に125kgを超え、大台に乗っていた。
夏休みの自堕落した生活での増量と比べたらそこまで増えてはいながそれでも日に日に肥えているのは言うまでもない事実である。
部活をやめて既に半年が経ち日々培ってきた筋肉も衰え最近では胸が少しだけ弛んでしまっている。
腹周りは筋肉の上にそのまま贅肉がドンと乗ったようになっている分まだマシではあるが、そのせいで腹が無駄にデカく前に迫り出してしまっている。
脇腹にも肉が溢れかえり辞書並みの分厚さを誇っている。
そして次点にカズが来る。
夏休み当初は一番痩せてはいたものの最近になってアキラのダイエット宣言取り止めから一緒に夜食を食べるようになったのが原因の一つかもしれないが、元々アキラと一緒に居る機会が一番多いため自然と食べる機会が増えていた。
数値では115kgを先日記録しているのだが運動もしない彼にはそれ以上の体積がある。
何と言っても腕周り、肩口辺りが他3人と比べて太い。
筋肉による太さではなく脂肪が纏わりついたことにより太さを増しているのだから感触はぷにぷにである。
勿論他の箇所もスペック的にはテツと同様の太さを有しているように見える。
そして次にシュウがくる。
料理を作る傍ら試食と謳ってつまみ食いをしていることも最近では増えた彼も順当に体重を増やしており、現在110kg。
太り方はカズに似ているもので、運動をしていない分肉が若干垂れているのが多い。
彼の場合一番目立つのは臀部から太腿あたりにかけてだろうか。
とりあえずデカイ。
最近ではリビングの椅子からほんの少しだけはみ出すぐらいの大きさに成長している。
テツ曰くそこがいいらしいのだがそれは当人にとってはあまり嬉しくないようで、常に気にしている。
そして最後にアキラがくるのだが・・・、実際にはシュウと同位ぐらいである。
ダイエット宣言をやめて1ヶ月ほどしか経っていないにも関わらず既にシュウと同じ110kgに到達している。
リバウンドも恐ろしいのものだが彼の場合常に何か食べているのだ。
三食大盛り当たり前、さらにそこにおやつやら夜食、口寂しいと言ってはスナック菓子を口に詰め、常に何かを食べている。
そんな生活を送っていれば簡単に体重は元の数値に戻ったうえにそれ以上の値を出しても何ら不思議ではない。
今もおかわりの回数は恐らく一番多いにもかかわらず彼の部屋にはスナック菓子がきっと用意されているであろう。
「それにお前らといればやることに事欠かないし。何より楽しいからな。文句なしだろ」
「それもそうだな!よっしゃ、進路も決まったことだ!!乾杯しようぜ!!グラス持て!!それじゃあ、俺らのこれからを祝って乾杯〜」
「「「かんぱ〜い」」」
テツの乾杯の音頭が終わるとグラスがそれぞれ音を鳴らしてそれぞれのグラスと乾杯を交わしていた。
「よっしゃ〜!そうと決まれば食うぞ!!シュウ!飯おかわり!!」
「何に決まったんだよ・・・。まぁ、いいか。シュウ俺もおかわりくれ。特盛で」
「アキラ・・・。まだ食うのかよ」
カズが呆れている中アキラはそんなこと気にせず肉を取って口に入れていた。
「うっせ!腹減ってんだよ!!」
こうして四人の冬は過ぎていく。
いつものように四人一緒に過ごしながら・・・。
そして瞬く間に季節は巡り桜咲きほこる春の季節。
新たな人生の門出に立つ物が多いこの季節に四人はそれぞれ真新しいスーツを着込んでいた。
「おい!早くしろよ!」
「そうだよー、ただでさえ僕等歩くの遅いんだから。早めに出ないと・・・」
「いや、それがさ・・・。アキラが・・・。スーツがキツイって」
「ば、バカ!言うなよ!」
だがその言葉もむなしく聞こえるだけでテツとシュウは大声でその大きなお腹を抱えながら笑っていた。
「ぶふっ!お、お前!そ、それ作ったの・・・、に、二週間前じゃん!なんだその間にまた太ったのか!?」
「あ、アキラ、太りすぎ・・・。お、お腹痛い・・・」
「本当だよな。まさか俺らの中で一番太るとはな・・・」
「うっせ!大体カズが太れって言うからここまで・・・。やっぱこんだけ太っちゃまずかったか・・・?」
「何言ってんだよ!今の方がなんというか・・・。カッコいいし、可愛いぞ・・・」
アキラの方を向かずに贅肉がついた頬を照れ隠しというかのように指で掻いていた。
「カズ・・・」
カズとアキラはお互いに頬を染めながら見つめ合って徐々に距離を詰めようとする。
「はいはい。惚気はいいから〜!しかもここ外!続きは夜にして〜」
不穏、もといピンク色の空気に感づいたテツが割って入って二人の視線を遮断した。
「ほらほら、一応着れてんだ!腹に力こめてへこませろ!そうすればもつ!スーツなんて今日着ちまえば当分着なくて済むんだ!太るならその後にしろ」
「わ、わかってる!」
「じゃあ、いこっか〜」
あの日、深夜テレビに映ったのが自分達四人だったのかはわからない。
それでも今彼らは少なくともこうして新たな人生の出発を四人で歩んでいる。
彼らにとってそれが何よりの幸せで、できればこの幸せがこれから続いてほしいと四人全員が願っている。
これが彼らの幸せのあり方。
今日も彼らはゆっくりと同じ歩幅で一歩ずつ道を進んでいく・・・。
「なぁなぁ!知ってるか?」
「何がだよ?主語を言え」
「深夜テレビとかいう都市伝説の話!」
(終)
と、いうわけで終わりました。
長々と居座っておいてこんな作品になってしまいました申し訳ないです・・・。
今後はなるべく長くならないようしていきたいと考えております。
また、あまり人数が多すぎると前振りも長くなり読み手様側から見てもだれるというお話もあったので
次は人数減らして書いてみたいです。
そして最後の(終)の位置を間違えてしまっていますね不細工な形でしめてしまって本当に申し訳ないです。
743 :
名無し調教中。:2013/01/25(金) 02:24:36.83 ID:mTMPbesH
完結おつー
744 :
名無し調教中。:2013/01/25(金) 03:27:21.35 ID:23wjrrX4
完結乙!
最終的にはどれぐらいまで太ったんだろう
100kg超が4人固まっているとか暑苦しそうだwww
4人が仲良くはいったエレベータで肩身の狭い思いをする赤の他人という様子を想像した
メインに置く人数は自分のやりたいやりやすい人数でいいと思うよ
太る人数はクラス単位でも学校単位でもウェルカムだが
いろんな関係性を書きたいなら別ssでという考えもある
745 :
名無し調教中。:2013/01/25(金) 05:33:42.76 ID:owSnQNk4
完結おつです
SSが楽しみなので夜更かしして夜食食べてるけど
体重がなかなか増えない><
746 :
名無し調教中。:2013/01/25(金) 09:37:33.30 ID:aXDaWQsV
お疲れさまです〜。
長さもキャラ数も好きでかまわないと思います。
自分で興奮できるように書けば、おのずと皆さんも満足できる作品に
仕上がるのではないでしょうか。
と、思いました。
747 :
名無し調教中。:2013/01/25(金) 16:10:46.45 ID:LnHc7dPL
お疲れ様です
748 :
名無し調教中。:2013/01/25(金) 21:04:49.14 ID:owSnQNk4
どんどん成長していくのがうらやましい
服のサイズが特殊になって服をつくる
でも、それも着れなくなる…学生服でそれやってみたかったw
皆々様いろいろなご感想ありがとうございます。
学生もの2連続だったので次は社会人の人とか書きたいなぁとか思っているんですけど・・・、
自分がまだ社会人じゃない都合上いまいち想像することができないという状態です。
できるだけ頑張って次も書いてみます!
また学生ものになってしまったらごめんなさい
カタカタカタ・・・
汗を拭き拭き眼鏡を曇らせ今日も隣で奴はキーボードと格闘してる
キーボードは当然の如く奴の手汗でベトベトだ
時折おやつと称しては弁当を軽く平らげ、その箸で今度はポテチを食い始める
「ねちゃくちゃ・・・ゲフッ」汚らしい音を立てながら胃を満たし、ゲップを垂れ流す
良く言えば天真爛漫で純粋無垢なのだが、こいつのデリカシーの無さにはほとほと呆れ返る
うっ・・・臭っξまた透かしっ屁こきやがったよ
ただでさえ、汗臭い酸味ある体臭は近寄り難いのに何故にこんな奴が俺の上司で課長なんだ
奴の社内でのあだ名は酢豚である
酢豚の苗字は細井というのだが、優に120kgはありそうな中年の巨漢だ
ベルト&サスペンダーの両刀遣いで、ベルトの上には巨腹がどっかり鎮座している
歩く後ろ姿は尻肉という脂肪が絶えず左右交互にブニョブニョと大きく揺れている
入社当初は175cmの50kgでモデル体型だったらしい
正に苗字通り細かったのだが、ボクシングを辞めてから次第に肥え始めたそうだ
俺には目の前の肉塊がボクシングをやってたなんて到底信じられなかった
ちなみに酢豚の名前は太で「細井 太」
名は体を表すとはこのことだと俺は酢豚を小馬鹿にしてた
そんな中年、酢豚は当然の如く未婚で接待という外食ばかりを繰り返すのが日課だった
朝礼やミーティングでは常時歯にカスが溜まっており前歯は歯石化していた
「間違ってもあんな大豚にはなりたくねーな」俺は酢豚を心底軽蔑していた
「樽山君、た・る・や・ま・くーーん♪」
例により酢豚の甲高い声に俺の背筋はゾクッとした
体型に似つかわしくない、まるで声変わりしてない小学生の様な高音の金切り声
この声で呼ばれると、うなされそうになる
「何ですか?細井さん」俺は神妙に尋ねた
「・・・・・」
ニコニコと顔は笑っているが目が完全に笑ってない酢豚に俺は少々ビビった
その沈黙の間、俺はただただ酢豚の呼吸の度に伸縮する巨腹を眺めるしかなかった
「あっ、今三つ子、今四つ子が臨月中だな(笑)」等とくだらない妄想に耽ってた
「すふぅう」酢豚が沈黙を破るかの如く大きく息を吸った
教育的指導や説教時にはいつも大きく息を吸った後に大声で叱咤するのが特徴なのである
「あーあ、面倒くせー早く終われよ」
しかし、事もあろうか酢豚はおもむろに立ち俺に耳打ちしてきたのだ
「樽山君、実はね、俺と君はさあ・・・」
甲高いヒソヒソ声に俺は身の毛も弥立つ思いだった
SS初心者です。
タイトルは幾つか候補もありましたが、単純明快に登場人物二人の名前にしました。
携帯からの投稿ですのでやたらと改行が多いですが、ご了承ください。
尚、初心者ですので、よければご指導ご鞭撻のほどを頂ければ幸いです。
よろしくお願いします。
753 :
名無し調教中。:2013/01/26(土) 00:31:33.25 ID:NONvleC8
>>752 投下おっつー
酢豚さんいい感じにキモイね
どんな肥満化が繰り広げられるか楽しみだ
754 :
名無し調教中。:2013/01/26(土) 05:31:35.76 ID:DTUsMAh9
SS乙!
最近はラッシュだねー
まとめwiki更新されていたね
更新者は
>>730だろうか
お疲れ様です
ついでに避難所も雑談スレを新スレにしておいた
「樽山君、実はね、俺と君はさあ・・・来年、年男なんだ」
年の瀬の迫った年末、社内で来年年男となるのは俺と酢豚だけであった
「でね、年男同士で来年飛躍できるよう正月一緒にご祈願に行きたいんだ、どうだい?」
別に・・・わざわざ密談する内容ではないよな
女っ気のない酢豚には常にゲイ疑惑が浮上しており、酢豚なりの配慮なのか?
俺は少々戸惑ったが、酢豚の笑ってない目に圧倒され渋々了承した
「じゃあ、年明けの週末でいいね、うちにご招待してあげるよ」
そう言い放つと酢豚は上機嫌で鼻歌をもじりだした♪
曲は酢豚の大好きな国民的男性アイドルグループの曲
酢豚は雑談でも某男性アイドル事務所のグループ達の話ばかりするのだ
フルネームや生年月日は勿論、その他諸々を意図も簡単に空で言ってのける
もちろん同僚とカラオケに行けば甲高い声でそれらの曲を幾度も大熱唱!!
不意に怖くなった俺は酢豚にこう告げた
「課長、俺の同級生もご一緒していいですか?」
俺は身の危険を感じて止まなかった
酢豚は即答で「駄目だよ、部外者が居たら意味無いよ」
「俺と大(マサル)ちゃんだけでいい!!」
顔を何故か赤らめ、酢豚は語気を強めるのであった
「うわーーーーああ、大ちゃんお疲れさん」
「課長こそ、お疲れ様でした」
仕事始めの残業を無事に終え、気付けば社内には俺と酢豚だけが残ってた
「大ちゃん、明日のご祈願だけどさ、もう今日は遅いし、うちに泊まりに来なよ」
いきなりの爆弾発言に躊躇する間もなく、酢豚がまくし立ててくる
「俺さあ、伊達に太ってないんだよ、料理なんて得意中の得意さ」
「ラーメンでもチャーハンでもカレーでも大ちゃんの好きなの作ってあげるよ」
「ビールも酒もアルコールはたんまりあるしな」
酢豚がニコニコとドヤ顔で言うと俺の腹はギュルルと音を立てた
「じゃあ・・・お、お願いします」やけくそで返答した
最終電車に暫し揺られ下車した後に見えてきたのは木造のボロボロなアパートだった
「・・・やっぱりね、酢豚に相応しい住家だわ(笑)」
俺は六畳一間に酢豚と寝ることは想定内だったし、いびきも覚悟してた
「大ちゃん、何してるの?俺の部屋はあそこの最上階だよ」
酢豚が指差す先には超高級な高層マンションがあった
そして到着するや否や普段は猫背な背中を伸ばしセレブオーラを醸し出すのであった
ティィン♪気品のあるチャイムが鳴り、最上階に到達したことをお知らせした
「ウィーーン、カシャ」電子ロックは解除され、入室と共に優しい光りに包まれる
部屋を見渡すと最新家具、家電がショールームの様な見事な配置で並んでた
塵ひとつ無い完璧な部屋には酢豚の体臭さえも無臭にする空気清浄機が数台並んでた
「本当に同一人物か?二重人格者かよ?」俺は驚愕した
そして、壁の写真に目を移すとボクサーグローブをはめた痩せこけた若者が居た
「楽にしてて、今おいしいカレー作るからね」
うろうろと真っ裸にエプロンの出で立ちで酢豚はキッチンに向かった
エプロンからはみ出た贅肉を見ると俺は失笑した
(酢豚ってば、想像以上に巨漢じゃん)
そんなエプロン姿の酢豚に俺は先制パンチをお見舞いしてやった
「課長、俺そんな趣味無いですからね!!」
「俺はゲイじゃないし、彼女だって居るんですから!!」
嘘も方便とばかりに彼女の居ない俺は咄嗟に言い放った
のそのそとキョトン?と狐に摘まれた顔で酢豚がキッチンから戻って来た
「えっ、何?ゲイ?俺はただ暑いからブリーフ一丁でエプロンしてるだけだよ」
「ま、マジ?」
早合点した俺こそ、狸ならぬ豚に化かされた気分だった
(つーか、ブリーフ履いてたのかよ?巨腹で全く見えんかったわ)
758 :
名無し調教中。:2013/01/26(土) 23:53:38.70 ID:hOBbEnOo
すっぶーた!すっぶーた!
「プハッー食った食った大満足。課長のカレー超旨くて最高」
俺はパンパンに膨れ上がった腹を摩りながらお礼した
「だろ?だろだろ?激旨だろ?さあーて、おかわりするか」
これまた想定内だったが、酢豚は超メガ盛りカレーの三杯目をおかわりした
「ゲホッ・・・ごっつぁんです」そう言い放つと酢豚は不意に四つん這いになった
「大ちゃん、悪いんだけどさ、テーブルの脇にある薬取ってくれるかな」
言われるがまま俺が手にしたのは座薬タイプの痔の薬だった
「ぢ、痔の薬ですか?」
「そうそれ、悪いんだけど差し込んでくれるかな」
俺は拒絶したがカレーをご馳走された手前、断れなかった
ベロリとブリーフは下ろされ大きな色白のピーチが顔を出している
薬を持った手は極度に震え、目をつむりながらも酢豚の尻へ手を伸ばした
「ああっ、ふぅ〜♪」「ああ、はぁ♪」酢豚は極楽の如く喘ぎ声を連発した
床には生々しい血痕と酢豚の大量の涎が残ってた
何を血迷ったのか俺は酢豚に薬じゃなく、自分の一物を挿入してた
あまりにも豊満な酢豚の尻に俺は無情にも条件反射してしまった
どうやら俺はセクロスより最高の快感と絶頂を得たらしい
無論、それは酢豚とて同じであった
とりあえず今日はここまでです。
あと数日お付き合いして頂ければ幸いです。
Hと肥満化を上手くリンクさせたいと思います。
頑張ります!!
761 :
名無し調教中。:2013/01/27(日) 02:13:04.86 ID:8a2J1Igz
762 :
名無し調教中。:2013/01/27(日) 06:49:50.03 ID:JqFFBT8l
「大ちゃん、起きて、ねぇ起きてよ」いつの間にか寝てた俺は酢豚に叩き起こされた
そして、互い顔を見つめ合うだけで、俺達は暫し紅潮した
俺は酢豚と交わるより寧ろ・・・
どさくさに紛れて揉んだ弾力性ある巨腹や胸にカウパーが出まくりだった
柔らかくて大きくて、手では到底覆いきれない何とも言えない感触
何だ?この懐かしい感覚は・・・そうか、乳飲み子だ
俺は赤子だった遠い記憶を呼び起こしてみた
そして、マザコン気がある事に今更だが気付いた
一方、酢豚はというと掘られる感覚に完全に境地を開き
もはや俺無しでは何も覚束ない様子だった
そんな酢豚が俺にぽつりと呟いた
「大ちゃんお願い!何でもする!何でもするから、ここに同居してよ」
唐突な酢豚の訴えに戸惑いながらも、俺も酢豚と同居したいのが本音だった
「いや、それは無理ですよ、あれは事故みたいなもんだし、忘れてくださいよ」
「あの快感を得たいならバイブでも通販で購入したらどうですかね?」
天邪鬼な性格の俺は敢えて酢豚を突き放し、酢豚の出方を伺った
「いや、それは・・・本当に何でもする。だから俺の弟として同居してよ」
切実な酢豚の想いに俺は口元が緩んだ
「だったらもっと太ってよ」俺は喜び勇んで即答した
「太る・・・?」
少々困り果てた顔をしながらも酢豚は重い口を開いた
「俺、今125kgもあるんだ、で、糖尿の疑いもあるからこれ以上太るのは危険なんだよ」
そう言い終えると申し訳なさそうに太鼓腹を両手で抱えた
「課長、真に受けないでくださいよ、冗談ですから」
俺は社交辞令とばかりに酢豚に優しく言い返した
(てか、酢豚125kgかよ、素敵すぎる!!)
安堵の表情に包まれた酢豚とは対称的に俺は少し苛立った
もう既に俺の脳内には今よりも一回りも二回りも立派に肥大化した酢豚が存在してる
そして、その膨張した太鼓腹を思う存分揉み倒し、鷲掴みしてる俺もいた
そんな妄想に幾度と掻き立てられ、もう俺は酢豚の豊満な巨腹に骨抜き状態になった
早速俺は酢豚に揺さ振りを掛けた
「課長、申し訳ないんですけど、やはり同居の件は無しという方向で・・・」
俺がそう言うか否のところで「うう、ふうぅ」と絶句し、大粒の涙が酢豚の頬をつたった
「そうだよね、突然無理言ってごめんね」酢豚は泣きじゃくりながら返答した
そんな大の大人がわなわなと号泣してる姿に俺はいたたまれなくなった
強烈な罪悪感に見舞われると俺は自分でも信じ難い言葉を上司でもある酢豚に発してた
今日はここまでです。
この後の展開に選択肢が二つあり困ってます。
@素直に酢豚を慰める
ASM板らしく更に酢豚を追い詰める
どちらにしようか迷ってます。
よろしければ、ご希望の番号を頂ければ幸いです。
766 :
名無し調教中。:2013/01/28(月) 00:40:15.05 ID:PfkRTT2o
767 :
名無し調教中。:2013/01/28(月) 01:01:19.63 ID:sK5GQIXF
てゆうか酢豚が肥満化するのね?(笑)
768 :
名無し調教中。:2013/01/28(月) 01:44:15.83 ID:1txyrc6Z
既にデブだし一人称の主人公側が肥満化するんじゃないの?
769 :
名無し調教中。:2013/01/28(月) 01:51:44.46 ID:k8zdtON1
>>765 A
過度にSな感じじゃなく酢豚が自ら決意するような感じだといいなあ。
770 :
名無し調教中。:2013/01/28(月) 03:08:08.33 ID:7FgZHN+y
Aかなー
押せ押せでいっていたがいつのまにか自分もキテいて同調しちゃうとかもありだな
771 :
名無し調教中。:2013/01/28(月) 14:57:50.25 ID:8WXlf5a8
>>765 意表を突いて1。
で、酢豚が健康問題からダイエットを始めてしまい、脂肪の感触を再び味わいたくなって、酢豚に太るノウハウを指導してもらいながら自分自身を肥満化。
で、立場が逆転するというのが面白そうな気がする。
772 :
名無し調教中。:2013/01/28(月) 19:54:29.48 ID:TDg3vE36
今日の飯が酢豚だったのは…?
「やいやいやい!!」
「デカイ図体していつまでもメソメソしてんじゃねーよ、このメス豚が!!」
やはり天邪鬼な性格が災いして慰めるつもりの俺は酢豚をついつい罵倒した
そんな俺の豹変ぶりにビクッ!と反応した酢豚
その次の瞬間まるで駄々っ子の様に・・・
「どぅわって僕、まさぁるちゃんと一緒になりたいんどぅあもん、なりたいんばぁもぉん」
号泣ガン泣きしまくりで返答する酢豚
哀れすぎて見るに見兼ねた俺もさすがに心が折れた
「泣くなよ太お兄ちゃん、大丈夫だよ、僕、お兄ちゃんとずーっとこのお部屋に居るね」
咄嗟とはいえ、まるで幼児をあやすかのような台詞に自分自身でも唖然とした
その言葉を聞き、顔をぐしょぐしょに酢豚は崩した
向かい合ってた俺達は、気付けばどちらからでもなく互いにお互いの陰部を慰め合った
「いっぱい出たよ、若いね」
酢豚が手についた俺の精液を舐めながら嬉しそうに言う
「いやいやいや、密度なら太お兄ちゃんには敵わないな」
俺は酢豚の精液を舐めた振りを演じ言い返した
その瞬間『ワハハ』と二人同時に爆笑した
数日後、俺は自宅マンションの退去手続きを終え、酢豚との同居生活を開始した
あくまで酢豚を太らせる為に
徐々に同居生活にも慣れ、気付けば俺達は息の合う本当の兄弟みたいだった
いや寧ろ「あ、うん」の呼吸で結ばれたおしどり夫婦のようだった
「兄ちゃん、接待お疲れ様、コーヒー淹れたよ」
「おう、気が利くな」
役職が課長な酢豚は残業や接待が多く、俺と帰宅はバラバラだった
「大さ、これかなり甘すぎないか?」
「そう?兄ちゃん接待で疲れてるからそう感じるだけなんじゃないの?」
「そうだな、まあ疲れてるから甘い方がいいか」
俺はコーヒーを飲み干す酢豚を見届け悦に入った
何せコーヒーには角砂糖5つと大量のハチミツを入れてたからだ
こうして俺は姑息に酢豚を太らせる作戦に躍起だった
順調に肥え続ける酢豚
靴下さえも俺なしではろくに履けず、着替も悪戦苦闘で床にボタボタと滝汗を垂れ流す
その今にも破裂しそうなスーツ姿に俺のアドレナリンと我慢汁はじゃじゃ漏れ最高潮となる
興奮の坩堝は留まる所を知らず、極限まで酢豚を太らせたい衝動に駆られる
猛烈な衝動が連日俺を駆り立てる
そう・・・
そんな衝動に駆られてたのは、同居から僅か数ヶ月間だけの話だった
この後、ミイラ取りがミイラになるなんて想像すら俺はしていなかった
想像すら・・・
今日はここまでです。
沢山のご意見ご感想ありがとうございます。
投稿してる側としても励みになりますし、嬉しい限りです。
徹底的に酢豚を虐めるつもりでしたが、ご了承ください。
もし、次回作を投稿することがあれば今回の意見を参考に思案したいと思います。
明日以降は多忙なので雑でやっつけ的な展開になるかも知れませんが、ご了承ください。
そして、長々と居座っていることをお詫び申し上げます。
Good Night
776 :
名無し調教中。:2013/01/29(火) 00:02:57.43 ID:SCDyZuSK
お疲れ様です
777 :
名無し調教中。:2013/01/29(火) 08:41:45.30 ID:Zzqpv5nZ
いくら上司でもカレー食った後にケツ見せられたら引くだろwとか考えがコロコロ変わりすぎとかツッコミどころは多いけど、展開早くていいな
主人公が豹変すんのも酢豚が裏でなんかやってたりするせいなんかな?
ドン!ドタ!バタ!ドン!ドタ!バタ!
「兄ちゃん、床が抜けちゃうよ!!」巨体を揺すり何やらダンスに夢中な酢豚
「兄ちゃん、ダイエットしてるの?」
「・・・・」
俺の質問など意に介さず一心不乱に踊りまくる酢豚
「今、何か言ってたか?」
ヘッドフォンを外して俺に聞いてきたが、俺はテレビ画面を見て全てを把握した
画面には90年代に一世風靡したダンスボーカルユニットが考案したエクササイズが流れてた
「兄ちゃん、痩せる気?」俺は不安気に問いただした
「そりゃあ痩せたいけどな、もう手遅れだ、健康的になりたいだけさ」
俺は安堵し、すかさず何気に探りを入れてみた
「そういえばさー、兄ちゃん俺との約束覚えてる?」その問いに酢豚は大きく頷いた
「あのな〜大、俺はボクシング経験者だぞ、痩せ方も太り方も知識は豊富なんだぞ」
「なんならお前のお好みの体重になってあげよーか(笑)」
まるでデブ専化した俺をあざ笑うように挑発的に言い返してきた
「無理しなくていいよ、健康的に太ってくれれば(笑)」
「ハハハッ、いつかそう言うと思ったよ、お相撲さんみたく健康的に太ってあげるな」
そんな会話のやり取りに俺の陰部は脈を打ち、股間は既に濡れ濡れだった
エクササイズを終えると酢豚は晩飯の買い物に出掛けた
残業がなければ毎晩メニューは俺の希望通りに何でも上手に作ってくれる
まるで俺専用のお抱えシェフさながらの極旨料理に俺もついつい飯が進むようになった
朝は朝とて晩飯の残りでも大満足し、昼食の弁当も酢豚のお手製が奢られる
そのお礼と言わんばかりに夜の営みでは常に酢豚をTKOしてやるのであった
春の健康診断で138kgになってた酢豚は当然の如くランクEの即入院
そして、5kg少々立派になってしまってたが俺は当然ランクAの異常なしだった
だが、この頃を境に俺の体が破竹の勢いで成長するとは本人の俺ですら知る由が無かった
「うわ〜、何か今日蒸し暑いな」「ピッ!」
「大、エアコンの温度下げ過ぎ風邪引くわ」「ピッ!」
ゴールデンウイーク休暇中、暑がりな酢豚を差し置いて俺は更に暑がりになっていた
酢豚は相変わらず連日エクササイズやウォーキング、ローラー等に精を出していた
肥大化は進行しつつも運動してる分、筋肉に脂肪が乗っかってる力士体型に近かった
一方、俺はというと運動してる酢豚を尻目に・・・
あまりにも暇すぎて無意識に食いたい物を寝そべりながら貪るのが習慣になりつつあった
中でも最近のお気に入りはドーナツだった
元来、甘い物を好まない俺だったが、先日女性社員が差し入れてくたドーナツにハマった
そこは行列の出来るドーナツ屋で適度に甘く俺好みで流石に旨いと唸ってしまう逸品だ
行列が出来る為、どうしてもお持ち帰りは大量購入となり、俺は一人で全部を平らげていた
すっかりリピーターとなり、1ダースが2ダース、2ダースが3ダース購入にエスカレート
さすがに2ダース目以降は食い飽きてくるが数時間後には完食してた
いつしか女性社員達は俺を無類のドーナツ好きと勘繰り、頻繁に差し入れて来る様になった
勿論、これらは三食の間のおやつで繋ぎだった
「ただいま〜♪」
残業帰りの酢豚は疲れ果てて料理も作らず即爆睡することも多々あった
「大、悪いんだけど今日はもう寝かせて」
「いつものスーパーで惣菜半額だったから適当に好きなの摘んでくれな」
そんな時はほぼ決まって買物袋を二つぶら下げていた
優に四、五日分はあるだろう惣菜を最初こそは寄り好みして数品だけを食べていた
翌朝には酢豚も加わり惣菜は約半分に減るが・・・
結局、賞味期限切れにより捨ててしまう事に俺はもったいなさを痛感してた
次第に俺は酢豚が購入してきた晩に一人バイキングと称しては限界まで貪るようになった
揚げ物ばかりでビールとの相性抜群なこともあり翌朝には空き缶が部屋中に散乱してた
こうして俺は知らず知らずの内に、自らデブレスパイラルにどっぷりと陥っていた
最早スリム体型にV字回復することは絶望的だった
おはようございます。寝落ちしてしまいました。
随所に辻褄が合わない拙いSS申し訳ありません。
そして最後のV字回復はおもいっきりΛ字回復と間違えてしまいました。
今日か明日には完結する予定です。
何卒よろしくお願いします。
782 :
名無し調教中。:2013/01/30(水) 08:24:16.07 ID:agreRXLv
お疲れさまです
頑張ってください
783 :
名無し調教中。:2013/01/30(水) 10:27:01.11 ID:eF0qFJBG
ss乙です。
体重計の針の位置とか、シーソー(天秤)とかをイメージしたら、
V字回復で合ってるような気もしてきました。
早いもので、かれこれ酢豚と同居してから22ヶ月間が過ぎ去った晩秋
「ねぇ兄ちゃん、俺の去年の冬物スーツさぁ、クローゼットから出してよ」
「ハハハッ、何言ってんだよ、大(ダイ)」
時間の経過と共に酢豚は俺をマサルからダイと呼ぶようになっていた
「あのスーツ3Lだぞ、お前が着れたら奇跡じゃん(笑)」
そう酢豚に言われると俺は自己嫌悪になった
今やもしかすると酢豚より立派な太鼓腹の持ち主になってしまった俺は嘆いた
「兄ちゃん、そんな意地悪言わなくてもいいじゃん」
「言いたくもなるさ、お前また便座破壊したろ、何枚目だよ、勘弁してくれよ!!」
「えっ!俺じゃねーよ、兄ちゃんだろ?」
(やべぇ〜バレバレだったか)
「大、体重計に乗れ」「嫌だよ」「乗れ!」「嫌だ!!」
そんな押し問答を掻き消す様にインターフォンが鳴った♪
「ほら、大、出ろよ」「兄ちゃんが出てよ」「ったく、使えねー弟だな!!」
モニターで確認するや否やお得意の営業スマイルで酢豚は対応した
「これはこれは山田さん、いつもありがとうございます♪」
それ以降の会話を聞かずとも全てのやり取りは把握できた
「ほら、三丁目の山田さんがシチュー持って来てくれたぞ」
「今日はシチューにすき焼き、おでんか、大漁だな、アハハハッ」酢豚は豪快に笑った
俺達はいつの間にか・・・
マンション住人は勿論、近隣の人達にも勝手に実業団のアマチュア力士と誤解されていた
俺達が外に出ればチビっ子達が「お相撲さんだ!」と群がるのは日常茶飯事だった
そして週末ともなれば、作りすぎた等の理由で余り物が俺達に磁石の様に吸い寄せられた
エンゲル係数が最高峰な俺達にとっても正に渡りに船だった
そして感謝の念を抱き完食してこそ最良の礼儀と心得ていた
「プハ〜♪もう満腹、食べられないよ♪」俺は真ん丸に膨張した太鼓腹を摩った
そんな俺とは対照的に酢豚は俺を怪訝そうに眺めてた
すると突然、「あのな〜大、本当はこれ言いたくないんだが・・・」と切り出した
俺はキョトン?とした
「もう・・・お前じゃ満足できないんだよな」と神妙な面持ちで酢豚は呟いた
「えっ!!俺が巨デブになったから?嫌いなの?」
俺はコロンコロンの巨体に太ってしまったことを後悔した
酢豚とは既に本当の兄弟以上の強い絆で結ばれていると勝手に解釈してた
そして不意に、酢豚が某男性アイドルグループ達を好きなことを思い出した
華奢でイケメンな彼等に比べ今の俺は・・・肉塊だ
「兄ちゃん俺のこと嫌いなの?ねぇ嫌いなの?」
酢豚に捨てられたくない一心で俺は必死に言い寄った
明日で完結させます。
本当に長々と居座り申し訳ありません。
787 :
名無し調教中。:2013/01/30(水) 22:41:50.48 ID:p3P8TO1Q
おつ!
788 :
名無し調教中。:2013/01/30(水) 23:35:04.14 ID:DO4oxhXA
ハッピーエンドになりますように
「あのな〜大、動物は飼い主によく似るというが・・・」
「お前はさ、体型だけが飼い主の俺に似ちゃったな」半笑いで酢豚が言った
「だ、だって兄ちゃんの料理旨すぎるんだもん」俺は言い訳がましく咄嗟に言った
「どうでもいいけどさ、お前カロリー計算したことあるか?」
「俺が知る限りでも大、お前一日に7000kcalは摂ってるぞ」
「何でお前そんな急にブーちゃんになっちゃたよ!!」呆れ顔で酢豚は今更ながら言った
「やっぱ、デブの俺が嫌いなんだ、嫌いなんだ・・・うぅ」
「嫌いじゃない、嫌いじゃないよ」
「ただもうお前の陰部は例えるなら豪雪地帯の電柱そのもので役立たずなんだよ」
「・・・・」
俺は絶句し、既に脂肪で覆い尽くされた陰部すら見えない状況を痛く嘆いた
「兄ちゃん、俺捨てるの?」
「ハハハッ、捨てやしないよ、お前は上も下も接吻が上手だからな、極上物だよ」
俺は胸が熱くなり、すかさず酢豚の太鼓腹下へと潜り込んだ
「ハハハッ、大、お前わかりやすい奴だな」
そう聞こえると俺は満更でもない表情を浮かべ更に勤しんだ
「そういえば大、お前まだ俺の脂肪が好きなのか?」
「うん、大好き!俺と違って兄ちゃん筋肉あるから揉み心地や弾力性違うもん!」
俺は照れ臭そうに返答した
「じゃあ、後で相撲取るか」
「うん♪」
もう既に俺達は太りすぎて満足なセクロスなど不可能に近かった
無理をすれば可能だが、互いの贅肉を掻き分ける作業が難儀で絶頂も半減してしまってた
代用として俺達はパイズリや腹ズリ、そして素股で果てることをマスターしていた
「大、今日の一番どうするよ?ガチか?八百か?」
俺達はいつしか交じり合うことを相撲と呼び、セクロスならガチ
そして、パイズリや素股なら八百長と呼ぶようになっていた
「えーとね〜」
「えーと、どっちもやるやる〜、今宵は五番勝負だよ〜♪」
「ご、五番勝負、マジかよ大、勘弁してくれよ〜・・・」
窓の外からはいつものように、二つの大きな影が・・・
一つの巨大な達磨と化し、夜な夜なモゾモゾと動き回る光景が見受けられていた
人々はそれを熱心に相撲のぶつかり稽古をしている俺達だと信じて疑わなかった
「なあ、兄ちゃん、俺達は法律上結婚できないね、でもね俺、兄ちゃんとだったら・・・」
「皆まで言うな、俺だって同じさ・・・」
そう言い合うと、お互いの頬は真っ赤に染まった
「じゃあ、料理上手な俺は嫁だな、お前甘えん坊だし」と自慢気に酢豚は呟く
すると俺は「なあ兄ちゃん、今何kgあるの?」と尋ねてみた
酢豚は少し怪訝そうに「あん?悪かったな、170kgだよ、お前に迷惑掛けたか?」と答えた
「じゃあさ、もうそれ以上は絶対に太らないでね・・・」と俺は告げた
「な、何でだよ?」
「だってさ、世間一般じゃあ、お嫁さんより旦那さんの方が体重あるの当たり前じゃん」
「俺・・・兄ちゃんより太ってあげるよ♪」
キングベッドに添い寝し、手と手を重ね合わせた俺達は永遠の愛を誓った
「じゃあ、大が俺の体重を1kgでも超えたら写真館で記念写真撮ろうな」
「うん、俺は関取みたいに紋付袴がいいな、恰幅あるから似合いそうだし」
「じゃあ俺は・・・大にお姫様抱っこしてもらって記念写真に納まりたいかな」
「だ・か・ら・しっかり太れよ、腕力も磨けよ、大」
俺は大きく頷き、本気を出せば年内にもそれは実現可能な射程圏内の体重に達してた
俺の名前は「樽山 大」今となっては兄ちゃんに負けず劣らずの名前負けしない巨漢だ
今更だが、俺も生まれながらに巨漢になることは運命だったのかも知れない
そして、俺達が歳の差カップルで、尚且つ同性婚を実現させたいなど誰も知る由がない
真っ裸にエプロン姿の兄ちゃんがいつもの様にキッチンで悪戦苦闘してる
「お待たせ〜♪大、ご飯できたぞ!!」
「今夜のメニューは超ギガ盛りの酢豚だ、残さずたーんと喰えよ♪」
俺は酢豚というワードに過剰反応してしまい飲みかけのビールをテーブル一面にぶちまけた
おわり
完結しました。
そして、こんな拙いSSのご精読ありがとうございました。
初心者とはいえ登場人物を始め随所に捻りないベタな表現、誠に申し訳ありませんでした。
酢豚も大も書き上げてる内に感情移入してしまい、
どうしても微笑ましくてかわいい巨漢な兄弟に仕上げたくなりました。
なので終盤は幼稚でグダグダな結末となりました。
重ね重ねお詫び申し上げます。
書き終えて自分の能力の無さに呆れました。駄作です。
しばらくROMって勉強します。
793 :
名無し調教中。:2013/02/01(金) 00:28:53.87 ID:1xE1T5WG
おつ!
794 :
名無し調教中。:2013/02/01(金) 01:35:19.33 ID:pSzsQJ8t
SS乙でした!楽しんで読ませていただきました。
実はいま初めてSSに挑戦してるんですが、簡潔にまとめつつ自分なりの萌えポイントを盛り込むって
思った以上に難しいんですねえ。早くも頓挫の予感が…
795 :
名無し調教中。:2013/02/02(土) 02:12:21.01 ID:ohSvtAgU
最近SSが多くて大満足です
お腹も満足して大きくなってくれるといいのですが…
796 :
名無し調教中。:2013/02/03(日) 02:39:37.64 ID:dXk3DXtp
>>792 完結おつでっせー
この調子でどんどん投下されて活性化するといいな〜
また一本SS書き上げたのですが・・・
既に長いの2本上げてしまっていたのでさすがに申し訳ないかなぁという気がするのですが・・・。
大丈夫ですかね?
今度のは短めで書いてみたので早く終わるかと思います!たぶん!
798 :
名無し調教中。:2013/02/03(日) 17:14:12.77 ID:KjWLgi5r
全く問題ないです
むしろ歓迎^^
799 :
名無し調教中。:2013/02/04(月) 03:25:48.86 ID:TG21hFmT
特に気にする必要はないかとー楽しみにしています
専有化しそうだなーとおもったら避難所とかもありますし
他には直接まとめwikiに書き込んだ方もいますのでやりやすいほうを選ばれるとよいかと
時計の針を見てみるともう五時を過ぎていた。
「きょうはおそいなぁ・・・」
いつもならもう迎えに来てくれている時間なのにお母さんはまだ僕を迎えに来てくれない。
友達が一人、また一人と帰ってく中で僕は一人で絵本を読んでいた。
読み古された絵本を僕はもう何度も読んでいるからもうこの狼さんがどうなるかもわかっちゃっているからつまらない。
「すみません!遅くなりました!!」
お母さんの声がすると直ぐに僕はバッグに僕の遊び道具を詰め込んで、靴箱に走った。
「お母さん!」
「ごめんね、遅れて・・・」
「いいの!お仕事ご苦労様!!」
「・・・ありがとう」
僕のお母さんは頑張り屋さん!だって毎日一生懸命働いてるんだもん!!
帰り道はお母さんの手をしっかり握って今日あったことを話すの!
「今日ね!給食一杯おかわりしちゃった!!」
「あらそう?だったら夕飯はあんまりいらない?」
「もうお腹減ったから平気!!」
「もう、太一は食いしん坊さんね!」
「お母さんが作ってくれるご飯がおいしいだもん!」
お母さんの手を握って僕は今日もお母さんが作ってくれるご飯を楽しみにしながら保育園の帰り道を歩いて行く。
家に着くと母さんはすぐにご飯を作り始めた。
僕はこの前図書館から借りてきた新しい絵本を寝っころがりながらご飯ができるまで読んでいた。
ご飯をつくる臭いが僕のお腹の虫さんをうるさくさせていた。
臭いだけでも分かる、今日はカレーだ!
ご飯ができたころにはもうお腹はペコペコになっていた。
椅子に座るとお母さんと同じぐらいの量のカレーライスとボウルに盛られたサラダが美味しそうにお皿に盛られていた。
「じゃ、手を合わせて。太一!」
「うん!」
「「いっただきます〜!」」
「おかわりあるからたくさん食べてね!」
「うん!!」
結局僕はこの日カレーライスをおかわり一回しちゃった。
「もうちょっとこっち!うん、そこ!!すいませんお願いします!」
お母さんはカメラを僕等と同じように綺麗な格好に身を包んだ人に預けて僕の隣に並んだ。
「はい、撮りますね〜!」
僕等は小学校の入学式に来ていた。
保育園でできた友達もいっぱいいるけど全然知らない子もいるし、たくさん大人の人達がいる中での入学式はすごく緊張したけど無事に終わった。
「ありがとうございます!」
帰してもらったカメラをお母さんはバッグにしまいながら写真を撮ってくれた人にお礼を言っていたから僕も一緒に“ありがとう”って言った。
そしたら、お母さんは“良く言えた”って褒めてくれたの!
「さぁ、無事入学式も終わったし・・・。レストランでご飯食べようか!!」
「ほんとう!?わーい!」
そしたらお母さんが僕に向かって手を伸ばしてくれた。
ちょっと考えてから僕はそれを首を横に振って拒んだ。
「お母さん!僕もうそんなことしなくてもちゃんと歩けるもん!もう小学生なんだから!!だから、お母さんがお仕事忙しくなって帰りが遅くなっても大丈夫だもん!!」
「太一・・・」
母さんの目には少しだけ涙が溜まったように見えたけどそれを拭うとすぐに笑顔になってくれた。
「ありがとう!母さん頑張っちゃう!!太一には辛いかもしれないけどお互い頑張ろうね!」
「うん!」
僕のお家にはお父さんが居ない。
僕が生まれて直ぐに居なくなっちゃったんだって・・・。
どこに行ったのって僕が聞いたら、お母さんは“お空の上よ”って答えてくれたの。
それをすごい事だと思ったけど実際は違った。
だって、お母さんは辛そうな顔になってたもん。
涙が零れそうなのを我慢して僕を抱きしめてくれたの。
僕にはお父さんがいないけどお母さんがいる!
だから寂しくなんてない!
お母さんは僕のために毎日一生懸命お仕事を頑張ってくれているの!
「さ、行きましょう。早く行かないと混んじゃうわ」
「うん!僕ね、今日ハンバーグにする!あ、でもエビフライとかでもいいなぁ・・・」
母さんの横に並んで歩きながら僕はこれからの楽しい時間について一杯考え始めた。
お母さんはそんな僕の姿を笑って見ていてくれていた。
というわけでまたお願いします〜。
相変わらず展開的にもいまいちで微妙かも知れません。
今回も全部書き終わってからのうpですので一日一回ぐらいのペース上げていきます。
よろしくお願いします。
803 :
名無し調教中。:2013/02/04(月) 17:49:50.10 ID:SUAt989g
>>802 SS乙です。ショタ萌える。
今後の太一の肥育ぶりが楽しみです^^
行方不明の父ちゃんがキーワードかな?
804 :
名無し調教中。:2013/02/04(月) 21:55:46.93 ID:JjydSygO
乙です!ここからどう肥えていくのか楽しみで仕方ない。応援してます。
…にしても、ここ見てるとやっぱりショタ〜若デブくらいまでが皆のストライクゾーンっぽいね。
今初めてSSに挑戦中だけど、自分がSAMSONとか購読しちゃうようなフケデブ専なもんで
どうしても主人公の年齢設定が高めになっちゃって(小学生も出てくるけど)…
かといって自分が一切萌えないようなのは書いてても楽しくないというジレンマ。
805 :
名無し調教中。:2013/02/04(月) 22:03:29.09 ID:9MHaSPKC
わざわざ主張するのもアレなので普段は特に書いたりしませんが
おっさん大好物な自分みたいな人も居ますよ〜。
いきなりスレに書き込むのが不安なら直接まとめサイトに載せて宣伝だけでもいいし
避難所の雑談スレに書くという手もあります。
質問なのですがまとめサイトに載せる方法ってどうやるのですか?
前にやろうとしてやり方わからずやめてしまいました。
この際なのでやり方を覚えておきたいのですが・・・。
807 :
名無し調教中。:2013/02/05(火) 01:42:01.63 ID:v8cwDkT1
自分で載せるってどうなんだろう
808 :
名無し調教中。:2013/02/05(火) 03:42:14.37 ID:2FwAXXjR
中年や壮年がデブ化もアリさ
若いころを取り戻すためにサプリに手をだしてみたり
寂れた田舎村で復興祈願の祭りをしたら神様パワーで皆デブ化とか
それぐらいしか思いつかないけど
809 :
名無し調教中。:2013/02/05(火) 04:46:59.64 ID:BQs+RB5D
>>806 解説書いてたら結構長文になってしまった…ので簡単に。
基本的には新規のページを作成してそこにSS貼り付けて
そのページをSSまとめのページからリンクさせればいいだけなんで何とか頑張って。
まぁほっといても誰かが更新してくれるのがWikiの良い所だよ
810 :
名無し調教中。:2013/02/05(火) 05:34:41.95 ID:VOMHzaFR
>>808 おいしそう( ゚ρ゚ )ジュル…
是非その方向でSSを・・・首を長くして期待しています
>>804 クオリティーの高低は度外視して投下してみてください
ファンタジー、強制飼育は勿論、コンビニや酢豚と大ちゃんみたいなリアル系もありだし
作家陣が増えれば刺激も増すし今後の活性化にも繋がりますよ
小学校はすごく楽しくていつも直ぐに時間が過ぎていった。
気が付くと僕も三年生に進級していた。
お母さんのお仕事は忙しいらしくて、最近では帰ってくる時間も7時を過ぎることも多い。
そんな日は近くにあるコンビニでお弁当を買っていた。
といってもコンビニのお弁当一つでは僕のお腹は一杯にならないからお菓子とパンも一緒に買ってる。
でも、そんなたくさん食べてるせいかな?
僕は周りの子たちと比べてちょっとだけ太ってるの。
この前も身体検査で40kgって言われてその後先生に少しだけ太り気味だねって言われちゃった。
でもお母さんは気にしなくていいって言ってくれた。
“これから成長期だからちょっとぐらい太ってても大丈夫!あたしから言わせれば他の子が細すぎるのよ!だから大丈夫!”
お母さんがそういうなら僕も気にしない!
今日も給食でたくさんおかわりしちゃったけど、もう帰る時にはお腹空いちゃった。
帰ったらおやつたくさん食べよう〜!!
家に帰りつくとお母さんが珍しく早く帰ってきていた。
「どうしたの?お母さん?今日は早いね」
「うん、ちょっと仕事に余裕できたから早めに帰ってきちゃった!今日は母さんが腕によりをかけたご飯を太一に食べさせてあげようではないか!!」
「ほんとう〜!?」
といっても母さんは夕飯に間に合いそうならいつも僕の好きなご飯をたくさん作ってくれる。
僕もお母さんと一緒にご飯が食べられるのが嬉しくとついついおかわりを一杯しちゃうんだけど・・・。
でも、実際一緒に食べることはほとんどない。
お母さんは僕がご飯を食べている間もパソコンと睨めっこしてるからご飯は僕一人。
いつもと変わらないけど、お母さんが目の前にいてくれるだけで僕は嬉しいの!
今日は母さんも仕事をすることなく僕と一緒のご飯を食べてくれていた。
僕もいつも以上にご飯をおかわりしちゃったけどお母さんはそれをパソコン越しにうれしそうに見ていてくれていた。
「おいしい?おかわりまだあるからしっかり食べなよ!」
「うん!!」
そう言ってくれるのが嬉しくてついつい無理してでもおかわりをよそう。
でもいいの!お母さんが嬉しいなら僕は良いの!!
年々お母さんの仕事は忙しさを増していった。
僕ももう五年生になってできることが増えてきたからお母さんも仕事に専念できるって喜んでた。
「ただいま・・・」
ドアを開けてもなにも返事は返ってこない。
リビングに行っても誰も居ない。
机の上には“今日も遅くなるから、ご飯はこれでなんとかしてね!”と書かれたメモと千円札が二枚。
もう1週間ぐらいまともにお母さんと話をしていない気がする。
話したいことがいっぱいあるのにお母さんは毎日毎日仕事ばかり。
僕を育てるためには仕事をしなきゃいけない、それは僕も分かってる。
それでも話したい。
昨日、社会のテストで良い点数とれたとか、友達のお話とか、今日食べた給食とか・・・。今日、授業参観の紙が配られたこととか・・・。
でもお母さんは忙しいから、我儘は言えない。
手に握っていた紙を僕は無意識のうちにクシャクシャに潰してゴミ箱に投げ捨てていた。
これでいい、お母さんは僕ために仕事を頑張っているんだから・・・。
机に置かれた千円札を乱暴につかむと僕は外に飛び出した。
昨日はスーパーのお惣菜だったから、今日はコンビニの弁当にしよう。
おやつもまだだしパンもおにぎりも買っちゃお・・・。
あ、お弁当一個だとお腹空いちゃうなぁ・・・。もう一個買っちゃお。
夕飯食べた後少し経ったらまたお腹空いちゃうからお菓子も買っておこう。
だったらファーストフードとかも食べたいなぁ。
二千円で足りないかもなぁ。
今度お金もっと貰っておこう。
“足りなかったら言って”ってお母さんも言ってたし・・・。
うん、そうしよう。
お母さんも“成長期なんだからたくさん食べなきゃダメよ!”言っていたからな。
もっともっと食べれるようにならなきゃ!
それで早く大きくなってお母さんの仕事を手伝う!
それでお母さんと一緒にいれる時間をもっと増やす!
だからたくさん食べなきゃ。
じゃないと、お母さんと一緒に居られる時間がドンドン減っちゃう。
はやく、はやく・・・。
急いで大きくならないとお母さんと一緒に居られなくなっちゃう・・・。
というわけで続きです。
え〜と、ショタ肥満化期待していた方もいらっしゃる方もいたかと思うのですが、
すいません。時間の経過の早い作品にしてしまいました・・・。
申し訳ないです。
これとは別にまたショタとか太らせるの考えてみたいです。
>>809 わざわざ親切にありがとうございます〜。
な、何とか頑張って覚えます!
815 :
名無し調教中。:2013/02/05(火) 20:07:30.84 ID:lwz/Safg
経過ははやくてもなんでもご自由に
楽しみにしています!
816 :
名無し調教中。:2013/02/06(水) 06:20:01.24 ID:fC0VCEBV
なにやら展開がダークな方向にw
817 :
名無し調教中。:2013/02/06(水) 14:13:59.58 ID:VBPuvjKs
久しぶりのショタだーーー
期待
早く大きくなりたい一心で僕はたくさんたくさんご飯を食べた。
お陰で中学校の最初のクラスで身長はクラスで一番大きくなれた。体重も一番重い。
でも、僕にはまだできることが少ない。
お母さんは仕事がますます忙しくなっていた。
何でも昇進がかかっているらしく朝は僕よりも早く家を出るのに夜は真夜中に近いときもある。
ご飯を作ってもらったのなんて多分もう一年以上前の話だ。
早く、早く大きくならないとお母さんと一緒に居られる時間がなくなっちゃう。
給食を何杯もおかわりした。
お陰でうちのクラスの残飯は少ないって給食センターの人も喜んでいた。
今日もお母さんが用意していた五千円札を手に握ってスーパーへと向かった。
お惣菜をいくつも籠に入れて、お腹が空いたら困るからカップ麺もたくさんいれる。
歩いてきて小腹が空いたからアイスも買っておこう!
特売で安くなったお菓子をいくつもいくつも籠に入れる。
さすがに五千円全部使うなんてことは無いけどいつも半分は使っちゃう。
お母さんにそのことをメールで伝えたら、“一杯食べられることは良い事だよ!気にしないでたくさん食べなさい!”って返って来た。
だから今日も僕はご飯をたくさん食べるの!大きくなりたいから!
冷凍ピザにカップ麺。
揚げ物の惣菜にご飯。
これが終わったら部屋に戻ってお菓子を食べながらゲームと勉強!
お風呂から上がったらアイスを食べて、寝る前の歯を磨く前に菓子パンを一つ、二つ。
それが最近の僕の一日。
で、お母さんが帰ってくるまで起きてるの。
それでお母さんは直ぐに寝ちゃうけどいつも僕はお母さんを待っている。
「お帰りなさい!今日もお疲れ様」って言ってあげる。
そうするとお母さんも、“ただいま。ありがとう”って言ってくれる。
それが嬉しく、僕は今日もお菓子のポテトチップスを食べながらゲームをしつつ、お母さんの帰りを待っている。
まだかな・・・。
まだかな・・・・・・。
時計の針はどんどん進んでいく、お菓子のごみがどんどん出てくる。
でも不思議とお腹は空く。
まだ帰ってこないかな・・・。
仕方がないカップ麺食べておこうかな。
中学三年生になって母さんと僕は引っ越しをした。
「太一が大きくなったし、あそこだと手狭になってきたからね!今度のところは駅にも近いし職場に向かうのも便利だわ!」
母さんは喜んでいた。
引っ越し先は駅の近くにできた高層マンションで、中学の学区内では多分一番デカいマンションだ。
俺にもデカい部屋が与えられた。
そこにはテレビもパソコンもコンポもゲームもある。
全部母さんが買ってくれた。
これからは遠いところまで仕事に行くらしい。
無事に昇進した母さんはまるで馬車馬の如く働いていた。
脇目もふらず様々なところに向かっては帰ってきてまた向かって・・・。
だから、母さんは僕にたくさんのものを買ってくれる、部屋も広くしてくれた。
でも家に帰ってきても広くなったリビングと同じように大きなテーブルにはいつものようにお金が置かれているだけ。
どこ行くとかいつ帰るとかそういうことは全部メール。
もうここに引っ越してきてから母さんの字を読んでいない。
それ程までに母さんは忙しい。
此処に帰ってくる時間すら惜しんでいるようだった。
僕の大きなお尻でも難なく座れるほどの大きなソファに腰かけながら一人でゲームに興じる。
最近はネットを使っていろんな人とも対戦できるから寂しくない。
出前で取ったLサイズのピザを一枚全部食べてしまっていたようだ。
こんなんじゃお腹は一杯にならないから勿論あと二枚Lサイズのピザを頼んである。
飲み物は勿論コーラ。
夜食用に菓子パンをたくさん買い込んであるし、お菓子もいっぱいある。
パソコンを使って友人と話しながらするゲームは楽しい。
一人で居る寂しさを消してくれる。
ゲームをやっているせいか、ついつい食べ過ぎちゃうけど寂しくないならいい。
「太一また何か食ってんのか?これ以上デブったらどうすんだよ!」
「もうデブだから気にすんなよ!」
そう返してやると友人たちはみんなして笑った。
体重はもう100kgを越えた。
大きくなれて、友達ができて寂しくなくなっていた、でも寂しい。
母さんが居ないのが寂しい。
予定としましては@2回で完結です。
楽しいでいただけたら幸いです。
内容が暗いですが・・・。
そういえばポ〇モンスペシャルという漫画で
四天王のシバさんが太りました。
作中にあくまで太った姿は出てきませんし、
同じ四天王のカリンが最近太ってきたということをほのめかす
ような発言があるだけでしたが、自分としては相当萌えました。
821 :
名無し調教中。:2013/02/06(水) 20:26:48.80 ID:mdHcIz0o
親の話が出るとなにか鬱ルートにいきそうで怖いですね…
乙です!
822 :
名無し調教中。:2013/02/07(木) 13:39:09.94 ID:HzGK/xdW
mother fuckerの予感・・・アリだよね^^v
823 :
名無し調教中。:2013/02/07(木) 21:00:22.15 ID:fitAzLya
たまこまーけっとの鳥がくっそかわいいんだが、
あれもし人間だったら最高だったな・・・
重そうな体で必死によたよた飛んでたり、
何より幸せそうに餅食って太ってるのがたまらん
たまに山崎たくみが一昔前に演じてたような
気取った二枚目風美青年に脳内変換して萌えてるww
俺は高校二年に上がってから学校に行くのをやめた。
“行くのがツライ”と母さんに言ったら、母さんは“辛いなら無理していかなくてもいい”とメールで返しただけだった。
それ以上何も言わず、何の行動も起こさなかった。
もう母さんの声を聴いたのは半年ぐらい前だろう。
最近では特定の寝床を持たず、ホテルで寝泊まりしているそうだ。
それ程までに母さんは忙しい。
だから、会ってすら居ない。
家にずっといても家にある音は俺のコントローラを操作する音とゲームのBGMに効果音。
それと俺が食べている菓子とかパンの食べる音ぐらいだ。
高校に行くのをやめて半ば引きこもるような生活を初めて早二ヶ月で体重の増加はさらに拍車をかけていた。
中学の最後には105kgぐらいだったのにもう120を超えて130kgに到達しそうな勢いだ。
それはそうだ。
何もしないで一日中食って、ゲーム。
眠くなったら寝て起きてまた食べて、ゲームして食べて、寝ての繰り返し。
時々食い物を買いに外に出るくらい。
お金はクレジット支払で母さんが全部払ってくれている。
こんな自堕落な生活をしていても母さんは何も言ってこない。
心配もしてこない。
俺に会いに来やしない。
高校がツライというのも嘘だ。
母さんに心配してほしかった、それだけだ。
でも母さんは何も俺に言わない。
いつものように仕事、仕事、仕事!
こんな生活をしていればいつか見てくれると思っていたのに何も言わない。
もはや寂しさは消えてきた。
あるのは怒りのみで、俺はそれを食べることで発散する日々を続けていた。
一ヶ月前に買い直したスウェットには随分と余裕があったはずなのにいつの間にかピッタリとしたサイズにまで肉がついていた。
脇を摘まめば有り余る肉の辞書に、揉めるほどの胸。
デカい尻を支える太腿も太く一本の木の幹のようだ。
そして極めつけは腹だ。
腹いっぱいであろうがなかろうが丸々とした腹には今も食べ物を詰め込んでいる。
母さんへの怒りと一緒に今日も膨れていく。
今頃高校に通っている俺と同い年の奴等はきっと新しい進路に進んでいるんだろう。
就職か、大学か・・・、俺はどちらも選ばなかった。
「太一様おはようございます」
その声と共に俺は眼を覚ました。
去年の春から俺の家には世話係の人がやってきていた。
端正な服に身を包み礼儀の正しい男性。
俺の身の回りの世話全般をそつなくこなし、プライベートのことに関しては一切のことを口にしないし、俺に何も言わない。
前に“俺のことを母に話しているんですか?”と質問してみたが答えは“私は太一様のために雇われただけの者です。それ以上のことは私の管轄外です。”という呆気ない答えが返って来ただけだった。
今まで菓子やら飯を買うために外に時折出ていたが今ではそれも完全に喪失した。
なぜならこの男性が俺の食べたいものを作ってくれるのだ。
だから、俺はもうこの太った体をわざわざ晒す必要もないと思い外にも出ず、毎日ゲームと飯と睡眠だけをとる生活をしていた。
お陰で体重はもう150kgを越えた。
だが、別に気にしていない。
何故なら誰もなにも言わないからだ。
世話係の人も、そして母も何も言わない。
あの人がどこで何をしているのかもまるでわからない。
もしかしたら恋人でも作ってそこで新しい家庭でも築いているのかもしれない。
家にも帰らず、メールも寄越さない母に俺はもう何かを言うのをやめた。
母に送るのはクレジットの明細ぐらいだろう。
母はそれを何も言わず処理している。
作業的に俺との唯一の繋がりを処理しているに違いない。
もう俺は母の息子ではないのかもしれない。
繋がりも何もない。
そんな状態で家族だと言えるのだろうか。
もはや母さんに言いたいこともない。
ただ腹が減ってきた。
さっき昼飯を食べたばかりだけどおやつでも貰おう。
「すいません〜!何か甘いものないですか?」
そう言うと世話係の人は甘そうなイチゴが乗ったケーキをホールごと持ってきた。
俺はそれを躊躇うこともなく切り分けることもなく一人で食べていく。
そんなみっともない姿を注意する人は誰も居ない。
826 :
名無し調教中。:2013/02/08(金) 03:41:33.10 ID:jmUg3WZL
ss乙!
すっかり堕ちておられる……
肥満体を動物でたとえるとどういったものがあるかなぁ
動物っぽく肥満化させるとか考えて
豚狸熊までは思いついたけど他が思いつかん
827 :
名無し調教中。:2013/02/08(金) 05:01:38.06 ID:6nXNET8x
>>826 それ以外となるとトド、カバ、猪とかかな
個人的には豚が一番好きだけどw
動物っぽい太った人って可愛いよね
828 :
名無し調教中。:2013/02/08(金) 05:16:05.16 ID:85CugQtH
豚→普通にデブ
狸→太鼓腹なデブ
熊→筋肉+体毛も兼ね備えたデブ
トド→巨デブ
カバ→巨デブ
猪→筋肉のついたデブ
こんな感じかな 一部どう区別すればいいかわからなくて被ったけど
829 :
名無し調教中。:2013/02/08(金) 06:23:44.51 ID:dtDOK9CZ
動物でもそそられるなw
この間テレビで特集してたけどイノブタとか萌えるわw
あと、信号待ちで何か食ってる運転手見つけると大概おデブさんなwでもかわいい
830 :
名無し調教中。:2013/02/08(金) 08:06:36.48 ID:DwnkB5cI
あれ?パンダは?w
831 :
名無し調教中。:2013/02/08(金) 10:33:04.77 ID:5oNSe8kq
個人的には狸が一番いいかな
というか憧れる
832 :
名無し調教中。:2013/02/08(金) 19:24:59.27 ID:mT0yvLA2
>>826 SS初挑戦中だけど中年以上って需要ないのかなあと少し前に書き込んだ者です。
今頑張って書き進めてるところだけど、たまたま動物に例える箇所があったのでその部分だけ…
いやしかし、と大作は思い直した。これは実はいい機会かもしれない。
思えば妻といい娘といい、大作の体型にはめっぽう厳しく、やれ腹が出てきただの
ウチのお父さんは全然スマートじゃなくてカッコ悪いだのと言われ続け、持ち前の旺盛な食欲を存分に満たす機会など
ほとんど無いままにここまで来たのだった。
大作以上に太っている重雄と結婚してからも、
「ダンナがブタならさしずめお父さんはイノシシってところね」などと、娘の口の悪さは変わらず、
夫を豚呼ばわりはさすがに酷すぎるだろうと大作がたしなめても
「それならカバとサイってところかしら」などと憎まれ口を叩くありさまなのだった。
…ってな感じで。大作ってのが主人公、重雄は娘婿、あと信一って孫が主な登場人物です。
作者のシュミを反映してはじめっから全員太っております。
個人的には筋肉の有無、固太りか脂肪太りか、ってあたりが分かれ目かなと。パンダ/クマも似たような感じでしょうか。
833 :
名無し調教中。:2013/02/08(金) 19:36:51.43 ID:85CugQtH
そこからもっと太らせるのか
胸が厚くなるな
朝起きて携帯にメールが届いている知らせが明かりとなって輝いていた。
どうせ勧誘メールかなんかだろう、そう思っていた俺はメールを見て絶句した。
【件名:お誕生日おめでとう〜!】
『太一、二十歳の誕生日おめでとう〜!ここまで立派に育ってくれてお母さん嬉しいよ!
仕事が忙しくてあなたと一緒に居られる時間が殆ど無くてごめんね。
もう全然会っていなけど、母さんはいつも太一と一緒に居ると思ってるから!これからもあなたの成長を祈っています・・・』
何故今更こんなものを母は送ってきたのだ?
母は俺のことなどどうでもいいのではないのか?
違う、俺は何時から母が俺のことを見てくれていないと勘違いしていた?
母さんは俺のために働いていたのに、昔からそのことだけを考えてくれていた筈なのに。
愛されていなければこんな生活させるものか!
つまみ出して外で餓死させるなり好きにできた筈なのに。
それなのに、それなのに俺は・・・、なんでそんな簡単なことに気が付かなかった。
いつの間にか涙が零れていたが、いくら視界がぼやけても映る世界は変わらない。
今、目の前にあるのは怠惰な生活の果てに膨れに膨れ上がった醜い俺の体。
この体は何だ!
日々食べるだけ食べ続けた肉体には既に余すことなく肉が付き、歩くのも億劫になっていた。
体重なんてもう二年ぐらい測ってすらいない。
上半身だけ起こして自分の体を見つめる。
まともに着られるサイズの服が無い今ではほとんど裸に近い状態だ。
精々パンツをはいているぐらいだがこれだけでも多分普通の男性2,3人は入るんじゃないかってぐらいにデカイ。
運動もせず自堕落な生活しかしていない体は垂れていた。
腹も、その上にのるような形で鎮座している胸も重力に負けて垂れていた。
デカい腹のせいで立った時は足も見えない。
座っている状態では腹が完全に太腿に乗っかっていた。
脇腹にも分厚い肉が纏わりつき一度に全部を掴むなんてできない。
叩いてみると何も拒むことなく揺れた。
胸に付いた肉のせいで腕もまともに閉じられずに少しだけ開いた状態だ。
そして腕も、足もどこもかしこも肉、肉、肉。
鏡を覗けば頬にも肉が付き目を押し上げ少し釣り目に見せていた。
これが今の俺なのだ。
こんな姿をしているのが俺なのだ・・・。
母さんの想いに気付かず、母さんを恨んだその果ての結果だ。
今から母さんのために立派な人間になれるのだろうか。
・・・いや、もう遅い。
俺の体はさっきから空腹を訴えてばかりで大量の飯を寄越せと鳴いている。
これを制御することは今の俺にはできない。
「ごめん・・・、母さん」
結局俺は母さんの想いを無視して飯を食べていた。いつも以上に俺は食い物を胃袋に放り込む。
これでもか、これでもかと食べ物をまともに噛みもせず呑み込んでは腹を満たしていった。
皿がどんどん開いていくのも気にせず食べる、食べまくる。
世話係の男性は何も言わず、黙々と料理を出してくる。
途中からは手で掴むように飯を食べていた。
腹が膨れたころには精神的疲労と満腹感から直ぐに眠りに落ちてしまった。
その時俺は夢を見た。
保育園の帰り道、母さんと一緒に手を繋ぎながら並んで歩いていた。
あの頃のように今日あった出来事を包み隠さず話していた。
母さんもいろんな話をしてくれた。
だけど、俺はその手を自分から離し、俺は一人で夕日が沈み暗くなっていく世界を駆けていく。
一人で駆けていく・・・。
やがて体が徐々に重くなってきた。
見ると体にどんどん肉が付き始めてきた。
違う、実際は俺がどんどん成長していったのだ。
背も伸びていく中、体にはそれ以上に肉が纏わりついていく。
やがて、走ることもできず、歩くだけで息が上がり、俺はみすぼらしく地に手をついで息も絶え絶えの状態になっていた。
辺りは真っ暗で誰も居ない、俺は自ら一人になる道を選んだ。
母の愛情を勘違いし、俺は自分が一人だと思い込んで母を突き放し、これがその末路。
もう、俺には飯を食べて寝る生活しか残されていなくなってしまっていた。
「お母さん・・・ごめんなさい」
夢の中でそう呟くと夢は終わった。
起きてみるとまるで霞がかかったようにその夢のことを思い出すことができなかった。
母さんへの罪悪感も消えた、あるのは食欲だけで、腹はいつものように飯を寄越せと催促してくる。
(まぁ、いいか。腹減った、飯を食べないと・・・)
そしていつもの生活が始まる。 (終)
なんかすいません。
今までのが一応ハッピーエンド(?)だったのでなんか暗い落ちにしようと
考えた結果、こんなものができました。
本当すいませんでした。
昔見た肥満児云々かんぬんを参考にしてみたのですが・・・。
相変わらず文章がダメダメですね。
つまらないものに最後までおつきあいいただいてありがとうございます。
これでこの作品は終わりです。
自分の中にあったネタも切れてきたので一旦勉強もかねてROMります。
何かいいネタ思いついたらその時はまたよろしくお願い致します。
837 :
名無し調教中。:2013/02/09(土) 00:02:00.36 ID:AGaTQkzs
838 :
名無し調教中。:2013/02/09(土) 00:06:45.00 ID:66XUrCYm
ミスった完結おつー
ちょっと煮え切らない感じだけどこういう終わり方もアリかも
これからも罪悪感に苛まれながら自堕落に太ってくんだろうなぁ、一緒に堕落肥りしたいわ〜
839 :
名無し調教中。:2013/02/09(土) 00:33:18.96 ID:MrudatSq
ssおつです
リアルだとなかなか増えなくても、
ssだと気持ちよく増えていいですよね
840 :
名無し調教中。:2013/02/09(土) 00:52:55.96 ID:2oQuOJYY
完結乙でした!
これまでのカラッと明るい作風から打って変わって新境地に挑戦、って感じでしたね。
こういう「失うものはもう何も無い」系って、肥満化に抑制かけるものが無いって意味ではアリかも。
ほんとは全て書き終えてから処女作(笑)投下したかったけど、タイミング的によさそうなので
今から勇気をだして始めたいと思います。皆様よろしくです。
841 :
名無し調教中。:2013/02/09(土) 00:55:15.60 ID:MrudatSq
おお
新作に期待です^^
頑張ってください
娘婿の重雄が大作の家を訪ねて来たのは、7月も終わりに近づいたある暑い日のことだった。
離れて暮らしていることもあって、しばらく行き来が途絶えていたが、昼間突然電話があり、何やら相談したいことが
あるのだという。
夕方になっても暑さは一向にやわらがず、仕事を終えてやって来た重雄は汗びっしょりだった。でっぷりと太った体型
のため余計暑さが堪えるとみえて、ふうふうと息をきらしている。
客間に招き入れるような間柄でもなく、茶の間にあぐらをかきネクタイを緩めた重雄に水を出してやると、あっというまに
飲み干してしまった。飲み足りなそうにしていたので容器をコップからジョッキにかえてもう1杯出すと、これまた一息に
飲み干してしまう。
大量の水があっという間に大きな腹に吸い込まれていく光景を、大作は面白がっているようでもあり呆れているよう
でもある顔で見ていた。
相談ごとがあるということは昼間の電話で既にわかっている。しばらくすると汗もひき、やっと人心地ついた様子の
重雄は、「それで相談というのは…」と、前置き抜きで早速本題に入った。
相談というのは、孫の信一のことだった。どういうきっかけか皆目わからないが、6年生に進級した頃から大食い
チャレンジにはまっているのだという。それも「のめりこむ」と言った方がいいくらいの熱の入れようで、小学校が休みの
日は必ずといっていいほどどこかしらの店へチャレンジメニューを食べに行っている。いくら育ち盛り、食べ盛りと
いっても身体にいいわけがないからやめさせたいのだが、いくら口をすっぱくして言っても言うことを聞かず困っている
というのだ。
もともと信一は小さい頃からぽっちゃりした体型で、たしか最後に会った時にはまだ小学5年生だというのに体重は
70キロを超えていたはずだ。それが大食いチャレンジを始めてからはさらに輪をかけて増え、今では90キロ以上あるという。
重雄は携帯を取り出すと、大作に手渡した。「これが今の信一です」
そこに写っていたのは、記憶の中の姿から確実に2回りは大きく…というよりも肥大した孫の姿だった。もはやぽっちゃり
どころではない。完全なる肥満児である。丸く突き出した腹のラインなど、父親そっくりだ。中年親父の腹がいくら出っ張ろう
と知ったことではないが、まだ小さい子どもがこのありさまではたしかに心配になるのも納得のいく話ではあった。
普通なら信一の母親、つまり大作にとっては娘だが――と話し合えばいいのだろうが、あいにく娘は数年前に亡くなって
しまっていた。だがそれにしても、こんな話を義理の父に相談するのは奇妙と思われるかもしれないが、実は重雄が
大作に相談をもちかけたのにはある理由があった。
これは亡くなった娘も、そして同じく去年死んだ大作の妻も知らない、大作と重雄の間だけの秘密なのだが、かく言う
大作も若い頃――といっても今よりも、というだけで既に中年を過ぎてはいたが、大食いで賞金を稼ぎ、小遣いの足しに
していた時期があったのである。
娘婿である重雄と知り合ったのも、実は娘よりも大作のほうが先で、たまたま同じ店で同じメニューに挑戦したことが
きっかけで意気投合したのだった。大食いの実力でいえば重雄は大作には遠く及ばなかったのだが、至って気のいい男
だったため何度か会ううちに気に入って娘に紹介したところ、娘も重雄の朴訥とした人柄を気に入り、あれよあれよと言う
間に大食いの戦友から義理の父子へと関係が変わっていたというわけなのだった。
大作と重雄が出会ったきっかけを知らない妻子はもちろん、大作も重雄もそんな話を信一に聞かせたことは一度たり
ともなかったはずなのだが、どういう偶然か、孫も祖父や父と同じ道に足を踏み入れてしまったようなのである。
そんなわけであるから、重雄が今回の相談を大作にもちかけたのも、自然な流れではあった。
そうはいっても孫はまだ小学生、大食いと言ってもたかがしれているだろうと気楽に構えていた大作だったが、重雄が
話しすすめるうちに表情が引き締まってきた。
なんでも、市内の店のチャレンジメニューに片っ端から挑戦し、次々と成功するばかりか小学生にして全ての記録を
更新していっているのだという。
これは思ったよりも厄介かもしれない…と思った大作の思いを、重雄もわかっているようだった。2人とも覚えがあるが、
最初は単なる小遣い稼ぎのつもりでも、次々に成功するうちに自信が付くと同時に「他人には食べきれない量を胃に
収めることができる」ということに誇りを感じるようになってくるのだ。成功したときの、ある種の征服欲が満たされるような
感覚も、一度味わってしまうとなかなか抜け出せなくなる原因のひとつであった。どうやら信一も、その段階まで達して
しまっているらしい。そうでなければ、普通ならひたすら苦しいばかりのチャレンジを休みごとに欠かさず続けていることの
説明がつかない。
それは同時に、普通に説得しても信一が大食いをやめるとは思えない…ということでもあった。いくら父親の重雄が
説得しても聞く耳をもたないのがその証拠である。そんなにドカ食いばかりしてると太るぞ、と脅しても、「もう太ってるし。
それに父さんだってデブじゃん」などと言い返してくる始末らしい。まあこれは運動もせず食べたいだけ食べ、狸の置物
のような体型になっても減量しようともしない重雄にも責任はあるかもしれないが。
体型という点では、実を言えば大作もあまり偉そうなことは言える立場ではなかった。太鼓腹だの信楽焼の狸だのと婿の
体型をことあるごとに揶揄してはいるが、大作も上背こそないものの横幅だけみればとても小柄とは言いかねる体格だからだ。
学生時代、そして社会人になってからも柔道を続けていたせいで重雄ほど脂肪太りしてはおらず腹もそこまで出っ張っては
いないが、いくらその下に筋肉の土台があろうとその上に分厚い脂肪をまとっていることにはかわりなく、外から見れば
肥満体と呼ばれても文句は言えない体格の大作であった。
こうしてみると信一の周りの大人の男は皆太った者ばかりで(余談だが去年から信一のクラスの担任になった男の先生
も、学生相撲の選手だったとかで100キロを超える巨漢だという話だ)、太るということに対して抵抗感が薄くなってしまって
いるのかもしれなかった。だが、大作と重雄が「私(わし)がもう少し引き締まった体型だったなら…」と今さら悔やんだところで、
もうどうしようもないのだ。
普通に説得しても孫をとめることはできそうにもないのなら、どうすればいいのか…ということについては、既に重雄の
頭の中にはある考えがあった。というか、それこそが今日の訪問の真の目的でもあった。
846 :
名無し調教中。:2013/02/09(土) 01:17:25.49 ID:MrudatSq
ssおつです
小学生で三桁とはすごい^^
847 :
名無し調教中。:2013/02/09(土) 01:17:57.06 ID:2oQuOJYY
…と、こんな感じで見切り発車してみましたが一回の投下量ってこんなもんでいいんでしょうかね?
書き溜めのほうは完結間近なところまで進んでるので、いくらでも調整はききますけれども。
前フリが長すぎて肥満化始まってすらいないのはご容赦ください。次の次くらいには肥えはじめると思います。
それなりに長さもありますし、あまり不評なようなら途中で切りますので遠慮なくご意見ください。
848 :
名無し調教中。:2013/02/09(土) 01:53:02.45 ID:MrudatSq
とても面白そうですね
楽しみにしています
投下量は十分だと思いますよ
849 :
名無し調教中。:2013/02/09(土) 02:02:10.71 ID:vY8ipkuL
>>847 乙です〜!
これからどうなるのか期待!
自分も投下量はそれぐらいで十分かと。
楽しみにしてます〜
850 :
名無し調教中。:2013/02/09(土) 02:31:03.97 ID:pg9V/BLm
ss乙!
ってか、親もデブ、じいちゃんもデブ、息子もデブ。
おまけに担任の先生もデブ・・・って、デブ専にはパラダイスだw
んで、こっからさらに肥満化するってのが、また楽しみ!
851 :
名無し調教中。:2013/02/09(土) 05:14:20.48 ID:ZiYEiyr0
ss完結&新作さん乙!
投下ss意外とバッドエンド少ないよね
デブの大食いssもただでさえ太目とあるのにここからどうなるか楽しみだ
大食い店なんてそれほど数ないけど
渡り歩くほど数があるなら町前提で肥満体おおそうだww
重雄が考えた作戦というのはこうだ。信一は今、大食い記録を次々と更新していっている。おそらく市内の店の記録を
全て更新するまで続ける気でいるだろうし、それが不可能ではないだけの食欲と胃袋の容量も持ち合わせていそうだ。
そこで、信一がこれまでに達成した記録を片っ端から塗り替えて自分より上がいることを思い知らせてやれば、チャレンジ
を続ける気力もなくなるのではないか、というものだった。そしてそれを、他ならぬ大作にやってほしいと言うのである。
それを聞いて大作は目を剥いた。たしかに以前は大食い店を渡り歩いていたこともあるが、もう10年は前の話である。
たしかに以前は健啖で鳴らしていた。実を言えば孫の信一が次々に更新していっているという大食い記録も、健康管理に
うるさい妻の目を気にして匿名でチャレンジしていた大作が出した記録なのだ。わざわざ娘夫婦の住む隣町まで足を
のばしていたのも、地元だと知り合いにばったり知り合いに会うかもしれないからである。だが、それはもう10年以上前の
話なのだ。
「還暦も過ぎた年寄りをつかまえて何を言っとる。君がやればいいじゃないか」
という大作の言葉は至極もっともであったが、
「いや、もちろんやってはみたんですがね…」と苦笑いするばかり。
健啖家ではあるものの並外れた大食漢というわけではない重雄にとっては、何分間で何杯、もしくは何キロ食べれば
無料、といった規定の量をこなすのが精一杯で、息子どころか義父が昔出した記録にすら遠く及ばないらしい。しかも
中年の悲しさで、あっという間に体重が激増し、会社の定期健診でイエローカードどころがレッドカードものの数値を
叩き出し、医者に暴飲暴食を慎むようきつく、きつーく、言われてしまったというのだ。そう話す婿の太鼓腹は、たしかに
以前会った時よりも確実に大きさを増していた。ベルトの上にまん丸い腹がどでん、と鎮座するその光景は、見ていて
滑稽ですらある。
それなら他に何かいい案はないのか、という話になったものの、他にいい考え浮かぶこともなく、大作は結局その場では
はっきりした返事はせずに重雄を帰したのだった。
重雄を送り出した後しばし考え込んでいた大作だったが、おもむろに近所のカレー屋に行くと、カレーを2キロテイクアウト
してきた。今は無くなってしまったが、昔有名だったチャレンジメニューと同じ量である。当時挑戦したときは腹八分目で
まだまだ食べられたが、もしもこれで苦しくなるくらい衰えているようならば話にならない。家に帰り早速食べてみた結果…
拍子抜けするほど楽々と腹に入ってしまった。
重雄の作戦通り自分が出張っていくとしたら、問題が2つある。1つは、今でもあの頃と同じくらい食べられるのかという
ことだが、その心配はなさそうだ。当時出した記録も、苦しくなるほど食べたわけではなく、気軽な小遣い稼ぎのつもりで
余力を残した状態でのものだったのだ。信一がそれをどれだけ更新しているかはわからないが、さすがに1キロもは上回っ
ていないだろう。それならば勝ち目は十分にありそうだった。
となると2つめの問題は…と、大作は2キロのカレーをその中におさめて膨れた腹を見下ろした。信一親子が住む町に
何件のチャレンジ店があったのか正確に覚えてはいないが、10軒は下らなかったはずだ。当時は月に1度か2度、ちょいと
懐が寂しい時に挑戦する程度だったから体型への影響はほとんどなかったが、今回はそうはいきそうもない。大作は、
でっぷりとした重雄の太鼓腹と、写真でみた信一の肥満ぶりを思い返した。あれほどではないにしろ自分もあんな体型に
なるのかと思うと、仕方ないとわかっていてもため息が出る。言ってみれば自由の身と言えた。
854 :
名無し調教中。:2013/02/09(土) 21:10:36.53 ID:2oQuOJYY
>>853にコピペミス。最後の「言ってみれば〜」はカットで脳内補完よろです。申し訳ない。
いやしかし、と大作は思い直した。これは実はいい機会かもしれない。思えば妻といい娘といい、大作の体型にはめっぽう
厳しく、やれ腹が出てきただのウチのお父さんは全然スマートじゃなくてカッコ悪いだのと言われ続け、持ち前の旺盛な食欲
を存分に満たす機会などほとんど無いままにここまで来たのだった。
大作以上に太っている重雄と結婚してからも、
「ダンナがブタならさしずめお父さんはイノシシってところね」などと、娘の口の悪さは変わらず、夫を豚呼ばわりはさすがに
酷すぎるだろうと大作がたしなめても
「それならカバとサイってところかしら」などと憎まれ口を叩くありさまなのだった。
それから数年後、思わぬ事故で娘を失った時はそれは悲しかったものだが、言い換えれば大作の体型をとやかく言う人間
が一人減ったということでもある。そして残った一人の妻も去年亡くなり、今や大作は言ってみれば自由の身と言えた。
そう思えば、今回の一件は、これまで抑圧してきた食欲を思う存分に活かせるいい機会ではないか。体重への影響は多少
あるだろうが、全て終わったらまた減量すればいいだけのことだ。そう割り切り吹っ切れた大作はすぐに重雄の携帯に電話
をかけ、さっそく翌日から作戦を開始することを伝えたのだった。重雄が大いに喜び、感謝したのは言うまでもない。
すぐさま、信一たちの住む町のチャレンジ店20軒の一覧がメールで送られてきたのだった。追伸として、信一がついに全て
の店の記録を塗り替えたらしいことが記されていた。
全ての記録を塗り替えてしまったのだから、もうこれ以上息子の体重が増える心配はしなくてもいいかもしませんと重雄
からのメールには書かれていたが、大作はそうは思わなかった。今は大丈夫でも、いつかまた他の誰かが信一の記録を
追い越す日が来る。そうなったとき、信一がそれに対抗してまた大食いを始めないとも限らない。
それを防ぐためには、やはり今、「もう大食いなんてこりごりだ」と思わせておく必要がある。そう考えた大作は、全て自分
に任せてほしいと重雄に返信したのだった。
記録を塗り替えたのが身内、しかも祖父だということが信一に知れると、父親の差し金だということがばれ、なおさら反発
するかもしれない。そんなわけで、大作の挑戦は今回も匿名で行われることになった。
大作の予想通り、信一はかつて大作が作った記録を500グラムずつ更新していた。細かい刻みで更新しているところに
余裕の無さがうかがえる。むしろ小学生でありながらそれだけの量を胃に収められるだけでも立派なものだ。これも血筋
か…などと大作は不謹慎なことを思った。
ならば、同様に500グラム更新してやるだけでいいだろう。信一がさらに更新しようと思ったら、前回よりさらに1キロ多く
食べなければならない計算になる。それは到底不可能だろうというのが大作の読みだった。身体にかかる負担も、先に
控えている減量も最小限にとどめておきたいと大作が考えるのは当然のことではあった。
信一は休日を利用し、半年かけて記録を塗り替えたが、大作は既に退職し暇を持て余している身、その気になれば毎日
でも挑戦できる。隣町とはいえそう何度も通っていては電車代も馬鹿にならない。大作は胃袋の許す限り、とにかく迅速に
ことを進めることに決めた。
嫁や娘の目、そして何より体重が増えるのは困るという心配から開放されたからか、久しぶりの大食いにもかかわらず
大作の食欲は絶好調であった。当初は1日1軒、苦しいようであれば間に食休みを挟みつつ2日に1軒回る気でいたが、
それどころか昼にチャレンジし、腹ごなしに町を散策した後夕食もチャレンジメニューをぺろりと平らげて帰るほどである。
カレーやラーメン、チャーハンなど「重い」メニューが多いのも、妻の健康志向の料理に飽き飽きしていた大作にとっては
却って嬉しいくらいで、まさに年齢を感じさせない食べっぷりであった。さすがに2軒目でのチャレンジを終えた後は腹が
張ったが、それも久しく無かった感覚で、思う存分食ったという満足感を大作に与えてくれるのだった。
そして、孫が3ヶ月かけて塗り替えた記録を、わずか10日ですべて更新してしまったのだった。それはかつての自分の
記録を1キロずつ上回るという快挙でもあった。
857 :
名無し調教中。:2013/02/09(土) 21:30:38.82 ID:2oQuOJYY
…今日はこの辺で。
>>848, 849
ありがとうございます。励みになります!
>>850 パラダイスw 最高のホメ言葉です。作者のシュミ丸出しなので不安でしたが喜んでもらえたようで何より。
基本的に女性って肥満化に対して寛容じゃなさそう(デブ専でもないかぎり)で話を進める上でジャマになりそうなのと、
作者が女性書くの苦手なので大作妻も重雄妻も故人設定にしちゃってるという…女性陣ごめんよ。
>>851 ファンタジー苦手なので現実路線…を目指しながら(どうにかして設定に説得力を持たせようと、やたら前フリが長いのも
その表れ)も、その辺は現実離れしてますよね…
まあアレだ。土山しげるの「喰いしん坊!」っていう大食いマンガがあってだな。そこでは町の至るところに大食い店があり、
野試合が横行してて…っていう、基本リアルでありながらトンデモな世界だったんだよ。そんな感じなんです。きっと。ここも。
858 :
名無し調教中。:2013/02/10(日) 01:10:56.45 ID:xWKTEdul
>>857 SS乙です
大作爺ちゃんの肥えっぷりが楽しみです
高校時代の校長が120kg位ありそうな初老の巨漢でしたw
この人がリアルに本当の爺ちゃんだったらと何度思ったことか・・・毎日悶々としてました
859 :
名無し調教中。:2013/02/10(日) 02:07:26.23 ID:K0AYb/eN
>>858 ありがとうございます。
>120kg位ありそうな初老の巨漢
この文字列だけで丼飯3倍はいけそうな自分の性癖…どうしてこうなったw
リアルな話、年をとるにつれて食欲は落ち肉も落ち…ってことも多いでしょう。
巨デブな爺ちゃんなんてそうそういるもんじゃないですし。健康面の問題だってありますからねえ。
そういう意味ではこの話ってファンタジーだよなあ(この先大作がそこまで行くかどうかは…ですが)、と思ってましたが、
現実にそういう方がいたって分かるとちょっと励まされるというかなんというか。やる気が出ます。
860 :
名無し調教中。:2013/02/10(日) 02:50:04.08 ID:0caAS32m
SS乙!
父を祖父並の大食漢に鍛え上げるという案も……
「衰え」に反するという意味では肥満体になるのはある意味健康的といえなくもないな
老後に健康的な体を!という名目で太りやすい体にしてやりたい
>町の至るところに大食い店があるファンタジー
肥満体を増やすために大食い店が多いのかもおやこんな時間に誰が(ry
861 :
名無し調教中。:2013/02/10(日) 02:51:05.38 ID:xWKTEdul
>>859 自分も未だに老人であれだけの巨漢は彼が最初で最後です
若い頃は150kg位あったとよく豪語してました
しかも相撲経験者じゃなく剣道の有段者でしたよw
ちなみに、KFCのカーネル・サンダースに激似で短髪でした
862 :
名無し調教中。:2013/02/10(日) 08:27:52.19 ID:zyzRwvQ0
孫のために頑張る大作も、すでにブタちゃんな重雄も可愛いですねー!
全員仲良く育ってほしいw
863 :
名無し調教中。:2013/02/10(日) 17:33:54.08 ID:msaFFvQp
チャレンジメニューとか実際にトライして肥満化してみたいなw
864 :
名無し調教中。:2013/02/10(日) 20:15:13.38 ID:K0AYb/eN
>>860 >父を祖父並の大食漢に鍛え上げるという案も……
レッドカード出ちゃった言うとるやんw>父ちゃん
…実際、自由業とかならともかくサラリーマンやりながら肥満化って色々とハードル高そうですよね。同僚や上司の目とか、
顧客の反応云々とか。それこそ重雄のように定期健診で引っかかるだろうし。
当然家族の理解は得られるはずもないから(というか好き好んでダンナを際限なく太らせる奥さんとか、それ絶対保険金狙いだしw
そういうハードルを回避するために、この爺孫では敢えて女性陣を皆殺しにし(汗、大作は一人暮らし設定なのであります。
>>861 若い頃より痩せて120kg…だと…
短髪カーネル・サンダースだと…
白状しな。当時絶対オカズにしただろw怒らないから言ってごらん?w
>>862 孫がこれ以上太らずに済むかどうかは大作にかかってます。
だがここの皆はきっと太れ太れと思ってるはず。さてどうなりますか…
>>863 同感。でも大作ぐらいの年になると厳しいでしょうねー。若いうちが華。
作戦完了の旨をメールで知らせてやると、たまたま仕事が休みだった重雄はすぐに飛んできた。
「いやあ、さすがですねえ。実を言うと年も年だし、ちょっと厳しいかと思ってたんですけど…」そう言う重雄の言葉に大作も
うなずいた。
「うむ、わしも最初はそう思ったんだがな、実際やってみると思ったほどでもなかったわ」
その言葉に重雄は目を丸くした。
「苦しくなかったですか?」
「苦しかったら1日に2軒もハシゴなんかせんよ。食おうと思えばまだ入るくらいだ」
その言葉は嘘や強がりではなかった。はじめの2、3日こそ強い満腹感を感じたものの、それ以降は胃袋が膨らむことに
慣れたのか、大して苦もなくこなすことができたのである。
「昔から凄かったですもんねえ、お義父さんの食べっぷり。残念だなあ、久しぶりに見てみたかったのに」
「いやいや、もう大食いはこれで打ち止めにするよ。それこそ年も年だし、何よりこっちが…な」
苦笑しながらそう言うと、大作はそう言って腹に手を置いた。
大作が言い出す前から、重雄も気付いていたのだ。この1週間あまりの間に、大作は目に見えて太っていた。もともと
どっしりとした体格ではあったが、むくむくと脂肪太りした自分とは違って固太りだった大作の身体に、傍目にもはっきり
わかるほどの肉がついているのである。今日の大作はランニングに短パンというリラックスした姿だったが、薄着なぶん
腹回りが以前より太くなっているのがはっきりわかる。太くなったのは腹だけではない。肩のあたりは明らかに丸くなって
いるのがわかるし、短パンから伸びる足も、以前であれば筋肉の膨らみがはっきりと見てとれたのに、今では脂肪に
覆われ陰影を失っていた。
だが、それは重雄の思いつきが招いたことでもあり、正直に「太った」と言うのは少々はばかられた。だから重雄はこう
答えた。
「そうですか?あまり変わらないように見えますけどねえ。それに、今のほうが貫禄があっていい感じですよ」
その夜、風呂から上がった大作は、自分の姿を鏡に映してみた。これまで体型のことになどとんと無頓着だった大作だが、
重雄の「貫禄があっていい」という言葉をふと思い出したのだ。10日間も立て続けに暴食した割には、心配していたほどぶくぶく
と太ってはいない。腕にぐっと力を入れると、筋肉の盛り上がりも見て取れる。横向きになると腹の出っ張りが少々気になる
が、もっと腹の出た中年などざらにいる。
柔道をしていたころはがっしりと筋肉のついた体格で、中年になってそこに脂肪が乗り張りのあった肉体は、年のせいか
ここ数年たるみ気味で気にはなっていたのだ。わざわざ鍛えなおすほどのこともないのでそのままにしていたが、今の
大作の体は、その内容は筋肉ではなく脂肪という違いはあるが久しぶりに張りを取り戻し若々しく見えるように思えた。
実際、太り気味とはいえ元々の体格が筋肉質だった大作は、多少太ってもバランスのいい体格を維持することができ、
見栄えという点ではさほど悪くなかったのである。
続けて体重計に乗りかけた大作だったが、思い直してやめた。大食いを始める前の体重をうっかり量り忘れていたことを
思い出したのだ。これでは何キロ減量すればいいのかわからないではないか。それに、誰はばかることなく思う存分食欲を
満たす行為は久しぶりにやってみると実に甘美であった。減量するということは、一度味わってしまったその快楽とは正反対
の苦痛を強いられるということでもある。自分が多少太ろうと痩せようと大して気に留める者もない今、あくせく減量する必要は
ないのではないか。
そこまで考えて、大作は減量する努力を放棄した。大食いを続ける必要もなくなり、明日からは以前のとおりの食生活
だからこれ以上体重が増える心配もない。ムコどのと違ってわしには意思の強さがある、その気になればいつでも痩せ
られるわい、と言い訳のようにつぶやきながら、大作は服を身に着け始めたのだった。
しかしそれから2週間もたたないうちに、大作は意外な知らせを受け取ることになる。重雄から電話があり、夏休みに入った
信一がまた一から挑戦しなおし、大作がつい先日出した記録をまた抜き返してしまったというのである。それも全てだ。
重雄と大作の作戦は、どうやら裏目にでてしまったらしかった。信一の心は折れるどころか、対抗心に火がついてしまった
ようなのである。重雄は戸惑いを隠せない様子だったが、大作としては、やはり思ったとおりになったか…と思っただけで
あった。記録を抜かれた孫が対抗心に駆られるかもしれないというのはある程度予想していたからである。
「どうしましょう、もう打つ手が…」とうろたえた声で訴える重雄に対し、大作は全く動じていなかった。
「どうしましょうも何も、それならわしがもう一度抜き返してやるまでよ」
「そんなことができるんですか」
「その気になればまだいけると言ったろう。それぐらいならなんとでもなるさ」
小学生の孫がそれだけの余力を秘めていたということには驚いたものの、また大食いする大義名分ができた大作は、
重雄の心配をよそに内心喜んでいた。
唯一気が重いのは、これでまた太ってしまうということだ。前回すぐに減量しておかなかった迂闊さを少々悔やんだが、
可愛い孫のため、こればかりは仕方ない。あえて体重のことは意識しないようにし、大作はいそいそと隣町へと向かうの
だった。
868 :
名無し調教中。:2013/02/10(日) 21:08:04.95 ID:msaFFvQp
ssおつです
年とるとむりっということは今のうちかもな…
869 :
名無し調教中。:2013/02/10(日) 23:49:31.10 ID:NH1Hp7X1
ss乙!
孫も爺ちゃんもブックブクに肥えてしまえい!
具体的な体重が表記されてると、俺的にはもっと萌えます♪
870 :
名無し調教中。:2013/02/10(日) 23:54:31.20 ID:0caAS32m
ss乙!
いたちごっこ始まったねぇ
誰の、何の限界が来れば終わるのだろうか……
871 :
名無し調教中。:2013/02/11(月) 03:47:57.57 ID:tw41zebG
最近はssラッシュですなー
避難所もスレが新しくなって新作?来ているけど全く進まない悲しみ
872 :
爺孫雑記:2013/02/11(月) 08:29:40.08 ID:g2QHu1qB
>>868 個人的には30過ぎたらガクッと食べれなくなった感が。食欲自体はあっても身体の方が受け付けないというか…
>>869 具体的な体重は、「今何キロあんのよ…?ハァハァ」って思って貰えたらと思いわざと書いてません。そういう意味では成功だなw
最後まで明かされないというわけではないのでご安心を。
参考までに書いとくと、大作の初期状態の体重は作中にもある通り不明ですが退職直後あたりで85キロ程度あたりだったと
いう想定です。運動不足でそこからちょっと増えてきてたところに、今回の大食いラッシュ…という流れですね。
>>871 重雄も心配してますが、大作にどれだけ余力があるのか全くの未知数ですからねえ。
それと…具体的な体重もそうですが、「何を何杯・何キロ食べた」という具体的な数字は、こちらも意図的に出してません。
これは最後まで出さないつもり。というのも、たとえばチャレンジメニューの設定が2kgだったとして、かつてジジが2.5kgの
最高記録を出し、マゴが3.0kgに更新(ここからSS開始)、ジジが3.5kgに塗り替えたがマゴは対抗して4.0kg(いまここ)、
ジジは今から4.5kgに挑みに出かけます…なんて果てしなくインフレしちゃうと(まあ実際インフレしてはいるんですが)、
ちょっと現実味が薄くなっちゃうかなーと。還暦過ぎた年寄りや小学生がそんなに食えるかよと。
ラーメン1杯刻みでの増量くらいなら現実味もあるかもしれませんけどね。そのあたりは作者の意向ってことでご了承ください。
873 :
名無し調教中。:2013/02/11(月) 08:38:54.69 ID:g+CT/hfO
色々考えて書かれてるんですね。
すごく理論的でいいと思います。
次も楽しみにしていますね。
874 :
爺孫雑記:2013/02/11(月) 09:23:08.76 ID:g2QHu1qB
もうひとつ、今回この話を書くにあたって、各キャラクターの体型をイメージするのに参考にした方々がいます。
どれくらいの体型から始まって太っていくのかを具体的に想像できないとちょっと難しかったので。
モデルといっても年齢・顔・声・人格なんかは全く関係なくて、あくまで首から下だけのイメージモデル(俳優の○○みたいな
体型)ですが…このお話を読んでいただく上で、ジジマゴそして父ちゃんの体型を想像する一助になればと思い、
紹介してみることにします。
具体的な人名出ちゃうとイメージにひきずられる!余計なことすんな!っていう方はごめんなさい。
重雄… 作中では大した活躍もしませんが、大作を肥満させたキーパーソンって意味ではGJ。
このヒトの体型が真っ先に浮かびました。その名もお笑い芸人の芋洗坂係長!(息子を止めようと大食いして太った後)。
もともと西田敏行がさらに肥えたくらいのメタボ体型だったのが一気にそこまで太っちゃったと。そりゃレッドカード出るわ。
信一… 父親に似て運動嫌い。休みの日はいつも家でゴロゴロしてるか何か食べてるかっていう、典型的文系デブです。
もともとはぽっちゃり程度の(そこらにいる、でもここの住人ならきっと「おっ」と目を留める程度の子ぐらいの)体型。
それが大食いチャレンジにはまってから急激に太り始め、父ちゃんがじいちゃんに相談かけた時点で…デブな子役って
あまり思いつかなくて…とりあえず、いちばん太ってていちばん可愛かった頃の細山君ぐらいにまでなってたと想定。
そこで止まればよかったんですがそう上手くはいかなかったようで…信一、今はどんな体型なんだ。
875 :
爺孫雑記:2013/02/11(月) 09:24:37.29 ID:g2QHu1qB
大作… 主人公にもかかわらずこのヒトが一番具体的にイメージしづらくて苦労しました。
じいちゃんって言ってもあまりヨボヨボすぎると大食いできないし。
最初は踊る大捜査線のスリーアミーゴス(っていうかはっきり書くとオノタケ)が頭に浮かんだんですが、最近痩せちゃって
枯れた感じになっちゃってるし…ずいぶん前、「王様のレストラン」ってドラマに出てたころの彼なら、もっと脂ぎってて
エネルギッシュでいい感じだったんですが、そんなマイナーなドラマ知ってる人少ないだろうしなあ、ってことで断念。
そもそも彼じゃ筋肉分が不足しちゃってますし。昔運動してて脂肪の下には筋肉が…って設定ですからね大作。
体育会系の中高年…しかもあまり洗練されてなくて日本男児系で…って思って次に浮かんだのは女子バレーの柳本
監督だけど、ちょっとスマートすぎ。結構上背ありますしねあの人。大作はもっとずんぐりしてるんだよ!俺の頭の中では!
男らしい(そしていい感じに白くなった)髪型や、意思の強そうな顔だけならイメージにぴったりなんですけど。惜しい。
…というわけで最終的には、ねじねじマフラーと渋い声が特徴の中尾某氏の体型をモデルにしました。
今、肥えて美味しそうになってるしw 年齢的には大作のほうがもう少し若いですが、あくまでも「体型のイメージモデル」
ですので。
というようなことを考えつつ書いてるわけです。
ここで名前の挙がった方にとってはある意味オカズにされるより屈辱かも。大変申し訳ございません。
…が、これはあくまでも作者のアホな妄想ですので…読者の皆様には自由にイメージしながら読んでいただければ
それが一番です。大作と信一(とときどき父ちゃん)の物語はまだまだ続きますが、そんな感じでよろしくお願いいたします。
信一の新たな記録を抜き返すだけの余力が、果たして大作には残されているのだろうかという重雄の心配は杞憂に
終わった。前回の大食いで完全に若い頃の調子を取り戻した大作にとって、それはさほど困難ではなかったのである。
さすがに前回のように、「まだまだいくらでも食える」というほどの余裕はないものの、それでも1日2軒のペースを維持
したまま、もう一度記録を塗り替えてしまったのだった。
さすがに信一もこれ以上はついてこれまいと得意満面の大作を前に、重雄は浮かない顔だった。訝しんだ大作だったが、
すぐにその理由に気付いた。
「この体か」
年齢に見合わぬ大量の食事を毎日詰め込んでもびくともしない大作の胃袋だったが、身体のほうはさすがに正直で、
前回よりも量が増えた分、体重の増え方も今回はより大きかったのである。四角張っていた顔はすっかり丸くなり、全身
に付いた脂肪も確実に厚みを増している。腹は隠しようもないほど突き出し、七福神の大黒さまのような姿であったが、
大作は大して気に留めている様子はなかった。
「心配しなくても大丈夫だ。これくらいすぐに元に戻るさ」
そう言いつつもまだ少しは気にしているのか、
「それに、太ったと言ってもムコどのほどじゃないからな」などと言う。
「もう大して変わらないんじゃないですか?特にそのお腹」と重雄が苦笑しながら指摘すると、年甲斐も無くむきになった
大作は
「そんなに言うなら比べてみるか?」とメジャーを持ち出してきた。
嫌がる重雄を無理やり立たせ、ポロシャツをぐいとまくり上げると、白くて丸い太鼓腹にメジャーを巻きつけた。
「ほほう、125センチか。ムコどの、こりゃたしかに太りすぎだぞ」とわざと大きな声で言う。
そして重雄のメジャーを手渡すと、今度は自分のシャツをまくり上げた。
その腹を見て重雄は思わず笑い出した。
「お義父さんだって似たようなもんじゃないですか」
そこにはもう筋肉質だったころの面影は欠片もなく、分厚い脂肪が乗っていたのである。皮下脂肪以上に内臓脂肪も
大量に蓄え大きくせり出したその形は、まるでその内に秘められた巨大な容量を示しているかのようだった。
重雄がメジャーの値を読み上げる。
「ほら、115センチもあるじゃないですか」
大作は内心いささかたじろぐ思いであった。たしかに以前のズボンは皆履けなくなり、大食いに赴く時の格好もゴムの
よくのびるジャージにしてはいたが、それにしても思っていた以上に腹回りが太くなっている。頑張って減量しなければ。
だが、そんな思いはおくびにも出さす
「まあ、それも今日までだからな。ムコどのに追いつかなくてよかったよかった」と憎まれ口を叩いたのだった。
878 :
名無し調教中。:2013/02/11(月) 11:29:10.56 ID:or3CIBQT
芋洗坂係長こと小浦一優さんも、50kg級の肥満化さんなんだよね
879 :
名無し調教中。:2013/02/11(月) 19:57:12.21 ID:+/66wBdv
ssおつです
ss読んでで思い出したけど
やはりウエストサイズも記録しておくべきかな
他に記録するべきものといえば…?
880 :
名無し調教中。:2013/02/11(月) 20:02:42.33 ID:g2QHu1qB
>>879 体重、体脂肪率、あと写真とか?
海外のweight gainer系サイトだと動画なんてのもあるみたいですよ。
あと、こういう大食い系SS書いちゃうくらい大食い萌えな自分としては、どれくらい食べれたか…とかも。
同じ食べ物で定点観測的な感じで。
去年は牛丼特盛を何杯しか食べれなかったのに1年かけて何杯食べれるようになったぞ!とか。
881 :
名無し調教中。:2013/02/11(月) 20:13:46.48 ID:+/66wBdv
体脂肪率の測定機器が必要ですね…
食べ物の観測って集まってやってみたいw
だが…減量するだけの時間が大作に与えられることはなかった。ぼちぼち食生活の見直しと運動でも始めるか、と
思ったちょうどその日、重雄から届いたメールを見て大作は目を疑った。大作の記録が、またしても信一によって更新
されてしまったのである。
『現在98キロ。早く何とかしないとまずいです』という締めくくりの言葉のあとには、信一の写真が添付されていた。
数週間前に見た写真と、着ている服は同じだ。だが、その様子はまるで違っていた。サイズに余裕があったはずのTシャツ
と短パンが、さらに肥えた体にぴったりとはり付いていたのである。
たった数週間で、信一は明らかにひとまわり大きくなっていた。それまでも十分すぎるほどに肥満していた信一だったが、
今や「ブクブク」としか言いようがないほど肥え太ってしまっていたのである。体重だけなら110キロある重雄やここ最近の
大食いでついに3桁に達してしまった大作よりも軽いが、身長が160センチ足らずしかない信一は、まさに肉達磨の様相を
呈していた。
ほっぺたはパンパンに膨らみ、顎はたっぷりと肉のついた二重あご、首はもはやその存在を感じられない。顔だけでなく
身体にもパンパンに肉が張りつめ、きつくなったシャツは身体の線をくっきり浮き出させている。胸にはたっぷり肉がつき、
まるで女性のような膨らみを見せている。そして何より目立つのがその下の腹だ。鳩尾のあたりから大きく隆起し、弧を
描いて突き出している。そして溢れんばかりについた肉は、下腹のあたりでエプロンのように垂れ始めていた。顔にも
肉がつき、もともと短かった首は今や肉に埋もれてその存在がわからないほどである。まだ小学生だというのに、
「高血圧」とか「糖尿病」といった言葉が頭をよぎるような、いかにも不健康な体型であった。
本来孫の肥満を見かねて、それを止めるために始めた大食いのはずが、とんだ見当違いである。
休日を利用して大食いチャレンジをしていた間はまだよかったのだ。平日には普通の生活があり、体育の授業や友達と
遊んだりして身体を動かす機会も多い。
だが、あいにく今は夏休みに入ってしまっている。突如現れた見知らぬライバルに対抗するため、毎日挑戦することも
いくらでもできた。
実際、ほとんど毎日のように出かけていき、膨れた腹を満足げに擦りながら帰って来るのだという。
帰って来た時の様子はどうなんだと大作は尋ねた。食いすぎて苦しそうにしているのか、それともまだまだ余裕がありそう
なのか。
「帰ってきて1時間くらいしか経たずに夕食の時間になっても平気でおかわりしてますね」というのが重雄の答えだった。
大作は、信一の実力を侮りすぎていたことに気付いた。何の根拠もなく、小学生の孫が必死になって自分の記録に
追いすがってきているものと信じていたが、信一にしてみれば期せずして出会ったライバルとの接戦(といってもどちらも
全力を出し切ってはいないのだが)を楽しんでいるぐらいのノリだったらしい。今までのように僅差で記録を更新していた
のでは、このいたちごっこはいつまでも終わらない。孫があとどれくらい余力を残しているのかはわからないが、もう少し
頑張れば勝てる、と孫が思ってしまうようではこの作戦は意味をなさないのだ。とても敵わない、と信一が諦めるぐらいの
大差をつけて突き放す必要がある、というのが、改めて緊急作戦会議を開いた大作と重雄の結論だった。
885 :
名無し調教中。:2013/02/12(火) 01:21:49.55 ID:7CbguGUF
ssおつです
たれたお腹って憧れますな
さらなる肥満化に期待
っていくかどんだけ大食いなんだろw
886 :
名無し調教中。:2013/02/12(火) 03:28:04.67 ID:SxyZCD8X
SS乙です。いい展開ですね。
信一君…リアルに親戚のデブの名前ですw
幼少期からデブで年下の自分はよくプロレスごっこで虐められてましたw
こいつの姉ちゃんも巨で、尚且つ二人共不細工だったので一切萌えませんでした。
887 :
名無し調教中。:2013/02/12(火) 08:03:57.16 ID:PjE7CJJT
信一に萌えてます。
体重110kgで腹回り125cmの重雄って、俺と同じスペック!
888 :
爺孫雑記:2013/02/12(火) 18:48:11.65 ID:ag3ggaWf
>>885 >どんだけ大食いなんだろw
ここまで来るともう2キロや3キロじゃきかないような…とりあえず作者の脳内設定としては、テレビの大食い大会に出て
くるヤセの大食いアスリートタイプ(10キロ近く食うとか化けもんか)には及ばないけれども、そこいらの大食い自慢じゃ
ちょっと太刀打ちできないレベルには達してる…って感じで書いてます。
>>886 姉弟揃って巨…偶然ですが当方にも過去にそういう知り合いが。
そういうのって体質以外にも家庭環境とかも関係あるんでしょうかね?普通だと思ってる食生活が既にデブ育成モード
入ってるとか…。弟のほうが一人暮らし始めた途端に巨からまあまあレベルになったのを見て、そんなことを思ったり。
>>887 直接の描写はこれっぽっちもないのに意外と人気ある信一。不思議。
同じスペック、嬉しいです。完全に妄想で書いてるので「その体重でそんなに腹回りあるわけねーだろ」的なツッコミは
実は怖かったりするので。
今日、たまたま昼間やってたワイドショーで久しぶりに柳本監督のお姿を拝見しました。なんか、以前よりふっくらされた
ような…主にほっぺたとかあごの周りとか。よく見ると実は福耳だったりと、かなり萌えポイント高い上に年齢も61歳との
ことで、しっかり脂が乗ってまだ衰えていないあたり、「大作のモデル(初期状態)、もうこの人でいいんじゃね?」と
思ってしまいました。少なくとも顔に関してはもう作者の中では大作はあの顔でイメージ固定されちゃいましたw
だが、重雄の表情には絶望的な色が浮かんでいた。これまで順調に食べ続けてきた大作だが、これ以上はとても無理に
違いない。これまでの記録に大差をつけてとなると、膨大な量を胃袋に収める必要があった。いくら大作でもそれは厳しい
のではないかと思ったのだ。
「いくらお義父さんでも無理ですよ。もういいですからやめてください」
しかし大作はそれを笑い飛ばした。
「大丈夫だ。今だってまだまだ余裕があるくらいだからな。わしの腹はムコどのの腹とはつくりが違うんだ。心配いらんよ」
そう言って笑うと巨大な腹についた分厚い肉がゆさゆさと揺れる。
この時点で、かつて85キロだった大作の体重は既に3桁の大台に乗り、以前一番重かった頃、大食いで小遣い稼ぎを
していた頃の105キロをも超え、いまや重雄と同じ110キロに達していた。連日にわたって大食いを続け、しかもその量は
エスカレートしつづけているのだから無理もない話ではある。いくら気にしないようにしようとしても、これだけ太ってしまうと
いやがおうにも生活の中の色々な場面で己の体重を意識させられることも多くなる。靴下をかがんで履こうにも突き出した
腹がつかえて困難だし、服もみなサイズが合わなくなり買い替えを余儀なくされた。なにより身のこなしが重くなり少し動く
だけで息がきれるし、タイミング悪く今は1年でいちばん暑い時期、分厚い服を着込んでいるのと同じこの体型では、じっと
していても汗が流れ落ちる。誰の目もないのをいいことに、最近では大作は家の中ではパンツ一枚ですごすようになって
いた。
ここからさらに太るとなると、健康面での問題にも結びつきかねない。自分自身、医者に散々脅かされた重雄が作戦中止
を提案したのも当然のことではあった。息子も大事だが義父のことも同じように大切に思っている重雄にとって、その大作に
多大な負担がかかるようなことを黙って見過ごせるはずもなかったからだ。だが大作にとって、自分の体などどうなっても
かまわないと思えるほど、信一は可愛い孫なのであった。
結局、次の挑戦が終わったら必ず減量することを条件に、大作は重雄を半ば無理やり納得させてしまったのだった。
891 :
名無し調教中。:2013/02/12(火) 19:13:19.60 ID:ag3ggaWf
短めですが今日はこのへんで。次回、ついに大作が本気出します。手加減一切無しの超ガチモードをお見せできると
思いますのでお楽しみに。っていうか書き溜めそこまでしかできてないんだよね…
>>887 すみません、大変ぶしつけではありますが、もしよろしければ服というかズボンのサイズを教えていただけないでしょうか?
この先、作中で重雄(と大作)のサイズの話を出したいんですが、妄想の悲しさ、はっきりわからなくて…
110kg、ウエスト125cmだと3Lあたり?それとも4Lぐらいでしょうか?
想像で書くしかないかなと諦めてたんですが、都合よく(←失礼)同じスペックの方がおられたので…
萌えさせること…お約束しますので(大口)
892 :
名無し調教中。:2013/02/13(水) 00:35:13.04 ID:MhQQEDoN
>>891 3Lから4Lですね。ズボンは110から115cmです。
実寸125cmでも体重が110kg程度だとこんな感じです。これで下半身もでっぷりしてくると120kg級だとおもいます。
「ところで…今年はどうしましょうね?」
気を取り直した重雄が思い出したように言う。その言葉に、大作は「ううむ」と唸り、腕を組み考え込んだ。
毎年、夏休みには重雄一家が大作の家に帰省するのが慣例となっていた。それは娘や妻が死んでからも変わることは
なく、去年も重雄と信一が2人して泊まりに来ていたのだが――。
「どうしたもんかな」
「信一が今のお義父さんを見たら…」
「気付くと思うか?」
そう、匿名で挑戦していた大作だったが、信一が急激に太った大作の姿を見たら、その理由を訝しく思い、大作こそが
見知らぬライバルだと気付く恐れは十分にあった。
「どうでしょう、でももし理由を聞かれたら、なんて説明するんです?」
「ちょっと食いすぎて、というのはどうだ」
重雄は思わずふき出した。
「ちょっとどころじゃないでしょう」
「それなら……」
「…思いつきませんね」
「うむ…」
と、結局もっともらしい理由をつけることができず、大作は残念そうに言った。
「仕方ない。今年はちょっと都合が悪いから無理だということにしておいてくれ」
すると重雄は意外なことを言い出した。
「大丈夫だと思いますよ。今年は信一もあまりここに来るのに乗り気じゃないようでしたから」
これまでなら休みが始まる前から『ねえ、今年はいつおじいちゃんちに行くの?』と聞いてくる信一が、今年は一言も聞いて
こないのだという。それどころか、『今年も行く…んだよね?』とやたらに歯切れが悪い聞き方で、気乗りしないのが見え見え
だというのだ。
「反抗期にはちょっと早いんじゃないのか?それとも何か嫌われるようなことでもしたかな…」
めったなことでは動じない大作がおろおろしている。大作にとって信一は目に入れても痛くないほど可愛く、妻や娘のみ
ならず重雄すら苦笑するほどの親馬鹿ならぬジジ馬鹿ぶりであったのだから無理もない。信一のためなら20キロ以上
太ってしまうほどの無茶な大食いをしてそれを少しも後悔しないあたり、よほどのものである。
「いやいや、そういうわけじゃなくて、お義父さんと同じ理由なんだと思いますけどねえ」
重雄が言う。
「太ったことについて何か言われたら困ると思ってるんじゃないですか。理由を聞かれて、大食いしてることがばれたら
困るでしょう」
結局のところ、似たもの親子ならぬ爺孫だったということだ。
どうやら嫌われたわけではなさそうだとわかって胸を撫で下ろした大作だったが、その顔はすぐにまた曇った。
「すると、元の体型に戻るまで信一には会えんということになるのか」
「元通りでなくてもいいとは思いますけど、不自然でないくらいには戻さないといけないでしょうねえ」
「それなら、なおのこと早くけりをつけてしまわんとな」
色々と話し込んでいるうちに遅くなってしまったため、重雄は大作の家に泊まっていくことになった。仕事でトラブルがあった
ので今日は会社に泊まると信一には嘘の電話を入れておく。
風呂に湯をためて戻ってきた大作は、先に入るよう重雄にすすめた。汗っかきの重雄にとっては嬉しい言葉だったが、
「入りたいのはやまやまですけど、着替えを持ってきていないので…」
と迷っている。すると大作が、
「ムコどのは今何キロあるんだ?」
と尋ねた。
「110キロですけど…」
一時の大食いで体重が増えたあと、少しも減っていないことにやや引け目を感じていた重雄が答える。また太りすぎだと
大作にからかわれるのではないかという警戒感も少しあった。だが大作はこともなげに言った。
「そうか、同じだな。それならわしの服を着ればいい」
「お義父さん、110キロもあるんですか?」
重雄が目を丸くして聞くと大作は丸く膨れた腹をポンポンと叩き、
「ムコどのと同じだな」
と言って笑った。
「嫌ですよそんな仲間。早く終わらせちゃいましょう、こんなこと」
何はともあれ、着替えの心配がなくなった重雄はありがたく風呂を借りることにした。汗を流し、丸々と肥えた体をゆっくり
湯船に沈め、すっかり満足して上がると、脱衣場には重雄が着替えを準備してくれていた。しかし――。
「ん?」
パンツを履き、ズボンに手を伸ばしかけた重雄だったが、ふとその手が止まった。
「お義父さん、すみません、ちょっといいですか?」
重雄の声に大作が何事かとやって来る。
「お義父さん、本当に110キロですか?」
「昨夜計ったばかりだから間違いないと思うが、それがどうかしたのか?」
「これ、大きすぎてずれちゃうんですけど…」
重雄はずり落ちそうなパンツを押さえながら言った。
「110キロなら5Lでいいだろう」
大作が言うと重雄が驚いた声を上げる。
「5Lって…僕、3Lですよ?ちょっと窮屈ですけど」
「そんなことはあるまい。そんなでっかい腹しよってからに」
そう言った大作だったが、重雄が洗濯物の中から自分のパンツを取り出しサイズのタグを見せると、そこにはたしかに
3Lの表示があった。
大作はといえば、3Lなどとっくに履けなくなり今は4L。大食いして腹が膨れるとそれでもきつく、5Lを常用していた。
大作は黙り込んだ。いくら太ったと言っても重雄より上背があるぶん、ぱっと見の印象では重雄のほうがでっぷりした
印象があり、腹の出っ張りも目立つ。当然腹回りも重雄のほうが大きいか、悪くても同じくらいだろうと思っていたのだ。
それなのに自分のほうが太かったとは。ひとことに太ると言っても肉の付きかたは人それぞれだと頭ではわかっていても、
あの重雄の腹回りを追い越してしまったという事実は大作にとっていささかショックであった。が、こればかりは動かしようの
ない事実だ。
結局、重雄は大作が以前履いていたパンツを借りることになった。大作は少し躊躇ったが、洗濯してあれば関係ないと
重雄は気にする様子もなく、パンツ問題は何とか解決したのだった。
可愛い孫に一日でも早く会うためにも、そして重雄を追い越してしまった腹周りを早く元に戻すためにも。大作は「何が
何でも次で終わらせてしまわなければ」という思いをさらに強くしたのだった。これまでは、太ることを気にしないようにして
いたつもりでも、重雄のような体型になりたくないという躊躇いが少しはあったことも否めない。しかし重雄の体重に追いつき
腹回りに関しては完全に追い越してしまった今、その迷いも消えた。 そして――大作の最後の挑戦が始まった。
898 :
名無し調教中。:2013/02/13(水) 20:23:02.21 ID:ajLAAkNT
乙です〜
これは体重計が壊れているということなんでしょうか?
上背が重雄よりもあって、そして腹回りもそれ以上あるんですから・・・。
単純に内臓脂肪云々の問題ですかね・・・。
899 :
名無し調教中。:2013/02/13(水) 20:43:48.88 ID:yxmcUSOB
SS乙です。
大作は加齢による下腹の弛みが重雄より著しいのでしょうね。てか、大作爺ちゃん勝手に恰幅の良い狸爺を連想してたので少し残念ですw
巨漢になるのかな・・・?
ところで年配のタクシー運転手って狸爺多いですよね
ベストの腹部分だけ見事に臨月状態で萌えまくりですw無性に撫で撫でしたくなりますw
900 :
名無し調教中。:2013/02/13(水) 22:37:58.77 ID:s3fncsqc
◯◯じゃなくて残念です=次は希望のデブ書けよ
怖い怖い
ところでいくら自分が太っててもデブに痩せろとか健康についてとやかく言われたくないよね
爺を早死にさせるんじゃなくてまず重雄が痩せればいい話に思えてしまうわ
901 :
名無し調教中。:2013/02/13(水) 22:50:12.34 ID:W/d+iO1M
つまりデブは早く死ぬし病気になったとしてもさくっと死ぬしおまえらに迷惑かけねえから、お前らグダグダ言うなよ、ってこと?
902 :
名無し調教中。:2013/02/13(水) 22:55:33.90 ID:KZXSe4AN
そんなことより爺ちゃんのお腹もみもみしたい
903 :
爺孫雑記:2013/02/14(木) 12:42:28.02 ID:Y9krKbHO
おおう、微妙に荒れ気味。言葉足らずなせいで申し訳ないです。
>>898 体重計が壊れてるわけではないです。ご推察の通り、大作のほうが内臓脂肪中心の太り方で腹回りが大きいというつもり
で書きました。
事実かどうかはわかりませんが、つきやすく落ちやすいのが内臓脂肪、つくまでに時間がかかるけど落とすのも難しいの
が皮下脂肪、って聞いたことがあって。
これは自分自身が以前短期間で10キロちょっと太ったときにも実感としてあって、最初に腹が出るんですよ。逆に、同じく
10キロ前後落としたときも、先にお腹がひっこんで、手や足のむくむくした感じは無くならなかったという。
そんな体験をもとに、大作は短期間で急激に太ったので、今は腹回りが先行して太ってる(もちろん他も太ってますが)と
いうつもりで書きました。この先皮下脂肪もどんどん増えてくるはず。
重雄より(ほんの少しだけど)背丈があって腹回りもあるのに体重が同じというのは…たしかにちょっと矛盾してたかな(汗
重雄のほうが長年にわたって肥満体型で来てるので、内臓脂肪も皮下脂肪もどちらも飽和状態でその分重い…とでも
解釈してやってください。体当たりしたらボヨンと弾むような体型です。
>>899 恰幅のいい狸親父でOKですよ。腹はまさに臨月状態です。この表現、どうして自分で思いつかなかったんだろう…
「上背がある」という言葉の選び方がまずかったです。あくまでも重雄とくらべれば高いっていうだけの話で、重雄は160センチ
ちょっと、大作は165あるかないか、くらいのイメージでした。こういうことは文中に明記しておくべきでしたね。反省してます。
>>900 大作が勝手に太ったのなら重雄もとやかく言わなかったと思いますよ。自分が言い出した作戦に巻き込んでしまったせいで、
大作を太らせてしまったことを申し訳なく思ってるんです。
人生の中でかつてなかったほど大食い続きの数週間を過ごしてきたおかげで、大作の胃袋は大食い自慢だった若い頃
の調子を完全に取り戻していた。消化力はともかく、容量でいえば今のほうが格段に大きいくらいである。
その胃袋を武器に、大作は次々に記録を更新していった。これまでのような僅差ではない。信一があとどれくらい余力を
残しているか分からない以上、これまでのような手加減は一切しないことを、今回大作は決めていた。信一の記録やこれまで
の自分の記録ははなから度外視し、残された余力をすべて使い切ってもなお手を止めず、胃袋の限界まで詰め込んで
いったのである。これまで感じたこともないような満腹感、膨満感を押し殺し、顔は苦痛にゆがみ脂汗を浮かべ、何度も
戻しそうになりながらそれでも食べ続けるその姿はこれまでとは別人のようで、もしも重雄が目にしたとしたら、その鬼気
迫る様子に驚くに違いなかった。
1日に2軒の店をはしごする習慣も、大作は捨て去っていた。1軒1軒に全力を出し切り、もうこれ以上は米ひと粒、水一滴
も入らないというところまで大作は食べた。そこにはこれまでのような『食事を楽しむ』という感覚は既になかった。
無事チャレンジが終わってからも大作の苦しみは続いた。限界を超えて詰め込まれた食事は逃げ場を探して暴れまわり、
自慢の胃袋を内側からぐいぐいと圧迫し続ける。今にも張り裂けそうな腹をかかえ、あまりの苦しさにあえぎながら、食欲の
限界を超えて食べることがこんなにも辛いものなのかと大作は驚く思いであった。ブクブクと太り続ける孫を止めることが
できるのは自分しかいないという思いがなければ、ここまで食べることはできなかったかもしれない。
2軒目に向かう必要がなくなっても、大作は午後じゅうを隣町で過ごしていた。正確に言えば、そうせざるを得なかったのだ。
めいっぱいまで詰め込んだ直後に電車に揺られでもしたら、数分ももたずに汚物を撒き散らしてしまうのが目に見えていた
からである。嘔吐してしまえば楽になるのかもしれないが、昔ながらの人間である大作にとって、一度食べたものを吐き戻す
というのはあり得ないことであった。また、そんないんちきをしてこの勝負に勝ったとしても信一に顔向けできないような気も
していた。どんなに苦しくても全て消化するのが、大作にとってのひとつのけじめだったのである。公園のベンチに体を
横たえ、容赦なく襲い掛かる吐き気を必死に堪えながら、食べたものが消化されるのを大作はひたすら待った。
そしてもうひとつの大きな変化が、チャレンジの間隔だった。これまでは毎日隣町に通っていたのが、1日おきになった
のだ。だがそれは、胃を休めるためではなかった。合間の1日にも大作は家で食べ続けに食べ、少しでも胃を大きくしようと
していたのだ。
当然、大作の太りようはこれまでとは比べ物にならないほどであった。腹といわず全身が日に日に膨れ上がり、大作の
体重はついに120キロを超えた。すでにサイズの合うジャージも無くなり、腹がパンパンに膨れても帯を緩めれば済むと
いう理由から浴衣を愛用するその姿は、もはや大黒さまではなく布袋さまのようであった。街を歩いていて、幼い子どもに
「あれっておすもうさん?」と指をさされたこともあった。
それは、重雄や大作が信一にはそうなってほしくないと願った姿であり、大作に昼夜とわず多大な負担を強いたが、
これで孫を止められるのならば、大作にとって全身を覆う分厚い脂肪はむしろ誇りにすら思えるのだった。
906 :
名無し調教中。:2013/02/14(木) 13:09:58.65 ID:Y9krKbHO
…というわけで、ついに大作、本気になりました。
無事に全ての挑戦が終われば次は孫のターン。なわけですが…どうなるんでしょうかねえ。
これで孫が諦めるか、それとも実は祖父を越えるほどの恐るべき胃袋の持ち主なのか。
後者だとしても、「やめて!大作のライフはもうゼロよ!」っていう人と「いいぞもっとやれ」な人に分かれそうですよね。
書いてる自分がドキドキします。
907 :
名無し調教中。:2013/02/14(木) 15:23:31.03 ID:p9OD04rs
対する孫がどんな格好で食べてるのか気になってきた。
まさか浴衣なわけないし。
そこに、応援する初恋の彼女の姿とかあったらいいのかな?
最後の店で、まさかの祖父と孫の鉢合わせで、ついにバトル勃発とか、RPGのラスボス対決みたいなのも面白そうだ。
908 :
名無し調教中。:2013/02/14(木) 16:50:30.10 ID:k1T8UaDn
最初に重雄が健康診断で引っ掛かってレッドカードを貰った、という現実的な描写があるだけに、大作が死に向かって突き進んでるように思えてしまうな
現実には肥満化にリスクがあるわけで、最終的にそれをどうクリアするのか楽しみだわ
909 :
名無し調教中。:2013/02/14(木) 20:17:07.87 ID:Eu+DTD0t
好きなだけ太らせていいと思いますよ。
現実は現実、フィクションはフィクションですし。
ともあれ楽しませていただいております。
そして――信一の夏休みが終わって数週間たった頃、大作の胃袋の限界との戦いは終わった。全ての店で前人未到の
記録を打ち立てることに見事成功したのである。大食い選手でもない、しかも還暦をすぎた男の記録としては快挙と言えた
が、その代償は大きかった。体重は130キロ目前、急激な体重の増加に対応しきれず膝や腰が悲鳴を上げ、少し動くのも
つらいほどだ。
知らせを受けて飛んできた重雄は、出迎えた義父の変貌ぶりに、
「お義父さん…」と言ったきり絶句した。
ただでさえ極限まで肥満した大作の腹にはその日食べたものがまだ詰まっており、パンパンに膨れ上がっているのが浴衣
の上からも見て取れた。大作は苦しそうな様子ながらも重そうなその腹を誇らしげにポンと叩き、
「どうだ、いくら信一でもここまでは食えまい」と言った。
さすがに精魂尽き果てた様子で、身動きするのも億劫そうな様子の大作に肩を貸し、その重さによろめきながら重雄は
義父の家に入っていったのだった。
大作が腰痛をはじめ、体のあちこちの痛みに悩まされていることを知ると、
「僕が按摩してあげますよ」
と重雄が言い出した。子どもの頃、いつも祖父の肩や腰を揉まされていたとかで重雄は按摩が上手いのである。それは
大作も知っていて、
「そりゃあ有難い。それじゃあひとつたのもうか」
と嬉しそうに言うと、早速布団を敷き、うつぶせになった。
早速按摩を始めた重雄だったが、内心驚く思いであった。大作の肥満ぶりは一目見ればわかるが、実際に指圧をして
みると分厚く脂肪がついているのがより実感として感じ取れたのである。重雄の太くて短い指は柔らかい肉にズブズブと
埋もれ、その奥の筋肉や筋をほぐすのはえらく骨の折れる仕事だった。かといって力を抜くと、筋肉を揉みほぐすのでは
なく贅肉を揉むだけになってしまう。
「ああ、いい気持ちだ」
大作の言葉に
「これくらいならお安い御用ですよ」
と答えながらも、重雄の顔は真っ赤になり全身汗だくになっていたのだった。
肩、背中、腰、脚とひととおり揉み終わり、仰向けになった大作の体を見て重雄は言葉を失った。腕も脚も、これでもかと
いうほど脂肪がついていたが、何より見ものだったのはその巨大な腹だ。重雄の腹もまん丸に膨れていて、会社では若い
女の子たちに「ぬいぐるみみたいでカワイイ」などと言われたりもしているが、大作の腹はそれ以上だった。他のどこよりも
たっぷりと脂が乗り、按摩で体が揺れるたびにゆさゆさと揺れている。かといって柔らかいばかりかというとそうでもなく、
その内部には今日食べた大量の食物とそれ以上に大量の内臓脂肪がぎゅうぎゅうに詰まっており、重雄の指を押し返して
くるのだった。
掴みきれないほどの脂肪を押しのけかき分け、へとへとになりながら重雄は大作の全身を揉みほぐしていった。
912 :
名無し調教中。:2013/02/15(金) 00:52:18.04 ID:MIUl7jgH
乙です。
〜としては、というくだりからすると、信一が大作を上回る可能性もありそうですね。
そうなったら、大作が信一を倒すスポ根ものに……w
913 :
名無し調教中。:2013/02/15(金) 00:54:25.62 ID:63abmfte
うおー、おいおいおい重雄羨ましいぞ!おい(怒`皿´)凸
あ〜鷲掴みして〜♪
タウンページ並の厚さのブヨンブヨンした脂肪鷲掴みして〜
心行くまでおもいっきり揉み倒して〜〜ハァハァ(*´д`)=з
914 :
名無し調教中。:2013/02/15(金) 03:46:22.72 ID:o2Goeas/
SS乙!
この按摩で少しでも肥満に耐えられる体になれば……
しかし三桁デブどうしでマッサージだと暑苦しそうだwww
太鼓腹どうしが仰向けじゃあちょっとした拍子にぶつかりあうだろうな
そして見ものとか言っているあたり大作の腹が気になるのか……
重雄の按摩ですっかり気持ちよくなり、大の字に転がったままうとうとしていた大作が目を覚ましたのはそれから30分後
のことだった。重雄はまだ大作の体を揉んでくれているが、その様子を見て大作は驚いた。息は完全に上がり、顔からは
滝のような汗が流れている。シャツはもうびしょびしょで丸々と肥えた体にぴったりとはりつき、太鼓腹が透けて見えていた。
「おお、すまんかったな。もういいぞ。ありがとう、おかげで大分楽になったよ」
「そう…ですか…。それなら…いい…ですけど…」
と、重雄はもう息も絶え絶えである。大作は申し訳ない気持ちで言った。
「この体じゃあなあ。揉むのも大変だったろう」
「お…義父さん…いま…何キロ…あるんです?」
息が切れてまともに言葉にならない重雄だったが、大作はあっさり「知らん」と言った。
「は?」
「体重計なんぞとっくに振りきっとる」
「あー…そういうことですか…」
重雄は大作の家の体重計を思い出した。以前風呂を借りた時におそるおそる乗ってみたそれは、古きよき昭和を思い
起こさせる、昔ながらの文字盤が回るあれであった。文字盤の上限は115キロ。あと少しで振り切りそうになってヒヤリと
したのでよく覚えている。
本当のことを言えば、大作は自分の体重が130キロに届きそうなほどにまで増えていることを把握していた。自宅の体重計
を振り切ってからは、銭湯にある業務用の体重計で量るようにしていたからである。だが、今回自分が太り始めるまで散々
重雄の体型をからかってきた手前、自分のほうが太ってしまった今、正直に言いたくない気持ちが大作にはあった。
916 :
爺孫雑記:2013/02/15(金) 11:00:00.21 ID:+ehnZcIE
まいど。昔ながらの体重計の秤量が115kgってのは、一応自分ちので確かめました。最近のものなら大抵もう少し(120とか
130とか、ものによっては150kgくらいまで)測れるみたいですけど。「体重計振り切る」ってひとつの到達点だと思うんですよ。
>>912 >大作が信一を倒すスポ根ものに……w
暑苦しいスポ根はウケないかなーと思って迷い中。それ以前に既にいい加減長引いてますからね。さっさと終わらせ
ないと非難轟々ってことになりそうで。とりあえずストーリー的にはもうラストに向かい始めてますのでご安心ください。
>>913 本来なかった按摩パート。自分の欲望丸出しで書いてみましたw あざとすぎるかなと思ったら好評なようでww
>>914 >太鼓腹どうしが仰向けじゃあちょっとした拍子にぶつかりあうだろうな
はたから見たらもう按摩なんだかパンダのS○Xなんだかわかんないと思いますw
これでお互い裸だったりしたら、もうサムソンビデオの世界ですw
…あ、「暑いんでシャツ脱いでもいいですか(重雄)」ってやればよかったな(悔 今からでも剥いちゃおうかなw
大作も重雄もノンケですのでお互いの体見て欲情したり「美味そう♪」とか思ったりはしてないと思います。多分。
917 :
名無し調教中。:2013/02/16(土) 04:59:38.87 ID:Z6QeOFiP
(汗で)濡れ場きたこれ
太ってもどっしりと身構えているのかと思ったが恥ずかしいのねww
サムソンビデオの世界も気になるところですが
もうほとんど書き上げられているということですしかき回すのもほどほどがよいかと
次回作に期待してます!
918 :
名無し調教中。:2013/02/16(土) 06:23:02.01 ID:t7rpacdj
大作の限界大食いで一軒でどれぐらい喰ったんだろうな?
あと銭湯で体重量ったついでに風呂入ってるだろうから立派な太鼓腹晒してるんだろうな
仰向けで見ものな巨腹か うつ伏せになってた時その日の飯も詰まっててさらに内臓脂肪過多だったらすごく苦しくてよく出さなかったなw
仰向けで目の前が腹で向こう側が見えなくなるまでいっぺんは肥えてみたいねー
さぁ次は信一のターン?親子三代で巨漢家族になるのか?はたまた次の更新に期待大!
「疲れたろう。今度はわしが揉んでやる。ほれ、さっさと横になれ」
話を変えようとしてか、大作が急かすように言う。
「ええ?でもお義父さん、そんなにお腹が膨れて苦しそうなのに…」
「ムコどのに按摩してもらったおかげでだいぶんこなれたようだ。ほれ、さっきより引っ込んだと思わんか?」
「ちっとも変わってないですよ…」
重雄の冷静な突っ込みを聞いているのかいないのか、「ほれ、早く早く」と急かす大作。
「でも汗びっしょりだし…」
と重雄が躊躇うと、
「脱いでしまえばいいじゃないか。その方が按摩もしやすい」
と大作は事も無げに言った。
「布団が濡れますよ」
と重雄はなおも渋ったが、結局押し切られてワイシャツと、その下のランニングを脱ぎ始めた。せめて少しはましになる
ようにと、脱いだシャツを丸めて汗を拭い、さっきまで大作が横たわっていた布団にうつぶせになった。
大作が手のひらに重雄の腰に置き、ぐっと体重を乗せると、重雄が「うっ」と呻いた。
「なんだ、強すぎたか?」
「お義父さん、重すぎます。食べたものが出ちゃうかと思いましたよ」
大作の体重を考えれば当然である。
「おお、そうか。すまんすまん」
そう言って、大作は力を加減しながら重雄の腰を揉み始めた。そしてしみじみと言う。
「いやあ、ムコどのは大したもんだなあ」
「なんですか突然?」
怪訝な顔で振り向いた重雄に、大作は言葉を続けた。
「わしはこんなに太ったのは初めてだが、これほどしんどいもんだとは思っとらんかった。少し動けば息が切れるし、
体は重くてかなわんし、ムコどのはずっとこんな思いをしてきたのかと思うとな」
褒められているのか貶されているのか分からない大作の言い方に、重雄は苦笑した。
「昔からずっとこの体型ですからねえ」
「それじゃあわしもずっとこのまま過ごせばこの体に慣れるのか?」
「さあ、それはどうでしょう。それにお言葉ですけど、僕はお義父さんほど太っちゃいませんから」
「何を言うか。仰向けになってみろ。ほれ、こんなに丸々とした腹をしおって」
そう言いながらこんもりと盛り上がった重雄の腹をポンポンと叩くと、脂肪がたぷたぷと波打つ。
「やめて下さいよう」
重雄が本気で嫌そうにしているのを見てさすがに気がとがめた大作は、また普通に按摩をし始めた。
「それにしても、夏休み中一度も信一と出くわさなかったっていうのも不思議な話ですよね」
気持ちよさに目を細めながら、重雄が言う。
「ああ、そりゃあ多分わざとだろう」
「どういうことです?」
「わしが20軒すべて食べ終わるまで待っていたということだよ」
ただでさえ夏休みで信一には自由になる時間がいくらでもある。それに、勝負の舞台は信一の地元だ。普通に考えれば
どこかで鉢合わせする可能性は十分にあったのだ。だがそうならなかったのは、いつ頃からかは分からないが、互いの
記録を交互に塗り替えていく過程を信一がゲーム感覚で楽しむようになっていたからだというのが、大作の考えだった。
その軽いノリから、信一が本気を見せずに相手の出方をうかがっていることに気付けなかったのは迂闊だったと大作は
思っていた。もっと早く気付いていれば、必要以上に何度も大食い比べの応酬などしなくてもすんだものを。
「だが、それもこれで終わりだ。これだけ差をつけたんだからな。信一もさすがに引き下がるしかなかろう」
と大作は言い切った。
「すまなかったな、かたが付くまでにこんなに時間がかかっちまって」
重雄が慌てて首を振る。
「いえいえ、今回のことではお義父さんには本当にお世話になって…感謝してます。それに、謝らなきゃいけないのは
こっちのほうですよ。こんなに無理させちゃって…」
そう言って、膨れ上がった大作の腹にそっと手を置く。
「いや、たしかに苦しい思いもしたが、この年になってまだこんなに食えるとは自分でも思っとらんかったからな。わしも
まだまだ捨てたもんじゃないだろう」
そう言うと、腹だけでなく体全体の肉を揺すって大作は笑ったのだった。
実を言えば、おそらく信一がそうであったように大作もこのひと夏の勝負を楽しんでいた部分もあったのだが、それは口に
出さず腹の中におさめておいたのだった。
絶対にあり得ないと思いたいが、万が一、信一がまた記録を更新してきたら…という一抹の不安は、たしかにあった。
差し向かいでの勝負ではなく、交互に記録に挑み、しかも相手の様子が全く見えないことが、なおさら大作の不安を増幅
させていた。
唯一はっきりしているのは、もしも信一がこれ以上食べるようであれば、もうなすすべがないということであった。それは、
前回の挑戦で自らの限界を悟った大作にとって、動かしようのない事実だった。既に還暦を過ぎた大作が無理に無理を
重ね、胃袋が破裂しても構わないというほどの覚悟で挑み、出した記録である。年齢を考えればこの先どんなに努力しても
これ以上胃の容量を増やすことは無理だし、消化も悪くなる一方だ。
だからこそ――考えるだけでも目の前が暗くなるようなその可能性を、大作は口に出さなかったのだ。
923 :
名無し調教中。:2013/02/16(土) 10:38:26.84 ID:aUloth2y
SS乙です。
ノンケ同士でサムソンビデオとか、なんていい世界なんだろうw
後はどんな着地をするのか楽しみです。
キャラがよく生きてるせいか、信一視点での外伝とかも妄想できますね。
924 :
名無し調教中。:2013/02/16(土) 11:13:28.98 ID:t7rpacdj
信一挑戦記録更新→大作再挑戦しようと言い出す→お義父さんにもうこれ以上無理させられない。重雄「自分がやります」と言い出す
無限ループ大食い肥育一家の出来上がり
と幻視した。
大作と信一早く出会わないかなー?どういう会話するか見てみたい
来年の夏まで会わないってことないし正月には会うだろう
これまでの習慣的にその頃までにどっちも痩せてそうにないなw
925 :
爺孫雑記:2013/02/16(土) 15:46:51.67 ID:TfBKj1kM
ああ、見返してたら誤字が…ごめんなさい。
>>920の一行目、×「大作が手のひらに重雄の腰に置き」→○「大作が手のひらを重雄の腰に置き」です。
やっぱりしっかり推敲しないといかんなあ…。話の展開的にも、前回の「重雄剥いちゃえばよかったw」みたいに、
投稿した後で気づく部分もあったりしますし。結局剥いてやりましたけど。
>>923 >信一視点での外伝とかも妄想できますね。
あ、それ読者さんでもそう思うんですね。実は書き出して結構初期のころに自分でも思ったんですよ。
あ、これ信一サイドでスピンオフ書けるな、とかって。
僕らはもう大作の暗躍?を知ってるわけだから、信一がいつ気付くかってのが見所になるんでしょうね。重雄おっちょこちょい
だから、「おい重雄思いっきり口滑らせてんじゃん!」とか。「なのに信一気付かねえの?天然すぎね?」とか。
もしくは、かなり初期の時点で相手が大作だと気付いていながら、祖父を際限なく太らせるために自分の身を犠牲にしつつ
駆け引きを重ねるデブ専の黒い信一とかw(嫌すぎる
キャラが生きてるって、最高のホメ言葉です。ありがとうございます。これ処女作なんだぜ?(ドヤァ
>>924 ストーリーがここまで進んでも展開が見えないって凄くね?(っていうか作者的には話をどう進めるか悩む困った状況)
これはちょっと予想外でした。引き伸ばそうと思えばいくらでもいけそうですよねコレ。しませんけど。
とりあえずこのスレが尽きるまでには終わらせたいなあ…
それから1週間後、重雄から1本のメールが入った。信一が絶望的な表情を浮かべて帰ってきたという。理由を聞いても
答えようとしないが、大作の記録を見てのことだということは容易に伺えた。
重雄も、そして誰よりも大作が胸を撫で下ろしたことは言うまでもない。
しかし、である。それから間もなく、大作の予想は意外な形で裏切られることになった。信一がその後も大食いを続けて
いるらしいという連絡が重雄から入ったのだ。血相を変えて隣町へ向かい、20軒のチャレンジ店全てを確認した大作だった
が、記録が更新された様子はなかった。首をかしげつつ自宅に戻った大作を重雄が訪ねてきたのは、その晩のことだった。
大人2人の予想は、ある部分では正しく、ある部分では間違っていた。正しかったのは、信一の大食いの実力は大作に
及ばない、ということ。間違っていたのは、実力の差を目の当たりにした信一は大食いをやめるに違いないということだ。
何が真一をそこまで駆り立てているのかはわからない。もしかしたら、引くに引けなくなり意地だけで食べ続けているの
かもしれないし、日に日に伸びていく記録に喜びを感じているのかもしれない。
「でも、もう限界だと思いますよ。帰って来た後、たっぷり2時間はトドみたいに転がったまま動けなくなってますから」
自分もトドのような体型の重雄が慰めるようにそう言ったが、大作にとってその言葉は何の救いにもならなかった。
たとえ今は限界でも、信一はまだ小学生なのだ。体もこれからどんどん大きくなる。無理やりにでも食べ続けていれば、
信一の胃袋はまだまだ大きくなるだろう。小学生にして、大作の若い頃の記録を抜き去るほどの容量まで胃袋を大きくした
信一には、言ってみれば大食いの才能があるのかもしれなかった。これで太りやすい体質でさえなければ、テレビの大食い
番組で活躍するような有名選手と肩を並べることさえ夢ではないかもしれない。たとえそこまで行かなくとも、死力を尽くした
大作の記録に並ぶ日はそう遠くないように思えた。
そこまで考え、大作はいやいやと首を横に振った。肝心なのは自分の記録が抜かれるかどうかではない。今何よりも
問題なのは、信一が大食いをやめる気がなさそうだという、その一点だ。この調子だと、信一はきっと大作の記録に追い
つくまで食べ続けるに違いない。だがそうなるまでにどれだけの時間がかかるのか。どれだけ大量に食べねばならないのか。
そしてその日が来た時、信一の体は一体どんなことになってしまっているのか。
――どちらにしても、信一が大食いをやめていないということは、大きな犠牲を払ってまで決行した大作と重雄の作戦が
上手くいかなかったという、厳然たる事実を意味していた。
929 :
名無し調教中。:2013/02/17(日) 03:27:56.37 ID:h1BZFYKN
長い間、大作は腕を組み目を閉じて考え込んでいた。重雄は何も言わず、固唾をのんでそんな義父をじっと見つめて
いる。
10分以上経った頃、大作がやっと顔を上げた。
「重雄くん、今度の休みにうちに泊まりに来るよう、信一に伝えてくれるか」
大作が重雄のことを「ムコどの」ではなく名前で呼ぶのは、何かしら差し迫った状況のときだけであることを、重雄はよく
知っていた。だからこそ、「元の体型に戻るまで信一とは会わないんじゃなかったんですか?」という疑問は敢えて口に
出さず、二つ返事で約束したのであった。
「あー、その時僕はどうしましょう。一緒に来ないほうがいいですかね?」
その言葉に少し逡巡の色を浮かべた大作だったが、
「そうだな。2人だけのほうがいいかもしれん」
と答えた。
義父と息子の会見が一体どんなものになるのか気になって仕方がない重雄だったが、ここまで来た以上は全てを
大作に任せることにしたのだった
そしてその次の土曜の夜、信一が大作の家へやって来た。
932 :
名無し調教中。:2013/02/17(日) 08:32:53.77 ID:ViFP9AFl
>>929 よくもまあここまでデブばっかり集めたもんだww
喋るたびにプルプルする脂肪に萌えますw
ここまで巨だとあれだな。揉んだり見て楽しむのもいいけど、ウォーターベッドみたいに上に寝転がりたくなるな。
933 :
名無し調教中。:2013/02/17(日) 12:29:01.26 ID:ic9XdQll
SS乙ですー。
とうとう信一登場で楽しみ。
そしてお互いに肥大化しまくりで、会った時の驚きと照れくささも楽しみ。
玄関の扉が開く音と「こんにちはー」という声に、大作は玄関へと向かった。
久しぶりに会う信一は、以前重雄がメールで送ってきた写真よりもさらに太っていた。たしかあの時点で98キロあるという
話だったから、100キロを超えているのは確実だ。どこもかしこもみっしりと脂肪が付き、体じゅうまん丸である。肉が付き
すぎて手首にはくびれまでできている。信一がどんな食生活を送っていたのかは大作も重雄から聞いてよく知っていたが、
もし何も聞かされずに会ったとしても、手に取るようにわかるような体つきであった。
以前着ていたTシャツはさすがにもう着れなくなったらしく、真新しいシャツを身につけている。サイズはわからないが、
少なくとも3Lは超えていそうだ。腹囲125センチの父親並みに巨大な腹回りを基準に合わせて選んだと思われるそれは、
160センチに届くか届かないかの信一には他の部分が大きすぎ、半袖だというのに袖は肘より先まであり、裾の部分も
だいぶん長かった。
いつもならば「おじいちゃん!」と飛びついてくる信一だが、今日は様子が違っていた。うつむいたままもじもじしている。
ブクブクに太ってしまったことについて祖父に何を言われるのか気が気でないのだ。
そんな信一だったが、「おう、よく来たな」という大作の声に顔を上げ、別人のように肥満した祖父の姿を見て目を見開いた。
「おじいちゃん、それどうしたの…?」
と恐る恐る聞いた信一だったが、何かに気付いたようにはっと息を呑んだ。大作こそが、今自分が挑み続けている、超え
られない壁を築いた張本人だと思い当たったようだ。
だが大作は、腹をポンポンと叩きながら、
「ああ、これか?まあちょっとな」
と言っただけであった。そして信一に向かって言う。
「お前もしばらく会わないうちに、その…なんだ、随分様子が変わったようだが、何かあったのか」
すると信一も、
「うん、ちょっとね…」と言葉を濁した。
大作はそれ以上何も言わず、信一に上がるよう促したのであった。
その後も、2人の会話は学校であったことや、家で重雄と過ごしているときのことなど無難な話題に終始した。小学校
での出来事や家で重雄と過ごしているときのことなどを大作が尋ね、信一がそれに答えるといった具合だ。信一が時々
何か言いたそうにすることがあったが、大作からは何処か質問を受け付けないような雰囲気が漂っていて、結局口を
つぐんでしまうのだった。
936 :
爺孫:2013/02/17(日) 19:57:09.39 ID:ViFP9AFl
書き溜めおわた!やたー!
…というわけでジジマゴ、なんとか書き終えました。
大作・信一対面後以降、超難産でした。展開をどうしようか悩みに悩んで3回くらい書き直して…結局休みを半日くらい
費やした件。
あまり長い間スレを占有(みたいなもんですよね)するのも恐縮なので、投下のペースちょっと上げようかと。
そんな煮え切らない状況が動いたのは、夜になり夕食の時間になった時だった。大作が向かった先は、食卓のある台所
ではなく何故か客間だった。不思議に思いながら大作について客間に足を踏み入れた信一は、思わず足を止めた。
そこには、目を疑うほど大量の食事が準備されていたのである。
「わしとお前の2人で食うんなら、これくらいないと足りんだろう?」
足りないどころか、大作と信一2人がかりでも食べきれるかどうか微妙なほどの量である。
「やっぱり知ってたんだ、僕が大食いしてること」
大作は無言で頷いた。
「やっぱり、おじいちゃんだったんだね」
大作の体型のあまりの変わり具合を見て「もしかしたら」と思い当たった信一。時期的に考えてもおそらく間違っては
いないだろうと思っていた予想が正しかったことを、信一は確信した。
だが解せないのは、どうしてこんなに大量の食事を大作が用意したかということだ。普通に食事をするだけならこんなに
準備する必要はない。ここで対戦でもして、実力差を見せ付けるつもりなのか?でも、今はまだ大作にかなわないことは
わかっているはずなのに…。
色々な疑問が頭の中で渦巻く信一だったが、「せっかく準備したんだ。まあ食おうや」という大作の言葉に、席についた
のだった。
大作の意図はさっぱりわからないままだったが、食いしん坊の信一のこと、食べ初めてしまえばどんどん勢いがつき、
大作と2人して次から次へと競うように皿を空にしていった。
そして――、どれくらい経っただろうか。さすがの2人も食べる勢いが落ち始め…先に手が止まったのは、やはり信一の
方だった。速さで遅れをとっていた大作が追い上げ、信一に並びかける。どうしても負けたくない信一は再び箸を持ち、
2口、3口と無理やり押し込んだが「うっ」と口を押さえた。
こみ上げて来たものを涙目になりながらなんとか飲み下した信一。しばらく息を整えていたが、
「僕、もう無理。やっぱりおじいちゃんにはかなわないや」
と言ったのだった。
こうして勝負がついたが、大作は食べる手を止めようとはしなかった。残った皿を次々に空にし、信一が残した分にまで
手を伸ばす。ここまで来るとペースはさらに落ち、顔からは汗が滴りいかにも苦しそうだ。はだけた浴衣からのぞく腹は、
信じられないほど膨れ上がっている。大作は手をとめ、「ぐうぅ」と呻いた。
それもそのはず、大作がこれまでに食べた量は、今までで一番多いのだった。しかも早食いの信一に遅れを取らない
よう、最初のうちは水を多めに飲んで流し込んでいたこともあって大作の胃はすでに限度一杯まで膨らんでいた。
さらに悪いことには、食べたものが胃の中で水を吸って急激に膨れはじめたのである。
「おじいちゃん…?」
目をかたく閉じ、肩で息をする大作に、信一が心配そうに声をかける。
信一には大作がなぜここまで無理をして食べ続けているのか全くわからなかった。自分との実力差を見せつけようと
いうのなら、それはもう成功している。ここまで苦しむ必要などないのに。
「おじいちゃん、もういいから。もうやめて」
信一が声をかけるが、大作は再び動き出した。今にも腹が破れそうなほどの苦しさを必死に押し殺し、半ば気力だけで
とうとう全て食べきってしまったのである。
「ふう、食った食った」
と言いながら畳に体を横たえる。
「お前もずいぶん食って苦しかろう」
そう言われ、信一もそろそろと横になった。急に動くと戻してしまいそうだったのである。
「風呂は…少し休んでからにするか」
「うん。今入ったら吐いちゃうよ」
「そうか。わしもだ。少し休むとしよう」
結局、2人が何とか動けるようになったのはそれから1時間以上も経ってからのことだった。
一緒に風呂に入ることになり、脱衣所で服を脱ぐ。肥満しきったお互いの体をまじまじと見、そして…
「太ったなあ」
「太ったねえ」
期せずして2つの声が重なった。照れくさそうに笑う大作と信一。そんなところまで2人はそっくりであった。食べすぎたせいで
大きく膨れ上がり、突き出した腹も、鏡で映したようにそっくりである。
だが一口に太ったと言ってもそこには大きな違いがあった。
若さゆえか、針でつつけばぱちんと弾けそうなほどパンパンに肥満しながらも張りのある信一の身体に対し、大作の方は
無残だった。
浴衣を着ているときは力士のように見えるが、一糸まとわぬ姿になると脂肪がぶくぶくとまとわりついているのがよくわかる。
中にも外にもたっぷりと脂肪を蓄えた太鼓腹こそ見事だが、それ以外は年のせいかあちこちの肉が弛み、股間の一物に
至っては完全に肉の土手に埋もれてしまっていた。
941 :
爺孫雑記:2013/02/18(月) 03:09:27.99 ID:RylhE2M4
942 :
名無し調教中。:2013/02/18(月) 06:22:18.66 ID:zi8aFm9P
>>941 SS乙です。微笑ましい展開だな〜^^
大作モデルがいたんだw
白人は老人でもエグイ太り方してるねw
体も頑丈なんでしょうね。日本人の老人でそのクラスなら松葉杖か車椅子確定で足腰オワコンだろうな。
信一は脳内で不謹慎だけど他界した某相撲教室の超有名な子を妄想してました。
五年生までは真ん丸で可愛いプーさんみたいだったけど…
彼が生きてれば今年19歳で角界で大活躍していたでしょう。合掌(-人-)
943 :
爺孫雑記:2013/02/18(月) 08:03:10.67 ID:RylhE2M4
>>942 >日本人の老人でそのクラスなら松葉杖か車椅子確定で足腰オワコンだろうな。
多分内臓とか血管とかがもたないでしょうね。
足腰オワコンと言えば、それこそ巨どころじゃない太り方した白人が電動カートみたいなのに乗ってる写真を
見たことある気が。歩けなくなるまで太れるとかスゲーと思いつつ、多分身体のつくりが違うんだろうなと。
>他界した某相撲教室の超有名な子
あー…なるほど。
ちゃんと完結までたどり着いたSSってこれが初めてなんですが、これまでにもいくつかSS案(肥満化というより大食い
メイン)を考えたことがあって、私フケ専なので主人公はおっさんがほとんどなんですけど、子どもを主人公とした
数少ない案では必ずと言っていいほど彼を妄想しながら構想練ってましたねえ、そういえば。
このジジマゴと並行して、以前書きかけて放置してたSS(これと同じく大食い&肥満化)をリメイクしてるんですが、
それは構想の段階から彼の姿を想定して書いてました。甚だ不謹慎で恐縮ですが脳内ということで…
どうしてかは自分でもわからないけど、なんか今回は彼のことは思いつきませんでしたね。もうちょっと細めというか、
そんなつもりでいました。(亡くなった彼が何キロくらいあったのかは知りませんが、この後出てくる信一の体重より
重かったんじゃないかと)
そんなお互いの身体を流しっこした後、大作と信一は湯船に身体を沈めた。風呂好きの大作の好みで大きめに仕立て
られた浴槽だったが、100キロを超える2人が一度に入ると太った身体と身体がぴったりとくっつく。
「前に一緒に入った時はこんなに窮屈じゃあなかったのになあ」
「だって前は僕もおじいちゃんもこんなにデブじゃなかったもの」
「そうだな。信一、何キロあるんだ?」
「103キロだよ」
「そんなにあるのか。前のわしより重いな」
「前はどれくらいだったの?」
「さあ、よく覚えとらんが、90は無かったと思うぞ」
「ふうん。それじゃあ今は何キロあるの?」
「わしか、わしは135キロだ」
信一の記録に大差をつけることに成功した後、一旦は大食いをやめていた大作だったが、信一が大食い続けていること
を知らされてからは、ある考えのもと自宅での大食いを再開していたのである。何とか120キロ台で踏みとどまっていた
体重はついに130キロを超えてしまったが、大作はもう気にする様子もなかった。
あまりに激しい増量ぶりに信一が絶句すると、大作は笑って言った。
「まあ、毎日あれだけ食ってれば太りもするさ」
「毎日!?毎日あんなに食べてるの?」
「そうだ。まあ訓練みたいなもんだな」
それを聞いて信一は怪訝な顔をした。
「どうして?おじいちゃん、僕よりずっとたくさん食べれるんだからそんなに無理しなくてもいいのに」
すると大作は真顔になった。
「今はそうかもしれんがな。このままじゃ、お前はきっと大食いをやめんだろう。時間さえかければわしの記録を超える
ことも無理ではないだろうな。いつそうなってもまた抜き返せるように、日々頑張っとるというわけだ」
それを聞いて、信一は酷くショックを受けた顔になった。自分のせいで、大好きな祖父にそんなにも無理をさせていた
とは思ってもいなかったのである。
「おじいちゃん。僕もう大食いやめる」
信一はきっぱりと言った。
「いいのか?ずいぶんやりがいを感じてるようだとお父さんは言っとったが」
「はじめはそうだったけど…もういいんだ。ダイエットもする」
信一の言葉に嘘はなかった。太りすぎて日常生活に支障が出始めていたこともあったが、それ以上にここ最近は
大食いの楽しさよりも苦しさが堪えるようになっていたのである。
それに――信一のまぶたには、明らかに限界が来ているのにそれでもなお食べ続ける、大作の苦悶の表情が
焼きついていた。
気楽に大食いチャレンジを楽しんでいたある日、突然自分の記録を抜き去る誰かが現れ驚いた信一。その見知らぬ
ライバルとの競り合いをいつしか楽しむようになっていた信一だったが、ある日その誰かは信一の度肝を抜くほどの
大差をつけてみせたのだった。直接見たわけではないが、その力の違いの大きさから、相手は楽々と信一を突き放した
かのように、信一は勝手に思い込んでいた。
いつかは追いつき、追い越したいと思ってきた信一だったが、その相手がまさか自分の祖父だとは思ってもいなかった
のである。そして、そのために大作がどれだけ死に物狂いで苦しさに耐えてきたのかを実際に目の当たりにした今、
それでもなお大食いを続けたいとはこれっぽっちも思わなくなっていた。
これこそが、大作の作戦だったのである。大食いにかける信一の熱意が力の差でねじ伏せられるようなものではないと
分かった以上、これはもう腹を割って話をするしかないと大作は思った。
信一のために大作がここまで頑張ったことを知れば、おじいちゃん思いの信一はきっと大食いをやめるだろう。だが、
「おじいちゃんも僕と同じで食べることが大好きなんだ」と信一が誤解する可能性もあった。「おじいちゃんの期待を
裏切らないようにするために僕もっと頑張るよ」などということになっては目も当てられない。
そう考えて、大作は自分が大食いに挑んでいる姿を孫に見せたのである。決して楽しんでいるのではなく、無理に無理
を重ねてここまで来たのだと信一に気付かせるために。
どうやら上手くいったようだ、と大作は内心胸を撫で下ろす思いであった。
想定外だったのは夕食を多く用意しすぎたことと、水を飲みすぎたことくらいだろうか。まだ食べきっていないのに胃袋が
限界に達し、さらに中身が膨張しはじめた時にはもうだめかと思ったが、なんとか気合で乗り切った。その苦しさも、信一
に衝撃を与えたという意味では結果的に良かったのかもしれない――と、膨れた腹を擦りながら大作は思ったのだった。
948 :
名無し調教中。:2013/02/18(月) 18:46:45.32 ID:/5TbaO7v
SS乙です。
いろいろ萌えたし、穏やかな着地をしそうでいいですねー。
少年で肥満や大食いというと、他界した某相撲教室の彼を思い浮かべる不謹慎な人は、自分だけではなかったと安心(?)しましたw
ただ彼は小5の時点で125キロあって、肉6キロ食べたとかですので、信一はもうちょっとまろやかなんだろうなーと。
彼は小6(動画とかでよく見る姿)の時に135キロとなってますので、大作は歳を重ねた彼の姿、とか妄想してました。
949 :
爺孫雑記:2013/02/18(月) 20:10:33.74 ID:RylhE2M4
>>949 >小5の時点で125キロあって、肉6キロ食べた
なんとなんと、そうだったんですか。上でちょっと触れた、今リメイクしてる作品に出てくる主人公も、小学生で
100キロオーバーで6キロ入る胃袋の持ち主って設定(偶然にも!)なんですが、ちょっといくらなんでも現実離れ
しすぎかなーと思ってたんですよ。
そっちの方はジジマゴと違って数年ごしのお話で、小4から中1にかけて物語が進行していくんですが、その過程で
1年で10キロぐらい増量していくという…。これもやりすぎかと思いつつ、「まあフィクションだし他人に見せることも
ないオナニー小説だし」と開き直ってた部分があったんですが、現実にそういう子もいたんですねえ。
その結末を知ってるがゆえに切ない部分もありますが。
>穏やかな着地
初期の構想だともうすこしハードモードだったんですけどね。最終的には、今から投下するようなかたちになりました。
ご想像なさっているような「穏やかな着地」かどうかはわかりませんが、楽しんでいただければ幸いです。
問題が全て解決して安心した大作は、ふといたずら心を起こした。
「しかしまあよく太ったもんだなあ。お父さんとそっくりじゃないか。特にこの腹」
そう言いながら信一を後ろから抱きかかえ、わざと腹の肉を揉みしだく。
「や、やめて。くすぐったいよ」
慌てて身悶えする信一。盛大にお湯を跳ね散らかしながらなんとか大作の手から逃れた信一は言った。
「いいもん。がんばってダイエットするから」
しかし大作は意外なことを言い出した。
「無理に減量しなくてもいいんじゃないか?」
「え?なんで?」
「いやまあ、たしかに100キロ以上あるのは行きすぎだと思うがな。成長期に食事制限なんぞして、悪い影響が出ても
いかんだろう。腹八分目程度に控えるぐらいでいいんじゃないか?」
「あー、そうか。そのほうがダイエットも長続きするかもねえ」
納得した顔でそう言った信一は、大作のことに話を向けた。
「おじいちゃんはどうするの?」
しばらく考えていた大作だったが、
「わしも無理に痩せようとせんでもいいかもしれんな」
と言った。信一が大食いをやめることになれば、自分の食生活も以前の通りに戻る。そうすれば自然と体重の方も
落ちてくるだろう。年をとってから急激に痩せると皮が弛んでみっともないことになると聞いたこともある。
それに――さすがに130キロ以上もあると色々ときついので今の状態を維持するつもりはないが、100キロ程度なら
あっても構わないかもしれないと、大作は内心思っていた。
今はこう言っているが、もしかしたら、信一が食欲に負け大食チャレンジを再開しようとする日がいつかまた来るかも
しれない。そうなったとき、またこうして一緒に風呂にでも入って大作の肥え太った身体を見れば、今の気持ちを思い出す
だろう。そんな保険の意味も兼ねて、この太った体型を維持するのも悪くないかもしれないと大作は思ったのだった。
こうして、大作と信一の、ひと夏の戦いは終わりを告げたのだった。後は2人――最初に大食いに挑戦して太って
しまった重雄も入れれば3人の体重が元通りになれば一件落着。
の、はずだったのだが、そう上手くはいかなかったようで――。
「まだ食べるのか?」
もう何回目かもわからないおかわりを丼によそう信一に重雄が呆れ顔で声をかけた。
「腹八分にするっておじいちゃんと約束したんじゃなかったのか」
「だってまだ全然お腹いっぱいじゃないんだもん。まだ五分くらいだよ」
「お義父さん、そういう意味で言ったんじゃないと思うんだがなあ…」
諦め顔でつぶやく重雄。
信一の8分目など、重雄の10割を余裕で上回りそうである。それに気付かなかった大作が悪いのか、それとも大作の
言葉の真意を汲まない信一が悪いのか…ため息をつきながら自分も丼に3杯目の御飯を山盛りに盛り付ける重雄。
「…自分だって食べすぎじゃないの?」
ぼそりと信一が言う。
「父さんはいいんだ、父さんは」
とうそぶいてみせた重雄だったが、すぐにため息をつく。
「そうは言ってもなあ、最近何食べても美味くてなあ」
「『食欲の秋』って先生が言ってたよ。ついつい食べ過ぎて太っちゃったってぼやいてた」
「そういえばお前の担任の先生も太ってたっけなあ。あれからまた太ったのか」
「うん。『それ以上デブるとお嫁さん来なくなりますよ』って女子に言われて泣きそうな顔してた」
「はは、そりゃ手厳しいな」
父と子がそんな話をしている頃、風呂から上がった大作は困り顔で鏡を見ながらため息をついていた。ちっとも体重が
落ちないのである。苦しくなるほどの大食いはもうやめていたが、胃袋がすっかり大きくなってしまい、以前のような量
ではとても足りないのだ。それに、いくら食べてもすぐに腹が減ってしようがない。気が付くと冷蔵庫を覗いているような
ありさまで、これで減量中だなどと人に言ったら鼻で笑われるような最近の大作なのであった。
「それに…最近は何を食っても美味いしなあ」
奇しくも重雄と同じせりふを吐く大作。少しも体積が減った様子のない腹を両手でパンパンと叩くと、諦め顔で言った。
「まあ、食欲の秋だしな」
――秋はまだ、始まったばかりである。
(了)
954 :
名無し調教中。:2013/02/18(月) 22:23:16.70 ID:/5TbaO7v
SS完結乙でした。
紆余曲折ありながらも平和な終幕(でもみんな着々と増量中)お見事です。
私は爺様専門外なのですが、昭和な雰囲気の爺様がツボにハマって、えらく萌え楽しみましたw
食べる量は分かりませんが体重に関しては、今までわんぱく相撲を見た記憶の中には小6で体重120キロだ130キロだとか、1年で10キロ15キロ増えたとかって、何人か(一人二人ではなく)居ます。
相撲をやっているとはいえ、なんというか……現実は小説より奇なり、なんでしょうか。
さて、妙なスイッチが入って何度か感想書かせていただきましたが、ROM専通常運転に戻ります。
955 :
名無し調教中。:2013/02/18(月) 22:39:22.53 ID:GRa7MtrQ
SS簡潔乙です
自分も何か書こうかな
956 :
名無し調教中。:2013/02/19(火) 01:14:17.31 ID:BaS76r2R
SS完結乙!
楽しんで食べる分にはいくら食べても問題ないよね!
冬になるころには雪だるま体型が3人並ぶのかな
957 :
名無し調教中。:2013/02/19(火) 18:45:37.49 ID:/v07k3ly
ss乙でした。
ところで、ふと思ったのだけど、ぐーぐるの画像検索って、
「大デブ」だとぽっちゃり程度、「巨デブ」だとホモビデオ、「超デブ」だと肥満女性。
なんでこんなに検索結果が違うんだろう?
958 :
名無し調教中。:2013/02/19(火) 19:12:45.40 ID:Z7vYtmgy
太い人は男の人が多い感じするけど、特別でかいひとは女性のほうが多いんじゃないかな?
BBWとかfatとかで検索すると女性くるけど、chubbyとかだと男性も混じってることあるし
拙いSSにお付き合いいただき、本当にありがとうございました。最後にお礼のことばなど…
>>805氏のレスで「おっさん好きは自分だけじゃないんだ」とモチベーションがアップし、
>>811氏の「クオリティーの高低は度外視して」という言葉で投下する勇気が出ました。
このお二方がいなければ、このお話が日の目を見ることはなかったと思います。
それから、
>>858氏の120kg校長先生の話と、重雄と同じスペックの
>>887氏。
「リアルっぽく書いてても結局妄想だよな…」っていう思いが最初ありましたが、現実にも似たような方がいることが
わかってとても勇気付けられました。特に
>>887氏にはズボンのサイズなんて立ち入った質問までしてしまって…。
おかげでSSをいっそう充実させることができました。
そして、感想を下さった全ての方に最大限の感謝を。
>>913氏の反応で、「書いた甲斐があった!」と思えました。
>>923氏の「キャラが生きてる」っていう言葉、本当に嬉しかったです。当初会話が少なく殆どを地の文で進めてたのは、
自然な会話がどうしても書けなかったからなんです。それが、いつしかごく自然に3人が会話をするようになって…
今思えば、その頃から「キャラが生き」始めたのかもしれませんね。
>>942氏は…たぶん
>>948氏や
>>954氏と同じ方ですよね?老けは萌えの対象にならないってことでしたけど、そんな方
にも楽しんでいただけたというのは、筆者にとってはとてつもない喜びでした。文中で特別明記したわけではないけれど、
自分で勝手に大作に込めたつもりでいた「昭和の空気」を読み取っていただけてた、というのも嬉しかったですねえ。
自分のSSで誰かの「妙なスイッチ」を入れることができたというのは自信につながりました。
ROM専に戻られるとのことですが、いつかまた自分がSSを投下することがありましたら、またコメントいただけたら嬉しいです。
それくらい励みになりました。
そして、「爺孫(じじまご、と読みます) 大食い勝負」について。
上のほうで書いた気もしますが、この話、最初の構想の段階ではもっとハードな展開だったんです。
大作が限界まで食べて信一の記録に大差をつけるところまでは同じですが、違うのはその後、悪い予感が的中して
信一にまた抜かれてしまい、ついに後がなくなる…という。
こうなるともう大食いの実力で信一を負かすことはできない(なんとかして負かすことができたとしても、若い信一が少し
訓練をつめば大作の限界など簡単に超えられる。年老いた大作は衰えるばかりで万にひとつの勝ち目もない)…っていう。
そこで信一を呼び出して全てを打ち明け、これから自分は限界を超えた挑戦に挑む。これでもし信一の記録を超える事が
できたら、大食いから足を洗うと約束してほしい、と伝え、最後の戦いに臨む…っていう、まさにスポ根。
大食いSS的にはアリなのかもしれませんが、肥満化SSですからねこれ。ちょっとそぐわないかなと。
それに、書いてて大作信一重雄の3人に対して愛着がわいてきちゃって、あまり苦しい思いをさせたくなくなっちゃって。
3人ともがニコニコ笑ってラストを迎えられるような展開にしたい。けどデブ専的に考えて痩せさせるのだけは絶対にヤだ、
ってことで、最終的にああいう形になりました。自分では、結構満足できる結末に持っていけたと思っています。
それもこれも、全て途中でいただいた感想や合いの手のおかげで。
それで展開が変わったり、構想段階では無かったパートが加わったりした部分も数多いです。刺激的な体験でした。
人に見てもらいながら書くっていうのがこんな楽しいことだと知れただけでも、いい経験になりました。
こんなでしゃばりの作者なんて自分くらいだと思うし、途中いただいた感想に全レスつけたりしてさぞかしうっとうしかった
とは思いますが、本当に楽しかったです。
現在取り組んでるSSのリメイクが出来上がったら、いつかまた投下したいと思います。代わり映えしない「大食い&肥満化」
ばなしになりますので、しばらく間を置こうとは思っていますが。そのときはまた、よろしくお願いします。
>>960 SS乙でした。毎日凄く愉しく拝読してました。
ちなみに
>>942です
>>954の方とは別人です。
どこまで書き溜めてたのか分かりませんが、生みの苦しみってありますよね。
あれこれ詰め込んでも結局自己満の駄作じゃ申し訳ないし・・・
まあ、結局自己満のSSになっちゃうんですけどね^^
自分「酢豚と大ちゃん」の作者です。今、ファンタジー系とリアル系でSS書き溜め中です。
ですが・・・結局肥満体に辿り着いた後が厄介で二作共没になりそうです。
いつかまた発表できる様に自分も頑張ります。
リメイク中の「大食い&肥満化」首を長く楽しみに待ってますね(*^ー^)ノ
962 :
ジジマゴ:2013/02/20(水) 02:01:29.26 ID:pT9R4pFJ
>>961 あらら、別人でしたか。失礼しました。
…実を言うと、今回初めて自作を投下したのは「酢豚と大ちゃん」に触発された部分が大きいんです。
「好きで書いてる」っていうのがすごく伝わってきて、なんかこういうのいいな、僕もやってみたいな、と。
ファンタジー色の強い作品が多い中、リアル系しか書けない自分の居場所はないように思ってたんですが、
ああ、リアル系でもいいんだ、って勇気を貰ったということもあって、全然タイプは違うかもしれませんが勝手に
仲間意識感じたりしてました。きっかけをくれた作者さんが読んでくれててコメントも下さってたってのは、嬉しいです。
相撲教室の彼に、不謹慎と思いつつも萌えてしまうような業の深い人間は自分くらいのもんだろうと思ってたら
意外にもこんなところに同好の士が!ってのも、彼には申し訳ないけど嬉しかったなあ。
書き溜めのほうはですね…まず全体的なあらすじをA4で3ページ程度(本編は30ページ分に)で書いてみて、
それに肉付けをする形で書き始めました。投下開始した時点でたしか…
>>877あたりまでは書いてたのかな?
とりあえず物語に勢いがついて、この調子なら頓挫せずに済むかなと目処がたった時点で投下開始しました。
元々無かったのに後から加わったのは、パンツのサイズの話と按摩パートくらいでしょうか。
それまでは推敲して、細かいところを手直ししながら投下してましたが、按摩パートあたりで完全に追いつかれ、急いで
書く→即投下する→誤字発見orもっとこうしておけばよかったと後悔することが増えましたね。
生みの苦しみは大作の本気後の信一のターンがいちばんでした。苦しんだ甲斐はあったと思ってます。
では、次回作楽しみにしてます。
963 :
名無し調教中。:2013/02/20(水) 19:32:36.30 ID:T14cK2Yo
お疲れさまでした!
ショタ書きさんと協力して信一サイドの作成とか……
なんて思ったりしました(笑)
964 :
名無し調教中。:2013/02/20(水) 19:43:02.35 ID:gADH3C4g
良かったよ!
965 :
名無し調教中。:2013/02/20(水) 20:55:56.25 ID:pWkYQNJt
基本的にも応用的にもROM専なのですが、
>>954=
>>948=
>>933=
>>923=
>>912です。
業の深い人間は、少なくとも3人は居るようです。
情景や心理の描写がしっかりしていて世界や人物がイメージできたのが、のめり込んだ理由かもしれません。
ifなストーリーも勝手に妄想が湧いてきて、勝手に楽しんでましたしw
土台がしっかりしていると、リアル系ファンタジー系という枠組みに関係なく楽しむ人間も居る、ということで。
爺孫の作者様も酢豚と大ちゃんの作者様も、見えないほど、というか見えませんが、こっそりと応援しております。
966 :
名無し調教中。:2013/02/20(水) 21:20:10.32 ID:pWkYQNJt
あ、965です。
なんか勘違いされそうな部分の補足を……。
軽い話でも勝手にキャラを肉付け(性格的にも肉体的にも)して遊んだりしていますので、
リアルもファンタジーも、どっしりした話もさらっとした話も、雑食に楽しんでいるということで……w
SSを作ろうとされている方みなさまを、陰ながら応援しております。
では、今度こそ本格的に隠れます(そもそもカキコしたのは、今回の流れが初めての人間です)
967 :
名無し調教中。:2013/02/21(木) 01:20:25.35 ID:F/MUlz6t
誰かがSS投下すると何かいろいろ次の展開を予想してコメするじゃないですか・・・
じゃあいっそSSバトンってアリじゃね?って最近ずーっと思ってました。
短文でも長文でも一日一回誰かが続き書いたら、翌日また誰かが続きをって感じで・・・
誰でも飛び入り出来るし、作者各々の趣味趣向が入り乱れて楽しそうなんだけど・・・
やっぱ最終的に収拾つかないからダメかな〜?
968 :
名無し調教中。:2013/02/21(木) 03:36:11.57 ID:uUQdKB7X
女を肥満化スレやデブケモスレでもあったけど複数人参加して完結したのはないねぇ……
趣味嗜好が入り乱れてキャラ像やフェチブレまくりだったり
ゴールが決まってないから際限なく体重や体型が増減したりでわけわかめ
うまく回す方法があればねー
969 :
名無し調教中。:2013/02/21(木) 03:40:00.81 ID:1slHiEku
確実にグダるな
970 :
名無し調教中。:2013/02/21(木) 09:41:49.21 ID:mYZ2Zkw2
作る意思のある人は1人でも作るんだよな
最初からみんなでやろうなんて言う怠け者は絶対に完成まで頑張れない
971 :
名無し調教中。:2013/02/21(木) 17:30:50.03 ID:CXE0B6t2
合作はこのスレであったようだけどリレー形式は落としどころ難しそうだね
972 :
名無し調教中。:2013/02/21(木) 20:32:26.08 ID:+yXDA9Gl
sage
973 :
名無し調教中。:2013/02/21(木) 20:43:02.66 ID:JtpQ2sAq
以前、デブショタの腹をひたすら責めまくるリレー小説のサイトがあったけど、やっぱりグダグダだったのを覚えてるわ。
世界観やキャラが統一されてて読みやすいのは、決まって一人の人が書いてたし。
自分もちょっとだけ参加したことあるけど、盛り上げて次の人に渡そうとフラグ立ててたらそれをぶち壊すような
割り込み(四肢を拘束されてるって書いてるのに「突然逃げ出した」とか)されて萎えたことがある。
974 :
名無し調教中。:2013/02/21(木) 20:50:05.00 ID:jllrF61+
そんな議論に関係なく
ドラクエのオークを更に太らせたいと思う俺はいったい
975 :
名無し調教中。:2013/02/21(木) 21:43:13.95 ID:270FAl+6
例えば、上のssで孫の中学生編を書くとか、
祖父の独身時代〜父親が生まれるまでを書くとか、
完結したssの続編的を、別人が完成するとかならいいと思う。
976 :
名無し調教中。:2013/02/21(木) 21:44:53.18 ID:Sm2Svs/q
DQのオークはスマートだからな
鼻とか顔の形もスマートだし
イノブタマン体型まで太らせたい
977 :
名無し調教中。:2013/02/21(木) 22:26:14.84 ID:JtpQ2sAq
>>975 既存の世界観を使って別の作者が書くのね。面白そうかも。
それとは違うが、既存の作品に乗っかって書くというのは前にちょっと考えたことあるわ。
主人公(複数?)は売れない役者なんだけど、ある作品のオーディションを受けることになる。
それは「○○」ってタイトルの作品で…(○○はなんでもいいの。酢豚と大ちゃんでも爺孫でもコンビニでも、
自分の好きなので)
台本の世界観が特殊すぎるので、その時点でオーディション降りる人もいたりとか、特殊メイクじゃなくて
進行していくにつれてリアルで太っていかなくちゃならないので、そのあたりのいきさつとか、
役のためだからって思ってたのにいつの間にか自分も肥満体に慣れてデブとしての生活に染まっていって…とか、
そういうの書いてみたいかも、って。
フィクションとはいえ現実のこととして書かれた作品を勝手に取り上げて「これは架空のお話でした。それを実写化
します」っていうふうにしちゃうのは、原作者さんに失礼かも…と思ってやらなかったんだけどね。
978 :
名無し調教中。:2013/02/21(木) 23:02:41.90 ID:XEcpxped
DQならトルネコやヤンガスみたいなデブをさらにぶくぶくに太らせて
イノブタマンみたいにしてやりたい
979 :
名無し調教中。:2013/02/22(金) 00:05:45.49 ID:iHwhG8qK
ここの住人は二次元キャラも太らせたいのかw
萌えポイントは千差万別だもんな。
そういや俺も魔人ブウにはお世話になったなwww遠い目
閑話休題
SSバトンの事だけど・・・
期間限定(一週間や10日間、書き手が居ないのを考慮して最悪マンスリー)を設けるのはどうでしょう?
あと、登場人数制限や体重制限等のルールを設けるのもアリかと・・・
書き手が次の大まかな展開(願望)を示唆して、それをお題として次の方が書く。
そうなると纏め役の最終日の方の負担が大きくなりますが・・・
最終日だけはハッピーエンドやバッドエンド等、何でもありで複数人が投下してよいルールとか面白そうです。
終わり方はひとつじゃない、読み手がいろんな結末から好きな結末を選べるのも楽しいかと・・・
980 :
名無し調教中。:2013/02/22(金) 00:29:36.23 ID:Hvan9Lvg
終わり方がひとつではないというのでしたら、
最初に大まかな登場人物、ストーリーを書き、途中で分岐を設ける。
投票やらで作者さんが書くほうを決めたら書かれなかったほうを別の誰かが書く、
というのは・・・。
分岐の数だけ終わりがある・・・。
駄目ですね、カオスになりそう・・・。
失礼しました、忘れてください。
981 :
名無し調教中。: