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ゆりを通り越して何かの世界をさまよっていた感じの人でしたよ、、、
よくお祖父さんに酔っ払って帰られて、酒の臭い息を吹きかけられていやだったとか、
何か苦労したらしいですけどね、、、。お祖父さんと怒鳴りあった事があったが、
振り返ってみると相当恐い人であったのは今は解る、、、。あれはいけませんよねぇ、、。
初めは、孫には人格者ぶってやさしく、いざとなると怒り出すというのは、、、。隠すなと言いたい、、。
お祖母さんとお祖父さんはミスマッチの組み合わせらしい、、。親父は、お祖父さんにお祖母さんが苛められて
お祖母さんがいじけてゆがんだ性格の人となったと怒っているようですが、、親父は何とかお祖父さんを殺そうとしています、、。
お祖母さんもお祖父さんも怖いですよ、、、喧嘩と言うことは三行半と言う事ですから、、
意見が合わないと子供は勘当?になります、、、。そういう家らしいんです、、明治の家は皆そうかな、、?
要するにゆりは、なんかの運命の入り口と言うか、、、。知識や教養のレベル桁はずれでも子供はどうなっても知りませんよ?
あれは、何かの深い亀裂が誰とでもあって、どんな情況でも何らかの形ではいつくばるかそびやかして
生きていけるミジンコなんですよ、、、。遠い人のことは、人目で本質を見抜いて対応するが、傍の人のことは、
焦点がぼやけて、何時までも解らずに食い違い続ける人というか、、、。遠い人には、解って直ぐに対処するが、
身近な人には、自分も相手も何者かわかるのに全人生を必要とすると言うか、、、。