■■■全裸でする仕事■■■その2■■■

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649名無し調教中。:2014/05/26(月) 13:12:59.90 ID:09kXBYgR
>>647
観光客用には全裸の女で。
650名無し調教中。:2014/06/07(土) 14:07:28.22 ID:9xEOzGkS
沖縄のどこで?
651名無し調教中。:2014/06/10(火) 02:35:07.81 ID:QXD86ipq
>>646
親の借金のため、中学卒業後たった一人混じって全裸で漁に出る少女を妄想。
652名無し調教中。:2014/06/14(土) 07:26:44.38 ID:6xFuYh8W
全裸海女なら8年も前から書いてるSSがあるのだが、
全然エロくならないorz
653名無し調教中。:2014/06/20(金) 11:58:22.59 ID:4TD3e7SJ
>>652
見たい
654名無し調教中。:2014/07/01(火) 02:22:45.49 ID:kjSXR9/y
>>652
全裸でエロくならない小説ってかえって難しくないか?
655名無し調教中。:2014/07/01(火) 02:42:16.52 ID:B/jlD5vP
>>654

つ【裸の王様】
656652:2014/07/01(火) 22:50:29.82 ID:vhbsJq7/
>>653-654
最初に書いてたのはふんどしを穿くようになる前の明治時代位の舳倉島、てな設定の話。
みんな全裸だから裸族みたいなもんで、あっけらかんとし過ぎで全然エロくできなかった。
で、作り直したのが、上級の海女はふんどし姿だが、見習い海女は一人前になるまで全裸という世界。その中、本来は少女ばかりの見習い海女に余所から嫁いで来た若妻が加入し、すっぽんぽんの姿を晒して羞恥に耐えながら必死で頑張るというストーリー。
以前どっかのスレに落とそうとしたらスレチだった。
需要アリなら投下するけどどこがいいのだろう?
このスレでも?
657名無し調教中。:2014/07/02(水) 01:12:40.56 ID:3NCPcsAp
>>656
ここで良いでしょ。
つーか、書いてください。

その設定で妄想したのは、年下の小姑が一人前の海女で、そいつにいびられる。
網元?か取ったアワビなどを買い取ってくれる旅館の若女将が学生の頃の知り合いとか。
658652:2014/07/02(水) 04:31:34.13 ID:iqHJkcW2
あたしが若い頃に体験した、奇妙な風習についてお話しようと思います。
当時、あたしは夫と結婚したばかりの新婚1年目で、東京のとある郊外で暮らしていました。
そこにある日、上江島(仮)で網元をしていた夫の父親が倒れたという知らせがやって来ました。
病状は重く、身体に障害が残りそうだという知らせを受け、
急遽、あたしたち夫婦は、網元の家を継ぐため上江島に移り住むことになったのです。

実は夫は実家を家出同然に飛び出して来ており、そのせいで、あたしは夫の故郷の上江島を訪れたことが
ありませんでした。
夫はあまり自身の故郷について語りたがらず、上江島がどういった所なのか、あたしはほとんどわからないまま
島に移住することになったのです。

上江島に渡り、夫の実家の旧家で初めて夫の母親、義母と対面したとき、夫の口が重かった理由がわかりました。
初めて会った義母は、あたしにこう言ったのです。
「この家に嫁として入るつもりなら、腕のよい海女でないと認められない」

あま?
時代錯誤な響きに混乱しました。

夫の実家は代々伝わる網元の本家で、家を守る嫁も代々立派な海女であることが条件だというのです。
義母の説明の後に、海女たちが集う海女小屋に連れて行かれ、実際の海女たちに対面しました。
そこで、あたしはショックで呆然としました。
そこにいた海女さんたちは、ちっちゃなふんどし一丁のほとんど裸だったのです。

何で先に教えてくれなかったのかと夫を責めました。
しかし、夫の立場も理解できました。
夫はかつて、この島のこんな風習が嫌で、勘当同然で島を飛び出したのですから。
そんな夫がこの島に戻り、自らも一から漁師修行をして家を継ぐ決意を固めたのです。
正直、裸で海女をしろと義母に言われたときは、離婚も頭をよぎりましたが、
夫のために、文字通り「一肌脱ぐ」ことを決心しました。
659652:2014/07/02(水) 04:35:49.54 ID:iqHJkcW2
海女になることを承知したと義母に伝えたときも、義母はニコリともしませんでした。
淡々と、早速明日の朝に海女小屋に行くように、その前に下の家に住むマキさんという親戚のところへ行って、
細かいところを教えてもらうようにという指図を受けました。

下の家のマキさんは、じろじろと無遠慮にあたしをねめつけながら、それでも世話焼きらしい性分を発揮して、
明日からやる海女修行のことをいろいろ教えてくれました。
素人のあたしは、中学生位の小さい子達と混じって練習すること、ベテランの海女さんが先生役で教えてくれること、
最初はさして深くない浅い磯で潜るから心配要らないこと。など。
最後に、恐る恐る海女の衣装?の縄ふんどしのことを、どこで手に入れれば良いのか、作らないといけないのか、
マキさんに聞いてみました。
「ああ、あんたの場合は、なんにもいらないから。手ぶらで来てもらっていいから」
手ぶらというのが気になりましたが、それ以上ふんどしについて聞くのが気が引け、あたしは口を閉じました。
660652:2014/07/02(水) 23:19:51.54 ID:ElVgb2B3
夜が明けて、いよいよあたしが海女修行を始める朝がやってきました。
初めて「裸の仕事」をするあたしは、念入りに身体を洗って、派手にならないようにデニムパンツとTシャツという装いで外出の準備をしました。

間もなくマキさんが迎えにきて、一緒に海女小屋に行くことに。
海女小屋は島の漁港の向こう、浜の外れの海に突き出た岬寄りのところにある板張りの小さな小屋でした。
引き戸を開けると、一斉に「おはようございまーす」の黄色い声が。
中にいたのは15、6歳位の女の子たちが5人。

目を疑いました。
全員、ふんどしもつけない真っ裸でした。

着替えの途中かと思ったけど、マキさんに言われて自己紹介している間も、その後も、何か着る様子は一切ありません。

そうしてる間に顔合わせは終わり、マキさんが
「ほら、あんたも脱がないと」
混乱しました。『ふんどしは?』
「見習いはふんどし穿けないの。ちゃんとアワビ獲れるようになってから。それまでは裸」
『聞いてないです』
「みんなが来ちゃう前に、脱いでおいたほうがいいと思うよ」
『でも・・・』
「この娘たちも叱られるよ」
『パ・・・パンツもですか?』
「そうだ、全部」
661652:2014/07/02(水) 23:30:51.64 ID:ElVgb2B3
頭が真っ白になりました。
正直、逃げ出そうと思いました。
人前で裸になるなんて。
しかも、全裸になるなんて。

足が震え出しました。
無表情で反応を待つマキさんと、無邪気な、それでいて少し困ったような少女たちの空気に耐えかね、
あたしは恐る恐る服を脱ぎ始めました。

デニムをゆっくり下ろして足から抜き、Tシャツをめくりあげて脱ぎました。
下着だけの姿になり、ブラの背中に手を回したものの、どうしても躊躇してしまいます。
マキさんのほうに目をやったものの、「早く」とばかりにじっと見つめられ、
思い切ってホックを外し、前屈みになってブラジャーを脱ぎ落としました。
見ていた少女たちの中から、小さい声で「おっきい」という声がし、
慌てて左手で胸を隠しました。
662652:2014/07/02(水) 23:35:56.29 ID:ElVgb2B3
パンツ1枚となったあたしは、しばらく身動きできませんでした。
これを脱いだら、全裸になってしまいます。
アソコを人前にさらすことになってしまいます。
パンツに指をかけたまま、あたしは固まっていましたが、
時間がないよとマキさんに容赦なく言われ、
ぐっと唇を噛んで、胸を隠しながら、片手だけでゆっくりとパンツを下ろしていきました。
汗ばんだお尻がむき出しになってゆきます。
股間から布地が下り、アソコの茂みが丸出しになったときは、羞恥心で全身が焼けてしまいそうでした。
恥ずかしさに手が震え、あたしは長い時間をかけて、やっとのことでパンツを脱ぎました。
脱いだパンツを床に置いて、恐る恐るあたしは立ち上がり、生まれたままの全裸の姿を大勢の前に晒しました。

両手で胸と股間を隠していると、
「隠してたらあとあと苦労するよ」とマキさんに言われ、
勇気を振り絞って両手を下ろしました。
もう何も覆うもののない、むき出しの乳首とアソコの茂みが露わになりました。
そのまま女の子たちと素っ裸で向かい合います。
少女たちは皆まだ胸も控えめで、くびれもなく、下の毛も薄いか、全く生えてない子もいました。
それに比べ、あたしは隠しようもない大人の身体で、
胸は大きく膨らんで揺れていて(Eカップあります)、お尻の肉も大きく張り出しており、
股間には濃い目の陰毛が黒々と生えています。そんな少女たちとは明らかに違う部分が、
同じ素っ裸でいるにもかかわらず、まるであたしだけがさらし者になっているような恥ずかしさを感じさせました。

そうしているうちに、マキさんがどこからかカゴを持って来、あたしの足元に置かれていた、脱いだ服や下着を拾い集め
ると、どこかに片付けてしまったのです。

え・・・ちょっと!
激しく動揺しました。
あたしの着るものは、何もなくなってしまったのですから。
マキさんが服を返してくれるまで、返してくれるのかどうかもわかりませんでしたが、
あたしは今日1日、少なくとも海女が終わるまで、素っ裸でいなければなりません。
こんなむき出しの姿にされて、一体どうなってしまうのか、あたしは緊張と恥ずかしさから全身の震えを抑えられません
でした。
663名無し調教中。:2014/07/03(木) 19:58:53.07 ID:WMQT94bp
これはいい 最高ですね。続き期待します
移動中、島民にも見られてしまうのだろうなぁ

あとここで投下するのもなんら悪くはないですけど、
エロパロ板なら野外露出スレが該当するのでは?
あそこはSSに飢えてますから、結構歓迎されると思います
664652:2014/07/03(木) 23:34:42.26 ID:NDThAVMv
>>663
見てくれる人いるんだね、ありがとう。

続きは勿論あるけども、多分長いんだ、どうしようか。
エロパロ板の野外露出スレってここかしら?

女の子が露出する/させられる小説 その9
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1394972627/

「女の子」ってのが引っかかってね。
ここか向こうか、迷ってるよ。
665名無し調教中。:2014/07/03(木) 23:45:20.76 ID:AYL4jfK0
>>664
せっかくここで始めたんだし、このまま続ければ?
楽しみにしています。
666652:2014/07/04(金) 04:14:15.08 ID:UGLYHZIN
お言葉に甘えて、続きます。


女の子たちと全裸で向き合った、変な沈黙の時間の流れを破って、
ガラッと扉が開き、ふんどし一丁の体格のいい中年女性が入ってきました。
少女たちは一斉に向き直り、整列すると
「おはようございます、カズコさん」と挨拶。
あたしも慌てて女の子たちの隣に並び、挨拶しました。
カズコさんはこちらに視線をくれると、列の端のあたしに目を留め、ねめつけるように見たかと思うと、
「ふうん、こりゃまた大きな裸んぼさんだねぇ」
言って、奥へと入っていきました。

カズコさんの後から、次々と縄ふんどしを締めた海女さんたちが小屋にやってきて、
あたしはマキさんに連れられ、先輩たちに挨拶しに行きました。
一人前の海女たち(上海女と呼ばれています)はあたしと同じ位の年恰好の人もいれば、二十歳そこそこの若い子、
恰幅の良い五十がらみのおばさんもいれば、七十近いお婆さんまで、驚くほどの年齢層の広さでした。体形も多様で、
背の高い人低い人、肥えている人痩せた人、筋肉質な人、おっぱいのふくよかな人、お尻の大きい人・・・
でも全員に共通しているのは、誰一人やつれている人はおらず、日焼けした褐色の肌つやはとても良く、健康的です。
小さな縄ふんどしのみをきりりと締めこんだその身体は、小柄な人でも生き生きとした迫力を感じました。
上海女たちがあまりにも堂々としているのに対し、あたしは真っ裸の姿が恥ずかしくてなりません。
おっぱい丸出しで胸を張る上海女の前で、一糸まとわぬ全裸。上海女でさえふんどしで覆っている股間をむき出しにし、
身体を隠すこともできずに初対面の自己紹介をせねばならないのには、みじめさすら感じました。

恥ずかしい挨拶が続く中、マキさんが入ってきた一人の年配の海女さんを呼び止め、
「サダコさん、この人、網元さんとこの若奥さん。今日教育係でしょ? よろしくね」
サダコさんに伝えると、「じゃ、頑張ってね」
用でもあるのか帰っていってしまいました。

素っ裸で取り残されたあたし。周りは初対面ばかり、知ってる人は誰もいません。
恥じらいで背中を丸めるあたしに、さっきのサダコさんが話しかけてきました。
667652:2014/07/04(金) 04:22:07.09 ID:UGLYHZIN
「あんた、名前は?」
『チエです』
「チエさんか。泳ぎは得意なのかい?」
『中学生の時以来です。25m以上泳いだことがないんです』
「ふうん。じゃ、一から練習だな」

ちょっと身体見せてみな、とサダコさんは言い、
気を付けをして胸を張るよう命じられました。
恥ずかしさで小刻みに震えるおっぱいやお腹にサダコさんの鋭い視線が突き刺さります。
バンザイして腕を上げるように言われ、その通りにすると、サダコさんは背後に回り、肩口から背中、わきの下、
腰周り、お尻から太腿と、あらゆるところを観察していきました。
あたしの周囲を一回りし、股間の陰毛までじっと見つめていたサダコさんは、顔を上げると言いました。
「肉は大分ついてるけど、胸板は厚いし骨は太いし、いい身体だよ。何か運動はやってたのかい?」
『中学時代はバレー部でしたけど、最近は何も』
「そうかー。まあ体格はいいから、すぐ慣れるさ」
ニッと笑うその顔は思ったより優しそうで、あたしは今日初めて救われた思いがしました。

先程マキさんが言っていた通り、サダコさんが今日の見習い海女の教育係のようでした。
どうやら毎回、上海女の誰かが持ち回りの当番で教えてくれる仕組みのようです。
サダコさんは少女海女たちを集め、点呼を取りました。2人ほど、部活の試合があって来られないそうです。
少女らは本当に中学生のようで、全裸でする海女の仕事と、部活の試合という言葉があまりにもミスマッチで、
あたしは軽くめまいを覚えました。

「じゃあ、そろそろ行くか」
サダコさんの言葉で、見習い海女の女の子たちは小屋から外に出始めました。
あたしは、緊張で拳をぎゅっと握り締めました。
建物の外に出る!
海女しかいない小屋から出て、全裸で外を歩く。誰が見ているかも分からない野外を!
気後れするあたしを尻目に、少女たちは素足で土間に下り、戸口から出てゆきます。
少女たちの瑞々しい背中とお尻が戸口をくぐるのに続き、あたしも勇気を出して、四角い光の中に歩み出しました。
668名無し調教中。:2014/07/04(金) 21:54:10.40 ID:si+arr7D
凄いところで切るなぁw 待ち遠しい

ちなみに>>664そこであってます。
まぁ軽い提案なので、気になさらずとりあえずここでいいかもしれません
669652:2014/07/07(月) 00:41:08.63 ID:IKm9dneR
生まれて初めて、真っ裸で屋外に出たあたし。
すっかり高く昇った初夏の陽光と、潮風を裸の全身に浴びました。
今までビキニの水着すら着たことがなかったのに、ブラジャーもつけずパンツも穿かず、おっぱいどころかアソコまで
むき出しにして外を歩いているのが自分でも信じられませんでした。

小屋の外には物干しのロープが張られ、無数の水中眼鏡がぶら下がっています。少女たちは各々中から自分のものを探し
当てて手に取り、壁際に積み上げてある海女桶を小脇に抱えました。頭には奇妙な模様の入った手ぬぐいを巻いて髪の毛
をまとめます。

サダコさんに聞きながら、小屋に余っていた水中眼鏡を借りて首に下げ、マキさんから借りた手ぬぐいを頭に巻いてあた
しも身支度です。

「忘れ物はないな? じゃ、出発だ!」

サダコさんの号令で見習い海女たちの一団は堤防を乗り越え、漁場へと向かい砂浜に下りて行きました。
一団の最後尾から、あたしも彼女らを追って熱い砂の上に降り立ちました。

初夏の太陽は早くも燦々と照りつけ、裸の素肌がじっとりと汗ばみます。おっぱいの谷間やおへそのくぼみ、お尻の割れ
目なんかに汗が伝い落ちるのがわかります。

今日が初日のあたしは他の子たちと違い、海女桶を持たず、手ぶらです。
そのせいか無意識のうちに、ついつい胸と股間を手で隠そうとしてしまいます。
あたしの陰毛は濃い目なので、片手では隠しきれずに、掌の両脇からはみ出してしまっていました。
下まで脱ぐんだったら、せめてアソコの毛くらい手入れしたかった。
股間にこんもりと盛り上がった茂みが、恥ずかしくてなりませんでした。
掌に陰毛のざらざらとした感触を感じながら、あたしは緊張と羞恥心のせいか、股間が熱くなってくるのを感じました。
670652:2014/07/07(月) 00:46:53.55 ID:IKm9dneR
ふんどし一丁のサダコさんに引率された、全裸の集団が砂浜を行進します。。
丸裸で、履物もはかない裸足で、髪の毛だけを布で包んだあたしたちは、地引網漁の漁師たちの目の前を堂々と横切って
いきます。

先頭のサダコさんが漁師の1人と二言、三言世間話をし、少女たちが漁師たちに次々と挨拶をしながら通り過ぎます。
だんだん近づいてくる漁師たちの姿に、あたしの胸の鼓動はどんどん激しくなりました。
夫以外の異性に、素っ裸を見られるのです!
緊張で身を固くし、股間を手で隠しながら、漁師たちと目を合わせられずに、会釈だけして足早にその場を後にしました

裸の女の子たちの集団に何の反応も見せなかった漁師たちは、新顔の全裸の女にも別段驚いた様子はなく、下品な声がか
かることもありませんでした。
ただ、しっかり全身に感じた視線から、不審と好奇の混じった眼で見られてたのは間違いありません。

遅れていたあたしを待っていた一団から、サダコさんが歩み寄ってきました。
「恥ずかしいのはわかるけども、毎日のことだから、男衆もやりづらいし、あんたのためにもそういうのは良くない。
手、下ろしな」
優しい口調でしたが、有無を言わせぬ命令でした。
あたしは涙目になるのをこらえ、胸と股間からゆっくりと手を下ろしました。
あたしがすべてをさらけ出すのを見届けて、再び一団は漁場へと歩き始めました。
押さえていた手を離したので、歩く度におっぱいがぶるんぶるんと揺れ、振動が伝わってきます。陰毛は風にくすぐられ、
アソコがスースーと頼りない感覚に襲われます。

生まれたままのすっぽんぽんで、陽のあたる野外を歩いている。
なぜ? どうして?

漁場の磯が近づいても、まだこれが現実だという実感が沸きませんでした。
671名無し調教中。:2014/07/07(月) 00:50:54.22 ID:LbrtnovX
>>652
良いですねえ。
TVが取材に来るとか、不漁がつづいた日に漁に出る姿(褌か全裸)で神社に参拝
なんてシーンも欲しいですね。
672名無し調教中。:2014/07/07(月) 16:41:45.04 ID:GXN4rN8a
楽しみな作品が出てきて嬉しい。
673名無し調教中。:2014/07/07(月) 18:59:29.57 ID:fwQGr6dQ
>>670
続き期待

日ごとに連載なのがキツいぜ
674652:2014/07/09(水) 01:31:13.66 ID:lEIiozNs
砂浜の外れにそびえる岩場を登った先が目指す磯だとサダコさんが教えてくれました。
ろくな道もない岩場を一団は海女桶を抱えたままひょいひょいと登っていきます。少女たちの若々しいお尻がぷりぷり動く
のを見上げながら、あたしは慣れない岩登りに四苦八苦しました。滑ったりあちこちぶつけながら、やっとのことで上まで
這い上がると、今度は崖同然の岩場を下らないとなりません。素足の足の裏が痛くて、泣きたくなりながらようやく皆の待つ
下まで降り立つと、そこが見習い海女の練習場所である磯なのでした。

ごつごつした滑りやすい岩場を、波が激しく洗います。
打ち寄せる波は信じられない位に荒く、大波をまともにかぶったあたしは、まるでビンタされたかのような痛みが全身に
走りました。

サダコさんが言うには、それこそビキニなどの水着なんか着ていたら、あっという間に波で剥ぎ取られて素っ裸にされて
しまうらしく、そのせいで細縄でしっかり締め込めるふんどしが今だに使われているのだそうです。
「あんたは、そういうの気にしないでいいんだから、心置きなく練習に専念したらいい」
そりゃまあ確かにそうですが。

水中眼鏡をしっかりと顔にかけ、女の子たちは次々と荒海に入ってゆきました。海女桶を抱えたまま豪快に飛び込む子、先に桶を
投げ込んで、後から身を踊らせる子、ざぶざぶと波間に身を沈め、桶を押しながら泳ぎ始める子、少女たちはそれぞれに海に身を
委ねてゆきます。

あたしも怖気づいているばかりではいられません。
サダコさんに励まされ、目をつぶって、息を止めながら足元の岩を蹴り、波で泡立つ海に飛び込みました。
ところが鼻と口から激しく水が入り、あたしはパニックを起こしかけましたが、サダコさんが手を掴んで救い上げてくれました。
溺れかけて激しく咳き込むあたしをなだめながら、大丈夫、大丈夫、ゆっくり一から練習だと諭すようにサダコさんは言うのでし
た。
675652:2014/07/09(水) 01:33:50.83 ID:lEIiozNs
一旦足のつく所に戻り、あたしが落ち着くのを待って、改めて練習の始まりです。
まず漁以前に、水中で息を止めることができないと話になりません。
中学時代以来「水泳」などしたことのなかったあたしは、そんなレベルからのスタートだったのです。
頭まで水に漬かり、身体の力を抜いて、息止め1分を目標とした練習を繰り返しました。

借りた水中眼鏡のおかげで、海の中は鮮やかに見えます。
見たこともない海草や海底の岩の間を、大小さまざまな魚の群れが行き交い、
その中を練習中の少女海女たちが横切ります。
頭の手ぬぐいと水中眼鏡以外、何にも身に着けていない、全裸の少女たちが海中を舞う姿は、
まるで人とは別の新たな生き物のようでした。
そんな少女たちが、基礎練習中のあたしの周りをかすめて行き過ぎます。
手が届くような近くを駆け抜けてゆく彼女らの、しなやかに水を蹴る両脚の間から、
見えてはいけない部分が目に入り、
そのあられもない姿にあたしは思わず、水中なのに驚きの声を漏らしました。

彼女らと同じ姿のあたしも、当然、無防備な身体のすべてを晒しているわけです。
海面に浮上し、拙い立ち泳ぎで水をかきながら、自分の身体を見下ろします。
おっぱいは風船のように海中で浮いて波間に見え隠れし、股間の陰毛が海藻みたいにゆらゆら揺れているのが透明度の高い
水の奥に透けて見えます。

全てをさらけ出し、「海に抱かれている」という感覚を、あたしはじわじわと感じ始めていました。
676名無し調教中。:2014/07/09(水) 12:21:00.21 ID:MxV2h8Dk
おお、投下されていた。乙です。
677652:2014/07/10(木) 22:47:56.83 ID:8HyyheTj
単調な練習の中、ようやくお昼となり、海女たちは次々と海から上がってきました。
あたしも見習いの女の子たちに混じり、くたくたの身体を海から引き上げました。
そのまま、浜辺に戻って手早く焚火をおこし、お昼ご飯です。
お弁当を持っている子もいますが、女の子たちがさっき獲ったばかりの魚介類の一部を豪快に浜焼きにして、みんなで味わい
ました。
有難い事に、手ぶらでやってきたあたしにもおすそ分けがもらえました。

お昼休憩の間も、あたしたちは全裸です。
若い子たちは、お喋りに耽ったり、真っ裸のまま走り回って遊んでいる子もいれば、大股開きでお昼寝しているマイペースな子もいま
す。
あたしは、初日ということもあって、隅のほうで所在無さげに座っているばかり。
横座りの姿勢で、ちっちゃな海女手ぬぐいを股間に掛け、思い切っておっぱいは出したまま、頼りない姿で砂浜に座っていました。

そのうちに女の子が2人、傍らにやって来、改めてちょっとした自己紹介を交えながらお話を始めました。
チナツちゃんとミキコちゃんというその2人を含む見習い海女の娘たちは、みんな島に1つしかない中学校の3年生で、
毎年、中学3年になったこの島の女子は、進学や就職が決まっている子以外は全員海女になるための修行をするのが伝統に
なっているのだそうです。
なので、島の半数以上の女性は、職業海女じゃないけれど海女漁の経験者だと。
昔から海女がいるのが当たり前の土地だから、真っ裸で海女が歩いていても誰も気にしない(見透かされています。苦笑)というので
す。
確かに、多感なお年頃であるはずの彼女たちですら、ぜんぜん身体を隠したり恥じらったりする様子がありません。
他人の眼が気になったりしないのか、と(それとなく)聞いてみると、おじさんやおばさんに見られたって何とも思わない、
昔から知ってるし、とのこと。
奔放さに圧されながらも、じゃあ同級生に見られるのは気になるのかなと、ちょっとだけ微笑ましく感じたのでした。

ささやかな安らぎの時間は過ぎてゆき、間もなくお昼休みは終了。
サダコさんの号令で、あたしたちは再び、初夏の海に飛び込んでいきました。
678652:2014/07/12(土) 05:45:52.08 ID:3ZHxeC16
太陽がいくらか西に傾き、木や岩の影が長くなってきた頃、
ようやく引き上げの号令がサダコさんから出て、今日の海女漁は終わりとなりました。
少女海女たちが1人、また1人と海から上がってきます。彼女たちの抱える海女桶からは、獲物の入ったゴロゴロという硬い
音がしています。
見習い海女を卒業するためには、一日10個のアワビを採集するのがノルマなのですが、
見たところ、2人ほどそれに近いか、あるいは超えていそうな子がいました。
さすがに収獲0の子はいないようで、まだ初日なのに、あたしは本当にこれができるようになるんだろうかと、不安に思えました。

獲ったアワビはスカリという網袋に入れてまとめ、担いで一団は帰路につきました。
朝来た道を帰るのですが、収獲のおかげか、女の子たちの様子も少し華やいで見えます。

海女小屋まで戻った一団は、小屋の脇を通り過ぎ、その先にある漁協へと向かいました。
これから一日で一番大事な水揚げがあるのです。
大きな倉庫のような漁協の建物の中は、何種類もの海産物の水揚げで賑わっています。
もう言うまでもないですが、あたしたちは素っ裸です。漁師たちや漁協の人、どうやら一般の人もいる中に見習い海女たちは
ためらうことなく入っていきます。

知らない漁師の人や漁協の職員の前に全裸を晒すことに、あたしは再び緊張しますが、サダコさんの言葉を思い出して、
努めて平静を装って少女たちの後に続きました。
濡れたコンクリートの床に素足の足音がぴちゃぴちゃと響き、氷の冷気が一糸まとわぬ素肌にひやりと伝わってきます。
679652:2014/07/12(土) 05:47:09.48 ID:3ZHxeC16
大きな魚や見たこともない魚、甲殻類が並んでいる中の、キャリイケースの並ぶ一角に入り、獲物をスカリから空けていきます。
アワビの種類、大きさ、重さ、傷の有無、いろいろな項目別に選別が行われ、その日の水揚げ高が計上されてゆくのです。
あまりに小さいアワビや、傷のあるアワビはカウントされないようで、
この日、ノルマ10個を達成した子は1人だけ。もう1人の惜しかった子はやはり傷物を弾かれてしまったようで、残念な結果でした。
水揚げを達成した女の子は、「やったー!」と歓声を上げて飛び跳ね、仲良しの子と手を取り合って喜んでいました。
周囲にいた数人の漁師や漁協の女性からも拍手が起こり、少女の見習い卒業を祝福しました。

漁協のプレハブの事務所で報酬を受け取り、一団は小屋に戻りました。
海女小屋に帰り、小屋の外の洗い場で身体を洗います。
シャワースペースなんてものじゃなく、蛇口にホースがついているだけですが、髪や素肌のべたつく潮気を洗い流すと、生き返ったよ
うな心地がします。
さっぱりした身体で海女小屋に入り、見習い全員でささやかな反省会が行われました。各人の漁果報告と、サダコさんのアドバイス。
その中見習い卒業が決まったミサちゃんという子がカズコさん(彼女が上海女のリーダー、海女頭でした)に呼び出され、
再び上海女たちからの祝福と上海女の証である「縄ふんどし」を手渡されていました。
彼女は明日からこのふんどしを締めて上海女として活動するのです。

「帰りの会」のミーティングも終わり、少女たちはぽつぽつと帰り始めました。
お疲れさん、今日は終わりだとサダコさんに言われ、朝脱いだあたしの衣類を出してもらいました。
半日ぶりに下着と服を着て、ようやく解放です。
サダコさんに挨拶して、明日のことを聞き、海女小屋を出ようとしました。

ああ、そうそうと呼び止められ、
「明日からは、着替えは家で済ませて来ておくれ」
顔色を失うあたしに、事もなげにサダコさんは言ったのでした。
680652:2014/07/12(土) 05:49:02.03 ID:3ZHxeC16
とりあえず第一話完ということで。
次からはちゃんとタイトルつけます。

まだまだ続きますが、元々自分のオカズ用に書いた話なので、シーンが繋がってない処が一杯あって、
サクサク投下できないことが多いです。ご容赦を。

結構長い話なのですが、折角このスレで始めたので、不都合が出るまではここで続けます。
681名無し調教中。:2014/07/12(土) 10:32:16.83 ID:x44S0jy4
>>680
乙カレー!
682名無し調教中。:2014/07/12(土) 12:34:34.95 ID:thG1pQ5E
>>680GJです

なるほど補修しながら投下してるんですか
長い話なのはむしろ嬉しいですね
さらなる羞恥に苛まれる事を期待してます
683海女の住む海.2話:2014/07/13(日) 23:20:19.87 ID:B4cx/vpu
初めての海女漁の終わり際にサダコさんに言われ、
次の日から、全裸で海女小屋に出勤する日々が始まりました。

海女道具は全部海女小屋に保管してあるので、
頭に巻く手拭い一本と、昼食のお弁当包みを下げた以外は、素っ裸、素足の生まれたままの姿です。

毎朝、真っ裸で家を出るあたしを、義母は何ともいえない、非難がましい眼で見ます。
あたしの裸姿が破廉恥だと責めているのではなく、
網本本家の嫁が、いい年して未だに見習い裸んぼ海女だというのに耐えられない様子でした。
(実際、ふんどしも穿けない裸んぼで、うちの玄関の敷居を跨がないでくれと言われ、あたしは毎日
勝手口から出入りしないとなりませんでした)

裸んぼ。
全裸の見習い海女に対する、この島での呼び名です。
なんて身も蓋もない呼び名なんでしょう。

その呼び名の通り、あたしは裸んぼです。

生まれたままの丸裸で、何もかも晒しながら歩いて海女小屋に向かいます。
晴れた日の海辺の道は、気持ちのいい風が吹き付けます。
歩を進める度にぷるぷると揺れるおっぱいや、むき出しのお尻、
陰毛が覆う股間までも風がくすぐっていきます。
裸足の足の裏には日に焼けた地面の熱さが焼き付け、
頭のてっぺんからつま先まで、全身真っ裸の自分自身を改めて思い知らされます。
684海女の住む海.2話:2014/07/13(日) 23:27:28.73 ID:B4cx/vpu
素足の痛みには2日で慣れましたが、羞恥心はなかなか克服できませんでした。
家から海女小屋までは、徒歩15分くらいの道のりでしたが、
2日目、初めて一人で、家から裸で出勤した日は、物陰に隠れ、人目を避けながらこそこそ海女小屋に向かう有様でした。

この島の人たちにしてみれば、裸は海女の当たり前の正装なのでしょうが、
あたし(というか普通の人々)にとっては、裸はお風呂か、エッチをするときの格好なわけです。
決して人前には出さない格好なわけです。

人前でパンツを脱いでアソコまで見せるなんて、いやらしいイメージしかないのです。堅気の女のやることとは思えないのです。
おっぱい丸出しだけでも死ぬほど恥ずかしいのに、生まれたまんまのすっぽんぽんだなんて、
まるっきりストリッパーじゃないのと思いました。

昔、学生時代に、温泉旅館でアルバイトしてた頃、出入りしていたピンクさん(コンパニオン)の人たちのことを思い出し、
軽蔑していたあの人たちと同じレベルになってしまった、いや、着るもの1枚も無しなんてそれ以下だとひどく落ち込みました。

あたしは露出狂なんかになるためにこの島に来たんじゃない、とさえ思いました。
685海女の住む海.2話:2014/07/14(月) 06:12:08.64 ID:XsZUZjd4
集落の中には少々の起伏があり、網元であるわが家は高台に建っていたので、
浜へ行くには坂を登り降りしないとならず、ここがあたしにとって最初の羞恥心の関門になりました。
石段を降りると、下にいる人にはあたしの裸の股間がまともに目に入ります。逆に石段を登る場合は、あたしは後ろを歩く人に
お尻の穴まで見られてしまうのです。夫にも見せることのない恥ずかしい部分を。

海女小屋までの途中には、この島の簡易水道にもなっている共同井戸があります。
井戸の周りには洗い場があり、常に奥さん方が集って世間話をしています。
主婦たちの社交場となっている共同井戸の広場を、あたしは毎朝、素っ裸で挨拶しながら横切っていくのです。
談笑していた奥さん方も、あたしが通りかかるとぴたりと話をやめ、じろじろと無遠慮にあたしを眺めてきます。
女の裸なんて、この島じゃ珍しくもないはずなのに・・・。
686海女の住む海.2話:2014/07/14(月) 06:13:54.23 ID:XsZUZjd4
何より恥ずかしくて苦痛なのは、皆の視線が例外なく股間に注がれることでした。
上海女の人々と裸んぼのあたしを区別しているのは、縄ふんどし一枚だけです。
それ以外は、同じように上半身はおっぱいを丸出しにしているにも拘らず、向けられる視線がまるで違うのです。
百歩譲って、上海女たちと同じトップレスというだけならまだ我慢できたかもしれません。
しかし、下半身までもむき出しの全身素っ裸というのは、本当に耐え難い程のつらさでした。
元々、あたしは下の毛が毛深くて、人には言えないコンプレックスだったのです。
それなのに、自ら丸裸になって股間をむき出しにするなんて。濃い陰毛が前の恥丘全体だけじゃなく、お尻の辺りまで生えているの
も、すべて見られちゃうかと思うと、死にたくなるような恥ずかしさでした。

周囲の彼女らにしてみれば、あたしのアソコなんかに興味があるわけじゃなくて、
ただ、海女としてあるはずのものがないということに気を引かれているのだということが、頭では理解できるのですが、
だからといって恥ずかしさが軽くなったりはしないのです。
いい年の女が、子供みたいに丸出しで、何をしているのかと。
あたしだって恥ずかしいのです。好きでやってるわけじゃないんです。

見習い海女が素っ裸で、裸んぼと呼ばれるのは、おそらくわざと恥ずかしさを感じさせるように仕向けられているのだと思います。
恥ずかしかったら早く一人前になってふんどしを着けろ、というメッセージなのでしょう。
687海女の住む海.2話:2014/07/15(火) 02:15:32.82 ID:QwXt80Ig
朝全裸で出勤したあたしは、当然ながら真っ裸で帰宅することになります。
朝と同じくらい、あるいはそれ以上につらいのは、午前中は漁に出ていた大勢の男漁師たちの前に、
無防備な全裸姿を晒すことでした。
午後になると、港の岸壁のスロープに漁から帰った漁師たちが大勢、網を広げて干したり手入れをしています。
海女小屋は漁港の向うにあり、家に帰るには岸壁を横切らないとなりません。
どうしても男漁師の目の前を通り抜けないといけないのです。

ポルノ映画から抜け出してきたような全裸姿のあたしが目の前を横切っても、
漁師たちは仕事の手を止めず、不自然に近寄ってきたりもしません。
でも、そこいらじゅうであたしの下世話な噂話をしており、
只でさえ声が大きいので、内緒話にもならずに聞こえてくるのです。
688海女の住む海.2話:2014/07/15(火) 02:16:28.98 ID:QwXt80Ig
「いい揺れっぷりだな」
「ああ、かーちゃん共の胸板とはえらい違いだ」
「揉み甲斐のある乳だよな」
「素人にしては、尻もいい形してるしな」
「一人前になったら、余分な肉が取れて、もっと締まったいい尻になるだろうさ。見物だな」
「しかし、大人のオナゴの裸んぼなんて久しぶりじゃないか?」
「サダんとこのクミコがそうだった。ハタチになっても一人前になれずに、島を出てった。十何年前だ?」
「最初から大人ってのは聞いたことがないな」
「なんにしても、タダでオナゴのアソコが見放題なわけだ。眼福だな」
「いつ一人前になるかな?」
「俺は、ずっとあのまんまでいいけどな」

どれもこれも、夫には聞かせたくない下品な言葉です。

この島では海女の裸は当たり前。
心配いらないと頭では理解できているものの、
一糸まとわぬ丸裸、おっぱいも、アソコまでむき出しで歩くあたしには、
夫との操を守る術が何ひとつありません。
文字通り、飢えた狼の前の生肉のような状態です。
腕を掴んで引き留められただけで、あたしの純潔は終わります。
あたしは、野生そのものの無防備な姿なのですから。

そんな素っ裸の姿で1人、男漁師たちの前を横切って行くのは、恐怖以外の何物でもありませんでした。
縮こまって身体を隠し、小走りで走り過ぎたい衝動に駆られますが、もっと野次が飛んできますし、
すぐに様子が広まって、義母や周りから注意や嫌味を言われることを思うと、それもままなりません。
涙目を潤ませながら、早鐘のような胸の鼓動と火照る身体を抑えつけて、何事もないような素振りで全裸で歩を進めるしかないので
す。
689名無し調教中。:2014/07/15(火) 21:44:04.87 ID:dWv5bToi
乙でございます
いよいよ盛り上がってきました
690海女の住む海.2話:2014/07/17(木) 01:41:43.49 ID:PFC69NgN
海女漁を始めて数日の間は、引率の上海女が付きっ切りで泳ぎの基礎練習に明け暮れました。
まずは頭まで水に漬かって息を止める練習から。あたしの場合は、兎にも角にも、水に慣れることが第一でした。
大人の女が、そんな小学生みたいな稽古を、しかも素っ裸で取り組んでいるのは、傍からみると滑稽だったことでしょう。
でも、必死だったのです。

何とか落ち着いて水に浸かれるようになると、少しずつ水を掻いて進む練習に移ります。
海女の泳ぎはバタ足でもない、平泳ぎのカエル足とも違う、脚で水をあおる様に掻く独特の泳ぎです。
まだまだ下向きに潜ることなどできないので、いかに水平方向に遠くに泳げるようになるかの練習が続きました。
昔はプールで一応泳げていたのが嘘のように息が続かず、自分にももどかしさで一杯でしたが、
「気持ちを冷静に、落ち着いて泳ぐんだ」と上海女に繰り返し言われ、我慢の練習が続きました。

反復練習の甲斐あってか、一息で数十メートルを進むことができるようになり、ようやく今度は、
頭から海底に「潜水」するやり方を教わり始めました。
頭を真下に沈め、海底に向かって潜ってゆくのですが、最初は恐怖心が先に立ってうまく身体が動かず、
「でんぐり返しをするつもりで回るんだ」と上海女はアドバイスをくれるのですが、
いざ回転しても鼻に水が入ったりと散々な苦労を続け、ようやく水深2mばかりの浅い海底に潜れるようになった頃には、
海女漁を始めて既に10日ほどの日々が過ぎていたのでした。
691海女の住む海.2話:2014/07/17(木) 01:44:18.23 ID:PFC69NgN
義母をはじめとする家族には、あたしの海女修行の進捗は、全く関心を持たれていないようでしたが、
下の家の親類・マキさんは時々海女小屋に顔を出してあたしに話しかけてくるのでした。

最初は監視役かと思ってあたしは警戒していたのですが、マキさんは本家の手先どころか、
裸んぼのあたしにも別に偏見を抱いていないようでした。
「あんたの場合、仕方がないじゃん」というのがその理由だそうで、
今どんな練習してて、何に苦労してるのかとか、色々ケアをしてくれるのです。
何とか潜りが格好がつくようになってきて、そろそろアワビを探してみるか、となったときには、
昔使っていたやつだと海女桶や貝金(貝を岩からはがす鉄べら)、スカリの一式をくれたのもマキさんでした。
時にはこっそりちっちゃな饅頭なんかを差し入れてくれることさえありました。

あたしのような厄介者にこんなに色々してもらって、マキさんはいいのだろうかと心配になりましたが、「気にすんな」との一言
が帰ってきただけで、わざとらしい素振りは微塵もありません。
そもそも、親戚筋でありながら、マキさんは我が本家の網元一家を良く思ってないようで、それがあたしへの肩入れの基になっているよう
でした。マキさんの口からは聞かれませんでしたが。
このマイペースなマキさんの親切に、あたしはどれだけ救われたかわかりません。
692海女の住む海.2話:2014/07/17(木) 01:47:57.64 ID:PFC69NgN
修行を始めて半月で、ようやくアワビを獲ろうかというあたしの様子に、「ちょっと遅いね」とマキさんが心配を口にしました。
いつまでも一人前になれないと、チエさん自身の資質を問題にされるというのは勿論だが、風紀上でも良くないと。

『風紀って?』
「なんだかんだ、男どもは、助平だってことさ」

女の裸が氾濫してるこの島ではあるが、チエさんみたいな大人が裸を見せ続けるのは、そろそろ危ないと。
マキさん曰く、昔は、二十歳過ぎても全裸裸んぼ海女から脱出できない娘は、もう海女になれないばかりか、村の一員としての身分自体を
取り上げられてしまっていたそうです。

『つまり、どういうこと?』
「それを言われてしまったら、もう、一生裸んぼ」
『えーーーっ!!』
「一日中裸、年中裸、動物とおんなじ。家からも追い出されるし、海女以外の仕事もさせてもらえないし、・・・酷い話だけど、カラダ売
って生きていくしかなかったのよ、そうなった人は」

一体いつの時代の話なのかと呆然としました。

「今はさすがにね。海女になれない人は、そこまでなる前に島を出ちゃうし・・・でも昔はそうも行かないから、昭和の始めくらいまで
そんな奴隷みたいな裸んぼがいたみたいね」
「チエさんは、最初から大人だから仕方がないけれど、年配の人たちの中には、いまだに大人の裸んぼには何してもいいって思っている人が
いるみたいだから、気をつけてね」
693海女の住む海.2話:2014/07/17(木) 01:50:10.61 ID:PFC69NgN
ショックでした。
まさに、あたしの恐れていた最悪の想像通りだったのですから。
この島の男性たちは、決して聖人君子な訳ではなく、
尊敬される海女という肩書きを失った女に、人々はそれ程に冷たいのかと衝撃を受けました。

同時に、裸んぼという恥ずかしい格好を強いられているあたしですら、見習いの名のもとに一定の敬意が払われているということも痛感しました。
全裸で出歩いても乱暴されたりしないのは、あたしが海女の端くれだからということです。
逆に、このまま上海女になれなかったら、あたしの将来は真っ暗だということもよくわかりました。
歯を食いしばってでも、恥ずかしさに耐えて海女にならなければなりません。愛する夫の為にも。
694名無し調教中。:2014/07/17(木) 11:16:08.68 ID:GJcgmhY4
いいですね!楽しみだ。昭和初期に上海女になれなかった裸んぼの外伝もいずれ書いて欲しい。
695海女の住む海.2話:2014/07/17(木) 18:24:32.28 ID:I++XTb+j
毎朝、海女小屋に向かう途中で、中学3年生のチナツちゃんが合流します。
屈託のない明るい子で、あたしのようなよそ者で大人の裸んぼ仲間にもよく話しかけてくれます。
まだ膨らみかけの尖った乳房や、うっすらと股間を覆い始めている陰毛は、まだまだ成長途中を感じさせます。
彼女もまた、そんな自分の身体を一切隠しません。手拭いなんか、ぶんぶん振り回しながら歩いており、
それを見てあたしも身体を隠すのをやめたのです。

最初は遠巻きにして眺めている感じだった見習いの女の子たちでしたが、二日目の朝にチナツちゃんに出勤途中で出会い、
会話をするようになってからは、すぐに打ち解けることができました。
仲良くなってみると、少女たちは実に気さくで、あたしに遠慮することもなく普通の仲間のように接してくれました。
当然オバサン扱いされることもありますが、会話の輪の中にも普通に加えてもらえますし、海女練習の相談にも乗ってもらえます。
逆に、あたしに年上の女としての意見(主に恋話)や、思春期の性の悩みの話をしてくる子たちもいます。

「チエさん、どうやったらチエさんみたいにおっぱい大きくなるのかなぁ」
『サッちゃん幾つ?何歳? 15歳、大丈夫、もう少ししたらすぐに大きくなるよ。おばさんだって成長したの高校からなんだから』

こんな話をしながら、焚火を取り囲んで砂の上に座っています。
唯一の布切れである海女手ぬぐいを、裸のお尻の下に敷いて。

全員、生まれたまんまの素っ裸。
女同士、これ以上ない裸の付き合いです。
696海女の住む海.2話:2014/07/17(木) 18:31:44.60 ID:I++XTb+j
お年頃の女の子ですし、恋話や下の話をすっぽんぽんでしてるのですから、変な気持ちになるのも無理もありません。
女の子同士の触りっこは普通で、全裸のまま抱きついて、手や足を絡ませ合ってふざけています。自ら乳首や股間を弄ったり、
友達にレズプレイを仕掛けるススんだ子もいます。

そんな中ですから、あたしだけが傍観者で居られるわけもありません。いくら年長者だと云っても一糸まとわぬ丸裸、お尻の穴
までさらけ出した姿なのです。どう見てもお高くまとまって居られる格好ではありません。

お姉さんと慕ってくれる女の子たちの手前、年上の女の余裕を見せなきゃと、あたしは体を張って少女たちの猥談の輪の中に飛び込んでい
きました。
よく羨望の声をかけられるおっぱいは自分から揉ませてあげましたし、初体験の話が出たときは、皆んなの前で、大事なアソコも
むき出しにして見せてあげたのです。女同士とは言え、さすがに自分で股間の茂みをご開帳するのは恥ずかしかったのですが、
少女たちは大人のアソコに興味津々に見入っていて、股を広げて自分のアソコと見比べたり(触ってくる子もいました)、男性のアレが入
るとどうなの
か、本当に気持ちいいのかとか質問攻めしてきたりと、とんだ性教育の時間にあたしは赤面しながらも、
なんとなく、絆ができつつあるかな、という小さな安らぎを感じていました。

今にして思えば、おそらく、この時の体当たりのスキンシップが、後々まであたしを苦しめる原因になったのだろうと思います。

見習いを始めて1ヶ月が経ったある日、ついに恐れていた日がやって来てしまいました。
あたしと2人で見習いを続けていたミノリちゃんがアワビ10個の目標をクリアして裸んぼを卒業し、全裸海女はあたし1人になってしまった
のです。

(第2話・完)
697652@海女の住む海:2014/07/17(木) 18:44:35.08 ID:I++XTb+j
何とか第2話完
次から本格的にいぢめられます
698名無し調教中。
なんてチンコに悪い小説なんだ
期待しか出来ない
そして>>694同様裸ん坊エンドも見たいですね
今の段階でもどちらに堕ちるかわからないドキドキ感があるw