かわいい女の子を強制肥満化其の7

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無し調教中。
かわいい女の子に高カロリーの食べ物を無理やり食べさせて、
太らせたくないですか? (初代スレ>>1の発言より)
尚、強制肥満化ネタならばなんでもOKのようです。
肥満化SS、イラストの投下も大歓迎です。
ただ鬼畜ネタ等の場合は注意書きを入れた上で出すのが吉かと。

前スレ
 ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1171554229/

まとめサイト(SS・肥満化絵・データベース有り)
 ttp://www.geocities.jp/sandanbaraiyayo/index.html

関連スレ
【ぽっちゃり】肉スレ【でぶ】4kg増 
 ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erocg/1174316805/ 

豊満な女体を愛でるスレ その7
 ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1177250306/


引き続きマターリいきましょう。(    ´   ∀   `    )
2名無し調教中。:2007/07/03(火) 22:39:10 ID:2WKVJjPU
2GET
3名無し調教中。:2007/07/03(火) 22:42:22 ID:kOyOkwJQ
このスレも7代目か
意外と需要あるもんだな
4ZEN648:2007/07/03(火) 22:45:47 ID:Z/jnfing
ならばここで続きを書けばいいかな?
5名無し調教中。:2007/07/03(火) 22:46:33 ID:Q2GMIF9u
>>1
肥満化の輪がどんどん広がりますように
6名無し調教中。:2007/07/04(水) 00:35:48 ID:273I3ea8
スレ立て乙
>>4もがんがれ

ところでなんか重複してる
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1183468548/l50
こっち↑のほうが時間は先だけど
スレタイミスってるし、2レス目でいきなり荒らされているから
こっち↑のほうは消したほうがいいかと
7名無し調教中。:2007/07/04(水) 00:48:07 ID:vEzcpaNL
ZENって何だ?と思ったら前のことかw
期待してるから頑張ってくれ。

>>6
誰か削除以来出してくれるとありがたいな。
8名無し調教中。:2007/07/04(水) 06:56:56 ID:+Jbqegcj
ほしゅ
9名無し調教中。:2007/07/04(水) 13:05:39 ID:h4e2IiDS
前スレ>>999
それ自分で続編投稿させてもらおうと執筆してみたが
何度未完駄文をゴミ箱に投げ入れたか覚えてないわ
10ZENスレ648:2007/07/04(水) 15:37:07 ID:D4zKig4H
ああ、欲皿か……俺の趣味にもろヒットだったな……
11名無し調教中。:2007/07/04(水) 18:17:49 ID:+Jbqegcj
サゲましょう
12名無し調教中。:2007/07/04(水) 18:58:23 ID:nYJYOEVs
sageの意味がやっとわかったよ・・・遅っ!
13名無し調教中。:2007/07/04(水) 21:31:36 ID:gT6Tituu
前に話にでたあいこらの画像ひろったんだけど
例の掲示板にupしてみていいか?
14名無し調教中。:2007/07/04(水) 22:00:40 ID:d568x136
是非とも頼むよ
15名無し調教中。:2007/07/04(水) 22:17:44 ID:gT6Tituu
一応upした
しょっぱなからミスったwww
もう一枚あったんだけど、大きすぎて無理だった
16クラス:2007/07/04(水) 22:19:22 ID:piLbSB2I
肥えよ剣、検索してみ。
17まとめサイト”管理”人:2007/07/04(水) 22:43:00 ID:yblaMezO
>>1
乙。
新スレ移行に伴いまとめサイトも更新しますた。
18名無し調教中。:2007/07/05(木) 00:12:03 ID:8rV0GRnz
アイ・チテル!で、フィーダーの男が出てる!!!!
ウヒャアアア
19名無し調教中。:2007/07/05(木) 00:18:39 ID:yCL5j/gz
>>18
黙ってりゃ、捕まらなかったのにね。もったいない。
20名無し調教中。:2007/07/05(木) 00:24:23 ID:8rV0GRnz
>>19
その道に目覚めさせれてやれば完璧だったのになw
無理か
21名無し調教中。:2007/07/05(木) 20:24:33 ID:d0spT4g8
>>17
更新乙です
ところで656氏のSSを更新するのを忘れていませんか?
既にお気づきになっていたらいいのですが
22ZENスレ648:2007/07/05(木) 21:13:27 ID:ovqDj0Zq
…ちなみに俺も微妙に追記しているのを忘れ去られている……
23名無し調教中。:2007/07/05(木) 21:17:44 ID:GkEXqfdJ
>>22

しつこいようだがsageようよ
24まとめサイト”管理”人:2007/07/05(木) 21:53:11 ID:uDJP3iAK
>>21-22
忘れてないですぜ。
ただキリがあまりよくないのでもう少し進んだところで更新しようかと。
25名無し調教中。:2007/07/05(木) 22:19:52 ID:d0spT4g8
>>24
了解
早レスいただきありがとう
26ZENスレ648:2007/07/06(金) 01:50:23 ID:+xRg1Tsf
sage忘れに関してはすみません。
キリが悪い……確かにそうだ……、よし、気合で一気に作ろう!!
ちょっと気になるのは、俺のイメージがみなに伝わっているのだろうか?
27名無し調教中。:2007/07/06(金) 12:28:07 ID:bscmT6NP
>>26
>ちょっと気になるのは、俺のイメージがみなに伝わっているのだろうか?

イメージというか理解が追いつかないのは
・4Kって結局何さ?いつも何してるの?
・何で主人公勢は反則的にむちゃくちゃ喧嘩強いの?
本筋には関係ないのかも知れませんが
説明が足りないと気になってしまうものですよ

ちょくちょく読み手の反応を気にする648氏の態度には好感が持てます
28名無し調教中。:2007/07/06(金) 14:12:51 ID:mA/K02YA
>>16
読んだ。
真面目な戦士が身も心も肥えてだらしなくなる様がイイ。
29ZENスレ648:2007/07/06(金) 15:53:33 ID:+xRg1Tsf
>>27
軽く補足説明すると、『4K』は、主人公たち4人の名字の頭文字がKだから、4人のKという意味で、
 普段は……遊んで、バカやってます。まあ、基本は主人公たち4人しか動かないけど、大事の時は全員で、
 まあ、全員こっちの趣味があったりなかったり、
 実際はモテなくて暇な男子の虚しいから騒ぎしゅうだんってとこですかね。

 主人公たちが強いのは……まあ、仕様ですね、
 相手に恐怖を煽らせるぐらいの能力、まあ、元となった自作品のキャラの使い回しなんで

悪魔を呼び出してロンギヌス・レプリカでぶっさすようなキャラとか、結構気に入ったキャラはいろんなものに使いまわすタイプなんで
30名無し調教中。:2007/07/06(金) 19:56:26 ID:PqDlvB7J
>>29
ぶっちゃけエロくない。
31名無し調教中。:2007/07/06(金) 20:19:20 ID:FCEbWsiU
続きをキボンヌ
32名無し調教中。:2007/07/06(金) 22:00:24 ID:HdOubJ/C
こっちはキャラの性質把握してないってのに説明不足で使いまわすのは・・・
3327:2007/07/06(金) 22:24:12 ID:xm+JOxY6
>>29
ほい、把握した
迅速なレスthx
34名無し調教中。:2007/07/07(土) 17:34:30 ID:ji+TEfQy
35名無し調教中。:2007/07/07(土) 18:17:25 ID:48xl5oAl
>>34
何か新しいネタでも?
説明プリーズ
364スレ150:2007/07/07(土) 18:24:15 ID:48xl5oAl
あ、そうそうプロットが固まったので新しいSSを書き始めた。
ネタは前スレで少し話した異種姦もの

異種姦嫌いなひとは飛ばしてください(異種によるレイプシーンがあります)

前スレの話題に乗り遅れました感があるがファンタジー設定(オリジナル)
<設定>
文明レベルは地球の16〜17世紀頃の感じ
文化はヨーロッパに似てる
この世界と同じ人間が暮らす世界だが、亜人種もいる
魔法や魔術が存在して、みんなその存在を認知している
誰でも魔法を使えるわけではない
374スレ150:2007/07/07(土) 18:29:29 ID:48xl5oAl
「豚の花嫁」

地下牢の中で、鎖に繋がれた女が吼える。

「くっ…よくも私にこんな辱めを…許しはせんぞ…」

睨みを利かせて毒を吐いた女は、この王国の王女であり、名をマリアンヌと言う。
齢は18、この王国の邪教・異端討伐の専門部隊、「聖堂騎士団」の団長である。いや、「団長であった」と言うほうが正しい。
彼女は、悪魔・妖魔を崇拝する邪教教団「宵の明星」を討伐するために教団勢力地に乗り込んだが、団員に扮していた邪教徒によって拉致されてしまった。
そして、邪教徒の地下神殿の内部に位置するこの捕虜収容所へと連行された。
当然、この世界では常識である、魔法封じと人体操作の儀式処理が施された。

「あらぁ、団長さまは高貴なご身分に似合わず勇ましいわねぇ。流石だわぁ。」

捕らわれの王女を見下ろす、粘りつくような声が印象的なこの女性は「宵の明星」の高級幹部、呼び名を「イサベラ」という。
彼女の本名は定かではないが。
黒い布のドレスを纏った彼女の身なりは、邪教の尼にふさわしいものだった。

「さぁて、どれくらい太ったかしらぁ?」
「ひゃぁっ!?」
「うふふ…かぁわいいお声…クスス…」
「…くっ」
384スレ150:2007/07/07(土) 18:30:25 ID:48xl5oAl
イサベラはマリアンヌのわき腹をさぐる。イサベラの細く、赤いマニキュアが映える白い指は、マリアンヌのぷよぷよとした腹に埋もれる。
マリアンヌの肉体は、全体をふよふよとした柔らかい肉によって包まれていた。
丸みを帯びた、ぽっちゃりとした肉体は、マリアンヌが富貴の生まれであることを考えれば不自然ではないかもしれないが、
今の肉体はマリアンヌの本来の肉体ではない。
聖堂騎士団団長の地位は消してお飾りではない。王国の安寧を脅かす邪教徒を討つために、屈強な戦士ばかりを集めた最精鋭集団が「聖堂騎士団」である。
団長は彼らの長としてふさわしいように武芸に秀でていなければならない。
マリアンヌは、王家の指南役から武術と魔法戦闘の稽古を受けるとともに、戦闘にふさわしい肉体づくりに努めていた。
これはマリアンヌ自身が望んでいたことである。
結果、マリアンヌの肉体は鍛え上げられ、引き締まっていながら、しなやかな、豹のような容姿を誇った。
貴族たちはそんなマリアンヌを見て、彼女を伝説中の「戦乙女」に喩えたという。

しかし、今のマリアンヌには、かつては無縁だった贅肉がついている。

マリアンヌが地下牢に繋がれてから一ヶ月、マリアンヌは特に拷問や暴行を受けなった。
その証拠に、彼女の肌には捕虜囚にはつきものの傷やアザがついておらず、絹のような美しさを保っていた。

マリアンヌが強要されたのは、ただ「出された食事を食べ続ける」ことだけだった。
断ることは無理であった。彼女が指示に従わないと言えば、別の牢から捕虜が連れてこられ、彼を殺すぞと脅された。
国民を愛する彼女は、「食事をし続ける」という奇妙な指示に従った。
394スレ150:2007/07/07(土) 18:31:40 ID:48xl5oAl
食べ続け、食べ続け、食べ続けた。
山盛りの食事を、最初は一日三食、そのうち一日四食、五食と、
出される食事のペースは日に日に上がっていったが、捕虜を死なせはしないと、彼女は懸命に食べ物を詰め込んだ。
牢屋暮らしで、そんな生活を続ければ、当然過剰な栄養が彼女の肉体を肥えさせる。
まず腰まわりに肉がつき、次いで尻が膨らみ、腿が太くなった。
そして一ヶ月が経過した今では、引き締まった肉体にひとまわり大きく脂肪が被さった感じにぽっちゃりとしてしまった。
身体のどこを触っても、ぷにっとした脂肪が指でつまめる。
男性の彫刻像のように浮かび上がっていた筋肉の筋も、全身くまなく覆った脂肪で見えなくなった。
捕虜の命を守るためとはいえ、戦うために築いてきた完璧な肉体を、倒すべき敵によってその完璧な調和を崩されるというのは、
彼女にとって屈辱だった。

「くっ…私を太らせたところで、私の心の中にある、お前らへの敵意は消せはせんぞ!」
「ふふふ…大丈夫よぉ…そのうちに私たちと仲良くなれるわぁ…」
「何っ…!?」

マリアンヌはその時、その言葉の真意を掴むことができなかった。
404スレ150:2007/07/07(土) 18:33:41 ID:48xl5oAl
そして更に一ヵ月後

「ふぅー…ふぅー…暑い…この牢の暑さは何とかならないの…?…ゴクッゴクッ…」

牛乳をガブ飲みしながら、王女は汗をぬぐう。
確かに地下の牢は蒸し暑いが、彼女の感じる暑さの半分は、彼女の贅肉のせいである。
一ヶ月の間に、彼女の身体は肥満の入り口とも言えるほどになった。
この世界の若い娘、とりわけ宮中の娘の間では、痩せ身が理想とされているので、この世界の価値観に照らし合わせると彼女は立派なデブと言えるかもしれない。
腹は丸く酒樽のように突き出し始め、座ると丸い肉団子になる。
尻も横に幅をとるようになった。ブヨブヨな腹を持ちながら、大きな尻のせいで、シルエットの上は「結果的に」くびれている。
凛々しい女戦士の顔も今では、ぽちゃぽちゃとしたデブの顔になりつつあり、迫力や凄みというものを感じさせない。
ぶっとい脚は、足首の少し上でやっと両足の隙間が現れるほどだ。

「おデブちゃぁん、元気に太ってるぅ?」

イサベラがやってきた。家畜の成育を見る牧場主のように、マリアンヌの肉体を眺める。
マリアンヌの腕をつかみ、柔らかい二の腕をむにゅむにゅと揉む。

「…っあ!」
「ふふふ…いい肉付きだわん♪こっちのほうはどうかしら?」

イサベラは背後に回り、マリアンヌの脇の下から手を入れ、太鼓腹を後ろから両手で持ち上げる。

「あははっ…すっごーい♪お肉がみっちり詰まってるわぁ♪」

イサベラは玩具を手にした子どものように、マリアンヌの腹肉を上下に揺さぶる。

   …ぶるん、ぶるん…

「あ…はっ…やめっ…やめろぉ…」
414スレ150:2007/07/07(土) 18:35:09 ID:48xl5oAl
抵抗の言葉を示してはみるがが、顔は屈辱に赤くなる。
それだけ、腹に感じる肉の重みは、自分が紛れも無く敵に太らされた事実を感じさせるのだ。

「ねぇ悔しい?敵に自慢の肉体を脂身漬けにされるのは悔しいかしら?」
「うっ…貴様らなどに……」
「あっは、かわいい♪その強気な態度が、もっといじめたくなるわぁ…」

イサベラは両手を腹肉から離し、その手をすぐに胸へと移し、鷲づかみにした。

「あっ!や、やめろぉ!!」
「ふっふっふ…かぁわいい反応…生娘みたい…聖堂騎士団の団長は処女だっていう噂だけど、本当みたいねぇ…」

マリアンヌの乳房はもともと、女性の気高さを象徴するかのように、大きく、整った形をしていた。
武芸の稽古をする彼女は、その胸が少し邪魔だと思っていたのだが…
その胸は、肥満化に伴って、更に大きくなった。
元から大きな胸が巨大化すれば、それは大きすぎるというもので、
美しいバストラインは、均衡を失い、ただ大きいだけの肉の塊へとなりつつあった。

「やっぱり今夜で十分ね…」
「え?な何を…!?」
「今夜また迎えに来るわぁ…」
424スレ150:2007/07/07(土) 18:41:06 ID:48xl5oAl
さて、もっとできてるんだけど
連投もなんだし、様子見もしたいので
ここで一回投稿をやめます

今までの反省を生かし、肥満化シーンを冒頭から描写してみました
テーマは「高貴な女戦士がぶくぶく太らされて豚になる」です
暖めていた異種姦アイディアに、前スレ975(976)さんの意見を加え、男は描写できないので
魔物で代用します

イラストも構想中です
それではノシ
43名無し調教中。:2007/07/07(土) 18:42:13 ID:gfjJIEZJ
ぬ、いいところで終わらせやがって畜生
もっと読ませろ!もっとだ!

続き楽しみにしてる
44名無し調教中。:2007/07/07(土) 19:49:53 ID:VeMFf8MO
理想的な肥満化だわ。
もっと乳と肉を!!
454スレ150:2007/07/07(土) 21:58:13 ID:48xl5oAl
さてと、楽しみにしてると言われたら出すしかないな
異種姦注意です

〜ここから〜
その日の夜、邪教徒がやって来て、マリアンヌは手枷をはめられ、牢を出された。
邪教徒に槍を突きつけられながら、マリアンヌは階段を下り、大きな洞穴にたどりついた。
燭台が並べられた中央に、黒いベールを纏ったイサベラがいた。

「来たわね、子豚ちゃん。」
「貴様、こんな所に連れてきて、一体何をするつもりだ!」
「ふふふん…声が震えてますわよ、分かるわぁ、怖いんでしょう…?」
「な、何を言う…」

正直、マリアンヌは恐怖していた。
邪教徒は生娘を邪神の生贄にすることがあると聞いていたからだ。

「覚悟は決めている!この私が死のうとも、正義を行う者がいる限り、邪教が栄えることはありはしないっ!」
「あはは、大丈夫よん♪死にはしないわぁ…死にはね…」
「な、何…?」
「むしろ、あなたには長生きしてもらいたいのぉ…『豚の花嫁』としてねぇ…」
「豚の…??貴様、どういう意味だ!?」
「見せてあげるわぁ…いらっしゃい、『豚の王』ピグシーちゃああん!!」

ピギイイィィィィーーーーーッッ!

洞穴の横穴から甲高い鳴き声が挙がった。人の声ではない、獣の声だ。

…フゴッ… …ゴフッ…

横穴から、人間の何倍もある大きな山のような影が現れた。その姿は暗くてよくわからない。
荒い息遣いが、地を這うように、マリアンヌたちに近づく。
464スレ150:2007/07/07(土) 21:59:54 ID:48xl5oAl
「来たわよぉ…」

ロウソクの明かりに照らされ、『それ』の姿が明らかになる。

「きゃあああっ!これはっ!?」

マリアンヌは、その醜悪な姿に絶叫する。
ロウソクの灯りが映したもの、それは巨大な豚の顔だった。
全身の姿が見えてくる、それは、『半豚人』と呼ばれる、半豚半人の魔物であった。
半豚人は、かつて人間の集落に対して襲撃と略奪を繰り返したので、聖堂騎士団の討伐の対象になり、20年前に王国領内からはほぼ絶滅したと見られている。
半豚人の存在は、マリアンヌも知ってはいたが、今目の前にいる半豚人の姿は、彼女の知識の半豚人とは一致しない。
半豚人は、厚い脂肪を覆い天然の鎧とするので、丸々とした体型を持つのだが、この半豚人は、並みの個体の十倍は目方がありそうな超肥満体だった。

プギイイィィィーーーッ!!

「こ、こんな…大きい半豚人が生き残っているなんて…」
「ふふふ…この子は特別仕立てよ…」
「特別仕立て…??」
「そう、アナタのお父様が半豚人を殺しまくって、最後に生き残ったオスの半豚人たちが、私たち『宵の明星』にすがって来たの。かわいそうだったから、
助けてあげることにしたんだけど、その時既に、種族の存続が危うかったの…メスは全滅してたのね…で、教団の秘術を使って最後の雄豚たちをひとつに合体させたの。」
「ひとつに合体…??」
「そう、生き残ってたのは半豚人の族長クラスで、一番生命力が強い彼らを融合して不老不死に限りなく近い一体にしたのぉん。これを私たちは『豚の王』と名づけたわぁ」。
「『豚の王』…」
「あだ名は『ピグシーちゃん』よん♪私がつけてあげたの。」
47名無し調教中。:2007/07/07(土) 22:01:37 ID:VeMFf8MO
かなりたまらんわ。

でも、これくらいの肉じゃ豚王は満足しませんよね!
「もっと太れ」って言うに決まってますよね!
484スレ150:2007/07/07(土) 22:01:40 ID:48xl5oAl
フゴォォーーッ!ふしゅる…ふしゅる…

『豚の王』は雄たけびをあげ、ヨダレを口からダラダラ垂らした。
半豚人は、本来それなりに知能の高い種族であり、人語も解するのだが、この『豚の王』は狂った獣のように叫ぶだけだ。

「自我の融合に失敗して、知能は低下しちゃったけどねん♪」
「なんで、融合なんて…」
「待つためよ…半豚人復活のため、半豚人の種を残し、種を受け入れる『器』が見つかるのを待つために、不老不死に近い身体を選んだのぉ…」
「器…?…メスの半豚人のこと…?…でも全滅したんじゃ?どこかに生き残っているの?」
「あらぁ…『器』はあなたよぉん♪」
「えっ!?」
「種を異種のメスに植え付け、新しい存在として半豚の血を復活させる…新世代の祖たるメスにはそれなりの魔力を持った個体でなくてはダメェ…」
「それで…王家の私を!?」
「理解が早いわぁ…お姫様は聡明だわん♪そう、この国でもっとも潜在的な魔力が強いのは王家の血統ですもの…しかもあなたは自ら戦士として心身を鍛えてくれた…最高の器だわぁ…」
「そんなこと…されてたまるかぁっ!?」

マリアンヌは、枷のない脚でイサベラに膝蹴りを食らわせようとしたが、動きを読まれ、かわされてしまった。
逆に、イサベラが指を鳴らすと、マリアンヌの身体から力が抜け、マリアンヌがガクッと地に伏せた。

「あなたの身体には、魔法封じと人体操作の儀式処理がしてあるのをお忘れぇ?」

イサベラが念力できりきりとマリアンヌの手を締め上げる。

「くっ…うっ……」
「さぁ、種付けの時間よぉ…あれを見てぇ…」
「ひっ!!」
494スレ150:2007/07/07(土) 22:04:13 ID:48xl5oAl
豚の王は起き上がり、逞しいオスの生殖器をマリアンヌに見せ付けていた。
睾丸は人間の頭ほどに膨れ上がり、絡みついた血管が脈を打っていた。
陰茎は荒武者の振るう大型の棍棒のようであり、パンパンに膨れた亀頭からはトロトロと透明な体液が溢れていた。

「あれでも、人間向きのサイズに制御したのよぉ…ふふ…よほど嬉しいのね、今にも破裂しちゃいそう…」

…フシューッ!フシューッ!…

「ひっ…いやぁ…近寄るなぁ…」

マリアンヌはガタガタ震えるが、魔法によって力が抜けて立ち上がることも這いつくばって逃げることもできない。

ガッ!
「!」
ガバッ!
「…っゃ!…」
グイッ!グイッ!
「っや!嫌っ!やああ!!」

豚の王は震えるマリアンヌの脚をその大きな腕でつかみ、むりやりその巨大陰茎をマリアンヌの秘所にねじ込もうと腰を前後する。

「いやっ!痛いっ!…ムリよっ!入んないぃぃ!!」
504スレ150:2007/07/07(土) 22:07:57 ID:48xl5oAl
さっきまでの威勢が嘘のように、小娘らしく泣き叫ぶマリアンヌ。
豚の王の陰茎から、じゃぶじゃぶと勢いよく先走り液がマリアンヌに対して噴出される。そのしぶきはマリアンヌの顔にまで飛びかかった。
突かれる度に、肥満したマリアンヌの全身の脂肪がぶるんと揺れる。

「そうねぇ、キツそうねぇ…よぉし!あなたたち、手伝うわよ!」

このままでは拉致があかないと、イサベラは手下を引き連れ、マリアンヌの元へと歩み寄る。
そして、手下たちはマリアンヌの重い身体をM字開脚にして持ち上げる。
幼児が小水をするときに母親に抱かれているホーズのようだ。
マリアンヌの顔は既に涙でぐちゃぐちゃだ。

「さぁピグシーちゃん、手伝ってあげるから、『ちんちん』の格好しなさぁい。」

豚の王はヨダレを垂らしながら、イサベラの声に従う。

「さぁ、入れるわよぉ…」
「嫌っ!やだやだ!豚のなんて入れたくなぁい!!」

イサベラが手をあてがい、指で「穴」を開き、豚の王の陰茎にあてる。

「さぁ、押して!」
「いやぁ!止めてぇ!!…許してぇ!許してぇ!!」
514スレ150:2007/07/07(土) 22:09:59 ID:48xl5oAl
邪教徒たちがマリアンヌの背を押し、彼女を豚の王に「刺そう」とする。
少しずつ、先端がマリアンヌの体内に飲み込まれていく。

「いくわよぉ…そぉれ!」

イサベラがマリアンヌに体重をかけた瞬間、マリアンヌの身体がずるっと下がった。

ずぼおぉっ!

「!!…〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!??」

声にならない声を上げるマリアンヌ。
今まで誰にも許したことの無かった彼女の聖域が、魔物の陰茎に犯された瞬間だった。

「さぁ、ピグシーちゃん…20年間溜まりに溜まったものを晴らしなさい…うっかり壊しちゃうんじゃないわよぉ…」
ピギィーーッ!ピギィーーッ!
「ひっ…いっぐ…ぇ…うぁぁ……」

豚の王は念願の『花嫁』を両手に抱え、奇声を発しながら陰茎の先端で上下させてマリアンヌを犯した。
たわわに実ったマリアンヌの爆乳が、ちょうど豚の王の目の高さでぶるんぶるんと上下に弾み、豚の王を余計に興奮させた。
(半豚人のオスはよく肥えたメスがメスの半豚人、人間の女の別問わず好きなのだ。)

「うっふっふ…ピグシーちゃん、タマがぷるぷるしてきたわよ…もう出そうなのかしらぁ…?」
「え!?で、出る!?…いやっ!それはいやぁ!!」
…ハッ…ハッ…ブヒッ!ブヒッ!…
「そうよねぇ…そのためにその姿になったんですものねぇ…さぁ、たっぷり出しなさぁい…」
「いやっ!!ダメェェ!!嫌だ!豚の仔なんて孕みたくなぁい!!」
「孕むのよ!アナタは『豚の花嫁』なのよ!」
524スレ150:2007/07/07(土) 22:14:44 ID:48xl5oAl
じゅぷっ…ちゃぽっ…くっちゃくっちゃくっちゃ…

ごふっ!ごふっ!

「はぁっ!?はぁんっ!!(嫌だ…私…豚に犯されてる…………)」

豚の王の息遣いが荒くなり、体位を変えマリアンヌを地面に力いっぱい組み伏せる。
身体のサイズはだいぶ違うが、獣にふさわしいバックの姿勢だ。
これこそがメスを孕ませるための交尾の体位だ。

「あっ…いやっ…ダメ…抜いてぇ…いやあああっ」
「……いくわね…」

マリアンヌもイサベラも、魔法知覚によって豚の王のドス黒い感情を読み取り、「その瞬間」を感じた。



  ぶ ぴ ゅ っ!!

…どくっ!…  …どぷっ!… …どぷぷぷぷぷぷ…
びゅるっ!びゅるるるるる………
534スレ150:2007/07/07(土) 22:17:30 ID:48xl5oAl
精液がマリアンヌの膣内のもっとも深いところへ勢いよく放出された。
粘り気のある半豚人の精液はたちまちマリアンヌの若い「新品の」膣内のすみずみまで侵しつくした。
人間のレベルを遥かに越える大量の精液は、もちろんマリアンヌの体内に収まりきれずに白い軌跡を描いて体外へと溢れ出す。

ビューッ!
  ビューッ!
「ああぁぁ!?ああぁぁああぁぁぁぁぁぁぁ…!?」

マリアンヌの顔が絶望感に染まる。
対照的にイサベラは歪んだ笑みを浮かべていた。
イサベラの胸は高貴な乙女の純潔を醜い雄豚に捧げた征服感でいっぱいだった。

現時点で完成したのはここまでです。それではノシ
54名無し調教中。:2007/07/07(土) 22:24:46 ID:VeMFf8MO
お疲れ様です。
続きが凄い楽しみです
554スレ150:2007/07/07(土) 22:51:56 ID:48xl5oAl
>>54
感想ありがとうございます
ファンタジー世界設定は初めてなのですが
オリジナル世界で世界観は飲み込めますでしょうか?
(本格的なレイプシーンも初めてなので情景が伝わるかどうか不安…)
56名無し調教中。:2007/07/07(土) 23:45:49 ID:VeMFf8MO
>>55
ストレートなエロさは思い切り伝わってきたけど(凄い良いと思う)
肥満という要素がちょっと少ないのが残念かな?
この後、再度肉要素を絡めると、少なくとも俺は幸せになります
57名無し調教中。:2007/07/08(日) 00:24:56 ID:mKtOZf7h
>>55 おつです!!
つづきは黒愛にたく孕んでおなかが大きくなってなお犯されまくるんですかね?
たのしみです^^
58名無し調教中。:2007/07/08(日) 01:04:27 ID:riuFIZ8J
妙にレスが進んでると思ったら久々に150氏の長編か!
太らされる屈辱をじっくりと書いてやって下せえ。
594スレ150:2007/07/08(日) 02:09:55 ID:+aHcgAQQ
レス感謝です
>>56
どうしてもこの部分は種付けがメインですねぇ
物語の根幹に関わる部分なのでしばらく辛抱してくだせぇ
>>57>>58
黒愛ってのは知りませんでしたが…先の展開についてはまだ内緒で
さて、早いとこ子づくりシーンを終わらせたいので、今日書いた部分を上げます
604スレ150:2007/07/08(日) 02:11:06 ID:+aHcgAQQ
ぬちゃぁ…

邪教徒たちがマリアンヌを豚の王から「抜く」。
マリアンヌの股間が糸を引き、豚の王の股間から離れる。

オオアアア…ブゴォ…

「ピグシーちゃんったら節操がないわねぇ…ちょっと休憩よ。」

豚の王は名残惜しそうに呻き声を上げる。
驚くべきことに、未だ射精は止まらず、トクトクと先端から白い精液が噴き出しては
なお上を向いたままの陰茎をつたい地面に垂れた。

「そのうち毎晩何回でもできるようになるから、今夜はこれでおしまいよぉ♪じゃあねピグシーちゅあん♪」

ブゴッ!コビィィッ!!

「うふっ、かわいい子♪さぁ、お嫁さんを牢に戻しなさぁい!」

酷い悪夢に打ちひしがれて、呆然としているマリアンヌは、教団員たちに引きずられて、洞穴を後にした。
614スレ150:2007/07/08(日) 02:12:40 ID:+aHcgAQQ
ドンッ!

マリアンヌは牢の床に乱雑に放り込まれた。

「ピグシーちゃんとのステキな初夜はいかがだったかしらぁん?あ、そういえば初体験でもあったのよねぇん?感想が聞きたいわぁ♪」
「…うっ…貴様…いっ…王家のっ…娘であるわ…私に…ご、こんなことしてタダで済むと…思うなよぉ…」

うつぶせになりながら、マリアンヌはその青い瞳をイサベラに向けた。
邪教徒に虚勢を張るが、嗚咽が混じり、言葉にならない。
誰が見ても空しい抵抗だった。
イサベラはさらりとマリアンヌの虚勢を無視して、続けた。

「さぁて、もうすぐだと思うのだけどぉ…」
「もうすぐ?何がだ!?」
「感じない?お腹の奥底で、アツアツの豚精液が 『疼く』 の・が♪」
「う、疼く?だとぉ…?」

マリアンヌは、豚の王に射精された時より現在まで、下腹部の内側に貼り付くような熱い感覚を感じていた。
生まれつき神経感度の高いマリアンヌにとっては耐え難い不快感。
今夜が初体験であったマリアンヌは、膣内射精とはそういうものだと思っていた。相手が半豚人ならばなおさらのことだと思った。

「疼く…何が…?」

  <<ドクンクッッ!>>

「!?…やっ…何?」

頭の中まで響くような、鼓動に似た感覚が全身を駆け巡った。
624スレ150:2007/07/08(日) 02:14:00 ID:+aHcgAQQ
「はぁっ…やぁ…何!?…お腹がッ…お腹が熱いぃぃ!?」
「…始まったようね。」
ビクッ!ビクビクンッ!!
「やはぁ…体が…ヘン!?…な、何か来るうぅ!?」

マリアンヌは腹部を押さえてうずくまる。全身が痙攣し、発熱と悪寒を同時に感じる。
苦しむマリアンヌの腹部に、イサベラは手をあてがう。

「ふふふ…『視える』わぁ…」

イサベラがやっているのは、肉眼では見ることのできない者を感覚的に把握する「心眼の術」の一種である。
これを肉体に対して行えば、体内の臓器や組織の活動を直感的に理解することができる。

「アナタにも『ヴィジョン』を分けてあげるわぁ…」

イサベラはもう片方の手をマリアンヌの額にあてる。イサベラの視ている情報を、マリアンヌと共有するためだ。

「視えるかしら?これが何だか分かるかしら?」
「これは…いやあぁ!?」

イサベラの手を介してマリアンヌの脳裏に浮かんだビジョン、それは、輝く球体に、数え切れないほどの蛆のようなものがたかっている光景だった。
直接見た事は一度も無いが、魔法生理学の講義で学んだことがある。
これはまさしく、精子が卵子と結合しようと殺到している場面である。
634スレ150:2007/07/08(日) 02:15:18 ID:+aHcgAQQ
―豚の精子が―
自分の卵子に受精する―

「いやあああっ!来ないでぇ!?」
「精子に何を言ってるのかしらん?さぁ、新しい命の誕生よ。豚の赤ちゃん孕みなさぁい♪」
「やだやだやだ!孕みたくない!豚の赤ちゃん…赤ちゃんいらない!!赤ちゃんいらないぃ!!」
「赤ちゃんつくるために、今夜にしたのよ?占術で排卵日を割り出したの♪さぁ、一番元気な子が『来る』わよぉ?」
「嫌ぁ!いらない!いらないぃ!…ひっ!?いやあああぁぁ!!」

―その瞬間は実にあっけなかった。

<<ドクッ!……キューーーーンッッ!!>>

「!!…はぁ…ああぁぁぁ!!??」
「『入った』わね…」

残酷にも、魔法知覚が鋭いマリアンヌは自分の胎内に、自分とは異質の魔力を放つ存在が生まれたことを敏感に感じ取ってしまった。

「はぁ…嘘…あぁぁ…赤ちゃん…豚の赤ちゃん………ああああぁぁぁぁぁぁぁ…」
「おめでとうを言うわぁ。正真正銘、アナタの卵子に豚の子種が植えつけられてデキた、アナタの赤ちゃんよ。」
644スレ150:2007/07/08(日) 02:21:52 ID:+aHcgAQQ
「はぁぁ…あかひゃぁん…?……」

ピピッ…プシュッ…プシュシュッ…
しょしょわああああああぁぁぁぁ……………

「あらあら、お姫様ったら『粗相』なさって…いけませんわぁ…」

絶え間なく続いた恐怖によって溜まりに溜まったものが絶望により溢れ出たのか、マリアンヌは小水を漏らした。
そして尿を失禁したまま脱力し、放心状態になった。

「あなたたち、タオルを持って来なさい。お嫁さんが汚れてしまったわ。」

教団員が指示に従って牢を出て行く。

「うふふ…豚の赤ちゃん孕んで、これで『豚の母』になったわけね♪さぁこれから元気な赤ちゃんを産むために、たぁっぷり 肥 っ て もらいましょう…ふふふ…」

イサベラは今や「母」になったマリアンヌを見て、嬉しそうに笑った。

以上で今夜はおしまいです
おやすみなさいノシ
65名無し調教中。:2007/07/08(日) 02:22:34 ID:BQSIhMWx
おつかれ
次の展開に期待
66名無し調教中。:2007/07/08(日) 02:32:10 ID:6ofiEqKx
お疲れ様。
二段構えにしてくれてありがとう!
超楽しみ!
67名無し調教中。:2007/07/08(日) 14:34:49 ID:fTuVPj+7
「ねえ、見て、見て、こっちに来て」
3ヶ月前から付き合っている美紀が呼んでいる。

美紀「ミニスカ買ったの。どう?」

目の前に美しく太いぴっちぴちのおみ足が2本。
もうよだれがたれてきそうだが、ここは我慢。

俺「まるで丸太棒だな」
美紀「この前は大根だったじゃない。また太ったっていうこと?」
美紀「ゴボウのような脚とか、脚が細くていいね。とかはあきるほど言われたけど
    そんなこと言われるの初めて。ぷんぷん。もう帰る。」

ああ、本当に帰ってしまった。
いつもこんなもんだから、慣れてはいるけど。

彼女の言っていることはうそではない。
1年前に、初めて彼女に会ったとき、すごく細い脚だった。
その頃は、決して肌を見せるなんてことはなく、いつもジーンズかパンツスーツだった。
だから、本当にどれくらい細かったのかは正確にはわからない。
68名無し調教中。:2007/07/08(日) 19:09:11 ID:mKtOZf7h
4すれ150氏 GJ!!
是非 絵でみてみたいです^^
つづきたのしみにまってます。
69名無し調教中。:2007/07/08(日) 20:19:11 ID:0MrBerlO
150氏乙

スタートからスレが潤っているのはイイことだ

70名無し調教中。:2007/07/08(日) 23:32:32 ID:Ec4PNZTP
4スレ150氏
乙です。
設定からN3のインフィをイメージして
ハァハァ(*´д`)してますw
続きが楽しみ 
714スレ150:2007/07/09(月) 01:08:58 ID:hy978FxM
感想・応援ありがとうございます
週末を利用してちょっと筆が進みました
さて、本日の完成分ですが、最初に注意事項があります
本日分には

「大便の排泄行為」

の描写があります
予めご了承ください
724スレ150:2007/07/09(月) 01:12:52 ID:hy978FxM
マリアンヌの「初夜」から1週間後―

もぐもぐ…もぐもぐ…
   もぎゅ…もぐもぐ……

「さぁ、お替りよ♪」
「ぷぅ…お願い…もう食べられない……少し…休ませ…」

マリアンヌは、この1週間ただただ運ばれてくる食事を腹に詰め込む生活を強いられてきた。
そのペースは、受精前の肥育生活の比ではない。
もちろん肉体はそれだけ速いスピードで肥えていった。
この1週間での変化といえば、顎の下に僅かだが、しかししっかりと確認できる厚みの脂肪がつき、二重顎の形成が始まりつつあった。
顔つきも1週間という短い期間で変わった。1週間前はふっくらと脂肪がつく程度だったが、今は頬の肉が厚くなり、頬を中心に顔が腫れ上がってきた。
へそ周りのダブダブした余計なお肉が目につくようになった。
後方から見る背中のシルエットも、どことなく、しかし確実に丸っこいものに変わった。

「げふっ…もう…お腹が…パンパンで…食べれな………」
「だめよぉ……元気な赤ちゃんを産むためには、もっと肥えなくては…初産が肝心なのよぉ。」
734スレ150:2007/07/09(月) 01:15:15 ID:hy978FxM
妊娠が確定したマリアンヌだったが、特に今のところは(肥満化を除いて)体調に変化はない。
ただしそれは肉体的な問題であり、精神面では違った。
しかし彼女が魔法知覚を研ぎ澄ませば、体の奥底に、新しい生命が存在することを、純白のシーツに墨の染みを見つけるが如く感じ取ってしまう。
彼女はそれがたまらなく嫌だった。
常に鍛え上げられ、聖堂騎士団長として、王家の娘として最も清廉でなくてはならない自分の肉体に、邪悪な魔物の仔が宿った…そのことを思い出しては、マリアンヌは毎晩ベッドで涙を流した。

「元気な豚の仔を産むのよぉ♪」
「嫌っ!そんな…そんなこと…あるものですか!……ムリよ!…王家の血統である私から、妖魔の仔が育つはずは…」
「そのヘンは術法ですべて解決ずみよん♪もともと半豚人はよく人間の女を犯して仔を産ませるし、難しいことではなかったわぁ…」
「…うぅあ…嘘だ…嘘……」
「嘘ではないわぁ♪豚の子種とアナタの母胎とのマッチングは成功♪順調♪絶好調♪アナタのお腹の中では豚の仔が質の高い魔力を吸収してスクスク育っているわぁ♪」

イサベラはマリアンヌの柔らかい腹部を撫でた。指が触れると、腹肉がムニュムニュと波打った。

「今は魔法知覚を使わないと感じないくらい小さいけど…すぐに大きくなるわぁ…半豚人の妊娠期間は3ヶ月…3ヶ月後が楽しみだわぁ…」
「さっ…3ヶ月…」

半豚人は妊娠期間が短い。妊娠してから出産まで僅か3ヶ月である。
オス半豚人の旺盛な性欲と相まって、半豚人はあっというまに増えるので、半豚人の社会は恒常的に食糧不足であり、それが人間を襲った主要因であった。
744スレ150:2007/07/09(月) 01:16:12 ID:hy978FxM
「(3ヶ月後に…私、豚の赤ちゃん産んじゃうの…?)」

たった3ヶ月先に訪れる悪夢の日。3ヶ月という時間の短さに、マリアンヌは真っ暗になる。
妊娠期間が短いということは、それだけ出産の前に救出が来る可能性が低く、魔法処理で堕胎して出産を行わずにすむ可能性が低いということだ。
たった3ヶ月、たった3ヶ月で、豚の仔の出産の日がやってくる。
マリアンヌは僅か3ヵ月後の自分が「自分」のままでいられるかが不安で、怖くて堪らなくなった。

「あっ…あっあっあっ…うぅぅ………」
「あらあら…そんなに泣いちゃってぇ…」

マリアンヌは絶望に押しつぶされて、大粒の涙を流して泣き出した。
種付けの日から、彼女はイサベラの前だろうとよく泣くようになった。
それだけ彼女の精神は不安定なものになっていた。
彼女の鋼のように強かった戦士の心は、少しづつ脆く、弱くなっているのだ。
754スレ150:2007/07/09(月) 01:17:09 ID:hy978FxM
更に一ヵ月後―

「ふうぅー…ふうぅー……」
「さぁお食事よ。『あーん』なさい?」
「うっぷ…もぉだめぇ……っぷ…」

相変わらず、マリアンヌは豚の母としてふさわしい身体になるように肥育化を施されていた。
そして、この一ヶ月の効果は目を見張るものがあった。
一ヶ月前は、標準よりも太り気味と言える程度の軽度の肥満だったが。
百人が今のマリアンヌを見れば百人が彼女を立派な肥満だと認めるだろう。

今の彼女の体型は、言うならば「洋ナシ」ないし「瓢箪」体型である。
つまり、胸部と腰の幅が大きくなっているのである。

彼女の胎内に宿った豚の胎児が魔力を放ち、自らの母の肉体に干渉し続けているからである。
その魔力は小さく、弱いながらも、臍の緒を通してゼロ距離で母体に影響を及ぼし、胎児の成育を守ろうとする。
マリアンヌは、魔物の仔によって肉体を変質されつつあり、「母豚の肉体」に変貌させられていた。
その最たる証拠が、大きく実った乳房と、大きく幅を増した腰まわりと尻であった。
ひとつの乳房が既に彼女の頭よりも大きく肥大化している。
乳房の膨張にともない、乳頭と乳輪も拡大してしまった。いずれ産み落とされる幼豚に母乳を与えるためである。
尻と腰まわりには日々腰帯を巻き重ねるように脂肪が纏わりついき、今では以前の2倍の幅はありそうだ。
764スレ150:2007/07/09(月) 01:17:45 ID:hy978FxM
では、その肉付きのよい乳房と腰の間―腹はどうなっているのかというと―
―大きく、でっぽりと膨らんでいる。
あまりに乳肉と尻肉の増大が著しいので目立たないが、腹は腹で脂肪を確実に蓄えている。
注目して腹だけを見ると、その大きさは無視できるものではないことに気づく。
腹はビールを飲みすぎた中年親父のようにでっぷりとしている。
ようは全体が肥満しているので皮肉にもこれだけ大きい腹が目立ちにくいのだ。

なお、この腹を構成するのは贅肉だけではない。
彼女の腹を醜く膨らませるもうひとつのモノ―
それはもちろん 豚の胎児 である。
受精後5週を向かえ、既に豚の仔は人間の6ヶ月の胎児に相当するサイズにまで成長したのだ。
これだけ大きく成長すると、マリアンヌは我が胎が宿した命の存在を無視できなくなる。
目で見える形で膨らむ腹部は、彼女に非常な現実を思い知らせる。
そして、胎から送られ体内を巡る忌まわしい魔力は、自分の肉体を肥満させていく…

それが受精後5週のマリンアンヌの肉体の状態である。

今は、マリアンヌの食べる手が止まったので、イサベラが強制的に食事を詰め込もうとしているところである。
ちなみに、太らせる基本方針はひたすら「食べさせる」ことらしい。
教団の魔法で、「太らせる魔法」というものはいくつかあるのだが、
豚の仔の出産のためには、母親が自らの口で食事をし、母体をつくり上げることが重要らしい。
774スレ150:2007/07/09(月) 01:21:36 ID:hy978FxM
「うっぷ…だめぇ……ホントにもう入んないのぉ…」
「うぅん…まだ消化器官が豚の花嫁にふさわしいものになってないわねぇ…とりあえず、また『アレ』をしてお腹をラクにしましょ♪」
「!?いやあっ!?『アレ』はもうやめてえぇっ!!」
「さぁお尻を上げなさぁい…うふふ…(パチン!)」

イサベラが指を鳴らすと、マリアンヌの腹部が鳴り出す。

ぐろろろろ…ぐるるるるるるる………

「はっ!ああぁぁあぁぁん!!お願い!止めてぇぇ!!」

それは強烈な腸扇動。大腸が蠢き、大便を送り出す。
マリアンヌの身体には、「強制排泄」の術法がかけられているのだ。
つまりは大腸を刺激し、本人の意思とは関係なく術者の指示により排便をさせる魔法である。
イサベラがこの術をマリアンヌにかけたのは、単にマリアンヌをいじめたいというのではなく(実際はかなり楽しんでいるが)、
腹に溜まった大便を捻り出して、少しでも腹に余裕を持たせようという目的がある。
大便は既に栄養を吸収し終わった残りカスなので、肥満化には関係ないらしい。
余計なモノはすぐ出してしまおうということだ。

ゴロゴロゴロ…ぐきゅるるるるるるる………

「はぁぁ…お願いぃ…トイレにぃ…ひいぃぃんん!!」

マリアンヌはその贅肉たっぷりの腹部を、贅肉が押し潰れるほど押さえて懇願する。
豊満な肉体は冷や汗で覆われていく。
巨大肥満尻を左右に振り、ムチムチの太ももをこすり合わせ便意を堪えようとする。

「だぁめよぉ…さぁ、そこでパンツを脱いで出しちゃいなさぁい、家畜のよぉに♪」
784スレ150:2007/07/09(月) 01:24:51 ID:hy978FxM
グゴロゴロゴロ…ギュルルルルルル…ブピッ!…プピピィ!

「あぁ…ダメェ………」

ブビビビビッ!!ぶぼぼぼぼぼっ!!ブボバァ!!ブビヂヂヂヂィィ!!!

ビキニパンツの臀部が、茶色く染まり盛り上がっていく。
既に肉付きのよいお尻でミチミチとしていたパンツの中に、それほど多くは収まりきらなかった。
尻肉に食い込んだパンツの裾が持ち上がると、茶色い汚物がはみ出し、こぼれ落ちた。

「あぁあぁ…ちゃんと言うとぉり脱がないからぁ…恥ずかしいお姫様だわぁ…」
「はっ…あぁ…もうっ…出さないでぇ……」
「なぁに言ってるのぉ?腸壁にこびりついた宿便までスッキリ出させてあげるわぁ♪」

ぶびゅぶびゅびゅ!ミチィミチイィ…ムニュルルルル…ぶぶぷっ!

「っひゃあぁんっ!?」
794スレ150:2007/07/09(月) 01:25:46 ID:hy978FxM
食べまくって腹に溜め込んだ便の量は相当なものだった。
全部をひねり出すとなると、この強制脱糞はなかなか終わらない。
マリアンヌは長い長い羞恥の時間をただ全身の脂肪を震わせて過ごすしかないのだ。
こんな感じで、いつもマリアンヌは毎日大量強制脱糞を強いられているのだ。

「あぁん♪すごい量♪肉ばっかり食べてるからすっごい臭いわぁ…」
「くっ…見ないでぇ………」

脂肪ですっかり丸くなった顔を真っ赤にしてマリアンヌは泣きじゃくる。
立派な二重顎を涙が滑り落ちた。

「いっ…えぇぇ…なぁんで私がこんな目にぃぃ………」
「それじゃ、少し休憩を許すわぁ…あ、そうそう、粗相したんだから、パンツは自分で洗っときなさいねぇ♪それじゃぁねぇ♪」

いいショーを見れて嬉しいのか、イサベラはいつもより明るい声を出して帰っていった。
804スレ150:2007/07/09(月) 01:31:23 ID:hy978FxM
今夜はここまでです
肥満化調教が再開で
豚になったことを示そうと「海神」でも少しやった強制排泄を加えたら
排泄のほうがかなり長くなってしまった…

応援に重ねて感謝いたします
>>66
二段重ねってどういうことでしょうか?
「射精→受精」の二段でしょうか?
それとも
「肥満化、妊娠」という二段でしょうか?

>>70
そうですか、そんなキャラがいるんですか
知りませんでした
後でググってみます

ところで、>>67を書いた方のお話を聞いてみたい今日この頃…

それではノシ
81名無し調教中。:2007/07/09(月) 08:11:35 ID:hOvT/965
>>80
肥満化>肥満化の二段に決まってるじゃないですか
8267:2007/07/09(月) 23:06:50 ID:5ZSX7xRR
今日は彼女と外出。
デートの時は普通彼女の3歩くらい後ろを歩く俺。

ジーンズ姿の美紀が良く見える。
しかし、すごいことになったもんだ。
ぴちぴちになっている脚はもちろん、尻もすごいことになっている。
歩くたびに揺れる、揺れる。
隣を歩く女と比べたら、大人と子供のようだ。
でも、冷静に見ると、隣の女は普通の女だよ。

この光景、どこかで見たことがあるな?

そうだ。彼女と初めて会った時のこと。
紹介してくれた女性とたまたま美紀が並んでいて、後ろを向いたときだ。

美紀の尻があまりにも貧弱で大人と子供のように思ったもんだ。

美紀「さあ、家に帰るよ。」

家に帰った。

俺「しかし、お前も尻大きくなったな」
美紀「気にしているのに、そんなこと言うわけ? おしおきしてやる。」

寝ている俺の顔の上に、巨大な物体が・・
ああ、やわらかくて気持ちいい、なんて思ったのは数秒。

俺「苦しい! 痛い! 誰か助けてぇぇぇぇ!」
誰かって、この部屋には他に美紀しかいないのに。

つづく
834スレ150:2007/07/09(月) 23:11:11 ID:hy978FxM
>>81
重(=超)肥満化と名づけましょう

今回のヒロインのイメージイラストを
稚拙ながら描いてみました
太った娘を描くのも好きですが、太る前の姿を想定するのも好きです
「あぁコイツはこんな妄想してるんだな」と理解する助けにどうぞ

…と、あぶらみに上げたらねりぞう氏が投稿していてびっくり
GJです
844スレ150:2007/07/09(月) 23:14:07 ID:hy978FxM
あ!
>>82
被ってすみません…
リロードしてなかったものでorz

ジーンズはやっぱりムチ脚の黄金アイテムですよね!
85名無し調教中。:2007/07/10(火) 00:57:45 ID:VfJzQKgL
うお本当だ、ねりぞう氏が投稿してる。
これは嬉しい誤算だなあ。
86ZENスレ648:2007/07/10(火) 02:16:55 ID:WrF3ak06
『ふぁぁぁ、よく寝たわね』
 香山玲子はベットから起きると体をほぐし、部屋に備え付けられている大きな鏡の前でポーズを取る。
『ふふ、今日もがんばらないとね』
 ほっそりとした足、形のよい尻、くびれた腰、大きくて形も見事な新幹線型の胸、整った顔。
 どうやらこの女はナルシストのようだ。
『……なんだか、のどが渇くわね』
 熱くもないのに妙にのどが渇きを訴えてくる。
 そののどの渇きを解決するためにキッチンへと足を運ぶ。
『おはようございます、お嬢様』
 数人のメイドが朝食の準備に忙しく動き回っている。
『おはよう、何か飲み物頂戴』
 すぐさまコップに入った牛乳が出され、香山玲子は一気飲みをする。
『まだのどが渇くわね……もう1杯頂戴』
 コップを差し出しながら香山玲子はイラついたような声を出す。
 メイドは急いでコップに牛乳を注ぐが、注ぎおわった途端に香山玲子は一気飲みをしてコップを空にする。
『……おいしいわね、この牛乳』
 いつもと同じ牛乳なのになぜかおいしく感じることに疑問を感じるが、のどが渇いていたからだと自己結論をだし、テーブルに着く。
 いつもどおりの朝食をとるも、飲み物だけはいつもより倍以上飲んでいる香山玲子の姿にメイドたちは
(お嬢様、今日はどうしたのかしら)
 と、ひそひそ厨房の中で話しているが、聞くことも許されていないため、ありもしないうわさだけが飛び交っていく。

意見はきかせてもらいました、意見は参考にさせてもらいますが……
エロくないという意見に関しては申し訳ありませんが、ちょっと難しいです。
どういう風なのがえろいのか自分ではちょっと分からないので教えてもらえると助かります。
8767:2007/07/10(火) 21:41:55 ID:k2anajXl
美紀「く・・苦しい・・ た・・助けて・・」
俺「どうした?」
美紀「い・・いつも・・の・・」

またか。美紀の後ろに回って、上半身の服を脱がす。
あー、また肉にブラが食い込んでる。こりゃ苦しいわ。
でも、このブラ、この前買ったばかりだよな。

美紀「また使うんだから、壊さないでね」
といい続けて、タンスの肥やしになっているブラが何枚あることか。
苦労に苦労を重ねて、やっと取り外した。

美紀「ここ1年でブラ何回変わったと思う?」
俺「うーん・・ 何回もこんなことやってるな。 7回くらい?」
美紀「そんな少ないわけないでしょ。あなたと付き合ってからでそんなもんよ。
    付き合う前にも5回くらい変えてるもん。
    1年前は60AAでも緩かったのに・・
    絶対に使うから、全部捨てないもん!」

そんなに、すごいのか。まあ、カップが変わるだけでなく、アンダーも結構変わっているからな。
でも、60AAのブラまでとっとくのか?
しかし、上半身裸の美紀は本当においしそうだ。

俺「いただきまーす」 と乳房に手が伸びる。
美紀「今、そんな気分じゃないの!」

と、胸に匹敵する二の腕から繰り出す強烈な張り手が飛んだ。
俺も、飛んだ。
いつの間に、こんなに力強くなってたんだ? 確かにぶっとい腕をしてるな。
88名無し調教中。:2007/07/10(火) 22:06:33 ID:Yy6+aCAA
>>86
キャラ設定がほとんど分からない側近が短時間でいきなりクリーチャー級に肥満化させられたので
萌えられない、エロが見出せない、主人公側の方が印象に残る、等の意見が出たのだと。
でも側近二人はあくまで前菜なんだしこれで十分、さほど気にする必要はないのでは。

今回の更新分を読めば、メインディッシュである香山嬢のキャラクターはカッチリ想像できました。
現在は「いつもより倍以上」程度の給水欲なので、膨体完了までにある程度の期間と何段階もの心体の変化があるはず。
変化していく肉体を書けばエロ、それに悩む心を書けば萌え。
特に意識して作風を変えなくてもこの作品の今後は万全、と期待してます。
89名無し調教中。:2007/07/10(火) 23:54:00 ID:beEXJJa0
>>67
ぐっじょ!
こういうのもいいね
904スレ150:2007/07/11(水) 23:08:22 ID:NyBCawjs
新たに書きました
陵辱シーンがあるので苦手な方は注意してください

3週間後(受胎より8週間)―

がつがつ…もぐもぐ…くちゃくちゃ……

「はぁ…はぁ…ぷっ……うあぁぁ……苦しぃ…お腹パンパンになるまで食べてるのに…なんでぇ…お腹が空くよぉ…」

大きくなっていく胎児は、胎の内から大量の栄養摂取を母体に命じ、マリアンは絶え間ない空腹感にさいなまれている。

「うふふ…お腹がこぉんなに大きくなってぇ…おぞましく邪悪な魔力を感じるわぁ…」

3週間前まで「瓢箪」だったマリアンヌの体型だったが、その後腹部の膨張が著しくなり、今ではその膨らんだ腹は、豊満乳房と巨大尻に釣り合うサイズとなった。
ぶよぶよした腹部をさすれば、分厚い脂肪の層の下に、張り詰めた感触を得ることができる。胎児と羊水でパンパンに膨らんだ子宮である。

「お腹…お腹苦しいよぉ……お腹空いてるのにぃ…もう食べれないよぉ…」
914スレ150:2007/07/11(水) 23:10:00 ID:NyBCawjs
胎児は、母体の順応を上回るスピードで成長していた。
腹は大きくなったが、胸や尻はあまり大きくなっていないようだ。胎児が栄養を吸収し、肥満化にまわらないということだ。
胎児が大きくなれば、それだけ求められる食事量は増えるが、消化器官の成長が追いついていなかった。
ただでさえ、消化機能が追いついてない胃や腸は、子宮によって押し上げられ圧迫されている。
結果、腹に可能な限り食物を詰め込んでも、胎児の旺盛な食欲に見合う食事量には応えることができず、マリアンヌは、腹の膨満感と、底なしの空腹に同時に苦しめられている。
今では強制肥満化に伴う「食べたくないものを食べさせられる」苦しみよりも、「食べても食べても満足できない」苦しみのほうが勝るようになった。
(もう、なんでもいいから満腹感を感じたい―)
いつしかマリアンヌはそう願うようになっていた。
空腹の前にはプライドが保てなくなっていた。
マリアンヌの「精神の豚化」はこのようにして、本人も気づかないまま進行していった。

「はぁー…はぁー…(もっと食べたい…)」
「ふふ、雌豚さん、もっと食べられるようになりたいかしら?」
「!?」

図星を言い当てられ、マリアンヌはハッとする。
マリアンヌが否定するよりも早く、イサベラが話を続ける。

「大丈夫よぉ…アナタはもう安定期に入ったから…次のステップに進みましょう…」
「次の…ステップ…??」
「ホンモノの豚みたいに…幾らでも食べれるようにしてあげるわぁ…ふふふふふふ…」
9267:2007/07/11(水) 23:12:02 ID:IIfn97vh
美紀「ダイエット始めた。体重量ろう。るんるん。」

今月入ってからもう10回くらい聞いたセリフだ。

美紀「ああ、減ってた。減ってた。」

2回言うところが、何かあやしいな。

美紀「何、怪訝そうな顔してるのよ。
    本当に減ってたに決まってるじゃないの!」

俺「おめでとう。」
美紀「何か全然うれしそうじゃないのね。もう、いい。寝る!」

びりっ びりっ 大きな音が・・

美紀「私じゃないもん。絶対私じゃないもん。寝る!」

あれは、また、かなり増えてたな。
美紀の寝顔がとてもかわいい。
本当にいい彼女を持ったもんだ。
934スレ150:2007/07/11(水) 23:13:10 ID:NyBCawjs
そう言われて連れてこられたのは、豚の王の住処である地下洞穴だった。
あの夜、聖女の純潔が穢され、邪悪な種を注ぎ込まれたマリアンヌにとってもっとも忌まわしい場所である。
奥のほうに、肉の小山のような豚の王がいた。

「ピグシーちゃぁん、お嫁さん連れてきたわよぉ!」

フゴッ?ピッギイィィィィィーーーーーーッッ!!

豚の王がイサベラの声に反応し、その脂肪で覆われた醜い豚顔を振り向かせた。

ハァハァ…コフッ!コフッ!ぶしゅううぅぅ…

「花嫁」マリアンヌの姿を確認した豚の王は、息を荒くし、重い体をひきずって二人に近寄る。
股間には、ガチガチに膨らんだ肉棒が顔を出し、ぷらんぷらんと揺れている。

「ひっ…」

その陰茎が、槍のように自分に向けられると、忘れようとして頭の片隅に追いやっていた記憶がほじくり返される。
処女を奪われ、聖女としての純潔性を失った悪夢の記憶だ。

「ピグシーちゃんったら、アナタが安定期に入るまで、ずっと交尾お預けで、鬱憤が溜まっていたの…毎日オナニーばっかりして…さぁ雌豚ちゃん、受け止めてあげなさぁい。」

そう言うがすぐに、イサベラはマリアンヌの背中を蹴飛ばした。
マリアンヌは豚の王の股間の前にボテッと贅肉を揺らして蹴倒される。
豚の王の目には、そのよく肥満した女体は、この上なく美味なご馳走に映った。
944スレ150:2007/07/11(水) 23:14:28 ID:NyBCawjs
ふごおぉぉあーーーーーっ!!

洞穴全体に響き渡る雄たけびをあげると、待ってましたと言わんばかりに、豚の王はマリアンヌを仰向けにひっくり返し、のしかかる。

「あぁっ!いやぁ!!重いぃ!!」

巨体にのしかかられ、ザラザラした黒い雄豚の肉が、柔らかく白いマリアンヌの肉に覆いかぶさり、押しつぶす。
豚の王は、むちむちとした太ももを掴むと、マリアンヌをまんぐり返しの格好にし、陰茎をねじ込もうとする。

「いやぁあ!?痛い!痛いぃ!!」

ずぼぉ!ずるるっ!!

一気に陰茎がマリアンヌの膣内に滑り込み、そのまま豚の王はピストン運動を始める。

ずっちゃ、ずっちゃ、ずっちゃ…ぐぽっ…くっちゃくっちや…ぱぁん!ぱぁん!

豚の王が、その脂肪がたっぷりつまった下腹をマリアンヌの膨れあがったボテ腹に打ち付けると、重量感ある音が洞穴に響いた。

びゅっ!ぢゅびっ!ぢゅぼっ、ぢゅぼっ!

結合部から、液体がほとばしる。

「あらあら、ぐしょぐしょねぇ…はしたない…」
「ふっ…ふえぇ…??」
「あそこから愛液が出ているのを感じるかしら…?ご主人様の精を受けて、アナタの肉壷が悦んでいるのよ。」
「嘘…そんなはずは!?」
「半豚人の先走り液は、強力な媚薬なの…抗ってもムダだわ…オスに犯されるメスの悦びを感じなさい…」
「いや…うぅあ…いやあぁあぁぁ…」
954スレ150:2007/07/11(水) 23:21:47 ID:NyBCawjs
イサベラの言うとおり、半豚人の先走り液は人間にも有効な催淫効果がある。
この魔力が込められた体液で、半豚人のオスは、妊娠したメスを出産に適した体質に変えてゆくのだ。
初めての時は、マリアンヌ恐怖心でその催淫効果が現れることがなかったが、豚の仔を宿した今は、「母」の肉体は主人である豚の王の体液に敏感してしまう。

ビクッ!…ドクッドクッ!!

「はあぁあぁ!?赤ちゃん!?赤ちゃん動いてるぅ??」
「あらぁ、お腹の赤ちゃん、パパの存在に共鳴してるのね。いい機会だわ、魔の胎動を感じて、『母』であることを自覚なさぁい。」

ぶよぶよの二体の肥満体が、ひとつに結合し、体液を撒き散らし蠢く、グロテスクな光景が繰り広げられる。
豚の体液を体内に受けると、マリアンヌの「母胎」は活性化する。
オスの精が膣を潤し、子宮を収縮させ、胎児と共振する。
血が熱くなり、全身の脂肪細胞が刺激される。

そしてボーっとした脳の奥底から、「それ」はやってきた。

「はっ…はぁん…な、何か来るぅ…こ、怖いよおぉ…」
「怖がらなくて大丈夫…それがオルガスムの感覚なのよ…肉体が精の悦びを感じている証拠…」
「悦び!?違う!そんなの、感じてなんかない…ああんっ!」
「イキそうでたまらないのね…分かるわ、蜜が溢れ出ているもの…イヤらしい娘…さぁ、快感に身をゆだねて、イキなさい!」
「だめぇ!イッちゃダメェ!」
964スレ150:2007/07/11(水) 23:24:06 ID:NyBCawjs
男根を押し込まれるたびに、膣がヒクつき、熱が高まる。
聖女としての尊厳を保とうと、必死にマリアンヌは抗うが、そんな彼女の理性とは裏腹に、肉体は従順に快楽に応じていく…
舌がもつれ、ろれつが回らなくなっていき、抵抗の言葉も不明瞭なものになっていく…

「きっとお姫様は自慰なんて一度もしたことないんでしょうね…いいわ…初めての快楽に身を落としなさぁい…」
「らめぇ…イヒたくない…やだっ…豚にイカされちゃう!豚にイカされひゃうぅっ!!??」

ぷしっ…ぷしゅうぅぅぅ……

「ひゃああぁぁあぁぁぁぁぁ!!??」

豚の王がひときわ深く男根を押し込んだ時、我慢していたものが耐え切れなくなり、マリアンヌは絶頂に達した。
生まれて今まで感じたことの無い快感が、マリアンヌの頭からつま先まで駆け巡る。
自らの体が発する感覚に、抗うことは不可能だった。
自分が豚にイカされ、快楽を覚えていることに、たまらない屈辱と自己嫌悪、そして敗北感と絶望感がこみ上げる。

「…は…はあぁ……うそ…わらひ…豚に…豚なんかに…イカされてるぅ………」
974スレ150:2007/07/11(水) 23:25:21 ID:NyBCawjs
ブリッ…ぶぼぼぼぼぼ…ぷりぷり…

「あらあら、こんな時にウンチお漏らし?気持ちよすぎてお尻の穴緩んじゃった?」

何の予兆もなく、まんぐり返しにされてむき出しの肛門から便が漏れ出した。

「強制排泄魔法を使いすぎて排泄系がバカになっちゃったかしら?ま、汚らしい家畜にはそれでもいいかも知れないわね…」

フゴッブゴッ!ぶひーーっ!!
  …ずっちゃ、ずっちゃ、ぐっぽ、ぐっぽ…
「へあ…ひあぁ……」

既に絶頂に達し脱力しきったマリアンヌを、それでもなお豚の王は陵辱する。
豚の王が満足するまで、人形のように扱われるのだ。

「ピグシーちゃんも喜んでくれたし、よかったわぁ…さぁて、本当の地獄はこれからよぉ…」
984スレ150:2007/07/11(水) 23:26:41 ID:NyBCawjs
以上で今夜はおしまいです
エロシーンは難しいね…
でわノシ
99名無し調教中。:2007/07/12(木) 00:06:23 ID:OIfr4vhM
4スレ150氏、67氏、超GJ!!

どっちも今まで無い感じだからハァハァだい!!
1004スレ150:2007/07/12(木) 21:39:50 ID:Yu9IDk9d
今日できた部分です
肥満化は割りと多目かな?
陵辱シーン注意

2週間後(受胎より10週間)―

ごふっ!フゴッ!フゴォ!ぶひいいい!!

ずっちゃ、ずっちゃ、ずっちゃ
   ぐぽ…ぶぴゅ…ぶゅぴゅ…ぐぢゅ…

「はっ…ひあ…あぁ………あっ、あっ!…あんっ!あんっ!」

マリアンヌはこの2週間、連日連夜、というより豚の王が望む時に望むまま犯され続けていた。
マリアンヌの全身の贅肉が、豚の王に暴力的に突かれるたびにぶるんぶるんと波打つ。

ぶびゅっ!どぴゅるるるる……ビューー…ドクドクドク……

「あ!…あっ!っひゃああぁぁぁ…ひゃあぁ…ナカに…ナカに出てるぅ……」

豚の王はしっかりと膣の奥深くで射精する。
そうすると、本人がどんなに耐えても、強力な催淫効果でマリアンヌは強制的にイカされてしまう。
1014スレ150:2007/07/12(木) 21:41:12 ID:Yu9IDk9d
ド ク ン ッ !   …ビクッビクッ!…

「えぁあぁ…赤ちゃん…感じるぅ…赤ひゃんれ感じらうぅぅ…」

膣内にたっぷり解き放たれた精液には、濃く強い魔力が込められており、その魔力が胎児に呼応する。
すると父親の精力に応えるように胎動が強くなり、それが刺激となってマリアンヌは胎の内側からイカされてしまう。
さらにその母体の興奮を感じ取って更に強く胎児が反応するので、マリアンヌはイキっぱなしになる。

豚の王の精液そのものが、母体と胎児に魔力を与える栄養剤のようなもので、胎児はその魔力を吸いすくすくと成長し、母体には生殖機能系の変質をもたらす。
その影響で、生まれたままの少女のものにも等しかったマリアンヌの性器は、淫乱な器官へと発育し、豚の王の旺盛な性欲に応えることができるものに変わっていった。

「嫌なのにぃ…嫌なのに…アソコが熱いよぉ……」

本人の意思とは裏腹に、豚の王の精力を感じ取ると、下腹部が熱を帯び、貪欲に豚の王を求めて疼いてしまう。
自分がとてつもなく淫乱な下等生物に堕ちてしまったような感覚が、マリアンヌの精神をボロボロにしていった。

「さぁ、淫乱メス豚ちゃん、ご主人様はまだ出し足りてないわよ…いつものをしなさい。」
「うぅ…はぁい……」
1024スレ150:2007/07/12(木) 21:42:29 ID:Yu9IDk9d
たっぷりと膣内射精を楽しんだにも関わらず、豚の王の陰茎は未だ萎えることを知らず、ビクビクと痙攣して勃起している。
マリアンヌは自分の胸にある特大サイズの脂肪の塊を手で持ち上げる。
この脂肪の塊は、今や手からこぼれ落ちてしまいそうな、文字通り「手に余る」サイズで、人間の頭よりも余裕で大きい。
これだけの大きさでありながら、来るべき授乳の時に備え、その内部には活発な魔力が渦巻いているので、その肉は垂れ下がるどころか、破裂しそうなくらいパンパンに膨らんでいる。
マリアンヌは豚の王の陰茎をその巨大乳房で挟み込む。
柔らかい肉に、硬い陰茎がずぶりと潜り込むが、乳肉は逆に独特の弾力で陰茎を圧迫する。
そして、マリアンヌは乳房を上下に揺さぶる。巨大乳肉によるパイズリである。
この特大サイズの陰茎と乳房によるパイズリは、動かすだけで重労働であり、贅肉に包まれたマリアンヌは、すぐに体温があがり、乳房は汗でびっしょりになってしまう。
その温度と湿度、マリアンヌの火照る表情も、豚の王にとっては興奮の材料だ。

ぷぎぃ!ぷぎいぃぃ!!

「んっ…んっ……(お、重い…)」

ヌチャヌチャ…ぐちゅぐちゅ……ちゅぽ……

ぶひいいぃぃぃぃぃーーーーーーーーー!!!!!

ぶびゅっ!!ぶぶばぁ!!

「ひゃあっ!?」
「出たわ!さぁ、こぼさずに飲みなさい!」
「ん!んん〜〜!?」
1034スレ150:2007/07/12(木) 21:44:33 ID:Yu9IDk9d
噴水のように精液がほとばしる。豚の王はマリアンヌの頭を掴むと、噴射を続ける鈴口に顔をあてがい、精液を強制的に飲ませる。

「ううっ…ううっぷ……」

マリアンヌは顔は白濁液まみれにしながら、口を亀頭にぴったりつけて飲みこむ。
実は、今のマリアンヌにはこの精液が唯一の食べ物なのだ。
既に述べたが、豚の王の精液は極上の栄養剤であり、肥らせるのにもっとも適した成分と、肉体を変質させる魔素が含まれる上に、生存に必要な栄養素が全て揃えられた完全食品なのだ。
そのため、このように口から摂取すれば、出産に適した肉体に変化しながら、どんどん肥っていくのだ。
現在マリアンヌは、一切食事を与えられておらず、生存のためにはこの肥満化促進剤とも言える精液を飲み続けなければならないのだ。

ごぶっ…ごくごく…ごくん……
       (…こぷん…こぷこぷ…)
「(あ…肉が…また私…太って………)」

胃が精液で満たされると、新しい栄養の到来を察知して、肥満細胞は血中の栄養を吸収しだす。
マリアンヌ以外の誰にも感じることはないが、贅肉が震え、自分の肉体が薄皮一枚分膨張する感覚を、確かにマリアンヌは実感する。
こうしてマリアンヌは交尾の度に、ますます太っていく。

消化器官の成長が追いつかず、やや停滞していた肥満化も「精液漬け」の生活でかつて無い程のペースへと復活した。
精液地震の消化吸収がすばやい上に、精液を食事にすることで消化器官も発達するからだ。
風船に水を注ぐように、マリアンヌはぶくぶく肥満していった。
1044スレ150:2007/07/12(木) 21:45:53 ID:Yu9IDk9d
脚は柱のようにぶっとくなり、二つの球状になった尻肉から生えている。
腹は爆発的に膨らみ、重力に引かれ垂れ下がり始めた。
二の腕にぶらさがる贅肉は、マリアンヌが何をしようとしてもぶるぶると揺れてしまう。
頬はパンパンに脂肪で膨らみ、「豹の目」と評されたマリアンヌの目を下から圧迫する。
顎の下もたっぷりと肉が絡みつき、首が無くなってしまった。

女戦士の、あまりに醜い変貌っぷりであった。

「うえぇえぇ……はぁ…はぁ…」

脂肪に膨れた顔を精液まみれにし、ねっちょり糸を引いて口を開け、あっぷあっぷと息をするマリアンヌ。
あふれ出た精液が川や滝となり、マリアンヌの乳や腹の脂肪の山をドロドロと流れていく。
その姿は、醜悪を形にしたような姿であった。
その醜悪な肥満体の内側では、もっと精液を食したいという、残酷までに貪欲な食欲が湧き上がっている。

「も…もぅいやあぁぁ…………」

肥満化の悪循環の中で、マリアンヌは大粒の涙を流した。
1054スレ150:2007/07/12(木) 21:52:36 ID:Yu9IDk9d
今日はここまでです
毎回感想ありがとうございます

なんか好きに書かせてもらっていますが
異種姦・妊娠・肉体改造・肥満化というゴテゴテの濃いネタなので同志がいるか不安…
特殊な設定なので、肥満化のメカニズムとか理解してもらえるでしょうか?
ノリノリで書いているのでレトリックが過ぎるかも…
もし今後の展開にリクがあったら、まだ製作途上なので受けますよ

それではノシ
106名無し調教中。:2007/07/12(木) 21:53:10 ID:QipoTA/Q
>>105 乙です すごい想像力
107名無し調教中。:2007/07/12(木) 22:45:41 ID:imDmdyeI
>>105



イラストの方にも期待してます
10867:2007/07/12(木) 23:54:05 ID:6LGigPor
美紀「何で、太っちゃうんだろう・・」

さすがに、昨日の1件は効いたようだ。
泣き虫美紀といわれた彼女が涙を流す姿を見るのは本当に久しぶりだ。

美紀「どうして太ったと思う?」
俺「食べすぎじゃないの?」
美紀「昔から食事量は変わっていないから違う。
    ヤセの大食いといわれ続けてきたのに・・」
俺「ぇ! あの時、食事に誘った時、すごい小食だと思ってたのに・・」
美紀「遠慮ってものがあるでしょ。あの後、おなかが減って仕方なかったので、食べたわよ。」
俺「何でだろうね」
美紀「あなたのせいよ! あなたと知り合ってからよ。太りだしたの。
    きっと、何か魔法でも使っているんでしょう。魔法を解いて!元に戻して!」

そんなこと言われても・・ そりゃ、俺は確かにデブ専と言われてもしかたがないが、魔法使いじゃないよ。
でも、美紀の気持ちに少しでもこたえたい。

俺「明日、病院に行って見ようか」

翌日、病院にいった。出会いからの経緯を話した。
あまりにも急激な体重の増え方だったので、いろいろ検査をした。

医者「結果は来週になりますので、またきてください。」

続く -美紀の太った理由が明らかに-
109名無し調教中。:2007/07/13(金) 01:12:02 ID:ucvl46HR
>>105
天才すぐる!ヤバい良い!ヤバいしょ!
>>108
肥満理由が次回明かされるのか、次回が楽しみ
110名無し調教中。:2007/07/13(金) 01:12:14 ID:x35FjKxG
>>105 是非イラストで見てみたいです 豚の王 丘される所 とか
111名無し調教中。:2007/07/13(金) 17:03:05 ID:KwQ5dEUn
譌ゥ縺冗カ壹″繧停ヲ縺倥c縺ェ縺?縺ィ菫コ縺瑚ぇ貅蛹悶@縺ヲ縺励∪縺??シ?
112名無し調教中。:2007/07/13(金) 19:25:16 ID:lItjeYV7
>>111

文字化け?

113名無し調教中。:2007/07/13(金) 20:47:33 ID:KwQ5dEUn
>>112
そうなんだ、すまん
ただ続きを楽しみにしてます、職人様頑張って下さいと言いたかっただけなんだ
1144スレ150:2007/07/13(金) 21:51:05 ID:gfpzUE6a
応援ありがとうございます
反応を見るかぎり、あまり展開を心配しなくていいんですかね…?
好きに書かせてもらいます

あぶらみにイメージイラストを載せました
専用掲示板があると設定画とか載せやすくて便利ですね
それではノシ
115名無し調教中。:2007/07/13(金) 22:37:29 ID:x35FjKxG
あぶらみってどこ?><;
1164スレ150:2007/07/13(金) 23:03:16 ID:gfpzUE6a
117名無し調教中。:2007/07/13(金) 23:08:49 ID:lbjJcDQG
150さん頑張ってください!
イラストの続きも楽しみにしてます。
118名無し調教中。:2007/07/13(金) 23:44:12 ID:EIaDkP7+
地味に絵が美味くなってて感動した
119名無し調教中。:2007/07/14(土) 02:21:02 ID:sRN93N+e
リアル絵も良いけど150さんのキャラ絵も好きだなぁ
でもまだ大して太ってなかったのね…
120名無し調教中。:2007/07/14(土) 16:14:22 ID:HTioB3hF
>>111はこう言っていたらしい
「早く続きを…じゃないと俺が肥満化してしまう! 」
1214スレ150:2007/07/14(土) 17:50:48 ID:X/61sU0G
今できた分を載せます

今回は出産シーンです
苦手な方はご注意ください


1週間後(受胎から11週間後)―

「こちらへ、ご覧ください…」
「あらぁ、この魔力の感じは…やっぱり今夜なのね…」

教団員に導かれ、イサベラが洞穴にやってきた。
ちなみに、ここ最近は、マリアンヌは牢には戻らずこの洞穴で豚の王と日夜「共同生活」を送っている。
洞穴ではあいかわらず、豚の王とマリアンヌとの性交が繰り広げられていた。

じゅぱっ…じゅぽんっ…ぶぽんっ、ぶぽっ!…

「は…はぁん!…やあぁ…やああぁぁ……あっ…あっ!あっ!…」

ぶるんっ、ぶるんっ!ぶるるんっ!…たぽんっ、たぽんっ!

「ひやっ…(いつもより…激しい…?)…いだいっ…裂けちゃうっ!裂けちゃうぅぅ…!!」

豚の王の陵辱はいつも激しいものだが、今夜はいつにもまして激しい。
大きなお腹が地面にずりずりとこすりつけられる。
1224スレ150:2007/07/14(土) 17:52:24 ID:X/61sU0G
「我慢しなさぁい…今、産道を広げているのよぉ…」
「い゛っ…さ…さんどぉ…??」
「イサベラ様…これは早産ということなのでしょうか?やはり初産では彼女の肉体に不備が…?」
「んん〜…魔力の感じからすると赤ちゃんは健康だし…早産というよりかは、もう十分に育ってお腹の中にいる必要がないから産まれてくる感じねぇ。」
「う…産まれるぅ!?うそ…だって…まだ……嫌っ…!!」
「さすがは王家の血筋だわぁ…予定日から1週間も早く胎児が成熟するなんて…」
「ひっ…いやあぁぁ!魔物の仔なんて…えああぁぁっ!!??」

ギュムゥゥッ!!

マリアンヌの言葉を遮るように、豚の王のゴツゴツした手がマリアンヌの特大乳房を鷲づかみにする。
膨らんだ乳輪が、むにゅうと指の間からはみ出し、催淫効果でビンビンに充血した乳首が宙を向く。
そして、その先端から、白いしぶきがあがった。

ピシュウゥゥゥーーーーーーーッ!!
     …ピピッ…ぴゅぴゅっ…ぴゅっ、ぴゅっ…

「はあぁああぁぁ!!??」
「あらぁ…もう母乳出てるじゃない?やっぱり今夜で決まりね…」
「ぼ、母乳…いやぁ…嘘……」

半豚人のメス、あるいは半豚人に犯された人間の女性は、出産直前に母乳を分泌する。
そのことを知っていたマリアンヌには、我が乳房から滴る母乳は、自分がいよいよ「母」の肉体となったことの、非情な知らせだった。
1234スレ150:2007/07/14(土) 18:02:02 ID:X/61sU0G
パンッ!パンッ!パンッ!

「あっ…お゛っ…い゛っ…うあ…お腹…お腹があぁ…うああぁぁぁぁぁ!!??」

ぶっしゅううぅぅうぅぅぅぅぅーーーーーーーッッ!!!!
         …ビシャ…ビシャビシャ…ビシャアッ!!…

マリアンヌのギチギチの膣内から、隙間を縫うようにして大量の液体が噴き出した。

「破水…したわね…いよいよだわぁ…アナタたち、ちゃんと記録してるぅ?」
「は、すでに状態記録の魔法陣が洞穴全体に敷設されており、情報の元素霊が記録を始めています。」
「いいわぁ…しっかり録るのよぉ…お姫様が豚の母親に堕ちる記念すべき瞬間よぉ…」

ぶごおぉおぉおぉぉぉぉ…

豚の王はマリアンヌを抜き、足元に横たえる。
マリアンヌの胎内では既に激しい胎動が始まり、マリアンヌはビクビクと痙攣をしている。

「ふあっ!…お腹っ…赤ちゃんが暴れてるぅぅ!?」
「さぁ意識をしっかり保ちなさぁい。集中して、無事に出産が終えられるように集中するのよぉ。」
「いやぁ!産みたくない!産みたくないのぉ!!」
「そんなこと言ってもムダよぉ…もう破水してるのよ…メスの胎が一度種を受け入れたら、仔を産むのは必然なのよぉ…」

マリアンヌがどんなに拒絶しても、子宮は勝手に収縮をし、豚の仔を外界に押し出そうとしてしまう。
痛みと恐怖で、マリアンヌの意識は何度も飛びそうになる。
気絶してしまえば、楽になれるかもしれない。
しかし、新たな痛みを感じ、はたまたメスの本能がそうさせるのか、マリアンヌの意識はギリギリで保たれ、悪夢から逃避することを許さない。

「(嫌…嫌、嫌ぁ!…私…この国の王女なのに…聖堂騎士団の団長なのに…産んじゃう…豚の仔を産んじゃうっ…!!)」
1244スレ150:2007/07/14(土) 18:03:36 ID:X/61sU0G
マリアンヌがどんなに力を入れて産道をすぼめようとしても(もっともそんなコントロールは不可能なのだが)、豚の仔はズルズルと産道を下っていく。

「お腹のお肉で見えてないでしょうけど…さぁ…来たわよ…」
「いやああぁぁ!!出てこないでえぇ!!」
「頭が出てきたわ、もう少し…」
「はぁー…はぁー…はぁー…ッッ…ああっ!?ああああっ!!」

膣をギチギチに押し広げ、豚の仔の頭が見えてきた。
ミリミリと少しづつ、しかし確実にその体が露出していく。

「ダメッ!ダメエェッ!…っあ…あああぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁ!!!!」

痛みが絶頂に達した時、ヌルンと「それ」が抜け落ち、腹部の圧力がふっと下がった。

ピギイィィィーーーーーーーーーーッッ!!

甲高い豚の鳴き声が響いた。

「はぁー…はぁー…あ…ぃ…あぁ…ああぁぁ……」
「おめでとう…元気な男の子よ…」

イサベラは魔力を込めた指先で、臍の緒を処理すると、豚の仔を抱き上げた。
マリアンヌの視界に、自分の肥満腹の向こうから、イサベラの手に抱かれた豚の仔が入り込んだ。
それは、浅黒い肌と、豚の頭部を持った、紛れも無い半豚人の仔だった。

「いやあああ!!バ、バケモノォォ!!」
「バケモノなんて失礼ね、正真正銘アナタのナカで育ったアナタの赤ちゃんよぉ…まぁそれがバケモノなのだけど…」
「ひっ…いっ…うそ…うぞよぉ……」
「ふぅ、おっもい赤ちゃんねぇ…パパとママの強力な魔力をたっぷり吸ったからこんなに太ったのねぇ…健康優良児だわぁ…」

半豚人の仔は、すぐにでも立ち上がれるくらい成熟して産まれてくるのだが、マリアンヌの産んだ仔はことさら大きかった。
1254スレ150:2007/07/14(土) 18:05:44 ID:X/61sU0G
「さぁ、赤ちゃんにお乳をあげなさい。」

イサベラは豚の仔をマリアンヌの柔らかい腹の贅肉の上に置いた。
豚の仔は小さな豚鼻をヒクヒクさせながら、腹肉の上を這って、乳房に乗り上げ、マリアンヌの乳首に吸い付いた。

ちゅぱっ…ちゅ…ちゅぅ…ちゅぅ…

「はっ…ああ…(私…豚の赤ちゃんにお乳吸われてる…やだぁ…)」
「ふうぅん、アナタのブヨブヨのお腹、まるで赤ちゃんのベッドみたいねぇ…半豚人の母親が太るのにはこういう効用もあるのね…」

イサベラの指摘はそのとおりで、妊娠中にマリアンヌの肉体は育児器官へと変貌を遂げていた。

「さぁ、落ち着いたら第二子の種付けよぉ…」
「ひっ、いっく…うぇ…いやぁ、もう産みだくない゛ぃぃ…」
「なぁに言ってるのぉ…一匹だけじゃぁ子孫が増えないでしょう…これからが本番よぉ…」
「ムリ…わだじ…そんな…産めな゛い…」
「実感してるでしょぉ?自分の肉体が出産器官に変わっているのが…これからピグシーちゃんにじゃんじゃんぶっかけられて、何体でも孕める体になるのよ…」

     ガ ッ !

イサベラはマリアンヌの金色の髪をつかみ、顔を引き寄せてささやいた。

「いい?『女王蜂(クイーン・ビー)』っているわよね…?『女王』なんて私たち呼んでいるけど、実際は兵隊をボコボコ産むだけの産卵の道具にすぎないの…
巣の奥で太らされて、オス蜂に犯されるのが仕事なの…アナタ、半豚族の『女王豚』になるの…肥り続け、犯され続け、産み続けなさい!」

つい5ヶ月前まで、王家の娘であり、聖なる軍団の長であり、何より穢れを知らない乙女であった少女が、
今夜、魔物の王の仔を延々産み出す「器」としての完成を遂げてしまった。

「(お父さん…お母さん…ごめんなさい……)」
1264スレ150:2007/07/14(土) 18:17:04 ID:X/61sU0G
むぅ…書くのは一時間はかかるのに貼るのは十数分で終わってしまう…
そろそろクライマックスです

感想・応援ありがとうございます
>>118
ひとさまに見ていただくために努力しているので、そう言われると嬉しいです
>>119
キャラ絵ってどんなのでしょう?

あぶらみに新しくイラストを追加しました
まだ絵はあるのですが、ちょっと貼るのを待機
あぶらみの18禁って判断基準はどれくらいでしょうか?
犯されているところと、全裸の絵なんですがNGですかね
性器、乳首は描いていません(ボカシではなくて、途切れたように描いていない)
でも露骨に性描写なので判断が微妙
少し待機します
それではノシ


127前985:2007/07/15(日) 03:19:00 ID:TzEf7ot3
>>126
いつも使ってくれてthxです。
18禁の線引きですが、青年誌レベルならOK、それ以上はNGとさせてください。
本当はどんなものでもウエルカムとしたいのですが、どこかで線は引かなければなりませんので。

レンタル系ですとどこもアダルトはNGのようです。スイマセン。
128名無し調教中。:2007/07/15(日) 09:50:51 ID:jrMtL8zN
http://www.nicovideo.jp/watch/sm439833
まんじゅうたべて肥満
129名無し調教中。:2007/07/15(日) 10:02:30 ID:Qv47lbeL
SM画貼ッテモ、イイデスカ?
130名無し調教中。:2007/07/15(日) 13:47:21 ID:fWwCtyZM
ここ、SM板だしいいでしょ。

1314スレ150:2007/07/16(月) 00:58:49 ID:rr81ZG75
>>127
回答ありがとうございます

イラストをあぶらみに追加しました
記事18、19、20です
「コイツはこのシーンでこんな光景を想像しているんだ」程度の挿絵なので
SSの補足にしてください
132名無し調教中。:2007/07/16(月) 17:12:26 ID:Pa3VuERa
唐突だが。
GAIN-OVER氏の肥満絵は非常にいい。
肥満腹でスカートめくれてるのはいいだけど
パンツの前側は腹肉に隠れて埋もれるべきでは。
それとも体型に合わせるとああなるのかな?

133名無し調教中。:2007/07/16(月) 18:15:23 ID:pRFx4pp4
誤爆?
134名無し調教中。:2007/07/16(月) 19:22:41 ID:+jxODW51
>>132
どこにあるの?
135名無し調教中。:2007/07/16(月) 19:28:09 ID:C2uu5X6M
>>134
ぐぐれ
136名無し調教中。:2007/07/16(月) 19:29:25 ID:+jxODW51
>>135
すまん、まさか英語サイトとは思わんかった…
137名無し調教中。:2007/07/17(火) 01:20:59 ID:HDqXVkx3
>>132
最初はああで、動いているうちに捲れて腹肉の下にいく。
138名無し調教中。:2007/07/17(火) 06:39:44 ID:LC0EuRgu
deviantart

139名無し調教中。:2007/07/17(火) 09:29:20 ID:UKDmDE8Q
早くSSの続きを…!じゃないと俺が肥…うわぁぁぁぁぁぁ!
140pre656:2007/07/17(火) 13:10:49 ID:VZdoOkuN
前スレ656です。

えっと……前スレで自分、どこまで載せましたっけ?
141名無し調教中。:2007/07/17(火) 17:07:01 ID:rfjTocSv
まとめサイトからミラーで歴代スレが見れますよ
142名無し調教中。:2007/07/17(火) 20:11:17 ID:78GtpnP3
やっとアク禁解除されたぜ…
SS職人様方乙! 続きも気長に待ってるんで是非お願いしやす。
14367:2007/07/17(火) 22:07:17 ID:b+Rdoxyo
今日まで旅行に行っていたので、明日から復活予定。
144名無し調教中。:2007/07/17(火) 22:38:30 ID:9exqv34j
お、前スレ656氏&67氏復活か
これからもがんばってください
それついでにネタ ttp://www.ntv.co.jp/gyoten/
明日の仰天見逃すなよ!
1454スレ150:2007/07/17(火) 23:46:49 ID:P24n+WMN
無駄にひっぱるのもスレの無駄遣いなので、エンディングまで一気に書き上げました
しばらく連投失礼いたします
※今回も少しですが出産があるのでご注意ください

マリアンヌの突然の失踪に王国は震撼した。国王は勅命を発し、国王軍、領邦軍が総力を挙げて王女を捜索した。
もちろん、団長を奪われた聖堂騎士団がもっとも熱心に捜索活動を続けたのは言うまでもない。
愛すべき団長を取り戻すと、全団員が必死だった。
怪しい場所を見つけてはシラミ潰しに捜索していった。
そして、マリアンヌの失踪から約1年、怪しい輩が徘徊しているとの通報を受けた聖堂騎士団は分隊を派遣した。
通報があった街で、聖堂騎士団は地下に建造された神殿を発見する。
それこそが、マリアンヌが監禁された地下神殿だった。

「この建築様式…この神殿は『宵の明星』のものに違いない!」
「この巧妙に隠蔽された神殿…それに『宵の明星』…もしかしたら団長はここに…!」

ドォーーーーン!
  チィン!   キンッ!キンッ!

地下神殿に銃声とかち合いの音が響く。
聖堂騎士団は警護の機械人形(オート・マン)を排除しながら神殿の奥深くに進む。

「護衛は機械人形だけ?教団員は何処に行った!?」
「ここは牢屋だぞ!」
「やはりここに団長が…?」
「隊長、あちらに隠し扉を見つけました。」

伝令に導かれ、本隊が隠し扉へと向かう。
斧で扉を打ち開けると、下層へと続く階段が現れた。
地下洞穴へと続く階段だ。
146名無し調教中。:2007/07/17(火) 23:50:17 ID:TQ7pkKyL
>>150
待ってました!
1474スレ150:2007/07/17(火) 23:50:31 ID:P24n+WMN
「むむっ…なんだこの禍々しい瘴気は…!」
「何か下にいるぞ、総員警戒しろ!銃手は装填して発砲に備えろ!」

銃手はフラスコで火縄銃に火薬を装填し、込め矢で弾丸を装填する。
鉾槍兵が四方八方に鉾槍を構え警戒する。
士官たちも剣を抜き敵の襲撃に備える。

そして、陣形を組んで階段を下っていく。
階段を下りた所で、何かの息遣いが聞こえた。

…ふしゅぅーっ……ふしゅぅーっ…

「何かいるぞ…松明を…前に来い…」
「ひどく汗臭い…それに乳の臭いも…牛舎みたいだ…」

隊長の支持に従い、灯りを持った兵士が前方に集まり、それを照らし出す。
暗い洞穴に、白い塊が浮き上がった。

「うわぁ!ま、魔物…!?」
「待て!様子がおかしい!まだ攻撃するな!!」

兵士たちの眼が闇に慣れてきて、その塊の細部まで視認できるようになる。
塊は肉、それも脂肪質の肉であること、あまりにも太いが、四肢と思われる部分があることが明らかになる。

…ふぅ…ふぅ………うぅあぁぁ………

「に、人間じゃないか?…こいつ?」
「人間だ…すさまじく太った人間だ…」
「胸が大きい…女か…?」
1484スレ150:2007/07/17(火) 23:53:11 ID:P24n+WMN
兵士たちが唖然としている時、奥から靴の音が聞こえてきた。
銃口と穂先がその音の方向へと向けられる。

「誰だッ!?」
「御機嫌よう…聖堂騎士団の兵隊さんたち…ようこそ『豚小屋』へ…」
「お前は!『宵の明星』のイサベラだな!?キサマッ!この女に何をした!!」
「あらぁ…『この女』ですって…気づいてないのね…豚ちゃん、みんなに顔を見せてあげなさぁい…」
「ふぁあぁぁ……」

自身の顎と頬の肉に埋もれるように下を向いていた顔がのっそりと上げられた。
膨らんだ頬に潰れてしまいそうな顔のパーツが兵士たちを向く。その細い目から除く青い瞳が彼らを見つめる。
肉にかき消されてしまいそうな形でわずかに残る顔の特徴は、兵士たちにとって馴染みの深い顔と一致する。

「団長!?まさかマリアンヌ殿下では!?」
「うわあああああ!マ、マリアンヌさまぁ!?」
「はぁ…はぁ…ふぅふぅ…み、みんなぁ………」
「うふふ、部下と団長の念願の再会ね…」

1年間の肥育の結果、マリアンヌは象のような巨体へと変貌を遂げていた。
彼女の人間らしい部分は、手足が生え、頭がある程度のものでしかない。
世界中の地誌を紐解いても、歴史上、今の彼女ほど太った人間はいなかっただろう。
彼女に比べれば見世物小屋の「自称世界一の」デブ女などかわいらしいものである。
1494スレ150:2007/07/17(火) 23:58:12 ID:P24n+WMN
出産と育児のためだけに、一切の人間らしさを無視されて彼女は太らされた。
自力で歩くどころか、立ち上がることさえ適わない。必要がないからだ。
今では魔力により骨の変質さえ始まり、より多くの贅肉を搭載できるように(しかし歩行などは一切無視して)骨格が変形していた。
球を潰したような形の腹は、下腹部が床に完全に接して地に横たわっている。
脚も可動する意味はもはやないので、尻、太もも、ふくらはぎが一体となった太い肉として左右に投げ出されている。
背負うような、あるいはのしかかるような形で背中に肉がつき、下の肉に上の肉が積み重なり、段々となっている。
腕はたっぷりと袋状の肉をぶら下げて、腋からはみ出た肉の垂れにのしかかるだけだ。
乳房は、巨大腹肉の上にのしかかり、丸々と破裂してしまいそうな感じで乳首を上に向け転がっている。
そして、その乳首はひくひくと隆起し、どろどろと母乳を垂らしていた。

「さぁて…せっかく兵隊さんがいらしたことだし、出産ショーを始めましょうか、女王豚さま…」

イサベラは手に魔力を込め、マリアンヌの壁のような腹肉にずぶずぶと押し込んだ。

「キサマ!マリアンヌさまに何をするか!」
「子宮の赤ちゃんに刺激を与えているのよぉ…」
「赤ちゃん…だと…?」

ズギュウゥゥゥン……どくぅん!ドクドクッ!

「…っはあぁあぁ!?お腹イク!お腹ビクビクするぅ!?」
「なんだ?何が始まるんだ!?」
「死にはしないから安心して見てなさい…」
「はっ…はあぁ…やめてぇ!…こんな…みんなの前で…産ませないれぇ!」

イサベラの送った魔力により、出産が強制的に始まってしまう。
マリアンヌは胎動に耐え切れず、ごろんとその肥満体を横にした。
ちょうど、股間を兵士たちのいる方へ向ける格好になってしまった。
太い脚の合間から、羊水と汗と尿がジョボジョボと溢れてくる。
1504スレ150:2007/07/18(水) 00:00:28 ID:hnWszlpx
「はぁん!はあぁん!…出ひゃうぅ!?赤ひゃん出ひゃうぅ!!」

ゴプ…ゴププ…ぶびゅっ…ジュププ…ムリムリ……ジュルンッ!

ピギャーーーーーオォォ!!
   プギィィーーーーーーーィィ!!

内股の肉に囲まれた奥底から、飛び出すように立て続けに二体の豚の仔がひり出された。

「う、うわあああ!!」
「魔物!半豚人の仔だぁ!!」
「姫様が…姫様が豚の仔を産んだ…」

マリアンヌの肉体から魔物の仔が出てきた光景に驚き、聖堂騎士団は半ばパニックになった。
よりによって、神聖な血統であるマリアンヌから魔物の仔が産まれたことは悪夢以外のなにものでもなかった。

「あらぁ…二体出てきちゃったわね。お産、ずいぶん楽になったでしょう、女王豚さま?」
「キサマ…姫様を半豚人に孕ませたな…」
「そうよ、半豚人の復活にはふさわしい器が必要だったの。アナタたちのお姫様を使わせてもらったわぁ…」

イサベラは臍の緒を処理しながら淡々と答えた。
1514スレ150:2007/07/18(水) 00:02:57 ID:hnWszlpx
「…をよこせ…」
「はい?」

ひとりの若い士官が、怒りに肩を震わせ、側にいた銃手に搾り出すような声をかけた。
目の前の非現実的光景に唖然としていた銃手は、一回ではその震える声を聞き取れなかった。

「ハークイブス(火縄銃)をよこせぇっ!!」
「え…あっ!」
「やめろウィル!」

銃手が答えるよりも先に、若い士官は銃を銃手の手から奪い、隊長が止めるのも聞かず銃を構えた。

「死ねぇっ!!」

照星にイサベラを捕らえるやいなや、火縄が火皿に落ち、銃口が火を噴いた。

ダァァァァーーーーーーーーーンンッッ!

煙の尾を引いて、鉛弾が一直線にイサベラの額に命中した。
…確かに弾道はイサベラの頭部を貫いた、しかし着弾の瞬間、まるで水面を撃ったかのようにイサベラの顔が波紋を描き歪んだ。
血は一滴も出ず、それどころか歪んだ顔は笑みを浮かべた。

「ダメじゃなぁい…力量の解らない敵をいきなり撃つなんてぇ…軍人なら上官の命令に従いなさぁい…」
「こ、これは…幻影かッ…!?」
「そうよ、アナタたちが見ている私とこの豚ちゃんは物体性を伴った虚像よぉ…実体の私たちは別の場所にいて、中継してるだけなのぉ…」
「『宵の明星』の術師は、こんな再現性の高い幻術まで使えるのか…」
1524スレ150:2007/07/18(水) 00:04:56 ID:hnWszlpx
「ごぉめんなさぁいねぇ…今どこにいるかは流石に教えられないわぁ…まぁクオリティの高い立体幻影だから、見て楽しんでねぇ…」

そう言ってイサベラは、産まれたばかりの仔豚を抱えてマリアンヌの腹肉に跳び登った。
着地の衝撃で、腹肉がボヨンと潰れ、揺れが脂肪の波となって全身に伝わった。

「さぁ…おっぱいあげましょぉねぇ……」

イサベラはマリアンヌの「乳輪」を鷲づかみにして、2、3回揉んだ後、隆起した乳首を掴み、上下にしごいた。
まるで乳首が勃起したペニスのようだが、実際、イサベラの手の刺激を受けて、乳首はムクムクと膨らんだ。

「はっ!あぁん!…らめぇ!!お乳搾っちゃらめぇっ!!」
「乳腺開きっぱなしになっちゃって…いつも垂れ流しちゃってるけど…やっぱり赤ちゃんにやる時はこうしないと…」

ジュプ…ビュブッ!…ビュ!ビュピューーッ!!ぴゅうぅぅぅぅぅ……

それこそ射精のように、乳首から生温かい母乳が噴き出した。
イサベラは同じことをもう片方の乳房に対しても行い、それぞれの乳房に仔豚を置き、母乳を飲ませた。

「ご覧なさぁい、アナタたちの団長さまは、半豚人に乳をやる母豚になったのぉ…」
「おぉ…何ということだ…」
「あぁ…あぁ…マリアンヌさまぁ…」
「この娘の肉体はもう人間のものじゃないのよぉ…大きなお腹でしょう?これ…」

イサベラは腹肉の上に横たわり、腹肉を撫でながら語りだした。
兵士たちは、幻影相手ではどうすることもできず、イサベラの話を聞くだけしかなかった。
1534スレ150:2007/07/18(水) 00:08:02 ID:hnWszlpx
「このお腹の脂肪の奥には、豚の仔でパンパンに膨らんだ子袋があるわぁ…そうねぇ、今すぐにでも産まれてきそうなのが20体くらいかしら…」
「にじゅ…20体だとぉ…?」
「もちろん人間サイズではないわぁ…すごい子宮よぉ…濃い魔力で満ちていて、受精から出産まで2ヶ月しかかからないの。あ、そうそう…」

イサベラは、乳を夢中になって吸っている仔豚の一体を乳房から引き剥がし、抱きかかえた。
そして、豚の仔の脚を開き、その小さなペニスはしごき始めた。

「見て…この仔、もう勃起するのよぉ…お姫様の子袋が優秀すぎて、産まれた仔は繁殖可能な状態まで成熟して産まれてくるの…ほら、出すわ。」

ピギィィィ…

「すごいでしょう?こんな仔ならすぐ半豚人は増殖していくわ…もしかしたら、マリアンヌちゃん、そのうちお腹の中の仔に射精されて孕んじゃうかも
…自分の子どもの子種で孕むなんてケダモノにふさわしいと思わない?」
「そんなぁ…いやぁ……」
「マリアンヌさま!すぐに見つけ出してお助けいたします!」
「そうです!国中の魔法療法師を集めれば、すぐに元のお身体に戻れます!」
「それはどうかしらぁ?この身体は、強力な魔力が変質させたもの…この脂肪だけにしたって普通の脂肪じゃないのよ?
細胞レベルで魔素がたぁっぷり練りこまれた脂肪よ。彼女の肉体の本質(イデア)と深く絡まりあっているから、そう簡単には…」
1544スレ150:2007/07/18(水) 00:10:37 ID:hnWszlpx
毎日注ぎ込まれる豚の王の魔力と、それによって強引に引き出された王女マリアンヌの魔力。
どちらも第一級の魔力を誇る。そんな魔力が合一して彼女の肉体を変質させている。
たとえ絶食したとしても、彼女は空気中のエーテルを吸ってでも生き延びるだろうし、
その脂肪を剣で裂こうとも、たちまち傷は塞がり、なんらかの術法を与えようとすれば、逆に術者が呪い殺されるだろう。
豚の王のものと結合して汚染された魔力は、マリアンヌのコントロールを離れ、自動的に彼女の出産・授乳器官としての肉体を保護してしまう。
この時代、この王国において、この状態を解除できる療法師はいない。そう知っていてイサベラは言ったのだ。

「さぁ、そろそろピグシーちゃんのムラムラも限界でしょうし、豚同士の交尾をお伝えしてお別れしましょう…」

のっしのっしと、豚の王が現れた。(これも幻影である。)その巨体に兵士たちはおののく。
ギャラリーがいて嬉しいのか、豚の王は彼らに見せ付けるようにその巨根をマリアンヌに押し込む。

「ああ…姫様が豚に…!!」
「や、やめろぉ!バケモノ!姫様から手を離せ!」

ブゴォォーッ!ブゴォォーッ!

半豚人にとって聖堂騎士団は憎き仇である。知能が低下した頭でも、豚の王はその怨念を忘れてはいなかった。
その仇の前で、マリアンヌを犯す。この状況は豚の王にこの上ない喜びを与え、いつもより激しく腰を打ちつかせる。
1554スレ150:2007/07/18(水) 00:14:03 ID:hnWszlpx
ずっぽずっぽ…じゅぽっ…じゅぽっ…

「やめてぇぇ…こんな…こんなところ、みんなに見せないでぇ!!」
「おーほっほっほっほ!どう?愛しいお姫様が醜い肉塊になって、醜い豚に犯されるのは!?最高だわ!!あーはっはっはっは!!」
「はぁん!はぁん!みんなぁ…見ないでぇ…はぁ…はぁ…」
「腰動かせながら言っても説得力ないわよ!この淫乱メス肉豚ちゃん♪」

二つの巨大な肉の塊が、クチャクチャと音を鳴らし、がっぷり組み合う。
雄の精力を押し込まれる快感に、マリアンヌの膣は卑しく収縮し応えてしまう。
信頼を寄せてくれる部下たちの前にも関わらず、豚の王を下半身で貪り食うような腰の動きが止められない。
マリアンヌは恥辱のどん底に叩き落された。

「さぁて、お別れよ、聖堂騎士団の皆さん。でも折角来てくれたお土産に、成長した半豚人を見せてあげるわぁ…」

フゴッ…フゴッ…
   ゴフッ…ゴフッ…

洞穴の奥底から、ぞろぞろと武装した半豚人のオスが何体も出てきた。

「それはマリアンヌちゃんが産んだ仔豚たちで編成した最初の部隊なの。幻影じゃないわよぉ…彼らは今日が初陣よぉ…」
「初陣…?」
「さぁ、最初の相手は聖堂騎士団よ!皆殺しになさい!」

イサベラの号令とともに、半豚人が一斉に騎士団に襲い掛かる。

「うわぁーーっ!!」
「撃てーッ!撃て、撃てーッ!!」
「うわああああああ!!!!」

ダダァーーーンッ!ズダダダァーーーーッッ!!

ピギギギイイィィィーーーーーーッッ!!!!
1564スレ150:2007/07/18(水) 00:15:40 ID:hnWszlpx
「じゃあね♪聖堂騎士団の皆さん♪」
「あぁあぁ!?…みんなぁ!!」
「びっくりさせてごめんなさいねぇ…でも黙っておかないとアナタ、彼らにバラしちゃうし…」
「もぉやめでぇ…ごんなひどいこどぉぉ…」
「やめないわ…まだ、たった一部隊じゃない。王国転覆の為にはもっと半豚人の兵士が必要だわ。」
「へいじ…?」
「そうよ、私たちがタダで半豚人を助けると思う?あんな下衆な種族を。契約をしたの。半豚人を復活させる代わりに、新しい世代の半豚人は『宵の明星』の兵士となって王国打倒のために戦うって。」
「!?」
「半豚人は戦士として見れば優秀だわ。しかもアナタの産んだ新世代は元の半豚人より強いじゃない。アナタの産んだ新型半豚人の軍勢が、この国を滅ぼすの。」
「そ、そんなああああ!!??」
「さ、できるだけ早く殖えるように、ボンボン種づけされなさい♪」

ピギイイィィィ!フゴッ!フゴッ!

「いやあああ!!」

ジュポッ…!ジュブッ…!
1574スレ150:2007/07/18(水) 00:18:41 ID:hnWszlpx
「すごいわねぇ、デカチンで再生可能な羊膜突き破って、妊娠中の子宮に容赦なく精液流し込むんですもの…それでいて胎児は流れない。
流れ込んだ精子は、常に胎内で待機している卵子と結合する…
受精卵は子宮のスペースの許す限り着床して、妊娠中でも新しい仔を次々に孕める。本当に出産器官なのね…」
「はぁあ!!また…また受精したあぁんっ!?また産んじゃう!また豚の赤ちゃん産んじゃうぅ!?」
「死ぬまで産み続けてもらうわよ…アナタ何歳まで生きるかしらね?その魔力だと100年は余裕ね…」
「はああっ!?いやあぁ…もう産みたくないぃぃ!!」

マリアンヌは、「豚の女王」として、肥え太り続け、犯され続け、孕み続け、産み続けた。
体内に満ちる強力な魔力のせいで、これ程の肥満体にも関わらず、怪我とも病気とも無縁で太り続けた。
そうして、産まれた半豚人たちは、子ども同士で交配し、あるいは捕らえた人間の女を犯し、どんどん子孫を殖やしていった。
マリアンヌの髪と同じ、金色のたてがみを持った半豚人の軍勢が、王国領内を荒らし、王国は衰退の一途を辿った。
皮肉にも、一度は滅ぼしたはずの半豚人が、王家の娘の胎から蘇り、王国を滅ぼす形となってしまった。

「豚の花嫁・完」
1584スレ150:2007/07/18(水) 00:24:17 ID:hnWszlpx
以上で完結です

前回で終わらせてもよかったのですが
肥満体をなじみの連中に見られるというシチュはどうしても入れたくて
気づいたらこんなに長く…

<反省会>
・肥満化&妊娠のコンボでやったら全体の文量に占める肥満化描写が短くなった
・肥満化に限らず「恥辱を与える」に広く重点を置いたら、全体の文量に(以下同文
・「機械人形」「エーテル」とかファンタジー設定を説明なしに使いすぎ みんな理解してくれるよね?
・はいはい、また救いようのないエンディングですよ

絵の続きはまた後日載せますので
ではノシ
159pre656:2007/07/18(水) 00:24:23 ID:zH4KxFTY
>>157
4スレ150氏乙!
160名無し調教中。:2007/07/18(水) 00:25:47 ID:gurBkR4N
救いようが無い方が俺は好きですよ?
161名無し調教中。:2007/07/18(水) 00:31:28 ID:OuQ30ue6
SM板だし救いようないほうが俺のS心を刺激されておkk
162名無し調教中。:2007/07/18(水) 00:37:00 ID:ydXjdgTs
>>150
陵辱最高!王国転覆後も気になる・・・
1634スレ150:2007/07/18(水) 00:46:44 ID:hnWszlpx
こんな短い間にレスサンクスです

>>159
あなたの書くSS、すごい自分のツボにハマってます
病院の描写とか、泣きながら食べるヒロインとか、趣味が合いますね

>>160-161
ありがとう ありがとう ありがとう みんな

>>162
国中の娘犯して半豚人繁殖〜
王家の娘(マリアンヌの妹とか従姉妹とか)もさらって来て第二第三の豚の花嫁化〜
国はボロボロ、人口激減、産業崩壊、悪徳がはびこり邪教が繁栄〜
教団が王国を乗っ取り、恐怖支配〜
そして世界征服へ〜
教団の最終目標は、全地上を支配する邪教の帝国を建国すること
各国の王族、魔導師、聖戦士はさらわれて(ry

…な感じです
164名無し調教中。:2007/07/18(水) 00:55:09 ID:6mGUyJOl
癒されました。
1654スレ150:2007/07/18(水) 01:02:11 ID:hnWszlpx
>>164
「癒し」ってw
ありがとうございます

文が長くなったので、今後まとめサイトに掲載されることを考え、サブタイトルをつけました
最初の章
「肥育の牢獄」
>>40-53
「豚の王」
>>60-64
「受胎告知」
>>72-74
「聖性侵蝕」
>>75-79
「膨張、恥辱、絶望」
>>90-97
「花嫁修業」
>>100-104
「夫婦性活」
>>121-125
「産声」
>>145-157
「明星は宵に輝く」
166名無し調教中。:2007/07/18(水) 21:49:49 ID:9sRuOPVc
最終的には半豚人の反乱でイザベラも肉塊化しそうですね。
知能の高い強力な変異個体が生まれて…とか。
16767:2007/07/18(水) 21:55:27 ID:gD7YRunx
今日から本社に転勤だ。
かわいい娘いないかな?

会社に着いて、俺が紹介された。
「・・ミキです。よろしく・・」
声が小さいやつだ。良く聞こえなかった。
どうやら、一緒に仕事をするのは、このぼうやのようだ。

ほとんど何も話をしないやつだ。
ただ、仕事はそこそこにはできるのが救いだ。

でも、かわいい娘はいないなあ。残念だ。

16867:2007/07/18(水) 22:10:05 ID:gD7YRunx
それから、1週間後

ふと、職場の名簿を見つける。

○○ 美紀 ? えっ? も・・もしかして、あいつ、女?
確かに男としては小柄だと思ったが・・
声も少年としてはおかしくないし。

同僚に確認した。
俺「もしかして、ミキって、女だったの?」
同僚「今まで男だと思ってたの? それで美紀とそれなりにうまくいっていたんだ。
    あの人、女扱いするとキレるから、やりずらくって。
    それに、ここしばらく誰かと話してるのなんて見たこと無かった。
    あなたが久しぶり、いや、始めてかも。
    これからも、よろしく。美紀の面倒見てあげてね」

しかし、あんなガリガリで無表情な女、面倒見てって言われてもなあ。
せめて、ブスだったとしても、肉さえあれば、少しはやる気も出てくるってもんなのに。

しばらくの間、当然ながら、何の変化も無かった。

いや、美紀だけは、少し、心と体に変化を感じていた。
16967:2007/07/18(水) 22:10:37 ID:gD7YRunx
半年後

今までワンパターンだった美紀が衣替えでもないのに、今まで見たことの無い服を着てきた。
1日だけかと思って、何か心境の変化でもあったのか? と思った。
1日だけに限らず、その後も結構いろいろな服やかわいい服なども着るようになってきた。

なんとなく、この時のことが心にひっかかっていたので、医者に説明途中だったが、話しかけてみた。
俺「半年くらいしてから、結構おしゃれになったよね? どういう変化があったの?」
美紀「何でだと思う?」
俺「この時から、恋心に気づいたの?」
美紀「この時は、まだなんとも思って無かったわよ。自信過剰ね。
    単に服がきつくなって、着れなくなっただけよ。
    その後もどんどん着れなくなっていくから、どんどん買わないといけなかった。
    ただ、それだけ。前と服を選ぶ基準が変わったのは確かだけどね。」
17067:2007/07/18(水) 22:18:57 ID:gD7YRunx
それから3ヵ月後(今から3ヶ月前)

全く、想像していなかった事態が発生した。
美紀「あなたのことが、す・・・
    ・・・のことが、好き・・・・ 好き・・・・」
言葉はほとんど聞き取れなかったが、なんとなく、全身の力を振り絞って、告白しているのだろう。
それだけはわかった。
俺「一晩、考えさせてくれ」
告白されたのはうれしくはあるが、よりによって美紀かい。
でも、よく考えてみると、出会った時はガリガリだった美紀が、今は体型だけは普通の女に見えないでもない。
性格もおとなしいのは嫌いだが、向こうから告白してきたってことは、脱皮しようとしてるのかも。
まあ、今の美紀ではだめだめだが、将来性を見込んで、付き合ってみるか。だめなら、切ればいいし。

翌日、OKを出した。
これが、美紀の爆発的な成長の始まりとなるのも知らずに。
171名無し調教中。:2007/07/18(水) 23:48:06 ID:LozjGWn/
(・∀・)イイ!!
1724スレ150:2007/07/19(木) 00:01:07 ID:eCg+Bw67
>>167-170
再開乙です

あぶらみに最終段階のマリアンヌを載せました
記事21です
ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss.cgi
1734スレ150:2007/07/19(木) 00:03:13 ID:eCg+Bw67
あ、URLコピペで返信画面へジャンプできないのか…
174名無し調教中。:2007/07/19(木) 00:05:14 ID:9MG2LDl9
ちゃんと元に戻れるなら、無理やり太らされて笑われたりしてみたいですね〜
一生だったら困るでしょうけど。。
175名無し調教中。:2007/07/19(木) 03:28:08 ID:JQPCFtuH
【ホントはドM】西川女医ハメ撮り流出【プライベートでは患者】
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news7/1182739971/
176名無し調教中。:2007/07/19(木) 03:35:15 ID:SZ10C/PV
>>172
最終段階絵良かったです。
もっと大きくてもよかったかも。全長3〜4mくらい。
177pre656:2007/07/19(木) 20:26:43 ID:6GjRz90Y
久しぶりに更新です。


 療養所に入ってからはそんな生活が続いた。
 毎朝起きてから寝るまで、ベッドの上で食べ続けるだけの生活。トイレと風呂くらいしか動くこともなくなった。
薬によって抑制されてはいるものの、その間にもウィルスは着々と数を増やし続けていた。
ウィルスが繁殖するに従い、ウィルスが必要とする栄養分も増えていった。当然、彼らを満足させ、
さらにミキに必要な栄養分を確保するためには、大量の食事が必要となる。
 1週間が経ったころ、ミキの食事の量は入所時のほぼ倍になっていた。
そのころの1回目の体重測定では80kgを越えていた。身長160cmのミキとしては、それは十分な肥満体型だった。
胸も一回り大きくなったが、お腹も二の腕も太ももも、それ以上に太くなっていた。あごも立派な二重あごである。
入所時に着ていた下着はとうの昔に着れなくなっており、下着のサイズはすでに2つあがった。

 測定の結果を見ても、もうミキは驚かなくなっていた。慣れとは恐ろしいものである。
嫌だと心では思っていても、1ヶ月近くも連続で太り続ければ、もう驚く気力も消えていたのだ。

 もう、ミキの心から、太りたくないという願望は消えようとしていた。それよりも、死にたくない、という本心が勝り始めたのだ。
太らなければ、死んでしまう今、ミキには太るしか道が残されていなかった。

 着々と増える食事。着々と増える体重。着々と増える腹の肉。
 常に食べ続けられる食事、お菓子。常に注ぎ込まれる高栄養な点滴。それらのほぼ全てを脂肪に変え続けるウィルス。

 入所1ヶ月を前にして、ミキの体重はついに100kgを突破した。ぽっちゃりでも可愛らしかったミキの体は、
お世辞にも可愛いとは言いがたいところまで肥大していた。服のサイズもあれから次々に上がった。
それでも、大量の脂肪で覆われ、大量の食べ物が詰め込まれっぱなしのお腹を隠すには不十分だった。
パンパンに膨れた胃腸を包むブヨブヨの分厚い脂肪。力士のように前に飛び出し、へそがちらりと覗いていた。
首はすでに無く、頬から連なる分厚い脂肪が二重に垂れ下がる。

 ベッドの上で、ただただ太り続ける生活。ミキの顔から、次第に生気が失われていった。

178pre656:2007/07/19(木) 20:49:36 ID:6GjRz90Y
 ある晴れた日、気分転換にミキは庭に出た。
100kgを越えてからはほとんど歩くことがなかったので、久しぶりの散歩だった。
当然のように、手には菓子の袋を抱えている。
 のしのしと、重い足取りで歩く。100kgを越える体重は、
すっかり弱りきった足にはかなりの負担で、ちょっと歩くだけでも息が切れた。

 庭には、数人の患者がいたが、当然全員肥満体である。
入所時は浮いていたミキだったが、今や完全に同類の体と化していた。

「こんにちは」
 ミキは声をかけられた。振り返ると、ベンチに女性が座っていた。
それはミキの2倍以上はありそうな巨体の持ち主で、体重200kgは軽く越えているだろう。
もしかしたら250kg近いかもしれない。患者用に、通常より大きく作られたベンチも
子供サイズに見える。ドラム缶のような足に豪快に腹肉が乗り、
スイカほどはありそうな胸がその上に垂れている。腕も、通常の女性の体ほどありそうな
サイズだった。首は脂肪に埋もれ、当然、顔も脂肪だらけで、膨らみきった頬が全てのパーツを圧迫していた。
 ところが、その容姿は、どこか可愛さがある、とミキは思った。
パンパンになった顔も、飛び出したお腹も、どことなく愛らしい。
力士も驚くその体に、美しさが含まれていたのだった。
「あ、こんにちは……」
 ほぼ1ヶ月ぶりの会話である。ミキは女性の隣に座った。
女性の巨体と比べると、ミキはまだまだ標準体型に見えてしまう。
179pre656:2007/07/19(木) 20:51:20 ID:6GjRz90Y
「見たところ、あなたは1ヶ月ちょっと、ってところかしら?」
 女性が聞いた。
「あっえ、はい。そうです。……この前、100kg越えちゃいました」
「そう……私はもう半年近いわね。240kgだって。笑っちゃうわね」
 抱えた巨大なお腹をさすりながら、女性が言った。
「とんだ災難よね。変なウィルスのせいで、私たちの人生はめちゃくちゃ……」
「そうですね…」
 手にしたチョコレート菓子を食べながら、ミキは同意する。
次から次へとチョコを口へ放り込むミキを見て、女性がしみじみとつぶやく。
「お菓子か……もう1ヶ月食べてないわ」
「えっ……?」
「あなたはまだ大丈夫だけど、あるところまでウィルスが繁殖すると、
もう普通の食事や点滴では、ウィルスの消費に追いつけなくなるの。
だから、超高カロリーな特別食に変えなければいけないの」
 女性は、右手に持ったカップを見せた。
一見すると普通のジュースだが、実は一口で何百カロリーもある、
ウィルス患者のためだけにつくられた特別食だった。
「1時間もこれを飲まなければ、貧血で倒れるわ。2,3時間も放って置けば栄養失調で死んでしまう。
これでもまだ足りないのよ。ほら、この腕見て」
 女性は右腕を見せた。太い管が挿入され、反対側の端は大きな点滴器に繋がっていた。
「これも、あなたがしてるような点滴とは違う、さらに特別な点滴よ。
これくらいしないと、生きていられないの。こんな体してるのにね。馬鹿みたい」
180pre656:2007/07/19(木) 20:52:38 ID:6GjRz90Y
 この話はミキに初耳だった。そういえば、ここに来てからというもの、
病気の進行や治療方法について、詳しく解説してもらったことが無かった。
数ヶ月先には、自分もこの女性のように、普通の食事もできないまま、
ただブクブクと太るだけの体になってしまうのか、と思うと、ミキは泣きたくなった。


 しばらく、ミキは女性と喋っていた。互いの病気以前の生活の話を中心に、話に花が咲いた。

 女性はユリといった。現在23歳で、エリート私大を卒業したあと、
有名企業に就職も決まっていたそうだ。ところが、そんな折に発症してしまい、
全て白紙になったという。
 ユリは、以前の姿の写真をミキに見せた。
「…………っ!」
 思わずミキが絶句するような美人が笑っていた。見るからに育ちの良い
お嬢様という感じで、それでいて純粋で清楚さを十二分に醸し出していた。
アニメや漫画の中に出てくるような、誰もが認める絶世の美人だった。
「今じゃ見る影もなくなっちゃったけどね……」
 ユリはつぶやいた。
 そんなことない、とミキは思った。250kg近い超肥満体にもかかわらず、
ユリはどことなく美人であった。美女というものは、こんなに太っても美女なのだ、と。
181pre656:2007/07/19(木) 20:53:52 ID:6GjRz90Y
「ユリさんは奇麗ですよ! 私なんか、自分で言うのもなんだけど、
周りからかわいいっていわれてたのに、今じゃブクブクで、鏡で見るたびに、
あまりの不細工っぷりに泣きたくなるくらいなのに、なのにユリさんは、
そんなに太ってても、なんか、可愛らしいし、その、なんていうか、
太り方が美しいっていうか……よくわかんないけど、とにかく、ユリさんは、
私なんかより全然大丈夫です!」

 いつの間にかミキは、自分でもわけのわからない言葉を叫んでいた。
「あっ、その……ごめんなさい、私、失礼なことを…」
 急に恥ずかしくなって、ミキはうつむいた。

「ふふ、ありがとう」
 ユリは笑った。写真の女性と全く同じ笑顔に見えた。




続きます。
18267:2007/07/19(木) 22:59:54 ID:/Z4lCIay
体重が増え続けたのは、前述の通りだ。
ただ、しばらくはそんなに目立つわけでもなかった。
最初にわかる変化が出てきたのは、声だ。

ずーっと弱弱しい声で語尾が良く聞こえない話し方だった美紀が、
少しずつ声が大きくなってきた。
数日も立つと、普通に話せるようになっていた。
1ヶ月もたつと、部屋の端にいても聞こえるような大声になっていた。

声が大きくなるにつれ、変化が起きた。
美紀「おはようございます。」
一同「・・・」
美紀「おはようございます。」
一同「・・・」

そりゃそうだ。美紀が俺以外の他人に話しかけるのも見たことが無いのに、いきなり挨拶かい。
びっくりして、声も出ないわけだ。
何日もすると、皆も慣れてきて、挨拶を返したりするようになった。

美紀が普通に俺以外の人間にも話しかけるようになった。
いつのまにか、美紀の周りには人だかりができるようになっていった。
同僚「美紀、最近、太ったな(笑)」
美紀「そうですか? ここに元気の素が詰まってるんですよ。」
と言って、胸を指差す美紀。うーん、かわいいなあ。
18367:2007/07/19(木) 23:01:35 ID:/Z4lCIay
夜、いつもどおり、美紀を抱きしめる。
毎日、毎日、抱き心地が変わっていく。
俺「お前、また太ったんじゃないか?」
美紀「あなたにだけは言われたくない!!
    絶対太ってないもん。太ったは厳禁!」

俺が太ったって言わなくたって、体重増えれば同じジャン、と思う俺。
でも、こんな娘を抱けるなんて、ちょっと前には想像もしてなかったなあ。
本当に幸せだ。

184名無し調教中。:2007/07/20(金) 23:03:02 ID:L6HLVh8Y
http://huh111.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/zzz/h601.jpg
もっとお腹丸々したほうがよかった><;
18567:2007/07/20(金) 23:47:07 ID:TZDdGq4f
美紀「ああ、終わった。」
俺「え? もう終わったの? 早いね。」
美紀「あんなの簡単じゃない」
俺「・・・・」

こんなことばっかりになった。
もともと、仕事はできるほうではあったが、出来具合に拍車がかかっている。

そうだ、俺、今一件トラブル抱えてたんだ。
今の美紀なら、なんとかしてくれるかな?

俺「・・・ というわけで、助けてくれない?」
美紀「いいよ」

というわけで、クレーム顧客対応に美紀を一緒に連れてった。

俺「なんだ、その格好?」
美紀「クレーム対応なら、女の武器! ってやつを使わなきゃ」

太めになりつつあった美紀だが、こうやって見ると凄いボディだ。
本当に、いかにも服から肉がはみだしそうだ。
デブ専の俺からみるとムラムラしてくる。
しかし、仕事で、彼女がこんな格好をしているのは、あまり気分がいいものではないな。

18667:2007/07/20(金) 23:48:10 ID:TZDdGq4f
俺「今日は、彼女に説明させます。」
しかし、あのエロオヤジめ、美紀に色目使いやがって、許せん。
美紀「○×◎●・・・・」
あいつ、こんなにプレゼンうまかったっけ?
俺まで説得されてしまってる。

ん? エロオヤジの顔も正気になってるな。
美紀の身体から話術に注目が移ってる。

美紀「・・ 以上です。」
顧客「良くわかった。引き続き取引をお願いしよう。
    ただし、2つほど条件がある。」
俺「何でしょうか」
顧客「1つは、取引を今の倍に増やしてほしい。
    お宅の商品は、結構いいものだったんだねえ。
    もう1つは、お宅の担当を替えてほしい。
    ぜひ、この娘をお願いしたい。」
俺「・・ 即答できかねますので、上司に相談してお答えします。」
顧客「頼んだよ。君。」

会社に帰る途中、やけに美紀が大きく見える。
来る時も、服がきつめだったとは思うが、やたらきつそうだ。
もしかすると・・ 自信がついてくると大きくなるのか?
なんとなく、美紀が太る理由がつかめたかもしれないと思った瞬間だ。

18767:2007/07/20(金) 23:48:42 ID:TZDdGq4f
俺「かくがくしかじか・・でした。」
上司「それは良かった。美紀、これからよろしくな。」
美紀「はいっ!!」
俺「そんなあ・・」

美紀はどんどん、仕事量が増えていった。重要な仕事を任されることも多くなっていった。
しかも、美紀が美人という評判が日に日に高まっていった。
俺は、すごい美人だと思うが、普通の好みの人でも美人に見えるのか。
太っているからといって、絶対的にきれいなら、やっぱりきれいなのか。

ちょっと前まで、俺が美紀の告白を受けるかどうか主導権があったのに・・
今では全く美紀にかなうところがない。
本当に、美紀が大きく、大きく、見える。

医者「だいたい、様子はわかりました。
    来週、もう一度きてください。結果を説明します。」
188名無し調教中。:2007/07/21(土) 02:14:16 ID:m1PIuPmz
最近職人様が多くてスレが賑やかだNE
これからも職人様頑張って下さい
18967:2007/07/21(土) 22:17:49 ID:E7ZQb+r8
翌週、結果を聞くために、再度病院へ行った。

医者「いやー、驚く結果でした。
    ここまで急激に太りましたからね。」
美紀「ぇ、私、死んじゃうの?」
医者「さすがに、どこかに問題があると思ったのですが、
    全くの健康体です。
    念のため、去年の健康診断のデータも取り寄せましたが、
    ひどい結果でしたね。貧血、低血圧・・・」
美紀「そういえば、最近ものすごく体調いいですね。」
俺「それでは、太った原因はなんなのですか?」
医者「おそらく、ホルモンが原因していると思われます。
    もともと、美紀さんは、女性であることを拒絶していたとのこと。そうですね。」
美紀「・・・」
俺「はい」
美紀「ごん!」
俺「何するんだよ」
美紀「何で、あなたが答えるのよ」
医者「まあ、仲がよろしいのはわかりましたので、続けます。
    精神的な問題で女性ホルモンが止まっていたと考えられます。
    まあ、必要最低限くらいは出ていたでしょうが。
    それが、恋をすることで、普通に女性ホルモンが出るようになって、
    第二次性徴に似たような状態になったのでしょう。
    女性的な体つきになって、丸みを帯びてきた。
    途中までは、たぶん、こういう理由でしょう。」
美紀「途中・・ までは?」
医者「そう、途中までは、普通の太り方だったようですよね?」
美紀「付き合い始めるまでですね」

以下−最終回へ続く
190名無し調教中。:2007/07/21(土) 23:47:00 ID:rXT4v6DT
ぐっじょ!!
個人的には、もっと肥満描写があってもいいかな
続き楽しみにしてます。
191名無し調教中。:2007/07/22(日) 02:53:25 ID:TcXEHiPX
もう最終回!?
もっと見たいんだぜ!
1924スレ150:2007/07/22(日) 12:13:03 ID:EceTrI0H
>>176
感想ありがとうございます
納得のいく肉バランスを保ち大きく描くのは難しくて…
今回は骨格も変形するという設定なので
本編の後に3〜4メートルにはなります
いつかそういう「その後」の一幕を描きたいです
19367:2007/07/22(日) 20:57:40 ID:V6fgfov0
医者「つきあい始めてからの急激な太り方は、一つのことが原因とは考えられません。
    一番大きな原因は、美紀さんが成長したことでしょう。
    心だけでなく、身体も成長した。子供ではないので、身長は伸びずに、体重だけ増えた。
    医学的に言うと、ストレスがなくなって、消費カロリーが減ったこと、
    成長のために、摂取カロリーが増えたこと。」
俺「ちょっと待ってください。
  美紀は、食事量は変わっていないって言っているんですよ。」
医者「食事量が変わっていないなんてことないですよね。」
美紀「そういわれれば、増えてるかも。
    3倍くらいにはなっているような気もするけど、そんなの変わったうちに入りませんよね!」
俺「3倍かい・・ それで太らないわけ無いだろ!」
医者「美紀さんの言うとおりですよ。
    今の美紀さんは、細かいことは気にしない、おおらかな女性になっていますから」
美紀「さすが、お医者さん。話がわかる。ダメ彼氏とは言うことが違うね!」
俺「・・・ 続けてください。」
医者「次に、検査の結果、昔は健康状態に問題があり、今は全く問題が無いことです。
    それに、痩せていたときより、今の方が遥かに美しい。
    もともと、美紀さんにとっては、今の身体が普通。いや、まだ普通に達していないのかもしれません。
    いずれ、美紀さんに適した状態で落ち着くでしょう。
    今より、増えるのか、減るのかはわかりませんが。」
俺「まだ、美紀、太ってもいいんですか?」
医者「自然に任せるのが一番いいのではないでしょうか。」
俺「美紀、まだ太っても大丈夫だって!」
美紀「やだ!そんなの絶対にやだ!痩せてやる!痩せてやる!痩せてやる!痩せてやる!・・」
医者「女性ホルモンもどんどん強くなってますね。より美しくなられるのではないでしょうか。
    結論としては、全く問題なく、自然に任せてください。ということです。」
俺「ありがとうございました。」
19467:2007/07/22(日) 21:09:41 ID:V6fgfov0
それからしばらくして、美紀の肥満化がゆっくりになってきた。
食事量は以前に増して増えているが、だんだん服が長持ちするようになってきた。
いつしかして、美紀の肥満化が止まった。
でも、食事量の増加と頭脳や心の成長は引き続き続いている。
今が美紀のベスト体重みたいだ。

美紀は最高の女だ。俺は最高に幸せな男だ。
でも、現在、一つだけ悩みがある。
美紀の食費の増加に、美紀の給料が追いつかない。
今は、美紀の食費のために、美紀が転職を繰り返している。
もちろん、俺の給料など全然増えない。
美紀の服で貯金は全部使ってしまって無い。
今では、美紀も世間で言うかなりの高給とりなはずなのだが・・

ぜいたくどころか、食費が足りない!
今でも、美紀は、痩せる、痩せる、痩せるって叫びまくっているが、食べる量を減らさない限り無理だ。

END

この物語は90%フィクションです。
登場人物は、実在する人物とほとんど関係ありません。
195名無し調教中。:2007/07/22(日) 23:28:42 ID:tvZhZMhF
乙でした。
せっかくだから俺は10%のノンフィクションにも期待するぜ!

ところであぶらみ掲示板の肥満化画像ってまとめサイトに収録されるのかね。
196名無し調教中。:2007/07/23(月) 00:15:15 ID:oNNp/cIi
>>195
>ところであぶらみ掲示板の肥満化画像ってまとめサイトに収録されるのかね。

もともとこのスレに投下する目的でつくられた掲示板という経緯があるし
今まで投下された画像は漏らさずまとめサイトに収録してきたわけだし
収録するのが適当でしょう
ただ、こちらのスレで作者のうp報告がなかったものは、このスレへの投下ではなかったと見なして
収録しないでいいと思います
197ZENスレ648:2007/07/23(月) 00:30:14 ID:e/phSNes
 朝食を終えて、香山玲子は学校へと行くために着替え始めた。
『あら?』
 下着を着けたとき、違和感を感じ、鏡の前で自分の姿を確かめた。
 下着がきついかった。
『縮んだのかしら?』
 鏡に映る姿になんの何の変化も無い。鏡に映る下着のサイズが少し、小さく見える。
『へんね?』
 下着をはずして付け直してみる。
 今度はなぜか、体にフィットしている。
『おかしいわね???』
 首を傾げてはいるものの、時間も無くなり、さっさと着替えてリムジンへと乗り込もうと思ったが、再び、のどの渇きを感じ取った。
 キッチンへと再び足を運び、1リットルの牛乳を飲み干し、リムジンへと乗り込んだ。

久しぶりに書き込みですが、すみません量が少なくて……
198名無し調教中。:2007/07/23(月) 11:20:41 ID:jA098qUm
お姉さまの月一報告がないわ
199名無し調教中。:2007/07/23(月) 20:48:52 ID:9JzCmu1d
「の〜てんきな人」

撲の彼女はとてもスリムだ。手足はほっそりとして、ウエストはくびれている。
でも大食家、いつも大盛りランチをぺろりと平らげる。元気な人だ。

ところが最近、急にぽっちゃり太ってきた。
彼女の急変に撲は気が気でない。なんか病気か? ストレスか?
抱き心地が良くなって撲としては嬉しいが、そういう問題じゃ無い。
心配で仕方ないので聞いてみた。

  撲  「どうしたの? 最近急に変わったみたいだけどさ」。
  彼女 「なんかお腹のサナダ虫が死んじゃったみたい、次のかわなきゃ(笑)」。
  撲  「




          ............................おまえ、太ってろ(怒)  」。


[おしまい]
200名無し調教中。:2007/07/24(火) 21:12:42 ID:6kue/sC2
小林まことのWhat'sマイケルの1巻に肥満ネタがあった。
小林まことって作品数が多いせいかちょこちょここの手のネタ書くな。

>>197
1番いいとこで止めるとはなんたる焦らしプレイ…
まあのんびり頑張ってくれ。
201名無し調教中。:2007/07/25(水) 06:55:19 ID:VJ+/qug2
ttp://www.deviantart.com/deviation/60488496/
ユフィの肥満絵キター
でも俺はティファ派。

あと英語の小説だけど肥満化のマテリアでティファ達が肉塊どころじゃない
太り方してた小説のサイト
ttp://www.writing.com/main/view_item/user_id/cidcidwai
202ZENスレ648:2007/07/25(水) 09:22:24 ID:PSHWPIc/
>>201
その外国の小説サイトどうやってみるの?

ああ、あの作者が新しい絵を描いたのか……グレイとグレイトw
203名無し調教中。:2007/07/25(水) 15:27:45 ID:xbJJeaFI
>>201
さあ、小説を和訳する作業に移るんだ!
204名無し調教中。:2007/07/25(水) 18:59:59 ID:VJ+/qug2
和訳なんて出来ないぜフゥーハハハー
エキサイト翻訳の壊れた日本語でも妄想補完で抜け。
205名無し調教中。:2007/07/25(水) 22:04:50 ID:itQCNZdj
スレの流れを切ってすまそ。
ちょっと長目のカキコして良いですか?
206名無し調教中。:2007/07/25(水) 22:06:45 ID:RE4RaLBg
どうぞどうぞ
207名無し調教中。:2007/07/25(水) 22:08:30 ID:uXRzNFk+
是非とも!
208名無し調教中。:2007/07/25(水) 22:47:18 ID:HTkstA8S
「シロ」

 02年 3月。ローカル線の終点を降りて歩いてたら、見慣れぬ女性が前にいる。きれいな人だなーと思ってたら、
僕の家と同じ方向だ。誰だろう? 妹の畔美(くろみ)に話すと、「美樹姉ちゃん帰ってきたね! ところで
この回覧板、お隣りの鮫嶋さん家へ持ってって」とにやついている。
4年ぶりに会った鮫嶋さんは別人のように「スマート」になってきれいになっていた。
少しだけ会話を交わしたけど何か元気なさそう。結局、話も続かずに帰った。

家に戻ったら畔が「どうだった?」としつこく聞いてくる、おまえウルセーんだよ。



 久々に会った志郎(シロ)君は変わってなかった、懐しいな。家に帰るのは4年ぶり。
東京の大学に進んだものの、都会の独り暮らしに疲れてしまった。そしてあの事件に巻き込まれた私は....

....「薄っぺらな人間関係も、恋愛もいらない」。
そんな状態で就職に失敗して家に帰ってきた私に、故郷の皆は優しく接してくれる。就職かぁ、
専攻の心理に拘らなければ良かったのかなぁ。「引きこもっていては駄目」と焦っているのに力が入らない。


 鮫島さん家に行ってから数日後。
「はい!、回覧板持ってって」と妹の畔がにやつくので、また彼女の家に行ってみた。僕の期待に反して、
美樹さんじゃなくて小母さんが出てきた。小母さんは「あの子、帰ってきて以来塞ぎこんでて心配なのよ、
ご飯も全然食べないし。志郎(シロ)君が外に誘ってくれると嬉しいんだけど」と話した。
帰宅すると馬鹿妹がしつこく訊いてくるので、小母さんとの会話を報告したところ、

「駅前にスィーツの店あるんだ、美樹姉ちゃんを誘って食べに行こうよ」と目を輝かせた。

それ名案! たまには良い事言うじゃないか....て俺におごらせる気だな、お前ダイエット
始めるんじゃ無かったのかよ。
209名無し調教中。:2007/07/25(水) 22:49:25 ID:HTkstA8S
 今日、志郎君の妹の畔美(クロ)ちゃんが会いにきた。「新しいスィーツの店が出来たから一緒に
食べに行こうよ」。久々に会った畔ちゃんは、私の母校の制服を着てすっかり大人びていた。
来週からは高校二年生とのこと。昔会ったときは火箸みたいに細い体型で、まるで子供だったのに。
今日の彼女は丸っこくて明るくて元気で、まるで昔の私を見てるみたい。ちょっと妬けるな。



  週末、鮫嶋さんを誘って3人でスィーツの店に行った。男の僕がケーキ屋に誘うのは恥ずかしいので
妹の畔に言伝を頼んだ。畔が馬鹿話するので、「オマエうるさ過ぎ!」とツッコミ入れてたら、
それ見た鮫嶋さんが静かに...とても静かに微笑んだ。
帰宅したら畔が「美樹姉ちゃん暗いよ、あれウツ病じゃない? 叔父さんとこのクリニックで
診てもらった方がいいよ」と言う。畔には「シロートが適当言うもんじゃない!」と
答えたものの、僕も気になって仕方ない。次の回覧板の時に小母さんに話してみよう。


 母から、駅前のクリニックに行ってみるように勧められた。お母さん心配かけてごめんなさい。
シロ君兄妹も心配そうな表情。私、そんなに落ち込んでたつもりは無いのに。

 心療内科は初めてで不安だったけど、簡単な問診だけで済んだ。青いシートの白い錠剤を
処方してもらい、2週間毎に通院することになった。
210名無し調教中。:2007/07/25(水) 22:50:41 ID:HTkstA8S
 5月。今日はGW中のせいか、店内が賑わっている。鮫嶋さんの顔を見たくて、あれ以降もちょくちょくと
スィーツに誘ってる。ちなみにやかましい僕の妹の畔は抜きで(笑)。鮫嶋さん、最近少しずつ元気になってきた
みたいだ。ところで彼女の話では、畔にも誘われてこの店によく来る由(他人様にたかるな妹よorz)。
撲の妹が君に奢らせてしまってごめん、と彼女に謝ったら「畔ちゃんと居ると私も楽しいから、全然気に
しなくていいよ」と笑った。


 二日置きぐらいでケーキ屋に誘われて出かけている、やはり外の空気を吸ったほうが精神的に良いみたい。

薬も効いてきたみたいで、焦燥感もなくなって体も少し軽く感じるようになってきた。志郎君、気をつかって
くれてありがとう。体を軽く感じるので体重測ってみたら43kg。あれ? 3kg増えてる。
そういえばあれだけケーキに誘われてたから太るのもあたりまえね。

 気持ちが落ちつき、元気も出てきたので、仕事を調べることにした。この辺の公立校の
SC(スクールカウンセラ)は、公務員じゃなければ駄目らしい。受験倍率はすごいけど、頑張って勉強しよう。

 6月。鮫嶋さん、来年度の公務員試験を受けることにしたそうだ。このあたりでは、最近2〜3年は
コネなしで受かったって話を聞いたこと無いが、努力家の彼女なら大丈夫かもしれない。なんとか
して応援しよう。



 今日計ったら46kg。3kg太ってしまった。
公務員試験の勉強始めてから、ずっと座ってばかりだからなぁ。深夜に勉強していると、
ついついクッキーとかつまんじゃうし。勉強の合間の息抜きも、志郎君達とスィーツに行くだけだし。
志郎君に「太っちゃって格好悪いよね」と話したら、「僕には全然そう見えない、今は受験のことだけ
考えてればいいよ」と言ってくれた。
211208:2007/07/25(水) 22:52:37 ID:HTkstA8S
 8月 夏休み。畔が「うみに行きたい」と煩いので、鮫嶋さんを海へ誘った。

彼女は「水着が恥ずかしいから・・」とか言って渋ってたが、僕が「勉強ばかりじゃダメ、気晴らしにも
良いから是非行こう」と粘ったら、一緒に来てくれることになった。ヤッタ!



 来週、志郎君に誘われて海に行くことになった。一昨年の水着を引っ張り出してみる。当時の彼氏の
趣味で際どいビキニだ。試しに着たらやっぱりきつい。恐る恐る体重計に乗ったら50kgもある。
あ〜ぁ、溜息。鏡を見てみたら結構キテて紐は微妙に食い込んでるし、パンツの上には腹肉がぽこんと
せり出している。新しい水着買おうにも近所に良い店ないし、どうしよう?


 今日、海に出かけた。鮫嶋さんと二人きり・・・では無くて畔が居るのは残念だが、この海水浴は
畔が言い出したのだからコイツ抜きと言うわけにもいかない。
水着の鮫嶋さんは、キレイというより可愛いいって感じだ。パッチリした大きな目、色白の肌はなめらかだ。
春先に見たときには妙に細っそりしてると思ったが、いま水着姿を見たら普通の「女の子体型」に見える。
「彼女、着やせするタイプかな?」と思いながら、ついつい気になり見てしまう。
ビキニの紐がちょっと食い込んで、その上に乗ってるお臍まわりの柔らかそうな肉を見て、僕の中で何かの
スイッチが入ってしまった。これHな意味で好いな。


 志郎君達と海水浴に出かけた。畔ちゃんは相変わらず元気、まるでピンポン球のように跳ね回っている。

私は結局一昨年前の例の水着を着てきたけど、志郎君が私のお腹をさりげなく見るので恥ずかしい。

あまり見られたくないので、水にもぐってせっせと泳いだ。5年ぶりの故郷の海は楽しかった。
212208:2007/07/25(水) 22:54:49 ID:HTkstA8S
 9月。短い夏休みが終り、すっかり秋だ。僕も就活と研究が忙しくなって、鮫嶋さんといつものスィーツに
行く時間がなかなか取れない。でも彼女に会いたくて口実に悩んでたら、畔が「受験勉強の陣中見舞い
って事でケーキでも買ってあげたらどう?、また良い店見つけたんだけど」。それ名案!と思ったが、
「ついでに私の分も買ってきてね」。オマエそれが本音かよ、以前も似たような事言ってたじゃねーか。



 受験勉強は順調に進んでいる、これはいい。困ったことに体重も増え......さっき計ったら53kg!
BMI22だからまだ標準だけど、ちょっとまずい。でも勉強してると深夜にお腹がすくのよね。
志郎君も忙しいのにケーキ買ってきてくれる。ありがとう。



 12月。来週はクリスマス、志郎君に誘われたけど何を着て行こう。体重測ったら.....58kgもある。

昨年の服は胸もヒップもきつくて着れないし、浪人中の身じゃ買い物も出来ない。
どうしようかと悩んでいたらお母さんが昔の服を出してくれた・・・でもそれ、高校時代のじゃん(汗)。


 今日はクリスマスイブ、美樹さんとデートだ!

ピンクのセーターに明るい色のハーフコート、ミニスカ−ト姿の彼女に僕は驚いた。それダメだ、
可愛すぎるじゃないか!。まん丸の顔は幼げに見えてますます可愛い。他愛のない会話であっという間に
時間が過ぎた。帰りのホームで終電を待っていると雪が降り始めた。彼女が寒そうにクシャミしたので、
温っためてあげようと背中から抱きしめた。ハーフコート越しの彼女の体はふかふかして柔らかくて
気持ち良い・・・と思っていたら、後ろで畔がニヤニヤしながら見てる。オマエいつの間に来たんだよ。

 僕達は終電を降りてから、三人でそれぞれの家まで歩いて帰った。畔が喋りまくってウルサイ。
折角のイブが台無しじゃんか、と思いつつ美樹さんと畔の後ろを歩いているとき、妙な事に気づいた。
「あれ、美樹さんこんなに丸かったっけ?」。彼女の脚は畔よりも太いし、後姿なんか畔と区別つかない。
でもまぁ良いか。これはこれでちょっとHぽくていい。すごくいい。
213208:2007/07/25(水) 22:56:57 ID:HTkstA8S
前半終了、改行が変だorz
214名無し調教中。:2007/07/25(水) 22:57:35 ID:dwKioatd
>>208
めちゃめちゃwktkしてます
215名無し調教中。:2007/07/25(水) 23:06:24 ID:AVQKMJe+
近所の本屋でマイケルとスタオー売ってたから買って来た。
該当シーンだけうpするよ。金曜くらいには消すつもり。
ttp://kininaruweb.sakura.ne.jp/uploader/src1/happa2081.jpg.html
ttp://kininaruweb.sakura.ne.jp/uploader/src1/happa2080.jpg.html
ttp://kininaruweb.sakura.ne.jp/uploader/src1/happa2079.jpg.html

>>208
改行はまとめサイトの人が適当に直してくれるはずだから気にすんな。
後半もがんばってくれ。
216名無し調教中。:2007/07/25(水) 23:54:00 ID:RJLtif5Z
>>208
乙です。

シロと美樹の視点を入れ替えるところを、もう少し見やすくしてみると
読みやすくなりますよ♪ 間に*印を入れてみるとか
217名無し調教中。:2007/07/26(木) 20:44:40 ID:culZ51sw
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070726-00000117-jij-int
こんな記事見つけた。
つまり可愛い子にはデブの友人を持たせろってことかね。
218208:2007/07/26(木) 21:13:46 ID:7SPf815d
03年 正月。
 美樹ちゃんと初詣。彼女は振袖だ、可愛いな。和服は細い人が着ると貧相に見えるから、
彼女位の体型がちょうど良い。

 志郎君達と三人で初詣に行くことになった。体型見られるのが恥ずかしくて振袖を着て
ごまかしたら、着物姿を見た志郎君がとっても喜んでくれた。ちょっと嬉しい。
お参りのあと、おみくじ引いたり綿菓子食べたりして一日楽しんだ。明日から頭を切替えて
追い込みがんばろう。
.....で、次の日体重計ったら61kg。正月食べ過ぎたみたい、反省。





2月。撲は修論の追い込み。美樹ちゃんも明日筆記試験だそうだ。

いよいよ受験、第一関門の筆記試験は簡単だった。で、家に帰って体重を測ったら64kg!
もう筆記も終わったし、昼型生活に戻してダイエットね!
 翌日クリニックへ行ったら、もう大丈夫だろうとの事で通院はおしまい。調子が悪く
なったらまた来なさいと言われた。一年近くかかったけど、先生ありがとう。
219208:2007/07/26(木) 21:15:14 ID:7SPf815d

3月。昨日、撲は畔から美樹ちゃんが試験に落ちたという話を聞いた。どう慰めようかと考え込んでいた時、
畔が「うちの学校でSC募集してるよ」。僕もうっかりしてた、私立校の求人なんて気づかなかった。
早速その話を伝えたくて美樹ちゃん家に行った。彼女はすごく喜んだ。僕も嬉しくてつい「おめでとう!」と
美樹ちゃんを抱きしめた。彼女の体はますますふっくらしていて、柔らかくて気持ちいい。
二の腕をフニフニと触りたい衝動に駆られたが、小母さんが出てきたので我慢した。

 試験は最終面接まで行ったけど、結局私は不合格だった。でもあれだけ頑張った結果だから悔いは
無い。改めて就活しなきゃと思っていたらシロ君が駆けつけてきた。畔ちゃんの学校のSCが、
辞めるから後任さがしてる由。あそこは私の母校ということもあって、あっという間に採用決定。
4月から念願のSCだ。





 3月終わり頃。
美樹ちゃんがこの町に帰ってきて一年たった。彼女の就職が決まり、僕も無事に院を
修了したので旅行にさそってみた。どこへ行くか二人で相談。彼女はネズミーランドかUNJにしようと
言ってたが、そんな所にしたら騒々しい畔がついてきて二人きりになれないので却下(笑)、
一緒に旅行カタログを眺めた。彼女のふっくらとした手の甲に現れた「えくぼ」が可愛い。
僕はその手を思わずきゅっと握りしめた。

 来週、志郎君と旅行。準備のために久々に買い物しに街へでた。ちょっと高価い下着も買う。
家に帰ったあと改めて着てみる。鏡を良〜く見て「太ったなあ」とため息。アゴを引くと二重に
なりそうだし、微妙にたれた胸、その下は寸胴のウェスト。せり出した下腹の皮をつまんだら、
思いっきり肉が掴めた。歩くと股がぷるぷると振動してる。
あーぁ、どうしようと思いつつ体重計に乗ったら60kgもある。このあいだからダイエット
頑張ってるのに、全然減ってない。弱ったなぁ。
220208:2007/07/26(木) 21:16:48 ID:7SPf815d

 美樹ちゃんと旅行。親父の車を借りて小半日のドライブ。二人きりで温泉だ。
湯からあがった彼女は、色白の頬が薄ピンクに上気していて色っぽい。顎から首に向かっての
ゆるやかな曲線、昨年の海水浴の時よりひとまわり大きい豊かな胸、そこから腰にかけて
柔らかなカーブを描いている。シミひとつ無い綺麗な体だ。背中から抱きしめたら、
思いのほかボリューム感があってきもちいい。そんな彼女の体中を弄りながら、僕は沢山愛した。
 その後、名残惜しくて彼女のお腹をフニフニとつまんでいたら、美樹ちゃんが「こんなに太ってて
御免なさい」と恥ずかしそうに言う。僕は「全然いいよ、小デブ好きだし」と口を滑らしてしまった。
そしたら彼女「デブじゃないもん、これでも4kg痩せたんだからね!」と頬を膨らまして拗ねる。
その表情がこれまた可愛いくて、今度はもっと激しく愛した。

 シロ君と二人きりで旅行。置いて行っちゃってごめんね、畔ちゃん。
この一年でだいぶ太っちゃったから、シロ君がどう思ってるか不安だった。そんな私に彼は「可愛いよ」。
まあ御世辞だろうけど(笑)、嬉しいな!




 2週間後、僕は就職のために隣の市に移り住むことになった。美樹ちゃんは、4月のSC就任に
向けての研修で忙しそうだ。来月からは彼女の家と少しばかり遠くなるが、この距離なら週末に会える。
 温泉旅行の後、妹の畔に散々冷やかされたには言うまでも無い。ウルサイよオマエ。
まあ畔の学校は、美樹ちゃんの勤務先でもあるから仲良くしてくれ、彼女を困らせんなよ。
221208:2007/07/26(木) 21:17:53 ID:7SPf815d
そういえば二年前、高校にはいってから急に畔が太り始めたのだが、なぜだろう?

[おしまい]
222208 マルチレスで済みません:2007/07/26(木) 21:29:49 ID:7SPf815d
>>214-215
レスありがとう! いま後半部分書き込みました。

>>215
うちのマシンのコードがDOS系と違ってました。
無駄な空行だらけで訳わからん orz >>208-212

うっかりミスで申し訳ありません。

>>216
*印つけてみました。アドバイス有難うございます。
223名無し調教中。:2007/07/26(木) 23:49:24 ID:LIGFOilV
>>217
要は一緒に飯食いに行って、デブになりそうなものとか食べちゃうから
ってことなんだろうな。
224名無し調教中。:2007/07/27(金) 01:42:15 ID:kPQ6dapM
>>208
おつ!なんか和みました
ハッピーエンドもいいですね
225名無し調教中。:2007/07/28(土) 01:09:49 ID:OUZN22hA
「女の子の身体の重さ【体重】フェチ」から転載

78 :名無しさん@ピンキー :03/07/28 19:21 ID:QPuDm0Df
高校の友達の妹(中3)が肥満気味で、毎日体重を計ってて、
先週、その友達の家に泊まりに行った。
風呂に入ろうと、洗面所に行きふと壁を見ると、妹さんの体重測定記録ノートがあった。
小学5年の時からずっと書いてあった。
ノートを1ページ破いて、成長の記録を抜粋してメモってきた。
小5の4月:身長136.5cm、体重48.5kg
    9月:         体重51.8kg    →ピーンチ!50kg越えてしまった!
    1月:         体重54.5.kg
小6の4月:身長140.0cm、体重56.4kg
    9月:         体重60.5kg    →大変だよ!!60kg越えたよ!また怒られちゃう・・・・
    1月:         体重64.8kg
中1の4月:身長144.5cm、体重66.7kg
    9月:         体重68.8kg
    1月:         体重70.5kg    →何で増えちゃうの〜???
中2の4月:身長148.0cm、体重71.9kg
    9月:         体重74.9kg
    1月:         体重76.0kg
中3の4月:身長151.5cm、体重78.5kg
    5月1日:       体重79.7kg    →ジュース一杯飲んだら80kgになっちゃうよ・・・今のうちにやせなきゃ!!!
    6月1日:       体重80.5kg    →あ゙〜とうとう80kg越えちゃったよー!!!
    7月1日:       体重81.9kg   
    7月25日:      体重82.5kg

右の矢印の後に書いてあるのは、その時のコメント。
かなり萌えて、風呂上りにトイレで出してしまった・・・・
このノートを見る前は、せいぜい65kgくらいかな?と思っていたんだけど、
実際には80kgも越えてて、ビックリだった。
226名無し調教中。:2007/07/28(土) 03:09:37 ID:5WJPl1L/
太り始めてから妙に可愛くなった子だったらええのぅ。その子。
227名無し調教中。:2007/07/28(土) 13:04:16 ID:m/egZup/
見た目65sで実際は80超えてるって事は結構筋肉があるんじゃないか
228名無し調教中。:2007/07/28(土) 13:05:47 ID:LuCKnsQI
今週のバンチで激太りする主人公の話が始まったな。
唯一最大の欠点は主人公が男と言う点だが。
229名無し調教中。:2007/07/28(土) 17:25:01 ID:OUZN22hA
>>226
>>225の女の子がどうなったか、我々が知る由もないが
@かわいい女の子は突如肥満化してもっとかわいくなる
A周囲の男がデブ専に目覚める
Bかわいくならない、現実は非情である
80sでかわいいとかありえませんよ
ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから

かわいくてクラスの中心的存在だった
非の打ち所のない「いい子」だった女の子が
思春期に入ってぶくぶく太って
美貌が醜い贅肉に沈んでいくにつれて
次第にクラスの除け者になっていって
アイドルからデブキャラに転落
明るく活発だった性格も暗く自堕落になり、引き篭もりがちになって
スポーツマンから出不精なヒッキーに
高校に入る頃にはまったくの別人になってしまう
肥満化によって人生が180度変わる

という「肥満劣化」シチュエーション萌え
同志はいるか?
230名無し調教中。:2007/07/28(土) 17:47:13 ID:oWJp44Xe
>>229
まぁ顔がよけりゃいいな
性格悪いデブスはダメ
231名無し調教中。:2007/07/28(土) 19:08:12 ID:cB9irjVB
>>229
150氏のSSにもろそういうのがあったな。
肥満劣化のシチュエーションは嫌いじゃないんだが
その女の子が同情したくなるようなキャラだと読んでて辛くなるのが難しいところだ。
232名無し調教中。:2007/07/28(土) 21:09:50 ID:VzJjDnuy
それ続報の続報をずっと待ってたけど結局来なかったなあ
233F:2007/07/28(土) 21:54:58 ID:z2bfdwZf
SSでにぎわってることだし、また看板娘やるか!・・・賛同者求む。
234F:2007/07/28(土) 21:58:56 ID:z2bfdwZf
あーしは太りたい。だって太るってすごくない??
ってか超食べるのとか楽しいし、うまいし(笑)

でも、まだ55Kgなの。マジ最悪。身長は150Cmだよ?
なんで、食べても食べても太れないのかなぁ?

なんか投下してみたり。
235205:2007/07/28(土) 23:32:14 ID:15x/tB/I
>>199と >>208- 及び >>218- を投下した者です。

短いSS (こういうのはSSSとでも言うのか?)をカキコしたいのですが良いでしょうか?  199程じゃないけど短いんで、スレ流れの邪魔にはならない筈ですが。
236235 連投スマソ:2007/07/28(土) 23:47:06 ID:15x/tB/I
うるおぼえ(ry ですが「SFバカ本」という馬鹿SFアンソロジーシリーズのどれかに似たようなネタが有ったような気がします。
>>234 の話も面白い話になると良いですね。ちょっと期待。

(注:この場合、「馬鹿」ってのは褒めことばですよ)
237名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 10:16:28 ID:xZuvjltC
>>235
どんなのかわからないから
まずは、書いてみる!
238235:2007/07/29(日) 14:18:14 ID:Y+gCdx3W
何か、ボリュームつまみのように見えるが、気のせいかな?
「おまえ、なんか付いてるぞ」と言ったら、妹は首筋を触り「何もないじゃん、寝ぼけてると遅刻するよ!」と言う。
うわ!遅刻だ、慌てて家を出る。俺、寝ぼけてるかも知れない、なんかツマミの付いた女性を街中に見えるんだ。

 昼、彼女とランチ。彼女の首筋にもツマミが! よく見ると体から2〜3cm離れて宙に浮いていて、
「weight」という銘板にmax-minと目盛が振ってある。俺は気になって、彼女のツマミを回してみた。
すると急にスカートをおさえ、驚く俺を放って脱兎のごとく消え去った。

 次の日。早退した彼女が心配で見舞に行く。
元気そうじゃん、心配して損した。彼女はいつものようにラフな格好で、いつものように笑顔で、いつものように
...って、いつもとは変わっちゃってるんですけど、体型が。
バストは大きくタンクトップからせりだしていて、パンツもピッチリして今にもはじけそうだ。
ぽっこりしたお腹や太くなった足腰も、愛嬌があっていい。「なんか急に太っちゃって」と言う彼女の
姿はとても色っぽい。俺は我慢できなくなり、見舞いに行ったはずが彼女を抱いてしまった。

 翌朝、寝息をたててる彼女の首筋には...まだ見えるよ。
「俺、狂ったのか?」そう思いながら、とりあえずツマミの位置を元に戻しておいた。

月曜日。「おはよ〜!」と言う彼女は、いつもの体型に戻っていた。聞いたら「今朝起きたら元に戻ってた、
なんか夢でも見てた気分」。うん、そうだ。きっと夢に違いない。俺もとっとと忘れよう。
239235:2007/07/29(日) 14:19:57 ID:Y+gCdx3W
 あれからひと月、いまだにそれが見える。「眼医者に行ったほうが良いかな?」と思っていた頃、
自分のツマミをテープで固定している人を見掛けた。俺は思わず声をかけた。

その人曰く、
 「わたし以外にもツマミが見える人間って居るのね、知らなかったわ。自分のは動かないようにテープで
  止めてるの。これって便利でしょ!、いくら食べてもツマミを固定しとけば体型変わらないし」。 
しかし俺はそんな気楽になれない。
 「俺はそう思わない、彼女のツマミが気になって仕方ないんだ」。
そう言う俺に同情してくれたその人は、
 「じゃあ、あなたの苦しみを除いてあげる」
と言って小声で何かを唱えた。

 翌朝。久々にすっきりした気分で、「もうツマミなんかが見えて悩む事もないだろう」と思いながら
何気なく妹の背中を見たら...なんだか増えてるんですけど。「体年齢」や「脂率」などのツマミが幾つも。
あの人、何か勘違いしてたんじゃないのか? (涙)

付記:
 その後、ツマミが見える人と何人も知り合った。そういう人は結構いるようだ。でも消し方は誰も知らない。
「見えてしまうものは仕方ない」、そう思う事にして俺は諦めた。
 結局あのツマミは、彼女と夜過ごすときに使っている。灯りを消し、彼女のツマミをぐっと回してから愛しあう。
大きなバストと豊かなお尻、柔らかな体を抱く。その後そっとツマミを元に戻す。翌朝には元の姿に戻ってるから
当人は気付かない。

 最近、彼女のツマミをいじりすぎたせいか、戻す時に引っかって回りくい。先日も半分しか戻らなくて、
今朝もふっくらしたままだ。後日、これが「ダイエット&リバウンドで痩せにくくなる」という事だと
気づいた時にはもう遅かった。その頃には....

[おしまい]
240ZENスレ648:2007/07/29(日) 17:29:52 ID:V00jJnjX
>>239
いいね〜〜でも、ここで終わらせるのはもったいない!!
241名無し調教中。:2007/07/29(日) 22:01:09 ID:cJnAll4Y
>>238
こういうあっさりなやつ好き  GJ
242名無し調教中。:2007/07/30(月) 16:03:09 ID:OH12Tv2J
自分の思いのままってのが最高だわ
243名無し調教中。:2007/07/30(月) 23:14:23 ID:RtXCHfgD
ところで遅レスなんだが
>>144の仰天はどうだった?
244名無し調教中。:2007/07/31(火) 00:37:32 ID:+cM0KhtE
>>181の続きです。


 ユリは、ミキがまだ知らなかった、この病気についての詳しい話をしてくれた。

 この病気は、治療法が確立されていないこと。
 施設に入ったのは、太り続けることで向けられる世間の冷たい視線を回避し、
ストレスを軽減させるのがほとんどの目的であること。
 このどれもミキにとっては衝撃的なものばかりだったが、
もっともミキがショックを受けたのは、この病気による“発作”の存在だった。

「ウィルスが増殖する過程で、ある時、その数が一気に膨れ上がることがあるの。
“インフレ”と言って、原因は全く不明なんだけど、ある日突然、猛烈な数で
ウィルスが増え始め、手がつけられなくなる。そうなると、もう永遠と死ぬまで
栄養を取り続け、太り続けるしかないの。それが、このウィルスで一番末期で、
一番恐ろしい症状、発作よ」

 発作は、ウィルス患者なら誰にでも、いつでも起こる可能性があると、ユリは付け加えた。
キシニコウィルス感染直後、すぐに発作を起こした患者もいるそうだ。
一度発作を起こすと、もう助からなくなる……
ウィルス患者は、常に襲ってくる、いつ発作が起こるかわからない恐怖と戦わなければ
ならないのだ。ウィルスの影響で合併症が少ないこの病気で、ほとんど唯一の死因が
その発作だという。つまり、発作の発症が全てのタイムリミットということになる。

 ミキは不安で堪らなかったが、もうどうしようもない、と、諦めもついた。
今はただ、しっかり食事をして餓死しないようにするのが精一杯だった。
245名無し調教中。:2007/07/31(火) 00:38:35 ID:+cM0KhtE
 ミキとユリは それから毎日のように中庭で会い、話に興じた。
 健康だった頃の生活の話、学校の話、アイドルの話、好きなバンドやスポーツの話。
年頃の近い若い女性同士というだけあって、話に花が咲いた。
 普段はベッドでただ食事を続けるだけの生活で、喜びも希望もまったく無い世界だが、
こうして2人で話している間は、なぜか全て忘れることが出来た。

 10日ほど経った頃、いつものようにミキが中庭に行くと、車椅子姿のユリがいた。
ついに250kgを突破した彼女の体は足に負担をかけ、歩くのが困難になってきたのだ。
心配そうなミキに、何も変わったことはない、とユリが笑顔で答える。

「今日はいい天気ですね」
 ミキが空を見上げて言った。
「ほんとね」
 山に囲まれて狭くなった青空を、のんびりと雲が泳いでいく。
その雲を追い越すようにして、飛行機が渡っていった。
「私もあそこで働けてたのかな……」
 ユリがつぶやいた。
「えっ?」
「私が採用されてた会社、○×航空だったの。キャビンアテンダントとしてね」
「……」
「もし病気がなかったら、今頃あそこで活躍できてたのかな……なんてね」
 大きなお腹を震わせて、小さな声でユリが笑った。
「まだですっ! まだ大丈夫です!」
「え?」
「まだ治らないって決まったわけじゃないですよ! これからいい治療法ができるかも
しれないじゃないですか。そしたら元の体に戻って、また受けなおせばいいじゃない
ですか! それからでも遅くは無いと思います!」
 ミキの興奮した声が、中庭に響いた。
「……そうね。そうよね。。大切なことを忘れるところだったわ。ありがとう」
246名前が消えていた……pre656です:2007/07/31(火) 00:40:07 ID:+cM0KhtE
「ミキさんの夢は何?」
 ユリが聞いた。
「えっ、私の夢? えっと……」
 聞かれて、ミキは困った。短大に入ったのも親の薦めだし、学生生活だって、
特に何も考えずにのらりくらり送っていたミキにとって、夢と言える夢がなかったのだ。
「私の夢は……」

 少し考えた後、ミキはひらめいて、
「私の夢は、早くこの病気を治して、元の体に戻ることです。その先のことは、
治ってから考えます」

「ふふっ、いい夢ね。それじゃぁ、お互いの夢に向けて、がんばりましょう」
「はいっ!」



 ミキは握手の手を差し出した。それをユリが受けようとした瞬間、
その手はユリに届かず、苦しそうに胸を掴んだ。
「えっ? ユリさん?」
 ユリの呼吸が荒くなる。顔は真赤に紅潮し、脂汗が流れている。
そのまま、車椅子から前へ倒れこんだ。
「ユリさん? ……ユリさん!」
247pre656:2007/07/31(火) 00:40:53 ID:+cM0KhtE
「っ……!!! うぅ、うぁっ、はぁ、はぁ……んぁ、はぁ、はぁ」
 もだえ苦しむユリ。息も絶え絶えだ。250kg近い巨体がのた打ち回る。
「お腹……おなかがっ! はぁ、はぁ、 は、早く! う、うぁぁぁぁぁぁ……」
「だ、誰かぁ!! 助けてくださいぃ!」
 ミキの叫びに、すぐに医師たちが駆けつけた。状況を見て一瞬で判断した医師が、
助手にある装置を持ってこさせる。

 助手が持ってきたのは巨大なタンク状のものだった。太くて長いホースが伸びている。
医師は、そのホースの端をユリの口に突っ込み、タンクのスイッチを押した。
「むごっ! んぐっ」
 むさぼるようにユリがホースに吸い付いた。大量の流動食が流し込まれる。
 むぐっ、ゴグ、ゴグ、んぐっ、んぐっ……
 さっきの大暴れが嘘のように大人しくなったユリは、夢中で流動食を飲み込み続けた。

 恐れていた、“発作”だった。
248pre656:2007/07/31(火) 00:42:09 ID:+cM0KhtE
 ミキはその様子を、泣きながら、震えながらただ見ているしかできなかった。
「ユ……ユリ、さ…ん?」
 ミキの呼びかけに反応もせず、ユリはうつろな目をして、ひたすら飲み続けるのみだった。
 目に見えてユリの巨大腹がさらに膨らみ始めた。よく見ると、腹だけじゃなく、
腕も、足も、胸も、顔も、体中全てのパーツが少しずつ膨らんでいくのがわかる。
驚異的なスピードで増殖するウィルスが、驚異的なスピードでユリを太らせているのだ。

 医師たちは重機のようなリフトを持ってきて、数人がかりでユリを乗せた。
ホースにしがみついたまま、巨体は運ばれていく。無意識のうちにミキもついて行く。


 ユリは、療養所でも最も奥にある別棟に運び込まれた。そこには、今ユリが
咥えているようなホースと、タンクが置いてある部屋がいくつも並んでいた。
そのうちのひとつに巨体が運び込まれる。ガラス張りの部屋を、ミキは外から見ていた。

 医師が、ユリの体にチューブやら電極やらを手際よくつけていく。
その間も、ユリは夢中で流動食を飲み続けた。
 ゴグ、ゴグ、んぐ、むぐ、んぐ……

 ユリの膨張は止まらない。大量の食料が流れこみ続ける腹は風船のように
ムクムクと大きくなっていき、体のほかのパーツも、それに付随するスピードで
ぶくぶくと膨らんでいく。
 機器の中にある、おそらくユリの体重を示すであろう数字が、ぐんぐんと上昇していく。
 320、325、330、335……

 着ていた特注サイズのパジャマは完全に破れ飛び、巨大な腹肉が露になった。
ブラジャーも、ホックのところから勢い良くちぎれ飛んだ。ズボンも破れた。
パンツは肉に埋もれ、破れたかどうかすらもわからない。
 んぐ、んぐ、んぐ、むぐ、んぐ……
 370、375、380、385…… 
249pre656:2007/07/31(火) 00:42:51 ID:+cM0KhtE
「ユリさん……ひぐっ、ゆりさぁぁん……うぅ…」
 ミキの声は、もはやユリには届かない。うつろな目で、ただただ栄養分に貪りつくだけだった。
「い、いやぁぁぁぁぁあああああああああああ」
 ミキは駆け出した。さっきまで自分と一緒に居た女性に、突然襲い掛かった現実。
 しかも、この診療所にいる限り、誰にでも起こりうる現実。
 いつか、もしかしたら明日にでも自分が辿るかもしれない現実。

 ミキには耐えられなかった。

 ユリという女性の運命よりも、自分の果てが見えたことがショックだった。

 部屋に閉じこもって、1日中泣き続けた。その日の食事には一切、手をつけなかった。






 ユリが正気に戻ることは2度と無かった。
一日中特別治療室で、特別患者用の栄養を飲み続けるだけとなった。
体重が500kgを越えても、600kgを越えても、それは収まることはなかった。

 可愛らしさが残っていた体、顔つきも、もはや見る影もなかった。
200kgを越えて美人を保っていた姿も、さすがに600kgを越えるともう、
人間とは思えない、ただの肉の塊と化していた。
 牛1頭分は越えてしまいそうな腹肉は、横へ、前へと広がり、投げ出した足は、
腹肉の進出によって、足首から先しか見えていない。胸も、腹肉に乗って
上下左右に広がり、顔を圧迫している。頬と首周りの肉が増殖し、
頭はもはや、髪とチューブの生えた脂肪ボールのようだった。
デロデロのブヨブヨに膨れ上がった体は、とどまることなく栄養分を吸収し続けた。
250pre656:2007/07/31(火) 00:44:23 ID:+cM0KhtE
 事の次の日も、ミキは食欲が無かった。
いや、正確に言えば、「食欲はある」のだが、ユリの一件を目の当たりにしてしまい、
恐怖心が勝って食べる気になれないのだった。辛うじて栄養源となっている点滴でさえ、
今すぐ取り去りたくてしかたなかった。

 引っ切り無しに腹の虫が鳴っている。

 そうだ。このまま何も食べなければ、ウィルスは餓死するかもしれない。
そうすれば、治るかもしれない。
 そんな考えがミキの頭をよぎった。
「へへっ……もう、何も食べないぞ」

 半ば狂ったように、ミキは食事を拒み続けた。出される食事は、こっそりと窓の外へ捨てた。
「この調子、この調子……」

 しかし、そんな抵抗にもわずか1日で限りが見え始めた。

「うぅ……うぁぁ……」
 深夜、恐ろしいほどの空腹感で、ミキは眠れずにいた。
「頭がおかしくなる……ごはんっ ……ダメダメ! 絶対にだめっ」
などと自分を戒めては我慢する、を繰り返した。が、深夜2時を回ったあたりから、
ミキの精神は限界に達していた。
251pre656:2007/07/31(火) 00:45:08 ID:+cM0KhtE
 目の前に、ジューシーな焼きブタが見えた。
思わず噛み付くと、ぶっくりと太った自分の右腕だった。
 足元を、ケーキが行進しているのが見えた。ベッドの左脇で、トンカツがダンスを踊っている。
思わずベッドから飛び起きて飛びつくが、途端にそれらは消えてしまうのだった。
すると今度は、ベッドの上でチョコレート菓子とラーメンがジャンプしていた。

 気がつくと、ミキの周りで何十、何百という食べ物が、環になり、飛んだり跳ねたり、
ミキを挑発しているのである。

  ほぅら、食べなよ…
  おいしいよ…
  甘いよ…
  楽になっちゃいなよ…
  ちょっと一口だけでもさ…
  ほぅら……ほぉぅら……
  食べちゃえ……食べちゃえ……


「うあぁぁ……あああ、ああ、……食べたい……お腹、すいたぁぁぁぁあああぁぁぁあああああ!!」
 頭を抱えてのた打ち回るミキ。その叫び声を聞きつけ、医師が駆けつけた。
鎮静剤を打ち、即座に流動食を与えた。

 やがて大人しくなったミキは、そのまま眠った。
252pre656:2007/07/31(火) 00:46:01 ID:+cM0KhtE
続きます
253名無し調教中。:2007/07/31(火) 00:59:16 ID:HcP5z5qj
>>252
こういうの超好きです
乙乙
254名無し調教中。:2007/07/31(火) 01:22:33 ID:vxX2JDML
うあぁぁ……あああ、ああ、……読みたい……続き、まだあぁぁぁぁあああぁぁぁあああああ!?

スマソorz
255名無し調教中。:2007/07/31(火) 20:15:11 ID:918zznIz
256名無し調教中。:2007/07/31(火) 21:05:45 ID:tIuSWlhA
妊娠はスレ違いだろ
257名無し調教中。:2007/08/01(水) 01:45:24 ID:bPIqlVwQ
>>255
出産のためにいっぱい食べようってことかな?

お産のために食事を増やすお母さんがいるが
出産後も同じノリで食べ続けてデブになるケースがあるらしい

妊娠は肥満化フラグだな
258F:2007/08/02(木) 16:58:31 ID:8XEj/eN6
続き

今日すっごいの見つけた!ネットで検索して「太り方」についてしらべたら肥満薬ってのがあったの!
\1000で3本セットだから早速頼んじゃった♪

3日後。

届いた、届いた。やったね。ついにあーしも太れる!
何々・・・?使用上の注意?本製品はかなりの・・・うーん、めんどくさい!
もう、飲んじゃえ!

ゴクゴクゴク・・・。

ブク、ブクブク。

わ、わぁ。一気に制服のスカートのホックとブラウスのボタンがはじけとんだぁ!あごは二重だし、胸はメロン。お尻はでっぷり、何よりおなかが・・・パンツの上にどっかり乗っかってる。
なんか完全に脂肪だけって感じ。
もう、電話帳くらいの厚み。

さらに空腹で死にそう!!
259名無し調教中。:2007/08/02(木) 22:43:08 ID:VZvcMb8+
しかしアレだな、うpろだは150氏のSSのときぐらいにしか使ってないんだな
260名無し調教中。:2007/08/03(金) 08:37:42 ID:nTBOFeg3
元々絵の投下はそんなに多いスレじゃないからね。
あと、250kまでと言うのは地味に難しい容量だし。
261名無し調教中。:2007/08/03(金) 09:40:50 ID:Heq8d3L+
肉玉戦車の詳細きぼん
262名無し調教中。:2007/08/03(金) 19:57:25 ID:T9brY4xZ
>>259
スレといっしょに画像掲示板も定期巡回しているクチかい?


俺もだ
263名無し調教中。:2007/08/03(金) 22:45:02 ID:E1i8CCrd
『付き合ってくださいっ』
少し震える声で彼女はそう言った。
小さくて華奢な体、折れそうな手足、白い肌。
大きな目に長い睫毛。
焦げ茶色に染められた肩までの髪には、女の子らしいゆるやかなパーマがあてら
れている。
風で髪が揺れる。
ふわりと良い香りがした。
『…ダメですか??』
『いや、うん。ありがとう。付き合おっか。』
真剣な眼差しに見つめられ、俺はそう答えていた。
彼女は大きな目を細めて笑った。

俺はほんとはぽっちゃりした女の子が好きだったんだけど、彼女の内面に惹かれ
ていた。
痩せていても、彼女は彼女だ。

ただ、もうちょっと肉付きが良ければと思うのも事実。
ま、肉付きが良ければ誰でも良いわけじゃないしな。

そう思いながら、2chの強制肥満化スレを覗く。
あっ、SSが投下されてる。
SSに萌えながら考える。
魔法や催眠術なんて使えないしな…
肥満ウイルスなんて開発できないし。
強制的に食べさせたりなんて可哀相だしな。
やっぱ、ムリか…

ん?これは…
264名無し調教中。:2007/08/03(金) 22:48:42 ID:E1i8CCrd
数ヶ月後。

『真理、準備まだ??』『ゴメンっ、もうちょっとで終わるから待って〜』
脱衣所のアコーディオンカーテンの隙間から、スキニージーンズと戦っている真
理の姿が見えた。
ジーンズのボタンを止めようと深く息を吸う真理。
かわいいなぁ…
ふと、真理と目が合った。
『もう、見んといてよっ!!』
そういって頬を膨らませる姿がかわいすぎて、思わず近づいて抱きしめてしまう

ぷにっ。
付き合い始めたときには感じにくかった柔らかな感触。

『何やねん、急に〜っ』頬を膨らませる姿がなんともかわいらしい……
ん??膨らませて…ない??
数ヶ月前はすっきりとしていた顎のラインが丸みをおびている。
かろうじて二重顎にはなっていないが、触るととてつもなく柔らかそうだ。
触ったら、怒るよな…
触りたい欲望と戦いながら、視線を少し下へとずらした。
胸が以前よりも大きくなっているのに気付く。
ほとんどないと言ってもよかったほどの胸が、ここにあるとしっかり主張してい
る。
その分、ウエストのくびれが主張しなくなった気が…。
肋骨が見えそうなほど細かったお腹には、数cmの脂肪がまんべんなくくっついて
いた。
足にも同じく脂肪はついているようで、前に見たときよりもジーンズの生地が太
ももに纏わり付いている。

…そりゃあ、ジーパンもなかなか閉まらんよな。
265名無し調教中。:2007/08/03(金) 22:55:14 ID:E1i8CCrd
勢いでUPしてしまった・・・
ちょっとしかかけてないのにごめんね。
また良かったら続き書きます!!!
266名無し調教中。:2007/08/03(金) 23:38:55 ID:icXRejl6
さりげない日常を書いたようなSSは大好物です!
是非是非続きをお願いします!
267名無し調教中。:2007/08/04(土) 00:04:34 ID:um3j3T7/
>>265
関西弁の女の子いいわぁー
ネギまの亜子をイメージしとります
がんばってください
268名無し調教中。:2007/08/04(土) 01:06:29 ID:aOEVEgGq
>>264の続き

『真理、太った??』
思わず言葉にしてしまう。
『…やっぱ分かる??』
今まで怒ってたのがウソみたいに、不安げな表情に変わった。
『そんな太ったかなぁ…』
真理は腕、お腹、足…と、自分の身体に視線を落とす。
それと同時に両手の手のひらで自分の頬を触った。
頬の肉が、むにっと形を変える。とても柔らかそうだ。
『俺は今のほうが好きだよ。前が痩せすぎ!!!ほら、早く着替ろって!!』
この言葉は正解だったらしい。
真理は機嫌を直したようだった。
太ったと言っても、痩せからぽっちゃりになった程度。
以前の痩せ型もかわいかったが、これはこれでかわいらしい。
むっちりした二の腕や太ももが、いやらしいほどの色気を醸し出している。
『準備できたっ!!!』
ジーンズにお腹の肉を押し込み終わった真理は笑顔でそういった。
269名無し調教中。:2007/08/04(土) 01:10:19 ID:aOEVEgGq
『ねっ、デザートも頼んでえぇ??』
これは真理の口癖だ。
真理の買い物に付き合った後、オープンテラスのカフェで遅めのランチをとる。
部活や勉強が忙しくて、最近外食をしていない俺たち。
だけど、真理の口癖は変わらない。
いつもメインを頼む前にメニューのデザートの欄を見る真理。
そして、メインでお腹がいっぱいになって名残惜しそうにデザートの写真を見つめる真理。
いつも通りの食事が幸せすぎて、にやりとしてしまう。
午前中の買い物は、真理の洋服探しで終わった。
押し込まなくても履けるジーンズやスカートを何着か購入。
小さ目のジーンズと戦う姿もかわいいんだけどな、なんてちょっとがっかりしていたり。
『よしっ、カルボナーラにしよっと!!』
真理はパタンと音を立ててメニューを閉め、店員を呼んだ。
『カルボナーラと和風パスタ。』
どうせ真理が途中で残すので、俺はあっさりしたパスタを頼む。

『いただきますっ』
一人前すら食いべられないくせに、食べ物を前にするととびきりの笑顔になる。
ふっくらと少し丸くなった笑顔と、カルボナーラがマッチしすぎて、いつも以上に笑顔が眩しい。
器用にフォークにパスタを巻き、大きな口を開けてパスタを放り込む。
『ん?食べへんの??』
『いや、食べる食べる』
笑顔に見とれてパスタの存在を忘れてしまってた。
『おいしいねっ!!』
ぽっちゃりした女の子は、どうしてこんなに食べ物が似合うんだろう。不思議だ。
270名無し調教中。:2007/08/04(土) 01:19:14 ID:aOEVEgGq

『真理、デザート食べるんだったら、俺が食べるからパスタ残してい…』
と、言いかけて言葉が止まる。
真理のお皿にはもうほとんどパスタが残っていない。
お皿を嘗めたのかと思うほどきれいなお皿が、真理の目の前にある。
『あれ?なんで今日食べるの遅いん??』
真理が首をかしげる。
いや、ちょっとぼやっとしてたけど、真理が速すぎだろ…という言葉を飲み込んで、パスタを詰め込んだ。
詰め込もうと焦ったのが悪いのか、俺はスプーンを床に落としてしまう。
『デザートも頼も♪♪』
真理がメニューとにらめっこを始めた。
俺はそれを確認した後、スプーンを拾うために、床に手を伸ばす。
ふと真理のジーンズが目に入った。
ボタンとボタンホールから、悲鳴が聞こえてきそうだ。
浮き輪みたいに脂肪がジーンズにのっかっている。
頑張れよ!!心の中で真理の洋服たちを応援した。

『めっちゃお腹苦しい〜!!』
俺の分のデザートまできっちりと食べ終えた真理がお腹をさする。
胸よりも若干お腹が出てるような…。
食べ物がパンパンに詰まったお腹は、少し硬そうではあるがそれはそれで気持ちがよさそうだ。
『どっか行く??帰る??』
『ん〜、お腹苦しいし帰りたいかもしれへん。それでもえぇ?丁度バスの時間やし。』
『んじゃ、昼寝でもするか』
今までの真理ならランチの消化とか行って、歩き回ってたんだけどな〜。
こんなに上手くいくとは思ってなかったなぁ。
俺が仕掛けたこととは言え、ハイペースに太られるとちょっと心配だな…。
271名無し調教中。:2007/08/04(土) 01:22:37 ID:aOEVEgGq
>>266さん、267さん感想ありがとうございます。

いつも見るだけで書き込んだことはなかったので緊張してます。
文章がおかしくても頑張って読んでくださいねっ。

自分の視線から肥満化が見れるように、男の子の名前がなかったり、男の子の視点しかなかったり。
ってしてるんですが、やっぱり読みにくいですかねぇ。
272名無し調教中。:2007/08/04(土) 01:52:45 ID:sf1rWAxI
>>264
自然な感じでGJ!!
今のままで楽に読めます。
273名無し調教中。:2007/08/04(土) 04:35:28 ID:N5k2VGi5
同じく今のままで充分良いと思います
久しぶりに食べ物系統の肥満化SSを見るなぁ
続きに期待
274名無し調教中。:2007/08/04(土) 20:41:34 ID:Kdn+Lc70
>>271
彼氏視点、良いですよ。
期待してます。
275名無し調教中。:2007/08/04(土) 20:48:09 ID:Kdn+Lc70
追記:
>ん?これは…
これはどういう意味か知らん?
276名無し調教中。:2007/08/04(土) 22:38:19 ID:dNJ6xwk9
>>272さん
ありがとうございます。
自然な感じの文章が書きたかったので、そういってもらえると嬉しいです。

>>273さん
期待に答えられるような文章、頑張って書きたいですね。
食べるところを書くのが難しいです・・・

>>271さん
がんばりますっ。
とりあえず、『ん?これは…』の謎は今からわかると思います。
277名無し調教中。:2007/08/04(土) 22:40:45 ID:dNJ6xwk9
>>270の続き。

数日後。

電話の着信音で目が覚めた。真理からだ。
『今日メグちゃんとランチ行くんやけど、暇なら一緒に行こ!!』
ん…なんだ?
寝起きで頭が回らない。眠い。
『じゃあ、11時半にねっ』
半ば強引に約束を取り付けられた。
まぁ、最近メグにも会ってないし、ランチぐらい行くかぁ…。
時計を見ると11時。俺は急いで準備を始めた。

メグは俺の同い年のいとこで、数ヶ月前にこっちに引っ越してきた。
本当は俺が案内をしてあげたかったんだけど、その時は色々と忙しくて時間が取れなかったんだ。
そのため、真理に案内を頼んだのが始まり。
そこから真理とメグは仲良くなって、よく遊びに行っているらしい。
そして、メグこそが真理が太り始めた原因だ。
278名無し調教中。:2007/08/04(土) 22:43:00 ID:dNJ6xwk9
11時半。
俺は指定のレストランの前に立っている。
誘っておいて2人とも遅刻かよ。
そう思っていると少し向こうから声がした。
『ごめん、待った〜?』
この声はメグだ。声の方向を見る。
花柄のワンピースにレギンス。低めのヒールのミュール。小さなお出かけ用のバッグ。
長めの髪はきっちりとまとめられ、コサージュがついている。
雑誌に載っているような流行のファッション。
1つおかしいところを挙げるとするならば、そのサイズだ。
3L…いや、4L?
真理の買い物にはよく付き合っているが、今まで行った店舗では見たことがないサイズ。
どこで買ってるんだ?
たっぷりと肉のついた頬を緩ませながら、メグが近づいてくる。
『久しぶり〜』
片手ではつかめそうにない太い腕、手が回りそうにないお腹。
そのお腹の上にスイカのような胸が2つ。
お腹も胸も重力に逆らって、垂れ下がることなく球体を保っている。
球体を保っている、というか…球体だな。
そんな球体から伸びる足は、短くなんてないはずなのに太さがある分短く見える。
ミュールのヒールが折れそうだ。かわいそうなミュール。
また太ったんじゃないだろうか。
『また成長したな〜』
『レディに向かってそんなこと言わないでっ!』
そうは言っているものの、メグの顔は笑っている。
俺たちの間ではこれがいつもの挨拶になっていた。
279名無し調教中。:2007/08/04(土) 22:47:10 ID:dNJ6xwk9
ん?これは…
数ヶ月前のあの日、ネットで見つけたニュース。
肥満は伝染するらしい。
肥満の友人を持つ人は、自身も肥満になる確率が57%増大するという。
なんでも、友人がおいしそうにバクバク食べているのを見ることが食欲増進になるらしい。
まさかそんなに上手くいくはずないよな…。
でも、57%なら半分以上だ。
そこで、ちょうどこっちにくる予定があったメグと真理を引き合わせたのだ。
何もやらないより、何かやってみよう。
メグは明るく、おしゃれだ。性格もいい。
太ったからって卑屈になられても困るんだよな。
でも、メグなら…
淡い期待を抱きながら、真理にメグの相手を頼むメールをした。
それが、俺の予想を上回る展開となったのだ。

『メグ、ありがと。』
俺は思わずそうつぶやいた。
『ん?何??』
『いや、なんでもないっ。あ、真理が来た。』
ちょうどそのとき、真理がやってきた。
280名無し調教中。:2007/08/04(土) 23:49:00 ID:d/E5Gixu
あぶらみに新作絵が投下されてた。
あの設定でSS書きたいなあ。

>>277
乙! こういうほのぼのしたのもいいねえ。
281名無し調教中。:2007/08/05(日) 14:24:43 ID:cj2NMy1V
最近じゃ珍しいよねこういうの
原点回帰って感じGJ!
ついでにネタをひとつ
昔田舎でまじかるハットの絵本を見たときに女の子が太ってる絵を見た(うろ覚え)
んで田舎に行ったが捨てられていた・・・・・駄文スマソorz
2824スレ150:2007/08/05(日) 15:17:25 ID:3mzTyxFK
<太るのがイヤだと思っている少女ほど将来肥満になりやすい>
思春期の少女(普通11歳くらいから17歳くらいまで)を見て、この子が成人したら太るかどうかを予見するには何を見ればいいかを調べた研究が、
雑誌 「コンサルティングと臨床心理学」(Journal of Consulting and Clinical Psychology )に掲載された。
研究を行ったのは、テキサス大学とオレゴン研究所の研究者たちで、496人の十代の女性を496人、5年間にわたって調べた。
まず、各自の体重とBMI(ボディマス・インデックス)を毎年調べた。
BMIは、体重を身長の二乗で割った値で、肥満度を判断する標準的な数値だ。
同時に、各自の食習慣、親を肥満者と思うかどうか、など、肥満に関連した事柄についても質問した。
その結果、「太るのはイヤ」という気持ちが高じて、うつ病気味になって、あれこれ実行している(例えば、吐く、下剤を乱用するなど)少女は、皮肉なことに、将来肥満になる例がもっとも多いことがわかった。
親が肥満という少女は成人したら、標準以上に太る傾向があることもはっきりしたという。
ところが、「無茶食いをした」、「脂肪分の多い食事が好き」、「どちらかというと運動不足」と答えた女性は、将来とくに太るということはなかった。

ttp://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/200506140000/

強迫観念に駆られてムリなダイエットを重ねていくうちに
最適な運動量、食事量の感覚が狂っちゃって
身体を壊して意思とは裏腹にブクブク肥満していく少女を妄想した
ストレスとジレンマで精神もボロボロ
太る自分に鬱になって、対人恐怖症にも陥ってひきこもりになってますます太る

一方で、ネアカで天真爛漫な小学校の同級生(ぽっちゃり)は
対照的に少女時代に蓄えた栄養を消費して
自然と健康的にどんどん痩せて綺麗になっていく
しかも元デブだから乳肉はそのまま

という妄想でSS一本いけそうだ
283まとめサイト”管理”人:2007/08/05(日) 18:57:46 ID:zsHSZrK5
まとめ更新しますた。
あぶらみの画像については>>196の方針でいったんで
ねりぞう氏や肉玉戦車氏の画像については
ご本人様より要望がありましたら収録するということで。

あと私事ですが数ヶ月ほど忙しくなりそうなので更新が滞る可能性ありです。
なので今日までにうpされたSSや画像は全部収録しておきました。
284名無し調教中。:2007/08/05(日) 19:04:16 ID:6Cz6ewOT
まとめ氏乙であります!
2854スレ150:2007/08/05(日) 19:55:47 ID:3mzTyxFK
>>283
いつもごくろうさまです
286名無し調教中。:2007/08/05(日) 22:32:10 ID:kosHGHfv
>>283
乙!

>私事ですが数ヶ月ほど忙しくなり
無理しない程度にガンガッテください。
次回更新は気長に、のんび〜りとお待ちします。
287名無し調教中。:2007/08/06(月) 00:04:32 ID:sBKPy/gt
グルマン・サガってどんな展開でデブが出てくるの?
288名無し調教中。:2007/08/07(火) 01:43:11 ID:vNN7jnxs
>>279でネタにされてた研究が、新聞コラムでもネタになってたけど
↓で紹介されてる松浦理英子の短編『肥満体恐怖症』って読んだ人いる?
ttp://www.asahi.com/paper/column20070806.html
289名無し調教中。:2007/08/07(火) 22:09:57 ID:/zKJ/hDK
強制肥満化薬が出来ればいいのにね
本人の食べる気持ちを楽にしてお腹を空かせてたくさん食べさせる
胃や腸は狂ったように栄養を吸収し続け効率は人間の域を超える
さらには脂肪細胞を増産させ、太りにくい体質の人も太りやすい体質に改質
男には効果はないが子宮を持った女には効果は抜群。
第一段階はその人の体を全体的にふっくらとさせて丸みを帯びさせて女性らしい体つきにする
第二段階は胸やお尻が膨らみウエストはくびれてグラマーに
第三段階では体の太さがサイズアップ。細身だった肩も多少横に広がり、腰は中身の骨格が横方向に大きく、
縦方向に若干大きくなる。そして肩幅や腰周りに合わせてアンダーバストやお腹周りも太くなる。まだこの範囲なら肥満化というよりは
成長といったような感じ
第四段階ではいよいよ無駄な脂肪がぶくぶくと付き始める。太ももが一気に太くなり、真ん中の隙間が無くなる。歩くたびにブルンブルンと弾ける。
体の方は全体的にさらにふっくらとし始め、グラマスだった体が膨らみ始める。いわゆる油断したボディ状態。
第五段階は油断したボディがもっと膨らみ始めた状態。今までのブラやパンティーに収まりきれなくなった肉たちがぷよぷよとはみ出る。胸は1カップサイズアップし、
お尻はいっきに大きくなる。お腹も膨らむがまだそんなに膨らんでない。
290名無し調教中。:2007/08/07(火) 22:11:15 ID:/zKJ/hDK
第六段階ではリミッターが外れる。
堰を切ったようにお腹から猛烈に膨張し始める。この段階だと肥満化する様子がなんと目視可能。洋服を着ている状態だと服を破っておっぱいやお尻が出てくる可能性あり。
お腹の膨らむスピードが異様に早いだけで他の部分もお腹に共鳴して膨らみ始める。胸もお尻もやばいくらいに膨れる。
太ももは膨らみすぎてパンパン。やがては足が閉じれなくなる。ふくらはぎや足の中でも容赦なく脂肪細胞は膨らみ、増殖し、やがてはふくらはぎがかつての太ももの二倍以上の太さにに膨れる。
第六段階は短期間で一気に膨らむためか皮膚が内側からの圧力に耐え切れなくなり、パンパンでぱつんぱつんになりまるでゴム風船のよう。
最終段階では一旦肥満化は収まるがそれはさらなる肥大化へ備えて臓器を改造している状態。
脳内でもバランスが崩れ始めて太るためだけに行動をとるようになる。
皮膚内部ではどんなに太っても肉が垂れないように特殊な構造の繊維を構成し胸も尻も腹も球体を保つ。
胃や腸は絶える事無く食物を摂取しても大丈夫なように強化され、骨は太く大きくなる。
これ以降はどんどん体重が増え肥え太っていく。もう誰にも止められない。
291名無し調教中。:2007/08/07(火) 22:14:08 ID:/zKJ/hDK
長文スマソ
書いてると途中でやめられなくなってしまった
292名無し調教中。:2007/08/07(火) 22:30:31 ID:KxLqparJ
>>291
同じことを考えている奴はたくさんいるから心配するな

ぶよぶよに太るのは情けないけど
ぱつんぱつんに太って脂肪風船になるのも
滑稽でみじめだよね
293名無し調教中。:2007/08/08(水) 03:04:12 ID:/Ymarp8D
悲しいかな、実際に皮が追いつかないほど急に太ると、
妊娠線みたいにひび割れ起こすんだよね…
294名無し調教中。:2007/08/08(水) 06:56:13 ID:MrtAk/E6
最初からグラマラスなクール美女なエルフとかに投与したいなw
295名無し調教中。:2007/08/08(水) 09:37:14 ID:rViWiqPP
まあ実際彼女を太らすなら80〜100kgくらいで我慢しないと体に悪いからな
296名無し調教中。:2007/08/08(水) 14:30:03 ID:QAPmtmAJ
妊娠線やら体に悪いとかその辺はファンタジー補正で
297名無し調教中。:2007/08/08(水) 15:55:22 ID:IZsFsFgZ
>>293
逆に考えるんだ
きれいなだった肌を
妊娠線やセルライトだらけにして
みっともない肉体にして辱めると考えるんだ
贅肉のオプションだと思うんだ
298名無し調教中。:2007/08/08(水) 21:05:08 ID:+Eca3DSI
>>293
実は自分、妊娠線も好きなんだ。
>>295
喜んで太ってくれる彼女とか居ないかなー
100kgぐらいまでならどんどん太ってくれてかまわないのに。
299名無し調教中。:2007/08/08(水) 21:40:37 ID:rViWiqPP
>>298
つ支那人
つフィリピン人

餌やればどんどん膨らむ
300sage:2007/08/08(水) 23:10:30 ID:mFCTnvSa
やってみたい!
301名無し調教中。:2007/08/08(水) 23:29:12 ID:rViWiqPP
>>300
フィリピンパブに行って好みの娘と結婚すればおK

あとは君の給料と引き替えにどんどん膨らんでいく
302名無し調教中。:2007/08/08(水) 23:32:58 ID:TXVxLUfg
むぅstuffer31・・・
303名無し調教中。:2007/08/09(木) 01:38:35 ID:aXx04icE
うーむ、なんかそれで見てみたい気もしますねぇ…、SSを。
誰か投下してくれないものかwとりあえず限界まで太らせてみたいw
304名無し調教中。:2007/08/09(木) 06:34:23 ID:G7dNvVIL
下げ
305名無し調教中。:2007/08/09(木) 08:20:26 ID:2nHvgBTu
誰かまじかるハットのBOX買ったやついる?
306名無し調教中。:2007/08/09(木) 08:56:00 ID:wA/nxh3a
(´・ω・`)ノ
肥満化シーンのみの目的でorz
ヒロインの女の子があそこまで太った状態長時間で
酷い扱いは貴重w
307名無し調教中。:2007/08/09(木) 10:34:05 ID:2nHvgBTu
>>306
マジか!
買おうと思ったんだけど
買ってすぐにニコ動でアップされたらとか考えちゃうと・・・・
308名無し調教中。:2007/08/09(木) 17:19:25 ID:gOs4FuQC
>>299
>>餌やればどんどん膨らむ

やべえ、シミュレーターほしいww
309名無し調教中。:2007/08/09(木) 20:10:17 ID:o1U1xptm
2話続けて酷い目にあってるよw
肉団子になったらボールのように転がりまくり&弾みまくり
さらにはサウナに入ったら水飲みまくってリバウンドw

夢のようでした…
310名無し調教中。:2007/08/09(木) 21:18:15 ID:UF2oA4ct
ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/28_1.jpg
もし木乃香がデブ専だったら刹那も肥満化していくんだろうなーという妄想。
料理作りにはまったフリして1日10食とかにしても刹那だったら無理して食ってくれる気がする。
フヒヒ変態ですいませんw

>まとめサイト管理人様
更新お疲れ様です。暑い日が続きますのでご自愛くださいませ。
311名無し調教中。:2007/08/09(木) 21:26:36 ID:2nHvgBTu
うpしてくれないか(´・ω・`)
312名無し調教中。:2007/08/09(木) 21:53:24 ID:/kjzqiDJ
是非ともうpを
313名無し調教中。:2007/08/09(木) 22:01:34 ID:gOs4FuQC
うp希望
314名無し調教中。:2007/08/09(木) 22:53:32 ID:G7dNvVIL
>>310


ネギま!の携帯アプリの中で、このかが刹那の分のお弁当と言って差し出した弁当が重箱弁当だった話があるから、その設定(妄想)あり得るかも
315名無し調教中。:2007/08/09(木) 23:05:32 ID:W6V5m4hK
>>293 >> 296
208等をカキコした者です。
ネタにして申し訳ありません。
316315:2007/08/09(木) 23:13:10 ID:W6V5m4hK
「化身」

201x年 
 21世紀初頭のダイエットブームの反動か、最近はふっくらした体型が女性の間で流行だ。
撲の彼女は・・・・残念ながら子供のように細っそりしてる。でも好きだ。
ちょっと神経質で尖ったところがあるけど、波長があって何となく気が合う。

今日、彼女とディナー・・・の筈だったんだけど、体調が悪くてそれどころじゃなさそうだ。
「ごめんね」としきりに言ってるが、晩御飯どころではない。家まで送りベットに寝かせる。
年齢に似合わない子供みたいな体は、こわばった感じで妙に硬い。発熱してあかくほてった顔は

苦しそうな表情だ。夏風邪か? と思いつつ彼女の頭に濡れタオルをあてる。
「病院に運ぼう」とタクシーを呼ぼうとしたら「私、大丈夫だから」と制止する。
彼女は「I君、心配入らないから家に帰っていいよ」と言ったが、撲は彼女に付き添うことにした。

ベットの傍で撲はいつの間にか寝てしまったようだ、もう深夜だ。
彼女の体は悪化してるみたいで、息が荒い。「おい、大丈夫?」と触れようとしたとき、

    急 に 彼 女 の 身 体 か 眩 し い 光 で 満 た さ れ た 。

撲は驚きのあまり、気を失ってしまった。

気付いたら朝。彼女は回復したようで、みょうにさっぱりした表情でハミングしながら朝ごはん作っている。
撲は「おはよう」と彼女に....本当に撲の彼女だよな....なんかふっくらしてるから別人かと思った。

丸顔におっきな瞳。軟らかそうなお腹に大きい胸。かわいく色っぽくなったのは嬉しいが、
急にどうしたんだ。不思議に思いながら辺りを見回すと、いつもの部屋に見慣れない「皮」が転がっている。

 「これ何?」、と聞くと。
 「男性がレディにむかって"脱皮"の事を聞くのは違反よ」と笑った。

"脱皮"って人間が?? そう驚きながらも男の体は正直。その夜、より魅力的になった彼女の体を抱いてしまった。
317315:2007/08/09(木) 23:19:29 ID:W6V5m4hK
 翌日、自分の家に帰るついでに本屋に寄ってみた。女性向け雑誌の表紙には、
「いよいよ夏、今年こそ脱皮して夏ボディになろう」
「脱皮して恋をGETしよう!」...などなど。

 あーそうか。知らないのは僕ら男連中だけだったのか。
"人間的に一皮むけた”とか"脱皮した"ってのは精神的な成長の事と思ってたが、本当に脱皮してたのだな。

一月後。
「おはよー!」、今日も彼女と一緒だ。体型にあわせて性格も丸く柔かくなったようで、最近妙に明るい。
一緒にいるだけでたのしい。

でも、もう一回くらい脱皮しないかな....


[おしまい]
318名無し調教中。:2007/08/10(金) 21:54:37 ID:/qpU6OOi
319名無し調教中。:2007/08/10(金) 22:05:28 ID:mEa4K7+y
>>318
ええっとねぇ…
たぶん男だと思うんだ…
320名無し調教中。:2007/08/10(金) 22:36:16 ID:/qpU6OOi
おとこか><;
ってゆうか男ってここまで乳でかくなるんだ
321名無し調教中。:2007/08/10(金) 23:11:39 ID:UlX0uurs
まじかるハット待ちつづけてもう二年だな…
322名無し調教中。:2007/08/11(土) 00:21:34 ID:kez/e0Lj
>>319 おんなじゃね?
323名無し調教中。:2007/08/11(土) 00:37:14 ID:l5FXtoup
>>320
ようつべに上がってるかどうかは知らんけど、グルジアのルカって子が女の子っぽい顔してるよ。
脳内補完すればデブロリ(つか、ペド)って事で行けるような行けないような。
324名無し調教中。:2007/08/11(土) 01:27:41 ID:6hNZ73hA
>321
普通に売ってるんだから、うpうp言ってないで買えよ。
損はないぞ。
325名無し調教中。:2007/08/11(土) 05:10:56 ID:Sjudm5g+
>>321
>普通に売ってるんだから、うpうp言ってないで買えよ。
おれもデブ回のためだけにワンダバスタイル3巻買った
アレは5分も無いがそこそこ満足できる内容だった(俺的に)
金銭に余裕が在るなら買ってもいいんじゃね?
326名無し調教中。:2007/08/11(土) 08:51:30 ID:fqoRlbHS
中古で18千円強で買えるぞ。
買って損は無いから買ってしまえ。
327名無し調教中。:2007/08/11(土) 11:35:12 ID:CXlgtS2g
>>315
乙です。珍しい内容ですね。
しかし、脱皮とはなかなか素晴らしい発想ですね〜GJです。
328名無し調教中。:2007/08/11(土) 14:24:44 ID:lF0iPHcm
>>263氏のss読んで気づいたんだが、友好関係てどんどん広がるよな
ざ・肥満ネットワーク
329名無し調教中。:2007/08/11(土) 15:01:59 ID:P5egX42a
330名無し調教中。:2007/08/11(土) 16:10:11 ID:FYE4KDjh
今、地方のテレビだけど巨漢レスラーと結婚した奥さんは3年で15kg太ったと
331名無し調教中。:2007/08/11(土) 16:25:39 ID:FYE4KDjh
ttp://www.southern-charms4.com/missfortune/photos.htm
最近、注目のかわいい娘
これから太りそうもなさそう。今が完成系というか完全体というか
332名無し調教中。:2007/08/11(土) 16:45:38 ID:xLl9+ivX
ようつべで肥満「化」を検索するなら「weight gain」なんかがいいのが引っかかるな
しかし欧米のデブは桁違いな肉塊だな

どうせ強制肥満化させるのならこういう
日常生活に支障をきたすくらいの
ビッグサイズのキモデブにしたいね

かわいい少女を選抜して
デブ先進国アメリカに肥満化留学させたい
ホームステイ先は巨デブ一族の家
過食と運動不足でみるみるアメリカンサイズに
食事と運動に関する感覚もぶっ壊してアメリカナイズする
1年後に巨デブの肉体で帰国させて嘲笑を浴びさせたい

「あんたアメリカで何してきたのよ…?」
「フゥフゥ…とりあえずコーラ1本ちょーだい…あ、ピザない?」
「1本…?」
333名無し調教中。:2007/08/12(日) 00:11:19 ID:xM1LkRe1
「フゥフゥ…」に萌えた
334名無し調教中。:2007/08/12(日) 00:16:32 ID:/lWRaPOq
>>332で抜くの余裕でした
335名無し調教中。:2007/08/12(日) 00:53:10 ID:mxGJ6lB9
>>332でしとやかな大和撫子をアメリカンに
XXXXXXXXXXXLLLLLLLLLLLサイズ化希望。
336名無し調教中。:2007/08/12(日) 00:56:42 ID:5BHn113T
「ハァハァ…あ〜ピザうま〜〜♪…ハァハァ」
「…あんた、日本人女性として太りすぎよ…」
「うぅ〜…それは言わないでよぉ…」
「あ、自覚あったのね…」
「ちょっとお肉が…フゥフゥ」
「ちょっとじゃないわよ!今何キロなのよ?」
「ボリボリ…向こうの体重計で量ったときは…フゥ…300ポンドくらいだったなぁ…」
「300ポンド?…(計算中)…あんた!300ポンドって136キログラムもあるじゃない!」
「えぇ〜!そんなに太っちゃったのぉ!?」
「見て分からなかったのか!」
「少しはぽっちゃりしたとは思ったけど…向こうのママさんは400ポンドだったしぃ…ハァハァ」
「比べる対象がおかしいわ!あんたそんな体型でよく生活できたわね…」
「向こうはママさんが車で送り迎えしてくれたから…学校でも私普通くらいの体型だったよ?」
「…あんたもうダメよ…この日本じゃ生きていけないわ…」
「ふえぇ〜、こんなはずではぁ〜〜…ぐすん…ボリボリ」
「いいからそのポップコーンのバケツから手を離せ」
337名無し調教中。:2007/08/12(日) 05:29:41 ID:/lWRaPOq
>>336
早い仕事に感動した、GJ!
この後この友達も太るんだよな?歩くのがギリギリな位まで
そん位が一番グッと来る俺
338名無し調教中。:2007/08/12(日) 10:46:35 ID:iqB3lPVg
4chanを見ている人も多いとも思うけど
ttp://bbwchan.org/bbw/res/44302.html

brookeが太る過程の写真があるよ。
オレは、この腹周りが好きだ
3394スレ150:2007/08/12(日) 15:51:24 ID:5BHn113T
名乗らなかったけど>>332>>336も俺なんだよね
まさかこんなに反応がよいとは
連載するつもりなかったけど
同志がいるのなら、看板娘の時と同じノリでボチボチ連載しますね
オチは特になし ちなみに会話は姉と妹(ピザ高校生)

「ハァハァ…それでね…ランチは学校のカフェテリアだったんだけど…全部食べ放題なの…フゥフゥ」
「……」
「デザートも食べ放題だったんだよ!」
「…よかったわね」
「あと、ママさんに向こうのモールに連れてってもらったんだけど…フゥ…おっきいお菓子がいっぱい売ってたんだ!」
「……」
「アイスなんてバケツで売ってたの!もうアレ食べたら日本のアイスなんて食べれないね!…ハァハァ」
「……」
「あと、あと…フゥフゥ…感謝祭でホットドッグの大食いコンテストがあったんだけど…」
「アンタ勉強の思い出はないのか」
340名無し調教中。:2007/08/12(日) 15:54:22 ID:3hQJyKTZ
>>339みたいなベタオチのギャグノリは大事な気がする。

341名無し調教中。:2007/08/12(日) 17:53:08 ID:fr66QExN
>>336を元ネタに1本書こうかと思ったけど
150氏がやってくれるなら思い残すことは無いぜ。
是非頼んます。
3424スレ150:2007/08/12(日) 18:40:08 ID:5BHn113T
>>341
創作意欲を埋もれさすのはもったいない!
ありがちな話なので
お互い区別して書けば
2本ストーリーができて有益なのではないでしょうか?
343名無し調教中。:2007/08/12(日) 20:09:28 ID:/lWRaPOq
344名無し調教中。:2007/08/12(日) 22:59:32 ID:fr66QExN
>>342
でもメインで考えてた登場人物が姉妹ってとこまで一緒なんだよなあw
まあお盆で暇だからちょこちょこ書いてみるよ。
345名無し調教中。:2007/08/13(月) 15:00:19 ID:TXE1FFL4
今からまじかるハット買ってくるから待ってろ
画像ならうpできるぞ
346名無し調教中。:2007/08/13(月) 16:08:37 ID:ZlqX0g2B
>>345
待ちますとも何日でも
347名無し調教中。:2007/08/13(月) 22:10:57 ID:T67K6pvD
(342じゃないけど横レス)

>>344
お盆で暇ならカキコよろ。

同じテーマだが、ちょっと違う物語なんていくらでもある。
で、その違い(カキコした人の個性とも言ふ)も読む方にとっては楽しみだ。
3484スレ150:2007/08/14(火) 22:25:23 ID:gGULuuxW
性懲りもなく絵を描きました
あぶらみにうp

今期アニメ中もっとも太らせたいキャラ
「さよなら絶望先生」の木村カエレ

「私のことをデブと侮辱しましたね 訴えます」

こういうスタイルよくて、性格ツンツンしている女は
ブクブクに太ったほうがいい…フヒヒ
349名無し調教中。:2007/08/15(水) 09:07:39 ID:i5HSrSc0
>>348 GJ!
350名無し調教中。:2007/08/15(水) 12:16:26 ID:xtfUrps/
http://www.youtube.com/watch?v=N35gzGdDz8I&mode=related&search=
これ、SSのネタにならないかな?
351名無し調教中。:2007/08/15(水) 20:49:09 ID:KSjx4lTP
マビノギについてまとめてみた

1課金とか
アカは無料。最初にログインすると人間キャラ(使えるパーツに制限あり)1体無料で作れる。ジャイアント、エルフは有料。

2太らせ方
スタミナ一杯の時に食べ物食うとしばらく時間をおいた後効果が出る。
食べるアイテムによって下半身のみ太ったりなど効果に違いがある。

3最短ルート
キャラメイク後チュートリアルが結構長いので我慢。
街に入れるようになったらクエストこなして金を溜める。
空き瓶を雑貨屋で購入し牛から牛乳を採取。あとは飲んで採取飲んで採取の繰り返し。
卵はタダで鶏から取れるけど元々サイズダウンの効果があるのと戦闘すると割れるので
あんまり効率良くない気がする。料理スキル取得は結構金がかかるので腰を据えないとむりぽ。
あと、初期の服以外手に入れるのも結構な金が掛かるのでメイドさん肥満化とかしたい人は
頑張ってくれとしか言うしかないです。

*普通にやってても生産職が充実してておもろいと思いました。ウチも最初はデブ化させて楽しんだら
おしまいとか考えてたんですが、今は武器職人駆け出しになってます(:´∀`)

キャラ作ってすぐ肥満化させて・・・とはいかないので時間あるときに試してみるといいかもです。
352名無し調教中。:2007/08/15(水) 23:19:59 ID:8nKkaU/q
ゲームネタだと、オブリビオンと今度出る白騎士物語とかってのが期待だな。
前者が以上なまでにキャラを作りこめるらしくて、白騎士は脂肪と筋肉の比率を弄れるとか。

デブキャラ作って旅してぇwwwww
353名無し調教中。:2007/08/16(木) 00:50:07 ID:egttV/JT
>>352
そうなのか!今一番新しい奴だと体系まではいじれないからなぁ・・・
354名無し調教中。:2007/08/16(木) 01:14:27 ID:14BAXbOm
あり?オブリって体型も弄れるんでなかったっけか?
勘違いだったらスマソ
355名無し調教中。:2007/08/16(木) 05:21:58 ID:5ogh6PwX
いや、オブリビオンで体格いじるのはPC版でMOD入れないと無理。
箱○持ってる場合はPSUの体験版でキャラメイクがベター。
まだ接続出来るしね
356名無し調教中。:2007/08/16(木) 09:19:14 ID:e4iUWV7M
>351
やってみたがジャイアントもらえるカードで作れたぞw
あとチュートリアル長すぎる…
357名無し調教中。:2007/08/16(木) 10:33:36 ID:QYKTRDP1
358名無し調教中。:2007/08/16(木) 13:33:00 ID:JdLzizAH
PSUなら既にビキニとかスク水げっとして
肥満キャラに着せてみたw
九月発売のイルミナスで出る体重計では体重112〜115キロくらいまで
いけるぞ
359名無し調教中。:2007/08/16(木) 20:52:22 ID:4XPZ+0cc
>>350
ライバル出場者の妨害工作だったりして
実際には何日くらいで太ったんだろう?

ぽっちゃり娘としてはかわいいけど
初期状態がもっと痩せてるといいのになぁ
珍しく若い&かわいいのはGoodだよね
360名無し調教中。:2007/08/16(木) 23:55:20 ID:14BAXbOm
それ、kirstenたんじゃね。
その子関連の動画広いもので一つしかないから、
誰かぽっちゃり通り越して今のデブ体型の動画うpってくれないかなぁ
361名無し調教中。:2007/08/17(金) 00:10:26 ID:4RTYZcB4
パワーアップで肥満化する魔法少女とか妄想。
最初の数話は敵も弱くて変身してもナイスバディのお姉さまに。
強くなる敵に合わせてリミット解除、どんどんムチムチと成長しつつ、
バストやヒップに収まりきらない魔力をお腹→ついには全身に解放。
攻撃も華麗な体術からみっともない体当たりや押しつぶしに。
ライバル魔法少女との壮絶な魔法での太らせ合いとか…

362名無し調教中。:2007/08/17(金) 00:11:43 ID:T0pYQDEu
シャドハに似たようなのいるな
363名無し調教中。:2007/08/17(金) 01:13:02 ID:EW1zHJxs
>>361

なんかの拍子に魔法が使えなくなると
なんのとりえもないドン臭いデブになるんだね

パーティーから外されたり
無能なデブ少女は冷たくあしらわれる
364名無し調教中。:2007/08/17(金) 01:15:03 ID:+vx/OZR9
>>360
海外で自ら肥満してる子達って食費とかどうしてんのかな?
パトロンとかいるのか?
365名無し調教中。:2007/08/17(金) 01:21:00 ID:O1NMaZnw
>>364
kirstenって子は自分の家に取り付けたwebカメラで自分の私生活ライブ放送してて、
見るためには有料の会員入らないとダメなんでしゃあないから俺は画像掲示板巡るなり、
サンプル画像見るなりしてガマンしてるorz

パトロンの存在の有無はわからないけど、なんらかの手段でデブ好きに対して自分を売り込んで
それで得た金を食費に当ててるとかってのもあるんでないかな。
366名無し調教中。:2007/08/17(金) 12:07:44 ID:2NpMwpL3
>>361
いいねその話
367名無し調教中。:2007/08/17(金) 12:23:04 ID:7BjhjvIH
「アンタさー、街に出てきてどれくらいになるっけ」
「ん〜?1年ちょっとかなぁ?・・・もぐもぐ」
「街の生活はどうだ?」
「そうね、食べ物がとってもおいしいの。特にピザってやつは最高ね。野菜ばっかりのエルフの村には
もう戻れないかなw、あとケーキもここに来て初めて食べたっけ。あとはフライ(ry」
「・・・・わかったわかった。ところでここにお前が去年まで来ていた服があるんだが・・・」
「う・・・ちょっと食べ過ぎたみたい・・・お手洗いに行ってこようかなー(汗」
「まていッ!こっちに来てからぶくぶくぶくぶ太っちゃって!!たった1年でどれだけ太ったか自覚するがいい!!」
ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/44_1.jpg

「ふえ〜ん、お腹が、お腹がぁ〜〜」
「お前はもうお腹だけじゃないだろうが」
「人間の食事が脂っこすぎるのがいけないの!私は悪くないもん!」
「人のせいにスンナ!!今日からダイエット食しかあげないから覚悟しなさい!!」
「ふえ〜(泣」
368名無し調教中。:2007/08/17(金) 18:02:05 ID:4RTYZcB4
ファンタジーでエルフは大好物であります。
369名無し調教中。:2007/08/17(金) 18:28:08 ID:yXAC+6m2
うむ、エロ婦は良いものだ。
俺もよくダークエルフに取っ捕まったハイエルフが
魔法でブクブクに太らされるという妄想をする。
ディード○ッドとピロテ○スでな
370名無し調教中。:2007/08/17(金) 20:36:53 ID:t1kOYTr4
>>367
これは実に良い堕落したエルフですな
371名無し調教中。:2007/08/19(日) 14:08:14 ID:ofGO9Q8C
おまえらなぜ一斉に黙るw
372名無し調教中。:2007/08/19(日) 14:29:43 ID:unptQ0oR
あぶらみ掲示板・・・・キテルな!!
373名無し調教中。:2007/08/19(日) 16:30:57 ID:GkLHYf1c
神過ぎると、言葉がなくなるのよw
374名無し調教中。:2007/08/19(日) 19:49:32 ID:QE0tvKhY
>>371 しこしこしてるから
375名無し調教中。:2007/08/19(日) 19:52:12 ID:ZlDgtJz5
こんなに太りやがって!!
24時間ビリーズ・ブートキャンプを命ずる。
376名無し調教中。:2007/08/19(日) 20:03:08 ID:Bqp+RCNZ
ビリー・デブートキャンプで勘弁してくれませんか
377名無し調教中。:2007/08/19(日) 20:04:09 ID:38s36gQE
そいつぁ最高にハイって奴だ!!
378名無し調教中。:2007/08/19(日) 21:14:46 ID:W0AZzeDO
なかなか太れない君たちに、少しでも僕がお手伝いしたい!

何かの番組で、1週間で11kg太った少年みたいに
ちゃんこを食べて、あとは動かない生活で 短期間で太れるのかなぁ

4chan死亡?
3794スレ150:2007/08/19(日) 21:27:47 ID:M5LkaZMO
>ビリー・デブートキャンプで勘弁してくれませんか

ビリー・デブートキャンプへようこそ!
大丈夫!絶対に太れる!
大事なのはあきらめないことだ!脂肪は後からついてくる!
喉が渇いたら我慢せずコーラ補給!
辛かったらゴロゴロしていい、でも運動はするな!
ブクブク効いてるだろ?
380名無し調教中。:2007/08/20(月) 07:09:18 ID:y3tNRuw4
まとめサイトのデータベースに高橋葉介の肉虫が無い気がする

381名無し調教中。:2007/08/20(月) 09:51:22 ID:VBqlfOcr
>>380
あれ、キモくね?
382名無し調教中。:2007/08/20(月) 10:01:46 ID:mzCgza9/
>>380
そりゃこのスレで報告されてなかったからだろう
383名無し調教中。:2007/08/20(月) 12:53:12 ID:M2QFufFE
>>381
どんな感じなんだい?
384pre656:2007/08/20(月) 17:32:27 ID:urnpUu4W
>>251の続きです。遅くなりました。
一気に完結まで。


 次の日、ベッドの上でミキは目が覚めた。
全身に重くのしかかる重量感。昨夜より何十kgも太っているようだった。

「お目覚めですか」
 横にいた医師が言った。
「危ないところでした。“発作”寸前でしたよ。あと数分処置が遅れていれば、
助からなかったでしょう」
 くれぐれも、食欲を抑えることの無いように。
そう付け加えて、医師は部屋を去った。

 ミキは自分の体を見た。ゆうべとはまるで別人の体だった。
腕も足も、2周りは大きくなっている。昨日はピッタリお腹を隠していたパジャマは
完全にボタンが飛び、重量感あるお腹が飛び出ていた。

 昨日1日我慢した反動で流動食を大量に摂取し、1晩のうちに30kgも
太っていたのである。
 無言のまま、横に用意されていた、新しいパジャマに着替える。
体温上昇を抑えるため、キャミソールのような薄着のパジャマになっていた。
385pre656:2007/08/20(月) 17:33:14 ID:urnpUu4W
 ミキの抵抗は、未遂に終わった。

 そうだ。そんな簡単なわけないのだ。絶食してウィルスを退治できるなら、
今までだれだってそうしてるに決まってる。
 ちょっと考えればすぐわかることなのに、そんなことすら気づかない。
それほど今のミキは憔悴しきっていたのだ。

 何事も無かったかのように運ばれてくる食事。
 食べ続けないと生きられない体。


 もはや、ミキの心は壊れてしまっているようだった。
 もう太ることへの絶望も、死の恐怖も、元に戻るための希望すら失せてしまっていた。
 毎日大量に運ばれてくる食事をただもくもくと食べ続け、腕の点滴と合わせて
大量の栄養を吸収しては膨らみ続ける、ただの人形のようだった。
 喋ることもなく、顔色も虚ろなまま変わることなく、日に日に膨らみ続けるだけだった。

 入院して2ヶ月を過ぎる頃から、もはや3食、間食の区別は完全になくなった。
 起きている間は休むまもなく常に何かを口に運び続け、寝ている間に全て消化した。
伸縮性のあるキャミソールも、次々とお役御免となっていった。
386pre656:2007/08/20(月) 17:34:15 ID:urnpUu4W
 体重が200kgを越えたころから、ついに食事が特別食に切り替えられた。
発作を起こす前、ユリが食べていた特別食だ。
 ミキの病状が、危険な位置に来た証拠でもあった。

 肥満ペースには個人差があるものの半年かけて250kgまで太ったユリに比べ、
ミキの肥満ペースは異常に早かった。
 ユリの惨状を目の当たりにして精神的傷を負い、過食症的状態になったのに加え、
発作寸前まで至った経験により、ウィルスの活動が活発になったからだと医師は推測した。
 トイレすらも備え付け簡易トイレで済ませるようになり、ミキはベッドから動かなくなっていた。

 かつての胴体並みに太くなった腕が、特殊に作られた栄養食を口へと休むまもなく動く。
 巨大な腹肉は前へ横へ広がり、同じく巨大な胸を上へ押し上げる。
垂れ下がった腹肉はドラム缶のような足の間からベッドに接していた。
入院当初、ミキとは不釣合いなほど大きかったベッドは、今や完全にミキの体に
フィットしたものとなっていた。
387pre656:2007/08/20(月) 17:34:47 ID:urnpUu4W
 ミキが250kgを越える頃、医師がミキの部屋を訪れた。
「笹原ミキさん、提案があります」
 医師の言葉にも、ミキは食べ続ける手を休めない。ただ黙々と食べていた。

「病気が治るかもしれない提案です」

 ピタっ…と、ミキの腕が止まった。圧迫されて細くなった目を一杯に開き、医師を見つめる。
「治る……んですか?」
388名無し調教中。:2007/08/20(月) 18:23:01 ID:y3tNRuw4
>>381


ネタ的には強制肥満化だからこのスレの主旨にあうと思ったが
あまり可愛くは無いかな…
389名無し調教中。:2007/08/20(月) 18:28:13 ID:X6q9S4rm
辱めという部類であれば可愛くなくてもアリな気がするけど、肉虫とやらは知らないのでどーにもこーにも
390pre656:2007/08/20(月) 18:44:41 ID:urnpUu4W
 医師はベッドの横に座り、話を進めた。
「我々研究チームは、長きにわたってキシニコウィルス撃退のための研究をしていました。
今まで有効な対処法がなく、ただ見守ることしかできなかったこのウィルスに、
ついに対抗できるかもしれない手段を見つけたのです」
「……それは、どんな…」

「“発作”です」

 医師は続ける。
「我々は先日、爆発的増殖中、つまり発作発症時のウィルスが、ある特定の薬物に対して
耐性を失うことを見つけたのです。今までどの薬物にも完全耐性を見せていたウィルスです。
まだ調査中ですが、これを用いれば、ウィルスを退治させることができるかもしれません」
「具体的には…?」
「いつ起こるかわからない発作を待っているわけにはいきませんから、
強制的に発作を起こさせます。そして爆発増殖を始めたウィルスに薬物を投与し、
退治します」
「お、お願いします! やってください! 治してくださいぃ!」
「話は終わってません」
 身を乗り出し、興奮して懇願するミキをなだめ、医師は続けた。
391pre656:2007/08/20(月) 18:45:41 ID:urnpUu4W
「耐性を失うといっても、その薬物はそれほど強いものではありません。
増殖しきった大量のウィルスを完全に退治するには時間がかかります。
1匹でも残っていたら元の木阿弥ですからね。
発作を起こすのですから、治療に長時間かかるということはすなわち、
それだけ肥満することになります。おそらく100kg単位で」
「…………」
「そのため、ある程度体重に余裕がある人じゃないとこの方法は使えません
すでに体重が何100kgもある人の体は、数100kgの体重増加には耐えられないのです」
「私はっ! 私は?! その方法は何kgまでなら使えるの?!!」
 医師は一呼吸置いて、こう告げた。

「私どもの試算では、おそらく限界は250kgです」
392pre656:2007/08/20(月) 18:49:51 ID:urnpUu4W
「これが、まだ研究中で前例の無いこの方法を、ミキさんに薦める理由です」
 医師は言った。
「この方法は先ほど言ったように、発症したら終わりだといわれる発作を
人為的に起こし、強制的に数100kg肥満させる危険な方法です。
正式に治療法にするには時間がかかります。まず成功するかすらわかりません。
そのため、人体で実験するのが一番なんです。ですから、250kgという限界体重
ギリギリであるミキさんに、今、この方法を薦めたんです。これを逃すと、
もうこの方法は使えなくなるあなたにね。」
「実験、ですか……失敗する確率は?」
「なんともいえませんが、おそらく5分5分かと。比較的早くウィルスが消滅するかも
しれないし、長時間かかってしまうかもしれない。長時間かかると、おそらく
250kgあるミキさんなら、増量に耐えられなくなってしまうでしょう」
「そんなの……嫌ですっ!死にたくない!」
「ですが」
 医師は加えた。
「あなたの体重はこの方法で助かるかもしれない限界なんです。先ほども言いましたが、
いまの時期を逃すと、この方法は2度と使えなくなってしまうかもしれません。
これ以外の方法は見つかってない今、この方法以外に助かる道はありません」

 医師は真剣な口調で迫った。
「いつ起こるかわからない発作に怯え、別の方法を待ちながら生きながらえるのか、
 今すぐ死ぬか助かるかの賭けに出るか、は、あなたの自由です。
 ですが、決断に時間はありません。どうなさいますか?」

 悩んだ末に、ミキは決断を出した。
「お願いします。治療を受けさせてください」
393pre656:2007/08/20(月) 18:51:32 ID:urnpUu4W


 即日健康調査などが行われ、翌日、その治療は実行されることとなった。

 朝、発作を起こしやすくするため、起床後から一切食事は出されなかった。
 空腹に耐えながらミキは、特別な治療室に運ばれた。

 簡単な手術室のような部屋だが、ベッドおよび周辺のスペースは異常に広かった。
急激な膨張に対応できるつくりなのだろう。ベッドのそばには巨大なタンクが設置
されていた。様々な機器が並ぶその部屋は、あの日ユリが運ばれた部屋のそれと
同じだった。

 医師の誘導でミキはベッドに横になる。黒いキャミソールの下で、
全身の肉が左右に広がった。

「では行きますよ。いいですか?」
 深呼吸して、ミキは1回、コクリと頷いた。

 ミキの腕や足に数本の点滴が繋がれた。そして、ミキに1杯のコップが渡される。
「これを飲んでください」

 意を決し、ミキは一気に飲み干した。若干甘いその液体は速やかにミキの胃に進み、
腸全体へといきわたる。そして、
「あ……あぁぁぁ……き、来ました!」
 体全体にいきわたる猛烈な感覚。あの発作寸前の夜と全く同じだが、
それを遥かにしのぐパワーをはっきりと感じ取った。

 ぐぎゅるるるるるぅぅぅぅぅぐぅぅぅぅぅぅぅぅ
394pre656:2007/08/20(月) 18:53:44 ID:urnpUu4W
「今だっ!」
 巨大な腹の虫を合図に、医師が急いでミキの口にホースをあてがう。
機械のスイッチを押すと、物凄い勢いで流動食が流し込まれた。同時に、
数本の点滴からも養分が注入される。
 発作が、起こった。

 ごっくん、ごっくん、ごっくん、ごっくん、ごっくん、

 猛烈な勢いで、夢中でただひたすらにミキは飲み続けた。
発作が起こっている今、もはや失敗への恐怖などミキの頭には一切無い。
あるのは、ただ夢中で飲み込み続けることのみであった。

 ごっくん、ごっくん、ごっくん、ごっくん、ごっくん、

 ブカブカな巨大なキャミソールの下で、広がった腹がむくむくと隆起し始めた。
分速数リットルの勢いで流し込まれる流動食が、贅肉を内側から押し上げているのだ。

 ごっくん、ごっくん、ごっくん、ごっくん、ごっくん

 隆起を続ける腹に続いて、全身がブクブク膨らみ始めた。
栄養が腸に達し、吸収が始まったのだ。
 この時点から、正式な治療は始まった。流動食に溶かしこまれた薬物が、
爆発増殖中で耐性を失ったウィルスを攻撃する。

 ごっくん、ごっくん、ごっくん、うぐっ、んごく、ごっくん、
395pre656:2007/08/20(月) 18:55:13 ID:urnpUu4W
 ブカブカだったキャミソールに、肉がぴっちりとくっついた。
内側からの贅肉に合わせて、伸縮性の在る生地は風船のように膨らんでいく。

 横になっていた体が苦しくないように、上半身が起こされた。

 ごっくん、ごっくん、ごっくん、ごっくんごっくん…

 あの日のユリと同じ虚ろな目で、夢中でミキは飲み続け、膨らみ続けた。
体重は300kgを越え、秒速1kgを越えるスピードで増え続ける。
風船のように伸び、まるでスクール水着のようになったキャミソールを纏った
その巨体は、海岸に打ち上げられた鯨を連想させる。

 ごっくん、ごくん、ごくん、ごっくん、ごっくん、

 膨張するその巨体を、医師はただ、計器の値に注意しながら見守るしかなかった。

 400kg、410、420、430、440、450、……

 ブクブク、ムクムクと膨張するミキ。
 伸縮性キャミソールも耐えられなくなり、ついにはじけとんだ。真っ白な肉塊が露になる。
396pre656:2007/08/20(月) 18:56:08 ID:urnpUu4W
 ホースにすがりつく腕は、それだけで普通の子供くらいはありそうなほど
肥大していた。腹は、詰め込まれ続ける流動食の圧力と、増え続ける贅肉で
体のどこよりもハイペースで肥大を続け、巨大な饅頭かキングスライムのように
ベッドの中央に鎮座している。測る方法はないが、おそらくウェストは3mを遥かに
越えているだろう。中央で1mほどの深さはありそうな臍に小さく穴が開いている。
腹肉は上下左右に侵食し、太ももと一体となって膝ほどまで覆いかぶさっていた。
尻の肉も左右に広がり、鎮座する腹をどっしりとさあせる。胸は腹にのっかり、
乳房は完全に上を向いて膨らみ続ける。首は完全に頬と胸に飲み込まれた。
パンパンの頬が胸から生え、そこにホースが伸びているように見える。


 ごっくん、ごくん、ごくん、ごっくん、ごっくん、ごっくん
 520、530、540、550……


 体重、体脂肪ともに増加する一方で、とどまる所をしらない。
しかしこれ以上の肥満はもはや助けられない域に達する。

だめか…ただ発作を早めただけで終わってしまうのか…
医師が絶望しかけたそのとき、
397pre656:2007/08/20(月) 18:58:01 ID:urnpUu4W
「!」
 体重が600kgを越えようか、というとき、計器の値に変化が見られた。
体重は増加し続けているものの、先ほどまで体重と一緒に上がっていた
体脂肪率の増加が急に鈍くなったのである。
 はっ、としてミキを見ると、虚ろだった目に苦しそうな表情が見えた。
全身の膨張はほとんど止まり、流動食が入り続ける腹だけが膨らみ続けている。
医師は急いで流動食を止めた。すると、腹の膨張も止まった。

 処置室内が静まり返った。
 医師は、ミキの口からホースを抜いた。

「んぐっ………っぷはっ! はぁっ はぁっ はぁっ うぐっ …はぁっ」
 栄養が止まり、膨らみ、肥りきったミキが浅く、苦しそうな息をする。

「せん、せっ! わたっ はぁ、はぁ、私はっ?!」
「ミキさん! 意識があるんだね。空腹は感じるかい?」
 苦しそうに息をしながら、やっとの思いでミキが首を横に振った。
「やった、……やりましたよミキさん! 成功です! ウィルスは退治できました!」
 巨大な腹を上下させ、荒く息を続けるミキの、肉に占領された顔の奥に、
わずかに笑顔が見えた。
398pre656:2007/08/20(月) 19:02:59 ID:urnpUu4W
 ミキの体重は最終的に670kgにも達した。
体中がぶくぶく、パンパンに膨らみ、腹囲は4mを越えていた。
腹の先頭はつま先ほどにも遠ざかり、挟み込むような足は大人の胴ほどもある。
頭数個分になった乳房は円形に垂れ、腕はホースにすら届かなくなっていた。
 のちにわかったことではあるが、後30秒治療が長引いていたら、
限界体重を越え、ミキは助からなかったという。

 ウィルス撃退後、すぐさま体重をさげる脂肪吸引処置が行われた。
ほぼ瞬間的に670kgもの体重になった体にはそうとうな負担がかかり、
長期間そのままでいるのは危険だからである。
 まずその場で100kgほどの脂肪を吸出し、その後は体を慣らしながら
ゆっくりと、1ヶ月かけて150kgまで落とした。
 伸びきった皮膚を切除する手術を受けたのちは再び1ヶ月かけて、
食事療法などで数10kg落とし、夏が終わる頃には見事退院となった。
療養所の、初めての退院者だった。

399pre656:2007/08/20(月) 19:03:51 ID:urnpUu4W
訂正>>397 2行目
600kg→650kg
400pre656:2007/08/20(月) 19:12:30 ID:urnpUu4W
「乾杯!」
 高級なフランス料理レストランの席に、ミキは友人のハルコとともにいた。
療養所では考えられなかった、“少量が皿に豪華に盛られた”フルコースだった。
「いやぁほんとによかったわぁ〜ミキが無事退院できて。療養所に行って以来
何の連絡もないんだもん。心配したんだから〜」
 ハルコの言葉に微笑むミキ。元の体重にこそ戻っていないが、ポッチャリ体型と言える
程度の体重にまで減量した笑顔は、元のミキそのものだった。
「ホント大変だったんだから。もうちょっとで死ぬとこだったのよ」

 楽しそうに話しながら、久しぶりの外の世界の食事を楽しんだ。
療養所では意思とは無関係に食料がつめ込められ、肥らされていた。
当然、美味しく味わうなんて経験はできなかったわけだ。
 およそ半年振りの“普通の”食事だった。
ミキはゆっくりと、丁寧に、神戸牛のミディアムレアステーキを噛み締めた。

 短大も後期からの復学が決まり、ミキは完全回復をなしてみせた。
その日はハルコとの会話をたっぷりと楽しみ、帰宅した。
401pre656:2007/08/20(月) 19:13:16 ID:urnpUu4W
 翌日。
 鳴り続く着信音に、ミキは起こされた。
「ふぁい、もしもし〜 ハルコ何? こんな朝っぱらから…」
『ミキ! 大変! 今すぐテレビつけて、テレビ!』
「?」

 不思議に思いながら、寝ぼけ眼でリモコンを探し出し、ミキはテレビをつけた。
『逮捕されたのはフランス料理店経営のマルセイエーズ社長、義荘幸作容疑者です。調べによりま

すと義荘容疑者は、経営するフランス料理店で、高級牛と偽って安価な牛肉や豚肉を使用した

詐欺の疑いです。また、同容疑者は、劣悪環境で牛や豚を飼育し、使用が禁止されている“キシニ

コウィルス”の使用した食品衛生法違反についても容疑を認めており…』

 眠気なんて、完全に吹っ飛んだ。ミキはリモコンを落とし、呆然と立ち尽くした。

『ね、ねぇ…ミキ、なんかあたし、凄く、お腹が空いてきたんだけど……』
「は、ははは……私も…」
 テレビの音量に負けないくらい大きな、腹の虫が鳴り響いた。




肥満化ウィルスにご用心 完
402名無し調教中。:2007/08/20(月) 19:25:06 ID:TrxzOwyo
超乙です

治療法が見つかってよかった
これで薬に耐性のある突然変異種だけが生き残って
完全無欠のキシニコが誕生するんですね
403pre656:2007/08/20(月) 19:45:39 ID:urnpUu4W
>>402
サンクスです。
それもおもしろそうですね。全世界に流行してみたり。

ちなみに、最後に2人を含めて大勢のマルセイエーズ被害者は
またキシニコウィルスになやまされるわけですが、
2回目の感染であるミキはより重症だったり…
2回目は薬が効かなかったり…
いろいろと妄想が膨らみます。


最後の>>401で、改行がおかしくなってしまいました。
m(__)m
404名無し調教中。:2007/08/20(月) 21:17:12 ID:K9MmfcQ3
乙乙!
ハッピーエンドとは言いがたいが救いのあるラストでよかったぜ。
405名無し調教中。:2007/08/20(月) 23:45:53 ID:imNXRoCy
乙ディスヨ!
ところで豊満ロダに肥満化の武装錬金ががが
406K:2007/08/21(火) 13:06:23 ID:Rhw0niF0
初投稿ですが載せさせて貰います。反応を待ちます。
設定
・時代は近未来。
・世界中を豊満党なる政党が統治していた。
・医療は発展していてどんな病気に対する免疫も出生時に病院から人体に組み込まれた。
・機械は発達し自力で体を動かさなくても何でもできた。
・党は男性の労働の義務と女性の自由の権利を主張した。女性は教育を受ける必要も労働・納税の義務もなく、欲するままに行動することを推奨された。女性の唯一の義務は健康な子供を産む事で、そのため豊満な体型が望まれた。
・実際に多くの女性は今と比べると驚く程肥満していた。200s代はざらで、100s代は痩せ気味とされた。100sにも満たない女性は女性と見られず、障害者扱いされた。
・女性の衣服もテントの様な巨大なものが流行り、流行に敏感な女の子達は増量に励んだ。
・党のリーダーである、偉大なる兄弟と呼ばれる人物は不死身で全知全能だと信じられ 、神聖視された。事実彼とその政権の主なメンバーは100年近く安定した政治を実施していた。
・党による教育により思想は完全に統制された。それは性教育にまで及び、男子は強制的にデブ専になるよう洗脳された。


以上の情勢は実は「偉大なる兄弟」が世界中を超肥満女性で永遠に覆い尽すために仕組んだ事だ。
407名無し調教中。:2007/08/21(火) 14:37:32 ID:8sYVdsdM
超面白そうな設定だな!
頑張って書いてほしい!
408K:2007/08/21(火) 15:05:43 ID:QxqE6e+P
アメリカの田舎にビルという15歳の少年がいた 彼は目立たない 中流家庭の出身
の内気な少年だった 彼が8歳の時以来 母親は入院していた 70sしかなく 痩せす
ぎだと診断されたのだ
ビルは地元の高校に通っていた 彼にはマンディというガールフレンドがいた 彼
女は体重が250sあり 女子高生としては大柄な方だった 実を言うと彼女ど付き合
い始めたのは彼女の肉体に性欲を抱いたから それに他の豊満な恋人のいる男子達
に除け者にされたくなかったからであり 彼女に恋愛感情を抱いた事は一度も無か
った ビルは党の教育を受ける前からデブ専で 女性の白い肉のつきまくった体や
巨大にはりつめた乳房に性欲を抱いたが それらの持ち主を愛した事は無かった
彼は実は他に好きな人がいた サラという同級生で 40s程しかない娘だ 乳房は無
いに等しい 彼女の体に合う服は昔の時代の物だけだった 彼女は皆にいじめられ
教師にも嫌われ もっと太れと叱られるのだ ビルはサラが太れば良いのにと思っ
た そうすれば太った女性を愛せるかもしれない だが一方で彼はサラを太らせる
という妄想を抱いた自分を嫌悪した 今のサラと付き合う訳にもいかず彼はいつも
葛藤していた

409名無し調教中。:2007/08/21(火) 15:37:41 ID:EZADQnLC
毎回の事だがsageようぜ
410K:2007/08/21(火) 16:48:10 ID:Rhw0niF0
マンディの事をビルは心の中で軽蔑した。
彼女は彼に愛されていると信じていた。おまけに自信家で何に関しても欲深かった。
栄養は巨大な腹と胸、尻等にまわり頭には行かなかった様だ。彼女は付き合いだしてから300s近くなった。
彼女を軽蔑し太らせる事でビルはギンギンに勃起し頭が狂いそうだった。
彼女との性行は野蛮そのものであった。パイズリで彼は体ごと柔らかい巨大な物に挟まれた。
アソコまで到達するのは子供を100人はらんでいるような腹のせいで重労働だった。フェラによって彼女はますます太った。
彼女は当に豚だった。尿を飲ませたり大便を食わせたり彼女の冷蔵庫を空にさせたりした。酒をイッキ飲みさせてフォアグラにした。
彼女の声は豚の鳴き声にそっくりな太い声だった。
ベッドに鎮座する彼女は巨大な溶けかけの鏡餅の様だった。
彼女の言葉をビルは真剣に聞いたことがなかった。
どれもくだらなかったから。
きいたのは豚の様なあえぎ声のみだった。
411K:2007/08/21(火) 17:33:37 ID:Rhw0niF0
ある日マンディに1通の手紙が届いた。
党からの手紙だった。手紙には、マンディを政府お抱えの娼婦に任命すると書いてあった。党員が行く売春宿で働くのだ。
住居も食事も完備ということだった。政界の男性と知り合えると言うのもキャッチコピーであった。
選ばれるのは名誉とされ、父親達はそのために娘を太らせるのだった。
党は誰でも好きな女とやれるという訳だ。
412K:2007/08/21(火) 17:41:32 ID:Rhw0niF0
マンディはその通知 を持ってビルの家に来た。
ビルが窓から外を眺めていると、巨大な女体が海の様に波打ちながら向かってくる。
途中で三輪車に乗った幼児を巨大な腹ではね飛ばしてしまったが気付いていない。
ビルはドアを開けてマンディを向かえた。父親は仕事に行っていて家にはビルしかいなかった。
「やぁ。どうしたの?」とビルはマンディをハグしながら訪ねた。
ビルの腕は彼女のふかふかした胴の半分も回らず、マンディの肉でできた振袖に彼は包み込まれた。
「何だと思う?」と彼女は2m程のバストを興奮で上下させながら、丸々としたピンクの手で手紙を差し出した。
ビルが手紙に目を通した後で彼女の顔を見ると、それは喜びと肉でいっぱいだった。
この豚、もう一緒にファックできなくなるのに俺が喜ぶとでも思ってるのか?悲しくないのか?
「あなたのおかげよ!」
ビルは怒りと軽蔑、そして性欲で頭がいっぱいになった。
彼女を床に押し倒し(家は地響きがした)下半身に付いた固く焼けるように熱い武器で彼女を刺しまくった。
彼女は絞り出すようにあえいだ。口に牛乳と精子を注いで黙らせた。
大きく揺れる大量の肉と汁にまみれて悦びの絶頂に達した。

それが最後の夜になった。因みにその時のマンディは316sだった。
413名無し調教中。:2007/08/22(水) 01:45:36 ID:jOjHxOLJ
K氏GJ!
でも文面から無理やり今までの書き方変えたって感じがなんとなく伝わってくる
書きたい雰囲気の文章があるのはわかるけどあんまり自分の書き方を変えないほうがいいと思う

こんなこと小説板でもないのにいうもんじゃないよな。スマンカッタ
414K:2007/08/22(水) 11:16:42 ID:Vfd7A1+M
>>413
アドバイスありがとうございます。
まだ前置き的な部分なんでちょっと無理矢理なのは自分でも感じます。
それに物を書くことにまだ慣れていません。
つまらないと思われるのであればいつでも辞めるので言ってください。
415名無し調教中。:2007/08/22(水) 16:25:08 ID:WtgAYBUk
Kさんって膨らむカンガルーの?
416名無し調教中。:2007/08/22(水) 21:04:01 ID:jOjHxOLJ
>>415
kwsk
417名無し調教中。:2007/08/22(水) 21:37:17 ID:KMVEhw2R
あまり詮索はしないほうが。
418K:2007/08/23(木) 02:15:55 ID:4P6MKjUY
>>415
すみませんがなんのことかわかりません。



この後サラと付き合い出し、二人が党に反逆心を抱いて逮捕され、
ビルがサラがどんどん太らされてレイプされるビジョンを見せられて自白し、
サラも同様に自白させられてビルは強制労働させられ、サラは「治療」を受けて太らされ、
数年後に釈放されて再会するという構想です。
ビルはサラの醜い変貌振りにショックを受けながらも勃起してしまいます。
それが悲しくてサラは精神科に行き、過食による治療を受けますます太ります。
今の所こんなもんです。
なぜ二人が党に反逆心を抱いたかと言うと、
ビルはある日マンディに再会し、彼女の住居に案内されます。
そこで彼は様々な娼婦達が檻に入れられ 豚の様に飼われ、肥やされ、肉体改造を施されるのを目にします。
格子から肉が溢れ出している檻もありました。
マンディの体重もその時は1トンを軽く越えていました。
そんな酷い状況にも関わらず、彼女達は洗脳され、幸せだと思い込んでいました。
彼は疑問を抱きました。性欲と葛藤しましたが、結局良心に従ったのです。






書いているとくだらないと感じるようになり、挫折しかけです。
419名無し調教中。:2007/08/23(木) 03:49:29 ID:4Nb83K0n
>>418
自分が今、書いてるものが満足できないなら何度でも書き直せばいいだけのことです!
頑張ってくださいな。
420名無し調教中。:2007/08/23(木) 22:04:15 ID:mXPbnv0M
明日の九時、フジテレビ見逃すな
421名無し調教中。:2007/08/23(木) 22:21:34 ID:0lEcTguM
>>420
[字]人間にとって“食”とはなにかを問う。過激なダイエットで亡くなった
トップモデルの人生をたどり、摂食障害のメカニズムに迫る。ほか、
食欲を抑えることが困難な遺伝子の病気に冒されたアメリカの少女や、
アフリカのカラハリ砂漠に住むサン族のダイエット食などを紹介する。

【食欲を抑えることが困難な遺伝子の病気】!!!ついに出た!
その遺伝子を伝染性のウイルスに仕込んで世界にばらまいてくれ!
422名無し調教中。:2007/08/23(木) 23:00:27 ID:4P6MKjUY
>>421
154sの少女だって。すごいね
今から勃つ
423名無し調教中。:2007/08/24(金) 00:37:11 ID:F5Ur9dpG
残念ながら明日から不在だ。
だれかその少女の部分を頼むorz
424名無し調教中。:2007/08/24(金) 01:08:31 ID:3OtoJSMU
こいつは、PWS症候群だな。16歳の女の子。まえにもやってたよ。 
425名無し調教中。:2007/08/24(金) 01:10:13 ID:67KHyGSJ
水着姿とかヌード拝めないなら見なくてもいいやとおもってしまう
426名無し調教中。:2007/08/24(金) 01:52:37 ID:ifgc6jgF
>>424どこの国?
日本?
427名無し調教中。:2007/08/24(金) 02:05:12 ID:htJzHQfu
http://www.fujitv.co.jp/dna/chap_dna5_1.html
米ワシントン州に暮らすケイラ(16歳)は、身長167cm、体重154kg。
15番染色体の遺伝子の特定部位が欠損しているため、
食欲を抑える神経細胞が成長していないのだ。
428ZENスレ648:2007/08/24(金) 03:28:41 ID:SQ7sje8+
>>86からの久々の更新です。

(のどが変ね?)
 授業中、教師が黒板を背にして熱弁している間、香山玲子はずっとのどの乾きを感じていた。
(乾くというか、なんと言うか、乾燥しているのかしら? この教室)
 そう思いはするものの、そんなわけはないと自分に言い聞かせるが、それでものどは乾きを訴え続ける。
「先生、ちょっとのどの調子がおかしいのでうがいをしてきてもよろしいでしょうか?」
「ん? どうした、風邪か? 行ってきなさい」
 その言葉を聞くや否や香山玲子はすぐさま教室を出て手洗い場へと急いだ。
 蛇口をひねり、流れ出る水を手ですくい口へと運んでうがいをするが一向にのどの乾きはとれない。
「どうしちゃったのかしら?」
 鏡を前にして自分の顔を見るが何一つ変化はしていない。
 もう一度うがいをしようと手を伸ばそうとしたとき、おかしなことに気がついた。
「え?」
 両手が、まったくぬれていないのだ。
 両手どころか唇も水に触れていたはずの部分がまったくぬれておらず乾燥している。
「ど、どういうこと?」
 そうこう考えていると急激にのどが乾きを訴え始め、香山玲子は思わず流れ出る水に顔を突っ込んで飲み始めた。
「ゴク、ああ、のどが、ゴクゴク、潤う……」
 呼吸をすることも忘れて水を飲み、のどの乾きが潤わされていくのを実感していく。

こうやって書いてると別のSSのネタが浮かんでくる……
書きたいけど……
書きたいけど………
これを終わらせてから書こう……
429名無し調教中。:2007/08/25(土) 00:01:14 ID:ZyuDu2sR
みんな見た?
430名無し調教中。:2007/08/25(土) 00:07:25 ID:xrv+tExz
見たけど・・・
正直微妙だったな

むしろ、トゥトゥの方がこれから太らされる気がしてwktkした
431名無し調教中。:2007/08/25(土) 01:12:32 ID:SVhUsF5d
>トゥトゥ
kwsk
432名無し調教中。:2007/08/25(土) 01:38:57 ID:xrv+tExz
トゥトゥ

アフリカだかどこだかの「太っていることが美人」の国で、「私は太りたくない」と言っている少女
姉がトゥトゥの歳のときには100kgを超え結婚したが、トゥトゥは痩せているため結婚相手がいない
周囲はトゥトゥを懸命に太らせようとするが、彼女自身はそれを拒んでいる

こんな感じか
ちなみにトゥトゥの身長は158cm体重は54kg
姉の身長は171cm体重125kg だったかな?
違っていたらスマソ
433名無し調教中。:2007/08/25(土) 02:12:31 ID:ZyuDu2sR
俺はケイラが体位を変える度にズボンがずれて半ケツになるのが萌えたが。
434名無し調教中。:2007/08/25(土) 10:35:56 ID:ZyuDu2sR
>>425
水着あったよ。
プールで豪快に泳いでた。
あとシャワー浴びてるのもあった。
背中の肉が大量に垂れてた。
435O:2007/08/25(土) 12:41:02 ID:IVI4L9cH
お初です。なんかこのスレシリーズに随分はまって虜になってしまったモノです。
特にここのSSはすばらしいですね。なんだかソンケーしてしまいました。

そんなわけで私もSSに朝鮮したいと思っております。
不愉快に感じたら指摘していただければ即退出します。

目標
・ただ単に肥満化させるSSではなく感動モンにしたい。
・現実と空想がいい具合に交じり合った作品にしたい。
・ここの住人方に満足していただきたい(極力)。
436O:2007/08/25(土) 12:43:18 ID:IVI4L9cH
朝鮮×
挑戦○
早速イヤナヨカン・・・



見なかったこ
437名無し調教中。:2007/08/25(土) 12:57:44 ID:Xh15m5L9
ドレス用のコルセットで腹を思い切り圧迫させたまま1日5食(大鍋ちゃんこ+
ラーメン丼大盛のライス10杯+水4?を1日5回)与えるのはどう?
腹部の極度の苦しみのほか、ウエストだけ細く、他はやたら太るという「人体改造」
にもなる。纏足ならぬ「纏腹」!
438名無し調教中。:2007/08/25(土) 13:01:57 ID:cJPNuZEO
それリアルにヨーロッパ貴族どもが実践してなかったか?
極端に細いウエストの直下にぶわっと広がるスカートはまさにその肉の逃げ場で
中には妊娠したまま着続けていた女性もいたというぞ。
439名無し調教中。:2007/08/25(土) 14:51:24 ID:CyEKMdso
>>438
ぶわっと広がるスカートは
庭でオシッコする時に隠すため。
440名無し調教中。:2007/08/25(土) 16:08:27 ID:h8yesrif
・名もあまり知られない、遠い遠いとある国
・太ってる女性が豊かさの象徴として大事されている(>>432を参考)
・国の女性は大概太っている。尋常じゃないくらい。
・女王ももちろん太っている。尋常じゃないくらい。
・辺境の土地ということ、多くの女性が太っていること、
また世の中的には普通体型の子が好まれていることから
国の人口が少なく(特に男性は、太めの子が好きな人「しか」いない)
女王は国のこれからについて不安を感じている。

っていう設定を元に、たまたま国を訪れた(または迷い込んだ)
旅団の女性たちが、女王の"粋な計らい"によりもてなされ
自力で脱出できなくなるくらい太り、結果、国の住人になる。

っていうのとかどう?
文までは書けないから、よかったら誰か。
441名無し調教中。:2007/08/25(土) 17:06:35 ID:urK2e7yU
甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモン不足が原因で引き起こされるため、 
再び体重が増加する可能性もあるという。 

同じ甲状腺疾患でも逆の症状だと、いくら食べても痩せていく。 
やせの大食いが多い。

難しいな
442名無し調教中。:2007/08/25(土) 17:13:52 ID:yftGrFAH
>>432
モーリタニアだっけっか
砂漠で、食料調達するのに大変な気候の国だから
そんな中でも太れることは富と権力がある証拠であり、自然と憧れの対象になったっていう
443名無し調教中。:2007/08/25(土) 19:49:45 ID:VLNynwhO
日本も一時的に食料危機になれば、太った女性が美しいってことになるってことか!
444名無し調教中。:2007/08/25(土) 21:24:40 ID:ZyuDu2sR
>>443
太った女性自体は減ってしまうし、競争率も上がると思うぞ。
まあテレビや雑誌なんかは今の女性タレントやモデルが全員太った女性にとってかわる(または増量する)かもだけど。
4454スレ150:2007/08/25(土) 23:03:06 ID:JuZPHrue
中東とか太平洋の島々とか
伝統的にふくよかな女性が理想とされる地域が
近代化し豊かになり、欧米の食生活が流入すると
社会全体で肥満女性が増えるようです

太平洋の海洋民族やアメリカの先住民の人々は、自然淘汰の結果
皮下脂肪がつきやすい体質に進化しているようですが
その体質に現代的食生活が加わるとそれこそ病的に太るとか
(昔は食べ物が限られていたので、そんなに太らなかった)

「肥満は健康の敵」という豊かな社会の常識が浸透するまで、肥満女性は喜ばれます
だから社会全体で豊満女性が増えることは十分ありえることです

そんな王国の王様が世継ぎを残さないで夭折し、王家断絶の危機に、日本で暮らしていた遠縁の
末裔にあたる少女(曽祖父が華族、曾祖母がその国の王女)を新女王に担ぎ出す、という内容のSSを考えたことがあります
突然女王様になってシンデレラ気分で宮廷生活を夢見る少女
しかし宮殿に着くや、「100キログラムくらいに太ってください」と命令されてしまう
逃げ出そうにも両親(お家を復興させたい)と侍従(王家を守りたい)の思惑で事実上の軟禁状態にされて強制肥満化
国民待望の戴冠式で、全世界のマスコミの前に肥満化した姿を晒す
という大筋を考えましたが
あまり高貴な身分だとひどいことできないのがおもしろくなく製作中断中
446名無し調教中。:2007/08/25(土) 23:18:00 ID:SbugkZKG
俺は、以前あった月姫パロの続きで、

肥満化した琥珀と志貴の馴れ合いを秋葉が目撃

秋葉が琥珀に薬を要求

秋葉肥満化
ってSSを書こうとしたが諦めた
447名無し調教中。:2007/08/26(日) 00:46:35 ID:ycpWYbxz
>>445
ステキな王様を登場させて、その娘を嫁がせて、二人の夜の営みを導入してみては?
余計な口出しならすみませんが

>>435
頑張ってください
4484スレ150:2007/08/26(日) 01:32:42 ID:/01wbduS
>>447
そうですねぇ
世継ぎをつくって既成事実にしてしまうために
貴族の超デブ男性にレイプされて強制妊娠してしまうのもいいですねぇ

あと、久しぶりにデブ留学帰国生

「むふぅーっ…むふぅーっ…ポリポリポリ…」
「…………」
「ハァハァハァ…ごきゅっ…ごきゅっ…っぷはっ」
「……あんた…」
「ふぅ…あ、お姉ちゃんおやすみ〜」
「あんた、朝から食べることしかしてないじゃない」
「え!そんなことないよぉ〜…はぁはぁ…きょ、今日は秋の洋服を買いにデパートに…」
「デパートに行って?」
「ドネルケバブを三枚ほど…」
「やっぱ食ってんじゃない」
「…はい…」
「あんた帰国してから更に太っているわよ?今日買った服も着れなくなるわよ!」
「うぅ〜…だってぇ…食べるのがとまらないんだもん〜…」
「それがヤバいのよ!完全に堕落したデブの生活よ!はっきり言うわ!デブよ!デブ!」
「ぅあ〜ん…お姉ちゃんのバカ〜!」
バタンッ!(扉を閉めて部屋に逃げる)
「(言い過ぎたかな…でもやめさせないと、あのコ日本に住めない身体になっちゃう…)」
「・・・・・・・・・」
「ん、なんか部屋から聞こえる…?」
「ボリ…ボリ……」
「まだ何か食べてる!!」
449名無し調教中。:2007/08/26(日) 21:06:30 ID:ycpWYbxz
>>448

今後の太り様に期待。
もうちょっと視覚的な要素が欲しいというのが個人的な感想です。
450名無し調教中。:2007/08/26(日) 22:10:31 ID:6qYkJK+3
姉貴様、妹様の経過報告を・・・
暑さで痩せてそうだ。妹は今年3kgも夏場に落としてしまわれた
451208:2007/08/26(日) 22:11:28 ID:FjoEvllR
うっ、キツい。

今日は登校日。久々に制服を着たらすごく苦しい。
予備校が無い日はゴロゴロしてたから多少の自覚あったけど、こんなにキツいなんて・・・。どうしよう。

鏡を見たら、外見はそんなに変わってない(と思う、きっとそうに違いない)。お腹なんて誰も見ないしね、多分。
うん、大丈夫。学校に行こう。
452208:2007/08/26(日) 22:22:56 ID:FjoEvllR
おはよー。
学校についたらIさんが開口一番、「あんた太ったでしょ」と言いながらお腹をつついた。
あー、やっぱり分かるか。しょうがない。

でもIさんも微妙に丸くなってない?
・・・とか思ってたら皆も登校して教室に入ってきた。Qさんも、AさんもBさんも
みな夏太りしてた。


一人で心配して損したw

[おしまい]
453451(208):2007/08/26(日) 22:57:01 ID:hKokuLyh
だめだ、異性(女性)視点のssはうまくできないorz。
がんばって非日常的なのを考えても、常人視点しかできないし。


異性視点や、ファンタジックなのをカキコするのって
みなさんどうやってます?
454名無し調教中。:2007/08/27(月) 01:10:54 ID:39udIvO1
>>279続き

『遅なってゴメンな〜。電車、痴漢おって大変やってん。』
真理が申し訳なさそうに言う。
タイトなミニスカートから伸びるむっちりとした太い脚。
真理のために設計されたのかと思うほど、隙間なくぴったりフィットしている。
もちろん、真理のためにデザインされたスカートなんかじゃない。
よく見ると、生地が延びているのが分かった。
もしかしたらこれはタイトスカートではないのかもしれない。
脚の付け根には変な横皺ができ、お尻は生地にはりついてお尻の形とパンティラインが少し分かる。
トップスはパフスリーブの白いブラウス。
胸の下辺りまでボタンを開き、黒いインナーがちらりと見える。
インナーと共に最近できたであろう胸の谷間が目に入った。
お腹はお腹で出ているのだけど、胸よりもほんの少しだけ凹んでいるためよく見ないと分からない。
腕の太さもパフスリーブでうまくごまかされている。
むせ返るほどの色気に頭がくらくらした。
色気がありすぎる。
その証拠に、街を歩く男どもが真理に熱い視線を送る。

『暑くなって、みんなおかしなってるんやろか。』
真剣に考える真理を見て、自分が悪いんだろと突っ込みたくなったが、ここは我慢。
『どうなんだろうね。大
455名無し調教中。:2007/08/27(月) 01:12:14 ID:39udIvO1
『『いっただきま〜す♪』』
満面の笑みで2人が手を合わせた。
4人用のテーブルいっぱいに料理が並んでいる。
ピザ、アランチーニ、ハンバーグ、パン、グラタン、リゾット、ミネストローネ…
量が多い。こんなバカみたいに注文して…
すでに何がメインなのかよく分からない。
電話がかかってきたので席を外している間にこの量を注文したらしい。
テキトーに頼んどいてとは言ったけど…

『食べへんねやったら食べてまうでっ』
料理の量に呆然とする俺に真理が言う。
気付けばお皿の量が減っていた。
まさかこいつら皿まで食ったのか??
……さすがにそれはないか…
猛スピードでお皿がテーブルの端に重ねられていく。
そんなに急いで食べる必要があるんだろうか。
『めっちゃおいしいね。』
そう言って幸せそうに笑う真理を見ると、幸せになる。
料理にがっつく2人に周りの視線を感じるけど、そんなの気にならないぐらい幸せを感じる。

幸せに浸って、ぼーっとしていたため、フォークを落としてしまった。
『何してるん〜?フォーク落としたで。』
いけないいけない。
慌てて屈み込み、机の下のフォークを拾う。
拾おうとしたとき、真理のお腹が視界に入った。
こいつ、いつの間にホック外したんだよ…
真理のスカートはホックが外され、ファスナーもお腹に押し下げられている。
絶対閉まらないだろ…帰りどうするんだ?
パンパンに迫り出したお腹は、どう考えてもスカートの中におさまりきらない。
『ぼーっと考え込んでどないしたん?コレ、おいしいで〜』
…ま、どうにかするんだろ。
真理の笑顔で、他のことはどうでもよくなった。
456名無し調教中。:2007/08/27(月) 01:21:04 ID:39udIvO1
お久しぶりです。
携帯からなのでちゃんと書き込めてるか心配……

>>208さん
私は今回初めて書いているので参考にならないとは思いますが…
私は異性(男性)視点で書いてると、少し不安になりますね。
思った通りに書いて、一人称変えてるだけなので…
ファンタジーとかは絶対書けないです。
457ZENスレ648:2007/08/27(月) 01:45:48 ID:4BkqZog0
>>208さん
参考にならないかもしれませんが、
異性視点などはそう言う風に表記されている小説やSSを読むのが一番効果的だと思います。
自分自身、やはりそう言う表現はかけてないと思っているので説得力は無いのですが、

458名無し調教中。:2007/08/27(月) 11:01:36 ID:pH0313Fd
視点の切りかえってのは簡単そうで意外に難しいからねえ。
小見出しつけるとか、章ごとに全く別の人物の視点に切りかえるとか、
かなりはっきりやらないと読んでるほうは混乱してしまう。
459名無し調教中。:2007/08/27(月) 13:58:30 ID:mLjwsr9L
>>458
一応視点の切り替えってルールあるんだぜ
まぁこういう所で書いてる小説にそういうの求めても意味無いと思うが
460名無し調教中。:2007/08/27(月) 19:27:58 ID:LBryy4nG
どんなルールがあるのか教えてくれないか。
今後SSを書く上で参考にしたい。
461名無し調教中。:2007/08/27(月) 20:33:08 ID:pWihoOpz
ttp://seriojainc.deviantart.com/
流れぶったぎるがここで神展開が。
絵柄は好みがわかれそうだけど更新も早い。
462名無し調教中。:2007/08/27(月) 20:48:10 ID:bgNsT7hh
>>461

キム・ポッシブルだったけ?
463名無し調教中。:2007/08/27(月) 20:55:53 ID:mLjwsr9L
>>460
小説 ルールとかでググってみるといいと思う
書き方とかやっちゃいけないことなんか載ってるから
まぁオレらは別にこれで金貰うとかそういうことじゃないんでやりたい用にやればいいと思うが
464名無し調教中。:2007/08/27(月) 21:43:26 ID:Km4DMHjj
>>461
お約束の展開だな…
続きがあるなら是非読みたい

絵柄は本家よりもポップな絵柄で良いなぁ
465451(208):2007/08/28(火) 21:11:38 ID:UZreYGGr
>>456-458
どうも有難う、精進します。
考えながらカキコしますのでよろしくおねがいします。

>>459-460,463
フレームってしまいすみません、気を付けます。
466名無し調教中。:2007/08/28(火) 21:16:31 ID:UZreYGGr
(以下脱線)
ところで >>454 末尾の
   >『どうなんだろうね。大
がすごく気になります。
467454:2007/08/28(火) 23:00:46 ID:Vi2uC7mS
すみません、ちゃんと書けてなかったです・・・
書き直しました!!!
468454:2007/08/28(火) 23:04:47 ID:Vi2uC7mS
>>279続き

『遅なってゴメンな〜。電車、痴漢おって大変やってん。』
真理が申し訳なさそうに言う。
タイトなミニスカートから伸びるむっちりとした太い脚。
真理のために設計されたのかと思うほど、隙間なくぴったりフィットしている。
もちろん、真理のためにデザインされたスカートなんかじゃない。
よく見ると、生地が延びているのが分かった。
もしかしたらこれはタイトスカートではないのかもしれない。
脚の付け根には変な横皺ができ、お尻は生地にはりついてお尻の形とパンティラ
インが少し分かる。
トップスはパフスリーブの白いブラウス。
胸の下辺りまでボタンを開き、黒いインナーがちらりと見える。
インナーと共に最近できたであろう胸の谷間が目に入った。
お腹はお腹で出ているのだけど、胸よりもほんの少しだけ凹んでいるためよく見
ないと分からない。
腕の太さもパフスリーブでうまくごまかされている。
むせ返るほどの色気に頭がくらくらした。
色気がありすぎる。
その証拠に、街を歩く男どもが真理に熱い視線を送る。
469454:2007/08/28(火) 23:06:19 ID:Vi2uC7mS

『暑くなって、みんなおかしなってるんやろか。』
真剣に考える真理を見て、自分が悪いんだろと突っ込みたくなったが、ここは我
慢。
『どうなんだろうね。大丈夫?』
真理の顔を覗き込む。
ふっくらとした丸い頬と大きな目が視界に入る。
痩せていたころよりも血色の良いつやつやの肌。
かわいい。かわいすぎる。
『前から痴漢はおったけど、最近ほんま多いわ。』
腕を組んで考え始めた真理。
腕を組むと、大きくなった胸がより強調される。
もちろん、腕の部分のお腹の肉が下がって、お腹も強調されているが。
『胸が大きくなったからじゃない??』
と、メグが口を挟んだ。
『出会った頃は全然胸なかったのに〜。何やったん?…あ〜っ、そかそか。』
にやにやしながらメグが俺を見てくる。
何を考えてるか想像はつくが…無視しておこう。
ってか…胸以上の猛スピードで膨らんできたお腹は無視ですか??
どこから突っ込めば良いのやら…
関西人はボケとツッコミの文化…だよな?ツッコまねば…

『そうなんやろか…良いや、とりあえずご飯!!』
真理の笑顔に、俺はツッコミを忘れた。
470454:2007/08/28(火) 23:10:01 ID:Vi2uC7mS
『『いっただきま〜す♪』』
満面の笑みで2人が手を合わせた。
4人用のテーブルいっぱいに料理が並んでいる。
ピザ、アランチーニ、ハンバーグ、パン、グラタン、リゾット、ミネストローネ

量が多い。こんなバカみたいに注文して…
すでに何がメインなのかよく分からない。
電話がかかってきたので席を外している間にこの量を注文したらしい。
テキトーに頼んどいてとは言ったけど…

『食べへんねやったら食べてまうでっ』
料理の量に呆然とする俺に真理が言う。
気付けばお皿の量が減っていた。
まさかこいつら皿まで食ったのか??
……さすがにそれはないか…
猛スピードでお皿がテーブルの端に重ねられていく。
そんなに急いで食べる必要があるんだろうか。
『めっちゃおいしいね。』
そう言って幸せそうに笑う真理を見ると、幸せになる。
料理にがっつく2人に周りの視線を感じるけど、そんなの気にならないぐらい幸
せを感じる。

471454:2007/08/28(火) 23:10:46 ID:Vi2uC7mS
幸せに浸って、ぼーっとしていたため、フォークを落としてしまった。
『何してるん〜?フォーク落としたで。』
いけないいけない。
慌てて屈み込み、机の下のフォークを拾う。
拾おうとしたとき、真理のお腹が視界に入った。
こいつ、いつの間にホック外したんだよ…
真理のスカートはホックが外され、ファスナーもお腹に押し下げられている。
絶対閉まらないだろ…帰りどうするんだ?
パンパンに迫り出したお腹は、どう考えてもスカートの中におさまりきらない。
『ぼーっと考え込んでどないしたん?コレ、おいしいで〜』
…ま、どうにかするんだろ。あ
真理の笑顔で、他のことはどうでもよくなった。
472454:2007/08/28(火) 23:12:44 ID:Vi2uC7mS
『めっちゃおいしかったなぁ〜♪』
昼食をとって、映画を見て、買い物をして。軽く夕食をとってから…もちろん、俺は軽く、真理はがっつり食べている。
それから、ゆっくりと帰宅した。どうやってあのスカートを止めたのか俺には想像もできない。
『夕飯のお店、あんまり好きじゃなかった?全然食べてなかったやん』
いやいや…昼食にあれだけ食べれば食欲もなくなるよ…。
というか、夕飯もあれだけ食べてどうやってスカートが止まってるんだ??
『真理…』
『何??』
俺の呼び掛けに真理が近づいてくる。近づいてきた真理の白いブラウスを、俺は捲り上げた。
『やっ…』
真理の艶やかな声に、俺の身体が反応する。でも、まだ理性を保った頭が、冷静にスカートの状態を見極める。
スカートの上にはでっぷりと脂肪がのり、スカートは脂肪に隠されてどこにファスナーがあるのか分からない。
ファスナーがあるはずの位置をよく見ると、上がりきらないファスナーの途中で安全ピンが止められている。俺は、安全ピンに触れた。
『あっ…今日、食べ過ぎたみたいで…』
安全ピンに触れる俺の手を制し、恥ずかしそうに言い訳をする真理。思わず抱きしめる。すごく、やわらかい。
473454:2007/08/28(火) 23:13:30 ID:Vi2uC7mS
『やっ…恥ずかしい。』
抱きしめた俺を真理が押し返した。前かがみになった真理の腹部から、何かが飛ぶ。一瞬何が飛んだか分からなかったが、すぐに理解した。安全ピンだ。
スカートは少しずれたが、真理の大きくなったお尻に引っかかって、スカートの役割をしっかりと果たしている。真っ赤になった真理が、慌てて安全ピンを拾った。
『おかしいな…小さ目に作られてたんかな…』
俺に背を向けているので、顔はわからないが、真っ赤になっているんだろう。丸くなった背中を、我慢できずに抱きしめ、無理やりに身体をこっちに向かせる。
理性って何?完全に我を忘れて、俺は真理の口をふさいだ。
『んっ…』
口の中に舌をつっこむ。口の中にも脂肪はつくようで、今までよりも少し口腔内が狭くなっているような気がする。舌を絡ませると、真理もそれに答えてくれた。その返答を合図に、俺は真理のブラウスに手を突っ込む。
『お願い…電気、消して?』
『あ、ごめん。』
俺は電気を消して、枕もとのスタンドの明かりをつけた。これが、いつもの夜の明るさだ。明かりを調節している間に、真理がベッドに移動してきた。
『もうちょっと暗くしてほしいねん…太ってもたから…見られたくない。』
真理が、スタンドの電気も消した。月明かりだけのいつもより暗い部屋の中で、俺はもう一度真理の唇に自分の唇を重ねた。
474名無し調教中。:2007/08/29(水) 00:23:03 ID:LpKJTgeM
超GJ!!
太ったことを恥じらう姿、たまりません。
475名無し調教中。:2007/08/29(水) 04:42:15 ID:+LU87UM6
これは・・可愛いw
またーり感がたまりません、GJ!
476476:2007/08/29(水) 11:15:16 ID:L+MRoecW
SS失敗したがとりあえずもったいないのでうpしてみる。クレームがコワスwww

【人間兵器】
〜西暦2107年。地球上では第三次世界大戦が勃発し、かつてあった多くの国々は次々と強国に併合され世界の各地で軍事国家が誕生した。また日本においては再び朝鮮半島、中国、東南アジアを支配下におき、30年前に日本帝国と改名し軍事国家とした〜

「・・・・・・ん・・んん」
「お目覚めかな?気分はどうかな?」
「・・・・ここは」
「国家研究所の人間兵器育成実験室」
「そう・・国家・・・ってか・・なんで私下着姿なの!!ふ・・服は・・」
「実験の都合上衣服は脱いでもらいましたよ。」
「実験・・そうだ私と一緒に歩いていたら急にねむくなって・・・真帆・・真帆は!?」
「妹さんはこの研究所の近くある特別な部屋に幽閉させていただきました。」
「幽閉って・・・ってかあんただれよ!私たちを帰してよ!」
「それは無理、だって今からあなたにはまるまる太っていただくわけですから。アッハハハハ」
「ちょ・・まるまるってなんで私が太んなきゃいけないのよ」
「それはあなたがよく知っているはずだ。D型の血を受け継ぐ者よ」
「・・・なんでそれをあんたが」
「私は国家研究員の田淵。君がD型の血をもつものくらい知っていても不思議ではないのだよ。国家研究員だからねぇ。こ・っ・か!!!」
「うっさい!!!!」
477476:2007/08/29(水) 11:17:27 ID:L+MRoecW
「ぶはは。私も苦労したのだよー。君達双子姉妹を探すのはそれはもー大変だったさー。・・・ところできみはどこまでD型の血のことを知っているのかな?ん?」
「・・そんなもん知らないわよ・・ただ・・・隠さなければならないとだけ・・」
「ぶは!ぶははは!知らないんだね。いいよ〜この際おしえてあげるよぉ。普通の人間は極端に太っていくと内臓が圧迫されたりして
肉体的にも精神的にも限界がすぐきて死に至ってしまうんだけどD型の血をもつ者はいくら太っても普通の人間のようにならないといわれているのだよ」
「そんな・・・・・だ・・だからって・・絶対太んないぞ!!」
「嫌とはいわせないよ。これを見たまえ」
ウォン・・モニターにが起動しそこには地下に幽閉されている真帆が立っていた
「真帆ぉぉ!!」
「お姉ちゃん!!どこ・・どこにいるの!?」
「感動のご対面だねぇ・・対面といっても真帆からはあなたの姿は見えないよ。音声だけ。ちなみに真帆にもあなたと同じ下着姿になってもらったよー。カワイイネ〜」
478476:2007/08/29(水) 11:18:27 ID:L+MRoecW
研究員は薫の前でニタニタしている
「ってめー!!この変体ヤロー!!早く真帆を解放しろぉ!!」
「ぶははははは。ひゃー怖いね。男性ホルモンが多いのかなぁ?あっは!だめだめだめねー」
「ふざけんなー!!・・真帆ぉ〜・・大丈夫なの?」
「・・・ぅん・・でも暗いし寒いよ・・」
よくみたら真帆が閉じ込められている部屋には明かりは天井に唯一電球が付いているだけだった。部屋の側面は床も金属でできていて、四角い部屋には隅っこに便器があるだけだ。
「おい!このクソ研究員!!なんであんなところに閉じ込めるんだよ!!」
「へ〜・・なんのこと?むっは」
「どこまでふざけって!!!」
「どーでもいーけどそこの赤いボタン押すとご飯でてくるからね。黄色いのは飲み物。頑張って太ってね」
「太らないといってるだろーが!!!!!」
「そんなこといっちゃっていいのかな〜」
「・・ど・・どういうことよ」
479476:2007/08/29(水) 11:18:57 ID:L+MRoecW
「キミがしっかり食べないと大事な大事な真帆ちゃんには水も食べ物も着る物もなにもかも支給されないよー」
「!!」
「あっは・・そんじゃ頑張ってね」
そういい残すと国家研究員は部屋を出て行った。
「・・・っくどこまでも腐っるな・・しかしどうすれば・・」
薫のいる部屋には暖房などの設備も整っており明るい。そして丁寧にベットまでおかれている。そして赤いボタンと黄色いボタン。
「・・・とりあえず押してみるか」
そういって薫は赤いボタンを押した。すると自動販売機のようにハンバーガーが20個ほどどさっとでてきた。
「うぅ・・多いなぁ・・でも食べないと真帆が・・・」
そういって薫はハンバーガーを口に入れる。今日初めての食事なので最初はおいしかったが元々体型も食も細い薫にとってはつらかった。3個目に差し掛かったところで手が止まる。
「き・・きつい。ゆっくり食べよう」
自分を励ましながら確実に1つ1つ食べていたが疲れていたせいもあって5個目で眠ってしまった。
480476:2007/08/29(水) 11:19:28 ID:L+MRoecW
・二日目
「おーい、起きろ薫くん。昨日からモニターで様子を見させてもらっていたんだがお前まだハンバーガー5個目かよ・・始まって早々抵抗してんのか?」
「・・うん・・はっ!いけない・・お腹いっぱいで寝ちゃった・・」
「おいおいまあ喰って寝てくれるのはいいんだが量が極端にすくないよ〜・・困るんだよねそ〜ゆ〜の、こっちも仕事なんだから・・それにしっかり食べてくれないとと真帆ちゃんかわいそうーだよー」
そういうと研究員はモニターのスイッチをいれる。そこには部屋の隅っこで丸くうずくまっている真帆の姿があった。
「真帆ぉ!!真帆ぉ!!」
「・・・お姉ちゃん」
481名無し調教中。:2007/08/29(水) 12:18:48 ID:K3HmU0m6
いいよいいよー
超期待
482476:2007/08/29(水) 12:22:10 ID:L+MRoecW
<481どうもですwwこれ結構長いんで連張りしたらエラッたww5回以上
連続でうpできないんですねwwさて続き・・

「実験が始まって12時間経つんだけど真帆ちゃんにはまだなにも支給されてないんだよね。かわいそーだねー薫さ〜ん。誰のせいかなぁ〜」
「てめー!!なんとかしろー!!」
「そこにある残りのハンバーガー食べたら?じゃあまたね。頑張って豚になれよー。あっ・・モニターそのまんまにしとくよその方がよさそうだしね。音声だけは切らしてもらうけど・・」
「ぶ・・・豚ぁ!!私豚なんかになんないからね!!!!」
そういってスーッと出て行った。モニターに映る真帆はぐったりしていて震えていた。
「真帆・・・今助けるからね」
そういって薫はハンバーガーに食らいついていった。
「んふっんふっ・・ガサガサ・・んふっんふ・・あぐ・・」
今までぺったんこだった薫のお腹は徐々に膨らみ、針金のような細い手足も心なしか太くなっていったが、それにかまわず薫は苦しそうに平らげた。
「・・ふぅ・・ふぅ・・ほら全部食べたわよ。早く真帆になにか支給してあげて」
「はいはい」
483476:2007/08/29(水) 12:22:59 ID:L+MRoecW
音声だけが流れる。モニターを見ると何かが支給されたようだ。ひとまず胸をなでおろす。お腹はパンパンだけどこれで・・
「・・・水ぅ?ちょ・・コップ1杯しかない・・っていうか他には?ちょっと!」
「・・あー・・うるさいね。たかだかハンバーガー20個喰っただけでガタガタいってんなよ。なんなら食欲増進剤でもあげようか?はっは!私は国家研究員だから薬ぐらい・・」
「うっせー!!!わかったよ!喰えばいいんだな喰えば!」
「分かってらっしゃる」
モニターを見るとたったコップいっぱいの水でも大切そうに飲む真帆の姿があった。きっとさぞかしひもじい思いにさせているのだろう。
「・・・」
無言で赤いボタンと黄色いボタンを押す
ウィーン・・・ガシャ
「(っく!あんドーナツ20個にコーラ・・・よりによって胃にたまりそうなもん選びやがって・・)」
しかし選択肢のない薫は貪り始めた。
「・・・(甘い・・それ以上にお腹が破裂しそう・・苦しいよぉ・・・・これじゃあ私本当にぶくぶくになっちゃう・・)・・う・うう・・」
「呼んだかな?薫くん?」
「呼んでないわよ!」
そして夜が更ける・・
484476:2007/08/29(水) 12:26:03 ID:L+MRoecW
・三日目
なんとか眠りに落ちる前にあんドーナツ20個をたいらげた。目を覚ました薫はお腹をさするとぷよぷよした感触を覚える。手でつまんでみるとやわらかいものが手にあまる。
起き上がるとたぷたぷしたお腹は下着に乗っかり、太ももには贅肉がケーキにクーリムを塗ったようにまんべんなくくっついていて下着に食い込んでいた。
頬もぽちゃぽちゃしてきたようだ。
「(やわらかい・・はぁ・・本当に太ってきたな・・・私・・・)」
ぼんやりしながらモニターに視線を移すと真帆は服をきていた。おそらく押収されていた衣服があんドーナツによって返されたのだろう。
しかし相変わらず真帆は部屋の隅にうずくまっている。肉体的にも精神的にも追い詰められているようだ。早くなんとかしないと手遅れになる。でも・・・・
「ちょっと」
「はい。呼んだかな?薫くん?」
「・・・私に昨日言っていた食欲増進剤をちょうだい」
「・・・・・・へ〜・・やっとやる気でたんだ・・うれしいよ。じゃあ、はい」
そういうとカプセルがガシャっとでてきた。
「・・(これを飲めば・・でも・・)」
485476:2007/08/29(水) 12:26:43 ID:L+MRoecW
すこし迷いはあったがカプセルを飲み込む。・・キタ!!空腹感が薫を取り巻く。よだれが溢れんばかりにでてくるすぐにボタンを押す。ガシャ・・
「んふ・・んっふ・・(!!!おいしい!なんか昨日に比べておいしすぎる)」
ガシャ
「はぐはぐぅ・・んふ・・(このドーナツ油っこくてたまんないぃ・・)」
ガシャ・・ガシャ・・ガシャ・・ガシャ・・ガシャ・・ガシャ・・・・・
薫は時を忘れて食べ続けた。愛しい妹を助けるため・・というより本能的に食べ物を求めた。薫の身体は音を上げるかのようにぶくぶく肉がついていった。
「・・・・計画通り。」
486476:2007/08/29(水) 12:47:17 ID:L+MRoecW
ここで少し人物紹介
・薫
年齢19 身長158cm 体重44キロ
貴重なD型の血を受け継ぐもの。現在は栄養学を学ぶ大学生。
中・高と陸上部に所属していたため手足は細く締まっており
お腹にもうっすら腹筋の痕跡が残る。胸は自称Bカップ
気が強く口調が若干男っぽい。
・真帆
年齢19 身長157cm 体重43キロ
薫の双子の妹。姉と同じ大学に通い化学を専攻。体型・顔も姉と瓜二つ。
ただし性格はおとなしめ。
・田淵
年齢29 身長・体重不明
自称天才研究者。よく同僚から「おまえはなにか欠けている」と言われる
487487:2007/08/29(水) 20:08:50 ID:zEImzyRK
漢字ばかりで読みにくいし、たいしたこともないので

今年のお盆は、祖父の家に行くことにした。祖父の家に行くのは去年3月以来である。
従姉妹の3姉妹も来るのは、今年で最後かもしれないとのことで渋々行くことにした。
大学4年生の長女の愛、専門学校1年生の次女の舞、高校1年の三女の未唯。

昔は、長女、次女と共に高校に入学する前までは太っていて肥満体型だったが
しだいに痩せていき、モデル体型とは言わないが標準体型になった。
実は母親も高校入学まで同じように肥満体型で、高校入学時代にすんなり痩せたのだ。
3人の娘さんを産んだのに、現在も細い体型だ。
しかし三女の未唯だけは、陸上をやっていて細い体をしていた。

元気かなぁと思いつつ、祖父の家に向かった
488487:2007/08/29(水) 20:59:09 ID:zEImzyRK
従姉妹達の車があり、先に家についていたようだ。
畑で、とうきびを獲っているお祖父ちゃんに挨拶してから家に上がった
女性達の賑やかな声がする居間に向かった。従姉妹の愛ちゃん、舞ちゃんがいた。
愛さん、舞さんも随分、綺麗になったねぇと話して、未唯ちゃんがいないなぁと思いつつ

後ろの廊下から、大輔くんと呼ばれて振り向くとびっくりした
随分とぽっちゃりした、太った未唯ちゃんだった。「ぎょえええ」と大声を思わず出してしまい
「ハハハ、びっくりしたでしょう?」と3姉妹が言ってきた
中体連前1ヵ月に、怪我でドクターストップがかかり、走ることを辞めてしまった。
今まで、太らないようにと我慢してた反動からか、食べて食べてどんどん太っていったらしい。

高校に進学、部活は入部する予定はなかったが
そこの高校には、男子相撲部と共に2年生の女子一人だけの女子相撲部愛好会があった。
その2年生の先輩に、体格が良い女だと目をつけられ3週間の説得に負けて愛好会に入部。
現在は、他の1年生5人も加入し7人となり、顧問の先生もできて正式な部となった。
毎日、四股を踏んで、モリモリ食べて、現在も成長中な体。体も7人の中で一番大きく横綱だそうだ。

母親、姉二人も「「私達みたいに、あとで二十歳ぐらいになったら自然に痩せれる。」今のうちに太れる時は太れとお気楽ムード
痩せていた時は性格が一人だけ暗かったが、太ってからは明るい性格になった三女を見るお祖父ちゃんは嬉しそうだった。
こういう時の食事の量は多いけどほとんどが、未唯ちゃんの腹の中に消えていった
こうして墓参りもかねた3日間も終了。もうしばらくは未唯ちゃんに会える機会はないが
次回会うときは、果たして未唯ちゃんはどこまで太っているのか               終わり
489476:2007/08/29(水) 21:09:58 ID:L+MRoecW
・四日目
「っぷはぁおはよう薫君!ははぁ!すごいすごい!1日にしてそれとは!思わず足を運んでしまったよ」
「・・ん?」
薫は口の周りにシュークリームのクリームをつけながら振り返った。どうやら寝ないでひたすら食べていたらしい。
「あっはああはあはぁ!!気づいてないの?あっは愉快!愉快すぎる!無知だ!無知だよぉ(?)!!!!あははははは!!!!!!」
「・・・・・・・・・・・ぇ・・うわぁ!!!!誰・・これ・・?」
モニターにはぶくぶくに太った人間がいる。
「だっは!!!!君だって。き・み!」
「嘘・・・うそよ!」
「じゃあ君のお腹についているこのぷよぷよしたものはなにかなぁ?」
「っは!!
490476:2007/08/29(水) 21:11:22 ID:L+MRoecW
薫は思わずたって自分の身体を見渡す。薫の身体は昨日に比べてかなり全体的に膨張していた。
胸はぷくんと膨れ上がり重さに耐え切れず垂れ下がっていて動くとプルンプルンと震える。
腰には溢れんばかりの贅肉にまんべんなく覆われていて三段バラを通り越して球体状態になりつつある。薫自慢のくびれたウエストの原型はもうどこにもみあたらない。
足は足でかつて太ももの間に空間が生じていたほどであったが今やその空間は贅肉に侵食され潰れてしまっていた。
あり余るほどの肉のせいで薫の太ももは電柱の太さほどになり、もはや足を組むことさえ不可能である。
「ひゃ・・・」
薫は自分のお腹の贅肉をつまんで驚いた。もはや片手・・いや両手でもつまみきれないほどの贅肉がくっついていることを現実に理解した。
「ふふふ・・顔もずいぶん丸くなってよかったねぇ〜性格のまるくなったのかな?はは!」
「ふ・・ふざけないでよ!!」
顎の肉がぶるんとゆれた。
「それにしても頑張ってねぇ〜一日にして君60キロ太ったんだよ。あのベット体重測定とかもできちゃうわけ。さすがD型の血は違うね」
「60!!ってことは・・」
「君がここに来たとき測定させてもらったんだけど44キロだったよ」
「44ってことは・・・104キロォ!!」
「ご名答」
「104って・・私デブじゃん!」
「そう超デブ」
「ぅう・・・そんな・・・・・いやだよぉ・・」
薫の瞳から涙がポロポロこぼれる。手で涙を拭おうとしたがその手の指もソーセージのように膨れ上がっていた。
491476:2007/08/29(水) 21:12:43 ID:L+MRoecW
「はは!なっちゃったものはしょうがないよ〜。それにこのたぷたぷしたお腹なんて最高じゃんか〜まあ元気だしてよね。ぶ・た・ちゃん♪」
「ぶ・・・豚ぁぁぁ!!!!」
「はいはいブーブー怒らないの。じゃあ脂女のほうがいいかな。体脂肪率50%だし」
「脂女って・・ってか50%!!半分脂肪じゃんか!」
「そう半分“薫の半分は脂肪でできています”。なんかバファ●ンのキャッチフレーズみたいでいいね!わはは!」
「よくなーい!!!!!!!」
「はは!半分脂のくせして元気だな。君のそういうところ好きだな。そう・・気の強いところ。そうだな・・・そろそろネタあかしでもしてあげよーかな」
「・・ネタあかし?」
「そう、君が毎日心配していた真帆ちゃんなんだけど・・君と真帆ちゃんは双子姉妹。よって真帆ちゃんもD型の血を受け継いでいる。
そんな彼女を普通に考えて幽閉しますかね?」
「・・・ど・・どういうことよ・・」
「はは!脳みそまで脂になっちゃったのかなぁ?つまり。モニターに映ってた真帆ちゃんって果たして本人なのかなぁ?脂女くん?」
「・・・まさか!!」
「そっ!あれは私があらかじめコンピューターを作って処理したものなんだよ。なかなか精巧だろ?いっただろ私は国家研究員だと。これくらいのことはできて当然なのだよ!」
「・・・そんな」
「まあそう気を落としなさんな。ほれ差し入れに饅頭もってきたんだ。喰え」
「あ・・ありがとう・・・いただきま・・・・・って!」
「ははは!!のりつっこみぃうまぁ(?)」
「本物の真帆はどこだぁ!教えろぉ!!」
492476:2007/08/29(水) 21:13:32 ID:L+MRoecW
「ヒートアップすんなって・・・それはまたお楽しみだ。ところで脂女くん、君こんなときにもかかわらずお腹ぺこぺこではないのか?」
「・・ぅ」
図星。こんな切迫な状況にもかかわらず薫ははらぺこだった。さっきもらった饅頭のせいもあってかよだれをおさえるので精一杯である。
「ビンゴかな?昨日の薬の効果がまだ続いてるんだね。あの薬はね服用する人が本当に何か食べたいと思ったときに飲まないと作用しない特殊な薬なわけ。
だから私はわざわざ君を騙したんだよ。」
「・・・・・・最初から騙されてたのか」
「まっドンマイ。じゃ」
「こ・・待て!」
また田淵は去っていった。
「・・・・くっ・・もうお前の思い通りに太らんぞ」
「・・・(ぎゅるるるるるるるるぅぅううぅうううぅううぅう・・・)」
「・・・・・」
「・・・・・」
ガシャ・・
「・・・っく・・・くそぉ・・・・・・お・・おいしい・・」
493476:2007/08/29(水) 21:19:31 ID:L+MRoecW
SSも後半となりますたww今後の参考として賢者らに感想を求む。
ちなみに今回はすこしコメディーに作成しました。
人間の細かな表現はまだビギナーなので今後に・・・・

だれかがカキコ次第次をうpします。
494名無し調教中。:2007/08/29(水) 21:20:22 ID:0m25DINw
いいね。
期待大
495476:2007/08/29(水) 21:31:39 ID:L+MRoecW
・・・五日目・・・・六日目・・・・
・七日目
「三日ぶりだな脂女君。さらに脂がのってるね!んーもう脂女ってレベルじゃないね。そうだなぁ・・・油田だな」
「油田!!!!!!!!!!生き物ですらないじゃん!!」
「冗談はおいといて・・・ってか恥ずかしくないの?もろ裸体」
「・・・・ぅ」
「まあしょうがないね。昨日たまたまモニター越しに見物させてもらったけど傑作だった。君がステーキをほうばっていたときだったっけな。
ブッチーンといって下着がはじけとんだね!あの時は人生で初めて下着に同情したよ。かわいそうだったよ。録画したから再生してみるよ。ほい。」
496476:2007/08/29(水) 21:32:59 ID:L+MRoecW
『んぐぅ・・んぐぅ・・もちゃも・・(ブッチーン!!)わあぁぁあ・・・・私の下着があ・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・もちゃもちゃ・・・』
「でゃはははは!!下着ははじけたってのにすぐまた喰ってんの!!」
「やめてぇえええ!!とめてよー!恥ずかしいよぉぉぉぉ!!!!」
「はは、あ〜ぁ恥ずかしいね。同じ人間・・いや豚とし・・いやいまや豚にも失礼かな」
「豚に失礼って!!!」
「だって、君首ある?」
「首ぐらいほら・・・ぅ」
もはや薫の首がはっきりしないことは主観的にもわかるくらいであった。
「いけないいけない豚も首がよく分からなかったね。そうだ豚は歩けるぞ」
「そ・・そんなの私だって・・ほら・・う・・・ううううぅぅ・・立てない・・・お腹が・・・重すぎて・・・」
「無理もないね君は今や350キロ。自力で立ち上がるのさえ困難なのだよ」
「350キロ!!!!・・・・・・なんでそんなに・・」
497476:2007/08/29(水) 21:34:15 ID:L+MRoecW
「上部からスピードを上げろと要請をうけたから食べ物に薬も盛らせてもらったよ。まあ健康上よくないからあまり使用したくなかったけど・・・」
「・・・そんな・・ふん!ふん!・・だめだ動けない・・脂肪が邪魔して・・」
薫のお腹はスイカを50玉ぐらい入りそうなほど肥大しており床にもう少しで到達するほどに垂れ下がり、太ももの太さはドラム缶並み。
おまけに腕もこれかといわんばかりの脂肪に覆われて機能をほぼ失っている。
498476:2007/08/29(水) 21:35:03 ID:L+MRoecW
「・・・それにしてもでかい腹だなぁ・・ははは、やわらかくて気持ちいいな!ぷにぷにっていうよりぶよんぶよんしてるな。この際ベットに転職したらどうだ?」
薫のお腹をぶるんぶるん揺らしている。
「さ・・触らないでよ」
「それにこの太もも。肉が垂れ下がってるぞ!太ももというレベルを超えてるな」
「だから・・触らないで・・」
「ほほ・・でかいおっぱいだな〜・・どれどれ揉んでやろう。ほれほれ。」
「・・ぅはぁ・・やめてよ・・」
薫は性的快感を感じる。やはり他人からもまれると気持ちいい。
「まさか肉塊のくせして感じてるじゃないだろな」
「おねがぃ・・ぅぅ・・ぁはあ・・・・や・・めてぇ・・」
「やめてほしかったら抵抗したらどうだ?ん?」
薫は抵抗しようと試みた。しかし性的快感に浸っている彼女の体は抵抗を拒んだ。
「やめて・・・・・・」
「いっちゃうってか?」
「・・・・」
「・・安心しろ。心配しなくてもすぐいかしてやるよ」
プス・・・・田淵は薫に隙をついて注射した
「・・・時は熟した・・食欲という快楽に溺れるがいい・・性欲以上のな・・」
499476:2007/08/29(水) 21:36:07 ID:L+MRoecW
「ぇ・・・・・ぁ・・あつい・・」
「大丈夫だ・・じゃあな・・・脂・・楽しかったぞ」
そういい残し部屋を去った
「あつい・・あついよぉ・・お腹が・・太ももが・・胸が・・・・身体中のお肉が・・・あつい・・・・」
ドクン!
「きゃああああああああああ!!!!!」
薫に猛烈な空腹感が襲う。すぐ食べなければ死んでしまうような極限に追い詰められたときの空腹感を越えるほどの激しい空腹。
「わぁあああぁああぁあぁああ!!!だ・・・だめ・・・・ぁあぁ・・こ・・・これ・・以上・・太った・・・らぁ・・・もう・・戻れなく・・・な・・・る・・・」
ゴウン!!!!!
「・・ぃいやあああああぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッブ!ゴッグッ!!モグモグ!!バクバク!!!!
ものすごい勢いで食べ物を胃に流しこむ。もはや自分の意思ではとめられない。薫の身体はさらに肥大し脂肪がどんどん溜まってゆく。
お腹とおしりの肉は床にぺっとりとつき、足と腕はみるみる太く太く広がる、もはや五体の姿が完全に贅肉に埋もれるのは時間の問題だ。
「・・だ・・だす・・だすけてぇ・・だれ・・・か・・・」

500名無し調教中。:2007/08/29(水) 21:43:59 ID:EEV0W+dY
476氏

SSご苦労様…しかしちゃんとsageてくれ
501名無し調教中。:2007/08/29(水) 21:45:22 ID:0m25DINw
GJ
双子ちゃんにも期待w
502476:2007/08/29(水) 21:55:38 ID:L+MRoecW
500氏
スマソ・・・sage忘れた・・
501氏
サンクスwwネタバレになるが今回真帆は期待しないほうが・・・っつーか
真帆の記述はほぼない。。。
503名無し調教中。:2007/08/29(水) 22:00:07 ID:Aa1P5A8j
>>502
肥満化がやけに早いが
いったいどういう仕組み?
食べ物の特別仕様?特殊体質?
504名無し調教中。:2007/08/29(水) 22:04:00 ID:sQDr6AX9
こっから真帆サイドの展開に期待。
505名無し調教中。:2007/08/29(水) 22:10:38 ID:0m25DINw
まほとレズ関係になってホシス。
最愛ってあったし
506476:2007/08/29(水) 22:21:29 ID:L+MRoecW
503氏
D型の血であること。そして途中(484)で薬を飲み、そしてその後食べ物にも
田淵が薬を盛ったこと。これらの要因のもと太ったとお考えください
504・505氏
以外にも真帆に期待する人オオスwwどうしよう・・一応SSは完成したが
真帆の言及はほとんどない・・すこし手を加えるべきか・・・
どうしよう・・・
507名無し調教中。:2007/08/29(水) 22:26:57 ID:eaEkkSGA
書き上がってるってるなら、手を加えずにそのままGO!!



で、真帆さん主人公の続編(外伝w)も有れば読者的に嬉しいかな。
508名無し調教中。:2007/08/29(水) 22:32:50 ID:0m25DINw
最後に二人が合体して二倍の体重になることを期待
509476:2007/08/29(水) 22:42:11 ID:L+MRoecW
507氏
おk。うpします。今回の話は真帆はほとんど麻酔で眠ってる設定なので
続編は厳しいので。おまけとして今作成中。
508氏
真帆はまだ太ってません
510476:2007/08/29(水) 22:44:30 ID:L+MRoecW
続き・・
・・・一週間後・・・・

「ははは・・・・ご苦労だったね」
「・・・・た・・ぶち」
両手にどら焼きを持ちながら薫は振り返った。薫の肉体は贅肉が滝のように流れ出し人間としての外見は消滅しかかっていた。おそらく800キロほどに膨れ上がったのだろう。しかしながらD型の血によってまだ身体は健康であった。
「それだけ喰えば上等だ化け物。君はこれから戦場に派遣され我が日本帝国のために戦ってもらう。」
「たたかう・・わたし?」
「そうだ、陸軍から君の任務が送られてきた。君は明後日アメリカのサンフランシスコに送られる。君のミッションはその街の食糧を食い尽くすことだ。
食糧というものは軍事最重要品だからね、非常に重要な任務に携わることになるのだよ。」
「そんな・・・わたし・・・しんじゃうよ・・」
511476:2007/08/29(水) 22:45:53 ID:L+MRoecW
「心配無用だ化け物。君が3日ぶりに寝たときにあれこれ改造させてもらった。今や君の肉体は銃弾・火炎・電撃・核は効かない。
それもこれも君の溢れんばかりの・・もう溢れているが・・その贅肉の恩恵なのだよ。つまり世界最悪の人間兵器になってしまったのだよ。」
「・・人間兵器」
「そうだ、私も今回の功績によって軍の幹部への昇進が決まった。ははは・・あ・・お礼に真帆ちゃんのこと教えちゃうと、 “マザー”になってもらった。
新たなるD型の血を受け継ぐ人間兵器を生産するためにね。今や種を植えて2週間で出産できる時代だからね。もうじき超高知能の人間兵器の子供が誕生する。
検査で胎児は女の子らしいからそいつもぶくぶくに太らせて戦場におくってやるよ。しかし・・君は2週間前に比べてずいぶん醜くなったね・・ぶははははああはああぁああ!!!
あぶらぁ!!!脂まみれの人生だなぁ!!ぶははああ・・・・・・ぇ・・」
512476:2007/08/29(水) 22:46:43 ID:L+MRoecW
田淵は何かの衝撃を受けて倒れこむ、足元をみるとスライムのような薫のお腹の肉がのっていた。
「・・ぬ・・抜けない・・脂ぁ!!その気持ち悪い腹の肉をどけんか!!」
「あんた・・ここで・・・」
薫はじわじわ田淵に身を寄せる。
「いたたたたたた!!!脂の分際で貴様・・私を何様とおもってやがるんだ!早くどけろ」
「ここで・・・」
田淵の下半身は薫の腹の肉で完全に埋もれ、肉は勢いよく上半身へ流れ込みそのはかり知れない重みに田淵は悲鳴をあげる。
513476:2007/08/29(水) 22:47:17 ID:L+MRoecW
「重い!重い!重い!重い!重い!!!骨が折れる!!た・・助けてくれぇ・・薫くん!!」
「ここで・・・」
田淵の全身からミシミシっとした音が広がる
「ぎゃあああああああああああ!!!!重いぃぃぃぃ!!!!!デブがあああああああああああああああああああああああああああああぁあぁぁぁ!!!!!!」
「・・・死んで・・もらうわ・・」
「やめろおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!重いぃぃぃ!!!!!!!!!」
薫の全身の体重を一度に田淵にかけた
バッキィ!バキバキバキィ!!
「!!!!!!!!!・・・・・」


〜新人間兵器生産プラント“マザー保管室”〜
「・・・・・」
「・・・・オギャァ!!!」

〜THE END〜
514476:2007/08/29(水) 22:50:57 ID:L+MRoecW
今ちょっとした今後の続きを作成中。
ここで真帆もついに起動。果たして二人の運命は!
・・・びみょ・・・・
515名無し調教中。:2007/08/29(水) 22:58:08 ID:0m25DINw
薫は田淵を食ったのだろうか。
516476:2007/08/29(水) 23:20:54 ID:L+MRoecW
グロイの大好きな自分は薫に田淵を食べてもらいたかったが・・
住人のみなさんが不愉快に思うといやなのであえて自粛して
田淵は複雑骨折でまだ生きているという設定です。
しかし続編では田淵をどーしよーか考え中。
田淵を食べさせていいか意見を求む
517名無し調教中。:2007/08/29(水) 23:46:18 ID:0m25DINw
薫が腹減りすぎて田淵食おうとして足だけ食い千切って命からがら逃げるっていうのはどう?
518476:2007/08/30(木) 00:03:53 ID:L+MRoecW
グロくて好きだけど逃げるとなると書きにくいなぁ
いっそ胃袋の中におさまってくれた方がいいな。
今現在いい感じに作成できています。新展開です。
多分みなさんが納得いくカタチで終われると思いますので・・はい。
おそらくうpは明日・あさってになると思われ。
明日は早いので寝ます。乙ww
519名無し調教中。:2007/08/30(木) 00:10:17 ID:NZ+e/oCx
ご苦労です
520454:2007/08/30(木) 00:15:47 ID:6byF0Yik
476さん、お疲れ様です。

>>473の続き。

俺は真理の背中に手を回す。ギュッときつく抱きしめる。
髪から漂う良い香り。香水だけじゃなく、汗の匂いが交じっているのが分かった。
俺は服越しに、ブラジャーのホックを捜す。
やっぱり、無理矢理つけてるのかな…
指に感じる背中の段差。ブラジャーの部分だけが引く、そして硬くなっている。
そこから逃げるように溢れる脂肪。
ブラジャーはまるで、脂肪の海に架けられた1本の橋みたいだ。
…ん?橋は海から出てないといけないか。あれ?橋って川にかけるものだっけ。
ホックを見つけ出し、スライドさせる。
いつもより、硬い…。
力を入れてスライドさせると、予想を超えたスピードでホックが外れた。パチッと音がする。
『ごめんっ…痛かった?』
『大丈夫。』
そう言って真理が微笑んだ。いや、微笑んだと思う。月明かりだけでは暗すぎて、真理の表情がよく見えない。
ゆっくりと真理を倒し、キスをする。
俺は真理の背中から手を抜き、今度は前からブラウスに手を入れた。ギッ…とベッドの軋む音がする。
背中以上に柔らかい胸に手を当てた。感触を確かめるようにゆっくり揉む。
やばい、めちゃくちゃ気持ちいい…。
今までの真理の体に欲情しなかったわけじゃないけれど。今までとは比べものにならないほどの気持ち良さを感じた。
水をパンパンに入れた風船のような弾力とみずみずしさ。それでいて、マシュマロのように柔らかい。あたたかな体温も感じる。
521454:2007/08/30(木) 00:16:32 ID:6byF0Yik
『んっ…お腹触るん止めてや…』
…??恥ずかしそうに振り絞られた真理の声。俺は触るのを止め、洋服の中から一度手を抜いた。外気が少し冷たい。
あ…今まで触ってたのはお腹だったんだ。
悪いことしたかな、そう思いながら真理を見る。暗さにやっと目が慣れてきて、真理の表情がわかった。
怒ってるような、恥ずかしそうな表情。肉のついた頬を少しだけ膨らませて、上目使いで俺を見つめてくる。瞳に俺が写り込んでいる。
そっとキスをして、上からボタンを外していった。デザイン重視の丸いボタンは少しだけ外しにくくて。それがすごくもどかしい。
3つほどボタンを外した俺は、ブラウスを黒いキャミソールごと脱がせた。真理が背中を浮かせ、手を上にあげる。
このブラウスがそういうものなのか、それとも詰め込まれた肉がひっかかっているのか。分からないけど、袖の辺りに何かひっかかりを感じる。脱がせづらい。なんとか脱がせた服を放り投げた。パサッという音がして床に落ちる。
522454:2007/08/30(木) 00:17:15 ID:6byF0Yik
暗闇に慣れた目で見つめると、自分が浮気をしているような錯覚に陥った。
綺麗にくびれた細いウエスト。 仰向けになると、存在感のかけらもなくなる胸。
無駄な脂肪どころか、必要な脂肪すらない細い体だったはずの真理上半身は、不必要な脂肪で溢れている。
括れどころか、重力にも対抗して迫り出したお腹。スカートが飲み込まれるかのごとく食い込んでいる。大きくなった胸はお腹と同様に存在を主張するようになった。
『あんま見んといて…』
俺の視線に気付いた真理がそう呟く。手が蒲団を掴み、体をくねらせて蒲団に隠れようとする。
ギシッ…とベッドが軋んだ。それと同時に、ビリッと何かが破れる音。
…スカートか。
スカートのウエスト部分が破れて、肉が溢れ出す。
ピッタリフィット…どころか、脂肪が入り切らないキツキツのスカートを脱がせられそうにない。
スカートを引き裂いて投げ捨てる。くっきりとスカートの後が肌に残っていた。
523454:2007/08/30(木) 00:19:01 ID:6byF0Yik
今日はここまでです。
内容もペースもまったりでごめんなさいっ。

SSがいっぱいで嬉しいですね。
524476:2007/08/30(木) 00:24:45 ID:zgjuWAw8
まだ起きてた漏れww
454乙ですww454さんってきれいな文章書きますよね
表現が細かいていうか、文章が鮮明なんですよね。
とても参考になります。今後に期待します。
525名無し調教中。:2007/08/30(木) 11:11:28 ID:+sMt393b
ss職人さんたちGJ!! 最近のスレはにぎやかだなぁ

終わりてなってるから487氏のssはその後を妄想で補うぜ
他の部員も何かあったんではないかと思わずにはいられない
526487:2007/08/30(木) 17:04:36 ID:85xj5yCb
>>525
一部ノンフィクションとオリジナルを交ぜた話です。
実際に現在進行形でもあります。
527名無し調教中。:2007/08/30(木) 21:01:17 ID:VS8NQqcN
>実際に現在進行形

来年の今ごろはどうなってるかな?
ちょい期待。
528476:2007/08/30(木) 22:23:38 ID:zgjuWAw8
どうも。続編完成したんですけど・・・なんか正直微妙。
まあとりあえず「ああ・・・最終的にこうなったんだ」って感じです。
どうすれば・・・orz
529名無し調教中。:2007/08/30(木) 23:08:16 ID:yAlRYZWx
何をためらうことがありますか、ぜひ投下して下さい!!
530476:2007/08/30(木) 23:41:19 ID:zgjuWAw8
529氏・・おkwwそういってもらえるとウレシスwwでは・・
〜513の続き【番外編】〜
「はぁはぁはぁ・・」
薫は息を切らしていた。よいしょと自分の重々しい身体を持ち上げるとお腹の肉の下には田淵の姿があった。全身複雑骨折をしたようで仰向けになったまま泡を吹いて倒れていた。若干ピクピクしていたので多分まだ生きているのだろう。
「っち(舌打ち)まだ息があるか・・・・・でもいい気味だわ・・・
女の子抱いて失神するなんて・・半分失礼しちゃうけど」
(注:田淵が抱いたのは薫の腹の肉)
「で・・どうしよう。あっ入り口があいてる。とにかくここをでようかな」
そういうと薫はのっそのっそドアに近づく。
531476:2007/08/30(木) 23:51:32 ID:zgjuWAw8
「よいっしょ・・・・んん!!」
薫は必死で部屋から出ようとした。しかしながらお腹の肉が横にひっかかって出れそうもない。薫は身体の向きを変えたり、
お腹を引っ込めて通ろうとしたがむぎゅうむぎゅうとこすれる音がするだけで結局あきらめて引くことにした。
「はぁはぁ・・ぅぅ・・出れない・・どうしよう・・・独りになっちゃったよぉ・・・」
薫はぼやきながら部屋の中央付近に戻った。
「・・・・ん?」
田淵の横ほどに小さな小瓶が転がっていることに薫は気が付いた。
「なんだろ・・・・・よいしょ・・・んん・ん〜〜〜!!!」
薫は小瓶を拾おうと身体を前に傾けたがお腹の脂肪が邪魔をして前にかがむことができない。
「っく・・・くそぉ・・」
お腹の肉には逆らえないと悟った薫はしかたがなくごろんと横になって拾うことにした。
「よいしょ・・・やっと取れた・・・・あれ・・・これってあの・・・」
532名無し調教中。:2007/08/31(金) 20:23:59 ID:Lba2j/o0
ttp://www.store-mix.com/ko-bai/product.php?pid=707053

塗ったところの脂肪を増殖させておっぱい大きくするそうだ。
…コレをウソついて全身に満遍なく大量にすり込めば…むしろ、大量にプールに流し込めば…
533476:2007/08/31(金) 21:07:25 ID:NmDyAkhn
・・2日後・・
〜新人間兵器生産プラント〜
「・・・・ぅ・・ここは・・?」
真帆は目を覚ました。この二週間と少し真帆は強制的に研究所に送還され、そこで強力な麻酔を打たれ眠っていた。当然本人は女の子を2日前に出産したことは知らない。
「・・・だれか?・・もしもし・・」
恐る恐る真っ白なベットから起き上がる。久しぶりに歩くので一瞬ふらっとしたがすぐにもとの感覚を取り戻し部屋の中をうろうろしてみた
「・・だれか・・・あっ」
真帆は厚いガラス越しにいる赤ん坊を発見した。赤ん坊はすやすや四角い透明な容器の中で寝かされていた。いたって元気そうだ。
真帆は自分は産婦人科にいるのかなとおもった。
534476:2007/08/31(金) 21:13:19 ID:NmDyAkhn
「かわいい・・・誰の赤ちゃんかな・・・」
真帆はじーっと赤ちゃんを眺める
「・・・うわぁ・・・食べたらきっとやわらかくておいしそ・・・って!!!!うわー!!!何を言ってるんだ私!!!うあああああああ!!!私の鬼ぃぃぃ!!!!鬼畜!」
真帆は自己嫌悪に陥った。
「はぁ・・はぁ・・どうかしてるんだ私・・落ち着けぇ〜・・そうだここから出よう」
真帆は部屋の片隅にドアらしいものを発見する。
「よし、いこう!」
真帆は勢いよく部屋を出て行った。
535名無し調教中。:2007/09/01(土) 10:07:53 ID:dvP1KO7N
536名無し調教中。:2007/09/01(土) 11:47:25 ID:Lu+iTdzl
今週のBJメタボリカが再登場
537名無し調教中。:2007/09/01(土) 11:49:08 ID:Lu+iTdzl
>>536

スマン!sage忘れた


あと535氏
GJです
538名無し調教中。:2007/09/01(土) 12:08:54 ID:HtM0cvnH
>>536
試し読みではよくわからん展開になりそうだね。
絵柄が昔っぽくて、なんか面白そうなんで買ってみるノシ
539476:2007/09/01(土) 12:12:47 ID:FniOdXra
>535氏GJ!漏れは取り合えずよくわかんないSSをうp・・・

〜人間兵器育成実験室〜
「もちゃもちゃ・・・ふぅふぅ・・」
薫はお昼ご飯としてマカロニグラタン10個を貪っていた
〜廊下〜
「はぁはぁ・・この産婦人科広いなぁ・・人もなんでいないのかなぁ」
ぶつくさ言いつつも真帆は人を探した。
「どこだろぉ・・だれかぁ・・・ん?」
廊下を走っていると香ばしい香りがした。
「くんくん・・・わぁ・・おいしそうなにおい・・なんだろグラタンかな?そうか近くに食堂があるんだな。それに食堂ならきっと人がいる。
ああ・・・そいえばなんかすごく私お腹すいたなぁ・・さっきからふらふらしてるからなあ・・・そこで何かおいしいものでも食べよう」
そういって真帆は嗅覚をフルに使って食堂を探した。
「くん・・くん・・あ!この部屋からにおいが流れてるな!!わーい。やっとご飯が食べれるよぉー。」
真帆は満面の笑みを浮かべにおいが流れていると思われる部屋に入った。
「すみませーん。あのごはんくださ・・・・・・きゃあぁっぁっぁぁぁぁぁぁああああ!!!!!」
540476:2007/09/01(土) 12:13:54 ID:FniOdXra
「ん?」
薫はマカロニをお腹の上にぼとんとおとしながら振り返った。
「・・・・わ・・わあああ・・・あああ・・あ」
真帆が思わず腰を抜かして床にぺとんと座りこんでビクビクしている。
「・・・・真帆。真帆じゃない!!真帆ぉ!!!!!」
「っひゃ・・だ・・誰よあんた・・なんで私の名前を知ってるの?」
「私だよ!薫!薫だよ!!お姉ちゃんよ!!」
「嘘・・お姉ちゃんはもっとすらっとしていて・・・あなたみたいに大きい・・・ひ・・人ぉ?(人だよねぇ・・多分)人じゃないもん」
「確かに2週間前にはあなたのような体型だったわ。でもそこに倒れてるアホ研究員のせいでこんな・・ぶくぶくになって・・信じて!私よ!!真帆!!」
「嘘だぁ嘘だぁ!!おねえちゃん・・ぐすん・・どこ・・・・っは!もしかしてあんたお姉ちゃんを食べちゃったの?そうなの?だから私のことも知ってて・・・
わぁ〜ん・・・・おねえちゃ〜ん・・・・おねぇ〜ちゃんが・・・へんなデブな人に食べられちゃったよぉ・・・わぁぁあああぁああぁぁあぁん!!!!」
「だれがへんなデブな人だこらぁぁ!!」
「・・・っひ」
真帆はビクンとして泣き止んだ
541476:2007/09/01(土) 12:15:01 ID:FniOdXra
「そうねぇ・・・じゃあ二人しか知らないこといってあげる」
「・・えっぐ・・・・・え?」
「真帆ぉ。あんたの胸さぁ」
「む・・胸がなによ・・」
細い眉がピクンと動く
「友達の前ではCに近いBとか言ってるけど実際はAってことも知ってるよ〜毎日頑張ってパット仕込んでたわねぇ〜」
「・・・いや。な・なにいってんの!嘘ばっかり・・」
真帆の目はかなり泳いでいた。おもいっきり動揺している。
「毎日お風呂上がると鏡で自分の胸みてため息ついてたよね〜。私がオナニーすれば胸大きくなるよって教えたらその夜ハァハァしてオナって・・」
「わぁぁぁああああ!!!!!!!!!!!!!ストップ!!ストップ!!!」
真帆は顔を真っ赤にして顔を手で覆った。
「信じてくれた?」
「・・ぅぅ」
542476:2007/09/01(土) 12:15:38 ID:FniOdXra
「まあ赤裸々な話もここまでにしてさあこっちおいでよ。心配したんだよ」
薫はやさしく笑って手招きをしている。全身の脂肪がぶるぶる震えている。
正直気持ちが悪い。それでも一歩一歩真帆は薫に近づいていった。
「ぁのぉ、最初に言っておきますけど、私食べても・・あの・・硬くてまずいですからね」
「何がいいたいのかなぁ?」
「ごめんなさい・・・・・」
真帆は目線を軽く逸らして一歩また一歩と歩き、薫の垂れ下がった腹の肉の前まできて止まった。
「真帆ぉ・・心配したよ・・・無事でよかった。もし真帆に何かあったらって考えたらね・・もうね・・」
そういいながら薫は体を少し前方に傾けそっと手を差し出した。その目にはうっすら涙が浮かんでいた。
「・・・・本当にお姉ちゃんなんだ。ご・・ごめんねさっきあんなこと言っちゃって・・・」
「いいのよ、気にしないで真帆。私は真帆が無事だった。それだけでもう胸がいっぱいなの」
「お・・お姉ちゃん」
真帆も涙をぽろっとこぼし、薫に近づこうとお腹をよじ登っていった。
543476:2007/09/01(土) 12:16:26 ID:FniOdXra
「真帆・・信じてくれてうれしい・・・私たちやっぱり双子の姉妹だからね・・」
「そうよね・・いつも一緒だもんね。・・・お姉ちゃんってあったかくてやわらかい・・」
真帆は思わず薫のなまあたたかい腹の肉に頬ずりした。もっちりとした肌は前とは変わらずその弾力はトランポリンを連想させる。
このまま寝てしまいたくなうほど気持ちいい薫の贅肉はやさしく真帆の体を包み込む。真帆はゆっくりと瞳を閉じた。
「・・・・・・」
薫は自分のお腹の上で眼をつむって少し身体を丸めて寝転んでいる真帆に目をおとす。
「・・・・・・」
薫はじっと真帆を無言で見つめる。薫は二週間前の自分と真帆のシルエットを重ねた。一卵性ということもあって真帆は薫にそっくりだった。薫は急に自分の体の上に自分が寝転んでいるような錯覚に襲われた。
「(違うこれは私じゃない。じゃあ私の上に乗ってるのは誰?誰なの?この子は違う・・この子は・・・・私はここにいる・・・私が私なの・・・)」
薫の精神は急に不安定になった
「(私が私・・・これは違う・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・壊そう)」
薫はそっと傍らにおいていた小瓶をあけて中身をすべて取り出しさっと左手で握った。
544名無し調教中。:2007/09/01(土) 12:16:50 ID:6Fug2PJN
連投支援
545476:2007/09/01(土) 12:21:55 ID:FniOdXra
544氏>助け舟サンクスww
「・・・気持ちいい?」
「うん。気持ちいいよ」
「私たちっていつも一緒だよね。真帆」
「うん。そうだよ」
「これからもずっと一緒だよね」
「もちろんだよ。お姉ちゃん・・・」
「そう・・・うれしいわ・・」
真帆はすっかり安心してお腹の上で虚ろになっていた。その隙に薫は握っていた左手を開く。手のひらには赤色に色づけられたカプセルが5錠コロコロを転がっていた。
「真帆は私と一緒・・」
薫は不気味に微笑んだ。
「真帆、疲れてるのね。疲労に効くお薬あげるよ。手を出して」
「うん・・ありがとう。私なんだかねむくなってきちゃった・・」
そういいながら重いまぶたを持ち上げて手を広げカプセルを受け取った。
「それを全部飲んでね。そうすれば元気が出るよ」
「うん。ありがとう」
546476:2007/09/01(土) 12:27:23 ID:FniOdXra
ゴクン・・・真帆はすべてのカプセルを疑いなしに飲み込んだ。その瞬間薫は悪魔のように口を横に広げにんまり笑った
「・・・・どうしたの?おね・・・・っぅ!」
「・・・・真帆は私と一緒」
薫は全身の脂肪を揺らしながら笑った。
「・・・・おねぇ・・・うわあああああああああああああ!!!!!!!!!」
真帆は薫のお腹から転がりおちじたばたもがいていた。真帆は燃えるような熱さと空腹感に襲われた。
「・・・・なんだぁ?おお!!!真帆ちゃん!!なんで君がここに・・それに・・・何だ!!何が起こっている!!」
ずっと気絶していた田淵が覚醒した。よろよろと立ち上がりながら苦しんでいる真帆に接近する。
「田淵ぃ。ずっとそこで寝てればよかったのに、今真帆には私が以前飲んだカプセルを5錠飲んでもらったの」
「な・・5錠!!」
547476:2007/09/01(土) 12:28:01 ID:FniOdXra
田淵は白衣の裏ポケットに手をやる。あるはずの薬がない。きっと気絶していたときに薫が奪ったのだろう。
「ば・・馬鹿ぁ!!馬鹿デブ!!お前が飲んだのは1錠!いっきに5錠も飲ませたらお前!」
「真帆は私と一緒なの。真帆にも太ってもらうわ」
「はあああ???ふざけんなー!!真帆ちゃんの実験が終わったら俺は彼女に告白するんだよぉ!!!だから真帆ちゃんには下手な薬は・・・」
「へぇ〜・・・だってさ真帆、あそこの男の子ねぇあんたのこと好きだって」
真帆は苦しみから解放されふらふらをよろめきながら立っていた。
目は数週間獲物にありつけていないメスライオンのような鋭く上ずった目をしていて、頬は若干こけていた。そして常時う〜う〜とうなり声を上げて田淵をじっと見つめていた。
「真帆ちゃん・・・」
田淵が愕然とした。
「・・・す・・好き?・・・食べていいの?・・・」
真帆の口からはだらだらとよだれがこぼれ、ぽた・・ぽた・・周期的に床に落ちた。
「そ・・食べちゃっていいの」
「貴様ぁぁぁあああ!!!!!!」
田淵は薫に向かって叫んだ。
548名無し調教中。:2007/09/01(土) 14:48:12 ID:oib99fPI
>>454氏のss読んで目覚めたんだが、
どうやら俺は肥満化も好きだが、純粋にぽっちゃり以上も好きらしい。
だれかぽっちゃり以上がエロイ事するssとかネット小説知らないか?

>>547
姉さん外道。だがそれがいい。
549名無し調教中。:2007/09/01(土) 16:28:59 ID:KMQ61mk2
>>536
もう少し詳細を教えてください
ブラックジャックですか?メタリカ?
550名無し調教中。:2007/09/01(土) 17:59:40 ID:J10/AOFC
>>547いいね〜
真帆ちゃん期待大
551名無し調教中。:2007/09/01(土) 19:01:18 ID:Lu+iTdzl
>>549

BJ(ビジネスジャンプ)の『めたボリカ』ですよ
552名無し調教中。:2007/09/01(土) 19:05:41 ID:HtM0cvnH
めたボリカは普通の漫画。ドコが面白いのか全くわからん…

買う前に立ち読みしてよかったよ…
553476:2007/09/01(土) 20:20:46 ID:FniOdXra
「・・・・いただき・・・ます」
「!!!真帆ちゃん・・」
真帆はうっすら笑みを浮かべ全速力田淵めがけて走り、途中でジャンプをして田淵にのしかかった。その様はまるでエヴァンゲ●オン初号機だった。
田淵はのしかかれた拍子に仰向けに倒れ、真帆に胸もとをつかまれた。真帆は妙な達成感のためかケラケラ笑っていた。
「真帆ちゃん・・・よしてくれ・」
田淵は数日前の薫によるのしかかりの全身骨折のため抵抗ができなかった。
「・・・・・あはぁ♪」
よだれが田淵の顔にぽとぽと落ちた。
ブスッ!!!!
「うがあああああああああああぁぁあぁぁぁあ!!!」
田淵は左腕に激痛が奔った。真帆は田淵の二の腕に噛み付き始めたのだ。真帆の犬歯は皮膚よ破り腕の肉に食い込んでいて、そこから大量の血が流れる。
554476:2007/09/01(土) 20:21:23 ID:FniOdXra
「あふぅ♪あふぅ♪」
腕に噛み付いている真帆の目は笑っていた。
「うわああ!!!うわああああああああぁあぁあぁああ!!!!」
激痛に朦朧とする。田淵は自分の腕が万力でじわじわ締め付けられているのかと思った。
ブチッ・・
鈍い音が聞こえる。腕がない。持って行かれた。
「〜♪」
真帆は上腕骨が付け根がうっすら顔をのぞかせた腕をくわえてキャッキャはしゃいでいる。地獄のような光景が田淵の目の前に広がった。
「・・・・」
田淵はもはや声も出ないほどの痛みに襲われていた。
「・・・あひゃ♪」
千切れた腕をぽとりと落とし、口の周りを赤く染めた真帆はもう一度田淵を見つめた。
「(もうだめだ・・・・・)」
田淵は死を覚悟した。真帆は変わった。いま自分の目の前にいる真帆は自分が愛した真帆ではない。
でもその愛らしい顔を見るとどうしてもその現実を受け止めることができなかった。皮肉なものだ自分の薬で自分の愛しい人を変えてしまうなんて。
「・・・・・最後に言わせてくれ」
「・・・むぅ?」
二人の動きが止まった
555476:2007/09/01(土) 20:25:51 ID:FniOdXra
「・・・・・僕は・・・・・・僕は君が・・・・・・・・・・・好きだ!!・・」
「・・・・・・・・・・・」
二人の視線が重なり合う。そのまま数十秒二人は固まった。その状態が継続することを心から田淵は願った。
「あむぅ〜・・・・・・・・・ひゃひゃ♪」
ドッ!!!!!!!!!!!!!!!!
真っ白空間に赤い・・真っ赤な水滴が散らばった。すべてを赤く染めるかのごとく・・


〜1週間後〜
部屋は落ち着きを取り戻ししていた。部屋の中央付近には肉を完全にえぐられ、バラバラにされた田淵の亡骸と赤く染まった白衣が寂しそうに放置されていた。
真帆は文字通り肉塊となっていた。薫に負けないほどの脂肪を蓄えまるまる太り、二人の頭の中は人間の二大欲求である性欲と食欲に他の欲求が占領されていた。
「もちゃもちゃ・・おいしいね真帆」
「うん・・もちゃもちゃ・・甘くておいしい」
薫と真帆は2?のアイスカップを片手にしてアイスを貪っていた。
「真帆のお腹かわいい〜」
「やめてよぉ〜お姉ちゃんの太もももたぷたぷしててかわいぃ〜」
「やだぁ・・もっと食べてお肉を増やそうね」
「うん。お姉ちゃん。私もっとも〜っとお肉を増やそうね」
そう言いつつ真帆は自分の垂れ下がった胸をもんだ
「あ・・・んん・・き・・気持ちいい」
「真帆ぉ、イクのは食べてからだぞぅ」
「ごめんごめん・・」
「ははは・・・・」
こうして他愛のない会話を弾ませながら二人は仲良く生きていった。
ただ太るそれだけの目的のために。
〜THE END〜
556476:2007/09/01(土) 20:36:47 ID:FniOdXra
あとがき
なんかものすごい長くなってすみません。まあ番外編は強制肥満化というより
SMに近い感じがしますね。まあSM版だから多めにみてください。
557名無し調教中。:2007/09/01(土) 20:47:59 ID:J10/AOFC
良かったです。
558476:2007/09/01(土) 20:57:53 ID:FniOdXra
555にて
2?のアイスカップ×
2?のアイスカップ○
559476:2007/09/01(土) 20:59:25 ID:FniOdXra
すみません
リットルの記号書いたんですけど・・
なんか表示されないみたいですね。
?の部分はリットルです。
560名無し調教中。:2007/09/01(土) 21:32:56 ID:P3wwgcaA
>476氏
GJ
完結お疲れ様です

>535
かわいい顔して下半身のボリュームが.
ギャップに萌えましたw

メタボリカ立ち読んで来たけど正直微妙だった。デブネタも少ないし
太った姿もシルエットで1コマだけだったし・・・もっと太っている事を弄ってほしかったなぁ
561454:2007/09/01(土) 23:57:56 ID:kyCXO8Oc
>>522続き

スカートの痕に触れる。くっきりと後が残っている。すべすべの白い肌に走る赤いライン。
よく見るとブラジャーの痕も、ブラウスの袖口の痕も残っていた。
白と赤のコントラストが綺麗だ。
胸に触れる。ずっしりと重い感触。手の平は胸、手の甲はお腹。脂肪のあたたかなクッションで包まれた手が少し汗ばむ。
『んっ…』
胸を揉み、突起に触れた。真理の喘ぎ声。身体が熱くなる。
『あっ…やっ…』
真理の下着に触れた。じっとりと濡れた感触。
『嫌なの?こんなにべとべとなのに。』
『んっ…』
もう一度触れる。
『嫌なら止めるけど??』
俺は手を止めた。真理の顔の赤みが増す。
『…やめんといて…』
小さな声で呟く真理。かわいすぎてもう少し虐めたくなる。
『聞こえない。』
冷たい声で返す。
『やめんといて』
さっきよりも少しだけ大きな声で真理が言う。俺とは目を合わせようとしない。
『どうしてほしいの?』
『……』
焦らされて、恥ずかしさと快感の狭間で涙目になる真理。貯まった涙でいつも以上にキラキラする瞳。覗き込み、無理やりに目を合わせる。
562454:2007/09/01(土) 23:59:22 ID:kyCXO8Oc
『どうしてほしいの?』
『……触ってほしい』
やっとの思いで絞り出した声。
『えっ、何??ここ??』
分かっているけど、聞こえているけど、俺はたぷたぷしたお腹に触れる。お腹が揺れる。脂肪が波打ち、全身に伝わる。
『…あっ…ん…お腹は…触らんといて…』
『こんなに脂肪つけて、触って欲しいんじゃないの?』
真理が不安そうな表情でこっちを見る。太ったことを直接的な言葉で言われ、不安になっている。その表情がまた、かわいい。
理性が飛ぶ。押さえが効かなくなる。
真理の下着を剥ぎ取り、すばやく服を脱ぐ。真理と1つになり、高速で腰を動かす。
『あっ…あ…ん…ん』
喘ぎ声を聞きながら、俺は白い液体を真理の大きなお腹に出した。
563454:2007/09/02(日) 00:00:11 ID:wgq4zdD8
『ごめんな…』
シャワーを浴びた真理がお風呂から出てきた。バスタオルは丸くなった身体を隠すには少し小さいらしい。少ししか重なりのないバスタオルは、歩く度に離れて身体が見える。
電気の明るさの中で見る真理の姿。本当に太ったなぁと実感する。
『ごめんって、何が?』
謝られる心あたりがない。謝らないといけないなら解るけど。だって、虐めてしまったから。
『…太ってしもて…すぐにちゃんと痩せるし…』
そう言って真理が俯く。少し間を開けて、意を決したように顔をあげる。
『すぐ痩せるし、嫌いにならんといて』
縋り付くような目で俺を見つめた。涙でキラキラする瞳。泣くのを堪えて固く閉じられた口と眉間の皺。真理の全てが愛しい。
『良いよ、別に。愛するところが増えただけじゃないか。』
そう微笑みかける。真理の目が大きく開く。口元が緩む。涙が真理の丸い頬を伝うのが見えた。
564454:2007/09/02(日) 00:01:10 ID:kyCXO8Oc
『そういえばさ、出掛けたときは太ったこと気にしてなかったみたいだったけど?』
ベッドの中で腕まくらをしながら俺は尋ねた。
『え〜?上手く服で隠せてたやろ〜??』
…こいつ、楽観的だな。
『…隠せてるわけがない』
俺は呟く。
『えっ何??』
丸い目が俺を見つめ返してきた。
『なんでもない。』
『気になるな〜。まっ、えぇや。それよりお腹空いたな〜』
真理が蒲団から出て冷蔵庫に向かう。丸い背中が、大きなお尻が、太い足が…身体全てが揺れている。
『これ食べてえぇ?』
俺の返事を待たずに食べ始めた。これからも着々と太っていくんだろうな。
565454:2007/09/02(日) 00:07:09 ID:wgq4zdD8
やっぱり書くのは難しいですね。
どんどん方向がずれていって、気づけば肥満化が全く書けていない・・・
次は頑張ります!!!

476さん
お疲れさまです。
強制感がすごいあって、見習いたいなって思います!!

535さん
すごいボリューム感ですね!!!
566476:2007/09/02(日) 13:42:39 ID:8Qo8SNiK
454氏
乙です。連載頑張ってください。ものすごく楽しみにしています。
『良いよ、別に。愛するところが増えただけじゃないか。』
↑名言ですね。流石です。
567名無し調教中。:2007/09/02(日) 21:55:55 ID:aLwtWE+5
唐突に魔女SSを投下してみる。


私の名前はリリアン。魔女見習いの17歳。
見習いと言ってもバカにしないでほしい。
そこらのモンスターなら1人で倒せる自信はある。
でも、今とても悩んでいることがある。それは…

「…ハァ」
「ため息なんかついてどうしたの?」
お師匠様が私に話しかける。
お師匠様は文字通り、私の魔女としての先生だ。
まだ28歳という若さながら、魔女としての実力はこの国でも1,2を争う秀才で、
国家レベルで行なうような大規模なモンスター討伐にも参加を要請されるほどの人物だ。
そんなお師匠様を見て、私はまたため息をつく。
「…ハァ」
「だからどうしたの?」
「…お師匠様、また太ってません…?」
「ええ、太ったわ。それが何か?」
「いくらなんでも太りすぎですって! 今何キロあるんですか!」
「120キロくらいかしら」
「なんでそんなにあっさりしてるんですか…」
あまりに堂々と答えるお師匠様に、私は呆れるほかない。
お師匠様は実に立派な体格をしている。包み隠さず言えばデブだ。
もう何カップなのかもよくわからない、巨大なおっぱい。
そのおっぱいにも負けない大きく出っ張ったおなか。
ムチムチという表現では表しきれないくらいに豊満なお尻。
同じ女として、これはちょっと正視に絶えない。
「しょうがないじゃない。魔女が太るのは自然なことなんだから」
「それはそうですけど」
568567:2007/09/02(日) 21:57:16 ID:aLwtWE+5
そう。魔女は太る。それはどうやったって避けられないことなのだ。
魔力が強ければ強いほど、蓄積された魔力によって身体が膨らんでいく。
かくいう私も…あまり言いたくないけど、この半年の間に8キロも太ってしまった。
運動したり食事のバランスを考えたりいろいろ頑張ってはいるけど、
なかなか体重を維持できない。
ちなみに、魔女としての修行をしている者にしかこの事実は教えられていない。
理由は簡単、魔女志望の女の子が減ってしまっては困るからだ。
もしも部外者にこのことを教えた場合、口にするのも恐ろしい罰が待っているのだとか。
「リリアン、いつも言ってるでしょう。女は外見だけじゃないって。
 実際、私は男に不自由してないわよ?」
「むう…」
お師匠様の言うとおり、お師匠様はこれでなかなか男にモテる。
ただ、魔法使いとして超一流ならそれだけでモテるのか、
単にデブ専を見つけるのが上手いだけなのかはわからない。
「あと、モンスターとの戦闘では多少太っていた方が有利なののよ。
 私たち魔女は元々の体力が低いんだから。
 もちろん動けないほど太るってのは問題だけど」
569567:2007/09/02(日) 21:58:31 ID:aLwtWE+5
「…でも」
「納得いかないみたいねえ。仕方ない、これを見なさい」
お師匠様は棚からアルバムを取り出し、その中から一枚の写真を抜いて私に手渡した。
写真には私と同年代と思われる女の子が写っていた。
どこかの海岸で撮影したのだろう、青い海をバックにビキニの水着姿でポーズを決めている。
くりっとした大きな眼。
ウェーブのかかった柔らかそうな金髪。
小麦色に焼けた肌に、健康的に引き締まった手足。
そのくせおっぱいはしっかりと膨らんでいて、谷間もくっきりできている。
いろいろ悔しいけれど、かなりの美少女と言わざるを得ない。
「あの、この子が何か?」
「私よ」
「へっ?」
「10年前の私。まだ魔女の修行も始めてない頃ね」
慌ててもう一度写真を見直す。
「…そういえば…かすかに顔に面影があるような…」
「失礼ね。太ったって目や鼻のパーツは変わらないでしょ」
「いや…その…」
確かに目の色や鼻の形そのものは今も昔もほとんど変わらない。
しかし、今のお師匠様は顔がまんまるに膨らんでしまっているために、目や鼻が小さく見えてしまう。
写真ではぱっちり開いている目も、今は脂肪に押されて細くなってしまっている。
「そ、それで、お師匠様が凄く可愛い女の子だったってのはわかりましたけど、それでどうしろと?」
「うん。つまりね」
「つまり?」
喉をゴクっと鳴らし、私はお師匠様の言葉を待つ。
「つまり…私でもこうなるんだから、諦めなさいってこと」
「……」
私はガックリと肩を落としたのだった。
570567:2007/09/02(日) 22:01:02 ID:aLwtWE+5
元ネタは>>361
ここからはまだ書いてないけどそんなに長いSSにはならないと思う。
なんか突っ込みどころあったらよろしく。
571名無し調教中。:2007/09/02(日) 22:17:25 ID:z0j2RSS4
>>570
GJ!!!
魔力が溜まれば溜まるほど膨らんでいくなんて素晴らしきご褒美です!
572名無し調教中。:2007/09/02(日) 22:54:07 ID:qow4UH6f
なんてかわいいんだ!
573名無し調教中。:2007/09/02(日) 23:44:38 ID:bybPWLbo
うーむ、勝手ながらその場合普段は自分の身体に
リミッター掛けてる方がグッと来るかな
574名無し調教中。:2007/09/03(月) 12:43:39 ID:bNDfrR16
>>573

あぁ、敵にKOされたり魔力を奪われたりすると
肥満体に戻るんだな
575名無し調教中。:2007/09/03(月) 13:57:10 ID:AJpr1d29
本気モードになるとリミッター解除して普段以上にバンッ!と肥満体になるとかいいのでは
576名無し調教中。:2007/09/03(月) 17:54:16 ID:VT963Kx4
リミッターでギリギリに抑えても120キロとか。
577名無し調教中。:2007/09/03(月) 19:47:08 ID:CC10QaUi
>蓄積された魔力
蓄積した魔力(=ある種のエネルギー)を放出したら、「骨と皮」になるとかでも良いかも。
大魔法をする前に、”魔力を貯めなきゃ”とばかりに主人公がせっせと大食いして太ったりw
578名無し調教中。:2007/09/03(月) 20:20:47 ID:AJpr1d29

自分は別な方に考えてみた
魔女のランクによって魔力を蓄えられる容量が違う。魔女のランクが上がる=容量が増える=より体が膨れ上がる
だから魔女になりたての頃は細めの体でいられるが魔力の消費の大きな魔法は使えない。

魔法は体の中心からどんどん湧き出てきて容量分まで常に補充される。

一時的に自分の体に魔法を掛ける事によって体を若干痩せさせる(それでもギリギリ120`台)が、その状態だと魔力の通りが悪くなり
満足に上級魔法を使うことができないのでリミッターを解除する必要が出てくる

リミッターにも何段階かあり、動きが遅くなるが歩ける。全て解除すると歩けないくらいに体が膨れ上がる (これが上級魔女の本当の姿)

中にはさらに強力な魔力を得るため、自分の容量以上の魔力を体に詰め込むという危険な技も存在する(ビッグバン)
この技を使うと魔女の中で異常に魔力が湧き出て、体がどんどん膨れていく

魔女は普通の人間とは違うので像4体ぐらいの大きさまで耐えられるようだが、湧き出す魔力が暴走して止まらなくなる可能性もある

スレ汚しすまない
妄想すると止まらなかった
579名無し調教中。:2007/09/03(月) 21:55:21 ID:VT963Kx4
>>578
今週の放送を見たせいで肉塊化するリリカルなのはを妄想してしまった。
580名無し調教中。:2007/09/03(月) 22:19:29 ID:UFJRMohF
>>361のネタ考えてた人他にも居たんだなぁ
考えてたやつどうすッかな……
581名無し調教中。:2007/09/03(月) 22:21:19 ID:bMF6yCDA
>>578
あんたどこの魔術協会や聖堂教会がある世界書いてる新伝綺小説家ですかw

つるぺた戦士やスレンダー武闘家が前線で動きまくってるけど、後方で動く機会も
そもそも動く気も無いむちむち魔術師やぽっちゃりプリースト、って事情なら理屈も通るか?w
582567:2007/09/03(月) 22:47:00 ID:46uqh/1T
俺がろくに考えていないうちに
どんどん設定が増えてきている((((;゜Д゜)))
さてどうしようか。
583名無し調教中。:2007/09/03(月) 22:49:47 ID:bNDfrR16
>>427を見過ごした人に朗報
ニコニコにあがってる
タイトル「無限の食欲を持つ 少女」でどうぞ

584名無し調教中。:2007/09/03(月) 22:53:46 ID:gpv96t99
実際に起こった強制肥満の話があるが、どうするべ
どこまで書いていいものかと悩んでいる。と言いつつ、もう寝る時間じゃ
585名無し調教中。:2007/09/03(月) 22:54:33 ID:UHxTPjrs
>>582
参考にする程度でいいかとw
567氏の書きたいままに書けばいいと思うよ。
586名無し調教中。:2007/09/04(火) 08:59:24 ID:X2wb7xpg
>>581

魔女は全員国のお抱え魔女で、国への貢献度でその魔女への待遇が変わる。
移動する際は動けるものでも荷馬車で戦地まで運んでもらえる。食べるものも好きなだけ食べれる。
殆どの魔女は魔力を維持するために沢山食べることが必要だと言っているが実はそんなことは無く、ただ魔女同士で口裏合わせをしているだけ。

後述する最強の魔女により、あたかも四六時中食べないと魔法が使えない・もしくは死ぬ、ような演技をさせる魔法が魔女全員に掛けられている。

国への貢献度で魔女の待遇が変わるが、たとえばこんな感じに変わる。

下級魔女の移動は屋根なし荷馬車の荷台で。また住む場所は支給されるがオンボロな家。給料も低い。

中級魔女の移動は屋根はあるが壁は無い荷馬車。住む場所は明確に下級魔女とは区別され、生活ランクも一区切りランクアップ。給料は一般並み。

上級魔女の移動はいかにも高級そうな馬車でもちろん屋根つき、壁もある。窓や壁も装飾され中には召使と食べ物も待機。馬を操るのは騎馬隊の
選ばれた者のみ。給料は一般人の二倍〜三倍。

上級魔女は高級馬車で移動するわけだが、馬車から出られないものがリミッター解除すると馬車が膨張する身体に耐え切れずに吹き飛ぶ。

騎馬隊のイケメン達にそれを見られることを上級魔女たちは酷く恐れている(まぁ扱いは貴族並だからね)

そして最強魔女の出番。
彼女は俗に言う最終兵器。国の中心部にある城の地下にでんと構える。
動けないが遠隔操作で魔法攻撃をすることが出来る。また遠くを魔法で見ることも得意だ。

彼女の住む特別室は、リミッター解除時の常識を超えた身体の膨張にも耐えられるように広大で頑丈に作られている。
そこで毎日召使にあれこれさせてまるでお姫様のような待遇を受けているわけだ。

魔法をより多く蓄えられかつ国に貢献したものが=自動的に上級魔女となる。

とかどう?
587名無し調教中。:2007/09/04(火) 11:45:57 ID:sgCwLytU
まるで要念入りメンテナンスな戦車だなw
まあ魔法使いが現実にいたら大砲役だろう

馬車内でギュウギュウというシチュでハウルの動く城の
荒地の魔女思い出して萎えたのは内緒だ
588名無し調教中。:2007/09/04(火) 21:52:47 ID:QlcimJZk
>>582
1)気に入ったレスが有れば、それを採用。
2)気に入ったのがなかったり、どれにしようか迷うようならとりあえず不採用。
3)この後、スレ住人には思いもよらない展開がw
4)その他いろいろ。

どれでもお好きにどーぞ。
書いた人が自分で思うように
589588:2007/09/04(火) 22:51:53 ID:QlcimJZk
途中で切れとるotz
590208:2007/09/05(水) 22:07:23 ID:XR9Jk4iA
「クロ」

03年 4月
私はこの学校を去る。

今日、新人の鮫嶋さんにSCの仕事を引継ぎして辞める。
明日には遠くはなれたT県に去る、そしてここの事は忘れよう。
この学校はMお嬢様との思い出がありすぎるから。
                  
   ----2年前(2001年4月)----
591590(208):2007/09/05(水) 22:08:17 ID:XR9Jk4iA
01年 4月     
私はI。今日からこの高校でSC(スクールカウンセラ)として働くことになった。

カウンセリングルームは明るい部屋で雰囲気も良い。
校内ではSC室と呼ばれている、ここが私の仕事場ね。

でもなぜかここには体重計やベットがある。
不思議に思い、事務所で聞いてみたら
「I先生、連絡忘れててすいません。あの部屋はごく最近まで中等部の保健室だったんですよ」
との事。

放課後のSC室では、生徒達がいつも5,6人でお茶菓子しながらたむろしている。
つい先月まで中等部だった一年生達だ。
彼女達はみな細っそりしていて、まだまだ子供といった感じの体型。

生徒たちのおしゃべりがちょっと騒がし過ぎるので、
「SC室は喫茶室じゃないわよ」
とたしなめたら、
「おいしいよ、I先生も食べたいの?」
との返事。
いや、そういう意味で言ったわけじゃないんだけど。

結局、放課後は事務仕事を片付けながら彼女達を見まもる毎日となった。
592590(208):2007/09/05(水) 22:18:16 ID:XR9Jk4iA
01年 5月
放課後。
生徒達はいつものようにSC室でお茶菓子している。

最近、その中の一人が急に肥り始めてきた。
良く見ると、周りの子達がその子にせっせとお菓子を与えていて、
その子は「やだよ〜」と言いつつも喜んで食べてる。
ここの生徒は何考えてるか分からないわ。

数日後。
その生徒が事が心配なので、偶然を装って担任の「A先生」に尋ねてみた。
A先生曰く、SC室でお茶会している生徒達はMさんのグループとのこと。
肥りだした生徒はクロ(畔美)という子で、明るい性格からクラスの人気者らしい。
A先生に
「食べ過ぎは健康に悪いし、Mさん達がクロさんにお菓子食べさせるのを止めさせようと思うけど、どうかしら」
と聞いたら、彼は急に険しい顔になり
「I先生、それはいけません。MさんはM前理事長の孫娘だから下手に関わらない方が良い」
と言った。
593590(208):2007/09/05(水) 22:20:08 ID:XR9Jk4iA
01年 6月
クロさん、すっかり肥ってしまった。

周りの生徒が異常に細っそりとした子ばかりなので余計に目立つ。
ベストは破ち切れそうで、極端に短いスカートは窮屈に盛り上がっている。
脚にもやわらかい肉がたっぷり付いて、歩くとブルブル振動しているのが他人目にもわかる。
・・・でも当人は何とも思っていないようで、友人達の差し出すお菓子を笑顔でせっせと食べている。

次の日。
さすがにクロさんを放っておく訳にも行かず、たまたま2人きりになったのを機会に
「どうしたの?」
と聞いてみた。彼女は
「だってMちゃんが『太ってる方が可愛い』って言うんだもん、今月5kg太っちゃった」
と言いながらニコニコ笑っている。変な子ね。
594590(208):2007/09/05(水) 22:23:52 ID:XR9Jk4iA
ちょっと脱線。
208〜の説明不足をなんとかしようとして泥沼化。
あの話と似た、別の世界と思ってください。
595名無し調教中。:2007/09/05(水) 23:04:00 ID:jSzBc+Rd
>>593年に60swww
10年で600swwww
596名無し調教中。:2007/09/06(木) 01:17:37 ID:tKPOZPwg
その単純計算やめろよwwwwwww
597名無し調教中。:2007/09/06(木) 01:47:03 ID:YDhQ2Lwp
>>594
パラレル乙。
俺もかつて書いたSSのパラレルに挑戦してみよっかな。

ところでニコ動でこんなん見つけた。
ほとんど男キャラだが女キャラも何人かいる。
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm981481
598590(208):2007/09/06(木) 20:03:27 ID:DM96d90C
01年 7月
 クロさん最近見ないなと思っていたら、今度は別の生徒が肥り始めた。

つい先日まで、Mさんと一緒になってクロさんにお菓子を与えていたQという子だ。
クロさんの時と同じようにM子さんや周りの友人が、その子にお菓子を食べさせている。
 でもQさん、無理に食べさせられる事を嫌がっていない?
Mさん達に一言注意しようかと考えたけど、A先生の言葉を思い出して止めた。
599590(208):2007/09/06(木) 20:10:04 ID:DM96d90C
01年 8月
夏休み

2学期の準備で学校に出勤。
SC室に入ったとき、異常な雰囲気に驚いた。
M達が誰かをベットに縛りつけて、無理やり食べさせている。
あの丸い生徒、Qさん?
Qさんのお腹は膨れあがって、今にもはちきれそうだ。

「何してるのあなた達!」
私は思わず怒鳴った。

するとMはニヤリと笑って
「丸く可愛くなって欲しいのに、Qさん嫌がるんだもの」
と言って部屋をゆっくりと出ていった。
・・・この子達、怖い。

M達が去った後。
慌ててQさんの手足を縛りつけてるヒモを外しながら、私はQさんに言葉をかけ続けた。
「Qさん、もう大丈夫だから落ち着いて」
「I先生、巻き込んじゃって御免なさい」
そう謝るQさんは、既にクロさんよりも肥っていた。
泣き続ける彼女を慰めながら、私はどうしようかと悩んでしまった。
600590(208):2007/09/06(木) 20:11:47 ID:DM96d90C
01年 9月
2学期。M達は放課後、SC室に来なくなった。

私も「あの事件」以来M子達が怖くなったので、来ないのは有り難い。
そんなある日、Qさんが相談にやってきた。
真剣な表情で「今日わたしの家にきて欲しい」と言う。

1時間後。
Qさんの家に入るとM達がいた。
逃げようとしたけど数人の生徒達に取り押さえられてしまった。
Qさんが
「I先生御免なさい」
としきりに謝りながら、その言葉とは裏腹に、慣れた手つきで私の服を剥がしてゆく。

「アレを先生が見るからいけないんだからね」
と不気味に笑うMの横で、別の生徒が私の裸を写真に撮っていた。
601590(208):2007/09/06(木) 20:14:01 ID:DM96d90C
翌日。
クロさんがSC室へ相談にきた。
そういえば最近M達と一緒に居るのをみたことがない。
クロさん、一見すると明るく笑っているけど、良く見ると何かに耐えてるような感じがする。
私はできるだけ優しく、
「どうしたの?」
と声をかけた。

するとクロさんは、急に大きな瞳に涙を浮かべて
「Mちゃんの事を想って丸く太ったのに彼女に捨てられちゃった」
と言って泣き崩れた。

何とか助けてあげたいが、私もMに裸の写真をばら撒くと脅されていて身動きとれない。
結局、彼女の話を聞いてあげる事しかできなかった。
602590(208):2007/09/06(木) 20:25:09 ID:DM96d90C
01年 11月
私は今日もMさん達がくるのをSC室で待つ。

放課後。
Mさん達がここに来て、
「そろそろ『儀式』をしましょう」
と言いながら私の重さをはかり、ベットに縛り付ける。

縛り付けるときにQは言う、
「現在の体重は63kgです。Mお嬢さま、何Cal与えましょう」
それに答えて、Mさんは
「まあこれくらいでしょう」
と言いながら指を2本立てた。なお指一本で1000Cal。

ほっそりした生徒に囲まれ、お菓子を食べさせられる。
あまりにお腹が苦しくなり、食べさせられるのが嫌で歯をくいしばると、彼女達はケーキをQさんの口に含ませた。
「何?」
と驚く私の顎をQさんは無理矢理こじ開け、喉の奥へと口移しにケーキを流し込んだ。

食べ終ると、Mさんが「御褒美」をしてくれる。
Mさんは
「先生がんばったね」
と言いながら私の服をぬがせる。
全部脱がせたあと、食べ過ぎて苦しい私のお腹を優しくさすってくれた。すると不思議にお腹が楽になる。
やがてその手は股間へと下りて行き、その指先は私に「御褒美」をくれた・・・・。

儀式の後、服を着直す。
今までの服はお腹がきつい。息を吐きながら無理にファスナーを上げる。
その様子を見たMさんは言う
「あら先生お腹が苦しくて着れないのね、じゃあこんどプレゼントしてあげるわ」。
603590(208):2007/09/06(木) 20:25:47 ID:DM96d90C
その日の夜。
帰宅後、喉に手を入れて食べたものを吐こうとしたが全然吐けない。
なぜ吐けないの? と溜息つきながら鏡を見る。
最近下腹がぼっこりと出てきた。
贅肉が盛り上がったせいで、おへそが凹んで見える。先月はおへその奥が見えたのに。
でも顔と手足はそんなに変わってないから、服着れば体型はごまかせそう。
604名無し調教中。:2007/09/07(金) 07:21:28 ID:DqhCzwGU
昨日の放送で、世界遺産の愛の道とかいう狭い洞窟の入り口に
はまって抜けなくなった体重150キロの女性ってやってたよ。
しかも奥にいた観光客が詰まったデブのせいで監禁されて生命の危機ってすげえ…

やっぱり強制肥満化の魅力は膨れ上がった体で行動が不自由・不可能になる、
女性として最も望まない姿に変えられる絶望とかなのかな?

身軽な盗賊娘がブヨブヨになって悔しがるとか、自由に空を飛べる天使娘が肥満化して
墜落とかすっごくいいと思う…
605名無し調教中。:2007/09/07(金) 08:39:47 ID:H7zeR3hg
神絵師様のでぶマーニャを思ひ出す・・・
606名無し調教中。:2007/09/08(土) 01:34:30 ID:QwXHY6uv
>>604

捕らえられた女盗賊への
刑罰は鎖に繋いで肥育化
一生重い肉体をひきずって生きろとの刑罰
607名無し調教中。:2007/09/08(土) 12:40:02 ID:2P5QWvi9
他人様の脂肪を盗むことができれば無罪放免にしてやるよ!と
なんだかよくわからん魔法のアイテムを装着させられて脂肪狩りに励む女盗賊。
ノルマを達成する頃には盗賊家業など続けられそうもない肥満体になっておりました、とか。
盗賊は廃業させられるし一般市民のメタボリック予防にもなるし、いいことだらけじゃないか。
608名無し調教中。:2007/09/08(土) 12:44:17 ID:/vAGwes4
このスレでやってた、呪いでの女戦士肥満化が良かったなぁ。
何というか、二次元ドリームっぽいあの雰囲気が好きだった。

最後は痩せないで良かったと思うけどな!
609名無し調教中。:2007/09/08(土) 15:20:19 ID:37Ggv3z/
>>608
それは言わないお約束

しかしそのSSの挿絵大好き!
最近見なくなったなぁ・・・・・・
610名無し調教中。:2007/09/08(土) 20:37:38 ID:ydpzEybc
ふたばで肉スレが立ってたぞ。
リンク書くと荒れそうだから自力で見に行ってくれ。
611名無し調教中。:2007/09/08(土) 20:48:41 ID:3JtnZlqm
見つからないから、グロ板覗いて帰ってきた
612名無し調教中。:2007/09/08(土) 21:03:07 ID:qzX8fimt
>>610
一度見た超うない(太い)アルテマさんを見てから必死に保管庫を探してるんだが見つからない。
「保管庫が焼肉屋になっとる」とのレスから保管庫にはうないアルテマさんの画像が一杯あると思って必死になって探したんだがなorz
613名無し調教中。:2007/09/08(土) 21:31:27 ID:cNbfHj4F
junかがみん
614名無し調教中。:2007/09/08(土) 21:32:47 ID:utHqw8iY
>>610

もっとヒントを
615名無し調教中。:2007/09/08(土) 23:00:41 ID:M/oCKbNu
>>614
さっき落ちた
616名無し調教中。:2007/09/08(土) 23:02:52 ID:37Ggv3z/
多少収穫あったけど既出のが多かった
617名無し調教中。:2007/09/09(日) 00:00:09 ID:5zFGaedh
>>616
さぁうpるんだ、スレ見て急いで帰ってきたら落ちてるとかもうね('A`)
618名無し調教中。:2007/09/09(日) 00:14:13 ID:8HPBnc0v
ttp://www.uploda.org/uporg1008777.zip.html
気に入ったのしか保存しなかった。
つかこれの詳細誰か頼む。
619名無し調教中。:2007/09/09(日) 00:24:52 ID:EHmKo3fU
>>618
ciccinaとかって絵師で、deviantart内に絵師のギャラリーあるよ。
でも弾は少なくて肥満というよりお腹膨らます類のものが専らだった覚えがある
620名無し調教中。:2007/09/09(日) 02:08:18 ID:jxjCoTI1
>>618
ありがたく頂きました、d
621名無し調教中。:2007/09/09(日) 02:10:40 ID:qSZ4dI4D
>>618
この作者は微妙に膨乳と膨腹が多い作者だったはず
622名無し調教中。:2007/09/09(日) 03:05:20 ID:vz1ksihL
双葉のネタを引っ張るのはなんなんだが、kirstenの画像は最終的にどれぐらい出た?
623名無し調教中。:2007/09/09(日) 03:21:55 ID:EHmKo3fU
>>622
2枚
624名無し調教中。:2007/09/09(日) 16:37:18 ID:2Ly5jG7n
>>618
あげてくれてありがと。でも今見たら消えてた。
よかったらもう一回・・・
625名無し調教中。:2007/09/09(日) 16:52:57 ID:r3Cmew4C
>>619が言ってるのってコレだろ?
ttp://ciccina.deviantart.com/
>>624
コレで我慢して
626名無し調教中。:2007/09/09(日) 16:58:08 ID:1XB6oZGF
つか、肝心のinflation comicが進入禁止になってやがりますが('A`)
627名無し調教中。:2007/09/09(日) 17:11:23 ID:r3Cmew4C
開いて左のDawnload押せば無問題
628名無し調教中。:2007/09/09(日) 18:03:58 ID:EHmKo3fU
>>622
彼女の成長の記録とかってあるのかな?
629590(208):2007/09/09(日) 19:31:15 ID:8S6t+g8r
01年 12月
今日も例の儀式をSC室で待つ。
そして放課後、
「現在の体重は67kgです。M様、あと何Cal与えましょう」。

また4kg増えた。Mさんからプレゼントされたミニスカートが苦しい、先月貰ったばかりなのに。
これ着てると、後ろからも下半身のラインが丸分かりだろうな。
男の先生達の視線も、最近イヤラしい気がする。

それでも毎日のように、四肢を縛られてMさん達に強制的に菓子を食べさせられる。
Mさんに褒められたくてがんばって全部食べ終わると、彼女は私に「御褒美」をしてくれた。
630590(208):2007/09/09(日) 19:32:44 ID:8S6t+g8r
次の日。
明日から冬休み。休み中はMさんが用意した服で学校に来る事になった。
Mさん曰く
「用も無いのにI先生が登校したら、他の先生達に怪しまれてまずいでしょ、
 この格好なら生徒だってごまかせられるわ。I先生童顔だし」。
Mさんありがとう、でもこれQさんの制服じゃないの?

その夜。
家に帰って制服を試着。ちょっと(かなり?)窮屈だけど、なんとか着れた。
鏡をみて独り言....
「う〜ん、まだまだ女子高生でいけるかも♪」
...って私なに考えてんのよ!
631590(208):2007/09/09(日) 19:56:35 ID:8S6t+g8r
脱線。

とりあえず学生服着せてみました。
でも、院卒SCなら若くても20代半ばだよな。年齢合わなすぎ otz
632名無し調教中。:2007/09/09(日) 20:19:27 ID:Z/1Gx3Nn
脱線してんの?さらに肉〜♪
633名無し調教中。:2007/09/09(日) 21:43:26 ID:5RemmHqZ
米さ 米酒さ  
飲ま飲まイェイ 飲ま飲ま飲まイェイ 

懐かし〜♪
634名無し調教中。:2007/09/09(日) 22:58:26 ID:QrcpnSxy
sageろ
635590(208):2007/09/10(月) 21:38:50 ID:0Oa/sT7f
02年 1月
冬休み。誰も居ない学校で毎日のように儀式が続く。

今日もQが体重をMに報告する。
「現在の体重は72kgです。M様、今日は何Cal与えましょう」。
それに答えてMは
「正月で縁起がいいから今日はたっぷり行きましょう」
と言いつつ4本立てた。

えっ、4000Calも!
驚く私に、Qさんは口移しで何か甘ったるいモノをぐっと流し込んだ。
Qさんに反発すると息ができない、だから私はひたすらそれを飲みつづける。
お腹が苦しい、体が熱い、助けて......。

ぶつっ! 急にお腹が楽になった。Qさんは、Mさんと視線を交わす。
Mさんは、指先で私の脇腹をつつきながらこう言った。
「I先生、お腹こんなにぶよぶよ膨らませて恥ずかしいわね。休み中に5kgも増えちゃて」
そしてQに、
「Qちゃんごめんなさいね、I先生ったらこんなに太って貴女の制服こわしちゃった」
と言った。

赤面する私を慰めるようにMさんは「御褒美」してくれた。
御褒美! M様、私嬉しいです。
636590(208):2007/09/10(月) 21:59:09 ID:0Oa/sT7f
何かおかしなSSになってすいません、読み返すと微妙に同性愛っぽいし
身近に太った女の子(少なくとも当スレに該当するくらい太った人)が居ないので、
リアリティ出せない。
近日中に終わらせますのでご勘弁を >>  皆様
637590(208):2007/09/10(月) 22:26:06 ID:0Oa/sT7f
ところで、普通は体重増加って年単位ですよね。多少の変動ならともかく。
「急に肥満化」ってリアルにあるのか知らん? 
638名無し調教中。:2007/09/10(月) 23:24:43 ID:OOfZc/ZA
どっかの連載マンガじゃないが、
怪我して入院した友人が1ヶ月ちょっとで20キロくらい太ったことがあった。
639名無し調教中。:2007/09/10(月) 23:40:20 ID:q2T+q/cI
突然だがパワプロ2000の玉緒うp

http://www.rupan.net/uploader/download/1189435042.zip
640名無し調教中。:2007/09/11(火) 01:03:54 ID:JYN1nHHr
>>639
おお、初めて見た! 水着の描写の違いに吹いたw
お礼になるかはわからんが近いうちに1本SSをうpしてみせるぜ。
641名無し調教中。:2007/09/11(火) 01:04:43 ID:JYN1nHHr
書き忘れたがパワプロSSではないので
それは期待しないでくれ…
642名無し調教中。:2007/09/11(火) 01:20:16 ID:ZextVnsI
パスワードなに?
643名無し調教中。:2007/09/11(火) 01:30:01 ID:C1AlejT8
半年ROMれば分かると思うよ
644名無し調教中。:2007/09/11(火) 01:30:04 ID:XSS2W/gg
>>640
ジャンル問わず期待して待ってるぜ!
645名無し調教中。:2007/09/11(火) 02:43:47 ID:OnzpYWGP
646名無し調教中。:2007/09/11(火) 07:21:04 ID:8M3bQquM
月宮あゆや大空寺あゆを思い浮かべた俺は負け組
647名無し調教中。:2007/09/11(火) 07:55:56 ID:IT0n5H3K
>>646
よう、相棒
648名無し調教中。:2007/09/11(火) 09:34:20 ID:c7cHUCZu
>>646
おっす
649名無し調教中。:2007/09/11(火) 16:17:53 ID:ZextVnsI
半年以上ROMってるんだけどな……

俺もあゆはたい焼きと羽根リュックを想像した……

たい焼き食べ過ぎて……って言うネタも
650名無し調教中。:2007/09/11(火) 18:04:17 ID:bTAe+ZYt
そこはジャム漬けだろ……
651名無し調教中。:2007/09/11(火) 20:37:47 ID:mPTzh8wo
>>638
20kgって本当?
単純計算(乱暴w)でも120,000Cal摂らなきゃそんな数字は出ないはず。
仮に一ヶ月半としても毎日2700Cal。そこまで食べられない。
ちょっと信じ難い。



でも実際にありそうな気もする。
"638さんの気が向いたら" & "その友人に迷惑かけないならば"、ちょっとだけ詳しくヨロ。
652名無し調教中。:2007/09/11(火) 20:44:06 ID:C1AlejT8
そろそろ突っ込んでいいかな
女性は一日約1800〜2700”k”Calだ
653名無し調教中。:2007/09/11(火) 21:13:37 ID:OnzpYWGP
おまいらせっかく俺があゆ激太り画像を貼ったのに
浜崎あゆみについてはノーコメントか
654名無し調教中。:2007/09/11(火) 21:16:20 ID:3aSPSbUo
携帯だからみれねえ
655名無し調教中。:2007/09/11(火) 21:19:08 ID:1UrZV5ZK
そもそもかわいい女の子じゃねぇ
656名無し調教中。:2007/09/11(火) 21:40:19 ID:bTAe+ZYt
茶髪とかマスカラとか、極端に言えばグロギャル似は萎えるんだ……
顔のラインは良いんだがな……
657名無し調教中。:2007/09/11(火) 22:19:19 ID:huKph6JB
>>652
ウィキペディアによると、
1Cal = 1000cal = 1kcal
らしい。
658名無し調教中。:2007/09/11(火) 22:20:47 ID:e/2aEbdA
>>656
同意
659640:2007/09/11(火) 22:37:10 ID:a/9tu/5E
『盗難』

−1−

 薄暗い取調室の中で、1人の女性が捜査官と対面していた。
「こちらで確認できただけでも窃盗411件に強盗202件。
 器物破損、不法侵入、暴力行為、もろもろの余罪を含めれば禁固20年は下らんだろうな」
「へえ、そりゃ凄いねえ。あたしもなかなかの大物になったじゃないか」
 捜査官の言葉に、女は余裕の表情でうそぶく。
 女の名はイルダ。
 雌豹を思い起こさせるしなやかな肢体を武器に、この国でbPと目される盗賊に上り詰めた女性である。
 盗んだ宝石は数知れず、監獄に収容されたことも数知れず。
 しかし、何度拘留されようともイルダは必ず脱獄してみせた。
 その鮮やかな手口は「手足をもぎ取りでもしない限り、イルダを監獄に繋ぎとめておくのは不可能」とまで言われていた。
 また、イルダは悪名高い貴族や実業家のみを標的とし、社会的な弱者からは一切盗みを行なわなかった。
 その義賊的な行動と類稀なる美貌も相まって、一般市民の中にはイルダを英雄視している者までいる始末だった。
「随分余裕じゃないか。20年も経てばお前もいい年だぞ?」
「あーら、そんなにいるつもりはないんだけどねえ。
 まっ、あなたの顔を立てて2日くらいはいてあげてもいいけど?」
 クスクスと笑うイルダ。
 今回も必ず脱獄してみせる、そう顔に書いてあった。

「手こずっているようだね」
 取調室のドアが開き、年配の男が入ってきた。
「ああ、ボス。この通りでして…
 容疑は全て認めていますが、反省している様子は微塵もありません」
「そうだろうと思ったよ」
 ボスと呼ばれた男――室長は苦笑してみせる。
「あら、今度はやけに渋いおじ様が出てきたわね。あたしに何か御用かしら?」
「うむ。少し相談があってね。君、悪いが席を外してくれないか」
「はい」
 室長に人払いされ、捜査官は取調室から出て行った。
660640:2007/09/11(火) 22:38:00 ID:a/9tu/5E

「さて。相談というのは他でもない、君の処分についてなんだが」
「あら、刑期を縮めてくれるとか?」
「ほう、勘がいいね。その通りだ」
「へえ?」
「場合によっては短縮どころか即日放免してもいいと思っている」
「どういう風の吹き回しかしら?」
 イルダが訝しげに室長の顔を覗き込む。
「どうせ君のことだ、拘留したところで数日もしないうちに脱獄を図るのだろう?
 君の脱獄を警戒するのにも手間がかかるのでね。
 だったら協力をとりつけてさっさと釈放した方がまだマシというものさ」
「ふうん…」
(とてもじゃないけど額面通りには受け取れないわねえ。ま、話だけは聞いてみないと始まらないか)
「で、何をやればいいのかしら?」
「協力してくれるのかね?」
「内容によるわね」
「うむ、では説明しようか」
661640:2007/09/11(火) 22:39:07 ID:a/9tu/5E
−2−

「…防犯訓練ねえ」
「君はスリの腕前も一流なのだろう?」
「それで警官の財布をスッてほしいってわけ?」
「うむ」
 要はスリの捜索に当たっている警察官から財布をスリとってほしいということらしい。
「まんまとスラれるような警察官は捜査から外すことも検討するつもりだ。
だから本気でやってくれたまえ」
「……」
(こんなことで刑期短縮って…一体何を企んでいるのかしら?)
 どうも話がうますぎる。イルダの勘が危険信号を発していた。
「彼らには君の事は伝えていない。あらかじめ知っていては訓練にはならんからね。
 どうだ、やってくれるかね?」
「これを行なうことで余罪が増えるということはないのかしら?」
「そんなケチなマネはしないさ。なんなら誓約書を書いてもいい」
「あら、律儀なのね」
 今一つ相手の考えが読めない。
 軽口を叩きながらイルダは思案する。
(…ま、デメリットもなさそうだし受けてみようかしら
 約束を反故にされたところでまた脱獄してやればいいんだし)
「OK。引き受けるわ。ターゲットの顔写真はあるかしら?」
「ああ、ちゃんと用意してある。それと、これを身に着けてほしい」
 室長は写真とは別に小さなブローチを取り出してみせる。
「あら、なかなかいかしたデザインね。これは?」
「発信機さ。釈放するにしても、仕事を終える前に逃げ出されては格好が付かんからね。
 スリが終わるまでは身につけていてもらいたい」
「終わり次第、外してしまっていいのね?」
「ああ」
 その程度のものなら邪魔にはならないだろう。
 イルダは素直にブローチ型の発信機を身につけた。
「では早速やってもらうとしよう。付いてきたまえ」
662640:2007/09/11(火) 22:39:38 ID:a/9tu/5E
−3−

「この駅の構内に、一般市民に扮した捜査員がいる。よろしく頼むよ」
 手錠を外され、イルダは護送車内から公道に降り立った。
「全員からスリとったらそのまま帰らせてもらうわよ」
「ああ。まあ、できれば財布だけは置いていってくれるとありがたいが」
「いいわよ。小金に興味はないしね」
「小金ね。まあ金持ちでないのは確かだが」
 苦笑する室長にイルダは軽く手を振り、駅へと歩いていった。

 ***

(これで3人目。手ごたえないわねえ)
 イルダは順調に捜査員から財布をスリとっていった。
 もちろん、まだ誰にも察知されていない。
「…それにしてもジトジトしてるわねえ」
 人が多いせいか、湿気を多く感じる。
 イルダはじんわりと吹き出てきた汗を拭こうとハンカチを手にするが、
 ふと違和感を感じて自分の指を見た。
「あら?」
 イルダの指は心なしかむくんでいた。
(うっ血…って感じではないわね。どうしたのかしら?)
 本来はすらっと細かった指が今は若干太くなっており、
 触って見るとぷくぷくとした柔らかい感触が得られる。
(水ぶくれ? そんなに水分を摂った覚えはないけれど)
 不思議に思ったイルダだったが、そういうこともあるのだろうとさほど気に留めず、
 次のターゲットの探索に意識を向けた。
 しかしこの時、イルダはもっと自分の体を注意深く観察するべきだったのだ。
 二の腕を。乳房を。腰周りを。太股を。
 そうすればその後の運命は大きく変わっていたかもしれないのである。
663名無し調教中。:2007/09/11(火) 22:40:15 ID:a/9tu/5E
−4−

「フゥフゥ…これで8人目、と…フゥーッ」
 イルダは大きく息を吐く。
「フゥ…なんだか今日はやけに暑いわねえ…」
 大粒の汗を流すイルダ。
「汗で指が滑って……ハァハァ…やりにくいったらありゃしないわ…」
 さっきはせっかく抜き取った財布を危うく落としそうになってしまった。
 普段のイルダからは考えられないような失態である。
 これは汗以外にも原因はあるのだが、イルダはまだそれを認識していなかった。
「っと」
 歩くイルダの肩に誰かの肩がぶつかった。
「あら、ごめんなさいね」
 ぶつかってきたのはイルダと同年代の男であった。
 イルダは頭を下げ、男に上品に笑いかける。
 しかし男は不快そうに舌打ちをする。
「…気をつけてくれよ」
 男はそう言い放つと、足早に去っていった。
「何よ…失礼な人ね」
 警察官以外にあれほど不快感を示されることは久しくなかったことである。
 特に若い男は、イルダの微笑を見れば向こうから媚びた表情になることが多かった。
 それだけの美貌をイルダは持っていたのである。
「全く…まあいいわ、さっさと終わらせましょ」
 残るはあと3人。
 気を取り直し、イルダは次のターゲットを求めて移動した。
664名無し調教中。:2007/09/11(火) 22:40:46 ID:a/9tu/5E
−5−

(あの男ね)
 イルダはついに最後の私服警官を見つけた。
 くっきりと段のできた顎。
 大きく張り出した腹。
 丸太のように太く、ある意味で安定感を感じる太もも。  
 まさに不摂生の塊の様な醜い肥満体型の男だった。
(本当に警官なのかしら? これじゃ走るのも一苦労じゃないの?)
 内心呆れるイルダだが、仕事をする分にはターゲットは鈍重である方がありがたい。
 イルダはさり気無く男に接近し、一瞬の隙を突いて見事に財布を抜き取った。
(よし! これでノルマ達成!)
 男からたっぷり距離をとってから、イルダはようやく緊張感から解放された。
 イルダの腕からすればごくごく簡単な仕事ではあったが、それでも多少は緊張するものだ。
 何より、全く緊張しないようではプロの盗賊としては失格であるとイルダは考えていた。
「フゥー…うふふ…この一仕事終わった時の解放感が…ハァハァ…たまらないのよねえ…」
 息を切らしながら解放感に浸るイルダ。
 もう後は発信機を外してアジトに帰るだけである。
「と、その前に…財布を届けておこうかしら」
 抜き取った財布は全てロッカーの一つに保管し、その鍵を後日警察署に送ってやるつもりだった。
 イルダはコインロッカーへと歩き出す。
 しかしその途中で、またしても誰かと肩がぶつかってしまう。
「きゃあっ」
 今回ぶつかったのはまだ未成年であろう、10代後半の若い少女であった。
 よほどタイミングの悪いぶつかり方をしたのか、尻餅をついてしまったようだ。
「あら、ごめんなさいね。大丈夫?」
 イルダはやはり上品に微笑み、少女に手を差し出した。
665640と付けるの忘れてたんだぜ:2007/09/11(火) 22:41:35 ID:a/9tu/5E
 しかし、少女はその手を振り払う。
「いたたた…もう、大きな体してぼんやり歩いてるんじゃないわよ! このデブ!」  
「…はっ?」
 少女は自力で起き上がり、気の強そうな顔をイルダに向けてがなり立てる。
「ただでさえ混んでんだから、もっと隅っこ歩くとかしなさいよ!
 あんたみたいなデブが道のど真ん中歩いてたら邪魔臭くてしょうがないでしょうが!」
「…ずいぶん失礼なことを言うお嬢さんねえ…」
 ここまで侮辱されて引き下がるイルダではない。
 腕を組んで仁王立ちの構えを取り、少女と対峙する。
「お嬢さん。人の体をけなす前にまず自分の体を絞ったらどうかしら?」
「はあ?」
「どう見てもあなたの方がしまりのない体をしていると思うけど? 恥ずかしくないのかしら?」
 イルダが指摘するように、少女は決してスマートな体つきとは言えなかった。
 むしろやや太め、よく言ってぽっちゃりというレベルであろう。
「な、な、な…」
「あら、悔しくてまともに声も出ないのかしら?」
「何言ってんのよっ! どっからどう見ても! あんたの方がデブでしょうがっ! 頭腐ってんのっ!?」
「全く、聞き分けのないお嬢さんねえ…この通り…」
 イルダは視線を自分の体に向ける。
 そこには均整のとれた細身の美しい体があるはずだった。
 しかし。
「…え?」
 そこにあったのは、細身からは程遠い肥満体であった。
 異様に張り出した乳房が、薄手の上衣を今にも破らんばかりに内側から押し上げている。
 二の腕にも脂肪がまとわりつき、小柄な女性の太ももほどの横幅を獲得している。
 だらしなく緩んだ腹の肉は、収納しきれずにシャツとジーンズの隙間からはみ出てしまっている。
「何よその格好は!
 デブなのに一丁前に細い服着ちゃってさ、いろんなところから肉がはみ出てんじゃない!」
「あ…そ、そんな…?」
 イルダはいたたまれなくなり、両腕で体を隠すようにしてその場から急いで立ち去った。
666640:2007/09/11(火) 22:42:06 ID:a/9tu/5E
−6−

「はっ…はっ…な、なんで…?」
 イルダはトイレの個室内で息を整えていた。
 少し動いただけでも息が切れる。
 それは自覚していたが、単に暑いためだと思っていた。
 しかしどうやらこれは急激な肥満によるものらしいと思わざるを得なかった。
「なんで…気付かなかったの…服だってこんなに…きつくなってるのに…」
 改めてよく見れば、上着のボタンはところどころ弾け飛んでしまっている。
 ジーンズのファスナーははみ出た肉のために中途半端に開いてしまい、それ以上閉められなくなっている。  
 さらに足の太さとジーンズのサイズが全く合っていないため、ハサミで切断しなければ脱ぐこともできなさそうだった。
 仕事に集中していたせいとは言え、こんな大きな変化を認識していなかったとは一生の不覚だ。
「うう…顔も全くの別人じゃない…」
 手鏡で確認してみると、いつもの見慣れた顔はそこにはなかった。
 すっかり腫れ上がった頬は、目・鼻・口を圧迫してなんとも暑苦しい印象を与える。
 顎の下にはたっぷりとした脂肪が垂れ下がるように付着しており、口を動かすたびにふるふると震える。
 はっきり言って醜い。
 元々が容姿端麗だったために、そのギャップが激しく、一掃イルダを惨めな気分にさせた。
「きっと警察の仕業ね…一体何をどうやって…」 
667640:2007/09/11(火) 22:42:36 ID:a/9tu/5E
−7−

「ボス、本当に釈放してしまってよかったんですか?」
「ああ。しばらくは活動できんだろうしな」
 室長はタバコをくゆらせながら部下にむかってブローチを投げ渡す。
「このブローチだがな。奴さんに説明したように、発信機の機能もついている。
 だがもっと重要な機能を持っているんだ」
「どんな機能なんですか?」
「これを身に着けたものに、他人の脂肪を吸いとる能力を与える」
「は? 脂肪を吸い取るということは…太るということですか?」
 部下が慌ててブローチから手を離す。
 それを見て室長は愉快そうに笑った。
「安心しろ、トリガーを引かなきゃその機能は発動できん」
「トリガーですか? しかしトリガーなんてものはついていないようですが」
「物理的な意味のトリガーじゃない。
 何か特定の行動を起こすと、それがトリガーとなって脂肪を吸い取る機能が働くということだ」
「はあ…」
「今回の例で言えばスリを行なうごとに脂肪を吸い取るようにしておいた」
「なるほど、それで防犯訓練などと偽ってスリをやらせたわけですか」
「そういうことだ。ついでにターゲットもできるだけ太った人間をチョイスしたつもりだ」
「人が悪いですねえ」
「どうせ太らせるなら盛大にやった方が面白いからな。
 ま、太った体じゃ今までのような身のこなしはできんだろう。
 奴さんがダイエットに成功するまでは、この街も平和になるってことさ」
 室長は部下に向かって笑いかけた。
 つられて部下も笑いかえす。
「ははは…でもあの女のことですから、意外に早く復帰してくるんじゃないですかね?」
「ああ、そうかもしれんな。
 まあそうなったらそうなったでまた捕まえるだけさ」
668640:2007/09/11(火) 22:44:52 ID:a/9tu/5E
−8−
 
 2週間後。
 部下の推測通り、イルダは思ったよりも早く盗賊家業を再開した。
 しかし、これほどの短期間で体を絞れるわけもなく、
 イルダは逃走に失敗してあえなく御用となってしまったのである。
「このまま黙っていては盗賊の名折れ」というプライドが彼女の敗因となった。
 ちなみに逃走失敗の直接の原因は、幅の狭い路地を通り抜けようとした際に
 体が引っかかって動けなくなったという大変情けない理由だったという。
 膨れ上がった脂肪の塊が警察官に拘束される瞬間はテレビを通じて中継されたが、
 美しい女盗賊の変わり果てた姿にイルダファンの男性陣からは声にならない悲鳴が上がったという…


 おわり


>>604からヒントを得て書いていたんだが思いのほか早く完成した。
これでちょっとは>>639に恩を返せたならいいんだが。
669639:2007/09/12(水) 02:48:45 ID:EKiLfd9C
楽しませてもらったよ
むしろお釣りが来るくらいジャマイカ?w
でもまぁ640に限った話ではないが、みんな良くうまいことSSが思いつくよなぁ
尊敬しちゃうよw
670名無し調教中。:2007/09/12(水) 21:40:52 ID:reuuWZRp
>>640
外野だが一言。
         乙!

>>668
>イルダファンの男性陣からは声にならない悲鳴が上がった
きっとスレ住人の「嬉しい悲鳴」に違いないw
671名無し調教中。:2007/09/13(木) 19:19:47 ID:TM6Y1eb2
あぶらみ掲示板に肥満イルダきたこれ
672名無し調教中。:2007/09/13(木) 19:30:36 ID:syY5bsmB
ネタがSSを呼びSSが肥満化絵を創造する
なんという好循環だ
673590(208):2007/09/13(木) 20:58:25 ID:rdfPDruj
02年 3月
朝。
今日も朝から放課後が待ち遠しかった。
Mさん達早く来ないかしら。
674590(208):2007/09/13(木) 20:59:33 ID:rdfPDruj
放課後。
いつものように、Qさんの
「現在の体重は78kgです。M様、今日は何Cal与えましょう」
という言葉で儀式が始まった。好きです、M様.......。
675590(208):2007/09/13(木) 21:00:50 ID:rdfPDruj
そして夜。
帰宅して我に返ったとき、鏡を見ながら後悔する。

なんでこんな姿になるのを許してしまったのだろう。
体型が崩れて衣類に困り始めた私に、Mさんはせっせと服をプレゼントしてくれる。
私の趣味とは反対に、ピンク系の派手な服。スカート丈も短くて正直恥ずかしい。

服を脱ぐと、これまた私の趣味とは反対の姿が現れる。
下膨れの丸顔、顎を引くと微妙に二重アゴっぽい。大きいけれど垂れぎみの胸。
胸元や背中、脇腹をいくら触っても肋骨を感じることができない。
そしてお腹、横長くつぶれた臍穴と迫り出たお腹。指先でつつくと、お腹の肉が沈みこんだ。

「あーあ、こんな体になっちゃって。去年の夏までは53kgだったのになぁ」とため息。
そんな気分で落ち込みながら腹肉を摘んでいたら、何故か「感じて」きてしまった。

「そういえば、今日もMさんがこうやってお腹の肉を触って、御褒美してくれて・・・・・」
気がつくと、鏡を前に自慰して逝っていた。私、馬鹿みたい。
676590(208):2007/09/13(木) 21:15:36 ID:rdfPDruj
02年 4月
新学期。
春休みにQさんが死んだ。死因は誰も教えてくれない。
(表向きは、亡くなったのではなくて行方不明という話になっているらしい)。
少なくとも表面上では、皆平然としている。まるで彼女の存在が元から無かったかのように。

でもQさんが消えたおかげで、Mお嬢さまを巡るライバルが一人減った。
だから私、ちょっと嬉しい。

2年生になったクロさんはMお嬢さまと別のクラスになった、でも校内でクロさんが笑顔をみせることは無い。
まあクロなんて、どうでもいいけどね。

肝心のMお嬢様は・・・
「今年の新入生にBって可愛い子を見つけたの!」
・・・と言ってはしゃいでる。

Mお嬢様、私に飽きたの?
私なんでもするから、お嬢様のためなら何でもするから。
お願いだから捨てないでください。

[おしまい?]
677590(208):2007/09/13(木) 21:36:05 ID:rdfPDruj
スレの流れに反するカキコで、すいません >> ALL。

尻切れトンボだけど一応?SS終了させた、このままじゃ欝展開しかできそうに無いから。
最近このスレでは、明るいorコミカルなSSがメインなので、
私も暗い話にする筈じゃなかったのだけど。
678名無し調教中。:2007/09/14(金) 20:07:13 ID:pMCEuMte
乙でした>208氏
鬱展開でも肥満化描写があればそれでいい俺なんかには大好物だぜ。
679454:2007/09/14(金) 22:54:35 ID:V149/HtC
208さん乙です。

私も、なんとなく新しいSSを書いてみました。
まだ中途半端ですが、とりあえず途中まで投下。
680454:2007/09/14(金) 22:58:29 ID:V149/HtC
<From the viewpoint of RIO>

友達だと思ってたのに…
私の夢を奪って、あの人の隣で笑ってるなんて、許せない。

私の名前は利緒(リオ)。
最近までサッカー部のマネージャーをしてた大学生。

友人のミスで腕に怪我をおい、マネージャーとしての活動を諦めた私。
傷痕が沈着して残らないように、日焼けをしてはならないから。
そして、想像以上にハードな仕事のマネージャー業に支障が出たから。

彼女のせいではない。
そう分かっていても、サッカー部で笑顔を振り撒き続ける彼女が許せなかった。

何か仕返しを…

そう思い、私は研究に没頭した。
八つ当たりだって分かってはいたけれど。
食品・栄養学専攻だった私には、研究環境が整っていた。
また、知識も能力も十分だった。
部活を辞め、研究に専念する私を見て、教授は喜んだ。
まぁ、卒業研究の内容はちゃんとやってないんだけど…
681454:2007/09/14(金) 22:59:44 ID:V149/HtC
運動すると、筋組織が破壊される。
これを修復するときに起こるのが筋肉痛。
このとき、破壊される前よりも強い筋肉が形成される。

じゃあ、筋肉を修復しきれなかったら…

筋肉の材料であるタンパク質。
この利用阻害、そして、エネルギーとしての利用促進。
そんな、夢のような薬品(使われる方にすれば悪夢だが)を開発した。

ただし、効果は長くは続かない。
摂取から24時間弱、つまり毎日服用する必要がある。

私は彼女が服用するサプリメントに薬品を混ぜた。
彼女は体調管理のため、サプリメントを欠かさず飲んでいる。
親友だったからこそ知っている事実。
親友だったからこそできる仕返し。
682454:2007/09/14(金) 23:01:31 ID:V149/HtC
<From the viewpoint of NAO>

あれ?体重減ってる。』
更衣室の体重計の赤い文字が、41.2と示す。長い間キープしていた体重が減っている。
運動量もサプリメントも変わっていないのに。
『菜緒、どうしたん?』
『なんか体重が2kg減ってて』
『良いやん、私ももうすこし絞りたいっ!!』
体重が増えるのは問題だろうけど、減るなら大丈夫か。
私はそんな結論に達した。
括れたウエストにうっすらと割れた腹筋、細長い手足。
くっきりとした輪郭、ぱっちりした二重。
背は高くないけど、胸もそんなに大きくないけど。
なかなか均整のとれた体だと思ってる。
美白ブームと言われる現代、肌がすこし黒いのが気になるけど…これは地黒だから仕方ない。
サッカー部は外で練習だし。

私の名前は菜緒(ナオ)。
サッカー部のマネージャーをやってる。
トレーニング関係を中心にやってるから、マネージャーよりはトレーナーなのか
も。
少し前までは『菜緒・利緒コンビ』として活躍してた。
私はトレーニング、利緒はマネージャーの仕事。
けど今はいろいろあって、隣に利緒はいない。

『菜緒、準備できた?』
『は〜い、今行く。』
帽子を被り、荷物をもつ。
更衣室から出て、太陽の光を浴びる。
利緒のことは考えない、そう自分に言い聞かせた。
今日も、練習がはじまる。
683454:2007/09/14(金) 23:02:35 ID:V149/HtC
<From the viewpoint of RIO>

『利緒、暑いのに上脱がないん?』
カフェのテラスで友達が言う。大学のサッカー部時代からの友達だ。
『あっ、ゴメン。そうやんね…』
何も答えずにいると、腕の傷を思い出したようだ。
『良いよ。気にしないで。仕方ないことだし。』にっこり笑って答える。少し気
まずい空気。
『そういえば、菜緒は元気??』
話を変える。でも、これば1番聞きたかった話だったりして。
『あ…やっぱ気にしてるみたいやで。』
『うん…』
表情に気を使う。にやけてしまわないように、心配してるように。
『なんか、体重減ったって言ってた。』
思わず口元が緩んだ。すぐに深刻な表情に戻す。
『気にしなくてもいいのに…大丈夫かな…』
心にもない言葉を発する自分がおかしかった。

菜緒の体重が減ったのは、薬品の効果だろう。筋肉よりも脂肪は軽い。筋力の減
少が体重に影響している。
楽しみはこれからだ。
684454:2007/09/14(金) 23:05:44 ID:V149/HtC
<From the viewpoint of NAO>

『お先に失礼しま〜す』『お疲れ〜』
後輩たちが更衣室を出ていく。今日の練習も暑かった。
ぬるいシャワーを浴びてジーンズに足を通す。ジーンズの滑りが悪い。何かひっ
かかってるような、そんな感じ。
体重は変わっていなかった。43.2。元に戻ってベスト体重。
洗ったから縮んだのかな。まぁ、気にすることでもないでしょ。
少しだけキツイジーンズを履いて、大学を出る。
『あっ、忘れてた!!!』
ポーチの中からサプリメントケースを取り出し、2粒を水と一緒に飲み込んだ。


とりあえずここまでです。
685名無し調教中。:2007/09/14(金) 23:07:20 ID:38SBoY2J
乙です
嫉妬は怖いな
686名無し調教中。:2007/09/15(土) 11:29:26 ID:HzHyczdI
687名無し調教中。:2007/09/15(土) 14:13:46 ID:YwuqDxNl
454氏乙。
きっとこれからぶよぶよのしまりのない体になるんだろうと思うと
wktkがとまらないぜ。
688名無し調教中。:2007/09/16(日) 00:00:09 ID:PK2e1U4a
ニコニコにポーチのふくらむ夢ktkr
689名無し調教中。:2007/09/16(日) 18:47:37 ID:2mmvDAF1
http://jp.youtube.com/watch?v=Enuj80ZI-ys
巨乳デブキタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!
690名無し調教中。:2007/09/16(日) 20:02:33 ID:Y+mErjbh
それよく見たら男じゃねえか
691名無し調教中。:2007/09/16(日) 21:13:53 ID:0837H8tM
パワプロのやつもっかいうpしてくれないかotz
692名無し調教中。:2007/09/16(日) 22:24:57 ID:ZQN549Ju
693454:2007/09/16(日) 23:29:27 ID:pC5BlxfW
<From the viewpoint of RIO>

部室と更衣室に荷物を片付けにきた。ついでに、グラウンドにも挨拶をしに向かう。
『あ…利緒…』
背後から聞こえる聞き慣れた声。菜緒だ…。
明るく!優しく!爽やかにっ!
そんな風に自分に言い聞かせて、表情をつくって振り返る。
『菜緒、久しぶり〜』
菜緒を見て、思わず微笑んだ。
もちろん、久々に顔を見れて嬉しい!という微笑みではない。

黒く引き締まっていた体は、全体的に柔らかそうになっている。気をつけて見ないと分からないが、筋量が減っているのが分かる。

『利緒、大丈夫なの?』
『うん、今日は荷物引き取りに来たの。』

たわいのない会話をしながら、ばれないように菜緒の体を見た。
ジャージを着ているため、下半身はよく分からない。
上半身は少し太くなっただろうか。
そろそろ、自覚するころだな…頑張ってダイエットしてね。
694454:2007/09/16(日) 23:31:38 ID:pC5BlxfW
<From the viewpoint of NAO>

うっ…やばい。
みんなが帰った暗い更衣室で、体重計に乗る私。
暗闇の中に、デジタルの赤い文字が浮かび上がった。
47.8
4kgも太ってしまった。

大学が長期休みに突入し、部活と家の往復だけになっていて、ジャージしか着る機会がなかった。
ウエストがゴムのジャージでは、太ったなんて危機感感じない。

鏡にうつる自分。二重顎にはなっていない。だが、確実に丸くなっている。
ティーシャツをまくりあげてみた。うっすらと見えていた腹筋は完全に隠れてしまってる。
むにっという感触と共に、1cmほどの脂肪が掴めてしまう。

ダイエットしなきゃ。

運動量を増やすことを決意した。
自転車登校をランニングに変えようかな。大丈夫、トレーニングの知識なら十分だ。
695454:2007/09/16(日) 23:33:29 ID:pC5BlxfW
<From the viewpoint of RIO>

夏休みだというのに毎日のように大学で研究。
部活続けてたら、もっと大変か〜。

最近、菜緒の自転車を見ないな〜なんて思ってた。
噂によるとダイエットのために走ってきてるらしい。

頑張ってダイエットしてね。

運動すればするほど、太っていく。体重増加が加速していく。
ただしい知識を持っているからこそ太っていく。

それが、私が作った薬品の怖さだ。
696454:2007/09/16(日) 23:36:40 ID:pC5BlxfW
<From the viewpoint of NAO>

はぁ…はぁ…
息があがっている。暑い…。

『菜緒ちゃん!ボール取って〜』
『は〜い。』
夏の練習は暑い。汗が流れる。
選手もマネージャーもみんなが汗をかき、太陽に照らされてキラキラ輝いている。
いつもの風景。いつもと同じみんなの笑顔。

いつもと同じ。私から見える世界は。

重い体を引きずりながら、ボールを投げた。ぷるぷると二の腕が揺れる。思ったより飛ばないボール。

ふぅ…ふぅ…

私だけが変わってしまった。体力がなくなり、反比例みたいに脂肪が増えていく。体が重くなっていく。
滝みたいに汗が流れる。汗をかいた肌に、ジャージの生地が張り付く。
ティーシャツはすでに全体的に色が変わっていた。
絞ればぼたぼたと汗が落ちるだろう。
697454:2007/09/16(日) 23:37:15 ID:pC5BlxfW

昨日計った体重はまた増えていた。55kg。
私の身長は155cm。5がいっぱい並んで良い数字…なんて言ってる場合じゃない!!
ジャージのウエストですら乗っかってしまう贅肉。浮輪みたいにでっぷりとウエストに纏わり付いている。
見えていたはずの腹筋はおろか、括れすらもなくなってしまった。電話帳のような厚さの贅肉が掴めてしまう。
胸は人並みに大きくなった。だけど、重力に従順で、すでに少し垂れている。
足も太くなった。走るたびに…いや、歩くだけでもふるふると脂肪が揺れる。
太ももとお尻の境目はわかりにくくなり、とてもだらし無い。パンツの生地は張り詰め、いつ破れるかという恐怖に怯えているように見えた。

ダイエットを始めてから、余計に体が重くなった気がする。
多分、筋肉がついたからだろう。筋肉は脂肪より重い。
運動するダイエットの場合、最初に体重が増えることは容易に考えられる。

大丈夫。
ちょうど今は夏休みだし、ジャージだけ着てれば良いから。
今は我慢のとき。筋肉がつけば代謝が上がって、するすると痩せていくはずだ。
698454:2007/09/16(日) 23:39:39 ID:pC5BlxfW
今日は学校を休んで病院へ。腕の診察とリハビリ。
診察の待ち時間って長いから嫌い。院内は携帯使えないしね。

ポータブルオーディオで音楽を聞きながら、ぼーっと順番を待つ。
平日の病院だけど、夏休みだからなのか若い子も多い。いつも以上に長い待ち時間。
ちょっと寝坊して、受付に行くのも遅かったしなぁ…

『…緒さん。』

ん?私…じゃないよな。
イヤホンを外して看護師さんの声を聞く。

『…緒さ〜ん、皆本菜緒さ〜ん、診察室にお入りください。』

菜緒さんか〜そんな早く呼ばれないよね。
…って菜緒!?

辺りを見回した。小肥りの女の子が、のそのそと診察室に入っていく後ろ姿が一瞬だけ見える。
真ん丸のシルエット。動くたびにぷるぷる体が震えているように見えた。

あ〜人違いだろうな。
にしても、同姓同名ってめずらしいよなぁ。。。
聞き間違いなのかも。ま、いっか。

イヤホンを耳に戻し、音楽に集中した。
699454:2007/09/16(日) 23:44:13 ID:pC5BlxfW
<From the viewpoint of NAO>

今日は部活が休み。
運動しても太り続ける私。体重のことなんて考えたくもない。
さすがにおかしい、そう思って小さな服に体を押し込み、病院にやってきた。
ゆるめで履いていたはずのジーンズはピチピチになっている。
収まりきらない脂肪が溢れ、ウエストの辺りで浮輪を作っている。
顎は気付けば二重になっていた。まだ、目がぱっちりしているのが救いかしら。

早めに来てはみたけれど、病院は混んでいた。評判の良い病院なだけある。
利緒もこの病院に通院しているらしい。今日が通院の日なのかは知らないけれど。

『皆本菜緒さ〜ん。』

ぼーっとしていると名前が呼ばれていた。


>>698に<From the viewpoint of RIO>って入れ忘れた・・・
>>698は、利緒視点です。
なんか改行おかしいとことかあるけど、気にしないでください。。。
700名無し調教中。:2007/09/17(月) 00:23:21 ID:akP08V4L
>>699GJ
701名無し調教中。:2007/09/17(月) 01:31:22 ID:6gsYbRSe
小池真理子の「贅肉」
パラパラと立ち読みしたけど
なかなかよいね
ぶくぶく太っていくうえに精神も病んでいくというのは萌える
プロの作家だけあって、余分な描写のないすっきりした小説だった
702名無し調教中。:2007/09/17(月) 02:26:15 ID:W5nnRUtR
>>701
タイトルは「贅肉」だけど、文章には贅肉はいらん訳だ。

文章が上手い人は、ホント余計な描写が少ないよね。
703名無し調教中。:2007/09/17(月) 12:07:43 ID:rLpa/mA/
ttp://www.commonvoice.com/article.asp?colid=6913
これが逆だったらねぇ。彼女のブログ紛失してしまったけど
最初のころは、ぽっちゃりしてましたよ

■乳房巨大化のタイ人少女、保健省が無料治療 

タイ北部ナーン県在住のタイ人の少女(16)がホルモン異常で乳房が巨大化し、 
政府が無料で治療を行うことになった。 

少女は6日にテレビ、新聞などの取材を受け、貧乏で治療が受けられないと訴え、 
同日中に保健省が支援を決めた。乳房は12歳ごろから大きくなり始め、現在は 
体重135キロ。同居する父親(46)はアルコール中毒の過去がある日雇い労働者 
で、母親は14年前に離婚し家を出たという。 

タイではテレビ、新聞が、貧困、障害などで苦しい生活を送っている人々を実名 
で紹介し、寄付を募る習慣がある。平均視聴率が50%近いテレビ局チャンネル7 
では毎日、こうした人々の暮らしぶりを紹介する番組を放送している。 

▽ソース:newsclip.be(2007/9/6 16:16)(写真もソースにあり) 
ttp://www.newsclip.be/news/2007906_015159.html

これが、このスレで話題になってないんだよねぇ
704名無し調教中。:2007/09/17(月) 12:39:40 ID:OT6aOkv0
>>703
気のせいかウエストやヒップまでもが細くなってる気がする
だけど太目の頃の写真の方が可愛いな
705名無し調教中。:2007/09/17(月) 15:49:13 ID:L5r+v25i
>>693
いよいよ太ってきましたな、乙乙。
こういう太る途中の焦りに描写があるといろいろと妄想できて楽しいぜ。
706名無し調教中。:2007/09/17(月) 17:52:23 ID:Jv7mfsUd
>>703
>ttp://www.commonvoice.com/article.asp?colid=6913
これ最終形態の胸シリコン入れてない?
なんかかえって不健康になったように見えるわ
707名無し調教中。:2007/09/17(月) 18:37:10 ID:lg7NLvgL
>>454
乙。
親友(マッドサイエンティスト?)の企みに気付かないってのがコワス
708567:2007/09/17(月) 23:35:01 ID:EtJrQe1v
>>569の続き。思いのほか時間がかかって申し訳ない。

「…というわけなの」
「どこも似たようなものねえ。私のお師匠様も『魔女が太ることを気にしてどうする!』の一本槍だもの」
私立エンゲル魔法女学院、2年A組。
そこで私とリーテは愚痴をこぼしていた。
エンゲル魔法女学院とは、プロの魔女を養成する専門学校。
魔女を目指す生徒達はここで魔法の勉強や戦闘の基礎訓練を行い、
無事卒業できた場合にはプロの魔女として認定されるのだ。
また、この学校で受ける授業とは別に、プロの魔女に師事して勉強している生徒もいる。
私やリーテもそのクチだが、どちらも太ることに無頓着なお師匠様を
持っているという共通点から愚痴をこぼしあうことが多かった。
そのお陰と言うべきか、今では一番仲の良い友達だ。
「リーテのお師匠様もかなりの重量級だもんね」
「そうなのよ。ていうか、もうプロになった兄弟子の人たちがちょくちょく遊びに来るんだけど、
 それがみんなそろいもそろってデブなのよ!
 で、私を見ると『あら、もっと太らなくっちゃダメよ』みたいなことを言うわけ」
「そりゃキツいわねえ」
「なんかそんな話ばっか聞いてると、洗脳されちゃいそうでさ…
 そのうち私も太ることに抵抗なくなっちゃうのかなあ?」
うう、と呻きながらリーテが頭を抱え込む。
「あら。洗脳なんて随分怖いことを言ってるのね」
「へっ?」
突然話に割って入られ、私たちは声の聞こえてきた方を振り向く。
「リリアンさん、お話があるの。授業が終わったら職員室まで来てくれる?」
そこにはA組担任のセビル先生がいた。ちなみにこの人もなかなかのデブである。
「あ、はい。何かあるんですか?」
「それはその時に説明するわ。それじゃ、あとでね」
それだけ伝えると、先生はドスドスと大きな足音を立てて教室から出て行った。
「リリアン、あんた何かやらかしたの?」
「うーん、特に心当たりはないけど…何だろう?」
突然の呼び出しに私はうんうんと頭を悩ませるのだった。
709名無し調教中。:2007/09/17(月) 23:36:16 ID:EtJrQe1v
そして放課後。
私が職員室に入ると、セビル先生はお茶を用意しているところだった。
私にお茶菓子をすすめながら、先生は用件を話し出す。
「この間の実技試験で見せてもらった魔法のことなんだけど」
「あ、あれ自信作です! どうでしたか?」
「ええ、とても素晴らしい魔法だったわ。」
もしかして褒めるために呼び出されたのかも。
そんな風に思って浮かれていると、先生は少し声の調子を変えた。
「素晴らしい魔法だけどね…あれはあなたにはまだ早すぎるわ」
「はい?」
「試験の後で体がだるくなったりはしなかった?」
「えっと…そういえば」
確かにあの試験の後、しばらく体の調子がおかしかった。
疲れがなかなか抜けず、筋肉痛になったかのように体の節々に鈍い痛みがしばらく残っていたのだ。
その事を告げると、先生は納得したように頷いた。
「やっぱりね…自分の魔力に見合った魔法を使わないと、そういうことが起こるの。
 魔力というのは生命力とも繋がっているから、
 魔力が枯渇してしまいかねないような大魔法は使ってはダメなのよ」
「そうだったんですか…」
せっかくの自信作だったけど、そういうことなら仕方がない。
あの魔法はしばらく封印するしかないようだ。
「それで、ここからが本題よ。
 本人の魔力に見合わない魔法では単位として認めるわけにはいかないの」
「え? それじゃ私、留年しちゃうんですか」
実技試験の単位数は他の試験よりもずっと多く、これを落とすとそれだけで進級判定に引っかかってしまうのだ。
私が青くなって詰め寄ると、先生は苦笑する。
「落ち着いて。確かに単位としては認められないけど、魔法の質が素晴らしかったのは確かよ。
 だから、補修としてある事項をクリアできるのであれば、単位をあげましょう」
「本当ですか! ありがとうございます!
 で、その補修って何をすればいいんですか?」
最悪の事態は避けられそうだと私はホッとした…のだが。
710名無し調教中。:2007/09/17(月) 23:36:49 ID:EtJrQe1v
「太りなさい」
「はい?」
「太りなさい。今のあなたの体重では、魔力が上がってもそれを蓄えるだけの容量が足りないの」
「ええ? でも、これでも最近は結構太ったほうで…
 ていうか、魔力が上がれば自然に太るんじゃないんですか?」
「ある程度まではそうよ。でもね、あなたは今魔力の成長期に入っているの。
 もし魔力の伸びが体の膨張を上回ってしまったら、体が内側から弾け飛ぶことになるわ。
 もちろん死ぬわね」
とんでもないことをサラリと先生は言ってのける。ある意味留年以上に最悪の展開になってきた。
「う…それはちょっと…」
「でしょう? だからあらかじめ、体のほうに余裕を持たせておくの。わかったかしら?」
「はあ…わかりました…」
流石に死ぬよりは太った方がマシだけど、それにしても他に方法はないものかと私は憂鬱な気分になる。
「あの、それでどれくらい太ればいいんでしょうか?」
「そうね。重要なのは体重よりも体積なんだけど…
 リリアンさんのスリーサイズは今いくつかしら?」
「…言わなきゃダメですか?」
「ダメよ」
「…上から81、66、82です…」
一般社会なら間違いなくセクハラで訴えられそうな質問だが、この場合は仕方ないのかもしれない。
恥ずかしいのをぐっと我慢して、私は先生に最重要機密事項を伝える。
「そう。それならバストとヒップは90台、ウエストは80台を目標に頑張って」
「なんかウエストだけハードル高くないですか?」
「そこが一番肉が付きやすくてやせにくいからよ。
 それじゃ、急に太るのも難しいでしょうし、期限は進級判定の日としましょうか。
 まだ2ヶ月ちょっとあるし、大丈夫よね?」
「はい…」
不承不承私は頷く。
ああ、さようなら、私の痩身…
711名無し調教中。:2007/09/17(月) 23:38:15 ID:EtJrQe1v
セビル先生に太るように言われてから、はや3週間が経過した。
その間、私は太るための努力を…食っちゃ寝することを努力というのかは知らないけど…行なってきた。
その甲斐あって、私の体重は順調に増え続け、体のいたるところに脂肪がまとわりついてきた。
アゴは2重アゴへと変化しつつあり、おっぱいは2カップ大きくなった。
特に顕著なのおなか周りで、薄めの辞典ほどもある厚さの脂肪が指でつまめるようになった。
この体型ではもうぽっちゃりなんて可愛い言い方はできないだろう。
おまけに、太った体を動かすのが億劫で、徐々に出不精になってきている。
戦闘に駆り出される魔女としてこれはマズい。
心までもがデブに染まってきているようで、自己嫌悪することが多くなった。
「ねえリリアン。ちょっと買ってきて欲しいものがあるんだけれど」
そういう私の心を知ってか知らずか、お師匠様が私に買い物を命じる。
こういう雑務も弟子の仕事のひとつなので、拒否することもできず、私は買い物に出かけた。

「ふう…暑いなあ」
買い物の帰り道。
額の汗を拭いながら私は往来を歩いていた。
ホウキに乗ってかっ飛ばしたいところだが、見習いのうちは学校以外でのホウキ乗りは禁止されているのだ。
「それにしても…あの店の人も随分太ってたなあ…」
先ほど行った店には魔女と思われる店員がいたのだが、これまた立派なデブだったのだ。
着られるものが他にないのかその店員はジャージを着用していたが、
女としての身だしなみを放棄しているように見えてあまり楽しいものではなかった。
「私はああはなりたくないな…」
たとえデブになっても、おしゃれだけは続けていきたい。
可愛いデブを目指そう、と私は誓った。


今日はここまで。次回で終わる予定。
712名無し調教中。:2007/09/17(月) 23:49:52 ID:akP08V4L
GJ!
713名無し調教中。:2007/09/18(火) 06:36:53 ID:t9RkrD4G
これは将来文字通り大物になるフラグ
714名無し調教中。:2007/09/18(火) 09:16:22 ID:x+leox7z
>>711
GJ!!!!
715名無し調教中。:2007/09/18(火) 21:09:34 ID:mMG/xjjZ
>>567 >>711
>次回で終わる予定。
乙。

もうちょっと続けて欲しい気もス。でも、最終話も見たい。
悩やましいね、これ。

716名無し調教中。:2007/09/20(木) 00:13:54 ID:PxNa2MpA
割って入るような形で悪いのですが、私も今SSの案をまとめています。

下手くそな文章なのでかなり不安です、、、まともに書き込めるか
717567:2007/09/20(木) 01:13:01 ID:psCCLzQl
>>711の続き。完結編。


「上から95、98、96ね。よろしい、合格よ」
「ありがとうございます」
 進級判定の日。
 私は見事にノルマを達成し、留年を免れることができた。
「これだけ立派な体になれば、もう心配はいらないわ。
 思いっきり魔力を伸ばしなさい」
「…はい」
 セビル先生は褒めたつもりで言ってくれたのだろうが、正直言ってちっとも嬉しくない。
(うう…いつの間にかウエストが1番大きくなっていたなんて…)
 どうも私はおなかに肉が付きやすい体質だったらしい。
 最近はしゃがむだけでもおなかがつかえて苦しくなるほどだ。
 もう怖くて鏡の前に立つことさえできなくなったが、
 さぞかし立派な樽型体型になってしまっていることだろう。
「さあ、これで進級試験も行なえるわね」
「え? まだ何かあるんですか?」
「あら、知らなかったの? ちゃんと掲示板に張り出していたわよ?」
「見てませんでした…」
「もう、仕方ないわねえ。ほら、これよ」
 先生は試験の要項が記入された紙を私に渡す。
 私は急いでその紙に目を通す。
「えーと、つまりモンスターと戦闘すればいんですか?」
「そう。モンスターと言っても訓練用に学園で飼育されているものだけどね。
 勝てば合格。負けても内容次第では合格となることもあるけど、あまり期待しないで」
「わかりました。それで試験は…今日ですか?」
「ええ。もう始まっているわ。あなたは単位が足りるかどうかがわからなかったから
 順番を最後に回してあるの。おそらく夕方頃に順番が来るだろうから、それまで準備をしていなさい」
「はい!」
(ここまでやって留年したらいい笑いものだもんね。がんばらなくっちゃ!)
718567:2007/09/20(木) 01:13:54 ID:psCCLzQl
「――次。リリアン=ドドルゲフさん」
「はいっ!」
 私は元気よく試験官の先生に返事をする。
「いい? 相手を気絶させたり捕縛したりして、
 戦闘不能状態に追い込めばあなたの勝ちよ」
「はい」
「逆にあなたが劣勢になって、
 これ以上は危険と私が判断したらその時点で止めます。
 試験はその時点で終了よ。いいわね?」
「はいっ」
「では、これを体に振りかけて」
 先生は液体の入った小瓶を私に渡す。
 言われるままに液体を体に振りかけると、
 なんとも形容しがたい異臭が体にこびり付いた。
「臭いだろうけど我慢してね。
 それはこれからあなたが戦うモンスターが大好きな臭いなの。
 その臭いを付けていれば、黙っていてもモンスターが襲いに来てくれるわ」
「なるほど…」
「それでは試験を始めます。くれぐれも気をつけてね」
 先生が試験会場である中庭に通じる扉を開ける。
「よーし、がんばるぞ!」
 私は両手でバシっと顔を叩いて気合を入れ、中庭へ進んだ。
719567:2007/09/20(木) 01:14:39 ID:psCCLzQl
「さーて…どこから来るかしら…」
 背の高い樹木に囲まれた中庭は、どちらかというと森林という呼び方のほうがふさわしい場所だ。
 モンスターはこの樹木に隠れながら私を狙っていることだろう。
 私はいつでも戦闘に入れるように腰に下げていた杖を手に持ち替え、慎重に探索を続けた。
「…むっ!」
 私は何かの気配を感じ、頭上を見上げる。
 その瞬間、何者かが木の上から私に襲い掛かってきた。
「!!」
 襲撃者の一撃をとっさに杖で受け止め、そのままなぎ払いつつ杖から光弾を打ち込む。
「グギャッ!」
 襲撃者――人間並の大きさがある猫型のモンスターが光弾の直撃を受けて苦痛の声を上げる。
「この化け猫が試験相手ってわけね」
 杖を構え、私は戦闘体勢に入る。
 一方の化け猫は、一旦距離をとったあとに再び木の上に駆け上った。
 そして次から次へと違う木の枝に飛び移っていく。
「わ、わ」
 あまりの素早い動きに目が追いつかず、私は化け猫の姿を一瞬見失う。
 その隙を見逃さず、化け猫は私の背後に回りこみ、背中に強烈な一撃を叩き込んだ。
「きゃあっ!」
 そのまま覆いかぶさってかぶりつこうとする化け猫をなんとか振りほどき、
 私は急いで近くの木陰に避難する。
720名無し調教中。:2007/09/20(木) 01:15:21 ID:psCCLzQl
「うう…ああやって頭上から襲われたら圧倒的に不利よね…それなら…」
 私はホウキを取り出す。
 ホウキで化け猫のさらに上、上空まで飛んでそこから攻撃してやるのだ。
 しかし、そこに落とし穴があった。
「…え?」
 いくら念じても、ホウキはピクリとも動かない。
「もう、なんで? 飛びなさいっての、このっ!」
 私は地面を思い切り蹴っ飛ばす。
 その反動で、ホウキはふわりと浮き始めた。
「よーし、行けえっ!」
 ここぞとばかりに私はホウキに魔力を送り込む。
 それを受けてホウキもぐんぐん上昇し始めた。
 …が、1メートルほど浮き上がったところで
 ホウキは真ん中から真っ二つに折れてしまった。
 悲鳴を上げる間もなく、私はお尻から地面に落下した。
「あいたた…もう、一体何で?」
 思わず疑問が口をつくが、実のところ原因はわかりきっていた。
 ようするに、この肉饅頭と化した体を飛ばすには
 今の私では魔力不足ということなのだろう。
 いくら留年回避のためとはいえ、少々太りすぎてしまったようだ。
「もう…この試験が終わったらちょっとはやせなきゃ!」
 仕方なく私は地上で化け猫を迎え撃つが、
 やはり不利は否めず、じりじりと押されていった。
721567:2007/09/20(木) 01:16:00 ID:psCCLzQl
「あっ!」
 化け猫の一撃で私の手から杖が零れ落ちる。
 慌てて拾いに行くが、化け猫の方が一瞬早く、杖は化け猫の手によって破壊されてしまった。
「ああ…」
 杖がなくても魔法は使えるが、威力や正確性は格段に落ちる。
 ただでさえ不利な展開なのに、これでは勝ち目はほとんどないと言ってもいい。
(やばい! このままじゃ負ける!)
 負けても即不合格とは限らないとセビル先生入っていたが、今の状況では間違いなく不合格だろう。
(なんとかしなきゃ…なにか方法は…)
 焦っていろいろと考えるが、名案は一向に浮かばない。
 そうこうするうちに再び化け猫が頭上から襲ってきた。
 不意をつかれ、私はその攻撃を真っ向から受ける形となった。
「きゃあっ! こ、こうなったら…」
 突っ込んできた化け猫をしっかりと抱きかかえ、私は地面を蹴る。
 そして空中で反転し、化け猫と私の上下の位置をひっくり返した。
 そして、そのまま化け猫に全体重を浴びせかけながら一気に倒れこむ。
722567:2007/09/20(木) 01:17:49 ID:PBj8lF/w
「くらえっ!」
 推定体重80キロ…ごめん、サバ読んだ。
 多分100キロ近い体重が、加速度をつけて化け猫の体にのしかかった。
  
  ド ス ン 

「ウゴゲガガッ」
 奇妙な呻き声を上げ、化け猫が悶絶する。
 私は一旦腰を浮かせ、もう一度化け猫にボディプレスをお見舞いする。

  ズ ウ ン

「…グウ…」 
 息を吐き出す音にも似た小さな呻き声を最後に、化け猫は失神した。
「や、やった…」
 精魂尽き果てた私は、その場に大の字になって寝転がる。
 するとそこに、試験官の先生が近寄ってきた。
「あ、先生…み、見て下さい…ハアハア…ちゃんとやっつけました…」
 息切れしながらも私が勝利をアピールすると、先生は眉根を押さえ込んで考える仕草をする。
「…確かにあなたの勝ちだけど…魔法はあまり関係ないわよね…?」
「そ、それは、その…魔力が尽きた時に、どう戦うかっていう設定で…ダメ?」
「…まあいいでしょう。でも、次の試験はちゃんと魔法を使って勝ちなさい。いいわね?」
「ありがとうございます…」
 デブでよかった。
 今だけはそう思った。
 でも、後から振り返ると一瞬でもそう思ったのが間違いだったんだと思う…
723567:2007/09/20(木) 01:18:27 ID:PBj8lF/w
 1年後。
 私は無事にエンゲル魔法女学院を卒業し、プロの魔女となった。
 その時点で私の体重は140キロ。
 お師匠様もビックリの肥満体になっていた。
(やっぱりあれが分岐点だったんだろうなあ…) 
 あの進級試験を私は思い出す。
 魔法ではなく、肥満体を武器にモンスターを倒してしまったことで、私の心に変な考えが芽生えてしまった。
 すなわち、「デブもそんなに悪くはないんじゃない?」って考えが。
 そんなはずはない、デブは所詮デブなんだから必要以上に太ることなんかないと思っていても、
 心のどこかでデブを認めてしまう自分がいて、ついつい自堕落な食生活を送るようになってしまった。
 おまけに服装にかける情熱も萎えてきてしまい、可愛いデブになろうと誓った前向きな思いはどこへやら、
 今では一日中ジャージ姿ですごすようになった。

「リリアン…もう少し恥じらいってものを身に付けた方がいいんじゃない?」
 最近ではお師匠様からそんな注意を受けるようにもなってきた。 
 お師匠様に言わせると、私の挙動は同じ女として恥ずかしく見えてしかたがないというのだ。
 1年前は私の方がお師匠様にそういうことを言っていたのに、すっかり立場が逆転してしまった。
(でも、注意されて当然だよね。自分でもだらしないって思うもん)
 私は大きく突き出たおなかの肉をポリポリと掻く。
 夏場になると3段腹で折りたたまれている脂肪が蒸れてしまい、かゆくてたまらないのだ。
 かゆいのはしかたないとしても、せめて人前で掻くのはやめなさいとお師匠様は言うのだが、
 もうそのあたりのことはどうでもよくなってしまったというのが本音だ。
 堕落してしまったなあ、とは思うが、今更自分を律する気にもなれなかった。
724名無し調教中。:2007/09/20(木) 01:21:37 ID:PBj8lF/w
 そして、そんな私は今、とても悩んでいることがある。
 それは近々弟子を取ることになったということである。
 はたして弟子にはどう教えるべきだろうか?
『魔女だから太って当然』と開き直った方がいいのか。
『魔女だからって諦めず、可愛いデブを目指しなさい』と
 私の経験を踏まえてアドバイスするべきなのか。
 どちらにせよ、いつかのお師匠様と同じく、
 痩せていたころの自分の写真を見せるというイベントは行なう破目になりそうだ。
「…っていうか、魔力はそのままで痩せる魔法とかを誰か開発してくれないかなあ」 
 お菓子を頬張りつつ、私は一人愚痴るのであった。

おわり

むう、微妙に鬱っぽいエンドになってしまった気がする…
心のそこからハッピーエンドっていう話を作るのは難しいものだと思い知ったぜ。


>>716
というわけで完結させてもらった。
楽しみにしてるから心置きなく書いてくれい。
725名無し調教中。:2007/09/20(木) 01:33:27 ID:jr9Jc/SS
なに?欝っぽくなってしまった?
それはデブが悪いものだと思ってしまっているからだよ

逆に考えるんだ、「太ることこそ幸福である」そう考えるんだ

何はともあれ乙でした
726名無し調教中。:2007/09/20(木) 07:58:34 ID:R2atwb1y
ttp://theselection.blogspot.com/2006/03/jp-chase-morphs-ahoy.html
kirstenたんと同じようなモデルで、やっぱり太るのね
727名無し調教中。:2007/09/20(木) 19:56:42 ID:fZ15fdeP
>>567 >>724
えぇ?
フツーにコミカルなオチとしか見えないが、作者的には違ったの?
728名無し調教中。:2007/09/20(木) 21:25:45 ID:aix1tvMA
夜叉鴉って漫画の7巻ぐらいに肥満化があったような気がする。
729567:2007/09/20(木) 21:46:18 ID:SMSupALC
>>727
いや、最初に考えてたオチがあまりにおバカで
お気楽な展開だったんでそう錯覚してたらしい。
今読み返してみるとそんなに鬱っぽくなかった。ごめん。
730名無し調教中。:2007/09/20(木) 22:46:25 ID:PxNa2MpA
かなりの緊張を感じる中、SS投下!
(微妙なパクリ多し、しかも序盤は肥満化シーン少なめ)

「・・・ねぇ、おかーさん」
「どうしたの?」
「学校で身体測定があったんだけど、終わったら変なプリントもらったの。
 先生は『両親に見せてね』って言ってたから・・・このプリント読んで
 みてね」
そういうと、女の子は母親にプリントを手渡した。

・・・このプリントが今後の彼女の運命を劇的に変えるものとは知らずに・・・

『聖ユシトヨ学園』
私の名前は莢木香苗(さやぎかなえ)。今年中2になった14歳
だけど今日、私は今までいた中学校を去らなければならなくなった
先日、母にプリントを渡したその次の日、家の中が急にあわただしくなった
「どしたんだろ?」
そういう疑問を感じながらも、忙しいのを邪魔しちゃ悪いよねと思い
何も聞かずにいつも通りにしていた

そんな日が数日続いたある日、クラブを終え学校から出ようとしたとき
先生に引き留められた
「莢木さん、明日で君はこの学校を去らなければならない」
「・・・えっ?」
最初私は何を言われたのか理解できなかった
私は頭の中を整理し当然のごとく異議を唱えた
「なんで私がこの学校をでなくちゃいけないんですか!?」
「君が怒るのも無理はない、だけどね・・・」
その後先生から聞いた話をまとめると以下の内容だった
731名無し調教中。:2007/09/20(木) 22:47:35 ID:MiFV+qtB
>>729
なら、ソッチのバージョンも糖化するんだ!w
732名無し調教中。:2007/09/20(木) 22:56:39 ID:PxNa2MpA
・私の両親が転校届けを出していること
・先生方はそれをあっさりと理由も聞かずに認めたこと
・友達みんなが、明日開催される(らしい)送別会の準備をしていること
といった内容であった
私は両親の勝手な行動に激怒した
「なんで勝手に転校届なんてだすのよ!?しかも私に何も言わず!
 普通何か言うはずでしょ?おかしいじゃない!!」
思ったことを全部口に出して言った後、両親の反応を待つと
「すまない・・・だが、どうしても理由は言えない」
という言葉が返ってきた
信じられない、私はそう思いすぐに部屋に入って寝ることにした

朝を迎え、学校に行くと先生が昨日言っていたとおりみんなが盛大な
送別会を開いてくれた
私は表向き楽しくしていたけど、昨日の件がまだ心に引っかかって
みんなの送別会に感動できなかった
「・・・急なんて、あんまりだよ」
送別会が終わった後、親が迎えにきたのでその帰り道、
わたしは涙を流しながら、そう嘆いていた

翌日
昨日はずっと泣いてて、気づけば朝になっていた
「・・・今日から新しい学校なんだ」
そう口に出すと、昨日の送別会のことを思い出し、悲しくなった
733名無し調教中。:2007/09/20(木) 23:19:05 ID:PxNa2MpA
今日から新しく行く学校は全寮制のかなり規模の大きい学校らしい
家の中が騒がしかったのは私をその寮に入れるための
引っ越し準備らしかった
「何からなにまで、勝手に決めちゃってさ・・・」
親の勝手な行動に嫌気がさした香苗は、寮に入ることを拒まなかった
ふてくされて車の中に乗っていると、その学校へ着いた

「聖ユシトヨ学園、かぁ・・・」
着くと私は、車から降り、親と少し話をした後
「いってきます」
と、告げ校門の中へと行ってしまった
香苗の両親は、香苗が見えなくなった頃、車に戻り、、、父親は涙ぐみ
母親は声を出して泣いた・・・

「ほんと。聞いたとおり広いがっこ、じゃない、学園だね」
香苗はあまりの広さに驚きながら、今日入るらしい転校生が集まる場所
校庭へと足を運んだ
歩きまわってやっと着いた校庭には多くの転校生たちが集まっていた
「こんなに、転校生がきてるんだぁ・・・なんか不思議な感じ
 それに転校生って女の子ばっかり」
そぅ、校庭に集まっているのはほとんどが女子なのだ
男子もちらほら見えるが、たぶんここの生徒だろう
見知った顔もいない香苗は、誰かいないかと校庭の中を歩き回った
すると
「・・・ねぇ、あなたナカ中の生徒じゃない?」
と後ろから声をかけられた
振り向くと、見知った顔ではないが同じ中学の人がいた
734名無し調教中。:2007/09/20(木) 23:27:38 ID:PxNa2MpA
「あなたは?」
私はそぅ尋ねた
「私は瀬川渚(せがわなぎさ)、あなたの名前は?」
「莢木香苗です。」
簡単な自己紹介をした後、同じ中学と言うだけで中々盛り上がってしまった
聞くと、渚さんは三年生で先輩らしいけど、身長もそんなに高くなくて
幼さの残る顔立ちしてるから、失礼だけど先輩に見えなかった
あれこれと話していると、校庭に設置してあるスピーカーから
アナウンスが流れた

「生徒の皆さん、ようこそ聖ユシトヨ学園へ♪私たちは
 あなたたちを歓迎します」


今日はここまでです。前振りだけでかなり長くなりそうな予感がorz
735名無し調教中。:2007/09/20(木) 23:36:24 ID:jr9Jc/SS
メモ帳かなんかに書いてから投下するといいよ
736名無し調教中。:2007/09/21(金) 00:53:02 ID:xtaKIEaR
>>730
乙。
前振りが長いと思ったら、書き上げた後にすぐ投下せず
1日待ってから読み返してみるといいかも。
書いてるときはテンション上がりまくりで省けなかった文章が、
時間をおいてみると意外に削れたりするもんだよ。
737567:2007/09/21(金) 01:14:05 ID:aMMr1Jn6
>>567と並行して書いてたSSが完成しちゃったので投下してみる。

<1>

 そこはこことはちょっと違う、魔法の使える世界。
 魔法が科学と同じように存在し、現代社会に根付いた世界。
 魔法は必修科目のひとつであり、程度の差こそあれ学べば誰もが魔法を使える。
 これは、そんな世界で起こったひとつの事件のお話である。

「ねえねえ、見て! やっとCカップに届いたの!」
「凄いねー。私はまだBになったかどうかってとこだよ」
「2人ともわかってないねえ。重要なのは胸の大きさじゃないの。見よ! この細い腰回り!」
 とある高校の女子更衣室で、女子生徒達の笑い声が響いていた。
 最近この高校――と言うよりこの世界では、ある魔法が大流行していた。
 それはずばり、豊胸魔法と痩身魔法である。
 当たり前の話であるが、必要以上の栄養を摂取し続ければ、過剰な栄養が脂肪に変換されて身体に蓄積される。
 豊胸魔法を使えば、その無駄な脂肪を胸に集中的に蓄積させることで、無理なく胸を大きくすることができるのだ。
 一方、痩身魔法は、蓄積した脂肪を溶解してしまう魔法である。
 さらに、その溶解した脂肪を胸に移動させ、再び凝固させることで豊胸の材料とすることも可能だ。
 これらの魔法は特に副作用もなく、複雑な手順も必要としない。
 高校生レベルの魔法知識があれば誰にでも使用可能である。
 この3人も、せっかく習ったのだから使わなきゃ損とばかりに、早速自分の身体に魔法をかけてみたのであった。
 幸い魔法は上手く効力を発揮してくれたようで、個人差はあるもののそれぞれに嬉しい結果をもたらしてくれたようだ。
「へへっ、この調子でゆくゆくはGカップの爆乳に…」
「えー、それ大きすぎじゃない? 私はDくらいでいいや」
「私はやっぱ胸より腰ね。もっと絞ってやるんだから!」
 いつ、どこの世界でも女の子が興味を持つ分野は同じなのであった。
738名無し調教中。:2007/09/21(金) 01:15:34 ID:aMMr1Jn6
<2>

 国会図書館・魔法技術情報室。
 この部屋には新旧あらゆる魔法に関する書物が所蔵されている。
 その中でもとりわけ重要なのが魔法大全とよばれる本だ。
 ある新しい魔法が開発されると、その魔法の発動に必要な呪文や生贄などが
 自動的にこの魔法大全に記されていく。
 そして、これがとりわけ重要なのだが、魔法大全がなんらかの理由で破損した場合、
 破損した箇所に記されている魔法はその効力を失ってしまうのだ。
 なぜそんなことが起こるのかは誰も知らないが、
 そういう事情があるために魔法大全は厳重に保管され、
 破損箇所がないか定期的にチェックされることになっている。
 そして今日もまた――

「…よし。異常なし。君、大全をしまっておいてくれ」
「はい、室長」
 情報室長が魔法大全のチェックを終え、秘書に片づけを命じる。
 ここまでは何の問題もなかった。
 が、この片づけを命じられた秘書はどこか危なっかしい人間だった。
 今回も本人としては丁重に扱っているつもりだったのだが、
 運んでいる途中にうっかり蹴躓いて魔法大全を床に落としてしまった。
 さらに間の悪いことに、ページが開いた状態で落ちた大全を
 自分の足でしっかりと踏みつけてしまったのである。
「あ!」
 慌てて拾い上げた時にはもう遅かった。
 そのページ――豊胸魔法と痩身魔法について記述されたページには、
 くっきりと足跡がこびり付き、ところどころ文字がかすれて読めなくなっていた。
「ど、ど、どうしよう…なんとかしないと…」
 普段から細かいミスを連発している秘書にとっては一大事である。
 バレないように何とか誤魔化したい。
 その一心で、誰にも相談することなく、こっそりと大全のページの補修に取り掛かった。
739567:2007/09/21(金) 01:16:19 ID:aMMr1Jn6

「…ふう。これでいいかしら?」
 2時間後、努力の甲斐あってなんとか外見は修復することができた。
 文字のかすれも一見すればわからない程度に誤魔化せている。
 今日チェックが終わったばかりだし、これなら当分の間はバレずにすむだろう。
 秘書はホッとして大全を保管庫に収納した。
 …もちろん、この後の騒ぎを考えればこの時素直に報告して謝っていたほうがまだマシだったのだ…

<3>

 秘書が魔法大全を踏んづけてから1ヶ月が経った。
 某高校では例の3人組が今日もおしゃべりに花を咲かせているのだが…
「なんか最近胸がやせちゃってさー」
「ゆうちゃんも?  私もちょっと減り気味なんだよね…」
「減るだけならまだいいじゃん…私少しお腹がだぶついてきちゃったよ」
 どうも最近は魔法の効きが悪いらしく、3人の表情は暗い。
「ていうかさ、うちらだけじゃなくってみんな調子悪いみたいだよ」
「あー、そうらしいね。エリちゃんも太ったって言ってた」 
「そういうのならあたしも聞いたよ。
 A組の時任さんっているじゃん? 学年1の巨乳の。
 最近急に胸が減ったんだって。FはあったのがDに近いところまで減ったらしいよ」
「わ、悲惨」
「んー…魔法かけたからって皆してちょっと油断してたんじゃない? 
 食生活とか見直した方が良いんじゃないかなあ」
「そうだね。魔法以前に、まず普通の生活をしっかりしなきゃ」 
 妥当な結論に落ち着く3人。
 しかし、実際の状況はそのような方法では改善できないところまで来ていたのであった。
 大全に不備があるにも関わらず、何万人もの人間が豊胸魔法や痩身魔法を使い続けていたため、
 魔力の逆流による魔法の逆作用が少しずつ始まっていたのである。
 そしてまだ誰も気付いていなかったが、その逆作用は間もなく一気に噴出する運命にあったのだ。
740567:2007/09/21(金) 01:18:40 ID:aMMr1Jn6
<4>

「それでは発表いたします! 
本年度のミス・フィダジンは、エントリーナンバー3番・山口瑞希さんです!」
 歓声が上がり、ストロボのフラッシュがあちこちで炊かれる。
 ミス・フィダジンとは年に1回開催される、国内有数のミスコンテストである。
 その歴史は長く、数々の有名アイドルや女優を輩出していた。
 今年のミスフィダに輝いた山口瑞希は、最近の巨乳ブームの流れに反して実に慎ましいAカップ。
 しかしそのスレンダーな肢体とシミひとつ無い美しい白い肌が評価されてのグランプリであった。
 壇上でにこやかな笑顔を振りまく瑞希。
 その時、ついに異変は起きた。

「…ん?」
 最初に気付いたのはカメラマン達だった。
 ファインダー越しに見る瑞希が心なしかふっくらとしているように思える。
 カメラマン達も初めは単なる錯覚かと思っていた。
 しかし、うっすらと浮いて見えていた肋骨がいつの間にか肉に埋もれて見えなくなり、
 ボトムビキニの縁の上に腹肉が乗り上げ、見ようによってはやや怜悧な印象さえ与える小顔が
 愛嬌のある丸顔に変わる頃にはその変化を疑う者はいなくなった。
 そしてその変化は瑞希本人も気付くところとなった。
「え、え、何?」
 自分の腕が、足が、見る見るうちに太くなっていく。
 特に腹回りは物凄いスピードで膨張し、自慢の細くくびれたウエストが
 あっという間に相撲取りを思わせるほど恰幅の良いものへと変わっていく。
 細い紐で止めていた水着は圧力に耐え切れず、ブチンという鈍い音を立ててちぎれてしまう。
「い、いやだっ、これ何なのっ!」
 わけがわからずに瑞希は悲鳴を上げるが、周りの人間はもっとわけがわからない。
 ミスフィダに選ばれた美しい少女が肉に埋もれていく様をただ眺めていることしかできなかった。
741567:2007/09/21(金) 01:19:19 ID:aMMr1Jn6
 変化が起きたのは瑞希だけではない。
 その場にいた他のミスフィダ候補者達にも、劇的な変化が起こっていた。
 ちょうど瑞希の隣にいた準ミスフィダの浅川香子は、瑞希の変化を間近で見ていた。
 驚愕のあまりしばらく呆然としていた香子だったが、ふと自らの身体に違和感を感じた。
 香子は瑞希とは全く逆のタイプのぽっちゃり型。
 その魅力はグラマラスな身体であり、Hカップの巨乳は今回のミスフィダ候補者の中でも随一の大きさであった。
 その大きさゆえに視界を遮られてしまい、屈みこまないと自分の足元が見えないほどだ。
 しかし今、香子が視線を下に落すと、自分の足元をはっきりと確認することができた。
「…ええ?」
 そこには真っ平らな胸板があるだけだった。
 圧倒的な存在感を持ってそびえ立っていたはずの香子の乳房は完全に消え失せ、
 引っかかりのなくなったストラップレスタイプの水着が腰の辺りまでずり下がっているのが見えた。
 慌てて水着を胸元に持ち上げようとした香子だが、今度は何かが引っかかってしまって動かせない。
 よく見ると、いつの間にか膨れ上がった腹の肉が、水着を押し上げて食い込んでいた。
「嘘…なんでこんな…」
 必死に水着を直そうとする香子だが、食い込みはどんどんきつくなっていくばかり。
 数分後には、香子は再び足元が見えなくなっていた。
 ただし、今の香子の視界を遮っているのはHカップの乳房ではなく、異様に張り出した腹の肉だった。
742567:2007/09/21(金) 01:19:50 ID:aMMr1Jn6
<5>
 さて、この突如の肥満化現象は、ミスフィダの会場に限って起こったものではなかった。
 とあるテニスコートでは、女子高校生を対象としたテニスの大会が開催されていたのだが、
 怪我人が続出したために救急車が出動する騒ぎとなった。
 プレイの途中で急激な肥満化が起こったために、
 肉離れを起こしたり靭帯を痛める選手が次々に出てしまったのだ。
 駆けつけた救急隊員たちは、全くサイズの合わないウェアに身を包んだ
 肥満体の女子学生達を汗を流しながら搬送することになった。
 また、テニスコートに併設しているプールでは、肥満化が起こったタイミングがちょうど
 事故防止のための休憩時間と幸運にも重なっていたために、怪我人や溺れた人間は出なかった。
 しかし、可愛らしい女性がぶくぶくと膨れ上がって雪ダルマのような体型に変わる光景は、
 目の保養に来ていた男性陣にトラウマを残すこととなった。

 この他にも様々な場所で肥満化現象は起こっていた。
 肥満化の被害者に共通しているのは女性であること、そして、
 豊胸あるいは痩身魔法の経験者ということだった。
 警視庁の魔法科学対策課がこの事実を突き止めたのは事件が起こってから2日後のことであり、
 さらにその翌日には魔法大全の不備が発覚した。
 魔法大全には直ちに補修が施され、それ以上の被害の拡大は食い止められた。
 しかし、時既に遅し。
 実に女性の9割以上が肥満化してしまったあとであり、
 女性陣はすっかりたるみきった自分の体にむせび泣くばかりであった。
743567:2007/09/21(金) 01:20:54 ID:aMMr1Jn6
<6>

「おはよー。ねー、ちょっとはやせた?」
「ううん、まだ全然。ていうか、むしろ太り気味だよ」
「あんたも? 実は私もなのよ」
 事件から2ヶ月。
 例の3人組は、今日も今日とておしゃべりに花を咲かせていた。
「なんか太ってからごはんがおいしいんだよね…ついつい食べちゃうんだ」
「そうそう、胃袋も大きくなってるのかな?
 食べても食べてもおなかが空いちゃうんだよね」
「やっぱみんな同じかあ。なんか私、最近開き直ってきちゃったよ。
 美味しいもん食べて何が悪い!みたいな」  
 あはは、と笑いあう3人。
 デブの生活がすっかり板についてきて、価値観も変わってきているようである。
 
 実のところ、価値観が変わってきていたのはこの3人組に限った話ではなかった。
 事件が起こってからしばらくは太った体に嫌悪感を抱く女性ばかりであったのだが、
 時が経つにつれて太った体も悪くないと考える女性が増加してきたのである。
 痩せていた時には食べたくとも食べられなかった高カロリーの食事。
 痩せていた時には頭が痛くなるほど気を使っていた体重の数値。
 痩せていた時にはどうしても意識せずにはいられなかった男性の視線。
 こういったことに全く気を使わずにすむデブの生活は、意外に快適ではないのか?…というわけである。
 もちろん、世の男性陣は女性陣のそんな意識変化を危険視し、
 あらゆる手を尽くして女性を痩せさせようと奮起しているが、今のところ効果は薄い。
 何せ9割以上の女性がデブと化しているわけなので、右を向いても左を向いてもデブばかり。 
 誰もが太っているのならそれが普通になるわけで、女性からすればわざわざ苦しい思いをしてまで
 痩せなくたっていいじゃないか、と思ってしまうのである。
744567:2007/09/21(金) 01:23:58 ID:aMMr1Jn6
 …結局、この20年後に1人の偉大な魔法使いが改良版の痩身魔法を開発するまで、
 女性のデブ化は解消されることはなかった。
 そしてこの時代を生きた男性陣は、自分達の青春の時代を語る際に必ずこの言葉を発したという。
 『実に熱い、というか暑苦しい時代だった』と。
 
 おわり
745730:2007/09/21(金) 06:54:34 ID:LmIz2nQE
ご指摘ありがとうございます
初めてのSS投下だったので、早く書き上げないとという考えで
頭がいっぱいでしたが、次からは慌てることなく
じっくり考え見直しながら書き込んでいきます
746名無し調教中。:2007/09/21(金) 14:49:47 ID:Dt/fCFWn
>>567
筆が早いなあ、乙!
胸は貧しく腹は豊かにって悲惨だなw
747名無し調教中。:2007/09/21(金) 15:22:41 ID:QdATU1Xb
お久しぶりです。姉です。SS書きの皆さんgjです。

とりあえず前回までのあらすじ→「妹が間近に迫った身体測定に慌てる」

結論から言うと、妹の体重は減ってました。これでは「妹が太ってなかったら罰ゲームで姉が太れ」を実行しなければならない、と焦る私。
しかし、神は私を見放してはいなかった。
お忘れの住人もいるかと思いますが妹は高校時代は運動部で結構鍛えていたんです。
要するに「脂肪は筋肉より軽い」ってことじゃないでしょうか。そうに違いない。
748名無し調教中。:2007/09/21(金) 16:32:23 ID:TOpFDfoO
>>747
私は、ずっと待っていました
妹が減らなかったのは、とても残念です。
さぁお姉さん、太りましょう。
749454:2007/09/21(金) 22:21:46 ID:tsritTLW
SSが多くて潤ってますね。
みなさんGJです。

>>699続き


<From the viewpoint of RIO>

リハビリルームで筋トレ。ガラス張りとそうでない部屋の2種類あるんだけど、
今日はガラス張りの方で。

ガラス張りだと外がよく見えて楽しい。
検査に向かう人や付き添いの人。忙しそうな看護師さんたち。

あ〜、あの子さっきの子だ…

待合室で見た太った女の子が近付いてくる。検査だろうか。
菜緒ちゃんって言うんだっけ、あの子…そういえば、菜緒はどうなったんだろ。
同じ名前の彼女に、自然と目がいってしまう。

…菜緒!?

丸い体。太い手足。失礼だけど、デブ以外の言葉が見つからない。
しかも、張りのないだらしないデブ。

…まさか。こんなにあの薬品が効いてしまうなんて…
どうしよう…

750454:2007/09/21(金) 22:27:05 ID:tsritTLW
<From the viewpoint of NAO>
家に帰ってきて、ベッドに倒れ込む。ギシッという音がして、ベッドが沈む。
今日は1日検査だった。血液検査の結果は明日出るらしい。でも、病気は発見されないだろうとのことだった。
筋肉が落ちているということだけは分かったが、なぜ筋肉が落ちたのか…それが分からない。

『運動はしていますか?』
『タンパク質は摂取していますか?』

してるよ!!そう怒鳴ってやりたかった。
とりあえず、血液検査の結果を待つことに。
運動なんかやったって無駄なのかな…。

立ち上がり、鏡の前に立ってみる。本当に筋肉がない。脂肪も、もう少し張りがあればキレイに見えるだろうに…
重力には抗えずに、だらしなく垂れている。胸もお尻も、お腹も。
自分が持つ中で1番大きな服を着てみたものの、それも無理矢理着た状態。
服がきつすぎてイヤになり、ジャージに着替える。

力を入れてジーンズのボタンを外すと、自動ドアむたいに勝手にファスナーが下りた。
行き場を失い、仕方なくジーンズに乗っかっていた脂肪が、嬉しそうに震え、垂れ下がる。
大きく息を吸ってお腹をひっこめ、力いっぱいジーンズを下ろした。
圧迫がなくなり、ジーンズを穿いていたときよりも足が太く見える。お腹にはジーンズの型がつき、足は汗でべたべた。

あれ??ジーンズを脱いでも下着が見えない。ジーンズと一緒に脱げてしまったの??
いや、下着が脱げたわけじゃなくて…

垂れ下がった厚いお腹の脂肪に阻まれて、視界にほとんど入らないのだ。
かろうじて見える体の外側の部分は、これでもかというほど引き伸ばされ、ちぎれそうになっている。

…これが私…

体重こそまだかろうじて60kg台を保っているけれど。見た目はただのデブ。
自然と涙が零れていた。どうして…こんなことに…
751454:2007/09/21(金) 22:28:01 ID:tsritTLW
<From the viewpoint of RIO>

仕方ないじゃん、こんな風になるとは思ってなかったんだもん。

お風呂に浸かり、ダンベルを上下させながら考える。
リハビリの一環として習慣になってる筋トレ。今日は全く集中できない。

やーめた。
今日は病院でトレーニングしたし、もういいや。

にしても…
菜緒の太り方、普通じゃなかった…
あの薬品があんなに効くとは…早く回収しないと!!
私はこんな結果を望んでたわけじゃない。
薬品の回収を決意してお風呂から上がる。サッカー部の練習予定を聞かなきゃ。

752454:2007/09/21(金) 22:29:46 ID:tsritTLW
<From the viewpoint of NAO>

昨日と同じジーンズを無理矢理穿き、父親のティーシャツを着て私は病院にいた。
穿けるボトムはこれしかない。そのジーンズですらも、昨日よりキツイ気がする。

血液検査でも特に病気は見つからなかった。
健康的にも問題はないらしい。いや、肥満以外は問題ないらしい。

私はただのデブ。そういうことだ。

『気がつかない間にたくさん食べているんでしょう。運動が不足しているんでしょう。』
先生が言う。私は必死に説明する。
『でも…食事バランスも考えていますし…運動もっ。』
『気付かない間に間食しているものですよ。』
『でもっ…』
『肥満患者さんはよくそう言われます。が、実際食べ過ぎていることがほとんどです。』
笑顔で先生は言った。でも、目は笑っていない。
『急激に太ったんです!おかしくないですか!!』
泣きそうだ。声が震える。
『とにかく、もう一度生活を見直してみましょう。私も症例を捜してみますので。』

医者は私を他の肥満患者と同じだと思ってる。急激に太った事実も気のせいだって思ってる。
信じられないのは分かるよ、私も信じられないもの…

…私が何をしたって言うの??

重い気持ちで、重い体で、私はサッカー部の午後練習に向かった。
753454:2007/09/21(金) 22:31:16 ID:tsritTLW
<From the viewpoint of RIO>

久々の外は暑い。お昼の2時って1番暑い時間じゃん。
今日はサッカー部は午後練習とのこと。練習が始まったこの時間に更衣室にやっ
てきた。

大丈夫、誰もいない。

更衣室に入り、ロッカーに向かう。
体育館のロッカーを使っているので、鍵はかかっていない。
自由に出入りができるようになっている。

菜緒のロッカーは…

今までと私が使ってたロッカーの隣が菜緒のロッカー。
鞄とキレイに畳んだジャージが入っている。

ジャージ?まだ練習行ってないの?でも、鞄あるし…
まぁ、良いか。

鞄の中のポーチにサプリメントが入ってる。
私はサプリメントを取り出し、買っておいた同じサプリメントと入れ替えた。
754454:2007/09/21(金) 22:33:30 ID:tsritTLW
<From the viewpoint of NAO>
はぁ…はぁ…

練習が終わって部室へと歩く。全身の脂肪が揺れるのにも慣れてきた。
かなりしんどい。今まではこんなことなかったのに。

ふぅ…ふぅ…

息があがる。大量の汗をかく。
やっとの思いで部室前までくると、中から声が聞こえてきた。

『菜緒ってデブになったよな〜』
『何kgくらいあるんだろな。
『俺らより重かったりして!!』
部員の話し声が聞こえる。
『菜緒さんいつも私たちの前で体重計のってたのに、乗らなくなったんですよ〜』
マネージャーの声。
『そりゃ、乗れないだろ。100kg越えてたりして。』
『『あはは、まさか〜』』
みんなの笑い声。

病院だけじゃない。部活の中ですら私はただのデブなんだ…
私は悲しくて、空しくてその場に座り込んだ。

ビリッ…

音を立ててジャージが破れる。今日買ったばっかりのワンサイズ大きいジャージなのに…

今すぐにでもここを立ち去りたくて。みんなに見つからないように立ち去りたくて。
私は重くなった体を起こす。破れたお尻がなんともなさけない。

頑張ってるのに…運動なんてしても、無駄なんだ…
755454:2007/09/21(金) 22:34:18 ID:tsritTLW
<From the viewpoint of RIO>

無事に薬品を回収できてよかった。
誰にも見られなかったし、ばれてないだろう。

私はみんなが帰った実験室で、回収したサプリメントを見て考えていた。

回収したからって、やってしまったことがゼロになったわけじゃない…
あれだけ太ってしまったんだ…何か、痩せる手伝いをしなくちゃ。

菜緒の食事量や運動量は変化していないはず。
だから、あの薬品の摂取をやめれば、ゆっくり痩せていくはずだ。
あの薬に持続性はないから。
でも、そのダイエットを手伝うことができるはず。
つまり、筋力上昇に関する薬品を作ってみようということだ。

私は、レポート用紙に、次々と試薬や作用機構を書いていった。
756454:2007/09/21(金) 22:35:22 ID:tsritTLW
<From the viewpoint of NAO>

更衣室から荷物だけをひったくり、家に逃げるようにして帰宅した。
もちろん、この体じゃ、何からも逃げられない程度のスピードしかでないけど。

部屋のベッドの上で声をあげて泣き続ける。泣いてても仕方ないってわかってる。

パサッ…

私の前に何かが落ちてくる。
あ…今日の運動…
ダイエットのために、壁に運動ノルマを貼付けていた。それがはがれて落ちてきたのだ。
紙の存在を思い出し、今日は午前が病院でまだ達成していない事実に気付く。

…運動なんてやっても無駄よ…

ノルマ表をくしゃくしゃに丸め、ごみ箱へと投げる。丸めた紙がごみ箱のふちに当たり、ごみ箱が倒れてゴミが散らばる。
なにもかもがうまくいかない。
私は努力してるのに…

なにもかもが面倒になって、私はそのまま寝てしまった。
ゴミも片付けず、お尻が敗れたジャージのままで。
757454:2007/09/21(金) 22:37:27 ID:tsritTLW
<From the viewpoint of RIO>

太らせる薬品はあんなに簡単にできたのに…

私は苦戦していた。
警備員に学校を追い出されるまでは学校で、帰宅後も机に向かって考え続ける。
帰宅中だって、ご飯中だって、お風呂だって。片時もレポート用紙を離さず、考
え続けていた。
レポート用紙に新しい作用機序を仮定し、そんな薬品が調合できないか考える。
あぁ…これもダメだ。体に大きな副作用が出てしまう。
そりゃあそうだ。簡単に痩せる薬品が作れるなら、誰かが作って販売してる。世
界中のみんなに愛用されて、大金持ちだ。

…ん?まてよ?
そうか、世界中のみんなに…か。


とりあえずここまで。
今日中に完結しそうです。
758名無し調教中。:2007/09/21(金) 23:08:52 ID:iEVuYCDS
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm808806
ニコ動だけど新ビックリマンの肥満化芋の話。
肝心の女の子は未遂だけどな…
759名無し調教中。:2007/09/21(金) 23:28:53 ID:SZPOvuA5
>>757
乙。
567氏のSSでも思ったけど、脂肪で自分の足元が隠れるってのはいいねえ。
肉塊レベルでないのにそういうことが起こると
いかにもだらしない太り方をしたって感じで凄く萌える。
760名無し調教中。:2007/09/22(土) 12:54:59 ID:r9DoksUp
>>757
GJ! 最終回にも期待してるよ。
なんか世界中を巻き込みそうな展開でwktk
761454:2007/09/23(日) 00:59:38 ID:5YMON8ot
残念ながら世界は巻き込めませんでした・・・
でも、利緒がその気になれば、世界の女性を太らせられますよね。。。

<From the viewpoint of NAO>

朝起きて、そのまま寝てしまったことを後悔した。
ごみ箱は倒れたままだし、部屋は散らかってるし。
お風呂どころか、着替えてすらいない体はとてつもない臭いを発している。
ジャージは敗れたままだから、今日の部活で着る服がない。

もうやだ…

私は、体調不良で部活を休むとだけメールをし、もう一度眠りにつこうとした。

ぐぅ…

お腹の音。
そうだ…昨日は夕飯食べてない。
夕食を抜いた事実に気付くと、余計にお腹がすいてきた。
何か食べるもの…
ふらふらと冷蔵庫へ歩み寄り、食べ物を漁る。

おいしい…

私は冷蔵庫の前に座り込み、一心不乱に食べ続けた。
食べていれば、いろんなことを忘れられた。

762454:2007/09/23(日) 01:01:11 ID:5YMON8ot
<From the viewpoint of RIO>

気付けば朝になっていた。
痩せる薬をつくるMethodが完成した。

世界中の肥満者を痩せさせる薬。
そんなものができるはずがない。そんなものは作らなくていい。
要は菜緒が元の体型に戻ればいいのだ。

菜緒は私の作った薬で太った。
世の中の肥満者によくある怠惰な生活や暴飲暴食が原因じゃない。
つまり、菜緒のきっちりとした食生活と運動が、効果的に痩身へと結び付けばいいだけのだ。
菜緒の好きな食べ物や嫌いな食べ物を思い出し、栄養素や薬品を調合する。
菜緒のための薬品、筋力アップと脂肪燃焼のための薬品の完成だ。
運動の効果を100%、いや、200%以上に引き出す薬品だ。
763454:2007/09/23(日) 01:02:34 ID:5YMON8ot
<From the viewpoint of NAO>

気が付くと、夜になっていた。
冷蔵庫の中身を食べつくし、そのまま床で寝てしまったようだ。
食べカスやゴミが辺りに散らばっている。

あぁ…また太ってるんだろうな…
普通にしていても太るんだ、あれだけ食べればどれだけ太るんだ…?

そんな不安が頭をよぎる。現実を見るのが怖くて動くことができない。
怖くて、どうしていいのかわからなくて。
不安に押し潰されそうになったとき、足元のチョコレートに気付いた。

甘い…幸せだ。

女の子なただいたいが、チョコレートで小さな幸せを感じられるだろう。
でも、私が感じたのはそんな小さな幸せではなかった。
不安からの開放。食べ物にはそんな力があった。

ダイエットは、また明日からまた頑張ればいいんだ。
764454:2007/09/23(日) 01:03:57 ID:5YMON8ot
<From the viewpoint of RIO>
予定以上に時間がかかってしまった。
途中で薬剤の調合ミスをしてしまい、薬品が足りなくなってしまったのだ。
調合を始めてから3日後の朝、やっとお目当ての薬品が完成した。

まぁ、太る薬品自体は回収してあるから、しばらくは何もしなくても痩せるんだけど。
代謝が正常化し、運動すらなしに普通に食べていても痩せる。今の菜緒はそんな状態だ。
むしろ、2、3日は運動というキーワードが必要なこの薬品を摂取しない方がいいのかも。

ふぁぁ…

眠い。そういえば寝てなかったな。
菜緒も今はこの薬が必要じゃないだろうし…
私は実験台を片付け、ゼミ室で仮眠をとることにした。

チャラ〜♪

流行りの音楽が流れる。携帯が私を眠りの世界から引き戻す。

『もしもし…』
眠くて少し機嫌が悪い私。電話の声はそんな私には気付かない。

『利緒、菜緒が部活に来ないんやけど…何か知ってる?』

…菜緒が部活にこない!?
あのストイックな菜緒が…信じられない。
まさか、何かあったんじゃ…

『わかった。行ってみる』

眠気はふっとんだ。私は、出来立ての薬品をにぎりしめ、走り出した。
765454:2007/09/23(日) 01:05:05 ID:5YMON8ot
菜緒の下宿先は大学から遠くない。
走りながら、何度も電話してみたが、繋がる前に部屋の前についた。

ピーンポーン。

チャイムを鳴らす。中から返事はない。
しばらく待って、もう一度チャイムを鳴らすが、やはり返事がない。

『菜緒…?』

諦め半分でドアノブを回すと、ガチャリと音がしてドアが開いた。

『菜緒…?大丈夫……?上がるよ…?』

返事はない。
でも、誰かがいる気配と、何か物音が聞こえてくる。
私は少し怯えながら、靴を脱ぎ、部屋に入る。

クチャ…クチャ…

足音を立てずに音の方へと近づいた。なんの音かは分からない。

んっ…臭い…

鼻をつくひどい匂いが漂ってきた。汗や腐った食べ物の混じったような匂い。

クチャ…クチャ…パリッ

音も匂いも奥に進むにつれて、ひどくなっていく。
怖くて仕方なかったけど、私はいつも菜緒のいる、生活スペースのドアをあけた。
766454:2007/09/23(日) 01:11:51 ID:5YMON8ot
『菜緒っ!?』

整頓された綺麗な部屋。全ての物が自分の居場所を自覚していた。
菜緒のきっちりとした性格を映し出すような部屋。

だったはずなのに…
私の目にうつるこの部屋は、ゴミ箱みたいにぐちゃぐちゃで、ゴミが散らかっている。
その中心で、スナック菓子やパン、チョコレートなどのたくさんの食べ物に囲まれている女の子。
彼女が私に気付き、こっちを向く。
脂肪に埋もれて、顔立ちはぼんやりしているけど、それは紛れも無い菜緒の顔だった。
767454:2007/09/23(日) 01:13:07 ID:5YMON8ot
<From the viewpoint of NAO>

運動もせずに食べ続け、寝てしまったあの日を、私は後悔していた。
朝起きて、自分がどれだけ太ったのか…不安で仕方なかった。

でも、鏡を見ても体重を測っても、太った気配がないのだ。
むしろ痩せた気がする。体重計の針も、そう示していた。

食べても太らない。
運動しなくても太らない。

頭の中で、何かが変わった気がした。
768454:2007/09/23(日) 01:15:52 ID:5YMON8ot
<From the viewpoint of RIO>

2種類の薬品を持ち、私は焼却炉の火を見つめていた。
私のせいじゃない…私は、悪くない…

あの日、私は菜緒を正気に戻し、一緒に部屋を片付けた。
お風呂に入るよう促し、その間に大きめの服を調達した。
菜緒は普通の生活を取り戻した。

だけど、菜緒の大きくなった胃は元には戻らなかった。
菜緒は今も順調に太り続けている。体重は100kgを越えたそうだ。
食べる量は増え、重くなった身体を動かすのがつらいようで運動もしない。
運動しないなら、せっかく作った痩せるための薬も意味がない。

…この薬品は恐すぎる…
そう思い、薬品を焼却炉に投げ込んだ。
もう忘れよう…もう薬品はないんだから。

でも、私は科学を嗜む人間なんだ。
自分の研究を無にはできなくて…レポートを捨てることができなかった。

『利緒〜、何してるの?』
巨体を揺らしながら、ゆっくりと近づいてくる菜緒。
『ん〜、ゴミ燃やしてた〜』
私は、菜緒に走り寄る。
どこで売ってるのかは分からない、特大サイズの洋服を纏った友人。
歩くたびに脂肪が揺れ、すぐに息切れをしてしまう。
お腹は突き出てるし、胸は垂れてる。二重顎どころか、顎がない。
食べる量は半端じゃないし、今も何かお菓子を手にしているようだ。
でも、大切な友人だと思う。
769454:2007/09/23(日) 01:17:59 ID:5YMON8ot
<From the viewpoint of ???>

数年後

『ねぇねぇ、ここゴミ捨て場でしょ?』
『ここ、先輩のレポート捨ててあるらしいねん』
数人の女子学生の声が、静かなゴミ捨て場に響く。
『提出レポートはしばらく保管して捨てるらしいよね。』
『じゃあ、名前だけ変えたらそのまま出せるじゃん!』
そう言って、ゴミを漁る彼女たち。
『ん?』
『どうした?何かあった??』
『いや、なんでもない!!』
そういった彼女の手には、数枚のレポート用紙が握られていた。
『太る薬品の作り方…?痩せる薬品の作り方…?』
回りに聞こえないような小さな声で、レポートの題名を呟く。
『ふーん…』
彼女は、ポケットにレポートをしまい込んだ。


これで終わりです。
太った菜緒の描写が少なかったなぁ・・・
利緒が作った薬が、この後出回って世界中に蔓延・・・したら楽しいかも。
770名無し調教中。:2007/09/23(日) 03:13:49 ID:BdcK6U9z
>>769
完成乙です!
体育系の女の子を太らせるというのが個人的にストライクでした。
運動するほど太りやすくなる→ダイエットする気が起きなくなると、
このスレ的には最高の薬ですね。

画像掲示板に菜緒さんと567さんのSSのお師匠様の絵を置いときました。
気に入っていただければいいのですが。
771567:2007/09/23(日) 12:49:46 ID:y8lZOgWs
>>770
ありがとう。自分のSSに絵がもらえるのって初めてだから本当に嬉しい。
絵になると文だけじゃ妄想し切れなかったところがカバーできるからいいなあ。
772名無し調教中。:2007/09/23(日) 21:16:56 ID:r7oTGFzW
ttp://t-walker.jp/sr/adventure/rp.cgi?sceid=3495&sort=update
某PBWのシナリオ。肥満未遂だけどな…
参加者のプレイングは一週間しか見れないから注意。
俺の娘は参加できなかったんだ。
773まとめサイト”管理”人:2007/09/23(日) 21:50:23 ID:d5lyPx4Y
休みが取れたんで更新しますた。
えらい量のSSや絵が投下されててちょい疲れた。
何かミスがあったら報告頼みます。
774名無し調教中。:2007/09/23(日) 22:28:49 ID:syDCFs0I
こんな所で銀雨のリプレイを見るとは思わなかった
775名無し調教中。:2007/09/23(日) 23:17:13 ID:7jMwHQRx
管理人さんおつです。
間が悪い上に今更なネタだけど
チャムチャムSSの挿絵追加。2枚目と3枚目の間で
ttp://www.hp.infoseek.co.jp/h/u/h/huh111/cgi-bin/zzz/h621.jpg
776307 ◆swzAzGBkfU :2007/09/23(日) 23:56:33 ID:1wy/9fVF
>>775
おぉおおお!!すげぇぇええええ!!
マジでGJですTHXです感動です!
777まとめサイト”管理”人:2007/09/24(月) 00:05:32 ID:j35eYOQf
>>775
せっかくなので更新しておきました。
どうもありがとうございます。
778730:2007/09/24(月) 01:10:26 ID:8JXPFQSS
ちょっと文章としては短いですが続きです


「こんにちは、転校生の皆さん。今日は転校初日ですので
 この学園の制服等を買っていただきます。お金の方は
 すでに皆さんのご両親から頂いているので、皆さんは
 それを受け取ってください。」
そうアナウンスが流れると、校庭の中に大型のトラックが入ってきた
トラックは数台来ており、それらは校庭の中央まで来て止まると
すぐに販売の準備に取りかかった。
皆トラックの方へと向かい順番に制服を受け取っていった。
人数がそれなりに多いため、時間がしばらくたち、1時間ほどで
全員に制服が行き渡った
するとまた、アナウンスが流れ
「はい、全員受け取りましたね。それでは今日はここで解散です。
 係の者が寮まで案内するのでついて行ってください。
 ・・・それでは、この学園で良い思い出を・・・」

そういう告げるとアナウンスは切れ
男子生徒が数人、「寮までご案内し隊!」という少しふざけた看板を掲げ
みんなを寮まで案内していった
香苗は受け取った制服が入った袋を提げ、渚と一緒に列に入っておしゃべりをしていた
「今日はあまりすることありませんでしたね」
「そうね、今日はまあ、みんなの顔合わせといったところなんじゃないかな?」
そんな会話を続けていたら、寮に着いた
その寮を見た香苗と渚は
「「おおきぃ〜」」
とつぶやいていた。そう、今から香苗たちが入る寮は、ぱっと見ビルのような建物であった
しかも都会の中心部に建っていてもおかしくないような大きさだ
「・・・これは、引っ越しの荷物運びが大変ですね(苦笑)」
「そう、ね」
あまりの大きさに二人は驚いていた
779730:2007/09/24(月) 01:30:17 ID:8JXPFQSS
香苗と渚は、同じ部屋に入ることにした
(寮内部がかなり広いので、部屋の選択は各々自由となっている)
部屋は二人で一つであり、ベットも二つ置いてあった。
一人で寝るのには十分・・・というかあまりにも大きい
「わあwすごい大きいベット、何か贅沢な感じがしますね」
そういって香苗はベットの隅へ腰を下ろした」
「う〜ん、私は布団派なんだけどなぁ」
そういっているものの渚も大きいベットを見てすこし嬉しそうである

・・・数時間後・・・
「ふぅ〜、よしっ。荷物も全部入ったし、整理整頓もしたw
 今日はこれで終わりぃ。」
そういって渚がベットの上へダイブした
「(先輩、本当は大きいベットが嬉しいんだろうなぁw)」
と香苗はベットの上ではしゃいでいる渚をみてほほえんでいた。
「あ、そうだ香苗ちゃん。制服着てみない?」
「ん〜・・・そうですねw着てみましょうか」
そういって二人は今日受け取った袋から制服を取り出した
「きれいな制服だねぇw色も落ち着いた感じだし、私こういうの好きぃ」
渚がそういいながらまだ透明カバーに入っている制服を眺めていた
「ですねぇ〜、私もこんな感じの制服好きです」
香苗も少し上機嫌になって制服を透明カバーから取り出した、すると・・・
780730:2007/09/24(月) 01:30:55 ID:8JXPFQSS
「・・・えっ?」
「・・・何、これ?」
二人が驚いたのも無理はない。その制服はカバーに入っているときには
気づかなかったが、いざ取り出してみると、どちらもかなり大きめのサイズ
だったのだ
不思議に思う二人・・・
周りも驚いたらしく他の部屋から声が聞こえる
二人は顔を見合わせ
「「何か不思議なところにきちゃ(ったね/いましたね)私たち」
少々首をかしげながらも今日はその制服をハンガーに掛け、寝ることにした
「・・・明日からどんな生活を送ることになるんだろう・・・?」
そう考えながら・・・いつの間にか香苗は眠っていた


今日はここまでです。そろそろ肥満化にかかります><
781名無し調教中。:2007/09/24(月) 20:56:29 ID:0Ni4j/iW
このスレで、今日にくけっと行った人っている?
782名無し調教中。:2007/09/24(月) 22:13:31 ID:h54plU75
>>773
乙!
783名無し調教中。:2007/09/24(月) 22:22:56 ID:V+zeXsFm
掲示板に新作キテル!GJ!!
784名無し調教中。:2007/09/25(火) 00:54:14 ID:MJT2E3pp
>>780
乙乙。
次回から肥満化とのこと、楽しみにしてるよ。
785307 ◆swzAzGBkfU :2007/09/25(火) 02:40:58 ID:jn2AKbt6
>>775
感謝の意を表してSSの加筆修正してうpしました。
後日談も入れましたので宜しければどうぞ〜。

ttp://www.hp.infoseek.co.jp/h/u/h/huh111/cgi-bin/zzz/h622.lzh
786名無し調教中。:2007/09/25(火) 18:44:12 ID:9poAS7Kl
>>783
どこの?
787名無し調教中。:2007/09/25(火) 21:37:43 ID:ck6S37DY
>>786

sageろ
そして
半年ROMってろ
788名無し調教中。:2007/09/26(水) 00:35:32 ID:MXtnH6jB
age
789775:2007/09/26(水) 01:55:49 ID:v8R71Snd
>>785
GJ!ほとんど新作ってくらいバージョンアップしてる!
後日談もえろいです。また描きたくなってきたかも
>>777
超迅速な対応おつです。
790名無し調教中。:2007/09/26(水) 17:43:43 ID:crLZ0tKD
>>787
テンプレにsage厳守と書いてあるわけじゃ無し、age、sageは個人の自由だと思うよ
そういう、自治厨じみた事すると荒れるからスルー汁
791名無し調教中。:2007/09/26(水) 18:44:03 ID:zbG/Xmev
age
792名無し調教中。:2007/09/26(水) 19:43:38 ID:4l1RXqMm
初SSです。よろしくお願いします。

その日、自分の部屋に戻ると部屋に見慣れないものがあった。
「待っていたぞ。俺と契約してくれ」
その黒い物体…大きさは手のひらサイズ、あぁ、悪魔だコレ。
それも絵本に出てくる虫歯菌みたいなもの凄くベタな。
(契約?こういうのは大抵、悲惨な末路になるんだよな…
 というか俺悪魔が目の前に居るのに意外と冷静だな)
などと考えていると、その悪魔は思わぬ一言を発した。
「俺とお前は共通の趣味を持っている。太った女が好きなんだろ?
 それも美人を醜く太らせるのが」
おいおい、何故知ってやがるんだ。誰にも話した事は無いのに。
「俺と契約すればそれは自由自在だ」
俺は先程までの考えは吹っ飛び、思わず口を開いていた。
「詳しく聞かせてもらおう」
793名無し調教中。:2007/09/26(水) 19:44:28 ID:4l1RXqMm
「あの垂れ下がった二の腕の贅肉がたまらんよなぁ」
「お前もいい趣味してるぜ。たしかにあの突き出たケツは魅力的だ」
気が付くと、俺は悪魔と3時間程盛り上がっていた。主に嗜好的な話を。
初めて趣味をカミングアウトした相手が悪魔とは…
しかし、この悪魔、話がわかる奴だ。
「そろそろ本題といこう、俺の名前はファトエル。見ての通り、大した悪魔じゃない。
 俺は人間の絶望感やなんかを食ってるんだ。それも主に女が醜く肥え太ったときの
 絶望感ってやつをな。そうこうしてるうちに俺もそういう趣味に目覚めちまった。
 しかし最近の女はダイエットに夢中で商売あがったりなんだ」
「なるほど、よくわかるぞ!」
「悪魔ってのは人間界では人間と契約しないと術を使えん。俺の術を使ってくれないか」
「でもなぁ…大抵こういうのはマンガとかだとリスクがでかすぎて最後は俺が破滅するしなぁ…」
「いやいや、同じ趣味の同士にそんな事しないって。しかもお互いにメリットしかないし」
確かに、魅力的過ぎる話ではある。俺は肥満化させて楽しみ、こいつは絶望感を食う…いい取引だ。
こいつも悪魔の癖になかなかにいい奴だし。
「じゃあ、とりあえず明日1日能力使ってみてくれ。お試しって奴で」
「…随分軽いなぁ」
794名無し調教中。:2007/09/26(水) 19:45:06 ID:4l1RXqMm
翌朝、通学電車でファトの奴から説明を受けた。(俺は高校生だ)
まず相手を見る。そして何kg奪いたいかをイメージ…よし、あのオヤジから3kg…
すると、頭に「3」というイメージが出た。
そして体重を奪ったオヤジの腹がへこみ、ズボンに余裕が出たようだ。
オヤジは不思議そうにベルトを締め直す。
「これで3kgストックされたぞ。どんどんやってみろ。但し、取り過ぎないようにな。
 そいつの体重以上取るとミイラみたいになって死ぬから」
「オッケー、程々にだな」
ファトは肩の上に乗ってるが当然周りには見えないし声も聞こえない。
結局、通学途中に100kgほどストックした。
学校では誰を太らせてやるか…楽しみだ。
795名無し調教中。:2007/09/26(水) 20:25:22 ID:jFK9oqf8
>>794
GJ!
男性の視点で描いたSSは珍しくて良いですね
796名無し調教中。:2007/09/26(水) 22:27:37 ID:xz5g/Hej
>>794

GJ! 心底から続き読みたい!って気持ちになったのも久々だw
797名無し調教中。:2007/09/26(水) 23:13:04 ID:4l1RXqMm
>>795
>>796
ありがとうございます。とりあえず肥満化描写まで書いてみました。

通学途中、雑誌でも買うかとコンビニに寄ると頭の悪そうな、しかしなかなか美人の
女子高生がファッション雑誌を読みながら店の床の上で座りこんでいた。
取り巻きの女も2人周りにおり邪魔この上ない。
(邪魔だなぁ…いつも居るんだよなこのグループ。…そうだ、こいつで試してみよう)
相手を見て「太らせる」と念じると、頭に数字のイメージが浮かぶ。
107と出たので107kg分ストックしてあるという事だ。
(とりあえず…50!)
横目で見ながら念じてみた。すると頭の中の数字107が57に減る。
座っていた女のシルエットがぶるん、と膨らみ、腹がみるみる出てきた。
プチンとシャツのボタンがはじけ、白い腹があらわになる。
798名無し調教中。:2007/09/26(水) 23:14:17 ID:4l1RXqMm
ブチブチと音を立てながらスカートが裂け、下着もパンパンに膨らんでいく。
「キャアアアァァ!!!???」
叫び声をあげて立ち上がる女。反動で腹と尻の肉がドサッと揺れ、巨大化し垂れ下がった胸
はかろうじて留めていたブラをはじき飛ばす。その横顔は先程までの整った輪郭は消え失せ、
だらしなく顎の脂肪が垂れ下がっていた。
本人はもちろん、周りの女もパニック状態。他の客、店員もあっけにとられていた。
一瞬で3桁くらいの巨体になった女は半裸の姿で野太い声を上げ、泣き叫んでいる。
そうしている間も汗がダラダラと流れ、まるで稽古後の力士のようだ。
(…素晴らしい)
妄想の中だけでしか得られなかった興奮が目の前に広がっていた。
「久々にいいもの見れたぜ。ごちそうさん」
肩に座るファトも性欲と食欲が同時に満たされ、満ち足りた顔をしていた。
「満足だろ?どうだこの能力の感想は?」
しかし俺は間髪入れず、
「いや、もう50、追加だ」
799名無し調教中。:2007/09/26(水) 23:16:33 ID:4l1RXqMm
頭の中の57のカウンターが7を示し、泣き叫んでいた女の動きが一瞬止まると、
胸・腹・尻が別の生き物のようにズズズ…とせり出し、みるみる段差を作る。
膝の辺りまで腹の肉が垂れ下がり、下着を裂いて丸見えになりつつあった局部を隠した。
重量に耐え切れなくなったのか文字通り特大の尻餅をついて再び座り込んだ女。
店内が少し揺れ、もはやそこには見慣れた人間のシルエットは消えていた。
顔は美しかった面影をかろうじて残しているも身体は文字通り肉の塊。振袖のように
豪快に垂れ下がる二の腕、日本の日常ではまず見れない、すさまじいまでのデブが泣きながら叫ぶ。
「いやぁぁぁ!見ないでぇぇぇっっ!」
豚の鳴き声のような特大の泣き声の響き渡るパニック状態の店内を抜けると、
興奮しながら俺はファトに話しかけた。
「契約しよう。欲しいのは俺の魂か?寿命か?何でも言ってくれ」
こんな素晴らしい能力のためなら多少の犠牲は仕方無い。

もう少し続きます
800730:2007/09/27(木) 00:18:22 ID:I1jlv/Lf
>>792
肥満描写がすばらしいです
私も負けじと(やっと少し出来たので)SS投下します


香苗が目を覚ますと、時計は午前六時を指していた
(朝来ちゃったなぁ・・・えと、まずは朝食を食べに行かないとだよね)
そう思い香苗は隣のベッドでまだ可愛く寝息を立てている渚を起こすことにした
「せんぱ〜い、朝ですよぉ・・・」
「ん〜・・・後30分・・・」
(どれだけ寝るつもりですか(汗 )
「せんぱい、起きないと朝ご飯食べにいけませんよぉ?」
そう香苗がつぶやくと、ようやく渚が体を起こした
「うみゅ・・・朝ご飯・・・食べる」
まだ寝ぼけ眼の渚、それでもふらふらと立ち上がりドアの方へと歩いていった
「せ、せんぱい!服っ、服着替えて!」
「む〜・・・」
そうこうしながら渚が目を覚ました後、
あのビックサイズの制服を着始めた香苗と渚
「これ、大きすぎてうまく着れないんですけど・・・」
「う〜ん、ゴムで締めとこうか」
制服を着るのにも工夫しながらやっとのことで二人は制服を着ることが出来た
「それじゃ、朝ご飯を食べに行こう〜w」
801730:2007/09/27(木) 00:35:44 ID:I1jlv/Lf

この寮の食堂は一階に一カ所ずつ設置されており
購買などもある
内装もホテルの食堂のようでなんとも豪勢な作りだ
ちなみに朝食はバイキング形式である
和洋中とすべてがそろっており、味も一流だ
香苗と渚はパンやスクランブルエッグなどの洋食を食べることにした
「ん〜w朝からこんなにおいしい物が食べれるなんて、幸せ♪」
ニコニコとおいしそうに食べる渚、香苗も学校の寮でこんなに
おいしいものが食べられるとは思っていなかったので、内心驚いていた
「ホント、おいしいですね〜」
パクパク・・・コク・・・ハムハム
二人ともおいしそうに朝食を食べていて、ふと香苗は時計に目をやった
時計は午前七時半を指している
(・・・えっ?こんなに時間が経ってたの?それに・・・)
少し疑問に思いおなかを触ってみると、少しだけではあるが
おなかがぽっこりとしていた
(こんなになってるのに全然苦しくない・・・?)
香苗は少し思考を巡らしたが、ハッとして渚に声をかけた
「先輩っこのままだと遅刻しちゃいますよ!」
「え!、うそっ「もうこんな時間!?」
流石に時間が経っていることに驚いた渚
「とにかく、校舎の方へ行きましょう」
そう言っと、渚と香苗は一緒にお皿を片付け、足早に学園に向かうことにした
802730:2007/09/27(木) 00:53:46 ID:I1jlv/Lf

「「ハァーハァー・・・間に合ったぁ〜」」
途中から走り出した二人は肩で息をしながら校門にたどり着いた
遅刻すると思って走ってきたのだが、辺りを見回してみても誰もいない
落ち着いた二人は、辺りをきょろきょろと見回した
すると・・・
「転入生の方はこちらにきてくださ〜い」
という学園のスタッフの声がした
招集をかけているスタッフの方に二人は向かい指示されたとおりに校舎の近くにある
大きなホールの中へと入っていった
その中には
{転入生歓迎パーティー!}
とかかれた看板がホール中央に掛けられており、視界を下に戻すと
食べ物がずらっと並んでいた!
あまりの量の多さに驚いた二人、当分あっけにとられていると
近くにこの学園の先生らしい女性が現れた
「おはよう。今日は一日中転入生の歓迎パーティーだから、しっかり楽しんでね」
そういうと女性はまた他の生徒がいる場所へと歩いていった
女性の背中を見送ったあと、我に返った二人は改めて目の前に並んでいる食べ物を見た
渚は(朝、たくさん食べてきちゃったから、もぅ食べれないよ)
そう思った

だが、ふいに音が聞こえた
何の音かと、耳を澄ませるとなんと、自分のお腹が鳴っていたのだ
嘘っ!さっきあれだけ食べたのに!?
驚いている間にもお腹は鳴り続ける、しかも朝食べ過ぎてぽっこりしていたお腹を
触ってみると、不思議なことに元に戻っていたのだ
グゥゥゥゥ〜・・・
お腹の音に頬を赤らめながらも、また考え込む香苗
しかし、お腹の音が鳴るたびに空腹感を覚えはじめ
・・・食べてから考えよう
と香苗は考え直し、食べ物に手をつけることにした
803730:2007/09/27(木) 01:12:59 ID:I1jlv/Lf
パーティーも朝食と同じようにバイキング形式であった
だが、量は食堂とは比較にならないほど多い
いくら人が多くてもこれだけの量を食べきることが出来るのだろうか?
そう疑問に思うほどの量である

渚はすでにどこかの食べ物を食べに行ったようで姿が見えない
香苗はまず、フライドチキンを手にとってかじった
「おいしい〜w」
かじった後は、パクパクと食べ始めすぐに一つ食べ終えてしまった
食べ終わると、さらに手に取り、一つ、二つと食べていった
気づくと香苗は十数本を平らげていた
普通ならここで満足するはずだが
(もうちょっと何か食べたいな)
と香苗はまだ満足していないようであった
場所を移し次はロールキャベツを食べ始めた
パクパク・・・ガツガツガツ
香苗の食べる勢いは増していき
数回かんだら飲み込みまた次を口に入れての繰り返しになっていった
それからも・・・食べ続け転入生歓迎パーティーは他の生徒も大いに盛り上がっていた

804730:2007/09/27(木) 01:13:49 ID:I1jlv/Lf
数時間後・・・
パーティーは終わり、皆、寮に戻ることとなった
「ケプッ、結構食べちゃった・・・」
部屋に着くと、香苗と渚は口をそろえてそう言った
「ぜったい、カロリーオーバーしてるよね・・・」
食べ終わって今思うと取り返しのつかないことをしてしまったと
反省する二人・・・
だが、今日は食べ疲れたのか、二人ともお風呂に入らず着替えないまま
ベッドに倒れそのまま寝てしまった

「ん・・・あれ?いつの間に寝たんだろう」
そう思って時計を見ると・・・日付が変わっていた
「あのあと部屋に着いたらすぐ寝たんだっけ・・・ん?」
昨日のことを思い出している途中、香苗は違和感を感じた
ゴムで締めていた制服がゴムを少しゆるめないときつく感じるようになっていたのだ
お腹を触ってみると
プニ、プニ♪
と柔らかい感触が戻ってきた・・・


ここまでです・・・肥満化というより、やっと肥満化の兆しが
見えてきたという感じです
805730:2007/09/27(木) 01:15:16 ID:I1jlv/Lf
ああ、簡単に読み返しただけでも無理な展開があるorz
806名無し調教中。:2007/09/27(木) 01:41:11 ID:UOigtpAL
>>792
肥満化による絶望感、恥じらいがマジ最高。
あと、トリップ付けて貰えると読みやすい、名前欄に792って
>>730
時間の感覚が無くなってるところにトリックがあるのかな?展開が楽しみ!
8074スレ150:2007/09/27(木) 02:54:34 ID:QpbNKDy+
みなさん乙です
自分もずっと書きたかったSSができました
脂肪が魔力の貯蔵庫の魔法少女という少し前の話題から着想を得て構想したものです

「豚は豚へ〜ある魔女裁判の記録〜」

「ディアス上席審問官、魔女メリッサ・クレソンをお連れしました。」
「うむ、壁に繋いでおくれ。」

ここは聖王庁の附属機関、「異端審問部」の本部庁舎にある独房である。
異端討伐の熱狂の中、古来の神々や精霊を信奉し、呪術や魔法を使う魔法使いは次々異端審問部に連行されている。
時は「大魔女狩り時代」である。

「しっかり拘束しろ、見た目はそこらの少女でも、凶暴な魔女だ。甘く見るな。」

黒い法衣を着た背の高い男が、職員に命令する。
ひとりの少女が、壁に繋がれた鎖と革の枷で拘束されていく。
透き通るような白い肌、さらさらとした金髪のかわいらしい少女、魔女というよりは、森の奥から出てきた妖精のような美しい少女だった。
8084スレ150:2007/09/27(木) 02:56:08 ID:QpbNKDy+
やがて、少女の両手がしっかりと拘束された。
黒服の男が、床に座り込んだ少女の前に立つ。

「私の名前はアレハンドロ・ディアス上席審問官だ。名前くらい覚えてもらおうか。」

黒服の男、アレハンドロは、書類を部下か受け取り、内容を確認するように読み上げた。

「『メリッサ・クレソン…齢16歳…指名手配中のクレソン家の三女…ガレシア市の貧民街で外法を用い住民を惑わした…』」
「…あれは治療よ…役人にも僧侶にも見放されたかわいそうな人たちを助けたの…」

うつむいていた少女がアレハンドロの声を遮るように声を出した。

「…ほう、治療ねぇ…」
「苦しむ人たちに救いを捧げたの…魔法とはそういうものよ…」
「救いとはひたすら神に祈りを捧げてこそ得られるもの。人の行う手品が救いであるものか。」

アレハンドロはそう言いながら部下から棒状の包みを受け取り、包みを開いた。
中から、銀色の杖が出てきた。儀式用の聖杖である。

「…と、まぁお前ら魔女に聖職者の説法など今更届くまい、哀れな愚者め。裁きは主に任せるとして、仕事を早くすませよう。」

アレハンドロは杖をくるくると手の中で転がした。

「魔 女 の ア ジ ト は ど こ だ ?」
8094スレ150:2007/09/27(木) 02:57:09 ID:QpbNKDy+
魔女のアジト―魔法使いたちは、世界各地を転々としたり、人里離れた場所にひっそりと暮らしているが、
それでもお互いに交流するための拠点が存在する。
魔女の根絶を目指す異端審問部にとって、拠点の場所を知ることは急務であった。

「絶対に言うもんですか!」
「だろうな…外法を用い48時間の拷問に耐えた貴様がここで素直に吐くとは思わんよ。」
「分かっているじゃない。」
「…だから、ここではもっと恐ろしいやり方を使う。」
「…恐ろしい?」

アレハンドロは杖の石突をメリッサの腹部へ向けた。

「恐ろしいやり方を使う前に今一度聞こう…魔女のアジトはどこだ?」
「その杖で叩くつもり?…耐えてみせるわ。」
「そうか…では、どうなっても知らんぞ!喰らえ!!」

ドンッ!

石突がメリッサの腹部にめり込む。痛みが走るが、魔女は痛みに耐える術を知っている。

「んん…こんなもの?これが恐ろしいですって?」
「恐ろしいのはこれからさ…とても恐ろしい『神の術』を見せてやる…」
「!…これは!」

突然、杖が光りだし、青白く眩い光が走ると、ただの金属だった杖は焼けた鉄のように赤く輝いていた。
そしてメリッサは、杖から自分の腹に魔力と似たようなモノが流れ込むのを感じた。
8104スレ150:2007/09/27(木) 02:58:27 ID:QpbNKDy+
「これは…魔法!?」
「貴様らの下賎な魔法といっしょにするな…これは神の術だ…ひたすら神に祈り請うことで授かる神の祝福の術だ!」
「(理論はともかく…相当に強い魔力だ!…体内に入るのはまずい、防御しなきゃ!)」
「抵抗しているな?甘い!貴様ら魔女が悪霊と結び手にする力など、所詮造物主の定めた宇宙の摂理の内にあるものでしかない!」

アレハンドロはより強く杖を握り、杖を突きたてた。
杖から伝わる魔力も一気に増大する。

「!?(…防御しきれない!)」

杖の魔力はメリッサの抵抗を圧倒し、メリッサの体内に流れ込み、あっというまに血流に乗って全身の臓器や器官に染み渡る。

「ああぁぁあんっ!」

体中が火照り、熱くなる。自分以外の魔力が体内を駆け巡る証拠である。
魔法は自身の肉体の魔力を練りだして発動するものなので、自分以外の魔力が体内に存在するというのは、魔法使いにとって危険な状態である。

「(あぁ…まずい…肉体の支配権を…乱される…いや、奪われる…)」

メリッサは自身の魔力の独立性を保とうと集中するが、精神の集中を防ぐのが精一杯で、肉体は指一本も動かせない。
全身がぶるぶると震え、汗がだらだらと垂れる。

「こんな術を使う取調べは初めてだろう?さて、白状する気になったか?」
「うぅぅ…(こんな術、何されるか分からない…)」
「ん?」
「はぁはぁ…(でも、郷(さと)の場所が知られたら、みんなが…)」
8114スレ150:2007/09/27(木) 03:00:52 ID:QpbNKDy+
メリッサは、家族や友人の顔を思い浮かべた。そしてキッとアレハンドロを見上げ、叫んだ。

「い、言えません!」

それを見た職員たちは、驚いた。メリッサの苦しむ様から、確実に白状するだろうと思っていたからだ。

「そうか、では『鍵』を開くとするか。」
「…鍵?」

ビリィッ!

「!?あぁんっ!!」

杖に稲妻のような火花が走る。
それと同時に、杖から流れる魔力の波長も変わり、メリッサの体に伝わる。

ドクンッ!

「!?」

ドクドクンッ!ドクッ!ドクトクドクッ!

「は、はあぁっ!この感じは!?ま、まさかっ!?」

メリッサは、肉体が魔力の波長に合わせ痙攣するような感覚に包まれた。
8124スレ150:2007/09/27(木) 03:26:56 ID:QpbNKDy+
「ふふふ…あははは……魔女め!もっと怯えろ!」
「アレハンドロ様、これは何でございますか…?」

アレハンドロの部下も、この光景は初めてなのか、不安そうな顔でアレハンドロに尋ねる。

「魔女の肉体に込められた魔力を解放しているのさ!」
「…魔力を…解放?」

そう聞き返したとき、メリッサの体には変化が起こっていた。

ムリリ…ムリムリムリ…

「あぁ…ああぁ…」

杖で押さえられたメリッサの腹が、少しづつ膨らんでいく。
呼吸で上下しているのではない。
膨らんだ腹は、凹むことなく、さらに大きく膨らんでいく。

「アレハンドロ様…これは…」

部下が驚いている内に、メリッサの胴からはくびれが消え去り、寸胴なものに変わっていた。
ふと下半身に眼を移せば、いつの間にやら両ふとももにムチムチと肉がつきボリュームが増しているではないか。
8134スレ150:2007/09/27(木) 03:28:04 ID:QpbNKDy+
「いやぁ!やめてぇ!封印を解かないでぇ!」
「封印?アレハンドロ様…」
「ピエトロ、よく覚えておきなさい。私が新しく開発した魔女の尋問方法です。魔法使いの魔法の源は…全てではありませんが…肉体の持つ生命力です。」
「はい…存じ上げております…」
「肉体…骨や血といった実在が容器となり魔力が宿るのです…肉体の中で一番増やしやすいものは脂肪です。魔女は脂肪を蓄え、魔力の容量を増やすのです。」
「え…でも彼女は…」
「そう、儀式を行えるほどの魔力を持つのならば、本来ならもっと肥え太っているはずですが、魔女は魔力の一部を封印に使い、魔力を圧縮しています。」
「それでその封印を!」
「そう、少量の脂肪に高密度に圧縮された魔力を解凍しようというわけです。」

ぶくぶくぶく…

「うわああぁぁぁぁ!!!!」

メリッサはみるみる太っていき、元の身体は見る影もない肥満体となっていた。
腹は妊婦のように膨れ、尻は横に横に広がっていく。
乳房もムクムクと膨らみ、重みで楕円状に変形し始めていた。
腹、腿、尻、胸の肉の膨らみは、麻のワンピースをグニュグニュと押し上げ、突き破ってしまいそうだ。
ツヤのある頬肉が隆起して顔を丸くさせ、頸と顎の周りにもたぷたぷと柔らかい肉がまとわりついていく。

「彼女は儀式処理で魔法を発動することができない。解凍された魔力は行き場を失い、肉体に留まるしかない。そこで、行き場を失った魔力は脂肪へと還元されるのです。」
8144スレ150:2007/09/27(木) 03:30:01 ID:QpbNKDy+
ブクブクブク…むりむり…

「ああぅ…ああぁ……」

ワンピースの生地が限界まで伸びて、ぱっつんぱっつんとなる。
締め付けられる圧迫感が苦しいが、脂肪の膨張は止まらない。
大きく膨れた腹は既に胴の脇や背中まで包み込む巨大な肉塊となっている。
自分自身の腹が重くメリッサにのしかかる。
ワンピースが引き伸ばされたせいで、裾は股の近くまでずり上がっており、白い太ももの大部分が露出していた。
太ももはさながら白い丸太のようだった。しかも、脚につく脂肪が増えるにつれて、脚を合わせるのが難しくなり開脚せざるを得なくなる。

ずり…ずり…

身体でもっとも幅の広い部分、尻肉の増大により、裾がめくれ、白いパンツが露出する。
しかしそのパンツも豊満な尻肉に食い込み、その面積を狭めつつあった。

「はぁー…はぁー…はぁー…っう!ううぅううぅぅぅぅ!!!!」

ずもももももも…!!

ブチッ!ビッ!  ビビッ!

膨張が急速になり、遂にワンピースが裂けはじめた。
裂け口からは、白く柔らかい肉がはみ出した。

プルンッ!  ぶにぶに…

布の緊縛がないと、より一層、贅肉はブクブクだらしなく膨らみだす。
それはつまり、メリッサのプロポーションそのものがだらしなく変貌することを意味する。
ぶよぶよとした肉の塊に変わっていくメリッサ。
8154スレ150:2007/09/27(木) 03:31:05 ID:QpbNKDy+
ビリリッ!
       ぼるんっ!!
大きな肉塊が腹部の布を裂いて顔を出す。

ぶちぶち…
        ぽろんっ!ぷるんっ!
二つの歪な肉塊が胸から飛び出す。

「ひっ…いっ……」
わが身に起こった恐怖に打ちひしがれ、涙に濡れるその顔も、みるみる内に脂肪に埋もれていく。

「うぅ…うぅ…(ダメ…落ち着くのよ…)」

涙をすすりながら、必死にかすかな魔力を集中させ、精神を保つメリッサ。

「おい、こっちを見ろ。」
「…う゛あ?」

いつのまにか、アレハンドロは大きな鏡を部下たちに持ってこさせていた。
メリッサの全身が映る大きな鏡だった。
そう、だらしなく肥満し、今もなお醜い姿へと変わっていく自分自身の姿だった。

「あ…ああぁ……」

腹から飛び出し、段々に積み重なりながら、ひとつひとつの段はなおも分厚く、丸く膨らもうとしている腹肉。
乳輪が引き伸ばされてしまうほど、急激に大きく膨らみ、球形を保てずに分厚い肉の層となって左右に垂れ下がる乳房。
脚がどう曲がっているのか、どこからが尻なのかさえ分からないほど、ぶよぶよと膨らみ床に横たわる下半身の贅肉。
振袖のように垂れ下がった二の腕の肉、トドのようにぶら下がる顎の肉、ぷっくりと膨れ顔を押しつぶす頬の肉。
肉、肉、肉ひたすら肉の集合体。16歳の少女の姿は消えうせて、膨らみゆく脂肪の塊が、自分の姿だった。
その姿を確認した時、メリッサはパニックに陥り、我慢などというものは吹き飛んでしまった。
そう、愛すべき家族や、守るべき魔法使い仲間のことも―
8164スレ150:2007/09/27(木) 03:32:25 ID:QpbNKDy+
「いやあああ!!言い゛ますっ!魔女のアジトの゛場所教え゛ますう゛ぅぅ!!」
「ほう、何処だ?」
「ああ゛ぁぁ!!ア、アラリト山麓の古い遺跡と、メジト旧市街の地下水道…あと、アリケーの渓谷にも隠し里があり゛ますっ!」
「それで全部か?」
「わだ、私の知ってるのはこれで全部です!だから、だからもお゛やめでぇ!!」
「自分のために仲間を売ったか…所詮魔女などこんなものだ…」
「ハァー…ハァー…ハヒィー…」
「よし、これで尋問は終わりだ…」
「ふぅ…ふぅ…は、はやく術を解いてぇ…元に…戻れなぐ…なっぢゃうう゛…」
「いやぁ、尋問は終わりだが…まだ君は『罰』を受けていないだろう?」
「ふぅあ…?」
「今までの罪を償い、二度と外法を使えないようにする罰だよ…」
「…え?…えぁ?」

ズギュウウウゥゥウゥッゥゥウゥゥゥンッッ!!

「っんっはああぁぁあっ!!??」

かつてないほどの強い魔力が、既に限界に達しているメリッサの肉体に注がれる。

「魔力を全て解凍して脂肪に還元し、二度と魔法が使えないよう処置を施す…神の施しです、受け入れなさい。」
「あ゛…ああっ…ダメぇ…あっ…あぉぉ…」

既に封印用の魔力は底をつき、精神力だけで魔力の強制開放を押さえていたメリッサだったが、この絶望的な魔力を前に、遂に精神が折れた。
心が折れたとき、魔力は解き放たれ、全身の脂肪細胞を肥大・増殖させた…

ブボボボボボッ!むにににっ!ずぼぼぼぼぼおおっ!
8174スレ150:2007/09/27(木) 03:58:25 ID:QpbNKDy+
一ヵ月後…

「豚は元気か?」
「こちらからご覧ください。」

アレハンドロが独房の小窓から中を伺う。

「ふひぃ…ふひぃー…はぁはぁ…」

荒い息遣いと、野太い唸り声が独房に響く。
汗にまみれた巨大な肉体が、大人一人分くらいありそうな贅肉をぶら下げた腕を使って、食物を貪り食っていた。
大きさは象よりも大きいだろうか?
肉を積み重ねたピラミッドのような物体…メリッサの成れの果てである。

「また太ったな…『餓鬼』は順調に働いているようだな…」

「餓鬼」とは、魔術で造られた人工生命体であり、寄生虫のような姿をしている。
メリッサはあの後、餓鬼の幼生を体内に植えつけられた。
餓鬼は尽きることのない空腹を宿主にもたらすが、餓鬼自身が消化できる養分はほんの僅かでしかない。
餓鬼に寄生されると、四六時中食欲が収まらないが、膨大な食事のほぼ全ては餓鬼ではなく宿主に吸収される。
そのためメリッサは一日中手を休まず食べ続け、太り続けている。
しかも、精神が食欲に常に支配されているため、魔法を発動できず、魔力を再び圧縮することは適わないでいた。
8184スレ150:2007/09/27(木) 04:00:21 ID:QpbNKDy+
「これが魔女の罰だ。必要以上に食べ、『大食』の罪を犯しながら、自然の摂理に背き偽りの肉体で過ごす罪…この罰は魔女を本来の姿に戻し、自身の欲の報いを受ける罰なのだ…」
「アレハンドロ上席審問官!」
「何だ?」
「メジト旧市街において、メリッサ・クレソンの妹と2人の姉、そして母親を拘束したとの連絡が入りました。」
「…そうか、メリッサ嬢が白状してくれたお陰だな。それでは、クレソン一家揃って罪を償ってもらうことにするか…」

ぐちゅぐちゃ…くっちゃくっちゃ…

「んはー…ふぅ…おいし…んはぁ…」

〜完〜

以上です
魔女が意に反して太るにはどうしたらいいかなと思って魔女裁判にしました

深夜に突発であげて失礼しました
819名無し調教中。:2007/09/27(木) 10:32:13 ID:9slklFRa
グレイト〜〜〜
820名無し調教中。:2007/09/27(木) 16:12:09 ID:vvSyHcGd
最高だよ150さん
821名無し調教中。:2007/09/27(木) 17:13:01 ID:b/CJ4Wuf
>>792
もしや2年前のリレー小説「DEBU NOTE」で高慢チキな性悪女が
激デブ化するシーンを書かれた方ですか?

+50sの身体変化に狼狽している女に対して更に+50s・・・。
この辺りの容赦の無さが何とも素晴らしい。
続編、期待しております!
822792:2007/09/27(木) 18:09:30 ID:jI+RTtWn
>>730 >>806
ありがとうございます
>>821
いえ、違いますよ

続きです。

「契約成立だな。代償?そんなもんいらん。昨日言ったろう?
 礼を言いたいのはこっちだよ。
 …それにしても恐ろしい奴だなお前。悪魔の俺でもあそこまではせんぞ。
 しかしあの女の極上の絶望感は格別だった…」
俺はいささか拍子抜けしたが…学校に着いてからも主に男から体重を奪いながら
いろいろと考えていた。
(一気に体重を増やすのもいいが、俺としては過程も楽しみたいんだよな…
 それにあそこまで太らせてはあの女はもうお目にかかれないだろうし…
 もう日常生活怪しいレベルだったもんなぁ…携帯で動画撮っときゃよかったなぁ…
 やはりここはジワジワと周りを増やしていくか。毎日楽しめるし。
 どう思う、ファト?)
(俺は構わんぞ。さっきので100年分は食えたし、ゆっくり増えていく絶望感も
 また格別だから)
それからは男や中年、老人の体重を少しづつ奪いつつ、周りのクラスメイトや道行く女子高生、
お姉さんなどに(かわいい子や美人は念入りに)少しづつ体重をばら撒いていった。
823792:2007/09/27(木) 18:11:48 ID:jI+RTtWn
こうして1年が過ぎる頃には俺の通う高校はとても愉快なことになっていた。
生徒のほとんどは平均よりかなり太め、とくにかわいい子に限ってみれば重量級ばかり。
もっとも、デブに劣等感を出すため、スリムな子も多少は残してはいるが…
太った子は体型とともに気持ちも緩んでくるのか、行動もどこかだらしなくなっていった。
まぁ、最初はいくらダイエットに励もうとも、体重がどんどん増えてくれば心も折れるだろう。
休み時間にはげんなりした男どもの目も気にせずボリボリと菓子を貪り、夏場は教室中が
汗臭い。サイズが無いのか、頻繁に制服を買い換えるのが面倒なのか1日中ジャージで過ごす
子もいる。学校の自販機の炭酸ジュースは常に売り切れだ。
体育の授業は揺れる肉が壮観で、はみ出た腹はもう見慣れた。美人揃いで有名な強豪の
女子バレー部は部員があまりに太り過ぎて活動停止になった。
よその高校からは、うちは「メス豚養豚場」と呼ばれているらしい。
俺のクラスはというと例えば、クラスメイトの伊藤千晶。
彼女はスラリとした長身に綺麗な顔立ちで、モデルとしても活躍していた
とびきりの美人。おまけに性格も良い高嶺の花だった。
少なくとも、俺などでは相手にしてもらえないのは必至だったんだが…
今では俺と付き合っている。
もっとも、俺の日頃の活動のお陰で今ではクラス1の大デブと化しているのだが…
ファトいわく、モデルとして将来を期待された彼女の肥満による絶望感は相当大きかったらしく、
かなりのご馳走だったらしい。
競争相手の激減と、太って落ち込んでいるときに俺が優しく対応したのがよかったらしく
とんとん拍子に仲は進み、付き合うことになった(男の友人からはデブ専か?といわれたが)
まさに俺の理想の「美人のデブ」であり、俺はこの幸運を喜び、ファトも祝ってくれた(ホントに悪魔かコイツ)
824792:2007/09/27(木) 18:13:05 ID:jI+RTtWn
デートの日、少し待ち合わせ時間に遅れて千晶がノソノソと肉を揺らしながらやってきた。
以前のモデル時代を知っているだけに私服姿の千晶は俺を興奮させた。
整った顔立ちはそのままながら、以前に比べたるみ、血色の良くなった顔。
胸は格段に巨大化し、まるでスイカのようでその下には見事な突き出た立派な段腹。
それを隠すシャツは、普通の店ではまずお目にかかれないサイズだ。
かつてのスレンダーさは見る影も無く、歩くたびにブヨブヨと贅肉が揺れる。
太股は1本が以前の彼女のウエスト並で、長く太い足が伸びる。
近くで見ると長身ゆえにその巨大感はすさまじく、特大サイズのジーンズでも
きつそうな尻の肉はとくに目立つ。
「たまらんな」
ファトも思わず漏らしてしまう。同感だ。
「お待たせ〜、ゴメンね。どうも最近歩くのが遅くなっちゃって…
 …私、こんな体だから一緒に歩くの恥ずかしいでしょ?」
とんでもない、と俺は首を振り、一緒に食事に行った。
街を歩くと、若い女性はみな程度の差はあるが肥満化し、反対に俺が体重を奪った男性や
中年以降の女性はとてもスリムだ。
(我ながら、よくやったもんだな)
「どうして急に、若い女の人ばかり太ったのかなぁ?」
超大盛りのパスタを食べながら、千晶がつぶやく。さすがにこの巨体を維持するには
かなりのカロリーが必要らしい。お腹をさすりつつ、
「ほんの1年くらいでこんなみっともない姿になるなんて…」
たしかに、膨れ上がった腹肉は座ったことで更に存在感を増していた。
そんな事言うもんじゃないよ。と優しく言うと彼女は喜んでくれた。
(俺がやったなんて知ったら殺されるな…)
(まさに悪魔だな)
(お前が言うな)
825792:2007/09/27(木) 18:14:04 ID:jI+RTtWn
千晶を家まで送り、帰り道。最初に太らせたあの女子高生とすれ違った。
1年あまりで痩せたらしく、この街では、まぁ、大きいね。レベルのデブだ。
(住人はもはや感覚が麻痺しており、100kg程度では驚かない)
ピチピチのジャージ姿で、ドスドスと、巨大な尻を振りながら歩いていた。
「いい眺めだったな。毎日、女どもが鏡を見たり風呂に入るたびに、以前の自分の写真を見るたびに…
 美味い絶望感が街中からどんどん流れ込んでくるぜ。まったく、お前と組んで正解だった」
「まだまだ体重のストックはたっぷりあるんだ。これからがお楽しみだぜ?
 しかしこの前のアメリカ修学旅行は最高だったな。さすが肥満大国…しばらくは体重に困らんな」
アメリカで1トンほどの体重を手に入れ、俺はこれからの予定に頬を緩ませる。
「本当にどっちが悪魔か分からんな…」

その後、マスコミから「肥満の街」として話題になり、一部の特殊な嗜好の人が押し寄せたり
俺の頑張りすぎで魔王クラスの力を手に入れたファトと、パワーアップした能力のお陰で日本は
アメリカ以上の肥満大国(若い女性に限る)になるのだが…
それはまた別の話。
826792:2007/09/27(木) 18:15:38 ID:jI+RTtWn
一応これでおしまいです。
読んでいただいた方、ありがとうございました。
827名無し調教中。:2007/09/27(木) 18:54:26 ID:vvSyHcGd
>>792
モデルに萌えた、次回作に期待!
828名無し調教中。:2007/09/27(木) 19:05:51 ID:CjMB8+Mi
このところのSSの投下速度は異常。いい時代だぜ。

>730氏
乙。ぶっちゃけ多少無理な展開だとしても肥満化の描写が萌えるものであれば
全然問題ない。焦らずじっくり書き上げてくだせえ。

>150氏
相変わらずダークな作風がたまらない。
魔力と脂肪ネタは結構応用が利きそうでいいね。

>792氏
女子バレー部カワイソスw
一気に太らすのもじっくり太らすのもそれぞれに風情があって甲乙付けがたいねえ。
8294スレ150:2007/09/27(木) 21:17:01 ID:QpbNKDy+
感想ありがとうございます

ちなみにクレソン一家は全魔力を脂肪に還元されて反魔女のキャンペーンのために
国中を巡回して各地で見世物になります

精神が壊された後は都合のいい生きる魔法電池として聖王庁に利用されて一生を過ごします

あと、本編に関係ないんで本当にどうでもいいんですが修正点を
部下のセリフで「アレハンドロ様」「アレハンドロ上席審問官」ってファーストネームで
呼ぶのはおかしいですねorz
「ディアス様」「ディアス上席審問官」と脳内補正してください
830名無し調教中。:2007/09/27(木) 21:17:36 ID:0i/pnSif
>>825
大抵こういった物語には主人公にカウンターパンチが来ると言う強迫観念があり、オチを心配していたがそういう話でなかったので
安心して読めた。GJ!!!
8314スレ150:2007/09/28(金) 02:41:49 ID:A+d8zvl3
さっそく自分で書いたSSで絵を描いてみたり
あぶらみの65
832名無し調教中。:2007/09/28(金) 13:53:18 ID:H0JCDjDV
>>831
まだ見れてないけど乙。
早く帰宅してー。
833名無し調教中。:2007/09/28(金) 17:39:31 ID:TEFDfTeE
読み手オンリーの身でありながら言わせてもらうが
その後をあとがきで語る位ならちゃんと執筆してくれ
834名無し調教中。:2007/09/28(金) 21:06:06 ID:ZtzGDXp/
俺的には執筆はありがたいのだけど、2chの特性上、小説にはトリップをお願いしたい。

読んでてだれがだれかわからなくなるのと、絞込検索で読みやすくなる利点がある。
835名無し調教中。:2007/09/29(土) 01:36:23 ID:WPohkCO0
>>833

こんなおこがましいレスは初めて見た
スレが潤うと勘違いする奴が湧くようだ
836>>833:2007/09/29(土) 04:32:55 ID:m1ZSNKi9
ああすいません、傲慢に見えたなら謝ります
ただ書け書け筆者様に言ったわけじゃなく
あとがきにそういう事書くのは蛇足だと思うんで
やめてほしかったんです
8374スレ15O:2007/09/29(土) 08:52:09 ID:1GNteQaQ
もうええ!
こんな奴がおるんならワシはもうSSも画も二度と書かん!

ホンマ気分悪いで!
838名無し調教中。:2007/09/29(土) 10:38:49 ID:tz0pSKlc
>>837
お疲れ様
839名無し調教中。:2007/09/29(土) 11:09:57 ID:iTx3lNuW
>>837
偽者乙
840名無し調教中。:2007/09/29(土) 12:07:43 ID:qJNJnjBG
>>837
ゼロだけ全角にして偽者をアピールしてるところが芸が細かいなw
841名無し調教中。:2007/09/29(土) 18:44:09 ID:pTrPOT7w
確かに細かいな〜〜
842名無し調教中。:2007/09/29(土) 23:48:24 ID:XIP4Pz8y
お前らどうする?
これで本物だったら
843名無し調教中。:2007/09/29(土) 23:57:53 ID:9vVJloj/
帰ってきてくれるまで待つさ
844名無し調教中。:2007/09/30(日) 00:24:24 ID:2TOyqm7M
>>837
あれはゼロじゃなくてアルファベットのOなんだねw
本者の150氏が気分を害されていないかそれが気になる。
845名無し調教中。:2007/09/30(日) 00:55:25 ID:bcZk6lV4
ところで○ールスター感謝祭のギャル曽根みたかい?
40分食いっぱなしでウェストが63から80↑までいって見た目妊婦みたいだったぜ
846名無し調教中。:2007/09/30(日) 01:07:49 ID:kpG8viHS
ギャル曽根といえば、満腹中枢と消化器官がおかしくてなかなか満腹にならないし、
いくら食っても必要最低限しか吸収されてないとかこの前テレビで見たな。
片方だけだったらここの住人にとってはうはうはだったのにね。
847名無し調教中。:2007/09/30(日) 02:13:48 ID:0ki8AdcH
明らかに演技と分かる体裁をとっていても騙りは厳禁かと

さてギャル曽根だが
その消化器官の特殊能力が突然崩壊することを願ってやまない
848名無し調教中。:2007/09/30(日) 02:19:47 ID:SLUhrf9a
むしろそう言うSSでも書いてみるか?
849名無し調教中。:2007/09/30(日) 09:01:54 ID:MxcLgS5y
「食べても太らない体質だから」が口癖で、尋常ではない量の食事を日常的に取っている少女。
しかし、濃い味付けが好きなため、太る太らない以前にどう考えても塩分過多。
このままではそう遠くない未来に身体を壊してしまうのは目に見えているので、医者に相談する兄。
「食べた分だけ太るようになれば、自主的に食事量を控えるのではないか」と、
エネルギー吸収を活性化させる薬をもらい……。

ここまで考えた。
850名無し調教中。:2007/09/30(日) 12:41:36 ID:W4uSwhZt
最近SS、絵ともに勢いにのってるな。
しかし情報がないな
851pre656:2007/09/30(日) 13:00:29 ID:pZ6yMQAc
いくつか構想はあるけどなかなか書けない…
ギャル曽根見てて一つまた考えてみたし。

書けたら載せますね
852792:2007/09/30(日) 20:17:27 ID:brhhREd0
>>827
萌えていただき、ありがとうございます。
>>828
バレー部は女相撲部になりました。
>>830
話は肉でこってりですがオチは結構あっさりにしてみました。

それと、勢いで2作目書いてみました。

「どいつもこいつも使えないっ…」
女はノートPCをカチカチと弾きながら、イライラと吐き捨てた。
ここは離島の小さな研究所。ここでは極秘で新薬の開発が行われている。
本社の命令でここに来た女は心底苛ついていた。
「例の新薬の開発を急がせろ、もし半年以内に回収できれば、この前のミスは帳消しだ」
エリート街道をひた走っていた彼女の初めての、しかし致命的なミス。
進退窮まった彼女に残された最期のチャンスは…
「何イライラしてんですかぁ〜お茶でも飲んでぇ、リラックスリラックス」
この男によって風前の灯火なのだ。
男の名は木崎。若くして天才と呼ばれ、最高峰の頭脳を持つがそれ以上の変わり者で、
この研究所でたった一人で新薬開発にあたっていた。
しかしその手腕は確かで、既にいくつかの新薬開発で実績を上げており
莫大な利益を本社にもたらしている。

853792:2007/09/30(日) 20:18:18 ID:brhhREd0
「もう期日は3ヶ月もオーバーしてるんですっ!開発を急いでください!!」
「そぉんな事言ってもさぁ〜本社の人はいつでもイイって言ったしさぁ〜」
そう、この男、雇われであって雇われではない。本人の都合に合わせて会社が
動く。機嫌を損ねれば、この我が社にとっての優秀な武器はあっという間に違
う会社に移り、大きな脅威となるだろう。
「まぁそうカリカリすんなよぅ、美紗緒ちゅわーん」
女の名前は天野美紗緒。26の若さながらその有能さで、多くの敵や同期
を蹴落としトップを守ってきた女。このままいけば、女性初の幹部会入りも
間違いないといわれていた。
整ったプロポーションはサラブレッドのようにしなやかで、眼鏡の奥には
知性と野心をたたえた瞳が光る美女。
こんな事で、せっかくの出世コースから降りるわけにはいかない。
「だからお手伝いしようとこうしてデータを集めてるんです!
 早く仕事にかかってください!」
「いや〜、今日はもうヤメヤメ。ほら〜、朝のテレビの占いで乙女座が「凶」って
 出たからさ。じゃあね〜」
そう言うと木崎はさっさと自分の家に引っ込んだ。
追いかけようと思った美紗緒だが、あの男の機嫌を下手に損ねてはいけない。
その日は来客用の施設に戻った。
854792:2007/09/30(日) 20:18:58 ID:brhhREd0
1ヶ月が経過したが、もちろん開発はまったく進んではいない。
昼食の時間。
「美紗緒ちゃんってさ〜、美人でスタイルもいいし、何かヒールで
 グリグリ踏みそうなタイプだよねぇ?」
「…セクハラです。博士」
「まぁいいじゃないの、コレでも食べてさぁ〜」
この島では食料は週に一度、ヘリからコンテナで島に投下される。
変人・木崎の希望でこの方法をとっており、
更に食料庫と呼ばれる巨大な建物にもかなりの備蓄があり、天候の悪化で
ヘリが飛ばない場合にも備えている。
水は豊富な地下水を汲み上げる施設と、それを利用した発電施設。
島の地下には小型の処理施設があり、ゴミはそこに捨てられる。
木崎から連絡があった場合のみヘリがよこされ、本社の一部のエリートが
情報や新薬を回収に来るのだ。
複雑な海流は船を拒み、島の外からは建物は見えず完全な無人島。
いわば完全に外界から遮断された空間。
自分がここに開発の催促に来たのはきわめて異例のことだった。
「結果を出すまでは連絡も帰る事も許さん。その時も君の席は無いと思いたまえ」
ここに向かう時の、上司の言葉。
こんな所に長く居るつもりはない。こうしている間にも自分が競争から
遅れているという意識が、彼女を苛立たせる。
彼女は木崎から差し出されたバナナを奪い、すばやく口に運ぶ。
「昼食はもう終わりです。時間の無駄ですから、早く仕事しましょう。
 私はこれで充分ですから」
「小食だなぁ〜美紗緒ちゃんは」
855792:2007/09/30(日) 20:20:18 ID:brhhREd0
それからまた1ヶ月ほど経過し、10月。
焦った彼女は色仕掛けで木崎を動かそうと誘惑した。
今まではあえて使わなかったし…優秀な能力のお陰でその必要もなかった。
しかし状況が状況…女の武器を使う覚悟を決めた。だが…
「ゴメンねぇ、俺もっと肥った子が好みなんだよね〜
 ホラ、このニュース見てよ。「肥満の街」だってさ」
TVでは若い女性が異常に肥満化したというニュースをやっている。
「あの子なんかかわいいなぁ〜」
テレビに映った女性は150kgはありそうな肥満体で、美紗緒にとっては
醜い豚にしか見えなかった。
木崎の趣味の前に、美紗緒の計画は脆くも崩れ去ったのだった。
同時に自分の常識を超えた木崎の趣味に頭が痛くなった。
「あの野郎〜ッ!」
よろよろと部屋に戻った美紗緒はイライラをベットの枕にぶつけると、
ラーメンを2杯ぺろりと食べ眠った。
856792:2007/09/30(日) 20:21:29 ID:brhhREd0
11月。
朝、スカートのホックが閉まらず、焦る美紗緒。
つまめる程度の脂肪が腹についている。
以前の引き締まったボディは崩れつつあった。
鏡を見ると、少し大きくなったような気がする身体。
道理で最近着替えがきつくなったような気がしていたわけだ。
(私…太った?)
たしかに最近食欲が増えたような気がするが…
間違いなく、木崎に対するストレスが原因だろう。
(醜いデブなんて絶対ごめんだわ。帰ったらたっぷりジムで
 絞らなくっちゃ…)
無理矢理スカートを履くと、朝食にトーストを5枚程食べ、
研究所に向かった。
857792:2007/09/30(日) 20:23:48 ID:brhhREd0
今のところここまでです。
次からは本格的な肥満化描写に移りたいと思います。
それではまた。
858名無し調教中。:2007/09/30(日) 20:52:04 ID:FsqCtEQA
792氏GJ
859名無し調教中。:2007/09/30(日) 22:41:28 ID:MxcLgS5y
「おかわり!」
 どんぶり茶碗を掲げ、幸せそうに宣言する妹の莉子。
 その笑みは輝かんばかりで、見ているこちらまで無性に嬉しくなってくる。
 これで手放しに喜ぶことができれば言うことはないのだが…。
「なぁ、これで何杯目か覚えているか?」
「4杯目だけど?」
 事も無げに即答する莉子の姿に溜息を一つ。
 炊飯器からおかわりのご飯を盛り付けている間も、莉子は休むことなくテーブル上のオカズを口に運んでいた。
 莉子はいわゆる痩せの大食いだ。幼い頃から人一倍食べ、それでいて太ることは無く、
 今では男子から常に熱い視線を投げかけられるほどの美少女に成長した。
 食べられる量に比例して、食べること自体も好きなようで、暇さえあれば何かを口にしている。
 莉子がまだ子供の頃は、それほど極端ではなかったこともあり、綺麗に食事をたいらげるのをよく褒めていたものだ。
 だが、食べる量が成長速度を大幅に超えてからは、不安が先走るようになった。
 太らなければいいでしょ、と莉子は言うのだが、健康の方がその何十倍も大事だと思う。
 むしろ、食べた分だけ太らないということ自体、常人ではありえないことなのだ。
 幾度と無く食事量を控えるように言ってきたものの、それが受け入れられることは無かった。
 家での食事担当は俺なので、こちらで出す量を減らすということも考えたが、
 そうなれば外で食べるようになることは容易に想像がついた。
 莉子はとにかく味が濃いものを好む。好き勝手に食べるものを選ばせれば、
 ただでさえ崩れている栄養バランスが崩壊するのは間違いない。
 できるだけ健康な食生活を保てるようにと、毎日の献立に試行錯誤を費やす日々。
 しかし、どんな食事を作ろうが、絶対量が限度を超えていれば意味を成さず、何か劇的な方法はないかと俺は模索していた。
860名無し調教中。:2007/09/30(日) 22:44:36 ID:MxcLgS5y
「で、私に協力を求めにきたわけだ」
「あぁ、こっち方面は専門だろ?」
 自分の力だけではどうしようもないと悟った俺は、ある人物に相談を持ちかけた。
 その人物こそ、今、俺の目の前にいる畑野明美だ。
 白衣を身にまとい、すらりと伸びた足を組んでいる彼女は、近所でも評判の美人医であると同時に、俺の昔なじみでもあった。
「そういえば、彼女とは最近会ってなかったわね。
 よく食べる娘だったって記憶はあるけど、そんなにひどいの?」
「そう言うと思って、ほら、これが昨日の莉子の夕飯の内容だ」
 明美にデジカメで撮った写真付きのプリントを渡す。
 それを目にした瞬間、ピシリと音を立てるように明美が固まった。
 予想していたリアクションとはいえ、少々複雑ではある。
「はぁ、これはこれは……うん、まいったわね、こりゃ」
 苦笑すら浮かべてお手上げポーズ。
「失礼だけど、妹さんの身長と体重、聞いてもいい?」
「確か、156cmの40kgぐらいだったかな。3サイズまでは把握していないが」
「いいお兄さんね、まったく。それはともかくとして、データ的には痩せすぎ一歩手前ってところかしら。
 この身体であの食事量なんて冗談だとしか思えないわ」
「やっぱり、このままじゃマズイよな」
「調査もせずに断言するのは医者として避けたいところだけど、好ましくないのは確実ね。
 特に塩分摂取量から考えると、最悪、30歳手前で糖尿病、なんてこともありえるわ」
「………」
 室内を重苦しい空気が占領する。
「なんとか、ならないのか」
「とにかく摂取量を減らすこと。当たり前だけど、これが一番効果的ね。
 他にも手はあるけど、摂取量が多かったら焼け石に水だし」
「それはわかっているが……」
「妹さんに言っても聞いてくれない、でしょ?
 安心して。アドバイスした以上は対応策まで用意するのが医者の仕事だから」
 にっこりと微笑むと、机上の薬ビン棚から茶褐色のビンを取り出す。
861名無し調教中。:2007/09/30(日) 22:45:35 ID:MxcLgS5y
「それは?」
「消化吸収補助剤。その名の通り、胃や腸の消化吸収を助ける薬よ。
 これは拒食症の人なんかが取れる量が少ない分、最大限の栄養を取るためのものであって、
 市販されているものより、効果はかなり高めだけどね」
「すまん、話がよく飲み込めない。それがどうして食事量を減らすことに繋がるんだ?」
「発想の逆転よ。そもそも、妹さんが摂取量を控えないのは『食べても太らない』からでしょ?
 なら、他の人と同じように、食べた分だけ太るようになったら?」
「そうか、自分から食事の量を減らすように……」
 俺の呟きにコクリと首を縦に振る明美。
「出来れば、こんな手は使いたくないんだけどね。
 同じ女として、太るのがどんなに辛いことか理解しているだけに、ね」
 憂いを帯びた表情の明美に、言い知れぬ不安が掻き立てられるが、それを誤魔化すように笑顔を作り、
「なーに、太るって言っても一時的にだろ?
 莉子は陸上部に入っているし、食事の量さえ減らせばすぐ元通りになるさ」
「だと、いいんだけど」
 
 こうして俺は、明美から消化吸収補助剤を処方してもらった。
 莉子を少しひどい目にあわせることになるが、良薬は口に苦いものと決まっているのだ。
 このときの俺は、希望を見出せた事に舞い上がるばかりに、この薬により引き起こされる事態を欠片も予測できないでいた。
862名無し調教中。:2007/09/30(日) 22:46:22 ID:MxcLgS5y
てなわけで、>>849を文章化してみたのだが、どんなもんだろ。
863730:2007/10/01(月) 00:01:08 ID:jn8F50Ga
>>862 乙。次回が気になります
私も、少しずつ投下〜


「・・・・・・・・。」
香苗がお腹についた肉を触りながら黙って数分後
「・・・うそ・・・」
そうつぶやいた
昨日朝食とパーティーであれだけ食べ、運動もせずにそのまま寝たら
体重は当然増えるだろう
香苗の体重および脂肪は当然ながら増えた
まず、体全体がふっくらした感じがある。
胸も少し膨らんだようにみえるし
手足も昨日と比べて少し太くみえる。
香苗は自分の体の変化に驚き、落胆したが
他の人が見れば香苗の体はかわいらしくふっくらしただけに見える。
同じ部屋で寝ている渚を見ると、同じようにふっくらしていた。
顔が少し丸くなり、むちむちしてきた感じだ。

「なんであんなに食べたんだろう・・・?」
自分の体を見ながら、香苗は考えた
こんなに体重が増加するほど食べれば、必ず満腹感に襲われるはずだ
だが、昨日香苗たちは、朝食を食べ、一日通して食べた後、
やっと満足そうな顔をしていた
また、食べているときは時間を忘れるほど一生懸命になっていた
864730:2007/10/01(月) 00:19:45 ID:jn8F50Ga
「むぅ〜・・・食べ物になにかあるのかな?」
そう疑問に思い、思考を巡らしていると
・・・ぐぅぅぅぅ〜
お腹が鳴った。
「・・・まあ、良いかな?お腹もすいたし、
 先輩を起こして、ご飯食べに行こ。」
さっきまで考え込んでいたのが嘘のように、香苗は
あっさりと朝食のことを考え出した
「昨日は、洋食だったから、今日は和食でいこう♪」
朝食のことを考え出すとワクワクしてきたらしい
「せんぱ〜い。朝ご飯食べに行きましょう。」
そう上機嫌に先輩を起こして二人は食堂へ向かった

食堂に着くと、すでに多くの生徒が席について朝食をとっていた
しかも、どの生徒を見ても皆身体がふっくらとしている
だが、皆そんなことは気にしないとでも言うように
大盛りの朝食を食べている
香苗と渚も自分の食べる分をとって席に着くことにした
席について見てみると・・・昨日の倍くらいはある量が机に並んでいた
「ん〜、おいしそうw」
香苗と渚は、当然のようにそれらすべてを平らげていった
昨日までの二人とは思えないような勢いで食べ
また、数回おかわりを繰り返し
・・・また学校まで走っていかないと危険な時間まで食べていた

「はぁー、はぁー、、、あっつぅ〜」
「ふぅー、はぁー、、、つ、つかれたぁ〜」
二人は肩で息をしながら、校門の前まで来た
額に汗が少し浮かんでいる。呼吸が落ち着いた二人は校舎に向かった
865730:2007/10/01(月) 00:44:47 ID:jn8F50Ga
転校してきた生徒は皆まず掲示板にかかれていた教室に向かい
その教室内で待機という指示が出ていた
「この学園、転校してきた人は年が違っても同じ学年になるんですね」
「みたいだね・・・何か私ダブリみたい」
と渚は、愚痴り、その後もおしゃべりをしていると、先生が来た
「はい、皆さん初めまして。私がこのクラスの担任の家杉昌子(かすぎまさこ)です。
 これから、頑張っていきましょう」
そう担任、家杉先生は言い皆の出席をとっていった
家杉先生は、スラッとしていて髪を肩まで伸ばしたきれいな先生だ
「えぇと、それじゃあ初めに、この学園の方針を伝えるわね。
 この学園は、今ここにいる貴女たちみたいな子たちをしっかり育てて
 世の中に出すのを目的とした学園です」
(案外普通の方針なんだぁ〜・・・)
先生の話を聞いて、香苗はそんなことを思っていた
「それで、、、つまり貴女たちにはしっかり太ってもらいます」
「「「・・・えっ?・・・」」」
クラスのいる全員が声をそろえた
香苗や渚、他の生徒たちも今何を言われたのかすぐには理解できなかった
「ちょ。ちょっと!なんで私たちが太らないといけないんですか!?」
と、ある女生徒が反論した
「・・・嫌なの・・・?」
「い、いやに決まってるじゃない!そんなのおかしいでしょ!?」
「・・・そぅ」
866730:2007/10/01(月) 00:46:01 ID:jn8F50Ga
家杉先生は、そう言うと、教室内にある電話でどこかに電話をかけた
すると、先生が受話器を置いて少し経った後
数人の先生が、教室に入ってきて、その女の子を取り押さえた
「きゃっ!、、、な、なにするのぉ!!」
女の子は先生たちに捕まれて、教室を出て行った
「・・・いやっ!はなしてぇ〜〜!・・・・」
声がだんだんと遠のき・・・女の子の声は聞こえなくなった
「あの子にはちょっと「罰」を与えます。皆と会えるのは一ヶ月後くらいかな?」
そう家杉先生はしれっと言うと
何事もなかったように話を続けた
「・・・ということなので、貴女たちはまるまると太ってくださいねw」

・・・一瞬にして私たちの、新しい夢や希望が、絶望へと変わっていった


今日はここまでです。最近香苗が深く考えることが多いような
キャラになってきました。当初はそんなつもりなかったんですけど(汗
今度から急展開になる可能性があります
867名無し調教中。:2007/10/01(月) 09:18:17 ID:FqLU5SPp
…聖マルガレtゲフッゲフッ
868名無し調教中。:2007/10/01(月) 13:15:31 ID:nf08x0OP
>>867
たかし!あんなお下品な本は捨てといたからね!
もう二度と買うんじゃないよ!
8694スレ150 ◆s2RZJLoRdg :2007/10/01(月) 18:14:12 ID:AhAGKC2L
魔法少女の増量版をあぶらみにうp
時系列的には>>816>>817の間の場面になります

後日談はgdgd続かずに完結させつつ、その後の展開を匂わすための遊びですので
ご自由に消化してください

あと、コテハンだけじゃなく、トリップつけたほうがいい人もいらっしゃるようなので
今後はトリつけます
870名無し調教中。:2007/10/01(月) 20:55:08 ID:HiJ8V5hY
トリは大変ありがたい。乙。
871名無し調教中。:2007/10/01(月) 21:00:02 ID:X7Nw2/bS
>>862
乙。続きにwktk

>>866
だんだん太ってくる描写がgood。
ぽっちゃりが限界突破するのを期待している。
872名無し調教中。:2007/10/01(月) 22:06:12 ID:4B1wIU/p
らいとすたっふ、DLしてみたけど良かった
あんな店あったら良いいなぁ
873名無し調教中。:2007/10/02(火) 00:31:32 ID:MomwgRcC
>>872
サンプル見て『彼氏が彼女に無理やり食わせて肥満化』だと思ってた。
支障なきゃ概要kwsk
874 ◆qVI80fpwXM :2007/10/02(火) 20:54:25 ID:fmZrC0R5
>>861からの続きです。ついでにトリ付けました。


 家族水入らずの夕食。相変わらず、莉子はテーブルの上を埋め尽くすほどの大量の料理を食べていた。
 莉子の食べ方は早食いのそれのように見苦しい食べ方ではない。口いっぱいに頬張ることも無いし、ちゃんとよく噛んでから飲み込む。
 ただ、休むことなくひっきりなしに口に運んでいるため、気が付けば皿の上の料理が綺麗さっぱり消えているのだ。
「兄さん、おかわり」
 いつものようにどんぶり茶碗を差し出す莉子。だが、俺は顔を曇らせて受け取りを拒否する。
「兄さん?」
「なぁ、いい加減に食事の量を控えないか?」
「なんだ、またその話ですか?」
 聞くのもウンザリと言わんばかりに顔をしかめられる。
「この前、明美のところに相談にいったんだ。そしたら、このままだと若いうちから糖尿病になるかもしれないって……」
「それぐらいの自己管理はちゃんとできています。なったらなったで、自己責任ですから兄さんには関係ありません」
「…………」
 何度となく繰り返されてきたこのやり取りは、今日も平行線のままだった。
 もしかしたら、今日こそは心変わりしてくれるかもしれないという、淡い期待を抱いていたのだが。
「……身体を壊す前に、そのままだと太るぞ」
「大丈夫です。食べても太らない体質ですから」
 苦し紛れの皮肉と受け取ったのか、そっけない言葉を残して、自らおかわりを盛りにいく莉子。
 ――まさか、それが俺からの最後通告だったとは、夢にも思っていないに違いない。
875 ◆qVI80fpwXM :2007/10/02(火) 20:56:41 ID:fmZrC0R5
 莉子が自室のある2階に上ったのを確認してから、行動を開始する。
 とは言っても、することといえば、明美から渡されたこの薬を、冷蔵庫の中にある開封済みのペットボトルコーラにいれるだけなのだが。
 実のところ、明美にこの薬を渡されたその日から、俺はこの薬を服用していた。
 明美を信用していなかったわけではないが、実際にどのくらい効果があるものなのか確かめておきたかったのだ。
 約一週間飲み続けたその結果は、驚く無かれ、なんと――500g増。
 なんと言うか、もはや誤差の域だが、そもそも太るための薬ではないのだ。
 人並みの食事量しか取らない俺が服用しても、意味が無いのはある意味当然だったのかもしれない。
 だが、本当に効果が薄いという可能性も捨てきれないので、指定された量よりも少し多めに入れておくことにする。
 『ダメ元で』という思いが、その安易な行動を助長していた。
 よく混ぜたあと、試しにほんの少し飲んでみる。
「うん、これなら飲んでも気づかれないな」
 呟いてから、これが毒薬や睡眠薬だったら、まるっきり犯罪者の行動だなと苦笑する。実際、そう違いは無いのかもしれないが。
「兄さん?」
「!?」 
 背後からかかってきた予想外の声に、思わず身体をびくつかせる。
「暗いところで何をやっているんですか?
 と言うか、妹に声かけられただけでビビらないでください、情けないですから」
「あ、あぁ、莉子か。ちょっとな」
 誤魔化しながら、薬の入っていた包み紙をくしゃくしゃに丸めて、ズボンのポケットにねじ込む。
「こんな夜中にコーラだなんて……太りますよ?」
「自分のコップを取り出しながら言う台詞じゃないと思うんだが」
「私はいいんです。そういう体質ですから」
 誇らしげに胸を張りながら、薬入りのコーラをドボドボとコップに注ぐ莉子。
 ばれない自信はあるのだが、どうしても気になり、チラチラとそちらに視線を向けてしまう。
「なんですか、何か言いたいことでも?」
「いや、なに」
 コップの半ばまで飲み干されたコーラに、ホッと胸を撫で下ろしながら、俺は呟く。
「確かに、気をつけような。――お互い様に」
876 ◆qVI80fpwXM :2007/10/02(火) 21:04:28 ID:fmZrC0R5
短いですが、区切りがよかったので今回はここまで。
次回から本編です。

>>730の人
ズルズルと強制的に太らされていく展開にwktk
877792 ◆SKMlSPfKqU :2007/10/02(火) 21:12:14 ID:y9GYsFdZ
最近の賑わいっぷり、すごいですね
>>856からの続き投下します。

12月。
「美紗緒ちゃん、最近その服ばっかりだねぇ〜」
木崎の言葉に美紗緒は顔をしかめる。
もう5日程、美紗緒は同じスウェットで過ごしていた。
腰のゴムは伸びきっており、おまけに少し匂う。
美紗緒が持ってきた着替えの中で着られるものはもはやこれだけになっていた。
「それにしてもここに来てから肥ったね。
 ひょっとして、俺好みになる為に肉体改造してるのかな?なーんて(笑)」
たしかに、体重はかなり増えている。
まだ美人には違いないが、もう肥満体といって差し支えないだろう。
以前の引き締まった姿は消えており、腹にはしっかり3つの段差が刻まれている。
この男には言えないが、とっくに下着も入らない為に
タオルを切り取って器用に自作していた。
本社に品物を自由に注文できるのは木崎だけで、今の私には、
新薬開発完了の連絡しかできないのだ。
正確にはわからないが、以前より20kgは増えているだろう。異常なペースだ。
「本社に頼んで大きいサイズの服と下着、送ってもらおうか?
 サイズ教えてくれない?俺が計ってもいいけど」
「…あなたには関係ないでしょう!そんな事より…」
顔を紅潮させて美紗緒が怒鳴るが、それを邪魔するように特大の腹の虫が鳴った。
「アハハ、豪快だね〜美紗緒ちゃん。OK、食事にしよう」
美紗緒はいたたまれなくなってすごすごと自室に戻り、昼食に冷凍のピザ(Lサイズ)
を3枚ほど食べた。
878792 ◆SKMlSPfKqU :2007/10/02(火) 21:13:02 ID:y9GYsFdZ
1月。
スナック菓子に、大量の食料を抱えて美紗緒が研究所にやって来た。
「おいおい、もう昼だよ〜美紗緒ちゃん」
「…ね、寝坊したんです。えーと、それより開発はどうなりました?」
これは嘘だ。美紗緒は最近は大抵自室にこもり、食料を漁っている。
研究所に顔を出すのも、食料庫に食料を回収に行くついでになりつつあった。
今日遅れたのも、時間を忘れて常人の1日分はあろうかという朝食を食べていたからである。
「順調だよぅ。その服似合ってるね〜かわいいなぁ〜」
美紗緒が着ているのは木崎が取り寄せた洋服だった。あれから程なく
あのスウェットも入らなくなり、裸でいるわけにもいかないので渋々届いたこれを着ている。
届いた服はどれも冗談のように大きかったが、着てみると意外にぴったりで、美紗緒を
大きく落胆させた。
しかしそれ以上に、その洋服や下着の趣味は美紗緒にとっては屈辱的だった。
少女漫画のようなフリルとレース、リボンのついた巨大なワンピース。
太い体が丸見えになる時期外れのキャミソール、ホットパンツやミニスカート。
下着はやたらとセクシーなデザインだが、もちろん巨大サイズだ。
どれも今の自分の体型にとっては最悪の組み合わせだった。
(こんな恥ずかしい服、着れるわけないじゃない…)
と思ったが背に腹はかえられない。
今日着ているのはジャンボサイズのピンクのオーバーオールで、その姿は
まぎれもなく「豚」を思わせる。
しかしこのジャンボサイズですら最近の体重増加には追いつけないのか、
すでに肩のベルトは肉に食い込み、腰のあたりは張り裂けそうだ。
(これもきつくなってきてる…
 博士に大きいサイズ頼もうかしら…でもあの洋服の趣味はなぁ…
 帰ったら体重かなり落とさなきゃ社の笑い者だわ)
美紗緒にとって唯一の救いは自分が太りだした事で、木崎のやる気が出たのか
新薬の開発が順調で、なんとか期日に間に合いそうな事だった。
「それでは開発、頑張ってくださいね。モグモグ、今日は失礼します」
スナック菓子を食べ切ると、重い体を引きずりながら、大量の食料を両手に抱えて
美紗緒は帰った。
もっとも、翌朝にはこの食料は全て彼女の胃袋の中だが…
879792 ◆SKMlSPfKqU :2007/10/02(火) 21:13:33 ID:y9GYsFdZ
2月。
期日のずいぶん前に、新薬は完成した。
「かわいい美紗緒ちゃんのお願いだからねぇ〜、俺頑張ったよ〜」
「お疲れ様です、博士」
美紗緒はというと、その後ダイエットを決意したが食欲に勝てず、体重もとうに
3桁を突破した。
先月着ていた洋服は既に窮屈になり、結局また木崎に取り寄せてもらった。
今度の洋服は伸び縮みする素材の物が多く、今着ている5Lのジャージはまだ少し余裕がある。
俗に言う「芋ジャージ」だが、もはや美紗緒は服のデザインは気にならず、
サイズが合えばいいと思うようになっていた。
食欲は相変わらずで、今も食べ物が手放せず、片手にはフライドチキンが8本入った
バケツカップを持っている。
(これでやっと本社に帰れるわ。大体この島がいけないのよ…食べることくらいしか
 楽しみが無いから、私もこんなに太っちゃったし…帰ったらすぐ休暇を取って
 脂肪吸引でもしないと…)
そんな事を考えながら、チキンをほおばる美紗緒。顔は汗と脂にまみれ、半年で
外見は別人のように変わっていた。
おそらく以前の彼女の姿を知る者もこの異常な食欲の肉の塊があの美しかった彼女とは、
とても信じないだろう。
(フ〜、おいしかった。それにしてもこの部屋暑いわね…)
部屋には軽く暖房が入っていたが、もちろん暑いのは彼女が太り過ぎたせいである。
チキンの食べかすをしゃぶりながら、肩にかけたタオルで汗を拭う。
「しかし美紗緒ちゃんは俺好みの美人になったね〜。1週間後に帰るのかぁ〜、
 このままこの島に残ってほしいくらいだよ」
「また遊びにきますよ博士。ふぅ、それでは帰る準備がありますから、
 新薬は持って行きますね。
 では失礼します。どっこいしょ」
(冗談じゃない、こんな変人の処に2度と来るもんか)
重い体をゆっくり持ち上げ、研究所を出る美紗緒。帰りにもちろん食料庫に寄り、たっぷりと
食料を自室に運んだ。
880792 ◆SKMlSPfKqU :2007/10/02(火) 21:14:27 ID:y9GYsFdZ
その晩から、美紗緒は木崎に顔を見せなくなり、朝から晩まで食べ続けた。
「やっと帰れるんだからお祝いしなきゃ〜、自分にご褒美よ。
 痩せるのは帰ってからでもできるし。このケーキおいし〜」
ひたすら食べ続け、眠る。食料が尽きれば食料庫に行き、また繰り返す。
そんな生活を5日ほど繰り返し、みるみる彼女は肥大化していった。
しかし6日目の夜、異変が起きた。
「お腹すいたぁ〜、ふぅ、ふぅ、もう少し近くにあればいいのに…」
張り裂けそうなジャージ姿で、深夜、美紗緒はもはや何度目か分からない
食料庫に向かう。若干余裕があったはずのジャージは歩いているとゴムが
ちぎれてしまったので今は下着と上に薄手のシャツのみの姿で。
閉鎖された空間での長期の生活と他人は木崎のみの気楽な生活で
もはや羞恥心より食欲のほうが完全に勝ってしまっていた。
2月にこんな格好では普通は凍死の危険性もあるが、分厚い脂肪と、比較的
温暖なこの島の気候のお陰かその寒さが逆に心地良かった。
「…あ、開かない?」
いつも鍵などかかっていないはずの食料庫のドアには鍵がかかり、
どうやっても開かない。
「ど、どうしよう…おなかすいた…」
881792 ◆SKMlSPfKqU :2007/10/02(火) 21:21:42 ID:y9GYsFdZ
書けた分はここまでです。次で完結予定。

>>730
連れ去られた子がどうなるか楽しみです
>>862
GJ。続きが気になります


882名無し調教中。:2007/10/02(火) 21:25:06 ID:Lja+scun
GJ!
個人的に美人ナイスバディが
豊満ナイスバディになる展開は好きなので
終わってしまうのが凄い切ない
883名無し調教中。:2007/10/02(火) 21:56:42 ID:osk8eF3P
なにこの神ラッシュ!!!!

GJ!!!!
884名無し調教中。:2007/10/02(火) 22:41:19 ID:Q3DUhLff
>>882
こんなミカエルみたいな感じ?
ナイスボデーから、豊満ボデー
ttp://www.stuffer31.com/preview/
885名無し調教中。:2007/10/02(火) 22:58:41 ID:2MYhk1Wg
サムネでしか見れんけど、Michaelaスゲェ!!
886名無し調教中。:2007/10/02(火) 23:26:58 ID:8dVwDOhT
一週間ぶりに来てみたら何この神ラッシュ。
一日で読むのはもったいないから今から数日に分けて読むんだぜ!
887名無し調教中。:2007/10/03(水) 00:03:18 ID:NRwTTRSd
感想書くよりSSの投下速度が速くて追いつけないぜ!
888名無し調教中。:2007/10/03(水) 00:40:17 ID:itJmsfc1
さすが実りの秋 食欲の秋
今秋は豊作だねぇ
889名無し調教中。:2007/10/03(水) 01:06:48 ID:PQR3MjTM
>>887
それでも、読んだ先から感想を書いた方がいいんだぜ。
890名無し調教中。:2007/10/03(水) 01:24:58 ID:sI20Sxgn
性欲を持て余すとしか言いようが無い神ラッシュ・・・SS師の皆さんホントGJです
891名無し調教中:2007/10/03(水) 22:28:54 ID:c3H0pYRy
892:2007/10/03(水) 22:30:44 ID:c3H0pYRy
最高
893 ◆qVI80fpwXM :2007/10/03(水) 23:09:57 ID:7H73Re3a
>>875の続きを投下します。

 目に見えた効果が現れ始めたのは、意外にもその次の日の朝だった。

 カリカリに焼いたベーコンと目玉焼き、ポテトサラダ、フルーツの盛り合わせetc...
 早起きして作り上げたそれらは、おおよそ、一般家庭の五人前に相当する。
 まだ、重く閉じようとするまぶたをゴシゴシと擦る。夕食の残りでも出せたら少しは楽になるのだろうが、
 幸か不幸か、我が家では出された料理が次の食事まで残っていることはまず無いのだ。
 調理者としては、残らず食べてくれるのは嬉しくもあるのだが、やはり胸中は複雑である。
 そんなこんなで、この朝食もスムーズに莉子のお腹の中へと消え去るものだと思っていたのだが。
「…………」
 莉子の箸が止まっていた。
 すでにおかずの大半はたいらげていたので、これがもし他の人だったら気にすることは無かっただろうが、
 この程度の量で食事のペースを落とす莉子でないことは俺が一番よく知っている。
「どうしたんだ、莉子?」
「べ、別になんでもありません…!」
 つっぱねる莉子であったが、どこか腑に落ちなさげな表情で、しきりにお腹をさすっていた。
 これはもしや、という思いが胸の中で沸き起こる。
 あの薬は消化吸収を補助するものだと聞いていたが、副次効果でいつもよりも早く満腹と感じるようになったのではないか。
 素人考えもいいところだが、事実、莉子の様子がその仮説を裏づけしている。
 もしかしたら、太るよりも早く、自ら食事量を控えるようになるかもしれない。
 考えうる限り最高の結末が垣間見え、それだけでだいぶ気が軽くなる。
894 ◆qVI80fpwXM :2007/10/03(水) 23:11:44 ID:7H73Re3a
「無理しなくていいんだぞ。残しておけば、夜にも食べられるんだし」
「……っ! なんとも無いって言ったはずです。私はこれでちょうどいいんですから!」
 吐き捨てるように言葉を残して、再び食事に戻る莉子。
 助け舟を出したつもりだったが、逆に莉子のプライドを傷つけてしまったようだ。
 焦ることはない、と自分に言い聞かせる。
 たとえ何日かかろうと、最終的に食生活が改善されれば問題ないのだ。
 気を落ち着かせるため、俺はブラックのコーヒーをグイッと飲み干した。 

************

 何かがおかしい。
 歯を磨きながら、私は言い知れぬ不安に襲われていた。
 今朝、ベッドで目が覚めてからというもの、どうにも歯車がかみ合っていないような、不思議な感覚が身体に纏わりついているのだ。
 熱っぽさは無いので風邪ではないだろうし、気分もいたって良好だ。
 まったくもって正体不明の感覚だったが、朝食を取っているうちにあることに気が付いた。
 無意識にお腹を撫でる。この中には今の今まで食べていた朝食が、たっぷりと詰まっているはずである。
 だと言うのに――


 普段なら感じるはずの充実した満腹感。それが欠片も感じられないのだ。
895 ◆qVI80fpwXM :2007/10/03(水) 23:14:39 ID:7H73Re3a
 薬を盛ってから二日目の朝。

 あくびをかみ殺しながら、一口サイズに切りそろえた色鮮やかな生野菜の数々を、大皿に盛り付けていく。
 ここであらかじめ少量の塩を振っておくのがポイントだ。味付けを莉子に任せてしまったら、
 それこそ見ているだけでウンザリするような、こってりとした一品に仕上がるのは目に見えている。
 現時刻を確認して、ラストスパートに取り掛かろうとした、ちょうどそのとき、背後から声がかかってきた。
「おはようございます、兄さん」
「あぁ、おはよ…」
 反射的に振り向きながらの挨拶は、しかし、半ばで止まる。
 一瞬、目の前にいるのが誰だか分からなかったのだ。
 それは一瞬のことで、すぐにそれが莉子だということに気づく。
 外見に劇的な変化があったわけではない。ただ、ほんの少しだけ、いつもよりも顔つきがふっくらとしていたのだ。
 それは本当に些細な変化であったが、だからこそ、逆に強い違和感となって印象に残ってしまう。
「どうしたんですか、兄さん?」
 不思議そうに小首をかしげる莉子。
「いや、なんでもない。もうすぐ出来上がるから、顔洗ってこいよ」
 首を横に振って誤魔化す。
 おそらく、まだ莉子は自分の変化に気づいていないはずだ。
 自分の変化に気づいた時、莉子はどのような反応を示すのだろうか。
 このときの俺は、自身の使命よりも好奇心の方が勝っていた。
896 ◆qVI80fpwXM :2007/10/03(水) 23:16:37 ID:7H73Re3a
************

「…………」
 鏡との無言のにらめっこは、数十秒間にもおよんだ。
「なんですか、これは…」
 口の中で呟いた言葉には、苦渋の色が濃く滲んでいる。
 鏡に映る自身の姿。それは、昨日までの見慣れたものとは少し違っていた。
 わずかばかり、ふっくらと横に膨らんだ顔。
 言わなければ、その変化に気づかない人もたくさんいるだろう。
 だが、私自身にとっては非常に由々しき問題であった。
 昨日の生活パターンを脳裏に思い浮かべる。
 特に変わった事は無かったはずだ。いつものように起きて、いつものように食べ、いつものように寝た。
 ただひとつ、変わったことがあるとすれば――
「…………」
 お腹をさする。結局、昨日は満腹を感じることが一回も無かった。
 終始空腹というわけではない。食べれば、ちゃんと空腹感は消える。
 ただ、いくら食べてもこれ以上入らないという気にならないのだ。まったくもって、不思議なことに。
「でも、これが原因と言うことはありえませんね」
 私はいくら食べても太らない体質なのだから。
 満腹感を感じようが感じまいが、食事が原因で太るなんてことは絶対にありえない。
「やっぱり寝不足でしょうか。最近、課題をこなすために徹夜も多かったですし」
 顔のむくみとは印象が異なっているような気もするが、気のせいだと自分に言い聞かせる。
 そうだ、兄さんにどう見えるのか聞いてみましょう。自分と他人とでは受ける印象も変わってきますし。
 そうと決まれば実行あるのみ。タオルで顔を拭うと、私は洗面所を後にした。
897 ◆qVI80fpwXM :2007/10/03(水) 23:19:04 ID:7H73Re3a
今回は以上です。少しずつ進行していこうかと。

>>792の人
GJ。食欲に支配されて、だらしなくなる描写は大好物です。
898730:2007/10/04(木) 00:20:15 ID:HfdUDQch
>>866からの続きを投下します
今回から少し展開が早くなっていきます


・・・あの絶望を感じさせる発言から二週間が経った
香苗と渚は、日に日に食べる量が増していき、しかし食事にかける時間は転入当初と
変わらず、決まった時間内で食べていた。
つまりは、無我夢中で大量の食料を短時間で食べるようになっていたのだ。
二週間経てば体型の変化も大いに現れてきた
最初ぶかぶかでゴムで締めないと着れなかった制服が、今ではきっちり、もとい
ぱつぱつになっていた。スカートの上にお腹のお肉が少し乗るようになり
腕や足にも余分な脂肪・贅肉が増えていった。
普通に歩くだけで、全身の脂肪がかわいらしくプルプルとふるえるようになっていた
顔の方は、ぎりぎり二重顎が出来るかどうかまで迫っており
目は頬の肉で少しだけ細くなったように見える

「ふぅー・・・ご飯おいしぃ〜w」
あの日、先生から話を聞いた後、当然のことながら数人の生徒が脱走を図ったが
誰一人も外に出ることは出来ず、捕まり、どこかにつれられていってしまった
逃げられないことが分かった香苗と渚は、チャンスを待とうと、二人で話し合い
最初は、あれこれと抜け出すための計画を立てていたが
気がつくといつの間にか眠っており、すぐに朝食をとるために食堂へ向かって行っていた
今では「いつか抜け出せるから大丈夫」という何の根拠もない理由で安心して
朝食をとっている
「せんぱぃ・・・最近暑くなりましたよね」
「そうだねぇ・・・」
と会話をしながら二人は食事をしていた
899730:2007/10/04(木) 00:40:28 ID:HfdUDQch
だが、暦はすでに秋である。
それほど暑い日になることは殆どない季節だ。
・・・二人が太ったため、暑く感じるだけなのである
それに他の生徒も太ってきたので、周りの効果で室温も上がっていった

ガツガツ・・・ムグ・・・ゴキュッゴキュ・・・
「ん・・・ぷはぁ、おいしかったw」
食べ終わると毎日時間がピンチなため学校までダッシュである
だが、転入当初のように軽やかに走れるわけはなく
ポヨポヨと全身の肉を揺らし汗をかきながら行くのである
校舎に着く頃にはもう制服はびしょびしょでフゥーフゥーと息が上がっている

校舎内では、いつ飲食をして良いらしく休憩時間は当然のことながら
時には授業中にお菓子を食べるような生徒もいる。
香苗と渚は、校舎内では昼食以外はなにも食べないでじっと授業を受けている
そしてこの学園には特別な制度がある
それは・・・
「はぃw1時限目終了です。皆さん次の時間は校舎の食堂に集合です。いいですね?」
そぅ、この学園は授業を一時間受けるごとに「おやつたいむ」としてまるまる一時間
食事をとらせるのだ。
普通の人ならそんなに食べることは出来ないが彼女たちはそれをなんなく平らげる
香苗と渚もこの時間は授業の一環として考えているので勝手な飲食とは捉えないようにしていた
「よぉし!この時間もたくさん食べるぞぉ〜♪」
そう意気込みながら皆、一心不乱に食物を胃の中へ詰め込むのだ
バクバク・・・モチャクチャ・・・ガツガツ!
・・・キーンコーンカーンコーン
「あれ?もう終わりぃ〜?はやいなぁ〜」
チャイムが鳴るとそういったブーイングが聞こえだしてくる
だが、チャイムはちゃんと一時間経って鳴らしているのだ
皆食べるときは時間を忘れるのである
900730:2007/10/04(木) 00:51:18 ID:HfdUDQch
6時間目終了後・・・
「はぁ〜w今日もたくさん食べましたねぇ〜」
「だねぇwでもまだちょっとお腹に空きがあるんだよね」
そういう話をしながら香苗と渚は寮に戻っていった

自分たちの部屋に着くと、二人は鞄を置きそのまま食堂へ向かった
食堂にはいるとモワッとした臭いが立ちこめていた
先に帰っていた多くの寮生が皆汗をかきかき食べ物を食べていた
そんなにおいを気にすることなく二人は、お皿にいろんな食べ物を詰め込んで
机について、食事を始めた・・・


「今日も食べ疲れた〜」
そういって食事をしただけで汗をびっしょりかいた二人は部屋に戻ってきた
「・・・もぅ眠たいから寝ちゃえ〜」
そういうと香苗と渚は汗をかいた制服のままベットの上に横たわりそのまま寝てしまった


今日は、ここまでです・・・やっぱり急に展開を早めるのは中々難しい物ですね
でも、頑張っていきますので皆さん出来ましたら
温かい目で見守っていてください
901名無し調教中。:2007/10/04(木) 00:52:47 ID:CbKZZX6M
>792氏
乙。
キツめの美人が身も心も堕落してくのっていいねえ。

>859氏
これまた乙。
食欲に飲み込まれる予兆がありありで楽しみ。

>730氏
これも乙。
実に暑苦しい光景が楽しすぎる。
902名無し調教中。:2007/10/04(木) 22:04:52 ID:71IcF2KL
最近思った、こういう女の子の汗は飲めると思う
二次元だけだけどなッorz
そんな気持ちにさせてくれたSS職人の皆さんGJ!!!
903名無し調教中。:2007/10/04(木) 22:37:43 ID:VQSI25ri
昨日、某ファミレスに妹が迎えに来てと言われて駐車場で待っていると
俺の止まっている右の車に、女子大生でも会社員の二人組みが来まして
一人が細い女性と、普通〜ぽちゃぐらいの女性で会話が聞こえてきたので聞いていると

「A子と最近、出かけると食べてばっかしでお腹がモチになってきたよ」
「そんなことないよ。Y全然普通に見えるよ」

とYさんはチュニックを上にあげてジーンズの上に乗ったお腹を見せた

「Y、全然、大丈夫だよ。食べたばっかりだから」
「そうA子と食べ歩きして、半年で10kgぐらい太ったけど・・・」
「Y、大丈夫!すぐ痩せれるから!」
「そうね!」
と会話をしばらく続き、駐車場をあとにした

俺はチラ見しながら寝ているフリをして会話を聞いてたけど
たぶん俺に気づいてなかったから、お腹を見せる大胆行動したのかな?
リアルで強制肥満化させる、させている女性を見て興奮した日だった
904名無し調教中。:2007/10/05(金) 00:18:02 ID:ghL1oqK3
リアル話に便乗して今日の姉です。

妹は会社の先輩からお菓子禁止令を出されたそうな。
「二十歳を前にしてぷよぷよになっちゃったら悲しいぞ!」と言われたとか言われなかったとか。
家での間食は減った気がするけど、職場では先輩が心配するような状況なのか。
今後に期待。
905名無し調教中。:2007/10/05(金) 11:06:34 ID:GhKyOtKI
いっその事姉妹で太られたらいかが?

より太れた方にはこのスレの好きな男性を自由にしてよい権利が
906名無し調教中。:2007/10/05(金) 11:09:18 ID:CdxRVjKQ
しかしこのスレに男性はいなかったというオチ
907名無し調教中。:2007/10/05(金) 12:00:54 ID:hEfa5btD
そんなに低いのか、このスレの男性率w
まあ、確かに女性一人称のSSが多いとは常々思っていたが。
908名無し調教中。:2007/10/05(金) 13:15:13 ID:t7YDxLTJ
いや、そんなこと無いしょw
909名無し調教中。:2007/10/05(金) 16:51:17 ID:lA77qG22
それだったらどれだけ怖い世界だよ、コノスレ
910名無し調教中。:2007/10/05(金) 17:21:41 ID:ghL1oqK3
それこそSSの世界ですよね。女が女を太らせる(太らせたい)世界。

さすがに女ばかりなわけはないと思いますが、意外と女性の住人もいる気はします。
911名無し調教中。:2007/10/05(金) 18:13:15 ID:UCoygfIQ
女性視点のSSが多いのは、そっちの方が書きやすいからでは??
女の子を肥満化させるわけだし。
体重計にのって、増えてるっ!みたいなのは、本人目線じゃないとできないですから。
案外女性は多そうですけどね。
912名無し調教中。:2007/10/05(金) 19:22:39 ID:hwbsulaX
次スレをそろそろ建てなきゃな…
913名無し調教中。:2007/10/05(金) 20:41:28 ID:xSHwKydM
>>912
まだ早すぎだろw
ここのところ伸びがいいけど、
それでも960くらいまで待っても全然問題なかろう。
914名無し調教中。:2007/10/05(金) 21:05:50 ID:lA77qG22
エルフライトの新しい絵サイコ!!
915名無し調教中。:2007/10/05(金) 22:26:19 ID:QBk8W293
どこが?
916名無し調教中。:2007/10/05(金) 22:53:08 ID:DTu+m4Qy
>>915
ちょっと表でろ
917名無し調教中。:2007/10/05(金) 23:01:46 ID:f6SODuR+
別に
918792 ◆SKMlSPfKqU :2007/10/05(金) 23:03:18 ID:cLMenANT
>>882からの続きです。

この島には自分以外には木崎しかいない。
何故今更、木崎が鍵をかけたのだろう…
まぁそれなら明日事情を話して…と考えを巡らしていると、
ギュルルルルル
特大の腹の虫が響き渡った。とても朝までもちそうにない。
仕方ないので空腹に耐えながら重い足取りで木崎の家に
向かうと、途中、研究所の明かりがついていた。
(こんな時間なのに…あの男が徹夜で作業?
 そんなことあるわけないわ。
 でも確かあそこにも冷蔵庫があったわね…)
空腹も限界がきており、少しでもそれを紛らわそうと
自分の格好も気にせず研究所に入ると、何故かテーブルいっぱいに
和・洋・中の料理が並べてあった。
美紗緒はそれを見るや、手でつかみ取り、ソースで体をべたべたに
しながら猛烈に食べる。食べる。食べる。
(どうしてこんな食べ物が…?)
と思うも、抑圧された食欲の暴走は止まらない。
食べながら周りを見回すと…なぜか巨大な全身鏡が置いてあった。
(!!!!!)
美紗緒はここ2ヶ月ばかり、無意識のうちに自分の姿を鏡で見るのを
避けていた。美しかった自分が肥え太っていく現実から逃げていたのだ。
しかしその姿は彼女を驚愕させるのに充分な破壊力だった。
919792 ◆SKMlSPfKqU :2007/10/05(金) 23:03:57 ID:cLMenANT
美しかった顔や髪はソースと脂にまみれ、ギトギトと鈍い光を放つ。
目は顔の脂肪で細くなり、せり出した頬肉により前より低くなったよう
に見える鼻は脂でテカテカと光る。
輪郭はだらしなく、眼鏡のフレームは顔の脂肪にめり込んでいる。
顎と首はもはや曖昧で、ほとんど一体化している。
体のラインがぴっちりと出た薄手のシャツは巨大化した胸を隠すのに
手一杯で、豪快に白い段腹が飛び出している。
巨大な尻は下着が食い込み、醜い食い込み跡が幾重にもできている。
昔見た、アメリカの肥満問題のドキュメントに出てきたような
とんでもないデブがそこにいた。
(み、醜い…気持ち悪い…ぶよぶよ…いやぁ…た…食べるの、やめなきゃ)
そう思っても手は別の生き物のように止まらず、食べ物を運び続ける。
(こんなの…おいしぃ…嫌よ…おいしぃぃ…うまぁ)
「ご馳走は気に入ってもらえたかい?
 この半年間楽しかったからさ、せめてものお礼だよ。
 しかししばらく見ないうちにまた大きくなったねぇ〜。
 しかもこんなセクシーな格好で」
いつの間にか、背後に木崎が立っている。
「そろそろ種明かしをしようか」
(博士…種明かし?…おいしい…)
状況の掴めない美紗緒はひたすら口をムシャムシャと動かすだけだ。
「見たところ…150kgくらいかな?
 以前のきみが50kgとしても3倍増しだ。半年でここまで太るなんて、
 いくらなんでも、マトモな太り方じゃないよね〜。
 食欲で判断力鈍ってるね、美紗緒ちゃん」
いつにもなく鋭く、木崎が言う。
920792 ◆SKMlSPfKqU :2007/10/05(金) 23:05:03 ID:cLMenANT
「実はね、君が飲む飲料水に細工…俺の作品を混ぜさせてもらったんだ」
驚く美紗緒だったが、食べ物を口に詰め込むのに必死で言葉が出ない。
「食欲を飛躍的に増進する薬…体が摂取した栄養を全て脂肪に蓄える副作用あり、
 内臓機能を向上させる薬…体が摂取した栄養を全て脂肪に蓄える副作用あり、
 運動機能・筋力を向上させる薬…脂肪燃焼機能を阻害する副作用あり、
 わかったかな?つまり君は異常に肥り易く、しかも痩せない。
 肥り過ぎて心臓に負担がかかったり、糖尿病になる心配も無い。
 たとえ肉塊レベルになろうともその運動機能により移動不可能になることも無い。
 長期の服用で、完全に体質は変化してもう戻れないよ。
 他にも骨密度を強靭にして骨の強度を高める奴とかも使ってあるよ。
 まだまだ思う存分おっきくなってよ」
…はめられた。そう美紗緒が理解した次の瞬間、
「ごのぉおぉぉおお!よぐもっ!ゆるざないわよぉぉお!」
食べ物を口から吐き出しつつ、美紗緒は巨体を揺らし、木崎に飛びかかった。
薬によってたしかに運動機能は向上しているらしく肥満体とは思えぬ、かなりのスピードで。
「あんたのぜいでっ!こんなデブにぃぃ!」
「最後に…これはとっておきなんだけどね」
「ぶがぁぁぁっっっ!」
突然の激痛にのた打ち回る美紗緒。全身の脂肪もまた揺れる。
「俺に危害を加える人間にとびきりの苦痛を与える…ご都合主義かもしれないけどね。
 脳内物質で痛みを和らげるのがあるだろ?その逆を分泌させるわけ。
 まぁ分かりやすく言えばA薬を飲んだ人間に、B薬を飲んだ人間は危害を加えられない…
 ってやつさ。効果は一生。これは誰にも渡せない俺の最高傑作。墓まで持っていくよ」
「君は本社で返り咲く気満々だったけどねぇ。君、もう見捨てられてるよ?
 もちろん迎えも来ない。
 僕が本社の偉い人にこんな玩具が欲しい、って言ったら君がこの島に来たんだから。
 この前渡した新薬も嘘。中身はただの水さ」
美紗緒は仰向けに倒れ込み、この半年自分が道化…いや、モルモットか玩具に過ぎなかった
事に、悔し涙を流した。
921792 ◆SKMlSPfKqU :2007/10/05(金) 23:06:49 ID:cLMenANT
「さて、充分楽しめたし…これからどうするかな?美紗緒ちゃん。
 この島でこれからも俺と仲良く暮らすか、迎えを呼んであげるから
 その肥満体で本社に帰って笑い者になってクビになり路頭に迷うか、好きに選ぶといいよ。
 あぁ、まだ食べ足りないなら、ここに食料庫のカギ置いとくよ」
そう言うと木崎は自室に立ち去った。
そして1年後…
「フゥー、はぁ、博士。朝食の支度ができました」
350kgはあろうかという巨大な肉の塊が脂肪を盛大に揺らしながら、食事を運んでいる。
とても自由に動けるような身体では無いはずだが、意外にも図体の割には軽快な動きで。
更に滑稽なのはその身におそらく世界最大の、フリフリのついたメイド服を着ていることだ。
それはもちろん天野美紗緒の変わり果てた姿だった。
顔は脂肪で膨れ上がり、かつての美しさは面影程度あるかないか。熱気と汗ですぐに眼鏡は
曇ってしまう。胸は横に下に広がり、片方だけで数十kgはありそうだ。前に突き出た3段の
腹の肉は下方の視界を完全に妨げる。腕は以前のの胴回りを超え、脇の垂れ下がる脂肪は腕の
動きの邪魔をする。尻の肉はメイド服の巨大なスカートからはみ出すように垂れ下がり、
常に汗ばんだ下着は丸見えだ。
膝の上にはぶくぶくと脂肪がまとわりつき、特大の棍棒のようだった。
「ありがとう。美紗緒ちゃん
 一緒に食べようか」
木崎が椅子に腰掛けると、美紗緒は手馴れた手つきで金属製の椅子を3つ横に並べ、
そこに腰掛けた。
それでも巨大な尻は横にはみ出し、肉がだらんと垂れ下がる。
テーブル一杯に並べられた30人分はあろうかというサンドイッチ。
木崎はそれを3切れほど食べ、既に食後のコーヒーを飲んでいる。
美紗緒はガツガツと両手にサンドイッチを持ち、あっという間に残りを平らげ、バケツのような
巨大なカップで飲み物を流し込んだ。
「グェ〜ップ、ごちそうさまでしたぁ〜」
海獣のような下品な吐息を出す美紗緒。昔ではとても考えられない姿だ。
922792 ◆SKMlSPfKqU :2007/10/05(金) 23:07:22 ID:cLMenANT
「美紗緒ちゃんの作るサンドイッチはいつも絶品だねぇ。それにその服も良く似合ってるよ。
 特注で取り寄せた甲斐があった」
「…あ、ありがとうございます」
美紗緒は少し顔を赤らめ、肉にめり込んだ眼鏡の位置を直した。
普通なら皮肉なのだが、この男に限っては本気なのだ。

私は結局この男に従う道を選んだ。本社に帰るのはプライドが許さなかったし…
何よりこの姿をこれ以上他の人間に見せたくなかった。
死のうとも思ったが時折起こる猛烈な食欲がそれを邪魔し、諦めた。
木崎に復讐しようとするたびに地獄の苦痛に襲われるので復讐も諦めた。
ここに居れば食べ物には困らないし、この男もこうしていると悪い人間ではない。
それに今ではこの化け物のような姿だ。帰ったところで、この巨大な身体と
異常な食欲ではとても普通に暮らしてはいけない。
いっそのんびりとここで暮らすのも悪くない。そう思うようになってしまっていた。

「最近体重増加も止まってるし、ここらが薬の効果の限界かな?
 そうだ、新しい洋服とか欲しかったら本社に頼んでみるよ〜」
「じゃあ、食料庫の食料がもう少ないので大至急お願いしますっ」
「また?食欲は相変わらずだねぇ〜、まぁ俺が原因作ったんだけど(笑)」
「笑い事じゃないです。私、飢え死にしちゃいます!」
「そりゃ一大事だ。早速注文するよ〜」

今日も島の研究所の1日は、平和に過ぎていった。
923792 ◆SKMlSPfKqU
という事で完結です。読んで頂いた方、ありがとうございました。
あと>>918のアンカー間違えました…
>>882
スイマセン、豊満を通り越して肉塊になっちゃいました…
>>897
ありがとうございます。いよいよ莉子に肥満化の兆しが…!
これからの展開楽しみです。
>>901
キツめの美女と肥満化の相性の良さは異常。