次スレ立てるのが早いんじゃないか?
このスレまだ書けるぞ。
Mellow ◆zMP4DeoHwg氏も
>>909の続きを落としてくれると助かるが。
折角作品を投下しても、特殊なおぞましい性癖を持つ1人や2人のファンが騒ぐだけだから
書き手としても張り合いがなくてモチベーションが続かないんだろうね
同意。
時間の無駄使いなんだからやめる方が賢明だね。
>>942 909の続きはまとめの方に投下されてるぞ。
まとめスレに直接投下できるなら、このスレはいらないよね。
エロパロに続きを立てられた人には申し訳無いが。
947 :
名無し調教中。:2007/03/06(火) 19:51:15 ID:Uv6Ij1hG
同感だね
もう2chでやる必要は無いから消えてほしい
いや2chはプロパガンダとして今後も使わせてもらう予定だ。
あと新人作家の発掘も兼ねてるしね。
御者の総意に報えず残念だがこれも何かの縁、とことんつきあってもらうよ。
いやだ
それはそれとして、いけるところまでいってもらいたいものだ。
それが君たちの人生を変える一大事というなら頑張ってもらいたいものだし、
安部首相にも今後の政局を占うためにもこのスレを一読してもらいたいところだ。
しかし、お母さんは子供を産む機械か? 違うそれは違うぞ!!
>>948 しかしこの板はこれでお終い。
エロパロは最近まともな書き込みが無い。
お先真っ暗だろ。
誰かいませんか?
エロパロ板も停滞してるし、このスレの住人は何処へ?
いますよ。
いるよ
まだ落ちないね。
容量overと1000レスとどちらが早いか?
956 :
名無し調教中。:2007/03/24(土) 15:45:32 ID:8iTCAkTO
エロパロ板はSSの投下が無いし、漏れは好みだがこのスレ一般に受け入れられないのかね。
好きなネタだよ
補修
ポアトリーナはこのスレだったけ?
ベルさん、何処?
960 :
名無し調教中。:2007/04/06(金) 10:40:52 ID:+kxOe6HJ
>ポアトリーナはこのスレだったけ?
ポアトリーナって、この手のスレで時々聞くんだけど何?
961 :
名無し調教中。:2007/04/14(土) 19:49:13 ID:OSAAbJYX
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070414k0000m040149000c.html 加齢臭:「おじさん」だけじゃない 子宮内にも原因物質
浜松医科大などの研究チームは、子宮内に「おじさん臭」や「加齢臭」のもととして知られる
ノナナール(ノネナール)など2種類のにおい物質があることを、世界で初めて突き止めた。
受精卵が着床する際、このにおいが「道しるべ」になっている可能性があるという。
14日から京都市で開かれる日本産科婦人科学会で発表する。
研究チームは、健康な女性約10人の子宮内を生理食塩水で洗って回収し、分析した。
ノナナールは主に中高年男性の皮脂中の脂肪酸が酸化、分解されると発生すると考えられている。
しかし、なぜノナナールが子宮内に存在しているのかは分かっていない。
妊娠するには、精子が子宮から卵管へ上り、卵子と出合って受精し、受精卵が子宮へ戻って着床することが必要だ。
これまでの国内外の研究では、卵子に付いているにおい物質を目指して精子が卵管を上ると考えられている。
研究チームは昨年、受精卵が成長してできた細胞の表面ににおいのキャッチにかかわるたんぱく質が存在することを確認しており、
今回の発見で受精卵が子宮へ戻る仕組みに、におい物質がかかわっている可能性が示された。
研究チームの金山尚裕・同大教授(産婦人科)は「皮脂から発生するノナナールが子宮内で見つかったのは驚きだ。
受精卵側のにおい受容体と、見つかったにおい物質の関係をさらに分析し、受精卵の輸送の仕組みに迫りたい」と話している。
毎日新聞 2007年4月14日 3時00分
なにこれ?
>>960 ポワトリーナは、かって「戦う熟女ヒロイン」というスレで好評を博したSSです。
たしか3話くらい続いてから、色々あってフェチ板の方に移られたと聞いています。
梅津かずお
965 :
名無し調教中。:2007/05/26(土) 19:56:32 ID:d9sLqo1x
あの名作がまとめサイトに来たよ!
梅宮辰夫
967 :
名無し調教中。:2007/05/27(日) 23:40:56 ID:V1VW7E8Y
ペニスすげえ最高
梅島竜
まとめサイト(〜ピンク編その35)の続きです。埋めがてら貼らせていただきます。
落日のMellow【ピンク編】その36
「あっ、あふうっ」
大きく広げた股間にアカネの体重をかけられ、ゆみは苦しげに呻いた。もちろんそれは苦痛だけではなく、硬い逸物によって膣の内壁を擦られる刺激のせいでもあった。
「く……苦しいです……許して……あんっ!」
辛そうな呻きに、甘く鼻にかかったような響きも混じっている。
ズブズブと太い肉棒が押し入ってくる、予想以上の圧迫感。ゆみは口をパクパクさせながら両手で冷たい床をつかもうとするが、むなしくすべるだけであった。
「あんまり体重かけると潰れちゃうよね」
アカネはそう言うと、ゆみの両手をつかみ、結合したまま真後ろに倒れ込んだ。挿入された部分を軸にゆみの体は起き上がり、仰向けになったアカネの上に馬乗りの体勢になった。
足を限界まで開いて巨大な腹の上にまたがっている格好だ。
「これでいいだろ。あとはアンタがしっかり動くんだよ」
ゆみを見上げながら、アカネが命令した。
「しっかりおま×こで奉仕しなよ」
「は、はい……」
ゆみは寝転がったアカネの上で必死に腰を前後に動かした。動くたびにアカネの男根がゆみの中で暴れる。
顔を上気させて懸命に腰を動かすゆみを満足げに眺めながら、アカネは時おり手を伸ばして白い乳房の弾力を楽しむ。
「ああんっ」
「前後だけじゃなくて上下にも動くんだよ」
ゆみは素直に腰を浮かせた。一瞬、結合が解けそうになるが、すぐに足の力が抜けて、ズンと奥まで迎え入れてしまう。それだけで絶頂に達してしまいそうだ。
「ああ、上手に締めつけるじゃないか……」
スクワットをするように腰を上下しながら、ゆみはアカネの陰茎にひたすら快楽を与えるべく奉仕しつづけた。
自分だけがいってしまわないようにこらえつつ、アカネを悦ばせなくてはならない。
五分ほどするとゆみの動きが鈍り、
「も、もう……」
腰の動きが止まり、深く結合した状態でアカネの腹の上に座り込んでしまった。肩で大きく息をしながら、懇願するように言った。
「もうダメです……許して……」
落日のMellow【ピンク編】その37
アカネはゆみの額にへばりついた前髪をかきあげ、ニヤニヤしながら、
「もういきそうなのかい? じゃあ、いく表情を見てやるからもっと腰をしっかり動かしな」
意地悪な口調で命令され、ゆみは再びのろのろと腰を動かし始めた。
アカネの胸に手をつきながら腰を上下にストロークさせる。
「いくっ、いきますっ」
小さな声で屈服の言葉を繰り返すゆみ。快楽の波は頂点に達する寸前だ。一生懸命に腰を揺らし、アカネの肉棒をむさぼるように締めつけてくる。
「うおっ、すごくいいねぇ。もっともっと締めるんだよ。いいって言うまでいくんじゃないよッ」
だがその瞬間、ゆみはけたたましい声をあげながら大きくのけぞった。
「いきますぅぅぅっ!」
何度か小刻みに体を動かすと、ゆみはぐったりとアカネの腹の上に倒れ込むのだった。股間に温かい感触が広がっていく。
ゆみが意識を取り戻したとき、冷たい床にうつぶせで這いつくばっていた。頬や乳房がひんやりとした床に触れて心地よい。
上半身を床に投げ出したまま、下半身だけを抱えられて後ろから貫かれていた。
けだるさに浸った身体には力が入らなかった。
重い腰を乱暴に叩きつけられるたびに、ゆみはこらえきれずに甘い喘ぎ声をもらす。
「あぁん……気持ちいい……です……」
後ろからゆみの髪をつかみ、無理やり自分の方を向かせると、
「何が気持ちいいんだい? ゆみ」
なおも激しく突かれ、ゆみは息も絶え絶えになりながら甘えるように答えた。
「アカネさまの……ものが……ゆみのおま×こに入るのが……とても気持ちいいの……」
その答えに満足し、アカネは腰の動きをさらに速めた。ゆみの悲鳴が一層激しくなっていく。
「こうするともっと気持ちがいいんだよねぇ」
アカネは腰の動きを緩めずに、後ろからゆみの乳房を思い切りつかみ、その先端を乱暴につまみあげた。
「いやぁぁぁぁぁぁっ」
「ほーら、締まりがよくなった」
ゆみの弱点は乳首だということを見抜き、巧みに責めてくる。
「ほれほれ」
楽しそうに乳首をつまみ、引いたりつぶしたりして執拗に責めた。その都度ゆみの身体は敏感な反応を見せる。
「いやっ、またいく……いきますっ」
獣のような声が冷たい地下室に響いた。
落日のMellow【ピンク編】その38
ゆみが何度目かの絶頂を迎えている頃、容子は眠れずに天井を見つめていた。隣では夫が寝息を立てている。少し蒸し暑い。
容子はそっと抜け出ると、台所で冷たい麦茶を飲み干した。
嫌な胸騒ぎが拭えない。
バスを襲った化け物たちと戦って、何とか撃退したものの、ゆみが消えてしまった。あまりにも突然のことだった。
そして、自分をつきっきりで見張る役目を負っていたはずのハナの姿も、時を同じくして消えた。啓子が疑いを抱いているように、ゆみの失踪にハナが関与している可能性は高い。
ゆみが拉致されたマンションに、ハナが入っていったという。
けれど……。
ハナの真剣な目が容子の心に焼き付いていた。
信じてほしいと懇願するような目を忘れることができない。
(いったい、何がどうなっているんだろう? ……私たちはみんなどうなるの?)
わけがわからず、前髪をくしゃくしゃにかきむしるしかなかった。
数時間後。
ゆみは朦朧とした意識の中、ゆっくりと身体を起こした。激しい陵辱の末、何度もいかされてしまった。その恍惚感が薄れてくると、耐え難い後悔に襲われた。
(なんてことをしてしまったの、私……。家に帰りたいよ……)
細い肩を震わせて、嗚咽にむせぶのだった。
落日のMellow【ピンク編】その39
ピンクが拉致されて二日が経った。
Mellowの決死の捜索も空しく、事態は進展を見せていない。
大城容子は変身を解き、Mellow本部を出た。不安と焦燥に満ちた表情だった。
(ゆみちゃん……)
自分に疑いを向けていた啓子もあれ以来姿を見せていない。ハナも姿を消したままだ。
容子は結論を避けていたが、自分が何をすべきかということを悟っていた。
あの日、おぞましい怪物たちに何度となく犯された地下室―――連中の本拠地であろう、あの診療所に行くしかないのだ。
きっとゆみはあの地下室に閉じ込められ、あの晩の容子と同じような凄惨な陵辱を受けているはずだ。
だが巨漢怪力のアカネとや、十数匹の獣が待ち受けている。
単身乗り込んでもゆみを救出するどころか、自分も再び捕まってしまうのがオチだ。
(いっそ、真夢さんたちに本当のことを全部話して……)
Mellowを巻き込んで、連中との全面戦争に突入するしかないのだろうか?
しかし、ブルーの侮蔑に満ちた言葉や啓子の疑惑の眼差しが浮かび、その考えを思いとどまらせた。足手まといのメンバーを救出するために動いてくれるはずもない。
それどころか、裏切り者と責められる危険すらあった。 何より、不協和なMellowの現状で、あの恐ろしい連中に勝てるとは思えなかった。
答えが出ないまま、バスは団地に到着した。すでに陽は落ちかけ、人影もまばらになっている。
息子の浩一が帰ってくる時間だ。
階段を上る途中で、容子は足を止めた。
(ダメだ。いま家に帰っちゃったら、ゆみちゃんを見捨てるのと同じだわ)
このまま家に入り、浩一や夫を出迎え、日常に戻ってしまったら……。容子は想像して身震いした。
ゆみがどんな目に遭っているのか、その恐怖を知っているはずの自分が、現実から目を背けて家族との時間を過ごそうだなんて。
容子はくるりと向きを変え、自転車置き場に走った。診療所までの道のりは覚えている。一時間か二時間飛ばせば着くはずだ。
―――途中で浩一にメールすればいいわ。ちょっと遅くなるからピザでもとってね、って。日付が変わる前には私も帰ってくるんだ。ゆみちゃんも連れて。
容子はくじけそうな気持ちを抑え込みながら、暮れかかる国道をひたすら駆けた。
梅澤春人
野山野白梅
落日のMellow【ピンク編】その40
診療所に向かう道のふもとで、容子は自転車を止めた。漕ぎ通しだったせいで汗まみれだったが気にしている場合ではない。
通りの車が途切れるのを待って木立に入ると、黄金色に輝くリングに触れた。
リングの力を増幅するブースター・チップによる、初めての強化変身だった。淡い光が周囲を包み込み、容子の姿をかき消した。
黄色い全身スーツに、同色のヘルメット。見た目にはほとんど変化はないが、性能は従来のMellowスーツよりも格段に上がっているはずだ。
身体能力も増強されているらしく、木立を駆け抜ける体が軽く感じられた。
怪しい気配も物音もない。月がきれいな静かな夜に、黄色い影が一つ。
診療所が見えたとき、腕の通信機が鳴った。レッドからだった。
だが、イエローはそのまま通信を切ってしまう。
ブースター・チップを使用した際の変身制限時間は20分しかないのだ。通信機を見ると小さな数字が「15」から「14」に変わるところだった。
あと14分で全てを成し遂げなくてはならない。
イエローはごくりと唾を飲み込んで、木陰から診療所を用心深く観察した。
電気は点いていない。「休診」の札がかかっている。
ゆっくりと周囲に気を配りながらドアの真横にたどり着くと、
(ドアに隙間が?)
正面玄関は施錠どころか、きちんと閉められてもいない。
イエローは身を硬くした。なんとなく雰囲気がおかしい。
暗視モードのゴーグル越しに、床に点々とついている染みが見えた。
(これは血痕だわ。奥まで続いてる……)
冷や汗が全身に噴き出すのを感じる。今すぐに逃げ出したいとさえ思った。
だがイエローは震えをこらえ、通信機を見た。残り10分しかない。焦りが恐怖感を打ち消した。
私はあの晩に、一度死んだんだ。今さら怖がってる場合じゃない。仲間を助けなくちゃ!
音を立てないようにゆっくりとドアを押し、姿勢を低くして待合室に這い入っていく。血痕は診察室―――これもドアが開いていた―――の中にイエローを誘うかのように続いていた。
落日のMellow【ピンク編】その41
血痕に触れてみると、だいぶ時間が経っているらしく、完全に乾いていた。
ゆみのものではないだろうかという不安を抑えつつ、診察室に向かう。
血痕は地下室に続く隠し扉の前で途切れていた。だいぶ前に地下室に入ったと思われる。
診察室の中は整然としていた。容子が捕らわれた夜の激しい戦闘の痕跡は残っていない。
地下室の扉を隠しているタイルを剥がそうと手をかけた瞬間、イエローは殺気を感じて素早く後ろに飛びのいた。
次の瞬間、黒い塊が地響きと共に着地して、直前までイエローが立っていた床を凶悪な爪でえぐっていた。タイルが飛び散り、激しい震動がガラスをビリビリとふるわせた。
ブースター・チップでセンサーが強化されていたおかげで命拾いしたことにイエローが感謝するゆとりもなく、つづけざまに黒い塊が踊りかかった。
金属音とともに、両者が飛び退った。机や椅子がめちゃくちゃに飛散する。
黒い怪物―――息を潜めて天井に隠れていたゴロンの凄まじい爪の一撃を、イエローが新しい武器「イエロー・ハンマー」で防いだのだった。
ブースター・チップのおかげで使えるようになった身の丈ほどの強靭なハンマー。今のイエローの力なら、軽々と振り回すことが可能だ。
ゴロンが太い腕に力を込めてもう一撃繰り出してきたが、イエローはそれを身を屈めてかわすと、すれ違いざまにハンマーの柄を腹に打ち込んだ。骨が折れる鈍い音。
「グハァァァァッ」
苦しげに呻いて、ガクリと膝をつくゴロン。なおも立ち上がろうとするが、ダメージが大きいようだ。ボタボタと血を吐いている。
イエローはゴロンに背を向け、そのまま歩き出した。今の打ち合いで地下室の入り口は剥き出しになっている。
「グルルルル……」
這いつくばったまま、なおもこちらに向かってこようとするゴロンに、イエローは振り向きもせずに言った。
「あなたとは戦いたくないから、もうやめよう」
そして、イエロー・ハンマーを床に置いた。
「あなたがあれだけ必死に守ろうとするんだもの。地下室に誰がいるのか分かったよ」
ゴロンから殺気が消えた。
イエローは地下室の扉を開け、階段を下りた。
「ハナちゃん。私だよ。いるんでしょ?」
優しい声で話しかけながら、気配のする方に歩いていく。
落日のMellow【ピンク編】その42
石床の奥に寝そべっている一つの小さな影が見えた。
イエローは変身を解いて駆け寄り、ぐったりしているハナを抱え上げた。
「大丈夫……? ハナちゃん。こんなところに一人でいたのね。ひどいケガ……」
ハナは弱々しく目を開いた。容子に気づくと少し微笑み、
「ブ……ブー子……」
小さな手を伸ばして容子の丸い頬に触れた。
「ごめんね。ブー子の友達、アカネのヤツにさらわれそうになったから、止めようとしたんだけど……」
ハナが最後まで言い終わる前に、容子はギュッと抱きしめていた。涙が止まらない。
「そうなんだ。ハナちゃん、ゆみちゃんを守ろうとしてくれたんだね。こんなにケガをしてまで助けようとしてくれたんだね」
あの日、マンションの屋上でピンクがアカネに襲われたとき、ハナはアカネの前に立ち塞がって拉致を阻止しようとしていたのだった。
結果、アカネにボロボロにされて、死にかけたところをゴロンにここまで運ばれた。
「あの人はどこにいったの? 治療してくれなかったの?」
ピンクや同じく捕らわれていた女性のことも気になるが、今はハナのことが心配だった。あの人とは、シュウと名乗った青年医師のことだ。
「私たちが着いたとき、もう誰もいなかったんだ。お兄ちゃんもアカネも、他の子たちも」
「他の子……」
あれだけいた黒い怪物たちが一匹もいない。
そのとき、再び通信機が鳴った。レッドからだ。
『はい、こちら容子です』
『イエロー! 今まで何してたの? どこにいるの?』
レッドの声は焦っているようだ。返答に詰まっていると、
『都内各地に例の怪物たちが現れて暴れているの。十箇所以上の地域に同時に出現したのよ。今は私とブルーで手分けして鎮圧しているのだけど、数が多すぎて……すぐに来てほしいの!』
落日のMellow【ピンク編】その43
この地下室にいた戦力をすべて送り込んで、いよいよ総攻撃を始めたということか。
容子は混乱した。
相手の考えていることが分からない。捕らえた容子をわざわざ解放してみたり、バスを襲ってゆみを拉致したり、仲間であるハナを半殺しにしたり……。
余裕を見せたかと思えば、性急な総攻撃だ。いったい何が目的なのか?
けれど、今するべきことはたった一つしかない。
容子はブラウスを脱ぎ、ジーンズを下ろした。静かな地下室に布の音だけが響く。
全裸になると、ハナを膝に乗せ、あいている方の手を自らの股間に伸ばした。
目を閉じてひたすら陰部に快楽を与えることだけに集中した。入り口あたりを指で強めに擦ったり、ゆっくりとなぞったり、肉付きのいい指で淫核をつまんだり。
それをひたすら繰り返し、じわりと濡れてきたことを確認すると、指を深くまで出し入れしていく。
くちゅ、くちゅ……と湿り気を帯びた音が静かな地下室に響いた。
次第に息遣いが激しくなり、容子の甘い声がもれだす。
「ハナちゃん……吸って……」
そっと乳房をハナの口に近づけていくと、ハナは舌を伸ばして容子の乳首に触れた。
「あんっ」
快楽を極めると“性魂”が解放され、濃い密度のエネルギーが放出される。
その“性魂”をハナに吸わせ、回復させようというのだ。
ゆみのために、いや自分のために命をかけて戦ってくれたこの健気な少女を死なせるわけにはいかない。
ひたすら自慰を続け、少しでも快楽を絞り出そうと力を尽くすのだった。
何度か絶頂に達し、ハナに“性魂”を吸収させ終えると、容子はフラつく足取りで地下室を出た。うずくまっているゴロンの頭をそっと撫でると、
「今、ハナちゃんは眠ってるよ。呼吸もしっかりしてきたし、きっとすぐに元気になるからね」
状況を理解しているのか、ゴロンは容子に対して敵意を見せず、心配そうにうなるだけだった。
「あなたも“性魂”とかいうのを吸うことが出来るの?」
容子は裸のまま、ゴロンにもたれかかった。
「きっと吸えるよね。あなたと……エッチさせられたとき……だいぶグッタリしたもの」
そして意を決したように言った。
「私を犯していいよ。骨が何本も折れちゃって、苦しいでしょ? ごめんね」
落日のMellow【ピンク編】その44
「グルルル……」
ザラザラの舌が、容子の乳首を乱暴に擦り上げた。
「あんっ。いいよ、エッチしよう。その代わり、早く元気になってハナちゃんを守ってあげてね」
すでに猛りきったゴロンの怒張を、優しく秘奥へ導いていく。あの晩は死ぬほど辛かった結合だったが、今は不思議と抵抗がなかった。
穏やかな気持ちで、容子は黒い獣とつながっていく。
「やっぱり、大きいね。奥まで当たっちゃいそうな……いいっ」
次第に容子の腰が速度を増していく。“性魂”が解放されるのを実感できるような気がした。目の前の景色が何も見えなくなっていき、二人はほぼ同時に果てた。
ゴロンにエネルギーを分け与えたあと、容子は裸のまま外に出た。
月明かりに照らされて、豊満な体が青白く浮かび上がる。
体力はほとんど残っていないが、強い気持ちがみなぎっている。
大城容子はリングを突き上げ、再びイエローへと変身した。
全ての怪物を退治するのに、明け方までかかった。
各地に散ったレッド、ブルー、イエローはようやく基地に戻った。
「諸君、ご苦労だった」
一之瀬長官が労いの言葉をかけるが、誰も答える気力が無く黙っていた。重い空気が流れている。
「あれが、敵の総攻撃だったのかしら……」
やがて真夢が口を開いた。ブルーはしばらく考えた後、
「ピンクを捕らえたことでMellowの戦闘力を大きく削いだと判断して、隙を突いてきたということでしょうか? 私にはあれが全戦力だとは思えませんが」
「そうね。一体一体は大した強さじゃなかったものね。バラバラに出現させたせいで、簡単に個別撃破されてしまったし」
三人が一晩で退治した、十数匹の怪物。
おそらく、あの晩に檻の中で容子を輪姦した獣たちだ。ハナが大切に育てていたはずのペットたち。それがハナの知らないうちに突撃させられ、全滅した。
容子は胸が痛んだ。さらに、蓄積した疲労が一気に襲ってくる。
「ねえ、容子さん?」
不意に声をかけられてドキッとした。
真夢が心配そうに顔をのぞきこんでいる。
「大丈夫? 疲れたのかしら」
「え、ええ。大丈夫です。久しぶりに戦ったから少し疲れちゃったんだと思います」
落日のMellow【ピンク編】その45
敵の出方も分からない以上、作戦会議も進展せず、とりあえずここで解散となった。
基地を後にして容子はふらふらとバスに乗った。あれからハナとゴロンは元気になっただろうか?
家のことより、真っ先に思ったのはハナたちのことだった。
その時、ポケットの携帯電話が振動した。
そういえば、昨日は結局ろくに説明もしないまま、一晩家を空けてしまった。夫の勇治からかと思い、とっさに出た。
バスに乗っている最中だからと小声で説明しようとすると、車内に響きわたるような下品なけたたましい声が飛び出してきた。
『もしもぉし、そちらブー子さんですか!?』
聞き覚えのある声に冷や汗が噴き出す。あわてて通話を切ってしまった。
すぐに降車ボタンを押し、バスを降りて木陰に走った。再び相手からの着信を待つ。
五分ほどすると、携帯が振動した。急いで出ると、いらだたしげな怒鳴り声。
『アンタ何いきなり切ってんのよ! ブッ殺されたいの?』
『す、すみません。バスの中だったもので……』
容子は声だけでなく全身が震えていた。恐怖心から冷や汗が止まらない。
突然の電話の主はアカネだった。
『まあお仕置きはおいといて。アンタ、とにかくすぐに来な』
拉致されたときに携帯電話は調べられていたから、連絡先が知られていても不思議はない。しかし、こんな風に直接アプローチしてくるとは思ってもいなかった。
聞きたいことがあるが喉が凍りついたようになって、相手の不躾な要求を聞くことしかできなかった。
『い、行くといっても、その……』
彼らの本拠地と思われる診療所はあの状態だ。
『ああ、そっか。シュウの診療所に来ても無駄だよ。あそこはもう使ってないし。アタシの家に直接来てほしいんだよね』
『……』
『とにかくさ、何日か前に戦ったマンションまで来てよ。ゆみを拉致った屋上にね』
アカネの口からゆみの名前が出て、思わず心臓が止まりそうになった。
一体どんな目に遭わされているのだろう……。
『今すぐにおいで。誰にも知らせんなよ。アンタ以外のヤツが屋上に来た時点で、ゆみがひどい目に遭うよ』
『は、はい』
『まあ、今でも十分にひどい目に遭ってるかぁ! がははははははは……』
下卑た笑いが響き、通話は切れた。
落日のMellow【ピンク編】その46
容子が例のマンションに着いたのは、夕方だった。エレベーターに乗ると、容子はギュッとリングを握った。
ハナたちが元気を取り戻してから、色々と情報を聞くつもりだった。そして何としても自分ひとりの力でゆみを見つけ、取り戻そうと決めていた。
敵は無差別攻撃を仕掛けてくるだけで交渉の余地も見えなかったし、誰にも本当のことなど話せない。単身でゆみを助けるしか道はないと思っていた。
だが、まさか敵の方から容子に直接アプローチしてくるとは。
あの不気味な巨漢女の思うままのペースに巻き込まれて、後手後手に回ってしまうことは怖かったが、この機会を逃すわけにはいかない。
エレベーターが屋上に着くと、容子は用心深く外に出た。すでに日は沈みかけていた。
(まさか、この屋上に潜むようなところがあるとも思えないけど……)
バサッ、バサッ、と大きな音がして、一瞬視界が真っ暗になった。
「あっ!」
巨大な鳥が手すりに止まっていた。容子よりも一回り以上大きな、真っ黒なカラスのような鳥だった。
この大きさなら、アカネの巨体を軽々と運べるだろう。
アカネが不意に現れてピンクを襲い、誰にも見られずに拉致できたのも納得できる。
「この鳥に乗れってことかしら……」
リングをそっとポケットにしまった。ここで戦って、鳥を倒せたとしても意味はない。
容子は意を決して鳥の背に乗った。
黒い巨鳥は力強く羽ばたき、夕焼けの空に舞い上がった。
落日のMellow【ピンク編】その47
容子は必死で巨鳥の背にしがみついていた。やがて巨鳥は地面に降りたらしく、堪えがたい浮遊感が治まった。
おそるおそる目を開けると、どこかの屋敷の庭だった。古く大きな洋館がそびえたっている。四方は高い塀で囲まれている。
「ごくろうだったね、クロ」
にやにやと笑いながらアカネが立っていた。手には黄色い首輪を持っている。
「いらっしゃい、ブー子。遅かったじゃないか」
「……ゆみちゃんはどこですか?」
震えをこらえながら容子は一歩前に出て、アカネを見上げて言った。
「すぐに会わせてやるから心配しなくていいって。それより、ほれ」
アカネは乱暴に首輪を投げた。
「アタシの前で二本足で歩くんじゃないよ。わかるね?」
ここであの晩のように屈従の姿勢を取らせようとしているのだ。犯されたおぞましさ、殺されかけた恐怖がよみがえった。
容子は黙って黄色い首輪を拾うと、おずおずと自分の首に巻いた。
「服も脱ぎな」
一瞬ためらうが、容子はその言葉に従い、服を全て脱ぎ去った。
とにかく相手の機嫌を損ねてはいけない。ゆみの無事を確認するまではひたすら従順でいよう。容子はそっとリングをなでた。
強化変身したイエローなら、アカネの不意を突いて逃げられるかもしれない。手下はあのクロとかいう鳥の化け物だけだ。イエロー・ハンマーなら一撃で倒せるだろう。
とにかくゆみを取り戻し、隙をうかがえば必ず光は見えてくるはずだ。
全裸に首輪のみの格好で、容子は地面に両手をついた。
「お願いです、アカネさま。ゆみちゃんに会わせてください」
地面にこすらんばかりに下げた容子の頭をアカネは乱暴につかみ、首輪に鎖をつけた。
「よしっ、じゃあ行こっか」
ドアを開け、絨毯敷きの大広間に入った。牽かれるままに四つん這いで進む容子。
敵のアジトとは思えない、立派な屋敷だった。
歴史を感じさせる廊下を進むと、重たげな扉があった。
「ゆみはこの部屋にいるよ。入る前にコイツをつけな」
アカネは容子の口を乱暴にこじあけ、ギャグボールを噛ませた。
「うぐっ」
「色々面白いコトするから、声を出すんじゃないよ」
「ふ、ふぁい……」
穴だらけのボールの隙間からかろうじて返事をする容子。
ちょっとずつ書きためたものを直しつつ、埋めてみました。
また出来たらお邪魔させていただきます。
では、また!
>>983 いいですね!俺イエローの大ファンです。
梅宮アンナ
梅沢トミ男
落日のMellow【ピンク編】その48
アカネは片手で鍵を外し、頑丈な鉄製の扉を押し開けた。重そうなドアも、アカネは片手で軽々と開けてしまった。
部屋に入ると、もう片方の手で容子の首につながっている鎖を引き、入ってくるように促した。 高級そうな絨毯のおかげで、這いつくばっていても膝を痛めずに済んだ。
ドスドスと歩むアカネに、容子は四つん這いで必死についていく。
「ゆみ! お待たせ」
「は、はい」
逆行で部屋の奥はよく見えなかったが、アカネの声に答えたのは確かにゆみの声だった。容子は少しだけホッとした。無事とは言えないものの、生きていてくれたのだ。
「お帰りなさいませ……アカネさま……」
ゆみが座っている後ろには大きな窓があり、その先は広い海だった。
今まさに沈もうとしている夕陽に照らされて、ゆみの表情は見えなかったが、犬のお座りのような姿勢でアカネを待っていた。
「おいで、ゆみ」
「はい」
ゆみはゆっくりと四つん這いの姿勢で部屋の中央に進んできた。のろのろとぎこちない歩みだった。
アカネの足元に来てお座りのポーズを取るゆみ。近くに来てようやく分かったが、ゆみは目隠しをされていた。もちろん容子と同じく全裸で、ピンクの首輪をはめられている。
そして肩や乳房に赤い擦り傷がいくつも見えた。アカネにやられたのだろう。
今ではすっかり逆らう気力も無く、媚びるように笑みを浮かべながら、アカネの声のする方を見上げている。
そんなゆみの頭をグリグリと撫でながら、アカネは意地悪そうに、
「昨夜は何回いったっけ? ゆみはいやらしい体をしてるから何発やられても満足できないんだよね」
ゆみは顔を赤らめてうつむいてしまった。容子の胸が痛む。この数日間、どれだけひどい陵辱があったのか想像もつかない。
「今日もかわいがってやるからね、ゆみ」
「は、はい。ありがとうございます……」
アカネはニヤニヤ笑いながらゆみの乳房を足先でつつき、
「アタシに犯されるだけじゃ淫乱なゆみは満足できないだろうから、助手を連れてきたよ」
落日のMellow【ピンク編】その49
(助手ですって!?)
容子は驚いてアカネの顔を見上げた。声を出そうにもボールを噛まされているので何も言えなかった。
自分をここに連れてきたのは、ゆみを責める手伝いをさせるためだったというのか。
二人同時にアカネに責められるのかと思っていた。
―――ゆみを救えないまでも、容子が捕虜に加わることで、ゆみに行くはずの責めを軽くしてやれるかもしれない、という覚悟までしていたのに。
「じょ、助手ですか?」
ゆみが身を硬くした。もう一人、自分を責める者が加わるというのだ。
目隠しがさらに不安を煽った。アカネのような恐ろしい相手がもう一人増えたら、一体どんなことになるのか。
「安心しな。こいつはアンタと同じ、奴隷みたいなもんだよ。アンタを気持ち良くするのを手伝ってくれるだけだから、怖いことなんかないだろ」
鎖の音に続き、もごもごとくぐもった声がした。
「ほれ、ブー子。こっちにおいで。仲良くしろよ」
「ふ、ふぁい」
容子は強引にゆみの正面に引き出された。お座りの姿勢で向かい合う二人。
「まずはゆみから、ブー子に挨拶してみようか」
ゆみは突然のことで混乱していた。
ここ数日間、二人きりの状況でアカネに陵辱されてきたので、アカネに辱められることには少しずつ慣れてきていたが、また新しい人間が加わるとなると、羞恥心がよみがえってくる。
(奴隷……。私と同じ、奴隷……)
他人に“奴隷”と紹介される屈辱感が、さらにゆみを惨めにした。そして今、その新しい相手に奉仕を強制されようとしている。
「挨拶も出来ないのかい、ゆみ!」
いきなり声を荒げ、アカネはゆみの髪をつかんで地面に押し倒した。
バシィィン。激しい音がした。
「い、痛いっ」
「アンタを気持ち良くしてくれるブー子にきちんと挨拶しなッ! ブー子はアタシにとっては奴隷だけどアンタにとってはご主人様の一人なんだからね!」
バシィィン。尻への平手打ちは止まらない。ゆみは泣き声をあげ、
「ごめんなさい! 許して、アカネさま。挨拶します。ブー子さまに挨拶しますからぁっ」
落日のMellow【ピンク編】その50
容子は耐え切れなくなって目を逸らした。
アカネは鎖をグイッと引き、容子を仰向けに倒し、足を大きく開かせてしまった。
「ゆみ、舌でブー子を気持ち良くしてやるんだよ。アンタの特技はそれだけだからね」
観念したのか、ゆみは黙って腰を上げ、手探りで前に進んだ。
指先が容子の太ももに触れると、声を震わせながら言った。
「ブー子さま……。ゆみにご奉仕させてくださいませ。一生懸命お舐めいたします」
ゆみは四つん這いのまま、容子の肉づきのいい足首に舌を這わせた。
アカネの教えた“挨拶”の作法では、足から念入りに奉仕しなくてはならない。
容子の足の指を丹念に舐め、ふくらはぎにもキスをした。
くすぐったいような心地良いような感覚に、容子も声を漏らす。
「んんっ、むむむ……」
仰向けの容子の耳元でアカネが囁いた。
「どうだい、かわいいだろ? アタシがきっちり仕込んだかわいい奴隷だ。オマ×コ舐めさせたら、もっと気に入ると思うよ」
ゆみちゃんにそんなところを舐めさせる!?
「ひ、ひやっ」
容子は声にならない唸りを上げ、首を左右に振った。
「じっとしてろよブー子」
アカネは容子の両腕を膝で固定してしまった。アカネの重みで腕の骨がきしみを上げる。
「あんまり暴れたらへし折るからね」
「う、ううっ」
抵抗のおさまった容子の下半身に、ゆみの熱心な奉仕は続いた。柔らかく熱い舌はやがて膝を過ぎ、内腿を行ったり来たりするようになった。
容子の足の指に、ゆみの豊かな乳房が何度も触れてくる。
(ゆ、ゆみちゃん……)
親友の変わり果てた姿が悲しくて、容子の目から涙が滴った。
残り10レス分になってしまいました。
せっかくのスレなので、使い切るまではこちらに投下させていただきます。
>>984さん
ありがとうございます。
イエローを気に入っていただけてうれしいです。
脇役のつもりがイエローばっかり出してしまい、これでは偏りすぎかもと気にしていたところです。
動かしやすいから、ついメインになってしまうんですね。
次回からピンク視点で進められそうなので、ようやく「ピンク編」らしくなりそうです。
不定期ですが、また読んでいただければ幸いです。