生体実験パート4

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1作者 ◆zCS1o.kilU
前回のスレが書き込めなくなったので新しいスレを立てます・

(パート1〜パート3)
http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1059752766/I50
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1075254905/l50
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1093948414/

(まとめサイト)
http://eirian.h.fc2.com/index.html
2名無し調教中。:2005/08/18(木) 10:08:19 ID:TEO8IXji
ウンコスレ
3作者 ◆zCS1o.kilU :2005/08/18(木) 10:09:27 ID:u9W26Jly
ブルドック女子大生に続いて、さらに改造手術は続いた。頭部を、豚の頭と付け替
えられた、ある30代前半のサラリーマンは、脳自体も入れ替えられ、人間の人格
を持つ豚頭人身の怪物となった。また、ある20代前半の派遣社員のOLは、全身
に数十匹の蛇を埋め込まれて、蛇女と化し、あまりの自分の肉体の不気味さと恐
怖で泣き叫び。発狂寸前まで追い詰められた。このように次々とキメラが生み出さ
れる中、さざなみ総合病院の地下に設けられた大手術室では、今回の祭りの目玉
となる御神体の製作が行われていた。
「血液型は、同じもの同士を集めるのだ。その方が、拒絶反応が少ない」
ここでは、院長であるアルキメデス博士自らが陣頭指揮を取っている。
「ご心配なく、全員血液型がA型の女性ばかりを集めてございます」
地球人の財銭教授が慇懃に答えた。もともと頭脳優秀な医師である財銭教授は、
当初からネオガイア星人に積極的に取り入り、今、もっともネオガイア星の医療技術
を早くマスターしている地球人医師の一人だった。大手術室には日本全国から拉致
されてきた50人あまりのA型の女性が全裸で整列させられている。みな10代後半
から20代前半の美形ばかりだ。
4作者 ◆zCS1o.kilU :2005/08/18(木) 10:10:20 ID:u9W26Jly
「今から、手術をはじめる。実験体の女達の内、20人に外をに向いて円陣を
組み、がっちりと腕を組ませろ」
アルキメデス博士は助手達に指示を出した。指名された女達は恐怖にすすり
泣きながらも、言われたとおり、押しくら饅頭のような体勢で円陣を組む。
「有機接着剤で全員の腕の接触面を接着するのだ。永久に離れないようにな」
アルキメデス博士の冷酷な言葉に女達の顔が恐怖に引きつった。しかし、アン
ドロイド兵士が銃口を向けているため、逃げたり抵抗したりすることは出来ない。
地球人医師やネオガイア人の医師達は丁寧にブラシを使って女達の、隣の女
と密着している部分の腕の皮膚に有機接着剤を塗っていった。この有機接着剤
を塗ると、ほんの数分間で細胞同士が融合し、一体化して離れられなくなる。毛
細血管や血管、動脈、静脈も繋がってしまうため、力づくで下手に離そうとすると、
出血多量で死にいたる場合もある。助手達の作業が終わると、円形にスクラム
を組んだ20人の女達は一つの生物と化した。
「残りの30人のうち20人は円陣の中に入って肩車をするのだ。なるべく大柄な
女が土台になるのだぞ」
5作者 ◆zCS1o.kilU :2005/08/18(木) 10:11:13 ID:u9W26Jly
続けて出されるアルキメデス博士の指示で、まだ接着されていない20人の女が、癒着
した女達の股下をくぐって円陣の中に入り、半分の10人の女が、残りの10人の女を一
人づつ肩車した。そして肩車をした状態で、同じく有機接着剤で一生離れられないように
皮膚を接着される。
「ようし、いいぞ。余った10人の女は飾りつけに使おう」
アルキメデス博士は芸術的なイマジネーションの喜びに浸っていた。接着されずに残っ
た10人の女のうち、一番美人の女が先頭部分に突き出すように接着された。御神体の
シンボルマークに抜擢されたのだ。残りはちょうど中央部分に塔のように四つん這いで
人間ピラミッドを組まされ、一番上の女は逆さまにされて両脚を天に向けて突き出した
状態で、土台の女に接着された。
「一番頂上の女は、常に両足を開いたり閉じたりするのだぞ。その方が、動きがあって
見ていて面白い」
アルキメデス博士は完成した御神体を眺めて上機嫌だった。50人の女は融合し、一つ
の巨大な生物となったのだ。円陣の中で土台にされている女は肩にかかってくる重量と、
周りの女の体温からくる、ムンムンとする熱気で、汗だくで苦痛に顔を歪め、怨嗟の声を
上げている。その他の女達も、死ぬまで二度と肉体が分離出来ない事を説明され、絶
望感にすすり泣いた。
6作者 ◆zCS1o.kilU :2005/08/18(木) 10:14:11 ID:u9W26Jly
読者の方へ御協力お願いします。
即死しなくなるまで、リク、感想、アイデアの支援など、何でも構わないので書き込み、お願いします。
(多分、50ぐらいまで)
7名無し調教中。:2005/08/18(木) 16:49:31 ID:Rs03n0Il
>>1がんばれ作者さん
マゾヶ島の話、なんか考えてください。
8名無し調教中。:2005/08/18(木) 20:56:28 ID:baP0o0zj
新スレおめ
9作者 ◆zCS1o.kilU :2005/08/18(木) 22:29:54 ID:u9W26Jly
『日本奴隷祭り』初日。改造人間達のパレードはさざなみ市の植民地総督府ビル前
の広場を出発した。東京の国会議事堂までの150キロを数日間かけて行進するのだ。
パレードが通る道路の交通は警察によって車両通行止めになり、沿道にはこの珍妙
なパレードをひと目見ようと、大勢の見物客が全国から押し寄せた。もちろん全世界
の報道機関によってテレビ中継され、外国からも観光客が集まっている。その中には
日本を支配下においた宇宙人の情報を得ようとする各国の諜報機関員も、かなりの
人数が入り込んでいた。
(なんてひどい事をしやがるんだ。これでは日本もおしまいだな・・・)
アメリカ人の観光客に化けたCIA工作員、リチャード・ファーマー(43歳)は心の中で
毒づいた。しかし、顔の表情は一切動かさない。これまでも首から下を入れ替えられ
た夫婦をはじめ、ネオガイア星人の生体実験の餌食にされた犠牲者達を、数多く見
てきている。同僚だったヘレン・マンスフィールドもネオガイア星人に捕まった後、生ま
れもつかない姿に改造され、そのまま行方不明になったと聞いている。
(宇宙人ども。やりたい放題出来るのは今のうちだ。合衆国では現在、宇宙人を撃退
するためのありとあらゆる可能性が模索され、準備がすすめられている)
10作者 ◆zCS1o.kilU :2005/08/18(木) 22:30:57 ID:u9W26Jly
リチャードが見物客に混じって考えにふけっていると、やがてパレードが行進して
きた。先頭は、本場ブラジルから誘拐されてきた数十人のサンバダンサー達である。
手首、足首、腰周りに派手な飾り物を付けていたが、乳房とオマンコは剥き出しで、
絞り上げるように細いベルトが巻きつけられていた。そして全身に卑猥な刺青が彫
りこまれている。やはりこれも全裸の音楽隊の、演奏にあわせて激しく踊る彼女達は、
その肉体を、容赦なく撮影しようとする沿道の見物客のカメラやビデオカメラの前に、
すすんで晒さなくてはならない。踊りながら、わざわざカメラの前に移動し、ポーズ
をとることを義務付けられている。
「すげえ。こんなにいやらしい体を目の前で見るのは初めてだぜ」
「しっかり、撮っとけよ。ネオガイア星人サマサマだなあ」
自分達は被害にあっていない日本人見物客達は、島国根性丸出しで喜び、はしゃ
いでいる。今のところ宇宙人に誘拐され生体実験の材料にされる確率は、交通事故
に合う確率よりかなり低い。サンバダンサーに続いて、動物の体と合体させられた改
造人間達があらわれた。豚頭のサラリーマンや、蛇女のOL、ブルドック女子大生らも
混じっている。人間の頭にブルドックのボディを持つブルドック女子大生は、首輪と鎖
をつけられ、元のブルドックの頭部を持った自分の体に、引っ張られながら四足でチ
ョコチョコ歩いていた。
「見ないでよ!見世物じゃないのよっ!」
ブルドック女子大生は涙ぐみながら、ゲラゲラと笑う沿道の見物客達に叫んでいる。
「そんな格好で何言ってんだ?どう見ても見世物じゃねえか!」
「ち、ちがうわ・・・あたし、人間よっ!」
11作者 ◆zCS1o.kilU :2005/08/18(木) 22:31:43 ID:u9W26Jly
ブルドック女子大生は鎖に引っ張られ、パレードの行進と共にリチャードの視界
から消えていった。さらにパレードは人間馬車、軟体人間などが続き、最後に御
神体が現れた。
(な、なんだこれは!)
さすがに冷静沈着なリチャードも悲鳴を上げそうになった。50人の若い全裸の女
性を滅茶苦茶につなぎ合わせた、神輿のようなものが出現したのだ。全長10メー
トルほどのその物体からは無数の腕や足が伸び、さながら巨大な昆虫のようでも
ある。異形の体に改造された無数の女達の顔面からは涙が流され、真夏の直射
日光に照らされて全身汗だくだった。水分の補給は全員に水を飲まさなくても、外
側の数人に飲ませれば、癒着部分から血管が繋がっているために、全員に行き
渡るようにはなっている。さすがに観光気分で囃し立てていた見物客たちも、度肝
を抜かれて静まり返った。
「元の体に戻して・・・お願い、戻してくれたら、なんでもするわ・・」
「暑い、暑いのよ・・・でも離れられないの。あたしにも水を飲ませて・・・」
「いっそ、殺して・・・」
女たちが口々に怨嗟の声を念仏のように漏らしている。御神体の頂上では逆さま
に接着された女の下半身がにょっきりと突き出し、白い足を開いたり閉じたりして
オマンコを晒け出していた。
(恐ろしい。なんて奴らだ。人間をオモチャだとしか思っていない・・・)
リチャードは込み上げてくる吐き気を必死にこらえた。
12作者 ◆zCS1o.kilU :2005/08/18(木) 22:33:53 ID:u9W26Jly
>>7
ある程度までは考えたのですが、ストーリーの関係上
しばらく先になりそうです。
13作者 ◆zCS1o.kilU :2005/08/19(金) 08:12:12 ID:U7iS8KNn
ペースアップまで、もう少し時間がかかりそうなので偽作を書いていただけ
る方がおられましたら、ぜひお願いします。
オリジナルには、トリップをつけておりますので見分けはつくと思います。
14名無し調教中。:2005/08/19(金) 11:51:17 ID:5YWHak4h
作者タン。乙です。
偽作作るネタも文章力もないのでせめて保守age
15動画紹介:2005/08/19(金) 12:24:18 ID:4hqtuBkP
16名無し調教中。:2005/08/19(金) 14:13:41 ID:6F9soVXE
即死防止
17名無し調教中。:2005/08/19(金) 22:54:54 ID:heFS2pVN
即死防止
18名無し調教中。:2005/08/20(土) 00:45:44 ID:kklbmenJ
即死防止
19作者 ◆zCS1o.kilU :2005/08/20(土) 21:04:12 ID:gpR6MdmP
>>14
そんなに文章力があるとは思えないのですが、自分で自分の文章を読むのと、
他人が読むのとでは、また印象が違うのかもしれません。
20名無し調教中。:2005/08/20(土) 23:14:44 ID:fevze8lI
>>19
いえいえ、ご謙遜を。
なにより、ほとばしる情熱が良いですよ。
21名無し調教中。:2005/08/21(日) 07:56:45 ID:5Oy9tiqZ
age
22名無し調教中。:2005/08/21(日) 19:51:52 ID:g2Mp1nJv
即死防止
23名無し調教中。:2005/08/21(日) 23:23:51 ID:/ZMovIbO
即死防止
24名無し調教中。:2005/08/22(月) 16:58:38 ID:rdqRjhhy
支援あげ。
25名無し調教中。:2005/08/23(火) 22:19:49 ID:6ZD+GAWU
age
26作者 ◆zCS1o.kilU :2005/08/24(水) 09:54:59 ID:8iSS1Sx7
何かネタ下さい。
27名無し調教中。:2005/08/24(水) 13:14:45 ID:CUeE+FPd
前スレで出てたフタナリネタとかどうですかね?漏れもフタナリネタすきなんで
後はまだ生きてる登場人物の話を掘り下げるとか。
28名無し調教中。:2005/08/24(水) 17:31:10 ID:IK2qUfQ3
>>26
ネタというか…
このままでは実験材料の供給不足が心配なので、クローン技術を進歩させて、本物とこっそり入れ替えるとか
あと、再生能力を高めて、手足切ったぐらいなら生えてくるようにするとか。
29名無し調教中。:2005/08/25(木) 00:30:10 ID:iLpqO02i
勝手に増えて行くんだから心配ないさ
30名無し調教中。:2005/08/25(木) 07:59:46 ID:bN47mNBy
>>29
いや、単に家畜をふやすんじゃなくてさ、あくまで人間としての羞恥心を持って、かつ、それなりに上玉の材料を供給するとなると、工夫がいるんじゃないかと。
31名無し調教中。:2005/08/25(木) 21:38:00 ID:Mx2uTXmW
遅まきながら支援。
リチャードが思い出してる、「首から下を入れ替えられた夫婦」の今が見てみたいです。
体に合った服や下着を着なければならずに恥ずかしがってる姿とか、
出産を間近に控えて戸惑ってる様子とか、
既に出産が終わって、溜まってた性欲をお互いに解消しあう姿とか。
32茶房:2005/08/25(木) 22:45:13 ID:MPoZJFKi
うあ、
スレ3は落ちちゃってたんですね、
夏の暑さに油断して支援が不足したようでゴメンナサイです。
33名無し調教中。:2005/08/25(木) 23:13:04 ID:H+tU4bjC
祭りが終わったあとご神体はどうなるんだろう
34名無し調教中。:2005/08/26(金) 03:26:15 ID:s4qVD2Zm
保守age
35名無し調教中。:2005/08/26(金) 07:34:50 ID:7a6jFA21
>>33
改造して、いらない内臓とか全部捨ててメカに入れ替えて、女体戦艦にする。
下半身丸出しの女のマ○コからビームが出るようにして、ムカデ星人に特攻させて、むごたらしくボロボロに

…というのはどうか?
36名無し調教中。:2005/08/26(金) 10:03:45 ID:uB1W0n1z
>>33
一番悲惨なのはそのまま放置プレイかも
37作者 ◆zCS1o.kilU :2005/08/26(金) 18:42:20 ID:Xch04Iil
>>27
フタナリというと、このどんとの漫画に出て来るようなものでしょうか?

>>28
実験材料の供給不足の心配はありません。世界の人口は60億人、日本の人口は1億2千万人です。
多元宇宙や重層時代構造という手もあります。
38名無し調教中。:2005/08/26(金) 18:57:41 ID:j75Q4SSG
ふたなりっつったら『しのざき嶺』だな。
39名無し調教中。:2005/08/26(金) 18:59:08 ID:j75Q4SSG
> あと、再生能力を高めて、手足切ったぐらいなら生えてくるようにするとか。

これは氏賀Y太だな。
40作者 ◆zCS1o.kilU :2005/08/26(金) 20:18:24 ID:Xch04Iil
再生能力というネタは、書いてみたい。ただ、全ての人間が再生能力を
簡単に持てるようになると、面白くないと思います。
41名無し調教中。:2005/08/26(金) 22:46:35 ID:+C4nXNq8
>>40
なんか条件付けるとか。
すげー痛みに敏感になるので、どMにしか使えないとか。
42名無し調教中。:2005/08/27(土) 03:00:40 ID:uzHMoR4Y
主に美人が対象だから漏れみたいなんは確率低いな
43名無し調教中。:2005/08/27(土) 03:23:20 ID:KJ3oFMJt
再生するたびに醜くなってくとか、再生しても痛みはそのままずっと残るから再生しないほうがマシとか。
異物取り込んだまま再生しちゃって大変なことになるとか。
44作者 ◆zCS1o.kilU :2005/08/28(日) 07:58:30 ID:kK7cVx1L
あと、もうちょっとで50
ネタバレになりそうなことは書けないしなあ。
45名無し調教中。:2005/08/28(日) 12:13:50 ID:dkynh4dp
しえん
46名無し調教中。:2005/08/28(日) 18:57:52 ID:8gpDqkIr
>>42
前スレでは我々と等身大のキャラが出ていたし、もう少し前は作者が自らピタゴラス博士の実験台にされていた。
美人じゃなくても萌えるストーリーは可能だ。がんばれ、作者!
47名無し調教中。:2005/08/29(月) 01:14:46 ID:/SaKRPAc
支援
48名無し調教中。:2005/08/29(月) 10:03:59 ID:KOgG+Bqz
期待age
49茶房:2005/08/29(月) 10:19:09 ID:Ioo3HwPW
支援しまつ〜
50名無し調教中。:2005/08/29(月) 10:27:01 ID:x+xpfLuX
50!
51595,598:2005/08/30(火) 02:46:58 ID:fGqbhxEz
何時の間にかDAT落ちしていたのですね
なんとこ即死は免れたようですね

作者さまもお疲れ様です
焦らずまったり逝ってくださいませ
52名無し調教中。:2005/08/30(火) 02:52:18 ID:ebbTTUfy
>>43
ひげみたいに再生するたびに2倍の太さになるとか
53名無し調教中。:2005/08/30(火) 23:33:08 ID:0ri6/QHu
フルーツチンポ
54はる:2005/08/31(水) 22:52:51 ID:Etk+tLjV
いっつも楽しみによんでます♪
子供を産みたての女性をあつめて、おっぱいを強制的に肥大化させて、牛の遺伝子とかいれて、雌牛ゎどうですかぁ?
すでにやったことあったらごめんなさい↓
後、えっちな要素をもっと入れてもらえれば嬉しいです♪♪♪
楽しみにしてます♪
頑張ってくださぁい★★★☆☆
55名無し調教中。:2005/08/31(水) 23:37:38 ID:7yg5adkY
ネタ
人面阻(←漢字有ってる?)の様に、娘の顔を母親のお腹に移植し
何組か集めてTVを使い公開ゲームを行う。
優勝した親子は元に戻して貰えるが、
最下位の親子は罰ゲームとして、娘の体を消去されてしまう。

こんなのどうでしょう?
56作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/01(木) 10:06:27 ID:GdfUFwnd
今日こそは、続きを書こう
57作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/01(木) 11:17:24 ID:GdfUFwnd
JAM航空のスチュワーデスである早乙女芹菜(25歳)と村上真知子(23歳)は、
その日、非番だったため、連れ立って『祭り』の見物に出掛けた。JAM航空がネ
オガイア星企業の傘下に入り、乗客へのセックスサービスを強制されるようにな
ってからというもの、疲労が以前にも増して激しくなり、二人とも、付き合っていた
彼氏とも別れてしまって、今はフリーである。新宿のJAM航空本社近くの大通り
はパレードの通過地点になっており、大勢の見物客がつめかけていた。屋台も
多く出店されていた。
「おーい、そこのお客さん!女体ダーツはどうだい?」
中でもネオガイア星人の下請けで出店している屋台では珍妙な興行が行われて
いた。店主はどうみても日本人なのだが、植民地総督府の治外法権営業許可証
を取得しており、コピーを店先に提示してある。つまり、このような店では日本の
法律に縛られることなく、非合法な営業が自由に出来るのだ。その店の奥にはネ
オガイア星人に誘拐されて使い古されて、下取りに出されたヨーロッパ系の美女
が大の字に貼り付けにされており、体にはマジックで丸い線が何重にも描かれ、
得点が表示されている。すでに何十本もの矢がささった傷跡があり、おびただし
い血が流れていた。
「スペイン人の美女を的に、人間ダーツをやってみないかい?」
「おもしろそうね」
58作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/01(木) 11:18:01 ID:GdfUFwnd
真知子が興味を示した。最近、彼女は、仕事でかなりのストレスを抱え込んでい
るようで、またとない絶好の鬱憤晴らしだった。
「いらっしゃい!お嬢さん達にはこっちの的の方がいいかな?」
屋台の店主が、店の奥にある別の的を指し示した。ハリウッドの映画俳優のような、
白人の美男子が全裸で貼り付けにされている。
「フランス人のイケメン、ピエール君だ」
「あっ、あたしこれがいい、やるうう!」
真知子は興奮し、店主に500円玉を渡して、5本の矢を受け取ると、狙いをすませ
て次々と投げ始めた。
「チンチンに当てると大当たりだよ」
「あたし、絶対に当てるからね」
プスッ、プスッと金属の矢がピエールの下腹部周辺に突き刺さっていった。ピエー
ルは歯を食いしばって恐怖と苦痛に耐え、悲鳴は上げない。
「えーっ!もう最後の一本なのぉ・・・」
59作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/01(木) 11:18:42 ID:GdfUFwnd
真知子は深呼吸をして神経を集中し、今までよりも気合を入れて、力一杯投げ
つけた。風を切って飛んだ矢は、見事、ピエールの右の玉袋に突き刺さった。
「ギャーッ!」
ピエールは絶叫した。
「やったわ!芹菜」
真知子は歓喜して手を叩いて小躍りした。傍で見ていた芹菜は、さすがに的に
なっているピエールが可哀そうになった。突き刺さった矢のせいで彼の金玉は、
使い物にならなくなってしまったかもしれない。
「一等賞だ、おめでとう!時価10万円のダイヤのネックレスをプレゼントだよ」
真知子は店主から賞品を受け取った。本当は原価200円のガラス玉のネック
レスである。
「キャーッ、うれしい!」
大喜びする真知子とともに再び芹菜は『祭り』の雑踏の中を再び歩き始めた。

60作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/01(木) 13:03:40 ID:GdfUFwnd
芹菜は人ごみの中で、ふと異様な音を耳にした。ギシギシという錆びた金属の
擦れるような音だった。何気なく音のする方を振り返ってみるとボロボロのコート
に身を包んだ浮浪者が体を引き摺るようにゆっくりと道路の片隅を歩いていた。
金属音はその浮浪者が動く度に聞こえるようだ。
「どうしたの、芹菜?」
真知子は、ガラス玉のネックレスを首に巻いて有頂天になっている。
「なんでもないんだけど・・・」
新宿に浮浪者などいくらでもいる。だが、なぜか、芹菜はその浮浪者が気になり、
立ち止まって、目で、その姿を追い続けた。
「あっ、あたし、あのクレープ食べたい。ちょっと買ってくるわね」
真知子が、クレープ屋さんの方に駆け出し、長蛇の列に並んだ。一方、芹菜が
見ている浮浪者は、焼きぞばを販売している屋台の裏にこっそりと忍びより、残
飯の入ったポリバケツを漁り始めた。
「こらっ!商売の邪魔だ。あっちへいけ!しっ、しっ!」
店主が怒りをあらわにして、犬でも追い払うかのように浮浪者を追い払おうとした。
浮浪者は慌てて立ち去ろうとし、数メートル走った後、足がもつれて倒れた。ガシ
ャンと金物が崩れるような音がし、はだけたコートの下から異様な金属の両腕と
両足が、かい間見えた。
61作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/01(木) 13:04:49 ID:GdfUFwnd
(な、なに、あれ?なんなの、義足??・・あ、あの顔、見覚えが・・)
垢と埃で黒ずんだ浮浪者の顔は、まだ若い女のようだった。
「工藤先輩?」
芹菜は倒れている浮浪者に駆け寄り声を掛けた。数年ぶりに自分の名前を呼
ばれて見上げた浮浪者の女は工藤明日香(29歳、元JAM航空スチュワーデス、
チーフパーサー)だった。
「だ、誰?」
「あたしです。早乙女芹菜ですよ。3年前、新人の時にお世話になった・・・」
「早乙女さん・・・」
明日香は思い出したようだった。明日香の顔面には無数の醜い傷跡が走り、唇
の間からのぞく歯は、ほとんど欠けてしまっている。
「どうしたんですか?その体。いったい何があったのですか?」
「宇、宇宙人に誘拐されて、改造されたのよ。もうあたしの体は滅茶苦茶よ。生身
の部分はほとんど残っていないわ・・・」
絶望に慣れた明日香は淡々と語った。芹菜は、明日香が2年前、シドニー行きの
フライト中に乗客二人とともに機内から突然消失してしまった、ということは聞い
ている。
「宇宙人???・・・実は、あたし達の会社も今、宇宙人に乗っ取られて大変なん
です」
芹菜はとりあえず、明日香を新宿のJAM航空本社ビルの近くにある自分のワン
ルームマンションに連れて帰ることにした。
62作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/01(木) 14:39:57 ID:GdfUFwnd
5日間に渡る『日本奴隷祭り』最終日。隅田川で人間花火が盛大に打ち上げら
れた。はるばる、さざなみ市から行進してきたパレードも、本日、ゴールの国会
議事堂前に、到着する予定である。河川敷にずらりと並んだ全裸の女体のオ
マンコとアナルに直径10センチの火薬入りの筒がねじ込まれ、はるか上空に
向けて打ち上げられるのだ。打ち上げ台にされた女達は点火される際にその顔
が、恐怖に引きつり、悲鳴を上げた。
「ひいいいいいっ!」
花火職人が、次々に導火線に点火し、女たちの絶叫とともに、花火が盛大に打
ち上げられていく。この光景はテレビ局によって全国に向けて放送されており、
お茶の間に流されていた。
「人間ネズミ花火だ!」
「きゃあああっ、熱いっ、熱いっ、早く、とってよおおおっ!」
全身に無数のネズミ花火を巻きつけた全裸の女が、熱さと恐怖のあまり、火花
を散らし、キリキリ舞いをしながら河川敷を走り回っていた。
「ギャッハッハッハッハッ!」
堤防の上から見物客達が大笑いしている。同じ日本人であるのに、宇宙人の侵
略を受けていることなどすっかり忘れ果てている。群集に紛れ込んでいる外国
の諜報機関の人間達は、そんな日本の一般市民の様子を冷ややかに眺めて
いた。また、大気圏外から、大空に打ち上げられる花火や祭りの様子を、観察し
ているものもいた。
「地球人たち、やけに浮かれていやがる」
63作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/01(木) 14:41:29 ID:GdfUFwnd
小型宇宙船のコクピットのモニターを眺めているのは宇宙人グレイの密猟者、
ギ・アン・ガスとその仲間達だった。惑星ア・ムーで銀河警察に逮捕された後、
刑務所での一年間の刑期を無事終了し、シャバに出て来たのだった。
「久しぶりのハンティングですね。隊長」
ゴ・オイ・モイはわくわくしているようだった。
「務所でのクローン人間の肉は、食い飽きましたからね」
その時、探知機器担当のグレイが報告をした。
「隊長、地表にネオガイア星人の大型戦闘艦、20隻を確認しました」
「なんだと、この惑星はグレイの自然保護地区だぞ!軍隊の駐留は協定違反じゃ
ないのか?」
「まあ、我々も密漁者ですから、大きな事は言えませんが・・・」
「くそっ、さすがにこれでは手が出せん。最近、この宙域では、宇宙海賊との戦闘
があったばかりだと言うし、銀河警察のパトロール艦が張っているかもしれん。」
「では、今回は、ハンティングはやめて置きますか」
「うん、そうだな、仕方がない。それにしてもネオガイア星人ども、浮かれやがって
腹が立つ。そうだ、嫌がらせをしてやれ。例のものを地上に転送して暴れさせてや
ろう」
「例のもの?・・ああ、あれですか。面白そうです。やってみましょう」
グレイの密猟者達は地球人ハンティングが出来ないことに、心底腹を立てていた。
64名無し調教中。:2005/09/01(木) 16:37:05 ID:Xe7U6VC5
例の物とはいかに!?
65作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/01(木) 23:33:44 ID:GdfUFwnd
夜空に花火が打ち上げられ、ポンポンと小気味良い音が響く中、改造人間たちの
パレードが新宿の大通りを千代田区の国会議事堂方面へ向けて練り歩いていく。
ほとんど休息することもなく150キロを踏破してきたパレードの参加者達は、フラ
フラで憔悴しきっており、今にも倒れそうなものばかりだった。沿道の見物客たち
は数日前からテレビ中継されている、御神体をひと目見ようとカメラ付携帯電話や
デジタルカメラを持って、待ち構えている。そして、ようやくパレードの先頭が見えて
きた時、突然、道路の真ん中に白い光輝が輝き、一体のサイボーグ戦士が実体化
した。半分機械化された禍々しいその姿は、グレイの密猟者によって改造された、
古代日本の英雄ヤマトタケルだった。以前戦闘で吹き飛ばされた下半身は、機械
に置き換えられ、足の代わりにキャタピラが取り付けられている。まるで小型戦車
のような形状だった。
『思いっきり暴れろ!浮かれている地球人とネオガイア星人どもに恐怖を与えてや
るのだ!』
衛星軌道上からの司令に、ヤマトタケルはゆっくりと右腕を上げた。
「ロケットパンチ!」
肘の部分から腕が分離し、群衆の中に叩き込まれる。直撃を受けた見物客十数人
が血反吐を吐いて薙倒され、たちまち辺りは大パニックになった。
「パルスレーザー!」
ヤマトタケルの体に埋め込まれた様々な武器が群集に向かって浴びせられる。パ
レードのサンバダンサーや改造人間たちも散り散りになって逃げ出した。
66作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/01(木) 23:34:28 ID:GdfUFwnd
工藤明日香は早乙女芹菜のマンションでテレビを見ていた。お風呂で、芹菜に
体を洗ってもらい、さっぱりしている。服も新しいロングコートを貸してもらい改造
された痛々しい体を隠していた。芹菜はあまりにも惨たらしい明日香の体を見て
気分が悪くなり、寝込んでしまっている。
「工藤先輩、これからどうするんですか?」
布団の中から芹菜が尋ねた。
「わからないわ。行くところもないし、こんな体では、仕事をすることも出来ない。
かといって死ぬ気にもなれないし・・・」
「・・・・」
あまりにも変わり果てた明日香の肉体に、芹菜は慰めの言葉を思いつくことす
ら出来なかった。肉体の半分以上を機械化された明日香の体は、メンテナンス
もなく、自力で動いているのが不思議なくらいだったのだ。
「もうすぐ、この体も動かなくなるような気がするわ。この頃、錆びがひどくって、
だんだん動きが鈍くなってきているの」
「どこか、診てくれるお医者さんとか、いないかしら・・・」
「地球の病院じゃ無理だと思うわ。でも心配しないで、明日には出て行くから。や
っかいをかけてごめんね、早乙女さん」
「そんな、遠慮しなくてもいいですよ、先輩。あたし、今、彼氏しないから、しばら
くいてくれても・・・」
その時、テレビの画面にニュース速報が入った。
67作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/01(木) 23:35:06 ID:GdfUFwnd
『たった今、入ったニュースです。祭りで賑わう新宿区の路上に突如、異様な物体
が現れ、祭りに来ていた見物客多数を殺傷している模様です。犠牲者は数百人に
のぼり、警察が制止に当たっていますが、混乱はまだ続いているそうです。では、
現場からの映像を御覧下さい』
画面が切り替わり、映し出されたのは、逃げ惑う見物客を殺傷する、小型戦車のよ
うな戦闘用サイボーグ、ヤマトタケルの禍々しい姿だった。
「あっ、こいつは!」
明日香は叫び声を上げた。
(健吾を殺した奴だ!)
忘れたくても忘れる事は出来なかった。一緒に誘拐されて改造され、辛く苦しい戦
いを幾度も共に戦った、最愛のサイボーグ戦士、中山健吾を殺した張本人だった。
あの時の事は脳裏に焼付いている。明日香はすっくと立ち上がると、無言で芹菜の
マンションを出ようとした。
「先輩、急にどこへ行くんですか?」
「ありがとう、早乙女さん。さようなら、もう会う事はないと思う」
「ちょ、ちょっと・・・」
明日香はマンションの階段を降りると、ポンコツのボディが許す限りの全速力のスピ
ードで事件現場へ向けて走り出した。
(殺してやる!殺してやる!健吾の仇だ!)
68名無し調教中。:2005/09/02(金) 09:42:32 ID:Ev+ZP6nI
>>59
世の中にはキンタマに釘を刺して板に打ち付けている奴も居るので
ちゃんと事後処理すれば大丈夫そう。

若しくは純金の玉に入れ替えてみる。
たぶん重くて玉袋が伸びると思うけど…。
69茶房:2005/09/02(金) 20:53:45 ID:g362Z26Q
アメリカ軍司令官のキンタマを劣化ウランの玉に入れ替えると
皮肉がきいてていいかも。
70茶房:2005/09/03(土) 01:08:12 ID:DnPEnDtu
あ、私は思いつきで適当な事を書いてるだけなので
よっぽど使えるモノ以外は作品に使わないでね。
71名無し調教中。:2005/09/06(火) 21:53:42 ID:CK8uGTMt
続き期待
72名無し調教中。:2005/09/07(水) 09:10:41 ID:a0GOgs7n
まとめサイトってどっかにあったっけ?
73名無し調教中。:2005/09/07(水) 13:06:20 ID:fcmzNBle
>>72
お前は本当に>>1を見たのかと小一時間(ry
74名無し調教中。:2005/09/07(水) 20:03:29 ID:gL6NYWgm
>>72
>>1 に書いてるじゃん

もしエロ広告のページが開いたら、ページの下の方に
【 your request is 】 http://eirian.h.fc2.com/index.html
が表示されるから、それをクリックすべし。

それにしてもアルテミスは死んでしまったのだろうか・・・。
75作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/07(水) 22:25:32 ID:lsdIRnOG
事件現場では、警視庁の機動隊が出動し、逃げ惑う祭りの見物客達を、必死に避
難誘導していた。ヤマトタケルに対しては、発砲許可が出され、SATがライフルで
狙撃したが、ヤマトタケルの装着している超合金製の装甲服によって、弾が跳ね返
され、全く歯が立たなかった。
「俺は、ヤマトタケル、大和の国の第二王子だ!蛮族ども、この神剣、草薙の剣で皆
殺しにしてくれよう!」
わけのわからない事を口走りながら、ヤマトタケルは、キャタピラを軋ませて、群集の
中を突進していった。本人は1500年もの間、冷凍保存されていたことに気付いてお
らず、グレイに催眠暗示をかけられ、錯乱した頭の中では、まだ大和朝廷のために、
熊襲や蝦夷を相手に、征服戦争を行っているつもりらしい。ジュラルミンの盾を構え、
ヤマトタケルの行く手を阻もうとした機動隊の列は、あっけなく跳ね飛ばされて蹴散
らされ、小回りが利かないために、もたもたと逃げ遅れていた御神体が、格好の標
的となった。
「そっちじゃないわ。右回りに回転してよ!」
「回転するのは時間がかかるのよ!それよりも、このまま後ろ向きに走りましょう」
「そんなの無理だって!」
「もう!どうしてみんなバラバラに動こうとするの!」
数十人の女で合成された御神体はパニック状態になり、統率された動きが取れずに、
ただ口々にわめきながら、同じ場所で、無数の手足をバタバタさせているだけだった。
76作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/07(水) 22:26:31 ID:lsdIRnOG
「キャーッ、あいつ、こっちに向かって来るわ!」
御神体を構成する一人の女が叫んだ。ヤマトタケルの右腕から発射されたロケッ
トパンチが御神体に叩き込まれ、直撃をうけた部分の女の体が破裂して飛び散った。
「ぎええええっ!」
癒着した部分から全ての構成員に神経細胞も繋がっているため、一人が受けた苦
痛は全員で味合わなければならない。内臓が破裂する、恐ろしい痛みに、御神体を
構成する女全員が、断末魔のうめき声を上げた。
『そいつらは、この馬鹿騒ぎのシンボルマークのようだ。目障りだから、背中の大型ミ
サイルで一気に吹き飛ばしてしまえ』
グレイからの命令が、耳の後ろに埋めまれた通信機から聞こえた。ヤマトタケルは宇
宙艦も一発で破壊できるほどの威力を持つ、背中の大型ミサイルの標準を御神体に
向けた。
「助けてえええ!」
「あたし、まだ死にたくないよう!」
すすり泣く女達目がけて、ミサイルを発射しようとした瞬間、背後からガチャガチャと言う、
ガラクタを引きずるような、けたたましい音がして、ヤマトタケルは振り返った。
77作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/07(水) 22:27:18 ID:lsdIRnOG
「死ねええええ!健吾の仇ーっ!」
下半身が機械で、上半身が生身の明日香が、突進してきた。ロングコートは途中
で脱ぎ捨て、グロテスクな体が剥き出しになっている。ヤマトタケルはとっさに防御
しようとして体をねじり、ミサイルはあらぬ方向へ発射されて、高層ビルを破壊した。
「死ねっ!」
明日香は改造された右腕のマジックハンドで、ヤマトタケルを殴りつけようとしたが、
装甲服に当たって、逆に、あっけなく折れ飛んでしまった。復讐の怒りに正気を失
い、なおもヤマトタケルに体当たりをしようとする明日香は、あっさりとねじ伏せられ、
地面に倒れたところを、キャタピラで轢き潰された。明日香の金属の左足はグシャッ
と壊れて、本物のガラクタになった。
『そんなガラクタ、放っておくのだ。シンボルマークの合成体が逃げていくぞ』
グレイからの指示でヤマトタケルは、御神体を再び追いかけ始めた。ようやく御神体
の構成員達は同じ方向へ進むことに成功し、わさわさと無数の手足を動かして、遠
ざかっていくところだった。数十メートルほど追いかけると、今度は、御神体とヤマト
タケルの間に、事態を聞いて転送されてきたネオガイア製の戦闘用アンドロイド数体
が立ちふさがる。ヤマトタケルは、アンドロイド部隊のレーザー銃による集中砲火を
受けて、さすがに立ち止まらざるを得なかった。
78作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/07(水) 22:28:00 ID:lsdIRnOG
『引き上げだ。戦力差がありすぎる。それに、もたもたしていると、銀河警察が来
るかもしれん。俺達はシャバに出てきたばかりだから、まだ捕まりたくはない。さ
すがに今すぐ、刑務所に戻るのは御免だ』
ヤマトタケルの姿は出現した時と同じように、忽然と消えうせた。後には、無数の
死体や負傷者、破壊された車や、割れたガラスの破片などが散乱し、惨々たる
有様だった。左足を破壊された明日香も、立ち上がる事が出来ずに、道路上に
横たわっていた。生身の上半身からはおびただしい血が流れている。
(ああ、あたし、このまま死ぬのね・・・やっと死ねるわ。健吾、死んだら、あの世
でもう一度、あなたに会えるかしら・・・)
明日香が、ようやく訪れた平穏に、穏やかな笑みを浮かべ、そのまま、永遠の眠
りにつこうと目を閉じた時、傍らに一人の男が早足に近寄って来て声をかけた。
「工藤明日香さんですね。私はCIAのリチャード・ファーマーというものです。あな
たを保護します。御同行願いたい。」
リチャードは、返事のないぐったりとした明日香の体を抱え上げると、近くの有料
パーキングに止めてある、黒塗りのベンツの後部座席へと運び込んだ。
79名無し調教中。:2005/09/07(水) 22:59:25 ID:BfKGejC4
更新お疲れ様です。
リチャードはどんな現場でも駆けつける、敏腕CIAですねぇ。
80名無し調教中。:2005/09/07(水) 23:37:19 ID:K02k9Ge8
おういえい!
新作キター♪
81作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/08(木) 10:44:54 ID:eacbqWo4
紀元1532年、インカ帝国皇帝アタワルパの処刑を目撃し、インカ帝国の滅亡を目
の当たりにした久石千鶴は、その後、数年間、南米各地を転々と放浪した後、新大陸
から搾取した黄金を、本国へと運ぶスペイン人の船に、売春婦として乗り込み、再び
ヨーロッパへと舞い戻った。500年後に来襲する宇宙人を迎え撃つための準備の一
環として、ある事を思いついたのだった。千鶴は16世紀半ばのフランス南部からイタ
リアにかけての地域を、歴史上名高い、ある人物を探し求めて数年間さまよい続けた。
その人物に会えば宇宙人に関するなんらかの手がかりが得られるかもしれない。
そして、フランス南部のペストの流行するある町で、とうとう、その人物の噂を耳にした。
「ノストラダムス先生は、偉大なお方じゃ、あの方のおかげで、猛威をふるっていたペ
ストがようやく治まってきただ」
「その人は、今どこに?」
「町の診療所に寝泊りしておるよ」
千鶴は道順を聞き、診療所を尋ねた。21世紀でも、その名を知らない者はいない偉大
な預言者ミッシェル・ド・ノストラダムスは50歳前後の初老の男だった。
「誰だね?」
「私は、遥か東の国ジパングからやって参りました。名前は千鶴と申します。先生の御
高名を噂に聞き、ある事について御教示頂きたく、はるばる訪ねて参りました」
千鶴は鋭い視線でノストラダムスを観察した。確かにどこか、普通の人間ではないような
オーラを漂わせている。ノストラダムスの方も全てを超越したような瞳の奥で、千鶴を
観察しているようだった。
82作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/08(木) 10:45:43 ID:eacbqWo4
「ほう、ジパングかね?遠い所から来たもんだね。あの国は遠い未来には、世界
中で最も豊かな国になるよ」
ノストラダムスはジパングと聞いても驚かないようだった。大航海時代が始まった
ばかりのこの時代では、日本のことを具体的に知っているものなど、ヨーロッパに
は少ない筈だった。千鶴は疑わしげに、さらに食い入るようにノストラダムスを観察
した。
「なぜ、そんな遠い未来の事がわかるのですか?」
「それは、私が預言者だからだよ。ところで、わしに聞きたいこととは何だね?」
「実は・・・」
千鶴は、自分が遠い未来で生まれた事、宇宙人に誘拐されて、生体実験で不老
不死の肉体にされた事。時間航行機で過去に置き去りにされ、長い間、世界中を
放浪している事。21世紀まで生き延び、宇宙人に対して復讐をしたい事などを打
ち明けた。16世紀の人間であるはずのノストラダムスは、千鶴の言葉を聞いても、
さほど驚かないようだった。
「このような話を聞いても、驚かないのですか?」
「わしは、預言者だからな。お前が今日、来る事も、遠い未来に起こる事も、全て
わしには予めわかっているのだよ」
ノストラダムスは千鶴の期待通りの、神秘的な人物だった。
83名無し調教中。:2005/09/08(木) 16:13:07 ID:So3VUW73
ノスダムキタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━━!!!!
84作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/08(木) 23:11:42 ID:eacbqWo4
もはや、SMとかエロを忘れて、SFに走っているような気がする。
原点にもどらねば。
85名無し調教中。:2005/09/09(金) 01:38:46 ID:NEJB1b+q
無理にエロを入れるならSFで行きたいところまで行ってもいいじゃないですか。
86595,598:2005/09/09(金) 01:58:19 ID:lfrE2aJ2
漏れも無理にエロ挿入するくらいなら
このままSFで突っ走ってほしいです
でまた一段落ついたら改めてエロってことで
87名無し調教中。:2005/09/09(金) 09:17:41 ID:OLe8rZwn
>>84
SFとSMは一字違いです。
紙一重。そう。SMを書いているつもりがSFになっていて、
SFを書いているつもりがSMになっているのです。
このままの路線がいいです。
88名無し調教中。:2005/09/12(月) 01:11:39 ID:iAtVHMtd
ここSMスレだぜ?
89名無し調教中。:2005/09/12(月) 11:30:07 ID:Od6AFHcp
>>88
SM板なんだぜ?
90名無し調教中。:2005/09/12(月) 16:35:20 ID:KZdjfwMt
SM=SFでそ。
宇宙家族ロビンソンのリメイクのコスチュームもSMっぽかったし。
91名無し調教中。:2005/09/12(月) 18:40:31 ID:llvIvmAp
SFとSMは和解すべきです。
そして、和解した暁にはSLとも和解するのです。
そうです。こんどは鉄道小説を書くんです。って銀河鉄道999かよ。
92名無し調教中。:2005/09/13(火) 16:28:21 ID:uOzKBNL0
ノリツッコミ乙
93作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/14(水) 08:12:17 ID:r7tyvIIh
千鶴編は、あと1年以内ぐらいには、現代にもどしたい。

>>91
鉄道小説って、どんなものなんでしょうか?西村京太郎とか、のことでしょうか?
あれは、推理小説だと思うのですが。
94名無し調教中。:2005/09/14(水) 08:51:36 ID:3EoODMfp
>>作者タン
あれは只の冗談だとおもいまつよ?
作者タン真面目過ぎw
95名無し調教中。:2005/09/15(木) 18:10:52 ID:ijMspnZa
このまま路線でいいんじゃない?
面白かったし。
>真知子は、ガラス玉のネックレスを尻に入れて有頂天になっている。
まで読んだ。

作者様 SF続きキボン
96作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/15(木) 21:00:22 ID:EPEnLT8B
「それでは、先生。私はこれから、一体どうすればよいのでしょうか?500年後に
やってくる宇宙人からこの世界を守るためには、どのような方策を立てれば、もっ
とも効果的なのでしょうか?」
千鶴は、ノストラダムスに対して胡散臭さを捨て切れなかったが、藁にもすがる想
いで尋ねた。しかし、ノストラダムスは冷ややかだった。
「方策?そんなものはないよ。戦うことなど不可能じゃ。預言者としてのわしの名誉
にかけて宣言する。この世界は500年後に遠い星々から来た、オリンポスの民の子
孫によって蹂躙され、人間は全て奴隷となるのだ。それが、あらかじめ定められた歴
史じゃ。いかなることがあっても、曲げる事は出来ん」
「そんな!それでは、あまりも・・・」
千鶴は、到底ノストラダムスの言葉を、素直に受け入れることは出来なかった。過去
に飛ばされる前に宇宙人から受けた、数々の屈辱や、1500年に渡る苦難の旅を、
満身創痍になりながらも耐え忍んできたことは、全て無駄だったと言うのか。
「わしの予言は絶対に外れん。歴史は、寸分違わずにわしの予言した通りに動くの
じゃ、なぜなら・・・」
ノストラダムスの言葉は最後まで聞き取れなかった。ノストラダムス自身が、お前に
など話してもしょうがない、とでも言いたげに、口籠ってしまったのだ。それでも千鶴は、
反論せずにいられなかった。
97作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/15(木) 21:01:18 ID:EPEnLT8B
「あなたの予言で、実現しなかった例もあります。たとえば『1999年、7の月に、
恐怖の大王が空より来る』、という予言です。世界は紀元1999年には滅亡せず、
少なくとも2003年に、私が過去に飛ばされる直前までは存続していました!」
ノストラダムスは哀れむような目つきで千鶴を見た。
「おろかな。・・・それは、ただ単に、解釈の仕方が違うのだよ。わしは一言も1999
年に世界が滅ぶ、とは言っておらん。それにしても、おぬし、わしがこれから執筆し
ようとしている預言書の内容を良く知っておるな。さすがに未来から来たと、能書き
を垂れるだけの事はある。どうだね、おぬしもわしの下で、予言者としての修行を
積んでみるかね?」
千鶴は、思わぬ申し出に戸惑ったが、なんらかの手がかりを得るためにも、この
人物を、もう少し探ってみようと決意し、ノストラダムスの申し出を受ける事にした。
98作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/15(木) 21:54:33 ID:EPEnLT8B
ノストラダムスの弟子となった千鶴は、身の周りの世話から、性欲処理までをす
ることになった。ノストラダムスは千鶴をバックスタイルで犯す事が好きだった。
「おぬし、相当長い間、世界中を放浪しておったようじゃな。体中に刻まれておる
古傷の数は半端ではないぞ」
ノストラダムスは千鶴の尻をピシャリ、ピシャリと平手で叩きながら上機嫌で、腰
を揺すっていた。
「ふむ、この焼印は、中国の漢字だな。この様式からすると紀元3世紀のものか」
ノストラダムスは千鶴の尻に押されている『親魏倭王』という焼印を、指でなぞりな
がら、考古学者のように興味深く観察していた。それは、千鶴が3世紀の日本で、
邪馬台国の女王卑弥呼に奴隷として仕えていた時に、無理矢理押された焼印で
ある。
「こっちは、古代ローマのものだな。おや、梵字の焼印もあるぞ。」
「あうっ!あうっ!ノストラダムス様。もっと激しく突いて下さいませ」
千鶴は快楽に身を委ねて喘いだ。長年、売春稼業をしているうちに、千鶴の性欲
は底なしのように深まっている。1500年生きた今も、肉体は永遠に二十歳である
ため、ホルモンの分泌も激しく、煩悩は収まるどころか、セックス依存症とも言うべ
き状態で、コントロールすることすら難しくなっていた。
99作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/15(木) 21:55:32 ID:EPEnLT8B
「淫乱な女だ。どうも、お前のオマンコは、使い過ぎで締まりが悪いようだから、
ケツの穴を使うことにしよう」
ノストラダムスは愛液でヌルヌルになった、硬直したチンポを引き抜くと、千鶴
の肛門にズッポリと突き立てた。
「はうっ!」
千鶴は肛門に無理矢理押し入ってきて、腸を突き上げるノストラダムスのチン
ポに、呻き声を上げながらも、冷静な覚めた意識の一部分では、おかしな事に
気付いていた。
(どうも、おかしい。この男、見た目は、50歳ぐらいで、初老のようだけど、この
チンポの硬さや、肌の張り具合は、まるで20代の青年ようだわ。・・・まさか、
この男も不死者???)
千鶴の胸をとてつもない疑念が掠めた。ノストラダムスの顔には苦難の人生を
送って来た人間に特有の深い皺が刻まれ、雰囲気、態度、物腰全てが、かなり
の人生経験を積んできたかのような深みを持っている。さらに、カモフラージュ
のためか、顔中に長い髭を蓄えており、そのため、初老の男だとすっかり思い
込んでいたのだった。
「やはりケツの穴はたまらん。カトリックの戒律が厳しいこの時代のフランスで
は、なかなか、ケツの穴に入れるというのは、最低の娼婦でも嫌がるでな。・・・
そろそろ、イクぞ。うっ・・・」
ノストラダムスは千鶴の肛門の内部に精液をぶちまけ、汗を拭いながら満足気
に深呼吸をした。
(ノストラダムスが、アナルセックス好きだった、とは知らなかったわ。この男、
やはり、この時代で生まれた人間ではない・・・)
千鶴は自分の推論に確信を抱いた。
100名無し調教中。:2005/09/15(木) 22:28:25 ID:qN3IvFpj
サンバをリクしたものですが、
壮絶なサンバカーニバルの描写感謝です。乙です。
101作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/15(木) 23:07:26 ID:EPEnLT8B
それからの数ヶ月というもの、千鶴の預言者としての特訓は、過酷を極めた。
毎回、食事の際には見えないように布で覆いを被せられた膳を二つ用意させ
られ、どちらに本物の食物が入っているのかを、当てなければならないのだ。
「こっちですわ」
散々迷った挙句に千鶴が指差した膳は、布の覆いを取って見ると、犬の糞が
盛られていた。
「残念だったな。それがお前の今日の朝飯だ。残さず食べるんだぞ。ハッハッ
ハッ!」
腹を抱えて笑っているノストラダムスを横目で睨みながら、千鶴は吐き気をこ
らえて犬の糞を頬張った。1500年間にわたる人生の中では、奴隷生活をした
ことも一度や二度ではなく、このくらいのことは何でもなかったが、どうも、千鶴
はノストラダムスが本気で自分を預言者として訓練しているのではなく、ただ、
からかっているのではないか、と言う気がしてならなかった。またある日、千鶴
は後手に縛り付けられ、身動きが取れない状態で、ノストラダムスに何度も顔
面を平手でぶたれた。
「右手が飛んでくるか、左手が飛んでくるかを予知して、うまくかわすのだ」
千鶴は、首を少しだが動かす事ができ、左右どちらかには避ける事ができる。
しかし、千鶴が飛んでくる方の手を予測して、うまくかわせる確率は2回に1回
だった。
102作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/15(木) 23:08:05 ID:EPEnLT8B
「お前は、全く、進歩がないのう」
ノストラダムスは呆れ果てたようにため息をついた。千鶴は、何十回も平手打
ちをうけ、顔面が真っ赤に腫上がっている。
「預言者には、向いとらんのじゃないか?」
「私も最近、そう思います。毎日こんなことをしていても、何にもならないのじゃ
ないかと・・・」
切れた唇から血を流しながら千鶴が訴えた。
「それに、気がかりなこともあります。実は、かなり以前から私を抹殺しようと狙
っている者達がいるのです。私と一緒にいることで先生に御迷惑をかけること
にならないかと」
千鶴が心配しているのは、時間管理局の事だった。幸い、ノストラダムスと接触
してからは、まだ一度も襲ってくる気配はなかった。
「ああ、やつらのことか。やつらの事なら心配ない。わしと一緒にいる限り、あい
つらは手を出してはこんよ」
「???・・・先生は彼らの正体を御存知なのですか?」
千鶴は驚愕した。
103作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/15(木) 23:09:12 ID:EPEnLT8B
「ああ、まあな。なにせ、やつらは・・・」
ノストラダムスの言葉はまた、語尾はモゴモゴと歯切れが悪く、口の中に消
え、最後まで聞き取れなかった。千鶴は再度、問うてみようとしたが、急にノ
ストラダムスは話題を変えた。
「なあ、おぬし。これ以上、わしと一緒に修行をしても時間の無駄じゃろう」
「え、ええ、そんな気がします。でも、これからどうすれば、いいのか、全く判
らないのです」
「ふむ・・・」
ノストラダムスは、千鶴の顔をじっと見詰め、しばらく考え込んでいたようだっ
たが、長い沈黙の後、ようやく口を開いた。
「前にも言ったが、歴史は変える事が出来ん。しかし、おぬしの気持ちとして
は、それでは納得できんのじゃろう?ならば気が済むまで、思う存分、あがい
てみるしかあるまい。・・・そうじゃな、おぬし、生まれは、数百年先のジパング
だと言っておったな。と言う事はそこには、おぬしの先祖が今も生きており、
やがて時が下れば、おぬし自信もその地に生まれてくると言う事じゃ・・・。わ
かったかな?それがヒントじゃ。だがくれぐれも言っておく。歴史は変える事は
出来ん。人間は全て、次の千年紀の初めには、星々の彼方より来た者ども
の奴隷となるか、もしくは馬や牛、豚と等しい家畜のような存在でしか生きれ
ない運命なのじゃ。」
104名無し調教中。:2005/09/15(木) 23:09:42 ID:wuhOMw9s
ノストラダムスのナゾ・・・、
なんだか作者さん、この辺の引っ張り方とかどんどん上手くなっていってる気がします。
105作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/15(木) 23:09:53 ID:EPEnLT8B
ノストラダムスの考えは、相変わらずシビアだった。
「私は、歴史が変えられないものだとは思いません。どんな手段を使ってで
も宇宙人に復讐し、この世界を守って見せます!」
千鶴はノストラダムスと決別する時が来たのだと思った。今まで多くの歴史
上の人物と出会って、別れてきたように。とりあえず、ノストラダムスのアドバ
イスに従って日本へ戻ろう、と千鶴は考えた。
「どうも、お世話になりました先生。またどこかで会う機会があったら、昔の縁
と言う事で、無料で御尻の穴をお貸しいたしますわ」
「そうじゃな。わしのチンポは大き過ぎて、なかなか、しっくりと合うケツの穴を
持った女がおらぬでな」
ノストラダムスは、いざ別れるとなると千鶴のアナルに名残惜しそうだった。
翌日、千鶴は荷物をまとめて旅支度を整えると、遠く離れた日本に向けて旅
立っていった。
106作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/15(木) 23:25:38 ID:EPEnLT8B
>>100
サンバのリクが遅くなったのは、実際の季節を夏に合わせた方がいいかな、と思ったので
遅くなりました。その他、いろいろな方から頂いているアイデアやリクは、いずれ、
出来る限り物語の中に取り入れていくつもりです。

他のエピソードとの、ストーリーの進捗度合いのバランスが取れないので、今後、現代に戻るまで、
千鶴編の頻度を増やそうと考えています。
107名無し調教中。:2005/09/16(金) 01:16:24 ID:AqiDScGT
まとめサイトが携帯から見れないんですが、どうにか携帯でも見られるように出来ませんかね?
108名無し調教中。:2005/09/16(金) 03:24:33 ID:5nwtR9DB
作者様 乙!
>>107
携帯用ミラーサイトとかで短編の様に区切るとかかな?
109名無し調教中。:2005/09/16(金) 08:53:41 ID:8pYifkyl
作者さん「女体アレゴリア(山車)」というアイデアは秀逸でありました。
サンバ史上かつてないアイデアです。
110作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/17(土) 08:27:56 ID:4UGn3eSe
>>107
>>108
携帯サイトについては、知識が足りないため作成することが出来ません。
また、現状では、サイトを2つ管理し、物語の続きを書くことは、時間的にも無理そうです。

もし、私のサイトをベースに、作っていただける方がいましたらお願いします。トップページから
リンクを貼らせて頂きますので。
111名無し調教中。:2005/09/18(日) 12:33:03 ID:NCdP2JRY
リク

女性器を改造して花瓶にする
           ランプにする
           水差しにする
           灰皿にする
           便器にする

というオブジェ化の改造とオブジェにされ悶絶する地球人女性の心理描写お願い致します。
112名無し調教中。:2005/09/19(月) 08:45:30 ID:T0E6ju7x
>>111
  すでに出てきていると思いますが?
113名無し調教中。:2005/09/22(木) 06:44:35 ID:ivb5NqTm
支援age。

首から下がマイケルの体な菜摘は、毎朝ヒゲが生えるんでしょうか。
首から下が菜摘の体なマイケルは、毎月生理で悩んでるんでしょうか。
114作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/22(木) 10:20:39 ID:jjpT1oZA
>>113
菜摘は当然、ヒゲが生えます。
マイケルは、毎月生理で悩んでいます。
男性、女性ホルモンは、子宮や、睾丸で分泌されるので、他の体の部位はそれにしたがって影響を受けます。

その他、質問がありましたら、お答えいたします。(ネタバレや、未設定の事柄は、答えれませんが・・・)

>>111
現在、どういう形で小説にするか、構想中です。花瓶というのは以前にあったような気がします。
細かい、設定や要望がありましたらお願いします。
115エロガッパ ◆gXIWJpzFXw :2005/09/23(金) 04:06:49 ID:m/z/mLcr
女性器改造シリーズ
1.生体実験対象
2.ストーリー設定
3.構造

花瓶にする
1.花屋の若奥さん
2.花を主食にする宇宙人の主食のツマとして提供(シャレです)
3.尿道、膣、直腸全てを花瓶として改造し、糞尿は腹に別穴を空けて処置
       
ランプにする
1. 古びた洋館に勤務するメイドたち
2.逃亡してきたネオガイア人に占拠された貴族が蹂躙される
歴史ストーリーの一部。貴族に使えるメイドたちも当然餌食に・・・
3.直腸と膣の間に穴を空け、油タンクとヒモ部分の連結を行う。

116エロガッパ ◆gXIWJpzFXw :2005/09/23(金) 04:07:19 ID:m/z/mLcr
水差しにする
1.プラント工場で働く工員たち
2.廃棄物処理場にてエネルギーをエコ利用するネオガイア人たち
彼らの廃棄物エネルギー変換工程において人間水差しは重要な
「部品」である。
3.女たちを口とマンコで連結し、廃棄物のろ過を行う。
何人かを経て最終的に排出された
「廃棄尿」がピュアなエネルギー源となる。
           
灰皿にする
1.禁煙、分煙を訴えるOLたち
2.喫煙者たちがネオガイア人たちと図って彼女らを陥れる
3.マングリ返しもしくは海老固めの姿勢を手術により永久化し
なんら処置を施されていない性器を露出した状態で分煙室に
灰皿として「設置」する。
           
便器にする
1.上流階級(セレブ)の女たち
2.宇宙人たちは支配階級にある地球人をだまって見逃すはずもなく
彼らには当然の「処置」を行う・・・
3.手術で口を開け続けるしかなくなった彼女らは
公衆便所に一斉に両手を鎖で固定し、繋がれるのだった。。。
117名無し調教中。:2005/09/23(金) 19:14:57 ID:kMuVFZj4
高ビーなお嬢様を屁が止まらない体に
118名無し調教中。:2005/09/24(土) 03:13:48 ID:MtiD96+i
>>117
肺を肛門につなげてそこから呼吸する
呼吸するたびに屁のような音がする体に
119エロガッパ ◆gXIWJpzFXw :2005/09/24(土) 07:40:09 ID:hEz0nw41
作者さんへ 
いつも楽しく拝読しております。
HNにキャップをつけました。(旧HN「552」だったかも)
シリーズ当初からの読者です。
作者さんの「朝から始まる」一日の描写、
N●Kアナウンサーみ●ずタソのリク、
サンバのリク、
直近では>111の女性器改造リクなどを提案しました。
今後ともよろしくお願い致します。



120113:2005/09/24(土) 13:17:00 ID:xNf1XFFG
>>114 作者様
ご回答ありがとうございます。悲惨ですね…。
また疑問に思ったら質問します〜。
121名無し調教中。:2005/09/24(土) 18:56:39 ID:UDGxHX+b
>>114
> >>113
> 菜摘は当然、ヒゲが生えます。
> マイケルは、毎月生理で悩んでいます。
> 男性、女性ホルモンは、子宮や、睾丸で分泌されるので、他の体の部位はそれにしたがって影響を受けます。
>
> その他、質問がありましたら、お答えいたします。(ネタバレや、未設定の事柄は、答えれませんが・・・)

んーと、曖昧な記憶で申し訳ないが、
確か女性ホルモンのうちの卵胞ホルモン(エストロゲン)は
脳の視床下部前葉から放出される「性腺刺激ホルモン放出ホルモン」によって
脳下垂体から「卵胞刺激ホルモン」が放出され、
それによって子宮ではなく卵巣にある卵胞から放出されてたと思う。

また、黄体ホルモン(プロゲステロン)は
脳の視床下部前葉から放出される「黄体形成ホルモン放出ホルモン」によって
脳下垂体から「黄体形成ホルモン」が放出され、
それによって子宮ではなく卵巣にある黄体から放出されてたと思う。

わかりにくい上、詰まらん指摘でスマソ。
122121:2005/09/24(土) 19:00:20 ID:UDGxHX+b
ただ、卵胞刺激ホルモンや黄体形成ホルモンが
男性性器に作用した場合は男性ホルモンが放出されるんだったような気もする。
123作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/25(日) 07:59:00 ID:C1iJD7oV
多分、122が正解だったような気がします。

>>117
『高ピーなお嬢様』の職業、生い立ち、性格、等詳細なプロフィール設定がありましたらお願いします。
124名無し調教中。:2005/09/25(日) 21:48:38 ID:NENPnjl4
>>123
皇族、趣味 スケート、
125名無し調教中。:2005/09/25(日) 21:56:26 ID:K/R7s7ed
>>作者タン
お嬢様リクした者です。
大学生で家が大金持ち。親の財力で周りからチヤホヤされて育ったため、とてもワガママで周りの人間は表向きは仲良くしているが本当は嫌われている。
趣味は乗馬や水泳など。
126作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/26(月) 11:39:29 ID:dUFDRPIR
二階堂麗奈(21歳)は、お嬢様学校で知られる有名女子大学の語学部、フランス
語学科に通学する、大学3回生である。父親は製薬会社を経営する資産家で、
都内に広大な敷地を持つ邸宅を構えていたが、麗奈は大学進学時に、一人暮ら
しをしてみたい、とわがままを言って、実家から十数分の場所に高級マンションを
借りてもらっていた。もちろん月、20数万円の家賃は父親に出してもらっている。
家賃の他に毎月、30万円ほどの仕送りを貰っている麗奈は、他の学生達のように
アルバイトに励む必要もなく、いつも衝動買いで買いあさったブランド品で身を包み、
高級レストランやリゾート施設で遊び歩いていた。3LDKのマンションの一室は、
一度身に付けただけで飽きてしまったバッグやアクセサリー、衣装で埋め尽くさ
れている。
「あ、もしもし、吉川君?ごめんね。今日は、乗馬クラブの日なの。また今度ね」
麗奈は携帯電話にかかってきた電話をあっさりと切った。相手は父親の会社の
レセプションで知り合った、取引先の若手営業マンだった。ちょっとハンサムだと
思ったので携帯電話の番号を教えたのだったが、他にもボーイフレンドはたくさん
いるので、やはり、わざわざ合う、というのは面倒だった。
127作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/26(月) 11:40:20 ID:dUFDRPIR
(今日は、エルメスで決めてみようかな)
麗奈は山のようなブランド品コレクションの中から、エルメスのブラウス、スカート、
カーディガン、バッグ、腕時計、ベルト、ブーツなどを選び出すと身につけ、玄関に
ある、特注品の全身が映る鏡で、うっとりと自分の姿を眺めると、乗馬クラブへ向
かうためにエレベーターでマンションの地下駐車場へと降りた。麗奈は地下駐車
場で、真っ赤なフェラーリに乗り込むと、エンジンをかけ、スロープを上がって公道
へと走り出した。
(来週は、小林君と沖縄にいこうかしら)
軽快に運転をしながら麗奈は考えた。彼女は、趣味として乗馬の他に、スキューバ
ダイビングも好きで、時々、ボーイフレンドと沖縄に出かけたりしている。沖縄には父
親の別荘があり、自由に使う事が出来るのだ。麗奈が大通りに出て、加速しようとア
クセルを踏み込んだ時、フェラーリ全体が白い光輝に包まれた。
「なに?なんなの、この光・・・・」
麗奈は、思わぬ異変にあわてたが、次の瞬間にはフェラーリごと麗奈の姿は消え失
せてしまっていた。
128作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/26(月) 13:09:04 ID:dUFDRPIR
さざなみ総合病院の地下転送室で、財銭吾郎教授(41歳)はあわてた。
「しまった、車ごと転送してしまった!」
財銭教授が、瞬間物質転送機を操作するのは初めての経験である。転送室に実
体化した真紅のフェラーリは転送台を飛び出し、急ブレーキをかける鋭い摩擦音を
響かせながら壁に激突した。
「実験体は無事か?」
財銭教授が駆け寄った時、二階堂麗奈は気を失っていたが、どこにも怪我はして
いないようだった。財銭教授はアンドロイドに手伝ってもらって麗奈の体を運び出す
と、自分の診察室に運びこんだ。
「おい、起きろ、実験体」
手術台に仰向けに固定された麗奈の頬を、財銭教授が荒々しく引っ叩いた。
「う、うーん・・・ここはどこ、あたし、どうなっちゃったの?」
「久しぶりだな、二階堂麗奈君」
財銭教授は満面の笑みを浮かべながら、目を覚ました麗奈に話しかけた。財銭教授
は過去に、麗奈の父親の製薬会社との取引で多額の賄賂を受け取ったことがあり、
麗奈とも何度か面識がある。今回、ネオガイア星人の医療技術を学び、初の生体実
験を行うにあたり、以前から陵辱してみたいと思っていた麗奈を実験台に選んだの
だった。
「これから、君の体に手術を行う。肺を直腸につなげて肛門で呼吸が出来る人間を作
れるかどうか、という実験だ。」
「そ、それ、どういうこと?」
麗奈は言われていることの意味がわからず、ポカンとしていた。
「そうだな、説明するよりも、実際にやってみよう。自分の体がどんな風になるかは、
完成すれば判るよ。」
財銭教授は、レーザーメスを振りかざすと麗奈の着ているエルメスの衣服を切り裂
き、執刀に取り掛かった。
「いやっ、いやっ、いやああああ!やめてええええ!」
麗奈は、麻酔なしで自分の肉体が切り裂かれる恐怖と苦痛に、あらん限りの力で暴
れ、絶叫した。
129名無し調教中。:2005/09/26(月) 13:36:12 ID:rS3BKICc
エルメスキターーー
130作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/26(月) 14:36:34 ID:dUFDRPIR
「私も、生体実験は始めてなので、少し緊張している。あまり、暴れないでくれたまえ」
財銭教授は、まず麗奈の腹部を、乳房の下からヘソの下あたりまで開腹した。麗奈
は再び気を失い、財銭教授は血にまみれた手で有機素材で作られたチューブを肺
から肛門へと繋げていく。肺から、食道へと繋がる気穴は有機接着剤で封鎖し、麗奈
は鼻口では呼吸が出来なくなった。
「よく考えると、これでは喋れんな。人間は喋る時、少しずつ肺から空気を搾り出して
いるからな、ま、いいか」
財銭教授は内臓の手術が終わると、傷口を接着し、完全に癒着するのを待って、麗奈
の頬を引っ叩いた。
「起きろ、実験体!」
「!!!!!」
麗奈は目を覚まし、口をパクパクさせたが喋ることが出来なかった。
(なぜ?なぜ、声がでないの?・・・・なんだか息苦しいわ)
財銭教授は、空気が流れるようにと麗奈の肛門にはめ込まれていた肛門開口器具を
外した。肛門の括約筋は収縮し、麗奈は呼吸が出来なくなった。
「!!!!!!」
麗奈は顔を真っ赤にして苦しんだ。
131作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/26(月) 14:37:52 ID:dUFDRPIR
「ハッハッハッ。手足の拘束ベルトを外してあげるから、自分の指で肛門を広げる
んだな。早くしないと窒息して死んでしまうよ」
財銭教授は初めての生体実験の成功に上機嫌だった。しかも実験体は、あの御高
くとまっていた、社長令嬢の二階堂麗奈なのだ。麗奈はベルトが外されると、言われ
たとおりに急いで、両手の人差し指を肛門に突っ込み、両側にこじ開けた。スースー
と音がして肛門から肺へと新鮮な空気が流れ込んだ。麗奈は胸を大きく上下させて
新鮮な空気を貪った。恥も外聞もなかった。
「注意点が一つある。直腸にウンチが溜まると呼吸が出来なくなるから、トイレには
マメに行くように。浣腸液を常に、肌身離さず持ち歩いた方がいいかもしれん。肛門に
つないだのは肺だけだから、食事は今までどおり口で出来るよ」
「!!!!!」
プライドの高い麗奈は、怒りに我を忘れて、肛門をこじ開けながら抗議しようとしたが
声は出なかった。
(冗談じゃないわ。早く、元の体にもどしてよ!)
「2、3日様子を見て、データを取ったら家に帰してあげるよ。もっとも手術後の体は元
には戻せないがね。私の最初の生体実験は成功だ。」
財銭教授は3日間、術後のデータを取る間に散々、麗奈の体を陵辱し、弄んだあげく
に、病院から解放した。
132作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/26(月) 15:33:01 ID:dUFDRPIR
 帰りは、麗奈には瞬間物質転送機は使われなかった。財銭教授が、操作方法を
完全にマスターしていなかったのでそのまま、病院の外に放り出したのだった。フェ
ラーリは壁に激突した衝撃で使いものにならなかったが、誘拐された時に所持して
いた財布は返してもらえたので、電車で帰宅することにした。引き裂かれた衣服を
つなぎ合わせて身にまとっている。ノーパン、ノーブラだったが、カーディガンは無傷
だったので外見上はなんとか取り繕う事が出来た。
(御尻の力を抜かないと、肛門が閉じてしまうわ)
麗奈は必死に括約筋の力を抜こうとした。3日間、指で肛門をこじ開け続けていたので、
緩くなってはいる。しかし、路上で肛門に指を突っ込むわけにはいかず、無意識に肛
門を締め付けないように気を使わなくてならなかった。肛門から息を吐く時、ブヒッとオ
ナラのような音がする。半開きの肛門から、多少のウンチも漏れてしまう。
(最悪だわ。こんな、体で、これからどうやって生きていけばいいの。恥ずかしくて人前
に出れないわ。お父さんのコネでどこかの病院で手術をしてもらえば、元の体にもどる
かしら・・・・)
公衆電話を見つけて、実家に電話をしようとしたが、喋れないので無理だった。仕方なく、
ブヒッ、ブヒッとオナラをしながら駅の方へと歩いていく。さざなみ市がエネルギーバリア
で包まれていたころは閉鎖されていた東海道線の駅も、条約締結後は復活し、普通に
電車が運行している。麗奈は切符を買うと、東京行きの快速急行に乗り込んだ。
133作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/26(月) 15:33:47 ID:dUFDRPIR
(結構、乗客が多いわね)
座席は全て埋まっており、麗奈はなるべく人の少ない、連結口近くの吊り革につか
まった。相変わらず、息を吐く度にブヒッ、ブヒッとオナラの音がする。鼻孔から呼
吸が出来ない麗奈には匂いを嗅ぐ事が出来なかったが、周りの乗客達は充満す
るオナラの匂いに顔をしかめた。麗奈は恥ずかしさのあまり、顔を真っ赤に染めた
が、家に帰り着くためには何気ない様子を取り繕うしかない。ブヒッ、ブヒッというオ
ナラの音は止まらない。
「お母さん。あの女の人、オナラばっかりしているよ」
座席に座っていた幼稚園ぐらいの子供が、無邪気な口調で母親に尋ねた。
「お姉さんは、きっと胃腸の調子が悪いのよ」
「ふーん」
乗客の中には異臭に耐えかねて、席を立ち、離れていくものもいた。しかし、多くは、
かかわり合いになるのを恐れ、無言で含み笑いをしたり、顔をしかめているだけの
乗客がほとんどである。東京までは3時間以上かかったが、その間、無数の乗客が
乗り降りし、麗奈の周りの乗客も、うっかり近寄って来る度に、首をかしげて、オナラ
女に遭遇した事に戸惑いを見せた。おそらく、彼らは電車を降りてから、この事を家
族や友人に面白おかしく話すのだろう。
134作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/26(月) 15:34:40 ID:dUFDRPIR
(なんで、あたしがこんな目に!)
麗奈の胸に、この理不尽な出来事に対する怒りがフツフツと込み上げてきた。
そして思わず、肛門の括約筋をギュッと締め上げてしまった。
(苦、苦しい。息ができない・・・)
括約筋を自分の意思で操る事は難しい。必死で麗奈は肛門の力を緩めようと
したが、一旦収縮した括約筋は思い通りに開かなかった。
(ああ、助けて、苦しい・・・)
電車内にトイレはないようだった。例えあったとしてもそこへ、たどり着くまで呼
吸を止めておく事などできない。麗奈はその場に中腰にしゃがむと、スカートの
下に両腕を差込み、肛門に指を突っ込んで両側に押し広げた。
(・・・・間に合ったわ)
呼吸を整えて麗奈が辺りを見回すと、大勢の乗客が驚いたような目つきで麗奈
の方を注目していた。
135作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/26(月) 15:48:04 ID:dUFDRPIR
>>125

こんな感じでいいでしょうか?
136125:2005/09/26(月) 17:09:41 ID:CGQ+ZAwu
最高です!
わざわざリクに答えていただきありがとうございました。
これからも頑張って下さい。
137名無し調教中。:2005/09/27(火) 17:31:12 ID:+YWY27HJ
サイドストーリー麗奈キター!

>お父さんのコネでどこかの病院で手術
アナルで喋れる更なる改造キボン
138名無し調教中。:2005/09/27(火) 17:40:42 ID:iOZltOtx
>>137
それは微妙なんでない?
自分の周りの人に説明できないって言うのがいいのに。
139名無し調教中。:2005/09/27(火) 22:39:34 ID:k6HZhjqP
>>138
放屁の時だけ喋れるというのはどうか?
140名無し調教中。:2005/09/28(水) 05:56:07 ID:S4/8tb7b
宇宙人が人体実験で改造した体を勝手に元に戻してはいけないという法律が制定されていたりして
141名無し調教中。:2005/09/28(水) 06:14:08 ID:0r40FVO0
っていうか、普通に考えてそんな超科学的な処置を施されてるんだから
いまの医学で直せるわけないし。
142名無し調教中。:2005/09/28(水) 18:23:23 ID:O6oqMw2J
感染対策や組織回復が早いだけで、
構造的な改造自体は単純な気がするが。
財銭の手術、リンパとか神経とかけっこういい加減にやってそう。
だから感染による死亡や組織壊死とかのリスクを覚悟したら
今の医学で障害は残るものの、ある程度までは直せるのでは?
143名無し調教中。:2005/09/28(水) 19:15:36 ID:jkUt8Kje
とりあえず喋れる改造設定で、臭い息ならぬ放屁の臭い喋りで
めったに話せないは?
大学での行動にも興味あるし
144名無し調教中。:2005/09/29(木) 03:31:11 ID:WAB1rfv4
絶対に、絶対になおせないっす。
医学部行った身として断言させていただきやす。
現代医術じゃ世界最高峰の設備があったとしても無理です。
145作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/29(木) 09:44:34 ID:7kSErzRZ
いろいろな意見を頂きましてありがとうございます。
リクを貰ってから間がなく、取り合えず書き始めたのですが、構想が固まらないので、
麗奈編は一時中断して、次のエピソードに進みます。

口で呼吸しないと喋れない、というのは書き始めてから気がつき、どうしたものかと悩んでいます。
146名無し調教中。:2005/09/29(木) 11:10:36 ID:E0nNeWpt
混乱させてしまうかもなのでスルーして下さい。

声は空気の振動の様なものだから、括約筋を鍛えある程度自由に動かす事
が出来れば直腸に、舌、喉ティンポを付ける事により、ある程度発声可能なのでは?
レベルは違うけど現実には、足に腕を移植可能な所まで来てますし。
147名無し調教中。:2005/09/29(木) 12:53:24 ID:rk2IRXpd
胃に空気を溜めて発声する練習をしたら?
まあ筆談でも電子手帳でも楽な方法はいくらでも。
それよりなにより問題は「呼吸のたびに臭い屁」の方では?
148作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/29(木) 18:03:00 ID:7kSErzRZ
 樋口亜希子は1983年6月18日に、埼玉県で生まれた。父親は個人病院を構え
る歯科医師で家は、かなり裕福である。厳格な家庭で育った亜希子は、小、中学校、
と成績優秀で、高校は都内のトップクラスの私立女子高に進学し、そのままエスカ
レーター式に有名私立女子大学の文学部英文学科に進学した。母親の勧めで、
幼い頃から、御稽古事として始めた華道を、高校、大学とクラブ活動として行い、
亜希子が作った作品は、いけばなコンクールで、何度か入賞したこともある。女子
高、女子大と進んだ亜希子は男性と付き合う事もなく、20歳になってもセックスど
ころかキスの経験も、異性の手を握ったことすらもなかった。大学では同じ学科の
内田美帆、阿部理沙と仲良くなり、授業の合間に3人でお喋りしたり、遊びに出掛け
たりすることが多くなった。
「亜希子、アルバイトしないの?」
授業の合間の休み時間に理沙が尋ねた。
「うん、お父さんがアルバイトしちゃ駄目だって言うの。お小遣いならあげるからって」
「うらやましい。あたしなんか、お父さんの会社が残業カットで家計が苦しいから、仕
送りも減らすって言われているのに・・・」
親元を離れて下宿生活をしている理沙は本当にうらやましそうだった。
149作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/29(木) 18:03:37 ID:7kSErzRZ
「でも、大学に通っているだけじゃ、出会いがなくって・・・」
「あれ?亜希子、彼氏欲しいんだ?」
「うん・・・」
「そう言えば、美帆がこの前、バイト先で彼氏見つけたって言ってなかった?」
「えっ?まあ・・」
いきなり、話を振られて美帆がとまどった。動揺した亜希子が、美帆の顔を見つめる。
この話が本当なら、3人の中で彼氏がいないのは亜希子だけになる。美帆に裏切ら
れた気分だった。
「じゃあ、今度、花火大会があるからそこで亜希子のために彼氏、探してあげよう
か?」
友達思いの美帆が、提案した。
「・・・う、うん・・・」
「浴衣着て行こうよ」
「でも、理沙、夏休みは実家に帰るんじゃないの?」
亜希子は、実際に男を探すという行為に、恐さが先に立ち、反射的に断る口実を
探そうとした。
「うーん、帰らないわよ。バイトがあるからね。あたしの家は、すっごい田舎だから
近所にバイト先とか全然ないのよ。夏休みに稼いでおかないと、稼げる時ないし」
「じゃあ、決まりね。忘れるといけないから、前の日ぐらいにまた、電話するわ」
美帆の提案で3人は2003年の夏休みに、揃って花火大会に出掛けることになった。

150作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/29(木) 19:06:07 ID:7kSErzRZ
樋口亜希子は2003年8月11日夜、女3人連れ立って花火大会に出掛け、たま
たまその日、地球を発見したネオガイア星人の宇宙調査船の転送ビームによっ
て拉致された。実験材料として内田美帆は解体され、阿部理沙は珍しい動物とし
て宇宙の彼方へと連れ去られた。そして亜希子を待っていたのはセックスの快楽
のみに奉仕する生体ダッチワイフとしての運命だった。脳にコンピューターチップ
を埋め込まれた亜希子は、ありとあらゆる性技をインプットされ、清楚な処女のまま、
どんな熟練の娼婦にも負けないセックスマシーンと化した。亜希子は、生体ダッチ
ワイフに改造されたその日に、処女とアナルを犯され、その後眠っている時間以外
は、宇宙船の娯楽室に配置され、セックスとオナニーに明け暮れる日々を送った。
亜希子は調査船の娯楽室から宇宙母艦オリンポスの娯楽室へと移され、2年間、
そこを訪れる客達を相手にしていたが、やがて宇宙海賊との戦闘でオリンポスが
破壊されると、亜希子は、中古品の生体ダッチワイフとして競売にかけられること
になった。この頃には、多くの地球人の美女が世界中から、かき集められ、生体
ダッチワイフ市場が飽和状態に達していたことから、プロトタイプである亜希子は、
何の魅力も、希少価値もなくなっていたのだ。さらにネオガイア星本国では安価な
クローン美女のレンタルショップの進出が、さらに市場価値の下落に拍車をかけ
ている。銀河ネットのオークションで落札された亜希子は冷凍保存され、宇宙宅配
便で、銀河中枢部にある、地球から2万光年離れた歓楽惑星ゲヴァルへと送られた。
151作者 ◆zCS1o.kilU :2005/09/29(木) 19:06:41 ID:7kSErzRZ
「あっ、ああ、おチンポ、欲しい・・・」
目的地で解凍され、目を覚ました亜希子はすぐに、大股を広げてオナニーを始めた。
脳内のコンピューターチップは地球を離れる時にスイッチがオフにされていたが、
すでに亜希子は色情狂と化し、濁った意識の中でセックス以外のことは考えられな
くなっていたのだ。
「ヒューマノイド型生物か。こんなもの抱きたがる奴がこの宇宙にいるのかね?」
亜希子を買い取ったのはクラゲに似た生物だった。彼は、この歓楽惑星ゲヴァルで、
様々な生命体を相手に、獣姦専門の風俗店を経営している。普通、生物は同じ種族
にしか性的欲望を感じないのだが、地球の人間に、犬や豚とセックスすることに喜び
を感じる者がいるように、宇宙人にも、別の生命体とセックスをしてみたい、という願望
を持つものが稀にいるのだ。クラゲ型生物の風俗店経営者はそういった変態趣味の
宇宙人相手に商売をしている。
「客がつくかどうかわからんが、取り合えず、店に出してみるか」
こうして亜希子は遠く離れた惑星で、様々な生命体を相手に、本人の望み通りセック
スに励むことになった。
152名無し調教中。:2005/10/02(日) 16:07:56 ID:zFV7E9Z3
続き期待age
153作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/03(月) 14:30:08 ID:YcEvCFZL
まとめサイトのエピソード人気投票で、投票率の高かった、亜希子編の続きを書いてみました。
物語開始以前のエピソードも入れ、物語を時間的に多層構造にしようと思います。どのみち千鶴編が
現代に接近すれば、自然に多層構造になるのですが・・・

以前にも書いたのですが、SF抜きの団鬼六、結城彩雨のような純SM小説風のエピソードも入れてみたい。
154エロガッパ ◆gXIWJpzFXw :2005/10/03(月) 21:21:17 ID:xk1cCOZ+
このスレッドを読んでいる読者の日常でもいいんじゃないすか。
155名無し調教中。:2005/10/04(火) 01:17:16 ID:hX/D/nsc
結城彩雨いい(・∀・)
個人的にも好き。多少、古くさい「かんにんして下さい。」は萎えだけどorz

拡張スペクトル! 大量浣腸ロマン!
156595,598:2005/10/04(火) 01:43:42 ID:E2WUGp2n
あく禁解除になったかテスト
157595,598:2005/10/04(火) 01:45:29 ID:E2WUGp2n
やっと悪金解除になった!!
よかった〜〜〜

あまり詰め込み過ぎないようにしてくださいませ〜〜
作者様〜
158作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/04(火) 02:40:29 ID:l9yvLkxl
亜希子は歓楽街の裏路地にあるさびれた風俗店へと連れて行かれた。そしてすぐに
店頭に出されたが、客の指名はなかなか来なかった。
「ほう、今度入った新人はヒューマノイド型生物かね」
常連客のナメクジ型生物が2本の触覚で値踏みするように亜希子の体をまさぐりなが
ら、経営者のクラゲ型生物に尋ねた。
「ええ、旦那。なんでもネオガイア星人の亜種って事でさあ。どうです?一発」
クラゲ型生物はなんとか亜希子に客を付かせようと、執拗に勧めた。
「いや、やめとくよ。ヒューマノイド型生物の体は華奢だから、犯し甲斐がなくってね」
ナメクジ型生物はあっさりと断った。
(ちっ、安かったから買ってみたんだが、これじゃ全く話にならん。まあ、取り扱い生物
のカテゴリーの幅を増やすと言う意味で、アルバムの端にでも載せておくか)
仕方なくクラゲ型生物は、自分で亜希子の体を味見してみることにした。水槽のあるプ
レイルームへと連れて行き、水中に引きずり込むと、ヌルヌルとした数十本の触手で
亜希子の体をまさぐり始める。
「あっ、あああん・・・」
亜希子が悩ましげなヨガリ声を上げる。クラゲの触手がオマンコ、アナル、口などの亜
希子の体中の穴という穴から体内に侵入してきた。
159作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/04(火) 02:41:15 ID:l9yvLkxl
「おげえええ!」
口から食道を通して胃の中をまさぐられ、さすがに淫乱な亜希子も激しい吐き気を
催した。
「我慢するんだ。こんなのはまだ序の口だぞ。大宇宙にはもっと異常な形態の生物
がわんさといる。お前にはこれから毎日、それらの生物全ての相手をしてもらわね
ばならん。・・・もっとも客が付けばの話だがな」
クラゲの触手はさらに亜希子の体内奥深くに侵入し、小腸から大腸へと貫通して、
アナルから侵入してきた触手と、体内で握手した。亜希子はあまりの気持ち悪さに
全身から脂汗を流して苦しんでいる。その感覚は、亜希子の求め続けている普通の
人間とのセックスの快楽とは程遠かった。
「おっ、なんとかイキそうだぞ」
クラゲ型生物は触手を亜希子の内臓の内壁にこすり付けて、その摩擦を楽しんで
いるようだった。
「うぅ、いくぅ・・・」
クラゲ型生物の触手がブルブルと痙攣したように震え、溜まっていた電気を亜希子
の体内に放電した。
160作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/04(火) 02:41:51 ID:l9yvLkxl
「ぎゃああああ!」
体内から感電し、亜希子が絶叫した。クラゲ型生物は電気クラゲだったのだ。電気と
共に大量の分泌液も亜希子の腸、胃の中にあふれ出した。
「おえええっ!」
生殖行為を終えたクラゲ型生物が、満足気に触手を引き抜くと、亜希子の口、肛門か
ら分泌液があふれ出した。
「げほっ、げほっ!」
水槽の中で膝まで水に浸かった亜希子が、嘔吐しながら、胸を抑えて咳き込んでいる。
「マネージャー、新人のヒューマノイドに指名が入りました」
従業員の半魚人が告げに来た。
「そうか、ちょうど、今、新人研修が終わったところだ。おい、こらっ、いつまで遊んでいる
つもりだ。さっさと体を洗浄してお客様のご案内をしろ!」
「は、はい・・・」
亜希子は、なおも咽込みながらヨロヨロと立ち上がって水槽を出ると、洗浄器のカプセ
ルに入っていった。
161作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/05(水) 16:52:14 ID:diKM+F+Q
 体中にまとわり付くクラゲの粘液を洗い落とした亜希子が洗浄器から出ると、半魚人が
イライラしながら待っていた。
「早くしろ、新人。お客様がお待ちかねだ」
追い立てられるように亜希子が待合室に顔を出すと、そこには巨大なゴキブリのような昆
虫型生物がいた。
「お客様は、産卵の時期だそうだ。ぜひ一度、ヒューマノイド生物の体内に卵を産み付け
てみたい、と言っておられる」
半魚人の説明に、亜希子は、それはセックスとは違うのではないか、と濁った頭でボンヤ
リと考えた。しかし、生体ダッチワイフとして、買い取りをされた亜希子に、客の要望を拒否
する権利はない。亜希子はゴキブリ型生物を案内して、プレイルームに入った。今度のプ
レイルームはガランとしていて室内には何もない。ゴキブリ型生物は8本の足で亜希子の
体に掴みかかって冷たい床に組み敷くと、産卵管を伸ばした。
「いやっ、やめて、怖い!」
亜希子の濁った意識を、激しい恐怖が貫いた。ゴキブリ型生物の甲殻質の足についてい
る滑り止めの突起物が、柔らかい亜希子の肌に無数の引っかき傷を作って、大量の血が
流れ出す。さらに、鋭い管のような産卵管が亜希子の下腹部に突き刺さった。
162作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/05(水) 16:53:05 ID:diKM+F+Q
「うぐっ!」
亜希子の顔が苦痛に歪んだ。ゴキブリ型生物は興奮して産卵管のついた尾部を
激しく振り出した。
「なあに、心配ない。お前の体に産み付けるのは、受精していない非受精卵ばかりだ。
ヒューマノイド種族のメスに生理があるのと同じように、無性生物の我々にも、定期的
に排卵をしたいという欲望が湧いてくるのだよ。もっとも、人間の体に卵を産み付けた
いと思うような変態は、私だけだろうがね」
ゴキブリ型生物は自嘲気味に説明すると、一旦、産卵管を引き抜き、亜希子の体の
違う場所に、次々と管を刺し込んでは、卵を産み付けていった。そしてプレイが終わ
る頃には亜希子の肉体は、穴だらけになっていた。
「ううう、痛い、痛いよう、お母さん、助けて・・・」
セックスの快楽とは程遠い痛みに、亜希子は涙を流して泣きじゃくった。
「ほう、視覚器官からも分泌液が出るのか」
ゴキブリ型生物は、興味深そうに、尖った口を亜希子の顔に近づけると、繊毛で嘗め
回し、涙を味見した。
「カリウム系の分泌液だな。せっかくだから、よく味わっておくか」
全身に開けられた傷穴から出血した亜希子は、全身血だるまになってのたうちまわ
った。

163作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/05(水) 17:27:35 ID:diKM+F+Q
その次に亜希子を指名したのは、岩石型生物だった。一見、直径1メートルほ
どのただの岩石のように見える。
「どうすれば、いいのでしょう?」
プレイルームに運び込まれた岩の塊を前にして亜希子は途方にくれた。前回の
プレイで付けられた傷穴からの出血は、応急処置で止まっていたが、休息時間は
与えられず、全身の痛みに耐えながら、次の客とプレイをしなくてはならない。
「どうすれば、お客様に御満足いただけるかは、お前自身が、お伺いするのだぞ」
半魚人の従業員はそう言い残して、さっさと立ち去っていった。岩石型生物は無口
な性質らしく、亜希子が何度話しかけても何も喋らない。しょうがなく亜希子は全身
にローションを塗り、岩石に抱きついて全身ローションプレイを始めた。
「うっ、うっ・・・傷が痛むよう・・」
ごつごつした表面の岩石は、傷ついた亜希子の肌をさらに痛めつけた。数十分間、
亜希子は痛みをこらえて、全身で奉仕したが岩石型生物は何の反応もない。
164作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/05(水) 17:28:10 ID:diKM+F+Q
(不感症なのかしら)
次に亜希子は、この岩石生物の触覚と思しき、僅かな出っ張りを口に含んで舐め
始めた。その時、僅かだが岩石生物が震えたような気がした。しかし、反応はそれ
きりだった。亜希子はムキになり、2年間のダッチワイフ生活で習得した、あの手こ
の手で懸命に岩石生物を喜ばせようと責め立てたが、結局、なんの反応も引き出
せずに、プレイ時間は終了した。岩石生物は、来た時と同じように、半魚人の従業
員によって無言で運び出されていった。疲れ果てた亜希子がプレイルームで呆然
としていると、半魚人が喜び勇んで戻ってきた。
「おい、新人!お前なかなかやるじゃないか。今のお客様の、満足度アンケートが、
満点だったぞ。帰り際にチップもはずんでくれた。いったい、どうやってお客様を喜
ばせたんだ?」
「・・・・」
亜希子は、全く思い当たるフシがなかった。
(こういうのを、いいお客様って言うのかしら・・・)
快楽に濁った頭でボンヤリと亜希子は考えた。
165作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/05(水) 17:29:08 ID:diKM+F+Q
亜希子編、終了です。
166名無し調教中。:2005/10/05(水) 19:06:40 ID:/dQ8mVwQ
もつかれさまでつ
167作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/05(水) 20:34:56 ID:diKM+F+Q
さざなみ港沖の海面を一人の女が漂っていた。長い黒髪の非常に美しい女だったが、
その姿は全裸で、背中に円筒形の小型スクリューのようなものを背負っている。女は
ボンヤリと青空に輝く太陽を眺めていた。
(もうそろそろ夏も終わりね。なんだか最近、海水も冷たくなってきたわ)
女の名前は清水優香(24歳)、ネオガイア星人のマッドサイエンティスト、ピタゴラス
博士によって改造された水中専用サイボーグだった。拉致され、改造される前はオリ
ンピックに出場経験もあるシンクロナイツスイミングのメダリストとして活躍していた時
代もある。戦闘用サイボーグとしての、2年間に渡る生活では、常に仲間の背後に控
え、発射に時間のかかるオマンコ魚雷を敵に向かって撃っていただけなので、戦闘
への参加回数に比べて、肉体に損傷はほとんど負っていない。仲間と共に宇宙中
を転戦し、挙句の果てには宇宙海賊の手先となって地球を襲撃したのだが、戦闘の
途中で逃げ出した。そして、それ以来半年間、下水道に潜んだり、さざなみ港近辺の
海域で海草を食べたり、夜中に時折、街に上陸してはゴミを漁るという生活を送って
いた。肺が水中でも呼吸可能な人工肺に改造されているので、海中で生活すること
は、さほど苦にならない。
168作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/05(水) 20:35:46 ID:diKM+F+Q
(渚沙は、死んだのかしら。あの状況では、とても生きているとは思えないわ)
サイボーグ仲間の渚沙が、機動隊に滅多打ちにされて崩れ落ちる、最後の場面を思い
出した。渚沙からは、同じサイボーグ仲間として行動を共にしている間中、ことある事に、
いじめを受け続けていたのだが、今となっては、それも懐かしい思い出である。
(そろそろ、冬ごもりする場所を見つけなくっちゃ。いくら水中で呼吸が出来るからって
いっても、あたしの体の90パーセントは生身なんだから、冬の海では暮らせないわ)
全ての束縛から解放された今、優香には、家に帰るという選択肢もあったが、無残に
も改造された肉体を、家族や知人の前にさらすのは耐えられなかった。もともと、2年
前まで優香は、話題の美人アスリートとしてマスコミにも名前が知れ渡っていたのだ。
優香は、白い裸身をくねらせて方向を定めると、背中のスクリューを起動させ、ゆっくり
と、さざなみ港の沖合いにある島影に向かって泳ぎ始めた。

169名無し調教中。:2005/10/06(木) 14:34:38 ID:iJiKtNBd
>>163-164
岩石生物、死ぬほど萌え。
170名無し調教中。:2005/10/08(土) 08:45:23 ID:eiDdK0mO
岩石生物に気に入られて引き取られる

岩石生物によって岩石生物(もどき)に改造される

その状態で地球に帰ってくる



こんな展開きぼん
171エロガッパ ◆gXIWJpzFXw :2005/10/10(月) 12:50:40 ID:BWi8SrzM
いっそのこと町民全員が公衆便所肉便器にされちゃうって展開ってどうよ。

172名無し調教中。:2005/10/10(月) 17:42:03 ID:Iz8s1Dju
>>171
エロガッパじゃなくグロガッパやんw





と言ってみる試験
173エロガッパ ◆gXIWJpzFXw :2005/10/11(火) 18:16:27 ID:9rCwxsKZ
エロ、グロどっちでもいいっすよw
174名無し調教中。:2005/10/14(金) 23:18:11 ID:kzWBc6XD
(´・ω・)アゲトキマス
175名無し調教中。:2005/10/16(日) 16:11:37 ID:Z16J+p9B
まとめサイトから来ますた

地味で内気な少女の首にグラマーで淫乱な女の体をくっつけるという実験は
甘いですか?
176名無し調教中。:2005/10/16(日) 21:55:47 ID:vmIDhZ7X
じゃあ俺は地味で内気な少女にチソコいっぱいつけて欲しいw
177名無し調教中。:2005/10/16(日) 23:00:30 ID:cNac+tqM
人体改造の割に膨乳を見かけない(´・ω・`)
178名無し調教中。:2005/10/16(日) 23:20:59 ID:+ufDDpc1
んじゃ俺は家族内のシャッフル首挿げ替えをやってほしい。
長女は父、父は母、母は長男、長男は長女ってカンジ。
179名無し調教中。:2005/10/17(月) 11:05:40 ID:gZG/8EqM
>>178
最近テミストクレス一家が登場していないから、あの一家でやってほしいな。
180作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/17(月) 11:13:49 ID:v7clPZvU
優香は人気のない砂浜から島へと上陸した。そんなに大きな島ではないようだ。全裸
の肌に秋風がしみる。
(まず、服を手に入れなくちゃ)
優香は海岸沿いの林の中を、人目を忍んで港町のある方角へと歩き始めた。やがて
1キロメートルほど進むと、民家を発見した。真っ昼間だと言うのに人の気配がない。
全裸で野外を歩く事に慣れた優香は、堂々と集落の間の細い道を歩いて行く。立ち並
ぶ民家の中には倒壊したものもあり、まるで廃墟のようだった。
(人間は住んでいないのかしら。あたしにとっては、その方が、都合がいいけど)
優香は衣服を盗もうと、一軒の民家に無断で入っていった。しかし、無人だと思ってい
たその家の奥の部屋で、いきなり優香は数人の人間と鉢合わせた。
「な、なんじゃ、お前は!いきなり人の家に上がりこんで来おって!」
初老の男と小さな子供二人が雨戸を閉め切った薄暗い部屋に潜んでいたのだ。
「ひっ、無、無人じゃなかったの?」
優香は悲鳴を上げる。
「お前は、物盗りか?この家に人がおらんと思って入ってきたんじゃな!」
「・・・・」
図星だったので優香には返す言葉がなかった。
181作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/17(月) 11:14:52 ID:v7clPZvU
「この家で、わしらは、隠れておるだけじゃ。巨人女に見つからんようにの。若いもん
は、ほとんどあいつに連れ去られてしもうた」
「巨人女?」
「お前、見かけん奴じゃが、ひょっとして島の外から来たのか?それにしてもなんで裸
なんじゃ?」
老人は、1年前に突如現れ、それ以来、島を荒らしまわっている巨人女について語り
始めた。事の始まりは、沖島と呼ばれるこの小島で、ネオガイア星人によって行われ
た巨大ロボット『キュクロプス1号機』の実戦テストが発端だった。その時、対戦相手と
して連れてこられた惑星タイタンの巨人女レア(現在、24歳)が、実戦テスト終了後も
島にそのまま放置され、野生化したのだった。海のない惑星で育ったレアは水泳が
全く出来ず、自力で島を出ることが出来ない。しかも重傷を負ったまま手当てもされ
なかったレアは、痛みのあまり、島中を転げ周り、森の木々や民家を押し潰した。そ
して昼夜を問わず呻き声を上げ島民を悩ました。そしてついには、腹を空かせたレア
は、唯一の集落である港町を襲い、人々に食料を供出するように要求したのだ。
「これから毎日、あたしが腹いっぱいになるだけの食料を出せ。もし出せないんなら、
お前達を一人ずつ丸焼きにして食ってやるぞ!」
「ひいい、巨人様。どうか、それだけはお許しを」
レアは本土との交通がほとんど途絶え、細々と食いつないでいる島民から、なけなし
の食料を略奪した。そればかりか、島の若い男女を、島の中央部の山の中にある、
ねぐらへと連れ去り、自分の傷の手当のために奉仕させ始めた。
182作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/17(月) 11:15:40 ID:v7clPZvU
「くそっ!ネオガイア人のクソロボットにつけられた傷が、痛む、痛む、痛むううう!」
レアが雷鳴のような声で吼えると、奉仕している島民の男女がすくみ上がる。怒りに
まかせて、握り潰されたり、寝返りの巻き添えを食って圧死する者も続出した。レアの
傷は全身複雑骨折で、手当するものもいないまま、自然に折れた骨が癒着するのを
待つしかなかった。
「ムシャクシャする!」
ある日、レアは痛みを紛らわせるために一人の若い男をつかみあげると、頭からオマ
ンコに挿入した。身長20メートルのレアにとって、普通の人間の体は、ちょうど良いオ
ナニー用のバイブレーターの代わりになるのだ。レアは男の両足をつかんで、男の上
半身を激しくオマンコから出し入れをした。
「あっ、イイ・・・」
窒息しそうになって懸命にもがく男の動きが、レアのGスポットを刺激する。オナニーを
している間は、少しだけ痛みを忘れる事が出来る。レアはもう片方の手で、別の男をつ
かみ上げると、巨大な自分の乳房の谷間に押し当てた。
「うう、イクううう」
レアの体がビクンと痙攣した。大地が揺れ、取り巻きの島民の男女がよろけて倒れそう
になった。
「ハア、ハア、ハア・・・」
レアが気を終え、ようやくオマンコから引き抜かれた男は、呼吸困難で意識を失っていた。

183名無し調教中。:2005/10/18(火) 00:34:47 ID:CAxP+NdK
続きキター━━(゚∀゚)━━

>>178-179
首のすげ替えは男女間バージョンがすでにあるし、
あの一家はこのままでの不幸っぷりを続けて貰ったほうが。

インスパイヤ物が多いけど、こういうネタはどうだろ>作者氏

1.その昔Dr.スランプの話にあった「アラレちゃんが自分の頭をサッカーボール代わりに
思いっきりけっ飛ばして、どっかに飛んでった生首を首無しの胴体が探し回る」ってみたいな話。
2.らんま1/2やらマーダーライセンス牙の「木葉忍流MUSLE CONTROL」のように
体つきが男女で切り替わるが、自分の意志ではコントロールできない。
3.初出は忘れたけどまたも漫画から「全日本笑える臓器移植コンテスト」で
全身のあらゆるところに肛門をつけられてしまう女性。
4.意識も体つきも普通の人間なのに、犬のような行動しか取れなくなってしまう。
5.乳牛あつかいされる女性
6.その昔、とんねるずの番組でやってた「ジャイアント将棋」やら「女人麻雀」
184595,598:2005/10/18(火) 01:08:36 ID:17vUMN8k
笑える臓器移植って…
ドクター秩父山のネタだ!。この漫画も無茶しているからな〜〜
ちなみに既刊すべて持っていたかな??
185名無し調教中。:2005/10/18(火) 02:13:59 ID:dYJWaD6k
5がいいな
186薬漬け:2005/10/18(火) 10:48:36 ID:CGUcjxYO
マゾ化薬とサド化薬を軍事利用する為の臨床実験
1.マゾ化薬とサド化薬の同時投与実験。
数々の失敗(自虐に走る、プラスとマイナスで何も起こらなかったetc)にも
 めげず、着々と進む実験。
2.マゾ化薬でどこまで苦痛に耐えられるかを実験。
3.海に消えたはずの梅本由梨香と、暴徒に襲われたアルテミスも復活。
 たっぷり実験に使われちゃう。
4.地球人以外にも薬を投与。
5.そしてついに最強の軍団が誕生。
 マゾ化薬で苦痛に強くなり、サド化薬で闘争本能を高められている。
 そして皆、傭兵として売られていく。
187名無し調教中。:2005/10/18(火) 13:07:24 ID:nFDMPuDY
「リング」見たいな感じで観たら淫乱化または変態化(ウンコが食いたくなるとか
獣姦したくなるとか)するビデオで次々犠牲者がでる話てのはどうだろう
188名無し調教中。:2005/10/18(火) 15:57:01 ID:7hIHvgk7
グレイが母乳を好むという設定なら面白くなりそうだ
189名無し調教中。:2005/10/19(水) 14:21:24 ID:HZGO5722
>>183>>184
作者タソも相当文学だの歴史だのに詳しいが、読者諸氏にもかなりコアな人がいるとみた。
190作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/20(木) 22:24:11 ID:PM3VL+F7
老人は、優香に語り続けた。
「最近では、島の食い物があらかた食い尽くされてしもうての。とうとう、あの巨人女
は、人間を丸焼きにして喰らい始めたという噂じゃ。」
老人は身震いし、幼い子供達がシクシクと泣き始めた。
「うえーん、パパとママが捕まって、連れて行かれちゃったの・・・」
優香は同情を感じたが、かといって自分には関係のない話だった。どうやら、この島
は冬ごもりをするには、少し危険な場所らしい。
「何か、着るものを分けて頂く訳にはいきませんか?私も宇宙人に捕まって肉体改造
を受けて以来、裸で過ごす事を強制されていたのです」
「宇宙人?そうか、あんたもな。・・・くそっ、宇宙人め、厄介なものを島に持ち込みおっ
たものじゃ・・・服なら、この子たちの母親のものが、その辺のタンスにしまってある。
勝手に持っていくがよい。」
優香はタンスから女物のトレーナーと、デニム地のスカートを取り出すと身に着けた。
ほぼ衣類の着用は2年ぶりである。長いこと全裸に慣れていたので、なんとなく、肌
に触れる布地にごわごわとした違和感を感じた。パンティは、いざと言う時いつでもオ
マンコ魚雷を発射できるように、履かないことにする。背中のスクリューと全身に埋め
込まれた数十本の触手が邪魔だったが我慢するしかなかった。
「ありがとうございます。では、お元気で」
優香は老人と子供に別れを告げると、唯一の集落である港町の方へと歩いて行った。
191作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/20(木) 22:51:36 ID:PM3VL+F7
島の中央部にある台地では、巨人女のレアが人間達を相手に憂さ晴らしをしていた。
「お前達、二人一組になって戦え。そして負けたもの同士、さらに戦うのだ。最下位に
なった者を、串焼きにして今日の昼飯にする」
「ひいいい、お助けを、巨人様・・・」
捕まっている数十人の人間達は哀願したが聞き入れられなかった。仕方なく言われ
たとおりに二人一組になって殴り合いを始める。男も女も関係なく、全員がボロをま
とったまま命懸けで戦った。
「悪く思わないでくれ、俺だって死にたくねえんだよ!」
「いやあああ、来ないで・・」
踵の折れたハイヒールを持った女が、それを武器にして屈強な男と殴り合ったりして
いる。喧嘩に負ける割合はやはり、男性より体力的に劣る女性のほうが高かった。
「今日の昼飯はお前に決まりだね」
レアは最後に戦いに敗れた女を、ひょいとつまみあげた。数人の対戦相手にぶちの
めされた女の顔面は既に血みどろで、鼻柱も折れている。
192作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/20(木) 22:52:08 ID:PM3VL+F7
「無様だねえ。あたしも1年前、同じようにネオガイア人のクソロボットに散々ぶち
のめされたんだよ」
「助けて下さい、巨人様。あたしには、幼い二人の子供がいるのです・・・主人は先日
あなた様に食べられました。この上あたしまでいなくなったら・・・」
女は哀願した。しかし、レアが取り合うはずもなかった。
「知らないねえ、そんなこと。お前を食べなかったら、あたしの空腹はいつまで経って
も治まらないじゃないか?」
レアは木の幹でつくった串を、女の肛門から口に突き抜けるようにズブリと、ひと思い
に突き通した。
「うぐううう!」
女は口からゴボゴボと大量の血を吐き出して絶命した。レアは他の人間に用意させた
焚き火に、女の体をかざすと、ヨダレを垂らしながら、こんがりと焼き始めた。
193作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/21(金) 00:03:34 ID:dOqisWEG
港町にも人影はなかった。巨人女の襲来を恐れて、生き残った島民たちはどこか
に隠れ潜んでしまっているらしい。この島はもともと観光地だったらしく、みやげ物
店や、旅館などが数件立ち並んでいたが、店先に並んでいた食料品は島民によっ
て漁り尽されており、優香が食べれるようなものは残っていなかった。
(これ以上、この島にいても何も収穫はなさそうだわ。食べ残しを漁れるようなゴミ
箱もないし・・・)
優香があきらめかけた時、ズシーン、ズシーンと遠くから地鳴りのような音が聞こ
えてきた。
(まさか、巨人?)
優香が、音のする方角を振り返ると、身長20メートルはあるかと思われる巨人女が、
物凄い勢いで近付いてくる所だった。右足が不自由らしく、引きずるように歩行して
いる。1年前の戦いで骨折した骨が変な風に癒着したのだ。ガラクタのように破壊さ
れた装甲服の残骸を身につけていた。
「こんなところに、まだ一匹、生きのいい人間が残ってるじゃないか!」
雷鳴のような声だった。台地のねぐらから町の方を眺めていたレアが、うろうろと歩
き回っている優香の姿を発見して襲い掛かって来たのだった。ちなみにレアの視力
は20.0である。
194作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/21(金) 00:04:15 ID:dOqisWEG
(逃げなきゃ!)
優香は海中に逃げ込むために、波止場の方へと走り始めた。しかし、重いスクリュ
ーを背負っている優香のスピードは、地上では小学生よりも鈍い。あっという間に
追い着いたレアは、優香の体をつかみ上げようと右腕を伸ばしてきた。
(駄目、追いつかれたわ)
優香は上半身のトレーナーを脱ぎ捨てると体に埋め込まれた数十本の触手を伸
ばして、伸びてきたレアの右手を払いのけようとした。
「なんだ、お前、サイボーグか!」
レアは、優香の触手を逆に指に巻きつけて絡め取ると、馬鹿力で、数本まとめて
思い切り引き千切った。
「あああああ!」
優香は絶叫した。宇宙海賊によって埋め込まれた触手は優香の肉体の一部とな
っており、神経も通っているのだ。優香はあまりの苦痛に失神しそうになった。
「フハハハハッ・・・なんと、弱っちいサイボーグだ」
195作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/21(金) 00:04:57 ID:dOqisWEG
レアは久しぶりに新しいオモチャを見つけた子供のように満面の笑みを浮かべた。
そして優香の触手を一本づつ、嬲るように引き抜き始めた。
「どうだ?痛いか!痛いか!」
「あああああっ!」
一本引き抜かれる度に、優香が目を見開き、渾身の力で絶叫する。レアが丁寧に
全部の触手を抜き終わった時、優香の全身は穴だらけで血まみれになっていた。
「お前は、ここで、生のまま食ってやるぞ」
レアは無力化した優香を軽々と摘み上げると、口に放り込むために、自分の顔の
前に持ってきた。
(このままじゃ、食べられてしまう・・・ああ、渚沙、あなたならこんな時、どうやって
切り抜けるの?)
優香は朦朧とする意識の中で、以前に死んだサイボーグ仲間の事を考えた。
「・・・う、あああ、巨人女様・・・食べる前にひとつだけ、あたしの頼みを聞いてくださ
い。」
息も絶え絶えに、優香が頼み込んだ。
「ああ?頼みだと?・・・なんだ、とりあえず言ってみろ」
「・・・死、死ぬ前にもう一度オナニーをさせて下さい・・・御主人様に、オナニー禁止
令を出されて、1年以上もオナニーをしていないんです・・・」
196作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/21(金) 00:05:39 ID:dOqisWEG
「フハハハハッ、こりゃ傑作だ。面白い、冥土の土産だ。見ていてやるからやって
みろ。どうせなら、喘ぎながら思い切り気分を出してやるのだぞ」
「あ、ありがとうございます、巨人女様・・・」
優香は全身の激痛に気絶しそうになりながら右手の指を股間に這わせてオナニ
ーを始めた。本当に一年ぶりの快楽である。
「あ、ああ、イイ、気持ちいい・・・オナニーとっても気持ちいい・・・」
優香は激痛と快楽の入り混じった感覚の中でたちまち絶頂に達した。あまりにも
長いオナ禁から解放されたのだ。優香はオルガスムスに達する瞬間、腹筋を使っ
て腰を浮かせ、オマンコを覗き込んでいるレアの右目に、弾道を合わせた。
「いくうううう・・・オマンコ魚雷、発射っ!」
優香の股間から煙の尾を引いて小型魚雷が発射された。至近距離からレアの顔
面に命中した魚雷はすさまじい威力で爆発した。
「うおおおおおお!」
意表をつかれたレアは、優香の体を空中に放り出し、のけぞるうように後方に吹き
飛ばされた。落下して地面に激突した優香はしたたかに腰を打ったが、よろよろと、
どうにか立ち上がると、水中に逃れるために、一番近い距離にあるテトラポッドに
よじ登り、乗り越えると、そのまま転げ落ちるように、ドボンと海中に姿を消した。
30分後、沖島での原因不明の爆発を探知したネオガイア星人のパトロール艇が、
現場に到着した時、発見したのは、血みどろの顔面を押さえたまま倒れ込んで動
かない、かつて試作ロボットの実戦テストに使われた巨人女の死体だけだった。



197作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/21(金) 19:33:44 ID:dOqisWEG
紀元1534年、織田信長は、尾張の国の城主、織田信秀の長男として生まれた。
幼い頃より奇行が目立ち、『うつけ』と呼ばれていた。
「おい、『うつけ』が来たぞ。逃げろ、何をするかわからんぞ」
裸馬に乗った信長が現れると、畑仕事をしていた百姓達は大慌てで逃げ出した。
「うわっはっはっ、今日もいい天気じゃのう!」
信長は、上半身が裸で、火縄銃を担いでいる。何を思ったか、突然それを、逃げ
ようとする百姓達の間に撃ち込んだ。
「ひいいっ!許してくだせえ」
信長は大笑いをしながら馬から下りると、逃げ遅れた百姓娘を捕まえ、草むらに
組み敷いた。
「股を広げろ!」
娘は震えながら着物の帯をほどき、下半身を信長の前にさらした。この狂った『う
つけ』の話は噂で何度も聞かされており、逆らうと命の保障はないと言う。
「女を犯すのはたまらんのう」
根っからのサディストである信長は、犯しながら何度も何度も、娘の顔を、意味も
なく平手で打ち続けた。
198作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/21(金) 21:02:37 ID:dOqisWEG
やがて父の信秀が病死すると、しきたり通り長男である信長が、弱冠19歳で城
と領地を引き継いだ。しかし、それでも奇行は収まらない。たまりかねて補佐役
だった平手政秀が切腹したが、それでもますます狂気は激しくなる一方だった。
「城下から女を集めろ。飛び切りの美女どもをな。股の割れ目に筆を咥えさせて、
新春書初め大会を執り行うのだ!」
家臣達は眉をひそめたが、相手は狂人である。逆らうと何をしでかすかわから
ない。仕方なく、手分けして城下から庶民の娘を徴収してくる。その中には売春
婦なども混じっていた。連れてこられた女たちは丸裸にされ、後手に縛られた格
好でオマンコに筆の柄をねじ込まれた。
「い、痛いですう」
「あたし、字を習った事がないので書けましぇん」
生娘だった女は、処女膜を破られて、恥ずかしさと痛みのあまり泣き出した。
「字が書けんのなら、猿の絵でも描いてみろ」
「はい、お殿様・・・」
信長は、女たちの中に一人だけ、他の娘達とあきらかに違う雰囲気の女がいる
ことに気がついた。その女は若かったが、表情一つ変えずにオマンコに咥え込
んだ筆で鮮やかに『賀正』と書き、その横に見事な猿の絵まで描いている。女は
城下で売春をしていた売春婦のようで、体中に無残な傷跡がいくつも刻まれていた。
199作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/21(金) 21:03:24 ID:dOqisWEG
「ほう、なかなか上手ではないか。女、名は何と言う?」
信長に呼びかけられ、女は顔を上げた。それは、不老不死の女、久石千鶴
だった。
「千鶴と申します。春をひさぐ、卑しい女でございます」
信長はその千鶴という女に不思議な感覚を覚えた。
「お主、俺と以前、どこかで会ったことがあるか?」
「いえ、信長様にお目通りいたしますのは、初めてでございます。」
そう答えながらも千鶴も、この信長という男に、どこかで以前、遥か昔に会った
ような気がしてならなかった。
(この高圧的な態度、確かに記憶がある。そうだ、思い出した、20年前、南米
で出会ったあの男、インカ帝国の皇帝アタワルパだ・・・)
千鶴は、激しいデジャブーに襲われ、1600年にも及ぶ遠い記憶の中に沈み
込んでいった。
(いや、それだけじゃないわ。なぜ、今まで気付かなかったんだろう。この男に
は、もっと前にも出会った事がある・・・あれは、紀元3世紀の中国で出会った、
乱世の奸雄曹操。それに、13世紀、モンゴル高原で出会ったジンギスカン、
全部同じ人間だわ・・・・それ以外の時代でも出会っているかもしれない)
信長は、千鶴の顔を長いこと、必死で何かを思い出そうとするかのように険し
い表情で眺めていた。そして、突然立ち上がると、何を思ったか扇を取り上げ、
舞を舞い始めた。
200作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/21(金) 21:04:02 ID:dOqisWEG
人間、五十年〜下天の内を比ぶれば〜
夢幻のごとくなり〜
一たび、生を得て〜滅っせぬ者のあるべきか〜

信長は平家物語の中のこの一節を事のほか気に入っており、興奮すると歌い出
すという奇癖がある。
「これが、どう言う意味かわかるか、千鶴?」
舞を終えた信長が、全裸で平伏する千鶴に扇を突きつけて問うた。
「私は、おろかな女ゆえ、わかりませぬ。どうか教えてくださりませ」
「これはな。一人の人間の一生など、所詮、長くとも50年あまりに過ぎぬ、という
意味だ。古より続く悠久の時の中では、昼寝をして夢を見ておるのと同じ事だと言
うことだな。俺も確かにその通りだと思う」
「・・・・」
(この男、不死者?・・・違うわ、アタワルパが首をはねられて死ぬ場面は、確かに
目撃した。それに、人相も年齢も全く違う。では一体何なのだろう・・・この感触、
間違いなく同じ人間なのに)
201作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/21(金) 21:04:40 ID:dOqisWEG
ひょっとして時間管理局の罠か、とも思った。しかし、それなら、いつもは、いき
なり襲ってくるはずだった。千鶴は20年前、インカ皇帝アタワルパが処刑される
直前に叫んだ言葉を思い出した。
『太陽の子である余を斬首にするなど、異人ども、決して許さんぞ!必ず生まれ
変わって、復讐してやる!』
確かにそう叫んでいた。千鶴は背筋が凍るような可能性に思い当たった。
(これは転生!生まれ変わりだわ!)
アタワルパが処刑されたのが1532年、織田信長が誕生したのが1534年。年代
もピタリと一致する。これは、時間管理局の陰謀などではなく、『生まれ変わり』
という自然現象なのだ。しかし、これが全ての人間に対して適用されるのか、そ
れとも選ばれた魂だけなのか・・・。不老不死の肉体を持ち、1600年を生きてき
た千鶴も、眼前の織田信長を前にして、恐怖のあまり体の震えが止まらなかった。



202名無し調教中。:2005/10/21(金) 23:52:36 ID:Gl1IUW83
やっぱり千鶴シリーズは面白いなあ。
”自然現象なのだ”←こういう部分が作者さんの真骨頂だと勝手に思って関心してます。
203名無し調教中。:2005/10/22(土) 00:14:42 ID:vggOZW4w
おそばせながら、こちらの作者さんにハマリました!
今、マトメを読み始めたところですが、続き楽しみにしていますねw
204名無し調教中。:2005/10/23(日) 12:07:35 ID:pmycqlr/
アゲ
205名無し調教中。:2005/10/23(日) 19:16:29 ID:C0gXNHWs
いよいよ千鶴シリーズが面白くなってきますたね。
ノストラダムスの話とリンクするのはいつなんでしょう。
それから、中南米から日本までどうやってたった20年でわたってきたわけ?
206名無し調教中。:2005/10/23(日) 23:28:59 ID:Sb1kZxqC
もう大航海時代なんだから売春婦として船に乗り込めば
最短数年で日本に行けるんじゃないかな?
207作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/24(月) 19:33:32 ID:/wZ/nWI7
(もしも、この男が永遠に転生を続けるのなら、現代世界にもこの男の生ま
れ変わった人間が存在するのかもしれない)
千鶴は、この信長という男を、もっとよく観察してみたくなった。
「信長様。どうか、私を、卑女としてお傍にて、お使いくださいませ」
千鶴は平伏して頼みこんだ。しかし、信長は明らかに嫌そうな顔をした。
「何、お前をか。どこの誰とも知れぬ淫売女を、俺の近くになど置けん!」
「そこをなんとかお願いいたしまする」
「ええい、しつこい!ならば、お前に似合いの主人を紹介してやろう。猿!猿!」
信長が、パンパンと手を鳴らすと、庭に控えていたみすぼらしい格好をした男
が座敷に上がりこんできた。
「こいつは、最近、俺の草履取りとして雇った、猿だ。お前の主人にはぴった
りだろう」
「木下藤吉郎でございます」
うやうやしくお辞儀をして、名前を名乗ったその男は、明らかに猿そっくりだった。
「お前に名前などいらん。猿で充分だ。お前にこの女をやろう。好きに使うがよい。」
「有難き、幸せにございます。信長様」
猿と呼ばれても、その男は一向に怒る気配もなかった。男はまだ若いようで信長
とほぼ同年代のようだった。
208作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/24(月) 19:34:22 ID:/wZ/nWI7
(もしや、この男が豊臣秀吉?)
こうして千鶴は、若き日の秀吉に仕えることになった。千鶴を手に入れた
藤吉郎は、舌なめずりをした。
「俺の仕事は、信長様の草履を懐に入れて暖めることだで。お前は、その
俺の草履を懐に入れて暖めるがや」
藤吉郎は、百姓の出身らしく訛が激しい。さらにこの男には、所構わず猿の
ようにオナニーをするという癖があった。
「俺は、一日10回はこうやってチンポをさすらんと、気持ちが落ち着かんだで。
これからは、お前もオマンコを暇があればさするとええがや」
千鶴は、藤吉郎に一日10回以上のオナニーを強制されることになった。城庭
の片隅で茂みに隠れて、主人のいいつけ通りオナニーをしながら、千鶴は考えた。
(そう言えば、昔・・・いや昔じゃなくて未来だわ。こんな風に一日中オナニーに明
け暮れている女を見たことがある。あの女は結局、死んだんだっけ)
宇宙人によって、オナニーをやめると爆発するという、恐ろしい首輪をはめられた
その女は、千鶴が無理にオナニーをやめさせ、死に追いやったのだ。
209作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/24(月) 19:35:00 ID:/wZ/nWI7
(違うわ、あの女はまだ、生まれてさえいない)
遠い未来まで千鶴が生き抜けば、死ぬ前の、その女に再び会う事がある
かもしれない。
(もし、会えたら、見殺しにしたことを、謝ろうかしら・・・)
千鶴が物思いにふけっていると、藤吉郎の罵声が飛んだ。
「俺の草履は暖まっただか?次はこれを暖めるだがや!」
藤吉郎は、千鶴の着物の胸元から荒々しく草履をひったくると、今度は尻を
からげて赤い褌を外し、千鶴に手渡した。千鶴は眉をひそめながらも、異臭
のする藤吉郎の褌をきちんとたたんで懐に入れた。こうして体温で暖めるのだ。
「さすがに一日中、チンポをさすってると手が疲れたでや。お前の手でさすって
くれんかの」
「はい、御主人様」
千鶴は、小指の欠けた左手でそっと藤吉郎のチンポを握り締めると、ゆっくり
上下に動かし始めた。

210作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/24(月) 23:22:12 ID:/wZ/nWI7
ストーリーとは関係ないのですが、ハードゲイで売っている芸人がいるのなら、
ハードマゾで売る芸人とか出てこないかなあ。
211名無し調教中。:2005/10/24(月) 23:27:44 ID:4ZhWfh4o
>>210
男児のチンコはTVに映してもOKだけど、
女児のマ○コはTVはNGなのと似たような理由でダメっぽいですねw
212名無し調教中。:2005/10/25(火) 11:45:51 ID:GwVb6cc1
ある意味、なつかしの「電撃ネットワーク」は
まさにハードマゾ芸だったような気が。
213作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/26(水) 08:16:09 ID:p0i712/G
電撃ネットワークのような芸を、若手の女芸人でやってほしい。
あるいは、ハードサドとハードマゾのお笑いコンビとか。
214名無し調教中。:2005/10/27(木) 00:25:11 ID:4TfXT+7s
一時期TフロントとかボンデージとかちょびっとだけTVで流行った事あったけど、
さすがにきわどすぎたのかすぐ見れなくなってしまいましたよね。
215名無し調教中。:2005/10/27(木) 03:41:33 ID:Cmg9usEE
奴隷夫婦のその後を是非。
216名無し調教中。:2005/10/31(月) 02:03:19 ID:/IrvI64G
結構前に出てたフタナリ案だけど、もしもやるなら
性欲を持て余してる感じがでるといいから、中学か高校
くらいがいいんじゃないかな。
後、体に似合わない位の巨根の方がアンバランスで
いいから、移植されるチンポは牛とか馬とかでも面白いかも。
217作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/31(月) 11:17:59 ID:/YSBFneI
 織田信長が27歳になった時、隣国の今川義元が、突如として2万5千人の
大軍を率い、京の都を目指して進軍を開始した。今川軍の進路上には、信長
の居城があり、真っ先に攻撃を受けることになる。
「我らの兵は、最大でどれぐらい集められるか?」
信長は、家臣に尋ねた。
「急な事ゆえ、2千が限度かと・・・」
「2千対2万5千か。うつけの俺でなくとも、戦にならぬな。わーはっはっはっ!」
何がおかしいのか、信長は笑い転げた。家臣たちは信長の奇行には慣れており、
全員暗い面持ちで口をつぐんでいる。
「猿!猿はおらぬか!」
突然、信長が叫ぶと、草履取りの男が、座敷に上がりこんできた。
「戦の勝ち負けは、兵の数で決まるわけではない。こういう場合は奇襲をかけれ
ば良いのだ。桶狭間付近で義元を暗殺する。お前、義元の本陣に潜入し、俺が
攻撃をかけたら、義元の居場所を正確に合図しろ。成功したらサムライに取り立
ててやる。」
「有難き、幸せだがや」
木下籐吉郎は、それがどんなに危険な任務かも考えずに狂喜した。出世欲だけ
は人一倍強いらしい。こうして草履取りの藤吉郎は、千鶴を連れて桶狭間へと出
発した。
218作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/31(月) 11:18:39 ID:/YSBFneI
織田軍の丸根と鷲津の砦が今川軍の猛攻を受けていた。兵力に差があり過ぎ、
長くは持たないだろう。一方で、織田に属する、桶狭間の地理に詳しい梁田正綱
という土豪が、今川軍の動きを正確に把握し信長に報告を入れている。旅芸人に
変装した藤吉郎と千鶴は、その情報を元に、今川義元の本陣の近くをウロチョロし、
偶然を装って捕まった。
「義元様。旅芸人を捕まえました。いかがいたしましょう?」
「ふむ、織田との戦は、ほぼ我らの勝ちじゃ。もとより、うつけの信長など我らの
敵ではないわ。ここらで、茶の湯でも楽しみながら、芸でも見物しようかの」
公家かぶれの今川義元は、お歯黒をし、顔に白粉を塗りたくっている。急遽、全軍
に休息のふれが出され、沿道で茶会が始まった。藤吉郎と千鶴も余興を添える事
になる。
「お前達、どんな芸が出来るのじゃ?」
「猿のモノマネができるだで」
藤吉郎は、自分の外見を利用して猿のモノマネを始めた。しかし、全然面白くなか
った。
「つまらんのう。もう一人の女芸人はどんな芸を見せてくれるのじゃ?もし、次も外
したら、二人とも、首をはねるでおじゃる」
千鶴は真っ青になった。外すわけにはいかない。千鶴は着物を脱いで全裸になる
と逆立ちをした。そして両脚を左右に大きく開く。
219作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/31(月) 11:19:23 ID:/YSBFneI
「藤吉郎様。はやく」
「お、おお」
藤吉郎は打ち合わせ通り、長さ50センチほどの、細長い棒を取り出すと千鶴の
肛門にズブリと突き立てた。そしてその上に直径30センチほどの巨大なコマを
置いて、勢いをつけて回す。千鶴は開いた両足で体のバランスを取り、腰を前後
左右に動かして、コマが落ちないように回転させ続けた。
「人間コマ回しでござーい」
旅芸人に変装する事が決まってから、ここまで来る道中、必死で練習してきた
のだ。見事だったが、公家趣味の義元には不興だったようだ。
「たいした芸だとは思うが、下品すぎる!残念だが、首をはねるでおじゃる」
「そ、そんな、待ってくれだで!俺は死にたくないがや!」
藤吉郎はわめき出した。義元の命令で武士たちが刀を抜いたとき、いきなり激し
い雨が降り始めた。
「もう、せっかく、まろが茶会を楽しんでおると言うのに、無粋な雨でおじゃるなあ。」
義元がため息をついた。千鶴はなおも逆立ちの姿勢でコマを回し続けながら、雨
音に混じって、かすかにときの声を聞いたような気がした。信長の奇襲だ。
「藤吉郎様。合図をしてください!」
「えっ、ああ。そうだで、殿が攻撃をかけてきたがや。おーい!おーい!義元はこ
っちだがや!」
こうして、藤吉郎と千鶴の活躍で今川義元の本隊は総崩れになり、義元も首を打
たれて死亡した。織田信長はこの戦で一挙にその名を天下に知らしめ、戦国大名
としての道を歩み始めるのである。

220作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/31(月) 11:25:01 ID:/YSBFneI
戦国編前編、終わりです。
221名無し調教中。:2005/10/31(月) 12:44:16 ID:XKHWOR9l
>>218-219
作者氏は「おじゃる」は公家言葉だと本気で思っているのだろうか?
まさかNHKの「おじゃる丸」の見過ぎでは……。
222名無し調教中。:2005/10/31(月) 12:53:23 ID:bEEflvgR
>>221
おたくの「〜でつ」と同じ扱いでしょ。
おたくだって実際にはそんな言葉使いのヤツはいないでつからねw
223作者 ◆zCS1o.kilU :2005/10/31(月) 13:09:52 ID:/YSBFneI
>>221
イメージ先行なので、実際、よくわからん。
中国人を登場させらたら「〜あるよ」と書くとやはり、おかしいのだろうか?
224名無し調教中。:2005/10/31(月) 13:18:23 ID:/23i4WBr
>>223
これは純粋なフィクションですから、あまり気にしなくても
イイとおもいますよ、自分は
漫画とかでもよく、キャラに個別化計る為に言葉尻を変えたり
する事はしょっちゅうですし・・・
イメージ先行で突っ走って行って下さい!w
225名無し調教中。:2005/11/01(火) 18:43:59 ID:yw2GL65H
>>216
うお、興奮してきた!
でも作者タンはフタナリいけるのかな?
226作者 ◆zCS1o.kilU :2005/11/02(水) 08:41:02 ID:qLdVLpPL
>>225
フタナリ、ホモネタにも挑戦してみよう。女性の読者もいるかもしれないし。

実在する地名、団体名、人名はどの程度まで使ってよいのだろうか?小説なんか
読んでると、企業名、国名、地名、有名人の名前など、バンバン出しているものもある。
固有名詞も、ある程度以上の認知度があれば、共通の概念をあらわす単語になるのでしょうか?
227作者 ◆zCS1o.kilU :2005/11/02(水) 09:57:40 ID:qLdVLpPL
二階堂麗奈(21歳、大学生)はようやく都内にある自分の実家に帰りついた。駅から、
家にたどり着くまでの間、スカートの下から肛門に指を突っ込み、呼吸が出来るよう
にアナルを押し広げながら歩いてきたのだ。人目をはばかっている余裕はもはやな
い。麗奈が、一人暮らしをしているマンションには帰らず、実家に戻ったのは、製薬
会社を経営している父に助けを求めるためだった。
「どうしたんだ、麗奈?こんな夜遅くに?」
仕事を終えて家に戻っていた父の二階堂修造は、愛娘のただならぬ様子に驚いた
ようだった。麗奈は事情を説明しようと口をパクパクさせたが、財銭教授に施された
手術のせいで声が出なかった。仕方なく麗奈はリビングの電話機の近くに置いてあ
ったメモ用紙とボールペンを取って筆談をするしかなかった。
『宇宙人に捕まって、改造された。さざなみ市。財銭教授。口で呼吸が出来ない。喋
れない。お父さん、助けて』
「なんてこった。よりによって麗奈が!」
やっと事情を飲み込んだ二階堂修造が叫んだ。東京で宇宙人に誘拐される確率は
交通事故に会う確率より少ないというのに。麗奈は筆談をするのに、肛門から指を抜
いたため、再び一呼吸ごとにブヒッ、ブヒッと屁をこき始めた。
228作者 ◆zCS1o.kilU :2005/11/02(水) 09:58:52 ID:qLdVLpPL
「心配することはない、麗奈。お父さんは製薬会社の社長だ。知り合いには優秀な
お医者様がたくさんいるのだよ。彼らに頼めばきっと、元の体にもどせるさ。明日の
朝一番にでも病院に行こう」
修造は屁をこき続ける娘の体を、泣きながら抱きしめた。
 
 次の日、修造は会社を休み、愛車のベンツに麗奈を乗せて、都内でも有数の大病
院へと連れて行った。ありとあらゆる精密検査を受けた後、担当の医師がため息を
ついた。
「二階堂さん。残念ながら娘さんの体は元には戻せません。現代の医学では絶対
に不可能です」
「そんな、不可能だなんて!・・・そこをなんとか。病院には今までも多額の支援を
してきたじゃないですか!」
修造は必死の表情で叫んだ。
「そういう問題ではないのです。娘さんの体には我々には全く未知の医療技術が使
われています。無理に再手術をして元に戻そうとすれば、命にかかわるかもしれま
せん」
「麗奈は、喋ることさえ出来ないのですよ」
「残念ながらどうしようもありません」
医者は同じ言葉を繰り返すばかりだった。修造は癇癪を起こした。
「もういい!麗奈、次の病院を探そう」
修造と麗奈はいくつもの病院を回った。しかし、どこへ行っても結果は同じだった。
「どうすればいいんだ・・・」
修造は途方にくれた。この世に、金では解決出来ないことがあることを、久しぶりに
思い知らされた気分だった。
「そうだ、麗奈。お前、財銭教授に手術をされたと言っていたな?財銭教授なら、お
父さんは昔から懇意にしている。手術をした財銭教授なら、当然、元の体に戻す事
も出来るだろう」
修造と麗奈はかすかな希望を胸に抱いて、翌日、ベンツで東名高速道路を、さざな
み市へと向かった。
229名無し調教中。:2005/11/02(水) 12:46:31 ID:U1K1f1//
>>200
>信長は平家物語の中のこの一節を事のほか気に入っており、
どうでもいいですが、『平家物語』を題材にした幸若舞の『敦盛』の一節では。
「おぢゃる」は、『おあむ物語』にも出て来るし、いいんでないかね。
しかし、初めて書き込んだのがこれとは・・・申し訳ない。>作者氏
230作者 ◆zCS1o.kilU :2005/11/02(水) 13:27:22 ID:qLdVLpPL
>>229
平家物語の中の敦盛の一節だと思っていた。後編で、さりげなく、修正しておこう。

読者の方への質問です。

@ 一つのエピソードを書くとき、あらかじめプロットを組み立てて、決めておいた方がいいのでしょうか?

A パロディはどこまで許されるのでしょうか?例えば、庵野アニメなんかは、堂々とパロディを売り物にして、
誰からも批判されずに高い評価を得ています。ポルノ小説やマンガなどでも、実在のアイドルや女優の名前を
少しもじっただけのヒロインが出てきたりします。

231作者 ◆zCS1o.kilU :2005/11/02(水) 14:56:03 ID:qLdVLpPL
東名高速道路のさざなみインターチェンジを降りると料金所と併設して簡単な検問が
ある。宇宙人の租借地であるさざなみ市へ入るには、細胞レベルの固体周波数によ
る生体認証をうけて登録しなくてはならない。以前と違い、今では、日本国民のさざな
み市への出入りは自由だが、逆に、2004年3月の時点でネオガイア星人の奴隷誓
約書にサインをしているさざなみ市民は、すでに日本の国籍を離れており、植民地総
督府の許可なしに境界線を越えて日本に入国することは許されていない。修造と麗
奈はベンツをさざなみ総合病院の駐車場に止めると、財銭教授に面会を求めた。
「やあ、久しぶりだね、二階堂社長」
財銭教授はとぼけた薄ら笑いを浮かべた。麗奈は、この宇宙人に魂を売った医師に
激しい憎悪と嫌悪感を覚えた。
「また、リベートを頂けるのですかな?生憎、もう私には地球製の医薬品や医療器具
は必要ないのですがね」
修造は、愛想笑いを浮かべた。
「どうか、娘の体を元に戻して頂きたいのです。このままでは麗奈は、喋ることも出来
ず、あまりに不憫で・・・」
「お気持ちは判りますが、私も、今が、ネオガイア星の方々に認められるかどうか正
念場でしてね。せっかくの実験の成果を、完全に元に戻すと言うわけにはいかない・・・」
財銭教授は麗奈の肢体を舐めるように眺めながら考え込んだ。
「しかし、二階堂社長。以前、世話になったあなたの、たっての頼みだ。私も恩知らず
だとは思われたくはない。取り合えず、お嬢さんが話せるようにはして差し上げますよ」
恩着せがましい財銭教授の態度に、修造は、はらわたが煮えくり返るほどの怒りが込
み上げてくるのを、ありったけの自制心でぐっと抑えた。
232作者 ◆zCS1o.kilU :2005/11/02(水) 14:57:17 ID:qLdVLpPL
「ありがとうございます、教授。このお礼は後日、充分にさせて頂きます。」
「なーに、気遣いは入りませんよ。では、早速手術室へ」
麗奈は嫌な予感を感じつつも、財銭教授に案内されて手術室に入った。
「今回は、お父さんが一緒だから麻酔を使ってあげよう」
全裸にされて、手術台に四肢を固定された麗奈は、無針注射器によって麻酔を
打たれた。数秒で、首から下の感覚が急速に無くなっていく。財銭教授がレーザ
ーメスを取り上げた。
「麗奈君、君のオッパイはDカップかね。今から手術でFカップに豊胸してあげる
よ」
(どういうこと?あたしの体を元に戻してくれるんじゃないの?)
喋れない麗奈は、必死に目で訴えた。財銭教授はお構いなしに鼻歌を歌いなが
ら麗奈の乳房の根元にレーザーメスで切り込みを入れていく。
「有機素材で出来た空気袋を、君のオッパイの中に埋め込み、食道とつなげる。
こうすることによって、空気袋を圧縮させると声が出せるようになると言うわけだ。
もっとも本来の肺は肛門につながったままだから、呼吸はやはり肛門でやって
もらうがね。君の胸も豊満になって一石二鳥と言うわけだ。ガハハハハ」
財銭教授の大笑いを聞きながら、麗奈は目の前が暗くなったような気がした。
「それと、もう一つ、アナルが収縮してしまって、呼吸が出来ない時があるだろう。
そんな時、人前で肛門をこじ開けるわけにいかん。そこで、親切な私は、君の
肛門にリモコン式の肛門開閉機を取り付けてあげるよ」
財銭教授は金属製の鳥の嘴のような器具を持ってきた。それを麗奈の肛門に
挿入し、二度と抜けないように内部でストッパーを広げてロックする。そして処置
が終わると、小さなカード型のリモコンを取り出して、試しに開閉をさせてみた。
ボタン操作で麗奈のピンク色の肛門が自由自在に開いたり閉じたりする。麗奈
は恥ずかしさのあまり気が狂いそうだった。
233作者 ◆zCS1o.kilU :2005/11/02(水) 14:57:58 ID:qLdVLpPL
「ガハハハハ。これで完璧だ」
一時間後、有機接着剤によって傷口が跡形もなく塞がると、財銭教授が術後の
診察を行った。
「両手で自分のオッパイを揉んでみたまえ。空気袋から空気が搾り出されて、
以前のように喋れるはずだ」
麗奈は言われた通り、自分の乳房を服の上から鷲掴みにして揉みしだいた。す
ると、咽喉から口にかけて空気が押し出されてきた。
「あ、あ、あ、あー。喋れるわ。でもこんな喋り方って・・・」
数日ぶりに発声した麗奈は戸惑いを覚えた。つまり何かを話す時は自分の乳房
を揉まなくてはならないのだ。
「つまりは、そういうことだよ。ガハハハハ・・・ああ、愉快だ。プライドの高い君が、
人前でオナラをし、胸を揉みしだきながら、会話をしなければならないんだよ。肛
門開閉器のリモコンは君にプレゼントしよう。これで思う存分、人前で、自分の肛
門を開閉したまえ」
麗奈には、高笑いをする財銭教授がネオガイア星人以上の悪魔に思えた。
234名無し調教中。:2005/11/02(水) 15:08:18 ID:af3SsORS
屁コき令嬢編キター
胸を揉みながらでしか喋れないとは、作者タン考えましたねw
235名無し調教中。:2005/11/02(水) 15:46:19 ID:ERjTJDKH
>>230
@私の知る範囲では作家さんによりいろいろだと思います。
A作品のスタイルや発表メディアによりいろいろではないでしょうか?
訴えられるのを覚悟で書く作家さんもいるでしょうし。
最初は目立たない作品だったので大丈夫なのが、
人気が出てきてまずい事になる場合もあるでしょうし。

あんまり参考になる意見じゃなくてスマソです。
236名無し調教中。:2005/11/02(水) 16:36:04 ID:1e1R0oeg
>>230
なんて難しい質問なんでしょw
個人を連想させただけで訴えてくるような、神経質な人も
確かにいますからね・・・

ただ、作者様の生むキャラは魅力的ですので、特に既製品に
こだわら無くても良いと思います
ワクワクテカテカw
237名無し調教中。:2005/11/04(金) 01:27:30 ID:3uWvB7HT
この作品の世界では財銭教授みたいにネオガイア星人に接近して
その力や技術を借りて悪さをするキャラも結構いそうだな。
238名無し調教中。:2005/11/04(金) 22:11:47 ID:dxZ3Kv3s
個人的には、レジスタンスの活動を見てみたい。
救出された改造人間がどんな生活を送っているか知りたいっす。
239エロガッパ ◆gXIWJpzFXw :2005/11/05(土) 18:56:34 ID:eKR9O4ME
救出された改造人間たちの
不自由な体になった後の糞尿の処理とかぎぼんぬ
240名無し調教中。:2005/11/08(火) 01:20:40 ID:+aLUXHKY
浮浪者になった女子高生の続きキボンヌ
241名無し調教中。:2005/11/08(火) 01:58:57 ID:dpemzOhh
>>239
御神体とか大変そうだな
242作者 ◆zCS1o.kilU :2005/11/08(火) 18:52:18 ID:zciq0Xd4
 都内の高級マンションへ戻った麗奈は次の週の月曜から再び、大学の講義に
出ることにした。いつまでも休んでいる訳にはいかない。
「村上君、迎えに来てくれない?私の車、ちょっと事故で、使えなくなったの」
麗奈は、いつもアッシーとして使っている同じ学科の男子学生を電話で呼び出し
た。アッシーとして使うためにわざと、同じ授業を専攻させているのだ。貧乏学生
の村上達彦が、バイト代をためて買った中古車を、マンションの入り口に乗り付
けると、今日はクリスチャンディオールのブランド品に身を包んだ麗奈が、遠慮
なく車に乗り込んだ。
「二階堂さん、どうしたんですか、1週間も大学に顔出さなくって?俺、心配して
たんですよ」
「ちょっとね、車で事故っちゃってね」
麗奈は胸を揉みしだきながら答えた。達彦は怪訝な顔をしたが、麗奈に嫌われる
事を恐れて、その事については、何も質問をしなかった。
「うわっ、あのフェラーリ、ぶつけちゃったんですか?修理代高そう」
「グチャグチャ言ってないで早く出してよ、遅刻しちゃうじゃない!」
243作者 ◆zCS1o.kilU :2005/11/08(火) 18:53:18 ID:zciq0Xd4
アッシーの達彦は、麗奈のわがままや、癇癪には慣れているようだった。別に麗
奈は、達彦と付き合っている訳でもなんでもない。手を握らせたこともなく、授業で
ノートをコピーさせたり、代返させたり、都合のいい時にアッシーとして使っているだ
けだった。大学に付くまでの間、麗奈は達彦の車の中で何度かオナラをした。リモ
コン式の肛門開閉器でアナルを半開きにしているのだが、時折息苦しくなり、咳き
込むとオナラになるのだ。達彦は車内に充満する麗奈のオナラの匂いを嗅ぎながら、
健気に、それにも気付かない振りをした。やがて大学に着くと、麗奈は、念のため
トイレに入って、ウンチをしてから授業に出た。もし、授業中に直腸にウンチが溜ま
って、気管を塞がれてしまったら呼吸が出来なくなってしまう。ウンチが直腸を通
過して肛門から搾り出す間、呼吸を止めていなくてはならないのが大変だった。
トイレの個室から出た麗奈は、胸をゼイゼイさせ、ブヒッ、ブヒッとオナラをしながら、
フランス語の授業を受けるために教室に入っていった。大学の講義は出席率がも
ともと低いため、麗奈が一週間近く、休んでいたことなど誰も気に留めていないよ
うだった。麗奈は授業中になるべくオナラをしないように、ポケットに入っている肛門
開閉器のリモコンで、アナルを最大限にまで押し広げた。
「むむむ・・・」
括約筋が伸びるおぞましい感触に、麗奈は額に汗を浮かべ、うめき声を上げた。
(みんなに気付かれないようにしなくちゃ!)
244作者 ◆zCS1o.kilU :2005/11/08(火) 18:54:09 ID:zciq0Xd4
「二階堂さん。12ページを読んでください。」
フランスかぶれの、なよなよとした感じの男性講師が、麗奈を指名した。麗奈
は席から立ち、胸を揉み始めた。
「コンビアン、ドゥ、タン、ル、トランサレー、ティルイスィ・・・あ、ああん」
胸を揉み続けた麗奈は、顔を紅潮させ思わずあえぎ声をもらしてしまった。
男性講師が眉をひそめる。
「どうしたのかね、二階堂さん」
「い、いえ、何でもありません」
麗奈は、Fカップになったバストを揉み続けながら、そのページを読み切った。
そして、ホッと着席した時、こともあろうに、御尻でスカートのポケットに入って
いるリモコンの閉ボタンを押してしまった。肛門開閉器が閉まり、呼吸が出来な
くなった。
(しまった!・・・く、苦しい)
慌てて、麗奈はポケットに手を突っ込み、手探りでリモコンの開ボタンを探し当
てて押し込んだ。やっと肛門開閉器が開くと、途端に圧縮されていた空気が一
気に噴出した。
ブスウウウウ〜〜〜!
大音響のオナラが教室全体に響き渡った。講義を受けていた学生全員が爆笑
した。
「あら、二階堂さん、お腹の調子が悪いのなら、トイレに行ってくれば?」
日頃から、ブランド品をひけらかしている高慢な麗奈の事を快く思っていない女
子学生の一人が、意地悪くはやし立てた。
(うぅ、お、覚えてなさいよ!)
麗奈は顔を真っ赤にして立ち上がると、オナラの臭気を追い払うために窓を開け
放ち、ノートや下敷きで仰いでいる学生達のいる教室を飛び出した。
245作者 ◆zCS1o.kilU :2005/11/08(火) 19:06:02 ID:zciq0Xd4
麗奈編の後編、終りです。

みなさまから頂いているリクエストはストーリーの展開の中にちりばめていくつもりです。
ただ、執筆スピードがおそいため、リクをもらってから小説化するまで、期間が、かなり
開いてしまう事をご了承ください。

まとめサイトのイラストを増やしたいのですが、描いてくれる人、いないだろうなあ。
246名無し調教中。:2005/11/08(火) 19:15:45 ID:FcO9wfa6
>>245
描いてみたいなw
ただ、パソに詳しくないのでアナログなんですが
247作者 ◆zCS1o.kilU :2005/11/08(火) 19:18:10 ID:zciq0Xd4
>>246
ぜひお願いします。
スキャナーで取り込んだものを、まとめサイトの掲示板にアップしてもらえば、
イラストコーナーに展示させていただきます。
248作者 ◆zCS1o.kilU :2005/11/08(火) 20:03:15 ID:zciq0Xd4
1999年、4月のある日。片桐久美子(27歳、専業主婦)は神奈川県にある
一戸建てのマイホームで、3歳になる娘と、商社マンである夫と共に、3人で
平凡だが、幸せな生活を送っていた。6歳年上の夫は、今、ニューヨークに
出張で出かけており留守である。久美子は、出張先からの夫のメールをチェ
ックするために、去年買った、ウィンドウズ98のデスクトップパソコンを立ち
上げた。インターネットに接続するためのアイコンをクリックすると、軽快な発
信音が鳴り、ダイヤルアップ回線に接続中と表示される。しかし、すぐに、接
続に失敗しましたと出て、なかなか、すんなりと接続出来なかった。
(サーバーが混んでいるのかしら)
数回試みた久美子はあきらめて、テレビをつけた。テレビでは『果たしてノスト
ラダムスの大予言は当たるのか?』というお笑い芸人が司会の、討論番組を
放送していた。
(ノストラダムスの大予言なんて当たるわけがないじゃない、馬鹿じゃないの。
この世に超能力者とか宇宙人なんているわけないし)
久美子がチャンネルを変えようとした時、コードレス電話の呼び出し音がなった。
「もしもし、片桐ですが・・・」
「片桐久美子さんですね」
受話器から聞こえてきたのは、知らない男の声だった。
249作者 ◆zCS1o.kilU :2005/11/08(火) 20:03:50 ID:zciq0Xd4
「どちら様ですか?」
「お宅のお嬢さんをお預かりしています。最初に言っておきますが、警察に通報
したり、誰かにこの事を話したりしたら、命の保障はありませんよ」
「なんですって?」
久美子の顔から血の気が引いた。そう言えば先ほどから庭で遊んでいたはずの、
娘の綾香の姿が見えない。
「明日の正午までに身代金500万円を用意して下さい。受け渡し場所は追って
指示します」
「ま、待って!」
ガチャリと電話が切れた。久美子は受話器を持ったまま呆然と立ちすくんだ。夫
は出張中で遥かなニューヨークにおり、時差の関係ですぐに連絡を取ることが
出来ない。警察に通報しようかどうか数時間迷ったが、結局決断がつかなかった。
(500万円ですむのなら、明日銀行から引き出してくればいいわ。無事綾香を取
り戻してから警察に通報しても遅くはない・・・)
久美子は相談する相手もいないまま、悶々とその晩、眠れない一夜を過ごした。

250名無し調教中。:2005/11/08(火) 20:08:31 ID:3m2X9363
>>247
お返事dクスです!
教えて頂いた通りにやってみますw
気長にお待ち下さい〜
251名無し調教中。:2005/11/08(火) 21:45:51 ID:ygkAwdwr
がはは
252名無し調教中。:2005/11/08(火) 22:56:32 ID:wiw6OGFx
>>245作者様
新ネタ開始乙でっす。
無理のない範囲で楽しませてください。
続けていただけるのがなによりですので〜。
253名無し調教中。:2005/11/09(水) 01:42:01 ID:Qe15w5tn
麗奈たんと同じように改造された女を集めて作ったコーラスグループを想像してしまった
254作者 ◆zCS1o.kilU :2005/11/13(日) 21:57:36 ID:xCKZyv5Q
次の日、久美子は不眠症のまま朝を迎えた。プルルルルと再び電話が鳴った。
「はい、片桐です」
久美子が震える手で受話器を掴むと、昨日と同じ男の声がした。
「桜ヶ丘公園の駐車場に正午キッカリに来てください。もちろん、500万円を持っ
て、一人でね。」
「わ、わかりました・・・」
久美子は急いで外出の支度をすませると家を出た。途中の四つ葉銀行桜ヶ丘支
店で預金から500万円を引き出し、バックに入れる。時間より早く着いた久美子が、
桜ヶ丘公園の指定された場所でイライラと待っていると、正午キッカリに、目の前
に白いワゴン車が止まった。
「乗ってください、奥さん。娘さんのいる場所に案内します。」
後部座席の扉が開き、サングラスをかけたヤクザ風の男が言った。その声は明ら
かに電話の男と同じ声だった。久美子は従うしかなかった。綾香を無事に取り戻さ
なくてはならない。ワゴン車は30分ほど走り続け、やがてビルの地下駐車場へと
入っていった。
「どうやら警察には通報していなかったようですね。ここまで来る間、結構、遠回り
をしたのですが、尾行してくる車はいなかった」
久美子はワゴン車から降ろされ、サングラスの男に導かれるままにビルの階段を、
さらに地下へと降りていった。
「綾香は、どこなんですか?」
久美子はたまりかねて尋ねた。
255作者 ◆zCS1o.kilU :2005/11/13(日) 21:58:35 ID:xCKZyv5Q
「そう、あわてなさんな。そのうち合わせてやるよ。まず、自己紹介をさせて頂こ
うか。俺は、真藤組の構成員で、黒川晃次というもんだ。そしてこちらが・・・」
久美子が通された部屋には一人の中年の男がいた。はげ頭の、その男が自己
紹介をした。
「調教師の鬼頭竜作だ。今日から奥さんの調教を担当させて頂くことになった。
よろしく頼む」
久美子はその部屋を見回して驚いた。三角木馬や、貼り付け台、鎖付の滑車な
どありとあらゆるSMプレイに必要な設備が備え付けられている。
「ど、どういうこと?あなた達、お金が目的じゃないの?」
「フハハハハ、奥さん、500万円ぽっちの金を手に入れるために、この俺が誘拐
なんていうリスクを犯すと思うのかい。狙いは、美しいあなた自身の肉体なので
すよ」
黒川はいきなり、力まかせに久美子を抱きすくめると、唇を奪った。
「む、むむむ・・・」
久美子は歯を食いしばったが、黒川の舌が唇から歯茎を嘗め回すのを阻む事は
出来なかった。
「うちの組長が根っからのサディストでね。それも人妻を調教するのが三度の飯よ
りも好きな御仁で、こうやって時々、奥さんのような美しい女性を俺達に誘拐させ
るのさ」
「そ、そんな・・・お金ならもう少し用意出来ます!娘と、あたしを家に帰して下さ
いっ!」
「金なんて、奥さんが主演の裏ビデオを撮って、売りさばけばいくらでも手に入るさ」
黒川は冷たく言い放った。これが、片桐久美子の肉奴隷としての長い生活の始ま
りだった。






256作者 ◆zCS1o.kilU :2005/11/14(月) 10:25:31 ID:VtH1SJOW
久美子は黒川に、着ている服を脱ぐように命令された。
「ストリップだ、奥さん。うんと色っぽく体をくねらせながら脱ぐんだ。恥ずかしいとか、
辛いとか思ったら娘の顔を思い出すといい」
「鬼!」
久美子は恨めしそうな顔をしながらもブラウスのボタンを外していった。そしてスカ
ートのホックも外すと、ブラジャーとパンティだけの下着姿になった。
「色っぽさが全然足りねえよっ!」
黒川が近くにあった椅子を蹴った。鬼頭がなだめる。
「まあまあ、黒川さん。奥さんはまだ今日が初日だ。私が責任を持って、これからい
ろんな芸が出来るように仕込みますので、今日のところは勘弁してやって下さい」
「ったく、しょうがねえなあ。早く、下着も全部脱げよ!」
「は、はいっ・・・」
久美子はパンティとブラジャーを脱ぎ、全裸になった。ヤクザ風の男二人の視線が
容赦なく久美子の肢体に注がれ、恥ずかしさのあまり久美子は、手で胸と股間を
隠そうと、中腰になる。
「思ったとおりだ。俺の目に狂いはない。これは、まさに亭主以外に触らせたことの
ない清純な人妻の肉体だ。それでいて、子供を一人生んだ、艶っぽさが全身から
にじみ出ている。この女なら、きっと組長にも満足して頂けるに違いない」
鬼頭は久美子の体を貼り付け台の拘束金具に、大の字に固定した。両手両足を
全開に広げた状態で固定され、久美子の肢体が無防備にさらされる。
257作者 ◆zCS1o.kilU :2005/11/14(月) 10:26:22 ID:VtH1SJOW
「では、初物を頂くとするか」
黒川はベルトを外してズボンを下ろすと、屹立したチンポを久美子の目の前に
晒した。30代半ばである黒川は、まだ精力旺盛である。黒川は、久美子のス
レンダーな体のわりには、豊満なバストにむしゃぶりつくと、乳首を舌で嘗め
回し、股間の割れ目に手を伸ばした。
「さすがに、濡れてないな、奥さん。そんなに、俺が怖いのかい?」
「う、うう・・・こんなことやめて、いやっ!」
久美子は嗚咽した。おかまいなしに黒川は、久美子の充分に濡れきっていな
いオマンコにチンポを無理矢理挿入した。
「痛いっ!」
「痛いって、処女じゃねんだろう、奥さん。あんたは、子供を一人生んでんだ。
赤ん坊の頭に比べりゃ、俺のチンポなんて小さいもんだろうが」
黒川は、腰を激しく動かした。深々と貫いている猛々しい巨根が、子宮の奥を
突き上げてくる。
「ああ、あぐううう」
久美子の頬を二筋の涙が伝い落ちた。今まで貞操を守り続け、夫以外に触ら
せた事のない肉体を、突如現れたどこの誰とも知れない男に、暴力で穢され
ているのだ。
「へっ、泣いているのかい。たまんねえな、この表情。奥さん、2番目の子供は
俺が孕ませてやるからよ。フハハハハ」
「ひっ・・・」
激しく嗚咽しながら、久美子は、悪夢なら早く覚めて欲しいと心から願った。




258名無し調教中。:2005/11/14(月) 12:15:16 ID:+VpPL6bn
作者タン支援カキコ
259名無し調教中。:2005/11/14(月) 16:27:38 ID:OKk/0xED
>>258
支援支援!!!!
作者タソ、ガンガレ!!!!
260名無し調教中。:2005/11/15(火) 20:43:55 ID:xC8PehFi
体育会系の筋肉質で貧乳の女を爆乳化実験きぼんぬ
261名無し調教中。:2005/11/17(木) 05:23:00 ID:p4mWqbD8
>>241
御神体のその後の日常生活編いいな
期待はしてるけど無理はしないでね
262作者 ◆zCS1o.kilU :2005/11/17(木) 22:17:12 ID:zrP+BcYw
翌日から久美子への、本格的な調教が始まった。真藤組の事務所のあるビル
の地下室で、調教師の鬼頭竜作が24時間付きっきりで調教を行うことになる。
天井から鎖で、M字開脚をしたまま、逆さに吊るされた久美子は、バラ鞭で体
中を鞭打たれた。
「奥さんの白い柔肌を赤く染めてあげますよ」
「あ、頭に血が上って、苦しいんです・・・お願いします、おろしてください」
久美子は血が上って赤くむくれた顔で哀願した。
「駄目だ駄目だ。奥さんが前向きに俺の調教を受けないって態度なら、代わりに
娘の飯をぬくぞ」
「そんな、綾香にだけは酷いことをしないで下さい・・・ああ、綾香に一度合わせて」
「それは、奥さんの心がけ次第だよ。どれ、そろそろ浣腸と行くかな」
鬼頭は、グリセリン浣腸液が満タンに入ったバケツと、太い注射器のような浣腸
器を持ってきた。
「まずは、1リットル注入といくか」
「ひっ、1、1リットル???」
鬼頭は、浣腸器に液を満タンに吸い上げるとM字開脚で無防備に晒されている
久美子のアナルに浣腸器の嘴管の先を突き立てた。一回の浣腸でちょうど1リ
ットルを注入することが出来る。
263作者 ◆zCS1o.kilU :2005/11/17(木) 22:18:01 ID:zrP+BcYw
「組長の専用奴隷なら、最低3リットルの浣腸に平然と耐えられるようにならな
くてはならん。いいか?俺が許可するまで絶対に漏らしてはならんぞ。もし漏
らしたら、娘を痛い目に会わせるからな」
「ああ・・・」
久美子は肛門から冷たい液体が、ドクドクと体内に流れ込んでくる、おぞましい
感覚に鳥肌が立つ思いだった。逆さ吊りにされているので、体内を液が逆流し
て口から出るのではないかという恐怖に襲われる。
「二本目いくか」
鬼頭がバケツからさらに1リットルを吸い上げ、久美子のアナルに突き立てた。
激しい便意が久美子を襲ってきた。
「ああ、お、降ろして!おトイレにいかせて下さい!」
「我慢しろ、こんなものはまだ、序の口だ」
鬼頭が3本目を注入すると、久美子の下腹部が妊娠しているかのように膨れ
上がった。
「く、苦しい。堪忍して・・」
便意と戦う久美子を、鬼頭がバラ鞭で叩いていると、地下室のドアを開けて一
人の男が入ってきた。組長の真藤登(47歳)だった。
264作者 ◆zCS1o.kilU :2005/11/17(木) 22:18:43 ID:zrP+BcYw
「どうや、鬼頭。調教は進んどるか?」
真藤登は関西出身らしかった。
「はい、組長。今度の人妻は飛び切りの上玉です。今週中には、組長に
お引渡し出来ますかと・・・」
「うむ、黒川め。さすが、わしの趣味をよう知っとる」
真藤は便意に耐えて、もがき苦しんでいる久美子の尻をピシャッ、ピシャッ
と平手で叩いた。
「実は来週、外国組織の幹部の接待がある。その時にこの女を使おうかと、
思っとる」
「外国組織、ですか?」
「そうや、国際ルートで人身売買や麻薬、武器の密売までやっとる組織や。
噂では、本拠地は南米にあり、ネオナチスの流れを組んどるらしい」
「ネオナチス・・・聞いたことがあります。誘拐した女に、ゲシュタポ仕込み
の過酷な拷問を加えるという・・・」
さすがの調教師鬼頭も、ネオナチスの名を聞いて、顔をこわばらせた。
「どちらかと言うと、わしらみたいなヤクザというより、テロリストに近いやつ
らやな。そやから粗相のないように、接待には充分注意せなあかん」
久美子には二人の会話の意味が全くわかっていなかった。今、彼女の頭
の中にあるのは激しい便意と、娘の綾香の安否の心配だけだった。
265作者 ◆zCS1o.kilU :2005/11/17(木) 22:21:11 ID:zrP+BcYw
これは、盗作ではないよ。パロディだよ。
266名無し調教中。:2005/11/17(木) 23:02:32 ID:50kXBsfe
>>265
イイ!!!!!凄くイイ!!!!!!!!
ワクワクテカテカww
267作者 ◆zCS1o.kilU :2005/11/18(金) 00:32:51 ID:rLUuKomV
その日、真藤組の事務所を訪れたのは、『ニュルンベルク騎士団』という組織名
を名乗る、ハイリッヒ・リヒターという金髪碧眼の初老の男と、数人の部下達だった。
彼らは全員がドイツ系の白人らしかった。
「グーテンターク、ヘアシンドウ、イッヒ、フロイエ、ミヒ、ズィー、ツー、ゼーエン」
ハインリッヒ・リヒターは真藤登と固い握手をかわした。
「お目にかかれて光栄です、リヒター閣下」
真藤登はドイツ語がさっぱり判らなかったが、取り合えず、愛想笑いを浮かべた。
この日のために通訳を呼んである。
「さあ、こちらへどうそ、おもてなしの準備は出来ております」
黒服の正装に身を固めた組員たちが整列し、リヒター一行を宴会場へと案内する。
そこには贅を尽くした日本料理と酒が並べられていた。
「閣下、日本の料理がお口に合わなければ遠慮なくおっしゃってください。他にドイ
ツ料理とワインも用意してございます。」
接待役を仰せつかった黒川が慇懃にリヒターを席に案内した。その言葉を通訳の
女性が伝える。組員にドイツ語が出来る人間がいるはずもなく、急遽外部から雇
い入れた女だった。まだ二十歳を少し出たくらいの若く綺麗な女で、帰国子女だと
いう話だった。リヒター一行は、黒川の心配にも及ばず、用意された日本料理に満
足したようだった。
268作者 ◆zCS1o.kilU :2005/11/18(金) 00:33:46 ID:rLUuKomV
「私の父はヒトラーユーゲントの出身でね。ベルリン陥落の際には総統に
最後まで付き従ったのですよ」
「はあ、そうですか・・・」
真藤登には、通訳を介して語られる、ヒムラーの言葉の半分以上はチンプ
ンカンプンだったが、取り合えず機嫌を損ねてはいけないと思って、必死で
相槌を打ち、愛想笑いを浮かべた。
「ところで、日本での麻薬の密売ルートの件なのですが、ぜひ閣下の組織
の日本での麻薬売買を、全てわが真藤組に任せていただけないでしょうか?
そのかわりに、国内でわが組が誘拐した若い日本女性を、閣下の組織の
海外での人身売買ルートに安定的に供給いたします」
真藤登は用件を切り出した。つまり真藤組が、ネオナチスから麻薬を輸入
し、逆に日本女性を輸出しようというのだ。それらの話は全て、通訳を介し
て行われている。
(これじゃあ、この通訳、全部聞いちまってるじゃねえか。知り過ぎだ、この
まま返すわけにはいかねえ)
269作者 ◆zCS1o.kilU :2005/11/18(金) 00:34:25 ID:rLUuKomV
黒川はかしこまって、二人のボスの会話を聞きながら、腹の中で冷徹に
考えた。やがて、仕事の話が終わった。
「堅苦しい話は、これまでとしましょう。閣下、実は余興にと、誘拐した美し
い日本人の人妻を御用意してございます。ぜひ閣下の伝統的あるゲシュ
タポ仕込みの女体責めの、お手並みを拝見させて頂けないものでしょうか?」
「ヤー、素晴らしい!」
全裸で後ろ手に縄で縛られ、調教師の鬼頭に引っ立てられて登場した久
美子の肉体を見てリヒターは大喜びをした。久美子は、異様な雰囲気の外
人とヤクザ達の宴会の光景に、これから自分がどんな目に合わされるの
か、と生きた心地もしなかった。
270名無し調教中。:2005/11/18(金) 20:09:15 ID:/VKtx7EG
うおおおおおおおおおおおおお
続きが気になる!!!
271名無し調教中。:2005/11/19(土) 00:42:50 ID:jl7tjxYU
age
272名無し調教中。:2005/11/19(土) 09:03:41 ID:4/yT/gnB
あげ
273名無し調教中。:2005/11/19(土) 18:18:33 ID:4/yT/gnB
あげ
274名無し調教中。:2005/11/20(日) 22:27:08 ID:ezIMxoRt
コレって、ネオガイア星人系列とはベツモノ?
275名無し調教中。:2005/11/24(木) 15:55:11 ID:iA8hPaXL
そのうち絡むんじゃね?
276名無し調教中。:2005/11/24(木) 17:49:08 ID:ugsKHQAl
どちらにしろwktk
277名無し調教中。:2005/11/26(土) 18:00:26 ID:5G9k8SHf
続き期待age
278名無し調教中。:2005/11/29(火) 09:12:38 ID:xviVdjz8
放置プレイage

新作が何のパロディか分かんない・・・
279作者 ◆zCS1o.kilU :2005/11/29(火) 22:19:33 ID:0y4IwtLO
再び、過労で、体調をくずしています。
続きは、もうちょっと待ってください。
280名無し調教中。:2005/11/30(水) 00:10:58 ID:Gol6u8oq
>>279
作者タソ、大丈夫貝?
無理しないで身体直して、また投下ヨロ!!!
ガンガレ超ガンガレ
281作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/01(木) 22:08:43 ID:YqT7ZjBR
「皆様方に挨拶をしろ」
鬼頭が久美子にささやいた。久美子は事前に暗記し、何度も練習させら
れていた言葉を口に出した。
「はじめまして、ネオナチスの皆様、真藤組の皆様。私は人妻肉奴隷の
片桐久美子と申します。まだ、調教も始まったばかりの、ふつつかな奴隷
ではございますが、今宵は、この久美子のいやらしい体を酒の肴に、おも
いっきり楽しんでくださいませ」
久美子は後手に縛られたまま、きちんと正座をしてお辞儀をした。脂の乗
り切った美しい人妻の肉体に、組員達がゴクリと唾を飲み込む。
「久美子。まずは、オナニーショーでも披露しなさい。スケベなオマンコを奥
の奥まで皆様方に御覧頂くのだ」
鬼頭はそう言うと、久美子の手首を縛っている縄を解いた。久美子は縄の
跡が残る手首をさすりながら、大股開きに足を広げると客席の真ん中でオ
ナニーを始めた。
「見て!久美子のオマンコを見て!」
「見えんぞ、もっと大きく足を広げろ!」
「両手を使え!」
「あえぎ声が小さいぞ。もっと声を張り上げんかい!」
酔った組員達から口々に野次が飛んだ。久美子はあまりの惨めさに、涙
がこぼれ落ちそうになるのを必死にこらえ、言われるがままに、手と体を動
かし続けた。
282作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/01(木) 22:09:24 ID:YqT7ZjBR
「ああ、もう、堪忍して・・・」
「泣き言を言うんじゃねえ。おらっ、いけっ!潮を吹け!」
数十人の男たちの視線と罵声を浴びて久美子は体全体がカーッと熱く
なっていくのを感じた。そしてひときわ高く、声を張り上げると、ビクンと体
を痙攣させた。
「おっ、いったのか?」
「みたいだな。つまんねえ、潮吹きは無しかよ」
「申し訳ございません。まだ、そこまで調教が行き届いておりませんでして。
いずれは、普通のオナニーでも潮を吹くように仕込んでいきたいと思って
おります」
調教責任者の鬼頭が頭を下げて、不満をもらす組員達に謝った。激しい
オナニーを終えた久美子はグッタリとして呼吸を整えている。
「おいっ、休むのはまだ早い。ショーはこれからだ」
久美子は、鬼頭にパンパンと両頬をはたかれて、立ち上がらされた。
「次は、飲尿ショーだ。コップに皆様のオシッコを注いでいただき、目隠し
をして誰のオシッコか当てるのだ」
「うう、そんな・・・」
久美子がたじろいだ。しかし、鬼頭が許すはずもない。
「嫌か?肉奴隷のお前に断る権利はない。それにもし、誰のオシッコか当
てられなかったら、外す度に娘の飯を一食ずつ抜くぞ」
「ああ・・・あ、あたし、がんばりますから。綾香にだけは酷いことしないで・・・」
久美子は美しい顔に涙を浮かべながら、必死の形相で取りすがった。
283作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/01(木) 22:10:18 ID:YqT7ZjBR
「はじめから、そうやって素直に言われたことをやりゃあ、いいんだよ!」
久美子は鬼頭から渡された紙コップを持って、組員達の間を回った。
「あのう、オシッコをいただけませんか?」
「おう、いいよ。ちょっと酒くせえかもしれねえけどな」
やがて、組員や、ネオナチスの随員達から10人分のオシッコを紙コップ
に一杯ずつ準備することが出来た。
「よーく味わって飲むんだ。微妙な味の違いを脳ミソに焼き付けるんだぞ」
久美子は、一杯目の紙コップを、上品に両手で捧げ持ち、午後の紅茶でも
飲むかのように口に近づけた。人のオシッコを飲むなどという行為は生まれ
て初めてである。鼻をつくアンモニア臭に吐き気がして、手が止まった。
「おい、早く飲め。ショーが先に進まないじゃないか!」
怖い顔で鬼頭が急き立てる。久美子は、意を決して紙コップに震える唇を
つけた。
「げほっ、げほっ!」
無理に飲み下そうとすると、生理的嫌悪からくる激しい嘔吐感が込み上げ
てきて、むせ込んで涙を流した。
「吐き出すんじゃねえ。ショーのためにわざわざオシッコを提供して下さっ
た方々に失礼だろうが!辛かったら娘の顔を思い浮かべろと、いつも言っ
てるだろっ!」
「げほっ!げほっ!」
久美子は超人的な精神力を振り絞って、地獄のような苦しみを味わいなが
ら、長い時間をかけて、10杯分の酒臭いオシッコを一滴残らず胃の中に流
し込んだ。しかし、少しでも気を緩めると今にも吐き戻しそうだった。
284作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/01(木) 22:11:15 ID:YqT7ZjBR
「では、目隠しをする」
鬼頭の手で久美子は目隠しをされた。そして正座をし、顔を上に向けられる。
「先ほどオシッコを提供して頂いた方に、順不同で一人づつ、この女の前に
立って残りのオシッコをじかに飲ませて頂きます。もし、この女が、そのオシ
ッコが誰のものかを当てられなかったら、後ほど、この女と娘に激しい罰を
与えるつもりです」
鬼頭が説明し、宴席はやんややんやの喝采に沸いた。まず最初の組員が、
目隠しをされている久美子の前に立つとズボンのチャックを開けて、泥酔し
てグンニャリとなったチンポを取り出し、久美子の口に含ませた。そして先程、
紙コップに出した時、途中で止めていたオシッコの残りをチョロチョロと注ぎ
込む。すでに、紙コップ10杯分のオシッコを胃に飲み下している久美子にと
ってそれだけでも、拷問だった。
「さあ、久美子、誰のオシッコか、当てるんだ」
「・・・・」
久美子は考え込んだ。最初に紙コップで飲んだ時は、あまりの苦しさに、
誰のオシッコなのか、とても、味を記憶しているような余裕などなかった。
しかし、もし外せば、自分だけでなく、3歳になる娘の綾香も酷い仕打ちを
受けることになる。久美子は必死で記憶をたどり、推測しようとした。
「この味は、何となくウイスキーの甘みが混じっているような気がします。
今、放尿して頂いた方は真藤組長に間違いございません」
「ブー!残念!間違いだ」
「てめえ、適当な御託を並べて、間違えてるんじゃねえよ。こんな下っ端の
組員と組長のオシッコの味を間違えるなんざ、組長に失礼だろうが!」
組幹部の黒川が罵声を飛ばした。
「申し訳ございません。久美子は、ふつつかな奴隷でございます。どうか、
なにとぞ、ご容赦くださいませ」
285作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/01(木) 22:12:10 ID:YqT7ZjBR
久美子は真っ青になって平謝りに謝った。嘔吐感は激しくなり、今にも胃
に溜め込んだ10人分のオシッコを吐き戻しそうである。たとえ飲んでいる
のがオシッコでなくともこれだけの大量の水分を一度に飲めば、苦しいの
は当たり前だった。
「次、早くしろ。後が使えてんだ」
黒川は、幹部である威厳を見せた。この機会にネオナチスの面々にも顔
を売っておけば、後々役に立つかもしれない。通訳の女は相変わらず、
ネオナチスの随員達のすぐ傍で、組員達の日本語の会話をドイツ語に訳
していた。
(宴が終わったら、この女も監禁するか。派遣元には金を握らせて口止め
すればいい。いっその事、消してもいいが、この先も通訳は必要になるだ
ろうし。言いなりになるよう、シャブ漬けにして、セックス奴隷兼、通訳という
ことでうちの組で飼うとするか)
何事にも頭の切れる黒川は、組長の真藤登に絶大な信頼を得ていた。
その通訳の女の名は白木雪絵、21歳。外国語短期大学のドイツ語学科
を卒業したばかりで、横浜で一人暮らしをし、フリーターをしながら将来、
通訳になるための勉強中、と言う事だった。小学生の頃、父の仕事の関係
で西ドイツのボンに在住していたこともあるという。色白の真面目そうな美
女だった。
286名無し調教中。:2005/12/02(金) 09:36:24 ID:K7TBZdai
ねおガイアとネオナチスはどこかでつながってくるんですか?
287名無し調教中。:2005/12/02(金) 14:07:02 ID:n/8U2Fn4
とりあえず待ってろ
288名無し調教中。:2005/12/02(金) 23:48:41 ID://0hN2tj
>>作者タン
体調不良の中で乙
289作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/06(火) 20:27:48 ID:TLRodEKb
「どうですか、リヒター閣下、この人妻を一度、責めてみられては?」
真藤登が、ネオナチスの幹部ハインリッヒ・リヒターに進めた。
「ダンケ、ヘア、シンドウ。しかし、私が責めればこの人妻は死んでしまう
かもしれん。それにいつも使う拷問道具を日本に持って来ていない」
「それは、残念ですなあ。女など死んでも、また拉致ってくればいいので
すが、道具がないのでは、仕方がありませんなあ。せめて、さわりの部分
だけでも拝見させていただけませんか?」
「ヤー、イヒ、フェアシュテーエ」
「了解しました、と言っておられます」
通訳の白木雪絵が、リヒターの言葉を真藤に伝えた。リヒターは酔った足
取りで立ち上がると、全裸で再び後手に縛られて、うなだれている久美子
に近寄っていった。そして縄を掴んで荒々しく立ち上がらせると、いきなり
右の拳で久美子の鳩尾に腹パンチを叩き込んだ。
「うぐっ!」
久美子は、苦痛で目の前が真っ暗になり、胃に溜まったオシッコを吐き
戻しそうになった。リヒターは苦しむ久美子の様子には、お構いなしに、両
手の拳を握り締めてボクサーのように身構えると、久美子の抵抗出来ない、
ボディや顔面に次々に拳を打ち込んでいった。
「あおおおっ!お願い、やめて・・・ぶたないで、なんでもしますから・・・」
久美子は鼻血を噴出し、悲鳴を上げながらその場に崩れ落ちた。酒の席
での流血の光景にさすがのヤクザたちも静まり返った。
290作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/06(火) 20:28:40 ID:TLRodEKb
「ブリンゲン、ズィー、ミア、ビッテ、デア、コッファー」
リヒターがネオナチスの随員の一人に、カバンを取ってくれ、と言った。
リヒターは、手渡されたカバンを開けると、中から、釣り針のような小さな
フックの付いた糸を取り出した。
「実はこれだけは、持ってきていた。これから、何をするか、わかるかね?」
久美子の顔が恐怖に引きつった。
「いやっ、怖い!」
「フフフ、これをフラウ、カタギリの乳首とクリトリスに引っ掛けるのだ。君、
しっかり押えていてくれたまえ」
リヒターに言われるがままに、鬼頭は久美子を押さえつけた。久美子は
泣きじゃくっている。リヒターは釣り針の先を久美子の乳首に突き刺した。
「あああああ!」
針の先端が乳首を貫通し、反対側から出てきた。逆棘が付いているので
簡単に抜くことは出来ない。もう片方の乳首にも同じように針を貫通させる
と、今度はクリトリスを剥き出しにさせ、針の先端を近づけた。
「お願いっ、そこだけは堪忍してっ!」
「フフフフ、この釣り針は、今まで数え切れないくらいの女の、クリトリスの
血を吸ってきたのだよ。だが、残念ながら、割礼をしているユダヤ人の女
には使えんがね」
291作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/06(火) 20:29:21 ID:TLRodEKb
「あああああっ!」
釣り針が久美子のクリトリスを貫いた。血がツーッと糸を伝わって流れ
落ちる。リヒターは釣り針の引っかかり具合を試すかのように、3本の糸
を引っ張って、久美子の恐怖心を煽った。
「こ、こんなこと、もうやめて!」
久美子は絶叫した。動けば、釣り針に貫かれた乳首とクリトリスが、裂け
て千切れてしまうのではないか、という恐怖で久美子の体は硬直し、全
身から冷や汗が滲み出てきた。
「ほれ、ほれっ」
リヒターは3本の糸を交互に引っ張って久美子を弄んだ。やがて、リヒタ
ーは千鳥足で歩き出し、久美子は、糸に引かれて宴席をぐるりと何周も、
歩かせられることになった。酔ったリヒターが何かに躓いて倒れたり、誰
かが糸に引っかかれば、久美子の乳首とクリトリスは裂けてしまう。久美
子は生きた心地もしなかった。
「この糸は可電導素材で出来ていてね」
やがて、久美子を引っ張りまわすことに飽きると、リヒターはカバンから
小型の電圧器を取り出した。
「これに、糸をつないで、コンセントに差込むと・・・おや、日本のコンセント
プラグには合わないな。弱ったなあ」
「閣下これを、どうぞ」
292作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/06(火) 20:30:10 ID:TLRodEKb
黒川が、こんなこともあろうかと用意していた、海外旅行用の変換プラ
グを差し出した。リヒターに顔を覚えてもらうために、手段を選ばない。
「ダンケ。うらやましい、シンドウは気が利く有能な部下を持っている。」
リヒターは真藤と黒川に、ニッコリ笑うと、電圧器のプラグを改めてコン
セントに差込んだ。
「あおおおおおおっ!」
クリトリスと乳首に通電され、久美子の体は細かく痙攣した。すぐに全身
から汗が滝のように噴出し、白目を向く。
「わが、組織で本当に拷問をする時には、この10倍の電圧を流します。
特にわが組織に入り込んだスパイを捕まえた時には、もっと恐ろしい運
命が待っています」
リヒターは、通訳の女の方を意味ありげにチラっと見た。白木雪絵は蛇
に睨まれた蛙のように萎縮したが、努めて気がつかなかった風に装った。
「あおおおおおおっ!」
目の前では、久美子が全身を痙攣させてのた打ち回っていた。
「もう少し電圧を上げてみましょう」
リヒターが電圧調節のつまみを回し、久美子の痙攣がさらに激しくなった。
「ぎゃおっ!」
そして、最後に、久美子は鈍い声で悲鳴をあげると、小便を垂れ流し、口
から泡を吹いてそのまま気絶した。久美子が気を失っても、リヒターは執
拗に電流を流し続け、哀れな人妻、久美子の肉体の痙攣は止まる事は
なかった。
293作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/06(火) 20:31:22 ID:TLRodEKb
このエピソードは、パロディのつもりで書き始めたのですが、
終わらなくなってきた。
294読者☆:2005/12/06(火) 22:00:16 ID:zR96Ey8G
すごいいい感じですから、
長々と続けてもらっても、大歓迎です(↑∇↑)
楽しみに読ませてもらいまぁす★★★★
295名無し調教中。:2005/12/07(水) 02:51:23 ID:u68vtXdo
>>293
いい!!!
作者タソの話はテラオモシロスww
296作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/07(水) 11:07:30 ID:qURY+hXn
 白木雪絵は、外国語短期大学のドイツ語学科に在学中に、就職活動の一
環として受験した国家公務員試験2種に合格した。そして国家公務員の採用
を予定している官公庁の中から、公安調査庁を選び出した。理由はスパイ活
動みたいで、なんとなく面白そうだったからである。面接を受けるとあっさりと
合格し、卒業と同時に新卒採用されることになった。そして、1年間の訓練期間
を経て、配属されたのは本庁調査第7部の調査1課だった。
「今日から、君は正式な調査官だ。わが公安調査庁の職員は、表向きは武器
の所持はせず、強制調査の権限はないこととされている。だが、それは建前
にすぎん。我が第7部では、日本の治安を乱す恐れのある、最も危険な団体
を担当する。そのためにはアメリカのCIAやイギリスのMI6などの外国情報
機関並みの装備を支給されることもある。もっとも調査官の武器携行が公に
なると、とてつもないスキャンダルとはなるがね」
課長の長谷川武宏(44歳)が着任の挨拶に来た、雪絵に語った。そして、一
人の女性調査官を紹介した。
「君の指導は、先輩の城山君に任せることにした。城山君、彼女は学校を卒
業したばかりの新人だ。ビシビシと鍛えてやってくれ」
「城山です。よろしく」
城山朋子(24歳)は軽く会釈をした。調査官には似つかわしくない愛くるしい瞳と、
リラックスした雰囲気を持った女性だった。
297作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/07(水) 11:08:16 ID:qURY+hXn
「本日より配属になりました白木です。よろしくお願いします」
「彼女はドイツ語が得意らしい。例の潜入捜査に使えるかもしれん」
長谷川課長が提案した。
「そんな、いきなり新人に潜入捜査だなんて無理です!」
城山朋子が反対した。
「今、他にドイツ語が出来る部員が空いておらんのだ。ネオナチスの幹部が
来日し、真藤組に接触をしようとしている。このチャンスを逃すわけにはいかん。
それにほんの数日間だけだ。バレなければ危険はない。」
「バレなければね!」
朋子はあくまで反対のようだった。
「それとも城山君。君にドイツ語が喋れるかね?」
「・・・・」
二人の会話を聞いていた雪絵は、意を決して発言した。
「あたし、その仕事やります!大丈夫です。1年間、訓練はちゃんと受けてき
ました」
「そうかね。では、決まりだ。城山君、きっちりと彼女をバックアップしてやっ
てくれ」
「課長!」
普段温厚な朋子にしては、珍しく目くじらをたてた。こうして雪絵は着任早々、
初仕事としてもっとも危険とされる、対象団体への潜入捜査に携わることに
なった。


298名無し調教中。:2005/12/07(水) 21:22:35 ID:6x4+T9Rr
どぅSMが加わるのか楽しみ(^O^)
299名無し調教中。:2005/12/08(木) 00:18:21 ID:NBC/HOgt
高原家の続きが気になります・・・
300名無し調教中。:2005/12/08(木) 18:02:58 ID:AjPER1rE
300ぬるぽ
301名無し調教中。:2005/12/08(木) 20:15:09 ID:bxWbMAoK
>>300
301ガッ
302名無し調教中。:2005/12/09(金) 18:50:54 ID:7YKv713B
302ぬるぽ
303名無し調教中。:2005/12/09(金) 19:35:30 ID:c4qcO8Xj
>>302
303ガッ
304作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/12(月) 12:18:41 ID:0TE+Wapm
雪絵は朋子に指導されて、潜入捜査のための準備を始めた。まず偽の身分証
明書を造り、プロフィールを暗記する。
「短大を卒業後、通訳を目指して勉強中。派遣会社に登録して、ドイツ語を生か
した仕事を探している21歳の女性。本籍地と現住所は変えておくわね。あなた、
まだ配属されたばかりだから、名前は本名でいいわね。慣れていない人間が
偽名を使うと、呼ばれても気付かずに不審がられる場合があるのよ」
「へえ、そうなんですか」
雪絵は、初めての潜入捜査に、不安よりも、ワクワクとしたスリルを感じ、軽い
興奮を覚えていた。朋子はそんな雪絵の心情を読み取り、心配になった。
「これは、非常に危険な任務なのよ。浮かれていると、とんでもない事になるわ。
・・・まあ、臆病風に吹かれるよりはマシだけど」
二人が準備をしていると、傍を別の女性調査官が通りかかった。
「その娘、新人?」
「ええ、今度、うちの課に配属された白木調査官です。今、彼女の、初仕事の
準備をしているところです。・・・白木さん、こちらは調査2課の久石調査官よ」
305作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/12(月) 12:19:19 ID:0TE+Wapm
雪絵が紹介されたその女性は、かなりの美人だったが、顔つきは険しく、鋭い
目つきが、女性としての印象を損ねていた。優しさのカケラもない、氷のような
冷たい雰囲気を全身に漂わせており、見るからに冷酷そうな女だった。
「白木雪絵です。よろしくお願いします」
「よろしく、白木さん。」
そっけなく、それだけ言うと、久石千鶴(25歳)は、もう雪絵には興味を失った
かのように、その場を足早に立ち去っていった。千鶴の後姿を見送りながら、
朋子は雪絵にささやいた。
「あたし、あの人苦手なのよ。すごく優秀な人なんだけど、評判があまりよくな
いの。この前も、情報をもらっていた協力者が、自分の組織の情報を漏らして
いた事がバレて、追い詰められた時、あっさりと、見殺しにしたらしいわ」
「見殺し・・・ですか」
雪絵は、自分の携わろうとしている仕事が、普通のOLとは全く違う危険な仕事
であると改めて自覚した。しかし、この時、雪絵はまだまだ甘く考えていたのだ
った。


306作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/12(月) 12:21:19 ID:0TE+Wapm
他の小説スレで、作家の文章力に対する厳しいコメントがありました。
僕の文章力って、実際、どうなんでしょう?
307名無し調教中。:2005/12/12(月) 12:37:34 ID:Ji1qtQhC
とても素敵です
いつも楽しみにしていますよo(^-^)o
308作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/12(月) 13:06:39 ID:0TE+Wapm
真藤組事務所での、ネオナチスと真藤組の会見が終わった。ハインリッヒ・リヒ
ターと、真藤登は固い握手を交わし、協力して犯罪ネットワークを日本に広げる
事を誓った。
「ヘア・シンドウ。わが総統も喜ばれる事と思います」
「総統は今どこにおられるのですか?」
真藤登は軽い気持ちで尋ねた。協力を約束したものの、相手は世界中に手を
広げている犯罪シンジケートで、その全貌は謎に包まれている。
「総統は、わが組織の本部におられる。だが、その場所は言えない。モサドや
CIAをはじめ、世界中の諜報機関が、総統を抹殺しようと血眼になって狙って
いるからだ」
「それは、大変ですな。私などを狙ってくるのはせいぜい警察の丸暴ぐらいな
もんで・・・では、差し支えなければ、総統のお名前だけでもお伺い出来ません
か?」
「ふむ、よかろう。協力を約束してくれた我友シンドウの、たっての願いだ・・・
総統の名はルドルフ・ヒトラー。通称、ヒトラー3世と呼ばれておられる。かの
第3帝国総統、アドルフ・ヒトラー閣下の孫にあらせられる」
「なんと!ヒトラー3世!ヒトラー閣下に子孫がおられたのですか?」
真藤登は驚愕した。その場に居合わせた黒川や、通訳をしている白木雪絵も
驚愕した。
309作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/12(月) 13:07:14 ID:0TE+Wapm
「これ以上の事は、言えない。ヒトラー3世閣下の存在自体も本当は外部に
漏らしてはいけない極秘事項なのだ。」
「わかりました。この事は内密にします。では、リヒター閣下、お元気で」
ネオナチスの一行は帰っていった。白木雪絵がこの会談で掴んだ情報を、
公安庁に持ち帰るために、組事務所から退出しようとするのを黒川が呼び
止めた。
「おめえ、話を全部聞いていただろう。このまま無事に帰れると思っていや
がるのか」
雪絵の両脇を組員が掴み、その場にねじ伏せた。
「いやっ、離して!」
「こいつを地下室に監禁しろ。シャブ漬けにしてヒーヒー言わせてやる」
雪絵は暴れた。公安調査官だという事がバレたのだろうか?まだ新人の
雪絵には状況判断が全く出来ず、どうしていいか判らなかった。ただ、最悪
の事態に陥ったことだけは確かだった。


310名無し調教中。:2005/12/12(月) 13:28:14 ID:DbyXhgQ8
ネオガイアのいない生体実験スレなんて、牛丼の出ない吉野家みたいなもんです。
早くネオガイア復活させてください。
311名無し調教中。:2005/12/12(月) 14:04:39 ID:QBy6jePR
>>310
まあまあ、そう言わずに・・・w
楽しみは取っておこうよww
>>306
どこにでも文句を言う椰子は居る物です
作者タソの小説を楽しみにしている椰子の方が
ずっと沢山居ることを忘れないでね〜w
312名無し調教中。:2005/12/12(月) 19:06:40 ID:iyKoB223
シャブ漬け勃起age
313作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/12(月) 21:35:53 ID:0TE+Wapm
>>310
このエピソードはマンネリ防止のために、書き始めたのですが・・・・
次の展開の伏線にもなってるし、スパイものも書いてみたかった。

今後、物語は、読者のリクを取り入れつつ、多層時間構造で展開する予定です。

>>299
高原家ネタは、行き着くところまで行ってしまったので、現在ネタ枯れ状態です。
他のストーリーと絡ませるのも不自然だし。
314作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/12(月) 22:57:15 ID:0TE+Wapm
 雪絵は地下室に連れて行かれた。そこには三角木馬や磔台、滑車、鉄檻
など思う存分SMプレイを行うための設備が整っていた。雪絵は部屋の隅に、
昨日の晩、宴会で酷い責めを受けていた久美子という人妻が、全裸で手足を
鎖で繋がれ、死んだように横たわっているのに気付いた。久美子は眠ってい
るようだったが、その体は電流責めの後遺症で、時々、無意識にブルッ、ブル
ッと震え、久美子の口からは、悪夢にうなされているのか、時々苦しそうな、
うなり声がもれている。
「こんなことして、ただで済むと思ってるの。今に警察が踏み込んでくるわ!」
雪絵が気丈にも叫んだ。しかし、黒川、鬼頭をはじめ、組員達はせせら笑っ
ている。
「もし警察が踏み込んできたら、証拠隠滅のために、お前らには、死んでもら
う事になる。逆に、そんな事にならないように祈るんだな」
「・・・・」
まだ、雪絵が公安庁の人間であることはバレていないようだった。もし、バレ
たら、その場で消されるに違いない。雪絵は、恐怖に負けないように唇を噛
み締めた。
「鬼頭、このお嬢さんにはシャブ浣腸をしてやってくれ」
黒川が命じた。鬼頭は、洗面器にグリセリン溶液をなみなみと注ぎ込み、そ
れにビニール袋から取り出した白い粉をパラパラと振りかけた。
「お嬢さん。この粉は1グラム数万円で取引されている高純度の極上品だ。
こんな高価な浣腸を施してもらえるんだから、有難く思いな」
鬼頭は極太の浣腸器に、特製の浣腸液を吸い上げた。
「スカートを捲り上げて、パンツを脱がせろ」
雪絵を押さえつけている組員達が、スカートの下に手を伸ばし、ストッキング
を破り、力任せに雪絵のパンティを引き千切った。
315作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/12(月) 22:57:52 ID:0TE+Wapm
「やめなさいよ、あんた達っ!」
「暴れるんじゃねえよ、このアマ!」
黒川が、必死に身をくねらせて抵抗しようとする雪絵の頬に痛烈なビンタを
見舞った。
「いやああああっ!」
数人の男に押さえつけられ身動きの取れなくなった雪絵のアナルに浣腸器
の先端が差込まれる。冷たいグリセリン溶液が体内に注入されてきた。
「すぐに気持ちがよくなる。お嬢さんが、我慢出来ずに、高価な浣腸液を漏ら
さないように栓をしておいてやるよ」
鬼頭は、全ての浣腸液を注入し終わると、鍵付きのアナルストッパーを雪絵
の肛門に詰め込んだ。たちまち、雪絵は激しい便意に襲われ、顔面蒼白に
なった。
「離してやれ。どうせ、もう、逃げようとしてもシャブ浣腸無しでは生きていけ
ない肉体になるんだからな」
黒川の指示で、押さえつけていた組員達が手を離すと、自由になった雪絵は、
逃げ出そうとして、猛然と地下室の扉にダッシュした。
「無駄だっての」
黒川が雪絵に足払いをかけた。雪絵は前のめりに倒れ、壁に額をぶつけた。
316作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/12(月) 22:58:39 ID:0TE+Wapm
「ああ、お腹が苦しい!ト、トイレにいかせて!」
雪絵の下腹部では、地獄のような便意が荒れ狂っていた。アナルストッパー
をされているため、ウンチを出したくても自分の力では出す事が出来ない。
コンクリートの床を必死で転げまわる雪絵を見て、組員たちは笑い転げた。
「フハハハ、もう少しの辛抱だよ、お嬢さん。もうすぐ、シャブが効いてきて天
国にいるような、素晴らしい気分になれるよ」
「そんなのいやよ・・・」
「何だって?何がしたいのか大声で言ってみな」
「ウ、ウンチ・・・ウンチをさせて・・・」
「聞こえんなあ」
組員達が苦しんでいる雪絵に、思い思いに蹴りや拳を叩き込んだ。
「うぐうう・・・悔しいっ・・・」
あまりの痛みに目の前が真っ暗になった時、雪絵は、突然スーッと体が軽く
なるのを感じた。あれほど荒れ狂っていた便意も麻痺したかのように引いて
いく。
「どうやら、クスリが効いてきたようだな」
雪絵の変化を読み取った黒川がつぶやいた。暴れまわっていた雪絵の体か
ら力が抜け、顔の筋肉も弛緩したように締りがなくなって、幸せそうに笑い始
める。目が潤み、緩んだ口の端からヨダレが垂れる。黒川はグンニャリとな
った雪絵の体を抱きかかえると、一枚ずつ服を、ボタンを外して脱がせ始めた。
「まずは、俺からだ。今日は、輪姦パーティといこうか。」
待ってました、とばかりに組員達が目を輝かせた。
「全員が終わったら、排泄させてやるよ」
「うう・・くうっ・・・ああ、何だか、とってもいい気持ち・・・こんな気分、生まれて
始めて・・・」
ハイテンションになった雪絵は、黒川の屹立したチンポを自ら受け入れ、腰
を振りはじめた。
317作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/12(月) 23:17:08 ID:0TE+Wapm
東京、霞ヶ関の公安庁、第7部調査1課のオフィスでは、城山朋子が課長の
長谷川に食ってかかっていた。
「課長!白木調査官が帰ってきません!」
「まずいな、捕まったか」
「すぐに所轄の警察に要請して救出して下さいっ!」
「まあ、待て、城山君」
長谷川課長は困った顔をした。
「君も知っての通り、我々公安庁と警察は犬猿の仲だ。警察にはなるべく借り
を作りたくないのだ」
「そんな事、言ってる場合ですか!」
朋子は逆上した。今、この瞬間にも、後輩が、命の危険に晒されているかも
知れないのだ。
「もう少し、様子を見よう。潜入期間が長ければ長いほど、より多くの情報を持
ち帰ってくれるかもしれん。それに白木君だって、調査官になったからには、
職務の遂行に危険が伴うのは承知の筈だ。」
「ですが、課長!」
「君は、いつでも動けるように、引き続き、真藤組の監視と情報収集を続けて
くれたまえ。」
朋子は、課長のデスクを力任せに殴りつけると、何も言わずにオフィスを出
て行った。
318作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/12(月) 23:40:17 ID:0TE+Wapm
「どうや、裏ビデオの撮影は進んどるか」
真藤登は久々に地下室に降りてきた。地下室の調教室では、調教師の鬼頭が
ビデオカメラを回し、久美子と雪絵のレズプレイを撮影している。雪絵が監禁さ
れてから早くも1週間が過ぎていた。
「あっ、ああっ、もっと、もっと奥まで舐めて・・・」
久美子が台本通りの決められたセリフを口にした。雪絵と久美子の肉体がシッ
クスナインの体勢で絡まり、久美子の股間に顔をうずめた雪絵の舌が、久美子
のオマンコの奥に伸ばされる。
「ああ、いいっ!」
「麻薬浣腸、欲しい・・・」
雪絵がつぶやいた。この1週間ですっかり雪絵は麻薬中毒患者となり、SMプレ
イやセックス奉仕の御褒美として1日1回、投与される麻薬浣腸の虜となっていた。
もはや、それ無しでは禁断症状が襲ってくるため、脱走しようという意思は完全
に消えてしまっている。一方人妻の片桐久美子の方は、娘の綾香を人質に取ら
れ、なんでも言う事を聞く以外に生きる術がなくなっていた。
「また、おねだりか。撮影が終わったら、浣腸をしてやるよ。・・・全く、いったい麻
薬浣腸1本、いくらかかると思っていやがるんだ。この裏ビデオで組の資金の他
に、お前の浣腸代も稼がなければならんのだからな。しっかり気合入れて絡め
よ!」
「はい・・がんばります・・・」
雪絵は任務も忘れて、快楽に身をゆだねた。
319作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/12(月) 23:41:15 ID:0TE+Wapm
ネオナチス編。取り合えず終わりです。
320名無し調教中。:2005/12/13(火) 00:37:53 ID:mHFe5vyF
>>319
乙でした!
別の新鮮さがあって、面白かったですw
千鶴もでてきたしねww
321作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/15(木) 11:15:25 ID:fVBwZhZA
2005年12月、東京霞ヶ関の公安庁、第7部調査1課のオフィスでは、長谷川
武宏課長(49歳)が、深刻な顔つきで、部下の城山朋子(29歳)を呼び出した。
「ネオガイア星人の植民地総督府から、君の手配書が回ってきたよ」
「とうとう、来ましたか」
朋子は冷静だった。予想されていたことだ。現在の朋子の姿は化け物のよう
だった。両手両足が、入れ替えられ、頭部はミニスカートの下から逆さまに覗
いている。本来、首のある場所には尻とオマンコ、それに尻の割れ目には、白
い歯を覗かせた唇があった。長谷川は本能的な嫌悪感から思わず目をそむけ
たくなった。何度見ても慣れる事が出来ない。
「罪状は、さざなみ市でのネオガイア星人の施設に対する破壊活動だ」
「で?あたしを逮捕して宇宙人に突き出すのですか?」
朋子は嫌みったらしく問いかけた。1年間に及ぶレジスタンス活動の後、職場
復帰した朋子は、あまりに変わり果てた不気味な姿のため、人前に出ることが
出来ず、調査活動にも支障をきたすため、ずっと内勤に回されている。
「仕方あるまい。日本政府は、事実上宇宙人に無条件降伏をしたのだ。」
「しかし、あたしがレジスタンス活動を行っていたのは、日本政府との間に条約
が締結される以前の話です」
朋子は、無駄だとわかっていたが、反論してみた。
「圧倒的な勝者に対して、そんな理屈が通ると思うかね。勝てば官軍なのだ。
第二次世界大戦後の東京裁判やニュルンベルク軍事法廷の事例を知らんわ
けではあるまい!」
「ニュルンベルクね・・・」
昔、そんな名前の国際犯罪組織があったな、と朋子はふと懐かしく思い出した。
あの頃の仲間はほとんど全員が、ここ数年の宇宙人との戦いで、殉職、もしく
は行方不明になっている。木之本恵美、白木雪絵、古賀美奈子、そして久石千鶴。
322作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/15(木) 11:16:01 ID:fVBwZhZA
「あたしが、嫌だといったら?」
「日本の警察、公安、自衛隊の全てを敵に回す事になる・・・」
「わかったわ。それじゃあ課長、身辺整理をしてきますので少し時間を下さい。
立つ鳥後を濁さず、ってね」
「ああ、聞き分けてくれて助かるよ。君の親族には極力、危害が及ばないよう、
俺の方からも働きかけはするから」
「それは、どうもご親切に!」
朋子はガニマタでオフィスを出るなり、近くに人がいない事を確認の上、ポケ
ットから携帯電話を取り出し、電話をかけた。
「ハロー、リチャード。あたしよ、すぐに会いたいわ。そう、大至急よ。緊急事態
なの。すぐにアクセスポイントをセッティングして!」
『オーケイ、朋子。どこがいいかな。君の姿は、恐ろしく目立つからなあ』
CIAのリチャード・ファーマーは、ある場所を指定すると、逆探知を恐れて、手
短に電話を切った。
323名無し調教中。:2005/12/15(木) 12:57:45 ID:s4ksK6KP
アダルト神サイト集めてみました。
暇やったら寄ってくれい。
http://193.to/?yuryou
http://193.to/?muryou
324作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/15(木) 14:51:45 ID:fVBwZhZA
城山朋子は、霞ヶ関の交差点でリチャード・ファーマーの愛車である黒塗りの
ベンツに乗り込むと、そのまま在日米軍基地のある厚木飛行場へと向かった。
日本降伏以後も、国内の米軍基地は維持されており、ネオガイア星人も、とり
たたて、そのような些事には関心がないようだった。圧倒的な軍事力と科学力
を持つ宇宙人は、完全に地球人をなめきっている。
「もう日本にはいられない。アメリカに亡命するわ。力になってくれるでしょう、
リチャード?」
朋子とリチャードは、以前に、公安がCIAと連携して仕事をしていた頃からの
知り合いである。
「もちろん歓迎するよ。宇宙人相手に長期間レジスタンス活動を行っていた君
の経験と実績は、我々にとって貴重な戦力になる」
朋子とリチャードは、厚木基地で米軍の輸送機に乗り換え、グアム、ハワイを
経由してアメリカ本土のグランドキャニオンの地下にある秘密研究施設に降り
立った。
「ここは、以前破壊されたネバダ砂漠の基地、エリア51の代わりに設営され
た施設だ。この前の戦いの時、さざなみ市で拾得した宇宙人の兵器や装置を
分析し、その科学技術の解明が行われている」
「アメリカは、また宇宙人と戦うつもりなの?」
朋子が尋ねると、リチャードは誇らしげに答えた。
「当たり前だ。我々は、腰抜けの日本人とは違う。世界の秩序を脅かすものは、
テロリストだろうが宇宙人だろうが、力づくで排除する。アメリカ合衆国は決し
て膝を屈したりはしない。ここはでは、現在、その切り札となる計画が進めら
れているんだ」
325作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/15(木) 14:52:44 ID:fVBwZhZA
朋子は、自分の首の位置にある陰毛を、さながら髪の毛のように撫でなが
ら考えた。地球人が果たして、最終的に勝利を得る事が出来るのか?
「君に合わせたい人間が、何人かいる」
朋子はリチャードに案内されて、飛行場のある地上からエレベーターで地下
深くへと降りていった。そして厳重なセキュリティを通過し、施設内の一室で、
まず、一人の女性に引き合わされた。朋子はその姿を見て、思わず息を呑
んだ。
「サ、サイボーグ?」
その女性の下半身と両腕は機械に置き換えられており、生身の部分である
顔にも醜い傷跡がいくつも走っている。衣類と言えば上半身にナイロン製の
ベストのようなものを着ているだけだった。
「工藤明日香さんだ」
明日香はうつろな瞳を朋子に向けた。明日香の方でも朋子の異形の肉体に
少し驚いたようだった。
「よろしく・・・」
朋子は明日香の肉体を観察した。明日香の右腕には折れたマジックハンド
の代わりに、アメリカのロボット工学者によって機関銃が埋め込まれている。
元からあったネオガイア製の左腕のマジックハンドと、右足の義足は今まで
通り動いていたが、破壊されて使い物にならなくなった左足の義足は取り除
かれ、代わりに地球製の簡単な義足がはめ込まれていた。しかし、地球製
の義足では、ネオガイア星のロボット工学で作られた以前の足のようには自
分の意志で俊敏に動かす事は出来ないため、明日香は左腕のマジックハン
ドで杖をついて歩かなくてはならなかった。
「この杖には日本刀が仕込まれているのよ」
明日香は自慢気に語った。お粗末とはいえ、再び自分の体に武器が埋め込
まれたことに喜びを感じているらしい。
326作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/15(木) 14:53:42 ID:fVBwZhZA
「この杖と、右腕の機関銃があれば、また戦う事が出来るわ」
この女性は、こんな体になってまで何と戦うのだろう、と朋子は考えた。明日
香にとって、敵は何でも良かった。何も考えずにただ命令された相手と戦う事
によってかろうじて、自分の存在意義を見つけ、生きる目的を失って壊れかけ
た精神の安定が、維持出来るのだ。朋子は、苦い思いを味わいながら、明日
香と別れると、次に、基地の居住区画にある、別の一室に案内された。
「そして、こちらがパッカード夫妻」
「始めまして、城山です。ご無事だったのですね。お元気そうでなによりですわ」
朋子はその夫妻のことは良く知っていた。宇宙人占領下のさざなみ市のボロ
アパートでつつましく生活する夫妻を、部下のレジスタンスメンバーに、密かに
ずっと監視させていたのだった。さざなみ市陥落の際、CIAの要請で、彼らを
保護するために、居場所を教えたのも朋子だった。互いの首から下を入れ替
えられた、黒人のマイケル・パッカード博士(37歳)と日本人の菜摘・パッカー
ド(23歳、旧姓有川)は、生後1年になる男の赤ちゃん、ロバートと3人暮らし
だった。
「???、どこかでお会いしたことがありましたでしょうか?」
長身で、首から下が筋肉隆々の菜摘が怪訝な顔をした。菜摘の口の周りには
無精ヒゲが生えている。朋子は事情を説明した。
「そうでしたか、それでは、あたし達が今、宇宙人の手から無事に逃れて、ここ
で親子3人、水入らずで暮らせるのも、あなたの御蔭なのですね」
菜摘は、感謝しているようだった。しかし、マイケルの表情は暗かった。
「オーノー、こんな体じゃ、生きていてもしょうがないさ!」
「なんてこと言うの、あなた。そんな事、例え思っていても、人前で口に出す事
じゃないわ!」
菜摘がマイケルを叱りつける。マイケルはシクシクと泣き出し、突然気分が悪く
なったのか、口元を押さえて洗面台の方に駆けていった。
327作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/15(木) 14:54:37 ID:fVBwZhZA
「お、おえっ、く、苦しい、またつわりだ・・・」
「主人は二人目を身ごもったのですよ。今度は、出来れば女の子を授かり
たいですわ」
菜摘は幸せそうな笑みを浮かべると、朋子に打ち明けた。
「お、おええっ、な、菜摘・・・簡単に言うんじゃねえよ。子供を一人生むのが
どんなに大変なことか、知らねえ癖にによう!まったく、女の体ってのは、
どうしてこう、生理痛だの妊娠だのって、苦しいことばっかりなんだ!」
マイケルは胃の中のものを吐き戻しながら悪態をついていた。
「主人は、どうも、女の体が合わないらしくって、生理通やつわりが、普通の
女性よりもキツイみたいなんです」
「そりゃあまあ、そうでしょうけど・・・」
朋子は、思わず吹き出しそうになるのをこらえた。マイケルは、この基地で
は、地球外生命体を専門に扱う、数少ない生物学のエキスパートで、捕ら
えられた百足星人やネオガイア星人の死体を研究しているのだった。最近、
ネオガイア星人が地球外から持ち込んだペットや植物の分析も手がけて
いる。朋子は、ほのぼのとしたパッカード一家に別れを告げるとリチャードと
共に、別の区画へと向かった。
「今度は何なの?」
「次にお見せするのが、宇宙人迎撃プラン、ミッション4。宇宙人に対抗する
ための我々の切り札だよ」
得意気に語るリチャードの言葉に、朋子は期待を胸に膨らませた。


328名無し調教中。:2005/12/15(木) 16:20:07 ID:179RTIqB
ネオガイア編キターーーーーーーーー!!!!!
329ピタゴラス博士 ◆RzpA8uWltg :2005/12/16(金) 12:40:33 ID:Yuar7hLw
>>310です。トップリ付けて名乗ります。
ネオガイア来たー。
ネオナチにシャブ漬けにされた捜査員は今後登場するんですか?
330ピタゴラス博士 ◆PITAaFJ7Tw :2005/12/16(金) 12:41:36 ID:Yuar7hLw
トリップ失敗。こっちを使います
331名無し調教中。:2005/12/16(金) 23:07:35 ID:G7KprF2y
続きキター!
女の体に順応できずに苦しんでるマイケルに対し、
泣いてばかりいた菜摘が強くなってますねぇ。
それにしても、新たに子どもを設けるとは・・・。
どんな雰囲気で子作りしたのか見てみたいですね。
二人がどんな服を着てるのかとか、絵も見てみたい〜。
332作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/17(土) 08:29:21 ID:2PK8sUcU
http://diary13.cgiboy.com/1/eirian/

まとめサイトの携帯版を作って頂きました。おそらく、
膨大な時間と労力がかかったと思います。どこの、どなたかは、存じませんが、
本当にありがとうございます。

ついでに、イラストを描いてくださる方募集。

>>329
ネオナチス編は、途中で終わっているので、当然、続編を書くつもりです。
310さんは、ネオガイアが出ないストーリーには、不満を持たれていると
思っていたのですが・・・・
333作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/17(土) 20:57:56 ID:2PK8sUcU
 まとめサイトのトップページに、作って頂いた携帯サイトのリンクを貼ったのですが、
よく考えるとトップページ自体が、携帯電話で見れるのでしょうか?
334名無し調教中。:2005/12/18(日) 19:50:31 ID:4iCiKKlt
ケータイで見れたおw
335作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/19(月) 10:48:33 ID:54R25onN
案内されたその区画は、割と広めのスペースを持つ研究施設のようだった。
「ここが、わが国が誇る、ESP研究所だよ。」
「ESP???」
「エスパー、超能力者のことだ。ここには、アメリカ中から集められた最高レ
ベルの超能力者が集められている」
「まさか・・・そんなのものが実用化されているなんて・・・」
「以前は、この分野で、わが国は、先行するソ連や中国に、非常に遅れを取
っていた。しかし冷戦が終結し、ソビエト連邦が崩壊した現在、ESPの研究
では、我々が、中国をも追い抜き、世界でトップレベルの水準を誇っている。
朋子、君にわが国、最高の超能力者たちを紹介しよう」
研究室内では、数人の若い男女が、研究員達を相手にさまざまな実験や、
検証を行っていた。彼らは、朋子の異様な姿を見ると、顔を引きつらせた。
「彼が、ジョーイ・ファレル。君もテレビで見たことがあるだろう。通称『スプ
ーン曲げのジョーイ』と呼ばれている」
「どうも」
へらへらとした愛想笑いを浮かべるその男は、まだ若い白人でかなりのイ
ケメンだった。
「ジョーイ、君の特技を朋子に見せてやってくれ」
「いいとも」
リチャードに即されて、ジョーイはポケットから一本のスプーンを取り出した。
いつでもパフォーマンスが出来るように、常に持ち歩いているらしい。ジョー
イ(22歳)はスプーンの柄を、右手の人差し指と親指で挟むと、真剣な表情
で擦り始めた。しかし、しばらく何も起こらなかった。
336作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/19(月) 10:49:44 ID:54R25onN
「むむむ・・・きたきたきたきた!」
ジョーイが、顔を真っ赤にしながら擦り続け、15分ほど経った時、突然スプ
ーンの柄が、飴のようにグニャリと曲がった。ジョーイはホッとしたようだった。
「おおっ、何度見ても素晴らしい!奇跡だ!ワンダフル!」
リチャードが興奮して奇声を上げ、拍手をした。朋子は顔を曇らせた。
「確かに、普通の人には出来ない、すごい事だと思うけど・・・」
スプーン曲げを成功させたジョーイは興奮していた。
「神に誓って、今のは、指の力で曲げたんじゃないよ。ここの研究員も、超能力
だと認めてくれている。実際、テレビ番組の収録の時は、緊張しすぎて出来
ないこともあるんだ。今日は成功して良かったよ。・・・どうだい、トモコ、俺に
惚れたかい?宇宙人なんて、俺のハンドパワーでイチコロだぜ!」
「そうね・・・」
朋子は、期待していただけに、調子に乗ってはしゃいでいる、リチャードとジョ
ーイの様子を見て、暗澹たる気持ちになった。
337作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/19(月) 11:35:37 ID:54R25onN
「そして、彼女がバーバラ・サンダース。彼女の特技は『カード当て』だ。彼
女は裏向きにした、カードに書かれた文字や記号を透視することが出来る」
次に紹介されたのは、ブロンドにピンクの肌、青い瞳を持つ、ハリウッド女優
ばりの美女だった。
「ハウ・ドゥ・ユー・ドゥ、ミス・シロヤマ。あなた、凄い格好ね」
バーバラ(23歳)は、化け物のような朋子の肉体に、同情するような眼差し
を向けた。その態度の中には明らかに自分の美貌に対する自信と、他人へ
の優越感が感じられた。
「彼女は、以前、ロサンゼルスでモデルや女優の仕事をしていた事もある。
我々CIAが目をつけ、ESP研究所にスカウトしたんだ」
「そう。で、彼女の能力も、見せて頂けるのかしら?」
朋子は、期待が裏切られ、なし崩しに、気力と全身の体の力が抜けて行
くような気がした。
「もちろんだとも、さあ、こっちのテーブルの方へ来てくれ。」
リチャードと朋子、バーバラは一つのテーブルを取り囲んだ。バーバラは
ポケットからトランプの束を取り出し、そのうちの5枚を裏向きにテーブルに
並べて、シャッフルするように朋子に言った。
「ミス・シロヤマ、どれでも、好きなカードを指差して頂戴。あたしの透視能
力で当てて見せるわ」
朋子は、一番右端のカードを指差した。バーバラは精神を集中し、穴の開
くほどカードの裏面をジッと見詰める。
338作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/19(月) 11:36:21 ID:54R25onN
「ウーン、ウーン、ウーン・・・・ハートの5」
バーバラは、そう言うなりカードをひっくり返した。カードの裏面はスペードの
9だった。
「あれっ、おかしいわね。ちょ、ちょっと待って、もう一度やらせて。今日は調
子が悪いのよ!いつもはこんな事ないのに・・・」
必死に取り繕い、あせっているバーバラを見て、朋子は、だんだんと、どうで
も良くなってきた。
「ダイヤの2。あれっ、また間違えた。・・・スペードの12。あっ、ほら見て、当
たったわ!」
バーバラは得意気に、当たったカードを朋子の鼻先に突きつけた。
「凄いわね・・・」
朋子は、そう言うしかなかった。
「朋子、次はリーディングが出来る超能力者を紹介しよう」
さらに案内しようとするリチャードを、朋子がさえぎった。
「ごめん、リチャード。あたし、長旅の緊張で疲れたの。少し休みたいわ、いい
かしら」
「あ、ああ、いいとも、用意している君の部屋に案内しよう。じゃあ、続きは明日
ということで」
「そうね、悪いけど・・・」
朋子はこれからどうしたものかと考えた。こんな調子では、アメリカもあてに
なりそうにない。宇宙人には未来永劫、勝てないような気がしてきた。



339名無し調教中。:2005/12/19(月) 13:08:51 ID:+CIsTOV+
なんだかスゴクオモシロスwww
朋チャソに同情しちゃったよ
340作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/19(月) 15:01:06 ID:54R25onN
「ねえ、先生。今までどおり、ウチの医薬品、使ってくださいよ!」
医薬品卸売商社の営業マン、田中泰生(32歳)は執拗に食い下がった。相手
はさざなみ市立大学病院で、飛ぶ鳥を落とす勢いで、権力を握りつつある財銭
教授である。
「いらんと言ったら、いらんと言ってるだろう。私は、もう地球製の医薬品など
使わんのだ!」
「そんなこと言わずに、お願いしますよ。せめて、消毒液とか、だけでもいいん
です・・・」
「だから、そんなものはいらないって。この病院では進歩したネオガイア星の医
薬品がいくらでも使えるんだ!あまり、しつこいと、お前を生体実験の実験材料
にするぞ!」
「そ、そんな・・・」
泰生は引き下がるしかなかった。大口の取引先を失い、また社長にドヤされる
に違いない。
(くそっ、なんだってんだ!宇宙人の医薬品がそんなに優れてるって言うのかい!)
泰生の勤めている会社は、それほど大きな会社ではない。さざなみ総合病院と
の取引がなくなれば、大きな痛手を受けてしまう。泰生は3年前に結婚し、賃貸
マンションに住む、幼い子供と妻を養っていかなくてはならなかった。がっくりと肩
を落として会社に帰りついた泰生に、事務員の笠木由美子(26歳)が声を掛けた。
「田中君、この領収書落ちないわよ。収入印紙が貼ってないでしょ」
「えっ?」
ポカンとして泰生は手渡された領収書を見詰めた。数日前、大学病院の医者達
を料亭で接待した時に使った、36200円の領収書だった。
341作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/19(月) 15:02:04 ID:54R25onN
「あ、本当だ。これ、酔ってて、手渡された時に気付かなかったんだ。笠木
さん、今回だけ、何とか頼むよ」
「ダメダメ。落ちないものは落ちないのよ。これは、田中君の自腹ね。どうし
ても落として欲しかったら、もう一度、このお店に行って、収入印紙を貼って
もらってきて!」
「・・・」
泰生は無言でコブシを握り締めた。
(この女、いつか殴ってやる)
泰生は、ムシャクシャしながら自分のデスクに座ると、タバコに火をつけた。
「田中君、禁煙よ、禁煙!もう、何度言ったらわかるの。張り紙が貼ってある
でしょう!頭悪いんじゃない?そんな事だからいつも社長に怒られるのよ!」
泰生は、仏頂面で、怒りにブルブルと震える手で、火をつけたばかりのタバ
コを揉み消した。
(何だってんだ、この女!俺が会社の業績を伸ばそうと毎日、必死で、取引先
に頭下げて回ってるって言うのに!オメエはいつも、涼しい事務所で、伝票の
アラを探してるだけじゃねえか!毎日、残業もせずに定時で帰りやがって!
たまには、サービス残業や休日出勤でもしてみろってんだ!大体、俺の方が
先輩なのに、なんで、いつも君付けなんだ?おかしいじゃないか!)
泰生は、はらわたが煮えくり返る思いがした。そして、その日の帰りの電車の
中である事を思いついた。

342ピタゴラス博士 ◆PITAaFJ7Tw :2005/12/19(月) 15:26:50 ID:tXjrZH9V
スプーン曲げとかトランプ当てとかいうのが凄く胡散臭くていい味出しているYO!
>>341
収入印紙はそんな高額じゃないから近所のコンビニで買って貼り付ければいいんじゃないかな?
343作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/19(月) 15:30:48 ID:54R25onN
「また君かね。何度言ったら判るのかね。君の所の医薬品は使わん、と言っ
てるだろう」
「いえいえ、教授。実は今日は別の用件がございまして・・・」
田中泰生の言葉に、財銭教授が興味を示した。この教授がリベートや接待に、
敏感な事は、前々から判っている。
「なにかね?」
「実は、うちの会社に、小生意気な女性社員が一人おりまして、ぜひ教授のお
力をお借りして懲らしめて頂きたいかと・・・」
泰生はカメラ付の携帯電話で隠し撮りをしてきた、仕事中の笠木由美子の写真
を、携帯電話の液晶画面に表示させて、財銭教授に見せた。
「ふむふむ、なかなかの美人じゃないか」
泰生は、由美子にこれまで受けてきた仕打ちを、オーバーに誇張して財銭教
授に語った。
「つまり、この女性社員を私の研究の実験材料に使ってくれ、というのだな。
ふむ、よかろう。では、この前、君が言っておった消毒液の件は、私から病院
の総務課の方に話しておこう。地球人の一般患者用には、高価かなネオガイ
ア星のものよりも、地球の医薬品の方が、安上がりでいいんじゃないか、って
な感じでな」
「ありがとうございます、教授。これでウチの会社も助かります!」
「なあに、礼には及ばんよ。困った時はお互い様だから」
数日後、笠木由美子の姿が、会社で仕事中に、いきなり白い光輝に包まれ、
忽然と消え失せた。泰生は、さざなみ総合病院との取引継続を、社長に褒め
られ、ついでに、うるさい事務員もいなくなって、一石二鳥で、密かに、ほくそ
笑んだ。
344作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/19(月) 19:38:52 ID:54R25onN
気がつくと笠木由美子(26歳)は、さざなみ病院の地下転送室にいた。
「ここはどこ?」
「ようこそ、由美子さん。ここは、ある病院の中だよ」
財銭教授は、彼の助手を務める地球人のインターン達に、由美子を手術室に
運ぶように指示した。
「ちょっと、離しなさいよ!何の権利があってこんな事するの?」
「この誘拐は、今年の3月にネオガイア星人と日本政府との間に、正式に結ば
れた条約に基づいている。ネオガイア星植民地総督府に属する機関は、日本
国内のあらゆる人間を自由に、生体実験の材料として徴発することが出来る
のだよ」
「そんな!だからって何であたしが・・・」
「君を、私の実験に、ぜひ、使ってくれと、ある人物から推薦があったのだ」
「推薦?誰が、そんなことを・・・」
由美子は暴れたが、インターン数人に力づくで押さえつけられ、有無を言わさ
ず、手術室に運ばれた。
「由美子君、君はタバコを吸うかね?」
「吸わないわ。だって体に悪いもの」
「そうかね。それは残念だ。これから君を人間灰皿に改造してあげようと思って
いるんだがね」
「人間灰皿???」
345作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/19(月) 19:39:30 ID:54R25onN
由美子は、この医者が言っている意味が判らなかった。しかし、すぐにインタ
ーン達の手によって衣服を全て剥ぎ取られ、全裸で手術台の上に固定された。
「まず、体を折り曲げて、両足を頭の後ろに回して、首元で組ませるんだ」
「はい、教授」
二人のインターンが両側から、由美子の足を一本づつ持ち上げ、力づくで折り
曲げて、頭の後ろに持っていこうとした。
「うぐぐぐ・・・痛い・・背骨が折れるうう」
由美子はミシミシと背骨がきしむ音が、聞こえたような気がした。
「教授、この女、体が硬いようです」
「デスクワークが仕事の事務職らしいからな。体は当然硬いだろうなあ。かま
わん、痛がっても、遠慮せずにやりなさい」
「うぐううう」
インターン達は、どうにか、由美子の両足を頭の後ろで組ませる事に成功した。
蟹を思わせる、ヨガのようなポーズである。オマンコとアナルも剥き出しだ。
「この両足を、このまま有機接着剤と金属ベルトで、一生外れないように固定
しよう」
由美子は、財銭教授の恐ろしい言葉に、顔を引きつらせたが、オマンコ丸出
しの恥ずかしい、このポーズのままでは抵抗することすら出来なかった。
346作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/19(月) 19:40:06 ID:54R25onN
「お願い、助けて・・・」
「駄目だ、駄目だ。お前、いつも、会社でそう言ってたんだろう?」
「うう・・・」
由美子は、シクシクと泣き始めた。両足の接着が終わると、財銭教授は、次
の部位の手術に取り掛かった。
「シンプルな手術で、あまり改造する部位はないんだがね。後は、勝手に逃げ
出したり、人間灰皿の利用者に危害を加えたりするといかんから、両手の指と、
歯を全部、除去させてもらうよ」
「ひいいいい、イヤ!やめてええ。何でもするからああ!」
由美子は狂ったように哀願した。しかし、願いは聞き入れられず、由美子の両
手の指と、口の中の歯は、インターン達の手によって麻酔なしで、一本づつ引
き抜かれていった。
「ぎゃあああああ!」
由美子は、大量に出血し、激痛に耐えかねて、何度も気を失った。やがて手術
が終り、細胞回復促進剤で傷口が塞がると、人間灰皿女が完成した。
347作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/19(月) 20:42:01 ID:54R25onN
「病院の喫煙室にでも置いとくか。おっ、そうだ。この人間灰皿を作ったのが私
だという事が、みんなに判るように私のサインを刺青しておこう」
財銭教授は、自動刺青ペンで、由美子の額に『2005年、12月19日。財銭吾
郎作』
と署名をした。
「これで、判るだろう。私の人体改造技術のレベルが向上していることを、さりげ
なく、ネオガイア星のお偉方にもアピール出来る」
財銭教授は上機嫌で、インターン達と共に、ほとんど動けない由美子の体を喫
煙室に運び込んだ。
「試しに私が使ってみよう」
財銭教授は、タバコを取り出し、火をつけてくゆらせた。そして、火の粉の混じっ
たまだ熱い灰を、パックリと開いた由美子のオマンコにポンポンと人差し指でタ
バコを叩いて落とした。
「熱っ!」
由美子が悲鳴をあげた。膣の粘膜に鋭い痛みが走ったのだ。
「これは、面白い。ではこれではどうかね。」
今度は、灰をアナルに落としてみる。収縮してぴったりと閉じた括約筋のつぼみ
が、熱さでヒクヒクと動いた。やがて財銭教授は、タバコが短くなって吸えなくな
ると、火のついた先を由美子の太腿に押し付けた。
348作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/19(月) 20:42:43 ID:54R25onN
「ぎゃあああ!」
由美子が絶叫した。
「口を開けろ。吸殻を食べるんだ」
タバコの吸殻など食べられるわけがない。由美子は必死に口を閉じて拒もう
したが、歯を食い縛ろうにも、肝心の歯が全て抜歯されていた。
「抵抗しても無駄だって。素直にした方が、君も楽だよ」
財銭教授は、楽々と唇をこじ開け、歯茎の間からタバコの吸殻をねじ込んだ。
恐ろしく苦い味が、由美子の口中に広がった。
「吐き出すなよ。そのまま飲み込め」
由美子は、涙を流しながら、言われるがままに、吸殻をゴクリと飲み下した。
とてつもなく不味く、嘔吐感がした。
「わっはっはっはっ。君は一生、人間灰皿女として生きるのだ。他の事は何も
考えなくていい。ある意味、素晴らしい人生だと思わんかね」
「オエッ、オエッ、お、思わないわ・・・苦しい、いっその事死んだ方がマシよ・・・」
「そうかね。それは残念だ。だが、歯を全部抜いておいたから、舌を噛み切る事
は出来んし、君が自分の意思で自殺する方法はないよ」
「鬼いっ!」
349作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/19(月) 20:43:26 ID:54R25onN
その日から、由美子の人間灰皿としての生活が始まった。食事は、タバコの
吸殻と、時々清掃員が、喫煙室の掃除のついでに持って来る、ドロドロした液
状の栄養剤だけである。オシッコとウンチは清掃員が回ってきた時に、彼らが
持ってくる決められた容器に排泄しなくてはならない。それ以外の時に勝手に
排泄し、喫煙室の床を汚すと、食事抜きや、電気ショックなどの厳しい罰を受
けるのだ。由美子は泣き続けたが、誰も助けてくれる者はおらず、由美子の
オマンコやアナル、お尻、太腿、下腹部、乳房などは、喫煙者によって押し付
けられたタバコの火で、日に日に火傷が増えていった。そして1週間が過ぎた
頃、由美子は、ふと懐かしい声を耳にした。
「笠木さん、久しぶりだね」
一週間前まで働いていた会社の営業マン、田中泰生の声だった。
「田中君?田中君なの・・・お願い、助けて・・・」
息も絶え絶えに由美子が哀願した。
「相変わらずだね、笠木さん。先輩の僕に向かって、君付けかい?」
泰生の口調は冷たかった。
350作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/19(月) 20:44:10 ID:54R25onN
「いい格好だよ、笠木さん。君にはお似合いだ。会社で事務処理をやっている
姿よりも、よっぽど似合っているよ。あ、そうだ、君の後任に、女子社員が来て
ね。君より、若くて美人だし、君に突き返されたあの領収書も、事情を説明した
ら、『じゃあ、コンビニであたしが収入印紙を買って、処理しときます』って言っ
てくれたよ。君とは大違いだ」
由美子の胸をふと疑惑がよぎった。
(まさか、あたしを実験材料に推薦したある人物って、田中君?)
「おい、なんだよ、その目は。俺に恨みでもあるのかい?これからもたまには、
会いに来てやるからよ。この病院は俺の担当なんだ」
(やはり、この男だ)
由美子は確信した。泰生はポケットからタバコを取り出すと口に咥えて火をつ
けた。
「うまいねえ。動けない君のオマンコを見ながら吸うタバコは、実にうまい・・・」
泰生はジロジロと火傷だらけの由美子の体を舐め回すように見て、絶望に沈ん
だ由美子の表情を楽しんでいるようだった。やがて、泰生はタバコを吸い終わ
ると、短くなったタバコの火を揉み消すために、由美子のクリトリスに押し付けた。
「ぎゃあああああ!」
由美子の絶叫が、喫煙室に木霊した。
351作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/19(月) 20:47:48 ID:54R25onN
人間灰皿編、終りです。リクを一つ消化しました。
これは、純然たるフィクションなので、良い子は絶対にまねしちゃ駄目だよ。

最近寒いので外に出る気がせず、筆が進んでいます。
352名無し調教中。:2005/12/19(月) 21:01:01 ID:mQrpOoKi
>>351
乙ですww
作者タソのネオガイアは最高ですね!
寒波も悪いことばかりじゃない・・・w
353名無し調教中。:2005/12/20(火) 00:41:00 ID:oxJafWpf
収入印紙を介して作者と読者のコラボレーションナイス!
354名無し調教中。:2005/12/20(火) 01:43:27 ID:2hfaYfPv
ホントにねw
355名無し調教中。:2005/12/20(火) 20:31:13 ID:Lym0c81P
灰皿編面白かった、抜歯後に普通に喋れるのはどうかと思ったけど相変わらず文章が巧いね
356名無し調教中。:2005/12/21(水) 00:14:34 ID:vIYvYd7W
タバコの吸い殻って食べると死ぬよね?よね?
357名無し調教中。:2005/12/21(水) 00:45:14 ID:2DJ6VCZl
>>356
ネオガイアの流動食にヒントがあるんジャマイカ?w
358名無し調教中。:2005/12/21(水) 10:10:10 ID:2oaQVqfr
>>356
不自然なポーズで固定されて運動出来ない状態でも挫創やエコノミー症候群にならないのだから
なんらかの健康を維持する処置がされてるものと。
その恩恵で急性ニコチン中毒死しないものと。
ちなみに短くなった吸殻の場合の中毒死量は10本位か?
359名無し調教中。:2005/12/21(水) 20:36:01 ID:sUYZlJ24
>>356
そういうこと言ってたら今までの話全部成り立たないからw
360名無し調教中。:2005/12/21(水) 23:01:41 ID:6BVeEAFx
いっそ、煙草は嫌いなままだけど
ニコチンだけをを栄養として摂取できる体にされてるとかどうだろ
361名無し調教中。:2005/12/22(木) 12:38:26 ID:WUO8W8WZ
よくわかんないけど・・ 収入印紙って判子押さなきゃいかんのジャマイカ?
362作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/22(木) 15:34:20 ID:SOctvWFq
小林誠二は、目を覚ました。ぼんやりとした明かりがついている狭い部屋だ
った。うつぶせに寝ている姿勢から立ち上がろうとして、四肢が鎖で拘束され
ている事に気付いた。
(あれから、どれくらいの年月が経ったんだろう・・・)
意識がハッキリしてくると誠二はとりとめもなく考えた。あの事件があって以来、
悪夢のような出来事が連続して起こり、今、自分の身に起こっていることが、
夢なのか現実なのか区別がつかない。あれは、確か、2003年9月の秋晴れ
の、すがすがしい日・・・その日まで誠二は県内随一の名門進学校で、将来の
ために受験勉強に励む、希望にあふれた高校2年生だった。将来の夢は、大
学卒業後に、公務員になる事。誠二が小学生の頃より続く、不景気な、今の世
の中では、その選択が、一番安定した幸せな人生を送れるように思えた。そう
考えて誠二は、小学生の頃より、ひたすら塾に通い、進学率ナンバーワンの
名門私立清林館高校に進学したのだった。しかし、学校で、全体朝礼が行わ
れたあの日、誰も予想しなかった事が起こった。突如、凶悪な宇宙人がUFO
で校庭に出現し、力づくで約1000人いた生徒と教員を、一人残らず、宇宙の
彼方へ連れ去ったのだ。彼らの目的は、人間を牧場でブロイラーのように飼い、
食用のために繁殖させることだった。
(お腹が空いたな・・・)
全裸で鎖に繋がれた誠二は、のそのそと、前に這い進んだ。誠二の入れられ
ている厩舎の鉄格子の前には、溝があり、そこをドロドロとした液体が流れてい
る。栄養満点だが、味も素っ気もない、その不気味な液体が家畜となった誠二
の餌だった。誠二は厩舎の他の檻からも、かつて、清林館高校で共に学んだ
生徒達が、無数に首を突き出して、餌を貪っている光景を目にした。
363作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/22(木) 15:35:06 ID:SOctvWFq
(生き残っているのは女生徒ばかりだな。男はあらかた食われちまったか・・・)
誠二は物悲しく考えた。男子生徒は、繁殖のための種人間を残して、ほとん
どが、太らされた挙句に屠殺されたようだ。女生徒は、繁殖のために子供を
生まされ続けている。誠二は運よく種人間に抜擢されたため、殺されずに済
んでいた。
(俺が生き残っているのは、早漏で、しかも、オナニー好きだったからだ。受験
勉強をしていると、どうにもチンポがムズムズして、一日、3回ぐらいオナニー
することも、ざらだったからな。考えてみれば、種人間には、もってこいだよな)
まずい餌を腹いっぱい食べ、部屋の真ん中にある穴に排泄を終えた誠二は、
牧童アンドロイドによって手足の鎖を外され、首輪をつけられて、交配相手の
女生徒のいる厩舎へと連れていかれた。今日の一人目の交配相手は、かつ
て、同じクラスの委員長だった大沢涼香だった。美人で性格も優しかった涼香
は、成績優秀で、マドンナ的な存在の美少女だった。
「大沢さん、元気かい?」
「ええ、元気よ。この前生んだ、赤ちゃん、ひょっとして小林君の子供だったか
もしれないわ」
「・・・・」
364作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/22(木) 15:36:06 ID:SOctvWFq
誠二は答えにつまった。誠二は種付けをしただけで、涼香が妊娠していた
事実も知されておらず、生まれた赤ちゃんを見たこともなかった。何しろ誠
二は種人間として、500人余りの女生徒と一日、10人づつ、毎日、順番に
セックスしなければならないのだ。
「あたし、ここに来てから赤ちゃんを生んだのは、これで3人目よ。時間の
感覚が麻痺しちゃって、よく判らないけど、あの全体朝礼の日から、もう、
2、3年は、経ったみたい」
「2、3年か・・・お父さんやお母さんや弟、それに中学生時代の友達は、今
も普通に暮らしているのかな」
誠二は、今、自分がいる場所が、地球から、遠く離れた牧畜惑星である事
すら判っていなかった。
「喋ッテイナイデ早ク、交配ヲシロ、家畜327号!」
牧童アンドロイドがせきたてた。誠二は、一日に最低、10人の女生徒と、種
付けのためのセックスをしなくてはならないのだ。
「大沢さん。仰向けになって」
「うん」
誠二は、素直に仰向けになって足を開いた涼香に、のしかかっていった。こ
の絶望的な状況で、牧童アンドロイドに反抗してもしょうがない。彼らは無力
な、ただの家畜なのだ。誠二が指先を伸ばすと、涼香のオマンコはすでに
ヌルヌルだった。
「来て、小林君・・・あたし、今まで、黙ってたけど、小林君のことが、ずっと好
きだったの。だから、小林君の子供かもしれない、赤ちゃんを産んだ時、とっ
てもうれしかった・・・」
「えっ・・」
365作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/22(木) 15:36:51 ID:SOctvWFq
勃起したチンポを挿入した誠二は、突然の告白に戸惑った。頭に血が上って、
どう答えていいか判らず、とっさに、聞こえなかったフリをして、そのまま腰を
振り続けた。早漏である誠二は3分で射精した。
「終ワッタノカ、家畜327号」
「ああ・・」
「サスガハ、成績優秀ノ、種人間ダ。序々ニ、交配ニカケル時間ガ短縮シテキ
テイル。今日ハ体調ガ、イイヨウダカラ、20人ノ牝ト交配出来ルヨウニガンバ
ッテクレ」
「ああ、わかったよ、やってみるよ」
誠二はぶっきらぼうに答えた。ここでは、早漏と、精液の分泌量の多さが、
人間の価値を決める偏差値となるのだ。
「小林君、またきてね・・・」
3分では物足りず、名残惜しそうな涼香を残して、誠二は、その厩舎を出た。
いつどの牝と交配するかに関しては、誠二にはなんの権限もない。全ての
交配スケジュールは、もっとも効率良く人間を繁殖させるよう、牧場の管理
コンピューターが決定するのだ。誠二は首輪に、繋がれた鎖を牧童アンドロ
イドに引かれて、次の交配相手のいる厩舎へと向かった。

366作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/22(木) 16:41:41 ID:SOctvWFq
「最近、調子はどうだい?ジ・モル・モン」
地球から1万光年離れた、牧畜惑星ア・ムーの牧場経営者、ジ・モル・モン
の元を、かつての同業者であるセ・ラ・フィムが訪れた。二人とも銀河系の
支配種族であるグレイの出身である。
「調子は良いよ。実は、最近、密かに新たな人間肉のブランドを立ち上げ
ようと思ってね」
「ほう、新ブランドか・・・」
セ・ラ・フィムは頭部についたダークブルーの巨大な目を輝かせた。爬虫
類型生物であるグレイにとって、哺乳類型生物である人間の肉は最高級
のグルメ食材なのだ。
「『セイリンカン』っていうブランド名で売り出そうと思っている。捕獲された
野生の地球人をベースにして、今、うちの牧場で繁殖させている。生まれ
た子供には、成長促進剤は一切つかわず、出荷出来るほど頭数がそろっ
たら、自然のままの食材としてアピールするつもりだ。」
「えっ、成長促進剤は使わずに?なんだか、時間がかかりそうだな・・・」
「あわてる必要はないさ。なんたって、俺達グレイは、数千年の寿命があ
るんだからな。慌てると、あんたみたいな事になっても困る」
セ・ラ・フィムは、ジ・モル・モンに昔の事を掘り返されて、少しムッとしたよ
うだった。
「ああ、あの事か。あれは、もう思い出したくもない!」
367ピタゴラス博士 ◆PITAaFJ7Tw :2005/12/22(木) 16:41:56 ID:btVmlCgJ
3分で射精するのは尋常じゃないな。
オナーニするときでさえもうちょっと時間かかる(w
ってか、1日20回セクースできるわけ?
368作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/22(木) 16:42:43 ID:SOctvWFq
約2000年前、食肉業者だったセ・ラ・フィムは地球から、数千人の古代ギリ
シャ人を誘拐し、当時、彼の所有であった牧畜惑星で、爆発的に繁殖させた
のだ。成長促進剤を多用したために、家畜は短期間で数十億人に繁殖し、
食肉市場は供給過多で飽和状態になった。その結果、最終的に人間肉の
価格は下落した。そして、とうとう500年前、彼の経営する精肉会社は、生
産コストを賄いきれずに破産したのだった。しかも、忌々しい事に、その後、
撤収費用も捻出出来ずに放置された牧場惑星で、家畜であった人間が自
然繁殖し、グレイが残したアンドロイドや、自動催眠教育装置の助けを借りて、
科学技術まで身につけてしまった。そして今から、約200年前、宇宙航行さ
え行うようになった家畜人間がネオガイア星人を名乗って独立宣言を行うに
至って、セ・ラ・フィムはグレイの政財界から激烈な非難を浴び、ネオガイア
星人の母星となった牧畜惑星の、法律的な所有権すら失う破目になった。
現在、セ・ラ・フィムは完全に食肉業からは、手を引いている。
「肉の供給管理は、慎重にやらんとな。どうだね、一つ『セイリンカン』を試食
してみるかね」
「ああ、味あわせてもらおう。ジ・モル・モン、あんたのプロデュースする、未
来のトップブランド肉の味をね」
ジ・モル・モンは冷凍保存されていた、清林舘高校の男子生徒の肉の一部を
解凍して、食卓に運ぶように調理アンドロイドに命じた。ついでに清林舘高校
の女生徒から搾り取った母乳と愛液のスープも添えさせた。
「うん、確かにうまい!これは、いけるな!」
「だろう、セ・ラ・フィム!」
ジ・モル・モンは得意気に、3本の指で、セイリンカンの肉を引き千切り、貪った。
369作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/22(木) 18:15:43 ID:SOctvWFq
小林誠二の今日の13人目の交配相手は、元担任の国語教師、鈴木景子
先生だった。景子先生の年齢は、あの全体朝礼の日の時点で、27歳だっ
たはずである。
「小林君、お願い、あたしを妊娠させて!」
景子先生は、すがりつくような目で誠二を見た。
「あたし、ここへ来て、まだ一人も子供を生んでいないのよ。他の女生徒と
比べて、歳もくっているし、このままだと近々、子供を生めない女として、食
肉用に屠殺されてしまいそうな気がするの!」
誠二は疲れ切っていた。今日は朝から連続で12人の女生徒とセックスをし、
もはや射精をしても、うすい透明の液体しか出なくなっていた。
「・・ああ、先生、なんとか頑張ってみるよ」
誠二は、意識が朦朧とし、フラフラとよろめくように歩み寄ると、景子先生の
裸身を抱きしめた。疲労のあまり吐きそうだった。
「小林君!もっと真剣にやってよ。そんなんじゃ妊娠しないわ。ほら、先生の
オマンコをもっとよく見て!」
景子先生は、必死に自分の手でオマンコを押し広げ、指で刺激して愛液を
溢れさせた。
「ほら、こんなに濡れているのよ!」
誠二のチンポはグンニャリとしたままだった。景子先生は泣き出しそうになった。
「お願い、おチンチンを立たせて!」
景子先生は、自ら、誠二のチンポを口に含むと、舌で、懸命にしゃぶり始めた。
なんとか妊娠しないと、明日の命の保障もないのだ。誠二はしゃぶられなが
ら、ウトウトと眠りそうになった。
370作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/22(木) 18:17:40 ID:SOctvWFq
「小林君!寝ないでっ」
「あ、ああ、うーん・・・」
20分後ようやく、誠二のチンポが勃起した。景子先生は、せっかく勃起し
たチンポが萎える前にと、あわてて口を離し、誠二を仰向けに寝かせて、
腰の上に馬乗りになった。
「入れるわよ。小林君」
景子先生は腰を沈め、激しく振り立てた。しかし、オマンコの中で再び、
誠二のチンポはグンニャリと縮んでしまった。見ると、誠二はスヤスヤ
と眠っていた。
「もう!寝ないでって、言ってるでしょ!」
景子先生は、激怒した。両手で誠二の両肩を鷲掴みにすると10本の
指で爪を立て、かきむしった。
「うっ、痛えっ!」
誠二は目を覚ました。とたんに景子先生の顔が目の前に迫り、強引に
唇を重ねてきた。
「むぐっ・・・」
口に中に無理矢理舌を入れられ、完全に目を覚ます。
(く、苦しい、息が出来ない・・・)
元々、景子先生は、男子生徒の憧れの的であった、清林館高校きって
の美人教師である。それが痴女のように、自ら激しく、誠二の肉体を求
めているのだ。誠二はなんとか再び勃起し、長時間、悪戦苦闘したが、
とうとう射精には至らなかった。
371作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/22(木) 18:18:16 ID:SOctvWFq
「時間切レダ」
牧童アンドロイドが告げた。
「少し休ませてくれ」
「駄目ダ。今日中ニ後7人ト交配シナクテハナラナイ」
「無理だって」
「家畜ニ拒否スル事ハ出来ナイ」
牧童アンドロイドは嫌がる誠二を無理矢理立たせ、次の厩舎へ引っ張って
行こうとした。誠二は、歯を食い縛ってヨロヨロと立ち上がると、歩き出した。
一方、射精させる事が出来ず、今日も精液を体内に吸収することが出来な
かった景子先生はシクシクと泣いていた。
「あたし、このままじゃ、殺されちゃうわ・・・」
単なる食用の家畜に落とされ、人としてのプライドも尊厳も、一片のカケラも
残さず奪われた人間達の、地獄の日々は果てしなく続く。彼らが、食肉用と
して屠殺される日まで・・・


372作者 ◆zCS1o.kilU :2005/12/22(木) 18:25:21 ID:SOctvWFq
人間牧場編,終りです。

タバコの吸殻を食べた際の、致死量の件については、よくわかりません。

人間が一日20回もセックス出来るのかどうかも、実際にやった事がないのでわかりません。

詳しいデータをお持ちの方や、経験のある方がいたら教えて下さい。または、資料のある
ホームページのリンクを貼って頂けると参考になります。
373名無し調教中。:2005/12/22(木) 19:40:33 ID:vVTa6soR
>>372
これは名作だとオモ!
しゅげえ面白かった!!
374名無し調教中。:2005/12/22(木) 21:31:54 ID:/Qj/kF26
ピタゴラスとかいう猿がウザイです。
アイデアも出さずにケチつけるだけなら
ROMってろよ

そんな猿の糞レスに毎回キチンとしたレスを
返す作者たんスバラシス
375名無し調教中。:2005/12/22(木) 22:01:24 ID:pv2Ijd9V
>>372
そんなの、科学の力でなんとかするっ!
後付でもいいじゃん。…いや、逆に強引な後付から良いネタが生まれるかも知れないっ!

ファイト!

376名無し調教中。:2005/12/22(木) 23:58:18 ID:+FTQMnjw
オレ40代だけど1日に3回オナニーした事あるから
10代後半なら10回位可能だろ。
377名無し調教中。:2005/12/23(金) 03:46:26 ID:t/my9Wr5
>>374
モチツケw
378エロガッパ ◆gXIWJpzFXw :2005/12/23(金) 23:34:58 ID:qjm97NpR
作者タソ リクの人間灰皿編感謝でつ。
傑作でつよ。ありがとうございますた。

この調子で無理なく気が向いたときにで結構ですから創作を続けて下さい。
379名無し調教中。:2005/12/26(月) 18:03:03 ID:7+7MFmDb
今年のこのスレはプレゼント無しか…
380ピタゴラス博士 ◆PITAaFJ7Tw :2005/12/28(水) 12:24:23 ID:xvtDWGuF
>>379

ピタゴラス博士は肛門の先に物質瞬間転送装置を接合する改造手術をしながら、
麻酔無しの激痛で半狂乱になっている作者に声を掛けた。「地球ではクリトリスとかいう
祭りがあるようだが、お前にもプレゼントをしてやったぞ。この装置を使えば
もう便秘で苦しむこともないし、おならのにおいで周囲を迷惑させることもなくなるだろ?(w」

普通の地球人ならここで喜んだだろうが、ピタゴラス博士の悪辣な改造手術を知っている作者は、
薄気味が悪くなった。確かに作者は1週間分の糞を貯めたこともあるほどの便秘持ちだったが、
この話には何か裏があるに違いない、そうに決まっている、作者はそう直感した。

ピタゴラス博士は作者に逝った。「お前、今ここで気張ってみろ? 嫌なら電撃を与えるぞ?」
作者は「びびるとウンコが出せないんで穏便におながいします。うーむ。うぐぐ」と唸ったが、
「あれ、ウンコでない、肛門から出て行ったのに、便器に落ちない」とつぶやいた。すると、
ピタゴラス博士が実験室の奥にある装置を見せて、「あれはお前の肛門に接合している物質転送装置の端末じゃ
ものすごい勢いでお前のウンコが出てくるぞ。今度は4日分くらい貯めていたのか?臭い、臭いぞ。
全くあきれる。ガハハハ」と腹をよじりながら笑った。作者は
381ピタゴラス博士 ◆PITAaFJ7Tw :2005/12/28(水) 12:33:45 ID:xvtDWGuF
>>380 承前

ピタゴラス博士につられてげらげら笑った。

「ところで作者や、この物質転送装置は逆向きにも作動させることができるのは分かっているよな。
これをお前の中に入れる。この転送装置のおかげで改造手術にも幅が広がってすばらしい」
ピタゴラス博士が持っていたのはガスボンベのようだったが、
作者がぼんやりしていると博士はそのボンベのようなものを転送装置の端末に差し込み、
作者は腹に異物感を感じた。相変わらず作者は、ピタゴラス博士が何を考えているのか分からなかったが、
次の瞬間、股の間が燃えるように熱くなり、上へ飛んで天井に頭をぶつけた。
作者は頭と股間を同時にさすりながら、死刑宣告のようなピタゴラスの声を聞いて、うなだれた。
「ちょっと火力が強すぎたか。これからはお前にもサイボーグとして空を飛びながら戦ってもらうぞ。
こっちは便秘を治してやったんだからありがたく思え。」

(完)

以上、作者タソへのショートストーリーのプレゼントですた。
382名無し調教中。:2005/12/31(土) 00:17:45 ID:B6iDn7U5
作者タンガンガレ
383名無し調教中。:2006/01/01(日) 01:45:31 ID:RFSqcbuj
ageましておめでとうございます
384作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/02(月) 11:51:16 ID:udix5bYd
あけましておめでとうございます。
読者の皆様方に、昨年はいろいろとお世話になりました。


今年の目標としましては、千鶴編を現代まで戻したい。なんと去年1年間で、
時代が100年も進んでいない事に気付き、ショックを受けました。

あと、まとめサイトの、イメージ画像のコーナーを充実させたい。コラは自分で作れるので、絵も自分で
描けるようになれば一番手っ取り早いのですが・・・もちろん、協力して頂ける方がいれば、大歓迎です。

出版、アニメ化、マンガ化など、夢のようなことも考えたりもします。取り合えず、1個づつ、自分で出来る事から、
やっていこう。
385名無し調教中。:2006/01/05(木) 23:47:11 ID:A14QFQiK
作者タンガンガレ超ガンガレ
386名無し調教中。:2006/01/06(金) 01:20:28 ID:8UXf6xZK
作者タソ、スキ!
387名無し調教中。:2006/01/08(日) 05:54:54 ID:U4OqHMr4
上げ
388作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/10(火) 11:18:47 ID:eUnN6Gcp
16世紀後半、伊賀の国。伊賀忍者の頭領、百地三太夫の屋敷では、忍者の頭
だった者たちを集めた密議が行われていた。
「尾張の織田家が急激に勢力を拡大している。桶狭間で今川義元を破った後、
美濃の斉藤家を下し、都に兵を進めおった。すでに、足利将軍家は織田信長
の傀儡に成り下がっておる!」
百地三太夫は、押し殺した声で憎々しげ言った。暗い部屋で、囲炉裏を取り囲
んだ、伊賀十一人衆は一様に険しい顔つきをしている。
「あの信長と言う男、只者ではない。他国を攻め落とす速度が速すぎる。他の
馬鹿な大名どものように我らの意のままに操る事もかなわぬ。」
「あやつに権力を握らせては、何をしでかすか判りませぬな」
十一人衆の一人、石川五右衛門が言った。
「古来、大和の国に都があった古より、この国を影から操ってきたのは、我らが
忍びの一族だ。天皇家すら我らの存在なしでは成り立たぬ。ましてや侍の頭領
である源氏や足利の将軍など、全ての時代を通して、我らの暗殺の恐怖におび
え意のままに動く操り人形にすぎなかった」
百地三太夫は熱く語った。
「侍どもの戦の勝敗も、我ら忍びの者が、影より決める。歴史上に名だたる合戦
は、我らが勝たせたい、と考えた側が勝って来たのだ。つまり、日本の真の支配
者は我々、『忍び』に他ならぬ!」
一同はうなづいた。
389作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/10(火) 11:19:53 ID:eUnN6Gcp
「しかるに、あの信長と言う男。我らの術中には全くはまらぬ。我の申し出
をことごとくはねつけ、潜伏させた者の報告によると、やつの野望は、日本
を支配し、天皇家をも廃することであるという。しかもその後、朝鮮や明、天
竺への侵攻も考えているという」
「なんと、天皇家を廃絶!・・・天竺、明への侵攻など、ただの妄想に過ぎぬ
のではありませぬか!」
十一人衆の一人、上月佐助こと通称、猿飛佐助が叫んだ。
「いや、やつは、本気らしい。しかも許せんのは、木下藤吉郎めだ。やつの
家系はもともと我ら伊賀衆が、尾張の国に潜伏させておった草の家系だ。
であるのに、やつは出世欲に取り付かれ、我らを裏切り、織田信長の家臣
となっておる」
「抹殺せねばなりませんな。」
石川五右衛門が静かに言った。
「我ら伊賀衆の総力を挙げて、信長の野望を阻止するのだ!天下統一をも
くろむ、信長を抹殺し、現在の群雄割拠の状態を今後も維持するのだ。戦が
無限に続くその状態が、我ら忍びの者にはもっとも都合がよい。よしんばど
こかの大名が天下を統一するにしても、それは、我らの意のままに動く人物
でなくてはならぬ」
「すでに、織田信長と木下藤吉郎のもとへは、それがしの配下の手だれを、
送りこんでおります。近日中には朗報をお届け出来るかと・・・」
石川五右衛門が請合った。伊賀十一人衆は織田信長を、歴史から抹殺でき
ることを信じて疑わなかった。
390作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/10(火) 12:58:47 ID:eUnN6Gcp
紀元1572年、近江の国、横山城に羽柴秀吉と改名した木下藤吉郎と
久石千鶴はいた。サムライに取り立てられた秀吉は、出世を重ね、現在
では織田四天王の一人となって、この城を任されている。千鶴はその秀
吉の草履取りだった。
「俺もとうとう、城持ち大名だぎゃあ」
秀吉(35歳)は上機嫌だった。この城は最前線にあり、いつ敵に攻められ
て全滅してもおかしくないのだが、出世欲にとりつかれた秀吉にはそんな
ことなど、どうでもいいらしい。
「千鶴、せんずりの手伝いをするだがや」
「はい、秀吉様」
千鶴は、胡坐をかいた秀吉の着物の前をはだけ、短小なチンポをさすり始
めた。秀吉は若い頃からオナニーが大好きで、女と実際にセックスするより
も、オナニーのほうが好きらしい。千鶴が懸命に右手で秀吉のチンポをさす
っていると、そこへ秀吉の奥方である寧々(ねね)がやって来た。
「お前さん、また、せんずりをしているのですか。いったい一日に何回やれ
ば気が済むのです。そんなことだから、精が薄くなって、あたし達の間には、
いつまで経っても子供ができないんですよ!」
寧々は、機嫌が悪かった。
391作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/10(火) 13:00:00 ID:eUnN6Gcp
「そんなことないだで。子供は天からの授かりものだで、そのうち出来るが
や・・・」
秀吉は寧々に怒られて、情けない声で言った。
「お前さん、その言葉はもう聴き厭きました。一体、今年でいくつになると思っ
ているんですか!」
「35だで・・・まだまだ若いだで・・・こうやって日に、5回はせんずりこけるだ
で・・・」
「もう知りませんっ!」
寧々はそう言い捨てると、奥の部屋へと去っていった。しばらくして秀吉は、
千鶴の手の中に射精した。
「せんずりの何が悪いんじゃ・・・」
秀吉が、情けない声でつぶやいた時、突然、天井の板が外れて、黒装束の
忍者が飛び降りてきた。
「木下藤吉郎、覚悟!」
「うわっ、な、なんだ!」
忍者が秀吉に手裏剣を投げつけた。千鶴がとっさに懐に入れていた草履で
なぎ払う。
「み、皆の者!曲者じゃ、出合え!出合え!」
秀吉が叫ぶと、大勢の武士達が駆けつけてきた。忍者は、刀を構えた武士
達に包囲されて後ずさる。追い詰められた時、突然、忍者は懐から煙玉を
取り出し、畳に投げつけた。
「ごほっ、ごほっ、な、なんじゃこりゃ!」
もうもうと立ち込める煙で、辺りは全く何も見えなくなった。
「秀吉様、危ないっ!」
煙を隠れ蓑に、小刀を構えて突進してきた忍者の前に千鶴が立ちふさがった。
1500年にも及ぶ人生で、千鶴の体術と五感は、超人的なまでに高められ
ている。視界がさえぎられていても、わずかな気配と音で相手の動きが読め
るのだ。手練の忍者であるはずのその男は、あっさりと千鶴の正拳突きと蹴り
で、ノックアウトされ、その場に取り押さえられた。
392作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/10(火) 13:00:49 ID:eUnN6Gcp
「どこの大名に雇われたか、白状するがや!」
煙が晴れた部屋で、秀吉が詰め寄った。武士達の手で、黒い覆面を剥ぎ
取られたその忍者は、まだ20歳にもならない少年だった。
「裏切り者の藤吉郎!俺はどこにも雇われはせぬ。伊賀の頭領、百地三
太夫様が、裏切り者を抹殺せよ、との仰せじゃ!」
少年は果敢に叫んだ。
「百地・・・それは、筋違いだで。確かにわしの親父は、尾張の中村に住み
着いた、忍びの草だったようだども、わしは、違うだで。どこで何をし、誰に
仕えようとわしの自由だがや」
「草の子は、草じゃ!」
「子供に道理を問いても判らんだか。お前、名は何と言うんじゃ?ええ?」
秀吉は、諭すように尋ねた。少年忍者は胸を張った。
「俺の名か?俺の名を聞きたいのか?俺の名は、山川桃之助。聞いて驚け!
俺のご先祖様は、あの有名な桃太郎だ!」
「桃太郎?あの鬼退治をしたと言う、昔話の桃太郎のことだか?」
「そうじゃ!俺は正真正銘の桃太郎の子孫だ!」
秀吉は胡散くさそうに桃之助と名乗る少年忍者を眺めた。傍らで、そのやり
取りを聞いていた千鶴は、突然あることに気付いた。
(まさか、桃太郎の子孫・・・と言う事は。)
千鶴は、はるか昔の出来事を思い出した。1000年近く前の出来事だ。山賊
から逃れた千鶴は半死半生で、親切なお爺さんとお婆さんに助けられ、山賊
に強姦されて宿した一人の男の子を産み落とした。その子供に、確か、桃太
郎と言う名前を付けた筈だった。
(この少年は、あたしの血を引いている。)
千鶴は愕然として、その少年の顔をまじまじと見詰めた。
393名無し調教中。:2006/01/10(火) 13:49:46 ID:7CDV732e
ふと思ったのですが、
人は両親から生まれて来ます。
その両親も二人の両親から生まれてきます。
つまり、親は二人、祖父母は4人、曾祖父母は8人と
2の二乗ずつ増えて行きます。
単純に3世代で100年と考えると1000年もさかのぼれば
その数は億を軽く超えます。

まして、10代で嫁いで20代で子供をもうける時代など
5世代で100年と考えると誤差はあるかもしれませんが、かなりの数でしょう。
これを逆に下る方で考えると、全ての子孫が二人ずつ子供をもうけるとは考えにくいですが、
子だくさんな時代でもあり、その増え方は尋常ではないのではないでしょうか?

するってーと、この時代の人間は皆何らかの形で千鶴の…、
いやこれを読んでるあなたも私も(ry
394名無し調教中。:2006/01/10(火) 15:57:28 ID:C1wJK6dR
作者タンキター
395名無し調教中。:2006/01/10(火) 17:06:32 ID:lvs59s6h
ルパーン!
396ピタゴラス博士 ◆PITAaFJ7Tw :2006/01/10(火) 18:51:28 ID:Bmy2zmBE
>>393
昔は子供が生まれても育って成人になるとは限らない。
どこかの代で戦乱とか饑饉で根絶やしになってしまうこともある。
だから代々子孫が続いているのは現代ほどありふれたことではない。
397名無し調教中。:2006/01/10(火) 19:33:27 ID:Nr0UvVzh
千鶴キタ-----(゚∀゚)!!!
398名無し調教中。:2006/01/10(火) 19:42:24 ID:C1wJK6dR
ピタゴラスウゼーーーーーー!!!!
399作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/10(火) 22:53:28 ID:eUnN6Gcp
>>393

800年前に生きたジンギスカンの遺伝子を持つ人間は、現在、世界中に1000万人ほどいるそうです。
つまり、彼と彼の子供たちは征服した土地で、女を犯しまくったのでしょう。
400名無し調教中。:2006/01/10(火) 23:53:00 ID:LmGmgJbh
よんひゃきゅー
401作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/10(火) 23:58:56 ID:eUnN6Gcp
その頃、美濃の国、岐阜城では織田信長(39歳)が一人の美少女を抱いて
いた。少女は最近、信長が京の都で拾った愛妾の一人で、まだ16歳の初々
しい娘だった。
「そちの名は、何だったかな?」
挿入して腰を振りながら信長は尋ねた。無数の愛妾を持つ信長は一人一人
の名前などいちいち覚えていない。
「桃江でございます・・・山川桃江と申します」
「そうか、そうだった。桃江ちゃんだったな。その名のとおり白桃のような尻だ
ぞ。」
「もう、お館様ったら・・・」
年の割りには、妙に艶めかしい女だ、と信長は思った。ふと、以前出会った千
鶴と言う女の事を思い出す。そう言えば、どこか面差しが似ているような気がし
なくともない。桃江は、戦火に焼け出された公家の娘だと言っていたような気が
するが、その肉体を味わいながら、そのしなやかな筋肉の締まり具合は、到底、
公家の娘だとは思えなかった。
(やけに鍛えられた体つきをしておる。こやつ、公家の娘などではないな・・・)
「あ、ああ、お館様。気持ちいい!」
喘ぎながら桃江は考えていた。
402作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/10(火) 23:59:41 ID:eUnN6Gcp
(このまま、忍法マン締めの術で、信長の逸物を食い千切ってやろうかしら)
桃江は伊賀の頭領、百地三太夫が差し向けた刺客だった。秀吉暗殺を試みた
山川桃之助の実の妹である。もちろん桃江は、厳しい訓練を受けた手練のくノ一
だった。桃江が、忍法マン締めの術を使おうとした瞬間、信長が射精した。
(しまった、一瞬遅かった。・・・駄目だわ。これじゃあ、マン締めの術が使えない)
信長は萎縮したチンポを桃江の幼い割れ目から引き抜いた。
「わしは、忍者が嫌いでのう」
一息つくと、唐突に信長が語り始めた。
「影に隠れて、コソコソと人を暗殺したり、おのれは表には出ず、権力者を操ろう
などとは、虫が良すぎる。そう思わんか、桃江ちゃん」
桃江はギクリとした。正体を見破られたのか。
「わしは、いずれ、忍者を一人残らず皆殺しにするつもりだ。やつらを根絶やしに
せぬ限りは、わしもいつ、寝首をかかれるやも知れん。夜もオチオチ眠れず、こ
うやって気楽に女を抱く事も出来ぬわ!」
いきなり、そう言うと信長は、桃江の白い腹に拳を叩き込んだ。あまりの不意打ち
に桃江は忍術を使う事すら出来ずに気絶した。


403作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/12(木) 16:28:55 ID:/SGhjvlb
桃江が目覚めた時、自分の体が全裸にされ、海老反りの姿勢で宙吊りにされて
いることに気付いた。薄暗い拷問部屋のような部屋である。
(しくじったわ。あの信長と言う男、あたしが、くの一であることを見破っていた・・・)
桃江は体を揺さぶってみた。かなり強固に荒縄で肉体を拘束されているようだっ
た。手足の先が紫色になり、感覚が麻痺して鈍くなっている。
(こんなもの、あたしの忍法、縄抜けの術で・・・)
桃江は肩の関節を自ら外し、縄から抜け出そうとしたが、なかなか縄が外れなか
った。
(くそっ、なぜだ!)
桃江が焦ってもがいていると、一人のサムライが部屋に入ってきた。
「無駄だ、無駄だ。その縄は忍び封じの特殊な結び方をしてある。もがけばもがく
ほど、お前の柔肌に縄が食い込んで、苦しむ事になるぞ」
「くっ、こんなもの!」
そのサムライは、異様なほど長い頭に、髪の毛が一本も生えていないスキンヘ
ッドだった。
「俺の名は明智光秀だ。信長様のもとで情報収集の統括をやっておる。忍者で
はないが、まあ、言わば、お前達の同業者というわけだな」
「ペッ!」
桃江は、明智光秀(44歳)の顔に唾を吐きかけた。べっとりと顔についた唾を手
でぬぐった光秀の体は、怒りでブルブルと震え始めた。
404作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/12(木) 16:30:03 ID:/SGhjvlb
「俺は、侮辱されるのが大嫌いでね。同じ、織田四天王の一人でも、俺は、あ
の百姓出の猿と違って、源氏の流れをくむ名門、明智一族の末裔なのだ。」
「ハッ、それが何だって言うの!」
「口の減らない小娘め、こってりと痛めつけてやる」
光秀は、棍棒で桃江の無防備な裸身を容赦なく殴り始めた。たちまち桃江の白
い肌は青痣だらけになったが、鍛え抜かれた、くの一である桃江は、呻き声ひと
つ漏らさなかった。
「しぶとい女だ。ならば、お前の女陰を、棒の先でえぐりとってやる」
光秀は棍棒の先をズブリと桃江のオマンコに突き立て、渾身の力で突き上げる
ように押し込んだ。
「うぐっ・・・忍法マン締めの術!」
桃江は突き上げてくる棍棒をマンコの筋肉で締め上げた。幼い頃より、厳しい
訓練で鍛え抜かれた括約筋は棍棒の先を見事にへし折った。
「こ、小癪な!」
怒り狂った光秀は、折れた棒を投げ捨て、部下のサムライに水の一杯に入った
樽を用意させた。
「今度は、水責めにしてやる。どれぐらい息が持つかな・・・」
桃江は海老反りの姿勢で縛られたまま、逆さ吊りにされ、頭から樽の中に沈め
られた。長い時間が過ぎたが、桃江は平然としている。伊賀の里では、長時間
水に潜る訓練も受けているのだ。
405作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/12(木) 16:30:50 ID:/SGhjvlb
(忍法水とんの術!)
樽の水面上に剥き出しになって出ている桃江の股間から、オシッコが勢い良く
噴出し、覗き込んでいた光秀の顔面を直撃した。
「うわっ、き、汚ねえ!何をするか小娘。俺は怒った。もう許さんぞ!」
光秀は桃江が沈められている樽を蹴飛ばして横倒しにすると、真っ赤に熱した
焼きごてを用意させた。
「どこに当てて欲しい?顔か、股ぐらか?それとも、この可愛らしい乳に当てて
やろうか?」
桃江は毅然とした態度を崩さずに、一言も喋らず、燃えるような瞳で光秀を睨
み付けた。
「まずは背中に当ててやろう」
光秀が焼きごてを桃江の背中に押し付けた。
「うぐっ・・・」
ブスブスとくすぶるような煙が上がり、肉の焼ける匂いが辺りに充満した。
「強情張れるのも今のうちだぞ。痛ければ、泣きわめいて許しを請うがいい。さあ、
次はどこがいいかな」
光秀が鼻歌を歌いながら、焼きごてを桃江の尻に押し当てた時、突然、拷問部
屋に信長が現れた。
406作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/12(木) 16:31:24 ID:/SGhjvlb
「ハゲ、大変じゃ。甲斐の武田信玄が動き始めた」
「なんと、信玄が?」
それは、予測されていた事だった。急成長する織田家に危機感をつのらせた
各地の有力な大名達が結束して、織田包囲網を敷こうとしているのだ。中でも
武田信玄は日本最強の騎馬軍団を配下に持つ、恐るべき勢力だった。
「ハゲ、ただちに、信玄を迎え撃つ用意をせい。各地の織田軍団に檄を飛ばす
のじゃ。なんとしても信玄の西上を止めねばならん!」
(ハゲって言うなよ!)
プライドの高い光秀は、信長に、そう呼ばれる度にハラワタが煮えくり返るほど
の怒りを感じる。しかし、主君の前で、それを顔に出す事は出来ない。
「はっ、準備にかかります」
かしこまって返事をした光秀は、拷問途中の桃江を、宙吊りにしたまま放り出し、
あわてて拷問部屋を出て行った。
407名無し調教中。:2006/01/12(木) 17:18:28 ID:IrL7iNQ4
>>406
>(ハゲって言うなよ!)
超ワロスwww
408名無し調教中。:2006/01/15(日) 22:28:03 ID:lKgbulYC
焼ごては何かひわいな文字の形とかの方が興奮しまつ
409作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/16(月) 12:26:08 ID:VGquBy9N
 1572年10月、織田信長の本拠地、岐阜城で、主だった家臣を集めて軍
儀が開かれた。信長包囲網を形成する戦国大名達が、好機到来とばかりに、
四方八方から織田家に対して総攻撃を仕掛けてきたのだ。
「猿の軍団は、浅井、朝倉連合軍に対する押さえとして今は動かせぬ。西上
してくる武田信玄には、三河の徳川家康を盾として使うしかあるまいな」
信長は冷淡に言った。勝つためには味方を平気で捨て駒にする男だ。
「滝川一益、お前が3千の兵を率いて徳川家康の援軍に迎え」
「は・・・」
織田四天王の一人である滝川一益は、青くなった。情報によると武田信玄の軍
は4万を超える大軍だという。わずか3千の兵で何が出来るというのか。
「よいか一益。徳川家康と二人で城にこもって信玄の軍をやり過ごすのだ。都
への上洛を目指す信玄は、戦わずに先を急ぐに違いない。やつが、三河を通り
過ぎ、尾張の国に入ったところで、織田の主力部隊と徳川の軍で信玄を挟み撃
ちにする」
「はっ、承知いたしました」
滝川一益は不安を表に表す事なく答えた。部下に厳しい信長に臆していることを
悟られては、どんな目に合わされるか判らない。
410作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/16(月) 12:26:44 ID:VGquBy9N
「ハゲ、それとは別に、もうひとつ手を打つ。いわば保険だ」
「と、申されますと?」
重臣達の前で、ハゲ、と呼ばれてムッとしながらも、明智光秀は尋ねた。
「今川義元を殺った時と同じ手を、もう一度使う。本格的な、決戦になる前に
信玄を暗殺するのだ。だが、今回は、あのボンクラの義元と違って、相手は
武田信玄だ。軍勢による奇襲など通用しまい。奴の陣に手練の刺客を送り、
完璧に暗殺しなくてはならない。この任務、お前に任せるぞ」
「はっ、必ずや信玄の命を消し去って御覧にいれまする」
光秀は、誰を送り込もうかと、頭をひねった。信玄は出家の身でありながら、
無類の女好きと聞いている。美人のくノ一が適任だが、信長の忍者嫌いの
ため織田家には、忍者がいない。
(どうしたものかな・・・)
ふと光秀は、この前捕らえた桃江という少女忍者の事を思い出した。
411作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/16(月) 13:15:24 ID:VGquBy9N
 桃江が岐阜城の地下牢に捕らえられてから10日あまりが過ぎた。武田軍
を迎え撃つための、出陣の準備で忙しいのか、最初の拷問の日以来、桃江
は牢に全裸で放置されたままである。何度か、様々な忍法を使って脱出を試
みたが、結局果たせなかった。焼きごてを当てられた、背中とお尻が、酷い水
ぶくれと火傷になっており、痛くてしょうがない。
「おい、くノ一、生きているか?」
突然、牢の格子の外に明智光秀が現れた。
「お前に、懐かしい人間と合わせてやろう」
牢番の武士に引っ立てられて、連れてこられたのは、兄の山川桃之助だった。
全裸でぐるぐる巻きに縛られている。
「兄ちゃん!」
「桃江!お前も捕まったのか?」
兄の他に、もう一人、別の女がいた。城奉公の女中のような格好をしている
が、拘束されているわけではなさそうだった。
「こちらは、羽柴秀吉殿の草履取りをしている、久石千鶴殿だ。素性の知れ
ぬ女だが、武術の心得もあり、並のサムライよりも腕が立つ、というもっぱら
の評判だ。」
久石千鶴は、捕らえられて恥ずかしい姿を晒している、自分の子孫二人を感
慨深げに眺めた。なんとかして助け出してやりたいが、今はどうする事も出来
ない。
「実はな。お前達をわざわざ引き合わせたのは他でもない。千鶴殿、桃江、桃之助の3人で、武田軍の陣中に忍び込み、総大将の信玄を暗殺して貰いたい」
412作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/16(月) 13:16:17 ID:VGquBy9N
明智光秀が言った。桃之助と桃江が反抗的な態度を見せる。
「嫌なこった!なぜ、そんなことを俺達がせねばならぬ!」
「そうよ、大人しく、はいそうですかって、従うとでも、思ってるの?」
明智光秀は肩をすくめ、部下の武士達に合図をした。
「そう言うと思ってね。こんな物を用意した。飲め、口を開けるんだ!」
壷から注いで、御椀に入れた黄色の液体を、桃之助と桃江の口をこじ
開け、無理矢理、飲み込ませた。
「げっ!おえぇぇっ!」
咽喉に流し込まれた、それは、妙に苦く、塩辛い液体だった。
「どうだ、うまいか。明智家秘伝の毒薬だ。すぐには体に影響は出ないが、
放っておくと半年後には苦しみぬいて死ぬ事になる。もし、首尾よく信玄の
命を奪う事に成功して戻ってくれば、解毒剤を飲ませてやる。」
「なんだと、てめえ!」
桃之助は暴れたが、どうする事もできなかった。桃江も一旦飲み込んだ液
体を吐き戻そうとしたが、牢番に口を手で押さえられ、再び飲み込まされた。
千鶴は、秀吉の部下と言う立場だったため、毒薬は飲まされなかったが、
これはマズイ事態になったと思った。
(このまま、むざむざ、あたしの子孫を死なせる訳にはいかないわ。なんと
しても、解毒剤を手に入れるために、信玄暗殺を成功させるしかない・・・あ
たしの血脈を現代まで繋げなくては!500年後の21世紀には、あたしの
子孫が力を結集して、宇宙人に反乱を起こすのよ!)
一方、明智光秀はニヤニヤと笑っていた。
(馬鹿なやつらだ。まんまと引っかかりおった。この世に、そんな都合のい
い、秘伝の毒薬などあるはずがない。お前達が飲み込んだのは、ただの
俺の小便だよ。くっくっくっ・・・馬鹿共め)
こうして、明智光秀の陰謀にはまった久石千鶴と、山川桃之助、桃江の
兄妹は3人連れ立って信玄暗殺の旅に出る事になった。
413作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/16(月) 13:28:00 ID:VGquBy9N
 戦国編も終わらなくなってきました。話は進まんし、SMからもどんどん遠ざかっていくし、
何を書いているのか自分でも判らなくなってきた。
414名無し調教中。:2006/01/16(月) 17:19:40 ID:0tU5hZvz
>>413
作者タソのペースで書いてくれればイイから(・∀・)!
415名無し調教中。:2006/01/16(月) 20:55:31 ID:RkMCEtDN
>>413
ハゲがラブリーなのでモウマンタイ☆
マイペースで続けて下さい。
416名無し調教中。:2006/01/16(月) 21:29:08 ID:eEIyqhkm
>>413
十分面白いです
417作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/17(火) 00:08:59 ID:rtRixFOw
書いているうちに判った事なのですが、織田四天王は、
5人いることに気付きました。ネットで、いろいろな資料を調べてみましたが、
どこにも明確な答えがなく、羽柴秀吉、明智光秀、柴田勝家、丹羽長秀、
滝川一益の5人が織田四天王だと書かれていました。歴史が、こんな適当
なことでよいのでしょうか?
418名無し調教中。:2006/01/17(火) 10:02:37 ID:zvsBjnMw
歴史が適当だからおかしいのではなく、モノカキがいい加減なのです。
419名無し調教中。:2006/01/17(火) 11:55:39 ID:LjmrHsbA
>>作者
細かいことは気にするな。
ちょっと位史実と違っていても面白けりゃそれでいい。
420名無し調教中。:2006/01/17(火) 12:09:53 ID:GaKFctxh
語呂が五天王より四天王の方が良いからってどこかで見た気がするけど。

楽しみに読ませてもらってます。気楽にがんばって。
421名無し調教中。:2006/01/17(火) 13:05:31 ID:oZDkpDhO
三国志の五虎将軍(だったか?)も後付らしいし、
歴史ってそんなもんじゃね?
422ピタゴラス博士 ◆PITAaFJ7Tw :2006/01/17(火) 15:21:58 ID:T/w1Yd6o
>>417
歴史はまともですが歴史家はまともじゃないです。
だから地球はネオガイア星人に襲撃されつつあるんです。
423名無し調教中。:2006/01/17(火) 20:54:42 ID:bWy/SjoE
羽柴は、山崎の合戦までは他の4人より格下とみなされていたような。
明智を討った功績で、清洲会議四宿老として認められたんだったような・・・?

ま、細かいことはキニシナイ
424作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/18(水) 14:53:40 ID:QA2/i/+K
尾張、三河の国境まで、全裸で護送された桃江と桃之助は、そこで変装用
の衣装と武器を渡された。千鶴と桃江は遊女、桃之助は、薬売りの行商に
変装することになる。武器は、もともと桃之助が所持していた忍者用の手裏
剣やマキビシ、鎖がまなどが返却された。3人が、どうやって信玄を暗殺した
ものか、と考えながら東海道を東へと向かっていると、山道で一人の忍者が
接触してきた。
「それがしは、徳川家に仕える、伊賀の上忍、服部半蔵と申すものでござる。」
虚無僧姿の忍者が言った。同じ伊賀忍者である山川兄妹は、服部半蔵の
ことはよく知っている。徳川家康は織田信長と同盟は結んでいるが、忍者嫌
いではなく、伊賀十一人衆の方も、比較的、性格が温厚な家康を、信長ほど
の危険人物とは見ていない。日本の秩序を破壊しようとしている信長を排除
するために、後々、家康を利用しよう、とさえ考えているフシもある。
「お久ぶりです。半蔵殿」
桃之助がお辞儀をした。桃之助と桃江は、伊賀の里では一番階級の低い下
忍である。
「事情は聞いている。甲斐を出発した武田軍は、信濃、駿河と自国領を進軍し、
各地の武田軍を集結しつつ、徳川領との国境まで迫っておる」
服部半蔵は、部下の忍者達に調べさせた情報を3人に伝えた。
「出来れば、徳川家の本拠地、浜松城を攻撃する前に、信玄暗殺を成功さ
せてくれ」
「うーん、そうしたいのは、ヤマヤマなんですけど。なにせ、相手は4万の大
軍に、守られているのでしょう?」
桃江が困り果てたように言った。
425作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/18(水) 14:54:33 ID:QA2/i/+K
「やっぱり、あたしと千鶴さんが遊女に化けて陣中に潜り込むしかないかな」
「そうだな」
3人と服部半蔵は、驚くべき駿足で三河の国を横断し、武田軍に接近した。
忍者ではない千鶴は、フラフラになりながら、付いて行くのがやっとだった。
「では、それがしは浜松城へ戻るぞ。健闘を祈る」
服部半蔵と別れた3人は、まず、千鶴と桃江が遊女として武田軍へと潜り込
む事にした。桃之助は、街道から少し離れた山林に身を潜め、武田軍に付か
ず離れず様子を伺がった。そうして、やがて10日が過ぎたが、桃江と千鶴か
らはなんの音沙汰もなかった。仕方なく桃之助は、薬売りとして自ら陣中に
忍び込むことにした。
「刀傷に良く効く、薬はどうですか」
「おう、くれ、いくらだ?もっと安くならんのか」
「腹痛の薬はないか。川の水を飲んだら下痢になっちまった」
「俺は、野宿したら風邪を引いたぞ。風邪薬をくれ」
戦場で、薬屋は大繁盛だった。やがて数人の足軽と同時に、複数プレイを
している桃江と千鶴を発見した。
「何やってんだ、お前ら」
セックスが終わって、足軽達から、たっぷりと銭を受け取った桃江と千鶴を、
桃之助はたしなめた。
「なにって、春をひさいでいるのよ。だってあたし達、遊女だもん」
「10日で、こんなに稼げたわ」
千鶴は懐から、銭のたっぷりと入った袋を取り出して桃之助に見せびらか
せた。
「馬鹿!そんなことをしに来たんじゃないだろう!信玄はどうした?」
「・・・それが、本陣は、警戒が厳しくて、なかなか近づけないのよ。それに
信玄の周りには、巫女姿のくノ一が、大勢護衛についていて、昼も夜も暗
殺者に備えているわ」
女好きの武田信玄は、領内の巫女を忍者として訓練していることで有名
である。
「もういい!俺が、今晩、信玄を殺る。見ていろ」
桃之助は、武田の本陣を一人で襲う決意をした。
426作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/18(水) 17:52:05 ID:QA2/i/+K
「信玄様、本陣に忍びこもうとした。忍者を捕らえました」
天幕の中で、巫女姿の少女を犯している武田信玄(52歳)に、同じく巫女姿
のくノ一、望月千代女(36歳)が、報告した。千代女は、くノ一で構成される
武田忍者の頭目である。
「フッ、信長め。わしを暗殺しようなどと小癪な手を使うずら。捕らえたその
忍者はこってりと拷問し、嬲り殺しにしてやるずら」
武田信玄は甲州訛りが激しい。
「はい、仰せの通りに。どうやら曲者は、薬売りに化けて陣中に忍び込んだ、
山川桃之助という伊賀忍者のようです。」
「伊賀ものか・・・伊賀も割れておるようだの。頭目の百地三太夫は、わしに
信長打倒の共同作戦を申し入れてきておると言うのにのう」
信玄は、常に自分の身の回りに、性欲処理兼、護衛係のくノ一を多数はべ
らせている。彼女達は全て、戦で親を失くした戦災孤児で、幼い頃より信玄
に引き取られ、千代女に性技や忍術を叩き込まれ、武田家のために諜報
活動を行っているのだ。千代女は捕らえた忍者を拷問するために信玄の元
を下がった。
427作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/18(水) 17:53:06 ID:QA2/i/+K
1572年、12月22日、浜松城の北にある三方が原で、徳川軍8千と武田軍
4万が激突した。三河へ侵攻しようとする武田軍を、徳川家康はどうしても、
信長の指示通り、素通りさせる事ができなかったのだ。武田軍が三河へ侵
攻すれば、家康は本国をみすみす戦わずに明け渡した事になる。しかし、
勝敗は一瞬で片付いた。家康ごときが、数の上でも数倍の、日本最強の
騎馬軍団に勝てるはずもなかったのだ。家康は、服部半蔵の忍者部隊に
守られつつ、命からがら落ち延びた。
「どうしよう、千鶴さん」
戦勝に沸く、武田軍の陣中で、桃江は千鶴に相談を持ちかけた。売春でお
金はどんどん溜まっていくが、本陣襲撃に失敗した兄、桃之助は、捕らえ
られ、連日、すさまじい拷問を受けているという風の噂を聞いている。しかも
武田信玄の軍勢は、都を目指してどんどん先へと進撃していくのだ。
「そうよ、信玄様の前で、色仕掛けの芸を披露したい、というのよ。女好きの
信玄は、絶対に乗ってくると思うわ」
千鶴が提案した。今川義元もその手に引っ掛かったのだ。
「でもそれにはまず、武田の陣中でもっと、あたし達の評判を上げなくては
いけないわ。そうすれば自然に、向こうから、お呼びがかかるかも・・・」
次の日から千鶴と桃江は売春稼業の傍ら、兵士たちの前で大道芸を始めた。
428作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/18(水) 17:53:55 ID:QA2/i/+K
「さあ、寄ってらっしゃい。見てらっしゃい。まずは、水芸だよ」
桃江は着物の裾をたくし上げ、白桃のような下半身を剥き出しにすると、
勢い良くオシッコを飛ばした。
(忍法、水遁の術!)
オシッコは放物線を描き、約5メートル離れた所に直立している千鶴の
顔面を直撃した。千鶴は、それをあんぐりと開いた口でうけ、一滴もこぼ
さずに飲み干していく。
「すげえ!こんなすげえ芸は、おら、初めて見たずら」
「もっと、やってくりょー」
観客の手応えに、桃江はニヤリと笑った。
「お次は、竹馬だよ!」
桃江は用意していた竹の棒を地面にまっすぐに突き立てると、その上に
ヒョイと飛び乗った。
(忍法、マン締めの術!)
竹の先をオマンコに挿入し、締め上げる。そして空中で足を開き、オマン
コの力だけで全体重を支え、一本足の竹馬のように反動をつけて、ピョン
ピョンと飛び跳ねた。
「すげえ!なんてマンコだ。俺も入れてえ!」
「お前のチンポなんか、簡単に食い千切られるんじゃないか」
千鶴も負けじと、肛門に日傘を突き立て、得意の、肛門コマ回しを披露した。
その他、女乳相撲、股縄綱渡り、などを次々と披露する。女乳相撲とは、
両手を後ろに縛って使えないようにし、女二人が、胸の乳を押しつけ合って
相撲を取るのだ。股縄綱渡りというのは、空中高く張られた綱の上を、千鶴
が、股間の割れ目に食い込む縄を擦らせながら、手を使わずに身を捩じら
せて、苦悶の表情で渡っていくという芸である。何日か興行を重ねていると
ついに、信玄から、陣中で評判の芸を一度見てみたい、というお呼びがか
かった。その夜は、徳川方の支城である三河の野田城を落とした、祝いの
宴でもあった。
429作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/18(水) 17:54:39 ID:QA2/i/+K
「いよいよ、信長の主力部隊との決戦の時も近い。この戦に勝てば、わしも
天下人ずら!」
信玄が居並ぶ配下の武将達に、祝杯を上げさせた。桃江と千鶴が宴の席
に呼ばれ、卑猥な芸を披露する。
「なかなか、面白いずら。そなた、今晩わしの夜伽をせい」
酔った信玄が上機嫌で、芸を終えた桃江を誘った。護衛役の女忍者、千代
女が目くじらを立てて諫める。
「殿、なりませぬ、あのような素性の知れぬ女を抱くなどと!万が一、妙な
病気などうつされたらいかがなされます?夜伽なら、我、くノ一部隊の誰か
にお申し付け下されませ!」
「なあに、病気なんか大丈夫ずら。それに、お前達を抱くのも、最近、少々
飽きてきたでのう」
一度、言い出したら聞かない信玄だった。桃江はその晩、信玄と寝所を共
にし、暗殺の好機を得た。
(忍法、マン締めの術!)
桃江は、股間に銜え込んだ信玄の巨根を、力の限り締め上げた。
「うおおおお、たまらんずら。この閉め具合い!うっ、ちょっと待て、さすがに
きつ過ぎる。おい、やめろ。やめろと言ってるだろ・・・うぎゃああ!」
信玄のチンポが、桃江のマンコに食い千切られた。信玄の股間から、おび
ただしい血が噴出し、布団を真っ赤に染め上げる。悲鳴を聞いて、寝ずの番
をしていた千代女をはじめとする、くノ一部隊が寝所に飛び込んできた。
430作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/18(水) 17:55:55 ID:QA2/i/+K
「何と言うことを!やはり、貴様、刺客か!」
(信玄にトドメを!)
桃江は、のた打ち回る信玄に、素手で掴みかかろうとしたが、巫女姿の
くノ一達に阻まれた。そこへ、忍者刀を振り回した、素っ裸の桃之助が、
飛び込んできた。
「桃江!早く逃げるんだ!」
桃之助は、千鶴に助け出されたのだが、全身、拷問によってつけられた
傷で、見るも無残な状態である。
「忍法、雲隠れの術!」
桃之助は、自分の口に手を突っ込んで、胃の中に隠していた、煙球を取
り出すと床に投げつけた。ボンと玉がはぜ、もうもうと煙が立ち込める。
「くそっ、逃がすんじゃないよ!」
千代女は叫んだが、ようやく煙が薄れた時、3人の姿は、既にその場から
消えていた。
431作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/18(水) 17:56:42 ID:QA2/i/+K
その日を境に、武田軍はピタリと作戦行動を停止した。総大将である信玄
がチンポを食い千切られ、出血多量のため重体に陥ったのだ。輸血など
の医療技術もない時代である。破竹の勢いで進撃していた武田軍は、織
田領を目前にして、ゆっくりと後退を始めた。しかし武田信玄は、甲斐の国
に戻るまで命を全うする事ができなかった。
「よいか、わしの死を三年間ふせるのじゃ」
危篤状態に陥った信玄は、病床から、家臣たちに遺言をした。
「それから、後世に伝える、わしの死因は、肺の病とするように。間違っても
遊女にチンポを食い千切られて死んだなどと、伝えてはならんぞ!それで
は、武田家末代までの恥じゃ!」
「ははっ、重々かしこまってござる」
信玄はしばし、沈黙した。そして静かに目を閉じ、最後につぶやいた。
「明日は、瀬田(都の入口)に武田の旗を立てるずら・・・」
それが、猛将、武田信玄のこの世で最後の言葉だった。
432作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/18(水) 18:02:50 ID:QA2/i/+K
戦国編、第2話終わりです。

疲れた。歴史ものは調べながら書かないといけないので、疲れます。

しかも現代に近付けば近付くほど、残っている資料も多いので、話が細かくなってくる。

次回は、やっと現代のエピソードに、もどることが出来ます。
433名無し調教中。:2006/01/18(水) 19:14:19 ID:klHkY9wo
>>432
乙でした!
現代編もwktkですw
434名無し調教中。:2006/01/18(水) 19:14:43 ID:0dbvzDJb
作者タン乙。体に気を付けて
435名無し調教中。:2006/01/19(木) 00:41:02 ID:PNy/XjdZ
めちゃめちゃ乙です〜。
山梨弁を喋る信玄はアツイですね・・・。
436名無し調教中。:2006/01/19(木) 08:59:45 ID:lyo4Vvoe
「○○ずら」ってのが西村博之を連想させるね。
437名無し調教中。:2006/01/20(金) 00:18:45 ID:TNuZNuCR
>>432
乙でした。余談ですが(>>390)、木下藤吉郎⇒羽柴秀吉という訳ではなく、
藤吉郎が仮名(けみょう。通称)で、秀吉が実名(じつみょう。諱とも言い、
正式な名前)です。木下藤吉郎秀吉⇒羽柴藤吉郎秀吉となる。
(要するに、名前が二つあった。しかもそれぞれが生涯に何度か変わる)
信長なら三郎、光秀なら十兵衛、勝家なら権六、一益なら久助が仮名。
官職があれば、羽柴筑前守という様に、仮名ではなく官職で呼ばれます。
実名は呼んだり名乗ったりする事はまず無く、呼ぶ時や名乗る時には十兵衛、
日向守などになる。光秀、などとは主でもまず言いません。
ついでに、氏名(源、平、豊臣)と家名(徳川、織田、羽柴)も別です。

すみません。言ってみたかっただけです。以上余談終り。
438作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/23(月) 11:12:28 ID:kNobHtFn
2006年1月、さざなみ市にあるネオガイア星人の軍事施設の一画にウラ
ノス博士の研究室がある。ウラノス博士の専門は人間を対象とする遺伝子
工学で、生きた人間を、豊富な実験材料として、いくらでも入手できる地球
は、まさに研究に最適な環境と言えた。
「ふう、やっと出来上がった。理論的には、これで完成のはずだ。後は生体
実験を行うのみだな。」
新しい研究の理論を完成させたウラノス博士は満面の笑みを浮かべた。
人付き合いが苦手で、アンドロイドの他には助手のいないウラノス博士は、
一人で実験体を探すために、研究室のコンピューター端末を開き、捕虜収
容所や、地球人のデータファイルを検索した。そして、軍の医療施設のカル
テの中から、ひとつのファイルを見つけ出した。
「なんだこれは!治療中の軍人・・・にしては、なぜ名前の記載がないのだ。
もしや、これは・・・」
ウラノス博士は、ある事に思い至り、さざなみ市の治安責任者であるペルセ
ウス長官に、通信端末を使って連絡をとった。
「どうされたのですか?ウラノス博士」
「実は、今度の、わしの研究の生体実験に使いたい人間がいるのじゃが・・・」
ウラノス博士は、今からやろうとしている実験の内容を説明し、見つけ出した
カルテのファイルを、ペルセウス長官の今使っている端末へと転送した。そ
れを見たペルセウス長官は眉をしかめた。
439作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/23(月) 11:13:33 ID:kNobHtFn
「これは・・・」
「駄目かね?」
「そういうわけでは、ないのですが。もし、この実験体を使うのであれば、私も
その実験には立ち合わせて頂かねばなりません」
「それは、構わんよ。」
その日の午後、ウラノス博士とペルセウス長官は、軍の医療施設の地下にあ
る特別病棟へと向かった。そこには、人口冬眠で冷凍保存された人間の入っ
たカプセルがいくつも並んでいる。二人はそのうちの一つを覗き込んだ。
「これは、反逆罪に問われた元白兵戦コマンドの女性士官、アルテミス隊長の
成れの果て、だろう?」
ウラノス博士が尋ねるとペルセウスはうなずいた。
「そうです。元、私の部下です。さざなみ市のエネルギーバリアが破られた際、
地球人の暴徒に襲われ、瀕死の重傷を負っているところを、回収されました。
しかし、死んではいなかったものの、彼女の肉体は、暴徒による凄惨なリンチ
を受けたものと思われ、ネオガイア星の技術でも回復不可能なほど損傷を受
けておりました。反逆者とはいえ、ネオガイア星人であるため、見殺しにするわ
けにもいかず、彼女は、虫の息のまま、治療に当たった軍医の判断で、冷凍カ
プセルに保存されました。解凍すれば、数時間をまたずに、彼女は本当に死
亡するでしょう」
透明のカプセルの中で眠っているアルテミスは、全裸だったが、鉄仮面はつ
けたまま冷凍保存されている。厳重にロックがかかっており、外すことが出来
なかったのだろう。体中にひどい裂傷や打撲傷の跡があり、全身複雑骨折、お
よび内臓器官のほとんどが破裂した状態であるという。
「脳は生きておりますので、全身をサイボーグ化すれば復活させることは出来
ますが、彼女は、一度、反逆罪に問われ、存在を抹消された人間です。それに、
地球人ならともかく、ネオガイア星人である彼女をサイボーグ化すると、道義
的にも、軍が世論の非難を浴びる恐れがあり、このまま放置されています」
「サイボーグ化よりも、もっといい状態で復活出来るよ。わしの実験が成功す
ればな」
ウラノス博士はアンドロイドに命令し、カプセルに入れたまま、アルテミスを自
分の実験室へと運ばせた。
440作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/23(月) 12:24:13 ID:kNobHtFn
 ウラノス博士は、自分の研究室でアルテミスの肉体を解凍させた。意識が戻る
と、アルテミスは全身の傷から感じる恐ろしい激痛に、悲鳴を上げた。
「ぎゃおおおっ!・・・た、助けて、痛い、痛い・・・ああ、でもこの感覚たまらないわ
・・・」
アルテミスは全身の筋肉を痙攣させ、のたうちまわった。解凍された傷口からは
再び出血が始まる。
「すぐに、楽にさせてやるさ。実験が成功すればな。」
ウラノス博士は、アンドロイドにアルテミスの体を押さえつけ、DNA変換装置の
カプセルへと放り込ませた。そのDNA変換装置は、かつて久石千鶴や天野孝
が使ったものと同じ装置である。
「この装置は、便利なものでな。書き換えるDNAの数式さえ入力すれば、自動
的に作用してくれる。ただ、欠点は、変換の内容によっては、被験者に恐ろしい
苦痛をもたらすため、よほど強靭な精神力を持った人間にしか、使うことが出来
ないのじゃ」
ウラノス博士は、自分の発明した装置を、ペルセウスに自慢気に語った。
「アルテミスなら、どんな苦痛にも耐えられるでしょう。白兵戦コマンド時代、私
の部下の中でも、最も優秀な兵士でした。それに、マゾですし・・・」
ペルセウスは、最後の方は、つぶやくように語尾を濁した。ウラノス博士が、装置
のスイッチを入れると、手足を拘束されて、身をよじりながら痙攣しているアルテ
ミスの肉体を紫色の磁場が包みこんだ。
441作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/23(月) 12:24:56 ID:kNobHtFn
「ぎゃおおおおっ!」
さらに倍加された全身の激痛にアルテミスは、獣のような悲鳴をほとばしら
せた。
「今度の実験では、実験体は不死身の肉体を手に入れることが出来る。不
死身といっても以前やった不老不死と言う意味ではないぞ。つまり、人間の
肉体の再生能力を高める、ということじゃ。つまり、この女はどんな重症を
負っても、自力で、ものの数分もすれば元通り回復するようになる。」
ウラノス博士は説明した。
「そんな人間が出来れば、兵士としては、最強ですな」
「じゃが、問題は、一人の人間をDNA変換するのに1週間かかると言う事
じゃ。それに、変換時の苦痛に耐えうる人間は、ほとんどいまい。大体、い
くら強力とは言っても、まさか、ネオガイア星人の兵士を実験材料に使うわ
けにもいかんしな」
「それは、そうですな。・・・では、1週間後にまた来ます。変換作業が終わ
ったら連絡を下さい。」
ペルセウスは帰っていった。治安長官の職務は多忙なのだ。そして1週間後、
再びペルセウスはウラノス博士の研究室にやって来た。
「成功だよ。」
442作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/23(月) 12:26:49 ID:kNobHtFn
ペルセウスはDNA変換装置から出され、ベットの上に横たわって眠り込んでい
るアルテミスの裸身を見下ろした。傷一つなく完治したアルテミスの裸身は、限
りなく美しく、古代ギリシャの女神のようである。
「美しいな。彼女は30歳だったか?」
「ええ、しかし、1年間冷凍保存されておりましたので、肉体年齢は29歳かと・・・」
「ふむ、精神と肉体のバランスが調和し、女性としては、一番美しい時期じゃな。
どれ、起こしてみよう」
ウラノス博士は、アルテミスの肉体に軽い電気ショックを与え、アルテミスは目
覚めた。正常な精神状態で覚醒するのは、約1年ぶりである。アルテミスは上
半身を起こすと、鉄仮面の隙間から、傷一つない自分の肉体を見下ろし、驚い
ているようだった。
「あたし、生きているの・・・ここは、もしかして天国?」
「残念だが、違うよ。ここは現実世界だ」
ペルセウスとウラノス博士は、アルテミスに、この一年間におこったことや、今、
行われている実験の内容を語った。
「君の罪は許されたわけではない。依然として君の存在は抹消されたことになっ
ている」
「それは、そうですわ。あたしとしても、罪を許して頂けるとは思っていません。
一生をかけて、自分の犯した過ちを償っていくつもりです」
443作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/23(月) 12:27:31 ID:kNobHtFn
アルテミスは殊勝に宣言した。ウラノス博士はほくそえんだ。
「それならば、君の肉体は、まさに、償いのためにはピッタリというわけだ。
君のせいで死んだ兵士の遺族達に、思い切り怨みを晴らさせてあげるといい。
どんなに傷つけても君の肉体は、たちどころに元通り復活してしまうのだから」
「ありがとうございます、ウラノス博士・・・」
アルテミスはこれから、自分に加えられるであろう、遺族達の罵倒や暴力を想
像してうっとりとし、オマンコから愛液を滲ませた。アルテミスは、ネオガイア星
人には、かなり珍しい、生まれついての重症マゾなのだ。
「だが、遺族を訪問する前に、いろいろと君の肉体を検証させてもらうよ。わし
も研究成果を発表せねばならんのでね」
ウラノス博士は、兵士の訓練施設の一部を借り切る手配をし、そこへアルテミ
スを連れて行くことにした。

444名無し調教中。:2006/01/23(月) 12:39:52 ID:jzcHW3jc
アルテミスキター♪
445名無し調教中。:2006/01/23(月) 15:01:02 ID:SiPmjAis
ネオガイア人のマゾを希望した者です。久しぶりにアルテミス登場で嬉しい。
446名無し調教中。:2006/01/23(月) 15:23:50 ID:NEBr5xgH
アルテミスタソ・・・(*´Д`)ハァハァ
447作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/25(水) 16:58:23 ID:M+Zqsp3h
アルテミスは全裸で射撃場の標的の前に立たされた。ペルセウス自らが片手
に地球製のオートマチック拳銃を構え、アルテミスの腹部に狙いをつける。
「ネオガイア製のレーザー銃では、破壊力が大きすぎて実験体の体を焼き尽
くしてしまう恐れがあるんでな」
ウラノス博士が言った。アルテミスは元白兵戦コマンドの指揮官だけあって、
怯えた様子をおくびにも出さずに、大きく大の字に両手両足を広げて、ペルセ
ウスが狙い易いような姿勢をとっている。ペルセウスは無表情で引き金を引い
た。銃声が鳴り響き、銃弾はアルテミスの右の乳房を貫通した。
「あうっ!」
アルテミスは、よろけ、倒れそうになるのを、なんとか足を踏ん張って持ちこた
える。貫通して背中に抜けた銃創からは、ドクドクとおびただしい血が流れ出し、
アルテミスは両手で右胸を押さえた。
「大丈夫だ。もっと撃ってくれたまえ」
ウラノス博士が、ペルセウスを即した。ペルセウスは一瞬、顔をこわばらせた
が、再び冷静沈着な態度に戻ると、アルテミスの肉体めがけて、何度も何度
も引き金を引いた。
「あおおおおお!」
全身に数十発の弾丸を浴びたアルテミスは、銃弾を受ける度に、はじかれた
ように肉体を痙攣させ、最後にもんどりうって冷たいコンクリートの上に倒れ
込んだ。
448作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/25(水) 16:59:11 ID:M+Zqsp3h
「普通なら、死ぬ筈ですが」
「いや、彼女は死なんよ。見ていたまえ」
ウラノス博士とペルセウスは、倒れているアルテミスに近寄っていき、間近で
傷口を覗き込み、観察を始めた。数分間、倒れたままのアルテミスは痙攣し、
恐ろしいうめき声を上げていたが、その傷は見る見るうちに塞がっていった。
やがて完治したアルテミスは、あまりの苦痛に放心状態になりながら、よろ
よろと立ち上がった。
「は、博士、痛みが、き、消えません・・・・」
アルテミスが、苦痛にもだえながら訴えた。
「ふむ、おそらく、貫通せずに体内に残った弾丸が、痛みの原因なのじゃろう。
あとで、摘出手術をしてやる。じゃが、その前にもう少し実験を続けなければな
らん。長官、次は彼女の手足を切断してみてくれたまえ。」
ウラノス博士にうながされ、ペルセウスは、用意させた日本刀を上段に構えた。
再びアルテミスは、まだ消えない、銃撃の痛みに耐えながら体を大の字に広
げる。
「いくぞ、アルテミス。覚悟はいいか?」
「は、はい・・・どうぞ、お好きなように切り刻んでください・・・」
「でやああああっ!」
ペルセウスは掛け声と共に、刀を一閃させ、アルテミスの右腕を肩の付け根
からスッパリと切り落とした。
「ぎゃおおおっ!」
切断面から滝のように血が噴出した。
449作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/25(水) 17:01:00 ID:M+Zqsp3h
「長官。彼女の両手両足を全て切断するんだ!」
「はいっ!アルテミス、狙いにくいから、そのまま動くなよ!」
ペルセウスは、右腕を切断されながらも、必死に足を踏ん張って仁王立ちし
ているアルテミスの左腕をバッサリと切り落とした。
「ひぎゃああああっ!」
アルテミスが絶叫する。次にペルセウスは、横合いから薙ぐように刀を閃かせ、
アルテミスの右足も太腿の付け根から切断した。片足になったアルテミスは、
立ち続ける事が出来ずに転倒し、大量の血を噴出させながら、コンクリート
の床に転がった。ペルセウスは、のたうち回るアルテミスの、最後に残った
左足も切断した。
「首は再生するかどうか自信がないから、切らないでくれたまえ」
ウラノスは冷ややかに言った。この男もネオガイア人の例にもれず、多かれ
少なかれサディストである。二人は、しばらく、苦しんでいるアルテミスの様子
を観察していたが、そのうち、床に転がっている右腕を拾い上げると、アルテ
ミスの肩の傷口に押し当てた。
「おおっ!凄い、見る見るうちに癒着していくぞ」
まさに奇跡だった。あっという間にアルテミスの右腕は元通りに胴体とつなが
った。
「あとの手足は、自分でくっつけたまえ」
ウラノス博士は、転がっているアルテミスの残りの手足を拾い上げて、無造作
に、芋虫のようにもがいているアルテミスの方へ放り投げた。
「・・・あ、あたしの手足・・・」
アルテミスは、半狂乱になって、激痛にこらえながら、右手で次々に自分の手
足を、もとあった位置に押し付けていった。やがて数分後には、アルテミスの
肉体は元通りに復活し、どうにか、立ち上がって歩き始めた。
450作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/25(水) 17:01:32 ID:M+Zqsp3h
「やったぞ、実験は成功だ!」
ウラノス博士が歓声を上げた。しかしペルセウスは口を挟まずにはいられなか
った。
「しかし、博士。肉体は元通りに戻っても、あまりの苦痛で、精神に支障をきた
す場合もあるのではありませんか?」
「それは仕方がない。いかにわしが、優れたDNA変換技術を開発しようと、人
の心の問題まではどうしようもない」
さすがの重症マゾのアルテミスも、四肢切断の激痛に、ショック状態に陥り、
放心したように白目を剥いて、うわ言をもらしていた。

451作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/25(水) 17:49:28 ID:M+Zqsp3h
最初の実験の後、アルテミスは医療室で、X線写真を見ながら自分の肉体
にメスを入れていた。体内に残る弾丸を自分で摘出するように、ウラノス博士
に言われたのだ。もちろん、麻酔は無しのため、メスを入れる度に相当の覚悟
で、恐怖と痛みに耐えなければならない。いくら不死身の再生能力を持ってい
るとはいえ、重症マゾのアルテミスでなければ、とても正気を保っている事は
出来なかったであろう。しかも、大量の出血のため、ひどい貧血を感じ、目眩
がして、視界が赤くなったり黒くなったりしていた。
「久しぶりね。鉄仮面」
突然、医務室に黒髪の白人女性が入ってきた。それは、かつて収容所でアル
テミスを執拗に苛め抜いていた女看守のシンディ・スコットランド(23歳)だった。
シンディは血まみれになって自分の肉体を切り刻んでいるアルテミスを眺めて、
麻薬中毒患者のような瞳を輝かせた。
「あんた相変わらず、マゾなんだね。この一年間、どこで何をしていたのか知
らないけど、また、今日から、あたしがあんたを徹底的に苛め抜いてあげるか
らね。ネオガイア星のお偉いさんから、あんたの肉体の回復力を試したいから、
手加減しなくていいって言われているのよ」
シンディは口元に残忍な笑みを浮かべた。この2年間で元アメリカ人の少女は、
囚人達からもっとも恐れられる、真性サディストの鬼看守に成長していた。
452作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/25(水) 17:50:20 ID:M+Zqsp3h
「足を開きな」
さざなみ刑務所の看守の制服を着たシンディは、そう言うと、ベットに腰掛けて
いる全裸のアルテミスに近寄り、彼女の股間に手を伸ばした。そして人差し指
と親指でアルテミスのクリトリスを摘み上げると、いきなり渾身の力を込めてひ
ねり潰した。
「きゃあああっ!」
アルテミスは悲鳴を上げた。
「フフフ・・・こうやって、あたしに大事なクリトリスをひねり潰された女囚が何人
もいるのよ。拷問中にあたしの御機嫌を損ねたばっかりにね」
クリトリスをひねり潰されたアルテミスは、うっとりと、血の混じった愛液をオマ
ンコから溢れさせていた。
「お前の乳首もひねり潰してやるよ」
「あおおお・・・お、お願いします・・・シンディ様・・・」
アルテミスは瞳をうるませて哀願した。奈落の底に落ちるような強烈な快感が、
彼女の全身を駆け巡っていたのだ。真性マゾのアルテミスが自ら差し出した
両乳首を、シンディは、眉ひとつ動かさずに、一つずつひねり潰した。
「ああああ、気持ちいいい!」
アルテミスは絶叫した。ふとシンディは、先ほどひねり潰したクリトリスを見て
驚いた。すでに元の形に再生しているのだ。
「!!!」
そして、もう一度視線をアルテミスの胸元に戻すと、今さっきひねり潰した筈
の両乳首も再生していた。
「これはどういう事?・・・生意気だわ。奴隷のくせにあたしに挑戦しているつ
もりなの!」
シンディは激怒した。そして、もう一度、アルテミスのクリトリスをひねり潰した。
「あおおおおお!」
「何度でも、潰してやる!」
シンディは、ムキになってアルテミスの、瞬く間に再生してしまうクリトリスと
両乳首を、その日何十回となく、繰り返し、潰し続けた。
453名無し調教中。:2006/01/25(水) 19:14:48 ID:PoKahxmn
キタキタキターーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!
454名無し調教中。:2006/01/25(水) 20:52:37 ID:i0Ryypo2
アルテミス復活おめでとう
455186薬漬け:2006/01/26(木) 13:08:20 ID:yvPIUcBH
復活おめでとう
アルテミス萌えぇぇぇぇぇ
456作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/27(金) 11:59:37 ID:1DUoiOG2
アルテミスは、1週間にわたるウラノス博士の検証実験の後、さざなみ刑務所
に引き取られることになった。1年ぶりに戻ってきたアルテミスは、以前の通り
囚人ナンバー999号の番号を割り振られ、シンディ・スコットランド刑務官の監
督下におかれる事になった。
「死ぬほど、痛めつけてやるわ。でも、あなた何をされても死なない肉体なの
よね・・・」
シンディは、早速、アルテミスを拷問部屋に連れ込み、M字開脚で逆さ吊りに
されたアルテミスのオマンコに焼きごてをねじ込んだ。
「ひぎゃあああああ!」
秘肉が焼き焦げ、アルテミスが失禁する。普通の人間なら一生、オマンコが
使いものにならなくなるのだが、アルテミスの場合、数分後には、元通りに復
活してしまう。
「面白い。こんなに苛め甲斐のある囚人は初めてだわ」
シンディはアルテミスの肉体を切り刻むことに夢中になった。一日のうち何度
もアルテミスは手足をバラバラにされ、目を潰され、耳や鼻をそがれた。腹部を
切開され内蔵を引き擦り出されることもある。それでも、どんなに酷い損傷をう
けても、数時間で元の肉体に再生してしまうのだ。アルテミスは、日々、絶え間
なく加えられる想像を絶する苦痛に、ますます重症マゾの傾向が強くなり、精
神錯乱の寸前でなんとか正気を保っていた。
457作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/27(金) 12:01:19 ID:1DUoiOG2
「今日はあなたに面会人よ」
ある朝、目覚めると、シンディが告げた。面会に来たのは、中年の見知らぬ
ネオガイア人の夫婦だった。
「ネレウスとドリス夫妻よ。」
シンディが紹介した。夫妻は、憎しみのこもった目で、目の前に連れてこられ
たアルテミスを睨みつけている。何か、ただならぬ様子だった。
「お二人は、わざわざ、あなたに会うために、ネオガイア星からいらっしゃっ
たのよ。夫妻の息子さんは、以前、ネオガイア星宇宙軍に勤務していてね。
裏切り者のあなたが、レジスタンスの手先になって破壊活動を行った際に
戦死したらしいわ」
「お前か!息子を殺したのは!」
ネレウスは、アルテミスに掴みかかった。アルテミスは抵抗せず、なすがま
まになっていたが、やがて、事情を飲み込むと床に土下座をし、涙ながらに
謝罪した。
「そうです。あたしのせいで、たくさんの犠牲者を出してしまいました。その罪
から逃れようとは思っておりません。どうか、この身を、気の済むまで切り刻
んで下さいませ。」
「ああ、そうしてやるとも!」
458作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/27(金) 12:02:03 ID:1DUoiOG2
シンディは、遺族の夫妻を伴って、アルテミス専用にあつらえた拷問部屋
へと案内した。そこには、普通の囚人に使用すれば、即死してしまうような
様々な拷問器具がそろえられている。そこでシンディはアルテミスに事の
次第を説明した。
「実は、あなたのせいで、戦死したネオガイア軍兵士の遺族全員に案内状
を送ったの。あなたが、不死身になった自分の肉体で、侘びを入れたいと
言っているから、いつでも、ここを訪問して下さいってね。それが、あなたの
望みだったんでしょう」
「・・・え、ええ。シンディ様、気を使って頂きまして有難うございます。あた
しの肉体で、償いが出来るのなら、これからの人生を、遺族の方々の怒り
や悲しみを癒すために使って生きたいと思います。」
アルテミスは、決心し、遺族夫妻の前に、自ら自分の肉体を投げ出した。
「いい覚悟だ!思う存分、無念の死をとげた息子の恨みを晴らさせてもらう
よ!まず、お前の手足の指を一本ずつ引き抜き、歯を全部叩き折ってやる!
それから・・・それから・・・かあさん、手を貸してくれ。息子がどんな、苦しい
思いをして死んでいったか、この女に思い知らせてやる!」
ネレウスとドリス夫妻は、激しい怒りに我を忘れて、アルテミスの肉体を解
体し始めた。

459作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/27(金) 12:50:41 ID:1DUoiOG2
さざなみ市、治安責任者のペルセウス長官は、ポセイドン提督の旗艦『ミケー
ネ』に呼び出しを受けていた。ポセイドン提督は本来、ネオガイア星宇宙艦隊
の総司令官で、1年前に、救援艦隊を率いて地球に来襲して以来、地球植民
地総督の役割も兼務していた。
「ペルセウス君。突然だが、私は地球を離れなければならなくなった。」
「それは、また急ですね」
「うむ、実はな。宇宙情勢に微妙な変化が出てきたのだ。今まで、平和的だっ
たある種族が、なぜか、突如として、わがネオガイアに敵対的な行動を取り始
めたらしい」
ポセイドン提督が打ち明けた。その情報は、ペルセウスには初耳だった。
「ある種族とは、どこですか?まさか、タイタンの巨人達ですか?それとも百足
星人ですか?」
「違う、平和的な種族だと言っただろう。相手は、惑星ゴルァの岩石生物だ」
その名を聞いて、ペルセウスは驚愕した。ゴルァの岩石生物と言えば、銀河系
で最も無害な宇宙生物と言われている。それぞれの固体は、ほとんど動く事さ
えせず、無機物であるため、支配種族である宇宙人グレイの、食欲の対象にも
ならず、他の星間航行種族からは、無視されている。全く何を考えているのか
判らず、銀河政治の表舞台で相手にされることもない。
「岩石生物?・・・なぜです、彼らがなぜ、我々に敵対行動を?理解出来ません」
ポセイドン提督が、俺も同感だ、という表情をした。
460作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/27(金) 12:51:47 ID:1DUoiOG2
「現在、ネオガイア星宇宙情報局が、全力で敵対行動の理由を調査している。
しかし、我々の問いかけに、彼らは全く応答せず、交渉にも応じない」
「わけがわかりませんな・・・」
「唯一つ、入手した情報では、彼らは最近、宇宙の奴隷商人を通じて、宇宙
海賊に誘拐されたネオガイア星人や、地球人の女奴隷を大量に買い漁って
いたらしい」
「岩石生物が、我々ヒューマノイドを・・・つまり、奴らは我々を奴隷化したい、
という事ですか?」
「かもしれん。とにかく私は、宇宙艦隊を率いて、警戒に当たらねばならん。
なので、これ以上、地球に留まるわけには行かなくなった。私の配下の宇宙
艦20隻も、連れて行く」
ペルセウスは少し青ざめた。1年前の宇宙海賊襲撃と、地球人反乱の時の
悪夢が脳裏をよぎった。
「代わりの植民地総督は、来られるのですか?」
「ネオガイア星本国には、要請しておいた。だが、赴任して来るまで、しばらく
時間がかかるだろう。それまでの間、君が地球での最高責任者だ。軍事力は、
地上基地の戦力だけで充分だろう。必要ならば、日本の自衛隊を、玉除けに
使えばいい」
ペルセウスは心細かったが、承諾するしかなかった。日本はこの1年間、ネオ
ガイア星の属国になっているが、地球の国際社会との関係はそのままで、いつ
植民地総督府を、裏切るか判らない。漠然とした不安に悩まされつつ、翌日、
ペルセウス長官は、大気圏外に舞い上がっていく、ポセイドン提督の宇宙艦隊
を見送った。

461名無し調教中。:2006/01/27(金) 13:22:44 ID:1zTcFraU
>>460
惑星 ( ゚Д゚)ゴルァ!
作者タソ、ワロス〜w
続きwktk待ってます!
462作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/27(金) 13:40:27 ID:1DUoiOG2
>>456
しまった、間違えた。書き込んでから、記述の一部に矛盾を発見した。

どうやってゴマかしたものか・・・
463作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/27(金) 18:52:04 ID:1DUoiOG2
DNA変換装置で、透明人間となった天野孝(22歳、引き篭もりのニート)は、
誰にも見咎められないまま、東京の街をさまよい続けていた。季節は夏から秋、
冬へと変わったが、透明人間である孝は、服を着る事が出来ない。仕方なく、
孝は、24時間、絶え間なく暖房が効いている都心の高級ホテルに住み着い
ていた。食事は、ホテル内のバイキングレストランで勝手に貪り食い、風呂も
勝手に、最上階にあるスイートルームのバスを使用する。しかも宿泊客や、
ホテルの従業員女性にイタズラのやり放題だったが、ホテル側としては、ま
さか透明人間がホテル内をうろついているとは夢にも思わず、ただ、薄気味
悪がりながら、時折発生する原因不明のクレームに、平謝りに謝って対処
するだけであった。
(ここに住むのもそろそろ飽きてきたでつね)
孝は、お気に入りのフロントの女性従業員の胸を触りながら考えた。女性従
業員はひきつったポーカーフェイスを浮かべている。毎日、行われる孝のイタ
ズラのせいでノイローゼ寸前のようだった。
(どこか、遠くへ行ってみたいでつね)
ある日、孝は思い立ったかのように、東京駅へ向かうシャトルバスに乗り込み、
住み慣れた高級ホテルを後にした。特にどこへ行くという目的はなかった。
やがてシャトルバスは駅に到着し、孝は駅構内へと入っていった。
(ううっ、寒いでつ・・・)
464作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/27(金) 18:53:06 ID:1DUoiOG2
孝は、震えながらプラットホームを駆け抜け、適当な電車に乗り込んだ。電車
は動き出し、孝は各車両を回って、女性客を物色し、痴漢を働いていく。殆どの
女性は、痴漢をしている相手が判らないため、抵抗したり騒ぎたてたりしない。
(痴漢も、さすがに半年もやっていると、飽きてきたでつよ。このまま、ずっと透
明で、オイラこの先、どうやって生きていけば、いいのでつか・・・寂しいでつ、
誰か、話し相手が欲しいでつ)
孝の気分は、この所、なぜか落ち込む一方だった。最初の頃、透明人間に
なって、好き勝手を始めた時のような興奮は感じなくなっていた。
(テラ寂しいでつよ)
誰にも見えない孝が、肩を落としてトボトボと車内をうろついていると、車両の
片隅で、奇妙な女性の乗客を発見した。ボックス座席に一人で腰掛けている
その女は、若く、非常な美人で、全身をエルメスのブランド品で身を固めてい
る。しかし、奇妙なのは、その女性が絶え間なく、屁をこき続けている事だっ
た。ブヒッ、ブヒッと大きな音を出し、彼女の周りには、腐った卵のようなオナラ
の異臭が漂って、周りの乗客はあきらかに距離を保っていた。当の本人は、
お高く留まった顔で、無理矢理、周囲の迷惑に気付かないフリをしているよう
だった。
(何を考えているのでつかね、この女。お腹の調子が悪いのでしょうか?それ
にしても高そうな服でつ・・・)
465作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/27(金) 18:54:00 ID:1DUoiOG2
孝が、興味津々で見守っていると、異臭にたまりかねた、酔っ払いの中年
サラリーマンが、屁をこき続ける女に、絡んでいった。
「おめえ、臭せえんだよ。周りの乗客の迷惑も考えろよっ!」
その女・・・二階堂麗奈(21歳、女子大生)は酔っ払いのサラリーマンを睨
み返した。そして何も言わず、無視したようにフンとそっぽを向く。
「おい、聞いてんのか!臭えから、屁をこくのを止めるか、出来ねえんなら、
電車から降りろって、言ってんだよ!」
尚も絡もうとするサラリーマンに、麗奈は、何を思ったのか、突然自分の
両手で両乳房を鷲掴みにし、揉みしだき始めた。
「あたしは、行く所があるから、この電車に乗っているのよ。あなたに指図
される筋合いはないわ!」
「なんだと・・・お前、頭おかしいのか?なんで自分のオッパイ、揉んでるだ
よ。舐めてんのか、この変態女!」
酒の力も手伝って、サラリーマンの激高はエスカレートしていった。周囲
の乗客で止めに入ろうとする勇気のあるものは誰もおらず、明らかに関わ
り合いになりたくない、という態度が見え見えだった。麗奈は再び、ブヒッと
オナラをした。
「降りろ!今すぐ降りろ!ああ?」
サラリーマンが怒鳴り散らし、さすがの麗奈も泣き出しそうになった。
(何もこんな、呼吸のたびに屁をこき続けるような、おぞましい身体に改造
されたのは、あたしのせいじゃないわ・・・)
シクシクと泣き出した麗奈の様子を見かねて、孝は、突然サラリーマンの
背中に蹴りを入れた。なぜか体が勝手に動いたのだ。酔っ払って足元が
フラついていたサラリーマンは電車の通路にドサッと倒れこむ。まさか、背
中から誰かに蹴られたとは自分でも気付いていない。
466作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/27(金) 18:54:44 ID:1DUoiOG2
「いててて・・・」
サラリーマンが立ち上がろうとした時、電車が駅に止まって扉が開いた。
孝はサラリーマンの手からブリーフケースをひったくると駅のプラットホー
ムに放り投げた。
「ああっ、俺のカバンが!」
サラリーマンがカバンを拾うためにプラットホームに下りた途端に電車の
扉が閉まった。麗奈と周囲の乗客はひとまず騒ぎが収まってホッと安堵
の息をついた。ブヒッ、ブヒッと麗奈は相変わらず屁をこき続けている。
(なんなのでつかね、この女。どうせオイラ、退屈でつから、この女をスト
ーカーするでつ)
孝は、そう決めると、自分の体が見えない事をいいことに、麗奈の隣の座
席に座り込み、馴れ馴れしくブランド品に包まれた体を触り始めた。それが、
孝と麗奈の運命の出会いだった。
467作者 ◆zCS1o.kilU :2006/01/27(金) 18:59:58 ID:1DUoiOG2
この物語は完全なフィクションです。パロディではありますが
盗作ではありません。

妄想と現実の区別の付かない人や、21歳未満のお子様は、
有害なので読まないで下さい。

他人や社会に悪影響を及ぼす行為はやめよう!
468名無し調教中。:2006/01/27(金) 20:11:07 ID:6XGuhFMs
作者タソ、乙ですノシ
禿しく面白いんですけど!!
469名無し調教中。:2006/01/27(金) 21:48:48 ID:DT+iUxTQ
テラオモシロス!
470名無し調教中。:2006/01/28(土) 10:29:35 ID:TxvH//MB
電車男ならぬ透明バス男?
471名無し調教中。:2006/01/28(土) 12:42:53 ID:EYD3NHP/
屁こき令嬢リクした者です。
作者タンスバラシス。ハンパじゃない!!
472名無し調教中。:2006/01/31(火) 13:43:51 ID:o/UfvS/R
我々と等身大のキャラ、久々の登場ですな。
473名無し調教中。:2006/02/02(木) 23:50:10 ID:wQLPGCMQ
なにここ
おもしろすwwwwwwww
474名無し調教中。:2006/02/04(土) 19:09:48 ID:xEvpf4WS
支援age
475名無し調教中。:2006/02/06(月) 07:05:08 ID:MkvaKq29
最近読み始めたんだけど、ナニコレオモシロス(´Д`;)
作者タソ テラスゴス
476名無し調教中。:2006/02/06(月) 12:37:37 ID:cyjp49ig
>>475
ナカーマww
477名無し調教中。:2006/02/06(月) 12:44:42 ID:tMxLKvAp
>>475
>>476
ナカーマヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
期待age
478& ◆MzvKneg4OA :2006/02/06(月) 17:26:33 ID:JGse9QR3
女子高生SM掲示板
http://i-bbs.sijex.net/imageBoard.jsp?id=zyoshinosm
画像掲示板です。どうぞよろしくお願いします。
479エロガッパ ◆gXIWJpzFXw :2006/02/08(水) 00:15:36 ID:sistHE+I
作者タソ

惑星ゴルァで例の「廃棄物処理工程」の描写を入れられませんか。

480作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/08(水) 21:19:02 ID:UTQNRjfB
孝は、麗奈に抱きつき、Fカップの乳房を服の上から触りながら、ほっぺに
チューをした。麗奈は人の気配を感じ、ぎょっとしたが、周りに誰もいないの
でキョロキョロするだけだった。ただでさえ、屁をこき続けて、乗客の注目を
浴びているのに、これ以上騒ぎを大きくする気にはなれずに、麗奈は押し
黙った。孝は調子に乗って麗奈のスカートの下に手を入れ、割れ目に指を
入れた。
(おや、この女、ノーパンでつ)
麗奈は、肛門で呼吸をしなくてはならないので、普段パンティを履く事がで
きないのだ。ズボンも着用出来ないため、服装は常にミニスカである。麗奈
はクリトリスを指で突かれて、顔をしかめたが声は出さなかった。肺が咽喉
に繋がっておらず、発声するためには、空気袋の入っているオッパイを、自
分の手で揉まなくてはならない。気味が悪くなった麗奈は、さりげなく立ち
上がると車両の移動を始め、やがて電車が次の駅に止まるとホームに降り
立った。孝も追いかけて電車から降りたが、全裸だったので冬の寒さに凍
え死にしそうになった。
(ガクガクブルブル・・・)
それでも孝は、麗奈の追跡をやめなかった。なぜか、この屁こき女をストー
カーせずにはいられなかったのだ。麗奈は高級デパートやファッションスト
アを一人で歩き回り、次々と海外ブランドの、高価なアクセサリーや服を購
入していった。
(オイラ、こんなところに来るのは、生まれてはじめてでつ。うっ、このスカー
フ、20万円もするでつよ。えっ、この女、見るだけじゃなくて、これを買うの
でつか・・・)
孝にとって麗奈の行動は、驚きの連続だった。麗奈は屁をこきながらも、あ
くまで店員に対して、高飛車な態度で次々と試着を要求している。店員も不
信に思いながらも、愛想笑いを浮かべて応対している。
481作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/08(水) 21:20:21 ID:UTQNRjfB
「これとこれ、頂戴」
「ありがとうございます」
麗奈はショッピングを終えると、今度はタクシーを使って自宅のマンション
へと向かった。孝も隣の席に乗り込み、付いて行く。あまりの寒さに孝はス
トーカーしながら何度も、オシッコを垂れ流していた。孝はそのまま麗奈を
尾行し、マンションの部屋へと上がり込んだ。
(なんでつか、これ。この部屋には、高そうなブランド品がイパーイあるでつ。
お店でも開くのでつかね。それにしても、よっぽど金持ちなんでつね、この
変態女)
その日から、天野孝と二階堂麗奈の不思議な同棲生活が始まった。といっ
ても、麗奈は孝の存在を知らず、孝も麗奈の体に時折、イタズラはしても、
直接、話しかける勇気はない。
(オイラ、ここ何年間も、人とまともに会話した事ないでつ。ましてや女の人
に話しかけるなんて、到底、出来ないでつ・・・)
「もしもし、村上君。明日の授業は2時間目からだから、朝9時に迎えに来て
ね。わかった?」
麗奈には何人もの男友達がいるらしく、四六時中電話で、胸を揉みながら、
長々とおしゃべりをしている。アッシーやメッシー、オサイフ君などが、履い
て捨てるほどいるようだった。そして、時にはマンションにボーイフレンドの
一人を連れ込み、セックスすることもあった。その光景を、孝は傍らで指を
咥えて眺めているしかなかった。
(何で、こんなに腹立たしいのでつか。こんな変態女が誰とセクースしても
オイラには何の関係もないでつよ)
孝はいたたまれなくなり、奥の部屋へ入って、タンスから麗奈の下着を取り
出すと、匂いを嗅ぎ始めた。自分の透明のチンポを握りしめてオナニーを始
める。
(ううっ、寂しいでつ。オイラもあの変態女と、いつか、普通におしゃべりして
みたいでつ・・・)
孝の目から悔し涙が流れた。今までの人生を振り返り、自分から積極的に、
他人に関わろうと努力した事など、一度もなかったような気がした。
482名無し調教中。:2006/02/08(水) 23:53:21 ID:GVC8A4iM
なんかもう最高に面白い!!
作者タソテラスゴスww
483名無し調教中。:2006/02/10(金) 17:53:49 ID:OgUK4V79
結局話しかけられないのかよ>>孝
オリジナルの電○男とはえらい違いだな(藁
484名無し調教中。:2006/02/10(金) 23:02:24 ID:BnrS+Vtn
485名無し調教中。:2006/02/10(金) 23:03:24 ID:BnrS+Vtn
486名無し調教中。:2006/02/10(金) 23:07:16 ID:G+a/xljc
星柄ピンクのパンティ娘と撮影会って
ビラビラが小振りでエロイw
http://erog.max-hit.net/2006/02/_no003.html
487名無し調教中。:2006/02/14(火) 00:53:53 ID:oiJWJ8qH
うむ
488名無し調教中。:2006/02/14(火) 13:06:18 ID:DjYOIRxH
アゲ
489作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/15(水) 13:58:49 ID:JKHj8Ycn
孝が、麗奈に話しかけることが出来ないまま、虚しく日々が過ぎていった。
孝は、麗奈の所持品を隅々まで調べ、彼女のプライベートな情報の全て
を暗記した。
(東京都杉並区の出身、21歳、外国語大学フランス語学科の3回生、誕
生日は1985年、6月20日、ふたご座。血液型はAB型のRH+。父親は
製薬会社の社長で、兄と弟がいる。好きなブランドはエルメス。趣味、海
外旅行、乗馬。ボーイフレンド多数・・・・)
その他、1週間の大学の授業の時間割や、乗馬クラブへ通う日、良く行く
高級レストランや、ブランドショップなども全て把握した。
(オイラ、麗奈タンの事で知らない事は、何もないでつ。親兄弟や、ひょっ
とすると、麗奈タン自身よりも、良く知っているかも、でつ。お風呂で、シャ
ワーを浴びながらオナニーをする癖がある事を知っているのも、オイラだ
けでつ。)
孝は、麗奈の数多いボーイフレンドの、誰も知らないような細かい事まで、
全て知っている事に、たまらない優越感を感じた。しかし、結局、勇気がな
く話しかけることは出来なかった。
490作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/15(水) 13:59:50 ID:JKHj8Ycn
(麗奈タン、ハァハァ・・・)
孝は夜中に、ベッドで眠っている麗奈の唇に、自分の唇を重ね合わせて
興奮した。髪の毛のシャンプーの匂いを嗅ぎながらオナニーをする。麗奈
のオマンコにチンポをぶち込んで、レイプすることも出来たのだが、そこま
でやると、麗奈が目を覚ましそうな気がして、怖くて出来なかった。孝は、
麗奈がなぜ、屁をこき続けなければならない肉体に改造されてしまった
のかも知った。
(オイラと同じように、宇宙人に捕まって改造されたのでつね。オイラみた
いな、どうしようもないニートの引き篭もりは、透明人間になれて、かえっ
て良かったでつけど、麗奈タンはかわいそうでつ。なんとかしてあげたい
でつ・・・)
孝は、悩んだ挙句、さざなみ市へ行く決心をした。宇宙人の巣窟である
その町へ行けば、何かの解決方法が見つかるかも知れないと考えたのだ。
孝は1ヶ月間、麗奈と共に暮らしたマンションを後にすると、さざなみ市へ
向かって出発した。
(麗奈タンと過ごした、この1ヶ月間はオイラが、生まれてから今までで、
一番、楽しい時間だったでつ。必ず戻ってくるでつから、待ってるでつよ)
孝が、気付かれないように、そっとドアを開けてマンションを出る時、麗奈は、
いつもと同じように、胸を揉みながら、ボーイフレンドに長電話をしていた。
麗奈は、1ヶ月間、誰かが一緒に住んでいたことに気付いておらず、天野
孝という名の人間の存在すら知らなかった。
491作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/15(水) 14:05:59 ID:JKHj8Ycn
孝編、終わりです。
492作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/15(水) 15:29:17 ID:JKHj8Ycn
タレントの赤木智香子(25歳)は、憂鬱な日々を送っていた。レギュラー番
組だった朝のニュース番組を降ろされ、最近テレビの仕事がめっきり減ってい
たのだ。
(何が、『智香ちゃん卒業』よ。レギュラーを若い新人の子に入れ替えただけじ
ゃない!)
思い出すと、怒りがフツフツと込み上げてくる。しかし、周囲には内面の感情を
悟られることなく、笑顔を振りまかなくてはならない。
「ねえ、何か仕事ないの」
智香子はマネージャーに噛み付いた。マネージャーは困った顔をしながら答
えた。
「CMの仕事ならあるんだけど・・・」
「CM?やるわ。CMなら一回収録すれば、後は何度も何度も放送されて、仕事
をしなくても勝手に、あたしの知名度があがるから」
「それが・・・」
マネージャーが紹介したのは、新発売のイチジク浣腸のCMだった。ネオガイア
星人に協力している下請けの製薬会社が作った新製品で、治外法権条約で、何
の放送規制もない、CM制作会社が手掛けるらしい。
「イ、イチジク浣腸?・・・や、やるわ。あたし、このまま負け犬になりたくないもの。
テレビに出れるなら、どんな恥ずかしい事でもするわ」
赤木智香子は、その製薬会社とCM契約を結んだ。撮影当日、智香子は体調が
思わしくなかった。以前テレビ番組の拷問ショーで体内に入れた電気ウナギが取
り出せなくなり、それ以来、智香子の体内で共生をしているのだ。手術でも取り出
せないそのウナギは、時々放電し、智香子を苦しめている。その日は特にウナギ
の機嫌が悪く、体内で活発に暴れていた。
493作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/15(水) 15:30:03 ID:JKHj8Ycn
「赤木さん。事前に頼んだように、1週間ウンチはしていないでしょうね」
撮影現場で監督からチェックが入った。
「はい、大丈夫です。御蔭でお腹がパンパンに張って、気分が悪いんです
けど」
便秘の影響で、智香子の顔に、ポツポツと吹き出物も出てきている。
「いいよ、いいよ、いい感じだ。この吹き出物も、撮影に使おう。なるべく、
カチカチになったウンチをひり出してくれ。その方が、リアリティがあるから」
「はい、頑張ります」
智香子は持ち前の快活さで、ハキハキと答え、早速、撮影衣装に着替えた。
酷い便秘に悩む出勤前のOLという設定である。撮影のセットは、どこにで
もあるような、少しお洒落なリビングルームを再現したものだった。
「はい、スタート!」
カメラが回り始めた。智香子は台本通り、パンパンに張ったお腹を押さえて
憂鬱そうな顔をする。
「もう1週間も、ウンチが出ないの・・・苦しいわ、今日も出ないのかしら」
と一人ごとを言う。その時、クローゼットの中から、突然、セールスマン風の
男が片手にイチジク浣腸を持って飛び出してくる。
「便秘でお困りですか?そんな時はこの、丸亀製薬のエネマノールAをお試
し下さい!」
「エネマノールA?それって、そんなによく効くの?」
智香子が驚いた顔で、なおかつ、興味津々に尋ねる。
494作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/15(水) 15:31:09 ID:JKHj8Ycn
「はい、これ一個でどんな便秘もたちどころに解決!このパンパンに張った
お腹も、この顔の吹き出物も、エネマノールAで、スッキリ爽快です。早速
試してみましょう」
シナリオ通り、智香子はスカートをめくり上げて、男の方にお尻を突き出した。
男は、智香子の純白のレース状のパンティをずらして、アップにされた智香
子のピンク色のアヌスに、イチジク浣腸の嘴管を差込んだ。冷たいグリセリ
ン溶液が、体内に流れ込んでくる。新製品だけあって強烈な効き目だった。
「お嬢さん。我慢出来るものならやって見てみて下さい」
智香子は精神力を振り絞って、かけくだる便意と戦った。その苦悶に歪む表
情がバッチリカメラに収められる。長くなった部分は、時間の関係上、後で、
編集がかけられる。
「ウーン、ウーン!」
智香子の額に脂汗が流れた。そして、1分を待たずに智香子は肛門から、
1週間の便秘で黒く固まったウンチをコロコロとひりだした。
「こんなに出ましたよ」
リビングのカーペットの上に撒き散らされた固形物のようなウンチがアップ
で撮影された。「エネマノールAで、スッキリ爽快!」
智香子は、ウンチのついた尻をむき出しにしたまま、カメラの方を振り返り
Xサインをした。
「カーット!」
監督の合図が出た。この後、最後のシーンとして、便秘の悩みが解消し、
気分爽快で、智香子が会社に出勤していくシーンが挿入される予定である。
「智香ちゃん、とっても良かったよ。ちょっとだけ撮り直しすればOKだよ」
監督は上機嫌だった。撮影後、そのCMは日本全国の全てのチャンネルで
放送されることになった。ネオガイア星人傘下のCM制作会社が作った、
このCMは、日本の放送規定には引っ掛からない。モザイクなしで、排便す
る智香子のアヌスとオマンコが、毎日毎日、朝から晩まで、ひっきりなしに
テレビでお茶の間に流され、赤木智香子はCM女王の名を一気に高らしめた。
495名無し調教中。:2006/02/15(水) 15:49:16 ID:i9H0iMXV
キッタ-------------!!!
496名無し調教中。:2006/02/15(水) 17:09:33 ID:fYGkEowX
仲間が一人旅立って行ったでつね、
ボキはディスプレイの前でそれを見送るでつよ。
497作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/17(金) 11:53:03 ID:tB2RUfkK
 イチジク浣腸のCMが大ブレイクした赤木智香子の元に、ひっきりなしにCM
の出演依頼が来るようになった。
「智香ちゃん、今度はラブホテルのチェーン店からCM依頼が来たよ」
マネージャーは大喜びだった。売れないタレントのマネージャーを担当させられ
て、今まで落ち込んでいたのだ。
「ラブホテル?」
「『おのろけコアラの行進曲』っていう全国展開の大手ラブホテルチェーンだよ」
「やるわ。何でもいいから、どんどん仕事を入れて頂戴。あたしを馬鹿にした、
中島亜矢を見返してやるわ」
中島亜矢とは、以前、共にレギュラーとして、朝のニュース番組で共演していた、
人気絶頂の女子アナである。落ちぶれていく智香子とは対照的に、トップアナウ
ンサーとしての階段を登り詰めている。数日後、赤木智香子はCMの撮影現場
にいた。
「よろしく赤木さん」
CMで共演するイケメンタレントの三条拓也(22歳)が、智香子にさわやかな笑
顔を向けて、挨拶をした。拓也は、年齢の割りには大人の雰囲気をたたえた、
ホストのような容貌の美男子である。智香子は、仕事も忘れてうっとりとした。
「よろしく・・・」
売れれば、こんな美男子とも共演できるのだ。智香子は自分も、芸能人として
のステイタスが着実に上がっている事を実感した。挨拶を交わすと、智香子と
拓也は撮影衣装に着替えた。どこにでもいる若いカップルという設定である。
今回の撮影はスタジオ内のセットではなく、実際のラブホテル『おのろけコアラ
の行進曲』の代表店で、ロケが行われる。
498作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/17(金) 11:53:41 ID:tB2RUfkK
「スタート!」
監督の合図で最初のシーンの撮影が始まった。まずは、智香子が拓也に
おねだりするシーンからである。
「ねえ、拓也。ラブホテルに行こうよお・・・エッチがしたいよお」
と、智香子が拓也に体をすりよせる。
「もう、しょうがねえなあ」
二人は腕を組みながら、『おのろけコアラの行進曲』というネオンの文字の
電飾されたアーチの下をくぐってホテル内に入っていく。
「へえ、すごーい!バイブがレンタル無料だって。あたし、これとこれ、使うぅ」
「ええっ、こんな太いの使って、大丈夫かよ?」
「大丈夫、大丈夫」
次のシーンでは、お洒落なラブホテルのスイートルームの、ダブルベッドの
上で、全裸になった智香子が、レンタルされた極太バイブを、オマンコに根元
まで咥え込んで、悶えている。全面ガラス張りで、ベッド自体も回転するとい
う仕掛けも紹介される。
「カラオケ、DVDも無料で、見放題なんだ」
「お風呂も凄いわよ」
499作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/17(金) 11:54:35 ID:tB2RUfkK
次は、大理石仕様の広いバスルームに二人が全裸で入浴し、泡まみれに
なってお互いの体を洗いっこするシーンである。ソープランドの潜望鏡プレ
イのスタイルで、智香子が卓也のチンポをフェラチオするシーンも収められ
た。最後はダブルベッドの上で二人が実際に本番セックスを行うシーンだっ
た。このシーンに限っては、監督のOKがなかなか出ず、二人は様々な体位
で絡み合い、汗だくになりながら、何度も何度も、長時間に渡ってセックス
をした。CMでは編集され、体位ごとに短く場面がカットされる予定だ。そして
最後に顔射された智香子が、顔面に精液を垂らしながら、満足気にニッコリ
と微笑んでコメントをする。
「とっても気持ち良かった。また来ようね、拓也」
「ああ・・・」
何度もイカされてげっそりした拓也が、力なく頷いて撮影終了である。
「カーット!」
最後のシーンが終り、智香子と拓也はホッと胸を撫で下ろした。このCMも治
外法権条約に基づき、モザイク無しでお茶の間に放映されるのだ。子供の教
育に悪いから、とPTAや、野党が騒ぎ立てても、ネオガイア星人の後ろ盾が
ある以上、放送を禁止する事は出来ない。このCMも大ヒットし、ラブホテル
チェーン『おのろけコアラの行進曲』の売り上げは倍増した。
500名無し調教中。:2006/02/17(金) 12:35:40 ID:WgSRCzb7
催眠調教とかでめちゃくちゃにされてみたいです。
メールからお願いできる方いますか?
都内17♀です。
501名無し調教中。:2006/02/17(金) 15:50:48 ID:GCKJPBpf
コアラのマーチ・・・www
502作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/17(金) 17:36:47 ID:tB2RUfkK
さざなみ市のネオガイア星企業の地球支社では、新規事業立ち上げのための
会議が行われていた。出席者は、ソロン財閥のクセノフォン支社長と、さざなみ
テレビのイソップ局長、そして地球人のビデオ制作会社の女社長、東条志津子
(37歳)だった。
「あたしは、女性による女性のためのアダルトビデオを作りたいのです」
東条志津子が雄弁に語った。志津子自身が、自分の事業を進めるためにネオ
ガイア星人にアポイントを求めたのだ。彼らの後ろ盾があれば、日本の法律や
慣習を無視し、モザイク無しでアダルトビデオを販売したり、レンタルしたり出来
る。東条志津子社長のプレゼンテーションは続いた。
「今まで、日本のアダルトビデオ市場は、男性をターゲットにしたものばかりでし
た。爆発的な発展を遂げたこの業界では、黎明期に比べると年々女優のレベル
は飛躍的にアップし、内容も過激になっていますが、今だ本格的に、女性をター
ゲットにしたものは製作されておりません。今まで女性は、仕方なく男性向けに
製作されたビデオを見て、性的好奇心を満足するしかなかったのです。当然、
それらに登場する男優のレベルは低く、全く容姿に重きをおいていません。以前、
女性はオナニーしないとか、視覚では興奮しないとか、間違った常識が堂々と
まかり通っていた時期もあります。」
ネオガイア星人であるクセノフォンとイソップは退屈そうに志津子の話を聴いて
いる。
503作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/17(金) 17:37:38 ID:tB2RUfkK
「つまり、我々と提携する事で、治外法権条約の適用を受けたいのだろう」
とクセノフォンが言った。
「そうです。モザイク無しで女性が、気軽にアダルトビデオを楽しめる世の中を
作るのが、あたしの学生時代からの夢なのです。そのためにあたしは、大手
テレビ局を退社し、自分でビデオ製作会社を立ち上げました」
「わかった、わかった。君の会社と提携しよう。こちらの方から、治外法権条項
の適用を日本政府に申請しておくから、君の好きにやりたまえ。それに資金が
欲しければいくらでも言うがいい。地球の紙幣なら、印刷すればいくらでも手
に入るから」
クセノフォンが面倒くさそうに答えた。志津子は思わぬ、大盤振る舞いの申し出
に驚いた。
「ありがとうございます!」
「なんなら出演者も斡旋してやろうか?モデルでも俳優でも瞬間物質転送機
で誘拐して、奴隷用の首輪をはめれば、どんな破廉恥な内容でも、言う事を
聞くよ」
イソップ局長も気前よく申し出た。最近、自分の周辺で、何も事件が起こらな
いので少し退屈していたのだ。志津子は顔を輝かせた。二人のネオガイア星
人に用意してきた製作予定のビデオの企画書の一部を見せる。それらは、タ
イトルだけでも内容が判りそうだった。
『イケメン、街角露出』『パイロット肉欲飛行』『輪姦!消防士』『男子高校生、
制服オナニー』『エリート商社マン、徹底調教!』『男性教師、浣腸授業』
などである。
「これ、全部、撮影するの?」
「ええ、そのつもりです」
ネオガイア星人たちは、東条志津子の意気込みに少し気おされたようだった。
504名無し調教中。:2006/02/17(金) 19:03:54 ID:guC62BSQ
シンディや志津子の様に、ネオガイアを利用する、強い女の話も面白いデスネ!

ネオガイアもたじたじな女・・・w
こういうキャラが出て来るから話しに深みが出て、作者タソの話は面白い!

自分らよりSっ気が強い椰子にはネオガイアも扱いがかわってくるんだな・・・ww
505名無し調教中。:2006/02/20(月) 13:40:44 ID:wQfvuezO
>>497
浣腸でもデンキウナギは取り出せないんですか。
んー。もっとビッグなCMに出演させてデンキウナギが出てきてびっくり、とかストーリーキボンヌ。
506作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/21(火) 14:45:01 ID:HxjDTZjL
いよいよ、東条志津子プロデュースによる女性向けアダルトビデオの撮影が
クランクインした。志津子の経営するビデオ制作会社は、従業員数11人の
小さなベンチャー企業である。起業してから2年間は、細々と企画ものの男
性向けインディーズビデオを製作し、地道な営業努力で力を蓄えてきたのだ。
今回はじめて、志津子の念願であった、女性向けAVの新たな市場開拓と
いう冒険にチャレンジする事が出来る。ネオガイア星人の協力を得たことで
資金は潤沢だった。
「記念すべき一作目は、絶対に外せないわ。練りに練った企画書の中でも、
一番インパクトのありそうなタイトルを選ぶのよ」
志津子は、大手テレビ局から引き抜いたカメラマンに言った。
「これなんか、どうです。『プロ野球選手、恥辱調教』」
「いいわね。若くてルックスのいい一軍選手を出演させれば、ヒットは間違
いないわ」
志津子は、イソップ局長に紹介してもらったネオガイア星人のエージェント
を通じて、ターゲットを伝え、瞬間物質転送機による誘拐の依頼をかけた。
そして、その日の午後には、練習中のキャンプから誘拐されてきたプロ野球
選手が、ネオガイア星の軍用車でスタジオに護送されてきた。
507作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/21(火) 14:45:46 ID:HxjDTZjL
「すげえ、本物の本宮選手だぜ!」
カメラマンは興奮して叫んだ。本宮弘樹選手(24歳)は、大学野球からプロに
スカウトされ、ドラフト指名上位で、セ・リーグの有力チームに入団した、誰もが
知っている4番バッターである。スポーツマンでありながら、知性的で、整った
顔立ちをしているため女性ファンも多かった。
「いいのかよ。本宮選手にこんなことして」
「いいのよ。あたし達には、宇宙人の後ろ盾があるんだから。法律に違反して
も日本の警察は、黙認するしかないのよ」
志津子はあくまで強気だった。翌日、セットが組まれ、本宮弘樹選手とからむ
他の出演者も集められ、撮影が始まった。
「まずは、バッティング練習からよ。みんな、本宮選手を押さえつけて下半身
を裸にして!」
監督である志津子の指示で、主演者のオバサン達がユニフォーム姿の本宮
選手に群がり、体を撫で回しながら、ズボンとパンツをずり下げた。お世辞にも
美人とは言えないオバサン達は、元風俗嬢や、公募で集められた素人たちだ
った。
「こんなに、硬くなっちゃって、さすがにプロ野球選手は、逞しいわね」
「この体だったら何回でも、イケそうね。オバサンのオマンコに後で入れてあげ
るから楽しみにしてらっしゃい」
508作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/21(火) 14:46:29 ID:HxjDTZjL
オバサン達は、決められたセリフを言いながら、本宮選手のズボンとパン
ツを剥ぎ取り、下半身露出のまま、セットのバッターボックスに立たせた。
本宮選手の首にはネオガイア製の奴隷管理用の首輪がはめられ、撮影
スタッフの言う事を聞かないと高圧電流が流される仕組みになっている。
昨日の晩、散々反抗した本宮選手も、今日は大人しく、女達のされるが
ままになっていた。
「お前自身のバットでボールを打つのよ」
「そんな・・・無理だよ・・・」
本宮選手は涙目でつぶやいた。手が使えないように、両腕を頭の後ろで
組まされ、手錠を掛けられる。そして、はち切れんばかりに、屹立したチ
ンポをストライクゾーンに突き出した。
「つべこべ言わずに、やるのよ。三振だったらお仕置だからね!」
オバサンの一人がピッチャーになり、もう一人がキャッチャーになった。
志津子の合図で、ピッチャーが振りかぶり、バッターボックスめがけて
硬式のボールを投げた。本宮選手は、腰を振ってスイングしたが、空振
りだった。
「何やってんだよ、てめえっ!わざと外してるんじゃないでしょうね?」
外野からオバサンの罵声が飛び、本宮選手は、恥辱と恐怖に涙を流した。
本当に、硬式のボールをチンポで打ち返したら、とてつもなく痛いに違いない。
509作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/21(火) 14:47:34 ID:HxjDTZjL
「すいません・・・」
「お前、それでも4番バッターかよ!」
「ドンマイドンマイ、気楽にいこー」
2球目が投げられた。本宮選手は、恐怖に耐えるために、歯を食い縛り、
ストライクゾーンに来たボールを、めいっぱい、腰を前に突き出して、勃起
したチンポをスイングした。
「あおおおおお!」
ピシャッという鈍い音がした。チンポは見事にボールに当たって、コロコロ
と地面に転がった。本宮選手は恐ろしい激痛に絶叫する。
「ファール!」
審判役のオバサンが叫び、出演者とスタッフ一同が大笑いした。
「なんだ、ファールかよ。4番バッターが聞いて呆れるわ」
「うっ・・うっ・・・」
股間の激痛にしゃがみこんでしまった本宮選手は、悔しさのあまり嗚咽した。
なぜ、年俸1億円の自分が、こんなやつらに、屈辱を受けなければならない
のかが判らない。
「早く立ちなさい!もう一回投げるわよ!」
ピッチャーのオバサンが、続けて3球目と4球目を投げたが、いずれも、
掠っただけの空振りだった。一度激痛を味わってしまうと、怖さのあまり、
腰が引けて打てないのだ。
「ストライク、バッターアウツッ!」
「なにやってんだよ。当たんなくちゃ、絵にならねえだろうが!真剣にやれ
よ、本宮!」
5球目を空振りした本宮選手に、口々に罵声が飛んだ。怒ったピッチャー
やギャラリーが本宮選手の股間めがけて一斉にボールを投げつける。
510作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/21(火) 14:48:24 ID:HxjDTZjL
「あおおっ、や、やめて下さい」
へっぴり腰で股間をかばう本宮選手に無数のボールがぶつけられ、たち
まち、剥き出しの下半身は、青痣だらけになった。
「カーット!もういいわ、次のシーンいくわよ」
志津子が指示をした。次のシーンは三振をした本宮選手に対するお仕置き
シーンである。再びユニフォームを着せられた本宮選手が、服の上から後
手に、亀甲縛りで縛り上げられ、天井から吊るされる。口にはボールギャグ
が咬まされた。
「オーオーオー・・・」
情けないうめき声を上げる、本宮選手の口から、だらしなくヨダレが、ダラダ
ラと流れ出た。
「とても、いい格好よ」
レザーのボンテージファッションに身を包んだ、太ったオバサンが、本宮選
手の尻や股間を掌で、いやらしく撫で回す。
「さすが、プロ野球選手ね。いい体してるわ」
「オーオーオー・・・」
オバサンは布切りバサミを取り出すと、おもむろに本宮選手のユニーフォ
ームを切り裂き始めた。胸板と乳首、腹筋が見えるように、胸元から下を
ザクザクと切り取られ、日焼けした逞しい肌が、露出される。ズボンの股間
とお尻の部分も丸く切り抜かれ、先ほど、ボールが当たって腫上がったチ
ンポが、再び丸見えになった。
「淫乱な男だね。こんな恥ずかしい格好にされても、勃起してるじゃない。
変態よねー」
オバサンは本宮選手の顔を、両手で挟み込んで、首が動かないようにして、
自分の舌でペロペロと、本宮選手の日焼けした顔面を舐め回し始めた。
511作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/21(火) 19:38:04 ID:HxjDTZjL
「お前の顔をヨダレまみれにしてあげるわ」
「オーオーオー・・・」
本宮選手はぎゅっと目をつぶって、顔の上を這い回る舌の感触に耐えた。
「そうそう、お前のバットに、さっき三振した、お仕置きをしなきゃね」
舐め終えた、ボンテージ姿のオバサンは、今度は、ライターで赤いローソ
クに火をつけ、勃起している本宮選手の亀頭に、ポタリポタリと垂らし始めた。
「アオオオオオッ!」
最も敏感な部分に熱蝋を垂らされて、本宮選手は、ボールギャグの内側から、
あらん限りの声で絶叫した。
「ほーらほら、熱いわよー」
オバサンも乗ってきたようだった。顔に、嗜虐心剥き出しの、熱の入ったサデ
ィスティックな表情が浮かんでいる。やがて本宮選手のチンポが、赤い蝋で
固められて、張り方のようになると、今度は、腹や胸、御尻、顔などに熱蝋を
ふりまき始めた。
「フフフ、もっといい声で鳴いてみな。このマゾ男」
「ウーウーウー・・・」
「浣腸をしてやるよ」
オバサンは、ローソクが短くなると火を消し、代わりに極太の浣腸器を取り上
げた。そして洗面器からグリセリン溶液をたっぷりと吸い上げ、本宮選手の肛
門に突き立てる。
512作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/21(火) 19:38:42 ID:HxjDTZjL
「アウッアウッ」
「我慢するんだよ。あたしが、いいって言うまで出しちゃ駄目よ」
注入が終わると、オバサンは、バラ鞭で、本宮選手の裸身を思い切り打
ち始めた。切り刻まれたユニフォームが、残骸のように、ぶら下がっている。
「アーアーアー・・・」
本宮選手は、荒れ狂う便意と戦いながら、全身を間断なく襲う鞭の痛みに
錯乱状態に陥った。
(苦しい、助けてくれ。なんで俺がこんな目に合ってるんだ。俺はAV男優
じゃねえぞ。お前ら、カメラで撮ってんじゃねえよ。俺は、プロ野球の本宮
弘樹だぞ・・・あ、出る・・・)
耐え切れなくなってとうとう、勢い良く、黄金色のドロドロした物体を床にぶ
ちまけた。
「きったねー」
「くさーい」
「恥ずかしくないの。こんな所でウンチもらしちゃって」
本宮選手の口かボールギャグが外された。
「ビデオを見ている皆さんに謝んなさい。ウンチを漏らしちゃって御免なさ
いって。汚い物をお見せして申し訳ありませんって、ちゃんと言うのよ」
「うっ、うっ・・・漏らしちゃって、御免なさい・・・汚い物をお見せして・・・」
「何?聞こえないわよ!もっと大きな声出しなさい!馬鹿じゃないの!」
「ウンチを漏らして御免なさい!汚い物を見せて御免なさい!」
言い終わるなり、本宮選手は号泣した。男泣きだった。
513作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/21(火) 21:35:09 ID:HxjDTZjL
 最後のシーンは、中年女4人と本宮弘樹選手の5Pだった。
「ほら、あたし達に土下座するんだよ。僕のチンポをオマンコに入れさせて下さ
いってお願いするのよ」
本宮選手は全裸になり、仁王立ちになっているオバサン4人の足元に、土下
座をした。
「ぼ、僕の汚いチンポを、オ、オマンコに入れさせて下さい・・・」
額を床に擦り付ける。
「よーし、入れさせてやるよ。でも、その代わり、あたし達4人、全員を満足さ
せるまで許さないからね!」
「はい、頑張ります・・・」
4人のオバサンに、本宮選手は、押し倒され、騎乗位で跨ってきた一人に、
オマンコをはめ込まれた。
「腰降りな」
本宮選手は、下から突き上げるように腰を振る。プロ野球選手ならではの、
腰のバネを使った動きだった。
「あたしのオマンコをしゃぶりな」
別のオバサンが、顔面に騎乗してくる。顔の押し付けられたオマンコから、
ムッとする匂いが鼻を付き、本宮選手はムセこんだ。
「ムセてんじゃねえよ、マゾ男のくせにさ」
顔騎したオバサンは、太腿で思い切り、本宮選手の顔面を締め上げた。
(く、苦しい・・・息が、出来ない・・・)
514作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/21(火) 21:36:05 ID:HxjDTZjL
本宮選手は、なんとか舌を伸ばし、押し付けられるオマンコの奥を、クチュ
クチュと舐め始めた。残りの二人のオバサンが、本宮選手の左右の手を、
自分の乳房や股間に押し当てて弄んでいる。まさに地獄の快楽だった。
「うっ!」
本宮選手が果てた。
「てめえ、イクならイクって言えよ。中に出ちゃったじゃないの!妊娠したら
責任とって結婚してもらうからね!」
「あ、それいいかも。年俸1億円の、こんな若い男と結婚出来たらラッキー
じゃん」
「でも、こいつマゾ男だよ」
「いいの、いいの、次、あたしよ。中に出していいからね。その代わり子供
が出来たら結婚よ!」
(くそ、冗談じゃねえ!)
本宮選手は、オバサン達に散々弄ばれながら、心の中で毒づいた。やが
て、4人の女全員との本番のセックスを終え、無事撮影は終了した。精液
を吸い取られてボロ雑巾のようになった本宮選手は、来た時と同じように
ネオガイア星人の手で練習キャンプへと送り返された。そうして一ヶ月後、
発売された『プロ野球選手、恥辱調教』のビデオ・DVDは記録的な大ヒッ
トとなった。
「凄い、売り上げだわ。大成功よ」
志津子は興奮した。テレビのスポーツニュースで時折流される、プロ野球
の練習風景では、何事もなかったかのように本宮弘樹選手が、トレーニン
グに励んでいる。今回のアダルトビデオ発売の件に関して、彼は、一切の
マスコミの取材を拒否していると言う。
「さあ、早く次のタイトルの製作に、かからなくっちゃ。他社が真似をしてく
る前に、稼がなきゃいけないわ」
東条志津子は、スタッフと次回作『男子高校生、制服オナニー』の企画内
容を検討するため、スタッフにミーティングの召集をかけた。
515作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/21(火) 21:38:49 ID:HxjDTZjL
CM編とAV編、終わりです。

>>505
なにか、リクがありましたら、続編で参考にさせて頂きますので、なるべく詳しい設定で、お願いします。
516名無し調教中。:2006/02/21(火) 22:55:10 ID:fbX+YkcB
503にある企画書のAV撮影見てみたいなぁ
517名無し調教中。:2006/02/21(火) 23:57:29 ID:5EklP3oI
>>515
作者タソは漏れのネ申!!
518名無し調教中。:2006/02/24(金) 01:09:52 ID:fbYF+H4V
今回の更新も最高でした!
519ピタゴラス博士 ◆PITAaFJ7Tw :2006/02/24(金) 16:36:44 ID:Ubm50rM3
520名無し調教中。:2006/02/24(金) 17:35:11 ID:etlY3bmo
前から思ってたんだけど、ピタゴラス博士って奴は何なの?
書き込みのレベルが低すぎるんだけど。
521作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/24(金) 23:10:59 ID:98rbtv3Z
>>519

何の関係もありません。
522名無し調教中。:2006/02/25(土) 17:51:42 ID:QtZdVxbT
>>521
520へのレスかと思ってドキッとしたのは内緒
523520:2006/02/25(土) 19:04:19 ID:14HdSg55
すいません。
ああいうレスをすると、作者タンに迷惑がかかる事になるかも知れないので、今後自粛します。
作者タンガンガレ!
524名無し調教中。:2006/02/25(土) 21:02:12 ID:xhqXmgjW
>>523
 つ NGワード
あぼんで快適。
525名無し調教中。:2006/02/25(土) 22:24:44 ID:DogUf3Dq
ファン同士争うと作者のテンションも下がるからね。
平和にいこうよ♪
526名無し調教中。:2006/02/26(日) 14:59:48 ID:MWEr+gtt
賛成ノシ
527作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/27(月) 13:06:57 ID:KDcnxdLt
 紀元1575年、織田信長の本拠地である岐阜城の地下牢では、明智光秀
(47歳)が女忍者の山川桃江(19歳)を天井から吊り下げ、厳しい拷問を加
えていた。
「桃江、よくも上杉謙信の暗殺に失敗したな。御蔭で俺は、信長様から、重臣
達の居並ぶ前で、足蹴にされたのだぞ!」
光秀は、激怒していた。
「申し訳ございません。上杉謙信は、女に興味がないらしく、あたしの色仕掛
けが通用しませんでした・・・」
全裸で縛り上げられたまま、桃江が必死に許しを乞うた。伊賀忍者であった
桃江は、光秀に毒を飲まされ、半年に一度、光秀の小便を解毒剤として飲ま
なければ、死んでしまうと、教え込まれているのだ。それが、光秀の只のハッ
タリだとは気付いていない。
「ええい、言い訳など聞きとうない!罰を与えてやる!」
光秀は、真っ赤に焼けた焼き鏝を用意した。焼き鏝の先には『恥』と言う文字
が彫られている。
「お、お許しを・・・光秀様・・・」
桃江の顔が恐怖に引きつった。桃江の体には、これまで失敗の度に、光秀
によってつけられた、お仕置の跡が無残に刻み込まれている。光秀は容赦な
く焼き鏝を桃江の左の太腿に押し付けた。
「うぎゃああああ!」
肉の焦げる匂いと共に、桃江が絶叫した。彼女の太腿には、また一つ『恥』
と言う文字が刻み込まれた。
「上杉謙信が、男色家だという噂は、本当だったのか。ならば、お前の兄の桃
之助を刺客として差し向け、色仕掛けでたぶらかせれば、あるいは暗殺に成
功するやもしれんな・・・」
織田家の情報機関を束ねる光秀は、ブツブツとつぶやき、思案をめぐらせた。
528作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/27(月) 13:08:02 ID:KDcnxdLt
その頃、甲斐の国、武田領内にある金山を、武田家の当主、勝頼(29歳)
が視察に訪れていた。巫女姿の望月千代女(39歳)が影のように付き従っ
ている。この金山では、武田家に歯向かって滅ぼされた信濃の武将や、そ
の家臣達が、奴隷として暗い坑道の中で使役されている。また彼らの妻や
娘たちも遊女となり、不特定多数の鉱山労働者を相手に春をひさいでいた。
誇り高い武家の出身である彼らの中には、最初の頃こそ、慣れない肉体
労働で病死したり、生き恥をしのんで自殺したりする者も後を絶たなかっ
たが、生き残ったもの達は、全てを諦めきったかのように自我を殺し、ひた
すら武田家の資金源である金の採掘に励んでいた。
「父、信玄が死んでから、3年が経つ」
勝頼が、千代女に語った。
「いよいよ、織田信長に攻勢をかける時が来た。父、信玄が遂げられなか
った悲願を、この勝頼が成し遂げるずら」
千代女は、陰りを帯びた眼差しで勝頼を見た。血気盛んなこの若者の面
差しは、父信玄とそっくりだったが、その器には天と地ほどの差があるよう
に思えたのだ。
「信長は、この3年間で、対抗勢力を次々と滅ぼし、兵力を格段に増強して
ございまする」
千代女は言った。織田家は、信玄が死んだ後、浅井朝倉を滅ぼし、本願寺
門徒衆を虐殺し、足利幕府最後の将軍義昭を追放して、250年間続いた
室町時代を終焉させた。それに引き換え、武田家は、信玄の死後3年間、
遺言に従って、目立った軍事行動はとっておらず、領土も殆ど増えていない。
時代の流れは加速しており、織田に真っ向から戦いを挑むのは危険に思えた。
「ふん。いくら数が増えようとも、所詮、織田の兵隊など寄せ集めの烏合の
衆ずら。我が武田騎馬軍団は、日本最強の精鋭ずら!」
勝頼は、武田全軍に出陣命令を出した。
529作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/27(月) 13:08:49 ID:KDcnxdLt
岐阜城天守閣では、織田信長が、景色を眺めながら酒を飲んでいた。手
に持っているのは、宿敵、浅井長政の頭蓋骨で作られた、髑髏杯である。
明智光秀、羽柴秀吉をはじめとする重臣達が厳粛な面持ちで、主君、信長
のご機嫌を伺っている。この気難しい主君の機嫌を損ねれば、重臣と言え
ども、明日の命の保証はない。
「信長様。余興に、この猿めが、猿踊りを御覧にいれるがや」
秀吉が率先して申し出た。この男は百姓の出身であるため、プライドはなく、
出世のためにはなんでもやる。信長が少し笑った。信長の機嫌が悪くない
事が判り、秀吉はホッとした。
「猿の踊りは、もう飽きた。ハゲ、たまにはお前が、ハゲ踊りをせい」
酔った信長が光秀に命じた。光秀の体が怒りでプルプルと震える。秀吉と
違い光秀は、列記とした武士の出身で、名門源氏の末裔でもあるのだ。
「恐れながら、信長様。光秀は武人でござりまする。皆の前で、踊りなど、
出来ませぬ」
光秀は決死の覚悟で断った。次の瞬間、信長が怒髪天を付いた。
「なんだと、ハゲッ!ハゲの分際で、俺の命令に逆らうのか!付け上がり
おって・・・碌な仕事も出来ん癖に、踊りも踊れぬと申すのかっ!」
信長が脇差に手をかけ、血の雨が降りそうだったその時、一人の家臣が
慌ただしく駆け込んで来た。
530作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/27(月) 13:09:54 ID:KDcnxdLt
「御報告いたします。武田勝頼が軍を動かし、大部隊で甲府を進発した、
という早馬が徳川殿より届きましてござります!」
信長は、家臣の手から書状をひったくると目を通し、せせら笑った。
「ふん、勝頼め。飛んで火にいる夏の虫、とはこの事じゃ。今の織田家は、
3年前の我らとは違う。武田潰しの秘策も用意しておる」
「秘策とは、いかなもので?」
秀吉が尋ねた。
「3000丁、の鉄砲隊を用意した。一斉射撃で、武田の騎馬軍団をこの世
から消滅させる」
「3000丁、でございますか?」
秀吉は大げさに驚いて見せた。信長が、ここ数年、鉄砲の製造工場をあ
ちこちに作り、大量生産を続けていた事は、周知の事実であり、秀吉も知
っていたが、信長を喜ばせるためには、ほんの僅かなチャンスも逃さない。
秀吉は、信長の籠愛を受ける事では、光秀にかなり差を付けていると思
っている。
「そうだ、猿。これからは鉄砲隊が戦の主力となる。わしは、この他にも、
鉄で出来た軍船に、大砲を備え付けることも考えておる。これらの武器を
使って、日本を征服した後は、朝鮮に攻め込み、明、天竺も攻め落とすつ
もりじゃ。世界はわしのものぞ」
秀吉は、信長の発想のスケールの大きさに感服し、はるか未来、朝鮮半
島に攻め込む軍団の指揮を取る自分の姿を想像して、うっとりとした。
531作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/27(月) 22:27:45 ID:KDcnxdLt
 織田、徳川連合軍、3万8千人は、長篠城の西方にある盆地に布陣した。
秀吉の草履取りである久石千鶴も同行しており、歴史に名高い、長篠の戦い
を目撃することになった。
(この戦いは、織田信長の勝利に終わり、武田の騎馬軍団は壊滅することに
なる・・・)
千鶴は、子供の頃、学校で習った日本の歴史を思い出した。
(もし、ここで織田信長が敗れればどうなるのだろう?歴史は変わり、2003年
の宇宙人襲来も無いのだろうか?)
千鶴は考えたが、答えは出なかった。地球上で起こる微細な出来事と、宇宙
規模で起こる出来事とは、相関関係がないように思われる。どちらにしろ、今
の千鶴には歴史を変える力はなく、たとえ変えようとしても、例の時間警察が
現れ、力尽くで、歴史の変革を阻止するに違いない。
(歴史を変えるとするなら、もっと現代に接近してからだ。なるべく2003年の
直前がいい。でなければ、あたしが戻る未来は、元居た未来とは、似ても似
つかぬ世界になってしまう・・・)
もともと、千鶴の知能指数は、平均よりもかなり高かった。公安庁でのテスト
の時、IQ140は軽く超えていたはずだ。それでも千鶴は物理学者でも科学者
でもなかったため、この問題を考えるのは難しすぎた。
532作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/27(月) 22:28:51 ID:KDcnxdLt
(あと400年生き、戻った未来は、果たして同じ未来なのだろうか・・・例え
表面上は似ていても、それは別の世界なのでは・・・そんなものを救ったと
して何になる。そして、仮に全てが成功したとしても、その後もあたしは永遠
に生き続けなければならない・・・)
考えれば考えるほど千鶴の不安は増大し、気が狂いそうだった。
(桃江と桃之助は、今どうしているのかしら)
ふと、千鶴は山川兄妹の事を思い出した。自分の子孫である彼らとは、3年
前に別れたきり、会っていない。同じ織田の家中で働いていると言う事だけは、
秀吉から噂に聞いている。そして、いよいよ戦の当日、完璧な布陣を敷いた
織田軍の前面に、武田騎馬軍団1万5千が出現し、武田勝頼の号令一下、
恐るべき勢いで突撃してきた。
「撃てーっ!」
織田信長の号令で、3列に並んだ鉄砲隊の最前列の1000丁が火を噴いた。
銃弾を浴びた武田の騎馬武者がバタバタと倒れる。一方的な虐殺だった。続
いて、2列目の1000丁が前に出て、生き残った武田の騎馬武者に再び一斉
射撃を行う。そして、さらに3列目の斉射が終わると、弾込めを終えた1列目が
再び射撃を行うという繰り返しだった。これでは、いかに武田の騎馬軍団が
日本最強といえども、織田の兵士と刀を交えることすら出来なかった。
「恐ろしい、戦だがや」
織田の一部隊の指揮を取る羽柴秀吉が、身震いして言った。こんな戦い方が
あるとすれば、今までの日本武士の伝統は何だったのか。この時代、鉄砲の
量産化に成功していたのは織田家のみだった。わずか数時間の戦いで、武田
の騎馬軍団は屍の山と化し、文字通り消滅した。
「うわはっはっは。愉快じゃのう。ほれ、全軍突撃じゃ。生き残った武田の残兵を、
一兵残さず討ち取るのじゃ。勝頼の首を持って参れ!」
信長は上機嫌だった。長篠の戦いは史実通り、信長の大勝利に終わった。
533作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/27(月) 23:49:21 ID:KDcnxdLt
 紀元1581年、伊賀の国。百地三太夫をはじめ、伊賀の上忍達は殺気立っ
ていた。
「いよいよ信長は、我々に、矛先を向けようとしておる」
「奴は、我々、伊賀忍者を皆殺しにするつもりですぞ」
石川五右衛門が、悲痛な声を上げた。
「服部半蔵が、我らを完全に裏切り、徳川家康につきました」
猿飛佐助も、吐き捨てるように言う。
「そう言えば、以前送り込んだ山川兄妹も、織田の手先に成り下がってしも
うたな」
「くそっ、古来より、日本の歴史を操ってきた我らが、あんな、うつけ一人のた
めに根絶やしにされてなるものか!五右衛門よ。『よもがみの術』を使うぞ。
吉野、紀州の山地に隠れ里を用意するのじゃ。全滅したと見せかけて、山間
部へ身を隠す。我ら忍者集団は、未来永劫、この国を影から支配するのじゃ!」
「ははっ!」
忍者集団は、さらに奥深い山奥へと散っていった。裏切り者の服部半蔵を先鋒
に押し立て5万を超える織田軍が伊賀へ侵入してきた時、百地三太夫は徹底
抗戦を演じて見せ、全滅したと見せかけて、まんまと、その身を隠した。
534作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/27(月) 23:56:54 ID:KDcnxdLt
1582年6月、運命の日が近付いていた。織田家の領土は日本の中央部の三
分の一を占め、もはや、まともに対抗出来る勢力など、日本のどこにも存在し
ない。北条、毛利、島津、伊達、長曽我部、などの地方大名は、未だ健在だっ
たが、地域が離れすぎているため結束しようがなく、多方面作戦を展開し、各
個撃破していけば、あと2、3年で、信長は、天下を統一出来る筈だった。
「日本が統一されれば、天皇家を廃絶し、わしが唯一無二の神となる。そして
世界征服へと乗り出すのだ。」
信長は、新しく完成した安土城の天守閣で、光秀や家康などに語った。光秀は
青ざめた。
(天皇家の廃絶!なんと恐ろしい事を平然と、口にする男だ)
「ハゲ、何か不満があるのか?」
「いえ、滅相もございません」
光秀の体は小刻みに震えていた。
「ハゲ、お前はこれから、お前の配下の軍団を引き連れ、毛利と対戦している、
猿の救援に向かえ。現地に着いたら、猿の指揮下に入るのだぞ」
(なんと、この俺が、猿の指揮下に!)
その屈辱は、耐えれるものではなかった。しかし、眼前の信長に逆らう事は出
来ない。
「かしこまってござります。では、直ちに準備にかかりまする」
明智光秀は1万3千の大軍を引きつれ、西へ向かった。しかし、進発してすぐに、
一人の忍者が、光秀に接触してきた。
535作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/27(月) 23:57:35 ID:KDcnxdLt
「お前は、何者だ?」
「それがしは、伊賀の上忍、猿飛佐助と申します。朝廷より密書をお預かりして参
りました」
光秀は、差し出された密書に目を通した。
「これは・・・」
光秀は愕然とした。密書には、朝敵である逆賊、信長を撃つように。そして信長暗
殺に成功した暁には、源氏の末裔である明智光秀を征夷大将軍に任命すると書
いてあった。光秀の胸中を様々な思いが掠めた。
(この俺が、征夷大将軍!・・・あの信長を撃てば・・・ハゲ、ハゲと、この俺を馬鹿に
していたあの信長を)
「現在、信長は、本能寺にわずか数十人の従者を携えただけで、宿泊してござり
ます。今、あなた様が、この大軍で、取り囲めば、いかに魔王と恐れられた信長と
言えども、万が一にも撃ち漏らすことはありますまい」
猿飛佐助は口頭で、自分の収集してきた情報を光秀に提供した。脂汗を流しなが
ら、ようやく、光秀の決意が固まった。
「敵は、本能寺にあり・・・」
光秀が、配下の者たちに号令をかけた。明智軍、1万3千が謀反を起こした瞬間
だった。
536作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/28(火) 00:44:23 ID:/xR65nnD
1582年6月2日。本能寺に宿泊中の信長は、夜中に突然目を覚ました。やけに表
が騒々しい。
「何があったのだ!」
「み、光秀が謀反にござりまする」
信長のお気に入りの小姓である森蘭丸(18歳)が寝所に駆け込んで来た。
「なんだと。ハゲが謀反だと!」
光秀には1万3千の兵を与えてある。それが全て裏切ったとなると、多勢に無勢だった。
「信長様。早く、脱出を!」
「フッ、無駄だ。ハゲのやることに、ぬかりはなかろう。」
信長は、吐き捨てるようにそう言うと、弓と槍を手にし、明智軍に応戦したが、やがて、
あきらめ、寺に火をかけた。

人間、五十年〜下天の内を比ぶれば〜
夢幻のごとくなり〜
一たび、生を得て〜滅っせぬ者のあるべきか〜

信長は、お気に入りの舞を舞った。数十年前の桶狭間の戦いの直前にも、この舞を
舞った記憶がある。
(天下統一、いや世界支配の野望を達成することが出来ないまま、また、俺は、こん
な死に方をするのか・・・また???)
537作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/28(火) 00:45:03 ID:/xR65nnD
切腹をしようと、着物の前をはだけ、脇差を手にした時、ふと信長は我に帰った。
(また、とはどういう事だ。俺は、今までに何度も、このように悲運の死を遂げて
いるというのか?)
信長は、死の直前になって、浮かび上がって来た自分の記憶に、愕然となった。
しかし、それについて深く考える暇もなく、乱入してきた明智軍の兵士の目の前
で、腹をかき切った。
「ええい、逆賊ども!信長様の首級は、渡さぬぞ!」
応戦する森蘭丸の叫び声を聞きながら、信長の意識は急速に薄らいでいった。
享年49歳。転生者である信長の魂は、この後、17年の時を経て、遠く離れた
イギリスの地に、オリバー・クロムウェルとして生まれ変わる事になる。17世
紀初頭にピューリタン革命を主導したクロムウェルは、平然と国王、チャール
ズ1世を処刑するなどして、イギリスに独裁政治を敷き、終身護国卿として、
イギリスの世界支配を推進した。
538作者 ◆zCS1o.kilU :2006/02/28(火) 00:47:04 ID:/xR65nnD
戦国編終了です。とうとうエロ抜きになってしまった。

ま、仕方ないか。次、がんばろう!
539蘭丸:2006/02/28(火) 00:48:13 ID:Plf/Yhjc
信長様ぁ
540名無し調教中。:2006/02/28(火) 01:08:08 ID:lYN+Ukci
>>538
作者タソ、乙でした!

エロは待ち遠しいけど、作者タソが楽しんで投下してくれればいいですよ!!
次作楽しみにしとりますw
541名無し調教中。:2006/02/28(火) 17:43:37 ID:ZpiNLGbB
エロがほとんど無いのにこんなにも面白いなんて反則でつよ、作者タンw
542名無し調教中。:2006/03/02(木) 00:06:34 ID:3Gm1AS4t
いや、ただ史実をなぞってるだけっしょ・・・・・・




・・・なのに面白かった!w
543名無し調教中。:2006/03/02(木) 02:19:27 ID:1Ar0s43F
戦国好きなんでちょっとツッコみたいところは
あるんですが、おもしろかったですw
544作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/02(木) 10:54:54 ID:6F3a4bje
 2006年3月、六本木のオフィス街にIT企業ばかりがテナントとして入居して
いる超高層ビルがある。その中のある会社で、全社員を集めての朝礼が行わ
れていた。
「我社は、来月、4月1日より社名を変更する事になった」
社長の根津順平(37歳)が発表した。
「社名を、今までの『桜井ソフト開発』から『J・Nテクノロジー』へ変更し、新興株
式市場への上場申請を行う」
社員の間にどよめきが起こった。眉をひそめるものもいる。前社長で現在は社
内奴隷の身分に落とされている桜井真司(30歳)は悲しげな表情をした。真司
とその妻、弥生(27歳)は、以前、宇宙人に拉致され、その時に首に巻かれた
奴隷管理用の首輪が外れないために、解放された後も奴隷としての生活を余
儀なくされている。この首輪をはめている限り、他人の命令には、どんな過酷
な内容であっても、無条件で従わなければならず、社長の職務に復帰するこ
とが出来なかったのだ。真司と弥生は、解放される前に宇宙人より与えられた、
一切の衣服を着てはいけない、という命令を永遠に守らなくてはならないため、
今も全裸である。朝礼が終わると、社員達はそれぞれの仕事に戻って行った。
「おい、真司、コンビニで弁当買ってきてくれや」
いきなり真司は、営業部員の山崎聡史に、高飛車な態度で命令された。
「はい、山崎様、行って参ります」
真司はうやうやしく頭を下げる。この男は、真司が社長だった時、新卒採用した
3流大学出の若者である。即戦力として鍛え上げるため、かなり厳しく指導した
のだが、その時の事を逆恨みして、執拗に真司をいたぶるのだった。
545作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/02(木) 10:56:11 ID:6F3a4bje
「鮭弁当と、ついでにお茶も買って来い。俺は、もうすぐ取引先に出かけるから、
それまでに、腹ごしらえをしておかんとな」
聡史は、財布から千円札を抜き取ると、ヒラヒラと床に落とした。
「拾え」
「はい、山崎様」
すっかり奴隷根性の染み付いた真司は、怒りを覚える事すらない。そればかり
か、マゾとして開花しつつあるらしく、屈辱的な行為を受けると、異様に体が熱く
なり、チンポが勃起する始末だ。真司は千円札を拾い上げると、全裸のまま、
オフィスを出て、エレベーターに乗り込んだ。エレベーターは共用で、他のテナ
ント企業の従業員も利用する。
「キャッ!」
エレベーターに乗った途端、たまたま、乗り合わせた他の階のOLが、全裸の
真司の姿を見て、小さく悲鳴を上げた。真司は、何事もなかったように自然に
振舞わなければならない。
「すいません。1階のボタンを押してもらえませんか」
エレベーターは込み合っていて、ボタンに手が届かなかったため、真司が頼んだ。
「お前、奴隷の真司だろう?奴隷の癖に、俺達に命令するのか!」
真司の事を知っている他社のサラリーマンが、目くじらを立てた。
「そんな、滅相もございません・・・」
「大体、お前が裸でエレベーターに乗ってきたら、お嬢さん方がビックリするだろ
うが。奴隷なら奴隷らしく階段を使え!」
「はい、申し訳ございません・・・」
546作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/02(木) 10:58:15 ID:6F3a4bje
真司は次に止まった階で、エレベーターから降ろされた。例え、たまたまバッタ
リ出会っただけの、見ず知らずの人間であっても、奴隷管理用の首輪をつけて
いる限り、命令には逆らえないのだ。真司は右手に千円札を握り締め、地上23
階から、とぼとぼと人気のない非常階段を降りて行った。ビルの入口で、警備
員が険しい顔つきで睨んできたが、無視をする。そして200メートル程離れた、
一番近いコンビニまで歩き、店内に入ると、レジにいた女性店員が、さっと目を
背けた。真司はしょっちゅう、このコンビニに全裸でパシらされているので、今更、
咎めようとする者はいない。言い付けられた通りの弁当とお茶を買って、レジで
代金を支払おうとした時、アルバイトらしい20歳ぐらいの女性店員は、真司の
下腹部に刺青された。『淫乱チンポ、パイプカット済み安全』『マゾです。踏みに
じってください』と言う文字と、屹立したチンポを、引きつった表情で、食い入るよ
うに見ていた。
(だんだん、見られるのが快感に変わってきたな。あの若い娘の驚く表情がた
まらない)
真司は、ささやかな喜びに浸りながら、お釣りを握りしめ、ビニール袋に入れて
もらった弁当とお茶を持ってコンビニを出た。全裸なのでポケットがなく、釣銭は
握り締めるしかないのだ。再び、階段を上がって、ゼイゼイ喘ぎながらオフィス
に戻った時、山崎聡史は激怒していた。
547作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/02(木) 10:58:52 ID:6F3a4bje
「遅いじゃねえか、この馬鹿、真司!いつまで待たせるんだよ!取引先に
遅刻するじゃねえか!」
「も、申し訳ございません・・・」
「時間には、厳しくしろって言ってんだろ!取引先に何かあったら、奴隷のお前
に責任が取れるのか?ええ?」
「いえ、取れません・・・」
それは、以前、社長だった頃の真司が、聡史に度々、説教してきたセリフの、
そのままの裏返しだった。
「おい、それにこれ、商品が違うぞ。俺が食べたかったのは、鮭弁当スペシャ
ルだ!」
「も、申し訳ございません。鮭弁当とお伺いしていたもので・・・」
「奴隷のくせに口答えするのか!お茶も違う。俺がいつも飲んでいるのは後
藤園の緑茶350ミリリットルのボトルタイプだ!すぐ買いなおして来い!5分
以内だ!」
「はい!」
真司は、お釣りとビニール袋とレシートを握りしめ、再びオフィスを飛び出して
行った。
548作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/02(木) 14:26:20 ID:6F3a4bje
ソフト開発課のプログラマー、山川桃子(27歳)はデスクトップパソコンに向か
って、新作ソフトのプログラミング作業を行っていた。朝からぶっ続けで作業を
行っているため、恐ろしく肩の筋肉が硬直している。コンタクトレンズをしている
目が痛み、首筋の感覚が鈍くなっている。
「弥生、肩を揉んで」
桃子が、画面を見たまま、冷たく言うと、全裸で、床掃除をしていた桜井弥生が
すっ飛んで来た。
「はい、桃子様」
元、社長秘書の弥生が桃子の背後に立ち、肩から首を、念入りに両手で揉み
始める。ほぼ毎日、社員達のマッサージをやらされているので、握力が鍛えら
れ、揉み方も堂に入っていた。
「気持ちを込めて揉むのよ。気に入らなかったら正座させて、ビンタだからね!」
桃子は、プログラミング作業の手を休め、弥生のマッサージに身をゆだねなが
ら憎々しげに言った。桃子は数年前、社長だった真司と恋人関係にあった時期
もあり、最終的に真司と結婚式を挙げることになた弥生を、いたぶることに、歪
んだ喜びを覚えているのだ。
「弥生、あなた、真司と結婚出来て、幸せ?」
桃子は意地悪気に尋ねた。弥生がうつむいて、無言で唇を噛み締める。
549作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/02(木) 14:27:02 ID:6F3a4bje
「ねえ、どうなの?正直に、答えなさいよ!」
「今のあたし達は、奴隷ですわ。夫婦と言っても皆様方の慰み物に過ぎません」
「ホホホ、そうね。よく判ってるじゃない。まさか結婚式の日に、あんな事が起こる
なんて、誰も予測していなかったわ。きっとあなた達二人があまりにも幸せそう
だったので、神様が罰を与えたのよ」
実際、真司と弥生の結婚式があまりにも豪華盛大だったため、大気圏外から
獲物を探していた宇宙人のターゲットにされた事は事実だった。
「真司と結婚式を挙げたのが、あたしじゃなくあなたで、本当によかったわ。もし
逆だったら、今ここで奴隷になっているのは、あたしだったかもね」
桃子の言葉に、弥生は悲しげな目を潤ませるだけだった。
「あたしのヒールを舐めなさい」
桃子が弥生に命じた。弥生は、素直に桃子の足元に跪くと、ピンク色のハイヒ
ールを履いた足を、一本づつ捧げ持ち、丁寧に舐め始めた。嫌がる素振りをほ
んの僅かでも見せれば、ビンタが飛ぶのだ。
「ほらもっと、舌を伸ばして。ヒールを咽喉の奥まで飲み込んでしゃぶるのよ。
ダメダメそんなんじゃ。あなたの、奉仕しているって、気持ちが全然伝わって
来ないわ」
「も、もうひわけ、ごらいません・・・」
550作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/02(木) 14:28:21 ID:6F3a4bje
弥生は、尖ったヒールの踵を出来る限り咽喉の奥まで押し込み、むせそう
になるのを必死に涙目でこらえながら、舌の表面を、大きく使ってしゃぶり
続けた。色白、正統派美人である弥生の、苦悶の表情がなんともいえない。
「ホホホ、いいわね。たまらないわ。あなたを苛めていると、胸がスーッとす
るの」
「ありらとう、ごらいます・・・もっろ、いじめてくらさい・・・」
弥生も長期間の奴隷生活で、苛められる事にマゾの喜びを感じるように
なっていた。現に今も、弥生の乳首はツンと固くなり、オマンコもヌルヌル
になっている。それは、自分の意思では、どうすることも出来ない残酷な
環境に適応するための、無意識の自己防衛なのかもしれなかった。
「あなたと真司は、夫婦なのよね。じゃあ、今すぐここで、セックスしなさい。
あたしの見ている前で犬のようにセックスするのよ」
桃子に言われて、弥生はハイヒールから口を離した。
「はい、では、主人を呼んで参ります」
弥生は、トイレ掃除をしていた真司を連れてくると、オフィスの床に四つ
ん這いになり、バックスタイルで後ろから真司に、挿入させた。仕事中の
社員たちが、覚めた目で眺めている。桃子の桜井夫婦に対する執拗な
イジメは、このところ日常茶飯事なので、今更、口を挟むものはいない。
仕事の合間のちょっとした余興だった。
「アウッ、アウッ!」
真司が腰を振ってオマンコを突き上げ、弥生がよがり声を上げた。
「ホホホ、人前で平然とセックスするなんて、まるで獣ね。もっと、激しく
やりなさい。弥生、いつもの恥ずかしい言葉を叫ぶのよ」
「アウウウウッ、あ、あたしのオマンコ、グチョグチョです。あなた、もっと
激しく突いて。淫乱なメス豚奴隷の弥生を、妊娠させて!」
そのセリフを聞いて、真司は悲しげな表情になった。宇宙人に捕まって
いた時、強制的にパイプカット手術を受け、種無しの体になってしまって
いるのだ。
「いい気味だわ。なんて楽しんでしょう!」
山川桃子には、もともと真性サディストの素質があったのかもしれなかった。
551名無し調教中。:2006/03/06(月) 23:41:30 ID:5r60Yxru
sAkusyatanGangarE
552作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/07(火) 12:31:08 ID:nJkPBaH8
いつものように桃子が、桜井夫婦をいたぶり、満足して再びプログラミング作業
に向かっていると、ピーッピーッと、デスクの隅の電話機が鳴った。
『山川さんに、お電話が入ってます』
電話取次ぎの女性事務員が告げた。
「誰から?」
『外国人の方で、ジャーナリストだと言っています』
「・・・」
桃子が不審に思いながら、外線につなぐボタンを押すと、流暢な日本語を話す
若い女性の声がした。
『山川さんですか?私、フランスのジャーナリストのカトリーヌ・レクレールと申
します』
「はあ・・・」
『実は、私、宇宙人について取材をしておりまして、出来ましたら一度、お会いし
てお話を聞かせて頂けませんか?』
「はあ、宇宙人ですか?」
『ええ、あなたの会社に、宇宙人に誘拐されて、戻ってきた夫婦が働いていると、
伺がっております。もちろん謝礼は、させて頂きますわ』
謝礼、と言う言葉に桃子は敏感に反応した。雇われプログラマーの給料は安く、
桃子の欲望の赴くまま、思う存分、ファッションや旅行に使うには少なすぎるの
だ。桃子は、カトリーヌという女性と、昼休みに会社の近くの喫茶店で落ち合う
約束をした。やがて、時間になると、全裸の桜井弥生を連れて、さりげなくオフ
ィスを出て行った。
553作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/07(火) 12:32:21 ID:nJkPBaH8
「全裸のあなたがいると、目立つから、少し離れて歩きなさい。こっちも変態だ
と思われるわ!」
桃子が弥生にそう言うと、弥生は悲しげに頷いた。オフィスを出る時はいつも首か
ら『私は、宇宙人によって奴隷に落とされた淫乱な女です。自由に嬲って下さい』
というプラカードを下げさせられている。このプラカードをつけていれば、全裸で
街を歩いても、治外法権が適用され、警察に咎められることはない。それでも、
ジロジロと男たちの無遠慮な視線と、女達の軽蔑の眼差しを受ける事は、弥生
にとって、例えようも無く恥ずかしい事だった。弥生は、乗り込んだエレベーター
で一階に下りるまで、たまたま背後に立った男に、オマンコに指を入れられ、い
じられたが、拒否する事はおろか、足を閉じることすら許されない。さすがに、
裸足で道路を歩く事は、危険なので、外出時はパンプスを履くことだけは、許さ
れている。距離を保った桃子と弥生が、待ち合わせの喫茶店に入っていくと、
一番奥の席にフランス人ジャーナリストのカトリーヌ・レクレール(31歳)がいた。
「ボンジュール、マドモワゼル、ヤマカワ、そちらは?」
カトリーヌは、栗色のロングヘアとグレーの瞳を持つ、エネルギッシュな印象の
美女だった。
「はじめまして、これが、例の宇宙人に誘拐されていた夫婦の片割れよ。弥生、
挨拶しなさい」
「はじめまして、淫乱メス豚奴隷の弥生です。奴隷式の御挨拶をさせて頂きます」
そういうと、弥生は、いきなり喫茶店の床に土下座をし、カトリーヌのハイヒール
に口漬けをした。
554作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/07(火) 12:33:14 ID:nJkPBaH8
「ほら、お前のオマンコをお見せしなさい」
「はい・・・」
弥生はボックス席に座るとM字開脚のポーズで、オマンコの両側を自分の指で
押し広げて、秘所をさらけ出した。
「こんな風にこの女、なんでも言う事を聞くのよ。もし逆らったら、宇宙人に嵌め
られた首輪から、強烈な電流が流れるんですって!」
山川桃子は、自分のオモチャを自慢するように得意気に語った。カトリーヌは引
きつった笑いを浮かる。ここ数年間、宇宙人に関するニュースは海外でも最も
関心が高く、取材した記事や情報は、高値で売る事が出来る。カトリーヌはフラ
ンス、アメリカの新聞社や、テレビ局数社と契約していたが、時には貴重な情報
を、CIAなどの情報機関に流す事もあった。カトリーヌは、宇宙人によって改造
された、数々の犠牲者を取材し、生活の糧にしていたのだ。
(麻衣ちゃん、まだ元気に、ケーブル人間のお友だちと、靴磨きの仕事をやって
るのかしら・・・)
カトリーヌは、目の前の弥生と、ふと思い出した、記憶の中にある矢萩麻衣とい
う浮浪者の少女を比較した。
555作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/07(火) 12:34:07 ID:nJkPBaH8
「まず、どう言う経緯で宇宙人に誘拐されて、どんな目に合ってきたのかを、
話してくれない?」
「ええ、いいわ。弥生、この方に出来るだけ詳しく説明するのよ。謝礼を頂く
んだからね。何か、言いたくない事を隠したり、手を抜いたりしたら承知しな
いわよ」
「はい、桃子様。恥ずかしい事も、包み隠さず、全部お話しいたします」
弥生は、誘拐された結婚式当日の出来事から、長々と話し始めた。最初は、
夫の真司と共に、反抗したが、結局、奴隷管理用の首輪を嵌められ、家内
奴隷として、宇宙人の夫婦にお仕えしたこと。その後、芸を仕込まれ、ショ
ーパブに出演したこと。曲芸で怪我をし、さざなみ市の中学校で奴隷用務
員をしたこと。その間、何度も妊娠し、その度に中絶手術を受けたことなどを、
事細かに語った。カトリーヌは、その弥生の身の上話を全て、ボイスレコー
ダーに録音した。
「ありがとう、いいお話が聞けたわ。きっと、面白い記事になるわ」
そう言ってカトリーヌは、ルイヴィトンのハンドバッグから封筒を出し、桃子
に手渡した。
「これ、少ないけど約束の謝礼よ」
桃子が覗きこむと、1万円札が5枚入っていた。桃子の口元が緩んだ。
「どういたしまして。また、いつでも協力いたしますわ。どう?試しに、あなた
もこの奴隷を、いじめてみません?」
桃子は上機嫌だった。
「そうね、少しやってみようかしら」
556作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/07(火) 12:34:53 ID:nJkPBaH8
カトリーヌは、弥生にテーブルの上に乗るように命じた。
「テーブルの上に座って、股を開きなさい。あたしにクリトリスを見せるのよ」
「はい、カトリーヌ様」
弥生は、羞恥のあまり目をつぶって、言われたとおり、股を開いてクリトリスを
指で剥き出しにした。カトリーヌは右足をテーブルの上に持ち上げ、ハイヒー
ルの踵を弥生のクリトリスにグリグリと押し当てる。
「あおっ!」
弥生の表情が苦悶に歪んだ。
「あたしの、ハイヒールでオナニーしなさい」
「は、はい・・・」
弥生はハイヒールに手を添えて、尖った踵の部分をオマンコの奥に押し込んだ。
腰を前後に振り、ストロークさせる。喫茶店の店員や他の客たちは、さりげなく、
興味津々でその痴態を眺めていた。
「あっ、あっ、いくううう!」
弥生の愛液で、ハイヒールはヌルヌルになった。弥生は、もう、どうにでもなっ
て、と言う自暴自得な気持ちで、快楽に身をゆだねる。踵がオマンコの奥を刺
激し、つま先の部分がクリトリスを気持ちよく刺激していた。ハイヒールの裏側
は溢れ出る愛液でベットリと汚れた。
「いくううう!」
弥生の体がビクンと痙攣し、絶頂に達した。
「イッたみたいね。あなたは気持ち良かったかもしれないけど、あたしのハイヒ
ールが、お前のイヤラシイ液体で、ベトベトよ。これを、どうしてくれるの?」
「も、申しわけございません。綺麗にいたします」
弥生はテーブルから降りると、ハイヒールを濡らしている自分の愛液を、舌を
伸ばして舐め始めた。
「馬鹿!そんなことしたら、今度はお前のヨダレでベトベトになるじゃないの!」
カトリーヌは激怒し、弥生の頬に思いっきりビンタを食らわせた。パシーンパシ
ーンと乾いた音が喫茶店の中に響き渡った。
557名無し調教中。:2006/03/07(火) 16:17:38 ID:m5lqPuiL
キタキタ
558名無し調教中。:2006/03/07(火) 16:39:15 ID:eLqz8khn
オヤジ
559作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/07(火) 17:53:41 ID:nJkPBaH8
カトリーヌは、会社に戻っていく山川桃子、桜井弥生と別れると、しばらく六本木
のオフィス街を歩き、しばらく離れた場所にある別の喫茶店に入った。そこには
中年のアメリカ人の男が待っていた。
「ハロー、どうだった?ミス、レクレール」
「マドモワゼルって言って頂戴」
待っていたのは、CIA工作員のリチャード・ファーマーだった。喫茶店のテーブ
ルでカトリーヌはボイスレコーダーを、リチャードのノートパソコンに接続すると、
先ほどの会話の内容をコピーした。
「報酬は、パリのあたしの口座に振り込んでおいてね」
「オーケー、マドモワゼル」
リチャードは、ヘッドホンを耳にあて、記録された会話の内容を聞き始めた。
「この、山川桃子という女、例の組織と関わっている可能性がある」
リチャードが小声で言った。
「例の組織って、まさかネオナチ?」
「いや、違う。千羽鶴教団という宗教組織だ」
「千羽鶴教団?あの教祖が、宇宙人の襲来を予言していたっていうあの教団
の事?」
「そうだ。その教団が、山川桃子に過去に何度も接触を図ろうとしていた形跡が
ある」
「どういうこと?話のつながりがよく判らないわ」
カトリーヌは、長年に渡るジャーナリストの勘で、何か言い知れぬ、不気味なも
のを感じた。リチャードは肩をすくめた。
「なにぶん、この頃じゃ、日本の公安も我々に非協力的でね。そればかりか、
我々の行動を妨害しようとさえする。思うように情報収集が出来なくて困ってい
るんだ」
「で、代わりにあたしに、やらせてるわけでしょ?」
560作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/07(火) 17:54:39 ID:nJkPBaH8
「ま、そういう事だ。山川桃子と、千羽鶴教団について何か掴んだら教えてくれ。
千羽鶴教団は宇宙人への徹底抗戦を呼びかけて、最近、急激に信者を集めて
いる。それだけに公安の監視も厳しい。民間人の君の方が動きやすいだろう」
「わかったわ。その代わり高くつくわよ」
「オーケー、それから、ついでに、もう一つ調べて欲しい事がある」
リチャードは一枚の顔写真を撮り出した。ヨーロッパ系らしい一人の男が映って
いる。ヒゲを生やしているため、年齢の判らない風貌だ。
「この男についても調べて欲しい。君と同じフランス人で、正体不明の男だ。本名、
年齢全て判らない。我々の間では、コードネーム『ミッシェル』と呼ばれている」
「ミッシェル・・・そんな、何も判らない男をどうやって調べろって言うの?」
「彼は、フランス経済界の黒幕とも言われている・・・千羽鶴教団の教祖とも、つ
ながりがあるらしい。教団を探っているうちに、何か掴むかもしれん」
「・・・」
カトリーヌは、話を聞いているうちに、ドス黒いものを感じ、思わず鳥肌が立って、
身震いをした。
「期待しているよ。ミス・・・おっとマドモワゼル、レクレール。君は、我々、工作員
の間でも、伝説のジャーナリストとして有名なんだ。1年前、たった一人で宇宙
人占領下の町に潜入し、多国籍軍総攻撃のきっかけになる情報をリークした女
としてね。君なら出来るよ」
軽く笑いながら、いとも簡単に言ってのけるリチャードを、カトリーヌは、ひきつっ
た表情で、睨み付けた。
561作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/07(火) 18:45:13 ID:nJkPBaH8
とりあえず、おわり・・・です。
562名無し調教中。:2006/03/07(火) 18:55:54 ID:bV3P7GX7
>>561
乙です!

千羽鶴・・・!!!なるほどそうきたか!!!!!
563名無し調教中。:2006/03/11(土) 10:47:10 ID:16AZKOUh
sakushyatangAnGarE
564作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/15(水) 12:41:03 ID:6pwBb9lA
宇宙人の租借地であるさざなみ市の植民地総督府ビルの執務室では、総督
代理であるペルセウス長官が、本国との超空間通信の回線を開いていた。
「ようやく、新しい総督を、地球に派遣することになったよ」
通信相手は、ネオガイア星の最高権力者であるゼウス大執政官だった。
「そうですか。これで、私も肩の荷が下ります。一介の軍人である私には、地球を
預かるというのは、少々荷が重過ぎます。」
ペルセウスはホッと胸を撫で下ろした。正式な総督の派遣を、本当に心から歓迎
したい気持ちである。
「いや、それが、そうとも言えんかもな。今回の総督には民間人を任命する事に
した。君も知っての通り、このところゴルァ星人が不穏な動きを見せている。ネオ
ガイア星の宇宙艦隊は辺境星域に展開し、最高度の警戒態勢をとっていて動か
すわけにはいかんのだ。今は、1隻でも宇宙艦が惜しい。」
「民間人?誰ですか、それは」
ペルセウスの顔が少し曇った。
「君も良く知っている人物だよ。・・・この人物だ」
モニターに写し出された、新任総督の顔写真を見て、ペルセウスは驚いた。
「まさか、この人が・・・」
「3日後に到着の定期輸送船で、着任する予定だ。民間人だが、非常に有能で
優秀な人物だ。個性的でもある。歓迎してくれたまえ」
「はあ、わかりました。仕方ありません」
565作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/15(水) 12:41:59 ID:6pwBb9lA
そして3日後、さざなみ宇宙港に着陸した輸送船のタラップを、悠々と降りて、
その人物が現れた。
「ギャハハハ、久しぶりだな、地球の空気を吸うのは!」
「お久しぶりです。1年ぶりでしょうか、ピタゴラス博士・・・いや、総督閣下」
出迎えたペルセウスは懐かしい人物と、再会の握手をした。彼は、残虐非道の
拷問実験を行う、究極のサディストとして知られる悪名高い人物だったが、なぜ
か憎めない男だった。ペルセウスもこの人物は、嫌いではなく、どちらかと言えば、
ウマが合うほうだった。
「博士で、かまわんよ・・・わしも、最初、執政官から総督就任の依頼があった時、
正直、とまどったんだがね。これで、また地球で、思う存分、地球人を材料にした、
楽しい拷問や改造実験が出来ると思って、快く引き受けたんじゃよ。どうやら、
地球情勢に詳しい民間人という事で、わしに白羽の矢が立ったらしい。」
初老の男は上機嫌に語った。
「地球情勢は、今のところ落ち着いており大した変化はありません。我々に服属
した日本政府は協力的です」
ペルセウスは説明した。
「一応、ここへ来る宇宙船の中で、地球情勢については予習してきたよ。ここで、
ゼウス執政官から、地球人を使った生体兵器の開発を推進するように言われて
いる。現在、宇宙情勢は緊迫しており、我々、ネオガイア星人に敵対する星間種
族を、軍事技術の進歩で、牽制しなくてはならん。ゴルァ星人、タイタンの巨人達、
百足星人・・・非友好的な種族はいくらでもいる。それに、グレイや銀河警察に対
しても我々の発言力を強化せねばならん。実は、わしが、総督として地球に赴任
したのには、その他にもいくつかの目的があってな。ここでは、ちょっと話にくいの
だが・・・」
ペルセウスはピタゴラス総督を、総督府ビルの執務室へ案内し、人払いをして盗
聴防止装置を作動させた。
566作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/15(水) 12:42:57 ID:6pwBb9lA
「何ですか、その目的とは」
ペルセウスとピタゴラスは小さなテーブルを挟んで向かい合って椅子に座った。
「ここから先は、オフレコで頼む。実は、グレイ発祥の秘密が、この地球に隠さ
れているらしい。わしは、ゼウス執政官から、内密にそれを調査するように言わ
れている」
「は?・・・グレイ発祥の秘密・・・何ですかそれは、初耳です」
ペルセウスには、初めて聞く内容だった。
「グレイは、はるか太古の昔より、地球を監視していた。我々ネオガイア星人の
先祖が地球から誘拐されるよりも、もっと以前からだ」
ネオガイア星人の先祖である古代ギリシャ人が、家畜として繁殖させられるた
めに、地球から連れ去られたのは、わずか2000年前の話だ。遺伝子操作で、
数千年の寿命を持つに至ったグレイからすれば、世代交代すらしていない一昔
前の出来事に過ぎない。
「いつ頃からか、と言うのはハッキリしない。少なくとも、数万年、数十万年前か
らだと言うのは確実だ。これは、わしの推論だが、おそらく地球人自体が、数十
万年前に地球で行われた、グレイの遺伝子実験の産物ではないかと考えてい
る・・・」
「我々が・・・ですか?」
途方も無い話に、ペルセウスは頭がクラクラとした。
「地球の伝説にアダムとイブという、最初の人間の話がある。おそらく、その男女
二人が、グレイの遺伝子操作によって作られた、我々の先祖だ」
「???。しかし、何のためにグレイはそんな事を・・・」
「決まっているだろう、今も昔も目的は同じだ。食用の家畜として繁殖させるためさ。
爬虫類型生物であるグレイは、なぜか、哺乳類型生物である我々を好んで捕食
する。エデンの園というのは、最初の人間牧場だったのかも知れん」
「そんな・・・それでは、我々はこの世に現れた、最初の時点から家畜だったと・・・
そ、それでは救いがありません」
567作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/15(水) 12:44:49 ID:6pwBb9lA
「それが、真実なら受け入れる他、仕方があるまい。いじめられて喜ぶマゾヒス
トというのは、家畜として扱いやすく、品種改良された人間の特性なのかもしれん。
考えてみれば、おかしいだろう。他人に傷つけられたり、落としめられたりする事
に、最高の喜びを感じるなんて・・・本来の生存本能に逆行している。生物として
は、異常だ。」
「では、あなたのようなサディストというのは?」
「これも、私の推論だが、おそらく、マゾヒストである大多数の人間達を管理する
ために牧童犬のような役目を負わされた、少数の人間の末裔なのかもしれん」
「現在の、我々ネオガイア星人の性向は、サディストが9割以上を占めています」
「サディストは攻撃的で、マゾヒストは自虐的だ。どっちが生き残って子孫を増や
すかは、明白だろう。だから、全人口でマゾヒストの少ないわしらは、欲望の捌け
口として、全地球人をマゾ奴隷化し、虐待して苛め抜く必要があるのだ」
「そうかもしれませんね」
ペルセウスが納得した。
「話が反れたが、グレイが人類発祥以前から、地球生物の進化に関わってきた
というのも間違いない。その理由と実態を調査し、銀河系の最高機密とされてい
るグレイ発祥の秘密にも迫るのだ。・・・これは、絶対に口外してはならんことだが、
ゼウス執政官は、グレイの銀河系支配を覆すことを胸中に秘めておられる。我々
が捕食されるだけの家畜ではないと言う事を、全宇宙に知らしめることを悲願と
されているのだ!」
568作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/15(水) 12:45:30 ID:6pwBb9lA
ペルセウスの顔が青くなった。グレイへの反抗・・・それは口にする事さえタブ
ーとされる言葉だった。太古より3000万年にも及ぶ、グレイの銀河系支配の
歴史で、かつてグレイへの反抗を企てた星間航行種族は、無数にいた。しかし、
彼らは、例外なく、圧倒的な科学力と軍事力で完膚無きまでに叩きのめされ、
生き残ったものも、文明を奪われて未開人のレベルにまで落とされるのだ。最
近では、約300年前の宇宙戦争で敗れ、現在では母星だった海洋惑星の海
底都市に籠もって細々と暮らしている、甲殻生物のパゴス星人の反乱が記憶
に新しい。
「そんな事が・・・出来るのですか・・・」
「絶対に口外しないでくれ。この事が漏れれば、我々、全ネオガイア星人の存
亡に関わる」
「それは、もちろん・・・」
「今日は、長旅で疲れたから、少し休むよ。明日から早速、地球視察といこう。
日本の総理大臣にも挨拶せんといかんしなあ」
こうして、3代目植民地総督であるピタゴラス博士の地球統治が始まった。
569名無し調教中。:2006/03/15(水) 13:11:10 ID:Dw3CiKkx
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!! 
570作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/15(水) 23:49:39 ID:6pwBb9lA
 着任数日後、ピタゴラス総督は、さざなみ市内の軍事施設の一画にある、メビウス
博士のロボット研究所を訪れた。1年前の事件では、この研究所から、宇宙海賊へ
の反撃を開始したのだ。
「メビウス博士、どうだね。その後、研究は進んでいるかね?」
「ああ、君か。もうすぐ、新しい巨大ロボット『キュクロプス2号機』が完成するところ
だよ」
「ほう、見せてもらえるかな」
「いいとも」
メビウス博士は、ピタゴラス総督を、ロボット工房へと案内した。そこは、天井が吹き
抜けになっており、巨大な人型ロボットを収容できる高さと広さがある。
「これは・・・」
製造中の巨大ロボットを見て、想像していたものとは違う姿に、さすがのピタゴラス
総督も、息を呑んだ。そこにいるのは、冷たい金属で出来たロボットなどではなく、
全長20メートルはありそうな、全裸の巨人女だった。
「これは、ロボットじゃないだろう!」
思わずピタゴラス総督が突っ込んだ。メビウス博士はニヤリとした。
571作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/15(水) 23:50:25 ID:6pwBb9lA
「厳密に言うとロボットじゃないな。サイボーグだよ。瀕死の重傷を負って死にか
けていた、巨人族の女の肉体に、機械部品を埋め込み、サイボーグとして、蘇
生させたんだ。」
巨人女は、タイタンの巨人族に属する、女戦士レア(24歳)の成れの果てだった。
脳には、外部から遠隔操作が可能なコンピューターチップを埋め込まれ、戦闘
で潰された右目の代わりには、サーチライト付きのモノアイが嵌め込まれている。
「これは、どうやって動くんだね。自分の意思で動くのかね」
ピタゴラス総督が質問をした。
「もちろん、完全に死んでいるわけではないから自分自身の意思で動くことも可
能なんだが、どうも彼女は、我々に対して反抗的でね。遠隔操作を解除すると、
すぐに暴走してしまうんだ。やはり、パイロットを乗せて、操縦させるしかないと
思うんだがなあ。前回と同じく、また、操縦系統の開発で行き詰ってしまってい
るんだ。何かいい知恵はないか?」
メビウス博士は、いつも同じ箇所で、行き詰るようだった。ピタゴラス博士は考え
込んだ。
「うーん、そうじゃな・・・急に言われてもなあ。あ、そうだ、いいアイデアが浮かん
だぞ。プラグ状のコクピットを作り、それにパイロットを乗せて、外部から挿入出
来るようにすればいいんじゃ。挿入する箇所は、オマンコがいいじゃろう」
「そうか、その手があったか」
メビウス博士は、ピタゴラス総督の助言に、目から鱗が落ちたようだった。
572作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/16(木) 00:27:35 ID:eeDt6YsA
 最近、皆様のレスが少なくなってきた。話がややこし過ぎるのか、エロシーンが少なすぎるのか、
はたまた、マンネリ化してきたのか。
 
 一人でレスしていても、さみしいので、ご意見、ご要望、お待ちしています。
573名無し調教中。:2006/03/16(木) 01:13:58 ID:ldyqDMgJ
初めて書き込みます。マンネリなんて、とんでもない。無茶苦茶おもしろいですよ。過去のやつも全部読みました。早く続きが読みたくてウズウズしてますよ。リクエストなどは特にありませんが、これからも奇想天外なストーリーを期待しています。頑張って下さいね。
574名無し調教中。:2006/03/16(木) 01:46:35 ID:VAVA+Px0
>>572
いつも凄く楽しませて頂いてます!
ネオガイアの登場で、wktk最高潮〜w
575595,598:2006/03/16(木) 02:57:47 ID:tt75fMji
おおっ!!!今度はなんか超人気でパチンコにもなった
どこかのアニメのインスファイヤだぁ〜〜〜〜〜

ワクテカしてまってます



出来たらイデ○ンネタでも作ってほしい
576名無し調教中。:2006/03/16(木) 09:56:44 ID:x8xxnjba
ワンパターンなほめ言葉しか思いつかないので控えていました。
大勢の読者が毎回楽しく読んでると思いますよ。
577名無し調教中。:2006/03/16(木) 12:29:22 ID:hZdMV59/
マンネリ化はしていないと思いますよ。

サイトはお気に入りに登録済み。
アルテミスと梅本由梨香の再登場を待ち続けて
毎日2回のアクセス。

投稿イラストetcを募集してみてはどうでしょ?
578:2006/03/17(金) 07:05:11 ID:VCrWATHU
携帯版UPした者です。
更新されるのいつも楽しみに待ってます。

私は暇な時、今までの読み返したりして楽しんでますよ^^

作者さんのペースで最後まで続けて欲しいなぁと思ってます。
これからも頑張って下さいm(__)m
応援してます(*^o^*)
579名無し調教中。:2006/03/17(金) 13:42:10 ID:nb/tUCXf
SM板の良心だな、このスレはw
580名無し調教中。:2006/03/18(土) 02:53:19 ID:lXI+ieqX
千羽鶴教団の教祖は千鶴ですよね?そして…ミッシェルとは…ミッシェル・ド・ノストラダムスですよね?そして、気になる転生者はネオナチ総統ヒトラー三世ですよね?千鶴、ノストラダムス、ヒトラー…この三人が今後の鍵を握ってるんですよね?
581名無し調教中。:2006/03/18(土) 03:25:21 ID:lXI+ieqX
ところで…千鶴の生年月日は1974年6月25日ですよね。千鶴が、そこまで生き延びれば…その日を境に二人の千鶴が存在することになる…それって、どうなんでしょ?どちらかが消えなきゃ矛盾が生じますよね?
582名無し調教中。:2006/03/19(日) 14:58:11 ID:YBn3R0Zn
「挿入する箇所は、オマンコがいいじゃろう」
やっぱりか!と思ったけどやっぱり面白いなこういうところ。
583名無し調教中。:2006/03/19(日) 22:59:40 ID:Og9A8481
>>582同感です。やはり作者さんは天才です。
584作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/20(月) 11:06:53 ID:jBiE7L7I
たくさんのレスありがとうございます。

>>580
私自身、構想が、完全に固まりきっていないというのに、鋭いですなあ。

>>577
投稿イラストは、いつも募集しています。まとめサイトの掲示版へUPしてください。イラストコーナーへ取り込みます。
私自身、作成しようと思っていたのですが、小説書くだけで手一杯なので、なかなかイラストまで手が回りません。

>>578
携帯版作成ありがとうございます。まとめサイトのトップページにリンクを貼らせて頂いたのですが、
アクセス状況はいかがなものでしょう?

>>575
スペースラナウェイですか・・・・伏線、はりっぱなしで、忘れてしまっているストーリーや登場人物もあるので、一つずつ、
、ケリをつけてまとめていかなくては、なりません。書き始めて、もう3年か・・・こんなに長くなるとは思わなかった。
585名無し調教中。:2006/03/22(水) 16:10:18 ID:O+g/uJe1
ageとこ
586名無し調教中。:2006/03/23(木) 00:49:20 ID:js6kJPtf
作者様、皆様はじめまして。自分は携帯なのでcgiとここのスレしか見ていませんが、凄く面白いです!!尊敬します。

まず3年もの間書いてこんなにたくさんの作品を残した情熱に尊敬します。それに残酷グロエロ…多彩なアイディアの数々に脱帽です!!
自分は作者様の小説で何回もオナ(ry)

昔の作品だと思うのですが人間を家畜にして搾乳や精子強制搾取して、調味料などにされるのが一番好きです!!大好きです!!自分もされたいです…w

長々とすみません。これからも無理をなさらず楽しんで書いて頂けると幸いです(^ω^)
587名無し調教中。:2006/03/23(木) 01:36:06 ID:dkNAZWQZ
>>586
心和むファンレターだね(^ω^)
588名無し調教中。:2006/03/23(木) 02:45:22 ID:jHrr/wW+
まあとにかく
作者タン無理せずgAnGarE
589名無し調教中。:2006/03/23(木) 17:35:21 ID:UiwcV21d
おいらなんか初まった当時から読んでて今日まできてるよ
これからも作者タンについていきますよ
590名無し調教中。:2006/03/24(金) 10:03:39 ID:v/T67JqC
ストーリーを邪魔したくないと書き込みをしませんでしたが
私も毎日楽しみにチェックしているひとりです
作者さんのつくる話は本当に面白い!
これからもよろしくお願いします
591作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/24(金) 11:46:13 ID:urwkLtT9
アルテミス(30歳、肉体年齢29歳)は、再び、さざなみ刑務所に収容され、シンデ
ィ・スコットランド刑務官(23歳)による、拷問を受ける日々を送っていた。以前と違
うのは、不死身の再生人間となったアルテミスに対する拷問が、より過激になった
ことだった。
「今日は、お前の体を真っ二つに引き裂いてやるわ」
シンディが全裸で土下座をしているアルテミスに言った。アルテミスの顔には決し
て外される事のない、鉄仮面が被せられている。
「本日も、厳しい拷問を、よろしくお願いします。」
アルテミスの精神状態は、もはや、まともではい。日々肉体をバラバラにされ、内
蔵を抉り出される苦痛に、いくら重症マゾとはいえ、正気のまま適応することが出
来なかったのだ。鉄仮面の隙間から覗く、青い瞳は虚ろで、口の端からはヨダレを
たらし、オマンコからは、愛液をとめどもなく分泌させている。
「良い心がけね。重症マゾのお前のために、こんなにたくさんの拷問器具を揃えて
あげたのよ」
特別拷問室には、世界中から取り寄せた古今東西の地球製の拷問器具や、ネオ
ガイア星の宇宙拷問協会から寄付された拷問マシーンの試作品などが、所狭しと
並べられていた。普通の囚人なら、一回の拷問で再起不能の肉体的損傷を受けた
り、即死してしまうような器具ばかりだ。アルテミスはシンディに指示されるままに、
自動股裂き機の台の上に、仰向けになって横たわった。途中で暴れて、逃げ出さな
いように、足首、手首、首を金属ベルトで固定される。
592作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/24(金) 11:46:59 ID:urwkLtT9
「はじめるわよ。覚悟しなさい」
シンディがスイッチを入れた。足首を固定している金属ベルトが両側に、チェー
ンで引っ張られ、アルテミスの両足が極限まで割り開かれる。
「むっ、くうううう・・・」
両足が胴体に対して垂直に、T字型となり、限界まで引き伸ばされた股間の腱が、
ブルブルと震える。それでも、自動股裂き機の動きは止まらない。
「キャハハハハ!」
シンディは、けたたましい笑い声を上げながら、無防備に晒されたアルテミスの
股間に一本鞭を、何度も何度も叩きつけた。白い肉が裂け、血が飛び散る。突然、
メキメキという股関節の外れる鈍い音がした。
「うぎゃああああああ!」
アルテミスが絶叫した。この声は拷問室の隅に取り付けられている集音マイクを
通じて、刑務所内の全ての監房に聞こえるようになっている。刑務官達は、拷問
されている人間の絶叫を楽しみ、囚人達は震え上がるのだ。やがて、股関節が外
れて、さらに引き伸ばされたアルテミスの肉体が、とうとう、オマンコから裂け始めた。
「ぎゃああああ!このまま殺してええええ!」
「ウフフフ、いい声で、叫ぶわね。でも、残念ながら、あなたは、どうやっても死ね
ないのよ。分子破壊装置にでもかけない限りわね」
593作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/24(金) 11:48:46 ID:urwkLtT9
引き裂かれたアルテミスの股間から大量の鮮血がシャワーのように噴出し、拷問
室の壁を赤く染めた。ヘソの上あたりまで引き裂けた傷口からは、内臓や骨が、は
み出している。裂傷が乳房まで達した時、シンディは自動股裂き機のスイッチをオ
フにした。
「これ以上やって、意識がなくなってしまうと面白くないわ。もっとも、あなた以外の
普通の人間なら、とっくに死んでるけどね」
「ぎゃああああ!」
アルテミスの苦痛に対する耐久力は、これまでの拷問で超人的なまでに強くなっ
ており、瀕死の重傷を負っても、ショックで気を失うこともなく、意識を保ったまま絶
叫している。シンディは裂けたアルテミスの腹部に右手を突っ込むと、小腸の一部
を鷲掴みにして引き吊り出した。そして、端を自動巻取り機に結びつけた。
「お前の内臓を全部引き吊り出してやるわ」
シンディの声は、錯乱状態で、絶叫するアルテミスには聞こえていないようだった。
シンディが巻き取り機のスイッチを入れると、腸を巻きつけた軸が回転し、ゆっくり
とピンク色の腸が、アルテミスの腹部から引き吊り出され始めた。
「人間の小腸の長さは、約6メートルあると言われているのよ。ネオガイア星人は
地球人に比べて消化器官が退化しているって言うから、あなたの小腸はもっと短
いかもね」
シンディは、アルテミスの返り血を浴びながら幸福感に浸っていた。彼女は、若い
にもかかわらず、あきらかな真性サディストの異常者で、常軌を逸している。
594作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/24(金) 11:49:20 ID:urwkLtT9
「うぎゃあああ、やめてええええ・・・・いえ、やめないでえええ!快感よおおおお!」
アルテミスも常軌を逸している。腸を徐々に引き出される恐怖と苦痛に、アルテミス
の脳内では快楽物質のエンドルフィンが、かつて無いほど、多量に分泌され、意識
を桃源郷へと導いていた。アルテミスの腸が巻き取られ、胃袋が引き吊り出されて
来た時、拷問室の内線電話が鳴り、シンディは受話器を取った。
「はい、特別拷問室のスコットランドです」
『軍から、囚人999号に、特別任務の要請が来ました』
「特別任務?・・・わかったわ。でも、今すぐは無理よ。この状態だと、再生するまで
1時間はかかるわ」
『軍の方には、少し遅れると伝えておきます。では、準備が出来次第、999号を転
送室へお願いします』
「了解よ」
シンディは、受話器を置き、肉と血の塊となって、とうとう気絶した、アルテミスの肉
体を見下ろした。
595名無し調教中。:2006/03/24(金) 12:04:42 ID:TidVpcoy
しゅげえ・・・・!!
ネ申展開キターーーーーーーーーーーー!!!
596作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/24(金) 13:15:35 ID:urwkLtT9
ロボット研究所では、ピタゴラス博士とメビウス博士が、アルテミスの到着を待ちわ
びていた。転送機を使って、アンドロイド兵に連行されてやって来たアルテミスは、
すっかり、元の肉体に再生していた。
「遅かったじゃないか」
「申し訳ございません。拷問を受けている最中で、再生するのに、かなり時間がか
かってしまいました」
アルテミスは大量の血を失ったために貧血気味で、肉体の再生にカロリーを消費
したために、ひどい空腹感も感じていた。
「新しいロボット兵器が完成した。君を呼んだのは、また、パイロットを勤めて欲しい
からだ」
ピタゴラス博士が言った。アルテミスが、呼び出しを受けた時から予想していた申
し出だった。
「あたしで、お役に立てる事でしたら、なんでも協力いたしますわ」
「ロボット兵器の操縦は、思いの他、難しい。並の人間では勤まらんのだよ。まずは、
君の乗るロボットを見てくれたまえ」
メビウス博士とピタゴラス博士は、ロボット工房へとアルテミスを案内した。そこに、
全裸で拘束されている、巨人女のサイボーグを見て、アルテミスは息を呑んだ。
597作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/24(金) 13:16:24 ID:urwkLtT9
「こ、これは・・・」
「これが、我々の新しいロボット兵器、『キュクロプス2号機』だ。素材になったのは、
君が以前、対戦した事のある、巨人族の女戦士レアだよ」
身長18メートルのレアの右目には、モノアイが埋め込まれ、その他、身体中に武
器や機械部品が埋め込まれている。動力パイプが剥き出しになっている部分もあ
る。脳にコンピューターチップを埋め込まれたレアは、意識はあっても、身動き一
つすることが出来ず、その左目は、自分を捕虜にして改造した、ネオガイア星人に
対する憎悪の光がたぎっていた。
「これに、乗るのですか?」
アルテミスは少し戸惑ったようだった。
「そうだ、これがコクピットプラグだ」
メビウス博士は工房の片隅にある、長さ3メートル、直径1.5メートルほどのシリ
ンダー状の物体を指差した。ピタゴラス博士の考案で開発された操縦ユニットで
ある。
「このプラグの中に君が入り、レアのオマンコに挿入される。操縦系統はレアの神
経と直結され、巨人女の体を、君の思うままに動かす事が出来るのだ。おそらく1
号機の時よりも繊細な動きが出来るはずだ。なにせ、生きた巨人女を素材に使っ
ておるからな」
メビウス博士の説明を聞き、アルテミスは、かつて敵として戦った巨人女の体内に
入ることに奇妙な感慨を覚えた。
「早速、起動テストじゃ。アルテミス君、この中に入りたまえ」
598作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/24(金) 13:17:28 ID:urwkLtT9
アルテミスは言われるがままに、コクピットプラグの開口部から中にもぐりこんだ。
ハッチが閉まり、暗闇に閉ざされる。コントロールパネルのスイッチを入れると照
明が付いた。
『最初は、挿入実験からじゃ。レアの拘束具を外すから、遠隔操作でプラグをオ
マンコに挿入させるように、レアの体を動かしてくれ。やり方はパネルのヘルプ画
面を見ればいい』
スピーカーからメビウス博士の指示が流れた。アルテミスは、マゾではあるが、
比類なき白兵戦の天才でもある。一通り画面のマニュアルに目を通すと、大体
の操作方法は把握した。
「では、始めます」
拘束具を外されたレアの肉体を、パネルを操作して動かし始めた。レアは右手で
アルテミスの乗ったコクピットプラグを持ち上げ、しゃがんだ姿勢でM字開脚のポ
ーズをとって、オマンコに挿入しようとする。しかし、長さ3メートル、直径1.5メー
トルのシリンダーは、ちょうど人間の10倍サイズのレアにもかなりキツく、簡単に
挿入することは出来ない。無理に入れようとして、レアの顔が苦痛に歪んだ。
『なかなか入らんな。少しプラグのサイズが大き過ぎたかなあ。仕方ない、滑りを
良くする為にレアにオナニーさせるのだ』
「了解です」
アルテミスは、レアにオナニーをするように指示を送った。レアは開いた左手で、
クリトリスをいじり始める。
「あっ、あああ・・・」
レアの口から雷鳴のような喘ぎ声が漏れた。しばらくすると、じっとりと愛液が溢
れ出す。
(そろそろいいかしら)
599作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/24(金) 13:18:12 ID:urwkLtT9
アルテミスは再びコクピットプラグを挿入するように指示を送った。レアが右手
で自分のオマンコにプラグをねじ込む。愛液が潤滑油となり、今度はすんなり
と奥まで入った。
「あううう、気持ちいい!」
レアがよがり声を上げる。挿入されたプラグの外側から、接続針がオマンコの
内側の粘膜に打ち込まれ、神経と連結される。
「痛いっ!」
今度は激痛がレアの体を走る。同時にコクピットプラグがブルブルと震え出し、
さらにレアの快楽を高め、愛液の分泌を促進させた。そして、さらに溢れ出した
愛液を、コクピットの外側の吸引装置が内部に取り込み、コクピット内に流れ
込ませてきた。
「メ、メビウス博士、これは???」
アルテミスは、むせるような匂いを放ちながら、足元を浸してくる愛液に驚いた。
『それは、君の意思を、レアにより伝え易くするための媒体だよ。レアの愛液に、
プラグ内部で特殊な薬品が混入されるようになっている。それを満たすことによ
って、君の精神とレアの精神が感応することも出来るかもしれない。』
やがて、あふれ出したレアの愛液は、操縦席のアルテミスの胸元を超え、鼻腔
にまで達した。
「こ、これでは、息が出来ません」
『大丈夫だ。その液を思い切って肺に吸い込んでみたまえ。呼吸が出来るはずだ』
アルテミスは意を決し、指示通りにした。
「げほっ、げほっ!」
同性の愛液を飲み込むのに、恐ろしい抵抗を感じ、目から涙が流れた。酸味がか
った味が、口いっぱいに広がる。
『なあに、すぐに慣れるさ』
ピタゴラス博士の軽薄な声がスピーカーから聞こえた。
600作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/24(金) 13:51:49 ID:urwkLtT9
これは盗作ではなくパロディです。

>>580
簡単に、ストーリーを読まれてしまったので、正直ショックでした。構想を練り直さねば。

>>586
人間牧場編は、最初書いた時、反応がなかったので、滑ったのかと思っていました。
なるべく、いろんな人のツボにはまるように、多様化しようと思います。荒唐無稽な話をリアルに描写したいです。
601名無し調教中。:2006/03/24(金) 16:29:37 ID:r/BcSvWB
>>600
ネ申展開、ネ申展開!!!
602名無し調教中。:2006/03/24(金) 18:02:59 ID:8Y8W/qz1
意味不明な荒唐無稽すぎるストーリーでないかぎり
先読みをする人は必ずいます。
そして誰でも書き込める掲示板で作品を書いてる以上、
その先読みを書き込む人も必ずいます。
気にせずそのまま書き続けても良いのでは?
603名無し調教中。:2006/03/25(土) 03:46:38 ID:SJ+ulKOH
>>602同感です。先を読むのは簡単ですが、話を自然に繋げていくのは至難の技でしょう。そこは作者様の腕の見せ所です。私も580と同じ展開を予想してはいましたが、どう繋げれば自然になるのか見当も付きません。
604名無し調教中。:2006/03/25(土) 10:15:13 ID:Fwj3gQCF
おお〜
やっぱりアルテミスは一番いい!
ネオガイア人なのにマゾで、白兵戦のプロなのに色っぽくて
白人なのに大和撫子的な性格。
作者さん アリガト
605作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/25(土) 23:18:02 ID:RavSqe/s
>>603
なーんだ、みんな、わかってたのか。でも、いくらなんでも、それ以上は、予想がつくまい・・・
606名無し調教中。:2006/03/26(日) 00:33:58 ID:566oekTQ
>みんな、わかってたのか
みんなじゃないと思われ。
1割位か?あとはどうなるかドキドキしながら読んでる。
先読み出来る1割も実際に作品を書けたりするのは
その中で更に1%いるかいないか。
まあ作者タンは大したもんだって事だ。
607名無し調教中。:2006/03/26(日) 00:40:53 ID:70lYeRxz
もれはオバカなので、全然分からなかった
608名無し調教中。:2006/03/26(日) 10:37:22 ID:FA5NbbIb
>>606その通り。作者様は天才です。私も続きを、あれこれ考えてみるのですが…どう考えても無理が生じる。千羽鶴教団の教祖は宇宙人襲来を予言していた…とゆうことは、それ以前から教団が存在したことになる。では千鶴は…?どう考えても、わかりません。
609名無し調教中。:2006/03/26(日) 10:49:12 ID:rkWLn9Na
>>608
それに関しては、いわゆるタイムパラドクスなので
どのように解釈しても良いと思われ
作者様のご自由なのでは?
610名無し調教中。:2006/03/26(日) 13:41:59 ID:I8eDD9Rv
コックピットはエヴァンゲリオンのエントリープラグみたいなものという認識で良いですか?
611名無し調教中。:2006/03/26(日) 14:03:51 ID:GfGY5Ahg
>>610
漏れも同じ認識でしたw
612名無し調教中。:2006/03/26(日) 23:12:47 ID:FA5NbbIb
>>609ああ、なるほど…そうですね。いずれ過去の千鶴と未来の千鶴が出会う時が来るのでしょうが、いつ、どこで、どのように出会うのか楽しみですね。
613作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/27(月) 10:10:39 ID:VeNiwLQm
愛液を肺に吸い込み呼吸する嫌悪感と、嘔吐感を必死にこらえながら、アルテミ
スは操縦桿を握った。コクピットを満たした媒体を通じてレアの感情が伝わってくる。
それは、ネオガイア星人に対する、恐ろしい憎悪だった。
『操縦のやり方には、マニュアルとオート(精神感応)の二通りがある。マニュアル
というのは普通通り、コントロールパネルのレバーやボタンを操作するやり方だ。
あまり微妙な動きや、素早い動きは出来ん。オート(精神感応)というのは、君は
一切何もせず、ただ、こういう風な動きをさせたいと言う思念を凝らすだけで、イメ
ージ通りの動きをレアにさせる、という今までに無かった画期的な操縦のやり方だ。
このシステムはまだ実験段階で、不安定なので、うまく作動するかどうかもわから
んし、パイロットの精神にどういう影響が出るか、全く未知数でもある。鉄仮面、
まず、最初は、マニュアル操縦法から試してみてくれたまえ』
スピーカー越しにメビウス博士が説明した。アルテミスは操縦桿を握り起動スイッ
チを入れる。レアの巨体がビクンと痙攣し、機械のようなぎこちない動きで立ち上
がった。自分の肉体を内側から操作される屈辱にレアの怒りが頂点に達した。
「てめえら、全員ぶっ殺してやる!」
脳内コンピューターの制御を破り、レアが叫んだ。
614作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/27(月) 10:11:15 ID:VeNiwLQm
『いかん、鉄仮面!レアを押さえろ。暴走させてはいかん!』
「はいっ!」
アルテミスは必死に、操縦桿を停止位置に戻し、制御パルス信号のダイヤルを
最強にまで回した。それでも、レアの動きは止まらず、恐ろしい執念と精神力で、
制御コンピューターの呪縛を振り切って歩き出そうとする。
『右端にある緊急停止ボタンを押せ!』
ピタゴラス博士の叫び声で、アルテミスは、コントロールパネルにさっと視線を走
らせ、ボタンを見つける。そしてボタンを押し込んだ次の瞬間、レアの巨体に高圧
電流が流された。
「あぎゃあああああっ!」
レアが絶叫し、あまりの大声に建物自体が震えた。
『耳の鼓膜が破れるわい。何とかならんのか、この大声』
ピタゴラス博士がぼやいた。
『声が出ないように、レアの声帯を潰しますか』
メビウス博士と相談する声がスピーカー越しに聞こえてくる。レアは気絶し、崩れ
落ちるように、その場に倒れこんだ。
「停止しました」
『ふう・・・まだまだ、改良を続けねばならんな。この巨人女の自我が強すぎるのじゃ。
これでは精神感応による操縦など、夢のまた夢じゃ!』
いまいましげに、メビウス博士もぼやいた。
615作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/27(月) 11:39:57 ID:VeNiwLQm
それから数週間、アルテミスと、巨大ロボット、『キュクロプス2号機』こと巨人女レア
の訓練は続いた。マニュアルによる操縦法は、完全にマスターしたものの、精神感
応による操縦は、全くその糸口さえつかめなかった。レアのネオガイア星人への凄
まじい憎悪が、かたくなに、パイロットであるアルテミスとの精神の同調を拒否して
いるのだ。
「どうしたものかな」
メビウス博士は途方にくれてしまっていた。
「心の問題までは、どうしようもない。解決策が見つかるまで、マニュアル操縦でや
るしかあるまいな。マニュアル操縦では、能力を最大値まで引き出す事は出来ん
がな・・・」
さしものピタゴラス博士も、お手上げ状態だった。
「ところで、クロノス博士は、まだ行方不明なのかね?」
ピタゴラス博士が、ふと、かねてより気になっていた疑問を口にした。
「ああ、あいつか。あいつは、2年前に自分が発明した時間航行機で過去に向かっ
たまま、戻ってこないな・・・時間旅行については、わしも少しは研究したことがある
のだが、過去の時代で遭難したのか、多元宇宙の迷子になってしまって、戻って来
れないのか、全く判らん。なにせ我々には、時間航行機が、彼の作った一台以外、
他には無いのだから、彼らを探しに行く事も出来んよ」
メビウス博士が答えた。
616作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/27(月) 11:40:35 ID:VeNiwLQm
「彼の研究は、その後どうなったのだ?」
「クロノス博士の娘であり、助手でもあったデメテール女史が引き継いでいるよ。
じゃが、2台目のタイムマシンを完成させる所までは、進んでいない。彼の4次
元理論は他の人間には、理解が難しいんじゃ」
「それを思えば、クロノス博士は天才だな。惜しい人物を無くしたものだ。しかし、
時間航行機は本当に、クロノス博士が、全てゼロから発明したものなのだろうか?」
「彼は、そう言ってたがなあ。じゃが、わしが思うに、おそらく、ネオガイア星に遺跡
として残っていた、グレイの古代コンピューターのデータバンクから見つけ出した、
4次元理論を元に、あの時間航行機を作ったんじゃろう。彼は、発表した時、全て
自分の手柄のように話していたがね」
「グレイか・・・やつらが、時間航行機を使用しているという話は聞かないな。我々が
知らないだけかもしれんが・・・」
「しかし、いずれにしろ4次元理論は難解だ。彼以外に理解出来なかったのも事実だ」
二人の博士が、話し込んでいると、突然、通信回線のブザーが鳴った。
『大変です。博士!』
ロボット工房の整備士の悲痛な声がした。
「どうした?」
『キュクロプス2号機が、勝手に動き出しました!』
「何っ、暴走したのか?」
617作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/27(月) 11:41:22 ID:VeNiwLQm
『そ、それが、レアの意思による暴走ではなく、コクピットに誰かが乗っているよ
うなのです。我々、整備班がコクピットプラグの点検をしていますと、突然、コク
ピットプラグのハッチが閉まり、レアが、プラグをオマンコに挿入を始めました。
誰かが、プラグ内部から遠隔操作をしているとしか思えません!』
「コクピット内部の映像をモニターに映し出せ。誰が乗っているか判るだろう」
ピタゴラス博士が指示をし、モニターが切り替わった。しかし、映し出されたコク
ピットには誰も映っていなかった。
「誰も乗ってないぞ。・・・あっ!」
信じられないものを目にしてピタゴラス博士は絶句した。コクピットは無人だった
のだが、操縦桿やレバーが勝手に動いているのだ。
「どういうことだ?」
メビウス博士も、硬直して何と答えていいのか判らないようだった。
『コクピット内部には、生体反応があります、誰かがいることは間違いありません!』
コクピットにいるのは、透明人間の天野孝(22歳、ニート)だった。孝は、二階堂麗
奈の肉体を元に戻す方法を探すために、さざなみ市にやってきたのだ。そしてネオ
ガイア星人の軍事施設内部を徘徊していて、偶然、メビウス博士のロボット工房を見
つけたのだ。透明人間としての生活になれた孝は、感覚が麻痺してしまい、どこへ入
り込むにも恐怖感を感じなくなっている。
618作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/27(月) 11:42:01 ID:VeNiwLQm
(テラマズイでつ。ここから、出られなくなったでつ・・・)
好奇心にかまけて、ハッチの開いていた整備中のコクピットプラグの中に、軽い
気持ちで入り込み、コントロールパネルのボタンを押してしまったのだ。自動でハ
ッチが閉じ、開けようとして滅茶苦茶にパネルを操作すると、レアへの遠隔操作の
信号が送られてしまったのだ。
(ぬるぼ・・・)
レアのオマンコに挿入されたプラグが振動し、滲み出してきた愛液が、コクピット
内部に流れ込んできた。ムッとする女の愛液の匂いが鼻をつき、孝は咳き込んで、
気を失いそうになる。
(がっ!早く、逃げる出つよー)
孝は、なんとか出口はないかと、コクピット内部を這い回った。しかし、出口はなく、
次第に水位の上がってくる、愛液から逃れるためにコントロールパネルの上によじ
登る。しかし、とうとうレアのドロリとした愛液は、天井まで達し、孝は空気を吸う事
が出来なくなった。
(く、苦しい・・・もう、駄目でつ・・あぼーん・・・)
孝は、酸欠で意識が遠のいていくのを感じた。
619作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/27(月) 11:51:02 ID:VeNiwLQm
ロボット編、一旦終わりです。

>>610
パロディなので・・・そういうことです。
620名無し調教中。:2006/03/27(月) 11:51:42 ID:xPtR9M5t
せっかく精神感応でレアの内面がわかるなら、動けない悔しさやら体を操作される屈辱感なんかを
くわしく描写してほしいなり。
621名無し調教中。:2006/03/27(月) 12:06:35 ID:nta4YDER
>>618
孝はエルメスじゃなくてレアが女性の初体験になったのか!!
622名無し調教中。:2006/03/27(月) 13:29:14 ID:Mo0trINQ
>>619
もう最高!!!
凄く面白い!!!!
623名無し調教中。:2006/03/27(月) 13:51:21 ID:7UBkSZ8Q
うーん…素晴らしい。さざなみ市に潜入した孝は、その後どうなったんだろう?と、思ってたら…ここに登場させましたか。いつもながら驚きの連続です。脱帽&感服いたしました。
624作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/27(月) 23:03:25 ID:VeNiwLQm
江戸時代中期、久石千鶴は、武蔵の国のある村で、地主の家に女中として仕え
ていた。千鶴の仕事は、この家に飼われている柴犬のシロに奉仕する事である。
「お上から、生類憐みの令が発布されてのう。うちのシロにも女中の一人でもつ
けておかんと、ないがしろにしていると思われて、お咎めが来たら大変じゃ」
庄屋の吾郎左衛門が、そういって女中の中から千鶴を任命したのだ。
「ちゃんと、しもの世話までするんじゃぞ」
「かしこまりました」
千鶴は、馬鹿馬鹿しい、と思いながらも、シロ専属女中の役を引き受けた。生類
憐みの令のことは子供の頃の歴史の教科書で学んでいる。シロは人間のように
着物を着せられ、お座敷に祭られていた。
「シロ様、お食事でございまする」
千鶴は膳に、生きのいい生魚を乗せて差し出した。小作人たちが、滅多に口に
出来ないような代物である。それに、お犬様には敬語を使わなければならない。
「ウー、ワンワン!」
シロは、血の滴る生魚に喰らい付き、うなり声を上げながら、噛み千切った。
「シロ様、お食事が済みましたら、千鶴と一緒にお風呂に入りましょう」
千鶴は、シロを庄屋の家の風呂へと連れて行った。人間が入るのと同じ風呂釜
である。千鶴は着物を脱いで全裸になると、丁寧にシロの胴巻きも脱がせ、一緒
に湯船に入った。風呂焚き係の下男がうらやましそうに、眺めている。
625作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/27(月) 23:04:16 ID:VeNiwLQm
「畜生、このご時勢、俺も犬に生まれりゃぁ、良かったぜ」
とぶつぶつ、つぶやいている。
「畜生、とは何事です!呼び捨てにしてはいけませんよ!」
千鶴が湯船の中からたしなめた。下男は、はっと口を押さえる。千鶴は、シロの
体を隅から隅まで丁寧にあらい、蚤一匹残さないように毛並みを揃えた。
「シロ様、お風呂から上がったら、夜の秘め事をいたしましょう」
千鶴は、わざと下男に聞こえるように大きめの声で言った。下男が歯ぎしりして
悔しがる様を楽しんでいるのだ。風呂からあがると、千鶴はシロをともなってお
座敷へと戻った。布団を敷き、寝巻きの帯を解く。
「シロ様、今夜も寝かせませんわよ」
「クーン、クーン」
シロは、甘えるような仕草を見せ、千鶴の太腿に鼻を摺り寄せた。1700年もの
間、世界中で娼婦を営んできた千鶴にとって、犬とセックスする事など、何のた
めらいも無く、気晴らしの一つでさえある。千鶴が小指の欠けた左手でシロのペ
ニスを、優しくさすると、たちまち勃起した。
「今日も、お元気だこと・・・」
千鶴は、布団の上に四つん這いになり、バックスタイルでシロの細長いペニスを、
クリトリスの無い股間に導いた。
「さあ、激しく突いてくださいませ、シロ様!」
毎晩の事なので、シロも習慣づけされており、ペニスを千鶴のオマンコに挿入す
ると激しく腰を降り始めた。前足の爪が、千鶴の背中の皮膚に食い込み、血が流
れる。
「ああ!いいわ!シロ様」
千鶴は屋敷中に聞こえるような高い声で、一晩中、よがり声を上げ続けた。この
ことが村中に知れ渡れば、庄屋の吾郎左衛門が、いかにお上に忠実であるかが、
評判となるに違いない。もはや戦も無く、停滞した封建社会を生き抜くには、人々
にそれ以外の術はないのだった。
626作者 ◆zCS1o.kilU :2006/03/27(月) 23:11:34 ID:VeNiwLQm
 パロディと言えば、E・R・バローズの作品のパロディを書いてみたい。最近発売されている、
火星シリーズの合板本を読んでみたのですが、性描写が抜けているだけで、ストーリーや
世界観は、おそろしくSMチックだった。王女や貴族の娘が、サディストの悪役に誘拐され、奴隷にされる
という、黄金パターンのオンパレードだった。
627名無し調教中。:2006/03/28(火) 00:47:30 ID:uWRy4BqX
>>625
良い〜ノシ
628名無し調教中。:2006/03/28(火) 09:39:17 ID:X4gtGjt4
火星シリーズはさすがについてこれる読者は限られると思う。
パロじゃなくエッセンスを取り入れたオリジナルとして書いた方がいいのでは?
あるいはあじましでおみたくマニアをにやっとさせる程度の入れ方にするとか。
629名無し調教中。:2006/03/31(金) 03:36:51 ID:4hALrNyO
まぁ、何にせよ作者様の書きたいように書けば結果は後から付いてくるんじゃないですか?我々ファンは黙って付いていくだけですよ。自信を持ってガンガン突き進んでください。
630作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/04(火) 11:32:37 ID:7NXM7ZZF
「お千、村に犬小屋を建てることになった。」
吾郎左衛門が、シロの世話をしている千鶴に言った。今日はシロの誕生日なので
シロは、全長50センチもある巨大な伊勢海老にかじりついている。この伊勢海老を、
飛脚を使って伊勢の国から取り寄せるために、小作人の一人が娘を身売りして資
金を捻出している。
「犬小屋・・・ですか?」
「そうじゃ、付近の野良犬を集めて、村で世話をすることになった。5代将軍、綱吉
様が戌(いぬ)年生まれであらせられるため、生き物の中でも特に犬を大事にせよ、
との仰せじゃ」
「はあ、そうでございますか」
「それで、お前に集めた野良犬の下の世話もしてもらいたい。お千、お前は、わしに
奉公する前は、もともと娼婦だったじゃろう。野良犬が発情して暴れ出さんように、
性交してやってくれ」
千鶴はうなづいた。1700年にも渡る人生で、犬、豚、馬、猿、リャマなど、さまざま
な動物とセックスをした経験がある。不死者である千鶴に、特に獣姦に対する抵抗
はなかった。
「引き受けまする」
千鶴は、数十匹の野良犬相手にセックスに明け暮れることになった。庄屋の屋敷
の近くに、檜作りの立派な犬小屋が数棟、大工によって作られ、小作人たちが交代
で野良犬の当番をすることになる。犬小屋の建設費用捻出のため、田畑から収穫
される農作物の、小作人の取り分が大幅に削減された。
631作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/04(火) 11:33:20 ID:7NXM7ZZF
「これでは、おら達、生活できねえだ」
「んだ、んだ。お犬様と、おら達人間と、どっちが大事だか?」
小作人たちがブツブツと文句を言った。
「やかましい!お犬様に決まっとるだろうが!お上に逆らえば死罪だぞ。生活出
来なければ、お前らの娘か嫁を身売りしろ!」
吾郎左衛門が一喝した。小作人達はしぶしぶ引き下がる。千鶴は、一匹づつ野
良犬とセックスをしたが、興奮した犬に噛まれたり、爪でひっかかれたりして、た
ちまち傷だらけになった。そんなある日、村に見慣れない旅の一行が、やってきた。
「この村に泊まるところは無いかのう?」
リーダーであるらしい老人が、畑で農作業をしている小作人に尋ねた。
「この村には、旅籠はねえだ。泊まるなら庄屋様のところがええ。他は小作人の、
みすぼらしい小屋しかねえだよ」
旅の老人とお供の3人の男は、武士ではないようだが、小奇麗な身なりをしており、
金回りは良さそうだった。旅の一行は庄屋の屋敷の門を叩いた。
「わしは、越後の縮緬問屋の隠居の光衛門と申すものでございます。旅の途中で、
一晩泊めてもらえませぬか」
老人が主人の吾郎左衛門にかけあった。吾郎左衛門は嫌な顔をした。
「うちは、旅籠ではありません。どうしてもと言うならしょうがありませんが・・・」
お供の一人の、目つきの鋭い男が、きっと睨んだ。
632作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/04(火) 11:34:00 ID:7NXM7ZZF
「お主、ただの庄屋であろう。我らには、親切にした方が良いぞ。邪険にすると後
で泣きを見る事になるやもしれん!」
異様な迫力に押されて、吾郎左衛門は承諾した。その夜、一行はドンチャン騒ぎ
を行い、女を世話するように要求してきた。
「しょうがない、お千を差し出すか・・・」
吾郎左衛門は、とんだ疫病神が舞い込んできた、と忌々しく思った。しかし、明日
には出て行くだろう。千鶴は、一行の宿泊している部屋に行き、接待を行った。
「アーレー」
助さんと呼ばれているお供の男が、千鶴の着ている着物の帯の端を掴んで、乱暴
に引っ張った。千鶴の体はクルクルと回転し、帯が解かれて着物がはだけた。
「まずは、おいらが・・・」
鉢兵衛と呼ばれている男がのしかかってきた。この四人の旅人の中で、この男が
一番、立場が弱いようである。
「おい、鉢!うっかり、入れる穴を間違えるんじゃねえぞ!」
角さんと呼ばれている男がはやし立てた。鉢兵衛が、でへへと、スケベ顔で照れ
笑いをする。千鶴は、アナルに痛みを感じた。
「あっ、痛っ!」
「しまった、やっぱり間違えちまった・・・」
「だから、おめえは『うっかり鉢兵衛』って言われるんだよ!」
角さんが怒鳴った。その晩、千鶴は朝まで、夜通し4人の旅人に責め立てられた。
633作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/04(火) 11:52:50 ID:7NXM7ZZF
次の日の朝、出立する際に4人の旅人は、庄屋の吾郎左衛門に、千鶴を連れ
て行くと言い出した。
「この女、なかなか気に入ったぞ。体は傷だらけじゃが、命じればどんな破廉恥
な事も顔色一つ変えずにやりおる。旅の慰みに貰っていくぞよ」
光衛門という老人が言った。さすがに吾郎左衛門は抗議した。
「そ、そんな御無体な・・・お千は、うちの奉公人でございまする・・・」
「なにぃ?俺達に逆らうってのか、これが目に入らぬか!」
角さんが懐から何かを取り出し、吾郎左衛門の目の前にちらつかせた。他の屋
敷の使用人達には、死角になって、それが何だか判別出来なかったが、それを
見た瞬間、吾郎左衛門の顔が、さっと青ざめるのは判った。
「こ、これは・・・」
吾郎左衛門は、信じられないものを見たかのように、一瞬体を硬直させたが、次
の瞬間、電撃に打たれたかのように、飛び退り、畳の上に額を擦り付けて、土下
座した。
「ははあああーっ!滅相もございません。どうか、お千はお連れ下さいませ。な
にとぞ、今後とも、この吾郎左衛門をよしなに・・・」
「カー、カッ、カッ、カ!」
老人の満足気な高笑いが、屋敷中に響き渡った。こうして千鶴は、水戸黄門一
行と共に、全国を旅することになった。
634作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/04(火) 12:37:52 ID:7NXM7ZZF
水戸黄門一行のやることは無茶苦茶だった。いきなりその土地の代官所に乗り
込み、難癖をつける。
「代官、赤石主水之介。その方の悪事、明白であるぞ!」
「は?何のことでござるか?あなた方はいったい・・・」
「ええい、しらばっくれるでない!その方、備前屋から賄賂を受け取ったであろう!」
主水之介には寝耳に水だった。確かに受け取ってはいるが、この時代、権力者で
ある役人への賄賂は当たり前の事だった。
「それが、どうしたというのだ。貴様ら、どこの馬の骨ともしれん旅人風情に、それ
が、何の関係がある?」
「ええい、問答無用。助さん、角さん、やっておしまいなさい!」
光衛門が命じると、腕っ節の強い、助さんと角さんが前に出た。素手で、刀を持った
サムライ数十人に立ち向かおうというのである。鉢兵衛は千鶴の傍らで震えていた。
「あなたは戦わないの?」
千鶴は、鉢兵衛に尋ねた。鉢兵衛は当たり前だ、と言いたげな表情で首を縦に振る。
(この男、何でここにいるのかしら)
千鶴はふと疑問に思った。代官所のサムライたちが刀を振りかぶって襲い掛かって
きた時、突然、角さんが懐から、先日、吾郎左衛門にも見せた、例のものを取り出し
た。それは、徳川家の紋章である葵の紋が入った印籠だった。
635作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/04(火) 12:38:41 ID:7NXM7ZZF
「ひかえおろう!この紋所が目に入らぬか!」
角さんが怒鳴り声を張り上げた。サムライたちの動きが一瞬止まった。
「ここにおわす、お方をどなたと心得る!このお方は、天下の副将軍、水戸光圀公
におわせられるぞ!」
代官をはじめ、サムライ達の目が、驚きで一杯に見開かれる。日本の絶対権力者
である一族の家紋を目にして、代官所の役人達は、一気に戦意をなくした。
「ふはははは!」
無抵抗になった役人達の体に、助さんと角さんは、笑いながら、蹴りやパンチを入
れていった。一方的な暴行だった。
(何なのこの人たち・・・)
千鶴は、あまりにアンフェアなやり方に、彼女には、珍しく憤りを感じていた。光衛
門こと光圀は、土下座した主水之介の頭を、土足でグリグリと踏みにじっている。
「カー、カッカッカッカ!」
高笑いをする光圀は、サディスティックな喜びと、権力に酔いしれていた。

636名無し調教中。:2006/04/04(火) 15:34:44 ID:SA1tXsdf
作者タソの想像力に感服・・(´∀`*)
637不定期連載 ◆Oamxnad08k :2006/04/05(水) 08:11:58 ID:6CKPlRUA
ちなみに、本当は水戸と江戸を往復していた程度で、諸国を漫遊してないわけですが…

そんなことはどうでもいいので、女忍者の入浴!入浴!
638名無し調教中。:2006/04/05(水) 13:52:02 ID:e6t0ZtMC
光圀公はそうするとノストラダムスとか織田信長とかと関係があるわけ(ストーリーの上で)?
639名無し調教中。:2006/04/05(水) 17:40:44 ID:1o8mm3za
おおっ!!今度は水戸黄門ですかっ!!しかも、かなりの悪党に描かれてますな。いやはや、いつもながら素晴らしい…やはり作者様は神ですな。
640名無し調教中。:2006/04/07(金) 00:14:10 ID:Zz3Uodqo
校門様が引っかき回した後を、幕府の人が後始末に来そうだなw
641作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/07(金) 10:26:13 ID:WDH5pWoE
 その晩、水戸黄門一行は、代官、赤石主水之介の屋敷で、恒例のドンチャン
騒ぎを行った。主水之介に、妻や娘を接待のために差し出せ、と命じる。
「御老公様、拙者も武士の端くれでござります。女がご入用であれば、遊女を
手配いたしますゆえ、そればかりは、なにとぞ御容赦を・・・」
「ならぬ!わしは、天下の副将軍であるそ。木っ端役人の分際で、わしの命が
聞けぬとあらば、そちは、切腹の上、お家断絶、赤石家のものは末代まで浪
人暮らしをすることになるぞよ!」
「そ、そんな・・・」
仕方なく、主水之介は、涙を飲んで、妻と娘を黄門様一行の夜の慰みに差し
出した。主だった代官所の家臣の娘たちも、接待のために招集された。
「全員、着物をまくりあげ、四つん這いになって肛門を見せい!」
光圀が酒を飲みながら、命令した。この老人は肛門に対して、異常な執着心を
持っており、美しい女を一列に並べて、肛門観賞をすることに深い喜びを感じ
るのだ。貞節を信条とする武家の娘たちは、恥ずかしさのあまり涙を流しながら、
指で肛門を広げ、男達にピンク色の内壁を晒した。
「おお、絶景じゃ、絶景じゃ!カーカッカッカッカ!」
「うまい、うまい。もっとうまい物、持ってきてくれよう!」
鉢兵衛が、口一杯に饅頭を頬張りながら、叫んでいる。
642作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/07(金) 10:27:00 ID:WDH5pWoE
「鉢!食ってばかりいるんじゃねえ!せっかく美しい娘さん達が、肛門を開いて
いらっしゃるのだ。ぶち込んでやらないと、失礼だろうが!」
角さんが、けしかけた。
「おっと、こりゃ、うっかりだ」
鉢兵衛は、着物を脱ぎ捨てると、赤褌一枚の姿になり、饅頭を頬張ったまま、主
水之介の長女を犯し始めた。
「くう!」
主水之介の長女、お信乃(17歳)は痛みに顔を歪めた。処女だったのだ。貞潔さ
を美徳とする武家の娘が、未婚のまま処女を捨てるなどは、ありえない時代であ
る。お信乃は、どこの誰とも知らない男に処女を破られ、犯されながら自殺を決
意した。
「お千!わしの肛門を舐めるのじゃ」
興奮した光圀は、立ち上がって、着物を捲り上げた。女の肛門を眺めるのも好き
だが、自分の肛門を舐めさせるのも大好きなのだ。
「はい、御老公様。」
千鶴は、嫌悪感を表に出さないようにして、光圀の肛門に顔を近づけた。さすが
の千鶴も、長旅で汚れた、不潔な老人の肛門を舐める事には、吐き気を覚える。
「奥の奥まで、綺麗にしゃぶるのだぞ。お前達も、よーく見ておくのじゃ。お千が終
わったら、お前達にも順番に、わしの肛門を舐めさせてやる。カーカッカッカッ!」
周囲の者にとっては、耳に障る、高笑いだった。
643名無し調教中。:2006/04/07(金) 11:36:16 ID:6BRlvDwM
忠臣蔵のストーリーも混ぜてもらえるともっと嬉しいです。
おながいします
644作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/07(金) 11:48:53 ID:WDH5pWoE
宴が、たけなわになった頃、千鶴は、こっそりと宴会場を後にした。泥酔した鉢兵
衛が、角さんにはやし立てられ、娘たちと一緒に裸踊りを踊っている。助さんは、
3人目の娘の処女を破り、血まみれの肉棒をそそり立たせている。肛門遊びに
飽きた光圀は、酔っ払って、娘達相手に、現在、自分が編纂中の『大日本史』に
ついて長々と能書きを垂れたり、将軍綱吉や、江戸幕府に対して、とりとめのない
愚痴をこぼしたりしていた。
「ヒック・・・何が、5代将軍じゃ、あの若造めが!生類哀れみの令などと、わけの
わからん法度を定めおって・・・ヒック・・・今に見ておれ、わしは天下の副将軍だ
ぞ!カーカッカッカ!」
千鶴は疲れたので、お風呂に入ることにした。黄門様一行と共に旅をする女は、
必ず機会があれば、入浴しなくてはいけないと、助さんから耳打ちされたのだ。
着物を脱いで全裸になり、ヒノキ作りの豪華な風呂に入る。湯気に包まれた千鶴
は、体の隅々まで洗い流しながら、長年の放浪で、傷だらけになった自分の肉体
を眺めた。古傷の一つ一つを指でなぞり、ナルシストな気分に浸る。
(・・・これは、200年前にフランスの魔女裁判で拷問された時に付けられた傷・・・
これは、古代ローマで最初に奴隷になった時に押された焼印の跡・・・これは、南
米で梅毒にかかった時の腫瘍の跡・・・)
ふと千鶴は左手の小指を見た。第二関節から先が欠けている。
645作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/07(金) 11:49:52 ID:WDH5pWoE
(・・・これは、まだ不老不死の体になって、過去に飛ばされる前、現代の日本で、
真藤組に詰めさせられた指・・・)
千鶴の心の奥底から、フツフツと怒りがこみ上がってきた。
(あたしの体も、心もすっかり汚れてしまった・・・今まで、何人の人間を殺し、何
人の男や女、獣とセックスし、何人の子供を産み落として来たのだろう・・・)
あと300年余りで千鶴は元の時代に到達する。その時、何が起こるのか?そこ
には、何も知らない、無垢な、もう一人の自分がいるはずだ。
(もう一人のあたしと接触出来れば・・・協力して宇宙人を撃退し、歴史を変える事
が出来るかもしれない・・・)
そこで、千鶴は、あることに思い至って愕然となった。宇宙人に匹敵する超科学
を持ち、歴史を管理する事を至上目的にしている正体不明の連中の存在が、脳
裏よぎったのだ。
(歴史を変える?・・・となると、間違いなく、やつらが妨害してくるわ・・・あたしが、
宇宙人と戦うためには、当然やつらとも戦わなければならないはめになる・・・)
千鶴はおのれの敵にしているものの強大さに、途方にくれた。
(あたし、一人の力では無理だ。組織を作らなくては!全人類の尊厳を守り、未来
を切り開いていくための組織を!)
それには、全人類を思想的に導く宗教団体がいいかもしれない、と千鶴は考えた。
646作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/07(金) 11:57:28 ID:WDH5pWoE
黄門編、終わりです。

>>634
忠臣蔵については、資料もなく、ストーリーも何も考えてなかったので、
残念ながら、検討します、としか、お答えできません。
647作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/07(金) 12:54:26 ID:WDH5pWoE
2003年9月に、中学の音楽教師であった森宮千夏(当時26歳)は、宇宙人に
よって誘拐された。目的は、犬好きの大金持ちのペットとして飼われる、人間犬
に改造するためだった。肉体改造を受けた千夏は、全身の体毛を永久脱毛され、
鼻の頭を犬らしく黒く刺青された。両手は前足として使用するために、指を全部
切断され、両足は、前足と長さを揃えるために関節を外されて、短く整形された。
そして、切断された指を生体融合させて御尻に尻尾まで生やす事になったのだ。
3年間、ネオガイア星の首都メガポリスで犬としての生活を送った千夏は、やが
て飼い主に飽きられ、29歳の時、飼い主の部下であるクセノフォンという男にプ
レゼントされた。クセノフォンはソロン財閥の地球支社長という地位にあったため、
冷凍保存された千夏は、3年ぶりに地球に送り返される事になった。
「俺は、犬なんか買う趣味はないんだがね」
新しい主人に気に入られようと、尻尾を振っている千夏に、クセノフォン支社長
は冷たく言った。
「ウー、ワンワン!」
千夏は人間の言葉を喋る事を、禁止されている。
「でもまあ、総帥からの贈り物だ。捨てるわけにもいかんしなあ。子供のオモチ
ャにでもするか」
648作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/07(金) 12:55:10 ID:WDH5pWoE
クセノフォンはその晩、さざなみ市のネオガイア星人特別居住区にある家に、
千夏を連れて帰宅すると、9歳になる息子のクリトンに人間犬を押し付けた。
「この犬をお前にやろう。ちゃんと世話をするのだぞ。毎日エサをやったり、散
歩に連れて行ったり、生き物を飼うというのは結構大変だ。お前もいい勉強に
なるだろう」
「わーい!」
やんちゃなクリトンは無邪気に喜んだ。首輪から伸びた鎖の端を、父親の手
から受け取る。
「こいつ、名前はなんて言うの?」
「さあな、そう言えば名前は聞いてなかったな。勝手につければいいんじゃな
いか」
「そうだなあ・・・うーん、なかなか、いい名前が思いつかないなあ。ねえ、君、
もともとの名前はなんて言うの?」
クリトンが無邪気に千夏に話しかけた。飼い主に発言を求められた時だけは、
人間の言葉で話しても良い事になっている。
「千夏でございます。森宮千夏と申します」
「うわっ、喋ったよ、こいつ!すげえ、人間の言葉が喋れる犬だ」
クリトンが目を丸くして驚いていた。
(あたしは、人間の言葉が喋れる犬じゃなくて、犬に改造された人間なのよ!)
千夏は叫びそうになったが、ぐっとこらえた。飼い主の許可無く、人間の言葉
で喋ってはならない。
「まあ、犬といっても、地球人の女を改造した人間犬だからな。知能は、結構
高いのかもしれん」
クセノフォンが説明した。その日から、千夏は、クセノフォンの邸宅の庭にある
犬小屋で暮らすことになった。
649名無し調教中。:2006/04/07(金) 15:46:39 ID:xf0AWc/P
ワクワクテカテカ
650名無し調教中。:2006/04/07(金) 18:00:35 ID:dP+3ggcm
お疲れ様です、作者様。黄門編、面白かったです。ついに千鶴が教団を設立することを考え始めましたね。千鶴がどのようにして教団を作り、大きくしていくのか…非常に楽しみです。期待しております。頑張って下さい。
651作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/07(金) 18:34:31 ID:WDH5pWoE
屋外の犬小屋は寒かったが、3年間、犬として全裸で生活を続けてきた千夏
にとっては、慣れっこだった。
「ワンワン、おはよう。ほれ、エサだよ」
クリトンが皿に、ドロドロになった液体状の食物を入れて持ってきた。昨夜の
夕食の食べ残しを、母親のダフネがミキサーでかき混ぜて作った犬用のエサ
だった。千夏は、与えられた餌に、頭を突っ込んで、口だけで貪り食べる。残
飯なので美味しいとはいえなかったが、犬の生活習慣が染み付いた千夏に
は、ごく当たり前の朝食だった。
「学校から帰ってきたら、散歩に連れて行ってあげるからね。それまで大人し
く待ってなよ」
新しいペットに夢中のクリトンは、ネオガイア星人の居留民の子供達だけが
通う、小学校へと出かけていった。犬小屋に鎖で繋がれた千夏には、特にや
ることがない。手の指が無いため、オナニーをするにも、何かの角にオマンコ
を押し付けてやらねばならない。ボーッと日向ぼっこをして、昔、ネオガイア星
の合成生物の品評会で、入賞した事などを思い出しながら時間を潰していると、
昼過ぎにクリトンが、学校から帰ってきた。
「友達に、学校で、お前の事を話したら、ぜひ見せてくれだってさ。もうすぐ、
遊びに来るから、一緒に散歩に連れていくって約束したんだ。いいだろう、ワ
ンワン?」
「ウー、ワンワン!」
恥ずかしいから嫌だ、とは、千夏には言えなかった。人間犬として、飼い主に
は絶対服従なのだ。1時間ぐらいすると、クリトンの同じクラスの男の子が3人、
遊びに来た。全員がネオガイア星人の子供である。
652作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/07(金) 18:35:32 ID:WDH5pWoE
「へえ、本当だ。でっかい犬だ」
「触ってもいいかい、クリトン?」
「いいよ、大人しいから、噛み付いたりしないよ」
子供たちは、千夏の裸の体を撫で回した。
「いいなあ、俺も、父ちゃんに人間犬が欲しいって、頼もうかな・・・」
友達にペットを自慢出来て、クリトンは有頂天だった。クリトンは、千夏を繋い
でいる鎖を外すと、鎖の端を握り締め、散歩に出かけることにした。千夏には、
3年ぶりに目にする地球の町並みだった。
(地球に帰れたのね。でも、こんな体じゃ、もうまともに、人間として生活するこ
とは出来ないわ)
千夏の目から、嬉しさと悔しさの半分ずつ入り混じった涙がこぼれ落ちた。ネオ
ガイア星人の居住区を抜け、子供達に引かれて、さざなみ市の市街地へと練り
歩いていく。そこには、昔通りの、見慣れた地球人たちが、普通の生活を営ん
でいた。
(恥ずかしい!)
千夏の胸に、今までネオガイア人の間で飼われていた時には、全く感じられな
かった羞恥心が湧き上がってきた。
「ワンワン、どうしたの?早く歩きなよ!」
道端にしゃがんで、恥ずかしげに身をよじっている千夏を歩かせようと、クリトン
が、鎖を荒々しく引っ張った。通行人の地球人たちは、人間犬を見てギョッとし
ていたが、子供とはいえネオガイア星人のやる事に口を挟むと、明日は我身か
もしれず、見て見ぬフリをして、足早に歩き去っていく。
653作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/07(金) 18:36:04 ID:WDH5pWoE
「オシッコがしたいんじゃないの?だってモジモジしてるじゃん」
友達の一人が言った。クリトンは、そうか、と納得し、電信柱の方に千夏を引っ
張っていった。
「オシッコしな。・・・したいんだろう、ワンワン?」
千夏は、電信柱に御尻を向けて、片足を上げた。そんなに尿意があったわけ
ではないが、わざわざ飼い主が気を使ってくれているのだ。シャーッと黄色い
オシッコが電信柱に引っ掛けられた。
「ひええっ!きったねえ!」
「犬はこうやって、オシッコで、目印をつけて自分の縄張りを作るんだよ」
「へえ」
クリトンは、お母さんに教えられた知識を得意気に、友達に語った。
654名無し調教中。:2006/04/10(月) 09:57:57 ID:2g+JrX9i
千夏のシッポの動きをリアルで見てみたい
655作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/11(火) 12:16:00 ID:RQueHicv
4人のネオガイア星人の子供と、人間犬の千夏は、人通りの多い商店街を練り歩
いて行った。全裸で、鎖に繋がれ、四つん這いで歩く若い女の、無残に改造された
姿を見て、道を行く人々は眼を背ける。千夏は、羞恥心と惨めさに、顔を真っ赤に
火照らせていた。
「咽喉が渇いた。ジュースを飲もう」
子供たちは、公園に付くと、自動販売機にコインを入れて、それぞれジュースを買
った。
「地球製のジュースもなかなか美味いよな」
「おれ、レモンティーが好き」
クリトンは、缶ジュースを飲み干すと、思い切り、遠くへ放り投げた。
「取って来い、ワンワン!」
「ワオーン!」
千夏は、いきなり飼い主に命令され、弾かれたように四足で走り出す。全力疾走で
缶が落ちた場所まで行くと、残ったジュースが、まだ、こぼれて出している空き缶を
口に咥え、クリトンの元へと駈け戻った。
「こいつ、よく訓練されてるよな」
千夏の口から、空き缶を受け取ったクリトンが感心した。千夏は、口から舌を出し、
ハアハアと本物の犬のように荒い呼吸をしている。全力疾走したために、、全身に
汗もかいていた。
656作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/11(火) 12:16:41 ID:RQueHicv
「お前、昔は人間だったんだろう?」
「はい、中学校で音楽の先生をしていました」
「へえ、学校の先生だったの?じゃあ、今度、ママに頼んで、お前が働いていた中学
校に連れて行ってあげるよ」
「!!!」
千夏は、パニックに襲われた。飼い主の好意を、無碍に断るわけにはいかない。しか
し、変わり果てた、この姿を、知人に見られるのは耐え難い事だった。
「どうしたの、ワンワン?うれしくないの?」
「いえ・・・そんなことは」
「じゃあ、決まりだね」
次の日の午後、クリトンと母親のダフネは、千夏と護衛のアンドロイド兵士2体を連れて、
反重力エアカーで、千葉県にある中学校を訪れた。3年前、千夏は、ここの音楽室で
授業中に、転送ビームで拉致されたのだった。久しぶりに訪れた中学校は、以前と全く
変わっておらず、校庭では、体操服姿の生徒が体育の授業をしていた。彼らは、ネオ
ガイア製のエアカーと、人間犬の姿を見ると、驚いてざわめき立ち、一行が、職員室に
土足で入っていくと、デスクワークをしていた教師達が一斉に振り向いた。
657作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/11(火) 12:17:18 ID:RQueHicv
「な、な、何ですか、あなた達は?」
「ネオガイア星人です。息子の飼い犬が、以前、ここで働いてたって聞いたので、
暇つぶしがてらに、来てみたのよ」
ダフネが、高圧的な態度で言った。校長はオロオロとしている。
「飼い犬?・・・あっ、森宮先生!」
千夏の事を知っていた校長が驚きの声を上げた。全身脱毛され、変わり果ててい
るとはいえ、美人で評判だった音楽教師の顔は、見間違えようもなかった。
「本当だ。森宮先生だ!」
「キャーッ!何なの、この生き物!まさか、人間?」
教師達が口々に叫んだ。人間犬の千夏は、以前の自分を知る者に出会って、恥ず
かしさのあまりに、後退り、ダフネとクリトンの背後に隠れようとした。
「ワンワン、何をやってるの?久しぶりに会ったんだから、みんなに挨拶しなくちゃ!」
クリトンの命令には逆らえない。千夏はおずおずと四つん這いで、教師達の前に進み
出た。
「お久しぶりです。校長先生。いきなり、職場を放棄してしまって申し訳ございません。
今では、この通り、優しい飼い主にも恵まれ、人間犬として幸せに暮らしております。
・・・ウー、ワンワン!」
「・・・人間犬?・・・飼い主?・・・」
校長は、目を白黒させている。
658作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/11(火) 12:19:05 ID:RQueHicv
「ねえ、うちのワンワンが、ここで働いていた頃のアルバムって、どこかにないの?」
ダフネが興味本位で尋ねた。
「ア、アルバムですか・・・森宮先生が担任していたクラスの卒業アルバムなら、ある
かも・・・」
「じゃあ、それを、早く、持ってくるのよ!」
アンドロイド兵士が、レーザー銃をガチャ付かせた。校長が慌てて、別の教師に、保管
してあるアルバムを持って来るように指示をする。古びたアルバム数冊が千夏の目の
前の床に置かれた。千夏は、指の無い前足でアルバムをめくる。そこには、修学旅行
や、体育祭の時に、生徒達と一緒に撮影した記念写真が貼られていた。そこに笑顔
で写っている、若い美人教師は、千夏自身だった。
「あ・・・ああ・・・」
千夏は、人間として普通に生活していた頃の幸せな自分を思い出して、嗚咽した。涙が
ポロポロと、アルバムの上に落ちた。
「ねえ、ママ。ワンワンが泣いているよ」
「よっぽど、嬉しかったのね」
ダフネと、クリトンは、校長に案内させて、千夏が毎日授業を行っていた音楽室へと行
ってみることにした。千夏は、授業の行われていない音楽室に入ると、ピアノの椅子の
上に飛び乗った。口と鼻先で、ピアノの鍵盤の蓋を押し上げる。3年ぶりに目にする、白
いピアノの鍵盤だった。千夏は大学時代、何度もピアノコンクールで優勝した事がある。
千夏は無意識に、目の前にある鍵盤を弾こうとして、前足である両手に、指が無い事に
気が付いた。
「お・・・お・・・指が・・・ピアノが弾けない・・・」
千夏が、腹の底から搾り出したような悲痛な呻き声を漏らした。大粒の涙が瞳から零れ
落ちる。千夏は逆上してヒステリーを起こし、丸くなった両手をピアノの鍵盤に叩き付け、
大声で泣き喚いた。
659名無し調教中。:2006/04/11(火) 13:34:54 ID:9OQVOXiD
何だか千夏が可哀想になったぽ

お子さんが同情して、元に戻してあげる展開キボン
ネオガイア人にも多様性があるみたいだし、中にはそう言う子がいてもおかしくないかと・・
660名無し調教中。:2006/04/11(火) 15:34:04 ID:rdzkoUdm
子供だから余計残酷な場合も
661名無し調教中。:2006/04/11(火) 18:35:03 ID:jxENOD1G
たまには感動系も…ありなのか?

板違いぽ(;^ω^)
662名無し調教中。:2006/04/11(火) 18:51:24 ID:5FfYcflQ
いろんなのがあってもいいんじゃね?
作者タソの好きでおk
663名無し調教中。:2006/04/11(火) 20:12:53 ID:8nYrdEVm
ひたすら酷い救いのない話のほうが燃えるだろ
664名無し調教中。:2006/04/11(火) 20:13:34 ID:KFg5U8PV
今夜寝る前のズリネタ
千夏に憧れるネオガイア人のマゾ女になったつもりで妄想してみる。
665作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/11(火) 20:38:04 ID:RQueHicv
ネオガイア星の首都、メガポリスにある動物園で、阿部理沙(22歳)は飼われていた。
女子大生であった理沙が、宇宙人によって誘拐されてから、2年が過ぎた頃、飼育係
が、理沙の檻に一匹の地球人の男性を連れてきた。
「お前の番いになる、オスの地球人を連れてきてやったよ。子供が生まれたら、話題
になって、動物園の入場者数が増えるかもしれないから、早く子供を作ってくれ」
飼育係は、そう言って檻の鍵を閉め、立ち去っって行った。理沙は、連れて来られた
男をまじまじと見た。全裸であるその男は日本人のようである。
「こ、ここはどこなんだ?俺をどうしようって言うんだ?」
男は、まだ地球から誘拐されて来たばかりらしい。冷凍睡眠状態で宇宙空間を運ば
れて来たらしく、何の状況も判っていないようだった。
「ここは、動物園よ。あなたも、あたしも動物園に飼われている、ただの動物なの」
理沙が地球人と話すのは久しぶりだった。二人は全裸で向かい合っていた。2年間、
衣服を着用した事のない理沙は、特に恥ずかしいと思わなかったが、男はひどく恥ず
かしがり、手で股間を押さえて、前を隠そうとしていた。
「そ、そんな・・・逃げなきゃ・・・」
「無理よ。だってここ、地球から何千光年も離れた別の惑星だもの」
666作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/11(火) 20:38:49 ID:RQueHicv
理沙は諭すように説明した。おろおろしている男は、佐藤正人(36歳)と言う名前
だった。髪の毛は薄く後退し、小太り、近眼で、彼女いない暦36年の童貞だった。
2年前、勤務していた会社をリストラされ、それ以来、自宅に引き篭もっていた所を、
転送ビームで拉致されたのだ。一言で言うと、無気力な男だった。理沙は、生理的
な嫌悪感を感じたが、飼育係の指示に逆らえば、動物園で生きていく事が出来ない。
どんなに嫌でも、理沙は、この男を夫とし、彼との間に子供を作らなくてはならない
のだ。
「ねえ、あなた、飼育係の説明を聞いたでしょ。あなたとあたしは、番いになるのよ。
落ち着いたら、早速、子作りをしましょ」
積極的な理沙の申し出に、正人はたじろいだ。
「・・・子、子作り・・・」
女性と喋るのは苦手だった。顔を真っ赤にして反射的に拒絶反応を示す。しかし、
内心は生まれてかつて、無かったほど、心臓がバクバクと鼓動していた。
「きゅ、急に言われたって・・・」
「まあ、いいわ。この状況に慣れるまでしばらくかかりそうね。慌てなくても、時間は
たっぷりあるから。だって、あたし達、一生この動物園から出られないんですもの・・・」
理沙は、檻の正面に行き、いつものようにネオガイア星人の見物客に、楽しんでもら
えるようなアクションを起こして、サービスを始めた。
667名無し調教中。:2006/04/11(火) 21:11:10 ID:iwonDt0q
今日は祭りだ!ww
投下キターーー!
668名無し調教中。:2006/04/12(水) 21:41:17 ID:ETVRMPyi
狩野真弓と岩石生物まだぁ?
669名無し調教中。:2006/04/12(水) 22:12:05 ID:Flz4eoag
>>668
まったくこの子は!
お願いしますでしょ!
670名無し調教中。:2006/04/13(木) 03:08:56 ID:xPmvhf9J
>>668そうですね、私も気になってました。>>669そうですね。作者様に、無礼があっては、なりません。まぁ、668さんも、はやる気持ちを抑え切れなかったんでしょう。大目に見てあげてください。
671作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/13(木) 09:00:47 ID:Gvbhjzwg
>>668
忘れていたわけではないのですが、これ以上、ストーリーが複線化すると、
わけがわからなくなるので、放置していました。

一応、漠然とした構想はあるのですが・・・
672作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/13(木) 12:22:10 ID:Gvbhjzwg
理沙は、懸命に見物客にアピールし、エサを投げてもらえるように頑張っていた。
無気力な正人は、檻の中に造成された、小さな岩山の影に隠れている。
「正人さん。ここじゃ、エサはお客様からしか貰えないのよ。あなたも、もっとアピ
ールしなくちゃ」
理沙が即したが、正人はモジモジしているばかりである。理沙は檻に投げ込まれ
た潰れたオレンジを拾って貪り食った。正人は、地球で捕獲されてから、何も食
べていない。空腹に耐えかねて、物欲しそうに、理沙の食べているオレンジを横
目でチラチラと見た。
「しょうがないわね。一つだけあげるわ。あなた、まだここに来たばかりだもんね。
でも、いつまでも、甘えてちゃ、生きていけないわよ!」
理沙は、見物客に鉄格子越しに、オマンコにねじ込んで貰ったバナナを引き抜く
と、正人に手渡した。正人は半分潰れて、理沙の愛液の滲んだバナナを見て、げ
んなりとし、口にする事を躊躇した。
「どうしたの?食べないの?食べないなら返してよ。本当は、あたしが貰ったエサ
なんだからね」
「い、いえ・・・食べます」
正人は空腹感には勝てずに、恵んで貰ったバナナの皮を剥き、口に頬張った。
惨めさに涙がこぼれた。
673作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/13(木) 12:22:55 ID:Gvbhjzwg
「食べ終わったら、セックスをしましょ。見物客の前でやったら、いっぱいエサが
貰えるかもよ」
理沙が提案した。生きるためなら、プライドに邪魔されることなく、何でもやる女
である。バナナを食べ終わった正人は、理沙に導かれるままに、岩山の影から
出て、見物客から一番良く見える、鉄格子の正面で理沙と抱き合った。
(き、気持ちいい・・・女の子の体って、こんなに暖かいものだったのか・・・)
36年間、彼女も出来ず、風俗に行く勇気も無かった正人は、夢中になって理沙
の体を抱きしめた。学生時代は、ただ惰性で勉強し、3流大学を出て就職したも
のの、大した仕事を与えられずに、30代前半でリストラされたのだった。女は欲し
かったが、アダルトビデオや、Hな本を見る程度で、自分から行動を起こそうとし
た事はなかった。理沙が、正人の裸の胸に乳房を押し付け、唇を重ねようと顔を
近付けてくる。大勢のネオガイア星人の家族連れや、カップルが二人の様子を檻
の外から眺めていたが、頭に血が上って夢中になっている正人には、全く気にな
らなくなっていた。
「ねえ、パパ?あの動物は何をしているの?」
「あ・・・あれか。あれはな・・・そうだな、ママに聞きなさい」
「ねえ、ママ?何してるの?」
「え・・・あ、きっと、あの2匹は、仲良しさんなのよ。さ、早く行きましょう。向こうに熊
さんがいるわよ」
674作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/13(木) 12:23:35 ID:Gvbhjzwg
正人は、理沙の唇を吸い続けた。理沙が足を絡ませ、右手で優しく、正人の股間
を握り締めてくる。正人のチンポは今にも爆発しそうな程に膨張し、固くそそり立っ
て脈打っていた。
「入れて・・・」
理沙は、岩の上に仰向けに横たわり、正人の腰に手を回して引き寄せた。理沙の
オマンコは、キスの間にヌルヌルになっており、簡単に正人の屹立したチンポを受
け入れた。
「ど、どうすれば・・・」
「腰ふって」
正人はぎこちなく腰を降り始めた。重度の近眼で、眼鏡は捕獲された時に衣服と
一緒に取り上げられていたので、間近にある理沙の顔ですら、ぼやけて見えた。
「あ、ああ!・・・エサ、エサを頂戴!」
理沙は喘ぎながら、見物客に懇願した。2,3人の見物客が、バラバラと果物を檻
の中に投げ込んでくれる。生まれて初めてのセックスに夢中になっている正人とは
裏腹に、理沙は、喘ぎながらも冷静に、投げ込まれて地面に転がる果物の数を、
音と地面の振動を頼りに心の中でカウントしていた。
675作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/13(木) 12:40:18 ID:Gvbhjzwg
動物園での単調な日常生活が続いていった。理沙と正人は狭い檻の中で、
共に生活をし、見物客の前で毎日セックスを披露する。ここ2年間、模範的な
態度を取り続けて、飼育係の評判が良くなっていた理沙は、時々、檻から出さ
れ、触れ合い広場で子供達の相手をする事もある。正人が来て3ヵ月後、理沙
は妊娠し、そして、その10ヶ月後には、元気な男の子の赤ちゃんを出産した。
動物園の地球人にオスの赤ちゃんが生まれたニュースは、立体テレビのニュ
ース番組で、ネオガイア星中に報道され、このところ、減り続けていた動物園
の来園客数が、一時的に増えた。
「あれが、地球人の赤ちゃんよ。可愛い!」
「あっちが、お母さんで、あれがお父さんかな」
「あっ、オッパイ吸ってる」
見物客が増え、アピールしなくても、投げ込まれるエサの量が増えた事に、理沙
は大満足のようだった。正人は、塞ぎこんでいたが、地球にいたら、今も童貞で、
結婚することなど一生出来なかっただろうと考えると、複雑な心境だった。
(無気力な動物園の生活が、俺には合っているのかもしれないな・・・)
と考える事もあった。
676作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/13(木) 12:49:31 ID:Gvbhjzwg
千夏編、理沙編、終りです。

 パロディものを、もっと書いてみたいなあ。2チャンネルの掲示板なので、版権とかは、
別に問題は、ないと思うのですが。発表後、50年を過ぎた作品には、著作権が無くな
るという、話も聞いたことがあるし、歴史ものと同じノリで、バローズや、昔読んだ、作品
のパロディを書いちゃってもいいかな?ガンダムとかも書いたら面白そう。

677名無し調教中。:2006/04/13(木) 13:10:14 ID:WhPruBA/
>>676
面白いです!!!
678名無し調教中。:2006/04/13(木) 22:42:58 ID:ckd3NHAg
これは…

おもしろい
679作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/14(金) 00:58:01 ID:3wYOP/Sb
混濁した孝の頭の中に、どこからともなく響いてくる声があった。
(・・・・憎い!憎い!憎い!ネオガイア人ども、ぶっ殺してやる!)
それは、改造された巨人女、レアの思念だった。孝は、心に直接伝わってくる憎
しみの感情の、あまりの波動の大きさに、目を覚ました。どれくらいの時間、意識
を失っていたのかは判らない。ドロリとした酸味がかった液体が、口から気管、
肺を満たしており、気持ち悪さのあまり、吐きそうになる。しかし、呼吸しているのが、
空気ではなく液体だったため、噎せ込む事すら出来なかった。
(だ、誰でつか?)
(お前こそ、誰だ?ネオガイア人か?)
(ち、違うでつ。オイラ人間でつ。名前は、天野孝だぼ)
(また、あたしを、お前の思い通りに操作して、屈辱をあたえるつもりか。誇り高い
この女戦士レアを、オモチャのように扱うつもりか!)
(な、何のこと事か、判らないでつ。言いがかりはやめるぼ。そんな事より、ここか
ら出して下さい。オナガイします)
(???、出たければ、コントロールパネルを操作してハッチを開け、勝手に出れ
ばいいだろう。あたしに、頼む必要はない)
(やり方が判らないでつ。どうやったら出れるのでつか?)
680作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/14(金) 00:58:41 ID:3wYOP/Sb
レアは、直感的にこの男が正式なパイロットではない事を悟った。そして、脱出
する、またと無いチャンスが巡ってきた事も。
(コントロールパネルの一番上の列の、右から4番目のボタンを押せ。それで、
あたしはコクピットからの操縦に関係なく、あたしの意思で自由に動く事が出来
るようになる)
(ぬるぼ・・・そうすれば、出してくれるのでつね)
(そうだ。いいから押せ!)
(がっ!)
孝は、強力なレアの思念の迫力に押されて、言われるがままに、ボタンを押し込
んだ。途端に、コクピットの機器が活動を休止した。
「やったぞ!これであたしは自由だ。ふんっ、こんな拘束具など、あたしの力で!」
レアは渾身の力を込めて、両腕両足を固定していた拘束具を引き千切った。右目
のモノアイが不気味な赤い光を放っている。
「うおおおお!ネオガイア人ども!ぶっ殺してやる!」
レアは、工房の壁に掛けられていた、ロボット用の武器や装甲服を、すばやく体
に装着した。そしてレーザーライフルで、外への扉を破壊した。
(ガクガクブルブル・・・)
孝は、コクピットのモニターに映し出される破壊の様子を眺めながら、透明な体を、
ただ震えさせているだけだった。
681名無し調教中。:2006/04/14(金) 01:27:57 ID:dxgyOWcs
>>680
うおwww
凄い面白い


ぬるぽ
682作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/14(金) 01:30:56 ID:3wYOP/Sb
「レアが暴走しておる!」
ロボット研究所のモニターに工房内の様子が映し出されている。メビウス博士とピタゴ
ラス総督は、その様子を唖然としたまま眺めていた。
「レアの脳内コンピューターから電流を流せ!遠隔操作で停止させる事は出来んのか!」
ピタゴラス総督が怒鳴った。
「駄目じゃ。コクピットに侵入した何者かが、遠隔操作の遮断スイッチを押したようだ」
メビウス博士が、情けない声で答える。
「いったい、何者だ。地球人の工作員か?それともネオガイア星人の裏切りものか?」
「あっ、やつは武器を奪っている。マズイ、あの武器は・・・」
モニターを見ていたメビウス博士が、顔色を変えた。
「レアが、装着しようとしているのは時空砲だ!」
「時空砲?」
ピタゴラス総督には、その武器の名前は、初耳だった。
「ああ、クロノス博士の4次元理論を元に、デメテール女史が開発した、まだ試験段階の
武器だ。あらゆる物質を時空の彼方へ吹き飛ばす事が出来る!」
「分子破壊砲のようなものか?」
683作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/14(金) 01:31:33 ID:3wYOP/Sb
「もっと始末が悪い。標的になったものは、どこの時代のどこの場所へ飛ばされ
るか判らん。この事実を敵に伝えれば、恐怖を植え付ける事も出来る。もちろん
破壊力は、従来の分子破壊砲よりも数段上だ」
しばし、二人は沈黙した。なす術もなく、『キュクロプス2号機』こと巨人女レアは、
全身を武器で固めて、軍事基地の外へと逃走していった。
「さざなみ市に駐留する全軍に、非常事態宣言だ!」
ピタゴラス総督が、通信機で、総督府のペルセウス長官に指示をした。
「アルテミスを呼んでくれ!ロボットにはロボットだ。『キュクロプス1号機』を出
撃させよう」
1年前の戦闘で破壊されたキュクロプス1号機は回収され、復元されてロボット
研究所の別の格納庫に保管されていた。ただちに、さざなみ刑務所で服役中の
アルテミスに召集がかけられた。
684595,598@Poliヲタ:2006/04/14(金) 02:43:16 ID:J3qkYhN/
面白い!!!SFネタとして楽しめます
エヴァネタとイデネタが出てきてますます楽しみ〜〜♪

681>>ガッ!!
685名無し調教中。:2006/04/14(金) 14:03:40 ID:g8TjEiRd
天野孝はアニヲタでしょ。ガンダムとかマクロスとか見て育った世代でしょ?
じゃこういうのはとくいじゃないの。

○ー○ー○ー○とかプリキュアなら何ともいえないかも。
686名無し調教中。:2006/04/14(金) 14:54:11 ID:OPm4WTKn
いや、いくらガンダム見てもロボット操縦出来る様になるとは思えないしw
むしろ配線いじってバイク盗む様なヤンキーの方が上手く操縦出来そう。
687名無し調教中。:2006/04/14(金) 15:08:36 ID:91pMwEdu
それは言えてるw
688名無し調教中。:2006/04/14(金) 19:47:30 ID:FN1Lbzrn
待ってました! アルテミス再登場に期待大!
689名無し調教中。:2006/04/14(金) 20:42:10 ID:V1VGdE83
時空飽で過去にとばされた奴がグレイの秘密を暴くわけでしょうか?
行方不明のクロノス博士に助けられて現代に戻ってくるのかな?
誰がとばされるかは知らないけどクロノスにひどい目にあわされそうでワクテカでつ。
690名無し調教中。:2006/04/14(金) 20:46:06 ID:uRS6LPLH
>>689
そういう事書くのやめなよ…
691689:2006/04/14(金) 21:29:12 ID:V1VGdE83
ごめんなさい・・・(U・ω・)
692名無し調教中。:2006/04/14(金) 23:41:17 ID:kKCdbSzB
>>691
次から気を付ければいいんだよキニスンナ〜
693名無し調教中。:2006/04/15(土) 00:43:17 ID:2L7LRMc0
>○ー○ー○ー○
どうしてここまで伏字にするの?w
694名無し調教中。:2006/04/15(土) 06:25:40 ID:ZDXdFOiQ
ローラーゲーム?


東京ボンバーズナツカシス
695名無し調教中。:2006/04/15(土) 17:58:20 ID:PfeKo7Re
時空砲ですか。うーん…素晴らしいっ!!ますます凄い展開になって行きそうですね。次から次へと、凄いですね…いつもながら感心します。作者様のアイディアは無限大ですね。無茶苦茶楽しみです。期待しています。
696名無し調教中。:2006/04/15(土) 19:29:24 ID:iS0f5hpf
○ー○ー○ー○を見た瞬間にプーリーキューア♪と想像したヲイラはスプラッシュスター派のヲタさw

…想像直後にプリキュアって書いてあるのに気付いたおorz
697名無し調教中。:2006/04/16(日) 14:18:01 ID:Xt8ncgEO
最初アナルビーズかとオモタ・・w
698名無し調教中。:2006/04/16(日) 22:10:57 ID:yqxG6EPu
今時の人には○ー○ー○ー○がセーラームーンのことなんて分からないよな。
699名無し調教中。:2006/04/17(月) 08:31:40 ID:kgTpEWSh
>>698そうですねぇ…10年一昔って言いますからねぇ…もう、10年以上前の話ですもんね。
700作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/17(月) 10:36:10 ID:Aqd0tHl7
さざなみ刑務所の特別拷問室では、囚人ナンバー999番、アルテミスへの凄惨
な拷問が日常的に行われていた。
「今日は、新しい拷問器具を試してみることにするわ。お前のために特別に取り
寄せて、改良させたのよ」
シンディ・スコットランド刑務官は、別の男囚数名に、倉庫からその拷問器具を
運ばせてきた。それは、『鉄の処女』と呼ばれる中世ヨーロッパで使われていた
恐ろしい拷問器具だった。人間の形をした棺桶のようなその器具の内側には、
閉じ込めた人間の体を貫通させる太い針が無数に仕込まれている。針は、急所
を外すような位置に取り付けられているため、この中に入れられた人間は全身を
穴だらけにされて、数時間あるいは数日間に渡って苦しみながら死んでいくのだ。
「どう?恐ろしい?それとも、重症マゾのあなたには、これぐらいじゃ物足りないか
しら?」
シンディは、全裸で土下座をして、拷問の開始を待っているアルテミスに言った。
アルテミスの顔の被せられた鉄仮面からでは、表情が読み取れない。
「私ごときのために、このような立派な拷問器具を用意して頂いて、ありがとうご
ざいます」
「怖くなさそうね」
「はい、怖くはありません。シンディ様に拷問して頂ける事に心から感謝しております」
アルテミスは、怖いどころか、期待感に震えているようだった。
701作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/17(月) 10:37:16 ID:Aqd0tHl7
「フンッ、お前のようなド変態は見たことがないよ。そんなに痛めつけて欲しいん
なら、さっさと入りな!」
シンディは、アルテミスの鉄仮面に、ペッと唾を吐きかけた。アルテミスは立ち上
がり、自ら鉄の処女の蓋を開け、その中に入った。観音開きになった、両側の蓋
の内側には50センチほどの長さの針が、無数に埋め込まれている。
「相変わらず、いい度胸だね。じゃあ、扉を閉めるよ。覚悟はいいかい?」
「はい、お願いします」
シンディは、男囚二人に合図をし、扉を両側から閉めさせた。
「ぎゃああああああああ!」
無数の針が、アルテミスの裸身を貫通した。男囚二人は、鉄の処女の内部から
聞こえる、恐ろしい絶叫に、ガクガクと震えだす。足元からは、アルテミスのおび
ただしい血が流れ出してきた。
「ぎゃあああああああああ!」
絶叫は止まらない。シンディは鉄の処女の背中についているボタンを押し込んだ。
「針から、電流も流れるように改造してあげたのよ。ゆっくり楽しみなさい」
「ぎゃあああああああああ!」
アルテミスの絶叫は、他の囚人達をおびえさせるために、監房や、労働奉仕の
作業場にスピーカーを通じて流されている。即死することもなく、不死身の再生
能力を持つアルテミスの絶叫はその後、何時間も続いた。
「鉄仮面に出撃命令です」
アルテミスを放置して、刑務官食堂で、昼食を取っていたシンディに、連絡があ
った。
「鉄仮面なら、今、特別拷問室にいるわ。発狂しているかもしれないけど」
刑務官達によって鉄の処女から解放されたアルテミスは、全身血だらけで、衰弱
しきっていた。
702作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/17(月) 10:37:59 ID:Aqd0tHl7
「あ・・・ああああ・・・・」
全身がブルブルと震えが止まらず、うわ言を発している。今にも、崩れ落ちそう
だった。
「このまま、転送室へ連れていきます」
「大丈夫よ。こいつ、不死身だからすぐに、立ち直るわ」
アルテミスは、転送機に放り込まれ、ロボット研究所に転送された。ロボット格納
庫で実体化したアルテミスを見て、メビウス博士とピタゴラス総督は驚いた。全身
穴だらけで、大量の血を流しているのだ。
「出撃してくれ、アルテミス君。しかし、大丈夫かね、その体で?」
「あ・・・はい、大丈夫です・・・このくらいの傷なら、30分ぐらいで完治します・・・」
アルテミスは、目の前にそびえ立っている『キュクロプス1号機』を見上げた。1年
ぶりに見る、懐かしい姿だ。
「『2号機』が暴走した。現在、逃走中だ。なんとか、取り押さえてくれ。ただ、ヤツは
時空砲を持っている。最悪の場合は、残念だが、破壊するしかないかもしれん」
「わ・・・わかりました・・・」
アルテミスは、苦痛に顔を歪めながら、『キュクロプス1号機』の股間の位置にある
コクピットに乗り込み、三角木馬型の操縦シートに身を沈めた。
「む・・・くうっ・・・」
2本の特大バイブレーター型の操縦桿が、オマンコとアナルに挿入される。全身に
感覚伝達のための電極が貼り付けられた。
「アルテミス。『1号機』発進します!」
703作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/17(月) 11:29:03 ID:Aqd0tHl7
 ロボット研究所を脱出したレアは、宇宙港を目指した。宇宙船を奪い、故郷の
惑星タイタンへと帰るのだ。行く手を阻む、反重力戦車やアンドロイド歩兵を、レ
ーザーライフルで撃破しながら進んでいったレアが宇宙港にたどり着いた時、
すでに、全ての宇宙船は、緊急発進して、大気圏外に避難した後だった。
「くそおおおおっ!ネオガイア人どもおおおお!」
レアが吼えた。あまりの大音響に、付近のビルのガラスにヒビが入る。見晴らしの
いい宇宙港の滑走路に、呆然として立ちすくむレアを、反重力戦車の部隊が包囲
した。
「こんなところで死んでたまるか!」
レアは、背中に担いだ時空砲を構えた。全長10メートルのバズーカ砲のような武
器である。これを使用するのは、初めてだ。引き金を引くと、虹色の光線が拡散
照射され、射線上にあった部隊が消滅した。どこか、別の世界へと飛ばされたのだ。
「な、なんだ、あの武器は!」
「新型の分子破壊砲じゃないのか」
ネオガイア人兵士の間にパニックが広がった。レアは、時空砲を乱射しつつ、包囲
を破って走り出す。こうなったら、さざなみ市を脱出し、山間部に身を潜めるしかない。
市街地を駆け抜けるレアに、無数の一般市民が、踏み潰されたり、時空砲の照射
を浴びて、別の世界へと飛ばされていった。
704作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/17(月) 11:30:24 ID:Aqd0tHl7
(大変なことになったでつ。ガクガクブルブルでつ・・・早く、ここから逃げないと、
オイラもやられてしまうぼ)
コクピットの孝は、モニターに映し出される惨状を見て震えていた。呼吸してい
るのはレアの愛液である。最初は気持ち悪かったのだが、濃厚な女の愛液を
味わっている間に、チンポが勃起し、興奮が治まらなくなってきた。
(テラオソロシス!)
孝は、震えながら、オナニーをし、何度も何度も射精した。
(レアさん。オイラをここから出して欲しいでつ)
(駄目だ。今は戦闘中だ。今止まったら、やられてしまう!ところで、お前、今何
をしているのだ?)
(オナニーぼ)
孝は、精神感応でレアと話しながら、数年ぶりに他人と、会話をしている自分に
気が付いた。
(他の人と、それも女の人と、普通に話せるでつよ・・・)
孝は、ふと二階堂麗奈のことを思い出した。結局、麗奈には一言も話しかける
ことが出来なかったのだ。
(今度、会う時までに、普通に話しかけれるようになりたいぼ・・・)
孝は、オナニーをしながら、そう思った。
705名無し調教中。:2006/04/17(月) 13:27:10 ID:KHVY23Tq
そこでオナニーしたら呼吸時に精液を吸い込んでしまう可能性があるが。
それともコクピット内の液体はかなりの速度で循環してるか?
706作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/17(月) 14:32:27 ID:Aqd0tHl7
 東京都永田町にある首相官邸の執務室で、総理大臣がコーヒーをすすりな
がら、国会答弁の草案をまとめていた。ふと手を休め、物思いにふける。
(俺の在任期間も、かなり長いな。もっとも、この難局で、総理大臣になりたい、
と考えるやつは誰もおらんようだが・・・野党ですら、最近は、本気で政権を奪
おうとはしてこん。総理大臣になれば、日本政府を代表して、宇宙人との交渉
に当たらねばならんからな・・・)
総理大臣の体には、宇宙人との会談の際に、虐待された傷跡が無数に刻み込
まれている。
(俺も、首相になった最初の頃は、長引く不況から日本を脱却させるために、
構造改革を実現しようと、必死だった。もし、宇宙人なんぞが現れなければ、
俺は、歴史に残る名宰相として、後世に名を残していたかもしれない。)
総理大臣の顔は、苦悩に歪んでいる。髪の毛は真っ白だった。現在の日本は、
ほぼ宇宙人に占領されたも、同然の状態にあり、国民の人権は、度々侵害さ
れて、重大な問題になりつつある。
(俺が、就任してすぐに9.11テロがおこり、世界は戦乱への道を歩み始めた。
あの頃から、すでに歴史が、おかしくなり始めていたのかもしれない・・・)
707作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/17(月) 14:33:04 ID:Aqd0tHl7
その時、デスクの上の電話機が鳴った。受話器を取ると、内閣官房長官からだった。
『総理!さざなみ市の植民地総督府から、自衛隊を出動させるように指示がありま
した!』
「自衛隊?どういうことだ?」
『宇宙人が開発中のロボット兵器が、暴走し、さざなみ市を脱出して、東京方面に
向かっているそうです。日本政府は、ロボット兵器の捕獲に協力せよ、とのことです』
「ロ、ロボット兵器???・・・うーむ、仕方がない。よく判らんが、宇宙人の言う事に
は逆らえん。とにかく防衛庁に連絡しろ。それから、情報収集と確認も行うように。
非常事態宣言を出して、被害が出そうな地域の住民の、避難活動もせねばらなん」
『判りました』
(一応、アメリカ大統領にも知らせておくか)
総理は、ホワイトハウスへホットラインをかける事にした。アメリカ合衆国は、宇宙
人との対決姿勢を崩さず、日本は、板ばさみの状態にある。首相は、虐待で痛んだ
体を擦りながら、深いため息をついた。
708作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/17(月) 16:12:11 ID:Aqd0tHl7
レアは、さざなみ市を脱出し、東へと向かっていた。行く当てがあったわけではな
い。追撃してくるネオガイア星人の部隊から逃れるために、必死に走っているのだ。
時速50キロで走り続けるレアは、富士山の裾野を横切り、小田原方面へ出ようと
していた。
「ゼエ、ゼエ、ゼエ、ゼエ・・・」
重い装備を担いで長距離を走っているため、息が上がってきている。改造されて、
機械部品を埋め込まれている部分が、重く感じられ、鈍い痛みを感じる。時折、立
ち止まって、上空から接近してくる、宇宙戦闘機を、レーザーライフルで撃ち落さ
なければならない。ネオガイア星人の地上部隊の方は、富士山麓の樹海を、移動
するのに手間取っており、まだ、追いついてこない。それでも、遠くから飛んできた
長距離ミサイルが、走っているレアの近くに着弾する事があったが、直撃はまぬ
がれ、至近距離に被弾しても装甲服が身体を保護してくれた。
(レアさん。そんなに走り続けて大丈夫でつか?少しは、休むぼ?)
(馬鹿、死にたいのか!あたしは、元傭兵の女戦士レアだ。スタミナには自信が
ある。心配はいらん!)
孝の目の前を、先ほど射精した精液が、白い塊となってモヤモヤと漂っている。
レアの愛液を呼吸することに、それほど抵抗を感じなくなっていた。
(オイラ、少し眠るでつ)
(ああ、勝手に眠れ。あたしは、大丈夫だ。昔、砂の惑星で、1週間眠らずに、敵軍
と戦い続けたこともある。)
(おやすみ・・・)
709作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/17(月) 16:13:06 ID:Aqd0tHl7
孝が眠り込んでも、レアは走り続けた。関東各地の自衛隊駐屯地から、陸上自
衛隊の部隊が移動を始めた。小田原の前面に布陣し、レアの首都圏への侵入
をなんとしても、食い止めようという構えである。横須賀港からは、海上自衛隊の
護衛艦数隻が出港し、相模湾に展開した。
「ああ、咽喉が渇く!」
汗だくになって、走り続けていたレアは、芦ノ湖で水分を補給した。そして、水浴び
をしているところへ、航空自衛隊のジェット戦闘機が対地ミサイルを撃ち込んできた。
「ええい、うるさい蚊トンボめ!」
つかの間の休息を邪魔されて、レアは怒り狂った。遠視スコープを使ったレーザー
ライフルの長距離狙撃で、上空を旋回中のF15戦闘機を、次々に撃ち落していく。
片目になったとはいえ、傭兵時代に培ったスナイパーの腕前は、全く衰えていなか
った。しばらくして、体内に埋め込まれたレーダーが、別の物体の接近をキャッチし
た。樹海から湖畔に現れた、その物体は、アルテミスの操る巨大ロボット、『キュク
ロプス1号機』だった。
「貴様!また貴様か!覚えているぞ、貴様に受けた屈辱は!」
レアが吼えた。まだ、レアが、サイボーグに改造される以前、沖島でのロボットバト
ルで、こいつに滅多打ちにされて、無様にノックアウトされたのだ。
(なにを怒っているのでつか、レアたん?)
孝が、凄まじい怒りの波動を感じ取って、眠りから覚めた。
(お前には、関係ないっ!)
「うおおおお!」
710作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/17(月) 16:14:09 ID:Aqd0tHl7
レアは、キュクロプス1号機にレーザーライフルを乱射した。アルテミスの操る1
号機は、驚くべき敏捷さで、光線をかわし、突進してくる。レアは、時空砲を構え
ようとしたが、間に合わず、互いに抜いた、レーザーサーベルで切り結んだ。サ
ーベルの接触部分で、レーザーがスパークし、レアの肌を焦がす。アルテミスは、
レアを生きたまま捕獲するように命令されているため、思い切った攻撃が出来ず、
手加減せざるを得ない。
「お前らに改造されたあたしは、もう、以前のあたしじゃないのよっ!」
レアの脳に埋め込まれたコンピューターの戦闘プログラムが動き始めた。敵の
動きを一瞬に予測して計算し、正確な早さで、レアの体を反応させる。レアのレー
ザーサーベルが一閃し、キュクロプス1号機の右腕を肩の付け根から切り落とした。
「ひぎゃああああああ!」
1号機のコクピット内部で、アルテミスが絶叫した。ロボットが被る損傷は、神経回
路を通じて、操縦者も同じ痛みを感じる事になるのだ。
「止めだ、死ねえ!」
レアが、レーザーライフルで1号機の股間を撃ち抜き、パイロットを殺害しようとした
時、上空から、F15の第二波が襲ってきた。F15の放った対地ミサイルが装甲服の
背中に直撃し、レアは前のめりに倒れこんだ。
「何だってんだよ、お前らあ!よってたかって、あたしを攻撃しやがって!」
レアの生身の左目から悔し涙が流れた。1号機は、その隙に、転がるように湖の中
に姿を消し、レアも対地ミサイルの猛攻撃を連続的に受けて、再び樹海を逃走し始めた。
711作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/17(月) 20:14:14 ID:Aqd0tHl7
レアは、小田原市の西で、陸上自衛隊の陣地に突入した。ロケット砲や、戦車の
集中砲火をものともせずに、時空砲を照射しながら、血路を開いていく。自衛隊が
部隊ごと、次々に時空の彼方へと消え失せていった。
(あの人達、どうなるのでつか?)
孝が、思念でレアに尋ねた。
(知らん。死んだわけではないから、どこか別の世界で生きていくんだろう。ただ、
絶対にここに、戻って来れない事は確かだ)
(ガクガクブルブル・・・テラカワイソス)
(それにしても、腹が減ったな。飯でも食うか)
小田原市内に突入したレアは、逃げ惑う市民を捕まえると、次々に口に放り込んだ。
「キャーッ、助けてええ、食べられるうう!」
「おいっ、離せ!離せ!」
バリバリと骨ごと噛み砕き、血と肉を飲み込むと、口に残った衣類と骨をペッと吐き
出した。
(あわわわわ、レアたん。人間を食べちゃ駄目でつよ・・・)
(別に、牛や豚を食べてもいいんだが、この辺には、いないだろう?人間ならいくら
でもいるぞ)
(そ、そういう問題では・・・)
レアは、陸上自衛隊と戦いながら、多くの建物や人間、自動車を時空の彼方へと、
飛ばしていった。時空砲のエネルギーは無限ではない。いつか、使えなくなるかも
しれないが、今はそんな事を気にしている余裕はなかった。
712作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/17(月) 20:14:57 ID:Aqd0tHl7
(このままでは、いつかやられてしまう。いったいどこへ逃げればいいんだ?)
レアは、蓄積されてくる疲労と戦いながら、次第にあせりを感じていた。
(海に逃げるか)
レアの背中には、反重力装置が取り付けられているため、水中を移動する事も出
来るし、短時間なら空を飛ぶ事も出来る。小田原市内を突っ切り、海岸へ出たレア
は、絶望の叫びを上げた。そこには、沖合いで、数隻の護衛艦が、哨戒ヘリから送
られてくる情報を元に、対艦ミサイルの照準を合わせ、レアが現れるのを待ち構え
ていたのだ。たちまち、ミサイルが雨あられと降ってきた。
「くそおおおおお!」
レアは爆煙に包まれながら、海に向けて時空砲を照射した。護衛艦の一隻が消滅
する。その時、上空に無数の光の玉が現れた。
(UFOでつよ、レアたん!)
(この忙しい時に!)
光の玉は、時間管理局のタイムマシンの編隊だった。
「アレガ、時空震動ノ元凶ダ。抹殺シロ」
時間警察の司令官が命令を下した。無数のタイムマシンから発射された光線砲の
十字砲火が、レアを襲う。
713作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/17(月) 20:16:38 ID:Aqd0tHl7
「あいつらも攻撃してきやがった。なんで、あたしばっかり、攻撃されるのよおお
おお!」
レアは時空砲をタイムマシンへと向けた。しかし、時空砲の照射を受けても、タイ
ムマシンは、一旦は消え去るのだが、次の瞬間には、再び何事もなかったかの
ように出現する。いくらタイムマシンを別の時代へ飛ばしても、すぐに自力で戻っ
てこれるのだ。
「時、時空砲が効かないっ!」
レアは、踵を返し、再び、今来た市街地の方へ逃げ戻ろうとした。しかし、そこに
は、片腕を失った、キュクロプス1号機が立ち塞がっていた。
「ピタゴラス総督から、破壊命令が出たわ。残念だけど、あなたを、生きたまま捕
獲する事は無理だと、判断が下されました。」
アルテミスが、拡声器を使って呼びかけてきた。1号機は、残った左腕にレーザ
ーライフルを構えている。
(もう駄目だ、逃げ切れない!孝、ここまでよ。あなただけでも逃げなさい!コクピ
ットプラグを抜き出してあげるわ)
レアが、ビルの陰に転がり込み、オマンコに挿入されたバイブ型のコクピットプラ
グを、左手で、引き抜こうとした。
(レアたん、あきらめたら駄目ぼ。一つだけ逃げる方法があるでつ)
絶体絶命の状況で孝は、ある事を思いついた。
(なんだ。早く言え!)
(その時空砲で、自分を撃つでつよ・・・)
(???・・・自分を撃つ・・・そうか!)
なぜ、その事に、早く気が付かなかったのだろう。別の時代に逃げ込んでしまえ
ば、そう簡単に追ってくる事は出来まい。どこの世界に飛ばされるか判らないが、
ここで死ぬよりは遥かにマシだ。レアは、即座に決断を下すと、時空砲を自分に
向け、照射スイッチを押し込んだ。
714作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/17(月) 20:19:11 ID:Aqd0tHl7
ロボット編、終わりです。
ほとんど戦闘シーンだけで、またエロが少なかった。
715名無し調教中。:2006/04/17(月) 20:56:40 ID:KHVY23Tq
>またエロが少なかった
全裸の巨大美女がマ○コに人間入りのプラグ挿入した状態で戦ってるだけで
相当エロイでつよ♪
716名無し調教中。:2006/04/17(月) 21:31:13 ID:dfeREkF/
>>我々と等身大のキャラ
結局この世界ではエルメスタソと結ばれることなく消え去ってしまうんですね。
テラカワイソス
717名無し調教中。:2006/04/18(火) 19:47:44 ID:FO6RqoG9
いやあ。
今日はじめて読ませていただいたのですけど実に面白い。
何がすごいって三年続けているというのがすごい。
これは本当に書籍化を希望ですな。
ブラバスターの例もあるからないこともないですよ。

ぜんぜん別のエロワードを検索していたら
偶然まとめサイトにつながったのですが
まさかSM板発祥だったとは。

作者さんも以前レスしていましたが豊田有恒ベースなのでしょうか。
『モンゴルの残光』に今回は『時間砲計画』とは脱帽です(あとエヴァ)。
しかしそうなるとグレイは当然(省略)ですね(やばいからここまで)。
作者さんはいきあたりばったりみたいなレスしていますけど
かなり先のことまで考えているように見えました。

これからもがんばってください。
バラバラの糸が思いもよらない所で繋がる展開が好きです。
珪素生物に売られた女の子の奮闘とその結果に期待。

あと火星シリーズのエロパロだったらこんなのもあり。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/486146076X/qid=1145356726/sr=1-2/ref=sr_1_2_2/250-8517462-3887423
718名無し調教中。:2006/04/18(火) 21:44:41 ID:LStxH9/F
>>717
作者さんは古典SFなら何でもOKらしいですよ。
珪素生物なんかもろアシモフのシリコニイでしょ。
人体改造なんかベリヤーエフだし。
世界史日本史も逝けるらしい。
まさに鉄人。
719名無し調教中。:2006/04/19(水) 00:10:45 ID:7pPaNOOD
>>714
禿しくGJ!!!!!!
720名無し調教中。:2006/04/19(水) 21:28:52 ID:Y1aZ8XP9
アルテミス好きなワタシとしては、
アルテミスとシンディのエロSMな絡みが一番嬉しいんだけど、
でも、ロボットの戦闘シーンは凄く面白かった。
まさか時空砲を脱出に使うとは!
ところでレアはいずこへ・・・。
721作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/19(水) 23:37:39 ID:7Pwym95/
しまった。710と711の間に、1節、抜けていました。抜けていたのは、
以下の文章です。



時空の彼方にある、時間管理局の本部では、時空連続体に異常が確認
され、大騒ぎになっていた。
「大変ダ、時空ガ乱レテイル」
「原因ハ何ダ」
「21世紀初頭デ、立テ続ケニ起コッテイル、時空震動ガ原因ダ」
「21世紀?歴史改変ガ行ワレタ可能性ガアルト言ウ、アノ時代カ?」
「ソウダ。現在、時間管理局ノ修正班ガ修正中ダッタ・・・。ソノ時代カラ多
クノ、人間ヤ物体ガ、様々ナ時代ヘト、ランダムニ飛バサレテイル」
「スグニ、パトロール艇ヲ、急行サセロ。原因ヲ見ツケ出シ、速ヤカニ排除
スルノダ」
「了解」
非常警報が出され、本部に待機していた数十機のタイムマシンが21世紀
へ向けて飛び立っていった。
722名無し調教中。:2006/04/20(木) 00:26:54 ID:g/sVnrmo
>>721
乙です〜!
723名無し調教中。:2006/04/20(木) 04:45:46 ID:m7RIHfhm
いつ見ても本当によく出来ていると感心します
>>721もいいですね
作者さん、期待していますのでがんばってください
724名無し調教中。:2006/04/20(木) 14:04:43 ID:0b/9tzsm
>>721
この文章はなかった方がタイムパトロールの軍団がレアにとっては突然現れる印象が強くなるとおもいます。
リアルタイムで読んできたときは、これがなくても違和感を感じませんでした。
725作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/20(木) 18:10:31 ID:QQt1siaU
>>724
私自身も、違和感がなかったので、数日間気がつきませんでした。いつも最初にワードに
打ち込んでから、コピーして貼り付けているのですが、この文章だけ、行間で区切ってあ
ったので、貼り付けるのを忘れてしまいました。

結果オーライという事で・・・

ちなみに、まとめサイトへ、まとめる時は、そのワードファイルをそのまま、webファイルに
変換して、リンクさせています。

>>717
「スピカのプリンセス」、書店を回りましたが、見つけることが出来ませんでした。パンプキン
ノベルズ自体、おいてる書店が少ないでした。

言われてみれば豊田有恒ベースかもしれません。最初に読んだSF小説が、「スペースオ
ペラ大戦争」で、その後、ほぼ全部読破しました。無意識にパクってたかも。
726名無し調教中。:2006/04/20(木) 21:10:20 ID:VqMkqsqs
>無意識にパクってたかも
これはインスパイアであってパクリではないのです。
って多くの作家が言いそうw
727名無し調教中。:2006/04/21(金) 08:40:12 ID:tA5QvuIN
パクリ・盗作→オリジナルよりつまらない。ウリジナル。
オマージュ→オリジナルを知っていると面白い。
パロディ→オリジナルを知らないとつまらない。
728名無し調教中。:2006/04/21(金) 08:55:00 ID:UwDoCZab
>>727
じゃ、作者タソはオマージュ種
729726:2006/04/21(金) 13:54:00 ID:RPPIWSxp
なんだか言葉足らずだったので言い直すと、
多くの三流作家がパクリみたいな自分達の作品をオマージュと言い訳してるのに
作者タンはオマージュ作品を自らパクリと言うとは潔いですね。
730名無し調教中。:2006/04/21(金) 15:17:29 ID:UwDoCZab
>>729がいいこと言った!
731名無し調教中。:2006/04/24(月) 14:06:21 ID:0S2Kne/R
sakusyatangAnGarE
732名無し調教中。:2006/04/27(木) 03:32:39 ID:S4xvlsYB
いつも楽しく読ませてもらってます。応援してます。頑張ってください。
733名無し調教中。:2006/04/27(木) 05:05:12 ID:nfR8wOKu
更新されてるの知らなかったです(>_<) 昨日の夜中、携帯版を更新しました

アクセスの方ですが、アクセス解析など付けてない為、判りません
付けれるようなら付けましょうか?
734作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/27(木) 08:19:35 ID:MNeT1/ex
>>734
お手数ですがお願いします。
735作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/27(木) 08:21:07 ID:MNeT1/ex
間違えました

>>733
お手数ですがお願いします
736作者 ◆zCS1o.kilU :2006/04/30(日) 00:35:22 ID:UxC4Mmj3
再び体調不良のため、しばらく中断します。
リアルの生活がハード過ぎ。この機会に、頭をリフレッシュさせます。
737名無し調教中。:2006/04/30(日) 01:48:23 ID:U74EdLLU
>>736
身体にはお気をつけて〜ノシ
738名無し調教中。:2006/04/30(日) 16:46:20 ID:u1VIXSdK
まってますいつまでも…
739名無し調教中。:2006/04/30(日) 16:48:56 ID:u1VIXSdK
まってますいつまでも…
740名無し調教中。:2006/04/30(日) 21:51:45 ID:cFkD9Pq6
作者様…お帰り、お待ち申し上げております。御身体、御自愛なさって下さりませ。
741名無し調教中。:2006/04/30(日) 22:20:41 ID:fNo68CwJ
742名無し調教中。:2006/05/01(月) 22:11:39 ID:Fv9Hd9Py
保守
743名無し調教中。:2006/05/03(水) 13:52:57 ID:q7JpLHRp
応援してます。頑張ってください。
744名無し調教中。:2006/05/04(木) 23:45:17 ID:ds9DM49t
保守ってどの位の間隔でしたらいいの?
745名無し調教中。:2006/05/05(金) 07:15:58 ID:3zPzmZtl
↑1日1回ペースでいいんでない?
保守!
746名無し調教中。:2006/05/06(土) 09:45:16 ID:KOoTgj1d
じゃあ俺も
747名無し調教中。:2006/05/06(土) 10:43:06 ID:u6yhxJ7x
俺は保守しない
748名無し調教中。:2006/05/06(土) 14:51:18 ID:OcDNX0w9
>>747してるじゃん。
749名無し調教中。:2006/05/06(土) 23:33:47 ID:JdoJqBjy
出獄した戸塚ヨットスクールの校長でネタを。
750名無し調教中。:2006/05/07(日) 10:19:34 ID:SJ8wD/EK
1日毎に保守する必要は無いんじゃないかな?
スレが汚れちゃうよ。
751作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/07(日) 21:23:10 ID:0JsrLW3f
紀元1772年、フランス革命前夜のフランス南部に、特異な趣味に生きる一人
の貴族がいた。男の名は、通称マルキ・ド・サド侯爵(32歳)、プロヴァンス地
方にそびえ立つ古城、ラ・コスト城の城主である。サド侯爵は、その名の示す
がごとく、サディズムの語源となった男である。サド侯爵は、領地から最も近い
大都市であるマルセイユから、若い娘を金で騙して、城に連れ込んでは、残
虐非道な趣味の生贄としていた。
「お前の体を、鞭で真っ赤に染め上げてあげるよ」
サド侯爵は、下男のラトゥールに手伝わせて、新たに連れてきた娘を、裸でベ
ッドに縛り付けた。
「侯爵様、どうかお許し下さいませ。私はこんな事をするために、お城にご奉公
に上がったのではございません!」
娘は、シモーヌという花屋の娘だった。17歳で、みずみずしい肌を持つ、金髪
の娘である。
「そんなに、嫌がるんじゃないよ、これから、とっても、楽しい遊びをするんだ。
お前もそのうち、病み付きになって、毎日の生活が楽しくてたまらなくなるさ。」
サド侯爵には、自分のやっている事に対する罪の意識は全くないらしい。さわ
やかに笑いながら、手に持った乗馬鞭で、ピシリとシモーヌの裸の背中を打った。
「ううっ!」
シモーヌのシミ1つなかった背中に、赤い筋が刻みこまれた。
「たまらんねえ、女の肌を鞭打つ感触は!天にも昇る快楽だよ」
752作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/07(日) 21:24:05 ID:0JsrLW3f
サド侯爵は、続けて何度も何度もシモーヌの背中を鞭打った。処女だったシ
モーヌは、男二人の前で、裸にされた恥ずかしさと、背中に走る鞭の痛みとで、
シクシクと泣き出した。
「ラトゥール、娘の御尻の穴を犯しなさい」
「はい、侯爵様」
忠実な下男であるラトゥールは、ズボンを脱ぎ、下半身を丸出しにすると、いき
り立ったチンポをシモーヌのキュッとすぼんだ肛門に押し当てた。
「最初は、入れにくいかもしれんが、気にせずに押し込むのだ。苦痛に歪む、女
の顔を見るのもまた一興だ」
ラトゥールは、侯爵の言いつけ通り、無理矢理、巨根を力任せにシモーヌの肛
門に押し込んだ。
「きゃあああっ!」
肛門を引き裂かれる痛みにシモーヌが絶叫する。血が流れたが、ラトゥールは
お構いなしに、深々と根元まで押し込んだ。処女であるシモーヌは、肛門を先
に犯されたのだ。
「ラトゥール、その締め付け具合がたまらんだろう?なぜ、カトリック教会が、
肛門性交を禁止しているのか、私には、皆目わからん。人生の楽しみの一つを、
謂れのない迷信で、ムザムザ放棄せねばならんとはな!」
サド侯爵は、泣き叫ぶシモーヌの鼻を摘み上げ、指先でねじり上げた。女に苦
痛を与えることに、最高の性的快楽を感じるのだ。
「悪徳は、永遠に栄えるのだ!この世の美徳は、不幸なのだよ。」
サド侯爵は、いつの日か、世の中の人間に、この素晴らしい快楽を紹介するた
めに本を書こうと思いたった。
753作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/07(日) 22:31:53 ID:0JsrLW3f
紀元1274年、博多湾上空で、突如、時間管理局の攻撃を受けた、クロノス博
士と、その一行の乗るタイムマシンは、とっさに時空連続帯の中へ逃げ込んだ。
そして別の時代に実体化した時、追ってくるものは、もはやいなかった。
「クロノス博士。どうやら、やつらを撒いたようです」
ネオガイア星人の隊長であるオデュッセウスがホッと胸を撫で下ろして言った。
「ふむ、そのようだな。ところで、ここは一体いつなのかね?」
「ちょっと待って下さい。えーと、今は地球人紀元の1772年、ユーラシア大陸
西部のヨーロッパ上空です・・・ただし、我々の元いた未来に通じる世界かどうか
は判りませんがね」
皮肉っぽくオデュッセウスが言った。すでに彼らが、多元宇宙の迷子になって
以来、時間航行機の船内時間で3年が経過しているのだ。乗員達はくたびれ果
てている。
「わしの時空ナビゲーションシステムを信用しとらんのかね?今度こそ大丈夫だ。
・・・とは言え、一度、どこかへ着陸して、船の点検をしなくてはならん。さっきの
戦闘で、随分、損傷を受けたからな。それにしても、やつら一体何者なのだ!
わしの作ったもの以外にも、タイムマシンが存在するとは!」
クロノス博士は憤りを抑えきれないようだった。
「時間管理局だとか言っていましたが・・・」
「ふん、時間管理局だと!笑わせるじゃないか。時間航行機は、わしが発明した
のだ。どんな使い方をしようが、わしの勝手じゃ。歴史上の人物を誘拐して何が
悪い!」
754作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/07(日) 22:32:53 ID:0JsrLW3f
「歴史が混乱するのではないのですか?」
「そんなことは、ありえんと言っているだろう。歴史とは無限の可能性のうち
の1つに過ぎん。どんな未来を作るかは、その世界に生きている人間の意志
によって決めるのだ。例え神様でも、あらかじめ、歴史を決める事など出来ん
のだよ」
「ですが、やつらが、時間管理局と名乗るからには、未来で結成された、あら
かじめ決められた歴史を守るための、組織なのではないのでしょうか?」
「うるさい!そんなもの、タイムマシンの発明者である、わしが認めんぞ!宇
宙は無限の多元宇宙で成り立っておるのだ!それがわしの四次元理論の大
原則だ!」
オデュッセウスは、あくまでも持論を曲げないクロノス博士を不信の目で眺め
た。そこへ、地球人オブザーバーとして、タイムマシンに乗り込んでいる岩波
遼太郎教授が、割って入った。
「とにかく、着陸する場所を探しましょう。ここが、1772年のヨーロッパだとす
ると、しばらく身を隠すのに、うってつけの場所があります。」
歴史学者である岩波教授は、この時間旅行で、地球の歴史に疎いネオガイア
星人たちの道案内役を務めている。岩波教授が、提案した場所は、悪名高い
サド侯爵の居城、ラ・コスト城だった。そこでなら、食料や奴隷の労働力も充
分に入手出来るだろうし、多少の怪異が近隣の住民に漏れても、サド侯爵の
悪行の一環としてカムフラージュ出来るだろう。船内には、各時代から、誘拐
してきた美女達、卑弥呼、ホエルン、常盤御前、静御前や、彼女らが生んだ
幼いテムジン、牛若丸が監禁されており、たまには外の空気を吸わせなけれ
ばならない。痛手を負ったネオガイア製の時間航行機は、フランス南部のラ・
コスト城へと降下して行った。
755名無し調教中。:2006/05/08(月) 00:11:54 ID:/ddQKGfB
キターーーーーーーーーーー!!
756名無し調教中。:2006/05/08(月) 14:57:51 ID:ubTp88LV
作者様、お疲れ様でした。
757アルテミス萌え:2006/05/09(火) 19:31:18 ID:3LW1RsDS
スペースオペラ超大作になる予感。
エロシーンもいいけど、時空を超えた戦いの行方も気になる。
この先の展開に期待大。
758名無し調教中。:2006/05/09(火) 19:47:04 ID:j9Abo7V2
お疲れ様です!まってましたー
759名無し調教中。:2006/05/13(土) 05:07:52 ID:fTWNE9e+
保守
760名無し調教中。:2006/05/14(日) 20:58:53 ID:Tptn+CSk
ほしゅ
761作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/16(火) 13:03:39 ID:pN+fNqPk
 中世から脱却し、ブルボン王朝への中央集権化が進んだこの時代において、
地方貴族の権力は、形骸化し、独自の兵力を持つことは無くなっていた。サド
侯爵のラ・コスト城も例外ではなく、城に居住するのは、サド侯爵一家と、執事
やメイドたち、下男などの使用人が数十人のみだった。領地からの収入は、国
の徴税機関を通じて分配されている。ネオガイア星人の時間航行機が城の中
庭に着陸し、スペーススーツを着た十数人の兵士とアンドロイドを吐き出した時、
サド侯爵に抵抗する術は、全くなかった。
「何だね、君達は?」
シモーヌに首輪をつけて、四つん這いで中庭を散歩させていたサド侯爵は、
見たことも無い服装の一団に取り押さえられて、困惑した。
「この城は、我々が占拠した。時間航行機の修理が終わるまで、ここにしばら
く滞在させて頂く」
隊長であるオデュッセウスが、自動翻訳機を通して言った。
「時間航行機?何のことだ?」
サド侯爵は、その言葉の意味すら判らなかった。世界最初のSF作家である
ジュール・ヴェルヌや、H・G・ウェルズが登場するのは、数十年後の事である。
「理解出来んのなら、何でも構わん。お前たちは、俺達がここに滞在する間、
奉仕すればよいのだ。長い時間の旅に疲れた我々には、休息も必要なのでな」
サド侯爵とネオガイア星人の共同生活が始まった。狭い、船室の生活に飽き
飽きしていたネオガイア星人たちは、ここぞとばかりに羽を伸ばした。
762作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/16(火) 13:04:29 ID:pN+fNqPk
「もっと、うまい食事を持ってこい!」
ネオガイア人の下級兵士が、城の大広間の豪華な食卓に座り込んで怒鳴
った。可愛らしいメイド達が慌てふためいて料理を運んでくる。城のワイン倉
から、秘蔵のワインが開封され惜しみなくネオガイア人達に振舞われた。
「御主人様、お味は、いかがでしょうか?」
「ああ、うまい、うまいぞ。肩がこった、揉んでくれないかな」
「はい、御主人様」
よく訓練された本物のメイド達は、愚痴もこぼさず、甲斐甲斐しく真心をこめて
新しい御主人様たちに奉仕している。ワインを飲みながら、メイドの小さな手で
マッサージをされて天にも昇る心地になったネオガイア人兵士は、メイドの御
尻に手を伸ばし、撫で回し始めた。
「あっ、いやっ、御主人様。いけませんわ・・・」
「嫌がるんじゃねえよ。触って減るもんじゃないだろう。気持ちよくしてやろうっ
てんだ」
兵士は、顔を赤らめているメイドの胸や御尻をメイド服の上から撫で回し、顔
を押し付けて匂いを嗅ぎまくった挙句、興奮して食卓から立ち上がると、豪勢
な絨毯の上に押し倒した。
「ああっ、御主人様、お許しくださいませ!」
「うるさいっ!」
元来サディストであるネオガイア人は、その本性に立ち返り、抵抗するメイド娘
に平手打ちを食らわせた。そして、荒々しく、メイド服を引き千切ると股間を押し
広げ、チンポを突き立てて、むしゃぶりついていった。
「御主人様・・・・」
まだ二十歳にもならないメイドは、暴力で犯され、痛みとショックで号泣した。
763作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/16(火) 14:39:02 ID:pN+fNqPk
静御前(25歳)、常盤御前(23歳)は、首輪をつけられ、クロノス博士に引か
れて、ラ・コスト城の中庭を散歩していた。二人とも全裸で四つん這いである。
常盤御前は、静御前の姑にあたるのだが、誘拐されてきた年代が、異なるため、
静御前の方が2歳年上という、ややこしい事になっている。静と常盤は、戯れ
にレズショーを命じられることも有り、すっかり仲良くなっていた。
(妾より年下の、この娘が、義経様の母上とは、信じ難い・・・もしその話が本当
なら、あの牛若丸という子供が成長すれば義経様に・・・しかし、その時、わらわ
は、いったい何歳なのであろう?)
静御前は、密かに苦悩していた。義経が衣川で討ち死にし、その後、産み落とし
た義経の遺児もあっさり頼朝に殺されてしまった。一旦は絶望の淵に沈み、
自刀する事さえ考えたのだが、ネオガイア人に誘拐された御蔭で、再び子供の
頃の義経と巡り合う事が出来たのだ。源平時代の女である静に、事の成り行き
が理解出来る筈もなかったが、3歳の義経の存在が、今の静の生きる心の支え
だった。静と常盤は、ネオガイア人に加えられるどんな屈辱にも耐え、生きる決
意を固めていた。
「東洋人の女犬ですか?」
サド侯爵が興味津々で、クロノス博士に尋ねてきた。変態貴族であるこの男は、
むしろこの異常な状況を楽しんでいるようだった。
764作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/16(火) 14:39:37 ID:pN+fNqPk
「ああ、我々ネオガイア人は、人種的には、地球の白人に近いのだがな。黄色
人種というのは地球に来て初めて見たよ」
地球人であるサド侯爵に話しかけられ、クロノス博士はうっとおしく感じながら
答えた。しかし、サド侯爵はお構いなしだった。
「その一匹を、私の飼っているシモーヌと交換して頂けませんか?」
「交換?駄目だ駄目だ。この東洋人の女たちは、歴史上有名な人物らしい。
現代に連れ帰って博物館に展示せねばならん」
「???」
サド侯爵は、わけが判らなかったが、東洋女を諦めきれないようだった。未練
がましく渋々引き下がると、下男のラトゥールと、花屋の娘シモーヌを三角木
馬に乗せて鞭打つ事で鬱憤をはらそうとした。
765作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/16(火) 14:40:20 ID:pN+fNqPk
オデュッセウスは、モンゴル族の女ホエルン(21歳)を犯していた。小柄で年
増の卑弥呼(41歳)は、誰にも相手にされずに暇を持て余している。唯一卑弥
呼に関心を持っている歴史学者の岩波教授は、ラ・コスト城とサド侯爵の実物
を観察することに夢中になっている。
「つまらぬぞえ」
サディストである女王卑弥呼は、ラ・コスト城のメイドの一人を捕まえ、拷問室
の1つに連れ込み、密かに拷問した。
「唐辛子があれば、お前のほと(オマンコ)と口に捻じ込んでやるのだけどねえ」
卑弥呼は、以前10年間に渡って苛め抜いた、千鶴という、魏の国から送られ
てきた生口の事を思い出した。彼女は、倭の国の人間だと言い張っていたが、
それにしては大柄で、言葉の発音の仕方も違っており、到底、本当の事を言っ
ているとは思えなかった。
(あの女の尻に、邪馬台国の金印を焼印してやった時は、快感だったぞえ。生
きていればまた、苛め抜いてやるぞよ)
卑弥呼は、肌の色も髪の毛の色も違う、18世紀のフランス人のメイドを鞭打ち
ながら、思い出に浸っていた。
766名無し調教中。:2006/05/16(火) 15:13:31 ID:XUaqN5pz
作者タソキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!

767作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/16(火) 15:31:36 ID:pN+fNqPk
3歳のテムジンと牛若丸は、ネオガイア人に占拠されたラ・コスト城の中を、二人
で縦横無人に遊びまわっていた。恐ろしくやんちゃなこの二人の子供は、とても
よく気が合うようだった。
「お城を探検ちまちょう」
テムジンが、生まれてからの3年間で覚えたネオガイア星人の言葉で言った。も
ともとモンゴル人と日本人なのだが、生まれた時から時間航行機の中で育った
ので、二人ともネオガイア星語しか喋れない。
「このお城には、天狗みたいな人間がいっぱいでちゅ」
牛若丸が、言っているのはフランス人のことだ。鼻の高い天狗の話を母親の常
盤から聞かされていたのだ。
「天狗のお城だ。みんな退治しちゃえ!」
テムジンも棒切れを振り回しながらフランス人の使用人に、殴りかかっていき手
を焼かせた。本来の歴史の流れの中で、この子供は、やがてジンギス・カンと
なり世界征服を行うのだが、ネオガイア人に誘拐されたため、時間流からドロッ
プアウトしてしまっている。この子供に宿っている魂は、アタワルパや織田信長、
クロムウェルに繋がる、世にも稀な、転生者の魂であるのだが、クロノス博士の
行動による時空の混乱は留まる所を知らない。
768作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/16(火) 15:32:52 ID:pN+fNqPk
ラ・コスト城が占拠されてから2週間後、サド侯爵の使用人たちの多くは、医
療用アンドロイドによって生まれも付かない姿に改造されていた。
「うひゃあ、人間ランプだ。人間ランプだ!」
一番大喜びしていたのは、被害者であるはずの城の主、サド侯爵だった。メ
イドの何人かが、尻穴に油壺を埋め込まれ、そこから膣の内側に芯を通され、
オマンコに火が灯るように手術されたのだ。手足を拘束されたメイドは動く事
も出来ず、クリトリスを焦がすランプの灯の熱さに絶叫する。
「熱いーっ、侯爵様、お助けを!」
「ハハハハ。面白い、面白いぞ!」
サド侯爵は、メイドの苦しむ姿に喜ぶばかりだった。花屋の娘シモーヌは、
花瓶に改造されていた。全裸で四肢を切断されたシモーヌは、口、鼻、耳、
オマンコ、アナルなど、体中のありとあらゆる穴にバラの花を植え込まれて
いる。ネオガイア製の活性剤で生命力を強化されたバラは人間の皮膚を破
って体内に根を張り、血液を栄養分として成長するのだ。シモーヌは全身を
植物に侵食される苦痛と恐怖に気が狂ってしまっている。
「あごおおおおお・・・あごおおお・・・」
バラの根を植え込まれた口から、言葉にならない呻き声を漏らし続けていた。
「トレビアーン!」
サド侯爵は、改造人間達の出来栄えを絶賛した。真性サディストのサド侯爵
にとってネオガイア星人と過ごした日々は、長い人生の中で最高の、めくる
めくような思い出になった。そして1ヶ月後、時間航行機の修理を終えたネオ
ガイア星人たちは来た時と同じく、全員忽然と姿を消した。残されたのは、サ
ド侯爵と生まれも付かない姿に改造された使用人達だけだった。人間ランプ
に改造されたメイドや、花瓶に改造されたシモーヌは、その後数年間は生き
ていたが、やがて衰弱して死んでしまった。その存在が歴史に記録される事
もなかった。この体験がサド侯爵の、病的なまでの嗜好に拍車をかけたこと
は言うまでもない。
769名無し調教中。:2006/05/16(火) 16:32:12 ID:XUaqN5pz
作者タソ!
凄くオモシロス!!
770作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/16(火) 17:46:12 ID:pN+fNqPk
ラ・コスト城の狂宴から数十年後、晩年のサド侯爵は、1789年に勃発した
フランス革命によって城も領地も失い、悲運の日々を送っていた。彼の書い
た背徳的な小説は、たびたび警察の捜査対象となり、サド侯爵は、その晩
年のほとんどを獄中で過ごす事となる。ナポレオン時代、精神病院に収監
されていたサド侯爵の元を一人の貴族が面会に訪れた。
「久しぶりですな、サド侯爵」
半ば、耄碌したサド侯爵には、その人物が誰であるか、すぐに思い出す事が
できなかった。
「はて、どちら様でしたかな?」
「私は、この時代ではサン・ジェルマン伯爵と呼ばれています。あなたが20
代の青年貴族だった頃、パリのベルサイユ宮殿で、一度お会いした事があ
ります。」
サド侯爵は、必死に記憶の糸をたどった。そう言えば、昔、会ったことがある
ような気がする。しかし、不可解な事に、数十年前のその時も、この男は今
と同じく、40代くらいの姿だったような気がした。
「私に何か御用で?」
「あなたに、御自分の運命を教えてあげようと思いましてね。あなたは、18
14年の12月2日に、精神病院に収監されたまま、74歳で死ぬ事になる。
不遇の生涯を送る事になったあなただが、その名は未来永劫、変態性欲者
の代名詞として、人々の記憶から消える事はない」
サン・ジェルマン伯爵と名乗る、謎めいた人物は、夢も希望も無い未来を、
得意気に語った。サド侯爵は徐序に思い出してきた。この人物は、ルイ15
世治下のフランス社交界で不老不死と噂された謎の錬金術師だ。
771作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/16(火) 17:47:17 ID:pN+fNqPk
「なぜ、そんな事が判るのです?未来の事など誰にも判らない筈では」
「普通はね。だが、私にだけは判るのですよ。私は以前、預言者ミッシェル・
ド・ノストラダムスと名乗っていた事もありましてね。その前は、レオナルド・
ダ・ヴィンチと名乗っていました。なぜか、私には未来が予言出来るのです。
あらかじめ決められた未来は、変える事は出来ない」
「ノストラダムス?レオナルド・ダ・ヴィンチ?何百年も前の人物じゃないで
すか?あなたが、彼らと同一人物だとでも?それでは、一体あなたは何歳
なのです」
サド侯爵は、夢の中で会話をしているような気分に捕らわれた。サン・ジェル
マン伯爵は笑っている。
「少なくとも1万年は生きているね。私は、年を取らないから、これから先も
永遠に生き続けるよ。私の予言通りに未来の歴史が動いていくのを、この目
で見届けないといけないからね」
サン・ジェルマン伯爵は、得意気にそう言い残すと、面会室から去っていった。
サド侯爵は、この出来事を、執筆中の自伝に書き残そうか、どうかと迷い、
辞めた。
(そうか、俺は、このまま精神病院で死ぬのか。それがあらかじめ定められ
た運命だと言うのなら受け入れるしかあるまい・・・いや、待てよ、違うぞ。昔、
誰かが、この歴史は無限の可能性のうちの1つに過ぎず、歴史は、自由に
変革して構わないと言っていたような気がするぞ。)
サド侯爵は、若かりし頃、自分の人生の絶頂期に、ラ・コスト城に突如出現し
た異人達の事を思い出した。そのうちの一人の男が、そういう風に言ってい
た気がする。
(クロノス博士・・・とか呼ばれていたな。ま、どっちでもいいか。今の俺には
関係ないことだ。俺は人生を、己の欲望の赴くままに、やりたい事だけやっ
て生きた。このまま死んでも悔いはない・・・)
サド侯爵は、精神病院の個人病棟に戻り、再び、静かに追憶の中に浸り込
んだ。
772作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/16(火) 17:51:31 ID:pN+fNqPk
サド侯爵編、終わりです。
なんとか、執筆ペースを上げたいなあ。
773作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/16(火) 22:57:27 ID:pN+fNqPk
地球暦、2004年3月、ネオガイア星宇宙軍は、宇宙母艦オリンポスの地球攻撃
と平行してゴルゴーン星奪回作戦を展開した。地球人サイボーグ5体による奇襲
作戦は成功し、ゴルゴーン星の全ての機能は一旦停止したのだが、その直後、
間違って中枢コンピューターの再起動スイッチを押してしまった馬鹿者がいた。
「びえええ」
取り返しの付かない失敗をしでかしてしまった遠藤圭織(21歳)ことサイボーグピ
ンクは、コンピュータールームの隅で、ただただ震えていた。
(どうしよう、逃げなくちゃ)
圭織は、背中のキャタピラを動かしてコンピュータールームから逃げ出した。人間
循環器として改造された圭織の体は、極限まで折りたたまれ、口を、オマンコとア
ナルに接着されて蟹のような姿になっている。手足を使っての移動は困難で、背
中のキャタピラを使ってゆっくりと動く事しか出来ない。
(武器は、無くなっちゃったし、とにかく地上に出なくちゃ。このままじゃ、飢え死に
してしまうわ)
最後に食物を口にしたのは何日前か判らない。人間循環器である圭織は、自分の
尿やウンチなどの排泄物を無限にリサイクルすることで、ある程度の期間、生きな
がらえる事が出来るが、それでも、外部から新しい食料を少しずつ供給しないと、
いつかは栄養失調になってしまう。圭織は、何日も、地下通路をさまよった挙句、
やっとエレベーターを見つけ、地上へ脱出する事に成功した。
774作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/16(火) 22:58:25 ID:pN+fNqPk
「咽喉が渇いたわ。水・・・水を頂戴・・・」
圭織は意識を朦朧とさせながら、さらに何日間も、荒廃したゴルゴーンの都市を
さ迷った。地上では機能を回復したロボットや、全自動の電化製品達が活力を取
り戻し、再び生き残った5億人の人間奴隷を支配下に置いていた。異様な姿のサ
イボーグである圭織は機械達にも全く無視され、道路を這い回る事を黙認されて
いるようだった。
「あっ、オマンコ、自分で舐めるの、気持ちいい!」
生きる気力が無くなりかけると、圭織はセルフクンニをして自分を慰めた。地球で
新体操の選手をしていた頃は、自分の体の柔軟さを利用してセルフクンニをしよ
うなどとは、夢にも考えなかったのだが。
「ああ、でも、もう限界・・・自分のオシッコだけじゃ足りないわ。量が減って味もど
んどん濃くなってきているし。そろそろ、自分の体以外から水分を補給しなくちゃ・・」
その時、遠くから、若い女性の声が聞こえてきた。
「ジュースはいりませんかあ!どなたかジュースを買ってくださーい!冷たくて美
味しいジュースですよお」
圭織は、わが耳を疑ったが、すぐに返事をした。
「ジュース下さーい!こっちですう、ジュース下さーい!」
手にジュースを山ほど抱えてやってきたのは、なぜか白衣を着た、若い地球のナ
ースだった。そのナース、杉村彩子(22歳)は、異様な格好で地面を這い回って
いる圭織を見下すように眺めた。
「ありがとうございます、一本100タラントです」
「えっ、お金がいるの?あたし、一円も持っていないわ」
「それでは、ジュースをお売りする事は出来ません。」
「そ、そんな・・・あたし、咽喉が渇いて死にそうなのよ。お願い、ジュースを飲ませて」
圭織は必死に懇願した。しかし彩子は冷たく断った。
775作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/16(火) 22:59:19 ID:pN+fNqPk
「無料でジュースを上げたりしたら、あたしが、御主人様の自動販売機にどんな
お仕置きをされるかわかりません」
「じゃあ、ジュースじゃなくて、あなたのオシッコでいいから飲ませてよ」
圭織は、恥も外聞もなく頼み込んだ。これ以上、水分の補給が無ければ干から
びて死んでしまう。あまりの圭織のしつこさに、とうとう彩子は承諾した。
「どこから、飲ませればいいの。あなたの口は塞がっているわよ」
「左の鼻の穴にこのチューブを差込んで頂戴」
圭織は背中のバッグから食料摂取用のチューブ付透明パックを取り出した。まず
透明のパックにオシッコを放出してもらい、チューブを通して左の鼻の穴から体内
に注入するのだ。圭織の口と、右の鼻の穴は、圭織自身の肛門と尿道に繋がれて
いるため、左の鼻腔だけが唯一、外部から水分や食料を摂取出来るのだ。彩子は、
しゃがんで透明パックにシャーッと勢い良くオシッコを放出した。アンモニア臭い黄
色の液体はチューブを通して、左の鼻腔から圭織の体内へと注入されていく。圭織
は、凝縮された自分のオシッコではない、薄い他人のオシッコで、久しぶりに咽喉
を潤し、まさに生き返る思いだった。
776名無し調教中。:2006/05/17(水) 19:19:08 ID:1DTcW3oO
一度仕切り直した方が良いかと・・・最初の頃は楽しめたのに・・・
奴隷家族も、どうなったのか・・・
777作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/17(水) 21:55:33 ID:8UKIXW7L
>>776
最初の頃と言うのは。どの辺りまででしょうか?

仕切り直しをするとして、どのような手法があるのでしょうか?
778名無し調教中。:2006/05/17(水) 23:18:51 ID:dkMS/V0j
私は最初の頃より今の方が好きだなー、
最初の頃は淡々と責めが続く感じで飽きちゃうんだよね。
779アルテミス萌え:2006/05/17(水) 23:45:28 ID:+pLAA8kL
最初の頃がいいって人と、今のほうがいいって人と、意見は分かれるでしょうね。
ちなみに私は、今の方が好き。
780名無し調教中。:2006/05/18(木) 00:34:47 ID:/Xo+Qr6X
サン・ジェルマンまででてくるとはw
781名無し調教中。:2006/05/18(木) 06:34:57 ID:2Hx5a/iP
そのまま続けてくださいよ。作者さんの好きなように書けばいいんですよ。
782名無し調教中。:2006/05/18(木) 21:55:57 ID:DAuRB2J9
>777
>781の言うとおり、外野は無視して、作者さんの好きなように書けばいいんですよ
783名無し調教中。:2006/05/18(木) 22:18:31 ID:BFKp5N85
今の方がいいし作者さんの思うままにかいてほしい。
嫌なら自分で書くのがいいのでは。
それか別にスレ立ててこんな感じで書いてとか頼んでみるのも手かなと思います。
784名無し調教中。:2006/05/19(金) 14:50:38 ID:Fc6DAcs8
作者タソのお好きなように・・ノシ
785名無し調教中。:2006/05/20(土) 19:46:32 ID:jp2K1prD
保守代わりに

生体実験パートフォーー!!
ヾ(▼∀▼)ゝ
786名無し調教中。:2006/05/22(月) 00:24:51 ID:HQm8/xZK
776は奴隷家族が好きなのに最近出ないから文句言ってるだけでしょ。
作者タンはちゃんとリクに答えてくれるんだから
変な書き方しないで普通にリクすればいいのに…
787名無し調教中。:2006/05/23(火) 04:54:07 ID:2LWQZySn
作者様の書きたいように、お書き下さいませ。
それが一番で、ございます。
788作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/23(火) 09:35:51 ID:bBcLGz0e
「あなた日本人?」
咽喉をうるおして気分が落ち着いた圭織は、ナース姿の彩子に尋ねた。
「そうよ」
と、彩子がネオガイア語ではなく、日本語で答えた。彩子は、まじまじと、極限まで
捻じ曲げられた圭織の肉体を、不気味そうに眺めた。
「あなたも日本人なの?」
「ええ、あたしの名前は遠藤圭織、宇宙人に捕まってこんな体に改造されちゃったの
・・・でも3ヶ月前までは、オリンピックを目指す、新体操の選手だったのよ」
圭織は悲しげに自己紹介をした。元の肉体に戻れる可能性はあるのだろうか?
「ここは一体どこなの?あたしも宇宙人に誘拐されたみたいなんだけど、何がなんだ
かわからないわ。気がついたら、ここで自動販売機にこき使われていたのよ」
「自動販売機?・・・ここは、地球から3000光年離れた惑星ゴルゴーンよ。ここの支
配者は機械生命体で、人間はその奴隷になっているの。あたし達サイボーグ戦隊は、
機械から人間を解放するためにこの星に送り込まれたのよ。・・・でも、作戦は、失敗
したみたいだけど」
他人事にように圭織は言った。実は作戦は九割九分まで成功していたのだ。それを
失敗させて、宇宙艦隊に多くの犠牲者を出してしまったのは、ただただ圭織の責任だ
った。
(まずいわ。帰ったらどんな御仕置きをされるか、わからない・・・逃げなきゃ)
圭織の脳内に埋め込まれているコンピューターチップは、機械生命体の捕虜になっ
た時、無効化され、宇宙人からの通信や遠隔操作は、受けつけなくなっているようだった。
「この星から脱出したいの、どうすればいいのかしら」
圭織は、彩子に相談した。
789作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/23(火) 09:36:47 ID:bBcLGz0e
「そんな事あたしに聞かれても・・・それに逃げたら、ご主人様の自動販売機にどん
な目に合わされるかわからないわ」
別に彩子は、物理的にコンピューター制御の自動販売機に拘束されている訳では
ない。逃げようと思えばいつでも逃げられるのだが、気の弱い彩子は、決断がつか
ず、今まで、なんとなく言いなりになっていたのだ。見知らぬ惑星で、逃げた後どう
すればいいのかも、判らなかった。
(こんな時、真弓がいてくれたら・・・)
彩子は、一緒に宇宙戦闘機をかっぱらって、ゴルゴーンに不時着した全裸の女の
事を思い出した。彼女は元自衛隊員だとか言っていた。
「実は、もう一人、日本人がこの星にいるはずなんです」
彩子は、圭織に真弓の事を話した。
「その人も探し出しましょう。頼りになりそうだわ。3人で宇宙船をかっぱらって、この
星から脱出するのよ」
圭織と彩子は、行方不明の真弓を探すことにした。
「このジュース、どうしようかしら」
彩子が両腕いっぱいに抱えたジュースの始末に困って言った。自動販売機に全部
売り切るまで帰って来るなと言われている。
790作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/23(火) 09:37:27 ID:bBcLGz0e
「そんなの、貰っとけばいいじゃん」
「・・・・」
圭織と彩子が、真弓を探すために歩き出してしばらくすると、遠くから電子音
のような声が聞こえてきた。
「待テ、ドコヘ行ク!彩子、逃ゲルノカ。許サンゾ。ジュースヲ返セ!」
御主人様の自動販売機だった。もの凄いスピードで追いかけてくる。彩子は
悲鳴を上げて走り出したが、圭織の移動スピードは、子供の歩くスピードより
遅いため、すぐに追いつかれそうだった。
(どうしよう、武器もないし)
彩子に置いてけぼりにされた圭織は途方にくれた。両足に取り付けられていた
中古のレーザー砲は捕虜になっていた時、もぎ取られている。なす術もなく自
動販売機に追いつかれた圭織は、触手のような電気線でぐるぐる巻きにされた。
「オ前ハ人間カ?機械カ?」
「人間よ。って言いたいところだけど、違うわ。サイボーグよ」
「サイボーグダト・・・ヨクモ、私ノ人間奴隷ヲ、逃ガシタナ。コレデモ食ラエ!」
自動販売機に内臓されているバッテリーから、電気線を伝わって、高圧電流が
圭織の肉体に流された。
「ぎゃおおおおおおっ!」
圭織が自分のオマンコと肛門で塞がれた口で、絶叫した。
「コレカラハ、オ前ガ私ノ奴隷ダ。逃ゲタ彩子ノ代ワリニ、ジュースヲ売ルノダ!」
「ぎゃおおおおおおっ!」
怒り狂った自動販売機の電撃は、それから数十分間止められる事はなかった。
791作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/23(火) 10:32:22 ID:bBcLGz0e
狩野真弓が、再び機械生命体に捕らえられ、セックス奴隷としてロボット相手の
風俗店で働かされ始めてから3ヶ月が過ぎていた。疲れを知らないロボットのセッ
クスの相手をしていた真弓のオマンコは、セックスの度に、ボロボロに擦り切れて
出血し、その度に細胞回復促進剤で治療されていたが、最近では、薬品を多用し
過ぎたため、オマンコの形が、変形してきていた。
(こんなにビラビラが大きくなり、クリトリスが平たくなってきちゃったわ。膣の内
側の粘膜も、なんだか硬くなって突っ張ってきちゃったし、色も変だわ)
真弓が、一日の仕事が終わった後、ベットで自分のオマンコを覗き込んで憂鬱な
気分になった。
「アナルセックスモ出来ナイ出来損ナイメ!」
真弓は、上司であるコンピューター制御の特大バイブレーターにいつも叱責され
ていた。真弓の肛門には、宇宙人グレイに埋め込まれた卵大の小型核爆弾が、
今も取り出せずに残っており、そのためアナルセックスや排便が思うように出来
ないのだ。その埋め合わせのために、毎日過酷なフェラチオ特訓が行われ、真弓
は唇や舌の粘膜も擦り切れて出血することが多かった。
792作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/23(火) 10:33:03 ID:bBcLGz0e
(早く、こんな所から脱出しなくっちゃ。そして宇宙船をかっぱらってこの星を脱
出し、そして・・・そして・・・)
真弓は、真相意識からある衝動が込み上げてくるのを抑えきれなくなっていた。
(そして・・・ネオガイア星に体当たりして自爆するのよ!)
それは、グレイの犯罪者、ギ・アン・ガスによって催眠暗示装置で心の奥深くに
刷り込まれた命令だった。真弓が死ぬまで、その衝動から逃れる事は出来ない。
真弓は、地球で面子をつぶされたギ・アン・ガスの、ネオガイア星人への嫌がら
せのための道具なのだ。体内の核爆弾はその時のためのものである。
(なんとか、この星を脱出して、自爆するために、ネオガイア星に向かわなくては!)
真弓は、日夜、脱出の機会を伺っていた。そしてついに、そのチャンスが訪れた。
「爆発音が聞こえる。間違いないわ。この星で、何か異変が起きている・・・」
それは、サイボーグ戦隊5体の降下作戦の始まりだった。そして数時間の激しい
戦いの末、ゴルゴーンの中枢コンピューターが停止し、一時全ての機械生命体が
その機能を停止した。
「チャンスだ!」
何の迷いもなく真弓は、3ヶ月間こき使われた風俗店から、誰にも阻止されずに、
あっさりと逃亡した。その際、今まで散々辱めを受けた、上司の特大バイブレータ
ーに椅子を叩きつけて破壊する事も忘れなかった。
793作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/23(火) 11:03:05 ID:bBcLGz0e
 真弓は、以前のように下水道で逃亡生活を始めた。最初は宇宙船をかっぱら
うために、宇宙港を目指したのだが、いきなり、機械生命体達が、制御を取り戻
して、復活したため断念したのだ。
(くそっ、もう少しだったのに!)
真弓は時々、地上に出て、機械達の目を盗みながら、食料品を漁った。
「ジュース、入りませんかあ!」
ある日、真弓は、道端で異様な生物に遭遇した。それは、彩子に代わって自動
販売機の奴隷となった遠藤圭織だった。カニのように折り曲げられた体の、仰向
けになった腹と太腿の上に何本ものジュースを抱えている。真弓はその、惨めな
姿に同情したが、無造作に圭織の腹の上からジュースを1本ひったくると、蓋を
開口して、ゴクゴクと飲み下した。
「1本頂くわね」
そして、そのまま、立ち去ろうとした時、圭織が泣きそうになりながら、呼び止めた。
「あの、一本100タラントです。お代金を支払って下さい・・・」
「うるさいわね。そんなもの持ってるわけないじゃない。じゃあね!哀れなカニ人間
さん」
真弓はスタスタと歩き出した。時速2キロでしか移動できない圭織が、普通に歩く
人間に追いつく事は不可能である。
「びえええ」
圭織が自分の体の惨めさに、泣き始めた時、路地の影から杉村彩子が飛び出し
てきた。
「真弓!」
彩子は、自動販売機から逃げ出した後、一人では行く当てがないため、いつも、
そっと影から圭織の様子を見守っていたのだ。
「あ・・・彩子」
真弓もナース姿の彩子の事を覚えているようだった。宇宙人に拉致された3人の
女は、遠い惑星ゴルゴーンで出会いを果たした。
794名無し調教中。:2006/05/23(火) 11:20:56 ID:bj9eaifo
キタヨコレ!!
795名無し調教中。:2006/05/23(火) 12:21:58 ID:pMye8NaL
>>792
銀河鉄道999の機械化帝国?
796名無し調教中。:2006/05/23(火) 15:54:29 ID:v7tXoAiJ
776ですが、ケチをつけた訳ではありませんので。誤解されたみたいで申し訳
ありません。 ボク自身が展開に、ついて行けてないだけです。
また家族のことも、良かったらお願いします。
797名無し調教中。:2006/05/23(火) 18:25:21 ID:bj9eaifo
>>796
おまいはイイヤシ
798作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/23(火) 21:58:39 ID:bBcLGz0e
真弓編、一旦終了です。
このエピソードは、もともと千鶴編と平行して書こうと考えていたのですが、
あまり複線化するのは良くないかと思い、中断していました。

>>796
奴隷家族編は、構想不足のため、しばらくお待ちください。
799名無し調教中。:2006/05/23(火) 23:10:48 ID:bj9eaifo
>>798
乙です
800作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/23(火) 23:18:32 ID:bBcLGz0e
1999年5月、神奈川県にある広域暴力団、真藤組の事務所の地下室では、人妻、
片桐久美子の調教が行われていた。3歳になる娘の綾香と共に拉致されてきた美
しい人妻は、まだ27歳と言う若さにあふれる肉体を、暴力団員達の前に惜し気も
なく晒している。
「へっへっへっ、奥さん、随分と色気が出てきたじゃねえか。」
組幹部の黒川晃次が、久美子の白い尻をピシャリと叩いて言った。久美子は歯を
食いしばって顔を赤らめるばかりである。久美子の着衣と言えば、赤フンドシ一枚
で、接待やショーの時に着せられる、様々なコスプレを除けば、それが久美子に
許される唯一の着衣だった。
「全く、フンドシの良く似合う奥さんだぜ」
黒川は加えタバコの煙を、フーッと久美子の顔に吹き付けた。
「げほっ、げほっ」
「旦那が帰国して、奥さんの捜索願いを出したみたいだよ」
「えっ」
久美子は、微かな希望を胸に抱いた。ニューヨークへ出張中の夫が帰国し、妻と娘
が、行方不明になっている異常事態に、大騒ぎしている姿が目に浮かぶようだった。
「まっ、だからって奥さんがここに居る事は、誰にも判かりゃあしないがね。身代金
の要求とか、一切してねえんだから」
「お願い、娘だけでも自由にしてあげて」
久美子は涙ながらに訴えた。
801作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/23(火) 23:19:31 ID:bBcLGz0e
「駄目だ。そんな事をしたら、すぐに足がつくじゃねえか。心配しなくても綾香ちゃん
は、組で大事に育ててやるよ。成長すれば奥さんに似て、相当な美人になるだろう
からな」
「ひいっ、娘にだけは手を出さないで・・・あたしは、どうなってもいいから!」
久美子の取り乱しようは、ただ事ではなかった。黒髪を振り乱し、黒川に掴みかか
ろうとする。黒川は、久美子の顔に平手打ちを食らわせ大人しくさせた。
「世話を焼かせるんじゃねえ!大人しくしてねえと、母娘共々、外国へ売り払っちま
うぞ!」
「ひいいっ!」
久美子はその場にへたり込み、シクシクと大粒の涙をコンクリートの床に落とした。
「奥さん、朝飯だよ。今日もキツイ責めがあるから、栄養つけな」
調教師の鬼頭がトレイに乗せた朝食を運んできた。朝からウナギ丼に生卵というメ
ニューである。デザートには強力なドリンク剤も1本つけられている。
「このウナギは昨日、調教に使った奴だ。覚えているだろう?奥さんがオマンコに挿
入して悶えていたあのウナギだよ。そしてこの卵は、昨日の最後のショーで奥さん
が、鶏のマネをして、コケコッコーって叫びながら、アナルからヒリ出したあの卵だよ」
久美子は、恥ずかしさのあまり食欲どころではなかった。しかし、娘の安全を考える
と食事を拒否することは出来ない。今日は一体、どんな責めを受けて、何回気をや
らされるのだろうと、食事をしながら考えた。やがて、食事を終えると、久美子は黒
川達に、その日の最初の調教を受けるために拷問部屋へと引っ立てられた。そこ
には組長の真藤登と、クマのぬいぐるみを抱きかかえた娘の綾香がいた。
802作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/23(火) 23:20:10 ID:bBcLGz0e
「綾香ちゃん!無事だったのね!」
久美子は、思わず娘に駆け寄り抱きしめた。娘に会うのは拉致されて以来、1ヶ月ぶりである。特に虐待を受けている風でもないようで、久美子はホッとし、安堵のあまり涙が流れ落ちた。
「ねえ、ママ、泣いてるの?どうしてママ、裸なの?」
無邪気に綾香が尋ねた。
「これはね・・・これはね・・・綾香ちゃん、ママのお仕事なの・・・そんな事より、綾香
ちゃん、この人達に酷い事されなかった?」
「人聞きの悪いこと言うたらあかん。いくらわしらが、極道でも幼児には手を出さへ
んで」
真藤組長が、関西弁でたしなめた。ドスの聞いた声だった。
「もっとも、奥さんが、これからも大人しく、わしらの調教を受け入れいれていればの、
話やけどなあ」
「ううっ!何でもします。何でもしますから娘にだけは手を出さないで・・・」
「ええ心掛けや。では早速、今日の調教を始めようか。わし、この2,3日忙しゅうて、
女を抱いとらへんのや。今日は、子供の前で思いっ切りヒーヒー言わしたるで」
「えっ、そんな・・・綾香の前で・・・それだけは・・・」
久美子はパニックになった。綾香の前で、男達にいたぶられるのは初めてである。
「今、何でもするって言うたやないか!」
「でも・・・」
「お母さん、どうしたの?」
綾香が尋ねた。久美子は我に返って必死に首を横に振る。ここで取り乱してはいけ
ない。娘を守るためには、自分を犠牲にするしかないのだ。
「何でもないのよ、綾香ちゃん。ママこれから、このオジサン達とお仕事をするの。こ
れは、お仕事だから、何があっても、決して泣いちゃだめよ」
「うん、判ったママ」
「ほな、早速、足を広げな」
「はい、御主人様・・・」
久美子は唯一の着衣である赤フンドシの紐を解き、ハラリと床に落として全裸になる
と、両脚を一杯に開いて、真藤組長に、匂い立つようなオマンコを差し出した。
803作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/23(火) 23:26:01 ID:bBcLGz0e
携帯サイト更新ありがとうございます。
804名無し調教中。:2006/05/24(水) 04:33:01 ID:ClqjjuuL
うーん…素晴らしい。
やはり、作者様の書く話は一味違いますな。
感服いたしました。これからも楽しみにしておりますぞ。
805名無し調教中。:2006/05/24(水) 06:34:43 ID:RLB8lSyO
>>803
いえいえ^^

遅くなりましたが、今日アクセス解析付けました
URLなど送りましょうか?
しょっちゅう見れる訳じゃないので…
806作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/24(水) 08:16:44 ID:TJKUd/AA
>>805
URLお願いします。
まとめサイトのリンクページの下の方にある、「サイト管理人、作者へのメールはこちらから」
と言うところからメールで送信して頂ければ。「こちら」と言う文字の部分が送信ボタンになっています。
807名無し調教中。:2006/05/24(水) 09:20:05 ID:t6PNhMnN
和む・・
808名無し調教中。:2006/05/24(水) 19:08:33 ID:ClqjjuuL
ほんに…和みますなぁ。
809名無し調教中。:2006/05/25(木) 11:43:35 ID:oTaFxl2/
>>806
mail送りました
届かなかったらまたここに書き込みして下さいm(__)m
送り直します^^
810作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/26(金) 00:32:42 ID:1Qxx90W0
>>809
なぜか届いてませんでした。
リンクのアドレスは、間違ってないはずなのですが
811名無し調教中。:2006/05/26(金) 16:27:01 ID:M+AAxs3g
 作者さんの話、初期の頃からずっと読ませていただいてます。
今回の話、幼児の前で母親が…というのはどうかなと…。
ちょっと生々しすぎて…。
812名無し調教中。:2006/05/26(金) 16:54:37 ID:aedvOv8b
>>810
送り直しました
今度は届くと良いなぁ…
813名無し調教中。:2006/05/26(金) 18:14:42 ID:OW7Wfrg/
>>811
読み手が言うのもなんですが、フィクションですからノシ
814名無し調教中。:2006/05/27(土) 11:37:34 ID:+i9en7Se
生々しいのやハードなのを求めてる読者もいるわけで・・・
その辺のバランスはまあ作者タンの感性次第でしょうか。
815名無し調教中。:2006/05/27(土) 20:29:00 ID:VfWGWlvg
幼児の前では駄目でも・・・ 強制的なTV全国中継はOKなんですか?
816名無し調教中。:2006/05/27(土) 20:57:05 ID:emyVhzkE
それじゃ、幼児だって見るかも試練w
817名無し調教中。:2006/05/28(日) 22:09:18 ID:m7tlcdWP
「おねだりは、どうした?自分から組長におねだりするんだよ。うんと色っ
ぽくな!」
黒川が叱責した。久美子は、綾香の方をうしろめたそうに横目で見ながら、
意を決すると目一杯甘い声を出した。
「ねえ、御主人さまあ。久美子、オマンコが疼いてしょうがないのよお。久
美子のいやらしい体を、いじくりまわしてえん」
久美子は、身をクネクネとよじらせた。見物していた黒川と鬼頭が大爆笑す
る。綾香もなぜか、釣られてケラケラと笑った。
「こら、傑作や。奥さん、ええぞ。その調子や。もっと色っぽくアレンジす
るんや。ケツの穴も見せんかい!」
真藤組長も乗ってきた。久美子は、惨めさのあまり目に涙を浮かべながら、
後ろ向きになって腰を突き出すと、右手の指で尻の穴を広げて見せる。
「久美子、御尻の穴も疼くのよお。久美子、人妻なのに変態なの。ふっとい
チンポ入れてちょうだあい・・・オ・ネ・ガ・イ」
おねだりしながらも、久美子の顔は引きつっていた。真藤組長は大興奮だっ
た。
「うおおおお、たまらんでえ!綺麗な顔した人妻が、いやらしい言葉で誘っ
てきよる」
真藤組長はズボンとパンツを下ろすと、バックから久美子のオマンコにズブ
リと挿入した。毎日、責苛まれ、色情狂に近い状態に追い込まれていた久美
子のオマンコは、すでにヌルヌルだった。
818名無し調教中。:2006/05/28(日) 22:11:01 ID:m7tlcdWP
「もっと卑猥な言葉を叫び続けるんや」
「久美子のオマンコはグッチョグチョ・・・男の人無しでは生きてい
けない体なのお。久美子の淫乱マンコを滅茶苦茶にしてえ。ねえ、お
願い、オッパイも揉んでよお。最近、久美子、すぐにイッちゃうのよ
お」
この一ヶ月間の調教で鬼頭から教え込まれたセリフを、次から次へ
と、泣きながら叫び続ける。すぐ傍で、ぬいぐるみを持ったまま、目
を丸くして見つめている綾香の視線が気になって、気が狂いそうだっ
た。
「へへへ、いくらでも、揉んだるでえ。どうや、子供の見ている前で
犯される気分は?・・・奥さんの二人目の子供は、わしが孕ませた
る!」
真藤組長は、そう豪語すると、久美子の子宮の奥深くに精液をほと
ばしらせた。
「ああ、気持ちよかった。黒川、次、お前犯せ」
「へい、組長」
ぐったりした久美子を、休ませることなく、黒川が抱き起こした。
パンパンと久美子の頬に平手打ちをして気合を入れる。綾香がようや
く、母親がいたぶられている事に気付いて泣き始めた。
「エーン、エーン!ママ!」
「うるせえ!このクソガキ!」
「怖いよう、ママ。綾香、お家に帰りたいよう!」
3歳の女の子は、一旦、泣き始めると、火が付いたように泣き止まな
くなった。
819名無し調教中。:2006/05/28(日) 22:12:06 ID:m7tlcdWP
「綾香ちゃん、我慢して!泣いちゃ駄目よ。ママも頑張るから」
久美子が必死に声をかける。暴力団員たちを刺激して、彼らが怒りに見境を
無くしたら、何をしでかすかわからない。
「ねえ、ほら、綾香ちゃん。ママ、このオジサン達と『仲良し』しているだ
けなのよ。だから、ほら、笑って!お願い・・・」
「じゃあ、お次は、浣腸しながら犯すとするかね」
黒川はバケツ一杯のグリセリン溶液と、巨大な浣腸器を持ち出した。
「俺がイクまで、ウンチを我慢するんだぞ。もし我慢出来なかったら娘がど
うなるか、説明しなくても判ってるな。あーん?」
「ひっ!」
久美子は、一升瓶ほどの太さの浣腸器を見て悲鳴を上げた。まさに地獄だっ
た。

820名無し調教中。:2006/05/28(日) 23:10:37 ID:m7tlcdWP
公安調査官の城山朋子(24歳)は、神奈川県のベッドタウンにある住宅街
を訪れた。一般のサラリーマンが、ローンで購入するどこにでもあるような、
建売住宅が立ち並んでいる。その中の一つ、『片桐』という表札のかかった
家の前で立ち止まると、チャイムを鳴らした。
『どちら様ですか?』
男の声だった。
「公安の城山と申します。奥さんの事でお話があります」
ドアを開けたのは、30代前半のごく普通の、マイホームパパと言った感じ
の男だった。久美子の夫の、片桐秀雄(33歳)である。妻と娘が行方不明
になってからというもの、会社に行っても仕事が手につかず、この頃、休み
がちだった。見るからに憔悴しきっている。
「妻が見つかったのですか?」
「いえ、残念ながら。・・・ですが、いくつかの手掛かりを掴みました」
「妻と娘は、無事なのですか!」
必死に、家族の安否を気遣う夫の姿を、朋子は、気の毒でたまらなくなった。
「おそらく・・・現在の所、命に別状はないかと」
「どこにいるのです?お願いします、教えて下さい!」
821名無し調教中。:2006/05/28(日) 23:11:54 ID:m7tlcdWP
朋子は、この男に真実を話そうか、どうかと迷った。潜入したまま、
戻って来ない、同僚の白木雪絵の情報を探るうちに、真藤組内部の情
報提供者から、雪絵と共に過酷な調教を受けている、拉致された人妻
の存在を掴んだのだ。すぐに、警察に、捜索願いが出されている行方
不明者リストと突合せ、その人妻が、片桐久美子であると特定した。
「おそらく奥様は、現在、神奈川県内に地盤を持つ暴力団、真藤組に
監禁されています」
朋子が居場所を教えたのは、少しでも、この夫を安心させようと言う
心遣いからだった。
「なら、すぐ救出してくださいよ!」
「そうもいきません。警察が動くだけの、はっきりした証拠がないの
です。この情報もまだ、きちんとした裏づけが取れているわけではあ
りません」
「そんな!こうしている間にも、妻と娘はどんな目に合わされている
かわからないのですよ!もし、殺されたりしたら、どう責任を取って
くれるのです!」
朋子には返す言葉がなかった。公安が掴んでいる情報は、この段階で
は、非合法なもので証拠能力を持たない。また朋子の属する公安調査
庁は警察ではないため、犯罪者の逮捕権を持っていない。
822名無し調教中。:2006/05/28(日) 23:12:46 ID:m7tlcdWP
「もう少し、調査が必要です。奥さんが行方不明になる前に、何か変わった
出来事はありませんでしたか?真藤組に関する事や・・・あるいは『ニュル
ンベルク騎士団』と言う言葉を聞いたことはありませんでしたか?」
「ニュルンベルク・・・何なのですかそれは。何もありませんよ。妻は、ご
く普通の、ゴキブリも殺せないような大人しい女なんです。犯罪者と関わっ
ている事なんか、あるわけないじゃないですか!」
片桐秀雄は激高して、大声を出し始めた。朋子はやはり、中途半端な情報を
伝えるのではなかった、と後悔した。
「では、また何か思い出したらこちらに電話を下さい」
朋子は秀雄に、自分の携帯電話番号と公安庁の電話番号を書いた名刺を手渡
した。
「お願いします!妻と娘を取り戻して下さいっ!」
「ええ、最善の努力はいたしますわ」
朋子は、片桐家から立ち去って行った。朋子としても、なんとか後輩の白木
雪絵を救出しなくてはならない。
823作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/28(日) 23:22:46 ID:m7tlcdWP
>>811
フランス書院なんかの官能小説で、よくあるパターンをパロディ化したつもりだったのですが。
824名無し調教中。:2006/05/29(月) 00:32:32 ID:xl2GJg1X
>>811
そんな事言ったら今までの話はすべて成り立たなくなります!
読み手は非日常的かつハードな話を求めてるの。
妄想くらい自由にさせてくれ。
825:2006/05/29(月) 08:47:41 ID:oJNh/S8H
宇宙人が出てくるなら、思いっきり「ありえない話」と思えるんだろーけど、
こーいうのはありえそうな話だからねー。
ま、♂と♀で感想が違うんでしょーけど。
826名無し調教中。:2006/05/29(月) 13:49:03 ID:gnXORTop
有り得そうな話だからこそ余計に興奮するんだよな。
まぁ、確かに女性にとっては嫌悪感を伴う内容かもしれないが、あくまでも創作であることも、お忘れなく。
そもそもSM板なんだし、宇宙人の話よりも、こちらの方が、はるかに現実感のあるSM小説的内容であると思うよ。
もちろんSFも好きなので作者さんは今まで通り、思い付くままに好きな話を書いて下さい。
世の中いろんな人がいて、いろんな意見がある訳で、全ての人が理解し納得することなど有り得ないのですから。
827名無し調教中。:2006/05/29(月) 18:03:13 ID:lWdX4tHT
すでにドコが生体実験なのかと小一時間…。
828作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/31(水) 05:25:57 ID:fUVrFVZf
もしも、なんらかの事情で2チャンネルに書き込みが出来なくなった場合、
他に、小説の続きを発表出来るような掲示板ってあるのでしょうか?
最後の手段としては、まとめサイトに直接アップする、と言う方法はある
のですが・・・
829作者 ◆zCS1o.kilU :2006/05/31(水) 08:43:00 ID:fUVrFVZf
「ひっ、ひいいい、お腹が苦しい・・・死ぬううう・・・」
久美子が、黒川に犯されながら呻き声をあげた。久美子の下腹部は、浣腸器
で注入されたバケツ一杯分のグリセリン溶液で、妊娠したかのように膨れ上
がっている。肛門から漏れ出そうとする液体を久美子は必死の思いで、括約
筋を引き締め、塞き止めていた。それでも、黒川が腰を振って下腹部を圧迫
する度に、チョロッ、チョロッと少量づつだが、こぼれ出てしまう。
「おらおら、俺がイクまで絶対に漏らすんじゃないぞ。もし、漏らして、俺
の体に、奥さんのウンコが少しでも付いたら、きっちりと、落とし前をつけ
てもらうぞ」
「ひぃいい、堪忍してえ・・」
筋金入りのヤクザである黒川の脅しは、真に迫っていた。
「あっ、もう、駄目ええ、漏れちゃうううう」
久美子の顔は、長時間に渡る便意との戦いで、血が上って紫色になり、苦悶
に歪んでいる。その美しい人妻が、苦しむ様子を、傍らでは、真藤組長がタ
バコを吹かしながら、ゆったりと、眺めて楽しんでいた。
「我慢するんや、奥さん。奥さんの苦しむ顔が、これまた、たまらん。おい
、鬼頭、ビデオに撮っとけ」
「へい、組長」
調教師の鬼頭竜作が、最新型のハイビジョンムービーを回し始めた。久美子
の調教される風景は、裏ビデオ・DVDとして販売され、麻薬密売と並んで
真藤組の重要な財源になる。
「お願い、早くイッて!久美子、もう限界よお!」
「牝豚の分際で、俺に指図するんじゃねえよ!」
黒川が、腰を揺さぶりながら、久美子の顔に平手打ちを食らわせた。半狂乱
になっている久美子の脳裏には、セックスの快楽よりも、便意と、下腹部の
圧迫感から来る吐き気を催すような苦痛しかなかった。
830作者 ◆zCS1o.kilU
「たまらんでえ、奥さんのその顔。わしのチンポもまた立ってきよっ
た。よし、もういっちょやるか。おら、しゃぶれ」
真藤組長がズボンのファスナーを開け、勃起したチンポを、喘ぎなが
らのけぞっている久美子の口に含ませた。
「むごごごご・・・」
久美子は呼吸困難になり、むせながらも、条件反射で必死にしゃぶり
始める。しばらくして、まず、黒川が膣内に放出し、その後、久美子
が便意から来る全身の寒気に、ガクガクと震えながら、どうにか真藤
組長を口でイカせると、もう我慢の限界だった。
「お、お願い・・・約束よ・・・ウンチをさせて・・・」
「ああ、いいだろう。鬼頭、奥さんにオマルをあてがってやれ」
黒川が許可し、久美子は用意されたアヒルのオマルに、猛ダッシュで
跨った。久美子が、完全に腰を降ろす前に、ブリブリブリ・・・と、
溜めに溜めていたウンチと茶色く染まったグリセリン溶液が、ロケッ
ト噴射のように肛門から噴出し、あっという間にオマルの器が一杯に
なって外に溢れ出した。
「き、汚ねえ。床にこぼれやがった・・・」
コンクリートの床に流れ出した、液状化したウンチから立ち込める悪
臭に、ヤクザ達は鼻をつまんだ。
「くせえ!こいつはたまらん。さすがに、こいつの後始末は、うちの
若いモンにも、させられん。このウンチは、奥さんが自分で掃除する
んや」
「・・・あ・・・はい・・・御主人様・・・」
久美子は、ようやく排泄を終え、長い時間苦しめられた、地獄のよう
な便意から解放された喜びに、放心状態になりながら返事をした。