女性向け  「玉責め入門」  女性向け  

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真理です。お待たせしました。続きです。

「さっ、みんな、よく見ておきなさいよ。」
 マユミは女達を見回し、ゆっくりとした手つきで睾丸をつまんだ。
そして、ENに右の睾丸を挟んだ。
 男は奇声を上げながら女達に懇願の目を向けた。怯える眼差しが、よけいに
彼女達を興奮させた。
「男なんだから、もう、往生しなさいよ」
 ユウコは冷たくつけ離した。
「男だからこそ、往生できないのよね。ふふふ」
 リナは笑いながら言った。それを聞くと、女達は薄笑いを浮かべて、
挟まれた睾丸に目をやった。
「では、右の金玉を潰します」
 マユミはゆっくりとENを握り始めた。男は体を硬直させ、忍び寄る激痛に
堪えようとした。
「そろそろスイッチが入るわよ」
 ユウコはミユキに向かって笑いかけた。
「スイッチ?」
 キヨミはENから目を離さずに言った。
「ある程度まで握ると、勝手に潰してくれるのよ」
 ナミは頷きながら言った。
「よく見ててね」
 ユミはキヨミがよく見えるように、軽く背を押した。
 次の瞬間、鈍い音がマユミの掌に伝わり、ENにスイッチが入った。
みるみるうちに睾丸は変形し始め、無情にその原型をなくした。
ENは何のためらいもなく睾丸を押しつぶし、静かに機械音を消して止まった。
 男は声を上げる間もなく、息を止め、右側に体をよじらせた。
何度か大きな痙攣を繰り返した。ペニスの先端からは精液が漏れだした。
 マユミは吹き出したスペルマの匂いに顔を歪ませ、潰された睾丸を確認すると、
ENの安全装置を外した。カチッと音が響き、ENは肉塊となった睾丸から
何事もなかったように外れた。
15580:2005/11/11(金) 23:27:33 ID:38Ek6jda
女達は恍惚の表情を見せ、痙攣と収縮を繰り返す男の肉体を眺めていた。
自分達とは無縁な激痛に安堵しながら、男を支配できる優越に浸っていた。
「この男、金玉が潰れる覚悟もできないうちに、いっきに潰されて・・・」
 そう言って、ユウコは口元を歪ませた。
「生のまま金玉が潰れる瞬間を初めて見たわ」
 リナは興奮気味に呟いた。
「なんか、女の私達には実感が湧かないんだけど、気を失うほどの激痛なのね」
 ユウコは薄笑いを浮かべた。
「ほらっ、痙攣している。あっ、すごい・・・」
 ユミは腕を組みながら、潰れた睾丸を凝視した。
「金玉が潰れるって、こんなにも悲惨なの?いゃっ、ホント、悲惨・・・」
 キヨミは無意識に自分の股間に手をやり、女に生まれてよかった、
と付け加えた。
「私も女でよかった・・・」
 ミユキも水着の上から自分の股間を見つめ、安心したように薄笑いを浮かべた。
「だいぶ長く息がと止まってるね。死んだ?」
 ユウコは乾いた口調で呟き、男の鼻先に手をかざした。防声具を付けられた口は
異様に大きく開かれ、目は宙を見たまま止まっていた。そして、血管が浮き出て
硬直している首筋に、二本指を立てて脈を診た。
「どう?」
 ENの安全装置を元に戻しながら、マユミはユウコに聞いた。
「生きてるみたい」
 すると男は、断続的に息を吐き始め、内股を震わせながらペニスを動かした。
「気を失っていてもペニスが動いてる」
 ナミは下腹部に搾り出された精液を小指でつついた。ペニスの先端からは、
まだゆっくりと精液が滲み出ていた。
15680:2005/11/11(金) 23:28:33 ID:38Ek6jda
「あっ、だんだん金玉が膨れてきた」
 ミユキは睾丸の袋をつまんだ。
「ソフトボールくらいに膨れあがって、苦しみ出すわよ」
 マユミは軽い調子で答えた。
「今、地獄を歩いているわ。股間に集中した激痛は、体中を駆けめぐってるの」
 ユウコは膨らみだした睾丸を指ではじいた。
 男の体は大きく震え、気を失っても反応した。
「ホントに悲惨ね。何でかしら。こんな急所って女にはないからね」
 リナは首を傾げて言った。
「気がついたらもう一個、左の金玉も潰すわ」
 マユミは攻撃的な口調で言い放った。
「今度は手でジワジワと潰すのはどう?」
 ユミは微笑みながら言った。
「あんた、可愛い顔して、残酷なことを言うわねぇ」
 ユウコは妙に納得したように言った。
「あんたに潰させてあげるよ。やってみな」
 マユミはそう言うと、ENを箱にしまった。
「初めてよ、男の金玉潰すのって」
 ユミは嬉しそうにはしゃいだ。
「初めてって、私だって潰したこと、ないわよ」
 ユウコは笑いながら言った。
「でも、これ、腫れあがってパンパンになってる」
 ユミは陰嚢を人差し指でつつきながら言った。
「へいきよ。左の金玉はここにあるわ」
 リナはおもむろに陰嚢をまさぐり、左の睾丸なを指先で確認した。
 男は軽い痙攣を繰り返し、苦しそうに呼吸していた。
「男の意識が戻るまで、食事でもとりましょう」
 マユミは女達にそう告げた。
 興奮覚めやらぬ女達は、ヒールの音を響かせて署内の一室を出た。
 それからこの一室のことを「玉抜き室」と言うようになった。