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真理です。お待たせしました。続きです。
「さっ、みんな、よく見ておきなさいよ。」
マユミは女達を見回し、ゆっくりとした手つきで睾丸をつまんだ。
そして、ENに右の睾丸を挟んだ。
男は奇声を上げながら女達に懇願の目を向けた。怯える眼差しが、よけいに
彼女達を興奮させた。
「男なんだから、もう、往生しなさいよ」
ユウコは冷たくつけ離した。
「男だからこそ、往生できないのよね。ふふふ」
リナは笑いながら言った。それを聞くと、女達は薄笑いを浮かべて、
挟まれた睾丸に目をやった。
「では、右の金玉を潰します」
マユミはゆっくりとENを握り始めた。男は体を硬直させ、忍び寄る激痛に
堪えようとした。
「そろそろスイッチが入るわよ」
ユウコはミユキに向かって笑いかけた。
「スイッチ?」
キヨミはENから目を離さずに言った。
「ある程度まで握ると、勝手に潰してくれるのよ」
ナミは頷きながら言った。
「よく見ててね」
ユミはキヨミがよく見えるように、軽く背を押した。
次の瞬間、鈍い音がマユミの掌に伝わり、ENにスイッチが入った。
みるみるうちに睾丸は変形し始め、無情にその原型をなくした。
ENは何のためらいもなく睾丸を押しつぶし、静かに機械音を消して止まった。
男は声を上げる間もなく、息を止め、右側に体をよじらせた。
何度か大きな痙攣を繰り返した。ペニスの先端からは精液が漏れだした。
マユミは吹き出したスペルマの匂いに顔を歪ませ、潰された睾丸を確認すると、
ENの安全装置を外した。カチッと音が響き、ENは肉塊となった睾丸から
何事もなかったように外れた。