読者の方々。すみませんがスレ数50を超えて、即死しなくなるまで
感想、リク、批判、アドバイス、偽作、何でもかまわないので書き込み
よろしくお願いします。
3 :
名無し調教中。:04/08/31 20:19
4 :
名無し調教中。:04/08/31 20:23
5 :
名無し調教中。:04/08/31 20:26
ども。
7 :
名無し調教中。:04/08/31 20:41
hoshu
8 :
名無し調教中。:04/08/31 20:59
ほ
9 :
名無し調教中。:04/08/31 21:11
b
10 :
名無し調教中。:04/08/31 21:17
即死回避
保守、保守
12 :
名無し調教中。:04/08/31 22:26
干す干す
13 :
名無し調教中。:04/08/31 23:01
伸す伸す
パート2、消えるまでに、書庫に収録して欲しいです。
でないと、前のストーリーがわからなくなってしまいそう。
15 :
名無し調教中。:04/09/01 00:11
ほっしゅ
16 :
名無し調教中。:04/09/01 00:26
リーダーの長澤葉子(24歳)がボーカルで歌い、残り3人のI字開脚組みの
メンバーが、Ω屈曲組みの3人に覆いかぶさって、双頭バイブの反対側を
オマンコに挿入する。そして、曲に合わせて腰を振るのだ。一本足で立っ
ているためかなりの体力を必要とするが、厳しいレッスンの甲斐もあって、
メンバー全員笑顔で振り付けをしている。奇形のような姿に改造された美
少女グループは続けて、『恋の柔軟体操』、『変態レボリューション』『抜い
てHOLD・ON・ME』『ラブ拷問マシーン』などの持ち歌を熱唱した。カトリー
ヌは痛いしい彼女たちの姿に心を痛めながらもどうすることも出来ず、コン
サートが終わるとさざなみ市民ホールを出た。そして、次に立ち寄ったの
はネオガイア星人が開設した公共性欲処理施設だった。ここではネオガ
イア星人は無料で、地球人は5000円を払えば好きな生体ダッチワイフや
生体ダッチハズバントを抱くことが出来る。セックスマシーンに改造されて
いるのは、以前さざなみ市全域で実施された美男美女コンテストの優勝
者たちだった。カトリーヌは5000円を払い、一人の生体ダッチハズバント
を指名した。彼は21歳の元大学生今村修平だった。
17 :
名無し調教中。:04/09/01 00:26
「僕の涙腺には、香水が仕込まれています。どうか、試しに泣かせて見て
ください。思う存分にぶっていただいて構いません。」
ベットに入ると修平は説明した。チンポは常に立ちっぱなしで萎えることの
内容、性欲中枢に改造を加えられている。カトリーヌは言われた通り、遠
慮なく修平の顔を何度も平手打ちで殴った。
「そんなに言うならひっぱたいてあげるわ。えいっ!えいっ!」
修平の頬は真っ赤に腫上がり、やがて涙が流れ始めると甘酸っぱい香水
の匂いが部屋に広がった。
「僕の性器はパイプカット手術を受けていますので、中出ししてもお客様が
妊娠する危険は全くありません。また精液はストロベリーの味がするよう
に改造されています。ちなみに汗には催淫効果のあるフェロモンが通常の
人間の1000倍の濃度で分泌されるようになっております」
「そう、便利なのね」
カトリーヌは久しぶりに思う存分セックスを味わうことが出来た。避妊具を
使わず、妊娠する危険も考えなくて良いとは夢のようである。改造されて
いる修平のチンポは何度イッても萎えることなく、カトリーヌを喜ばせ続けた。
18 :
名無し調教中。:04/09/01 01:00
あげ
19 :
名無し調教中。:04/09/01 01:08
カトリーヌが生体ダッチハズバントとセックスに夢中になっていた頃、ラブ
ホテルに一人取り残されていた矢萩麻衣は、脳内コンピューターに体を
乗っ取られ、町にさまよい出ていた。
「畜生!あの恩着せがましい外人女め!こんなもの嵌めやがって」
麻衣は猿轡をどうにか外すと悪態をついた。両手を前に組んだまま嵌めら
れている手錠の方は鍵がないため外すことが出来ない。麻衣はいつもの
ように残飯を漁りながら町中を当てもなく、さ迷い歩き時折通行人にオシ
ッコをひっかけたりした。この一年あまりの間にすっかり浮浪者生活が板
についている。麻衣は裏通りで奇妙な生き物に遭遇した。それは、宇宙
人によって5体をバラバラにされてケーブルでつなぎ合わされた、木之本
恵美(26歳、公安庁捜査官)と原田慶介(28歳、会社員)だった。二人は
ケーブルが絡み合っていて解くことが出来ないため、数ヶ月間一緒に、
路地裏を這いずり廻っている。幸いバラバラにされた手足にはそれぞれ
小型の生命維持装置が取り付けられているため食料や水を摂取しなく
ても生きて行くことが出来る。
「な、なんなの、あなた達?」
さすがに麻衣はこの二人の姿には度肝を抜かれた。ケーブルで繋がれた
先についている二人の生首の表情はうつろである。あまりの絶望感に顔
が引き歪んだまま、固まっている。
20 :
名無し調教中。:04/09/01 01:09
「うう、死にたい・・・」
恵美がつぶやいていた。しかし、生命維持装置によって呼吸さえ必要のな
い彼らは例え舌を咬んでも、自分の意思で死ぬことは出来ないのだ。麻衣
はジーパンのズボンを下ろすと、そんな二人の顔にオシッコをひっかけた。
「化け物!これでも食らえ」
「ひっ!」
恵美と慶介はいきなりオシッコを浴びせられ我に帰った。
「やめてよ!これ以上、ひどいことしないで!あたしが何をしたっていうの。
上からの命令に従っただけじゃない!」
恵美は破壊工作のために宇宙人の母艦に侵入したことを今だに後悔して
いるようだった。慶介の方は完全に精神に異常を来たし、口の端からヨダレ
を垂らして唸っているだけである。麻衣は二人のバラバラになった体を、踏
みにじったり、蹴飛ばしたりし始めた。
「あはははは!なんて惨めな生き物なの!あたしより惨めな存在がこの世
にいたなんて!こんな愉快なことはないわ。最高の気分よ。これからもずー
っとあなた達をいじめてあげる」
麻衣は久しぶりに明るい笑顔を見せた。さざなみ市に来た最初の目的も忘
れてしまったようだ。恵美は麻衣に顔を蹴られて鼻血を流しながら、自分が
この世に生まれてきたことをひたすら呪った。
「う、うう、こんな気違い女にまで馬鹿にされるなんて!あたしなんか、生ま
れてこなければよかったのに・・・」
慶介は怒って唸り声を上げている。ケーブル人間の二人にはさらに心配な
ことがあった。生命維持装置のカートリッジを交換しなければ、そのうち死ん
でしまうのだ。それが一年だか二年だかは、判らない。恵美は口では死に
たいと言っていても、実際に死ぬことは恐ろしいことだった。
「あたしの体を元に戻して!元に戻してくれたら何でもするわ・・・」
恵美の顔は血と涙にグシャグシャに濡れた。
21 :
名無し調教中。:04/09/01 02:24
保守。
Mのネオガイア星人の続きキボソ
22 :
名無し調教中。:04/09/01 10:04
j
作者さん乙カレーでつ
書庫の件漏れもあたってみまつ。
24 :
名無し調教中。:04/09/01 12:00
麻衣は分離されて地面に転がっている慶介のチンポを踏みにじった。ケ
ーブルによって感覚は普通どおり慶介の頭部に伝わるようになっている。
「ひぎゃあああ!や、やめてくれ!俺のチンポを踏まないでくれ」
慶介が絶叫して哀願した。麻衣はそれが面白くさらに体重をかけてグリグ
リと踵で踏みにじり、最後にポンとつま先で蹴飛ばした。5体バラバラの慶
介は抵抗出来ずに、苦痛にのたうつだけである。麻衣は次にジーパンの
ズボンをおろすと、地面に転がってぶつぶつ言っている恵美の顔の上に
跨った。
「ちょ、ちょっと、何をする気?」
ブリブリブリ・・・と麻衣は慌てる恵美の顔の上に脱糞した。
「あああ、もう、死にたい・・・」
「あはははは!いいざまよ」
続いて麻衣は慶介の顔にまたがり、ウンチで汚れた肛門を綺麗にさせ、
オマンコも舐めさせた。
「おらっ、舐めるのよ!」
抵抗出来ない慶介は言われるがままに麻衣の股間を舐めるしかなかっ
た。その日から麻衣はさざなみ市で以前同様の浮浪者生活を始めた。
コンビニやレストランのゴミ箱をあさって食料を調達し、時折、通行人の
前でズボンをおろしてオマンコを見せたりする。
「見てんじゃねえよ、このスケベ!金払いな」
25 :
名無し調教中。:04/09/01 12:01
性質が悪く、自分で見せ付けておいて因縁をつける。大抵は無視されるか、
逆に絡まれたりするのだが、ごくまれに小銭をくれる通行人もいる。そして
時々、ケーブル人間の恵美と慶介の元に戻るのだ。這うことしか出来ない
ケーブル人間の一日の移動距離は長くても数十メートルで、一度見失って
も彼らを再発見することは簡単である。ある日、麻衣が戻ったとき、恵美は
チンピラ数人に輪姦されていた。彼らは時々、身動きのままならない恵美を、
格好の性欲処理のオモチャとして弄びに来るのだ。バラバラになって両腕
だけが元のままくっついている恵美の裸の胴体をチンピラ達が代わる代わ
る犯している。少し離れたところに転がってい恵美の頭部は泣きじゃくって
いた。
26 :
名無し調教中。:04/09/01 12:02
「ううう、お願い、やめて・・・あっ、ああっ、痛い、痛いわ、乱暴にしないで!
オマンコが擦り切れちゃう・・」
「や、やめろよ!お前ら」
とうとう、たまりかねた慶介の頭部が、分離されていない右足を使って、自
分の胴体をよろよろと立ち上がらせた。
「そんな体で、俺たちに、何をしようってんだ」
チンピラの一人が馬鹿にしたように笑いながら慶介のボディに腹パンチを
食らわせ、あっさりと昏倒させた。数時間後、チンピラたちが欲望を満たし
て帰っていくまで麻衣は見て見ぬふりをしていた。また時にはケーブル人
間の体のパーツを餌にしようと野良犬が近づいて来ることがある。そういう
場合は恵美と慶介は大声をあげて威嚇し、分離された体のパーツをジタバ
タと暴れさせて必死で追い払うのだ。そうしなければ間違いなく肉体を食い
荒らされてしまう。野外に放置されたケーブル人間にとって、毎日が恐怖の
連続であった。
27 :
名無し調教中。:04/09/01 12:38
sd
28 :
名無し調教中。:04/09/01 13:25
q
29 :
名無し調教中。:04/09/01 18:50
m
30 :
名無し調教中。:04/09/01 20:07
ade
31 :
名無し調教中。:04/09/01 21:59
age
32 :
名無し調教中。:04/09/01 22:48
前スレ読みなして、抜いてきました
33 :
名無し調教中。:04/09/01 22:58
p
34 :
名無し調教中。:04/09/01 23:37
16
35 :
名無し調教中。:04/09/02 15:48
15
36 :
名無し調教中。:04/09/02 19:50
14
37 :
名無し調教中。:04/09/02 22:45
13
38 :
名無し調教中。:04/09/02 23:59
12
39 :
名無し調教中。:04/09/03 02:58
11
40 :
名無し調教中。:04/09/03 11:15
10
41 :
名無し調教中。:04/09/03 12:24
9
8
43 :
名無し調教中。:04/09/03 20:56
31
5
どのへんから31が出て来たのか気になる
4
31の再書き込み?
3
0になったらどうなるの?
2
1
49 :
名無し調教中。:04/09/03 23:33
2
おめでた!
52 :
名無し調教中。:04/09/04 01:26
人間生ゴミ処理機ってどう?
53 :
名無し調教中。:04/09/04 23:39
ほしゅ
54 :
名無し調教中。:04/09/05 21:23
あげ
そろそろ麻衣ちゃんのコントロール装置を外してあげて…
自分の動かしたい通りに動かないというジレンマが面白いので外さないで欲しい。
57 :
名無し調教中。:04/09/06 12:00
宇宙人の占領下にある、さざなみ市の郊外にある空家に、数ヶ月前から、
どこから世もなく現れた十数人の男女が住み着いていた。人里から少し離
れた山奥にあるこの家の元々の持ち主は、宇宙人騒ぎが起こった、最初
の段階でエネルギーバリアの外へ逃亡を図ろうとして家を捨て、その後ど
うなったか判らない。新たにやってきた住人は城山朋子(27歳、公安庁捜
査官)をリーダーとするレジスタンスのメンバー達だった。レジスタンスの
メンバーは捕虜にしたネオガイア星人の宇宙軍女性士官アルテミス(28
歳)も連れて来ていた。もともとマゾであるアルテミスは地球人たちに奴隷
の誓いを立て、宇宙人に怨みを持つ、彼らに日夜、虐待を受け続けていた。
アルテミスの体はいたるところで皮膚が裂け、打撲傷で全身痣だらけにな
っていた。両手両足の爪は拷問で全て剥がされ、痛々しい傷になっている。
「おら、宇宙人。餌だ」
メンバーの一人である沢井守(42歳、元生命保険会社営業課長)がアル
テミスの前にボール状のプラスチックの器を置いた。その中にはレジスタ
ンスのメンバーたちの排泄物が山盛になっている。それがアルテミスの毎
日の食事なのだ。
「お前の好物だ、食え」
「ありがとうございます。今日も地球人の皆様のウンチを食べさせて頂ける
ことを感謝いたします。」
アルテミスは丁重にお辞儀をし、爪のない手でウンチを鷲掴みにして食べ
始めた。リーダーの城山朋子が軽侮したようにアルテミスの食事する様子
を眺めている。
「全く、汚らしいわね。宇宙人がみんなあんたみたいなマゾだったら、話は
簡単なんだけど」
58 :
名無し調教中。:04/09/06 12:01
宇宙人に捕虜になっていた朋子の体は無残にも改造されている。両手
と両足が入れ替えられ、肛門と口が付け替えられているのだ。ミニスカ
ートをはいた下半身からは頭部がさかさまに顔を出し、ノースリーブスの
シャツの首穴の部分はお尻に当たり、しかも割れ目に口が着いているの
だ。さかさまになった顔面には肛門がついている。喋ったり食べたりする
のはお尻の割れ目で、排泄するのは顔面なのだ。オマンコは元の場所
にあり、シャツの首穴の部分に剥き出しになっている。朋子は自分をおぞ
ましい化け物のような姿に改造した宇宙人を心の底から憎んでいた。
「アルテミス。あなたにやってもらいたいことがあるの」
「償わせていただけるのなら、何でもいたします。朋子様」
マゾのアルテミスは自分の現在おかれている状態に、この上なく幸福感
を感じているようだった。
「宇宙人どもが、最近町の外れに、なにか新しい施設を作っているの。あ
たし達の仲間が調べた情報によれば、それは半永久的に稼動する巨大
なエネルギーバリアの発生器らしいのよ」
59 :
名無し調教中。:04/09/06 12:02
現在、さざなみ市を包む半径50キロに及ぶエネルギーバリアは宇宙母
艦オリンポスが作り出している。その役割を新たな施設に移管し、宇宙
母艦オリンポスが飛び立った後も、永久的にさざなみ市を支配できるよ
うにするのだ。ネオガイア星人はさざなみ市を地球における治外法権の
経済特区として維持し、地球観光や奴隷貿易、母星では出来ない人体
実験の拠点にしようという計画なのである。
「あたしたちは、明日その施設を、襲撃するわ。あなたには先頭にたって
ネオガイア星人と戦い、やつらを心理的に動揺させて欲しいのよ。もちろ
ん、あなたの名前や身分も公表する方が効果的ね」
朋子は語った。傲慢で地球人を下等動物としか考えていない、ネオガイ
ア人たちは、まさか自分たちに裏切り者が出るとは夢にも思っていない
だろう。アルテミスの姿を見れば計り知れないショックを受けるに違いな
い。エリート部隊である白兵戦コマンドの隊長だったアルテミスは、さす
がに唇を咬んだ。
「・・・仲間を殺すのですか・・・」
「そうよ、当たり前じゃない!それともあたし達に奴隷の誓いを立てたの
は嘘だったの?償う、償うって言ってるのは口だけなの?」
「や、やります・・・やらせて頂きます、朋子様・・・」
アルテミスはマゾの喜びも忘れ、激しい苦悩に襲われた。
作者タソありがd
捕らえられて部下だった隊員に責められるの良いかな。
61 :
名無し調教中。:04/09/07 00:26
本当に宇宙人でも攻めてこないかなあ。
じゃあ作者が宇宙人に責められるシリーズやりますか。
面白そうですが、名前や設定はどうすればいいですか?
まさか実名をさらすわけにもいかないし。
65 :
名無し調教中。:04/09/09 11:43
翌日の真夜中、レジスタンスたちの計画は実行された。建設中のエネル
ギーバリア発生施設は鉄条網で囲まれ、アンドロイド部隊や、ネオガイア
人の兵士によって厳重に警備されている。城山朋子を始め、レジスタンス
のメンバー8人は拳銃や手榴弾、爆薬で武装していた。それらの武器は、
さざなみ市の警察やヤクザから横流しされたものと、スーパーやホームセ
ンターで入手できる日用品を加工して作った手製のものばかりである。リ
ーダーである朋子だけがアルテミスから奪った、ネオガイア製のレーザー
銃を持っていた。
「アルテミス、やるのよ!」
「は、はい・・・」
朋子に指示されてアルテミスが打ち合わせ通り、フラフラと鉄条網に近づ
いていった。アルテミスは全身傷だらけの全裸で手には地球製の拳銃を
握っている。
「少しでもおかしな素振りを見せたら、背中から撃つからね」
拳銃を持っているレジスタンスたちが全員、物陰からアルテミスの背中に
照準を合わせている。アルテミスは歩くだけでも、剥がされた両足の爪あ
とがズキズキと痛んだ。異様な格好でよろよろと施設に近づいて来る、ア
ルテミスを警備のネオガイア人兵士の一人が呼び止めた。
66 :
名無し調教中。:04/09/09 11:43
「止まれ!何物だ。それ以上近づくと撃つぞ!」
「わ、私はネオガイア宇宙軍、白兵戦コマンドの隊長、アルテミスだ!」
アルテミスが打ち合わせ通り、名乗りを上げた。
「なんだと!」
ネオガイア人兵士は意外な返答に一瞬、気が緩んだ。アルテミスは爪を
剥がされ、痛む指で拳銃の引き金を引き、弾は兵士の胸に命中した。
「うわああっ!敵襲だああっ!」
兵士の叫びに、他の警備兵たちが集まってきた。サーチライトがアルテミス
の傷だらけの裸身を照らし出す。
「ア、アルテミス隊長!どうしたんです、その姿は?」
警備責任者のテッセウスが叫んだ。以前、白兵戦コマンドでアルテミスの
部下だった男である。
「テッセ・・ウス?・・・あ、あたしは償いをするために、地球人様の奴隷にな
ったのよ。毎日、地球人様のウンチやオシッコを食事の代わりに有難く頂い
ているわ!」
狙い通り、ネオガイア人兵士たちの間に動揺が広がった。アルテミス隊長
といえば宇宙軍でも名の知れたエリート士官である。アルテミスは驚いて
いる同胞たちに拳銃を乱射した。
67 :
名無し調教中。:04/09/09 11:44
「ぎゃあああっ!」
「気でも狂ったのですか?隊長っ!」
数人のネオガイア人兵士が撃ち倒され、パニックになった。朋子はほくそ
笑んだ。
「今よ!全員突入!」
レジスタンスの一人が手榴弾を投げ、鉄条網が破れた。穴の開いた箇所
から、8人のレジスタンスが次々と施設の敷地内へ駆け込んで行く。朋子
もガニ股で懸命に走った。股間から生えた頭部が邪魔になって普通には
走れないのだ。朋子は走りながら、レーザー銃で集まってきたアンドロイド
部隊をなぎ払った。
「う、ううう・・・あたし、なんてことを・・・」
混戦の最中、アルテミスは自分のやってしまった事におののき、その場に
うずくまってすすり泣いた。そして、奈落の底に落ちて行くような恐怖に激
しく嘔吐し、胃の中に溜め込んでいた、レジスタンスたちの排泄物を激しく
吐き散らした。
68 :
名無し調教中。:04/09/09 12:02
レジスタンスの襲撃は成功した。エネルギーバリアの発生装置は損害を
受け、建設工事は大幅に遅延することになった。しかし、代償も大きかっ
た。突入した8人のレジスタンスのうち、4人が帰らぬ人となった。作戦は
成功したものの、郊外のアジトへ逃げ戻った朋子は無力感に襲われた。
(駄目だわ。この程度の破壊活動では宇宙人を地球から追い出すことな
んて、とても出来ない・・・)
険しい顔つきで黙り込む朋子に、元刑事の神田正之が缶ジュースを手渡
した。朋子は無造作に尻の割れ目の口から、缶ジュースを飲み干した。
「そう、落ち込むなって。あんたの立てた作戦は、見事に成功したんじゃ
ねえか。実際あんたは良くやってるよ」
「仲間が、4人戻らなかったわ!」
「まあ、仕方ねえな。戦争に犠牲者はつきものだ。そういや、あの宇宙人
のマゾ女はどうなったんだ?」
「判らない。・・・流れ弾に当たって死んだんじゃないかしら」
それどころではなかったのだ。レジスタンスのリーダーである朋子は、明
日からまた別のプランを考えなければならない。
69 :
名無し調教中。:04/09/09 13:15
『生体実験』スレの作者(年齢不詳、職業不明、性別男)はパソコンに向
かって、キーボードを叩いていた。最近、広がり過ぎたストーリーと世界
観に戸惑いを覚えている。増えすぎた登場人物の設定を覚え切れてい
ないことも悩みの種である。しかし、一円の儲けにもならないが、始めて
しまった以上途中でやめるわけにもいかず、読者のリクエストを取り入れ
ながら、仕事の合間を縫っては執筆を続けていた。ある日、パソコンに向
かう作者の体全体が、突然、白い光輝に包まれた。
「こ、これは、まさか・・・」
作者が物質転送機で拉致され、実体化したのはネオガイア星人の宇宙
船の中だった。
「ようこそ、作者君、君かね、我々のことを小説にして、無断でネットに発
表しているというのは?」
数人の銀色のスペーススーツを着た白人の男女が目の前に立っていた。
全員が氷のような冷たい眼差しで実験動物を見るように作者を見下ろし
ている。宇宙拷問研究所のピタゴラス博士、女性解剖医のアテナとビー
ナス、宇宙調査船のクルーであるソクラテス船長、プラトン、アリストテレ
スたちである。
「これ以上、君の勝手な執筆を許しておく訳にはいかん。他の地球人と
同様に、我々の奴隷となるのだ。生まれてきたことを後悔する位の恐ろ
しい拷問にかけてあげるよ」
ピタゴラス博士が言った。作者はパニックになり、気が狂いそうだった。
「そ、そんな馬鹿な!そ、それに、俺が捕まったら、誰が小説の続きを
書くんだ?」
「そんなこと知らないわ。多分、多元宇宙のあなたが書くんじゃない?
あなた、小説の中で自分でそういう理論を解説してたじゃない?」
ビーナスが笑いながら冷やかすように言った。
「ひいいっ、助けてくれっ!」
作者は暴れて逃げようとしたが、すぐにアンドロイド兵士によって取り
押さえられた。
>>63 こんな感じでいいでしょうか?
これから、自分をどうやって、責めればいいのだろうか?
かなりマゾ心をくすぐられます。なにかリクエストありますか?
そこで 相沢淳子の出番でつよっ!!
漏れ的には野郎の拷問等は全く萌えないもので
でも改造とか殺しちゃうのは嫌なので
あくまでも拷問のデパートで〜〜〜♪(W
作者たんには精神的にキツイめにあってもらうとか
難しいかも
72 :
名無し調教中。:04/09/09 19:32
女子アナものは自粛した方が・・・
73 :
名無し調教中。:04/09/09 22:31
拡張とか虫姦とか割礼とか自虐とか…ガイシュツ?
74 :
名無し調教中。:04/09/10 00:38
つい先日、妻(23歳)の躾の為、次の試練を与えてみました。
私が出勤し、帰宅するまでの間、妻を玄関先で全裸にし正座させておきました。
正座は背筋を伸ばすように命令し、更に手は後ろ手に縛っておきました。
帰宅するまでの約10時間ですが、その間はビデオカメラで、妻が正座を
崩さないように監視させておきました。
その夜に3倍速でチェックしましたが、見事やり遂げていました。
このビデオテープに興味ある方は、オークションで出品していますので、
見てやってください。
妻の苦痛の表情は見ものです。
おしっこは垂れ流しですたか>74
作者タソ:宇宙人たちの無理難題の執筆催促に苦しむ作者タソの心理描写をぎぼぬしまつ
この物語は、SMとSFを題材にした完全なフィクション
であり実在の人物や団体とは全く関係がありません。
登場する人物も全て架空の人物です。
残虐な表現が多数含まれるため、21歳未満の人や
免疫のない人、空想と現実の区別がつかない人は読ま
ないでください。あくまで妄想として楽しむこと。
この世に宇宙人なんていません。もしいたとしても、こんな
残虐なことばかりするはずないでしょう?
77 :
名無し調教中。:04/09/11 02:19:40
次スレたった暁には↑の作者タンの注意書きを
過去スレとともに張り付けましょう
お願いします>次スレたてる人
78 :
名無し調教中。:04/09/11 10:53:41
>>74 よく我慢しましたね。
うちもさせてみようかな。
79 :
名無し調教中。:04/09/13 07:41:10
下がってきたので、あげ。
80 :
名無し調教中。:04/09/13 18:49:46
作者はアンドロイドたちの手によって、衣服を引き裂かれ素っ裸にさ
れて宇宙人たちの前に引き据えられた。
「捕まえた他の地球人には、命令に逆らうと電流の流れる奴隷用の
首輪をつけているんだがね。君には特別に、電流の流れる極太のア
ナルストッパーをつけてあげるよ」
ピタゴラス博士が助手のビーナスに合図した。アンドロイドによって取
り押さえられている作者は抵抗することが出来ず、ビーナスの手によ
って肛門に、直径7センチ、長さ30センチの円筒形の金属棒をねじ込
まれた。
「うわああっ、やめてくれえ、肛門が裂けちまう!そんな太いもの入る
わけないじゃないか!」
「うるさいわね!地球人の肛門なんていくら裂けても構わないのよ。奴
隷に選択する権利はないわ」
ビーナスは渾身の力をこめてねじ込んだ。
「うぎゃあああっ!」
金属棒は根元までスッポリと作者の肛門にねじ込まれた。当然、作者の
肛門は裂け、おびただしく出血している。ピタゴラス博士が説明を始めた。
81 :
名無し調教中。:04/09/13 18:50:34
「その金属棒には脳波センサーが内臓されている。君がもし、我々
に逆らったり、抵抗しようとしたら、自動的に高圧電流が流れるよう
になっている。例えばこんな風に・・・」
ピタゴラス博士が作者の顔をいきなりビンタした。カッとなった作者は
反射的にピタゴラス博士に殺意を覚えた。次の瞬間、肛門に突き刺さ
った金属棒から高圧電流が流れ作者の下腹部を駆け巡った。
「ぎゃああああっ!」
作者はあまりの苦痛にのたうちまわった。ピタゴラス博士はさらに説
明を続ける。
「当然だが、その金属棒を埋め込まれている間、君は排泄をすること
が出来ない。挿入したときに自動的にロックがかかるようになってい
て、電子キーを使わないと中心を通っている排泄管の開口部が開か
ない仕組みになっている。つまりだ、排泄するときは、その電子キーを
持っている、我々のうち誰かに解除してもらわなくてはならんというこ
とだ。ちなみに電子キーは一つしか作ってないから、もし無くなったら
終わりだな。」
「そ、そんな・・・人の体をオモチャにしやがって・・・」
作者は涙ぐんでいた。
作者は宇宙船の中で自由行動を許された。極太の電撃棒を肛門に
埋め込まれているため、逃走したり、ネオガイア人に危害を加えたり
することは出来ない。衣服の着用は許されず、全裸で、歩くたびに肛
門が痛むため、がに股である。食事は雑用アンドロイドに頼めば、チ
ューブ入りの宇宙食を貰うことができる。問題は排泄だった。
「あのう、すいません、ウンチがしたいんでアナルストッパーのロックを
解除してもらえないでしょうか?」
作者は通路で、たまたま通りがかったプラトンに頼んだ。
「あーん?ストッパーのロック?そんなもの持ってねえよ!忙しいんだ。
どいてくれ」
「ど、どなたが持っていらしゃるのでしょうか?」
「知るか・・・ああ、そういえば、ビーナスが持ってたかもな」
作者は情けない気分でビーナスの姿を捜し求めた。宇宙船は今、科
学技術省の調査船と宇宙拷問研究所の宇宙船がドッキングしたまま、
軌道上を漂っている。作者は長い時間をかけ、ビーナスのプライベート
ルームを探し当てた。
「ビーナス様・・・ウンチがしたいんで、ストッパーのロックを解除してく
ださい。」
ドアが開き、部屋から出てきたビーナスに、作者は土下座をして頼み
こんだ。
83 :
名無し調教中。:04/09/13 20:06:02
「なんなの?奴隷のくせに、あたしを呼び出すなんて。生意気にもほど
があるわ」
「お願いします。キーをお持ちなら、ストッパーのロックを解除してください」
「確かに、キーは今、あたしが持っているけど。あたし今、疲れているのよ、
悪いけど今度にして」
「そ、そんな、お願いします。お腹が痛くって・・・」
執拗に食い下がる作者に、とうとうビーナスは激怒した。
「うるさいわ!生意気よ、お前!そんなにロックを解除して欲しかったら、
朝までにオナニー30回しなさい。そうしたら解除してあげるわ!」
「3、30回・・・」
作者は絶句した。ビーナスはそれだけ言うとドアを閉め、作者の前から
姿を消した。作者はしばらく呆然としていたが、無事ウンチをするためには
ビーナスの命令どおり、オナニーをするしかなかった。作者はビーナスの
部屋の前の通路に座り込むとチンポを握り締め、懸命にオナニーを始めた。
shien
85 :
名無し調教中。:04/09/16 11:08:09
オナニーを始めて、最初の10回ぐらいはイクたびに精液が飛び散った。しか
し、それ以上回数を重ねると、ただチンポが痙攣したようにビクンビクンと動
くだけになった。快楽などはなく、ただただ苦痛だったが、30回イクまでオナ
ニーを辞めるわけにはいかない。ロックを解除してもらって排泄しないと、い
ずれ腸が破裂して死んでしまうだろう。宇宙を漂う宇宙船の中では夜明け
がいつなのか、全くわからなかったがそれでも、作者は再びビーナスが部
屋から出てくるまでに30回のオナニーをやりとげた。作者が疲労のあまり眠
り込んで、すぐに、ドアが開いてビーナスが出てきた。
「まあ、汚らわしいわ!本当に30回もオナニーしたの?」
作者はビーナスに蹴飛ばされて飛び起きた。
「お願いします。ビーナス様、アナルストッパーのロックを解除してください。
御命令通りやりとげました」
作者は泣きながら、床に飛び散ってカピカピになった精液を指差した。それを
見てビーナスは激怒した。
「なんて事してくれたの?ここは、あたしの部屋の前よ!」
「御命令通り、やっただけです・・・お願いします、解除してください・・・」
「うるさいわね!解除してあげるわよっ!急ぎなさい、排泄口が開いているの
は3分間だけよ」
「ありがとうございます、ビーナス様っ」
86 :
名無し調教中。:04/09/16 11:09:08
作者は全力疾走でトイレに駆け込んだ。このチャンスを逃せば、次はいつ
アナルストッパーの排泄口を開けてもらえるか、わからない。作者は以前
から目をつけていたトイレの個室に飛び込んだ。そこには地球の洋式トイ
レに良く似た形の便座があり、便座の底に人間ウォシュレットに改造され
た内田美菜(現在18歳)の生首が埋め込まれている。作者は便座に座る
と、アナルストッパーの金属棒の端を美菜の生首に咥えさせ、水洗レバー
を引いた。給水タンクからチューブを通して洗浄水が美菜の鼻の穴に流れ
込み、その水が美菜の口から、作者のアナルストッパーへと注入される。
洗浄水が作者の大腸へと流れ込み、固まった排泄物を柔らかくするのだ。
「美菜、もっと、勢いよく注入してくれ、時間がないんだ」
作者は自分が想像した登場人物のことは良く知っている。美菜は作者が
自分をこんなひどい目に合わせるようなストーリーを作った張本人だとは
知らずに、命令通り、懸命に洗浄水を送り込んだ。ブリブリブリ・・・作者が
軟便になったウンチを排泄すると同時に、アナルストッパーの排泄口が閉
じた。間一髪だった。これでしばらくは、排泄の心配をしなくてもすむ。歯の
無い美菜の口の中は作者のウンチで溢れかえった。首から下の胴体は
無いため、ウンチを飲み込むことは出来ない。自分で全て吐き出すか、清
掃用アンドロイドに吸い出してもらうしかない。スッキリした作者は再び、
宇宙船の通路へとさ迷い出た。
87 :
名無し調教中。:04/09/16 11:49:16
作者は途方に暮れていた。自分が想像した登場人物に、なぜ責められ
なければならいのか、よくわからない。とにかく、夢ではないようだ。宇宙
船から逃げるとも出来ない。
(これも、運命かもしれない・・・小説の中で、何の罪もないのにいきなり
拉致されて、拷問されたり、殺されたりした登場人物たちの怨念かな・・・)
作者がブツブツと独り言を言っていると、アテナが通りかかった。アテナは
作者の足元に、持ってきた使い古しの銀色のブーツの片方を投げた。
「拾いなさい。あたしのブーツよ。あなたの宝物にして、肌身離さず持って
いなさい」
作者はブーツを拾い上げた、御丁寧にもショルダーベルトが付けられて
いて、首にかけれるように加工してある。ブーツの中からは強烈なアテナ
の汗の臭いがした。
「それで、臭いを嗅ぎながら、オナニーでもするのね。もし、捨てたり、ど
こかに置き忘れたりしたら、どうなるか判っているわね?」
「は、はいアテナ様、死ぬまで、肌身離さず持っています。素敵な宝物を
下さり、ありがとうございます」
作者は心にもないことを、調子よく言った。アテナは機嫌を良くして鼻歌
を歌いながら去って言った。首からアテナのブーツをぶらさげ、肛門には
一生抜けない極太の金属棒を突っ込まれた作者は、全裸で宇宙船の中
をさ迷った。やがて通路を清掃中の内田美菜の首から下の肉体を発見し
た。小型のコンピューターを埋め込まれた首なし美菜の肉体は雑用アンド
ロイドの代わりに使用されている。作者は首なし美菜を押し倒し、犯そう
とした。
「ヤメテクダサイ、今ハ、掃除中デス」
「いいじゃないか、お前も俺が想像したんだ」
18歳の美菜の肉体は若々しく、みずみずしかったが、作者のチンポは昨
晩の30回連続オナニーのため、感覚がなく、勃起しなかった。
「くそっ、残念!」
ふと作者は次のストーリーは誰が書くのだろうと、疑問に思った。
88 :
名無し調教中。:04/09/16 12:22:02
ネオガイア星人の支配する星間国家はいくつかの星系から成り立って
いる。そのうちのひとつ、惑星ネオオリンピアはスポーツ惑星だった。惑
星の環境は地球やネオガイア星とほぼ同じで大気成分や重力は運動
に適している。大自然に恵まれた気候の温暖な惑星でスポーツが盛ん
だった。ここに、1年に一回、ネオガイア人の住む各惑星から、スポーツ
選手が集まり、互いの技を競い合う宇宙オリンピックが開かれるのだ。
今年は、正規のオリンピック種目のほかに、地球発見を記念して、地球
人種目が追加された。出場するのは地球から誘拐されてきたスポーツ
選手たちである。競技内容は現在の地球で行われている競技にネオガ
イアオリンピック委員会がアレンジを加えたものである。地球人の部は、
奴隷たちが屈辱的な競技ばかりを行うため、通称『マゾリンピック』と呼
ばれることになった。大会の様子はもちろん、宇宙中に中継される。まず
第一種目は『女子浣腸5000cc』だった。
選手たちは5000ccの浣腸をされた上で5000メートルを走るのだ。その間、
肛門からは、一滴のウンチや浣腸液も漏らしてはならず、もし漏らしたら
その場で失格となる。上位3名にはそれぞれ、金、銀、胴、の貞操帯が与
えられる。オナニーせずにそのエネルギーをスポーツに昇華させなさい、
という意味がこめられている。4位以下は処刑されるため、まさに命がけ
の競技だった。
89 :
名無し調教中。:04/09/16 16:19:54
まず最初に10名の競技参加者に5リットルの大量浣腸が施された。地
球各国から誘拐されてきた陸上競技の女子選手たちである。上位3名
しか生き残ることは出来ないため、7名は競技終了後、生きてはいない。
選手たちは裸の肉体にスポンサー企業のロゴやキャッチコピーを刺青
されていた。競技の映像が全宇宙に流されたときに宣伝になるのだ。5
リットルの大量浣腸は恐ろしい苦痛だった。ポンプで強制的に注入され
る浣腸液は大腸から小腸まで逆流し、選手の下腹部が異様に膨れ上
がった。選手たちは注入が終わると、肛門の括約筋をあらん限りの集
中力で締め上げ、吹き出ようとする排泄物を塞き止めた。
「さあ、準備が終わり、選手たちが一斉にスタートラインにつきました。
かなり、苦しそうです。」
まだ走ってもいないのにすでに選手たちの肉体は汗でビッショリであ
る。負ければ処刑されるのだ。
「用意、スタート!」
ブザーが鳴り、10名の選手が猛ダッシュでスタートを切った。しかし、
力みすぎて、一人の黒人選手がウンチを漏らしてしまった。
「あーっと、いきなり失格者が出ました!」
レーザー砲が黒人選手に撃ち込まれ、選手は黒こげになって死亡し
た。
90 :
名無し調教中。:04/09/16 16:20:36
「いやあああっ、死にたくないいいいっ!」
選手たちが絶叫した。しかし、生き残りたければ上位3位に入らなけれ
ばならないのだ。5000メートルは競技場のトラックを30周だった。すぐ
に、息があがり苦しくなってきたが、肛門の括約筋から力を抜くわけに
もいかない。トップを走っていたイタリア人選手が、ふとした気の緩みか
ら、脱糞し、射殺された。後続の選手たちは屍を乗り越えて走り続ける。
「生きたい、生きたいわ。こんなところで死にたくないっ!」
「どうして、あたしがこんな目に・・・」
「お腹が苦しい・・・もう駄目っ!」
次々と脱糞した選手が射殺されていった。もはやスピードよりも括約筋
を競う競技となっている。選手たちは想像を絶する便意と戦いながら、
最終的に5人が生きたままゴールインした。選手たちはゴールと共に
倒れこみ、その場に大量の黄金水を撒き散らした。10分後表彰式が行
われた。順位どおりに表彰台に並ばされた選手たちは、金、銀、胴の
貞操帯を渡され、とまどいながら腰に装着した。鍵は電子ロックになっ
ており、次の大会まで外すことは出来ない。つまりオナニーは永久に禁
止なのだ。そんな余計な体力があるのなら、日々、クタクタになるまで
練習に励まなくてはならない。4位と5位の選手はアンドロイドに取り押
さえられ、必死に抵抗したが、観客と全宇宙の視聴者が見守る中で射
殺された。
紫炎龍
saen
93 :
名無し調教中。:04/09/22 13:39:31
期待age
とうとう、頭で把握しきれなくなってきたので、作品の登場人物、設定などのデータベースを作っています。
あまりの登場人物の多さと、誰がどうされて、今どうなっているのか、という複雑さに、自分でもビックリしました。
将来、ホームページを立ち上げることが出来れば、このデータベースもそのまま、アップしようと思います。
よく考えれば、小説は、ワードのファイルに打ち込んでいるので、過去の分をそのままhtmlに変換して
アップロードすれば、よいだけのことですよね。
以前、書庫管理人さんに保管してもらってたホームページと同じ、無料のアダルトページ公開
サービスを利用しようと思うのですが。
乙カレーさまです作者様。早速見にいってきました
登場人物整理されていて分かり易い!!!
ちょうど100Getしちゃいますた…^^;
記念といっては恐れ多いですが…漏れの以前描いた
汚い相澤淳子の絵ありまつが…お送りしてもよろしいでつか??
>>97 イラスト大歓迎なのですが、どうやって受け取ればいいのでしょうか?
HPについてはいろいろ勉強不足なので、少し、試行錯誤が必要なようです。
どこかに、アップしてもらえれば、すぐに回収できるのですが。
100 :
作者:04/09/24 08:24:44
HPに手間取っているため、新作は、再び、しばらく中止です。
すいません。素人なので、どうも、うまくいきません。
サイト見てきました。
あんなに沢山の登場人物がいたんだと今更ながらに関心しました。
イラスト、もっと沢山の方の見たいですねぇ…。
102 :
作者:04/09/24 08:36:16
>>97 HPに掲示板を設置しましたので、そちらへイラストのアップお願いします。
103 :
作者:04/09/24 15:15:33
もう少し読みやすくするために左右に余白を作りたいのですがどうしてもうまくいきません。
104 :
作者:04/09/24 17:19:23
とりあえず完成です。後は新作を書きながら気が向いたときに更新していくつもりです。
なにか要望等ありましたら、私の知識で、出来る範囲で、改良を加えます。
本文に、もっと細かく、章タイトルをつけようかとも思いましたが、面倒なのでやめました。
多分、100話ぐらいになってしまいそうです。本文の背景色がないのは、読みやすくするためと、
ワードファイルから直接変換しているので、更新のとき、面倒だからです。
あー、疲れた。
作者さん乙カレーでつ〜〜
早速見にいってきますた
少しづつ見易くなっておりますねぇ〜〜
ブックマークにはキチンと登録させていただきました
早速絵の方を…御目汚しになってしまいそうな悪寒…
一枚うpしてみます
作者タソもつかれ〜
背景色ないの良いね
( ´∀`)< ぬるぽ
ガッ
109 :
名無し調教中。:04/09/28 11:38:32
第二種目は男子選手によるオナニー選手権だった。競技内容はいく
つかに分けられ、まず飛距離が競われることになる。筋骨逞しい選手
10人が横一列に並ばされた。白人、黒人アジア人など様々な人種の
男たちである。この種目でも上位3位以外の成績の選手は試合終了
後、射殺されるためまさに命がけの競争である。全裸で整列した選手
たちの下半身は剥き出しで硬直したチンポが天を向いてそそり立って
いる。上半身にはスポンサー企業のロゴやキャッチコピーが刺青され
ている。オナニー競技というのは元々地球のスポーツには無いため、
出場する選手は全く畑違いのスポーツ種目の選手たちで、宇宙人に
誘拐された後、強制的にオナニーのトレーニングを即席で行っただけ
のため、全員キャリアは浅い。
「さあ、まずは、男子オナニー、飛距離からです。」
スタートのブザーが鳴り、10人の選手は一斉にチンポをしごき始めた。
精液を発射する角度、勢いが全ての勝敗を決めることになる。数分後、
最初の選手が、うめき声と共に精液を飛ばした。精液は白い固まりと
なって宙高く飛び、放物線を描いて地面に着地する。アンドロイド審
判員が赤外線測定器で瞬時に正確な距離を割り出した。
「2メートル65センチデス。」
良くも悪くもない数字だ。観客が固唾を呑んで見守る中、次々と選手
たちが射精した。
「3メートル42センチデス」
「2メートル94センチデス」
110 :
名無し調教中。:04/09/28 11:39:03
最後にケニア出身の黒人選手が、射精管を指で押さえ、ギリギリまで
圧力を高めてから指の力を抜いた。
「うおおおおっ、いくううっっ!」
雄たけびと共に精液が黒いチンポの先から発射された。精液は弾丸
のようなスピードで飛翔し、誰よりも遠くへ飛んだ。
「4メートル87センチデス」
競技場が大歓声に包まれた。その選手は見事に飛距離が一位となり、
金のノーズリング(鼻輪)が送られた。普通の種目の場合、金の貞操
帯なのだが、さすがにそれだと競技が出来ないため、オナニー競技の
選手だけ特別加工されているのだ。4位以下の選手は処刑され、続け
て、男子オナニー回数、男子オナニースピードが実施された。回数は
規定の濃度以上の精液が何回射精出来るかを競い、スピードはスタ
ートしてから射精するまでの時間を競うことになる。回数はタイ人の選
手が17回で金を獲得し、スピードは日本人の選手が1,7秒の新記録を
打ち立てた。
>>110 早撃ちはいいことだとはされていないようだけど。。。でもワラタ
112 :
名無し調教中。:04/09/28 12:11:22
続けて、女子、男子の重量挙げが行われた。しかし、通常の重量挙げで
はない。選手は両手を後ろ手に手錠をはめられ、女子は乳房に、男子は
チンポの根元に結び付けられたワイヤーで錘を持ち上げるのだ。当然、
より重量の多い錘を持ち上げた選手が優勝となるのだが、無理をすれば、
乳房やチンポが引きちぎれる危険がある。といっても4位以下になるとど
のみち処刑される運命が待っているので、選手はギリギリの状況で競技
に挑まなければならない。開始のブザーがなり、女子、男子、それぞれ
10名づつの選手が一斉に足を踏ん張り、序々に腰をあげた。ゆっくり、慎
重に体を起こさないと、ワイヤーでチンポや乳房が切断されてしまう。錘
をぶら下げたまま、仁王立ちのポーズで10秒間耐えることが合格の規準
である。最初の錘1キログラムは全員がクリアした。続けて、1キロづつ錘
が追加されることになる。選手たちの顔が恐怖と苦痛で真っ赤に染まり、
全身から汗がタラタラと流れている。次々と錘が追加されていったが、な
かなか失格者はでない。24キログラムではじめて男子選手に脱落者が
出た。ブラジル出身のその選手は、伸びきったチンポが切断される恐怖
に耐え切れず、失禁したままその場に座り込んでしまったのだ。失格に
なった後、その選手は悔しさのあまり、その場で泣き続けた。一人目の
失格者の後、次々と脱落者が出た。ギブアップするもの、苦痛のあまり
失神するもの、中には無理をして、チンポや、乳房が千切れてしまうもの
も続出である。チンポや乳房は鍛えようと思っても鍛えられる箇所では
ない。まず、男子の勝敗がついた。金はスウェーデン人選手の38キロだ
った。女子は思ったよりも記録が伸びた。巨乳のデンマーク人選手がな
んと124キロもの錘を持ち上げたのだ。女子重量挙げでは、先天的な身
体特徴が最も重要な勝敗の鍵となることは明らかだった。上位の女子
選手たちには金銀胴の貞操帯、男子選手にはノーズリングが授与された。
113 :
作者:04/09/28 21:31:03
続きを書くのが遅れて申し訳ありません。
もうすぐ、復活しますので、しばらく待ってください。
私怨
115 :
名無し調教中。:04/09/29 03:39:08
乙!
やはり楽しいですね
116 :
名無し調教中。:04/10/01 22:05:04
紫煙
117 :
名無し調教中。:04/10/03 11:43:00
次の種目は、男女混合浣腸リレーである。各チームごとに男2名、女2名が
交互に、トラック一周200メートルを走る。当然リレーされるのはバトンでは
なく、排泄物である。地球各国から誘拐されてきた選手団の10チームの第
一走者がスタートラインについた。トップは女子選手である。彼女たちは全
裸で、お尻を高々と上げて、サポーターから500CCの浣腸を受ける。各自、
手には排泄物受け渡し用のチューブを握っている。ブザーが鳴り、全員が
全力疾走で猛ダッシュを切った。肛門の筋肉が緩んで、排泄物を少しでも
漏らすとそのチームは失格となる。選手たちは下腹部に、気持ちの悪い
異物感を感じながら、それでも素晴らしいタイムで200メートルを走り切った。
そして第二走者の男子選手に排泄物の受け渡しが行われる。第一走者の
女子選手は受け渡しラインの少し手前から、チューブの片方の端を自分の
肛門に突っ込み、男子選手の横に並ぶと同時に相手の肛門にもう片方の
端を深々と差し入れる。そしてなるべくスピードを落とさないように助走しな
がら、括約筋を緩め、我慢していた排泄物と浣腸液を一気に解放した。チュ
ーブを通して500CCの浣腸液とウンチの混ざったドロドロの液体が男子選
手の直腸に注入されていく。チューブには計量センサーがついており、前回
の注入時を上回る量が逆流しないとリレーされたとは認められない。第二
走者に注入された排泄物の量は800CCを超えた。各チームとも受け渡しが
終わると、第二走者が猛ダッシュをかける。この競技ではいかにスムーズ
に排泄物の受け渡しが行われるかが勝敗のポイントとなる。第三走者、第
四走者とリレーされる度に、注入量は増えて行った。受け渡しに失敗し、排
泄物を漏らしてしまった2チームが失格となり、走行中にもらしてしまった1
チームも失格となる。彼らは連帯責任をとらされ、競技終了後に処刑される
ことになる。アンカーは2000CCもの他人の排泄物を下腹部に収めたまま、
全力疾走しなくてはならなかった。地球ではプライドの高かった選手たちは、
情けなさに涙を浮かべながら、それでも命がけで、ベストを尽くして走り抜
けた。結果は、金ロシア、銀スペイン、胴インドの順だった。各選手には次
の大会まで外されることのない貞操帯が送られた。
118 :
名無し調教中。:04/10/03 12:07:01
その後の次々と極悪非道の競技が行われた。女子レズリングでは全裸
の選手が相手選手を押さえ込み、体やオマンコをこすり付けて、先に相
手をイカせた方が勝ちとなる。男性版の男子ホモリングもある。その他、
男子のチンポコ綱引きや、女子のクリトリス綱引きもある。これらの競技
では、先にチンポやクリトリスが千切れた方が負けなのだ。女子新体操、
シンクロ、体操などでは、極太バイブを股間に挿入したまま容姿端麗な美
女たちが全裸で演技を競い合った。特に新体操ではリボン、ボール、バト
ン等の他に、バラ鞭、一本鞭、ロウソク、などの道具を使った演技が追加
され、選手たちは柔らかい体で様々なポーズをとりながら、自分の体に鞭
を打ったり、ロウソクをたらしたりして喘ぎ声をあげた。体操の鉄棒ではあ
らかじめ、大量の浣腸液を注入していたルーマニアの選手が大車輪を行
いながら噴出し、綺麗な茶色の放物線を描いて、最高得点を獲得した。こ
れらの美を競う種目に参加した選手たちは、他の競技に参加した選手た
ちのように処刑されることはなく、競技終了後に奴隷市にかけられ、ネオ
ガイア人の金持ちに競り落とされた。金銀胴を獲得した選手たちの肉体に
は、大会の開催年度と記録を刺青で彫り込まれる、獲得したメダルのマー
クも彫り込まれる。プレミアのついた彼女たちはメダリストとして、今後、奴
隷市場で高値で売買されるこになるであろう。4位以下の選手たちには記
録と年度だけが彫り込まれた。
119 :
名無し調教中。:04/10/03 17:07:06
マゾリンピックの最後を飾る競技種目は、女子全裸トライアスロンだった。
この種目はあまりにも過酷である。スタートラインについた総勢100人の
女性選手たちには、競技中に互いに暴力をふるってほかの選手を妨害
することが認められている。まず、最初は全裸マラソンからだった。開始
のブザーと共に走りだした選手たちに、いきなりネオガイア人の観衆たち
が襲い掛かった。選手たちがネオガイア人に反撃することは許されてい
ない。観衆に捕まった女子選手たちがいたるところで押し倒され、輪姦が
始まった。それでもどうにか、観衆を振り切って走り続ける選手もいる。10
キロに及ぶマラソンコースを走り抜けた後は、サイクリングレースだった。
何人もの観衆に犯されながら、自転車コースのスタートラインにたどり着
いた選手たちは、そこに並べられている自転車を見て青くなった。自転車
のサドルにはペニスを模った極太バイブが天を向いている。そのバイブを
オマンコに挿入しないと自転車をこぐことが出来ない。選手たちは張り裂
けそうになる痛みをこらえながら自転車にまたがった。この時点では、マ
ラソンレース中にレイプされ、何人もの観客の精液をオマンコに注ぎ込ま
れいる方が潤滑油となって、挿入には有利である。自転車が走り出すと
共に、発電が行われ、バイブが振動を始めた。つまり早くこげばこぐほど、
振動が速くなるのだ。
「ああああっ。いくうう!」
選手たちは顔を上気させ、喘ぎながら懸命に自転車をこいだ。10キロに及
ぶサイクリングコースを走り切り、湖のほとりにたどり着いた選手たちは、
自転車を放り出し、水泳コースである湖に飛び込んだ。この湖の対岸まで
の5キロを泳ぎ切れば、この種目のゴールインである。しかし、この湖には
鮫やピラニア、ワニなどの凶暴な生き物が大量に放たれていた。
120 :
名無し調教中。:04/10/03 17:08:00
「きゃああああ!助けてええ!」
「あ、足が、足がああああっ!」
湖に飛び込んだ選手たちは次々に、これらの生き物たちの餌食になって
行った。湖が血で赤く染まり、ピラニアに肉を削ぎ落とされて白骨化した選
手たちの死体が水面に漂っている。血の臭いを嗅いでさらに多くの生き物
たちがコースに群がり、選手たちを餌食にして行った。
「おおーっと、これは大変!湖に飛び込んだ選手たちが全滅です。誰も生き
残っておりません!」
遅れて、湖のほとりに到着した選手たちは、あまりにも惨たらしい惨状を目
の当たりにし、湖に飛び込むのをためらった。しかし、レースを途中で放棄す
ることは許されず、サポーターのアンドロイドによって、無理矢理、湖に突き
落とされる。
「いやああっ、死にたくないっ!」
もはやレースどころではなく、選手たちはパニックになって水中でジタバタと
暴れたが、あっという間に群がってきた鮫に手足を食い千切られ、ピラニア
に肉をこそげ取られて絶命した。選手は全員が死亡し、勝者は誰もいなかっ
た。
「少し、条件が厳しすぎたかな・・・」
競技を企画したマゾリンピック大会委員長は罰が悪そうに薄ら笑いを浮かべ
ながら反省した。こうして全種目が終了し、第一回マゾリンピックは幕を下ろ
した。出場した地球人選手の半分以上が処刑され、残りは金銀銅の貞操帯
や鼻輪をはめられて、来年に向けてトレーニングすることになった。曲芸奴隷
として売却された新体操や、シンクロ選手たちもそれぞれの買い手の元に引
き取られていった。ネオガイア人の地球侵略はまだまだ続く。
121 :
作者:04/10/03 17:09:53
気が緩んでいるからか、急いで書いたためか誤字脱字が多いです。
サイトに収録するとき修正します。
122 :
名無し調教中。:04/10/03 17:45:54
地球に駐屯している宇宙母艦オリンポスの艦内にある、ウラノス博士の研究
室を一人のネオガイア人の実業家がおとずれた。ソロン財閥の地球支社の
支社長であるクセノフォンである。
「はじめましてウラノス博士。お噂はかねがね、伺っております。」
クセノフォンは丁重に挨拶をした。DNAや遺伝子実験の権威であるウラノス
博士の研究室には実験中の地球人の実験体の入ったカプセルや、地球人
から採取した人体標本、電子書籍などが散乱している。地球にいる限り、D
NA研究に必要な実験材料には不自由せず、この半年間でウラノス博士の
研究は飛躍的に進歩していた。
「それはどうも。私の研究成果を何か、買いに来られたのですかな?クセノ
フォン支社長」
「はっはっはっ、その通りです、博士。これは話が早い」
クセノフォンが目をつけていたのは、ウラノス博士が最近完成させた新しい、
人間のクローン技術だった。ウラノス博士が完成させた新しいクローン技術
を使えば、短時間のうちに同じ人間を大量に生産することが出来る。
「この技術を何に応用されるのですかな?」
要請を受けたウラノス博士は尋ねた。
「実は・・・」
クセノフォンが説明したのは人間のレンタルショップのチェーン店を作る、とい
う事業構想だった。どうやら、地球のレンタルビデオショップのアダルトコーナ
ーを見てヒントを得たらしい。つまり、地球人の美女たちをクローン技術で大
量にコピーし、本物の人間をセックスの相手として、ビデオ並みの安い値段で
レンタルするのだ。これで性欲を持て余しているネオガイア人青年たちの悩
みを、一気に解消することが出来る。
「しかし、問題がある。わしの技術で作ったクローン人間は寿命が3年しかな
く、もちろんセックスは出来るが、子孫を残す能力がない。」
「子孫を残せない、というのは返って好都合ですが、寿命が3年というのは・
・・まあ、死ねばまた新しく、コピーすればいいか・・・」
話はまとまり、ウラノス博士は技術供与と引き換えに莫大な報酬を受け取っ
た。クセノフォンはネオガイア本星へと連絡し、すぐに事業の実現化へ向け
て行動を開始した。
123 :
名無し調教中。:04/10/03 19:19:59
それから一ヵ月後、レンタル人間ショップ第一号店がネオガイア星の首都
メガポリスに開店した。誘拐された地球人の美女たちを元に複製されたク
ローン人間たちが店内にところ狭しとギッシリ並べられている。彼女たちは
それぞれ、オリジナルの地球人女性が働いていた職業にあわせ制服を着
せられていた。女子高生コーナー、看護婦コーナー、スチュワーデスコー
ナー、女教師コーナー、OLコーナーなどありとあらゆるジャンルのクローン
美女がそろっている。もちろんクローン人間たちにはオリジナルの女性か
らコピーした記憶がそのまま植えつけられており、中には自分がクローン
人間だということに気づいていない者さえもいる。彼女たちにはひと目で本
物の人間と見分けられるようにするため、額の真ん中にレンタル人間ショッ
プのロゴマークが刺青されていた。開店初日は、大盛況だった。オープン期
間中は特別サービスで一週間、わずか100タラントで貸し出されることになっ
ている。100タラントは、ほぼ、ネオガイア星の缶ジュース一本分の値段と同
じである。電子広告の効果もあってか、大勢の寂しい男たちが詰めかけ、
次々と美女のクローン人間をレンタルしていった。
124 :
名無し調教中。:04/10/03 19:20:43
「君、名前は?」
「萩野愛美です。」
「年齢は?」
「26歳です」
「ふーん、この制服は何?」
「これは、JAM航空のスチュワーデスの制服でございます」
ネオガイア人青年は遠慮なく、愛美の胸やお尻を制服の上から撫で回し、
感触を確かめた。
「これにしようかな・・・」
ネオガイア人青年は身分証明書を見せて会員カードを作り、スチュワーデ
スの萩野愛美をレンタルしていった。
「一週間レンタルでよろしいですか?」
「ああ・・」
「延滞されると延滞料金を頂きます。不慮の事故で商品が破損した場合は、
当社の保険が効きますが故意に破損された場合はお客様の方で1万タラ
ントのご負担となります」
「わかってるよ・・・」
一人で、数人のクローン美女をレンタルしていった男性客もいる。ローコス
ト商品のため、狭い店内の陳列棚にギッシリと約千人のクローン美女が並
べられていた。彼女たちはあっという間にレンタルされていき、開いたスペ
ースには貸し出し中の札がかけられた等身大の立体グラフィックスが代わ
りに投影された。視察に来ていたクセノフォンが第一号店の店長にアドバ
イスをした。
「この商売は回転率と商品管理がポイントだ。いかに回転率の高いクローン
をより多く陳列し、回転率の悪いクローンを早めに処分するかだ。そのため
のデータには常に気を配るのだぞ」
「わかりました、クセノフォン支社長」
125 :
名無し調教中。:04/10/03 19:21:37
第一号店が成功すると、続いてネオガイア星の各都市に次々とチェーン店
がオープンしていった。合成たんぱく質を材料にしたクローン美女はあっと
いう間に生産されていく。クローンたちの普段の食事には粒上の栄養凝縮
剤が配られ、睡眠は店内の陳列台に立ったまま眠る。体の洗浄は順番に
店内に一箇所だけあるクリーニングボックスに連れて行かれ、一人一回に
つき一分間で雑用アンドロイドによって洗浄された。その他、衣装の洗濯
交換、化粧や排泄は陳列台に立ったまま、アンドロイドの補助によって行
われる。万が一にも逃走したり、ネオガイア人に反抗したりしないよう、生
産段階で深層意識に刷り込みがされているため、過酷な状況でも彼女達
はいたって従順である。クローン人間の維持管理をいかにローコストに行
うかが、この事業の成功の鍵となるのだ。第一号店のオープン初日にレン
タルされたスチュワーデス、荻野愛美のクローンは、独身のネオガイア人
青年によって6畳一間の狭いワンルームマンションに持ち帰られ、あらゆる
体位で散々に犯された。ネオガイア星の社会では、ネオガイア星人による
売春が厳しく禁止されており、風俗店ではアンドロイドのダッチワイフがセッ
クスの相手をしているだけである。つまり、彼女いない暦、二十数年の青
年にとって、本物の女性とセックスするのは生まれて始めてだったのだ。
青年は一週間のレンタル期間ぎりぎりまで、何度も何度も愛美を犯し、思
う存分セックスを堪能した。
「次は何を借りようかなっと」
青年はスチュワーデスの萩野愛美を返却した後、女教師モノを借りること
にした。
それにしても最終種目のトライアスロン…
無理しすぎ(苦笑
ネオガイア人ももう少し空気読まないと
って今度はレンタルショップでつか
どんな話になるのかなぁ〜〜〜〜
次のイラストはもう少ししたらコソーリうpします
(頂きモノ??かな??)
127 :
名無し調教中。:04/10/06 10:44:28
青年の名はトリトンといった。23歳のごく普通のネオガイア人の青年で、
エネルギー供給施設での整備士の仕事をしている。今までネオガイア人
の普通の女性と付き合った経験はない。トリトン青年は毎週のようにレン
タル人間ショップで地球人のクローン女性をレンタルしては、セックスに
ふけっていた。最初の頃は刺激的で休日など、精液が枯れてチンポが
立たなくなるまでクローン女性を犯し続けたが、ほとんど全てのジャンル
を一通りレンタルしてしまうと、やがて、飽きが来た。クローン女性は深
層意識に刷り込みがされているため、借主にはいたって従順で、遺伝子
に欠陥があるため、いくらセックスしても妊娠することはない。結局、快楽
のためだけに存在する生きた人形で、本物の人間ではない。トリトンは
日々の習慣としてクローン女性を抱きながらも虚しさを感じ、以前にも増
して本当の彼女が欲しくてたまらなくなってきた。そんな時、トリトンは友
人から、ある噂を聞いた。
「やあ、トリトン、元気かい?実は、最近流行のレンタル人間ショップのこ
とで、ちょっと、面白い噂を聞いたんだ。」
「どんな噂だい?」
トリトンは興味深々で尋ねた。
「レンタルしたクローン女性のお尻に製造番号が刺青されているのは知
ってるか?」
「ああ、知ってるよ。商品管理のためのものだろ」
「実は、その製造番号が0000番というのがいて、それはクローン人間で
はなくオリジナルらしい」
「オリジナル?」
「つまり、クローン人間を作る、元になった本物の、地球から誘拐されてき
た女だ。」
「まさか、そんなものが他のクローンと混じって店頭に並んでいるのか?」
「噂だけどね。話によるとオリジナルは妊娠もするし、3年たっても細胞異
常は起こらず、死なないということだ」
トリトンは半信半疑だった。しかし、その話が本当なら探してみようと思った。
128 :
作者:04/10/06 21:26:12
最近、書き込みが少なくなってきた。
とうとう、飽きられてきたのか・・・
飽きてませんよ〜どんどんかいてください!!
支援!!
飽きてないですよー
楽しみにしてます。
俺も楽しみにしとるよ
UPぐわんば
続きがたのすみ
133 :
名無し調教中。:04/10/08 23:01:50
飽きてなんかいませんし
ちょこちょこ書きこんでもいますよ!
いつも楽しみです。
これだけ多彩な話読ませてくれるのに飽きるわけないじゃん
135 :
名無し調教中。:04/10/09 11:06:09
翌日、仕事が終わると、トリトンはいつもよく行くレンタル人間ショップへ
行った。そして店頭に並んでいる様々な制服を着たクローン女たちのス
カートをめくって、パンティをずらし、お尻に刺青されている製造番号を確
認していった。店員が非難がましい眼差しを向けているが、夢中になっ
ているトリトンは、気付いていない。一時間ぐらいかけて、数百人の女の
パンティをずらし、ついに目的のものを発見した。
(見つけたぞ!製造番号0000番の女だ!)
その女は『メガネフェチ、OLのお姉さん、五十嵐由紀子23歳』というタイ
トルの札が首からぶら下げられている。どことなく、表情が他のクローン
女たちよりも悲しげな雰囲気がする、メガネをかけた理知的な女だ。トリ
トンはその女の手を引いて、店のカウンターへと連れて行き、会員証と
一緒に店員に提示した。
「いらっしゃいませ。」
店員はマニュアルどおりの言葉で対応すると、トリトンの会員証とレンタ
ル女の額のロゴマークにセンサー端末を押し当て、レジを計上した。支
払いはトリトンの契約している電子マネーの口座から自動的に支払わ
れる。
「一週間レンタルで350タラントです」
トリトンは無言でうなづいた。レシートが渡されると、トリトンはレンタル女、
五十嵐由紀子の手を引いて、店を出た。由紀子はピンクの可愛らしい,
地球のOLの制服を着ている。レンタル女は深層意識に逃亡防止の刷り
込みがされているため、その心配は無いはずだったが、万が一逃亡した
場合は紛失扱いになり、トリトンが弁償しなくてはならない。トリトンは自
分の狭く汚いワンルームマンションに由紀子を連れ帰った。
136 :
名無し調教中。:04/10/09 11:07:43
「お前、製造番号が0000番だが、本当にオリジナルなのか?」
トリトンはぶしつけに尋ねた。レンタル女は商品なので、本物の女性と会話
する時の様な気遣いや気兼ねはない。
「オリジナル?・・・そうよ、あたしは本物の人間よ。クローンじゃないわ。会
社のオフィスで仕事をしていたら、突然、白い光に包まれて、気がついたら、
宇宙船の中の様な所にいたのよ」
「噂は、本当だったんだ!」
「でも、クローンもみんな、コピーされるまでの、同じ記憶を持っているわ。ク
ローンの中には自分がクローンだと信じられない者もいるみたい」
「クローンは寿命が3年で、子供が作れないんだ」
「あたしは、違うわよ、本物の人間よ。でも、時々、自分がクローンかもしれ
ないって思うときもあるわ」
トリトンは、直感的にこの女は本物の人間に違いないと確信した。おもむろ
に、ズボンを脱ぐと、由紀子に抱きつき、遠慮なく制服の上から体を撫で回
した。
「しゃぶれ」
例えオリジナルだとしても、誘拐されてから今まで、数十人の男に貸し出さ
れ、陵辱されてきた由紀子は従順にトリトンのチンポを口に含むと、熱心に
しゃぶり始めた。
(ああ、地球に帰りたい・・・なんでこんなことになったのかしら・・・)
由紀子は、地球にいる両親や兄弟、恋人のことを思い出した。それが、本
物の記憶なのか、コピーされたものなのか、最近自分でも次第に自信が無
くなってきている。トリトンは何度も何度も、様々な体位で由紀子を犯し、ア
ナルセックスや膣内射精など、ありとあらゆるエッチな欲望を満足させた。そ
して、1週間のレンタル期間が過ぎようとしたとき、トリトンが言った。
137 :
名無し調教中。:04/10/09 11:08:34
「君を紛失したことにしようと思う。紛失した場合は一万タラントの商品代金
を払えば問題ないはずだ」
一万タラントといえば、トリトンの一ヶ月の給料の20分の1ぐらいの金額であ
る。たいした額ではない。
「すいません、レンタルしたクローン人間がいなくなってしまって・・・」
「お客様の過失で紛失された場合は、一万タラントをお支払い頂くことにな
りますが・・・」
「ええ、それは構いません」
トリトンは一万タラントを電子マネーで支払った。店員は回転率の悪い商品
を、高値で処分出来た、と内心喜んでいた。普通なら、使い古したレンタル
女を、中古で処分販売する場合、高くても5000タラントが相場である。
「これで、永久に君は僕のものだ」
さえない青年のトリトンは由紀子に言った。今まで、女性にもてた事も無く、
口下手で、仕事上でも女性と接する機会の無いトリトンは、結婚や普通の
女性と付き合うことを完全
にあきらめていた。トリトンはそれから幸せな毎日を送った。ワンルームマ
ンションでの由紀子との同棲生活は窮屈だったが、由紀子はあまり文句を
言わなかった。由紀子の額に刺青されたレンタルショップのロゴマークは、
普段の生活ではヘアバンドやバンダナで隠すようにした。毎晩のように、ト
リトンは由紀子とセックスし、特に避妊もせずに中出しで、性欲の捌け口に
したが、由紀子は一向に妊娠する気配はなかった。
(まさか、こいつ、オリジナルじゃなくてクローンかも・・・)
トリトンは漠然とした不安を覚えた。もしクローンなら、製造後3年たった時
点で細胞異常を起こし、増殖した異常細胞によって肉体が崩壊し、とうてい
正視出来ないような姿で苦しみ悶えて死んでしまう。普通はその直前に製
造者によって回収され、分子破壊装置にかけられて、苦しむ事なく消滅さ
せられることになる。
(ま、いっか。そのうち判る事だ・・・今さえ楽しければ、それでいいじゃない
か)
トリトンは不安をねじ伏せ、無理矢理そう、自分に思い込ませようとした。
138 :
名無し調教中。:04/10/09 12:01:05
このシリーズも面白い!!
139 :
名無し調教中。:04/10/09 17:12:50
工藤明日香(28歳、元戦闘用サイボーグ)は、ソロン財閥の人間乗
馬クラブの厩舎で、雑用係として働いていた。度重なる戦闘で負傷し
た肉体は、ほとんどが機械に置き換えられている。下半身は安物の
アンドロイドの錆びたボディで、両腕はU字型のマジックハンドである。
上半身は生身の肉体だったが、メイド服の模様を素肌にボディペイン
ティングされ、欠損した左乳房の傷口は胸当てで隠されている。顔は、
重度の損傷は少なかったが、歯はほとんどが折れたままで、義歯も
入れられず、美しかった顔には縦横無尽に醜い傷跡が走っている。
明日香は絶望に満ちた思いで、他の雑用アンドロイドたちと共に、
地球から送られてきた人間馬たちの世話に日夜明け暮れていた。
(サイボーグ戦隊のみんなは今ごろ、どこで、何をしているのだろう?
優香や麗美、渚沙は元気で戦っているのかしら・・・)
明日香は懐かしそうに思い出にふけった。麗美が死んだことも、渚沙
が重症を負ったことも知らない。しばらくの間、自分の体の半身だった
健吾の最後は鮮明に覚えていた。
(健吾、なぜ死んでしまったの・・・この世界は、あたし一人で生きて
行くには、過酷すぎるわ・・・)
明日香の目頭が熱くなった。涙がこぼれ落ちそうになったとき、雑用
アンドロイドたちに召集がかかった。乗馬クラブの支配人、ミノスがア
ンドロイドたちを待っていた。
140 :
名無し調教中。:04/10/09 17:13:36
「お前たちの何体かを新型の雑用アンドロイドに入れ替える。乗馬ク
ラブの業績が伸びてきたので、本社が予算をたっぷりとくれたんだ」
ミノスがお払い箱になる旧式アンドロイドの個体番号を読み上げた。
その中に明日香の名前も入っていた。明日香は言いようの無い不安
にかられた。他のアンドロイドたちは、完全な機械であるため何の感
情も持っていない。明日香と旧式アンドロイドたちはリサイクル業者に
下取りに出され、数週間後に買い手がついた。買い手は雑用アンドロ
イドの斡旋業者で、明日香は斡旋業者を通じて、星間航路の定期便
の旅客宇宙船に売却された。明日香の仕事は宇宙船内部の清掃だっ
た。宇宙船には、大勢のネオガイア人の乗客が搭乗している。短距離
の乗客は座席に座り、長旅の乗客には船室が用意されている。ネオ
ガイア人女性のスチュワーデスが颯爽とアナウンスやサービスを行っ
ていた。彼女たちはスカイブルーのエレガントな制服を身に着けてい
る。明日香は彼女たちの働く様子を見ながら、宇宙人に誘拐される前、
国際線スチュワーデスだった地球での自分の姿を、思い出し、重ね
合わせた。
(あれから、まだ、一年ちょっとしか経っていないんだわ)
サイボーグに改造され、宇宙に連れ出されてから、何十年も経ったよう
な気がする。変わり果てた、おぞましい自分の体を眺め、明日香は気が
狂いそうになった。
141 :
名無し調教中。:04/10/09 17:14:09
「そこの、アンドロイド!ボーッとしてないで、綺麗に床をみがくのよ」
ネオガイア人のスチュワーデスに指摘され、明日香はハッと我に返っ
て、あわててマジックハンドに挟んでいる吸着シートで床を拭いた。
(あたしは、アンドロイドじゃないわ、サイボーグよ)
明日香は心の中で抗議したが口には出さなかった。どっちでも同じだ、
と言われるに決まっている。
「お客様に失礼があったら、例えアンドロイドでも許さないからね!船
長に言って廃棄処分にしてもらうわよ」
「申し訳ありません。お許しください、塵一つ無いようにいたします」
「全く、最近のアンドロイドって、外見ばっかり、人間に似せちゃって、
肝心の機能が伴ってないわ」
ネオガイア人のスチュワーデスはブツブツ言いながら立ち去って行っ
た。明日香は歯のかけた歯茎で唇を噛んで、涙をこらえながら、マジ
ックハンドでひたすら床を磨き続けた。
ヽ(´ー`)ノ
ヽ(´∞`)ノ
144 :
名無し調教中。:04/10/14 07:04:53
145 :
名無し調教中。:04/10/15 12:24:16
ヽ( ´ゝ`)ノ
ヽ( ´&`)ノ
147 :
名無し調教中。:04/10/17 11:22:27
雑用アンドロイドたちと共に働く明日香の毎日は、過酷だったが単調
だった。明日香の下半身と両腕は機械であるため、バッテリー容量が
残り少なくなってくると、仕事の合間に充電しなくてはならない。アンド
ロイド専用の充電ルームに行き、ボディからリール式のコンセントプラ
グを引き出して、壁のコンセント穴に差し込むのだ。約30分間の急速
充電で3日間動き続ける事が出来る。戦闘用サイボーグだった頃は、
充電不要で半永久的に使用できる高価な軍用バッテリーが埋め込ま
れていたが、中古の雑用サイボーグのボディとなるとそうはいかない。
充電が終わると、明日香は食料を求めて船内を歩き始めた。他の雑
用アンドロイドは充電だけで事足りるのだが、上半身が生身の人間で
ある明日香は、何か食べないと死んでしまうのだ。アンドロイドとして
登録されている明日香に食料の支給はない。
「あのう、何か食べ物をもらえませんか」
明日香は船内にあるレストランの裏口から厨房を覗き込み、従業員に
頼み込んだ。
「何だ、またお前か。残飯なら、そのゴミ箱に入ってるから勝手に食っ
て行け。散らかすんじゃないぞ!・・・全く、残飯を漁りに来るアンドロ
イドなんて聞いた事がない」
「いつも、ありがとうございます・・・」
明日香は厨房の隅にあるゴミ箱のフタを開け、マジックハンドでドロド
ロに混ざり合った異臭のする残飯をすくい上げ、貪り食った。レストラン
の従業員は毎度の事なので、そんな明日香の姿を気にも留めずに自
分の仕事に専念している。
148 :
名無し調教中。:04/10/17 11:23:05
(あたし、アンドロイドじゃなくて、サイボーグなのに・・・)
明日香は心の中でつぶやいた。他のアンドロイドは充電の他には睡
眠も必要なく、昼夜を問わず仕事が出来るのだ。明日香はどんなに無
理をしても一日3時間は寝ないと体が持たず、それが、雑用アンドロイ
ドを統括するネオガイア人管理者の気にさわるようだ。
「役立たずのポンコツめ!不良品をつかませやがって!」
と、常に罵られている。食事を無事終え、明日香が仕事に戻ろうと船内
の通路をガシャガシャと歩いていると、突然、船体に衝撃が走った。
(何かしら・・・)
明日香は嫌な予感がした。プログラムは削除されていたが、元戦闘用
サイボーグとしてのカンが働いた。衝撃は二度三度と続き、船内に警報
のサイレンが鳴り渡った。
「乗客の皆さん。緊急事態が発生いたしました。落ち着いて、座席にお
座りください。シートベルトを締め、次の指示があるまで、立ちあがらな
いで下さい。」
落ち着いたスチュワーデスのアナウンスが流れた。明日香が客室を覗
いてみると、乗客たちはざわめき、ネオガイア人のスチュワーデスたち
が乗客を落ち着かせようとなだめながら懸命に動き回っている。
「何があったんだ!」
ビジネスマンらしい乗客が叫んだ。
「只今、調査中でございます。大丈夫ですので、しばらく立ち上がらずに
席にお座りください」
スチュワーデスたちも詳しい事情は知らされていないらしい。
おぉ!作者さん乙!
でも全然エロないですねw
SFって感じもイィ!
150 :
名無し調教中。:04/10/17 12:04:40
明日香の働く、定期便の宇宙船は、外部からの攻撃を受けていた。宇宙賊と
して名高い百足星人の海賊船の襲撃である。百足星人とは体調5メートルの
ムカデのような姿をした宇宙人で、発祥地や居住惑星がどこにあるのか、など
全く不明である。全く別の未知の銀河系から渡ってきたという噂もある。時折、
星間航路に出没しては定期便や貨物船を略奪して行く。銀河警察が総力を挙
げて掃討作戦を行っているが、殲滅には至っていない。明日香の乗っているネ
オガイア人の宇宙客船は砲撃を受けて、停船を強要され、横付けになった百
足星人の海賊船から金属の触手を船体に打ち込まれ外壁に穴を開けられた。
その触手の内部はチューブ状の通路になっており、そこを通って百足星人た
ちが乗り移ってきた。客船には抵抗するような武器や兵士などは何も無い。数
人いた民間の警備員たちもあっさりと百足星人の触手の先についている毒針
に刺されて神経が麻痺し、動けなくなった。
「海賊だーっ!助けてくれーっ!」
「宇宙軍に連絡をっ!」
「モルト星で大事な取引があるんだ。こんなところで死にたくないっ!」
船内はパニックになった。ネオガイア人のスチュワーデスや乗客たちは、百足
星人の毒針に刺されて次々と動けなくなっていく。数々の生死をかけた戦いを
経験してきた明日香は至って冷静だった。あわてることなく状況を把握し、目立
たないように誰もいない客室を見つけるとタンスの中に隠れる。船内の通路を
巨大なムカデのような百足星人がのたうちながら這っていた。百足星人たちは
船内の食料、資材、貨物品を徹底的に略奪し、麻痺したネオガイア人たちを自
分たちの海賊船に運び込んで行った。明日香はタンスの中で息を殺して成り
行きを見守りながら、久しぶりに血がたぎってくるのを感じた。しかし、U字型の
マジックハンドでは戦う事は、出来ない。
(ああ!もう一度、戦いたいわ!優香、麗美、渚沙、今、どこにいるの!)
明日香は歯の欠けた歯茎を噛締めた。
151 :
作者:04/10/17 12:08:17
>>149 機械化しすぎて、エロさがなくなってしまいました。
サイボーグとしての悲惨さは出ていると思うのですが
いや、でも悲惨さがいいです!!
明日香がどうなるか楽しみでつ
153 :
名無し調教中。:04/10/18 10:40:35
銀河警察第26管区責任者のヤ・グ・オイの元に、通報が届いた
「ネオガイア人の星域に百足星人の海賊船が出現しました。」
「なにっ、ついに網にかかったか。付近のパトロール船を全て現場に急行させ
ろ!今度こそ逃がすな。殲滅してやる」
「了解!」
超空間通信を使って、第26管区の星域全てのパトロール船に警報が出された。
グレイの影響力のある宇宙領域は52の管区に分けられ銀河警察が治安維持
にあたっている。ネオガイア星及び、地球の所属する辺境星域は第26管区に
あたり、約500年前からグレイ出身のヤ・グ・オイが責任者となっていた。銀河
警察の元にレンタルされている地球人サイボーグ、清水優香(23歳、元シンク
ロ選手)と奥平渚沙(26歳、元SMクラブの女王)の搭乗するパトロール船にも
出撃命令が来た。渚沙は前回の戦闘で重症を負い、最近、治療カプセルから
出たばかりである。大蛸の消化液によって溶かされた皮膚は、特に溶解のひ
どかった手足は復元する事が出来ず、人間の皮膚の代わりに光沢のある黒レ
ザーが貼られている。胴体部分の皮膚は細胞回復剤の作用で元通りになっ
たが、頭髪は全て抜け落ち、顔の下半分とともに黒レザーの人工皮膚が貼ら
れている。目の周りだけが、人間の皮膚のまま残っている。つまり、胴体と目
の周りが白く柔らかい肉体で、それ以外は光沢のある黒レザーの人工皮膚な
のだ。復活後の渚沙は胴体部分には衣服が与えられず、乳房、オマンコ、御
尻が剥き出しのスタイルで勤務することになった。皮膚を失った渚沙は以前に
も増して性格が荒れ、唯一の仲間である優香につらく当たった。
154 :
名無し調教中。:04/10/18 10:41:15
「優香、お前がボーッとしてたから、あたしがこんな重症を負ってしまったのよ!
一生あたしの奴隷として償いなさい。お前の舌で毎日あたしのオマンコを綺麗
にするのよ!」
優香は同僚であるはずの渚沙に、蹴られたり殴られたりしながら毎日渚沙のオ
マンコを口で清めた。優香は渚沙の仕打ちに腹が立ったが、それでも渚沙が復
活してくれたことが嬉しかった。こんな宇宙の果てで肉体を改造され、訳の分か
らない敵と一人ぼっちで戦い続けることなど耐えられない。
「全員戦闘配置につけ。戦闘用アンドロイド、及びサイボーグは白兵戦に備えて
転送室で待機!」
優香と渚沙は転送室へと急いだ。今度は何と戦わされるのか分からないが、
無事生き残れるかどうかの保障は全く無い。命令を無視しても、脳内コンピュ
ーターを通じて戦うことを強制されるだけだった。
155 :
名無し調教中。:04/10/18 10:58:44
優香と渚沙の搭乗するパトロール船が現場に到着したとき、すでに百足
星人の海賊船は先に到着した数隻の銀河警察のパトロール船によって
包囲されていた。あわてた百足星人の海賊船は襲撃中のネオガイア人
の客船からドッキングを解除し、離脱しようとしている。
「逃がすな、全ての戦闘用アンドロイドを、海賊船に転送し、百足星人ど
もを逮捕しろ!」
「了解!」
各パトロール船の転送室から戦闘用アンドロイドたちが転送ビームで送
り出された。優香と渚沙も海賊船に転送される。二人は海賊船の内部で
他のアンドロイドたちと共に実体化した。しかし、その瞬間、海賊船がワ
ープした。
「海賊船が消えたぞ、ワープで逃げるつもりだ。超空間ソナーを作動して
追尾しろ」
銀河警察の現場指揮官が叫んだ。
「駄目です。やつらの宇宙船には未知の技術が使われているようです。
超空間ソナーが反応しません」
「馬鹿な!取り逃がしたというのか・・・」
グレイ出身の現場指揮官は愕然とした。
156 :
名無し調教中。:04/10/18 11:24:30
海賊船に侵入した優香と渚沙は母船との連絡が絶たれ、制圧しに来た筈が、
逆にあっという間に捕虜になってしまった。銀河警察のアンドロイドたちもコン
ピューターをハッキングされ機能停止に追い込まれる。ろくに戦う事も無く拘束
された優香と渚沙は、百足星人の尋問を受けた。
「お前ら二人だけはアンドロイドではないな。サイボーグか、どこの星の出身だ」
体長5メートルの大ムカデが目の前でのたうっている。ムカデの体からは100
本の触手が伸び拘束されて動けない優香と渚沙の全裸の体をモソモソとまさ
ぐった。触手は二人の体の穴という穴、口、鼻、耳、オマンコ、肛門、などに容
赦なく侵入してくる。
「いやあああっ、気持ち悪いっ!」
優香がたまりかねて叫び声を挙げた。渚沙のさすがに全身の人間の皮膚の
部分に鳥肌が立ち、ガクガクと震えている。
「答えろ!出身の星はどこだ!」
「地、地球ですぅ・・」
「地球?その星はどこにある?座標は?」
「わ、わかりませぇん」
優香が情けない声で答えた。宇宙人に突然拉致された優香には地球の座標
といわれても、本当に知らないのだ。
「自分の星の座標を知らない訳がないだろう?とぼけるんじゃないぞ!痛い
目に合いたいのか」
大ムカデは優香の体に侵入させている触手や体にまとわりついている数十
本の触手の先端にある毒針を優香の全身に突き刺した。
「いやっ、いやっ、ぎゃあああああああ!」
全身を毒針で刺された優香が絶叫した。恐ろしい痛みが全身を駆け巡り、
気が狂いそうになる。
「やめてえええ!痛い、痛い!気が狂っちゃうう、ほ、本当に知らないんで
すううう!」
全身に毒の回った優香は、顔をどす黒く変色させ、泣きながら悶え苦しんだ。
157 :
作者:04/10/18 11:28:39
サイトのアクセス数が伸びません。良い検索エンジンとか、
リンクしてくれそうなホームページありませんでしょうか?
158 :
名無し調教中。:04/10/18 18:41:08
優香と渚沙、そしてネオガイア人の宇宙客船から奪った戦利品を満載した
海賊船はワープを繰り返しながら、根拠地のある惑星へと戻っていた。戦
利品の中には捕まえたネオガイア人乗客やスチュワーデスの姿が多数あ
ったが、雑用サイボーグの工藤明日香の姿はなかった。百足星人の根拠
地は暗黒星雲の中にあるゲロリアンと呼ばれる薄汚い惑星だった。百足
星人たちはこの星を根城に銀河系中に出掛け、海賊行為を働いているの
だ。噂どおり、彼らは別の銀河系から星間戦争に敗れて逃走してきた知的
生命体で、グレイ系列の科学技術とは全く別の体系の科学力を持っている。
ムカデに似た百足星人は呼吸さえ必要としない。彼らの捕虜となった優香
と渚沙は更なる改造手術を受けた。まず、ネオガイア人と銀河警察によっ
て組み込まれた脳内コンピューターのプログラムは一旦全て消去され、か
わりに百足星人の忠実なしもべとなるようなプログラムを再インストールさ
れた。そして、今まで体に埋め込まれていた武器のほかに、追加機能とし
て体中にムカデの足状の触手が数十本埋め込まれた。この触手を使えば、
元の人間の手足を使わなくても地面をのたうつように、わさわさと進む事が
出来、さらに触手の先端には毒針もついている。ムカデ型サイボーグにバ
ージョンアップした優香と渚沙は完成した自分の姿を見て恐怖した。
「ひいいいいっ!なによこれ、気持ち悪いいいっ!」
優香はおぞましい、自分の姿に鳥肌が立った。
「なんてものを、あたしの体に埋め込んでくれたの!これじゃ化け物じゃな
い」
渚沙もかなり、気に食わないようだ。しかし、新しい主人となったムカデたち
に逆らう事は出来ない。二人は略奪に出掛ける海賊船に尖兵として乗せら
れ、銀河中で略奪行為に手を貸す事となった。
159 :
名無し調教中。:04/10/18 20:25:00
「うわああ、助けてくれっ、海賊だああっ!」
「ムカデだ、ムカデが襲ってくるうう!」
海賊は田舎の植民星を襲撃していた。ろくな防衛力も持たない星である。
栗鼠のような大人しい知的生命体が平和に暮らしている。優香と渚沙は百
足星人に命令されるままに栗鼠人間を片っ端から皆殺しにしていった。体
中に埋め込まれた触手を伸ばし、栗鼠人間たちの体を穴だらけにしたり、
毒を注入したりして殺すのだ。女子供、老人、病人、怪我人であろうと容赦
はない。
「このおっ、悪魔め!よくも母ちゃんを殺したなっ!」
子栗鼠がよく発達した前歯を尖らせて、渚沙の左腕に噛み付いてきた。激
痛を感じた渚沙は怒りにかられ、右腕の電気鞭で子栗鼠の背中を滅多打
ちにする。
「ぎゃあああっ!か、母ちゃんの敵―っ、こんなことでやられるもんかああ
あ!」
子栗鼠は絶叫しながら黒こげになって感電死した。渚沙は無造作に子栗
鼠の死骸を投げ捨てた。
「目障りなんだよ、この餓鬼っ!」
渚沙は強制された海賊行為でさらに残虐性を発揮していた。そうする事に
よって、気を紛らわせているのかもしれない。殺戮と略奪を充分堪能した
海賊は戦利品を宇宙船に詰め込んで飛び立った。生きたまま捕まえた栗
鼠人間は、別の知的生命体の住む星へ宇宙商人の闇ルートを通じて売却
されることになる。この前のネオガイア人の客船から連れ去られた人間達
も同様の運命をたどっている。栗鼠人間の惑星を飛び立った海賊船はゲロ
リアン星に戻って略奪品を下ろし、再び宇宙へ略奪の旅に出た。
160 :
名無し調教中。:04/10/18 20:25:38
「次の獲物は地球だ。略奪品のコンピューターの中に地球の座標データが入
っていた。何でも最近までグレイの狩猟のための自然保護地区に指定され、
他の宇宙人は近づく事も出来なかったらしい。手付かずの天然資源や、ろく
に抵抗も出来ない原住民が、わんさといるってよ」
海賊船の船長の大ムカデは楽しそうに笑った。優香と渚沙は地球、と聞いて
ギクリとした。
「地球に戻れるの?」
「でも、略奪するって言ってるわ。それに、こんな体で今さら地球に戻っても・・
・・」
優香と渚沙は体中の触手を波打たせながら囁きあった。ムカデの命令で今
度は同じ地球人を大量殺戮しなくてはならない。
(隙を見て、あたしは逃げるわ。このまま、戦い続けていても、いつかは死ぬ
だけだもの)
渚沙は密かに決意した。
おおっ!!!
なんかわくわくするような展開!!!
というかSF色が強くなって、これはこれで
楽しみに。漏れもこういう展開好きだから
(純SF的なもの)楽しみ〜〜〜♪
女性ですが
HPのアクセス数が伸びないと言うことなので
初めてアクセスしてきました
想像力もすばらしく
歴史なんかも出てきて
パート1から飽きずに読み続けています
作者さんのフォローのよさといい
性格のよさにも感心しています
頑張って続けてください
シエソ
応援
あと、もっとエロをお願いします
設定はとても面白いので
167 :
名無し調教中。:04/10/22 11:14:13
地球、さざなみ市の宇宙母艦オリンポス内部、ヘラクレス提督の執務室。占
領軍の最高司令官であるヘラクレス提督は今日も、様々な書類に目を通し、
裁定を下している。
「潤子、これにハンコを押してくれ」
ヘラクレス提督は奴隷秘書である小倉潤子(27歳)に書類を一枚渡した。地
球人向けの書類は、地球人の慣習に従い、紙と印鑑で処理される。
「はい、かしこまりました、提督」
潤子は書類を受け取ると、おもむろにデスクの上によじ登り、さざなみ市役所
の職員の制服のスカートをまくりあげた。そしてパンティを脱ぎ捨てると、潤子
はお尻とオマンコを剥き出しにして書類の上にしゃがみこんだ。潤子のクリトリ
スには外科手術によって印鑑が埋め込まれている。クリトリスの上にヘラクレ
ス提督のロゴマークの金属プレートが縫い付けられているのだ。文書の偽造
をさけるため、特殊加工で造らせた、たった一つしかない印鑑である。潤子は
オマンコに指を入れ、愛液をすくい取って、印鑑の先端を湿らせると、特殊イ
ンクの朱肉にクリトリスを押し当て、正確に印の位置にハンコを押した。
168 :
名無し調教中。:04/10/22 11:14:48
「うっ!」
クリトリスを刺激され、かすかに潤子が顔をしかめる。さざなみ市役所でもっと
も美人だった潤子は、宇宙人来襲の前までは、独身男性職員の憧れの的だ
った。ちなみに朱肉の特殊インクは潤子の愛液にだけ化学反応をおこして着
色出来るように調合されている。これも文書の偽造をさけるためだ。
「あと、これにも、全部ハンコを押しておいてくれ。複写になっているから、漏
れのないようにな」
「はい、提督」
潤子はヘラクレス提督に渡された書類の束に一枚づつ目を通し、クリトリスの
先端に取り付けられた印鑑で慎重に捺印を始めた。愛液を出すためのオマン
コへの愛撫と、捺印の際のクリトリスへの刺激、執務室のデスクの上で大股
を開く事への慣れることない恥ずかしさも加わって、潤子の顔は赤く火照って
いた。
「失礼します」
ヘラクレス提督と奴隷秘書の小倉潤子が執務に専念していると来客があった。
潤子がデスクから飛び降り、ドアを開けると、治安責任者のペルセウス長官
が入ってきた。
169 :
名無し調教中。:04/10/22 11:40:56
「何だね? ペルセウス長官」
ヘラクレスは鷹揚にたずねた。ペルセウスは潤子に案内され、来客用のソフ
ァに座った。潤子はドリンクを用意してペルセウスに渡すと、ペルセウスの前
にひざまづき、スペーススーツの上から下半身のマッサージを始めた。来客に
対する接待である。要求されればフェラチオやセックスのサービスもする。しか
し、今回はペルセウスは重要な用件で来たらしく、深刻な表情をしている。
「提督、アルテミスの件なのですが・・・処遇は決められましたか?」
「ああ、あの女性士官か。彼女は、元、君の部下だったな」
白兵戦コマンドの女性隊長だったアルテミスは地球人レジスタンスの捕虜に
なり、激しい拷問の末、レジスタンスの手先となって、ネオガイア人兵士数人
を殺害したのだ。エネルギーバリア発生施設の襲撃事件の際、身柄を保護さ
れたのだが、現在は隔離され、保安部の厳しい監視下にある。
「これは、大スキャンダルだ。こんなことを、公表するわけにはいかん。エリート
士官が同胞を裏切り、地球人に手を貸したなどと。報告によれば、彼女はネオ
ガイア人には珍しい強度のマゾヒストで、捕虜になっていた間、喜んで地球人
のクソを食っていたらしい。味方に死人も出ている。この事実は封印するしか
ない」
ヘラクレスは冷たく言い放った。
「アルテミスの身柄はどうなるのですか?」
「名誉の戦死をとげたことにし、彼女自身は隔離する。半永久的にな。事実を
隠蔽するには、それしか方法はあるまい?」
ペルセウスも仕方が無い、という風にうなだれた。
170 :
名無し調教中。:04/10/22 13:13:00
さざなみ市の郊外に建設された、政治犯収容所にアルテミス(28歳。元、ネオ
ガイア星宇宙軍エリート士官)は極秘に移送された。この収容所には宇宙人
の占領に対してデモを行い、逮捕された地球人たちが収容されている。アル
テミスの件にかかわった関係者には厳しい緘口令がしかれ、彼女がネオガ
イア人だということは、伏せられたまま収容所に隔離されることになった。以
前に彼女の事を知っているものが、万一訪れても、顔がわからないように、
アルテミスの頭には特製の超合金で出来た鉄仮面がかぶせられた。鉄仮面
はかぶせられた後、溶接され、二度とはずす事は出来ない。目と口の部分だ
けが開閉出来るようになっている。それもロック式であり、口の部分が閉じら
れたときは同時に口枷が咬まされるような仕掛けになっていて、都合の悪い
ことは喋れないように配慮がなされている。
彼女は自分がネオガイア人だと思いこんでいる頭のおかしい地球の白人、と
いうふれこみで、収容所の一般の刑務官や他の囚人には説明された。アル
テミスは収容所の一番奥にある独房に全裸で放り込まれた。筋骨逞しい、ア
ルテミスの体はレジスタンスの拷問でつけられた傷跡だらけで両手両足の爪
は全て剥がされていた。
「あたしが、あなたの監督を受け持つことになった刑務官よ」
一人の若い白人女性がアルテミスに紹介された。ショートカットヘアのその女
性は、地球人で、元アメリカ陸軍上等兵のシンディ・スコットランド(21歳)だっ
た。シンディはその残虐ぶりを買われ、わざわざネオガイア人占領軍によって
スカウトされたのだ。真性サディストのシンディは麻薬中毒患者のように目を
輝かせている。
171 :
名無し調教中。:04/10/22 13:13:48
「たっぷり、と可愛がってあげるわ。あたしは、あなたがネオガイア人だって
こと知ってるわ。上の人に、ネオガイア人の汚点だから、出来れば、責め殺
して欲しいっていう風なことも言われたわ。覚悟することね、あなたは、二度
とここから出られないのよ。時間はいくらでもあるから、ゆっくりと楽しみまし
ょうね」
シンディはルンルン気分のようだった。まだハイスクールを卒業して数年しか
たっていないあどけない少女のような刑務官である。今まで無言だったアル
テミスは鉄仮面の隙間から、刑務官の制服を着たシンディの姿を眺めた。同
胞を殺害し、自責の念に駆られて茫然自失になっていたアルテミスは、サデ
ィスティックな笑いを浮かべる少女の姿を目にし、再びうずくような、マゾとし
ての期待が湧き上がり、股間をじっとりと濡らし始めた。
「よろしく、お願いします。シンディ様。汚れきった、罪深い女ですが、どうぞ、
このアルテミスをたっぷりと可愛がってくださいませ」
アルテミスは土下座をし、爪のはがれた両手で三つ指をつき、重々しい鉄仮
面をかぶせられた頭を床にこすりつけた。
「ふんっ。ゴマをすろうったって無駄だよ。あたしの責めは半端じゃないから
ね!本当に殺すよっ」
「構いません。どうぞ、アルテミスを責め殺してくださいませ。もっとも酷い殺し
方でお願いします。そうでなければ私の犯した罪は償いきれません」
「あなた、面白いわね。あんたが死んだからって、死んだ人間の家族が納得
するとは思わないけど・・・・でも、いい心掛けだわ。その言葉、絶対に忘れる
んじゃないよ」
その日からシンディ・スコットランド元上等兵のアルテミスへの虐待が始まった。
172 :
作者:04/10/22 13:52:10
>163,164
人体改造研究所と犬屋愛玩堂には相互リンク頼んでみました。
無料プログはいまいち仕組みがよくわかりません。
少しアクセスが増えたように思います。
>166
エロの要素増やすようにします。
最近、読者からのアイデア、リクの支援が無いので、ちょっと苦しい。
乙
人体改造研究所からのリンクがもらえたら
さらにそのリンク先へのリンクをもらって人体改造ネットワークを広げればOKかと存じまつ。
ブログは楽天が簡単ですのでそこで登録してみて下さい。初心者から上級者までOKでしゅ。
楽天広場;
http://plaza.rakuten.co.jp/ 今後の構想・・・個人的には動物に改造されたみすずタソや
森宮千夏のその後あるいは、この変態動物の犠牲者を今後も増やす
方向でおながいします。
ここでシンディが出てくるとは!!!
ちょっとカンドーちゃんとリンクさせているのでつね
それぢゃ大変でつ。
ネタ??困った時にバラエティーに逃げる(笑
って偉そうなことはいえないでつね、漏れは
連カキスマソ
漏れ個人的には相川淳子ネタを定期的に
見れたらいいなぁ〜〜と…思っておりすが…
177 :
作者:04/10/23 07:09:31
>176
例の件があったので、しばらくひかえました。
フィクションだし、別人だし、名前も違うし、話の内容が荒唐無稽だし、
得に問題ない、とは思うのですが。
作者さん、そういう事情だったのでつか。
時期を見て再開してほしいでつね。
マターリお待ちしてまつ
179 :
名無し調教中。:04/10/23 17:17:45
翌朝一番にシンディはアルテミスの閉じ込められている独房を訪れた。他の囚
人は囚人服を着ているのだが、アルテミスだけはシンディの意向により全裸で
監禁されている。
「起きろ、鉄仮面!」
シンディは荒々しく怒鳴った。アルテミスの本名は極秘扱いであるため、刑務所
内の誰にも知らされていない。『囚人ナンバー999番、通称、鉄仮面』というのが
ここでのアルテミスの呼び名だった。
「お、あおおおお・・・」
固いコンクリートの上に薄いシーツ一枚にくるまって全裸で眠っていたアルテミ
スが目を覚ました。寝ている間は、鉄仮面の開口部が閉じられ、口枷がロックさ
れているため、喋る事はできない。シンディは独房のドアを荒々しく開けて中に
入ると、アルテミスの脇腹を思い切り軍靴の先で蹴り上げた。
「オオオオゥ!」
「起きるのが遅いじゃないの、鉄仮面!毎朝、あたしがここに来た時には、先に
起きていて、土下座でお迎えするのよ!」
「アオオオォ・・・」
シンディは暗証番号を入れ、アルテミスの頭にかぶせられた鉄仮面の目と口の
開口部のロックを解除した。アルテミスの口のまわりは一晩中流し続けたヨダレ
でベトベトである。アルテミスは眩しそうにシンディを見上げた。
180 :
名無し調教中。:04/10/23 17:18:23
「お、おはよう、ございます、シンディ刑務官様・・・」
アルテミスはあわてて土下座をして挨拶した。
「遅いんだよっ!罰として、朝食は抜きよっ」
「申し訳ございません」
「まず、顔を洗いな。拷問はそれからよ」
アルテミスは刑務所の共同の洗面所へ連れて行かれ、ホースで鉄仮面の開
口部に水流を注ぎ込まれた。
「げほっ、げほっ」
そして、水を一杯に張ったバケツに鉄仮面ごと頭を突っ込まれる。
「明日からは、顔ぐらい自分で洗うのよ」
「はい、げほっ・・・げほっ・・シンディ様」
それからが拷問の始まりだった。シンディ刑務官の一日は囚人たちへの拷問
に始まり、拷問に終わる。ネオガイア人により半強制的に拉致されたとはいえ、
真性サディストのシンディ・スコットランドにとって刑務官の仕事はまさに、天職
で、収容所での生活は、至福の毎日だった。彼女が行う、拷問のメニューはイ
ラクの捕虜収容で行ってきたものとほぼ同じである。囚人たちに軍用犬をけし
かけたり、人間ピラミッドを造ったりさせるのだ。人間ピラミッドを作る時、アルテ
ミスは常に、最も重量のかかる最下段の一番真ん中だった。白兵戦指揮官と
して鍛えられたアルテミスには、このぐらいのことは、どうということはない。
181 :
名無し調教中。:04/10/23 17:18:59
「鉄仮面、お前、結構がんばるわね、面白くないわ。あたしは、お前がもっと苦しむところをみたいのよ」
シンディは持っていた金鎚で、腹立たしげにアルテミスの鉄仮面を思い切り
殴った。グワーンという音がした。
「あはははは、面白いわ、いい音鳴るわね。お前の頭は、楽器だよ」
シンディは何度も、何度も金鎚でアルテミスの鉄仮面を殴りつけた。グワーン、
グワーンと音が鳴り響いた。さすがにアルテミスも脳震盪を起こし、目眩がし
てきた。
「キャハハハハ!」
調子に乗ったシンディは5段積みになった人間ピラミッドの後ろに回りこみ、
最下段の囚人の御尻を蹴り上げた。歯を食いしばって必死にバランスを保っ
ていた囚人たちは崩れ落ち、どうっと倒れこんだ。
「ぎゃあっ」
「助けてくれ、つぶれるうう」
「ううう、早くどいてよっ」
下敷きになった囚人たちは口々に訴えた。彼らのほとんどは、普通のさざなみ
市民で、デモに参加していて逮捕された者達である。中には全く無実の者もいる。
「キャハハハハ!」
真性サディストのシンディは囚人たちの様子を見ながら笑い転げた。
182 :
名無し調教中。:04/10/23 18:50:39
ムカデは、触手アニメごとく、エロへのプロローグと期待しております
183 :
作者:04/10/23 19:01:26
サイトのトップページは警告のページにしないといけ
ないような気がしてきました。
ムカデ改造された優香と渚沙は、
いままでの手足がうまく使えなくなってたりして・・・・・・
185 :
作者:04/10/25 10:22:23
いくつかのアダルト専用検索エンジンに登録させてもらったら
爆発的にアクセス数が伸びました。頂いたイラストもページの評価
アップに繋がっているようです。ありがとうございます。
186 :
名無し調教中。:04/10/25 11:06:08
アルテミスはその後、何人かのシンディのお気に入りの囚人たちと一緒に、
電気責めを受けた。体中に貼り付けられた電極から、致死量ギリギリの高
圧電流を流されるのだ。体中の体毛が逆立ち、責めが終わった後も感電し
た筋肉が萎縮して、まともに歩く事も、喋ることも出来なかった。
「休んでるんじゃないよ、お前ら!今日の拷問メニューは、まだまだこれか
らよっ!」
シンディの叱責が飛ぶ。アルテミスはふらつく足で別の部屋に連れて行か
れた。その部屋には10代前半の気の弱そうな日本人の少年が一人閉じ
込められていた。
「こいつを犯せ。レイプするんだ」
シンディが冷酷に言い放った。少年の名前は大崎和也、14歳、ごく普通の
中学2年生である。学校から帰宅する途中、たまたまデモにまきこまれ、誤
認逮捕されたのだ。以来、政治犯収容所に監禁されている。鉄仮面をか
ぶったアルテミスが近寄ると、和也少年は怯えて後ずさりした。
「僕は何も悪い事はしていません。お願いです。家に帰してください・・・」
「早くやれ、鉄仮面!命令が聞こえないのっ!」
「・・・ああ・・ご、ごめんね・・・」
アルテミスは感電の影響でもつれる舌で謝りながら、和也につかみかかっ
た。拷問で弱っているとはいえ元白兵戦部隊の隊長である。がっしりと力
強い握力でつかまれた和也に抵抗する術はなかった。
187 :
名無し調教中。:04/10/25 11:07:47
「ああ、やめて・・・」
アルテミスは和也の着ている中学校の制服を引き破り、裸にしてそのままコンクリートの床に押し倒した。左手で和也の萎縮したチンポを鷲づかみにして、荒々しくもみしだく。
「ううっ、痛い!」
金玉をひねり潰されるのではないか、という恐怖で和也のチンポはさらに萎
縮した。
「何やってるの。立たなかったら今すぐ殺すわよ!」
「ひいいっ、ゆ、許してください・・・」
和也は泣き出した。中学生の和也は童貞で、キスの経験もないのだ。仕方
なくアルテミスは和也の上で逆向きに馬乗りになり、両膝で和也の腕を押さ
えつけ、オマンコを和也の顔に押し当てた。左手でそのままチンポをこねくり
回し、右手で和也の腹や太ももを愛撫する。
「ううっ」
アルテミスの濃厚なオマンコを顔に押し当てられ、むせるような雌の臭いを
かがされた和也は、さすがに恐怖を忘れて勃起した。
「い、いいわよ・・・」
アルテミスはチャンスを見計らって、体勢を変え、再び向きを変えると、可愛
らしく勃起した和也のチンポの上にオマンコの割れ目を当てがい、一気に腰
をおろした。
「あううっ・・」
アルテミスは騎乗位のまま、激しく腰を振り立てた。初体験だった和也は、
今までの恐怖を忘れ、あっという間に射精した。この経験は和也少年の心
に、一生消えない深いトラウマを残し、和也は、鉄仮面を被った女にしか萌
えない、全頭マスクフェチの性癖を持ち、今後の人生を送る事になる。
188 :
名無し調教中。:04/10/25 11:30:36
シンディ・スコットランド刑務官によるアルテミスへの執拗な拷問は続いた。ア
ルテミスは肉体労働を命じられ、収容所の中庭でシャベルを使って穴を掘ら
された。鉄仮面他は全裸である。裸足であるため、爪を剥がされた手や足の
指の傷にバイ菌が入り可能している。収容所の敷地は高いコンクリートの塀
と鉄条網で囲まれており、常にレーザー銃を構えたアンドロイド歩哨が警戒に
当たっているため、逃げ出せる可能性はゼロである。ろくに食事もあたえられ
ていないアルテミスはさすがに、直射日光の下での重労働に意識が朦朧とし、
今にも倒れそうだった。約5時間かけてアルテミスは決められた通りの深さと
直径の穴を掘り終えた。収容所の中庭に大穴が開いた。アルテミスは精魂
尽き果てて、地面にへたり込むと、作業状況を監視カメラで観ていたシンディ
がやってきた。
「遅いわね、2時間13分もタイムオーバーよ」
「も、申し訳ありません・・・」
アルテミスは謝り、この穴は何に使うのだろう、とふと思った。
「じゃあ、次はこの穴を元通り埋めてちょうだい。制限時間はそうねえ、2時
間てところかしら」
「あ、ああ・・???」
アルテミスは不可解な指示に、怪訝な顔つきをすると、シンディが冷たく言い
放った。
「この作業に意味や目的なんて全くないの。ただ、あなたを苦しめるためだ
けに命令しているのよ。囚人のあんたに何か不満でもあるの?早く作業に
かかりなさい!」
シンディは立ち去って行った。アルテミスは長時間労働でガクガクになっ
た重い腰をあげ、
絶望感に駆られながら、シャベルで今、掘った土を元に戻し始めた。マゾヒ
ストのアルテミスは理不尽な作業に、汗と泥土にまみれてフラフラになりな
がらも、股間をジットリと濡らしていた。
189 :
名無し調教中。:04/10/25 13:15:25
またあるとき、アルテミスは体中にミンチ肉を塗りたくられ、軍用犬の檻に放り
込まれた。股間には犬のフェロモンを調合した犬用の催淫剤が塗りこめられ
ている。全裸に鉄仮面のアルテミスの周りに、たちまち多くの軍用犬が群が
ってきた。
「ヘタに抵抗すると噛み殺されるわよ」
シンディが檻の外から薄ら笑いを浮かべ、事の成り行きを面白そうに見物し
ている。アルテミスは軍用犬たちにどう対処すればいいのか判らなかったが、
戦えば、さらに犬たちの凶暴性を引き出し、まずいことになりそうだった。アル
テミスは仕方なく、ミンチ肉にまみれた裸体を犬たちの前に投げ出す事にした。
慎重にゆっくりと、犬達を刺激しないように地面に座り込み、ついで、大の字
になって仰向けに寝転がる。
(お願い!噛付かずに、ミンチ肉だけを舌で舐め取って!)
アルテミスは祈りながら目をつぶった。
「ガルルルル・・・」
軍用犬の群れは鼻息も荒く、牙をむき出して、よだれを垂らしながら、アルテ
ミスの体の臭いを嗅ぎまわる。一匹の犬がミンチ肉を舐め始めた。他の犬た
ちもそれに習う。
「あうっ・・・」
軍用犬のザラザラした舌がアルテミスの体中を刺激する。アルテミスは恐怖と
気持ち悪さにおもわず体をビクンと痙攣させた。
190 :
名無し調教中。:04/10/25 13:16:09
「ガウッ!」
さすがに軍用犬である。とっさに、一匹がアルテミスの右肩に噛み付いた。
(痛いっ!)
アルテミスは激痛を感じたが、叫び声を上げたり、身動きしたりしないように、必
死で我慢した。ここで、パニックになれば、たちまち軍用犬たちも恐慌状態になり、
アルテミスの体はズタズタに咬み裂かれてしまうだろう。アルテミスは何度も、
夢中でミンチ肉を貪る軍用犬に体のあちこちを咬まれたたが、声一つあげな
かった。やがて、アルテミスの体に塗られたミンチ肉が最後の一カケラまで食
べ尽されると、今度は、軍用犬たちはアルテミスの股間に塗られた、催淫剤
に気を惹かれ始めた。犬達はオス犬ばかりである。赤黒い人間のものよりも
細長く、先端の尖ったペニスをそそりたて、交尾を求めて、アルテミスの体に
次々と覆いかぶさってきた。
「あははははっ!お似合いだよ鉄仮面。犬とセックスするときは、うつぶせに
なって、お尻を高く、上に突き上げるんだ。そんなことも判らないの!」
アルテミスはシンディに言われたとおり、うつぶせになり、軍用犬たちに、さあ
突いてくれ、と言わんばかりにお尻を突き出した。犬たちは先を争うように、
アルテミスの背中に乗っかかり、細長いペニスを突き立てて、犬ならではの
物凄いスピードで腰を振った。
191 :
名無し調教中。:04/10/25 13:16:46
「ワオオオオーン!」
「あ、ああ。イクううう!」
アルテミスは何匹もの軍用犬に犯され、何度も何度も絶頂を極めた。アルテ
ミスが軍用犬とのセックスに夢中になっていると、一人のスペーススーツを
着たネオガイア人の男がやって来た。
「お久しぶりです、隊長」
男はアルテミスの元部下で、現在、アルテミスの失踪後、白兵戦コマンドの
隊長に昇進していたテッセウス(29歳)だった。テッセウスは左腕を負傷して
おり、治療用の保護板を嵌めている。
「この前の、バリア発生施設の襲撃事件のとき、あなたに撃たれた傷ですよ。
当たり所が悪かったらしく、細胞回復剤を使っているのですが、なかなか直
らなくてね」
テッセウスは、犬に犯されているアルテミスの姿を見て、ニヤニヤと笑ってい
た。アルテミスは軍用犬に股間を突かれながら、鉄仮面の頭を持ちあげ、目
の開口部の隙間からテッセウスの顔を横目で見た。
192 :
名無し調教中。:04/10/25 13:17:25
「あうっ、あううぅ、テッセウス・・・あなたを撃った事に対しての償いはするわ。
慰謝料として、あたしの口座に残っている電子マネーを全て支払うわ」
「あなたの口座は全て、軍の保安部によって封鎖されましたよ。あなたは名誉
の戦死をしたことになっている。・・・それにしても、あなたがマゾヒストで、しか
も、不可抗力とはいえ、地球人のレジスタンスに手を貸すとはね。俺は、この
間まで、白兵戦の天才で人望も厚い、隊長のあなたを尊敬していたのですよ」
「・・・マゾヒストである事は隠していたわ。誰にも迷惑をかけないつもりだった
のに」
アルテミスは唇を噛んだ。
「俺が、今日ここに来たのは、憧れの隊長だった、あなたの末路を見届けるた
めです。俺は、ほとんどのネオガイア人の御多分にもれず、サディストなんで
ね。あなたを一度、思い切り陵辱してみたかった・・・」
テッセウスは長年心の奥にしまっていた、思いのたけを吐き出した。
「わかったわ。償いはすると言ったでしょう。もうすでに、かなりボロボロになっ
て汚れ切っているけど、こんなあたしの体でよければ好きにしてもらって構わ
ないわ」
「それでは、遠慮なく・・・」
テッセウスはしばらくの間、アルテミスの身柄をシンディから預かることにした。
ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
続き!!!!
今度はアルテミスでつねぇ〜〜〜
sain
196 :
名無し調教中。:04/10/27 03:35:07
応援あげ
リクなんですが
病院をのっとってナースさんたちに
イヤらしいことをしてほしいです
今まで仕事を共にしてきた医師が
ネオガイア人に命令されて
ナースさんたちの性器を調べさせられたり。
例えばいじるまえと後で栗の大きさが
どれだけ変わるか、一番でかくなったのは誰で
一番液が多いのは誰かとか。
調査結果は学会で発表させられる
つまらない研究だとネオガイア人にお仕置きされるので
医師も必死でやるみたいな
197 :
名無し調教中。:04/10/27 11:53:38
以前にネオガイア人にもMをとリクした者です。
アリガd
198 :
作者:04/10/28 07:00:47
資料を集めて、ネタとストーリーを考えるので、しばらく待ってください。
199 :
名無し調教中。:04/10/28 11:36:29
「まず、あなたの体を消毒させていただきます。いくら憧れの女性だったとは
いえ、犬の精液にまみれたオマンコを陵辱する気にはなりませんからね。病
気になったら大変だ。それに、あなたは地球人のウンチを、貪り食っていた
という話なので、隅々まで消毒しておかないとね」
テッセウスはアルテミスを軍用犬の檻から出し、収容所の中にある消毒室へ
連れて行った。そこには、不衛生な生活で蚤やシラミの湧いた囚人を消毒す
ることができる設備が整っている。衛生係のアンドロイドの手により、アルテ
ミスは両手首に枷をはめられて、天井から滑車で吊るされた。つま先立ちの
姿勢である。全く無防備になったアルテミスの白い裸体に、ノズルが向けら
れ、高圧力で噴射された消毒液が吹き付けられる。
「くうっ・・・」
体中に刻まれた無数の傷口に消毒液がしみ、恐ろしい激痛がアルテミスを
襲った。
「穴という穴を、念入りに消毒しないとね」
テッセウスの指示でアンドロイドは、ノズルの先をアルテミスのオマンコや
肛門に突っ込み、粘膜が擦り切れるくらい、長時間に渡って洗浄した。鉄仮
面の開口部から口や鼻の穴も念入りに洗浄され、ツーンと鼻の奥にくる、あ
まりの痛さに、さすがのアルテミスも涙をボロボロと流した。
200 :
名無し調教中。:04/10/28 11:37:08
「消化器官も洗浄してやってくれ。地球人のクソがこびりついているかもし
れんから」
アンドロイドはノズルの先をアルテミスの咽喉の奥に深々と差し込んだ。そ
して最大圧力で消毒液を注入した。
「おおおお・・あがあああっ・・・おええええっ・・」
大量の消毒液が無理矢理アルテミスの胃に流しこまれ、そこからさらに水
圧によって小腸へ送り出される。アルテミスの腹はたちまち風船のように
膨れ上がり、小腸の膨張が限界に達すると、消毒液の水流は大腸へと押
し出された。大腸、直腸と押し出され、最後に肛門から排泄物や、未消化
の食物と共に、消毒液が体外に噴出した。
「おげええええ・・・苦しいっ・・・」
今までの拷問で、苦痛のほとんどを快感に変えていたマゾのアルテミスも
さすがに、気が狂いそうになった。約15分間、内臓の洗浄が続けられ、そ
れは、アルテミスにとって永遠のように感じられた。やっと洗浄が終わると、
アルテミスは激しく咳き込み、ぐったりと死んだように、体中の力が抜けて、
滑車から、だらんとぶら下がった。体の内側から熱を奪われ、体が恐ろし
いほど冷えている。アルテミスのような歴戦の戦士でなければ、気を失っ
ているか、ショック死していただろう。
201 :
名無し調教中。:04/10/28 11:38:08
「フッフッフッ、いい様ですよ、アルテミス隊長。今度は逆から、洗浄してあげ
ましょう」
テッセウスはアンドロイドに命じ、今度はノズルを肛門に突っ込ませた。スイ
ッチを入れると高圧力で消毒液が注入される。直腸、大腸、小腸、胃、食道
と水流が逆流し、最後にアルテミスの口から、噴出した。
「げほっ、げほっ、苦しいいい・・・い、息が出来ない・・・」
「これは、面白い」
テッセウスは満面の笑みを浮かべて喜んでいる。逆方向での消化器官の
洗浄は約30分間も続けられた。ほとんど、死んだようになったアルテミスの
体が滑車から下ろされると、冷え切って、死体のように冷たくなった体をテッ
セウスは散々陵辱した。
「隊長、もっと気合を入れて、腰を振ってください」
「舌使いがヘタですねえ。」
「もっと楽しそうにしてくださいよ。俺のことが嫌いなんですか?」
テッセウスはありとあらゆるセックスサービスをアルテミスに強制し、満足す
るとその後、弱った体に、スパンキングや鞭打ち、電流責めを加えた。ほと
んど、その日、一日中テッセウスはアルテミスを嬲り者にした。
「これからも時々面会に来ますよ、隊長。あなたは二度とここから出られな
いようですから。あなたの事だから、大丈夫とは思いますが、あっさりと責め
殺されたりしないで下さいね。」
テッセウスは帰り際にそう言い残すと、アルテミスの身柄をシンディ・スコット
ランド刑務官に引渡し、満足気に軍の宿舎へと帰っていった。
202 :
名無し調教中。:04/10/28 13:20:06
15世紀初頭、ヨーロッパ、フランス南部の村に久石千鶴(肉体年齢20歳。不老
不死)はいた。13世紀にモンゴルのヨーロッパ遠征軍に従ってユーラシア大陸
を横断した千鶴は、ポーランドの手前で脱走し、その後、100年以上に渡って、
ヨーロッパ各地を転々としていたのだ。不老不死であることがバレてはいけな
いので一箇所に定住することは出来ない。時折、正体不明の刺客に襲われる
事もある。モンゴルの陣中で初めて接触して以来、時間管理局が千鶴の存在
を歴史上から抹殺しようと付け狙っているのだ。時間管理局の刺客は常にその
時代の人間に紛れ込んだアンドロイドで、いきなり襲ってくる。とても精巧に作
られているので普通の人間と見分けはつかない。時間管理局の正体について
は全く不明である。千鶴は、てっきり例の宇宙人の差し金だと思い込んでいる。
ここ数年、千鶴はフランスの農村で、農民の下男と結婚し、極貧生活であったが
平和な毎日を送っていた。しかし、ある日を境に、突然、平和な生活は終わった。
「司教さま。この女は魔女ですだ」
突然、隣の家に住んでいる、初老の男に密告されたのだ。教会の異端審問官
が憲兵たちと共に、千鶴と夫の住んでいる小屋にやって来た。
「私は魔女ではありません。何かの間違いでございます」
千鶴は恐れ気もなくキッパリと、言い返した。しかし、告発者たちは不信感をあ
らわにしている。
203 :
名無し調教中。:04/10/28 13:21:12
「おらは、前から怪しいと思うとったんじゃが、今までどうしても思い出せなかっ
ただ。この女、わしが子供の頃、わしの故郷の近くの町で、今と全く同じ姿で、
売春婦をしていただ。わしの死んだ爺ちゃんがそんときも、あの女は魔女だ
と言ってたべ」
「・・・・」
千鶴は一瞬答えに詰まった。この男の言っている事には身に覚えがある。し
かし認めるわけにはいかない。この時代、魔女だと認定されれば、火あぶり
の刑に処せられる。
「違います。私は元々、シナの貿易商人に売られてきた女奴隷で、この国に
始めてきたのは5年前ございます」
千鶴はデタラメな嘘をついた。
「ええい、白々しい。魔女ならば、体に魔女の印があるはず。こやつの衣服を
剥いで調べてくれよう」
教会の異端審問官は憲兵たちに指示をした。千鶴は裸に剥かれ、彼らの前
に引き据えられた。体中におびただしい、古い傷跡や、千年以上にわたる放
浪生活で押された奴隷の焼印の跡がある。
「おおっ、これは!それ見たことか!」
告発者たちは口々に叫んだ。千鶴は必死に否定した。
「違います。これは魔女の印ではありません。奴隷に売られた時に、押された
焼印でございます」
「なんと、まだとぼけるか!このような怪しい紋様が魔女の印でない筈はない。
これを見ろ」
異端審問官が指し示したのは、紀元3世紀の日本で邪馬台国の女王卑弥呼
によって、千鶴のお尻に押された焼印だった。『親魏倭王卑弥呼』という角印
である。確かに15世紀のフランス人が見れば妖しい紋様だ。
204 :
名無し調教中。:04/10/28 13:21:49
「司教様。こんなものが見つかりました」
その時、憲兵が小屋の裏からほうきを持って来た。
「やはり、魔女だ。」
「違います。それはただのほうきです。ほうきぐらいどこにでもあります!」
「おらあ、この女が夜中に、そのほうきに跨って、空を飛び回っているのを見
ただ」
密告者の男がここぞとばかりに、話に尾ひれをつけて証言した。これは嘘の
作り話である。
「ともかく、審問所へ引き立てろ。自分で魔女だと認めるまで、こってりと拷問
してやる」
たちまち、憲兵に囲まれ、抵抗する間もなく、千鶴は取り押さえられて、護送
用の馬車に連行された。ここ数年間、千鶴の夫であったウスノロの下男は、
突然の事の成り行きに、ただおろおろしているばかりである。
「あなた、心配しないで。私、これぐらいは平気よ」
千鶴は裸のまま、鉄の檻に入れられ、異端審問所へと馬車で運ばれて行った。
205 :
作者:04/10/28 13:22:49
千鶴編はきりがないので、サクサクッと時代を進めよう、と思う
ジャンヌダルク=千鶴でもいいし、
フランス市民革命や
フロンティア・アメリカの歴史にも噛ませると
かなりおもしろいかも
千鶴は殺さないで
ネオガイア人が千鶴をちょっと近代につれて帰ってくるって言うのはどうでしょう?
サクッと終わりそうですが。
209 :
作者:04/10/29 09:13:25
>206
ジャンヌダルクは前に登場させてしまっています。日本人とフランス人では無理があるような・・・
>208
それも考えたのですが、安易すぎるし、現代まで、後もう、600年ぐらいなので。問題は現代まで、
戻った後、どうなるのか、というところで、ある程度は考えてあるのですが・・・
210 :
名無し調教中。:04/10/29 11:59:56
千鶴は衣服を全て剥ぎ取られ、古傷と焼印だらけの体を通行人たちに晒しなが
ら、護送馬車で運ばれて行った。精神年齢、約1500歳の千鶴にはもはや、恥
ずかしいという概念はない。
「魔女だ。火あぶりにしろ!」
「近寄っちゃ駄目よ。魔法をかけられて動物にされるわ」
「魔女とやったら、インポになるって噂だ」
通行人たちの罵声を聞きながら千鶴は事態を軽く考えていた。
(魔女だなんて馬鹿馬鹿しい。いくらなんでも、こんな嫌疑すぐに晴れるわ。そし
たらまた、しばらくあの小屋でウスノロの夫と一緒にあと何年か潜伏しよう)
しかし、千鶴は知らなかった。この時代、一端魔女の嫌疑をかけられたら最後、
認めるまで、ありとあらゆる拷問が加えられるため、助かる方法はないのだ。近
代に至るまで何十万人もの女性が無意味な魔女裁判の犠牲になったと言われ
ている。千鶴は、異端審問所に到着する前に、強引にでも、憲兵たちを薙ぎ倒し、
姿をくらませるべきだった。時折、馬車に向かって投げられる石に当たって、額
から血を流しながら、千鶴の乗った護送馬車はやがて、審問所に到着した。石
の塀で囲まれた、陰惨な建物だった。千鶴が中に引き立てられると、裸の女た
ちが、ありとあらゆる拷問道具で、拷問吏によって責めさいなまれていた。全て
魔女の嫌疑をかけられた無実の女たちである。血の臭いや、肉のこげる臭いが
あたりに漂い、うめき声や断末魔の叫びが途切れることなく、審問所の中を満た
している。千鶴は両腕を頭上に拘束され、拷問台のベットの上に縛り付けられた。
211 :
名無し調教中。:04/10/29 12:00:40
「お前、フランス人ではないな。ジプシーか?」
審問官兼拷問吏のベルナルド・ラスティーニが千鶴の肉体を観察してたずね
た。古傷や焼印の跡を一箇所づつ丁寧に観察している。千鶴は審問所で行
われている拷問の凄惨さに、相当危険な、ヤバイ状況である事をを感じ始
めた。
「違います。私はジプシーではありません。東洋人です。」
「怪しい。今まで審問した女の中で一番怪しいぞ。体中に魔女の印が山ほど
付いているではないか。」
ベルナルド審問官は長さ30センチほどの長い針を取り出した。
「これで調べれば、すぐにわかる。魔女ならば、体に一箇所だけ、針で刺し
ても苦痛を感じない場所があるそうだ」
千鶴は息を呑んだ。四肢を拘束されて動けない千鶴の体に針を突き刺して
行くつもりなのだ。ベルナルドはまず千鶴の右の乳房をつまみあげ、引き伸
ばすと横にズブリと針を突き通した。
「ううっ!」
針に刺された穴から血が噴き出す。千鶴は苦痛に顔を歪めた。
「まさか、演技じゃないだろうな?」
ベルナルドは胡散臭げに千鶴の表情を観察している。突き通した針をグリグ
リと捏ね繰りまわし、痛みに対する千鶴の反応が本物であるかを慎重に確か
めて、ようやく納得がいくと針を引き抜いた。そしてまた、別の場所へ突き刺す。
212 :
名無し調教中。:04/10/29 12:01:12
「ぎゃっ!」
「心配するな。自白するまでに死なれて困るから、急所は外してある。」
ベルナルドの針による審問は数時間に及び、千鶴の体は穴だらけになった。
当然体中、出血多量で血まみれである。顔、胸、腹、背中、尻、腕、脚などあ
りとあらゆる部分に針穴が開いた。
「おかしいな、これだけ、体中に傷あとや痣があるというのに。さては、お前、
魔法を使って、俺を騙しているのか?」
「魔、魔法なんか使えません。私は魔女ではありません!」
千鶴の意識はまだまだ、はっきりしている。1500年に及ぶ、苦難の人生が
千鶴の苦痛に対する耐性を強くしている。
「自白させるには時間がかかりそうだな」
ベルナルドは久しぶりに被疑者に対する、手応えを感じて内心喜んでいた。
213 :
作者:04/10/29 19:16:03
サイトにイメージイラストを増やしたいのですが、どうすればよいのでしょう?
自分で描くにしても、初心者が簡単に描けるものなのでしょうか?
〃∩ ∧_∧
⊂⌒( ´・ω・)くだらねぇスレだなぁ
`ヽ_っ⌒/⌒c
⌒ ⌒
絵心がないと難しいでしょうね。
公募してみては。
小説として出版する方向でまとめて行ったらどうですか。
出版社の方で絵描きさんを探してくれるかもね。
217 :
作者:04/10/30 23:40:37
出版ってそんな簡単にしてもらえるものなのでしょうか?
内容が内容なだけに、『電車男』のようなわけには・・・
新HPはどうも読みにくい感じがします。
220 :
作者:04/11/01 07:38:33
1ページの横幅をもう少しあけて、一行の文字数を少なくしようと何度か
試みたのですが、htmlの知識の無さで、うまくいきませんでした。
背景色と、文字の色をまねる事は出来そうですが。
221 :
作者:04/11/04 01:58:23
背景色と文字の色を変えました。横幅はどうしても調整出来ないので、
ブラウザの方で調整して読んでください。すいません。
222 :
名無し調教中。:04/11/04 11:31:19
体中を穴だらけにされ、血だらけになった千鶴は、次にギザギザの山型に切
り込みの入った鉄板の上に正座をさせられた。両手は後手に縛り上げられる。
そして、太ももの上に数十キロはありそうな巨大な鉄の重りを乗せられた。
「うぐううっ・・・」
恐ろしい重量がかかり、千鶴の向う脛の肉に、山型のギザギザが食い込んで
来る。皮膚が破れ、血が鉄板を染めた。ベルナルド司教は、楽しそうに千鶴の
苦しむ様子を見て、聖職者らしく、おごそかな微笑みを浮かべている。
「魔女だと、認めれば、楽にしてやる」
「どんなに責められても、私は魔女ではありません。それに、魔女だと認めれ
ば火あぶりにされるんでしょう?」
「その通り、魔女は例外なく公開処刑だ」
ベルナルドはそう言うと、今度は真っ赤に熱せられた焼きごてを用意させ、身
動きの取れない千鶴の背中に押し当てた。ジュッと音がし、肉の焦げる匂い
が立ち込めた。
「あああっ!」
さすがの千鶴も体をうねらせ、絶叫した。
「吐けえ!早く魔女だと認めろっ!」
「ち、違います・・・私は、絶対に魔女じゃありません・・・・」
千鶴は強情だった。ベルナルドはイバラ状のトゲの埋め込まれた一本鞭で千
鶴の体を滅多打ちにした。
「ぎゃああっ!ぎゃあああ!」
千鶴の全身の皮膚が切り刻まれ、おびただしい出血で、頭の先から足の先ま
でが血塗られていった。千鶴の意識は、苦痛と貧血で朦朧としてきたが、恐
るべき忍耐力で口を割ることはなかった。ベルナルド司教の千鶴への拷問は
いつ果てるともなく続いた。
223 :
名無し調教中。:04/11/04 12:07:54
いくら責めても魔女だと認めない千鶴に、ベルナルド司教は、とうとう最後の
手段に出た。千鶴は憲兵隊に護送され、町の外れの小川に連れて行かれ
た。憲兵たちは拷問で流された血がこびり付いた全裸の千鶴の体に、大き
な石の重りを抱きかかえさせ、そのまま太い縄で、固く、何重にも縛り上げた。
「これから、お前をこの川に突き落とす。魔女の体は普通の人間より軽いと
言われているから、もしお前が浮いて来れば、魔女だという証明になる。逆
に沈めば、人間だということだ。これで、お前が自白しようがしまいが、魔女
だかどうだか、ハッキリする。」
ベルナルド司教の説明に千鶴は抗議した。
「そんな!もし、沈んでしまったら、そのまま溺れ死んでしまうではありませ
んか?」
「死んでも疑いが晴れればそれで良いではないか?大体、お前がいつまで
も口を割らぬからこういう手段を取らざるを得んのだ。」
町の住民たちが大勢つめかけ、この水裁判の様子を、固唾を呑んで見守っ
ている。この時代、裸の女が責められる光景を見れるのは、こういった機会
しかない。
「では、水裁判を始める。被告人を川の中へ!」
224 :
名無し調教中。:04/11/04 12:08:29
ベルナルド司教の指図で憲兵たちは、千鶴の体を抱え上げ、川の中へ放り
込んだ。小川といっても、水深は2メートルほどもある。大きな石を抱きかか
えさせられた千鶴はあっという間に川の底へと沈んで行った。
(く、苦しい、息が出来ない・・・)
千鶴は必死にもがいた。こんなところで、訳のわからない容疑をかけられ、
死にたくはない。そんなことのために世界中を満身創痍になりながら放浪し、
1500年も生き続けて来たのではない筈だ。川の水が口や鼻から気管に
浸入してきた。千鶴は酸欠で気が遠くなりながら渾身の力を振り絞って、手
足を縛っている縄を引き千切ろうとした。
(駄目だわ、切れない・・・)
千鶴の意識が消えかけたとき、奇跡的にプツンと縄が切れ、解けた。石の
重りから解放された千鶴の体はスーッと水面に浮かび上がり、ムセながら、
貪るように空気を吸い込んだ。
「やはり、お前は魔女だ!」
勝ち誇ったベルナルド司教の声が響いた。実はベルナルドがあらかじめ、
千鶴を縛っている縄に、切れ易いよう、切り込みを入れていたのだ。異端
審問官の司教にしても無実の人間を溺死させるより、魔女を摘発し火あぶ
りにする方が、教会の評価が上がるのだ。岸に引き上げられた千鶴には、
判決が下され、火あぶりの公開処刑にされることとなった。
225 :
名無し調教中。:04/11/04 14:00:51
数日後、町の広場の真ん中に、火あぶりの公開処刑場が用意された。この
広場では今まで多くの無実の女たちが、ベルナルド司教によって嫌疑をか
けられ、魔女として処刑されている。この日も千鶴の他に3人のフランス人の
女が火あぶりにされる予定になっていた。広場には大勢の見物人がつめか
け、裸の女が縛り上げられている光景をワイワイと騒ぎながら眺めている。
まるでお祭り気分のようだ。所詮、自分たちには直接関係の無い、他人事
を野次馬根性で見物しているのだ。処刑台に縛り付けられた千鶴は、見物
人の中に、ここ数年間の夫であるウスノロの下男を見つけた。ウスノロの夫
は心配そうに、千鶴の方を見つめているが、どうしていいか判らず、ただた
だ青い表情で押し黙ったまま突っ立っている。千鶴はこの夫に対して何の
感慨も持っていない。ただの潜伏のための隠れ蓑だった。
(あの時、逃げていれば良かった・・・)
最初に隣の家の男に告発されたとき、強引に逃走しなかったことが悔やま
れた。千鶴はふと、見物の中に夫とは別に見覚えのある人物がいる事に気
付いた。
(あれは、確か・・・)
千鶴は必死に記憶をたどった。1500年分もの記憶である。ぼんやりとして
消えかけている事柄も多い。
(あれは、昔、モンゴルの野営地で見た女だ)
千鶴は慄然とした。その人物は、100年以上も前に千鶴にいきなり襲い掛
かってきたモンゴル人の侍女イエスイだった。どこにでもいるフランスの庶
民女の服装をしているが、人相風体は間違いない。年も取っておらず、当
時と全く同じ風貌である。無表情な冷たい眼差しで、標的を分析するように
じっと、千鶴の方を見つめていた。
226 :
名無し調教中。:04/11/04 14:01:52
(あの女も不老不死。・・・いや、人間じゃない、アンドロイドだわ)
実は、隣の家の男に千鶴を密告するように唆したのは、物売りに化けたイエ
スイだったのだ。時間管理局のエージェントとして千鶴の抹殺を命じられてい
るイエスイは、千鶴の武術や敏捷さを警戒し、直接の暗殺よりも、この時代の
人間や風習を利用して、間接的に陥れる方法を選んだのだ。千鶴の魔女裁
判は全て仕組まれたものだった。
「それでは、死刑執行を始める」
ベルナルド司教が宣言した。千鶴を含め、処刑台の4人の女の足元に薪が山
のように積まれている。死刑執行人の男が火のついた松明を持って近寄り、
点火しようとした。
(くそおおっ、こんなところで死ねないっ!なんとしてでも生き延びるんだ。生き
て現代に戻り、宇宙人どもに復讐するまで死ねないっ!)
千鶴は最後の望みをかけて、イチかバチかのハッタリ勝負に出ることにした。
「あーはっはっは、私は魔女よ。こんな火あぶりぐらいで、本気で殺せると思っ
ているの!
火なんて、なんともないのよ。今までの拷問だって、くすぐったいだけだったわ。
いいこと教えてあげる。もうすぐ、魔女集会があるわ。そのとき、あなた達のこ
と仲間の魔女にも言って、魔法で、ここにいるお前たち全員、ネズミに変えて
あげるわ!楽しみに待ってらっしゃい!」
千鶴は高らかに笑った。その場に居合わせた全員がその言葉を聞き、辺りは
シーンと静まり返った。ベルナルド司教も驚いていた。
227 :
名無し調教中。:04/11/04 14:02:45
「なんだと」
今まで、処刑寸前にこういう事を言い出した女はいない。実は、心の底で魔
女の存在を信じていなかったベルナルドは面食らって、どうしていいか判ら
なくなった。
「その魔女集会はどこである?」
「そんなこと、教えられないわ。火あぶりになったら、魔法で死んだ贋物の体
だけ残して、本当の私は、そのまま魔女集会に飛んで行くわ」
ベルナルド司教はじめ、一同はすっかり千鶴のペースにはまってしまった。
「おのれ、魔女め!火あぶりは中止だ。もう一度拷問にかけて、魔女集会の
場所と日時を聞きだしてやる。人間様を舐めるんじゃないぞ!」
怒り狂ったベルナルドは千鶴を処刑台から下ろすように、憲兵に命じた。千
鶴の縄が解かれた瞬間、この時を待っていた千鶴のこぶしが憲兵のみぞお
ちに叩き込まれ、憲兵は気絶した。崩れ落ちる憲兵から剣を抜き取った千鶴
は、そのまま、見物人の群集の間に踊り込んで行った。途中で制止しようと
した何人かの憲兵たちが、一瞬にして切り伏せられる。
「きゃあああっ」
「魔女が、魔女が逃げたぞーっ」
たちまち大騒ぎになった。ベルナルドは騙されたと悟ったが遅かった。騒ぎ
が収まったとき千鶴の姿はどこにもなく、それっきりウスノロの夫の住んでい
る小屋にも二度と戻らなかった。
『時間犯罪者11532号ノ抹殺ニ失敗シマシタ』
時間管理局、駐在アンドロイドのイエスイは遥か別の時代にある管理局本
部に淡々と報告を送った。
今回の魔女裁判はこれで終わりなんでしょうか。
中世の魔女裁判では、異端審問官が若い娘を魔女だとでっち上げて、
陵辱の限りを尽くしていたという話を聞いたことがありますが、
今回はふつうに拷問で終わってしまい、残念です。
229 :
作者:04/11/04 16:26:35
>>228 先に言って欲しかった。
7レスほど前だったら、ストーリーの修正ができたのですが・・・
230 :
名無し調教中。:04/11/04 18:17:52
さざなみ市の占領地政策が急ピッチで進められていた。元々30万人だった
さざなみ市の人口は、ネオガイア星人の占領後、半年間で50万人に膨れ上
がっていた。その多くは、占領地以外から、転送ビームによって誘拐されて
きた人々である。宇宙の彼方からネオガイア星人の移民も流入してきている。
彼らのほとんどは、市の北部の山の手に建設された、ネオガイア人特別居住
区の中に立ち並ぶ豪邸に住んでいた。特権階級であるネオガイア人の居住
区は、全体が高い鉄条網で隔離され、許可証のない地球人は立ち入り禁止
である。彼らは、誘拐されてきた地球人の多くを使用人やセックス奴隷、ペット
として邸内に住まわせている。その特別居住区に隣接して広大な軍事基地と
研究施設、宇宙港が建設されていた。一時、地球人のレジスタンスの襲撃で
大幅に遅れてしまったエネルギーバリア発生施設も完成し、宇宙母艦オリンポ
スの全ての機能は地上施設に移管が完了している。植民地支配の要である
総督府ビルも完成し、オリンポスはいつでも再び宇宙に飛び立つ事が出来る
態勢だった。宇宙港にはネオガイア星の定期便が常に発着し、宇宙からの
観光客も多数訪れるようになっていた。占領下におかれたさざなみ市民たち
は恐怖に怯えながらも、平和な日々を送っている。以前、日本政府から生活
必需品や食料を積んだ貨物船は到着するが、ネオガイア星人と手を結んだ
工場経営者たちによって、市街地の郊外に生産施設や工場が次々に開設さ
れ、ほとんど自給自足が出来るまでになっていた。そんな平和な、さざなみ市
で、ある日、占領放送局によるスペシャル番組が放映された。
231 :
名無し調教中。:04/11/04 18:18:32
「今日のゴールデンタイムは、『女子アナ拷問対決!』をお送りいたします」
ステージに司会者が登場し、出場者を紹介していった。拍手とともに入場し
てきたのは占領放送局の看板アナウンサーたちだった。中島亜矢(24歳)、
赤木智香子(24歳)、相沢淳子(36歳)、高畠美鈴(32歳)の4名である。
高畠美鈴だけが100キロ以上に強制肥満化され、ウサギの耳を付けられて
人間ウサギに肉体改造されていた。他の3名は改造はされていなかったが、
赤木智香子は日々のレギュラー番組内で行われている度重なる拷問で憔
悴しきっている。司会者にマイクをむけられ、一通り、対決に対する意気込
みを語ると、4人は最初の拷問対決の準備のため全裸になった。カメラの前
での生脱ぎである。様々なアングルから複数のカメラに撮影され、一枚一枚
衣服を脱いで行く様子をお茶の間に放映された。
「そんなに見ないで下さい。恥ずかしいですよお」
亜矢がぶりっ子をしている。
「毎朝、オマンコ開いて、ニュース読んでるんじゃねえかよ」
すかさずゲスト席からコメディアンの突っ込みが入った。4人が全裸になると
ステージに4台の滑車が運ばれてきた。
「まず最初の拷問対決は、『海老吊り鞭打ち連打』です。最後まで耐えれる
のは4人のうち一体誰でしょう?」
232 :
名無し調教中。:04/11/04 18:19:09
司会者が解説し、ゲスト席に座ったタレントたちがパネルに名前を書き込ん
だ。智香子が拷問慣れしている、ということで彼女の名前を書き込んだ解
答者が最も多かった。4人の手足が背中で束ねられて滑車で吊り上げられ、
大きく海老反りの姿勢で吊り上げられて行く。背骨がギシギシときしみ、そ
れだけでもかなり苦しそうだ。
「相沢さん。気分はどうですか?」
司会者が宙吊りになった相沢淳子の顔にマイクをむけた。
「く、苦しいです・・・」
「あなたも、御自分の番組では、かなり拷問されておられるでしょう?」
「え、ええ、でも苦しいものは苦しいんです」
「早く、真性マゾになっちゃえよ!」
タレントが野次を飛ばした。4人の傍らにバニーガール姿の若い女性のア
シスタントが手に一本鞭も持って立った。
「では、最初の対決、『海老吊り鞭打ち連打』、さあ、いよいよ開始です。」
ピーッと開始の笛が鳴り、バニーガールたちが一斉に鞭を振り降ろし始めた。
パシーン、パシーンと小気味のいい音がスタジオにこだまする。4人は鞭を
振り下ろされる度に、苦痛に顔を歪め、4人の白い裸体はたちまちの内に
蚯蚓腫れで埋め尽くされていった。
233 :
作者:04/11/04 18:25:16
何度も言いますが、この物語はフィクションであり、登場人物は全て架空の人物です。
たまたま名前がほんの少しばかり似ている人がいたとしても、実在の人物とは全く関
係がありません。くれぐれも妄想と現実の区別がつかない人は読まないように。
234 :
名無し調教中。:04/11/04 20:50:40
作者たん乙です
時々書き込まれる作者たんの文が
なんだかかわいいような
千鶴、さすがっ!!!!
魔女裁判切り抜けますたねぇ〜〜
伊達に数千年生きてないっ!!!
なんかSFチックでわくわくしちゃいますた
で今度は女子アナ拷問対決!!!!!
スペシャルの時期にはちょっと遅れちゃいましたが
ものすご〜〜〜く楽しみ〜〜♪
どんな拷問対決なのか楽しみでつ〜〜♪
頃したりしないでちゃんと全員生かしといてくださいませm(__)m
今度そのうち肉体酷使対決だけでなく
性的対決競技会キボンヌ
作者タソ 今度はお祭りをネタに
やつらが研究と称してそこでまじめに取り組んでいる
踊り子や演奏者たち、裏方たちに陵辱の限りを尽くすというシリーズをおながいできませんか。
浅草サンバカーニバル
阿波踊り
男根神輿まつり
よさこいまつり
青森のねぶた
などなど
238 :
作者:04/11/11 09:01:02
>>237 今までで、一番難しい題材です。お祭りに参加したことがないので
何をどう、妄想すればいいのか、判りません。具体的にいくつかネタの
例を挙げていただければ、それに基づいて、書いてみます。
サイトのイメージイラスト、絵が書けないのでコラを作ってみました。
239 :
名無し調教中。:04/11/11 09:28:25
240 :
名無し調教中。:04/11/11 10:40:13
鞭打ちが30発を超えたが、誰一人リタイヤする女子アナはいなかった。一本
鞭での連打は相当辛いようだったが、全員が、女子アナの意地にかけて、
ギブアップしまいと、必死に激痛に耐えている。テレビ画面の下部に何発打
ったかがテロップでカウント表示されて視聴者に、判りやすくなっている。
「智香ちゃん、がんばれー!」
「亜矢パン、すぐにギブアップするんじゃないぞ!視聴者を裏切るなよー」
「愛してるよ、淳子ーっ!苦痛に歪んだ顔が素敵だよ!結婚してくれー」
「引っ込め、豚ウサギ!」
女子アナたちに、会場から次々に声援が飛んだ。50発が終わった時点で一
端、休止になった。
「4人とも予想以上に頑張ってますね。ここまで誰一人、リタイヤしていません。
ここで、更に苦痛を与えるために、4人の体のもっとも敏感な部分に、重りつき
の風鈴が取り付けられます。」
司会者が合図して、アシスタントたちがたくさんの風鈴を運んできた。それらは
海老ぞりに吊るされた、4人の体の、両乳首、クリトリスに吊るされた。見かけ
は小さな風鈴だが、それぞれ10キログラムの鉄球が仕込まれている。乳首、
クリトリスが糸に引っ張られ、ダランと下向きに極限まで引き伸ばされた。
241 :
名無し調教中。:04/11/11 10:40:48
「くううっ、千切れそうです・・・」
中島亜矢が泣きべそをかいた。司会者が赤木智香子の口元にマイクを向
ける。
「どんな気分ですか、知香ちゃん?」
「こ、こんなぐらいは、平気です・・・なんともありません。いつも、番組で、も
っとひどい事されてますから」
再び、鞭打ちが再開された。今度は、打たれる度に風鈴がゆれ、チンチロ
リーンと音が鳴る。
「相沢さん、股間がヌルヌルに濡れてますよ。あなた、本当はマゾなんじゃ
ないんですか?」
「う、うう、そ、そうです。でも、真性じゃないんです。ハードなのはやっぱり
苦手です・・・」
「でも、これからは、そうは、言ってられなくなりますからね」
「出来るだけがんばります・・・」
結局、脱落者は誰も出ず、百発の鞭打ちが終わった。傷だらけの体で滑
車から降ろされた4人の女子アナに、休む暇もなく、第二の対決が用意され
ていた。
「さあ、第二の対決は、それぞれのセックステクニックを競う対決です。名付
けて、『10人抜き対決!』です」
242 :
名無し調教中。:04/11/11 10:41:38
アシスタントに誘導されて、40人の男たちが会場に入場してきた。対決の
ルールは簡単、一人の女子アナにつき、10人の男が割り振られ、彼ら全
員をイカせ終わるタイムを競うのだ。手、オマンコ、アナル、口など、体のど
の部分を使っても構わない。最下位になれば、失格で、次の対決には出ら
れない。ちなみに全ての対決を通じて、最後に優勝した女子アナには、ゴ
ールデンタイムでのニュース番組の出演権が与えられる。対決の前にゲス
トのタレントたちが次々に順位の予想をし、一番有利なのは、相沢淳子だ
という意見で一致した。理由は、年齢を食っているので、その分セックステ
クニックも熟練しているだろう、というのが根拠だった。ピーッと開始の合図
の笛がなり、4人の女子アナは一斉に最初の男のチンポにむしゃぶりつい
た。40人の男たちは事前に公募された一般人で、ファンの地球人もいれば、
性欲を満たしたいだけのネオガイア人の兵士もいる。それぞれ、用意され
たマットの上で女子アナたちと絡み合った。道具はローションだけが使用を
許されている。女子アナたちは手早くそれを男たちの体に塗りたくり、鞭打
ちで痛むボディをこすりつけて、一秒でも早く相手を射精させるよう、必死で
サービスをした。知香子と美鈴は口でしゃぶり、亜矢は手こきで、淳子はい
きなりオマンコに挿入した。しばらくしてまず、淳子が中出しで射精させ、続
いて、亜矢が手だけでイカせた。智香子はフェラチオにかなり手間どっている。
「智香ちゃん、ヘタクソでつね。歯が亀頭に当たって、痛いでつ」
チンポをしゃぶられている、自称ファンの男は文句を言った。
243 :
名無し調教中。:04/11/11 10:42:10
「ご、ごめんなさい・・・」
智香子は申し訳なさそうに謝り、かなり遅れたが、それでも、ようやく一人
目をイカせることが出来た。高畠美鈴は更に悲惨だった。
「このデブウサギ!お前なんかにしゃぶられても、ちっとも、気持ちよくなん
ねえよっ!」
男は罵倒している。百キロ以上に太らされた美鈴は豚のように醜くく、元の
美貌は影も形なくなっており、性欲の対象とはなり難い。美鈴は容姿のハ
ンディキャップをフェラチオテクニックでカバーしようと、必死で裏筋や玉袋
を舐めまわしたが、とうとう、男のチンポは射精する前に萎えてしまった。
(お願い、立って!あたし、好きでこんな姿になったわけじゃないのに!こ
れも視聴者のリクエストだったのよ!)
美鈴は萎えたチンポをひたすらしゃぶりながら、自分の姿に悲しくなってウ
サギのように赤い目から涙をとめどももなく流した。
乙です
>>242のファンの男、にちゃんねらですか!
しかもリアルで2ちゃん語連発する一番痛いキモオタタイプ…
嫌悪感倍増ですね!
爆笑してしまいましたw
作者さんサイコー
245 :
名無し調教中。:04/11/11 14:44:22
『10人抜き対決』は、相沢淳子と中島亜矢の一騎打ちとなった。淳子が8人
目の時点で亜矢が7人目を射精させようと頑張っている。拷問には強いが、
セックステクニックの未熟な智香子は、その時、まだ3人目で、もたついてお
り、美鈴は一人目すら射精させることが出来ないでいる。美鈴の列で、後ろ
に並ぶ残りの9人の男が、早くしろ、と言わんばかりの非難がましい目で、美
鈴を睨みながら、怒りを抑えてイライラしていた。淳子と亜矢は体中のあらゆ
る部分を使い、死力を尽くして競い合っていた。口はすでに舌の使い過ぎで
顎が疲れて、半開きになり、オマンコも愛液が乾いて、粘膜が擦り切れ、赤
く充血している。二人とも最後の疲労していない器官であるアナルにローシ
ョンを塗ってチンポを挿入し、必死で腰を振っていたが、36歳の淳子はさすが
に体力が尽きて、腰を振りながらも、意識が朦朧としていた。24歳で若さの
溢れる亜矢は、淳子と同様に苦しかったが体力にまだまだ余裕があり、9人
目で、なんとか淳子に追いついた瞬間、勝利を確信した。
(勝ったわ。これでゴールデンタイムはあたしのものよ。例え、宇宙人の放送
局でだって、あたしが全ての女子アナの頂点に立つのよ!)
普段はぶりっ子で、愛らしさを売りにしている亜矢は、心の底では、いつもナ
ンバーワンを意識し、他の女子アナの風下に立つ事など考えられなかった。
しかし、亜矢はそんなプライドの高さなど、今まで、表面には微塵も出したこと
はなく、これからも気づかれる事はないだろう。恐るべき執念で、淳子より先
に9人目をクリアした亜矢は、10人目に取りかかろうとして驚いた。10人目は
レギュラー出演している朝のニュース番組で、デスクを並べて、競演している
猿部真一郎(42歳)だったのだ。
246 :
名無し調教中。:04/11/11 14:45:14
「やあ、亜矢ちゃん」
「さ、猿部さん!何やってるんですか、こんなところでっ!」
「いやあ、実は僕も君のファンでね。いつも、隣でオマンコを開いてニュース
を読んでいる君を見て、密かに股間を勃起させていたんだよ」
猿部は小太りの体に、トレードマークの丸眼鏡と蝶ネクタイのいつもの格好
で、ニヤニヤとスケベったらしく笑っていた。
「こ、困りますっ。恥ずかしいです・・・猿部さんのチンポを入れるなんて」
「なーに気取ってるんだか。いつも、番組収録の後、ネオガイア人のプロデュ
ーサーやスタッフとやりまくってるじゃないか」
「そ、それはそうですけど・・・」
「早く始めないと、相沢さんに追いつかれちゃうよ」
亜矢はハッと我に返り、あわてて猿部のズボンのベルトを外しにかかった。
トップの座を相沢淳子のような年増アナウンサーに奪われるわけにはいかな
い。亜矢は猿部の衣服を素早く脱がせると、マットの上に仰向けに寝かせ、
ローションを塗って、シックスナインの体勢で上に跨った、そして、猿部のそそ
り立ったチンポをしゃぶりながら、猿部の下腹の出た胴体に皮膚を密着させた
自分のボディを前後に動かし、性感が最大限に引き出されるようにした。
247 :
名無し調教中。:04/11/11 14:45:47
「あ、ああっ、亜矢ちゃん、気持ちいいよ!」
以前から妄想を渦巻かせていた競演者に全身でサービスされ、猿部真一
郎はあっという間に亜矢の口内に射精した。この時点で、亜矢の勝利は
確定した。
「中島亜矢さん、まず最初に、10人抜きを達成しました!意外でしたね」
司会者にマイクを差し出され、亜矢は口の端から精液を垂らしながら答え
た。
「あたし、あんまり、こういうの経験なかったんですけどお。なぜか勝っちゃ
いましたね」
「本当に経験なかったんですか?」
「ありませんよお。もう、当たり前じゃないですかあ」
亜矢は愛くるしい瞳をくるくるさせて、恥ずかしそうに頬を赤らめていた。
248 :
名無し調教中。:04/11/11 17:59:17
『10人抜き対決』で一人もイカせられなかった高畠美鈴は失格となり、自尊
心を傷つけられた美鈴は泣きながらスタジオから退場して行った。残る3人
には休む間もなく次の対決が用意されている。スタジオに大きなガラスの水
槽が3つ運び込まれて来た。3人はそれぞれ一人づつその中に入るように指
示された。
「さあ、いよいよ最後の対決です。最後は『にゅるにゅるウナギ責め対決』で
す。ルールは簡単。何匹、ウナギを体内に入れる事が出来るかで順位が決
まります。オマンコ、アナル、口などどこに入れても構いません。」
水槽には膝ぐらいまでの水位で水が張られており、女子アナたちが入った
後アシスタントが女子アナの手足を大きく広げて、大股開きでスタジオの正
面に向け、水槽の上部両端につけられたベルトに手足を固定して宙吊りに
させた。カメラがちょうど正面からオマンコとアナルをバッチリ撮影できる位
置に持ってこられた。
(負けるわけにはいかないわ)
亜矢が怯えた様子を装いながら、心の底で闘志を燃やしている。
(早く終わって。あたし、もう、こんなことはたくさんよ)
淳子は勝ち負けなど、どうでもよく、無事収録が終わる事だけを祈っている。
拷問慣れしている智香子は何も考えていないらしく、目がうつろで、アシスタ
ントの為すがままになっている。ゲストのタレントたちの予想では今回は、拷
問慣れしている智香子の勝率が高かった。
249 :
名無し調教中。:04/11/11 18:00:07
「さあ、太いウナギが何匹入るか、3人とも、がんばって、視聴者を喜ばせてく
ださいね」
司会者の合図で、ピーッと開始の笛が鳴らされた。アシスタントたちがバケツに
入ったウナギを運んできて、一斉に水槽に投げ込んだ。数匹のウナギたちがウ
ネウネと水につかった女子アナたちの尻の周りをのたうっている。あまりの気持
ちの悪さに淳子と亜矢の顔はひきつった。
「まず一匹目の挿入です。」
アシスタントが水槽の中に手を伸ばし、一匹のウナギを捕まえ、女子アナのオマ
ンコに頭から押し込んだ。長さ50センチ、太さ5センチほどのウナギである。尻尾
の先が見えなくなるまで入れないと体内に入ったとはみなされない。無理矢理
ウナギをオマンコにねじ込まれ、膣の中で苦しさのあまり暴れまわるウナギの
感触の気持ち悪さに、女子アナたちは気が狂いそうな悪寒を感じた。
「ぎゃああああああ!」
突然、相沢淳子が恐ろしい叫び声を上げた。観客やスタッフの目が一斉にそち
らへ注がれる。淳子は白目を剥いて、口の端から泡を吹いていた。
「あーっと、一つ、言い忘れておりました。ウナギの中には稀に電気ウナギも混
じっていますので、気をつけて挿入してください」
司会者が捕捉で説明した。
「・・・は、早く言ってください・・・そういう事は・・・」
淳子が感電してもつれる舌で弱々しく抗議した。全員、一匹目を無事オマンコ
に挿入し終わると、2匹目をアナルに挿入し始めた。オマンコにはどう考えても
一匹しか入らないが、直腸、大腸、と続くアナルには、入れようによっては何匹
でも入るはずである。悪寒をこらえて、全員、一匹、二匹とアナルから体内に全
長50センチのウナギを頭から押し込んで行った。
250 :
名無し調教中。:04/11/11 18:02:24
「智香ちゃんの体内に3匹目が入りました。大丈夫なのでしょうか、詰め込
みすぎるとウナギの力で内臓が破裂するかもしれません」
「怖いこと言わないで!」
赤木智香子が目を吊り上げて司会者の発言に抗議した瞬間、智香子の
肛門に押し込まれた3匹目のウナギが電流を発生させた。
「ぎやあああああ!しびれるううう!」
智香子が絶叫した。このところ朝の番組では良く見かける光景である。
智香子では、今一映像に稀少性がない。視聴者はトップアナウンサーの
亜矢が感電する場面を一番期待しているのだ。肛門に3匹目を詰め込み
終わると、さすがにそれ以上は入らなくなった。後は口から体内に入れる
しかない。運悪く感電した、淳子と智香子は完全に戦意を失ってぐったり
としている。
(チャンスだわ)
と亜矢は考えた。アシスタントに、通算5匹目のウナギを口から体内に入
れるように指示をした。
「本当に、こんなもの口から入れても大丈夫ですか?」
アシスタントの女性が心配になってこっそり亜矢に囁いた。
「当たり前でしょ。早くやってよ、対決に負けちゃうじゃない!」
亜矢に叱咤されて、アシスタントは意を決し、ウナギを掴み取ると、大きく
開けられた亜矢の口の奥に、頭から押し込んでいった。
「おえええええっ」
亜矢は吐き気をこらえ、涙をボロボロ流しながらも、勝ちたい一心で必死
にこらえ、ウナギを吐き出さずに咽喉の奥に呑み込んでいく。恐ろしい吐
き気と苦痛だった。
(く、苦しい、このままじゃ、窒息して死んでしまいそう。でも勝たなくちゃ・・)
亜矢は気が遠くなりそうな自分を必死で励ました。そしてようやく、ウナギ
の尻尾の先が口の中に消え、唇が閉じ合わされた時、ウナギが電流を
発生させた。
「おげええええ、うぎゃああああ、助けてええええ、死ぬううううう!」
亜矢は食道から胃にかけて、飲み込んだウナギの体で内側から感電し、
のた打ち回った挙句に気絶した。
251 :
名無し調教中。:04/11/11 18:03:14
「亜矢パンが気を失いました。この対決、一体判定はどうなるのでしょう?」
司会者がゲストのタレントたちに審査を求めた。淳子と智香子は肛門にウ
ナギを何匹か詰め込んだところで、すでにギブアップしている。感電のショッ
クで体中の震えが止まらなくなり、対決どころではなくなったのだ。ゲストの
タレントたちが審議の結果判定を下し、文句なく中島亜矢がチャンピオンに
選ばれた。
「中島亜矢アナウンサーに、『第一回女子アナ拷問チャンピオン』の栄冠が
送られます。えーと、コメントを聞きたいのですが、亜矢ちゃん、喋れます
か?」
気絶していた亜矢はアシスタントの手で往復ビンタを食らわされ、強引に
意識を戻された。しかし、まだ目は虚ろである。
「あ、あああ・・・」
「チャンピオンになった感想を聞かせてください」
亜矢は何か喋ろうとして口をパクパクさせたがウナギを飲み込んだままな
ので喋れない。
「げ、げええっ、・・・あ、あの、とても、うれしいですう・・・ぎゃああああっ!」
再び電気ウナギが発電し、亜矢は気を失った。
252 :
名無し調教中。:04/11/11 18:03:48
「あららら、亜矢ちゃん、また眠っちゃいました。明日の朝、生放送に遅刻
しないようにね。では、また次回、お会いしましょう。さよーなら」
出演者全員がカメラに向かって手を振り、番組の収録が終了した。だが、
女子アナたちにとって悲惨な地獄はここからだった。それぞれのオマンコ
に挿入されたウナギは何とか引っ張り出せたのだが、アナルと口から飲み
込まされたウナギが、どうやっても出てこないのだ。
「ねえ、早くウナギを出してよ。もう、収録は終わったんでしょう!」
淳子がヒステリックに叫んだ。番組スタッフが3人のまわりに集まり、あーだ
こーだと騒いでいる。時折、亜矢と智香子の体内の入ったままの電気ウナ
ギが発電し、そのたびに収録が終わって後片付けをしているスタジオに、
絶叫がこだました。
「仕方ない、救急車を呼べ。病院に連れて行くしかない。どうしても出てこ
ないなら、手術で取り出すしかないだろう」
プロデューサーが決断を下し、すぐに、連絡を受けた病院から救急車がや
ってきた。救急隊員の手で3人はタンカに乗せられ、けたたましくサイレン
を鳴らした救急車で病院に搬送されて行った。
シエソ
拷問大会ヤパーリ亜矢パソの優勝でつたねぇ〜〜
性格の強さが勝因だったのでつね
乙カレーでつた
早速サイト逝ってみますた
ああいうコラだったのですか!
納得しますた。漏れはアナコラのようなものかと
思っていましたが。
って読んでいて気付きますた。漏れの送った
イラストがモチーフだったのでつね!!!今回の
拷問大会!!
淳子のヴァギナの鰻も入ったままなら…
さて3人はどんな番組に異動になったのかなぁ〜〜??
まあ 華なのはどれも女性
サンバ・・・羽しょってビキニよりも小さい衣装(タンガという)を着て
踊るパシスタはチームでも数名しか選らばれないエリートダンサです。
本場ブラジルで5000名いる構成員規模のエスペシャウ(特別リーグ)でも3人くらいだが
日本だとAクラス平均300名の構成員で10名くらいかな。
それでもサンバでは憧れの的であることは変わりが無い。
この美しさとダンサーでもエリートとというバランスを考慮されたい。
既に日常からすれば破廉恥な衣装であるが、作者の想像力に期待シマツ。
演奏者は日本では女性が多い。ブラジルは女性禁止のとこもあるが・・・
指揮者やパートリ−ダが女性を食うことが多い。学生チームなら先輩が後輩を・・・
できればサンバチーム幹部がまるごとネオガイヤ人でそこにマジメに趣味で来た
(結構、時間とお金に余裕があり美貌もあるけど男性運に恵まれないのが来る)
女医さん、弁護士、大学教授、官僚、女会社経営者などハイソな職業のものを
食っていくあるいは破廉恥な目にだまして遭わせるというのもアリかな。
詳しくは・・・
【期間】浅草サンバカーニバル2004【限定】
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/wmusic/1086784335/
阿波踊り・・・笠をかぶった女踊りが見モノ。まさに美の競艶
どんなハレンチなこと(衣装、踊り、ストーリーなど)を考えてもオケ
男根神輿まつり・・・お神輿にでっかい男根(玉着き!)を
大勢でかつぐ様は壮観。おまけに男根の形のキャンディーも
堂々と売られていて、それを女性が買ってペロペロ・・・
っていう光景が当たり前。←ホントの話です。
よさこいまつり
ヤンキー女どもを陵辱してホスィ
青森のねぶた
以前、黒カラスというヤンキー集団がまじめにハネトで
ぴょこぴょこ飛び跳ねて楽しんでいる一般の人たちを
おしのけてぶつかり合いやってたけど・・・
まあこれはネタとして念頭に置いて下さい。
マニアックに山車を作るスタッフの人間模様に絡めて
このスレッドに合った作品にしてみたら(・∀・)イイ!かも
ドキュメンタリーっぽく
アナウンサーモノは
好きな人にはたまらないんだろうけど…。
258 :
名無し調教中。:04/11/15 07:03:59
3人の女子アナが運ばれたのは、市立さざなみ総合病院だった。外科、内科、
小児科、産婦人科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽
喉科、放射線科、麻酔科、脳神経外科、神経内科、精神科までもがある、さざ
なみ市で最新の医療設備が揃った大病院であったが、現在はネオガイア星
人の支配下におかれていた。地球人の医師たちが、宇宙拷問研究所や、宇
宙軍の生物兵器研究機関の下請けもやらされている。院長には、さざなみ市
の制圧後にネオガイア星より派遣されてきたアルキメデス博士が就任してい
た。中島亜矢、赤木智香子、相沢淳子の3人は特別治療室にタンカで運び込
まれ、診察を受けた。地球人医師の財銭吾郎教授(40歳)が診察にあたった。
「どうですか、先生」
同行してきた、番組スタッフが心配そうに尋ねた。
「ふーむ、小腸の入り口付近までウナギの頭が入り込んでいます。しかも、電
気ウナギが時々放電するので患者はかなり危険な状態です。特に中島アナ
ウンサーの食道から胃にかけて電気ウナギが侵入しています。心臓や脳に
近い場所なので、このままだとショック死もあり得ます。」
財銭教授は、3人を診察台にM字開脚で固定し、高々と天井に向けて突き出
させた肛門を医療用の肛門開口機で限界まで広げさせた。直径10センチほ
どに開かれた肛門にビニールの手袋をはめた右手を突っ込み、ウナギが引っ
張り出せないものか、試してみる。しかし、ウナギたちはかなり奥まで入り込ん
でおり、よほど3人の女子アナの体内が気に入ってしまったのか、そのぐらい
の事では出てこようとしない。
259 :
名無し調教中。:04/11/15 07:04:35
「あつっ!」
赤木智香子の肛門に手を突っ込んだとき、中の電気ウナギが放電し、あわ
てて財銭教授は手を引っ込めた。智香子の体がビクンと反り返り、苦しそう
ににうめき声をあげている。
「お手上げですな。」
「何とかしてください。中島アナと赤木智香子は明日の朝、レギュラー番組の
生放送があるんです」
付き添いで同行していた放送局のスタッフが訴えた。
「最善はつくしてみますが、少し荒治療になりますよ」
「ええ、とにかく間に合わせていただければ・・・」
財銭教授は冷たい薄ら笑いを浮かべた。元々の冷酷さと頭脳明晰さに加え、
ネオガイア人への協力姿勢から高い評価を得ている。財銭教授は太い医
療用の浣腸器を取り出した。
「まずは、浣腸を試してみましょう。しかし、通常の浣腸液ではウナギを弱ら
せる事は出来ないので、特性の塩酸浣腸液を使用します」
「だ、大丈夫なのですか?」
「本当は硫酸浣腸液を注入したいのですが、それでは患者の内臓に穴が
開いてしまうので、塩酸にします」
放送局員は見守るしかなかった。財銭教授はまず、相沢淳子アナウンサ
ーの肛門に塩酸浣腸液を注入した。
260 :
名無し調教中。:04/11/15 07:05:11
「ひぎゃああああ!お腹が、お腹が焼けるうううう!」
長期間の苦痛で、意識が朦朧としていた淳子が絶叫した。下腹部は内側か
ら炎で焼かれているようである。財銭教授は続けて、中島亜矢、赤木智香
子にも大量の塩酸浣腸を注入していった。
「あぎゃあああ!熱いっ、熱いわあああああ!」
「あおおおっ・・・助けてええええ!死ぬううう!」
3人の絶叫があらん限りの声で診察室に響き渡った。恐ろしい形相で地獄
の苦しみに耐えている。財銭教授がクールな微笑みを浮かべた。
「しばらくこのままにしておきましょう。時間がたてば塩酸に浸されたウナギ
が弱ってくる筈です」
財銭教授とスタッフは診察台にM字開脚で固定された3人の女子アナを残し、
お茶を飲みに行く事にした。
261 :
作者:04/11/15 07:09:30
祭りネタはしばらく待ってください。予定しているエピソードがいくつかあるのと
題材的に少し難しい。季節が違う。資料集めと、ストーリーを考えるのに時間
がかかるなどの理由から、ちょっと遅れます。。
無理なら無理で良いと思うぞ
続きキタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!
てっきりあれで終わりだと思っていたので
嬉しい限りでつ
お茶終わったら何されるのかなぁ〜〜〜楽しみ〜〜♪
>>261 いつも乙です。
NHKでよく特集やってますので
その時にでもご覧になってイメージから入れば
あとのストーリー展開もしやすいかと・・・
265 :
作者:04/11/17 01:48:08
無理というわけではありません。
リクエストにはなるべく、添うようにしたいのですが、
一度には無理なので、順を追って小説化します。
その他、アイデアのカケラでも書き込んでいただければ、
ストーリーの中に順次、埋め込んでいきます。
266 :
名無し調教中。:04/11/18 10:44:58
1時間後、財銭教授と放送局員が診察室に戻って来た時、3人の女子アナは
体中から脂汗を流し、苦しみ悶え続けていた。亜矢と智香子の体が時折、ビ
クンと痙攣するのは体内の電気ウナギが放電しているからだろう。財銭教授
は絶縁体になったゴム製の手袋をはめると、3人の肛門に無造作に手を入れ、
ウナギの弱り具合を調べた。そして弱ったウナギを次々に引きずり出した。
「さすがです。見事な腕前です。教授」
放送局員がすかさず、ヨイショした。
「いや、喜ぶのはまだ早い。一番奥に入り込んだ、ウナギは、小腸まで達して
いる。これは、そう簡単には出てきそうにない。緊急オペが必要です。」
「何卒、よろしく、お願いします。先生」
「最善を尽くします」
亜矢、智香子、淳子の3人は診察台に固定されたまま、手術室に運びこまれ
た。財銭教授子飼いの執刀助手達が呼ばれ、関係者以外、手術室から閉め
出される。
267 :
名無し調教中。:04/11/18 10:45:35
「フッフッフッ、ピチピチの花の女子アナの体にメスを入れる事が出来るとは
な。俺にも運が回ってきたものだ。ここは一つ、ネオガイア人のように麻酔な
しで手術といくか。」
財銭教授が執刀助手たちに囁いた。女子アナたちには心拍数が落ちている
ため、麻酔は危険だと、意味不明な説明をする。長時間に渡って体内でのた
うちまわるウナギにほとんどの体力を奪われていた女子アナたちに抗議する
気力はなかった。
「なんでもいいですから、は、早く、ウナギを取り出してください・・・」
相沢淳子がうわ言のようにつぶやいた。財銭がサディスティックな喜びに潤
んだ目で、メスを握り、歓喜に震える手で相沢淳子の白い下腹部に切り込み
を入れた。
「ぎゃああああ!」
鮮血が噴出し、淳子が絶叫した。
(うう、この絶叫がたまらん。こういう手術を行うことを子供の頃から何度夢見
た事か・・・)
財銭教授は取付かれたようにメスをふるい、皮膚、筋肉、内臓と切開し、見事
に淳子の体内からウナギを取り出した。そして助手に縫合するよう指示する
と次は、中島亜矢の執刀に取り掛かった。まず亜矢の下腹部を淳子同様に
切開してウナギを取り出した後、食道から胃にかけて入りこんでいる電気ウ
ナギの除去に取り掛かる。
268 :
名無し調教中。:04/11/18 10:46:26
「食道を切開するのは危険だ。万が一声帯がおかしくなったら、亜矢パンの
アナウンサー生命も終わってしまうことになる。胃を切開し、そこから引っ張り
出すしかないな」
財銭教授は、メスをふるい亜矢の胃の辺りを切り開いた。亜矢は下腹部の執
刀の時に気を失い、眠り込んでしまっている。財銭教授が切り開かれた胃の
中から電気ウナギの頭を握って掴み出そうとした瞬間、怒ったウナギが放電
した。
「うわああっ!」
絶縁体のゴム手袋を通しても、電流が伝わってきた。亜矢が目を覚まし、目を
カッと見開いて、あらん限りの力で絶叫する。
「くそっ、ウナギの癖になめやがって!」
プライドの高い財銭教授は抵抗するウナギにむきになり、力いっぱいに引き
ずり出そうとしたが出てこない。
「これでも食らえっ!」
財銭教授はメスの先を亜矢の胃の中の電気ウナギの頭に突き立て、グチャ
グチャに切り裂いた。胃の中でウナギの血が亜矢の血と混じり合う。さすがの
電気ウナギもとうとう、息絶えて、動かなくなった。淳子と亜矢の手術を無事
終えた財銭教授は、最後の一人である智香子の執刀にかかった。下腹部を
開腹し、電気ウナギを取り出そうとする。しかし、ウナギの体が半分以上、頭
から小腸に入り込んでおり、どうしても引きずり出すことが出来ない。連続の
手術で財銭教授自体、疲れてもいた。
「駄目だ、取り出せない。今日はもう無理だ。俺はもう疲れたんで、家に帰っ
て寝たい」
「し、しかし、患者はどうします?」
「残っているのは、一匹だけだろう?また今度、再手術しよう」
財銭教授は智香子の縫合を助手に任せると、さっさと手術室から先に出て
行ってしまった。
269 :
名無し調教中。:04/11/18 11:15:41
手術の翌朝、相沢淳子が目を覚ますと、病院の個室のベットに寝かされ
ていた。亜矢と智香子の姿はない。放送局から付き添いに派遣されてい
た男が椅子に座って、淳子の容態を見守っていた。
「おはようございます。手術は成功ですよ。相沢さん」
「中島アナと赤木アナは、どこにいるの?」
「お二人はもう退院されました。今朝の生放送に出演しないといけない、
ということで。ちょうど今ごろ、テレビに出てるんじゃないですかね」
放送局員が病室のテレビのスイッチを入れると、占領放送局が提供して
いる朝のニュース番組が放送中だった。中島亜矢アナウンサーが介護
用の特製のベッドに横たわり、点滴を受けながらニュースの原稿を読ん
でいる。昨日からの『拷問対決』の収録と手術による失血で、顔が青く、
目の下にも隈ができて、表情はうつろだった。下腹部と胃の辺りの手術
跡には包帯が巻かれていたが、オマンコと下半身はいつも通り剥き出し
で、視聴者にサービスされている。全体的に血の気がひいており、生命
力が感じられない。
(すごいわ、さすがだわ。あの状態でいつも通り、生放送に出演するなん
て・・・あたしには、とても真似出来ないわ)
270 :
名無し調教中。:04/11/18 11:16:16
ライバルである淳子も亜矢のプロ根性には感服した。お天気のコーナーで
は、智香子がいつも通り、天気予報が外れて責められていた。さすがに下
半身は手術を受けたばかりなので、今日は顔と上半身を数十本のマチ針
で責められている。時折、体がビクンとするのは、体内にまだ一匹だけ、取
り出せなかった電気ウナギが放電しているのだ。電気ウナギは智香子の小
腸の消化物を直接摂取することで、栄養を補給し、体温で暖かい智香子の
腸の内部に永住を決め込んだようだった。共生関係を確立しようとしている
のだが智香子はそんな事は知らない。
「今日の天気は、曇り時々、小雨がふります。傘はどっちかあ、でした。ぎゃ
ああああっ!」
またウナギが放電したようだった。淳子はテレビを見ながら、このまましばら
く病院で休養しよう、と思った。
271 :
名無し調教中。:04/11/18 12:08:34
さざなみ総合病院の地下にネオガイア人が設置した瞬間物質転送機の
受け入れステーションがある。その前に財銭教授はじめ、10人あまりの
地球人医師たちが整列していた。転送機が作動し、衛星軌道上の宇宙
船からネオガイア星人のピタゴラス博士が転送されてきた。
「ピタゴラス博士。総回診、よろしくお願いします」
実体化したピタゴラス博士に地球人医師たちが深々と頭を下げる。
「ギャハハハハ、今回はわしの実験体になりそうな美人の女性患者はい
るかね?」
「ええ、何人かピックアップしてございます」
財銭教授が慇懃に答えた。ネオガイア人に取り入る熱心さは、彼の右
に出るものはいない。ピタゴラス博士は上機嫌で地球人医師たちを従え、
先頭に立って病院の廊下を颯爽と歩き始めた。
『ピタゴラス博士の総回診です』
病院内に隈なくアナウンスが流れた。ピタゴラス博士は院長のアルキメデ
ス博士とは旧知の間柄で、共同で拷問研究の論文を発表したこともある。
総回診というのは名ばかりで、時々、暇つぶしに、ピタゴラス博士がさざ
なみ総合病院に遊びに来ているだけであった。そして地球人医師たちが
治療している患者や研究を遊び半分で観察してまわり、気に入った地球
人の若い女性患者や看護婦などがいると、実験材料にするため自分の
研究施設のある宇宙船に連れて帰るのだ。
272 :
名無し調教中。:04/11/18 12:09:30
「この患者はなかなか美人じゃないか?」
ピタゴラス博士が相沢淳子の病室で、入院中の女子アナウンサーに目
をつけた。
「彼女は占領放送局の女子アナウンサーです。番組の収録中に体内に
ウナギが入り込み、取り出せなくなったと言う事で運び込まれて参りまし
た。私が執刀し、手術後の経過も順調です」
財銭教授が丁寧に説明した。他の医師たちが淳子の衣服を全て脱がせ、
ピタゴラス博士へのサービスとして、縫合された手術跡のある裸身をさら
け出させる。
「この患者をわしの実験材料にくれんかね?」
「さあ、それは・・・彼女は占領放送局の所属なので私どもの権限ではな
んともお答えできませんが」
「そうか、残念。占領放送局のイソップ放送局長とは懇意にしているから、
後でわしから掛け合ってみよう」
財銭教授は無理難題を引っ込められてホッとした。彼としては後日、淳子
がどうなろうと知った事ではないが。
273 :
名無し調教中。:04/11/18 12:10:01
「それより、財銭君。わしの研究の課題は進んでおるかね」
ピタゴラス博士が思い出したように言った。課題とは病院中の看護婦
(ナース)たちのクリトリスや乳首の大きさを調べ、刺激を与える前と後
では、大きさがどれほど変化するかを観察するという、馬鹿馬鹿しいも
のだった。愛液の量も調べなければならない。財銭教授はネオガイア
人に取り入るために真剣にその研究に取り組んでいた。
「はい、毎日全てのナースに、出勤直後と退勤直前に検査を実施して
おります。後ほど詳細なレポートを提出いたします」
「それはそれは、感心感心・・・」
ピタゴラス博士は鼻で馬鹿にしたように言った。本当は彼としてもそん
な研究などどうでもよい。この前来た時、なんとなくふざけて言っただ
けなのだ。しかし財銭教授は高名なピタゴラス博士に直接課題を貰っ
たことに舞い上がってしまい、徹夜も辞さず、真剣にその研究に取り組
んでいる。ピタゴラス博士はその日は、病院側が用意した2人の女性
患者と1人のナースを実験体として土産にし、無事、満足した様子で自
分の宇宙船へと帰っていった。
274 :
名無し調教中。:04/11/18 15:00:27
さざなみ総合病院の最上階にある財銭教授の研究室には毎日、勤務シフト
の交替の時間帯になるとナースたちの長蛇の列が出来る。さざなみ総合病
院で働く全てのナースたちは出勤時と退勤時に、ここでクリトリスと乳首の
検査を受ける事を義務づけられているのだ。財銭教授の医療班が交替で
測定にあたっている。
「乳首は平常で高さ0.7センチ、クリトリスは0.5センチ。ちょっと、今ここで軽
くオナニーしてみてください」
看護婦の水島百合枝(22歳)は言われるがままに股間に指を這わせてオ
ナニーし、乳首とクリトリスを勃起させた。白衣の前をはだけ、スカートを捲
り上げている。財銭教授の班員であるその若い医師は再び測定器で測っ
た。
「乳首は1.5センチ、クリトリスは0.8センチに肥大しました。はい、結構です。
次の方どうぞ」
百合枝は乱れた白衣を直すと、研究室を出た。馬鹿馬鹿しい。財銭教授
は全てのナースの個人別の詳細なデータを取っているらしい。
「面倒くさいわね、毎回毎回。一体、何考えてるのかしら」
百合枝が同僚の白井聖美(21歳)にぼやいた。聖美はまだ看護学校を卒
業したばかりの新人ナースである。
275 :
名無し調教中。:04/11/18 15:01:01
「わからないわ。全部宇宙人のせいじゃない?それより、第3病棟の森川
妙子さん最近見ないじゃない。宇宙人の実験材料にされるために、何処か
へ連れて行かれたって、噂よ」
「こわいわ、あたしたちもいつ、連れ去られるか判らないのよ」
百合枝は身震いした。しかし、病院を退職することは、占領本部によって禁
止されているため、漠然とした不安に怯えながらここに勤務し続けるしかない。
「一体どうなるのかしら、この町・・・外の世界じゃ、今何が起こっているのか
しら」
宇宙人の占領以来、外界の情報は全く入ってこなくなっていた。日々、変貌
していく町の様子はまるで、別の世界のようだった。
276 :
作者:04/11/18 15:02:11
病院編は、イントロの部分の方が長くなってしまいました。
また改めて、書きます。
277 :
名無し調教中。:04/11/18 15:42:19
日本の首都にある総理大臣官邸で朝の閣議が行われていた。このと
ころ議題はもっぱら、宇宙人に関してである。
「宇宙人は、これから一体どうするつもりなんだ。東海地方に居座った
まま動こうとしないではないか」
総理大臣が困り果てたように議題を投げかけた。
「毎月のさざなみ市への食料、生活必需品の供給は莫大な額に上っ
ており、財政を圧迫しております」
財務大臣も困り果てている。
「30万人の日本国民が人質に取られているのだ。金がかかるからと
言って止めるわけにもいかん。特別に予算枠を組んでいくしかない。
それよりも、合衆国が宇宙人に核を使いたがっているようだ。」
国土交通大臣が目を吊り上げた。
「核なんか使われたら、わが国の国土も無事では済みませんぞ!そ
れにあのバリアに核ミサイルが通用するのですか?」
「多分、歯が立たんだろうな。前回の戦闘で実証済みだ。その件は、
今のところ合衆国政府の一部の強靭派の考えだけらしいが・・・」
278 :
名無し調教中。:04/11/18 15:42:57
警察庁長官が報告した。
「ここ一年間、国内で行方不明者や、失踪者の数が急激に増えていま
す。主に、若い男女が中心ですが、中には有名人や芸能人も含まれて
います」
「それも、ほとんどが宇宙人の仕業に間違いないだろうな。だが、現状
では、宇宙人による拉致を防ぐ有効な対策は何もない。国民がパニック
にならないよう情報コントロールをうまくやってくれ」
総理が公安庁長官に指示をした。
「わかりました、総理。現在、東海地方を占拠している宇宙人に対しては、
我々公安庁と、内閣調査室、自衛隊の特務機関が共同で情報収集に
努めております。それによると、エネルギーバリアの内部の占領地区で
は、急ピッチで宇宙人による改造が進められているようです」
閣議に参加している全員の表情が険しくなった。総理は重々しく言った。
「最新の報告書を提出してくれ・・・」
表情が苦渋に引き歪んでいる。
(何で、わしの任期中のこんなことばかりおこるんじゃ。構造改革どころ
じゃないぞ。一体、日本は、いや世界はこれからどうなってしまうんじゃ!)
総理大臣は心の中で叫びだしたい衝動を必死に押さえつけた。
(・∀・)イイヨイイヨー
続き〜〜〜〜〜
拷問対決編は一応の終了ですね
アヤパソもアカチカも日帰り手術だったとは!
ネオガイア人の医療技術はっ(て違う??
淳子は次回がありそうな展開で嬉しいでつねぇ〜〜
それにしても話の繋ぎ方が上手いですね。
今回は特に違和感無く病院編に移りましたね
病院は大学病院にした方がよかったかも??
市立とかだと教授はいなかったかと。まあ他の
大学から派遣という形ならそんなことは無かったと思いますが
試演
282 :
196:04/11/19 15:37:17
リクエストに答えていただいて
ありがとうございます
こうきたか!という感じです
他の方も書いてましたが
話の繋ぎが自然ですね〜
初代スレから応援してます
これからもがんがってください!
283 :
作者:04/11/20 01:05:05
>>280 病院に関する知識がいまいち乏しいでした。
そういえば、某ドラマの舞台も大学病院だったような。
さりげなく、市立大学病院に変えようかなあ。
でも市立大学病院ってありましたっけ?
作者様、リアルで市立大学はありますよ
漏れが知っているとこでは横浜市立大学に
病床数623床の立派な市立大学付属病院ありまつ
って漏れが病院に詳しくなったのは職場の近くに
全国でも有名な巨大病院あるからだったりします
(病床数約1000床)
とてつもなく田舎でつが(康夫ちゃんが知事のとこ)
いいじゃん。
教授だって誘拐したことにすれば。
それはそうと、作者さんはどういうシチュエーションが好み?
好みに合わせてリクエストするから。
286 :
作者:04/11/22 09:08:33
好きなシチュエーション
1、社会的階級に基づくいじめ。地位やステイタスの高い人間が、おとしめられて、こきつかわれる。
2、人体改造され、その後恥ずかしい姿を人前に晒しながら生きていく。
3、戦う女性が好き。捕まって凄惨に拷問されたりする。
4、憧れの職業で働いているお姉さんも好きです。プロ意識を持って働いている女性を辱める。
287 :
作者:04/11/22 09:21:13
続き
5、世の中の矛盾や、理不尽な罠に陥り、苦悩する。
6、こういうことは、非現実的だけど、ひょっとしたら、世界のどこかで本当にあるんじゃないか、
というようなシチュエーション。
7、逆に、荒唐無稽で、理解不能。今まで誰も想像できなかったようなシチュエーション。
288 :
作者:04/11/22 09:27:13
再度、読者の方へ。
この物語は完全なフィクションです。妄想と現実の区別のつかない人は読まないでください。
登場人物は、全て架空の人物です。実際の団体や人物とは何の関係もありません。
たまたま、よく似た名前の人物がいても、勘違いしないように。
>>作者タソ
今まで感銘を受けたSF (小説でも映画でも) を10個くらいあげてください。
漏れは
クラーク、アシモフ、ベリヤーエフ、ベルヌ、スターウォーズの5,6、(映画版の)ナウシカ、おのろけ姫。
厨房の頃は、クラーク・アシモフを連呼するマセガキですた。
片寄ってまふ。
>>289 ベリヤーエフについて詳しく書こうと思ったが『両棲人間』『ドウエル教授の首』『無への跳躍』
とか、今、全然本が出ていないのね。わずかに『いきている首』って題でお子様向けにアレンジされたのが出ているけど。
惑星ソラリスとかギンザザ以外にもソビエトのSFには優れた作品がいっぱいあるんだぞ(怒
291 :
名無し調教中。:04/11/22 12:38:21
日本の首都圏の郊外にあるベッドタウンに高原家の家族が住んでいる一
戸建ての住宅がある。新築だが、まだ家のローンは終わっていない。この
辺りの住宅地では、宇宙人の侵略など全く関係なく、以前と変わらず平和
そのもののような日常生活が続いている。しかし、高原家の一家5人は、
一年前に突然現れた居候によって、想像を絶する悲惨な毎日を送っていた。
「つまんねえな」
高原家のリビングでアダルトビデオを見ていたテミストクレス(ネオガイア
宇宙軍脱走兵、48歳)がつぶやいた。長女、高原沙貴(18歳。女子大生)
を全裸で四つん這いにさせ、椅子代わりに腰掛けている。アダルトビデオ
はこの家の主婦、高原良枝(43歳)にレンタルビデオ店で借りてこさせた
ものだ。
「良枝、もっと面白いものを借りて来てくれ。俺の好みは知っているだろう?
もっとアブノーマルで刺激の強いやつだ」
「はい、テミストクレス様。申し訳ございません」
良枝は素直に謝った。宇宙人であるテミストクレスには身分証明書がない
のでレンタルショップを利用することが出来ない。そのため、代わりに良枝
がアダルトビデオを借りに行かされている。テミストクレスは常に、よりアブ
ノーマルな趣向のビデオを借りてくるように要求するため、良枝は近隣の
町のレンタルショップ十数件の会員になり、新作を借り漁っている。女性が
アダルトコーナーに入るだけでも勇気がいるのに、頻繁に、しかもアブノー
マルなビデオばかり借りて行く良枝に、店員たちは、内心呆れていた。テ
ミストクレスの高原家での潜伏生活も、そろそろ一年間にも及んでいた。
毎日毎日、奴隷化した高原家の5人に暴虐の限りを尽くしきた彼もそろそ
ろ飽きが来ていた。かといって、宇宙艦隊を脱走した彼には、他に行く当
ても無い。
292 :
名無し調教中。:04/11/22 12:39:05
「くそっ。退屈だな。良枝、おしゃぶりだ」
「はい、テミストクレス様」
良枝はテミストクレスの前に跪き、アダルトビデオを見て勃起したチンポ
をしゃぶり始めた。良枝は妊娠9ヶ月で、お腹が大きく膨らんでいる。日々、
近親相姦の乱交を強要された結果の妊娠だった。
「ただいまー」
次女の玲華(14歳)が中学校から帰ってきた。玲華も妊娠10ヶ月で、そ
ろそろ出産日が近い。誰の子供かは判らない。兄の篤志、父親の博昭、
テミストクレスのいずれかの子供である事は間違いない。妊娠が発覚し
たとき、玲華の通う中学校では大問題になったが、博昭と良枝が学校に
赴いて、出産することを、苦しい嘘の言い訳とともに、学校側に説明した。
中絶することや、学校を欠席することはテミストクレスによって厳禁され
ていた。対応に当たった担任の教師や校長は、母親である良枝も妊娠
しているのを見て、この一家はどうなっているのか、と呆れ果てた。
293 :
名無し調教中。:04/11/22 12:39:51
「お母さん、あたしそろそろ生まれそうなの。明日から学校休んでも
いい?」
玲華がフェラチオをしている母親に尋ねた。
「・・・え、ええ・・・いいわよ・・」
テミストクレスが射精した時、長男の篤志(16歳)が高校から帰って
きた。
「ただいま・・・」
篤志の口調は重々しい。学校へ行くとき以外、自宅では犬の生活を
強要され、そのため、もともと成績は上位だったのだが、まともに受
験勉強をすることが出来ず、最低ランクの不良ばかりが集まる高校に
しか入学出来なかったのだ。学校でも友達が出来ず、常にいじめの
対象になっている。篤志は帰宅するなり無言で制服のブレザーを脱ぐ
と、全裸になり、いつものように、ガレージの犬小屋へと入っていった。
性格も以前とはすっかり変わり果てて、無口になっている。テミストク
レスに支配される高原家の5人はネオガイア製の奴隷管理用の電撃
首輪を嵌められているため、ほんの少しでも逆らうことは出来ない。
「玲華と良枝が妊娠しているから、まともにオマンコにぶち込めるのは、
お前だけだな」
テミストクレスは椅子になっている沙貴の御尻をピシャリと叩いて言っ
た。沙貴も成績優秀だったのだが、肝心の第一志望の大学の受験
日にテミストクレスによって浣腸受験を強要され、耐える事が出来ず
に試験を途中で放棄したために、不合格となって、現在はすべりどめの
三流の私立大学に通っていた。沙貴だけが、日々の乱交でまだ、妊
娠に至っていない。
>>290 軽く突っ込んでおきまつ。
レムはソヴィエトではなくてポーランド。
映画はソヴィエト製だけどね>ソラリス
295 :
作者:04/11/22 13:16:13
>>290 その『生きている生首』って言う小説を読んだことがあります。冒頭の生首美帆ちゃんはそこからパクりました。
多元宇宙については、豊田有常『退魔戦記』や『カンガルー作戦』などからパクりました。
不老不死ネタは、ペリーローダンのアトラン、およびラヴクラフトの怪奇小説のどれかからパクりました。
このように、アイデアのほとんどはパクリですが、元ネタを知らない人には新鮮かもしれません。
296 :
作者:04/11/22 13:37:23
続き
さらに、巨人ネタはアニメ超時空要塞マクロス。鉄仮面はベルクセルク。
世界観はスタートレック。家族支配ストーリーは、荒木飛呂彦の漫画の魔少年ビューティー。
宇宙人グレイについては、映画インディペンデンスデイや、一般のUFO本。サイボーグ戦隊は、
普通にテレビの戦隊もの、からきています。町全体をつつむエネルギーバリアやクローン人間は
ペリーローダン、などです。あと、映画スターシップトゥル−パーズやトータルリコールなどのポール・
バーホーベン監督作品や、ゼイリブ、マウスオブマッドネスなどのジョン・カーペンター監督の
映画も好きです。
297 :
名無し調教中。:04/11/26 00:22:03
作者タン‥続きを‥
(*´д`)ハァハァ
299 :
作者:04/11/26 16:18:31
>>298 爬虫類から進化した宇宙人が地球人を食料にしている、という設定で、ヴィジター
もパクってます。ロズウェルのドラマは見たことがありませんが、ロズウェル事件に
ついては、UFO本で何度も読んだことがあります。そのうち、題材にして、ストーリ
ーに絡めたいと思っています。
勝手ながら、体調不良のため、しばらく休業、もしくは大幅ペースダウンします。
健康が回復次第、再開しますが、もし偽作を書いて、間をつないでいただける方が
いたら、歓迎します。過去分は、例のサイトに収録していますので、過去のストーリ
ーを確認したい方はこちらをどうぞ。詳細な目次を作って、各エピソードを簡単に探せ
るようにしました。
http://eirian.h.fc2.com/index.html
300 :
名無し調教中。:04/11/26 22:18:36
みんな教養があるんだなあ
それにしても元ネタが…全く分からない
海外SF物なんて読まないからなぁ〜〜
アニメの20年近く見てないし
博学な人が多いなぁ〜〜〜
漏れはここず〜〜と軍事系御大の作品のみ…
>>301 漏れは厨房の頃クラーク、アシモフを耽読していたけど、親や国語の先生には「もっと純文学を読め」って言われていた。
今はいい時代だよ。
>>303 漏れはハインラインで読書感想文をでっち上げたあげく担任と喧嘩に(死
304 :
名無し調教中。:04/12/01 09:52:45
age
305 :
名無し調教中。:04/12/01 11:01:49
「なめろ」
テミストクレスは靴下を脱いで立ち上がると、沙貴の口元に足の裏を
押し付けた。沙貴は目をつぶり、異臭のする足裏をペロペロと舌を出
して丁寧に舐めた。
「つまんねえな」
テミストクレスは再びつぶやいた。ありとあらゆる陵辱を一年間に渡っ
て加え続けてきたテミストクレスにとって、新しい刺激になるような事
は何もなかった。
「レズショーでもやらせるか。沙貴、お前の腰にバイブを装着して良枝
のアナルを犯せ」
「はい、テミストクレス様」
全裸の沙貴はベルト付きのバイブを腰に付け、母親の良枝を四つん
這いにさせると、スカートをめくり上げた。下着は日常生活で禁止され
ているため、はいていない。沙貴が滑りを良くするためにバイブにロー
ションを塗ろうとするのをテミストクレスが制止した。
「ローション無しでやれ」
良枝の顔が一瞬こわばった。
「お母さん、いくわよ」
「え、ええ、沙貴ちゃん。大丈夫よ」
ズブリと沙貴が良枝のアナルにバイブを突き立てた。良枝の顔が肛
門を引き裂かれる激痛に歪んだが、歯を食いしばって声は立てない。
このぐらいの事で、いちいち騒いでいては、テミストクレスに支配され
た日常生活を送る事は出来ない。沙貴は心を鬼にして、妊娠でお腹
の膨らんだ母親のアナルにバイブを根元まで沈めると、腰を前後に
動かした。
「う、うう・・・」
良枝の肛門が裂けて、バイブに血がにじんだ。
「つまんねえな・・・」
テミストクレスがその光景を見ながら、独り言のようにつぶやいた。
306 :
名無し調教中。:04/12/01 13:23:19
玲華が産休のため中学校を休み始めて一週間ほどした頃、陣痛が始
まった。行き着けの産婦人科の医院に、父博昭のマイカーで運ばれた
玲華はすぐに処置室に入れられ出産準備に入った。
「俺も見学させてくれ」
付き添ってきたテミストクレスが強引に処置室に入ってきた。
「そ、それは困ります。当医院では男性の立会いは許可できません。あ
なたは、ご家族の方ですか?」
担当の医師はスキンヘッドの中年の白人男性であるテミストクレスを胡
散臭そうに睨みつけた。
「そうだなあ、家族と言うより、一家の支配者というべきか。・・・ひょっと
すると生まれてくる子供の父親かもしれん。3分の1ぐらいの確率で、だ
が」
「言ってることが判りません。こんな時にふざけないでください!今は母
子ともに正念場なんです!」
「とにかく、子供が生まれてくるところを一度見てみたいんだ!邪魔をす
るな!」
テミストクレスは上着のポケットからレーザー銃を取り出してチラつかせた。
「な、なんなんだあんたは・・・」
医師はテミストクレスが危険な人間であることを感じ取り、それ以上抗議
することをやめた。そして、傍らから覗き込んでくるテミストクレスを無視し
て、陣痛に苦しんでいる玲華の方に集中することにした。
307 :
名無し調教中。:04/12/01 13:24:19
「まだ、生まれて来るまでしばらく時間があります。気を楽にしてください。」
「え、ええ・・・あたしの赤ちゃん、生まれるの・・・・」
玲華が汗ばんだ顔でうわ言のようにつぶやいた。赤ちゃんの性別が男であるこ
とは事前の検査で判っている。弱冠14歳で、不本意にも母親になることに精神面
でもかなり動揺している。玲華が処置室に運び込まれてから約3時間後、陣痛の
大きな波が来た。
「生まれますよ」
医師が玲華にささやいた。テミストクレスはベットの反対側のよく見える位置で、
椅子に座って、ボリボリと袋入りのスナック菓子を食べている。ベットの上で下半
身をさらけ出し、M字型に開いた玲華の脚の間の割れ目から赤黒い子供の頭が
出てきた。
「ううっ!く、苦しい!」
「がんばってください、出てきましたよ。もう少しの我慢です」
玲華のうめき声がひときわ激しくなった。赤ん坊が出てくるに従って、玲華のお
腹が波打つように内側から大きく動いている。テミストクレスはスナック菓子を食
べる手を止め、好奇心丸出しで玲華の股間を覗き込み、目を皿のようにしていた。
「すごい!初めて見た」
医師や助産婦たちはテミストクレスを努めて無視するようにしている。玲華のオマ
ンコに最初に頭の先が覗いてから30分ぐらいかかって、やっと赤ん坊の全身が
体内から出てきた。
308 :
名無し調教中。:04/12/01 13:25:14
「オギャー!オギャー!」
ヘソの尾を切られ、湯船入れられた赤ん坊は男の子で、その顔立ちは明らかに、
日本人と白人のハーフだった。つまり、この赤ん坊の父親はテミストクレス以外
に考えられない。
「俺の子供か!」
テミストクレスは叫び、思わず手に持っていたスナック菓子の袋を床に落として
しまった。さすがに一家の支配者も呆然とし、放心状態になっている。48歳に
して、初めて人の親となったのだ。思えば今までつまらない人生だった。中途
採用でネオガイア星宇宙艦隊に入隊したテミストクレスは万年下級兵士で給
料は安く、女にモテたこともない。完全に結婚をあきらめてから十年以上にな
る。このまま艦隊勤務を続け、停年後は、1人でひっそりと老いさらばえ、何処
かの安アパートで誰にも見取られずに孤独死していくのだと思っていた。それ
に趣味と言えば、非番の日に支給品の酒を飲み、軍の娯楽施設でダッチワイ
フを抱くことだけだった。しかし、艦隊を脱走し、地球に逃亡した日から彼の人
生は変わり、そして今日、ついに自分の子供を持つ事が出来たのだ。
「地球に来て良かった。・・・そ、そうだ、子供の名前を考えなくては」
テミストクレスは興奮し、元気に泣き叫ぶ生まれたての赤ちゃんと、出産を終え
てベットの上でグッタリとしている玲華を交互に見つめながらオロオロするばか
りだった。
309 :
名無し調教中。:04/12/01 13:54:47
産後の経過は母子共に順調だった。約一週間ほどで玲華は退院し、赤ん
坊と共に高原家の自宅に帰ってきた。
「玲華。子供の名前が決まったぞ。古代の英雄にちなんでアキレス、と言う名
にしようと思う」
「・・・」
玲華をはじめ、高原家の面々の顔が曇った。赤ん坊の名前は『高原アキレス』
ということになる。あきらかに珍妙な名前だが、テミストクレスの言い出した事
に逆らうことは出来ない。玲華や沙貴の父親である博昭は、自分の初孫であ
る生まれてたての赤ん坊の寝顔を見ながら苦悩を隠し切れなかった。
(俺たち一家はこのままいくと、最後には一体どうなるんだ?良枝も来月には
出産予定だし、沙貴もいつ妊娠するか判らん。しかも、毎日、親子、兄弟姉妹
で近親相姦の乱交を強制されている。狂っている・・・なんでこんなことになっ
たんだ???)
自動車メーカーの管理課長である博昭一人の給料で高原家の家計を支えて
いる。住宅ローンもまだまだ残っており、3人の子供たちの学費も馬鹿になら
ない。テミストクレスの浪費は激しく、玲華に子供まで出来たとなるともはや家
計は火の車だった。しかし、奴隷管理用の首輪をはめている限り、テミストクレ
スに反抗心を持つ事すら許されない。
310 :
名無し調教中。:04/12/01 13:55:27
「今日は、玲華の出産パーティだ。良枝、思い切り贅沢な酒と食材を買ってき
てくれ」
人生最大の喜びを得たテミストクレスは、かつてなく上機嫌だった。
「はいテミストクレス様」
良枝は出産間近の大きなお腹を抱え、ノーパンノーブラで財布を持って、近所
のスーパーへ買い物に出かけて行った。
「よーし、今夜は朝まで乱交パーティだ。博昭、沙貴とシックスナインをやれ」
「わかりましたテミストクレス様」
博昭はうやうやしく頭を下げると、18歳の自分の娘の沙貴に覆いかぶさり、ス
カート二顔を突っ込んで、実の娘のオマンコに舌を伸ばした。沙貴も博昭のズ
ボンのチャックを開け、萎びたチンポを引っ張り出すと、口に含んだ。
(お父さん。あたしたち一家はもう、とことんまで墜ちていくしかないのよ!)
沙貴は、この一年間精神を蝕み続けている背徳感に身を任せながら、心の中
で叫んだ。
311 :
名無し調教中。:04/12/01 15:51:05
高原家の長男、篤志の一日はガレージの犬小屋で目を覚ます事から
始まる。全裸で汚い毛布に包まっているだけなので、寒さのためいつ
も良く眠れない。
「篤志ちゃん、朝御飯よ」
母親の良枝が犬小屋の前にボールに入れた残飯を持ってきた。御飯
に味噌汁をかけ、昨日の夕食の残りのオカズがグチャグチャに混ぜ込
まれている。
「今日はテミストクレス様の命令で、篤志ちゃんの朝御飯にお母さんの
オシッコをかけることになってるの。最近寒さが厳しくなってきたから、レ
ンジで暖めてあげてもいいですかって訊ねたら、お前のオシッコで暖め
てやれ、って言われたのよ」
良枝は、大きくなったお腹をかばいながら、ボールの上にしゃがみこむ
と、残飯の上に勢いよくオシッコを放出した。体内から出たばかりのオシ
ッコは暖かく湯気を立てている。
「・・・」
篤志は犬小屋から顔だけを出し、無言でその様子を眺めていた。完全
にふてくされており、最近は自宅でも学校でもほとんど誰とも口をきかな
い。
「冷めないうちに食べてね」
良枝はそう言い残すと家の中へ戻っていった。篤志はボールに頭を突っ
込み、湯気の立っているアンモニア臭のする残飯を口いっぱいに頬張っ
た。いつもの事なので、もはや嫌悪感も湧かない。朝食が終わると篤志
はガレージの隅にある蛇口からホースを引っ張り出して自分の体を洗っ
た。この蛇口からはお湯が出ないため、真冬でも冷水である。この一年
間でかなり体が慣れてきたとはいえ、全裸で、屋外で眠っているため常
に風邪をひいている。体を洗い終わると篤志は家に中へと入っていった。
学校へ行くために服を着るのだ。一日のうち、学校へ行く前と帰宅した
直後の着替えの時だけ、家に上がることが許されている。篤志は高校の
制服を着て、カバンを持つと無言で家を出た。
312 :
名無し調教中。:04/12/01 15:51:45
「いってらっしゃい、篤志ちゃん」
良枝が声をかけたが、篤志は答えない。心の底まで犬になった気
分だった。バスと電車を乗り継いで学校に着いた篤志は影のように
教室に入った。男女共学だが、偏差値の低いこの高校はガラの悪い
不良の巣窟となっている。篤志に友達はいない。
「おい、篤志。とんでもないお前の噂を聞いたぜ」
教室に入るなり珍しく篤志はクラスメイトに声をかけられた。
「お前、家では、いつも裸で、犬小屋で寝ているんだってな」
「・・・・」
篤志は無言で押し黙った。本当のことなので否定のしようがない。
「村橋がこの前、お前ん家の前を通りがかったとき、ガレージの犬
小屋でうずくまっているお前を見たんだってさ」
「えー、ホントー」
女子生徒たちも騒ぎ始めた。
「それから別の噂もある。お前の妹、中学生のくせに妊娠して、子供
を生んだんだって?」
「・・・・」
それも本当のことだ。
「ウソー、高原君、信じらんなーい」
篤志は黙って自分の席に着こうとした。
「何とか言えよ、篤志!」
篤志が席に座った瞬間、御尻に激痛を感じた。
「ひゃーはっはっはっ!ひっかかったな篤志」
313 :
名無し調教中。:04/12/01 15:52:22
あわてて立ちあがった篤志の御尻には何本もの画鋲が刺さっていた。
教室中が笑いにどっと沸いた。
「お前、犬なら、学校でも犬らしくしろよ。片足上げてオシッコしてみな」
篤志は数人の男子生徒に羽交い絞めにされズボンとパンツを脱がさ
れた。
「キャー、イヤーッ、エッチ!」
女子生徒たちの悲鳴が上がる。
「や、め、ろ!」
篤志は暴れたが無駄だった。下半身裸のまま、教室の窓際に連れて
行かれ、片足を上げさせられて、窓の外にチンポの先を向けさせられた。
男子生徒の1人が篤志の下腹部の膀胱の辺りを力任せに鷲づかみに
して圧迫する。
「さあ、やれよ、篤志!」
「い、や、だ・・・」
篤志は泣きながら、クラスメイトたちが見守る中、窓の外に向けて放尿
した。
314 :
名無し調教中。:04/12/02 03:15:25
保全
作者さん乙
高原一家ネタはやはりおもしろい
子どもが出来たテミストクレスがどうなっていくのか楽しみです
315 :
作者:04/12/03 08:48:50
博昭→博和の間違い。データベース作成時に間違えていたようです。すいません。
316 :
名無し調教中。:04/12/03 10:21:53
その日からクラスメイトたちの篤志に対するいじめは更に過酷なものになった。
一時間目の授業が終わると不良グループが篤志の席の周りを取り囲み、無理
矢理篤志を立たせて窓際へと連れて行った。
「篤志、こいつに養分を与えてやってくれ」
不良男子生徒の1人が教室の窓際のベランダに置いてある植木鉢を指差した。
それには球根が植えられていた。
「???」
「お前の精液で、この球根を育てるんだよ」
不良生徒たちはゲラゲラと笑い転げた。篤志が戸惑っていると、女子生徒たち
も一緒になってはやし立てた。
「さあ、やれ篤志、オナニーしてみろ!」
「やってよ、高原君」
「早くしないと休み時間が終わっちゃうわよ」
生徒たちが篤志のズボンを脱がせにかかった。篤志は抵抗したが、よってた
かって羽交い絞めにされ、下半身を丸出しにされた。
「う、ううう・・・」
篤志は泣きながら自分のチンポをしごき始めた。クラスメイトたちが口々には
やし立て、調子に乗った女子生徒の1人が篤志のむき出しの御尻に蹴りを入
れる。
317 :
名無し調教中。:04/12/03 10:22:43
「キャハハハ、いい音するじゃない、高原君の御尻」
「や、め、て、く、れ、・・・何で俺ばっかりいじめられるんだ・・・」
篤志が顔を涙でグシャグシャに濡らしながら射精した。大爆笑が教室
を包んだ。
「これから、毎日休み時間の度に欠かさず、植木鉢に精液をやるんだ。
一回でもサボったら許さんぞ、わかったか、篤志!」
「わ、か、った・・・」
二時間目の授業開始のチャイムが鳴り、篤志はズボンを上げて、席に
戻った。やがて、午前中の授業が終わり昼休みに入る頃、篤志は射精
のしすぎで疲労困憊していた。自宅でも家族に犬として扱われている
篤志は、真夜中に全裸で散歩に連れて行かれ、途中の電信柱数箇所
で、オシッコの代わりに精液をかけることを日課としている。いくら16歳
の性欲旺盛な時期とはいえ、一日10数回のオナニーはさすがにこたえ
た。篤志は自分の席でいつものように1人で、母良枝の作った弁当箱
を開けた。中身はやはり高原家の家族が食べ残した残飯である。プー
ンとアンモニアの匂いがした。今日はテミストクレスの命令で姉沙貴の
オシッコで味付けをされているのだ。1円もお小遣いを持たせてもらえな
い篤志は買い食いすることも出来ず、空腹を満たすためには、どんなに
嫌でもこの弁当を食べるしかない。珍しくその日はオカズに唐揚げのよ
うなものが入っていた。篤志がほんの少し期待して口に入れると、苦い
味がして思わず吐きそうになった。それは、姉沙貴の朝のウンチを唐揚
げにしたものだったのだ。
318 :
名無し調教中。:04/12/03 10:23:18
「オエエエッ・・・」
篤志が吐き気をこらえて弁当を食べていると不良生徒たちが篤志の席の周りに
集まって来た。
「見ろよ、なんだ、この弁当。クセー!」
「やっぱり、お前、本当に犬なんだな」
「俺たちが味付けしてやるよ」
男子生徒の1人がペッと痰を篤志の弁当箱に吐いた。
「ひゃーはっはっはっ、おーい、みんなも篤志の弁当に味付けしてやれよ」
「カー、ペッ!」
男女のクラスメイトのほぼ全員が悪乗りし、篤志の弁当箱に次々に痰やつばを
吐きかけていった。
「残さないでね、高原君」
「一粒でも残したら、ぶっ殺すぞ!」
悲惨な状態となった弁当を篤志は青ざめた顔で泣きながら食べ続けた。ようやく
弁当を食べ終えた篤志には次の試練が待っていた。
「お前、家では犬なんだろう?じゃあ学校でも犬らしくしろよ。食後の散歩に連れ
てってやるからよう」
319 :
名無し調教中。:04/12/03 10:23:49
篤志は首にヒモを巻きつけられ、四つん這いで教室を連れ出され校内を不良
グループと共に練り歩くことになった。
「キャー、なにあれ」
「1年C組の高原君よ」
「可哀そう・・・」
この高校では男子生徒より女子生徒の方が、人数の割合が多い。生徒の7割
が女子生徒なのたが偏差値が極端に低いため、校則違反の茶髪や化粧、ア
クセサリーを身につけた女子生徒が目立つ。必要以上に制服のスカートの丈
を短くして生足を露出させたり、少し流行遅れだがガングロの女子高生もチラ
ホラと見かける。ほぼ全員が援助交際や、ブルセラショップに下着を売ることな
ど平気で行っているようだ。篤志は、首に巻きつけられたヒモに、引きずられる
ように廊下を四つん這いで歩きながら、屈辱感に唸り声を上げていた。
320 :
名無し調教中。:04/12/03 11:11:20
玲華が無事出産してから一ヵ月後、今度は良枝が産気づいた。娘の玲華が
出産した同じ産婦人科医院に運ばれた良枝は無事、女の子を出産した。今
度はハーフではなく、間違いなく純粋な日本人の赤ちゃんだった。
(一体、誰の子供なんだろう?)
異常な状況下での妻の出産に胸をかきむしられるような想いになった夫の
博和は、医師に家族全員の血液検査を依頼した。
高原博和・・・AB型
高原良枝・・・O型
高原沙貴・・・A型
高原篤志・・・A型
高原玲華・・・B型
テミストクレス・・・B型
生まれてきた女の赤ちゃん・・・O型
血液検査の結果が出た。赤ちゃんの風貌からテミストクレスが父親だという可
能性は除外され、結論として篤志の子供だということになった。つまり良枝は近
親相姦の末、自分の実の息子の子供を出産したのだ。この事実に良枝は気が
狂いそうになったが、この奇妙な一家の不審な態度を怪しんでいる産婦人科の
医師には、退院するまで事実は何一つ語らなかった。良枝と共に帰宅した赤ち
ゃんに、一家の支配者テミストクレスが名前を付ける、と言い出した。
321 :
名無し調教中。:04/12/03 11:11:57
「今度は地球風の名前を付けてやろう。・・・そうだなあ、奴隷のお前たちが
肉親同士で豚のように交わって出来た子供だから、それにふさわしい名前
を付けんとなあ。・・・『豚子』なんてどうだ?」
さすがに良枝と博和は抗議しようとしたが、奴隷管理用の首輪から電流が
流され、同意するしかなかった。生まれたばかりの良枝と篤志の娘は『高原豚子』
と名付けられた。
「今日は良枝の出産パーティだ。贅沢な酒と食材を買って来い」
テミストクレスが高原家の人々に命令した。すると、とうとうたまりかねた博和が
訴えた。
「テミストクレス様、家族がこうも増えては家計が持ちません。どうか浪費は控え
て下さい。貯金ももうほとんど無いのです。」
「なに、俺様に逆らうのか!金が無いなら、お前たちがもっと働けばいいだろう?
そうだ沙貴、お前が働け。見入りがいい仕事をするんだ。風俗でアルバイトをしろ」
いきなり、とんでもない事を言われて沙貴は驚いた。しかし、この一年間テミストク
レスに散々陵辱され、今更貞操観念もなにも無い。
「わかりました、テミストクレス様」
長女沙貴は家計を支えるために、大学へ通う傍ら、風俗でアルバイトをするはめ
になった。
322 :
名無し調教中。:04/12/03 14:12:01
数日後、高原沙貴(18歳)は通学している大学から数駅ほど離れた歓楽街
にあるファッションヘルスに面接に訪れた。さすがにソープランドやSMクラブで
アルバイトをすることはためらわれたのだ。面接には店のオーナーがあたった。
「ふーん、18歳で4年制大学に在学中か。三流の私立大学だけど現役女子
大生ってことでPRしてみようか」
オーナーは沙貴の学生証を見ながら言った。沙貴は顔を真っ赤にしてうつむ
き加減で応答している。
(大丈夫かな、この子。しかし、ルックスは抜群だし、お嬢様っぽく清楚な雰囲
気なんかグッドだ。でも何処かに投げやりな印象もあるな。かすかに爛れた
様な色気も感じる。まずは、掘り出し物かな?)
オーナーは沙貴の頭の先から足の先まで舐め回すようにジロジロと品定めを
した。
「ちょっと、体見せてくれないかなあ。胸からでいいよ」
「はい・・・」
風俗の面接ということで覚悟していた沙貴はオズオズとだが、素直にブラウス
のボタンを外し、服を脱いでいった。ファッションヘルス店の事務所で全裸に
なった沙貴の体は、色白で若くて張りがあり、瑞々しかったが、所々に打撲傷
の痣のようなものがあった。テミストクレスにぶたれた痕である。首には外す
事の出来ない奴隷管理用の首輪を嵌めている。
323 :
名無し調教中。:04/12/03 14:12:35
(SMプレイでもやってるのかな。そう言えばどことなくマゾっぽい顔立ちだな)
オーナーは沙貴を採用することに決めた。
「うちは、ファッションヘルスだけど、本番以外は何でもやって貰うよ、いいか
い?」
「はい、よろしく御願いします」
沙貴はテミストクレスの浪費によって火の車になっている高原家の家計を助
けなくてはならないのだった。その日から早速、沙貴のアルバイトが始まった。
オーナーや従業員男性に一通り、セックステクニックの講習を受けた沙貴は、
いよいよ初めての客を取る事になった。
「よろしくお願いします。今日から入店の新人の沙貴です」
沙貴が教えられた通りに挨拶した客は、まだ若い男だった。
「君、高原さんじゃないの?」
「えっ?」
いきなり本名を呼ばれて驚いた沙貴は、改めて客の顔をまじまじと見つめた。
なんとなく見覚えのあるその顔は、大学の同じ学科で、授業でも時々顔を合わ
せる男子大学生だった。
324 :
名無し調教中。:04/12/03 14:13:08
「高原さん、こんなところでアルバイトしてたんだ。奇遇だね」
沙貴はその男子大学生の顔は知っていたが、話をしたことはなく名前も知らな
かった。
(しまった。大学に近過ぎたのね・・・)
後悔したが遅かった。浅倉忠文というその大学生は、いかにも嫌らしい目つきで
沙貴の体を嘗め回し、意外な場所での偶然の出会いに有頂天になっていた。
「君のこと、前から気になってたんだ。もっと、真面目な女の子だと思っていたん
だけどなあ。この事、学校にバレたらヤバイんじゃないの」
忠文は思わせぶりな口調で言った。
「お願い、この事は内緒にして。家の事情でどうしてもお金が必要なの」
「いいよ、僕は告げ口なんて大嫌いなんだ。でもその代わり、たっぷりサービス
してくれなきゃね」
「いいわ・・・」
沙貴は、ついさっき講習を受けたテクニックをフルに駆使して忠文に全身全霊で
サービスをした。
325 :
名無し調教中。:04/12/03 14:13:41
「オマンコに入れてもいいかい?」
「それは、この店では禁止なんです・・・」
「風俗でアルバイトしている事、学校でバラすよ」
「お願い、それだけは止めて!」
結局、要求通り忠文は沙貴のオマンコとアナルに、コンドーム無しで代わる
代わる挿入し、最後に膣内で中出しまでした。
「高原、これからは、学校でも仲良くしてくれよな。このことは黙っておいて
やるからよ」
「え、ええ・・」
「今日から俺たち、セックスフレンドだろ?」
「セ、セックスフレンド???」
入店早々、沙貴にまた、新たな悩みの種が一つ増えた。
326 :
作者:04/12/03 14:15:12
高原家編、キリがないのでこの辺で終わりにして、次のエピソードに進みます。
327 :
作者:04/12/03 14:16:07
作者様新作うp乙カレーです
確かに高原家ネタはきりが無いですね
少し間を置いてという感じでよいかと
>>軍事系御大の作品ってなんですか?
遅筆で有名な金 正男こと佐藤大輔氏の事です
皇国の守護者以外は持っております
平壌クーデター作戦 静かなる朝のために
なんかは最近の動きを先取りしたような感じで
漏れ的には面白かったです
でも相当捻くれた書き方するので好き嫌いが激しいかも
329 :
名無し調教中。:04/12/07 10:55:56
ネオガイア星人の地球における拠点となったさざなみ市の郊外に広大な軍事
基地が設営されている。植民地総督府ビルやエネルギーバリア発生施設、宇
宙港などを含む基地の敷地内の一画に軍の研究施設もある。そこでは、生物
兵器開発のためネオガイア星では出来ない人体実験や医学実験が、地球人を
モルモットにして盛んに行われていた。ここで得られた技術や貴重な実験デー
タは本国の研究機関に送られ活用されているのだ。その研究所で働くネオガ
イア星人のメビウス博士の元を宇宙拷問協会のピタゴラス博士が訪れた。
「久しぶりだなメビウス博士。地球にはいつ赴任して来たんだ?」
「ああ君か。地球には3ヶ月前から来ているよ。今、新兵器の開発中なんだ」
「新兵器?君の専攻はロボット工学だったな。新型の戦闘用アンドロイドかサ
イボーグでも作っているのか?」
「いや、そんなものじゃない。案内する、これを見てくれ」
ピタゴラス博士はメビウス博士に広い組み立て工房に案内された。天井の高
さが30メートルほどあるホールに足場が組まれ、そこには建造中の一体の巨
大な人型のロボットが天井近くまでそびえ立っていた。
330 :
名無し調教中。:04/12/07 10:56:31
「えらく大きなアンドロイドだな」
「地球のテレビ番組にヒントを得て作ってみたんだ。地球の子供向けのアニ
メ番組では、こういう大型の戦闘用ロボットに人が乗り組み、敵と戦うんだ。
こいつが完成すれば、装甲服を身に着けたタイタンの巨人たちと互角に白
兵戦が出来るよ」
メビウス博士が説明した。
「人間が操縦するのか?」
「ああ、だが、操縦系統の開発が思うようにいかない。人間のようにロボット
の体を自由自在に動かすとなると、恐ろしくコクピットが複雑になってしまう。
それにパイロットにも特別な才能が要求される」
メビウス博士は研究に行き詰り悩んでいるようだった。友情に厚いピタゴラ
ス博士は旧友のためになんとかならないものかと頭をめぐらした。
「ふーむ、そういうものか・・・よし、では操縦系統の開発はわしが手伝ってや
ろう。それにパイロット候補にも心当たりがある」
「本当か?」
メビウス博士の顔がパッと明るくなった。その日からピタゴラス博士とメビウ
ス博士の共同研究が始まった。
331 :
名無し調教中。:04/12/07 11:45:08
さざなみ刑務所の拷問部屋では、今日も、鉄仮面ことアルテミス(元ネオガ
イア星宇宙軍女性士官、28歳)が、虐待を受けていた。全裸で逆さ吊りにさ
れたアルテミスの傷だらけの体を、シンディ・スコットランド刑務官(21歳、元
米軍女性兵士)がさらに殴る蹴るの暴行を加えている。
「おらっ、おらっ!お前の体はなんて頑丈なんだ。お前ほどイジメ甲斐のある
囚人は見たことないよ。でも、どんなに頑張ったって、いずれは、お前の体も
完全に壊してやるからね!」
「あぐっ、あぐうう・・・」
アルテミスの顔は鉄仮面で覆われ、口枷もロックされているため言葉を発す
る事が出来ない。ヨダレがダラダラと鉄仮面を伝ってコンクリートの床に流れ
落ちている。
「そーれ!」
シンディが渾身の力をこめてアルテミスの背中に廻し蹴りを入れ、右足のブ
ーツの踵で背骨が折れるほどに強打した。これには、さすがのアルテミスも
呼吸困難になり、激しくむせ込んだ。
「げふっ、げふっ!」
「あーはっはっはっ、ざまあ見な!ネオガイア人のお前が地球人のあたしに
いたぶられて反抗出来ないなんて、なんて気持ちいいんでしょう!」
真性サディストのシンディがエクスタシーを極めたとき、看守が1人の客人を
伴って拷問部屋に入ってきた。
332 :
名無し調教中。:04/12/07 11:45:53
「囚人ナンバー999番、鉄仮面に面会です」
面会に来たのはピタゴラス博士だった。ピタゴラス博士は変わり果てたアル
テミスの姿を見て、嘲る様に笑った。
「おやおや、これではエリート士官も形無しだな。久しぶりだアルテミス君」
「あ、あああ・・・」
アルテミスは久しぶりに本名を呼ばれ、鉄仮面の目の部分の隙間からピタゴ
ラス博士を見つめた。これだけ、日々拷問を受け続けていても、その目の光
は刺すように鋭く、全く眼光を失っていない。
「実はな、君に頼みたい仕事があるんだ。軍関係の極秘任務なんだが、もち
ろん、君は公には死んだことになっている。顔や名前を出さずに全く別人とし
てやって貰いたい」
シンディ刑務官が、アルテミスが面会人と喋れるように口枷のロックを外した。
「・・・わ、私は、私が原因で死なせてしまった地球人やネオガイア人に対し
て償いをしなければなりません。その任務がどんなものであっても、それで、
少しでも私の罪をあがなう事が出来るのであれば喜んでやらせて頂きます・・・」
アルテミスの口調はしっかりとしていた。
「そうか、この任務は誰にでも出来ると言うものではない。優秀な元白兵戦
コマンドの隊長としての君の才能がどうしても必要なのだ」
こうして、アルテミスの身柄はピタゴラス博士に引き渡され、極秘のうちに軍
の兵器研究所へと護送されて行った。
新展開 新展開
そういえばホームレス女子高生ってどうなるの?
334 :
作者:04/12/09 01:23:30
>>333 登場人物増えすぎで、フォローし切れない状態です。
でも、一旦登場させた以上、最後まで責任を持たないといけないと思います。
この物語の主人公って一体誰なんだろう?
電車男を読んで感動しました。ノンフィクションのリアリティと臨場感には勝てないなあ。
人それぞれお気に入りのキャラがいるみたいだからな。
物語の最後のオチをつけてくれるキャラが自然と主役になってくるんじゃないのw
収束にまとめていくのは大変だと思うがガンガレ。
336 :
名無し調教中。:04/12/09 12:56:38
鉄仮面をかぶり傷だらけの全裸を晒したまま、アルテミスは兵器研究所の
メビウス博士の工房へと案内された。途中ですれ違う研究者や軍関係者
たちは、ピタゴラス博士が連れている異様な風貌の女性が、かつて勇名を
馳せたエリート士官、アルテミスだとは誰も気づかない。アルテミスは工房
で身長20メートルはある機械仕掛けの巨人を目の当たりにした。
「これは、私が開発した、対タイタンの巨人用の白兵戦兵器の試作機だ」
工房にいたメビウス博士は得意気に説明した。
「コードネームを『キュクロプス1号機』という。操縦系統の開発に問題があっ
たのだが、ピタゴラス博士の協力で要約完成させることが出来たよ。アルテ
ミス君、君にこの巨大ロボットを操縦して貰いたい。」
「私が?」
アルテミスは新型兵器を目の当たりにし、軍人としての関心をそそられたよ
うだった。
「操縦系統が思いの他複雑でね。並みの人間にはパイロットが務まらんの
だよ。君ほどの適任者は他に見つからなかったんだ」
ピタゴラス博士がおだてるような口調で言った。アルテミスは更に興味をそ
そられた。
「私は宇宙戦闘機のA級ライセンスを所持しております。どんな兵器にも適
応する自身はありますが、そんなに複雑なのですか?」
「宇宙戦闘機のコクピットとは設計思想が違うのだ。まあ、実際に乗ってみ
ればわかるよ」
337 :
名無し調教中。:04/12/09 12:57:22
含み笑いをしながら、ピタゴラス博士はリモコンのスイッチを押した。巨大ロボ
ットの脚の間接部が屈伸し、直立していたロボットが3人の前でしゃがみこむ
ような姿勢を取った。ちょうど、ロボットの両脚の間の股間にあたる部分のハ
ッチが両側に開き、ピンク色の内部照明に照らされたコクピットが現れた。
「なんだか、卑猥な場所にコクピットがあるのですね」
「気のせいだ。とにかく操縦席に座ってくれ」
アルテミスは言われるがままにハッチをくぐり操縦席に座ろうとして驚いた。座
席というよりは、SMプレイに使う三角木馬のような操縦シートがあった。その
シートの真ん中が半円型に繰り抜かれており、窪みの内側に、長さ30センチ、
直径5センチほどのペニス形の極太バイブレーターが間隔10センチほどを空
けて、2本そそり立っていたのだ。
「なんですかこれは?」
思わずアルテミスが尋ねた。ピタゴラス博士は彼女が驚く様子を見て愉快そう
に笑っていた。
「それが操縦桿だよ。それをオマンコとアナルに挿入するんだ。早く跨りたまえ」
囚人であり選択の余地のないアルテミスは、言われるがままに操縦シートに
跨り、腰を沈めた。
「うっ!あおおおお!」
乾いたオマンコとアナルにいきなり、極太バイブを同時に挿入する激痛に、アル
テミスはうめき声を上げた。
338 :
名無し調教中。:04/12/09 12:58:15
「これに跨って、ロボットを操縦するんだ。操縦桿を前に倒せば、前進。後ろ
に倒せば後退。左右に倒せば曲がる事が出来る。オマンコで思い切り締め
付けて上に引き上げれば、ロボットの背中のバーニアが噴射して空を飛ぶ
事も出来る」
使い方を説明しながらピタゴラス博士はアルテミスの手首と足首にワイヤー
付のリストバンドのようなものを取り付けた。
「手足の微妙な動きは、このリストバンドのセンサーを通じてロボットの動き
に反映される。つまりロボットの手足は君の動きと全く同じように動く」
更にピタゴラス博士は操縦シートに座ったまま身動きの取れなくなったアル
テミスの体のあちこちにクリップで数十本の電極を取り付け始めた。両乳首
をはじめ、腹、背中、二の腕、太もも、ふくらはぎなど、体中の肌をつまみ、ク
リップで挟みこんでいく。全身を責め苛んでくるチクチクとする痛みに、真性マ
ゾのアルテミスはじっとりとオマンコを濡らし始めた。
「こ、この電極はなんのために・・・」
「これはロボットの受ける損傷を正確に操縦者に伝えるための電極だ。こう
することによってロボットが損傷を受けた場合、受けた箇所とその度合いを
パイロットは電流を通して自分の肌で感じることが出来る。こういう仕掛けが
ないと、操縦している人間は痛みを感じることが無いため、どうしても機体の
損傷を軽く認識しがちだからな。」
339 :
名無し調教中。:04/12/09 12:58:48
つまり、ロボットが受けるダメージはそのままアルテミスの苦痛となるのだ。
「それから、もう一点。君は優秀な元士官だとはいえ、今では反逆罪で存在
を抹消された囚人だ。逃亡されては困るので、戦闘中にこのコクピットは内
側からは開かないようにロックさせて貰う。万が一我々の命令に逆らう事の
ないよう、念のため奴隷管理用の電撃首輪も嵌めさせて貰うよ」
「私の犯した罪を思えば、仕方ありませんわ」
アルテミスはうなだれて同意した。ピタゴラス博士がアルテミスの首に、地球
人奴隷たちに嵌めてきた物と同じ金属の首輪を嵌めた。
「あとの細かい部分は操縦しながらマスターしてくれ。時間がない、早速動
作テストを始めようじゃないか」
ピタゴラス博士とメビウス博士はコクピットのハッチをバタンと外側から閉め、
内側からは開かないように厳重にロックした。
340 :
作者:04/12/09 13:09:09
>>335 この物語に最後はないような気がします。
何処かで区切ってオチを付けようとは思っていますが、すぐまた続きを
書き始めてしまいそうです。リアル生活での環境が許す限り、物語は続いてしまいそう。
341 :
名無し調教中。:04/12/09 17:55:31
ハッチが閉まると、コクピット内部のモニターに外の映像が映し出された。前後
左右天井、全ての壁がモニターとなり、アルテミスはまるで障壁のない屋外に
いるかのような錯覚を受けた。しばらくするとスピーカーを通して、ピタゴラス博
士の声が聞こえてきた。
「前進しろ、組み立て工房の扉を開けて外に出るんだ」
「了解しました」
アルテミスは腰を突き出し、オマンコに挿入された操縦桿を前に倒した。
「うっ・・」
クリトリスが刺激され、快感が伝わってくる。ロボットがゆっくりと足を上げ、前進
を始めた。組み立て工房の出口の扉の前にロボットの体を誘導するため、微妙
に操縦桿を挿入された腰を左右に動かし、方向調整をしなくてはならない。また
操縦桿を倒す角度でロボットの歩くスピードも変わるようだ。
「むむっ・・・」
アルテミスは、腰を動かす度に快楽を感じ、愛液があふれ出て、オマンコがドロ
ドロになってきた。ロボットが扉の前に立つと、アルテミスは両手を使って、扉を
押し開けた。ロボットの腕はアルテミスがコクピットで自分の腕を動かす動作と
正確に連動している。組み立て工房の外は広いグラウンドで、兵士たちの演習
場になっていた。
「走ってみろ。全力疾走だ」
342 :
名無し調教中。:04/12/09 17:56:15
ピタゴラス博士の指示で、アルテミスは腰を思い切り前に突き出して操縦桿を
急角度に倒した。ロボットの足の動きが早くなり、演習場をズシンズシンと地
響きを立てながら物凄い速さで走りはじめる。しかし、操縦に慣れていなかっ
たため、砂山に片足を取られ、ロボットは前のめりにスライディングするように
土煙を上げて倒れこんだ。
「ぎゃあああああ!」
アルテミスは悲鳴を上げた。ロボットが倒れ、打撲を受けた箇所に連動してい
る電極から、強度の電流が流れて来たのだ。
「ロボットの痛みはパイロットの痛みだ。壊さないように気をつけて操縦して
くれ」
ピタゴラス博士の声が冷ややかにスピーカーから聞こえてきた。電流が止ま
り、ようやく痛みの引いたアルテミスは気を取り直し、ロボットを慎重に立ち
上がらせた。
「ふむ、さすがは白兵戦の天才と言われた女性だ。こうも早く新兵器を使い
こなすとはな。」
メビウス博士はアルテミスの操縦技術の習得の早さに感心していた。
343 :
名無し調教中。:04/12/09 17:56:46
「じゃあ、次は、ロボットに空を飛ばせてみてくれ。少し性急だが君なら出
来る!」
「了解しました。」
アルテミスはオマンコをぎゅっと締め付け、背中のバーニアを噴射させるた
めに操縦桿を上に引き上げようとした。しかし、真性マゾのアルテミスは痛
みを感じれば感じるほど、愛液が溢れるように流れ出し、ヌルヌルになって
いたオマンコから操縦桿はあっけなくスポッと抜けてしまった。
「どうしたんだね、アルテミス君」
「そ、操縦桿が引けません・・・」
アルテミスは困惑したような情けない声で言った。巨大ロボットが空を飛ぶ
ためにはもう少し訓練が必要なようだった。
344 :
作者:04/12/09 23:16:52
国会図書館がネット上の著作物の収集を始めるらしい。
この物語も入れてくれないかなあ。
作者タソ
以降は
「作者たんのHN#トリップ」つけて、
著作権者としての差別化を明確にしておいて下さい。
以前の投稿はご自分のサイトに推敲してまとめておけばOK。
しかし2chにポストされたものは著作権を2chに譲渡したものと見なされる罠。
347 :
作者:04/12/12 01:06:21
>>346 公共の図書館なんで著作権は関係ないと思います。
>>345 #トリップってなんですか?
最近気づいた反省点として、エロ小説なのに女性の美しさや色気を表現する描写が
少ない気がする。
348 :
作者:04/12/14 12:19:27
アルテミスはその日から、巨大ロボット操縦のための猛特訓を受ける事にな
った。朝から晩まで狭いコクピットに缶詰になり、軍事基地の演習場でロボッ
トに様々な動きをさせ、操縦テクニックを習得していく。しかし、操縦桿を上に
引き上げ、ロボットに空を飛ばせる事だけはどうしても出来なかった。
「短期間にここまでロボットを使いこなせるようになるとは、やはり彼女は天
才だ。しかし、空を飛ばせることが出来んとはなあ」
メビウス博士は感嘆しながらも、困り果てていた。一日12時間の訓練が終わ
ると、アルテミスは刑務所へと戻される。反逆者であるアルテミスはあくまで
も囚人なのだ。クタクタになって刑務所へ戻ってきたアルテミスをシンディ・ス
コットランド刑務官が出迎えた。
「お前、奴隷のくせに生意気にも極秘訓練を受けているんだって?しごかれ
て相当疲れているようだけど、だからってあたしへの奴隷の務めをおざなり
にするつもりじゃないわよね?」
「はい、そのようなことは決してございません。シンディ様、今晩もよろしくお
願いいたします」
アルテミスはシンディ刑務官の足元に跪いた。
「今夜は特別メニューで、朝まで責めてやるよ。覚悟しなさい」
「ありがとうございます」
アルテミスはコンクリートの冷たい床に鉄仮面の額をこすりつけた。いつもの
拷問部屋へ連れて行かれたアルテミスは激しい責めを明け方まで受けた。
349 :
作者:04/12/14 12:20:13
「眠るんじゃないよ、白豚!」
逆さ吊りにされたまま、ウトウトとしたアルテミスにシンディの罵声が飛んだ。
「申し訳ございません」
夜が明ければ再びアルテミスは演習場でロボット操縦のための猛特訓を受
けなければならない。このところ毎日このような日課なので、一日の睡眠時
間は数時間程度しかない。鉄仮面で隠れて見えないが、アルテミスの目の
下には黒々とした大きな隈が出来ていた。こうして数週間が過ぎ、いよいよ
実戦テストの日がやってきた。刑務所の地下に瞬間物質転送機が設置され
ており、そこからアルテミスは直接ロボットのコクピットに転送されるのだ。
「せいぜい、頑張るのね、白豚。これはあたしからのプレゼントよ」
アルテミスを送り出すために転送室に同行したシンディは、軍服のズボンと
パンティを下ろすと、アルテミスを前に跪かせ、鉄仮面の口の部分を自分の
股間に押し当てさせた。そして、勢い良く放尿した。
「勝利の聖水よ」
「ありがとうございます、シンディ様」
アルテミスは一滴もこぼさずに全て飲み干すと、丁寧にお辞儀をしてから
転送室へと消えた。
いつも楽しく読ませていただいてます。
>エロ小説なのに女性の美しさや色気を表現する描写が
>少ない気がする。
…とのことですが、私個人としては、
逆に生々しい感じになって読み辛くなるような気がします。
351 :
作者:04/12/14 12:57:18
>>350 由紀かほるの小説の描写が非常にそそられるので、ああいう感じを出したいのです。
352 :
作者:04/12/14 14:14:13
さざなみ港の沖合い20キロメートルの海上に全周15キロメートルほどの
小島が浮かんでいる。沖島と呼ばれるその島は、以前は首都圏からマ
リンスポーツや釣りを楽しみに来る観光客で賑わっていたが、エネルギ
ーバリアによって隔離されてからは客足も途絶え、今ではすっかり寂れ
ていた。現在でもホテルや民宿、土産物店など数件が営業しており、取
り残された島民約200人が住んでいる。その沖島に、アルテミスが乗り
組んだ巨大ロボット『キュクロプス1号機』が小型飛行艇に宙吊りにされ
て運ばれてきた。
「全く、どうして飛行可能なロボットをわざわざ飛行艇で運ばなきゃなん
ねえんだ」
飛行艇のパイロットはブツクサと文句を言っていた。ロボットのコクピット
では三角木馬型の操縦シートに跨り、全身に電極クリップを付けられた
裸のアルテミスが緊張しながらモニターに移る島影を見つめている。オマ
ンコとアナルにはペニス型の操縦桿がガッチリと咥え込まれていた。アル
テミスのコードネームは『鉄仮面』である。飛行艇は、巨大ロボットを島の
中央部の草原に着地させると、ワイヤーを外して飛び去っていった。
(何と戦うのだろう?)
アルテミスが『キュクロプス1号機』の頭部にあるモノアイを動かし、辺りの
様子を探ったが何もいなかった。しばらくすると別の飛行艇が巨大なコン
テナを宙吊りにしてやってきた。コクピットのスピーカーからメビウス博士
の声が聞こえてきた。
「実戦テストの相手はそのコンテナの中にいる。」
353 :
作者:04/12/14 14:14:56
着地したコンテナが自動で開き、中から装甲服を着た身長20メートルほ
どの、巨大な女が現れた。その女はタイタンの巨人に属ずる女戦士レア
(23歳)で、半年前、辺境惑星の戦線でネオガイア宇宙軍の捕虜になっ
ていたのを今回の実戦テストのため、遥々と地球に冷凍睡眠で運ばれ
て来たのだ。
「今回の実戦テストではオプションへ兵器であるレーザーライフルやサー
ベルは使用しない。ロボットの格闘能力だけでその巨人女を倒すのだ」
「了解しました」
アルテミスはオマンコの操縦桿を急角度で前に倒した。『キュクロプス1号
機』が猛ダッシュで突進し、状況が飲み込めていない巨人女に襲い掛か
る。女戦士レアと対タイタンの巨人用に開発された『キュクロプス1号機』は
ほぼ同じ背丈だった。『キュクロプス1号機』はレアの腹部に数発のパンチ
を浴びせ、レアの装甲服をへこませた。
「ウオオオオオオ!」
レアが恐ろしい雄叫びを上げた。巨大で美しい顔が怒りと憎しみで真っ赤
になる。レアも装甲服の他は丸腰だった。
「ネオガイア星人め!何のつもりか知らないけど、ぶっ殺してやる!」
レアが『キュクロプス1号機』の脇腹に金属ブーツの先で蹴りを入れてきた。
354 :
作者:04/12/14 14:15:51
「ぎゃあああ!」
コクピットでアルテミスが絶叫する。電極クリップを通じて脇腹の同じ位置に
そのままダメージが伝えられるのだ。
(この巨人女、反撃が素早い。戦い慣れしているわ)
白兵戦のプロであるアルテミスはとっさに相手の力量を見抜いた。
(即戦あるのみ!)
『キュクロプス1号機』は次々にパンチや蹴りを繰り出した。不意打ちから立
ち直り、戦う相手を認識したレアは身軽に攻撃を交わしていく。動作はやは
り間接的に操縦されたロボットよりレアの方が数段早かった。『キュクロプス
1号機』はレアの反撃にあい、全身にダメージを受けて、とうとう地面に転が
った。
「やはり、タイタンの巨人の方が反応スピードは上か」
遠く離れた軍事基地のモニターで観察していたメビウス博士がため息をつ
いた。コクピットの中では電流を体中に受けたアルテミスが失神寸前である。
(一旦、逃げなきゃ・・・このままじゃやられるわ)
アルテミスはリストバンドで『キュクロプス1号機』と繋がった手足を必死で動
かし這うように逃げ始めた。
「逃げるのか、卑怯者!」
レアが雷のような大声で叫びながら、四つん這いで逃げようとしている『キュ
クロプス1号機』の御尻に飛び蹴りを食らわせる。
「ぎゃああああああ!」
最大の電圧で臀部に電流を流されたアルテミスが絶叫した。『キュクロプス1
号機』は蹴られた反動で島の斜面を転がり落ち、島民の住んでいる市街地
のある方へと移動していった。
355 :
作者:04/12/14 21:16:05
『キュクロプス1号機』は数十件の家や観光施設が立ち並ぶ市街地に這うよ
うにして逃げ込んだ。追いかけて島の斜面を駆け下りてきたレアが『キュク
ロプス1号機』の背中に飛び掛り、取っ組み合いになってゴロゴロと市街地
を転げまわる。何軒もの島民の家が押し潰されて倒壊した。
「な、なんだ、助けてくれ!」
「家が、俺の家が!」
「お爺ちゃんが下敷きになって、潰されたわ!」
いきなりの出来事に島民たちは何がなんだか判らずに慌てふためいている。
逃げ遅れた多くの子供や老人が、転げまわる2体の巨人の下敷きになって
押し潰された。
(ああ!またあたしのせいで犠牲者を出してしまった!)
アルテミスが自責の念に駆られた。レアは地球人の犠牲者などなんとも思っ
ていない。
「死ね!ネオガイア星人!」
馬乗りになったレアがメリケンサックのついた拳で憎しみを籠めて『キュクロ
プス1号機』の頭部を何度も何度も殴りつけた。自分を捕虜にしたネオガイア
星人に対する恨みは凄まじい。モノアイが壊れ、コクピットの前面モニターが
消えた。
「うぎゃあああ!」
アルテミスの鉄仮面に電流が流される。
(駄目、このままじゃやられる!巨人女の方が、動きが滑らかで、はるかにス
ピードが速いわ。)
356 :
作者:04/12/14 21:16:42
「鉄仮面、何をしている。わしの作った試作機が壊されてしまうではないか」
スピーカーからメビウス博士の冷たい声が聞こえた。
「仕方がない。最後の手段だ、加速装置を使え。」
ピタゴラス博士の声だ。
「加速装置?」
『キュクロプス1号機』にそんな機能がついているとは、アルテミスには初耳
だった。
「そうだ、機体の動きとパワーが一時的に通常の5倍に増幅される。しかし、
全てのエネルギーを一気に使うため1分間しかもたない。その時間が経過す
ると『キュクロプス1号機』はエネルギーチャージのために一時間の間、全く動
かなくなる。それにパイロットの操縦能力が機体の動きについて行けるかど
うかも問題だ」
アルテミスは決心した。今はそれにかけるしかない。
「どうやれば加速装置が作動するのですか?」
「君がアナルに咥え込んでいるスティックを摩擦してイカせるんだ」
アルテミスは三角木馬の操縦シートに前屈みになり、腰を前後に振り始めた。
アナルに挿入された極太のスティックの先が直腸を突き上げてくる。
(ああ、ウンチが出ちゃいそう)
357 :
作者:04/12/14 21:17:51
腰を動かす度に、腸を刺激されて激しい便意を感じ、アルテミスは呻いた。腰
を振るとオマンコの操縦桿も一緒に動くため、『キュクロプス1号機』の機体自
身も小刻みに痙攣するような妖しい動きをとる。その間もレアはメリケンサック
で『キュクロプス1号機』のボディを殴り続け、機体の装甲は亀裂とへこみでボ
ロボロになっていった。もちろんコクピットのアルテミスも電極を通して全身に
その痛みを受けなくてはならない。
「あああああっ!痺れるううう!」
アルテミスは絶叫したが腰のピストン運動はやめない。以前にレジスタンスに
受けた拷問や、日々のシンディ刑務官の虐待で苦痛には相当強くなっている。
(お願い、早く加速装置を発動して!)
アルテミスが心の中で叫んだとき、アナルに挿入されているスティックがビクン
ビクンと痙攣し、先端から白い液がピュッピュッとアルテミスの直腸の奥に飛び
出した。白い液にあまり意味はないのだが、これは、悪ふざけでピタゴラス博
士が考えた加速装置発動の合図である。コクピットの操縦盤に表示されてい
る計器やランプが突然、目まぐるしく動き始めた。
「やったわ!」
358 :
作者:04/12/14 21:18:31
アルテミスは思わず叫んだ。突然パワーアップした『キュクロプス1号機』は
馬乗りになっているレアを軽々と跳ね飛ばし、超スピードで起き上がると、
突然の反撃に戸惑っているレアに立ち直る隙を与えず、殴る蹴るの猛攻を
加えた。今度はレアの装甲服が裂け、生身のレアは鼻血で顔面が血だらけ
になり、あばら骨が砕けた。
「くそおお!ネオガイア星人めえええ!」
レアは必死に抵抗しようとしが、加速装置を使った『キュクロプス1号機』に対
してはなす術もなく、約30秒で完全にノックアウトされて地面に転がったまま
起き上がれなくなった。レアは全身複雑骨折で鼻柱が折れ、顎も砕けて歯も
何本か折れていた。タイムリミットの1分間が過ぎて仁王立ちのまま機能停止
した『キュクロプス1号機』の足元で巨人の女戦士レアはただ、意識不明で、
苦痛のうめき声を上げるしかなかった。
「さすがだ!加速装置を使った『キュクロプス1号機』をいきなり完璧に使いこな
している。何度も言うようだが、やはり君は天才だよ鉄仮面!」
メビウス博士が興奮して叫んでいた。新兵器の実戦テストは終了した。
359 :
作者:04/12/14 21:20:03
ロボット編終わりです。
マイペースで書き続けようと思う。
>#トリップってなんですか?
トリップとは名前欄に名前(作者)#文字列(何でも良い)を入れると、名前◆文字列なる物が出ます
例えば、#作者GJと入れた場合、私のようになります。
因みにトリップがないと、作者さんが書いた物を「自分が書いた物」とほざき出す馬鹿者が出てくることもあるので、出来れば付けて欲しいところです。
説明下手で申し訳ないです。
おおっ!!!
今回も血が騒ぐ!!!物語
どちらかというと燃え系なのがイイ!!です
実戦はどうなるのかちょっと楽しみです
age
「トリップのつけかた」
1.名前欄に「作者」と既に入力してあると思いますが
2.作者の後ろに#を入力
3.アルファベットでも数字でもいいのですがてきとうな半角文字数字を
#の後ろに入力
4.記事を投稿すると
5.あら不思議!さきほど入力した「作者#半角文字数字」が
「作者◆RFi7SKIHG」に化けてますぅ〜
6.作者さんしか入力方法は知らないので誰もマネできないHNに!!
>>363 #のあとの文字を覚えるのが('A`)メンドクセーのな
貼れよ。
つうか普通はブラウザが記録してんだろ。
367 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :04/12/17 23:27:06
ニュースキャスターの相沢淳子(36歳)がさざなみ総合病院を退院し、放送局
に復帰するとすぐにイソップ放送局長の呼び出しを受けた。淳子が局長室に出
向くとそこにはよく知ったイソップ放送局長と、もう1人、胡散臭い雰囲気を漂わ
せた中年のネオガイア星人らしき人物が待っていた。
「相沢君。こちらは宇宙拷問教会のピタゴラス博士だ。君も名前ぐらいは聞いた
ことがあるだろう?」
イソップ局長に紹介されてその人物をまじまじと眺めた淳子は、それがさざなみ
病院で地球人の医師団と一緒に総回診に来た人物だと思い当たった。ピタゴ
ラス博士は残忍そうな笑顔を浮かべている。
「実はピタゴラス博士が、ぜひ君を博士の生体実験の材料に欲しい、とおっしゃ
られている」
「は?・・・それはどういう意味ですか?」
淳子は驚いて尋ね返した。
「そのままの意味だよ。ピタゴラス博士は君を恐ろしい拷問にかけたいそうだ」
「そ、そんな・・・」
淳子は絶句した。
「しかし、その前に君にやってもらいたい仕事がある。実は地球人向けにクリス
マスの特番を企画した。ロケーション中心のバラエティ番組なんだが、やってく
れるかね」
「はあ・・・でもその後で拷問にかけられるのですか?」
「まあ、そうだ。この特番もピタゴラス博士のアイデアをふんだんに取り入れて
いる。・・・とにかく時間的に余裕がない、早速撮影の準備に入ろう」
有無を言わさず淳子は衣装合わせのためにスタイリストたちの元へ連れて行
かれた。
368 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :04/12/18 00:10:58
淳子が着せられた衣装はサンタクロースの衣装だった。と言っても、股下5セ
ンチの超ミニスカートで腕はノースリーブスである。足には膝までの白い縁取り
をした真っ赤なブーツを履かされた。
「その格好で、クリスマスイブに地球人たちにプレゼントを配ってくれ。プレゼント
はこれだ」
イソップ放送局長と番組プロデューサーが用意していたのは、市内のアダルトシ
ョップで調達してきた、大量の大人のオモチャやアダルトグッズ、無修正の裏本
などだった。
「君が地球人の家にしのびこんで、驚いた地球人にこれらのオモチャを渡す様子
を自動追跡カメラでバッチリと撮影する」
イソップが説明した。
「なるべく驚く地球人たちのリアクションを撮りたいから、配る場所はさざなみ市で
はなくて、占領地域外の地球の普通の家庭で配って貰う予定だ」
淳子は毎度毎度の馬鹿馬鹿しい企画にうんざりとしたが、顔には出さなかった。
何とか、この特番で驚異的な視聴率を稼ぎ、まだまだやれることを証明して実験
材料にされるのを思いとどまって貰わなくてはならない。
369 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :04/12/18 00:11:45
「乗り物も用意したよ」
淳子は放送局の屋上に連れて行かれた。そこにはソリの形をした乗り物と、
ロープでソリにつながれた四つん這いの若い白人女がいた。白人女はヘレ
ン・マンスフィールド(28歳、捕虜になった元CIAエージェント)だった。ライトブ
ラウンの髪とグレーの瞳を持つヘレンの顔は、元々は美しかったのだがネオ
ガイア星人によって整形され、今では嗅覚センサーを埋め込まれた豚鼻と、
額には攻撃用の長さ30センチのドリルが取り付けられて哀れな顔になって
いる。脳内にコンピューターチップを埋め込まれ、数十匹の警察犬の人格プロ
グラムを移植されたヘレンは、普段はさざなみ署で人間警察犬として活躍して
いた。今回はサンタクロースのトナカイ役だった。
「ソリとヘレンの背中には反重力装置を取り付ける予定だ。これで本当のサン
タクロースのように空を飛んでプレゼントを配る事が出来るよ」
ヘレンは冬空の下に全裸で放置されガクガクと震えていたが、その目は自分
をこんな姿に改造したネオガイア星人に対する憎悪で燃え滾っていた。しかし、
脳内コンピューターを埋め込まれているため彼らの命令に逆らう事は出来ない。
淳子もノースリーブスにミニスカ生足はさすがに寒かった。
(あたし、もう若くないのに、こんな格好で町を歩くのは恥ずかしいわ)
小皺と皮膚のたるみが目立ってきた肌をあらわにした淳子は、熟女の妖艶な
色気を発散させていた。
370 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :04/12/18 00:17:31
寄り道ばかりで、物語が前に進んでいきません。このエピソードが終わったら、
本筋を真剣に進めよう。
>>370 正直、もう結構です。
才能ないよ、お前。
372 :
名無し調教中。:04/12/18 01:41:40
↑371(・∀・)カエレ
>>371 おまいみるもがない!!
(・∀・)カエレ!!
おおっ!!!淳子のクリスマスモノ〜〜♪
どんな企画になるのか楽しみ〜〜♪
超ミニの淳子サンタ〜〜〜
是非に漏れの家に…!!!来て欲しいでつ
ソリはごく普通の物ぢゃ無いでつよね???
来たら思いっきり虐め倒したいでつね〜〜♪
371さん わざわざ書く必要ない事を
スルーすれば済む事
わくわくする〜〜〜♪
376 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :04/12/19 21:05:09
>>374 相沢アナ、そろそろ改造してもいいでしょうか?
>>371 才能はともかく、今更、途中でやめるわけにもいきません。
うんうん
改造…ん〜〜〜されると辛いでつ
耐性強くして拷問用実験体というわけには
いかないでつか???
改造しかないでしょ
380 :
名無し調教中。:04/12/20 21:09:24
作者タンの大人な対応、見事だね。
これからも期待してますよ。
381 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :04/12/21 18:08:41
12月24日、クリスマスイブの夕暮れ時に相沢淳子の乗ったソリはさざなみ市
を出発した。まずエネルギーバリアの外へ瞬間物質移送機で送り出されたソ
リは、反重力装置で空中に浮遊し、人間警察犬のヘレンに引かれて、夕暮れ
時のどんよりとした薄暗い空を駆け始めた。
「うう、寒い・・・」
ミニスカ、ノースリーブスのサンタの衣装を着た淳子は凍えそうだった。吐く息
は白く、生肌むき出しの太ももや腕は鳥肌が立ち、赤紫色に変色している。空
には粉雪が舞っていた。淳子の座っている座席の下には小型カメラが仕掛け
られており、ローアングルから淳子のパンチラと表情を捉えることが出来るよう
になっている。またソリの周りをテニスボールほどの大きさの飛行機能付き自
動追跡カメラが人工衛星のように浮遊していて、放送局からのコントロールで
自在に淳子とヘレンを撮影出来るようになっている。録画された映像はすぐに
局に転送され、面白おかしく編集されて25日のクリスマスのゴールデンタイム
に放送されるのだ。さらに淳子は今回の撮影にあたって事前に手術で脳に小
型コンピューターを埋め込まれ、プロデューサーの指示を直接脳で受信出来る
様に改造されていた。
「明け方までに配達リストの通り、全てのプレゼントを配り終えるんだぞ」
ネオガイア人プロデューサーの指示が淳子の頭の中に響き渡った。プレゼント
といってもアダルトグッズや無修正ビデオやDVD、ドラッグなどいかがわしい
ものばかりである。それらがソリの荷台に3袋分も満載されていた。
382 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :04/12/21 18:09:53
「急ぐのよ!」
淳子は手に持った鞭を振りかざし、ソリを引く全裸のヘレンの御尻をピシリピ
シリと打ちつけた。背中にランドセル型の反重力装置を背負ったヘレンは懸
命に手足を動かして、遠心力と振り子の力でソリを前に引っ張っている。反重
力装置はソリを風船のように浮遊させることしか出来ないので、前に進むには
手足をジタバタと動かして反動を付けないといけないのだ。
(くそっ!何であたしがこんな事を・・・)
汗だくになって空中でもがきながら、CIAの腕利きエージェントだったヘレンは
屈辱と腹立たしさに煮えくり返っていた。しかし、ヘレンも脳にコンピューターチ
ップを埋め込まれているため、ほんの少しでも反抗することは出来ない。日が
暮れ、闇に包まれた頃、ソリはリストの最初にある住所の家に到着した。そこ
は東京のベッドタウンの住宅街にある一戸建ての家庭だった。ソリが家の前
の道路に着地し、淳子はプレゼントの袋を一つ担いでソリを降りると玄関のチ
ャイムをピンポーンと押した。
383 :
名無し調教中。:04/12/21 18:10:34
「どなたですか?」
「サンタクロースです」
出てきた主婦は、寒そうな淳子の姿を見て目を丸くした。
「プレゼントをお持ちしました。お子さんはいらっしゃいますか?」
「はあ・・・」
淳子はとまどっている主婦を押しのけてズカズカと家に上がりこんだ。ブーツを
履いたままの土足である。中学生らしい二人の兄弟がテレビを見ながら食卓で
夕食を食べているところだった。
「メリークリスマス!プレゼントよ」
淳子は兄弟に一枚づつ無修正のアダルトDVDを手渡した。
「ちょ、ちょっとあんた、なんなんですか?困ります、こんな卑猥なものうちの子
供に渡さないでください!早く出て行かないと、警察を呼ぶわよ!」
「メリークリスマス!」
淳子は逃げるようにその場から逃げ出した。そして家の前に待たせていたソリ
に飛び乗ると、ヘレンの尻に思いっきり鞭を当てた。
「全速力で逃げるのよ、ヘレン!」
ソリはうっすらと雪が積もり始めた道路を走り出した。ここは宇宙人の占領地域
の外側なので警察に逮捕されてもネオガイア人の影響力は及ばない。捕まった
らその時点でロケは中止となり番組に穴を開けることになる。そうなれば秘密
保持のため、脳内コンピューターを埋め込まれている淳子とヘレンは、遠隔操
作で自殺命令を受けるかもしれない。二人が生き延びるためには今晩中にプ
レゼントを全て配り終えて、番組を成功させるしかないのだった。
384 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :04/12/24 11:49:36
卑猥なお鼻の〜♪豚犬さんは〜♪いつもみんなの、笑いもの〜♪
でも、この年のクリスマスの日〜♪、サンタのオバサンが言いました〜♪
固い扉は、ギュンギュンの〜♪お前のドリルが役に立つのさ〜♪
いつもキレてた、豚犬さんは〜♪今宵こそはと喜びました〜♪
鍵がかかっているマンションの扉をヘレンは額のドリルを回転させて破壊した。
淳子がチャイムを鳴らしても反応がなかったのだ。淳子がマンションの5階に
あるその部屋へ入っていくと、ヤクザ風の男が出てきた。
「なんだてめえ!・・・あっ、俺んちのドア壊しやがったな!」
「メリークリスマス!」
淳子が背中に担いだ袋から、プレゼントを出そうとした時、遠く離れたさざなみ
市にいるプロデューサーからの指令が頭の中に響いた。
「予定変更だ。その男には、お前の今はいているホカホカのパンティをプレゼ
ントしろ」
淳子は怒りで頭に血が上っている男に胸ぐらを掴まれてガクガクと震えなが
ら、ミニスカートの下に手を入れてパンティをおろした。紫色のレース状の薄
いパンティである。
「メ、メリークリスマス・・・脱ぎたてホヤホヤのパンティを、あなたにプレゼント
します!」
淳子がパンティを手渡そうとしたが、男がその手を荒々しく振り払った。
「舐めんじゃねえ!ドアを弁償しやがれ!」
「メリークリスマス!」
淳子はすごんでくる男を振り払って、マンションの外へ飛び出した。廊下で待
機していたソリに飛び乗り、ヘレンに鞭を入れる。反重力ソリはマンションの
外階段から塀を越えて空中に浮かび上がり、離れていった。
「待ちやがれ、サンタクロース!」
男は、手に押し付けられた淳子のパンティを振り回しながらわめいていたが、
もはやソリは、手の届かないところを漂いながら逃げて行くのだった。
385 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :04/12/24 11:53:51
サンタ編、クリスマスまでに終わりそうにないです。
386 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :04/12/24 13:51:00
雪が吹雪いてきた。全裸でソリを引っ張っているヘレンは、元CIAエージェン
トでいくら鍛えられているとはいえ、顔が真っ青になっている。寒さで唇は紫色
に変色し、だんだんと厚く積もってきた雪を踏みしめて走る手足の感覚はない。
体中の筋肉がガクガクと、震えを通り越して痙攣していた。
「ワンワーン。眠いわ、このまま眠っちゃいそう」
ウトウトと眠りかけたヘレンに淳子がピシリと鞭を入れて目を覚まさせた。
「眠っちゃ駄目よ、ヘレン!今眠ったら、そのまま凍死してしまうわ。別にあなた
が死ぬのは構わないんだけど、死ぬなら番組収録の後にして頂戴!」
一応サンタの衣装を着ているとはいえ、淳子も相当寒かった。パンティをプレゼ
ントしてからは、股間が容赦のない冷気でスースーとしている。髪の毛やまつげ
が降ってくる雪で凍りついていた。ミニスカノーパンで剥き出しのオマンコを、ソリ
に仕掛けられたカメラがローアングルで撮影している。明日、クリスマスの夜、
全世界に放送されることになっているのだ。淳子とヘレンはラブホテルの窓を破
って、客室に侵入した。そこにはクリスマスイブをダブルベットで過ごしている若い
20代前半のカップルが、セックスの真っ最中だった。
「な、なんだ!」
「メリークリスマス!あなた達二人にピッタリの、素敵なプレゼントをお持ちしまし
た」
淳子は袋から、真っ黒なイボイボのついた特大の極太バイブと、精力強壮剤の
バイアグラを取り出した。
387 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :04/12/24 13:51:49
「余計なお世話だ!窓をこんなにしやがって、ホテルの人に通報してやる」
カップルの若い男の方が枕元にある内線電話に手を伸ばした。淳子は慌てた。なんとしてもプレゼントを受け取ってもらわなければならない。
「お前が使い方の手本を見せてやれ」
自動追跡カメラで様子を伺っていたプロデューサーからの指示がくる。淳子はバイアグラの瓶の蓋を開け、一粒取り出すとおそるおそる口に含んだ。
「待って!こうやって使うのよ。とっても気持ちがいいんだから。貰っておいて損はないわよ!」
淳子はバイアグラを飲み下し、立ったまま足を広げて極太バイブを股間に突っ込んだ。しかし、寒さのあまり、オマンコの粘膜は萎縮しており、なかなか奥へ入らない。
「う、ううう・・・」
淳子は感覚の殆どなくなった霜焼けの手でバイブを握り締め、痛みをこらえ
て押し込んでいった。カップルに使い心地の良さをアピールしないといけない
ので無理にでも笑顔を作る。
「あうっ、感じるう。いい気持ち・・・」
「出て行け、変態女!」
数分すると先程飲み込んだバイアグラの効果があらわれ始め、淳子の体が
火照ってきた。今まで寒さに凍えそうになっていたのが嘘のようである。
カーッとオマンコを中心として体が熱くなり、全身から炎が噴出してきたよう
だった。
「暑い、暑いわ・・・」
淳子が切ない声を出して喘ぎ始めたとき、通報を受けたラブホテルの従業員
が、合鍵でドアを開けて飛び込んできた。
「お客様、大丈夫ですか!」
危険を感じた淳子は股間のバイブを引き抜いて、カップルの寝ているベット
に投げつけ、窓際に浮遊しているソリに飛び乗った。
「メリークリスマス!淳子のアダルトサンタさんでした!喜んでいただけまし
たでしょうか?それじゃバイバイ!」
「待てーっ」
ホテル従業員の制止を振り切ってソリは空高く舞い上がって行った。
388 :
名無し調教中。:04/12/24 15:09:28
淳子とヘレンは猛吹雪の中、一晩中かかって、リスト通りに一つ一つプレゼン
トを配っていった。積雪は30センチほどで膝まで達している。ヘレンは意識が
朦朧とし、遭難寸前だった。このままでは危ないと感じた淳子は、こっそりとプ
レゼント品の中にもう一瓶残っていたバイアグラのフタを開け、凍えているヘレ
ンの体を擦るフリをして、自動追跡カメラに映らないような角度で一粒口に含
ませた。しばらくするとヘレンは生き返ったように元気になった。
「もう少しよ、頑張ってヘレン。プレゼントの袋もあと一つだけになったわ」
「ウー、ワンワン!」
鞭を当てられたヘレンは猛スピードで走り始めた。プレゼントの配達のペース
に拍車がかかった。しかし、しばらくすると二人は新たなアクシデントに見舞わ
れた。ある家で淳子がプレゼントを強引に渡して道路に待たせてあるソリのと
ころへ戻ってみると、ヘレンとソリが、数人の男たちに襲われていたのだ。どう
やら夜遊びをしていた暴走族の若者達が、全裸のヘレンと変わった形のソリ
を見つけ、面白半分に取り囲んでいるようだった。
「何だ、お前、なんでこんな夜中に裸でうろついてんだ?」
「ワンワン!」
ヘレンは額のドリルを回転させ、歯をむいて戦闘体制をとった。
「おっ、やんのかてめえ!」
389 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :04/12/24 15:10:17
若者たちが隠し持っていたナイフや鉄パイプを取り出した。普段ならドリルで
武装され、CIA時代に数種の格闘術をマスターしたヘレンが負けるはずもな
かったのだが、今は寒さのために手足が麻痺寸前で動かず、体力も限界に
来ている。若者たちが襲い掛かるとヘレンはあっけなく、滅多打ちにされ、殴
る蹴るの暴行を受けて血だるまになった。
「おっ、この乗り物、空中に浮かぶぞ!」
「おもしれえ、貰っていこうぜ!」
ヘレンとソリをつないでいたロープがナイフで切られ、若者たちは戦利品のよ
うに、高さ2メートルほどの空中に浮かんだソリを引っ張って、笑いながら立ち
去っていった。安全になったことを確認して、淳子が物影から出て来たとき、
ヘレンは雪の上に鮮血を飛び散らせ、半ば埋もれるように倒れこんでいた。
「う、ううう・・・」
口の端から血を流し、ヘレンが呻いている。意識はまだあるようだ。
「大丈夫、ヘレン?・・・さあ、起きて。プレゼントの配達はまだ終わってない
のよ」
淳子は朦朧としているヘレンの豚鼻の顔面にビンタを食らわせた。意識を取
り戻したヘレンがよろよろと立ち上がる。ソリが奪われたので淳子は直接ヘレ
ンの背中に跨った。
「走るのよ、ヘレン!」
「ワオーン!」
390 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :04/12/24 15:11:08
へレンが悲しげな遠吠えをし、痛めつけられた体でどうにか歩き始めた。ヘレ
ンの背中の反重力装置だけでは二人分の体重を支える事が出来ず、ヘレン
がどんなにもがいても地上50センチ位まで浮かび上がるのがやっとだった。
仕方なく二人は空から家に侵入することをあきらめ、地道に雪をかきわけなが
ら、残りのプレゼントを配っていった。何度もパトロール中の警官に呼び止めら
れ職務質問を受けそうになったり、酔っ払いや暴走族に絡まれて暴行を受け
そうになった。やがて、朝日が昇るころ、全てのプレゼントを配り終えた淳子と
ヘレンは力尽きて、教会の前で雪の中に倒れこんだ。
(ああ、あたし死ぬんだわ・・・短い一生だったけど、とうとう結婚できなかった)
と淳子は薄れ行く意識の中で考えた。
(うう、宇宙人め、あたしが死んでも、必ず、あたしの仲間のCIAエージェントや
合衆国政府が総力を上げて、この地球から叩き出してくれるはずよ!・・・いえ、
あたしが生まれ変わってでも、必ず復讐してやるわ!)
とヘレンも薄れ行く意識の中で考えた。凍死する寸前、二人の体は瞬間物質
転送機の白い光に包まれ、消えていった。そしてその晩ゴールデンタイムに、
『サンタ苦します!』とサブタイトルをつけられた相沢淳子サンタの活躍は、面
白おかしく編集された上で放送され、高視聴率を獲得した。この番組はネオガ
イア人の電波ジャックによって全世界にも放映され、またしても人々は宇宙人
の暴挙を目の当たりにすることになった。アメリカのCIAでは、放送された映像
を分析し、サンタのソリを引っ張っている哀れな全裸の白人女が、宇宙人の母
艦に潜入したまま行方不明になっている、仲間のCIA工作員、ヘレン・マンス
フィールドであることを確認し騒然となった。
391 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :04/12/24 15:11:54
サンタ編終わりです。どうにかクリスマスに間に合った。
おつん。
作者様乙カレーでつ
この番組禿しくみたい!!でつ
明石○サンタなんかよりず〜〜と
面白そう!!!
最後はちょっとフランダースの犬のパロディーな
とこがちょっと意表突かれまつたが
クリスマスプレゼント有難うございまつ
394 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :04/12/28 09:57:01
この物語はフィクションであり、実在の人物、団体とは何の関係もありません。
誤解のないようにお願いします。
395 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :04/12/28 10:35:15
さざなみ市の郊外に設営された宇宙港に、外宇宙より飛来した一隻の宇宙船
が着陸した。かつて、サイボーグ戦隊を乗せて惑星ゴルゴーンを攻撃した高速
巡洋艦『スパルタ』である。ゴルゴーン星での作戦の失敗の責任を取って、長ら
く謹慎処分を受けていたサイボーグ戦隊のスタッフたちが、新たなサイボーグ
部隊を結成するために地球に舞い戻ってきたのだった。第一期のサイボーグ
戦士たちは全員が再起不能か戦死、行方不明になっている。戦隊司令官の
イカロス、副司令のタンタロス、技術スタッフのアンドロメダ女医の3人は、地
球に滞在するネオガイア人の有力者や高名な科学者たちの元を挨拶回りし、
新サイボーグ戦隊結成へ向けての助力をお願いして回った。
「ピタゴラス博士、なにとぞ、博士の高名なお力をお貸し下さい」
イカロス司令はピタゴラス博士に平身低頭に頭を下げた。2度目の失敗は許さ
れない。何としてもここで汚名を挽回しなくては宇宙軍での出世の道が閉ざさ
れてしまう。
「前回のサイボーグ戦隊での失敗の原因は、地球人サイボーグたちを直接戦
闘に投入しようとしたところにありました。直接戦闘ではいかに肉体を機械化さ
れ、破壊力のある武器を埋め込まれているとはいえ、戦力としては所詮、戦闘
用アンドロイドにそれほど勝っているわけではありません」
「ほう」
イカロス司令は懸命に新サイボーグ戦隊の構想を語り始めた。
「ならば、新サイボーグ戦隊では、高度な知能を持った人間にしか出来ない、
情報収集や破壊工作、敵中潜入などに特化したサイボーグを製作していこうと
考えています。」
「で、そのサイボーグの製作をわしに頼みたいのかね?」
「ええ、お願い出来ますか?」
「いいとも、わしはネオガイア星人の利益になる事なら、誰にでも力を貸すよ」
「ありがとうございます、博士」
こうして再びピタゴラス博士のサイボーグ製作が始まった。
396 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :04/12/28 11:16:32
クリスマスの特番の収録で全身に凍傷を負い、再び相沢淳子(女子アナ、36歳)
はさざなみ総合病院に入院することになった。そして1週間後に退院すると、再度
イソップ局長の呼び出しを受けた。
「前にも予告してあったと思うが、宇宙拷問研究所のピタゴラス博士の元へ行って
くれ。君に極秘の実験のモルモットになって貰いたいそうだ」
「そ、それはあたしに死ねってことですか?」
「詳しい事はわからん。とにかく総督府からの正式な指令書も来ている。君に拒否
することは出来んよ」
「・・・・」
淳子は恐怖に全身が凍りつくような気がした。ピタゴラス博士と言えば悪名高い拷
問、人体改造マニアである。彼の元へモルモットとして出頭し、五体満足でいられ
る訳がない。しかし、ネオガイア人に拉致された身分である淳子はピタゴラス博士
の元へ、出頭するしかなかった。放送局の瞬間物質転送機を使って、衛星軌道上
のピタゴラス博士の研究宇宙船へ転送された淳子は、アンドロイドたちの出迎えを
受け、研究室へと連れて行かれた。そこにはピタゴラス博士、イカロス司令、アンド
ロメダ女医がいた。
「相沢淳子です。モルモットとして出頭いたしました」
「おお、久しぶりだ。ひと目、見た時からどうしても君を実験体にしたくてね。局長に
無理にお願いしたのだよ」
「こ、光栄でございます」
淳子は震えながら答えた。
「では、早速、改造手術を始める。手術台の上に横になってくれたまえ」
397 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :04/12/28 11:17:22
淳子は何をされるのかわからない恐怖にオシッコを漏らしそうになりながら、
手術台の上に仰向けに横たわった。四肢をベルトで固定され、スカートとパン
ティ、ストッキングを脱がされ下半身を丸出しにされた。
「淳子君、そんなに緊張せず楽にしてくれたまえ。もっとも地球人相手の改造
手術に麻酔は使わんがね。ギャハハハハ!」
大笑いしながらピタゴラス博士は卵のような大きさの装置を取り出した。そして
開口器具で淳子の肛門を直径20センチほどに広げ、直腸の奥にレーザーメス
を入れる。
「きええええええ!」
淳子は怪鳥のような悲鳴を上げ、オシッコをもらした。
「何だ、この女、女子アナのくせにだらしない。博士、お手が汚れます」
慇懃に、イカロス司令がタオルで飛び散った淳子のオシッコを拭き取って行く。
ピタゴラス博士が、肛門の内側からメスで切り開いた淳子の下腹部に卵大の
装置を埋め込んだ。
「この装置の中にはわしが調合した特殊な数種類の化学薬品が入っている。
それは君の血液中に混ざり合って、君の排泄物を、危険な爆発物に変えるのだ」
「そ、それってどういうことですか?」
淳子が気を失いそうになりながら、聞き返した。
「つまり、君のウンチはプラスチック爆弾になり、オシッコは可燃性の強いガソリン
に似た物質になる。つまり、君は丸腰で敵基地に潜入し、内部から爆破する破壊
工作員になる、ということだ」
「そ、そんな、あたしの体が・・・」
「それから、オマンコから出る愛液には猛毒が含まれるようになるから、色仕掛け
で敵の重要人物を誘惑し、毒殺することも出来る」
「さすが、博士!」
イカロス司令は絶賛した。とんでもない話の内容を聞いて淳子は気分が悪くなり、
気を失った。
398 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :04/12/28 11:52:59
手術後、目が覚めると、細胞回復促進剤の効果で淳子の体はすっかり傷口
が塞がっていた。そのままイカロス司令とともに新サイボーグ戦隊の移動本
部である高速巡洋艦『スパルタ』に連れて行かれ、サイボーグ戦隊の新規メ
ンバーとしての訓示を受けた。
「相沢淳子君、君をサイボーグ戦隊の隊員として任命する。コードネームは
サイボーグゴールドだ。」
「ありがとうございます。ご期待のそえるよう、誠心誠意任務に励みます」
淳子は下腹部に異物感を感じながらも、この程度の肉体改造で済んだ事を
幸運に思った。
「今回のサイボーグ戦隊は特殊工作や諜報活動を目的としている。カムフラ
ージュのため、君には今まで通り、放送局での女子アナの仕事は続けて頂く。
戦隊員と女子アナの二束のわらじを履く、というわけだ。もちろん毎日、女子
アナの仕事が終わってからサイボーグ戦士としての訓練は積んでもらうし、
緊急出動の要請があったときは、いつ如何なる時でも瞬間物質転送機で、
この本部に出頭してもらう」
「はあ・・・」
淳子はイカロス司令の説明が良くわからなかったが、とにかく、これからも女
子アナの仕事は続けていくらしい。
399 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :04/12/28 11:54:15
「もう1人、新サイボーグ戦隊のメンバーを紹介しよう」
タンタロス副司令に連れられてやって来たのは、ヘレン・マンスフィールド
(28歳、元CIAエージェント)だった。ヘレンは四つん這いで全裸に首輪を付
けられ、タンタロスに鎖で引っ張られながら、犬のような唸り声をあげている。
「ヘレン・マンスフィールド君だ。コードネームは彼女の髪の毛の色にちなん
でサイボーグブラウン。彼女に関しては、すでに嗅覚センサーや攻撃用のド
リルなどが埋め込まれており、特に改造の必要はなかった。前歴も元々、地
球人の諜報機関員なので、まさにこの任務にうってつけだ」
淳子がよく見ると、ヘレンの体のあちこちに完治していない凍傷の跡があり、
手や足の指が何本か欠けてなくなっている。クリスマス特番の収録のあと、
犬扱いのヘレンはろくな治療も受けさせて貰っていないのだろう。以前にも増
してヘレンの表情はネオガイア人に対する憎しみと苦悩で歪んでいた。
「ヘレン君は、あまり心情的に我々に対して協力的ではないようだが、まあ、
その点は彼女の意思がどう考えようと、埋め込まれた脳内コンピューターに統
制されているんで問題はなかろう。彼女にもカムフラージュとして、今やってい
る人間警察犬の仕事は続けていただく」
「ウーワンワン!」
ヘレンはギラギラするグレーの瞳でネオガイア人たちを睨み付けながら、抗議
とも賛同とも取れない返事をした。
400 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/01 18:26:39
今年は無軌道に広がっていくストーリーをある程度整理したいなあ。
物語の主要登場人物を考えてみました。主人公はやはり、ピタゴラス博士。ついで
登場頻度で考えると、久石千鶴、アルテミス、など。能動的に動きのある武闘派の
人物が物語を進める上でどうしても登頻度が高くなってしまう。
あけましておめでとうございます
新年早々更新お疲れ様です
とうとう相沢穴改造されちゃいましたねぇ〜〜
でも外見ではなく中身だからまだよいか…
でもS○X楽しめない身体に。今年はどんな活躍??するのでしょうか??
楽しみですねぇ〜〜〜
あけおめ〜
作者さん、去年はお疲れ様でした。
今年も私達を楽しませて下さいね!
生活に差し障りのない程度に。。。
作者さん今年も楽しいお話期待してます!
404 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/05 11:04:35
その日から相沢淳子とヘレンのサイボーグ戦隊隊員としての厳しい特訓が始
まった。淳子はアナウンサーの仕事が終わった後、宇宙港に着陸している高
速巡洋艦『スパルタ』の内部にあるサイボーグ戦隊本部の訓練施設でトレー
ニングを受けるのだ。一日の睡眠時間はほんの数時間しかとらせてもらえな
い。特訓の内容は筋肉強化の基礎トレーニングから格闘術、地球やネオガ
イア星の武器の扱い方まで全てをマスターしなければならない。元CIA工作
員のヘレンと違って淳子は、初めて学ぶ事ばかりだった。
「もっと、早く走れ!」
全裸で高速ルームランナーの上を走る淳子の尻にイカロス司令がピシリと電
気鞭を浴びせた。
「ひっ!」
汗だくになった淳子の背中や御尻は特訓中に鞭で叩かれた蚯蚓腫れで赤く
腫上がっている。サイボーグ戦隊の隊員のユニフォームは全裸が基本である
ため勤務中は衣服の着用は禁止である。イカロス司令は、熟れきった淳子の
裸身を眺めて欲情したが、淳子の体から飛び散る汗も危険な毒物であるため、
手が出せない。仕方なく今回のセクハラの対象はもっぱらヘレンだった。
405 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/05 11:05:25
「しゃぶれ、豚犬!」
「ウー、ガルルルゥー」
ヘレンは反抗的な目つきでイカロスを睨みながら、ズボンから引っ張り出され
たチンポをしゃぶった。コントロール装置が脳に埋め込まれているため、どん
なに憎しみが深くても逆らう事は出来ない。
「その豚顔でしゃぶられても、全然気持ち良くないなあ。本当は淳子にしゃぶ
らせたいんだけどチンポが毒にやられてしまいそうだし、早く次の隊員候補を
見つけないと、これじゃあ、思う存分セクハラも出来ん!」
イカロス司令の何よりの趣味は地球人サイボーグへのセクハラ行為だった。
長らくの謹慎処分でかなりの鬱憤がたまっている。文句を言いながらも、イカ
ロスはヘレンの口の中に精液をぶちまけると、ヘレンの豚顔を見つめてしみじ
みとつぶやいた。
「誰が改造したのか知らないが、つくづく不細工な顔だなあ。いっそ顔に合わ
せて脳内コンピューターに豚の人格も移植してやろうか?」
「ガルルルゥ」
イカロスは、データライブラリーの中から豚の人格を探し出し、無線端末を使っ
て、ヘレンの脳内コンピューターに雌豚の人格をダウンロードさせた。
「ブヒー、ブヒー!」
途端にヘレンは、口の端からヨダレを垂らし、豚のような鳴き声を上げなら室
内を駆け回り始めた。
「ワハハハハ!こりゃあ、傑作だ。お似合いだよサイボーグブラウン」
イカロス司令は腹を抱えて笑い転げた。
(くそっ、人の体をオモチャにしやがって、いつか必ず殺してやる!)
豚のように鼻で床の匂いを嗅ぎまわりながら、ヘレンは憎悪に身を焦がした。
406 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/05 16:37:24
厳しい訓練は一ヶ月間続いた。その間に相沢淳子の体は見違えるように逞
しくなり、素手での格闘術から、武器の扱い方、工作員としての心得や破壊
活動のやり方などを覚えこまされた。
「サイボーグゴールド。お前を実戦テストに送り出す。ヘレンは元々地球の工
作員だから実戦テストは必要ないだろう。」
淳子はイカロス司令に実戦テストの説明を受けた。
「さざなみ市から北西1000キロの場所に北朝鮮という地方政権の軍事基地
がある。そこをお前の体に内蔵されている武器だけを使って爆破してくるの
だ。」
「そ、そんな無茶な・・・」
「無茶ではない。つべこべ言わずにやれ。第二次サイボーグ戦隊の成否に
俺の出世がかかっているんだ」
「はっ、イエスサー」
しぶしぶ淳子は全裸のまま丸腰で瞬間物質転送機に放り込まれ、閉ざされ
た極寒の国へと送り出された。淳子が実体化したのは北朝鮮の強制収容
所の正門の前だった。恐ろしく気温が低い。
「寒い・・・こんなのばっかり・・・」
「何者だ貴様!」
正門を警備していた北朝鮮の兵士が血相を変えて走り寄ってきた。
「う、うう、怪しい者ではありません」
淳子は朝鮮語で答えた。元々国際派のアナウンサーとして活躍していた
淳子は数ヶ国語を自在に話す事が出来る。
「お前、何で、裸なんだ?朝鮮人ではないな?イントネーションがおかしい
ぞ」
「そ、それは・・・」
「とにかく、捕まえよう」
407 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/05 16:38:24
淳子はあっさりと北朝鮮の兵士に捕まった。いくら特訓を受けたとはいえ、所
詮女子アナなので戦う姿勢をとるよりもとっさに体が萎縮してしまったのだ。
淳子は汚いコンクリートむき出しの独房に放り込まれた。独房はろくに手入れ
もされておらず、埃や虫の死骸が積もっており、鉄格子はボロボロに錆びつい
ている。淳子は全裸に汚い毛布を一枚与えられただけだった。
(これが、噂に聞く、北朝鮮の強制収容所ね。こんな形で訪れるとは思わなか
ったわ。・・・それにしても寒い・・・)
淳子が毛布にくるまって独房の隅で震えていると、しばらくして看守に呼び出
された。
「取調べを行う」
取調べとは名ばかりで、淳子は取調室で大勢の北朝鮮人兵士や将校に代わ
る代わるレイプされ、再び、汚い独房に戻された。
(逃げなくちゃ・・・このままじゃ凍え死んでしまうわ)
淳子は独房の扉の前にしゃがみこむとウンチをした。トグロを巻いたウンチが
ひねり出され独房を悪臭で包み込む。サイボーグゴールドとして改造された
淳子のウンチはプラスチック爆弾なのだ。
(火がないわ、どうしよう)
考えたあげく淳子はオシッコをし、ウンチの場所から独房の反対側まで流れさ
せた。淳子のオシッコは可燃性の液体なのだ。淳子はひび割れたコンクリート
の壁から破片を引き剥がすと、床に叩きつけ、火打石の要領で発火させよう
とした。しかし、気温も低く、なかなか火花が飛び散らない。
408 :
名無し調教中。:05/01/05 16:40:47
(お願い、点火して!)
二時間後、悪戦苦闘の末やっと火花が飛び散った。淳子のオシッコが勢い
良く燃え、炎の導火線となって扉の前のウンチに燃え広がり点火した。凄ま
じい爆発がおこり、扉が粉々に吹き飛ばされた。
(やったわ、でもこの後どうすればいいの?)
淳子は全裸で丸腰である。独房を逃げ出したとしても強制収容所を警備する
大勢の武装した兵士たちを相手に戦わなければならない。しかし、廊下に飛
び出し、走り始めた淳子は不思議と誰の抵抗にも合わなかった。
(誰もいないのかしら?)
強制収容所が驚くほど静まり返っていた。骨と皮ばかりになった囚人たちは、
先ほどの爆発音にも反応せず、ただただ体力の消耗を抑えるために収容さ
れている部屋で声も立てずにうずくまっている。しばらくして淳子にその原因
が判った。淳子をレイプした兵士たちは全員がオマンコの猛毒を亀頭の皮膚
から吸収し、苦しみ悶えて死んでいたのだった。淳子の愛液の猛毒は直接舐
めた場合は即死、皮膚から吸収した場合は数時間後に死亡するのだ。淳子は
抵抗するもののいない強制収容所を駆け巡り、訓練で学んだ通り、弾薬庫を
見つけて放火した。爆発音と共に、巨大な火柱が噴き上がり、あっけなく収容
所は破壊された。
409 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/05 16:41:24
「・・・うう、貴様、何者だ・・・」
毒が体に回りながらもまだ意識のある北朝鮮人の将校が廊下を這いつくばっ
ていた。全裸に武器庫から奪った自動小銃を構え、走り回る淳子の姿を見て
叫んだ。
「あたしは、ネイガイア星宇宙軍サイボーグ戦隊の隊員、ゴールドこと相沢淳
子よ」
「・・・サイボーグ??なんだそれは・・・噂で台湾の特務機関にエロテロリスト
というのがいる、と言う話を聞いたことがあるが、同じようなものか?」
「違うわ、あれは、ただのタレントのプロモーションビデオの企画よ、現実には
いないわ」
「恐ろしいやつ・・・」
強制収容所の爆破に成功した淳子の実戦テストは終了し、瞬間物質転送機で
高速巡洋艦『スパルタ』に収容された。
410 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/05 17:34:04
紀元15世紀後半、久石千鶴はイベリア半島南部の町、パロスで売春婦
をしていた。永遠に若さを保ち、年をとらない千鶴にとって、自分の肉体
そのものが金になる売春が、最も効率的な生活手段だったのだ。もっと
もいくら年を取らないとはいえ1500年に及ぶ放浪生活で肉体には醜い
傷跡があちこちに刻みこまれている。
「汚い体だなあ。顔は結構美人だと思ったから、一晩買ってみたんだが
なあ」
その晩の客となった40歳ぐらいの男がブツブツと文句を言った。
「ごめんなさいね。でもテクニックは凄いのよ」
千鶴は1500年間に世界各地で習得したセックステクニックを駆使して
その男を喜ばせようとした。日焼けしたその男は身なりも良く、金回りも
良さそうだった。精悍な顔つきをしているが、何処か山師のような胡散
臭さも感じる。その他大勢の客とは全く違う、男の雰囲気に興味をそそら
れた千鶴は、チンポを右手で愛撫しながら尋ねた。
「あなた、この辺りの人じゃないわね。名前はなんていうの?」
「フッ、俺の名前なんて聞いてどうするんだね。まあいい、教えてやろう、
俺の名前はコロンブス。クリストファー・コロンブスって言うんだよ。生まれ
はジェノバだけど、今は私掠船の船長をやっていて、世界中の海を渡り歩
いているのさ」
411 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/05 17:34:46
(コロンブス!)
千鶴は驚きのあまり絶句した。この男が有名なコロンブスなのか。
「俺は、地球が丸いと信じている。大西洋を西に進めば、中国やインドにた
どり着けるはずなんだ」
コロンブスは調子に乗ってペラペラと寝物語に喋り始めた。
「でも、みんな俺のことを頭がおかしい奴だと思っているんだ。西への航海に
必要な資金を提供してくれるように、何年間もヨーロッパ中の王様や貴族た
ちに頼んでまわっているんだが、誰も力を貸してくれない。もう、諦めようか
なあ」
「駄目よ、諦めちゃ駄目!」
思わず、千鶴は声を荒げた。
(あなたが新大陸を発見しなければ歴史が変わっちゃうわ。そうなればあた
しは、元の現代に戻れない)
「あなたは絶対に諦めちゃ駄目よ。いつでも、ここに来て頂戴。代金は要ら
ないわ。いつでもあたしが励ましてあげるから、絶対に諦めないで!」
コロンブスは初めて会ったばかりの娼婦にいきなりそこまで強く励まされて、
感動したようだった。
「君は本気でそう思うのかい?・・・ああ、判ってるよ。諦めるっていったの
は冗談だよ。なぜか西へ航海するのは生れた時からの俺の使命のような
気がするんだ」
コロンブスはその日から頻繁に千鶴の働く売春宿に通うようになった。
412 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/06 00:24:38
サイトがいつまでたっても検索サイトに登録されません。
なぜなんでしょうか?
おっ!新年第一作目ですね!!
相沢淳子穴また一段と逞しくなって
簡単にキタ挑戦の管理所全滅させちゃった…
どんな活躍するか楽しみですねぇ〜〜
千鶴はやっとルネッサンス期のヨーロッパに登場!
頑張って現代に戻してくださいませ
検索サイトは自己登録型のにも登録してみたらいかがでしょうか??
コロンブスとセクースしちゃ嫌だ。
梅毒がヨーロッパにもたらされたのはコロンブスが西インド諸島から持ち込んだからだと考えられている。
千鶴タソは不死身だからいいけれど梅毒に冒されるのは堪忍。
415 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/11 09:40:59
美人スポーツ選手のプロモーションビデオとか売ってないかなあ。
シャラポワとか、安藤美姫とか一流のスポーツ選手って普通の芸能人やアイドル
タレントにはない魅力を感じる。
416 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/14 18:46:10
千鶴がコロンブスと出会って半年がたったころ、しばらく姿を見せなかった
コロンブスが久しぶりに千鶴の働く売春宿を訪れた。
「やったぞ、とうとうイザベル女王の援助を取り付けたぞ。西へ航海する船
団を用意してくれるそうだ。到達した土地で俺を植民地総督に任命する、
と言う約束も取り付けた」
コロンブスは興奮していた。千鶴はコロンブスのチンポを懸命にしゃぶった。
コロンブスのチンポは興奮で普段よりもさらに大きく勃起している。千鶴が、
古代中国で身につけた類まれな舌技で、コロンブスをあっという間にイカせ
ると、口に含んだ精液をごくりと飲み下した。
「よかったわね」
「ああ、だが、これで君ともお別れだ。来月、俺は西の未知の海へと出発
する」
コロンブスの言葉に、千鶴は言いようのない寂寥感を感じた。この男と二度
と会えなくなるかもしれない。
「待って!あたしも新大陸へ行くわ」
417 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/14 18:46:46
千鶴は自分でも驚いた。知らない間に、この思い込みの激しい、少し頭の
おかしい男を好きになっていたのだ。今思えば、おそらくそれは最初にコロ
ンブスが千鶴を買ったときからの気持ちだった。
「新大陸?何の事だ???それに船に女は乗せられない。女が1人でも船
に乗っていると必ず船員の間にもめごと起こる」
「そんなことないわ。あたしが船員の性欲を全て処理して、目的地に着くま
で不満や反乱が起こらないようにしてあげるわ」
「ふーむ、そういう事なら、売春婦が1人船に乗っていた方が都合がいいか
もしれないな・・・」
この時代、地球が丸いと言う事実はごく一部の知識階級の間でしか知られ
ていない。一般のほとんどの人間は今だに天動説を信じており、海の端か
らは、奈落の底へ向けて海水が滝のように流れ落ちていると当たり前のよ
うに考えている。そんな水夫たちを率いてコロンブスは、海図にない西の果
てを目指さなければならないのだ。水夫たちの恐怖や不満をまぎらわせるた
めにも一人ぐらい売春婦を連れて行ったほうがいいかもしれない。コロンブス
はOKし、千鶴はコロンブスとともに西の果てを目指す事になった。
418 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/14 18:48:11
体調不良で筆が進まず、読者の皆様にご迷惑をおかけしております。
早く、暖かくならないかなあ。
419 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/14 20:07:33
紀元1492年8月3日、コロンブスと千鶴を乗せた『サンタマリア号』を含む3
隻の帆船はスペイン南部の港町、パロスを船出した。千鶴は約100人の
船員の性欲処理を一手に引き受け、昼夜を問わずセックスに励んだ。1500
年に渡って世界中を放浪し、各地のセックステクニックの奥義を習得した千
鶴にとって、女に飢えた水夫を短時間でイカせることなど朝飯前である。一
日約30人の性欲を処理出来るので、船員たちは3日に一度は千鶴の肉体
にありつけるのだ。千鶴のおかげで西への航海は、一見平穏無事に見えた。
しかし、船団上空の目に見えない場所で、航海の間中、熾烈な戦いが繰り
広げられていた。コロンブスの船団を守るために、数十機の時間管理局の
タイムマシンが非常線を張っており、それに対して時折、未来から来た時間
犯罪者のタイムマシンが奇襲を仕掛けているのだ。そのタイムマシンの中に、
管理局駐在員のイエスイもいた。
420 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/14 20:08:07
「時間犯罪者11532号ガ船団ノ中ニ紛レ込ンデイル」
「300年前カラ、オ前ガ追ッテイルト言ウ不老不死ノ女カ?」
同僚の駐在アンドロイドが尋ねた。
「ソウダ、シカシ、今ハコノ時代ノ、特A級ノ歴史上人物ト一緒ダ。手ガ出セ
ナイ」
「残念!」
「残念!アノ女ハ不老不死ダ、イズレ別レル時ガ来ル。ソノ時ヲ待テ」
過去の時代の人間は、歴史に与える影響力によって、時間管理局にランク
づけされている。コロンブスは最高ランクの特A級だ。彼がいなければ新大
陸の発見はなされず、16世紀におけるヨーロッパ人の全世界侵略も始まら
なかった。白人に植民地にされ虐殺された民族の子孫が、理不尽な歴史に
憤りを持ち、歴史を変革しようと常にコロンブスを付け狙っている。時間管理
局はコロンブスが歴史的なその使命を果たすまで完璧にガードしなければな
らない。そんな事も知らず、千鶴はコロンブスの夢を実現させるために、船員
たちが航海に不満を持たないよう、日夜セックスに励んでいた。
おおおっ!!続きだぁ〜〜!!
今度はアメリカに!!なんか萌えというよりも
燃え!!!と言う感じでワクワクします!!
さあどうなるかなぁ〜〜〜
422 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/17 10:27:54
長い航海の末、コロンブスの率いる3隻の帆船は後の世にサルガッソと呼ば
れる海域にさしかかった。海藻が海中全体に恐ろしい密度で群生し、船底に
絡みついて船団の進行を妨げた。いわゆるバミューダトライアングルである。
「これ以上進むのは無理だ。引き返せ。いくら進んでもこの先に大陸なんて
ない!」
とうとう、千鶴の必死の努力にもかかわらず、恐怖に駆られた船員たちの間
で反乱が起こった。
「海藻が密生しているのは、これこそ陸地が近い証拠だ」
天性の詐欺師の才能を持つコロンブスは落ち着き払って、口から出まかせ
を言った。
「そんな訳はない!もうたくさんだ。お前の口車には騙されんぞ」
「あっ!あんなところに鳥が!陸から飛んで来たに違いない」
おもむろにコロンブスは空の彼方を指差した。
「嘘つけ。何も見えん!これ以上、西に進んだら世界の端から滑り落ちて地
獄に落ちるだけだ!今ならまだ間に合う。頼む、引き返してくれ。俺たち全員、
生きてヨーロッパに帰りたいんだ」
船員たちは甲板でコロンブス一人を包囲し、詰め寄った。ナイフや剣の柄に
手をかけている者もいる。そこへ売春婦の千鶴が割って入った。
「待って!この先に陸地は必ずあるわ。それにもし、恐怖や不満があるなら、
今は3日に一回のセックスを、1日に一回に増やして、あたしが忘れさせてあ
げるわ。これからは一度に3人同時に相手にして、全員が毎日あたしとセック
ス出来るようにするわ」
423 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/17 10:28:49
怒り狂っていた船員たちがスケベ心に一瞬怒りを忘れた。
「いくらお前が筋金入りの売春婦でもそこまでやれるのか?・・・面白え、あ
んたが本当に全員と1日一回セックス出来るんなら、もう少しだけこの航海に
付き合ってやるよ」
他の船員たちもうなづいた。こうしてコロンブスの航海の中で最も危険だった
瞬間を、千鶴の機転でどうにか乗り切る事ができた。船団はサルガッソ海を
迂回し、更に西へと進んだ。千鶴は約100人の海の荒くれ男たちを相手に
日々、3Pに励んだ。1人目が騎乗位でオマンコに挿入し、2人目がバックから
アナルを犯す。そして仁王立ちになった3人目を口でイカせるのだ。それを一
日30回繰り返すと約100人を満足させることが出来る。さすがに非凡な体力
と精神力を持つ千鶴も肛門が裂けて出血し、オマンコも擦り切れ、顎もガクガ
クになって舌の付け根の感覚が麻痺した。
「昨日、俺はオマンコを犯したから、今日はアナルにぶち込ませてくれ」
「じゃあ、俺は口でいいよ」
船員たちは疲労困憊してボロ切れのようになっている千鶴を、約束だから、
と言わんばかりに遠慮なく犯し続けた。ここまでくると千鶴に快楽などなかっ
たが、朦朧とする意識で、男達を喜ばせるために必死でヨガっている演技を
続け、入れ替わり立ち替わり挑みかかってくる水夫たちをイカせる事だけを
考え続けた。
424 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/17 13:17:32
パロス港を出発してから2ヵ月後、とうとうコロンブスの船団は陸地を発見
した。喜び勇んで上陸したスペイン人たちを原住民が出迎えた。
「インド人だ!ついにたどり着いたぞ!」
「インド人じゃないって・・・」
千鶴は間違いを正そうとしたが、コロンブスは聞かなかった。すっかり地球
を逆周りしてインドにたどり着いたと信じ込んでいるようだった。勝手に勘違
いされて、インディオ(インド人)という名前で呼ばれることになった原住民に
対する略奪が始まった。
「女は犯せ!逆らう者は皆殺しにしろ!」
長年の戦争で血に飢えたスペイン人たちは獰猛だった。コロンブスの船団
はカリブ海の島々を回り、平和に暮らしていたインディオを殺戮して金品を奪
い、女を船に連れ帰って犯しまくった。インディオの女が多勢連れ込まれたた
めに千鶴の売春婦としての役割はなくなった。船団はやがてハイチ島に到
着し、居留地を築いた。
「俺は一度スペインに戻って、イザベル女王に報告をしてくる。その後、本格
的な植民地を建設するために大船団を連れて戻ってくる」
「きっと戻ってきてね、待ってるわ、コロンブス」
千鶴は残留組と共に居留地に残ることになり、コロンブスを見送った。居留地
では連日連夜、捕まえたインディオの女を慰み者にして狂宴が行われた。
425 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/17 13:18:12
「時間犯罪者11532号ガ、特A級歴史上人物ト別レタ。チャンスダ」
タイムマシンのコクピットのモニターで千鶴の様子を伺っていた時間管理局の
駐在アンドロイド、イエスイが、転送機を使って地上に降り立った。今回はイン
ディオ女の服装をして目立たないようにしている。イエスイは略奪されたインデ
ィオ女のフリをし、スペイン人の居留地に忍び込んで、千鶴に近づいた。男たち
はインディオ女を犯すことに夢中になっており、千鶴は退屈そうに砂浜で海を
見つめながら日向ぼっこをしていた。イエスイが、確実に一撃で留止めを刺す
為、ナイフを握り締めて千鶴の背後に近寄ろうとした。しかし、邪魔が入った。
酔ったスペイン人の水夫が絡んできたのだ。
「おっ、見かけねえ顔だなあ、新入りか?俺にもオマンコを味見させてくれよ」
スペイン人が馴れ馴れしくイエスイの肩に手をかけた時、目にも留まらない速
さでナイフが閃いた。
「ぐわっ!」
水夫は心臓を正確に一突きされ、鮮血を噴出して絶命した。
(コノ男ノ歴史的重要度ハY級ダ。コノママ生キテイテモ、子孫モ残サズニ死ン
デ行ク運命ニアル。今、殺シテモ歴史ニ全ク影響ハナイ)
426 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/17 13:19:27
イエスイは男の個体周波数をデータバンクと照合した。そして、時空間通信で
このことを時間管理局本部に報告し、再び千鶴に襲い掛かろうとした時、すで
に、危険を察知した千鶴は遥か彼方のジャングルに逃げ込んでいく所だった。
(あいつ、一体何者なの!しつこいわ。あいつも不老不死みたいだけど、あの
素早さは人間じゃない。)
20世紀から21世紀初頭にかけての現代で生まれ育った千鶴にはイエスイの
正体については皆目見当もつかなかった。漠然と自分をこんな目に合わせた
宇宙人と同類だろう、と考えているだけである。一方、またもや千鶴を取り逃
がしたイエスイは、時空間通信で管理局本部に十何通目かの始末書を送るは
めになった。
このシリーズが一番好きだ。
千鶴が現代迄辿り着いた時、そこには過去の千鶴がいて
生まれてから宇宙人にさらわれる迄の千鶴と
どのような関係になるのかが楽しみだ。
タイムパラドックス。
これは 漫画→アニメ→DVDで販売すべきですね。
漫画家ならだれがいいかなあ
三条友美だろうな。
431 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/21 10:51:35
コロンブスが千鶴と別れて半年後、彼はスペイン本国から17隻の大船団に
2000人の武装した兵士や植民者を乗せて再び戻ってきた。コロンブスに率い
られた荒くれ者のスペイン人たちは、ハイチ島とキューバ島を支配下に置き、
両島に住むインディオを奴隷化して鉱山で働かせた。それまで大自然の中で
のんびりと暮らしていたインディオは過酷な労働に耐え切れず、バタバタと死ん
でいった。スペイン人の男は1人につき、数人の若いインディオ女をセックスの
ためだけに所有し、混血児を大量に孕ませた。夫や父、兄弟を鉱山に送られた
インディオ女たちは生活手段もなく、スペイン人の慰み者として生きていくしか
なかった。時間管理局に発見されないよう、ジャングルに潜み、その様子を眺
めていた千鶴は考えた。
(いつの時代でも同じだわ。強い者が弱い者を征服し、あらん限りの暴虐を尽
くす。征服された側はなぶり殺しにされるか、奴隷や家畜として人間以下の扱
いで生きていくしかない)
遥か未来でも、同じことが行われようとしている。5000光年の彼方より来襲した
ネオガイア星人によって地球は蹂躙され、人々は絶対服従を誓わされ、奴隷か
生体実験の材料として生きていくしかないのだ。
(なんとかしなければいけない!宇宙人がこの世界に来襲するまで後500年あ
る。その間に迎え撃つ準備をし、宇宙人を撃退する力を蓄えるのだ。今、ここに
いる、あたしが歴史を変えなくては!・・・でも一体どうやって・・・)
432 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/21 10:52:28
千鶴は途方に暮れた。今の千鶴は、長年の放浪でボロボロになった自分の
肉体以外何も所有していない。売春婦として体を売って自分1人、生きてい
くのが精一杯の有様なのだ。思索に行き詰った千鶴は急にコロンブスが恋
しくなり、会いに行きたくなった。今まで歴史上の有名人物に接近することで
時間管理局に発見されることを恐れていたのだが、とうとう千鶴は、彼に会い
たいという衝動に負けてジャングルを出、建設中のスペイン人の町の中にあ
る植民地総督府へと向かった。現在のコロンブスはイザベル女王より全権を
委託された植民地総督、という新大陸で最高の地位にある。幸い総督府の
門番の男は、コロンブスの最初の航海の時、何度も千鶴がセックスの相手を
したことのある顔見知りの水夫だった。
「おお!千鶴さんじゃねえか!久ぶりだな、今までどこに行ってたんだ?」
「ちょっとね。・・・それより、コロンブスに会いたいんだけど、通してもらって
いい?」
「いいとも。総督も喜ぶと思うよ」
千鶴は遠慮なくずかずかと建物の奥へと入って行き、コロンブスを探し当てた。
(コロンブス、会いたかった!)
久しぶりにコロンブスの姿を見て千鶴は懐かしさのあまり胸に熱いものが込み
上げてきた。しかし、コロンブスは気のない返事だった。
「ああ、君か・・・」
「とうとう、あなたの夢がかなったわね!」
「そうだな。君の方はどうだ?今も売春婦をしているのかね。ここじゃ、若いイン
ディオ女が略奪でいくらでも手に入る。商売あがったり、だろう?」
コロンブスは売春婦である千鶴をさげずんだような目で見た。彼は、今は夢だ
けを追うペテン師ではなく、スペイン王室より正式に認められた総督なのだ。
433 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/21 10:53:15
「君はこの卵を立てることが出来るかね?」
おもむろにコロンブスはポケットから生卵を一つ取り出した。自分の成功を誇
示するパフォーマンスのためにいつも持ち歩いているらしい。千鶴はコロンブ
スの態度の変化に戸惑いながらも、必死に古い記憶をたどった。この歴史的
なエピソードには何かオチがあったはずだ。しかし、1500年以上も昔の記憶
を思い出す事ができなかった。
「こうやるんだよ」
コロンブスは卵を軽くテーブルの上に叩きつけ、底面の殻を少しだけ潰して卵
を直立させた。
「なーんだ、こんなやり方なら簡単だ、と思うかもしれない。だが、私の成し遂
げた事もこれと同じだ。最初に思いつき、実行することが大切なんだよ」
「はあ・・・」
講釈を垂れられ、興ざめしている千鶴に、更にコロンブスはもう一つ卵をポケ
ットから取り出して渡した。
「君は、売春婦だから、同じことを、手を使わずにオマンコでやってみたまえ」
千鶴は馬鹿馬鹿しかったが愛するコロンブスが言うので、スカートをまくりあ
げ、下着を下ろして、オマンコに生卵を挿入した。千鶴のオマンコは相当年季
が入って使い込まれており、赤黒く変色して卵を一つ挿入する事など意図も簡
単である。千鶴は卵を膣の奥まで飲み込んだまましゃがみこむと、ゆっくりと
膣圧を加え、卵をひねり出していった。そしてヌラヌラと愛液に濡れた卵が半分
ぐらい顔を出したとき、思い切り卵を締め上げて滑らないようにし、軽く底面を
床に叩きつけた。クシャッと殻が少しつぶれる。そしてまた、膣圧を調整して卵
の残りの半分をひねり出し、見事手を使わず卵を床の上に直立させた。
434 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/21 10:54:28
「さすがだ。やはり筋金入りの売春婦は違う!わはははは!」
コロンブスは笑い転げた。千鶴はそんなコロンブスの態度に腹が立った。
「あたしを馬鹿にしてるの?一体誰のおかげで新大陸まで無事航海が出来た
と思っているの?」
「売春婦である君のおかげだ、とでも言いたいのかね?」
「もういいわ!さようならコロンブス。夢が叶って良かったわね!頑張って出世
してね!」
千鶴は叩きつけるように捨て台詞を残すと総督府の建物を飛び出して行った。
それが、千鶴がコロンブスと会った最後の場面だった。
435 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/21 11:23:10
コロンブスと決別した千鶴は再び売春婦として生きていく事にした。しかし、
スペイン人の町でストリート営業をしたが、すでに大勢のインディオ女をセック
ス奴隷として所有しているスペイン人たちに、金を払ってまでセックスをしよう
という物好きはいなかった。仕方なく千鶴は鉱山で働く奴隷のインディオの性
欲処理をして僅かな報酬を貰ったり、新大陸の未知の部分へ探検に行く帆船
に乗り込んで、船員の性欲処理を引き受けたりした。しかし、ある時カリブ海を
探検中の帆船の中で千鶴は自分の体の異変に気づいた。体のあちこちにシ
コリや赤い湿疹が大量に出てきたのだ。微熱が続き、体がだるかった。
(これは・・・ひょっとして梅毒???)
梅毒はインディオの間で流行っているこの時代では新大陸特有の性病だった。
新大陸に来てからも売春婦として誰彼構わずセックスしている千鶴が感染す
るのは至極当然の結果だと言える。千鶴が梅毒にかかっていることに気づい
た探検船の水夫たちは怒り狂った。
436 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/21 11:23:56
「てめえ!俺たちにもうつしやがったんじゃねえだろうな!」
「病気持ちの売春婦は海に叩き込め!」
この時代、一旦梅毒に感染すると全く免疫を持っていないヨーロッパ人の死
亡率は極めて高い。たまたまコロンブスとは旧知の間柄で、温情深い性格の
持ち主だった船長の計らいで、何とか海に叩き込まれる事だけは免れた千鶴
は近くの海岸に1人降ろされ、置き去りにされた。梅毒に体を蝕まれた千鶴は
朦朧とする意識で1人、中南米の未知のジャングルをさ迷い始めた。
(・・・苦しい・・・この時代に梅毒を治す薬なんてあるのかしら???こんなと
ころで死ぬわけにはいかないのに・・・)
千鶴は徐々に体を蝕み、進行する梅毒と戦いながら、治療法を求めて何年も
の間ジャングルをさ迷い続けるしかなかった。
437 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/21 11:25:29
コロンブス編終わりです。
お疲れさま
どうなっちゃうの!?とかなり気になる終り方ですね
しかしコロンブス、千鶴を馬鹿にした報い…かも
千鶴がコロンブスに梅毒うつしたのかもしれないですもんね
>>414です。
最後の最後で、書き込みした内容がストーリーに反映されていてびっくりしています。
なんか偶然千鶴ちゃんがペニシリンを発見→完治するストーリーぎぼぬ
歴史上では。
ペニシリンの発見は1928年、フレミングによります。
実用化は1940年、フローリーとチェーンによります。
世界初の梅毒特効薬はサルバンサン。
開発は1910年だったかな?
オツカリ
コロンブス編乙カレーですた
まだまだ続きが…今度はどの時代で登場かなぁ〜〜??
ちょっと楽しみ〜〜です
445 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/24 12:16:00
現代の地球上空、衛星軌道を周回するネオガイア星人の宇宙船の中で、自分
が想像した登場人物に拉致された『生体実験』の作者(年齢、職業不詳、性別
男)は、奴隷としての悲惨な日々を送っていた。全裸の姿で、肛門に逆らうと高
圧電流の流される極太アナルストッパーを挿入され、首からはアテナ女医に頂
いた使い古された銀色のブーツを有難く、お守りのようにぶら下げている。宇宙
船の中を自由に徘徊することを許されているのだが、排泄のため時々アナルス
トッパーの開口部の鍵を開けてくれるよう、ネオガイア星人の誰かに懇願しなく
てはならない。
「プラトン様、どうかアナルストッパーのロックを解除してください。もう3日も排泄
してないんです!」
作者はプラトンの足元に土下座をし、廊下の床に額をこすりつけて必死の形相で
頼み込んだ。プラトンは、他の地球人を見る時と同じく、下等動物を眺めるように
作者を見下ろしている。
「また鍵の話か!いつもいつも、うるさいぞ!大体、お前のような奴に、この俺様
が想像されたのだと思うと、どうにも腹が立ってしょうがない!」
プラトンは憎々しげに作者の顔面に蹴りをいれ、作者は吹っ飛ばされて仰向けに
ひっくり返った。
「あがあっ!・・・か、鍵が無いとウンチが出来ないようにしたのは、あなた達じゃ
ないですか!」
「なんだと!口答えするのか!」
プラトンは追い討ちをかけるように、無防備にむき出しにされている作者のチンポ
と玉袋を蹴り上げた。
446 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/24 12:17:35
「あぎゃあああ!」
同時に作者のアナルストッパーのセンサーが反応し、直腸に高圧電流が流れた。
「・・・う、うう・・・助けてくれ・・・」
感電し、手足を痙攣させてヒクヒクさせている作者の体をプラトンが何度も何度も
蹴り上げた。
「醜いチンポをぶらさげやがって!俺からのプレゼントだ。お前に特製の貞操帯
をつけてやる。少し待ってろ!」
プラトンは自室へと戻り、しばらくすると苦しみ悶えて床に伸びている作者の所へ、
金属製のベルトと生首美帆ちゃん(21歳、元女子大生)の髪の毛をひっ掴んで
やってきた。
「ほらよ」
プラトンは無造作に生首美帆ちゃんを床に投げ出した。
「きゃっ!」
美帆の生首は顔面から床に激突し、鼻血を出しながら床に転がった。
「お前、もう飽きちまったんだよ。俺は別のオモチャを探すから、お前、これから
は作者の貞操帯の一部として生きていくんだ」
プラトンはまず、作者の腰に貞操帯の金属ベルトを巻き、更に正面のちょうど股
間の位置に、作者のチンポと玉袋を美帆の生首の口に根元までしっかりと含ませ
て、外れないように固定した。つまり美帆は作者の股間から口を離す事ができず、
作者もセックスしたり、自分の意思でオナニーする事が出来なくなった。
447 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/24 12:18:57
「むぐぐぐ・・・プラトン様・・・ずっと、ほのままなのれすか・・」
美帆はチンポを含んだまま口の外へ出すことが出来ないため喋りにくそうだっ
た。
「ああ、そうだ、その貞操帯は永久に外れないようロックした。作者か、美帆か
どちらかが死ぬまでそのままだな」
「ほ、ほんな・・・」
美帆の憂いを帯びた瞳から涙が流れた。プラトンは飽きたオモチャの厄介払い
が出来て、上機嫌で立ち去って行った。しばらくたって、ようやく体中の痛みを
こらえ、どうにか立ち上がった作者は自分の股間に新たに装着された美帆の
生首を見て困り果てた。
>>作者タソ
ここは宇宙拷問研究所のピタゴラス博士のところに逝って
改造人間になることを志願するのと引き替えに何とかしてもらったらどうですか?
449 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/24 17:44:44
美帆の生首はかなり重かった。肛門には極太のアナルストッパーが挿入さ
れており、歩く際にどうしてもひどいガニ股になってしまう。
「オシッコがしたくなってきた。このまましてもいいかな?」
「らめれす・・・首から下が無いのれ、飲み込め無いれす・・・」
「じゃあ、トイレに行こう」
作者は宇宙船内の共同トイレに行き、いつも良く使っている美菜(18歳、元
女子高生)の生首が埋め込まれている洋式トイレの個室に入った。作者が便
座のフタを開け、座ろうとすると、便器の底から作者の腰にぶら下がっている美
帆の生首を見た美菜は叫んだ。
「お、お姉ちゃん???」
「そ、そのほえ(声)は美菜らの???」
美貌の生首姉妹は離れ離れになってから、約1年ぶりに以外な場所で再開し、
感涙にむせび泣いた。作者はそんな事にお構いなしに我慢していたオシッコを
美帆の口の中に放出した。
「げほっ、げほっ!」
口一杯にあふれ出したオシッコは飲み込む事が出来ないため、美帆の鼻の穴や
口の端から逆流して噴き出した。流れ落ちた黄色いオシッコは便器の底の美菜の
顔面に降り注ぐ。美菜は目をつぶり、ただ無心で受け止めている。
450 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/24 17:45:27
「ああ、スッキリした」
用を達し終えた作者が水洗レバーを引くと、給水タンクから洗浄水がチューブを
通して美菜の鼻の穴に注入され、美菜はそれを一旦口にためてシャワーのよう
に、すぼめた唇から噴き出した。一年間に渡る人間ウォシュレットとしての生活
で美菜は完璧に馴れており、最初のころ苦しんだ鼻腔の奥の焼けるような痛み
など全くない。美菜は丁寧に作者の股間と、美帆の頭を洗浄した。美少女美菜の
生息での乾燥も終わると作者は便座から立ち上がり、フタをパタンと閉めた。
「美菜ひゃん、頑張っへね・・・」
「ええ、お姉ちゃんも・・・」
姉妹はひと時の再会に、涙を流しながら別れを告げた。トイレを出た作者は再び
途方にくれて廊下に座り込んだ。
「これから、どうしたらいいんだ・・・俺が執筆しなくても物語はどんどん勝手に進ん
でいるようだし、何がなんだかさっぱりわからない・・・」
作者のつぶやきに、宇宙人拉致被害者である美帆はとうとう怒りを露わにした。
「あならのせいれす。あならが全て悪いのれす!あらしがこんな姿にされたことも、
あならの考へたことでしょう!」
「それはそうなんだけど、まさか作品の世界が実在するとは思いもしなかった。全
部架空の話のつもりだったのだが・・・」
「いいわへ(言い訳)はよひて!あなたらけは許さらいわ。ほのままチンポほ噛み
切ってやる!」
451 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/24 17:46:45
美帆は口に根元まで含んだ作者のチンポに歯を立てた。
「ぐわあああ!やめろ!それだけはやめてくれ!」
パニックになった作者は拳で美帆の頭を思い切り殴り、気絶させた。
「ふう。何とか助かった。しかし、これからどうすればいいんだ。事態はどんどんひ
どくなる一方だ。・・・くそっ、俺は作者だぞ!登場人物に舐められてたまるか!俺
が状況を変えてやる!」
作者はいきまいたが、具体的にどうすればいいかわからず、虚しく壁を拳で殴りつ
けるしかなかった。しばらく作者が無力感に苛まれ、廊下の端にうなだれて考え込
んでいると、突然、宇宙船が激しく振動し、警報サイレンが鳴り始めた。
(な、なんだ?事態の変化か???)
作者は気を失っている美帆の生首を腰にぶら下げたまま、よろよろと立ち上がった。
452 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/24 18:12:17
宇宙船のコクピットは大騒ぎになっていた。船長のソクラテス、パイロットの
プラトン、オペレーターのアリストテレスらが事態を掌握するため、必死に電
子機器を操作している。
「船長、攻撃を加えて来たのは百足星人の海賊船です!」
アリストテレスがレーダーで確認を取った。
「なんだと!あのムカデの宇宙海賊か!プラトン、すぐに退避運動!アリスト
テレス、地上のヘラクレス提督に通信を入れろ!」
「はっ!」
ソクラテス船長は解析された海賊船のデータに素早く目を通した。百足星人
特有のデタラメに金属塊をつなぎ合わせたような虫の巣をイメージさせる醜
怪な宇宙船である。かなりの大型艦のようだ。プラトンの素早い操縦で退避
しようとする宇宙船に海賊船からエネルギー砲が雨あられと降り注いだ。バ
リアはあっさり破られ、激しい振動が何度も船を襲う。
453 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/24 18:12:59
「ドッキングしているピタゴラス博士の宇宙船が直撃を受けました。コント
ロールが聞きません!」
「仕方ない、切り離せ。博士は無事か?無事なら転送ビームでこちら側へ
回収しろ」
「わかりません・・・ああっ!集中砲火来ます!」
ピタゴラス博士の研究船を切り離し、加速をかけようとした瞬間、エネルギー
砲の雨に包まれた。しかし、偶然、切り離した研究船が盾となり損傷は軽微
だった。ソクラテス船長の宇宙船が、奇跡的に砲火線上から離脱した瞬間、
ピタゴラス博士の研究船は大爆発を起こし、火球となって宇宙に消えた。
「博士が!」
研究船にはピタゴラス博士の他に、大勢のアンドロイドや研究途中の地球人
の実験体がかなりの人数収容されていたはずだった。それらは全て、一瞬
にして宇宙の塵となって消えた。
454 :
名無し調教中。:05/01/26 09:55:28
作者タン乙
保守しておきます
455 :
名無し調教中。:05/01/26 09:56:58
良い感じにリセットしてると思います。
456 :
名無し調教中。:05/01/27 19:08:42
金玉潰し
新展開乙〜〜カレ〜〜でつ
いきなりピタゴラス博士が戦死??とは
また違った展開が。これまた漏れ的には『萌え』
ではなくて『燃え』な展開でつねぇ〜〜
どんな展開になるかなぁ〜〜??
四股切断のサンドバックの娘、好きだったんだが・・・
459 :
名無し調教中。:05/01/29 21:50:46
地球人にとってあまりに救いの無い展開ばかり
だったので少しほっとした。
460 :
名無し調教中。:05/01/30 00:05:33
しかしピタゴラスのことだからわからん
果たして死んでいるのか
461 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/31 12:07:54
「この星の戦力はどれくらいだ?」
海賊船の司令室で百足星人の司令官がオペレーターに尋ねた。全長5メー
トルの大ムカデたちがのたうっている。デスクや椅子などはなく、支柱に巻き
ついた大ムカデが100本あまりの触手で壁や支柱に埋め込まれた電子機器
を操作しているのだ。ヒューマノイド型の生物から見れば身の毛のよだつ光景
だった。
「ネオガイア星人の大型母艦が1隻、高速巡洋艦が1隻です。いずれもエネル
ギーバリアに守られた地上基地に停泊中です。地上基地全体の戦力は把握
できませんが、大したことはなさそうです。それから、この星の原住民の軍事
力ですが・・・」
「原住民など無視して構わん!」
司令官は一喝した。百足星人は未知の銀河から渡ってきた知的生命体である。
その科学技術は全く異質であり、幾つかの分野ではグレイの技術をも上回る。
「まずネオガイア星人の戦力を徹底的に叩く。その上でゆっくりとこの星を略奪
するのだ。銀河警察は今、別の宙域での宇宙暴走族の一斉取締りで忙しい。
通報を受けたとしてもこの星に到着するまで80時間はかかるだろう」
百足星人たちは久しぶりの大規模な略奪に興奮していた。
462 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/31 12:09:12
「アンドロイド部隊1000体を地上基地に降下させて、ネオガイア星人ど
もを制圧しろ。宇宙船が発進するようなら衛星軌道上からエネルギー砲
で狙い撃つ」
「了解です」
ただちに海賊船の大型転送室にアンドロイド部隊が召集された。百足星
人のアンドロイドはやはり、製作者に似せて作られており、ムカデ型であ
る。その中に元サイボーグ戦隊の清水優香(23歳)と奥平渚沙(26歳)も
混じっていた。水中専用サイボーグの優香は全裸の背中にスクリューを背
負っており、全身にムカデの触手が埋め込まれている。接近戦用サイボー
グの渚沙は胴体と目の周りだけが人間の肌で、残りは特殊加工の黒レザ
ーで覆われており、右手に電機ムチ、左手に硫酸浣腸器を装備している。
全身にムカデの触手を埋め込まれているのは優香と同じだ。二人は百足
星人に捕らえられて以来、海賊の手先として数々の惑星や宇宙船を襲撃し、
罪もない知的生命体を何百人も惨殺していた。
「優香、いよいよ地球よ。判ってるわね、この機会に逃げるのよ」
渚沙が優香に小声で囁いた。
「え、ええ、判ってるわ、これを逃せば、もう二度と自由になれない」
優香と渚沙の体が、周囲のアンドロイドたちと共に転送ビームの紫色の光
に包まれ、消えていった。
463 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/31 14:06:44
さざなみ市の郊外、ネオガイア星人の軍事基地の周りに無数のムカデ型
アンドロイドが実体化した。ソクラテス船長の宇宙船より海賊襲撃の連絡を
うけ、すでにさざなみ市全域に警報は出ていたが、海賊の行動があまりに
素早くネオガイア星人たちにはまだ応戦する準備が出来ていなかった。軍
地基地、及びその周辺の市街地のいたるところで激しい市街戦が始まった。
優香と渚沙は軍事基地の敷地から少し離れた繁華街に実体化し、百足星
人の命令通り、通行人の虐殺を始めた。
「うわあああ!助けてくれええ!」
「今度は何だ!どうしてこう、俺たちには、次から次へと災厄ばかり降りかか
るんだよ!」
ここ一年間災厄続きの、さざなみ市民たちが逃げ惑っている。渚沙は市民
達の背中に電気ムチを浴びせて感電死させ、触手を絡みつかせて絞め殺し
ていった。優香も人殺しは嫌だったが、命令なのでしょうがなく、触手を使っ
てOLやらサラリーマンやらを捕まえ、肛門や、口や、オマンコから触手の先
を侵入させて内蔵を掻き回し、死に至らしめていた。
(うう、同じ地球人を殺すなんて・・・あたし、もう人殺しはたくさん・・・)
464 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/31 14:08:37
優香は泣きながら殺戮を続けていた。脳内コンピューターには百足星人のプ
ログラムがインストールされており、まだ逃げるチャンスがない。逃げるために
は母船からの信号が何かのトラブルで断絶し、コントロールが途切れる瞬間を
待つしかない。最初に、優香と渚沙が百足星人に捕まった時、身に着けていた
ネオガイア製の武器は、ほとんどがエネルギーやカートリッジが使い果たされて、
補給がないため無用のものとなっている。今でも使えるのは渚沙の右手の電気
ムチと、優香の、略奪の間、全く使う機会のなかったオマンコ魚雷ぐらいだ。他の
武器としては百足星人に埋め込まれた数十本の触手を使って攻撃するしかない。
「異星人たち、無駄な抵抗はやめなさい!」
いつの間にか優香と渚沙の周りをジュラルミンの盾を持った地球人の警官隊が
取り囲んでいた。さざなみ署の機動隊だ。なぜか全員、上半身だけキッチリと制
服を着用しており、下半身が裸で、お尻とチンポが剥き出しである。さざなみ市の
警察関係者はネオガイア星人占領本部の命令でフルチンが義務付けられてい
るのだ。真冬の寒さでチンポも萎縮している。
「ハ、ハクション!」
季節に関係なく、ズボンとパンツを履くことが許されないため、冬はほぼ全員が常
に風邪気味だった。いたるところからクシャミが聞こえてくる。
465 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/31 14:09:23
「な、なんなのこいつら???」
フルチンポリスを始めて見る渚沙は戸惑った。渚沙と優香も全裸なのだが、警
官たちの下半身だけ裸という姿は、どう見ても中途半端である。
「地球の警察じゃないかしら・・・」
「わかってるわよそんなこと!なんで下半身が剥き出しなのかって、聞いてん
のよ!」
「知らないわ・・・」
「とにかく、相手が警察なら、人質をとるのよ」
優香と渚沙は数十本の触手を伸ばして近くにいる通行人たちの体に巻きつか
せ、出来る限りの人数を人質に取った。そして触手の尖った先を人質の口の
中に押し入れ、いつでも殺せることを警官達にアピールする。
「それ以上、近付いたり、変な真似をしたら、人質の命はないよ!」
「馬鹿なことはやめて、人質を解放しなさい!そんなことをして、君たちのお母
さんは泣いているぞ!ハクション!」
「うっせえ!やりたくてやってんじゃないわ!」
さざなみ市の繁華街で、二人のサイボーグ戦士とフルチン警官隊の睨み合い
は続いた。
466 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/31 19:54:59
物語は時間的に百足星人が来襲する少し前へと遡る。浮浪少女、矢萩麻衣
(19歳)は、さざなみ市の繁華街の路地裏で、ケーブル人間の二人、木之本
恵美(26歳、元女性捜査官)と原田慶介(28歳、元会社員)と一緒に路上生活
をしていた。ケーブル人間たちはネオガイア星人の生体実験によって手足、頭
部をバラバラに胴体から分離され、それぞれをケーブルでつなぎ合わされてい
るため、這いずり回ることしか出来ない。その日の朝、目を覚ました恵美が悲
鳴を上げた。
「きゃああ!あ、あたしの右足がないわ!」
昨日の晩までケーブルで恵美の胴体に繋げられていた右足が、ケーブルの接
続部分を外され、無くなっているのだ。浮浪少女の麻衣はあわてふためいてい
る恵美に冷ややかに言った。
「ああ、あなたの右足なら、昨日、売って欲しいって言う、脚フェチの男がいたか
ら、1万円で売っちゃったわ」
麻衣は薄汚れたズボンのポケットから1万円札を取り出して、ヒラヒラと恵美の
顔の前にかざした。恵美は顔を真っ赤にして逆上した。
「そ、そんな!この餓鬼、なんてことしてくれたの!あたしの足に代わりはない
のよ!早く行って、返して貰って来て!」
残った手足をバタバタさせて暴れまわる恵美の脇腹に麻衣はスニーカーで蹴り
を入れた。
「ぎゃうっ!」
「あはははは!元女刑事だかなんだか知らないけど、今は、這うことしか出来
ない哀れな生き物なんだ。一人前の口をきくんじゃないよ!」
「うう・・死にたい・・・いっそ殺して!」
467 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/31 19:55:45
恵美はあまりにも無力な現在の自分に、顔を真っ赤にして口惜し涙を流した。
「ふんっ、本当は死ぬ事が一番怖い癖に。口先だけで軽々しく、死にたい、死
にたい、って言うんじゃないよ!」
麻衣が啖呵を切った時、アタッシュケースを持ったサラリーマン風の男が3人の
方に近付いてきた。
「靴磨きを頼む」
麻衣は二人のケーブル人間を使って、1足100円で靴磨きの営業をしていたの
だ。道路上の3人の寝床のすぐ傍にダンボール紙にマジックで『靴磨き100円』
と書いた看板が立てられている。
「いらっしゃい。いつもご贔屓に・・・おらっ、恵美、いつまでも、泣いてんじゃない
わ、仕事よ!」
麻衣はサラリーマンに椅子を用意して座らせ、その前に恵美の頭部を引き摺っ
て行った。ケーブルの長さは2メートルあるため、胴体は動かさなくても頭部だ
けを移動できる。恵美は顔を真っ赤にして泣きながらも、目の前に突き出され
たサラリーマンの履いている本皮のビジネスシューズに舌を伸ばし、埃を丁寧
に舐め取っていった。
468 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/31 19:56:38
「う、うう、死にたい・・・」
ケーブル人間のバラバラの体のパーツには、それぞれ小型の生命維持装置が
取り付けられていて、その中の栄養カートリッジを何年かに一回交換しなくては
ならない。それを買うためのお金を稼がなくては、と麻衣は恵美と慶介に説明し
ている。しかし、本当は彼らが稼いだお金は貯金せず、その都度、麻衣が飲食
費やタバコ代に使ってしまっており、もし、そのことがバレそうになったら、麻衣
はケーブル人間たちとオサラバするつもりだった。恵美がサラリーマンの靴の
汚れを舐めているともう1人別の客が来た。今度は女性でしかも外国人だった。
「いらっしゃい、いつもご贔屓に・・・」
「久しぶりね、麻衣ちゃん」
ハッとして麻衣が相手の顔をマジマジと見ると、それは浮浪少女だった麻衣を、
さざなみ市まで連れて来た張本人、フランス人ジャーナリストのカトリーヌ・レク
レール(29歳)だった。
469 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/31 19:57:57
「相変わらず、元気そうね。あら、こんな楽しそうなお友達も出来たの?」
「こんな惨めなやつら、友達じゃないわ。ただの商売道具よ」
「そう、ならあたしもヒールを磨いて頂こうかしら。散々、歩き回ってかなり汚れて
いるの。100円でいいのよね」
カトリーヌは財布から100円硬貨を取り出すと麻衣に渡し、サラリーマンと並んで
椅子に腰掛けた。
「毎度あり。・・・おらっ、慶介!仕事よっ!」
「あ、あああ・・・」
麻衣は胴体から分離されケーブルで接続されている慶介の頭部をカトリーヌの
足元に引き摺って行った。慶介はケーブル人間にされたショックで半分頭がお
かしくなっている。それでもうめき声を上げながら舌を伸ばし、カトリーヌの擦り
切れた、埃まみれの白いハイヒールを舐め始めた。
470 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/31 20:32:26
カトリーヌは慶介にハイヒールを舐めさせながら悠然とした態度を取って
いたが、内心ではどうしようもない焦りと危機感を感じていた。半年前、
スクープをモノにするため、宇宙人支配下の町、さざなみ市に潜入したの
はいいのだが、エネルギーバリアに封鎖されたこの町から出る方法はな
いのだ。撮影した写真や記事は衛星電話回線を使って契約しているフラ
ンスの新聞社に送っているからいいのだが、自分自身を脱出させる方法
がない。入る時は、港に陸揚げされるコンテナに紛れて入って来たのだが、
逆方向へ運ばれる荷物が全くないため同じ方法で脱出することが出来な
い。すでに、手持ちの滞在費も残り少なくなり、唯一外との連絡手段であ
る衛星電話もこのところ、機械の故障で調子が悪く、繋がったり繋がらな
かったりする。パリで購入したブランド品のスーツとコートを着ていたが、
ずっと着用しているため、かなりヨレてきていた。カトリーヌが物思いに耽
っていると突然、遠くから幾つかの爆発音が聞こえ、悲鳴やガラスの砕け
散るような音が町のあちこちから聞こえてきた。
471 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/01/31 20:33:12
(なに、なんなの?何か、新しい動きかしら?)
憂鬱な気分に浸っていたカトリーヌは、一瞬にしてジャーナリスト魂に火が
付き、行動を開始した。
「もういいわ!」
必死に舌でハイヒールを舐めていた慶介の頭を乱暴に蹴飛ばして払いの
けると、パッと立ち上がって騒ぎのする方向へ駆け始めた。
「またね、麻衣ちゃん!」
「毎度あり・・・」
浮浪少女とケーブル人間は慌ただしく走り去って行くカトリーヌの後ろ姿を
見送った。息を切らせて騒ぎの現場に駆けつけたカトリーヌは物影から恐
ろしい光景を見た。町のあちこちに無数に出現した全長5メートルのムカデ
型のアンドロイドが、無差別に破壊を繰り広げており、それを止めようとして
出動したネオガイア星人のアンドロイド部隊や地球人のフルチンポリス達と
激しい市街戦を行っている。戦いの巻き添えになった通行人たちはあっさり
と殺され、至る所に死骸が転がっていた。それはまさに地獄のような光景
だった。
(撮影しなくちゃ)
カトリーヌは愛用しているヴィトンのバッグからカメラを取り出して、物影から
その様子を何枚も写真に撮り、コメントをつけて、壊れかけの衛星電話の
回線を何とか繋いで、遠く離れたフランスの新聞社へと送信した。
472 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/03 20:08:58
さざなみ市郊外の軍事基地の敷地内にある植民地総督府ビルの最上階
に地球駐留軍総司令官であるヘラクレス提督の執務室がある。ヘラクレス
は仕事が一段落した時は執務室のデスクに座ったまま奴隷秘書である小
倉潤子(27歳)を相手によくセックスをしている。百足星人の襲撃が始まっ
た際も、潤子とセックスの最中だった。
「提督・・・もっと激しく突いて下さい・・・」
チェアに座ったままのヘラクレスの腰に向かい合わせで馬乗りになった潤
子は、紺色の制服のスカートを捲り上げ、激しく腰を揺さぶっている。40歳
前半だが、2メートルを越す大男のヘラクレスは筋肉隆々で、チンポも30
センチを越える逞しさだった。小柄な日本人の潤子はオマンコを深々と貫
かれ、長い黒髪を振り乱して喘いでいた。
「あうっ!あうっ!提督、最高ですうう!」
潤子のクリトリスは外科手術でヘラクレス専用の印鑑に改造されている。
セックスの時は、相手の体に印を押してしまうといけないのでキャップが被
せられていた。
「うっ、くっ・・・」
ヘラクレスが顔をしかめた。潤子の膣の奥深くに射精したのだ。しかし、超
人的なスタミナを持ち、絶倫のヘラクレスは休む暇もなく、すぐまた勃起し、
再び潤子のオマンコを貫いた。
「あうっ、提督・・・素敵・・・もう一回して頂けるのですね・・・」
汗だくの潤子がうっとりとした瞳でヘラクレスを見つめ、甘い吐息をもらした。
その時、緊急呼び出しブザーが鳴った。
「・・・な、なんだ?」
提督が上ずった声で答えた。
ドキドキ。。。
474 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/03 20:10:40
「提督、ソクラテス船長から緊急通信です。百足星人の海賊船が現れまし
た!」
「なんだって!」
「ピタゴラス博士の宇宙船が爆破され、海賊船は現在地球に向かっていま
す。一隻ですがかなりの大型船です。」
「すぐに全部隊、及び全市に警報を出せ!応戦の準備をさせろ!俺もすぐ
にオリンポスに戻る!」
ヘラクレス提督が潤子のオマンコからチンポを引き抜き、慌ただしくスペー
ススーツのズボンを上げて転送室へ駆け出した時、ビルの外から爆発音
が聞こえ始めた。転送室は総督府ビルの地下にある。執務室からは最も
遠い場所だ。反重力シャフトに乗ろうとしたが動かなかった。仕方なく階段
を使ってすぐ下の階にあるコントロールセンターへ行く。治安責任者のペル
セウス長官がいてオペレーターに指示を出していた。
「提督、ムカデども、恐ろしく進攻のスピードが速いです。戦闘用アンドロイ
ドが市内各所に実体化し、すでに総督府ビルの一階部分は占拠されました。
警備兵がやつらの階上への進攻を阻止するために応戦中です!」
475 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/03 20:11:22
「すぐにオリンポスとスパルタに連絡し、発進させろ!敵の母艦を叩くんだ!」
「駄目です。すでにオリンポスの艦内に実体化したアンドロイド部隊によって、
艦内の3分の1のエリアで白兵戦が展開中です。このまま飛び立っても、まと
もに戦闘行動が取れません」
オリンポスの司令室から返答してきたのは白兵戦コマンド隊長のテッセウス
だった。
「スパルタ、発進します!」
もう一隻の戦闘艦である高速巡洋艦スパルタは発進した。しかし、さざなみ市
を包むエネルギーバリアが解除され、加速しようとした瞬間、衛星軌道上の海
賊船からエネルギー砲の集中砲火を受けて墜落した。スパルタはさざなみ港
の沖合いに噴煙を吐きながら落ちた。再び、さざなみ市はバリアに包まれる。
「くそっ!海賊どもめ!宇宙軍本部と銀河警察に救援以来を!」
「はっ!」
オペレーターが遥か星の彼方にある惑星と通信回線を繋ぐ。
「・・・・銀河警察は到着まで87時間待ってくれ、と言ってます。ネオガイア星
宇宙軍は救援艦隊到着まで15日間待ってくれ、と言っています」
「なんとしても、それまで、持ちこたえなければならん!全軍に伝達を。各自、
持ち場を死守し、死力を尽くして戦うのだ!」
476 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/04 12:58:42
さざなみ刑務所の拷問部屋では、シンディ・スコットランド刑務官(21歳)によ
る囚人の虐待が今日も行われている。シンディはパンの切れ端を軍靴の踵で
踏みにじると膝まづいて指示を待っている囚人ナンバー999番、鉄仮面ことア
ルテミスに合図をした。アルテミスは顔に被せられた鉄仮面の開口部からおず
おずと舌を伸ばし、踏みにじられて靴跡がつき、平たくなった埃まみれのパン
を口に入れる。
「どうだい、美味しいかい、鉄仮面?」
「はい、シンディ様の靴の裏で味付けをして頂いたパンはとても美味しいです」
アルテミスは、鉄仮面の他は全裸である。グラマラスなボディの白肌には至る
所に無数の酷い傷跡が付けられている。シンディは赤い極太のローソクを取り
出してライターで火をつけた。
「うまく、返事が出来た、ご褒美よ。」
赤い、高熱の蝋がアルテミスの傷だらけの背中にポタポタと垂らされる。シンデ
ィが使っているのはSMプレイ用の低温ローソクではなく、拷問用の高温ローソ
クなのだが、このぐらいの責め方ではアルテミスの表情は変わらない。
「あら、つまらなさそうね。そうだった、重症マゾのあなたは、もっと敏感な部分
を責めてあげないと感じなかったのね。クリトリスを剥き出しにしなさい」
「はい、シンディ様」
477 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/04 12:59:28
アルテミスは仰向けになり、両足を開いて、指でオマンコをくつろげ、シンディ
がクリトリスにロウソクを垂らし易いように陰核の包皮を剥いた。股間は今ま
での責めでヌルヌルに濡れている。
「素直ね。じゃあ、いくわよ」
シンディは赤い蝋を容赦なく、アルテミスのクリトリス目がけて落下させた。
「ギャウッ!」
アルテミスは最も敏感な部分に高熱を加えられ、悲鳴を上げた。
「アーハッハッハッ、お前にはこれくらいしないとね!」
シンディは高らかに笑いながら、執拗にアルテミスのクリトリスとオマンコ周辺
にローソクを垂らし続けた。しばらくするとアルテミスの股間は赤い蝋がビッシ
リと隙間なくこびり付き、蝋で固めた張り型のようになった。熱さに身をよじっ
て耐え忍んでいるアルテミスにシンディは宣告した。
「この刑務所の中でのお前の身分は最下位の豚奴隷よ。つまり、他の惨めな
囚人たちも、お前にとって、絶対服従でお仕えしなければならないご主人様
というわけ。これからは、刑務所内の全ての囚人に奴隷豚としお仕えし、満足
のいくように性欲を処理するのよ。簡単に言うと、お前は奴隷の奴隷ね」
「よろこんで全ての囚人様に、奴隷豚として誠心誠意お仕え致します。」
478 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/04 13:00:12
冷たい床に正座をしたアルテミスは深々と頭を下げて誓約した。
「よし、良い心がけね。じゃあ、まず、刑務所暮らしで溜まっている、こいつら
のチンポをしゃぶってあげなさい」
シンディは、拷問部屋の壁際に直立不動の姿勢で整列して待機している男
囚達の方に顎をしゃくった。政治犯や殺人犯、強盗、傷害、婦女暴行などで
収監されている男たちである。
「はい。皆様のチンポを順番にしゃぶらせて頂きます」
アルテミスは端の男から順番にズボンを脱がせ、鉄仮面のマスクを股間に
うずめてフェラチオを始めた。アルテミスの暖かい舌がねっとり男囚のチンポ
を包み込み、禁欲を強いられていた男はたちまち射精する。アルテミスはゴ
クリと濃い精液を飲み込み、舌と唇で亀頭を洗い清めるとズボンを元に戻し
て、次の男囚のフェラチオにとりかかった。こうして4人目の男まで終わった
時、警報サイレンが響き渡った。
「口を休めるんじゃないよ、鉄仮面!警報が鳴ったって奴隷のお前には関
係ないんだよ!」
シンディの叱咤が飛び、アルテミスが再び5人目の男囚のチンポをしゃぶり
始めた時、別の刑務官が拷問部屋に飛び込んで来た。
「鉄仮面、出撃命令だ。すぐに転送室へ」
479 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/04 13:00:53
シンディも黙認するしかなかった。アルテミスは軍の極秘任務に携わっており、
指令があった時は拷問を中断しなくてはならない。アルテミスはフェラチオを中
途半端で放っぽり出すと、股間にこびりついている赤い蝋を払い落とし、全裸
のまま刑務所の地下にある転送室へ走った。息を切らせて物質転送機の台
に上り、白い光輝に包まれる。一旦、分子レベルまで分解されたアルテミスの
体が、実体化した場所は新型兵器、巨大ロボット『キュクロプス1号機』のコク
ピットだった。アルテミスはこの極秘兵器の非公式パイロットなのだ。
お〜アルテミス登場っすね!
いつも乙です〜
481 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/10 13:19:20
「鉄仮面、出撃だ。宇宙海賊どもが襲撃してきた!」
コクピットのスピーカーから、キュクロプス1号機の製作者であるメビウス博士
の声が響いてきた。
「宇宙海賊・・・ですか?」
「そうだ、異銀河から来たというムカデどもだ!」
憎々しげにそう叫んだ声は、宇宙拷問研究所のピタゴラス博士のものだった。
彼は、最近では、占領放送局の番組企画アドバイザーの仕事や、さざなみ総
合病院の総回診の仕事、友人であるメビウス博士のロボット開発の技術相談
などの仕事を多く抱え込んでおり、ほとんど自分の宇宙船には、帰っていなか
った。今回、宇宙海賊の襲撃があった際もメビウス博士の研究所に遊びに来
ていた所だったのだ。
「やつらめ、わしの宇宙船を粉々にしおった。許せん!」
ピタゴラス博士には珍しく、その声は怒りに震えていた。十数年間愛用し、宇
宙中の惑星を巡って様々な知的生命体の拷問研究を続けてきた、彼の家とも
いうべき宇宙船が破壊されのだ。宇宙船にはその十数年間に蓄積された拷問
研究の資料や、彼が考案した拷問マシン、最近では実験途中の地球人の美
女たちが多数、積載されていたのだ。いつもはどんな残虐な生体実験を行うと
きも平然と笑っていられるピタゴラス博士も、この時ばかりは我を忘れて怒鳴り
散らしていた。
「鉄仮面!ムカデどもを一匹残らず、ひねり潰せ!・・・いや、何匹かは生きて
捕まえるのじゃ。わしが恐ろしい拷問にかけてやる!」
「了解しました・・・」
482 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/10 13:20:08
アルテミスは巨大ロボットを始動させるために三角木馬型の操縦シートに跨り、
操縦桿である特大バイブレーターに腰を沈めた。先ほどシンディ刑務官に高温
ローソクを垂らされたオマンコの粘膜がひどい水ぶくれになっており、激痛を感
じる。
「ウッ!ウウウウッ!」
普通の人間なら耐え難い痛みだったが、鍛え抜かれたマゾ戦士であるアルテ
ミスにはそれさえも快感だった。体中にロボットの神経回路と直結する電極を
貼り付け、発進準備が完了する。
「鉄仮面、キュプロプス1号機、発進します!」
巨大ロボットの両手には、それぞれロボット用の特大サイズのレーザーガンと
レーザーサーベルが握られている。ロボットが一歩を踏み出すと格納庫の扉
が開いた。研究所の外はすでに戦場だった。全長5メートルのムカデ型戦闘
アンドロイドが数体、のたうつように暴れまわっている。金属の触手を伸ばした
り、目から緑色の怪光線を出したりして、周辺の施設を徹底的に破壊していた。
それに対してネオガイア製の戦闘アンドロイドや、ネイガイア人兵士が応戦して
いるが、海賊の戦闘技術の方が数段進んでおり、有効な反撃を加えられない
でいる。
(宇宙海賊百足星人・・・以前、データファイルを見たことがある。グレイの銀河
警察も手を焼いているという恐ろしい相手だわ)
アルテミスは腰を前に突き出して、操縦桿を倒すと、レーザーサーベルを振りか
ざし、レーザーガンを乱射しながら、キュクロプス1号機をムカデの真っ只中へ
突っ込ませていった。
483 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/10 13:22:56
このエピソード、長くなりそうです
484 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/10 14:42:33
さざなみ市の治安を守るさざなみ警察署の裏手に、十数頭の警察犬を飼っ
ている鉄の檻がある。その中で、ドーベルマンやシェパードに混じって人間
警察犬のヘレン・マンスフィールド(28歳)も飼われていた。新サイボーグ戦
隊の正式メンバーとなったヘレンだったが、普段は今までどおりさざなみ署で
人間警察犬としての毎日を送っている。その仕事内容は犯人や行方不明者
の、遺留品として残された下着や靴下などの匂いを嗅いで、足跡をたどる事
である。また、行動を共にしている捜査員が犯人逮捕の際、自ら先頭に立っ
て格闘し、危険を肩代わりすることも重要な仕事だ。仕事のないときは、他の
本物の警察犬と同じくこの鉄檻がヘレンの寝ぐらであった。ヘレンの脳に埋め
込まれたコンピューターチップには発情期の犬や豚の行動パターンが数十匹
分ごちゃ混ぜにインプットされており、常に同僚の警察犬に交尾を求めずには
いられない。
「ねえ、ドギー、あたしのオマンコに、あなたの尖ったチンポをぶち込んで頂
戴・・・」
ヘレンは同じ檻の雄のドーベルマンのドギーに擦り寄った。毎日散々ヘレンに
交尾を迫られ辟易しているドギーは、何とか逃れようと低い唸り声を上げてヘ
レンを威嚇した。
「ガルルルルゥ!」
「そんな、怖い唸り声を上げても駄目よ。本当はあたしとヤリたいんでしょ。ね
え、ドギー?」
485 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/10 14:43:51
ヘレンは嫌がるドギーを無理矢理、檻の隅に追い詰め、四足で組み敷いた。
ドギーは必死で抵抗し、爪でヘレンの白肌を引っ掻いたり噛み付いたりしたが、
浴情して交尾することしか頭にないヘレンは全く怯まず、押さえつけたドギー
を騎上位でレイプした。細長く尖った異様な形状のドーベルマンのチンポをオ
マンコに咥え込み、締め付けて擦り上げる。
「クーン・・・クーン・・・」
ドギーが観念したように情けない鳴き声を上げた。他の警察犬たちはヘレン
とドギーを遠巻きにし、努めてかかわらないようにしている。この檻の中にい
る十数頭の警察犬たちは全て、多かれ少なかれヘレンの旺盛な性欲の被害
者だった。ヘレンが哀れなドギーの精液を最後の一滴まで絞り上げたとき、
二人の私服の刑事が鉄檻に近付いてきた。
「あの豚犬、また他の犬と無理矢理交尾しているわ」
中津絵里子刑事(32歳)が呆れたようにため息をついた。
「全く、何で俺たちがあの豚犬の面倒を見なくちゃいけないんだ?あいつは警
察犬の恥さらしだよ」
486 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/10 14:44:43
もう1人の刑事、青山優作(35歳)も、お手上げだ、と言わんばかりに肩を
すくめた。そう言う二人の姿もかなり恥さらしだ。私服刑事とはいえ、スーツ
に身を固めているのは上半身だけで下半身は丸裸である。女性警官の服
装規定も改正され、股下0センチのミニスカノーパンから、下半身は全くの
衣類着用禁止と言う事に変更されている。理由は、職場環境に男女差をつ
けたくないという総督府からの通達だった。フルチン、フルマンということに
なる。
「おい出ろ、豚犬!仕事だ」
優作は鉄檻の鍵を開け、ドギーとの交尾に夢中になっているヘレンを引き
剥がすと、首輪に鎖をつけ、外に引きづり出した。
「総督府からの通達によると、この騒ぎは宇宙海賊の襲撃らしい。戦闘地
域は今のところネオガイア星人の軍事基地周辺に限定されているようなん
だけど、一部、市街地でも、人質を取って我々の警官隊に包囲されている
海賊がいる。それがどうも、サイボーグ化された地球人らしい、ということな
んだ。・・・豚犬、お前も同じサイボーグみたいなもんだろう。行って、そいつ
らをなんとかしろ、と言う上からのお達しだ。」
優作が説明した。物憂げなヘレンは交尾の事しか頭になく、そんなことはど
うでもよさそうだった。
「あんた、やる気なさそうね。なんて破廉恥な犬なのかしら。・・・いいから来
るのよ!」
絵里子が業を煮やしてヘレンの首輪を荒々しく引っ張った。
「ブヒー!ブヒー!」
豚モードに切り替わったヘレンは口から泡を吹き、白目を剥きながら小走り
に二人の刑事について行くしかなかった。
487 :
名無し調教中。:05/02/10 21:24:51
息を呑むような展開ですね。エロよりも興奮します。
見事に漏れの“ツボ”を突く展開です
こういうSF系も大好きなのでワクワクします
どうやって撃退するのかなぁ〜〜??
489 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/11 21:56:53
青山刑事、中津刑事、ヘレン、の二人と一匹がパトカーで現場に到着したと
き、状況は膠着したままだった。清水優香と奥平渚沙の2体のサイボーグが
金属触手を使って数十人の人質を取り、自分たちの周りに隙間なくビッシリと
立たせて人間の壁を作っている。人質はサラリーマンやOL、買い物に来てい
た主婦や、通学途中の学生などの通行人である。全員が触手でがんじがらめ
にされ、触手の先端を口や肛門、オマンコの奥深くまで突っ込まれて、いつで
も殺せるような状態のまま直立させられていた。
「あわわわ・・助けてくれ・・・」
「死にたくないわ、お願い殺さないで・・・」
「おうちに帰りたいよー」
人質たちはブルブルと震え、泣きながら失禁している女性もいる。ほぼ全員が
長時間の緊張と寒さでそろそろ体力が限界に来ているようだ。
「捜査課の青山です、応援に来ました。ちょっと貸して下さい」
青山刑事は現場の指揮官からハンドスピーカーを強引に借りると、犯人に呼
びかけを始めた。
「おーい、宇宙海賊たち、何が目的なんだあ?」
人間の壁で作られた輪の真ん中で、腰を下ろして休んでいた優香と渚沙は顔
を見合わせた。黒レザーの渚沙が立ち上がる。
「目的は、破壊と略奪よ。・・・おらっ、そこ、動くんじゃないっ!ちょっとでも変な
マネをしたら人質をぶっ殺すよっ!」
フルチン警官隊と人質に緊張が走る。
490 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/11 21:57:35
「もう、こんなことは止めないかあ、どうせ逃げられないんだしー。お前らも俺
達と同じ地球人だろう?」
「うっせえ!だから、さっきから、好きでやってるんじゃないって言ってるでしょっ!
頭の中にコンピューターチップが埋め込まれていて、海賊の命令には逆らえ
ないのよっ!」
「なーんだ、それじゃ、俺達と同じじゃないか」
さざなみ署の警官達も全て、ネオガイア星人によって脳にチップを組み込まれ
ている。青山刑事はお手上げだ、と言う風に現場指揮官に肩をすくめた。
「これでは、海賊が説得に応じるとは思えません。いっそ、人質を見殺しにして
はどうでしょう?」
「そんな・・・青山クン、いくらなんでもやり過ぎよ・・・」
中津刑事が口を挟んだ。しかし、青山刑事はやると決めたら必ずやる男だ。
「いや、現在のさざなみ市はネオガイア星人の支配下にある。事件解決のため、
一般の地球人なら見殺しにしても構わないことになっているんだよ」
「そうなの?」
中津絵里子刑事が現場指揮官に疑問を投げかけると、彼も首を縦に振った。
「やはり、それしかないようだな・・・」
「まず、人間警察犬のヘレンを突入させて、相手の出方を見ます。その上で
状況により、強行突入をかけましょう」
「うむ、仕方がない・・・」
491 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/11 21:58:19
青山刑事が全裸のヘレンに作戦内容を耳打ちした。退屈そうに寝そべっていた
ヘレンがすっくと四足で立ちあがり、全身の筋肉を緊張させる。額に埋め込まれ
た唯一の武器である長さ30センチのドリルを高速回転させ、戦闘体勢をとった。
「いけっ、豚犬!」
青山刑事の合図と共にヘレンが猛ダッシュで、犯人めがけて駆け始めた。渚沙
と優香は完全に不意を突かれた。
「何、なんなのっ!」
「渚沙っ、裸の女が四つん這いで突っ込んでくるわ!」
ヘレンは人質の壁に突進し、直進方向に立っていた主婦の脇腹に額のドリルを
食い込ませた。
「ぎゃあああっ!」
犠牲になった主婦が、脇腹から勢い良く血を噴出し、倒れこむ。その一人分開い
た間隙からヘレンが人間の輪の中へ飛び込んだ。
「くそっ!」
慌てふためいた渚沙が右腕の電気ムチを振るったが、ヘレンは軽いステップで
かわし、代わりに運悪くムチを浴びる羽目になったサラリーマンが感電して黒こ
げになる。
「きゃああああ!」
次の瞬間、パニックになった人質たちが逃げ出そうとし、人間の盾が崩れた。
「こらっ、お前ら、逃げるな!」
492 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/11 21:59:04
渚沙と優香が必死で留めようとして、何人かを見せしめに、体内に侵入させ
ている触手で、内蔵をかき回して死亡させた。しかし、間髪を入れず、ヘレン
が何度も二人に飛び掛ってくると、自分自身を防衛するために、触手の多く
を人質から離してヘレンに向けなければならなかった。
「チャンスだ。総員突撃!」
フルチン警官隊の指揮官が叫んだ。ジュラルミンの盾を持った下半身むき出
しの男達が一斉に乱闘中のサイボーグ戦士めがけて駆け出す。
「やばいよ、渚沙!」
優香が悲痛な叫びを上げた。渚沙がヘレンの体を捕らえようと電気ムチを振
るいながら、優香の方を睨みつける。
「優香、逃げるのよっ!あなたなら、下水とか運河とかに飛び込めば逃げ切
れるでしょう?」
水中専用サイボーグである優香は地上での動きは普通の人間よりも遅いが、
水の中なら背中のスクリューを使って、猛スピードで移動することが出来る。
優香はまだ生きたまま捕まえている数人の人質を無理矢理引きずるように
駆け出した。
「サイボーグの1人が逃げるぞ、撃てーっ!」
493 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/11 21:59:47
警官隊の指揮官が叫び、逃げる優香の背中に銃撃が加えられた。優香は銃
弾を防ぐため、うまく人質の体を使って弾除けにする。
「ぎゃあああ!」
銃撃を浴びた人質が倒れた。優香は警官隊の囲みを人質の体を体当たりさせ
て破り、一番近くのドブ川に飛び込んだ。
「渚沙−っ、死なないでねっ!」
優香がヘドロの中に姿を消す寸前に叫んだ声を、渚沙は耳にした。しかし渚沙
自身は、突進してくる警官隊にもみくちゃにされ、逃げる事も出来ずに警棒で
滅多打ちにされた。
「お前らっ、女王様にこんな事して、ただで済むと思ってるのかいっ!」
「何だとてめえ!化け物の癖しやがって!やっちまえ」
「・・・後でお仕置きしてあげるから・・・覚悟するのね・・・・」
渚沙はセリフを最後まで叫ぶことが出来ずに、膝を崩してゆっくりとその場に沈
んでいった。
>>485 犬たちを想像して微笑ましくもワロてしまったW
大量投下乙ですー。
495 :
487:05/02/12 20:43:10
百足星人軍はこれだけで負けてしまうんですか?
そんなはずはないだろうから、先が気になって仕方がない。
とにかくご苦労様です。これからも期待しています。
496 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/15 13:12:08
地球植民地総督府ビルは30階建の高層ビルである。その27階部分にさざ
なみ市の心臓部とも言えるコントロールセンターがあった。通常、コントロール
センターは軍事基地であれば地下に設けられるのだが、総督府ビルは行政府
であるため、市街を一望出来る最上階に近い場所に設けられている。現在、ビ
ルの1階から13階部分までは侵入した百足星人のムカデ型アンドロイド十数体
と警備のネオガイア人兵士の間で白兵戦が繰り広げられており、地階にある転
送ルームとは完全に遮断されてしまっている。ヘラクレス提督をはじめとする行
政府職員たちはコントロールセンターに孤立した状態だ。それでも彼らはコント
ロールセンターのシステムを使って必死で状況を掌握しようとしていた。
「墜落したスパルタとは連絡は取れないのか?」
ヘラクレスがイライラして叫んだ。状況はネオガイア星人側にとって限りなく悪い。
「応答ありません」
「オリンポスの戦況は?」
「膠着状態です。艦内の民間人を含むネオガイア人に多数の死傷者が出てい
るようです」
占領後、一年が経とうとするさざなみ市にはソロングループをはじめとするネオ
ガイア星の民間企業が進出し、母星からの観光客も訪れている。彼らの安否
が気遣われ、治安責任者のペルセウスは、顔面蒼白だった。
「市内各所で、この騒ぎに便乗した地球人の暴動が発生しているようです。」
「くそっ、地球人め、こんな時に!」
ヘラクレスがデスクを思い切り拳で叩いた。
497 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/15 13:13:19
「暴動を煽動している者がいるようです」
「おそらくレジスタンスの奴らだ。・・・暴動の鎮圧には地球人のポリスどもを当た
らせろ。軍の治安部隊は裂けん!」
ペルセウスが忌々しげに部屋の隅で邪魔にならないよう、小さくなっている奴隷
秘書の小倉潤子の方を、お前の仲間だろう、とでも言いたそうに睨みつける。
「薄汚い原住民の癖に、反抗ばかりしやがって!」
何の罪もない、潤子は泣き出しそうだった。その時、ネオガイア人オペレーターの
1人が立ち上がった。
「どうした?」
ヘラクレスが問い質す。
「いえ、ちょっとトイレに・・・」
「外は危険だ。ドアもバリケードで塞いであるからこの部屋からは出れん。小便な
ら、潤子に飲ませろ」
ヘラクレスは潤子の方に顎をしゃくった。これまでもヘラクレスは出張の際、移動
中の車内や、会議で退席出来ない時など、奴隷秘書である潤子の口で用を達し
ている。パーティ会場でアルコールを飲み過ぎた時も同様、いつも同伴している
潤子を携帯用トイレの代わりに使っている。提督に合図をされた潤子は、やっと
自分の役立つ時が来たと、ホッとした表情でそのオペレーターの傍に駆け寄り、
膝をついてスペーススーツのズボンの隙間からチンポを引っ張り出すと、パクッと
口に咥えた。オペレーターは、状況が状況なだけにオシッコがしたいことをなかな
か言い出せずギリギリまで我慢していたため、たちまち勢い良く放出した。潤子の
咽喉がゴクゴクと動き、一滴もこぼさずに上品に飲み下していく。潤子は、容姿端
麗、色白でロングヘアの黒髪の清楚な雰囲気をたたえた四年生大学卒の学歴優
秀な知的美女である。その彼女が、奴隷秘書として来客へのセックスやフェラに
よる接待を日々当たり前のように行っているのだ。そのオペレーターが用を済ま
せてスッキリすると、それまで我慢していた他の職員達が、我も我もと潤子の前
に集まってきた。
498 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/15 13:14:02
「申し訳ございません。一列に並んでください」
潤子は秘書らしく丁寧に応対した。この緊急事態に何もすることがなく、手持ち
無沙汰で居心地の悪い思いをしていたのだが、やっと自分が役立つ事が出来
て少し自信を取り戻したようだった。潤子は6人分の溜まりに溜まったオシッコ
を一滴もこぼさずに飲み干すとハンカチで口を拭いた。そして、モジモジとしなが
らヘラクレスに言った。
「あのう、私もオシッコをしたいのですが・・・」
「部屋の外には出れんと言ってるだろう。この部屋に地球人はお前しかおらん。
お前のの小便を飲む者はいない。そこの窓からでも垂れろ」
ヘラクレスは、今はそれどころではない、とでも言いたそうに冷たく言い放った。
仕方なく潤子は言われたとおり部屋の窓を開け、パンティを下ろしてスカートを
捲り上げた格好で窓枠によじ登った。地上27階なのでビュウウウウと強い風が
吹いている。黒髪がほつれて風になびいた。潤子が恐る恐る眼下を見ると、市
内のあちこちで黒煙が上がっており、頻繁に爆発音や破壊音、絶叫などが聞こ
えてくる。ここからでは蟻のような大きさにしか見えないが、地上にはムカデ型
のアンドロイドやネオガイア人兵士、逃げ回る地球人の一般市民などの姿もある。
「ゲフッ」
潤子は腹いっぱいに飲み込んだ職員たちのオシッコの香りがするゲップをすると、
下腹部の力を緩め、勢い良く放尿した。あまりにも高い位置なので地面に落ちる
ころには潤子のオシッコは水飛沫状になっているだろう。
499 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/15 14:53:27
「宇宙人をぶち殺せ!」
「娘を返せ!もうたくさんだ!俺達は奴隷じゃないぞ!」
「町を俺たちの手に取り戻すんだ!」
さざなみ市のオフィス街で暴徒が荒れ狂っていた。このところ厳しい取締りで
デモも下火になっていたのだが、突然の異変に気づいたレジスタンス組織が
行動を開始したのだ。煽動された暴徒は、ネオガイア企業の事業所を略奪し
たり、市内を、全裸の地球人に引かせた人間馬車で観光中の、ネオガイア星
人の旅行者を捕まえて袋叩きにしたりしていた。
「今まで俺達を、散々、奴隷扱いしてくれたお返しだ!」
「あたし、意味もなく、道の真ん中で土下座をさせられて、靴の裏を舐めさせら
れたわ」
「そのくらい何よ、あたしなんか、何度もネオガイア人の兵士にレイプされたのよ!」
市民たちの押さえつけられていた怒りが爆発していた。捕まった民間のネオガ
イア星人は抵抗する術もなく銀色のスーツを引き裂かれ、それが若い男女なら
徹底的に陵辱された。殴る蹴るの暴行を受け、重症を負ったり、死亡する者も
いる。普段なら治安部隊のアンドロイド兵士が、市内を巡回していて、すぐに駆
け付けて来るのだが、全て宇宙海賊との戦闘に回されていて誰も来ない。助け
る者もなく、多くの民間のネオガイア星人が暴動の犠牲になった。その様子を、
ワゴン車の中から満足気な薄ら笑いを浮かべて眺めている人間がいた。レジ
スタンスの女リーダー、城山朋子(28歳)だ。ネオガイア星人の生体実験によ
って両手両足を入れ替えられ、肛門と口を入れ替えられた、化け物のような姿
に変えられた朋子は、宇宙人に対する身を焦がすような憎悪に燃えていた。
500 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/15 14:54:10
「ざまあ見ろ、宇宙人。お前らの支配はもう終わりよ」
ワゴン車の助手席に座った朋子は、ミニスカートの両脚の間から逆さまに生え
ている顔を勝ち誇った喜びに輝かせていた。元々かなりの美人なのだが、今は
キメラのように体の部品を入れ替えられ、直視出来ずに、思わず目を背けたくな
るような姿だ。
「なんとか、もう一度、エネルギーバリアの発生装置を破壊出来ないかしら?」
朋子が運転席の神田正之(38歳)に言った。元刑事で現在は朋子の右腕にな
っている精悍な男である。
「それは無理だ。基地周辺には近付けない。宇宙人同士の戦闘に巻き込まれ
るぞ」
「そうね・・・奴ら、互いに殺し合って共倒れになってくれると手間が省けるんだ
けど」
「もう少し、様子を見るしかないな」
ワゴン車から少し離れた場所では、観光に来ていたネオガイア星人の家族が
暴徒に引き吊り倒され、息絶えた両親の傍で、幼い10歳ぐらいの娘が輪姦さ
れているところだった。
501 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/15 15:50:22
宇宙海賊の襲撃が始まったその日の夕刻、地球の裏側、アメリカ合衆国の
首都ワシントンにあるホワイトハウスの執務室では緊急の閣僚会議が開かれ
ていた。出席者は副大統領、国務長官の他、CIA長官や国防長官、NASAの
局長などが招かれている。
「日本の宇宙人占領都市で異状事態が起こっているようだ」
大統領が切り出した。全員の顔がこわばる。宇宙人問題はこのところ、日に日
に深刻さを増して来ている。
「今朝、フランスの新聞社から情報提供がありました。これを見てください」
CIA長官が数枚の写真をまわした。その写真はフリージャーナリスト、カトリーヌ
・レクレールが撮影したもので、ムカデ型アンドロイドと市街戦を行っているネオ
ガイア人兵士が写っている。
「どうやら宇宙人ども、同士討ちを始めたようです」
「衛星軌道上でも、宇宙船同士の交戦があったことが、我々NASAの観測で確
認されました。」
「わしは、これは神が与えてくれたチャンスだと思う。」
大統領が思いつめた表情で言った。他の閣僚たちも一斉にうなづく。
502 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/15 15:51:05
「宇宙人をこの地球上から追い出すのだ。合衆国大統領の権限において、
宇宙人迎撃プラン、『ミッション3』を発動する」
『ミッション3』とは国防総省が立案した作戦のコードネームで、アメリカを中心
とする多国籍軍で宇宙人に総攻撃をかける、という物量作戦である。かねて
から作戦の立案にあたっていた国防長官が説明を始めた。
「グァム島の海軍基地に待機中の原子力空母『ジョージ・ブッシュ』と『ロナルド
・レーガン』を日本近海に向けて北上させます。アメリカ本土からは重爆撃機
F117、通称ステルスの編隊を最大機数投入します。巡航ミサイルを搭載した
潜水艦部隊は日本海溝付近に半年前から展開しています」
「日本の首相はすでに我々と共に戦う事を約束している。韓国、台湾も同調す
るだろう。ホットラインでロシア、中国にも共同作戦を申し入れるつもりだ」
大統領の声に力が入っていた。
「すでに、在日米軍と在韓米軍には、演習の名目で非常召集をかけてありま
す。命令があればいつでも戦闘に入れます」
「このかつてない危機に、我々は、宇宙人を撃退した英雄として歴史に名を残
すのだ!」
大統領の意気込みに出席者全員が拍手をした。
503 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/15 16:09:41
この後、どうするか考えてない、と言ったら読者は怒るだろうか。
504 :
名無し調教中。:05/02/15 20:03:52
>>503 ウソウソ!もうちゃんと考えてあるんでしょ?
ちゃーんと分かっているんだから!
でないとこのスレ荒れちゃうもんね、、、
そういやここって全然荒れないよね。
スレ主と住人がいい関係築いてるし。
内容はハードなのにW
わくわく展開だぁ。
507 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/16 12:02:33
さざなみ市では、宇宙海賊の襲撃が始まってから2日目の朝を向かえようとし
ている。大破してさざなみ港に墜落した高速巡洋艦『スパルタ』の内部では、生
き残った乗組員によってようやく消火作業に目処がつき一息ついている所だっ
た。
「ブリッジは完全に破壊されて役に立たんな・・・」
サイボーグ戦隊司令官のイカロスがガックリと肩を落としていた。
「艦長以下、ブリッジ要員は全員が死亡です。通信設備その他システムは完全
に破壊され、全く使い物になりません」
副司令のタンタロスも墜落した時の衝撃で負傷し、頭と左腕に治療用の保護板
を装着し、右足を引きずっている。二人とも、エネルギー砲の直撃を受けた時、ブ
リッジとは別にあるサイボーグ戦隊の司令室にいたため、どうにか助かったのだ。
「これからどうしますか、イカロス司令?」
「わからんよ。外の状況が全く掴めん。いつまで経っても救助が来ないところを
見ると、戦闘がまだ続いているか、みんな海賊にやられちまったか、どちらかだ
ろう」
「そんな、たかが宇宙海賊ごときに、我々が・・・」
「宇宙海賊と言っても、異銀河から来た連中だ。科学技術は我々よりも数段進
んでいるらしいぞ」
508 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/16 12:03:17
二人がトボトボと負傷者に溢れかえっている艦内を歩いていると、アンドロメ
ダ女医から艦内放送で呼び出しがかかった。
「イカロス司令、瞬間物質転送機が作動しています。誰か来るようです」
イカロスとタンタロスが慌てて転送ルームに駆けつけると、そこには良く知った
人物が実体化していた。
「ピタゴラス博士!無事だったのですか?」
「ギャハハハハ、わしは不死身じゃよ。たまたま、襲撃があった際、自分の宇
宙船にいなかっただけじゃがな・・・」
ピタゴラス博士は、巨大ロボット『キュクロプス1号機』を発進させた後、メビウ
ス研究所の地下シェルターに隠れ、必死に宇宙海賊を撃退する方法を模索し
ていたのだ。
「宇宙海賊どもを撃退する方法を思いついた。君たちに協力してもらいたい」
「どんな、方法ですかそれは?」
「ここの瞬間物質転送機はまだ生きているようだ。まず、君たちの配下のサイ
ボーグ戦士を招集してもらいたい」
サイボーグブラウンのヘレン・マンスフィールド(28歳)とサイボーグゴールドの
相沢淳子(36歳)が転送機で連れて来られた。二人とも脳内にコンピューター
チップを埋め込まれており、スパルタの転送機には、どこにいてもワンボタンで
回収出来るよう登録されている。人間警察犬のヘレンは逃げたサイボーグの
清水優香の臭跡をたどっている最中に転送された。女子アナの淳子はニュー
ス番組を収録中に海賊の襲撃に合い、放送局員たちと共に逃げ回っていると
ころを転送されたのだ。
509 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/16 12:04:08
「この豚犬と女子アナを使って、海賊の母船に特攻作戦をかけて貰う」
「特攻作戦・・・ですか?」
「そうだ、わしはデータバンクにある海賊の資料を片っ端から調べた。奴らは
酸素ではなくメタンと窒素の空気を呼吸する。つまり、奴らの宇宙船にはこれ
らの気体が充満している、ということだ」
「なるほど、判りかけてきました」
「メタンと窒素は単独では爆発しない。しかしこれに酸化剤を混ぜるとどうなる
と思う?」
「ドカン!ですな」
イカロスとタンタロスの顔が明るくなった。ピタゴラス博士は普段、その優秀な
頭脳を人間や他の知的生命体の拷問をすることにしか使っていないが、元々
はIQ300を超える天才である。
「しかし、それなら直接、高性能爆弾を転送機で送り込めばいいんじゃないの
でしょうか?」
「それも考えたが、リスクが高い。奴らのエネルギーバリアには対転送機用の
ファイヤーウォールが仕掛けられている可能性がある。もし、それに引っかか
れば、転送した物体は元の場所へと送り返されてくる。つまり、爆弾を送りつ
けて、万が一失敗すれば、我々がドカンと言う事になりかねん」
「・・・・」
「一番確実な方法は、サイボーグ2体に酸化剤を持たせて海賊の母船に送り
込み、間違いなく発火させることじゃ」
ピタゴラス博士の目は怒りに燃えていた。海賊に自分の宇宙船を爆破された
ことを深く根にもっているようだった。
510 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/16 14:41:30
サイボーグである淳子とヘレンはスパルタの転送室で作戦の内容を説明された。
各自、巨大な酸素ボンベを2本ずつ背中に背負わされる。転送された後、ボンベ
の中身を海賊船の内部に放出するのだ。その他の装備としては二人とも呼吸用
の酸素マスクを顔につけ、体中に短時間なら宇宙空間でも生きていける透明の
コーティング液を塗りつけられる。これは宇宙服の代用品だ。淳子には白兵戦用
のレーザー銃が渡される。
「我々の命運はお前らにかかっている。」
イカロス司令が厳しい口調で言った。
「うまくいけば生きたまま回収してやる。だがもし、死んだとしても作戦だけは成
功させてくれ」
淳子とヘレンは従うしかない。サイボーグ戦隊の正規のユニフォームである全裸
で二人は、瞬間物質転送機の台の上に乗った。
「幸運を祈る」
二人の裸体が白い光輝に包まれて消えた。二人が実体化したのは衛星軌道上
の海賊の母船の中だった。空気がよどんでおり、なんとなくどんよりとした黄色い
もやがかかっている。気温は低いはずだが体に塗られたコーティング液のおか
げで寒さは全く感じない。
「ヘレン、ボンベの蓋を開けるわよ」
付近に敵がいない事を確認し、淳子とヘレンは背中の酸素ボンベを下ろした。
そして一つづつロックを解除し、開口部の蓋を外しにかかる。
511 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/16 14:42:20
「くそっ!」
ヘレンが悪態をついた。以前、凍傷で両手の指を何本か失っており、うまく蓋
を開けることが出来ないのだ。それでも残った指でどうにか全てのボンベの口
を開け、勢い良く噴出した酸化剤は気体となって広がり始めた。空調システム
を通していずれ船全体に広がるだろう。
「もう少し待ってから発火させるわ」
「ワンワン、あたし達本当に回収してくれるのかしら」
「さあね」
淳子とヘレンはしばらく、どこかに隠れることにした。慎重に船内の通路を進ん
でいくと、数匹ののたうっている大ムカデ達の姿を発見した。ムカデ型アンドロ
イドではなく生きた百足星人である。彼らは降下したアンドロイド部隊が略奪し
てきた地球人やネオガイア星人の捕虜を運んでいるところだった。
「こいつらは奴隷商人に売り飛ばそう。ヒューマノイド生物を虐待することが好
きな種族がたくさんいるからな」
「特にグレイの奴らなんか支配者面しているが、他の知的生命体を食べるのが
大好きだと聞く。それも人間牧場の養殖モノではなく、文明生活をしている野生
の生命体には目がないそうだ」
「高く売れるといいな」
脳内コンピューターの自動翻訳機を通して聞こえてくる会話に、淳子とヘレンは
身の毛がよだつ思いだった。その時、淳子がオナラをした。排泄物を爆弾に変
換する改造手術を受けてから、どうも胃腸の調子がおかしいのだ。良く響くオナ
ラの音に百足星人達が気づいた。
「何かいるぞ!」
「やばい、逃げるのよヘレン!」
「ワンワン!」
淳子とヘレンは一目散に駆け出した。
512 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/16 15:23:23
海賊船の内部を淳子と共に逃げ回りながら、ヘレンは以前にもこんな事があ
ったのを思い出していた。
(ちょうど1年前ぐらい前だわ。あたしはCIAの工作員として、ネオガイア星人の
母艦を破壊するために産婦人科の地下にあった転送機で侵入した・・・)
一緒に侵入した仲間は、その時、どうなったのだろう。白木雪絵と古賀美奈子
はあの状況から考えて、とうてい生きているとは思えない。城山朋子と木之本
恵美にはその後、さざなみ市内で出会ったが、ネオガイア星人の人体実験に
よって生まれもつかない悲惨な姿に変えられていた。ヘレン自身も現在は豚
犬と呼ばれる肉体に改造され、他の本物の犬たちと共に人間警察犬としての
生活を送っている。
(ひょっとして、こうなったのは、あの時あたしが、ネオガイア星人の母艦への
突入を決断したから???)
ヘレンの胸を一抹の疑惑がかすめ、自責の念に駆られそうになった。
(いいえ、違うわ。あの時のあたしの決断は正しかった。あの状況ではああす
ることが最善の選択だったのよ!)
無理矢理、自分に言い聞かせるように、そう考える。
513 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/16 15:25:01
「ヘレン!そろそろ発火させるわ!」
淳子の声でヘレンは我に返った。
「起爆装置としてあたしのオシッコとウンチを使うから、少しの間、囮になって敵
を引き付けて頂戴!」
「判ったワンワン!」
ヘレンは果敢に、追跡してくる百足星人の前に飛び出した。額のドリルを高速
回転させ相手を挑発し、百足星人が繰り出してくる毒針やレーザー光線を軽い
ステップでかわして行く。そして淳子のいる方と別の方角へと逃げ出した。
「逃がすな!捕まえろ!」
百足星人たちがヘレンに気をとられている隙に淳子は近くの部屋に飛び込ん
でドアを閉めた。そして床にしゃがみこみ、下腹部に力を入れる。
「ウーン、ウーン・・・」
ブリブリブリブリ・・・と溜め込んでいたウンチが床の上にトグロを撒いた。クリトリ
スの下の尿道からはシャーッと音を立てて黄色のオシッコが床を叩く。サイボー
グに改造された淳子のウンチはプラスチック爆弾、オシッコは危険な発火性の
液体なのだ。排泄を終えて立ち上がった淳子は、部屋の端にツーッと流れてい
く一筋のオシッコにライターで火をつけると、慌てて部屋を飛び出した。
514 :
487:05/02/16 19:41:35
負けるな。百足星人!
しかし、ネオガイア軍が負けて物語が終了しても
寂しい。ああ続きが読みたい。
515 :
487:05/02/18 08:28:02
昨日は新作がなかったようでさみしい・・・
淳子穴の初の実戦が!!!
見事に『燃え』と『萌え』の融合!!
漏れ的には脱出してもらってまだまだ
色んな戦いに挑んでほすぃものでつ
hosyu
518 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/22 09:57:38
一度、古典的な、正統派SM小説を書いてみたい。
519 :
名無し調教中。:05/02/22 11:06:24
それも読んでみたい。
書いてる間こっちは少しお休みでも我慢するよ。
520 :
作者 ◆TJ9qoWuqvA :05/02/22 11:58:38
そのうち、この物語の1エピソードとして書いてみます。
最近、斬新な拷問や実験、調教アイデアが浮かばず、その分、SF色に染まりすぎ、
という反省もあります。
それにしても、続きを書く時間がとれないなあ。
またーりでいいっすよ
522 :
487:05/02/22 21:17:14
続きがないのは残念ですがついていきます。
SFはSFで面白いです。
523 :
名無し調教中。:05/02/28 18:45:36
あげ
>>作者タソ
里谷多英選手について、どう思いますか?
何でも六本木のクラブで泥酔した勢いでいかがわしい行為に及んでいたそうですが、
こういう筋肉ムキムキの地球人女が大暴れしてネオガイアの男たちを逆レイプするのを書いてください。
525 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/08 22:59:12
さざなみ市郊外の軍事基地に侵入した百足星人のムカデ型アンドロイドが、
巨大ロボット、キュクロプス1号機に群がり、集中攻撃をかけていた。ムカデ型
アンドロイドの目から緑色の怪光線が照射され、キュクロプス1号機の金属ボデ
ィを焼き焦がしていく。その損傷は神経回路を通して、パイロットであるアルテミ
スの肉体の同じ部位に電気ショックとして正確に伝えられる事になる。
「うぐうっ!」
アルテミスは歯を食いしばり苦痛に耐えた。すでに戦い始めてから18時間が過
ぎており、アルテミスは心身ともに疲労の極みに達していた。
「ウオオオオッ!」
アルテミスはコクピットで雄叫びをあげると、オマンコに咥え込んだ操縦桿を、腰
を前に突き出して倒した。出撃寸前までシンディ刑務官にローソク責めにされ、
内側の粘膜が水ぶくれになっていたオマンコは、長時間の戦いで擦り切れて、
おびただしく出血している。アルテミスの感覚は疲労で麻痺し、もはや痛みは感
じない。アルテミスに操られたキュクロプス1号機は、ムカデ型アンドロイドの群
れに突進し、右手のレーザーサーベルで数体を切り裂いた。左手のレーザーガ
ンはすでにエネルギー切れで役に立たなくなっている。どうにか囲みを破った満
身創痍のキュクロプス1号機の背中に、残りのムカデ型アンドロイドが、怪光線や、
先がドリル状になった触手で集中攻撃を加えた。
526 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/08 23:00:30
「ああああっ!」
キュクロプス1号機の神経回路と一体化したアルテミスの背中に高電圧の電流
が流れ、気を失いそうになる。
(ううっ。こいつら、いくら倒してもキリがないわ。一体、あとどれぐらい、いるのか
しら・・・)
抗戦する味方のネオガイア人兵士やアンドロイドの姿は、時間の経過と共にほと
んど見かけ無くなって来ている。おそらくやられてしまったか、退却したのだろう。
数時間前からメビウス研究所との連絡も途絶え、アルテミスは圧倒的な数の敵に
囲まれながら、もう何時間も孤独な戦いを続けていた。
(もう、限界だわ・・・)
アルテミスの意識がフッと遠のいた。その時コクピットのパイロットを監視するセン
サーが働き、自動機構が作動した。コクピットの天井からバラ鞭が降りてきて、容
赦なく気を失ったアルテミスの裸の背中を叩き始めたのだ。これもピタゴラス博士
が考案し取り付けた装置だった。ピシッ、ピシッと背中を打たれ続け、気を失って
いたアルテミスが意識を取り戻す。これまで何度も気を失っては、その度にこの自
動機構の世話になっていたアルテミスの背中は、赤い蚯蚓腫れで埋め尽くされ
ていた。
527 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/08 23:01:12
「ううう・・・」
さらに別のチューブが伸びてきて、鉄仮面を被ったアルテミスの口から喉の奥へ
と先端が侵入する。ドクドクと強い興奮剤の入った栄養ドリンクが流し込まれた。
再びアルテミスの心と体に闘志がみなぎってきた。興奮のあまり膀胱が緩み、股
間から血の混じったオシッコが、三角木馬型の操縦シートに垂れ流される。再び
アルテミスはボロボロの鉄屑に近い状態になったキュクロプス1号機を操り、群が
るムカデ型アンドロイドを相手に戦いを再開した。このようにしてアルテミスは、際
限のない、長時間の戦闘に耐え続けているのだった。
528 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/08 23:01:56
衛星軌道上の百足星人の母艦は大パニックになっていた。淳子とヘレンがばら
撒いた酸化剤が、メタン、窒素と混ざり合い、宇宙船内部で誘爆を始めたのだ。酸
化剤は空調システムを通して船内中に広がり、手のつけようがない。
「何があったんだ?」
百足星人の司令官がうろたえていた。
「わかりません。進入した敵の工作員が何らかの手段で破壊を行っているよう
です!」
「被害状況は?」
「連鎖的に船内各所で爆発が起こっています。機関部、居住区、宇宙艇格納庫、
通信設備、全て壊滅しています」
「そんな馬鹿な!」
大ムカデの司令官がそう叫んだ時、司令室も爆風に包まれた。
529 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/08 23:02:35
宇宙海賊の母艦の破壊工作に成功した淳子とヘレンは誘爆を続ける宇宙船の
内部を逃げ回っていた。
「どうして、あたし達を回収してくれないの!」
淳子はヒステリックに叫んだ。
「判らないワン!」
おそらく、地上にいるイカロス司令は、確実に宇宙海賊の母艦が破壊されたのが
確認されるまで、二人のサイボーグ戦士を回収しないつもりなのだろう。前方で爆
発があり、宇宙船の外壁が破れた。船内の大気が恐ろしい勢いで、真空の宇宙
空間へ流出を始める。
「ヘレン!」
「淳子!」
二人は抱き合ったまま、大気の流れに逆らう事ができず、外壁に開いた穴から宇
宙空間へ投げ出された。
「大丈夫だワン。あたし達の体には宇宙服代わりの特殊コーティング液が塗られて
いるのよ。呼吸は酸素マスクで出来るわ」
530 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/08 23:04:19
無重力空間を、全裸で抱き合って漂いながらヘレンは淳子に囁いた。大ムカデたち
が、絶望的になった宇宙母艦から脱出を始めているのが見える。脱出ポッドや生身
のままで真空に飛び出すものもいる。宇宙生物として進化の過程にある百足星人は
宇宙空間でも生存でき、数日間なら呼吸さえも必要としないのだ。眼下には巨大な
青い球のような地球が見え、大気の揺らぎに影響されない満天の星々が綺麗だった。
「ああ、ずっとこのままでいたいわ、ヘレン」
淳子は泣いていた。いくら厳しい訓練を受けたとはいえ、元はただの女子アナなのだ。
「淳子・・・あたしが守ってあげるワン・・・」
ヘレンは急に淳子が愛おしくなり両腕でギュッと抱きしめると、酸素マスクを外して口
づけをした。鼻の穴に差し込まれたチューブから呼吸は続ける事ができる
「むぐっ・・・」
淳子は抵抗をしなかった。二人はしばらく夢中で舌を絡め合った。しばらくするとヘレ
ンは自分の体が痺れて動かなくなっていくのを感じた。
(しまった、忘れていたわ・・・)
淳子の唾液は強烈な麻酔剤なのだった。それから数時間後、二人の体はようやく物
質転送機の白い光輝に包まれ地上に回収された。
531 :
名無し調教中。:05/03/08 23:16:44
面白かったワン!
532 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/08 23:23:12
母船のコントロールを失ったムカデ型アンドロイド達は暴走を始めた。それまで統率され、
組織的に行動していた彼らは、個別のコンピューターの戦闘プログラムに従って、視界に
入る、動く物体や構造物を手当たり次第に破壊し始めた。
「やつらの様子がおかしいわ」
戦闘が行われている軍事基地の敷地から、少し離れた市街地にある高層ビルの屋上で、
戦闘の様子を観察していた城山朋子がすぐに異常に気付いた。ミニスカートの間から逆
さまに生えた顔に、上半身をかがめて双眼鏡を当てている。この時点ですでにネオガイア
星人側の抵抗はほとんど沈黙しており、宇宙港を含む軍事基地はほぼ全域が瓦礫の山
と化している。唯一、遠くで満身創痍の巨大ロボットが1体、虚しい抵抗を続けているだけ
だった。
「チャンスよ、正之。もう一度、エネルギーバリアの発生施設を破壊するわ。」
神田正之が無言でうなずく。顔が緊張でこわばっていた。この日のために以前から周到な
準備を重ねて来たのだ。二人は駆け足で非常階段を伝ってビルを降り、待機していたレジ
スタンスの仲間を呼び寄せた。ワゴン車1台、普通自動車3台、オートバイ2台に、レジスタ
ンスメンバー18人が分乗している。いずれの乗用車にもさざなみ市内の土建会社から調
達したダイナマイトなどの火薬類が満載されており、この乗用車ごと施設に自爆攻撃を仕
掛けるのだ。
533 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/08 23:24:58
「みんな、宇宙人に対する、憎しみを思い出しなさい!例え、命に代えても奴らを地球上
から追い出すのよ!」
朋子がTシャツの首穴から、剥き出しになっている、お尻の真ん中にある口で叱咤激励し
た。口のすぐ前にあるオマンコの襞が興奮でヒクヒクと、閉じたり開いたりして蠢いている。
レジスタンスのメンバーは全員が宇宙人によって妻や恋人、娘を奪われ、生きる希望を
失くした者達ばかりだった。彼らの表情は宇宙人に復讐できる喜びに異様に昂ぶっていた。
「俺の娘は宇宙人どもに射殺されたんだ。輪姦された挙句に、腰の振り方が下手だった
という理由でだ。まだ15歳だったのに、腰の振り方なんて知るはずないじゃないか・・・」
「俺だってローンで買った家を、取り壊されたんだ。基地を造るのに邪魔だっていうだけ
でな。家が無くなった、浮浪者みたいに家族で、公園で寝泊りし、妻は気が変になってど
こかにいっちまった・・・」
憎しみに燃えるレジスタンスのメンバーが乗った車両は、猛スピードで軍事基地へと向か
った。もはや半壊した正門を守る警備兵の姿もない。楽々と敷地内に進入したレジスタン
スたちは、まっしぐらに目標であるエネルギーバリアの発生施設を目指した。
「まずい、ムカデが一匹こっちに向って来るぞ!」
「戦っても勝ち目はないわ、振り切るのよ!」
乗用車の一台がムカデ型アンドロイドの緑色の怪光線を受けて同乗者もろとも吹き飛んだ。
534 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/08 23:25:45
「みんな、止まっちゃだめ!」
朋子がワゴン車の窓を全開にして叫ぶ。レジスタンスの車列が瓦礫を縫うように疾走し、
ようやく目的地のエネルギーバリア発生施設が見えて来た時、生き残っているのは城
山朋子と神田正之の乗ったワゴン車と、オートバイが一台だけだった。施設ではまだ、
数人のネオガイア人兵士が果敢に、近づいて来ようとするムカデ型アンドロイドに対し
て応戦をしている。
「降りろ。朋子」
運転席の正之が断固とした口調で言った。座席に押し付けられるようになった股の間
の顔面から、朋子がじっと見つめる。
「危険を犯すのは、俺一人で充分だ。お前はこの後も、レジスタンスを指導していかな
くてはならない」
朋子はワゴン車の扉を開け、がに股で、道路に降りた。
「正之・・・」
朋子が何か言おうとする前に、正之はワゴン車のアクセルを踏み込んだ。ダイナマイト
を満載したワゴン車は、まっしぐらにエネルギーバリア発生施設の正面玄関で応戦して
いるネオガイア人兵士の一団に突っ込んでいった。
535 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/08 23:26:33
「な、なんだ???」
「うわあああ!」
ムカデ型アンドロイドとの戦いに夢中になっていたネオガイア人兵士たちは、ワゴン車を
阻止することが出来なかった。大音響とともに火柱が噴き上がった。
(正之ーっ!)
最初の作戦通り、正之がワゴン車から飛び降りる余裕はなかった。爆風にあおられなが
ら朋子は心の中で絶叫し、逆さまになった顔面を二筋の涙が伝い落ちた。レジスタンスの
結成当初から、朋子の相談役になり、心の支えになっていた正之を、いつの間にか愛し
ていたのかもしれなかった。やがて、ネオガイア星人の抵抗がやんだ施設にムカデ型ア
ンドロイド数体が侵入し、破壊の仕上げをしてくれる様子を、朋子は思考するのを止め、
呆然と見つめていた。
536 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/08 23:27:19
アメリカ合衆国の首都ワシントンDCのホワイトハウスの地下シェルターでは、大統領始め、
閣僚たちが『ミッション3』の作戦の遂行状況を見守っていた。シェルター内には国防総省と
密接に連絡を取りつつ、米軍全てを把握できる設備が整っている。
「さざなみ市を包むエネルギーバリアが消失しました。」
突如、さざなみ市を監視していた偵察衛星から情報が送られてきた。
「なぜ、急に消えたんだ?」
国防長官が質問する。
「わかりません。衛星軌道上の大型宇宙船の爆発とかかわりがあるのかもしれません」
「原因なんて、どうでも構わん!」
大統領が業を煮やして叫んだ。
「作戦通り、全部隊に攻撃を開始させろ。同盟各国にも開戦の合図を送るんだ」
「わかりました」
537 :
名無し調教中。:05/03/08 23:31:09
くだらねえな。
まさか、こんなのが2ちゃん発の本になると思ってんのかな?
プゲラ
いやっ!おもろいよ。支援
539 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/08 23:47:39
さざなみ市立総合病院は、市街戦に巻き込まれて負傷した市民やフルチン警官、ネオガ
イア星人の兵士、観光客らが運び込まれ、溢れかえっていた。治療の陣頭指揮を取って
いるのは、財銭吾郎教授である。
「ネオガイア星人の方々を優先的に治療しろ。地球人などどうでも構わん。ベットが空いて
ないなら廊下の隅にでも転がしておけ」
財銭教授はネオガイア星人に取り入ろうと必死である。保身のためには平気で同胞の地球
人を売り渡す男だ。
「あ、足が、痛い、助けてくれ・・・」
下半身剥き出しで太腿から血を流して、廊下に横たえられたまま、放置されている、フルチ
ンポリスが財銭教授にすがろうとした。
「ええい、うっとおしい!」
財銭教授はそのフルチンポリスの傷口と股間を、靴底で踏みにじり、蹴飛ばして振り払った。
「ぎゃあああ!」
540 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/08 23:48:33
彼があまりの痛みに気絶するのを尻目に、財銭教授は、さざなみ病院全ての若い看護婦に、
ネオガイア星人負傷者の苦痛を少しでも和らげるため、フェラチオサービスとセックスサービ
スを実施するよう支持を出した。
「失礼します」
ある病室で、看護婦の水島百合枝(22歳)は、ベットに寝かされて手当ての終わっているネオ
ガイア星人兵士の下半身に馬乗りになりズボンを脱がせた。支持されたとおり従順に、サービ
スを行おうとする百合枝はまさに白衣の天使である。
「無理をして、傷口が開くといけませんのでフェラチオで我慢して下さいね」
百合枝は軟体動物のような白人のチンポを指でさすって大きくさせると、パクッと口に含んだ。
「ううう・・・」
ネオガイア星人の兵士がうめき声をあげる。ムカデ型アンドロイドの怪光線で火傷した上半身
が痛むのだ。百合枝は兵士の勃起したチンポを咽喉の奥まで飲み込み、痛みが少しでも和ら
ぐようにと祈りながら懸命にしゃぶった。清楚な白衣の天使に奉仕され、兵士は快楽と苦痛が
入り混じった感覚の中で射精した。
「ああ、苦しい・・・ム、ムカデが、来る・・・」
兵士はうわ言をもらしながらグッタリとして眠りについた。
「また溜まったら、巡回の時に言ってください。・・・お大事に」
百合枝は口に溜まった精液を飲み込むと、ハンカチで唇を拭い、隣のベットに横たわっている
別のネイガイア星人のサービスにとりかかった。
待ってました!毎日チェックした甲斐があったよ。
542 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/09 01:06:51
ストーリーがどうのより、
実在の人物が(名前があて漢字とはいえ)出てるから、
書籍化はまず無理だろうね。。
>>543 後から名前変えればいい。
めざ○しテレビとかそういうのを連想させるものは出版時に思い切ってリライトする。
おおっ!!一気の新作うp乙カレーさまです
急展開!!という感じですね〜〜〜♪
萌え〜〜より『燃え』な感じがイイです!!
最終決戦近し!!という感じですね
546 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/10 08:06:02
出版時に不適切な表現やエピソードは変更、削除してもらって構いません。
問題は出版してくれるような出版社があるかどうか、ということです。物語を書き
続けつつオファーが来るのを待とうと思います。ただ、物語自体は無限に続くので、
区切りがつきません。
電車男はもともと裏で企画があったから書籍化したのであって
2ちゃんの一スレッドからわざわざ目をつけるような出版社なんてあるかな・・・
オカ板で怖い話をまとめたスレが本になった事はあるけど、
あれもまとめサイト発だったし。
あ、でもこのスレもまとめサイトはあるのか。
じゃあ、あわよくば・・?
他に2ちゃん発の書籍って何がある?
「コトデンくるまおとこ」がどうして「でんしゃおとこ」に変化したのかを知りたい物だ。
549 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/15 12:43:30
朝倉小百合(25歳)は天井からワイヤーで吊るされ、ただ殴られるだけの生活を送っていた。
手足は手術で切り落とされ、ダルマ状態になっている。もう、この場所に吊り下げられてから
どれぐらいの月日が経ったのかは判らない。最初、吊り下げられた時は生身の体だったのだ
が、顔やボディを殴られる度に、内臓や器官が破裂し、その度に人口臓器に置き換えられて
いる。今では胃、肝臓、すい臓、腸などは衝撃に強い合成ゴム製の臓器になり、顔面も、何度
も陥没し、その度にシリコンを注入されて修復整形されていた。
(今日は誰も、あたしを殴りに来ないのね・・・)
小百合はボンヤリと考えた。小百合が全裸で吊るされているのは宇宙母艦オリンポスの娯楽
室で、周囲には様々な3Dグラフィックスの電子ゲーム機や、室内スポーツのセットが置かれ
ている。小百合は乗組員の娯楽のための人間サンドバックなのだ。なぜか、いつも、非番の
乗組員達で溢れている娯楽室は、今日に限って、全く訪問者がいなかった。
(こんな事、初めて・・・でも、あたしには、どうだっていいわ・・・)
小百合は自暴自得に考え、腫上がった目を閉じた。小百合の全身は青痣や打撲傷で紫色に
変色しており、顔は腫上がっている。歯もほとんどが折れ飛び、3日前にへし折られた鼻柱は
修復されずに、ズキズキと痛んでいた。
(あたし、なぜこんな所にいるのかしら。昔は、会社に行って仕事をするのが嫌で、月曜日の
朝は憂鬱で起きれなかったけど。・・・確かに、ずっと何もしないで生きていけたらいいなって
考えた事はあるけど。・・・だからってこんな運命、ひどすぎないかしら。ああ、神様、助けて・・・)
550 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/15 12:44:12
小百合が何度も繰り返してきた、同じ思いに飽きて、ウトウトと眠りかけた時、娯楽室の扉が
開き、レーザー銃を片手に持った、数人のネオガイア星人の兵士が駆け込んできた。彼らの
中には負傷し、スペーススーツを血に染めている者もいた。
「テッセウス隊長!左足をやられました。先に行って下さい!」
「いや、しばらくここに篭城しよう。ドアにバリケードを作ってくれ」
隊長らしき男が指示をし、部下の兵士たちがゲーム機や椅子などを運んで扉の前に積み上
げた。
「やつらの様子、おかしいと思わんか?最初の頃と比べて行動パターンが乱れている。」
「ムカデ野郎ども、コンピューターがイカレちまったんじゃないですか?」
「かもしれん」
白兵戦コマンド隊長のテッセウスは苦々しく表情を歪めた。部下の半数以上が侵入したムカデ
型アンドロイドによって死傷している。宇宙母艦オリンポス内部は半分が白兵戦によって破壊
され、廃墟と化していた。ここ数時間、ヘラクレス提督からの連絡も途絶え、全体の戦況が全
く掴めない。それでも艦内に侵入したムカデ型アンドロイドの数は、エリート部隊である白兵戦
コマンドの活躍で一匹づつ倒され、着実に減っているはずだった。
551 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/15 12:44:50
「しばらく休息したら、もう一度打って出よう。あと一息だ。海賊どもの戦力も無限ではない
はずだ」
テッセウスは傷ついた部下を励まそうとした。その時、艦体が大きく揺れ、兵士たちは床に
叩きつけられた。
「な、なんだ!」
テッセウスの携帯用通信機にオリンポスの司令室から連絡が入った。
「テッセウス隊長。地球人が攻撃を仕掛けてきました。さざなみ市上空に飛来した数百機の
航空機から大量の爆弾を落としています。非常に原始的なものですが、バリアが作動しま
せん」
「なんだと、原始人ごときに・・・」
さざなみ市のバリアはレジスタンスの手によって解除され、オリンポス自体のバリアもムカ
デ型アンドロイドとの白兵戦の結果、伝達システムがどこかで切断されているらしく司令室
からのコントロールに反応しない。立て続けに行われる絨毯爆撃による振動は一度だけで
なく、ネオガイア人兵士達は立っていることも出来なかった。
552 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/15 12:45:55
戦闘シーン、書くの、そろそろ飽きてきました。
553 :
名無し調教中。:05/03/15 14:12:53
読む方も、疲れ気味です〜。
でも、こんだけ書く方がしんどいか。
554 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/15 17:07:06
そろそろ終わらせます。
555 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/15 17:56:24
海賊の襲撃が始まってから3日目の朝が来た。銀河警察は今だ到着しない。百足星人
の母艦は破壊されたものの地上に取り残されたムカデ型アンドロイドの生き残りが無差別
に破壊活動を続けている。さらにこの機に乗じて米軍の総攻撃が始まった。
「さざなみ市を包囲していた地球人の地上部隊が市内に侵攻を開始しました」
植民地総督府ビルの管制センターでオペレーターがヘラクレス提督に告げた。
「迎撃出来る部隊はおらんのか?」
「百足星人との戦いですでに味方は壊滅しています」
米軍、航空自衛隊を中心とし、韓国、中国、ロシアなどの空軍がさざなみ市に空爆を続け
ている。宇宙港のオリンポスから対空砲火が行われていたが、人海戦術を取る多国籍軍
を阻止することは出来なかった。
「提督、そろそろ、ここも危険です。幸い、このビルに侵入した百足星人のアンドロイドは撃
退しました。地下の転送機から脱出して下さい」
「どこへ逃げるというのだ!」
ヘラクレス提督が叫んだ瞬間、ステルス爆撃機の放った対地ミサイルが総督府ビルを直撃
した。
「うわあああっ!」
爆風で天井が落ちてきて、管制センターは押しつぶされた。
556 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/15 18:17:10
さざなみ市民たちは歓声を上げていた。約一年ぶりに宇宙人の支配から開放されたのだ。
屈辱と忍耐の時期は終わった。ジープや戦車、軍用トラックに乗って市内に入ってくる陸
上自衛隊の隊員たちを、市民は道路に繰り出し、熱狂的に出迎えた。また、あちこちで生
き残っているネオガイア人がリンチされ血祭りにあげられた。
「我々は勝ったぞ!とうとう宇宙人に勝ったんだ!」
「これでもう、元の生活に戻れるのね」
「ああ、そうだ。改造されたり、実験に使われたりした奴らは、もう元には戻らないけどな」
レジスタンスのリーダー、城山朋子も自衛隊員たちが市内を行進する様を見て、勝利に打
ち震えていた。
(正之、やったわ。あなたの犠牲は無駄ではなかったのよ!あたしの体はもう、地球の医学
では元には戻せないと思うけど、そんなの構わない)
さざなみ港からはアメリカの海兵隊が上陸を開始している。朋子は国家公安庁の本部に連
絡を取り、一年前のオリンポス潜入から、レジスタンス活動に至るまでの経緯を、上司に報
告した。
557 :
名無し調教中。:05/03/15 22:29:05
とうとう終わる方向で話を持っていくのですか。
お疲れ様でした。
できればお気に入りの話は番外編で続けて欲しいです。
アイディア豊富だし面白いし
文章まとめて出版社めぐりしてみるといいかも。
目にとめてくれる編集がいるかもよ。
でも作者さんお忙しいかな…。
559 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/17 10:00:02
アルテミスの操縦する巨大ロボット、キュクロプス1号機が自衛隊の戦車部隊に包囲され
ていた。3日間に渡って戦い続けたロボットの機体はすでに損傷が激しく、限界にきている。
パイロットのアルテミスは強制的に注入される栄養ドリンクによってどうにか意識を保って
いたが、オマンコを始め、体中から出血し、コクピットで血だるまになっていた。
「戦車長、照準定まりました。」
「よし、撃てええっ!」
陸上自衛隊の90式戦車の主砲が火を噴き、キュクロプス1号機のボディに命中した。もと
もとは、地球人の通常兵器の攻撃には耐えられるように装甲が設計されているのだが、百
足星人との戦いで至るところに亀裂が入っており、砲弾が命中するとあっけなく装甲が破
れた。
「いやああああ!」
コクピットのコントロールパネルがショートして爆発した。ロボットの機体が前のめりに倒れ、
地響きを立てて地面に激突するとそのまま動かなくなった。
「やりました。命中です!」
「ざまあみろ、宇宙人!」
560 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/17 10:00:46
アルテミスはコクピットから這い出した。通常、パイロットの逃亡を防ぐため、作戦終了
までコクピットを内側から開けることは出来ないのだが、ロックが破壊されてしまってい
るようだった。全裸で血だるまの状態でよろよろと逃亡しようとするアルテミスに、戦闘の
様子を建物の影からうかがっていた地球人の暴徒が襲い掛かった。
「女だ!パイロットの女が逃げるぞ!」
「逃がすな、やっちまえ。宇宙人に仕返しをするんだ。」
「今まで、やってきたことの償いをさせろ!」
3日間不眠不休で戦い続けてきたアルテミスに、暴徒に抗う力は残っていなかった。大勢
の怒り狂った地球人に取り囲まれたアルテミスは、道路に引きずり倒され、全身に無数の
殴打や蹴りを浴びることになった。
(ああ、なんて気持ちいいのかしら。あたしを殴って気がすむのなら、もっとやってちょう
だい!このまま死んでもいいわ。あたし、マゾに生まれた事を後悔はしていない・・・)
アルテミスの自我は、体に加えられる痛みを快楽としてしか認識していなかった。快楽物
質エンドルフィンが大量に脳内に分泌され、至福の幸福感の中で序々にアルテミスの意
識は消えていった。
561 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/17 10:20:03
戦闘開始から4日目の朝を迎えた。市民たちが解放された喜びに浸るさざなみ市上空に、
未確認飛行物体が現れた。
「地球人ガ勝利シテイル。ナゼダ?」
時間管理局のタイムマシンだった。
「判ラナイ。コノ時点デ、ネオガイア星人ガ撃退サレルト言ウ事実ハ、歴史ニハナイコトダ。
修正シナクテハナラナイ」
「修正シナクテハナラナイ。ソシテ、ナゼ歴史ガ変ワッテシマッタノカ、ソノ原因ヲ突キ止メナ
クテハナラナイ」
「管理局本部ニ報告シ、応援ヲ要請シヨウ」
時間管理局員は遥か別の時代にある管理局本部に時空間通信を送り、新たな指示がある
まで、現在位置に留まって、監視を続けることにした。
562 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/17 11:45:14
「ピタゴラス博士、思わぬ展開になりました。これから、どうしますか?」
さざなみ港の沖合いに不時着している高速巡洋艦『スパルタ』の仮設司令室で、イカロス司
令が尋ねた。機関部をやられ、動けないスパルタは海上自衛隊の護衛艦数隻と、アメリカ海
軍の原子力潜水艦の部隊に包囲されている。スパルタの反撃を恐れているのか、タイミング
を見計らっているのか、地球人はまだ手出しをしてこない。
「どうもこうもないわい。地球人ども、大人しく、わしの実験材料になっておれば良いものを!」
ピタゴラス博士はヤケクソ気味に叫んだ。
「そろそろ、銀河警察が到着するころじゃ。少し癪じゃが、グレイに救助を求めるしかあるまい」
「そうですね。しかし、グレイは我々のために地球を取り戻してはくれないでしょう」
「そりゃそうじゃ、元々、地球はグレイの人間狩りのための自然保護地区だ。それを我々が強
引に利権を確保しようとしたのじゃからな」
「地球は我々の先祖が生まれた場所です。我々にとっては聖なる星です。確保しようとして当
たり前じゃないですか?こんな辺境の星ひとつ、グレイにとって何の価値もないでしょう。彼ら
は遊びのための狩猟惑星など、他にいくらでも持っているじゃないですか?」
563 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/17 11:46:17
「そのことじゃが、地球はグレイにとっても聖なる星だという噂がある・・・」
「それは、どういう意味ですか?」
ピタゴラス博士が呟いた言葉に、イカロスが驚いて聞き返した。
「聖なる星というのは星間航行種族にとっては、多くの場合、種族の発祥の地を意味する」
ピタゴラス博士が話し始めた。
「グレイが地球で発祥したとでもいうのですか?」
「グレイは遥か太古の昔から地球の監視を続けてきた。それも、時々、人間狩りを行う以外、
全く資源や自然環境には手を付ずにだ。・・・では逆に聞くが、3000万年前から銀河系を支
配してきたというグレイが、いつ、どこで生まれたか君は知っているのかね?」
「いえ、それは・・・そのことはグレイの最高機密とされ、我々のような下等種族が詮索するこ
とはタブーとされています。実際には、あまりにも昔のことなのでグレイ自身ですら忘れてし
まっているのではないか、と考える者もいます」
「そうだな。じゃが、彼らとて生き物だ。いつか、どこかの星で生まれたことには間違いあるま
い・・・。まあ、これは噂だ、忘れてくれ。そんなことよりも、目の前に迫っている事態をどう回
避するかだ」
イカロスは現実に戻った。
「百足星人の母艦の破壊に成功したサイボーグ戦士2体は回収しました。彼女たちを使って、
地球人に特攻作戦をかけますか?」
イカロス司令は容赦なく言った。回収されたばかりの淳子とヘレンは傷つき、クタクタになっ
て治療カプセルの中で眠っている。その彼女らを、傷が回復する暇もなく、再び特攻作戦
に使おうというのだ。
「そうじゃな。ま、時間稼ぎにはなるか・・・」
ピタゴラス博士も同意した。ネオガイア星人が半文明人である地球人ごときに敗北したなど
とは、どう考えても納得がいかなかった。
564 :
作者 ◆zCS1o.kilU :05/03/17 12:01:47
>>558 物語は終わりません。ストーリーがSMから離れてしまっているのでこのエピソードが終わったら
SMにもどします。ただ、アイデアの枯渇とマンネリ化でどうしても質が落ちていくのは避けられません。
随時アイデアを出して頂けると助かります。
今までに出していただいたアイデアの中で、524さんのアイデアと、前スレの祭りネタは、検討中です。
確かにドンドン規模が大きくなってきていますね
漏れ的には大いに有りなのですがスレ的には
違う方向かも。何とか終わらせて頂いて一から全く違う話に
するのもありかと思いますが
あと少し作者様がんがって下さいませ
566 :
名無し調教中。:2005/03/23(水) 07:22:07
age
567 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/03/24(木) 10:03:49
戦闘開始後、5日目の朝を迎えた。宇宙海賊襲撃の通報を受けた銀河警察の
パトロール船10隻がようやく地球上空に到着した。
「ヤ・グ・オイ閣下。宇宙海賊の母艦は、ネオガイア星人によって破壊されてい
るようです。」
「海賊の生き残りどもを徹底的に捜索しろ。一人残らず逮捕するのだ」
艦隊を率いるグレイの司令官は、このところ頻発する海賊被害に頭を痛めてい
た。
「ネオガイア星人がこの星の原住民に襲撃されているようですが・・・我々に救助
を求めているものもいます。」
「原住民?それは我々の管轄外だ。銀河警察は慈善団体ではないぞ。そもそも
この星は自然保護地区のはずだ。勝手に入り込んだネオガイア星人のケツをな
ぜ我々が拭かねばならん?とりあえず、救助を求めているやつらは収容してや
れ。しかし、この星にいる数万人のネオガイア星人全員を収容するわけにはいか
ん。海賊の逮捕が最優先だ」
こうして、ピタゴラス博士とイカロス、タンタロス他、高速巡洋艦『スパルタ』の生き
残りだけが、銀河警察によって救助された。
568 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/03/24(木) 10:04:37
東京に住む瀬戸谷妙子(28歳、オリンピック、スキー選手)は夫の光樹(26歳、
高校体育教師)と一緒にテレビのニュースを見ていた。
『昨年来より、宇宙人に占拠されておりました東海地方のさざなみ市が、多国籍軍
の攻撃によって解放されました。市内は市街戦や空爆でかなりの被害をこうむった
模様ですが、市民は熱狂的な喜びの表情で多国籍軍の兵士を迎えているようです』
「ふーん。宇宙人ってどんな奴らなんだろ?」
妙子は興味津々だった。噂では地球人とほとんど変わらない、と言う話しだ。
『なお、解放されたさざなみ市内では、敗北した宇宙人に対するリンチや暴行が行
われているようです。』
白人そっくりの若いネオガイア星人の男性が市民たちに袋叩きにされている凄惨な
映像が映し出された。
『わざわざ、全国から宇宙人狩りに集まってきている人達もいるようですね』
ニュースキャスターのコメントを聞いて、妙子の瞳がキラリと輝いた。
「光樹、あたし達もさざなみ市に行こうか?」
「えっ、なんで?何しに行くの?危ないよ」
「宇宙人狩りに参加するの。あたしが、白人好きだってあんた、知ってるでしょ。」
「でも仕事が・・・」
「そんなもの、体調が悪いって言って休めばいいじゃん。あんた、あたしの命令が
聞けないの」
「いや、そんな訳じゃ・・・」
次の日、妙子と光樹はマイカーに乗って、ピクニック気分で、さざなみ市に向かった。
569 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/03/24(木) 22:59:39
リアルの仕事があまりにも忙しく、ほとんど書けない状況が1ヶ月以上続いています。
趣味を優先するわけにもいかないし、時間が欲しいなあ。
>>作者タソ
だいたい作者がどういう趣味の持ち主かはわかった。
ギリシャ・ローマ神話と、日本史、西洋史に詳しい。
SFはアメリカ、イギリス、旧ソ連の「古典」から眉村卓あたりの前衛的な作品までくまなくカバー。
スペースオペラ以外の作品もこっそり読んでいる。
好きな女性のタイプは金髪のアマゾネス。毎朝めざましテレビを見ている。
ここまでプロファイリングできたが、どこに住んでいるか、どういう職業に就いているかは
未だにわからない。。。
571 :
名無し調教中。:2005/03/31(木) 16:13:30
保守
572 :
487:2005/04/02(土) 21:16:26
最近、更新がすくなくて残念です。
次はどんな展開なのでしょうか?
地球人によるネオガイア人の捕虜虐待がありそうですね。
とまっている物語の続きも気になります。
個人的にはエロではありませんがネオガイア人の
残していった科学技術による地球人側の軍事力向上を
期待してます。
科学技術となると、解明に博士が必要だな。
肉体改造を受けた人たちを治すため、生物博士のマイケルが頑張ってくれるワケだ。
さぁマイケル、身重の体で頑張るンダ。
574 :
487:2005/04/04(月) 08:28:11
マイケル、そんな話もありましたね。
あんまり急展開で忘れていました。
ぜひ活躍して欲しいものですね。
575 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/07(木) 09:43:39
東京からさざなみ市へは高速道路を使って約3時間の距離である。数日前までは
陸上自衛隊によって封鎖されていたのだが、宇宙人が撃退された今、さざなみ市
へ入るのを阻むものは何もない。妙子と光樹の乗ったマイカーは自衛隊の陣地跡
を通り抜け、さざなみ市内へと入っていった。市内は爆撃や市街戦による被害が著
しく、まだあちこちで火災による噴煙が上がっている。
「妙ちゃん、やっぱり止めようよ・・・」
車を運転する光樹が泣きそうな顔で言った。
「なに言ってるの!こんなチャンス滅多にないわ。若い宇宙人の男を捕まえて、強姦
するのよ」
「それが目的だったんだ・・・」
妙子と光樹は負傷したネオガイア人を探して、さざなみ市内を縦横無尽に、車を走
らせた。市内には彼らと同じく、ネオガイア人の残党狩りをする自衛隊員や米軍、一
般市民の姿があちこちに見受けられる。走り回る事、約2時間、ようやく妙子は目的
のものを見つけた。
「光樹、止まって!」
停車した車から降りた妙子は、道端にうずくまっている銀色のスペーススーツを着た
白人の男に近づいていった。男はまだ若く、腹部から出血し、スペーススーツを赤く
染めている。彼の名はレオン、ネオガイア宇宙軍の下級兵士で21歳、まだ軍に入隊
したばかりだった。
576 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/07(木) 09:44:12
「光樹、押さえろ」
光樹は条件反射でほとんどどんな事でも妙子の命令に従ってしまう。光樹がネ
オガイア人兵士の背後に回り込み、羽交い絞めにしたが、出血多量で意識を失い
かけているレオンはぐったりとして抵抗しなかった。
「どうやって脱がせるんだ、この服・・・」
妙子は悪戦苦闘して、レオンのスペーススーツのズボンを脱がせると下半身を剥
き出しにさせた。妙子は久しぶりに見る白人のチンポに舌なめずりをした。
「おらっ!立たせろよっ!」
妙子が出血多量で萎縮しているチンポを蹴り上げるとレオンが意識を取り戻し、悲
鳴を上げた。
「立たせろって言ってんだ!」
妙子は、なおも勃起しないレオンのチンポを靴のかかとでグリグリと踏みにじった。
「立たせないと、このまま踏み潰すよ!」
光樹は妻の蛮行に、レオンを羽交い絞めにしたまま目を背けている。結婚して4年
になるが、その間に妻のサディスティックな性癖に慣らされてしまっていた。
「やめろ、地球人・・・原始人め。我々に危害を加えると、ただでは済まんぞ・・・」
レオンが自分の体に加えられている蛮行に抗議した。
「うるせえんだよ!」
577 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/07(木) 09:44:55
靴底に摩擦され、ようやくレオンのチンポが勃起してきた。同時に腹部の傷口が
開きドクドクと出血が始まる。お構いなしに妙子は自分もズボンとパンティを脱ぎ
去るとレオンの腰の上に馬乗りになった。
「やめてくれ・・・」
レオンが弱々しく抗議したが、スキーで鍛え上げた妙子の下半身はガッチリとした
筋肉の固まりが盛り上がっており、挟み込まれると、並大抵の力では振りほどく
事は出来ない。若い白人男性を犯す、サディスティックな興奮に我を忘れた妙子は、
レオンの顔面を左右の拳で交互に殴りながら腰を降り始めた。
「ぐふっ、ぐほっ・・・」
レオンは潰れた鼻からの鼻血と、腹部からの出血で、射精とともに息絶えた。
「妙ちゃん、この人、死んじゃったんじゃない?」
「つまんねんな、もう終わりかよ。・・・光樹、ボヤボヤしてんじゃねえよ、次、探し
に行くよ。」
妙子はパンティとズボンを履くと、レオンの亡骸を置き去りにし、次の獲物を探すた
めにマイカーに乗り込んだ。
578 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/07(木) 19:24:24
次の獲物を求めて、マイカーで走り回る事1時間、妙子と光樹は異様なものを目
にした。全裸の女二人に手綱を着けて引かせた馬車に、若い男女二人のネオガ
イア人が乗って、前方から疾走してくるのだ。
「見て、光樹!何なのあれ?」
光樹と妙子は人間馬車を見るのは始めてだった。人間馬車に乗っているのは地
球に新婚旅行に来ていて、海賊の襲撃に巻き込まれたネストール(26歳)とアリ
アドネ(23歳)の新婚カップルでネオガイア星の民間人である。人間馬車を引い
ているのは宇宙人の観光業者に拉致されたドイツ人女性とオランダ人女性だった。
二人とも若く美人だったが、人間馬として必要の無い両腕は、肩からスッパリと
切除され、背中は乗客に振るわれた鞭跡で埋め尽くされていた。 ネストールとア
リアドネの新婚カップルは、襲ってくる暴徒から逃げるため、市内観光用の人間
馬車に乗って逃げ回っていたのだった。
「あいつらを捕まえよう」
妙子は光樹に車を横向きに停車させ、人間馬車の行く手を阻ませた。立ち往生し、
Uターンしようとする人間馬車に、妙子は果敢にもよじ登り、ネオガイア人のカップ
ルに襲い掛かった。
579 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/07(木) 19:24:55
「きゃああ!また地球人よっ!」
「くそっ!こいつら、よほど俺達に恨みがあるのか」
ネストールとアリアドネは軍人ではないため、特に武器も持っておらず、格闘技
の経験も全くない。服装もスペーススーツではなく露出度の高い、ネイガイア製
の普通のカジュアルなものを身に着けていた。
「がおおおおっ!」
妙子は雄叫びを上げながらネストールに掴みかかった。
「光樹!女の方を取り押さえて!そっちは、あなたの好きにしていいからっ!」
光樹は、気が進まなかったが妻の命令には逆らえず、自分も馬車によじ登ると、
悲鳴を上げているアリアドネを組み敷いた。メタルチックな素材で出来た衣服を
力づくで、剥ぎ取っていく。光樹も元スポーツ選手なので筋力はかなりある。運の
悪いネオガイア人の新婚夫婦は、あっさりと暴力に屈し、殴られながら野蛮な地
球人にレイプされた。
580 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/07(木) 20:09:10
有川菜摘(22歳)とマイケル・パッカード博士(36歳)の夫婦はボロアパートで
テレビのニュースにかじり付いて事態の成り行きを見守っていた。二人はネオ
ガイア星人の生体実験によって首から下を入れ替えられ、全裸の日常生活を
強要されている。その上、マイケルは妊娠までさせられ、男の子を出産させら
れていた。生後2ヶ月のその赤ちゃんは、黒人と日本人のハーフで、名前はロ
バート・パッカードと名づけられており、毎日、元気にマイケルの胸に抱かれて
母乳を吸っている。宇宙海賊の襲撃が始まって以来、交通機関が止まってい
るため、菜摘は職場である港湾の倉庫に出勤できない日々が続いていた。
「ねえ、マイケル。ニュースで宇宙人が撃退されて、さざなみ市が解放されたっ
て言ってるけど、本当かしら?」
菜摘が夫(妻?)であるマイケルに尋ねた。
「やつらが、そんな簡単にやられるとは思えないな・・・」
今まで散々、ネオガイア星人の科学力を見せ付けられてきた、マイケルも半信
半疑だった。
「仮に解放されたとしても、俺達の体はどうなるんだ?地球の医学では元に戻
せないだろう。一生こんな体で世間の笑いものになりながら、生きていくしかな
い。いっそ、二人で見世物小屋でも始めるか」
マイケルはヤケクソ気味だった。もともとマイケルは米軍の秘密施設で働く博士
号を持った優秀な生物学者だったのだ。
581 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/07(木) 20:09:54
「やめてよ、そんな冗談!」
二人の仲が険悪なムードになった時、玄関のチャイムが鳴った。
「誰かしら」
このアパートに引っ越して来て以来、異形の二人を訪ねてくるものなど滅多にい
ない。マイケルがチェーンとロックを外してドアを開けると、サングラスに黒いスー
ツの白人男性が立っていた。
「マイケル・パッカード博士ですね?」
「え、ええ・・・」
「CIAのリチャード・ファーマーというものです。レジスタンス組織からあなたがここ
に住んでいるという情報を聞いてきました。あなたを保護します」
マイケルは、待ちわびていた救いの手が来たことが信じられないようだった。
「待ってくれ、妻と子供がいるんだ。それに俺達の首には奴隷管理用の首輪が嵌
められていて逃げられないようにされている・・・」
CIAのリチャードは、首から下が白い女の体になっている全裸のマイケルの姿を
痛々しげに眺めながら答えた。
「もちろん、奥さんと子供も同伴して頂いて結構です。宇宙人が壊滅した今、その
首輪の効力も消えていると思われますが・・・」
582 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/07(木) 20:10:37
マイケルはなおも躊躇した。宇宙人に虐待され屈辱を受け続けた日々が、マイケル
の心に深くトラウマとなって根を張っているのだ。
「我々は宇宙人の残していった科学技術の解明を急いでいます。おそらく戦いはこ
れで終わりではない。一度あったことは二度あるといいます。いつまた宇宙人が襲
来するか判らない。その日のために我々の科学技術の向上と軍事力の増強が急
務なのです。そのためにはあなたの助力が必要です!」
マイケルは突然の出来事によく事態が飲み込めず、フラフラとアパートの居間に戻
ると、菜摘に事情を説明した。そして、夫婦で話し合った結果、身の回りのものだけ
をかき集めると、黒服の男に案内されて、アパートの前に用意されていた防弾ガラ
スつきのベンツに乗り込んだ。
583 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/07(木) 20:39:35
最初に宇宙海賊が襲撃してきた時から15日目を向かえた。母艦から脱出した
生き残りの百足星人はほぼ全員が銀河警察によって逮捕され、その銀河警察
の艦隊もすでに引き上げて、地球上空から姿を消している。地上ではネオガイ
ア星人の拠点となっていたさざなみ市が米軍や自衛隊の手によって解放され、
取り残された数万人のネオガイア星人がリンチや虐殺の対象となっていた。地
球人は戦勝気分に浮かれていたが、この時になってやっと、ネオガイア本星か
ら救援艦隊が到着した。ネオガイア星宇宙艦隊の司令長官であるポセイドン提
督に率いられた、20隻の大型艦からなる大艦隊である。
「提督!ひどい状況になっています」
ポセイドン提督は苦虫を噛み潰したような顔をした。
「ヘラクレスめ、しくじりおったな。これでは、どれほどの犠牲者が出たかはかり
しれん。地球の野蛮人どもに、お灸を据えねばならんな」
ポセイドン提督はX線望遠鏡で送られてくる地表の様子を、旗艦の司令室の大
スクリーンで見ながら、これからどうしようかと考えた。
「艦隊を分散し、地球の主要都市の上空に散開させろ。デモンストレーションに
大都市をひとつエネルギー砲で消してやれ。その後に地球人にむけて降伏勧
告を行う」
「はっ!」
584 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/07(木) 20:40:25
ポセイドン提督の指示通り、インドの都市のひとつがエネルギー砲の集中砲火
で消し去られた。そして、全世界に向けて電波ジャックによる降伏勧告の放送が
行われた。数時間の間、ポセイドン提督はイライラしながら、地球の電波に周波
数を合わせた回線で返答を待った。
「反応はどうだ?」
「それが、地球人どもなかなか、返答してきません・・・あっ、ただいま通信が入り
ました、日本という地方国家が降伏勧告に応じてきました。」
「日本?どの辺の国だ?」
「ヘラクレス提督が拠点を築いていた地域の周辺を統治している国のようです」
「我々の力を一番よく、肌身で感じて知っているというわけか。よし、とりあえずそ
の国と交渉しよう」
ポセイドン提督は旗艦を地球へ降下させることにした。
585 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/07(木) 21:23:00
翌日、東京湾に着水したポセイドン提督の旗艦上で、日本政府とネオガイア星人と
の間で調印式が行われた。日本の閣僚たちは総理大臣を始め全員が出席し、各国
のマスコミもやってきて、地球上で最初に降伏勧告を受け入れた国家の調印式とし
て、全世界に中継されることになった。
「お前ら、全員裸になれ」
ポセイドン提督は正装でやってきた日本の閣僚たちに、いきなり高圧的な態度で言
った。閣僚達が思いもかけないことを言われて躊躇していると、ポセイドン提督が怒
鳴りだした。
「早くやれ!大気圏外から艦隊のエネルギー砲がお前らの国に向けられている事
を忘れるな!このちっぽけな島国全土を灰にすることなど意図も簡単にやれるん
だぞ!」
「・・・しょうがない、みんな言う通りにするんだ」
総理大臣に促されて閣僚たちはしぶしぶ服を脱ぎ始めた。50歳から70歳までの
老人たちで、女性の閣僚も何人か混じっている。全員が全裸になると、冷たい海風
が身にしみた。
「のろのろするんじゃない!次は、我々の靴の裏を舐めながら、条約の条文を大声
で唱和するんだ。これがネオガイア流の調印式だよ。」
「ううう・・・」
総理大臣は、鷹揚に椅子に座っっているポセイドン提督の足元にひざまづき、銀色
のスペーススーツのブーツをささげ持って、舌を伸ばし靴の裏を舐め始めた。他の閣
僚達もそれぞれ、ネオガイア星人幹部の足元にひざまづき、ブーツを舐め始める。
悔しさのあまり涙を流している閣僚もいたが、多くは汚い政争の中をのし上がってき
た腹黒い者達ばかりで、これぐらいの屈辱など、屁とも思っていない者もいた。
586 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/07(木) 21:23:45
「ううう、国辱だ・・・」
総理大臣はつぶやいた。この様子は全世界に中継されているのだ。
「ひとーつ、我々はネオガイア星人様には逆らいません!何をされても、ネオガイ
ア星人様の治外法権を認めまーす!ふたーつ、さざなみ市周辺の地域をこれま
で通りネオガイア星人様に割譲しまーす。それ以外の国内においても、ネオガイ
ア星人様の基地や施設の建設に進んで協力しまーす!みっつ、関税自主権を放
棄し、ネオガイア星企業様の進出を進んで受け入れまーす!よっつ、日本の憲法、
法律はネオガイア星人様の意向により自在に変更出来るものとしまーす。いつー
つ、人体実験のモルモットや科学実験の実験場の提供は進んで行いまーす。む
っつ・・・・」
屈辱的な姿で、一方的に押し付けられた条約を、長々と読み上げる日本の閣僚達
の姿を中継で見て、降伏するかどうか迷っていた各国の首脳たちは、やはりアメリ
カを中心として徹底抗戦をすることを決意した。
587 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/07(木) 21:42:20
「歴史ガ、大筋デ、正シイ方向ニ修正サレタ。地球人ハ未来永劫ネオガイア星
人ノ支配ヲ受ケナケレバナラナイ。」
タイムマシンの中で事の成り行きを見守っていた時間管理局の監視員は少し
ホッとしたようだった。
「シカシ、ナゼ、一瞬ダガ、地球人ノ反撃ガ成功シタノダ?時間犯罪者ガ関与
シタノカ?」
「ソレニツイテハ、現在、別ノ捜査班ガ調査中ダ。モシ同ジヨウナ事態ガ、今後
モ発生スルヨウナラ、管理局ガ直接武力介入ヲシテデモ、地球人ノ反撃ヲ止メ
ネバナラナイ。ソウデナケレバ歴史ガ変ワッテシマウ。地球人ハ全テ、ネオガイ
ア星人ノ家畜ニナル運命ナノダ」
「ソウナノダ」
今回の一件で時間管理局の事件ファイルにまた一つ深い謎が残った。
588 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/07(木) 21:43:29
445から続くエピソードがやっと終わった。
お疲れ様ー
乙カレーさまですた
超大作になりましたねぇ〜〜
次回作はどうなるのかなぁ〜〜
ユクーリ構想練ってくださいませ
591 :
573:2005/04/10(日) 08:26:32
お疲れ様ー。
マイケルが日本から逃れられてヨカッタヨカッタ。
・・・でも首輪がまだ付いてんだよなぁ。
日本が降伏した今、またもやピンチですか?
592 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/13(水) 21:17:46
高原沙貴(19歳、女子大生)の生活は多忙を極めていた。昼間は私立大学の
文学部英文科に通い、夜は、高原家の家計を助けるためにファッションヘルスで
アルバイトをしている。自宅にいる間はネオガイア星人の居候、テミストクレスの
陵辱を受け、大学では、弱みを握られた、同級生である浅倉忠文(20歳)への、
セックスフレンドとしての務めを果たさなければならない。忠文の下宿しているワ
ンルームマンションは大学の正門から数分の場所にあり、沙貴は授業の合間に
携帯電話で呼び出されては、セックスの相手をさせられていた。
「高原さん、本当に淫乱なんだね」
忠文は沙貴の弾力のある乳房を揉みしだきながら言った。沙貴の体にはファッシ
ョンヘルスの客につけられたキスマークの跡や、自宅でテミストクレスに付けられ
た鞭跡などが無数にある。忠文は沙貴のオマンコとアナルに一度づつ射精をする
と、スッキリした表情でタバコに火をつけた。
「昨日、デジカメを買ったんだ。君の恥ずかしい姿を撮ってあげようと思ってね」
「いや、恥ずかしい・・・」
「風俗でアルバイトをしているくせに、恥ずかしいも何もないだろう?さあ、大股を開
いて、オマンコがよく見えるようにポーズをとってくれ」
593 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/13(水) 21:18:40
沙貴は忠文の命令に逆らうことは出来なかった。風俗でアルバイトをしている
ことを大学でバラされたくないのだ。言われるがまま、沙貴は激しいセックスが
終わったばかりで、まだピンク色に上気している裸身を、忠文が構えたデジカメ
のレンズの方に向けた。
「いいよ、いいよ。次は四つん這いになって、お尻を高く上げてくれ。もちろん顔
もバッチリ写るようにこっちを向けろよ・・・」
沙貴は様々な恥ずかしいポーズを取らされ、十数枚の写真を撮られた。
「クッ、クッ、クッ・・・この写真をインターネットの掲示板で世界中にバラ巻いて
あげるよ」
沙貴の顔が青ざめた。しかし、忠文はお構いなしにデジカメをパソコンに接続す
ると撮影したばかりの写真をダウンロードし、ネット上のありとあらゆる掲示板に
貼り付け始めた。
「えーと、画像だけじゃ面白くないから、君の実名と自宅の住所、携帯電話の番
号なんかも一緒に書き込んであげるよ。自己紹介は『私は風俗でアルバイトをし
ている淫乱マゾの女子大生です。街で見かけたら気軽に声を掛けて、あたしの
体をお触りしてね』と・・・あ、そうだ、一週間の通学時間帯や経路も書いておけば、
痴漢やストーカーがわんさと集まって来て面白いかもな」
忠文が笑いながらキーボードを叩いている。さすがの沙貴も抗議した。
594 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/13(水) 21:19:21
「そんな・・・お願い、やめて、浅倉君。それだけは許して」
ネオガイア星人の居候が家に来てからというもの、ただでさえ悩み事が多いのだ。
そんなことをされたら、常に変質者に狙われ、沙貴の生活は気の休まる時間がな
くなってしまう。
「うるさいっ、どうせ君は淫乱な女なんだ。一瞬でも男なしではいられない体なん
だろう。だから風俗でバイトしてるんじゃないのか!」
「違うわ、風俗で働いているのは、家の家計が苦しいからよ」
忠文は必死で抗議する沙貴の言葉を、聞く耳を持たずで聞き流し、さっさと画像と
紹介文をアップロードしてしまった。
「さあ、これでもう取り返しがつかないよ。君の恥ずかしい画像は、世界中のインタ
ーネットユーザーがコピーにコピーを繰り返し、未来永劫回収することは出来なく
なったんだ」
沙貴はしくしくと泣き出した。
「君の携帯電話の番号も書き込んだから、いろんな人が電話がを掛けて来ると思
うけど、ちゃんと相手の話をよく聞いて、丁寧に応対するんだぞ。間違っても着信
拒否にしたり、携帯電話を変えたりしたら許さないからな!」
十数分後、早速、沙貴の携帯電話が鳴り始めた。
595 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/14(木) 13:58:41
「おい、電話が鳴ってるぞ」
沙貴が携帯電話に出るのをためらっていると、忠文が注意した。沙貴は恐々と携帯電話
の通話ボタンを押すと、耳に当てた。
「はい、高原です・・・」
「沙貴ちゃん?あ・・・ネットの掲示板、見たんだけど、あれって、書いてること本当?」
見知らぬ男のこもった声だった。沙貴は返答に困り、忠文の方をチラッと見ると、ちゃん
と答えろよ、と言わんばかりに睨んでいる。
「え、ええ、本当のことです・・・」
「じゃあ、あれは、イタズラじゃなかったんだ。へーえ、君、本当に淫乱なの?お金に困っ
て風俗でアルバイトしてるんだって?」
「はい・・・」
「ふーん、今、どんな格好しているの?」
「ベージュのワンピースを着ています。」
「下着は?どんなパンティ履いてるの?」
「パンティは履いていません。普段はノーパン、ノーブラで生活してます」
596 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/14(木) 13:59:18
下着を着けずになるべく露出度の高い服装をする、というのはテミストクレスに強要され
てのことだった。今、沙貴が身に着けている衣服はベージュ系の、ミニでノースリーブス
のワンピースだけだった。
「君って、変態なんだね。じゃあさ、いつもセックスをどんな風にするのか教えてよ」
見知らぬ男の卑猥な質問は延々と続いた。それに対して、沙貴は親切丁寧な口調で事
細かに答えなければならない。
「今日は沙貴ちゃんと楽しい会話が出来てうれしいよ・・・また、気が向いたら電話するか
らさ」
「はい、いつでも電話してください。お待ちしています」
30分ほど会話を続け、やっと電話が切れた。沙貴は全身汗ビッショリになり、疲れ果てて
携帯電話を耳から離した。間髪を入れず、再び呼び出し音が鳴り始めた。次の電話がか
かってきたのだ。
「また、鳴ってるぞ、早く出ろよ」
忠文に即されて、沙貴は泣きそうになりながら、携帯電話を耳に当てた。
「はい、高原です」
「もしもし・・・ネットの掲示板を見たんだけど・・・」
先程とは違う、別の男の声だった。
597 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/14(木) 15:34:38
沙貴の携帯電話はその日から、鳴りっぱなしになった。一日中電話に出続けることは
不可能だったが、時間の許す限りなるべく出なくてはいけない。一日中見知らぬ、電話
の向こうの男達と卑猥な言葉を交わし続け、沙貴は頭がおかしくなりそうだった。さらに
忠文が画像とともに沙貴の住所と一日の行動パターンもネットの掲示板に掲載したため、
複数のストーカーに狙われるハメにもなった。
「行ってきまーす!」
沙貴が大学に行くために家を出ると、見知らぬ車が高原家の玄関から少し離れたところ
に止まっていることに気付いた。運転席には男が乗っており、何気ない素振りをしている
が、横目でジッと家の玄関を出る沙貴の姿を追い求めている。沙貴は背筋に悪寒が走っ
たが気にせず、歩き始めると、今度は、別の中年男が沙貴のすぐ後を、徒歩でつけてき
ていることに気がついた。その男も何気ない素振りで、沙貴の10メートルほど後を、つか
ず離れずに歩いているが、その視線は、蛇のように鋭く、沙貴の体を嘗め回すように見つ
めている。平静を装い、歩き続ける沙貴のポケットではマナーモードになった携帯電話が
昨日からひっきりなしに振動していた。沙貴は朝っぱらから生きた心地もせず、数人の
ストーカーに狙われながらようやく最寄の駅にたどりついた。そして沙貴は学割で買った
定期券で改札口を通ると、大学へと向かういつもの電車に乗り込んだ。実は、沙貴が毎
回、乗り込む車両と、どの扉から乗り込むかという事まで忠文は曜日別に掲示板に書き
込んでおり、沙貴は勝手に車両を変えることを禁止されているのだ。車内は朝の通勤ラ
ッシュで乗客が多く、沙貴が乗り込むと、たちまち年代も様々な、スーツ姿のサラリーマ
ン達にもみくちゃにされた。そして電車が駅を出てしばらくすると、沙貴のくびれたヒップ
に手が伸びてきた。
598 :
名無し調教中。:2005/04/14(木) 15:35:34
(あっ・・・)
今までも何度か電車内で痴漢にあったことはあるが、これほどいきなり、遠慮なく触っ
てこられたのは始めてだった。背後に立つサラリーマン風の男の手は沙貴のスカート
の裾をめくり、ストッキングを履いていない太ももの直肌をまさぐってくる。沙貴はいつ
ものようにノーパンノーブラだったため、スカートの下をガードするものは何もない。背
中合わせのため顔の見えない男は太ももの手触りを充分堪能すると、次は股間の割れ
目に指を伸ばし、ジットリとオマンコ汁で濡れ始めた柔らかい秘肉を摘み上げた。
(ううう・・)
沙貴は、思わず声を上げそうになるのを必死にこらえ、痴漢の男が触りやすいように少
し脚を広げた。もし電車内で痴漢にあった場合、決して邪魔をせず、触りやすいような姿
勢を自ら進んで取るようにと、忠文に厳命されているのだ。一人目の男に体をゆだねて
いると、やがて、別の男の手が沙貴の胸に伸びてきた。
(ああ、あたし、もう訳がわからないわ・・・)
数人の男に体を触られながらも、決して抵抗せず、沙貴はこれから毎日通学しなくては
ならないのだ。あきらかに男たちは、沙貴の画像をアップした掲示板を見て、わざわざ時
間と車両を合わせて待ち構えていた痴漢常習犯達だと思われる。特にグループという訳
ではなく、たまたまネットを見て集まって来てこの場に居合わせただけなのだろう。沙貴は
恐怖と快楽に混乱した頭で大学にたどり着くと、一時間目の授業で顔を合わせた浅倉忠
文に、泣いて訴えた。
599 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/14(木) 15:36:52
「浅倉君、あたし、こんなのがこれから毎日の生活だなんて、とても耐えられないわ。
お願いもう許して」
沙貴は顔を真っ赤にし、半ベソ状態だったが、忠文は冷笑した。
「俺が許すも何も、一旦ネットに出回った情報はもう消す事はできないよ。今、俺に頼ま
れたって実際どうしようもない。いいかい、これがインターネットの怖さなんだ。わかる?
高原さん」
どう考えればいいのか困り果てている、沙貴のポケットでは今も携帯電話が振動を続け
ていた。
「電話が鳴りっぱなしだよ、高原さん。さあ、早く電話にも出なくちゃ。」
「この電話、昨日から、ずっと鳴りっぱなしなのよ!」
「じゃあ、鳴りっぱなしだと早くバッテリーを消耗するから、常に充電器を持ち歩かないとね。
・・・あ、そうだ。どうせマナーモードにしているんだったら、ビニール袋に入れて、オマンコ
に入れて持ち運べばいいじゃん。バイブレーターの代わりになって一石二鳥だよ」
「そんな・・・」
沙貴は自分の身に次々と振りかかる恥辱に精神の糸が切れそうだった。それでも沙貴は
言われるがままに実行するしかない。教室のゴミ箱に捨ててあったビニール袋を拾うとトイ
レに駆け込み、変質者からの電話に、振動し続ける自分の携帯電話をオマンコに挿入した。
「あうううう・・・・」
刺激でオマンコから愛液が流れ出し、たちまち沙貴の股間はヌルヌルになった。快楽に耐
えながら教室にもどると、忠文が言った。
「携帯電話を出し入れするのに、いちいちトイレに行くというのも不便だな。いい事を思いつ
いた。お前の服のポケットの裏地に穴を開けて、そこから手を入れて取り出せるようにしよう」
「うう、はい・・浅倉君の言う通りにします」
歯を食い縛って携帯電話の振動による刺激に耐える沙貴は、自分がもうすぐ気が狂ってしま
うのではないかと感じていた。
600 :
名無し調教中。:2005/04/14(木) 23:48:42
期待あげ
素晴らしい
602 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/18(月) 08:31:25
高原家は、急に家族が増えて賑やかになっていた。生後数ヶ月の高原アキレスと高原豚
子は、健康状態に何の問題もなく、すくすくと育っている。アキレスの母親である玲華は
まだ14歳の中学3年生で、学校に通わなくてはならないため、二人の赤ちゃんの世話は
主に、専業主婦である高原良枝(43歳)が行っている。
「ねえ、お母さん、あたし、また妊娠したみたい」
ある朝、学校に行く準備をしながら玲華が母親である良枝に告げた。
「えっ・・・」
良枝は言葉につまり顔面蒼白になった。アキレスを出産後もテミストクレスの命令で、日夜、
近親相姦の乱交は続けられていたため、当然の結果ではある。高原家に住む男、テミスト
クレス(居候)、博和(実父)、篤志(実兄)のうちの誰の子供であるかは、生まれてくるまで
判らない。良枝は暗澹たる気持ちになった。この異常な家庭環境はどこまでエスカレート
するのか。
「そう・・・じゃあ、お腹を大事にしなきゃね。冷やしちゃ駄目よ。重い物もなるべく持たないよ
うにしなくちゃ」
良枝は不安を抑えて、何気ない調子で言った。話題を変えることにする。
603 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/18(月) 08:32:13
「そう言えば、沙貴は、まだ起きてこないの?」
「お姉ちゃん、今日は大学の授業が午後からみたいよ。なんか、最近お姉ちゃん、一日中、
携帯電話で電話ばかりしているわ」
「そう・・・」
沙貴が高原家の家計を支えるために風俗でアルバイトをしている事は、家族全員が承知
している。異常な環境でストレスが極限まで溜まっているのかもしれない。そっとしておこう、
と良枝は思った。
「それにしても、お姉ちゃんはなぜ妊娠しないのかしら?」
「さあ、もともと不妊体質なのかもしれないわね」
母と娘が会話をしていると、一家の支配者であるネオガイア星人の脱走兵、テミストクレス
(48歳)が起きてきた。
「おはようございます。テミストクレス様」
良枝と玲華は土下座をしてテミストクレスに挨拶をした。玲華はセーラー服姿、良枝は全裸
にエプロンの姿である。テミストクレスは鷹揚にキッチンの椅子に腰掛けると、二人の母娘
に命令をした。
「良枝、朝食を用意してくれ。その間に玲華は朝のフェラチオだ」
「はい、テミストクレス様」
604 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/18(月) 08:33:03
二人は従順に返事をした。玲華はテミストクレスの足元に跪いて、パジャマのズボンをずら
し、朝立ちで勃起したテミストクレスのナマコのようなチンポを口に含む。良枝はコップを取り
出すと、自分の乳房をきつく揉み上げ、母乳を搾り出した。このところ、毎朝、テミストクレス
は良枝と玲華の母乳を原料に使ったドリンクや、ホットケーキ、プリンなどを朝食にしている。
そのため、一日中二人は母乳を搾り出して冷蔵庫に保存しなければならず、本当の赤ちゃん
のアキレスと豚子は市販の粉ミルクしか飲ませてもらっていなかった。
「お待たせいたしました、テミストクレス様」
「うむ」
テミストクレスは食卓に用意された、母乳入りのホットケーキとミルクを満足そうに食べ始めた。
「やはり、新鮮な母乳はうまいな」
「ありがとうございます」
そのままでは酸っぱいため、母乳には砂糖が加えられ、甘く味付けされている。
「しかし、絞りたての母乳は生ぬるいのが難点だ。これからは、もっと朝早く起きて、絞った母
乳を、俺様が起きてくるまで、冷蔵庫で冷やしておけ」
「はい、申し訳ございません。明日からはそのようにいたします」
「うっ、ううう・・・」
テミストクレスは朝食を取りながら絶頂に達し、玲華の口の中に射精した。
「本日もテミストクレス様のおいしいミルクを頂き、ありがとうございます。では、玲華は学校
へ行ってまいります」
玲華はゴクリと精液を飲み干すと、口元を拭って、学生鞄を持ち家を出た。平和な高原家の
日常生活の一コマだった。
605 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/18(月) 19:40:39
ソクラテス船長の指揮する宇宙調査船は、地球での役目を終え、惑星ネオガイア
へと帰還した。百足星人の襲撃で傷つき、戦闘が終結するまで月の裏側に隠れて
いたのだが、救援艦隊の到着で事態が収容すると本国への帰還命令を受けたの
だ。調査船はネオガイア星の宇宙港に着陸すると、早速オーバーホールのために
ドック入りし、長旅から戻った乗組員たちには長期休暇が出された。
「お前もどこか、好きなところへ行け」
調査船に拉致されていた作者も、ソクラテス船長に言われ、追い出されるように宇
宙船を出た。作者のスタイルは全裸で、肛門に電撃棒を突っ込まれ、股間にはチ
ンポを銜え込んだ内田美帆(21歳)の生首をぶら下げている。額には地球人だと一
目でわかるように、所有者である宇宙科学技術省のロゴマークと、地球人奴隷の
証であるマークが刺青されていた。
「好きなところ、と言ってもなあ。ねえ、美帆ちゃん、どこか行きたいところある?」
作者は股間の美帆に尋ねた。
「おまへは、もっろ、自分の想像したころを、反省しろ。ひろい目に合わせた、登場
人物たちに、死んれお詫びするのよ」
美帆は作者のチンポを銜え込んだまま、もごもごと喋った。
「まだ、怒ってるの?美帆ちゃん。そうだな、せっかくネオガイア星に来たんだ。こ
の星にいる登場人物たちの様子でも見に行くか・・・」
「いつか、おまへのクサレチンポを噛み切っれやる・・・・」
作者はフラフラとネオガイア星の首都、メガポリスの街へと、がに股で歩き出した。
606 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/18(月) 20:43:30
作者が最初に訪れたのは、メガポリスの国立動物園だった。ここに阿部理沙
(22歳)が約2年前から珍しい動物として飼育されているはずだ。
「入場料、300タラントです」
動物園の入り口で作者は係員に支払いを求められた。たいした額ではないが、
奴隷の身分である作者は全くお金を持っていない。仕方なく嘘をつくことにした。
「私は奴隷です。お金なんて持っていません。ご主人様が、私をほったらかしに
して先に園内に入ってしまわれたのです。どうか、ここを通して下さい」
「なんだって?馬鹿な奴隷だな。地球人か・・・しょうがない、通れ」
「申し訳ございません」
作者はまんまと、動物園内に入り込んだ。今でこそ、地球人奴隷やクローンは
町に溢れているが、2年前の地球再発見のニュースが流れた当初は、地球人は
珍しい存在で、阿部理沙もその時、他の惑星で捕まえた珍しい動物の一匹として、
この動物園に収監されたのだ。今、理沙はふれあい広場に全裸でつながれ、日夜、
来園する子供たちの慰み者となっている。
「やあ、君が理沙ちゃんかい?」
作者が気軽に声を掛けた。四つん這いで鎖につながれ、子供たちに蹴られたり、
乳房を揉まれたりしてからかわれていた理沙は、キョトンとして作者の方を見た。
「あなた誰?地球人?」
「僕はこの物語の作者だよ」
「作者?なにそれ・・・あ、美帆、美帆じゃないの?」
607 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/18(月) 20:44:32
理沙は作者の股間にぶら下がっている美帆の生首に気付いて叫んだ。二人は
大学の同級生で2年前の花火大会の夜、連れ立って出かけたところを、一緒に
宇宙人に拉致されたのだ。その後、別々の実験材料にされ、生き別れになって
いた。
「そのほえ(声)は、理沙・・・」
美帆も気がついた。美帆は、作者の股間に後ろ向きにぶら下げられているため、
理沙の姿をよく確認することが出来ない。
「亜希子も一緒なの?」
理沙が尋ねた。
「はきこ(亜希子)がどうなっらかは、知らないわ・・・」
同時に誘拐された、もう一人の女子大生、樋口亜希子は生体ダッチワイフに改
造され、その後は行方知れずだ。
「全部、こいつが、悪ひのよ」
美帆が作者を睨み上げた。しかし、理沙は今の境遇にそれほど不満を持ってい
ないようだった。
「あたし、死にたくないの。だから、どんな恥ずかしい事をされても、自分から進ん
で協力するわ。だって、それしかこの星で生きていく方法がないもの・・・ねえ、そ
この売店でバナナを買って来てくれない?今日は来園者が少なくって、朝から何
も餌をもらってないのよ」
理沙が作者にせがんだ。
「残念だが、僕はお金を持ってないんだ」
理沙は、この役立たず、とでも言いたいそうな顔でプイと横を向いた。
608 :
名無し調教中。:2005/04/22(金) 07:06:35
age
609 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/25(月) 09:34:44 ID:ikPUN9/W
「ねえねえ、お母さん、あの地球人に餌をあげようよ。お腹が減ってそうだよ。」
「そうね、じゃあ、あげてみる?一つだけよ」
理沙たちの会話を聞いていたネオガイア星人の母子が売店にバナナを買いに行った。
その様子を横目で見ていた理沙が期待に胸を膨らませ、さりげなく、ふれあい広場を
四つん這いで歩きながら、親子の後姿に神経を集中させる。5歳ぐらいのネオガイア星
人の男の子が、一本のバナナを売店の販売アンドロイドから受け取ると、恐る恐る理沙
の方へ近寄ってきた。
「大丈夫よ。地球人は噛み付いたりしないから」
お母さんが笑いながら、遠くから男の子を励ましている。
「お食べ」
男の子は逃げ腰になりながら、腕をいっぱいに伸ばし、理沙の口元にバナナを突きつ
けた。それが5歳の男の子の精一杯の勇気の限界だった。理沙がバナナの端を口に
咥えた途端、男の子はキャッと悲鳴を上げて、母親の元へ全速力で駆け戻って行った。
「まあ、怖かったのね。でも偉いわ」
母親は笑いながら、男の子をギュッと抱きしめ、男の子は安心したあまり泣き出した。バ
ナナをゲットした理沙はそんな事はどうでもよく、久しぶりにありついた餌にヨダレを垂ら
しながら、皮を剥き、口に押し込もうとした。
610 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/25(月) 09:35:24 ID:ikPUN9/W
「そのバナナみたいな果物、半分くれないかなあ。」
その時、作者が不意に声をかけ、理沙の持っているバナナを横取りしようとした。
作者も宇宙船を出て以来何も食べておらず、お金を全く持っていないため、何も
食べ物を買うことが出来ないのだ。
「駄目よ。これはあたしが貰った餌なんだから」
理沙はキッパリと断り、バナナを持ったまま必死に作者から逃げようとした。しかし、
鎖で繋がれているため、ふれあい広場の外まで逃げる事は出来ない。
「なんだとう!作者の言うことが聞けないっていうのか?作者に逆らったら、これか
ら自分が運命がどうなってしまうか、責任持てんぞ!」
「なにが作者よ!あんただって、ただの宇宙人の奴隷じゃない!登場人物から、餌
を横取りする作者なんて聞いた事ないわ!」
作者と理沙は一本のバナナをめぐって取っ組み合いになった。騒ぎを聞きつけ、動
物園の飼育係が飛んでくる。
「まずい、揉め事はごめんだ。ひとまず、退散しよう」
作者は渾身の力で理沙から、掴み合いで潰れてしまったバナナを奪い取ると、口に
押し込んで貪り食いながら、がに股で逃げ出した。
「バカヤローッ!あんたなんか作者じゃないわっ!」
バナナを奪い取られた理沙は、口惜しさのあまり、泣き叫びながら地面の砂を掴むと、
逃げていく作者の後姿に投げつけた。
611 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/25(月) 13:55:17 ID:ikPUN9/W
最近、他の方のレスがつかなくなってきました。いい加減飽きられてきたのかもしれませんが、
ここでやめるわけにもいきません。
私、一人でこのスレを続けてもいいものでしょうか?
駄目だといわれも、続けるつもりですが。
612 :
名無し調教中。:2005/04/25(月) 15:32:08 ID:0L4AHvp0
いえ。楽しみに読んでますよ。
SF風味はちょっと飽きてきていた(失礼)ので、
これからの展開が非常に楽しみです。
頑張ってください!
613 :
名無し調教中。:2005/04/25(月) 21:03:39 ID:j0+4rIma
いつも楽しみに読んでいます。
いちいちコメントをしていたら、急かす様で悪いと思って、コメントを控えていましたが、
今度からは作者タンのモチベーションが上がるようにジャンジャン書かせて頂きます。
614 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/25(月) 22:08:47 ID:ikPUN9/W
やはり、アイデア勝負だと思い、参考にするため、古本屋さんで、星新一、筒井康隆、
フレデリック・ブラウンなどの短編集を買ってきました。(盗作するつもりではありませ
ん、念のため)
エロに応用できそうなものがたくさんあります。古典的SF風SMを書きます。
615 :
552:2005/04/26(火) 00:22:24 ID:6/Trecob
千鶴たんモノで提案でつ
時空警察の追跡を逃れる過程でロボットから
時空ガンを入手し、しばらく操作法がわからず、
あちこちの時空間に飛んでしまう設定。
いろんな物語がリクできそうで、ネタが尽きないかも。
616 :
487:2005/04/26(火) 20:24:29 ID:mALiz+b8
古典的SF風SMとはとても楽しみですね。期待しています。
617 :
名無し調教中。:2005/04/26(火) 21:06:21 ID:i/u4sG7D
俺も楽しみにしてるよ
他スレで紹介したら反応よかった。
四股切断でサンドバックにされた子、好きだった
619 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/28(木) 23:17:48 ID:qu/29SuI
動物園から逃げ出した作者が、次に向かった場所は国立博物館だった。そこには時
間航行機で誘拐されてきた、地球の歴史上の美女達が多数展示されているはずだった。
作者はお金を持っておらず、交通機関を利用出来ないため、目的の場所まで徒歩で行
くしかなかった。道順は街の各所に配置されている道案内アンドロイドが教えてくれる。
数時間かけて汗だくになりながら作者は、やっと目的の博物館にたどりついた。
「全く、股に変なものがぶら下がっているから、歩きにくくてしょうがないなあ」
「わらひだって好きで、あなたのチンポをくわへているんじゃないわ」
作者と生首美帆は決して仲良くはなれないようだった。
「入場料は1000タラントです」
作者は入り口で入場料を請求された。
「私は奴隷です。お金なんて持っていません。ご主人様が先に博物館の中に入ってしま
われて・・・」
作者は動物園に入った時と同じ手で、まんまと博物館の入り口を通過した。そして入館
するとすぐに最初の陳列物に出会った。
「いらっしゃいませ。博物館へようこそ。どうぞごゆっくりと御覧下さいませ」
620 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/28(木) 23:20:13 ID:qu/29SuI
深々と頭を下げたのは16世紀のスコットランド女王、メアリー・スチュワート(23歳)
だった。頭に王冠をかぶり、上半身には王族にふさわしいドレスを着ているが、下
半身は裸で、剥き出しのクリトリスには鈴付きの直径10センチぐらいのリングがピ
アッシングされている。彼女は、誘拐されて来てから約1年半の間、博物館を訪れ
る客全てに、一日中、立ちっぱなしでお辞儀をしているのだ。よろけたり、一人でも
来館客に挨拶が抜けると監視役のアンドロイドから電気鞭を浴びせられる。その
ため、メアリーの裸の下半身は鞭で打たれた傷跡だらけだった。かつては傲慢な
美しさを讃えていたメアリーだったが、今では、その顔はやせこけ、放心状態で目
がうつろになっている。博物館の営業時間は一日15時間と長いのだが、その間メ
アリーは休む事が出来ない。途中、食事休憩はなく、常に空腹に耐えている。やむ
を得ずオシッコをする場合は監視役のアンドロイドが持っている容器に放尿しなけ
ればならない。排便の方は職務中禁止である。作者は気の毒そうにメアリーの横
を通り過ぎると、順路にそってブースを回っていった。楊貴妃、ジャンヌ・ダルク、
クレオパトラ、マリー・アントワネット、小野小町などである。彼女達はそれぞれの
展示台で、いつ果てる事もなく拷問に合わされている。ケーキを無理矢理食べさ
せられ続けているマリー・アントワネット(24歳)は一年半の間に100キログラムを
超える体重に肥満化し、歯は虫歯でボロボロになっていた。火責めにあっているジャ
ンヌ・ダルク(20歳)は髪の毛が焼け焦げ、全身の3分の1ほどの皮膚が火傷によっ
てケロイド状になっている。楊貴妃(28歳)のオマンコとアナルは拡張されてガバガ
バになり、括約筋も弛緩しきって元に戻らなくなっている。来観客に犯され続けた
クレオパトラ(24歳)は色情狂となり、潤んだ瞳で口からだらしなくヨダレを垂らして
いた。水責めにあっていた小野小町は衰弱死し、現在は3代目のクローンが身代わ
りを務めている。
621 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/28(木) 23:20:47 ID:qu/29SuI
「歴史上の人物も、これじゃあ形無しだな」
作者がつぶやいた。
「ほれも、あんたが考へたのれしょう?」
「まあな。彼女達が誘拐されたおかげで、多分その世界の歴史は無茶苦茶だな」
「・・・そのうち、天罰がくらるわ」
「かもな」
作者と生首美帆は博物館を出た。
「次はどこへ行こうか?」
622 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/04/28(木) 23:28:56 ID:qu/29SuI
この続きを書くのは、多分遅くなりそうです。すいません。
>>617 他スレって、どこでしょうか?
すんません…
624 :
名無し調教中。:2005/05/05(木) 04:53:28 ID:Q8gQFKgO
age
>>614 え?!
作者さんのことなので星新一と筒井康隆はとうの昔に全集をそのまま
読み終えていたものと思っていました。日本の作家、特にショートショートは
あまり読まなかったんですか?
626 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/06(金) 01:39:22 ID:+KG2yk0C
昔、ほぼ全部読んだのですが、漠然とした記憶しかなかったので、もう一度買ってみました。
627 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/10(火) 14:23:32 ID:b9cec9V5
次に作者と生首美帆が向かった先は、最近観客を集めて人気スポットになってい
るという闘技場だった。そこでは、地球から誘拐されてきた男女のスポーツ選手や
その他の地球人達が、命をかけて娯楽のために決闘させられている。
「入場料は、200タラントです」
「ご主人とはぐれてしまって・・・」
作者は再三、同じ手段を使って闘技場の観客席に入り込んだ。観客席はギャンブ
ル好きのネオガイア星人の一般市民で満席の状態である。地球人奴隷が命をかけ
て戦う様は、ネオガイア星人の居住する全惑星にテレビ中継され、番組開始以来
ゴールデンタイムの高視聴率番組のトップを飾っている。もちろん、決闘の勝敗は
ギャンブルの対象となり、毎回巨額の金が動く。出場する地球人たちは、時には素
手で、時には武器を持ってどちらか一方が死ぬまで戦わされる。時には戦う相手が
ネオガイア星の猛獣であったり、戦闘用アンドロイドであったりする場合もある。出
場者は多くの場合、地球の元スポーツ選手である場合が多いが、普通の女子大生
や女子高生、OLなどが勝ち目のない戦いに狩り出されることもあり、その場合は
出場者が何分何十秒生き残っていられるかが、ギャンブルの対象となるのだ。
628 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/10(火) 14:24:07 ID:b9cec9V5
「そう言えば、あいつはどうなったのだろう?」
作者は古い記憶をたどった。
「あいつって、られ(誰)?」
「大河原真希子って言う女子高生だ。聖愛女学院の柔道部キャプテンで2年前に
はじめて殺人決闘ショーに出場した女の子だ。彼女の存在をすっかり忘れていたよ」
「それも、あんらがひどい目にあわへた、登場人物の一人なの?」
「そうだよ、確か、決闘で右目を潰されて、左腕と右のオッパイを猛獣に食い千切られ
たはずだ。彼女はその後、どうなったのだろう?」
「死んらんじゃないの。今も生ひているとは思へないわ」
「それは、判らんぞ」
ちょうどその時、その日の決闘に出場する地球人がゲートから闘技場のグラウンドへ
と出場してきた。右目に眼帯を巻いた若い女だった。残った左目が恐ろしく鋭い眼光
を放っている。まさに今、噂をしていた大河原真希子だった。
「ほら、生きていた」
「あんら、作者だからって、物語の展開が都合良すぎるんじゃない!」
「俺は作者なんだ。文句あるか」
629 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/10(火) 14:25:11 ID:b9cec9V5
大河原真希子は食い千切られた右の乳房に黒光りする保護板を装着していた。
保護板と眼帯の他は全裸で、左手の肘から先がなく、さらに2年間の闘技場生活
で左足の膝から下も失っている。体中に猛獣の爪で引き裂かれた醜い傷跡が走っ
ており、両耳と右手の指も何本か失っている。しかし、大柄な真希子の全身からは
強い闘争心のオーラが発散されており、残った肉体は極限まで鍛え上げられて
筋肉が隆々と盛り上がっていた。真希子は、欠損した体の部分に義手義足などは
装着しておらず、片足でバランスをとり、身軽に跳ねながら闘技場の中央へと進ん
でいった。今日の対戦相手は戦闘用アンドロイドであった。アンドロイドはレーザー
サーベルを持っていたが真希子は素手だった。
「普通なら勝ち目はないな・・・」
作者がつぶやいた。決闘開始のブザーが鳴り、アンドロイドが、機械的な正確さと
速さで隻足隻腕隻眼の真希子に切りかかった。しかし真希子は全く臆する様子も
なく、スッと身を沈めると、サーベルをかわし、アンドロイドの懐に飛び込んだ。そし
て、残った右手の指でアンドロイドの視覚センサーを突き、破壊すると、一旦しゃが
みこんで、背中を軸にして右足で金属ボディのアンドロイドに足払いをかけた。普通
なら、数百キロの重量のアンドロイドが人間の足払いで倒される事はありえないの
だが、今までの数々の決闘でアンドロイドの歩行システムの弱点を知り尽くしてい
る真希子にとって、これはたやすいことだった。そして、どうと倒れこんだアンドロ
イドの体に、レーザーサーベルを握ったアームを素早く逆手にとって押し付けると、
金属の分厚い装甲があっさりと切り裂かれた。真希子はフッと不敵な笑みを浮か
べると、勝利を確信して片足でピョンピョンと再起不能になった戦闘用アンドロイド
から離れていった。
630 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/10(火) 14:25:55 ID:b9cec9V5
「大河原真希子選手の勝利です!」
司会者の声が闘技場のスピーカーから響き渡った。意外なことに真希子の勝利は
ほとんどのギャンブラー達が予測していたらしく、もともとオッズはそれほど高くな
かった。
「やはり、予想通りでしたね。真希子選手には次回からはもっと高性能のアンドロ
イドと対戦してもらいましょう」
司会者のコメントと観客の拍手に見送られて、大河原真希子は退場していった。
破壊されたアンドロイドはグラウンドの真ん中でショートし、ボディからは煙がくす
ぶっている。
「すごいなあ。ああやって、彼女は2年間生き延びてきたんだ」
作者は感心した。
「れも、いつかは、決闘に負けて死ぬれしょうね」
「そうだな。・・・それより美帆ちゃん、いつも俺のチンポを咥えているんだったら、た
まには優しくしゃぶってくれないかなあ」
「られが、あんらのチンポなんか・・・代わりに噛み切っれやるわ!」
「おい、またかよ!それだけは、やめてくれ!」
作者はあわてて、美帆の顎をつかみ、口をこじ開けようとした。
631 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/10(火) 23:48:45 ID:b9cec9V5
日本政府が降伏勧告に応じ、ネオガイア星人との間で不平等条約が締結されると、
一旦解放されたさざなみ市は、宇宙人の租借地として正式に割譲されることになった。
解放軍として市内に進駐していたアメリカ海兵隊と日本の陸上自衛隊はわずか10
日間で撤収し、衛星軌道上から降下してきた大型宇宙船によって再び宇宙人の支配
下に置かれる事になった。日本政府と正式な協定が結ばれているため今回は外部
との交通を完全に遮断するようなエネルギーバリアは張られていない。市内各所で
は戦火による被害の復興が急ピッチで進められ、シェルターに隠れていたネオガイ
ア星人の移住者も普段の生活を取り戻していた。
「おらっ、サボってんじゃねぞ!」
さざなみ市立第一中学の校庭に罵声が響き渡った。放課後も校庭では野球部が練
習中で、奴隷用務員の桜井弥生(26歳)が汗だくになって玉拾いをしている。ハアハ
アと息を切らせて走り回る弥生の姿は全裸で、もともと雪のように白かった肌は日焼
けで赤くなっていた。
「打つ玉がもうねえよ!早く拾えよ、弥生!」
「申し訳ございません」
632 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/10(火) 23:49:25 ID:b9cec9V5
10歳以上も年下である中学生の野球部員に罵倒されても弥生には逆らう権利は
ない。弥生は夫の桜井真司とともに、ネオガイア星人によって奴隷用務員の地位に
落とされたのだ。逆らえば恐ろしい罰を受ける事になる。ようやく玉拾いを終えて部室
に戻った弥生は、今度は野球部員たちの張り切った筋肉をマッサージしなくてはなら
なかった。
「いてて、もっと優しくやれよ弥生。・・・ああそういう感じだ。チンコも揉んでくれよな」
「はい、ご主人様」
弥生は野球部員の汗臭いユニフォームのズボンとパンツを脱がし、チンポを握りしめ
た。若い中学生のチンポは疲れを知らないようにビンビンである。弥生は根元を握り
締め、ゆっくりと上下させた。
「うっ、ううう、たまんねえ・・・」
野球部員はあっという間に果てた。弥生はティッシュで精液をふき取ると、次の部員
のマッサージをしなくてはならなかった。
633 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/14(土) 18:32:32 ID:VV/938RO
翌日は、男子剣道部の練習のお手伝いだった。弥生は全裸で竹刀を握らされ、一年生の
剣道部員と向かい合って立たされた。一年生部員の打ち込み練習のための生きた練習台
になるのだ。
「メーンッ!」
剣道の防具を着けた部員が勢い良く打ち込んできた。弥生に反撃は許されない。竹刀の先
が弥生の脳天を直撃し、目の前に火花が散った。
「ぎゃっ!」
「続けてどんどん打ち込んでいけ!」
キャプテンの指示がかけられ、一列に並んだ一年生部員たちが次々に無防備な弥生に打
ち込んできた。
「コテーッ」
「ぎゃっ!」
通り抜けざまに右腕の手首を強打され、弥生は危うく竹刀を取り落としそうになった。骨に
ヒビが入ったのではないかと思われるほどの激痛である。
634 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/14(土) 18:34:04 ID:VV/938RO
「ドオオオッ!」
続けて3人目が打ち込んできた。胴を打ち込んでこられた時は、打ち込みやすいように竹刀
を上段に振りかぶらなくてはならない事になっている。がら空きになった弥生の脇腹に竹刀
が叩き込まれた。
「ぎゃおっ!」
肋骨が何本か折れたのではないかと思われた。さすがに弥生は打たれた脇腹を押さえ、そ
の場にうずくまってしまった。
「立て、奴隷用務員!練習はまだまだこれからだぞ!」
キャプテンの容赦ない声で、弥生はヨロヨロと立ち上がり、脇腹と手首からくる痛みにガクガ
クと振るえながら、竹刀を構えなおした。
「よし、再開だ」
4人目の部員が摺り足で突進してきた。次はどこを打たれるのだろう、と弥生は一瞬考えた。
「ツキーッ!」
「きゃああ、やめてーっ!」
竹刀の先が弥生の咽喉を直撃した。
「ゲボッ!ゲボッ!」
さすがに弥生は昏倒し、息が出来ずにむせこみながら気を失った。
635 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/14(土) 19:29:36 ID:VV/938RO
桜井弥生が剣道部の練習台になっていたころ、職員室では夫の桜井真司(29歳)が教員
たちの慰みものになっていた。
「おら、もっとしっかり歩け、バカ真司!」
若い女性の英語教師が、全裸で四つん這いになった真司の背中に馬乗りになっている。自
分の体を乗せて、職員室にならべられたデスクの間の通路を、行ったり来たりさせているのだ。
「鳴いてみろ」
「ヒヒーン!ヒヒーン!」
真司は情けない声で馬の鳴き声をまねた。
「おい、こいつ、チンポが勃起しているぞ」
その様子を、お茶を飲みながら面白そうに眺めていた男性の数学教師が指摘した。
「こいつ奴隷扱いされているうちに本当のマゾになっちまったんじゃないか?」
「いいえ、もともとマゾなんじゃない。宇宙人に捕まる前は社長だったらしいけど、そういう奴
に限ってマゾが多いって言うじゃない?」
英語教師が真司の背中でワザと体重をかけ、ゆさゆさと体を揺らせながら楽しそうにケラケ
ラと笑った。
「勃起したんなら、そのチンポをしごきなさい。みんなの見ている前で射精するのよ。・・・返
事は?バカ真司」
「はい、わかりました、ご主人様。ヒヒーン!」
真司は背中に英語教師を乗せたまま、右手で自分のチンポをしごき始めた。
「う、うう・・・」
「いく時はいくって言うのよ」
「は、はい・・ご主人様・・」
636 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/14(土) 19:30:26 ID:VV/938RO
奴隷用務員の真司が自分のチンポをしごいていると、職員室のドアが開いて、一人の見知ら
ぬ男が入ってきた。
「すいません、職員室はこちらでよろしいでしょうか?」
「そうですけど、あなたは、どちら様で?」
数学教師が立ち上がって、応対した。男はビジネススーツとアタッシュケースを持ったビジネ
スマン風だった。
「あ、はじめまして、お目にかかります。私はこういうものです」
男が差し出した名刺を、数学教師は受け取ってまじまじと見た。『桜井ソフト開発、取締役専務、
根津順平』とある。
「私どもの会社では、一般には市販されていないような業務用のソフトのきめ細かなサービス
を手がけておりまして、本日は大変便利な学習用ソフトのご紹介に上がらせて頂きました次第
で・・・」
男は大層な肩書きを持っていたが、用は教材ソフトのセールスマンのようだった。
「うちは、間にあっていますので、必要ありませんが」
「まあ、そうおっしゃらずに、カタログだけでも御覧下さい・・・」
男が執拗なセールストークでさらに食い下がろうとした時、職員室の奥で真司がうめき声を上
げた。
「ああっ!いきそうです!」
「いいわ、いきなさい。お前の精液を職員室の床にぶち撒けるのよ!」
「ああ!いくっ、いくうううっ!」
真司が精液をぶちまけた。英語教師は満足そうな笑みを浮かべてさらに屈辱的な指示を出した。
637 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/14(土) 19:32:13 ID:VV/938RO
「仰向けになって足を広げなさい。お前のしぼんだチンポをヒールの底で踏みにじってやるわ」
「はい、ご主人様」
真司は従順に、言葉通り仰向けになると、まだ精液が先からしたたっているチンポを英語教師の
前に差し出した。真司の下腹部には以前、刺青された『淫乱チンポ、パイプカット済み安全』『マゾ
です。踏みにじってください』という文字が書き込まれている。英語教師はサディスティックな笑み
を浮かべると、グリグリとヒールの踵で容赦なく踏みにじった。
「ぎゃおっ!」
「どう、気持ちいい?バカ真司。」
「は、はい・・・気持ちいいです・・・」
その様子をあっけに取られてみていたセールスマンの男がいきなり、驚きの声を上げた。
「もしかして、あなたは・・・社長!社長じゃないですか!なにをやっているんですか、こんなとこ
ろで!」
「えっ?」
真司はよがるのも忘れて声の主の方を見た。それは2年前、宇宙人に誘拐されるまで経営して
いたベンチャー企業で、彼の右腕だった男の姿だった。
638 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/15(日) 11:26:09 ID:4l7Ug52t
「あ・・・根、根津?」
真司は、青年実業家だったころの記憶を思い出し、今の自分の哀れな姿と、ビジネ
ススーツに身を固めた、昔のままの根津の姿を見比べた。
「社長!どうしたのですか、その格好は?」
根津は教材ソフトの売り込みも忘れて、全裸の真司に歩み寄って来た。
「い、いや・・これは、その・・・宇宙人に誘拐されて・・・」
「宇宙人?社長が宇宙人に誘拐されていたというのですか?2年前に結婚式の披露
宴で急に社長が新婚の奥さんといっしょに消えてしまってから、会社は大変だったの
ですよ!」
「そ、それは、まあ、そうだろう・・・」
真司はかつての部下に痴態を見られて、動揺していた。
「でも大丈夫です社長。私がなんとか、及ばずながらも、みんなを取りまとめ、会社を
存続させました。今も我社は以前と同じく業績を伸ばしております!」
「そ、そうなの?」
「今日、私は、先日、日本政府が宇宙人と条約を締結したのを受けまして、新たなビジ
ネスチャンスがないものかと、宇宙人占領地域であるさざなみ市にやってきた次第でご
ざいます。社長!どういう事情か判りませんが、会社に戻っていただけませんか?み
なも社長の帰りを首を長くして待っております!」
真司は根津の言葉に、懐かしさが込み上げて来て、ポロポロと涙がこぼれ落ちた。
「帰りたいのは、ヤマヤマなんだけど、そんな簡単には・・・ペリクレス様とパンドラ様が
お許しにならないかと・・・」
「???・・・事情が良く飲み込めませんが、社長の口から言い出しにくいのであれば、
私が交渉してみましょうか?」
「無駄だと思うけど」
639 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/15(日) 11:27:02 ID:4l7Ug52t
真司と根津は校長室にいるネオガイア星人のペリクレス校長とパンドラ教頭の元へ
と出向いていった。そして根津が説明すると、意外にもペリクレスはあっさりとOKし
た。
「かまわんよ。そろそろお前達、奴隷夫婦二人にも飽きてきたところだった。今じゃ、
他の地球人奴隷がいくらでも手に入るしな」
パンドラも異存はないようだった。
「あら、うれしそうね。でもお前達が奴隷だということは、どこへ行っても変わらないわ。
その奴隷管理用の首輪はそのままつけていくのよ。それにいつも全裸で、行く先々で
は周りの人の命令には絶対服従するように、首輪の設定も、命令対象者を制限無し
のフリーに変更しておくからね」
真司の顔が青ざめた。つまり真司と弥生は、この先、世の中の全ての人間の命令に
無条件で従わなければならないのだ。逆らったりすれば自動センサーが働き、首輪
から強烈な電撃を受ける事になる。根津は、ネオガイア星人の言っていることの意味
が判らず、ただ、長い間、行方不明になっていた社長を会社に連れて帰る事が出来て
有頂天になっていた。
640 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/15(日) 11:52:48 ID:4l7Ug52t
真司の会社、『桜井ソフト開発』は年商50億、従業員数100人程度のベンチャー企業だった。
真司が9年前に大学在学中に立ち上げた会社で、一般には市販されていないような特殊な業
務用ソフトをオーダーメイドで作成したり、中小企業のホームページの製作やプロバイダ事業
も手がけている。本社は首都圏のオフィス街にテナントビルのワンフロアーを借り切って営業し
ていた。桜井真司と桜井弥生は根津に伴われて、かつての自分の城に戻った。
「社長。服を着てくださいよ。ここは宇宙人の占領地域じゃないんですから、全裸じゃ警察に捕
まりますよ」
「そういうわけには、いかんのだ」
根津は真司と弥生の不振な態度に戸惑いを隠せないようだった。社用車から降り、エレベーター
で社内に入ると、全裸の二人の姿を見て、オフィスにいる全員に緊張が走った。
「おい、みんなビッグニュースだ。行方不明になっていた社長を連れて帰ったぞ」
根津が叫ぶと、社員達が仕事の手を休め、ワイワイと3人の周りに集まってきた。
「えっ、社長?」
「本当だ、社長だ。でも、なんで裸なんだ?」
「おい、あれ、いっしょにいるの、婚約者の弥生さんじゃないか?」
「あの、取引先の秘書課で、社長が見初めたっていう美人秘書か・・・そう言えば俺も結婚式で一
度見かけたな」
「あたし、先月入社したばかりの新入社員だから、昔の事わかんなーい」
社員達は口々にざわめき、大騒ぎになった。
「おい、こら、社長は見世物じゃないぞ!どいたどいた。今は事情があって、こういう格好をしてお
られる。この2年間で社長は相当な御苦労をされたようだ」
根津は二人をかばって人ごみを掻き分け、オフィスの一番奥にある社長室へと通した。
641 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/15(日) 22:42:43 ID:4l7Ug52t
社長室のドアを閉めた根津は、まず真司と弥生に服を着てもらおうとした。
「社長、お願いですから服を着て下さい」
「パンドラ様に服を着てはいかん、と命令されている。こればかりは、どうすることも出来ない」
「そんな・・・ここは、あなたの会社です。もう、そんな命令を聞かなくていいじゃないですか」
「この首輪をはめられている限り、俺と弥生は奴隷なのだ。逆らえば電撃を受ける事になる。
そればかりか、君達全員の命令も謹んで、受けなくてはならない」
「それじゃあ、社長の仕事なんて出来ませんよ!」
根津はどうにかして真司を社長の座に戻そうとしたが、真司は頑として、首を縦に振らなかった。
そればかりか、
「ご主人様、どうか、このバカ真司にご命令を」
と土下座をして言い出す始末だった。根津は頭を抱えて困り果てた。
642 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/15(日) 22:43:21 ID:4l7Ug52t
「ご主人様、どうか、このバカ真司にご命令を」
再度、真司に即されて、とうとう根津は頭にきた。
「わかりましたよ!そんなんじゃ、到底あなたに社長なんて務まりっこない。いっそのこと会社
の権利を、全部私に譲渡して下さい。これからは、名実ともに私がこの会社を経営していきま
す!」
「・・・ご主人様のご命令通りにいたします」
根津は事務員に書類を用意させ、真司にサインと捺印をさせた。真司は根津の足元に這いつ
くばって、書類にサインをしながら、自分が血の滲むような思いで立ち上げ、大きくしてきた会
社を、こんな形で他人に譲渡することに涙を流した。
「さあこれで、今からあなたは、望み通り全社員の奴隷です。会社の経営は私が責任を持っ
て引き継ぎますから、掃除でもお茶酌みでも好きな事をやってください」
「根津様、ありがたき幸せにございます」
真司と弥生は土下座をして根津の計らいに感謝した。
643 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/15(日) 23:31:08 ID:4l7Ug52t
その日から、真司と弥生の社内奴隷としての新たな生活が始まった。専務だった根津順平の社
長就任が発表されると同時に、真司と弥生の境遇も説明され、全社員に遠慮なく桜井夫婦を奴隷
として扱うように通達が出された。最初の頃こそ、ほとんどの社員が元社長を奴隷扱いすることに
ためらいを見せていたが、中にはワンマン社長だった頃の真司に恨みを持つ者もおり、時間が経
つにつれ遠慮がなくなってきた。
「おいっ、バカ真司!お茶はまだか。おせえんだよ」
「はい、申し訳ございません」
「お仕置きだ。歯を食いしばれ」
かつて、顎でこき使っていた若い営業部員に真司は何発もビンタを受けた。あまりの屈辱感に真司
は顔を真っ赤にして、泣き出しそうになった。またある時は、別の女性プログラマーに呼びつけられ
た。26歳の山川桃子という、その女性は、かつて真司が弥生との婚約を発表するまで恋人関係に
あった女性だった。
「いいザマね。宇宙人に誘拐されてたんですって?あなたと結婚しなくてよかったわ。もし結婚して
いたら弥生さんの代わりにあたしが、こんな悲惨な目に合っていたかもね」
「君の事は、本当に好きだったんだ」
真司が言い訳をすると、ピシャリと桃子のビンタが飛んだ。
644 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/15(日) 23:31:47 ID:4l7Ug52t
「奴隷のくせに、口答えしないでよ!あなたと結婚しなくってよかった、と言っているのよ!
どうせ、弥生さんと結婚したのは取引先とのパイプが欲しかったからでしょう。あなたらし
いわ」
「それは、違うよ。弥生はただ・・・」
「口答えしないでって言ってるでしょ!」
再び、桃子のビンタが飛んだ。真司は黙るしかなかった。
「こうなったのは、神様のお恵みよ。これからあなたを、毎日みっちりと虐めてあげるわ。
覚悟しなさい」
「よろしくお願いします、桃子様」
真司は、傲慢に組まれた桃子の足元で、床に額をこすりつけて挨拶をした。
「フンッ」
桃子のヒールの踵が真司の後頭部に乗せられグリグリと押し付けられた。その頃、社長
室では、弥生が根津順平に犯されていた。
「弥生さん。私は密かにあなたに憧れていたのです」
社長室の絨毯の上に四つん這いになった弥生を、ズボンを擦り下げた根津が、バックス
タイルで犯していた。
「光栄でございますわ。根津様」
「いつも、社長と一緒にあなたの会社を訪れた時、応対してくれる、エレガントという言葉そ
のもののような、あなたの姿を見て、いつかこういう風に犯してやりたいと思っていたんだ」
「これからは、いつでも、根津様の好きな時に、好きなスタイルで犯して下さいませ」
「ああ、そうさせてもらうよ。これも何かの、神の計らいかもしれんからな」
根津は弥生の白桃のような尻をピシャリと叩き、夢中になって腰を振り続けた。
645 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/18(水) 11:21:28 ID:JZ1fqhrX
時間管理局にある捜査本部では『ネオガイア星人への地球人の反抗事件』に関する調査
が行われていた。
「直接ノ原因ハ判ッタノカ?」
「マダ判ラナイ。時間犯罪者ノ関与ノ可能性ガ最モ高イ」
「確証ハナイノカ?」
「ナイ。他ノ要因モ考エラレル。時間犯罪者ヤ、我々時間管理局以外ニモ、歴史ノ因果律ヲ
変更スル事ノ出来ル存在ガ、イルノカモシレナイ」
「ソレハ何者ダ?」
「ハッキリトハ判ラナイ。アルイハ神カモ・・・」
「神?・・・例エ神デモ、歴史ノ変更ハ許サレナイ。ソンナ者ガ存在スルノナラ時間管理局ノ
総力ヲ上ゲテ抹殺シナクテハナラナイ。」
「・・・」
「トリアエズ、全テノ時代デ、時間犯罪者ノ取リ締マリヲ強化セヨ。我々ノ許可ナク時間旅行ヲ
スル者ヲ全テ抹殺スルノダ」
「了解シマシタ」
646 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/18(水) 12:30:56 ID:JZ1fqhrX
16世紀初頭の中南米。久石千鶴は梅毒に犯された体でジャングルをさまよい続けてい
た。スペイン人の船団に放り出されてからどの位の年月が経ったのかは判らない。明らか
に梅毒に犯された体で人里に出て売春婦を続けるわけにもいかず、ひたすらジャングルで
小動物を捕まえたり、木の実を食べたりして飢えをしのいでいた。
(体が、思うように動かない・・・)
千鶴は一日の内のほとんどを、寝ぐらに定めた洞穴に横たわって過ごしていた。衣服はボ
ロボロで残骸のように巻きついているだけである。発熱と関節炎が次第にひどくなってきて
おり、激しい運動をすることが出来ない。千鶴は、半ば放心状態で朦朧とする意識の中で、
1500年にも渡る長い人生の記憶を思い出していた。
(いったい、あたし、今までに何人ぐらいの男と寝て、何人ぐらいの子供を生んだのかしら・・・)
少なくとも20人以上は生んでいる。その中には、歴史上有名な人物の血を引く子もいれば、
成長後、歴史に深くかかわっていった子もいる。そして彼らの子孫は、今も世界中に無数
に存在するはずだった。
(宇宙人に復讐する方法をひとつ思いついたわ。今のあたしに出来る事は子供を生み続け
ること。そうすれば、現代にたどりつた時にあたしの子孫の力を結集して、宇宙人に対抗す
る方策がなにか見つかるかもしれない。)
千鶴の、とりとめのない漠然とした考えだった。しかし、それには現在患っている梅毒をなん
とかして治さなくてはならない。歴史上では、梅毒の治療薬が発見されるのは20世紀に入
ってからのはずだった。
(この時代で何とか治療法を見つけなくては・・・)
千鶴は重い体を引き摺るようにヨロヨロと立ち上がった。
豆知識
その昔、梅毒には水銀の蒸気がよく効くなどというトンデモ学説があったようです。
648 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/18(水) 20:57:20 ID:JZ1fqhrX
千鶴は治療薬を求めて、何年もの間、ユカタン半島のマヤ文明の都市や、当時メキシコ高原
を支配していたインディオの国、アステカ王国をさまよった。しかし、いくら探しても、この時代
で治療薬は見つからなかった。幸い梅毒は潜伏期間が長く、症状の発症と沈静化が繰り返され、
まだ死には至っていない。20世紀後半に生まれた千鶴にはこの時代のヨーロッパ人よりも多
少は免疫があるようだった。ボロをまとい、王国の首都である湖上都市テノチティトランで物乞
いをする千鶴は絶望感に苛まれていたが、ある日、妙な噂を耳にした。
「海岸地方に蛇神ケツァルコアトルが現れたそうだ」
「そんな馬鹿な」
「いや、伝説は本当だったんだ。この世の終わりだ」
千鶴は記憶をたどった。蛇神ケツァルコアトルというのは確か、スペイン人達のことをインディオ
が勘違いした、というのがオチだった筈だ。史実通りに事が進めば、もうすぐ黄金に目の眩んだ
スペイン人の征服者達が、このアステカ王国の首都に殺到して来る筈だった。千鶴はある事を
思いついた。
(かなり、危険でうまく行く可能性は低いけど、この時代で梅毒を治すにはこの方法しかないわ)
千鶴は思いつめた面持ちで決意を固めると、もう一度スペイン人たちに会うために海岸地方へ
と旅立った。
649 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/18(水) 20:58:26 ID:JZ1fqhrX
紀元1520年3月、スペイン人貴族、フェルナンド・コルテスが600人の兵士を率いてメキシ
コの海岸に上陸した。銃火器や大砲、馬で武装したスペイン人たちは瞬く間に付近のインデ
ィオの町を襲撃し、金銀や若い女を略奪した。そしてその略奪された女達の中に、インディオ
に変装した久石千鶴が混じっていた。同じ黄色人種なのでそれほど違和感はない。ここしば
らく梅毒の症状は沈静化しており、皮膚に出ていた湿疹も目立たなくなっている。千鶴はマリ
ンチェと名乗っていた。
(マリンチェというのは歴史上に実在した人物だわ。この名前を名乗れば自動的にコルテス
の愛人になれるはず)
本物のマリンチェがどうなったかは知らない。千鶴が先に名乗りを上げたために、スペイン人
の略奪を免れたのかもしれない。そもそも実在しなかった、という考え方もある。とにかく、マリ
ンチェを名乗った千鶴はコルテスの目に留まり、愛人となってセックスの相手をすることにな
った。
650 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/18(水) 20:59:15 ID:JZ1fqhrX
「汚い体だなあ。お前、売春婦だろう?まさか、梅毒にかかってないだろうなあ。何で俺は、
他にもっと綺麗ないい女がいっぱいいるのに、よりによってお前を選んだんだろう・・・」
千鶴を犯しながらコルテスはブツブツと文句を言っていた。自分でも自分のとった行動に
納得がいかないらしい。なぜか、マリンチェという名前を聞いた瞬間、この女を自分の愛人
にすることが自分の使命のように感じられたのだ。千鶴とコルテスは何度もセックスを重ね、
確実に梅毒はコルテスに感染した。
(ここでコルテスが梅毒にかかって死んでしまえば、アステカ王国の滅亡という歴史的事
実が無くなってしまうわ。それを防ぐために必ず奴らが治療薬を持って現れるはずよ)
千鶴は何年かに一度、前触れもなく突然に襲ってくるアンドロイド女の目的が、千鶴のよう
な歴史に入り込んだ異物を除去することである、ということを薄々勘づいていた。
651 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/18(水) 20:59:58 ID:JZ1fqhrX
「時間犯罪者11532号ガ、A級歴史上人物ト接触シマシタ」
タイムマシンで千鶴の行方を探し回っていた時間管理局員の、かつてイエスイと呼ばれ
た女性型アンドロイドは、16世紀アステカ王国の駐在員から通報を受けた。
「時間犯罪者11532号ハ接触シタA級歴史上人物フェルナンド・コルテスニ、梅毒ヲ故意
ニ感染サセタ模様デス」
「馬鹿ナ。何ト言ウ事ヲシテクレルノダ。ソレデハ歴史ガ大幅ニ狂ッテシマウ。本部ニ歴史
修正班ノ応援ヲ要請シ、私モ直ニソチラヘ向カウ。」
「了解ダ」
652 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/18(水) 21:00:40 ID:JZ1fqhrX
コルテスとスペイン人の一行はアステカ王国の首都テノチティトランへと進撃を開始した。
全員が黄金郷の夢に取り付かれ、常軌を逸している。毎晩、野営地では略奪したインディ
オ女の輪姦パーティが催され、スペイン人たちは有頂天になっていた。その野営地上空に
突然、3機のタイムマシンが実体化し、人間型アンドロイドの時間管理局員たちが多数降
下してきた。
(来たわ。予想通りね)
千鶴は暗闇に身を隠した。事態が事態だけに時間管理局員達も、人目をはばかる事なく
強行手段に打って出たのだ。
「な、なんだ、お前ら!悪魔か!」
「新大陸には黄金を持った原住民しかいないって聞いてたのに・・・」
酔ったスペイン人達は大騒ぎになったが、時間管理局員達は彼らを次々に麻酔銃で眠ら
せていった。どうせ明日、目を覚ませば夢だとしか考えないだろう。
「フェルナンド・コルテスハ、ドコダ?」
管理局員の一人が右手に梅毒ワクチンの入った無針注射器のカプセルを持ってコルテス
の姿を捜し求めた。
「逃げも隠れもしないぞ。この俺がコルテスだ。貴様のような得体の知れない奴らに、やら
れはせんぞ!」
653 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/19(木) 07:47:05 ID:+xJ3kdGn
コルテスは果敢にも腰から剣を抜き、時間管理局員に切りつけた。剣は皮膚を切り裂いた
がその下にある超合金の金属ボディにぶつかって、あっさりと折れ飛んだ。
「抵抗ヲスルナ。オ前ノ病気ヲ、治療シテヤロウト言ウノダ」
別の二人の管理局員が後ろからコルテスを押さえつけ、もう一人が注射をしようとした瞬間、
暗闇から千鶴が飛び出した。用意していたハンマーで注射器を持ったアンドロイドの手首を
殴りつけ、よろめいたところを、目的のカプセルを奪い取る。
(これさえ、頂ければ、もうこんな所に用はないわ)
千鶴はいつものように、姿を眩まそうと駆け出した。
「待テ、時間犯罪者。今日トイウ今日ハ逃ガサナイ」
千鶴の前にイエスイが立ちはだかる。その時、コルテスの部下の一人が大砲をぶっ放した。
「悪魔め!退散しろ!」
砲弾は野営地の隅に外れたが、煙がもうもうと立ち込めた。次の瞬間、千鶴の姿はもう消え
ていた。イエスイはまたも千鶴を逃がしたのだ。
「オノレ時間犯罪者11532号、私ノ全テヲカケテ、時間ノ果テマデモ追イ詰メ、必ズ逮捕シ
テヤル」
千鶴を逮捕するまでイエスイに管理局本部から次の仕事は回されないのだ。この事件の後、
千鶴は十数年患った梅毒を完治することが出来た。コルテスも無事、別の注射器で治療され、
再びアステカ王国の征服事業を続ける事ができた。失踪したマリンチェの代わりには時間
管理局によって、千鶴に容貌が全くそっくりなアンドロイドの代役が立てられ、歴史上の役割
を完遂した。時間管理局の理想通り、歴史は守られたのだ。
654 :
552:2005/05/19(木) 21:27:14 ID:KFHscy23
作者タン(・∀・)イイ! その調子!!
梅毒を治療するのにその手があったとは。
恐れ入りました。
たしかに!!!矛盾しなくて梅毒治す一番良い方法ですね
当時は不治の病でしたから
それにしても征服されることが時間の流れだったとは!!!
見事すぎる且つ大どんでん返し!!!と言う感じです
それなら物語が矛盾無く続きますしねぇ〜〜〜
でもそうすると、
未来人の過去として千鶴が宇宙人への復讐をする事は
時間の流れでないということになりますよね?
千鶴が現代迄戻っても復讐は成功しないと言う事に。
もし、復讐が成功すると言うのが歴史の流れであったならば、
未来人が千鶴を殺そうとするはずが無いもんね。
658 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/05/31(火) 17:04:10 ID:Fq1kdpHh
ネオガイア星でのオーバーホールと休暇を終えた宇宙調査船は、科学技術省から
の新たな命令をうけ、再び大宇宙へと旅立つことになった。今回の目的地は惑星キ
マイラと呼ばれる星である。宇宙船の乗組員はおなじみの、ソクラテス船長、パイロ
ットのプラトン、オペレーターのアリストテレス、女性解剖医のアテナとビーナス、そ
の他アンドロイド多数である。以前に地球で捕獲された実験体や奴隷達もそのまま
搭乗させられていた。3週間かけて、ネオガイア星より約1万光年離れたキマイラ星
へと到着した調査船はその衛星軌道へと乗った。
「なんだか不気味な星ですな」
パイロットのプラトンがモニターに映る乳白色に輝く惑星表面の映像を見て、感想を
もらした。
「うむ、正直、俺も気持ちが悪い。調査のためとは言え、この星に降下するのは気が
進まないね。なにせ、この星は生きているのだから・・・」
惑星キマイラは約1000年前、宇宙人グレイの壮大な生物実験によって生み出され
た一つの生き物なのだ。星自体が、当時家畜として繁殖していたネオガイア星人の
先祖達の遺伝子を滅茶苦茶につなぎ合わせ、培養した惑星規模の巨大な合成生物
だった。実験終了後、キマイラは放置されたが、現在も生き続けている。大きさは地球
の3分の2程度、酸素を主成分とした大気もあり、人間は宇宙服なしで生存が出来る。
「惑星に降下する調査班を編成するぞ・・・」
ソクラテス船長はあまり気が進まないようだった。
>>作者タン
つづきキター
いまさらですが、時間旅行が出来るようになった瞬間に、物の性質上もう既にそれを管理するものがいるって面白いですなw
>>657 未来人が千鶴を殺そうとするのは単純にイレギュラーな時間旅行者だからでは?
660 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/06/01(水) 12:47:18 ID:oPEvBeUl
調査班は瞬間物質転送機によって惑星キマイラの地表に降り立った。メンバーはソク
ラテス船長とプラトン、アテナ女医である。アンドロイド10体と研究資材も下ろされ、簡易
キャンプが設営される予定である。荷物運びとして地球人奴隷の仲道竜也(21歳、元大
学生)と内田美菜(元女子高生、19歳)の首無しのボディ部分、成長促進剤で育てられ
た実験体104号(性別女、肉体年齢22歳)も参加させられていた。
「この地面、生暖かいぞ!」
プラトンが叫び声を上げた。地面というより、ぶよぶよの女の肌のようである。所々に巨大
な毛穴があり、30センチほどの産毛が生えている。
「空気もなんだか、女性の吐息のような甘酸っぱい匂いがするな」
フェロモンをたっぷり含んだ空気に、ソクラテス船長とプラトンの股間はスペーススーツの
中で勃起し、治まりがつかなくなった。
「うっ、これではたまらん・・・」
二人はそれぞれ、首なし美菜と実験体104号を呼び、手と口をつかって抜かせた。しかし、
呼吸する空気自体に多量のフェロモンが含まれているため、一度や二度抜いただけでは
勃起が静まらない。
661 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/06/01(水) 12:48:01 ID:oPEvBeUl
「どうすればいいんだ!」
「ガスマスクでもつけたら?」
アテナは素っ気なく言った。女性のアテナにはこの空気はムカムカして気分が悪い。
3人のネオガイア星人はガスマスクをつけた。次にアンドロイドがキャンプ設営のため
に地面に支柱を打ち込んだところ真っ赤な鮮血が噴出した。
「この星の血液型はA型みたいね」
アテナが噴出した血液を計測器に入れて冷静に分析している。
「まったく、なんて気持ち悪い星なんだ!」
ソクラテス船長が悪態をついた時、地面がブルブルと震えだした。
「な、なんだ!」
「きっと、支柱を打ち込まれてこの星が痛みを感じているのですわ」
アテナが解説した。地面が波打ち、やがて立っていられないほどになった。
「と、とにかく、この場を離れよう。あっちの方角に林のようなものが見える。一旦あそこ
に避難しようじゃないか」
調査隊の一行は大急ぎで苦痛にもだえる、その場所を離れた。
662 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/06/01(水) 14:02:46 ID:oPEvBeUl
林と思われる場所に近づいた一行は、さらに信じられない光景を目の辺りにした。そこ
に生えていたのは木ではなく、高さ5メートルほどの無数のペニスだったのだ。
「うわああっ、なんだこりゃ!」
あまりのおぞましさにプラトンが悲鳴をあげた。数百本のペニスの林の中には先端の亀
頭に皮を被っているものもある。調査隊の中で、科学者のアテナだけは冷静に、立体カ
メラで映像記録を撮っている。
「ねえ、ちょっとこのペニスをこすってみて」
アテナが、首なし美菜と実験体104号に指示をした。地球人奴隷達は全員が全裸である。
二人の地球人女性は、指示通り巨大なペニスに抱きつき、全身をこすりつけて刺激をし
始めた。たちまち、ペニスは膨張をはじめ、約20メートルの高さにそびえ立った。
「もっとこすってみて」
アテナが純粋に科学的な探究心から、再度支持を出した。首なし美菜と実験体104号は
汗だくになりながら、チンポに抱きついて上下にピストン運動をさせている。巨大チンポは、
相当溜まっていたのか5分ぐらいで射精した。
「おいっ、落ちてくるぞ!」
100メートル以上の上空に飛び散った精液の塊が調査隊めがけて落下してきた。たちま
ち辺りは一面、落ちてきた精液で白い泥沼のような有様になった。
「とにかく、今日のところはこの付近にキャンプを設営しよう。だが、くれぐれも地面に支柱を
うちこんではいかんぞ」
663 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/06/01(水) 14:03:50 ID:oPEvBeUl
今まで長年の宇宙旅行で、数々の神秘に遭遇してきたソクラテス船長も、この惑星
には辟易しているようだった。翌朝、再び、一行は出発した。推進装置付の反重力カ
ーペットを組み立て、それに乗って移動する。地面から3メートルほどの高度をゆっく
りと飛行するこの乗り物は、さながらアラビアンナイトに登場する、空飛ぶ絨毯のよう
だった。この星の空の色は、どんよりとした乳白色である。
「この星に生き物はいないのかしら」
「この星自体が生き物だろ」
「そうじゃなくて、この星に暮らしている普通の動物とか植物はいないのかってことよ」
科学者のアテナはこの星の生態系に興味深々のようである。
「あっ、あれは川じゃないか。行ってみよう」
操縦盤を操作するプラトンは、発見した川らしきものの方へ反重力カーペットを移動さ
せていった。川のほとりに降り立ち、その成分を調べたアテナは顔をしかめた。
「なんてこと!この川の水は、女性の愛液と同じ成分よ!」
その液体は透明なのだが、妙にねっとりとしてドロドロしている。ガスマスクを外して匂い
を嗅いだプラトンはむせこんだ。
「げほっ、げほっ・・・ほ、本当だ。信じられない、この匂いはまさに・・・」
「おいっ、生き物だ!何か上流へ泳いでいくぞ」
興奮したソクラテス船長が指差したそれは、体長50センチほどの巨大なオタマジャクシ
だった。
「オ、オタマジャクシ???」
「違うわ、あれは精子よ。あんなにたくさん、上流へ向かって泳いでいくわ」
アテナは群れを成して必死に上流へ泳いでいる巨大精子の姿に感動したようだった。
664 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/06/01(水) 14:04:40 ID:oPEvBeUl
「どこへ行くのかしら・・・あっ、判ったわ、上流にはひょっとして・・・」
アテナは自分の思い当たった推論に興奮し、すぐにプラトンに反重力カーペットを川の
上流へ向かわせるように依頼した。一行は愛液の川を数十キロ遡り、やがて川の源流
とも言える巨大な湖にたどりついた。その湖は直径5キロの巨大なオマンコだった。こ
の湖から湧き出した愛液が川となって流れ出しているのだ。川を遡る長い旅路の末、
やっと湖にたどり着いた精子たちが、光の届かない湖の底へと、何かに導かれるように
潜り込んで行き、姿を消していった。
「すげえ。あの向こう岸に見える小高い丘は、ひょっとしてクリトリス??」
「おそらくそうだ。うーむ、この湖に名前をつけねばならんな。そうだ地球風にマン湖という
名前はどうだろう?」
ソクラテス船長が提案した。前回の調査旅行の地球での滞在期間が2年間にも及んだ
ため、地球の文化、言語にかなり毒されていたのだ。アテナもプラトンも、この湖に付ける
名前はそれ以外には考えられない、と思った。
665 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/06/01(水) 14:09:44 ID:oPEvBeUl
ストーリーが分散しすぎてきたため、千鶴編を中心に物語を再構成しようと思います。
IDがつくようになってから連続投稿規制がかかって、一日5回以上連続で投稿できないようです。
間に別の人間が投稿すれば大丈夫なようなのですが。
では支援を。。
リアルタイムで支援できればいいんだけどね〜
667 :
茶房:2005/06/01(水) 23:33:22 ID:KnqpilXj
始めまして、
作者さんを応援しています。
千鶴がお気に入りです。
>>664 >>マン湖
落語やってるんじゃないんだから、もう少しまじめに書いて下さい。
ほかは面白いんですが。。。
669 :
名無し調教中。:2005/06/02(木) 20:05:48 ID:p6GA3dtq
いいんですよ
670 :
552:2005/06/02(木) 22:43:32 ID:QORQ01zp
作者さんまったり、執筆して下さい。
既に業界では動きがあるかもです。注目です。
メインサイトの他に各種ウェブログにて展開もありですよ。
これは出版化に向けた宣伝や出版後の販売ルートの確立にも
直結かもね。
キマイラ編ワロタwwwww
672 :
冷華:2005/06/06(月) 11:11:10 ID:EPaXoRRO
高原一家の話激らびゅww
馬路面白ぉいw
673 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/06/07(火) 15:12:18 ID:GV3W9nxH
さざなみ市の宇宙港には再び、星間航路の定期便が発着するようになっていた。工藤明
日香の働く定期便も、ネオガイア星人の住む、いくつもの惑星をめぐり、地球に寄港する
機会が多かった。
「ガラクタめ!今度という今度は廃棄処分にしてやる!」
ネオガイア星人の管理官が目を吊り上げて怒鳴り立てた。雑用サイボーグの工藤明日香
(29歳)が仕事中に居眠りをしていたのだ。雑用アンドロイドとして登録されている明日香に
は睡眠時間を取るという規定がないため、仕事の合間に眠る以外に方法がないのだ。
「申し訳ございません。廃棄処分だけはどうか勘弁してください・・・、あたしの体はサイボー
グで、生身として残っている部分がどうしても睡眠を必要とするのです。」
「それがガラクタの証拠だと言うのだ!他のアンドロイドを見てみろ。休息など必要とせずに、
24時間フル稼働しているぞ!」
明日香の言い訳は、管理官の耳には届かないようだった。管理官は明日香をスクラップに
するため、大型ゴミの処理施設へ連れて行こうとした。
(今度こそ本気だわ。逃げなきゃ・・・)
明日香は走り出した。機械化された下半身がガチャガチャとうるさく音を立てる。
「待てーっ!逃げるな、ポンコツ!」
管理官は制止しようとしたが、明日香の脳内に組み込まれたプログラムは、他のパーツと同様、
不良品だったため、しばらく前から明日香の肉体を優先的に支配する効力を失っている。明日
香は宇宙船のタラップを駆け下り、宇宙港の滑走路に降り立った。頭上にはさんさんと太陽の
輝く、地球の青い空が見えた。
674 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/06/07(火) 15:13:37 ID:GV3W9nxH
(2年ぶりになるかしら・・・)
拉致され、サイボーグ化実験の材料にされてから、宇宙中をたらい回しにされていたた
め、その後地球で起こった事件については明日香は何も知らない。地球の人々に、機
械化された明日香の肉体を見られた時どう思われるか、という心配よりも、今は管理官
の手を逃れることに必死だった。宇宙港は、戦火の跡がまだ完全に修復されておらず、
敷地を取り囲んでいるフェンスも所々が、裂けたままになっている。警備体制もズサンだ
ったため明日香はあっさりと宇宙港の外へと逃げ出した。宇宙船の管理官も元々、明日
香をスクラップにするつもりだったので、それ以上追跡しようとはしなかった。
(逃げる前にどうしても必要なものがあるわ)
それはコンセントの変換プラグアダプターだった。明日香の下半身と両腕は機械化され
ているため、3日に一度は充電しなければならないのだが、コンセントの先をネオガイア
星の規格から、日本の規格に変換するアダプターを手に入れないと、この先、バッテリー
が切れた時に動けなくなってしまうのだ。サイボーグである明日香にはいくら働いても給
料は支払われず、今、お金は一銭も持っていない。万引きするしかなかった。
「こらーっ、ドロボーだっ!誰か捕まえてくれ!」
宇宙港の近くの、ネオガイア人が経営する雑貨屋で店主の悲鳴が上がった。さりげなく
店内に入った明日香が、プラグアダプターを万引きしたのだ。ガチャガチャと無様な音を
立てて明日香が逃げていく。右腕のマジックハンドにはしっかりとプラグアダプターが握
られていた。
(ううっ・・・惨めだわ。でも生きていくためには仕方がない・・・こんな姿になっても、あたし、
まだ生きようとしている・・・)
明日香の脳裏に遠い昔のスチュワーデス時代の記憶や、改造手術を受けたあと、サイ
ボーグ戦隊のリーダーとして、仲間とともに戦っていた頃の記憶が、走馬灯のように脳裏
を横切っていった。
675 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/06/07(火) 15:45:48 ID:GV3W9nxH
一ヶ月後、工藤明日香は東京、新宿のオフィス街の歩道を歩いていた。万引きした
長いロングコートで、機械化された体を隠しているが、歩くたびにガチャガチャと鳴る
金属音は消す事が出来ない。べっとりと油がつき、ほつれた髪の毛とヨレヨレのコー
トを着た姿は浮浪者そのものだった。明日香は夜になると飲食店のゴミ箱を漁って
残飯を貪り、肉体部分の栄養を補給している。そして、店舗などの建物で外側にコン
セントプラグの差込を探し出して、こっそりと機械部分の充電をして日々、生きている
のだ。気をつけないと、充電出来ないままにバッテリーが空になり、明日香は歩けな
くなってしまう。一度は自宅に戻ろうかとも考えたが、変わり果てた肉体を家族の前に
さらけ出す気にはなれなかった。何のために生きているのか、明日香はわからない。
やがて明日香は立ち止まり、一つのオフィスビルの看板に目を留めた。『JAM航空』
の本社ビルだった。以前、明日香がスチュワーデスとして勤めていた会社で、なつか
しさのあまり、涙がこみ上げてきた。
「うっ、うううっ・・・あの頃に戻りたい・・・」
明日香は歩道にうずくまったが、変わり果てた、浮浪者同然の明日香に声を掛けるも
のは誰もいなかった。
676 :
茶房:2005/06/07(火) 20:28:04 ID:Zr7XpsVB
明日香が地球に戻ったー♪
「夢魔の通り道」っていうホラー短編の一編に、
首から上しかなくて、生命維持装置に繋がれて生きてて、
死んだことにして家に連れ帰ってヘラチオマシーンにするっていう
のがあった。
即座にこの小説を思い出しました。
ミ・д・ミ
679 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/06/15(水) 11:55:51 ID:d16EQwEf
そのころJAM航空の本社ビルでは緊急経営会議が開かれていた。
「何者かが、我社の株式を市場で大量に買い占めている!」
上席に座った取締役社長の小笠原信照が切羽詰った表情で叫んだ。
「社長、落ち着いてください。一体誰が買い占めていると言うのです?我社の発行済株
式数は莫大です。ちょっとやそっとの資金では我社を乗っ取る事は不可能です」
専務が興奮する社長をなだめようとした。
「しかし、現実に、数日前から、物凄いスピードで買い集められているのだ!最近では例
のテレビ局の事件もある。私は経営者として最悪の事態も想定しなくてはならない・・・」
その時、一人の社員が会議室に駆け込んできた。
「社長!買収をかけてきている相手が判明しました!」
「どこだ?」
「そ、それが、ネオガイア星のソロン財閥の代理人のようです・・・」
「なんだって!」
社長以下、重役達は思いもかけない事態に絶句した。
680 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/06/15(水) 12:39:33 ID:d16EQwEf
1週間後、あっけなくJAM航空は、ソロン財閥によって買収されてしまった。ソロング
ループ地球支社長のクセノフォンがネオガイア星人の部下数名と護衛のアンドロイド
兵数体を伴って、JAM航空本社ビルへとやってきた。
(地球の株式制度という習慣は面白いものだな。金など印刷された紙切れに過ぎんと
いうのに。こんなものに価値を感じ、神の様にあがめている地球人は、やはり間抜け
な原始人にすぎん)
クセノフォンがJAM航空を買収した資金は、ネオガイア星の高度な技術を使って大量
に複製された偽札だった。地球人の科学力では本物の紙幣と、コピーを識別すること
は不可能である。ネオガイア星人がこの技術を多用すればやがて日本にインフレが起
こることは間違いなかったが、日本の経済がどうなろうと、ネオガイア星人にとっては知
った事ではなかった。正面玄関で、クセノフォンを出迎えたJAM航空の重役一同は顔面
蒼白だった。
「軍に依頼して、武力でお前達の会社を丸ごと接収しても良かったのだがな!ま、君達、
地球人とはこれから長い付き合いになるわけだし、今回は地球の風習に従った、と言う
わけだよ」
クセノフォンは上機嫌だった。地球人たちはどう答えて良いのか判らない。
681 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/06/15(水) 12:40:15 ID:d16EQwEf
「恐れ入ります・・・」
「早速だが、今後の事業方針について話し合いたい。現在、地球で唯一の宇宙港が、
さざなみ市にあるのだが、この星の各主要都市から宇宙港までの連絡便を、お前達
の原始的な航空機を使って運行させるのだ」
「は、はあ・・・」
「その前に例の儀式を」
ネオガイア星人の部下の一人がクセノフォンに耳打ちをした。
「あ、そうだ、忘れていた。まずは服従の誓いを立てて貰おう。お前ら全員、裸になって
我々の靴の裏を舐めるのだ!」
「ひ、ひいいっ!」
アンドロイド兵が、地球人達にレーザー銃の銃口を向けた。抵抗することは出来ない。
「最初に言っておくが、我々の傘下に入ったからには、逃亡は許されない。表向きは地球
の他の会社と同じように振舞ってもらうが、全社員は我々の奴隷だ。我々の定めた社内
規定や命令には絶対服従し、どんなに仕事が辛くても、退職は許されない。判ったか」
「ははああっ」
JAM航空の重役一同は、跪いて深々とお辞儀をし、おのれの不運を呪いながら保身の
ために衣服を脱ぎ始めた。
682 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/06/16(木) 09:56:50 ID:5Xvw0uVv
早乙女芹菜(25歳)はJAM航空入社3年目の国際線スチュワーデスだった。主に成田
空港とロサンゼルスを結ぶ路線の旅客機に搭乗することが多い。入社1年目には、突然
フライト中に行方不明になった工藤明日香と同じ旅客機で働いたこともある。芹菜はフラ
イト中に、同僚の村上真知子(23歳)からJAM航空が、ネオガイア星企業の傘下に入っ
たというニュースを聞かされた。
「えっ?それってどういうこと?あたし達どうなっちゃうの?」
「わからないわ。成田に着いたら、もっと詳しい説明があるんじゃないかしら」
不安を胸に抱いたまま、旅客機は成田空港に着陸した。スチュワーデス、パイロットを含
むJAM航空の職員は空港内の事務所に集められ、新しい業務改善命令を聞かされた。
「すでに知っている者もいるかもしれないが、我社はネオガイア星、ソロングループの傘下
に入ることになった。今後はソロングループの名に恥じぬよう、誠心誠意勤務に励んで頂き
たい。」
通達を読み上げる所長自身の声も震えていた。
「ソロングループの意向で、業務に変更があった点がいくつかある。書類を配るから各自、
目を通してくれ」
芹菜と真知子も書類を受け取って目を通し、ぎょっとした。
「げっ!何これ?乗客へのフェラチオサービス、セックスサービス、パンチラサービス??
?・・・奴隷奉仕の徹底って、どういうこと?」
「読んで字のごとく、その通りのことだ・・・」
所長は伏し目がちに答えた。プライドの高い芹菜は逆上した。
683 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/06/16(木) 09:57:28 ID:5Xvw0uVv
「あたし、こんな事出来ません!こんな事するぐらいなら、辞めますっ!」
「残念ながら早乙女君、退職は認められないのだよ・・・我社はネオガイア星占領軍の
輸送任務も受け持つことになり、勝手な職務放棄は逃亡罪で死刑だそうだ」
「そんな!理不尽ですう!」
「新しい制服だ。客室乗務員(スチュワーデス)の諸君は、今日からこれを着てくれ」
渡された制服は、股下ゼロセンチの超ミニスカートと、ヘソの上までしか丈のないブラ
ウスと紺色の上着だった。袖の部分もノースリーブスに加工されている。
「帽子とスカーフは、変更がないから、今までの物をそのまま使ってくれ」
「ちょ、ちょっと待ってください!こんな制服、恥ずかしくて着れません。他の航空会社
の物笑いの種です」
真知子も抗議した。しかし、所長は取り合おうとしなかった。
「仕方ないだろう。拒否すれば死ぬことになる。下手をすると親兄弟にまで危害が及ぶ
かもしれん。死にたくなければネオガイア星人の命令には従うことだ」
芹菜と真知子は顔を見合わせたが、あきらめて黙るしかなかった。
さすがはネオガイア星人。
地球ナンバーワンの性欲処理サービスでJAMの株価が10倍くらいになりそうだ。
いいよいいよー
楽しみだ
強制系も人体改造も燃えるのう。
687 :
茶房:2005/06/21(火) 10:36:15 ID:pB+qs5Fq
武力で簡単に制圧できるのに、
わざわざ通過を複製して買い占める所がいいです。
無意味だ。つまらん。
お前にとってはな。
だったらくるな。
690 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/06/22(水) 21:46:18 ID:QWAe71p3
JAM航空はネオガイア星人の手によって生まれ変わった。日本の各都市と、さざなみ
宇宙港を結ぶ路線が開拓され、芹菜と真知子の搭乗する便もロサンゼルスから成田を
経由して、さざなみ市まで飛ぶ事になった。
「アテンション・プリーズ。当機は只今より成田空港を離陸し、ロサンゼルスへと向かい
ます。シートベルトをお締め下さい」
芹菜、真知子をはじめとするスチュワーデス達が、乗客の座席を回り、シートベルトが
締まっているかを確認していく。当然、超ミニスカートの下からは、ストッキングの着用を
禁止された生足が伸び、黒いパンティが丸見えである。乗客の男たちは大胆な制服を
着たスチュワーデスに遠慮のないスケベな視線を送り、ニヤニヤを笑いながら、貪るよ
うに、スチュワーデス達の姿を目に焼きつかせていた。
「恥ずかしいわ・・」
真知子が芹菜に囁いた。顔を紅潮させている。
「大丈夫よ、すぐに慣れるから」
ジャンボ旅客機が無事離陸し、安定飛行に入ると、すぐにスチュワーデスは乗客へのサ
ービスに取組まなければならなかった。
「お飲み物、機内食・・・フェラチオサービスはいかがでしょうか?」
プライドの高い彼女達は、卑猥な言葉を口にする度に頬を赤らめている。
691 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/06/22(水) 21:47:07 ID:QWAe71p3
「おーい、フェラチオを頼む。」
「こっちもだよ」
スチュワーデスは、乗客から引っ張りダコだった。芹菜と真知子も顎がガクガクになるま
で、フライト中、ずっとフェラチオを続けた。
「ファーストクラスにも顔を出さなくちゃ」
芹菜は階段を上がり、ファーストクラスの乗客がいるキャビンに入っていった。ここではス
チュワーデスによるセックスサービスが行われている。数人のスチュワーデスが制服のま
ま、乗客の座席の上に跨って、喘ぎながら腰を動かしていた。
「おいっ、俺へのセックスサービスはまだか!同じ金を払ってファーストクラスに乗っている
のに、これほど待たせるとは不公平じゃないか」
横柄な乗客が芹菜の姿を見て怒鳴りつけてきた。
「申し訳ございません。お客様」
芹菜はその乗客のシートの傍らに跪いて、お詫びをした。曲げた太腿の間からパンティが
剥き出しになる。
「もう我慢出来ない!早くしてくれ・・・・」
乗客はよほど溜まっていたのか、自らズボンを下ろすと芹菜の肩を強引に抱きすくめた。
「お客様、落ち着いて下さいませ」
芹菜は表面上は冷静に応対し、乗客に身を任せたが、こんなことがこの先、永遠に続くの
だろうかと思うと、目の前が一瞬、暗くなっていくような気がした。
692 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/06/22(水) 22:17:24 ID:QWAe71p3
ロサンゼルスまでフライトし、成田空港まで戻ってきた時、芹菜と真知子はクタクタに
なっていた。
「真知子、あたし、顎と腰がガクガクだわ」
「でも、これから空港で、もう一仕事あるのよ」
フライトを終え、旅客機から降りたスチュワーデス達は、空港ロビーでの催し物であるス
ッチーショーに出演しなくてはならないのだ。スッチーショーと言うのはJAM航空が宣伝
と顧客サービスのために始めたショーで、ようするに、本物のスチュワーデス達が制服を
着たまま、歌ったり、踊ったりするのだ。もちろん、ストリップやSMショーの様なことまでや
らされる。
「なんでこんな事までやらなくちゃいけないの?あたし見世物じゃないわ」
芹菜は不満気だった。それでも出演を拒否することは出来ない。スッチーショーの舞台の
周りには大勢の旅行者やビジネスマン達が集まり、黒山の人だかりだった。
「日本、エキゾチックナ、国デスネ!」
アジア系の外国人たちが下卑た笑い声を上げ、恥ずかしい姿で、オマンコを剥き出しにし
て踊るスチュワーデスに声援を送った。
「私ノ国デハ、コンナ破廉恥ナコト、考エラレマセン!」
戒律の厳しいイスラム系の外国人たちは憤慨している。欧米の国々から来た人達はこの
痴態を見ても、いたって冷静だったが、心の底ではネオガイア星人の軍門に下った日本
人を、それ見たことか、と軽蔑しているようだった。ストリップで制服を脱いだ芹菜は、白い
裸身を、女王様役の真知子に鞭で叩かれ、赤いローソクを垂らされて悶絶した。
693 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/06/22(水) 23:04:15 ID:QWAe71p3
JAM航空本社ビルの社長室は、恐ろしい様相に変わっていた。社長の小笠原信照は
目を覆いたくなる衝動を必死にこらえた。
「どうしたんだね。小笠原君。顔色が悪いじゃないか。まあ、掛けたまえ。この椅子はな
かなか座り心地がいいぞ。」
ネオガイア星人のクセノフォンは上機嫌だった。彼が腰掛けている白い物体は、人間椅
子に改造された、元秘書課の女性だったのだ。女性は全裸にされ、中腰で両手両足を
床についた形で固定されている。口は塞がれ、喋ることは出来ない。生きていくために必
要な栄養は肛門からチューブで注入されるのだ。
「人間の秘書なんてものは必要ない。ネットワークシステムに直接コンタクト出来るアン
ドロイドの方がよっぽど役に立つ。というわけで秘書課の面々は全員リストラし、社長室
を飾る、生体家具やインテリアに改造させてもらったよ」
淡々と語るクセノフォンに対して、小笠原は恐怖のあまり、言葉さえ失った。
「そんなことより、これを見たまえ、小笠原君。最近のJAM航空の株価動向だ」
694 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/06/22(水) 23:04:59 ID:QWAe71p3
クセノフォンはコンピューターの端末のキーを叩いた。コンピューターからはコードが延
びており、その先はテーブルの上に設置されている、人間インクジェットプリンターに改
造された若い女性の口につながっている。コードを通して信号を受け取った女性は、ビク
ッと痙攣を起こしたように反応し、用紙の上にオマンコを押し付け、小刻みに腰を動かし
始めた。オマンコから噴射される愛液は黒く着色されており、瞬く間に、精細なグラフと
文字が描かれていく。
「株価が、この数週間で、10倍に値上がりした!」
とクセノフォンが叫んだ。
「ネオガイア星企業との提携と、スチュワーデスによる徹底した顧客サービスが材料視さ
れたようですね・・・」
小笠原は解説したが、喜ぶ気分には到底なれなかった。
「そのようだな。まっ、ネオガイア星人の私には地球のマネーゲームなど興味ないがね・・・」
貨幣はネオガイア星の技術で複製すればいくらでも手に入るのだ。小笠原は無残にも人
間性を奪われ、用途に合わせて改造されてしまった、自分の秘書達の事を考えると、心の
底では涙が止まらなかった。
乙
自分の意思じゃ指先一つ自由に動かせないっていうのがいいね。
その絶望を思うとゾクゾクする。
697 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/06/24(金) 20:13:11 ID:iEwnHhPF
不老不死の女、久石千鶴は紀元1520年に梅毒を完治した後、宇宙人に反抗するた
めの手がかりを求めて放浪の旅を続けていた。体内には免疫が出来たため、もはや、
いくら不特定多数の人間とセックスをしても梅毒に感染することはない。千鶴は売春に
励みながら太平洋岸沿いにアメリカ大陸を南下していった。
「なんなのこれは!」
ある時、千鶴は、インカ帝国に属する海岸沿いの町を通過する際、丘の斜面に描かれ
た、巨大なサボテンのような絵に驚愕した。
(これはひょっとして、ナスカの地上絵???実物を見るのは始めてだわ。宇宙人に関
係する、何かの手がかりが掴めるかもしれない・・・)
もともと行く宛のない旅である。しかも不老不死のため時間はいくらでもあった。千鶴は
ナスカの地上絵を詳しく調査することにし、進路を変更して内陸部のナスカ平原へと入り
込んでいった。
698 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/06/24(金) 20:14:11 ID:iEwnHhPF
宇宙人グレイのギ・アン・ガスと4人の密猟仲間はこの時代でも、地球におけるハンテ
ィングを楽しんでいた。数千年の寿命を持つグレイは、紀元前より、数え切れないぐらい
の回数、地球を訪れている。小型の自家用宇宙船で地球に飛来したグレイ達は、今回
はインカ帝国の首都クスコで人間狩りを楽しんだ後、ナスカ平原に着陸して、打ち上げ
パーティを催していた。
「この地球人の女。なかなか、オツな味がするぞ。」
ギ・アン・ガスが、インカ人の娘の肩にかじりつくと、娘は恐怖に顔を引きつらせ、鋭い悲
鳴を上げた。娘は神殿に仕える『太陽の処女』と呼ばれる巫女達である。ハンティングの
獲物として捕らえられた彼女達は、生きたまま、爬虫類であるグレイに貪り食われる運
命なのだ。
「やっぱり、野生の地球人は格別にうまい!筋肉のしまり具合が、養殖モノとは全く違う。
・・・そう言えば、この前、養殖場になっていた牧畜惑星のひとつが放棄されたらしいな。
地球人を繁殖させ過ぎて供給過剰になったのが原因だと言うことだ」
「まあ、放っておくと地球人はセックスばかりして、すぐに妊娠しますから」
密猟仲間であるグレイのゴ・オイ・モイが、尖った口から血を滴らせながら答えた。宇宙
船のキッチンは、生きたまま、調理用アンドロイドに料理されている若いインカ人男女の
呻き声で、満ち溢れている。ちなみにナスカの地上絵は、約千年前にギ・アン・ガスがこの
地を訪れた際、原住民に神と崇められ、食用に多数の生贄をささげさせた後、ふざけて
描かせたものだった。
「俺は今まで、いろいろな星で、様々な文明人を食ってきたが、哺乳類から進化した地球
人が一番うまい!我々グレイの味覚にはたまらん味だ」
「私も同感です」
地球人の生血をすするグレイ達に、ギ・アン・ガスの意見に対して異を唱えるものは誰も
いなかった。
おつ
頑張れとしかいえない自分がいる。
>>作者さん
このスレを昨日見つけてまとめサイトから通して一気に読んでしまいました。
個人的に高原家と矢萩麻衣の話が好きです。
あと、人体改造ネタだとよくフタナリとかが出てきますが
女の子に人間のじゃなくて馬のチンポとかが付けられちゃうようなのはどうですかね?
最近エロばかりで生体実験してない点について
>>702 まぁまぁ。
この小説はたまにエロも生体実験も捨ててスペースオペラになっちゃうこともあるんです。
だから、エロでも生体実験でもスペースオペラでも楽しめる、
一粒で三度おいしい小説なんです。
もう少し待てば今度はピタゴラス博士の生体実験が始まるでしょう。
704 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/06/29(水) 18:23:55 ID:Fx8xeFGW
>>701 参考にさせて頂きます。
>>702 新しい生体実験のネタが不足しています。アイデア募集中です。
705 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/06/29(水) 18:59:26 ID:Fx8xeFGW
「ナスカ平原ニ、時間犯罪者11532号ヲ発見シタ。」
16世紀を捜査中のタイムマシンのコクピットでイエスイの相棒である時間管理局員が
報告した。時間管理局の駐在員および、捜査員は全て高性能アンドロイドで構成され
ている。理由は、各時代の人間に溶け込むための言語、風習を完璧にマスターするこ
とが容易で、しかも長い年月、危険な状況下で任務を遂行することが出来るからである。
もちろん、アンドロイドなので定期的に整備点検さえ受ければ、彼らも実質的に不老不
死である。
「ヤット見ツケタゾ。手間ヲカケサセヤガッテ。今度コソ逮捕シテ。永久時間牢ニ放リ込
ンデヤル」
イエスイは歓喜した。彼女は時間犯罪者11532号の専属捜査員に指名され、300年以
上もの間、時間犯罪者11532号こと久石千鶴を、追跡しているのだ。イエスイはナスカ
平原を一人で歩く久石千鶴に向けて、タイムマシンを降下させようとした。
「待テ。近クニ『グレイ』ノ宇宙船ガイル」
「コノ時代ノモノカ?」
「オソラク、ソウダ。彼ラトノ接触ハ、ナルベク避ケタイ」
「シカシ、目ノ前ニ、時間犯罪者11532号ガイルノダゾ。ミスミス逃ガスノカ?」
「仕方ガナイダロウ。慌テズニ次ノ、チャンスヲ待テ」
「残念!残念!残念!」
イエスイは無念のあまり、ふてくされて活動能力を低下させ、省電力モードに入ってしまった。
706 :
冷華:2005/06/30(木) 00:29:41 ID:lZTlx7vG
高原家の話もっとだして!w
すんげぇ面白いwwww
馬路ワロタw
いわゆる四股切断。
腹膨らませ。
永久妊娠。
体内にバイブ埋め込み。
強制女性化&男性化
神経超過敏化。
体の一部の肥大化(部屋一杯の乳房、自分の片足よりでかいクリトリス等)
爆弾埋め込み&媚薬投与&いったら爆発で欲求不満で寸止め地獄。
キメラ化。
ブラックジャックからのネタで、
1.動物に脳移植して獣姦
2.動物に整形して同上
頸部にクモ足移植、その他いろいろ移植して物体X化、性的に興奮すると内蔵ぶちまけるとか
新しいアイデアじゃないけど、首から下の交換をもっとやってほしい。
ああいった倒錯的な実験を大々的にやると、もっとハジケそうな感じ。
アンドロメダもあの実験を気に入ってたみたいだし。
ヤッターグレイ出てきた。
グレイの横暴振りが好き。
713 :
名無し調教中。:2005/06/30(木) 22:36:56 ID:JfmU3c1G
万個いっぱい
714 :
茶房:2005/07/01(金) 11:24:39 ID:5r6tvA7H
グレイと人間の差は、
人間と牛豚などの家畜との差よりすっと大きいですよね♪
715 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/07/06(水) 00:21:36 ID:dPQ2hF4A
ナスカ平原を歩く、千鶴は東の空に銀色の円盤状のものが飛び去っていくのを見た。
ハンティングを終えたグレイが宇宙へと帰って行ったのだ。
(UFOだわ。やはりナスカの地上絵は宇宙人と関係があったのよ)
千鶴は確信し、なおもナスカ平原を歩き回ったがそれ以上、何も発見することはできな
かった。千鶴はその夜、平原で野宿をすることにした。
(あと500年間生き延びれば、現代に戻れるわ。でも、宇宙人に復讐することなんて出
来るのかしら。・・・それに、仮に成功したとしても、不老不死のあたしは、その後も永遠
に行き続けなければならない)
千鶴が寝袋に包まり、物思いにふけってウトウトとしていると、突然、大勢の人間の足音
と怒声で目を覚ました。
「こんなところに女が寝ているぞ!」
「生きているのか。生きているのなら捕まえろ」
パッと立ち上がって、身構えた千鶴は青ざめた。槍や棍棒で武装した大勢のインカ帝国
の兵士に取り囲まれていたのだ。千鶴は隠し持っていたナイフを取り出そうとしたが多勢
に無勢だった。
「神殿を襲った化け物について何か知っているかもしれん。厳重に縛り上げて、皇帝陛下
の下へお連れしろ」
716 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/07/06(水) 00:22:35 ID:dPQ2hF4A
インカ兵たちは、千鶴を棍棒で滅多打ちにして抵抗する力を失くさせると、両腕を縛り
上げた。そして軍勢を指揮しているインカ皇帝アタワルパの本陣へと連れて行った。ア
タワルパは、首都クスコの神殿を襲って多数の巫女や神官、参拝者達を殺戮したグレ
イを、討伐するために、大軍勢を引きつれナスカ平原まで出陣してきたのだ。
「女。このような妖しい地で何をしておった。ここは太古の昔より、時折、人間を食らう化
け物が現れるという呪われた場所だぞ」
アタワルパ皇帝は尊大な態度で、目の前に引き据えられた千鶴を見下していた。後ろ手
に縛り上げられた千鶴は身動きすることが出来ない。
「私はただの売春婦でございます。たまたま平原を旅していただけでございます」
千鶴はとぼけたが、かえってそれがアタワルパを刺激したようだった。
「こんな不気味な場所を一人で旅する女がいるものか!お前、化け物について何か知っ
ておるな?答える気がないのなら、その気になるまで痛めつけてやるまでだ」
アタワルパ皇帝は部下に命じて棍棒とロープを持ってこさせた。そして、千鶴を支柱に逆
さ吊りにさせると、青銅のナイフで衣服を切り裂いて丸裸にした。
「なんとまあ、傷だらけの体だ!よくこんな汚い体で売春婦が務まるな。いったい、どうす
れば、こんなに体中に傷がつくんだ?」
アタワルパが驚いて言った。千鶴の体は世界中で、拷問にあったり、戦ったりした時につ
いた古傷で、ところ狭しと埋め尽くされていたのだ。
「まあいい。これから余がもっと酷い傷をつけてやる」
アタワルパは、千鶴の全身を棍棒で殴り始めた。
「うぐうう!」
いくら殴られても千鶴には、16世紀のインカ人に説明出来るような情報は何も持ってい
ない。宇宙人について話したとしても、彼らに理解させることは不可能だろう。千鶴は頭に
血が上って、顔が紫色に鬱血してくるのを感じながら、ひたすら拷問に耐えるしかなかった。
続きキター!!!!
>>作者タソ
このまま逝くと生きたまま心臓をえぐりだされて矢で陰部を射抜かれて殺されますよ。
いくら不死身の千鶴タソでもこれじゃ無理でしょう。
例によって時間警察を出したらあたしゃキれますよ。
719 :
茶房:2005/07/07(木) 18:30:58 ID:k6Nrb34V
にゃんでキれるの?
720 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/07/09(土) 07:26:38 ID:6RLAXuZN
夏バテのため、続きは、もう少し待ってください。
721 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/07/11(月) 10:15:59 ID:mzEKg2cz
「食え、女。」
アタワルパは、地面に放り投げたジャガイモをサンダルの底で踏み潰した。足首と両手
首を縛られて地面に転がされている千鶴は、芋虫のように這い蹲り、グチャグチャニに
潰れて泥まみれになったジャガイモに口を直につけて、貪り食った。千鶴に与えられる
食べ物はいつもこのようにして与えられる。
「どうだ、化け物について知っている事を、話す気になったか?」
「何度も言っているでしょう。あの化け物は、遠い星からやってきた宇宙人です。500年
後の未来では、地球は彼らの侵略の脅威にさらされることになります。私の使命はそれ
を食い止める方法を探し出し、宇宙人に復讐することです」
千鶴は若きインカ皇帝に訴えたが、やはり言葉の内容は理解できなかったようだ。
「わけのわからん事を言ってごまかそうとしているな!素直に喋るようになるまで、拷問
の手は緩めんぞ」
アタワルパは荷物運搬用のリャマを一頭連れて来させた。リャマと言うのはラクダ化の
動物で、かなり小型のため、人間が騎乗することは出来ない。
「この売春婦をリャマと性交させるのだ」
アタワルパは兵士達に命じた。千鶴はM字開脚のポーズで縛り直され、うつぶせに地面
に転がされる。長く巨大な、異様な形のペニスを勃起させたリャマが、兵士達に誘導され
て覆いかぶさってきた。
(うううっ!こ、このぐらいのことで・・・あたしは負けたりしないわ。どんな屈辱にも耐えて、
21世紀まで生き延びてやる・・・)
千鶴はリャマに犯されても、顔色一つ変えず、毅然とした態度で長いペニスを受け入れて
いた。
「なんとしぶとい売春婦だ。ならば、いっそのこと昼夜を問わず、全ての兵士の慰み者にし
てやろうか。お前の命が尽きるのが早いか、屈服して余に許しを請うのが早いか、見もの
だな!」
アタワルパは残忍そうな笑みを浮かべると千鶴の顔面に蹴りを入れた。
722 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/07/11(月) 10:16:48 ID:mzEKg2cz
ナスカ平原で、それ以上化け物に関しての手がかりを、得る事の出来なかったインカ
帝国の軍勢は、首都クスコに戻ることなく、そのままアンデス山脈の太平洋岸沿いを
北上していった。今度は、北部地方に白い神ピラコチャが出現した、という情報が伝え
られて来たのだ。白い神は巨大な四足の獣に跨り、雷鳴を轟かせる鉄の棒を持ってい
るという。彼らの正体は、黄金に目が眩んだスペイン人の荒くれ者達で、ついに南米に
まで押し寄せてきたのだ。帝国領内の各地で略奪を行っているという白人にインカ皇帝
は強い怒りを覚えた。皇帝の威信にかけて、彼らをこのまま放置しておく事はできなか
った。北上するアタワルパの軍勢はインカ帝国領内の町、カハマルカで、とうとうスペイ
ン人の略奪者フランシスコ・ピサロの一隊を捕捉した。
「どうされますか、皇帝陛下?」
側近の一人がアタワルパに訪ねた。ピサロの率いているスペイン人兵士は僅か300人
にも満たない。
「ここは、我帝国領内だ。インカ常備軍20万人の兵力で包囲し、押しつぶす事は簡単だ
が、私は彼らに興味がある。皆殺しにしてしまう前に彼らがどういう者達であるのか、知
っておきたい。」
数々の征服戦争で名を挙げ、兄ワスカルとの皇位をめぐる内戦にも勝利してきたアタワ
ルパは自信に満ち溢れていた。
「では、白い神に会見を申し入れますか」
「そうだな」
723 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/07/11(月) 10:17:35 ID:mzEKg2cz
数日後、インカ皇帝アタワルパとスペイン人の隊長フランシスコ・ピサロは緊張状態
の中、会見をすることになった。御輿に乗ったアタワルパは多くの衛兵に守られて会
見場へと現れた。千鶴も連日のように輪姦され、傷ついた全裸の体で、御輿の一番
重心のかかる真ん中の位置を担がされている。他の御輿担ぎ達はれっきとした皇帝
の従者で、千鶴は彼らにセクハラや嫌がらせを受けていた。御輿の底で千鶴が、両肩
にのしかかる重量に苦しんでいると、突如異変が起こった。会見中にピサロが、待機さ
せていたスペイン人の兵士達に一斉射撃を命じたのだった。アタワルパの衛兵達は銃
弾を浴びて一瞬にして皆殺しにされ、皇帝は、生き残った僅かの従者と共に、生け捕り
にされてしまった。御輿の底にいた千鶴も銃撃をまぬがれ、スペイン人たちの捕虜に
なった。
「おのれ、異人どもめ!」
アタワルパは汚い手を使う、スペイン人達にさらなる怒りを募らせた。
(しかし、余が人質になったとはいえ、ここが我帝国領内であることには変わりが無い。
やつらを騙して、我が身さえ、逃れる事が出来れば、たかだか300人の異人どもなど
一瞬にして殲滅することが出来る)
724 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/07/11(月) 10:18:13 ID:mzEKg2cz
アタワルパはピサロに、無事釈放してくれるなら、代償に莫大な黄金を支払うと提案
した。インカ人たちは皇帝の命を救うために帝国中から黄金をかき集め、スペイン人
の立てこもる宿舎に積み上げた。
(どうだ、異人どもめ。黄金に目が眩んで、余を釈放するのだ。まあ、その時が貴様ら
の最後になるのだがな・・・)
アタワルパは自分の目論見通りに事が運ぶことを信じて疑わなかった。黄金を目にし
たスペイン人達の心は揺れ動いた。しかし極悪非道のスペイン人の隊長、ピサロはさ
らに上手だった。いきなり、アタワルパに処刑を宣告したのだ。いかにインカ皇帝とい
えども、この状況で抗う事はできなかった。
「太陽の子である余を斬首にするなど、異人ども、決して許さんぞ!必ず生まれ変わ
って、復讐してやる!」
千鶴は処刑場でのアタワルパの悲痛な叫びを聞いた。紀元1532年、権力の絶頂期
にあったインカ皇帝アタワルパは処刑され、高度な文明を誇ったインカ帝国は、皇帝を
失ったために、あっさりと滅亡した。
725 :
茶房:2005/07/11(月) 16:21:34 ID:Woo/ozHt
歴史ロマンを感じさせる続きキター♪
>夏バテ
無理しないでがんばってください〜。
age
727 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/07/14(木) 10:08:35 ID:xfvtdwbY
21世紀初頭の日本。宇宙海賊の襲撃で荒れ果てた、さざなみ市もようやく復興し以前
の姿を取り戻しつつある。日本政府よりネオガイア星人に割譲されたさざなみ市周辺は、
地球で最も超科学の恩恵を受けている地域でもある。そのさざなみ市郊外の軍事基地
内に、ウラノス博士の研究所があった。もともとウラノス博士の研究所は宇宙母艦オリン
ポスの内部にあったのだが、宇宙海賊との白兵戦で半壊してしまったため移転したのだ。
ウラノス博士の専門分野はDNA研究をふくむ人体生命学である。途中まで研究の進ん
だ不老不死実験に挫折した後も、豊富な地球人の実験体を使って様々な生体実験に取
り組んでいた。
「実験体を一人用意してくれ」
ウラノス博士は資材部の担当者に通信機器を使って依頼した。ウラノス博士は常に一人
で研究に没頭することを好むタイプなので、助手は使わない主義だ。
「男がいいですか?女がいいですか?年齢は?」
「年齢は若いほうがいい。といっても子供は駄目だぞ。男女はどちらでもかまわん」
「わかりました。すぐに適格者を選別し、捕獲します。30分後にはお届け出来るかと」
「頼む」
ウラノス博士の新しい実験の準備が整ったのだった。
728 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/07/14(木) 11:02:51 ID:xfvtdwbY
天野孝(22歳、無職)は自宅の部屋でインターネットに没頭していた。高校2年生の夏に
不登校になって以来、引き篭もりを続けている。高校は自動的に中退になり、それ以後進
学もせず、定職にもついた事が無かった。約5年間引き篭もりを続け、家族とも禄に会話
をすることもない。声帯が退化してしまったような気がし、たまに声を出すとこもった声に
なる。もちろん友達もいない。いつまでこの生活が続くのか判らず、将来に対して漠然と
した不安はあるが、毎日の生活に無感覚になり、抜け出すために何かをしようという気力
も沸かなかった。孝は今日もパソコンに向かって、お気に入りの巨大掲示板サイトを検索
し、時折書き込みをしたり、画像や動画を拾ったりしていた。
(今日は、いいオカズが拾えたでつ)
孝は掲示板に張り付いていたエロ動画を何本かダウンロードし、自分のパソコンのハード
ディスクに保存した。孝が一仕事を達成した満足感を感じながら、休憩するためにOAチェ
アから立ち上がろうとした瞬間、体全体が白い光輝に包まれた。
「な、な、な・・・・」
孝は叫び声を上げようとしたが、普段あまり声帯を使っていないため声にならなかった。
孝の体はあっという間に、分子レベルにまで分解され、遠く離れたさざなみ市のウラノス博
士の研究所内で実体に戻った。
「ど、ど、どこでつか、ここは!」
孝は腰を抜かしていた。自分の家から外に出たのは何週間ぶりだろう。孝はアンドロイドに
取り押さえられ、ウラノス博士の実験室へと連れて行かれた。
「おお、到着したか。では早速実験にとりかかろう」
ウラノス博士は、純粋な科学者であり、研究目的で連れて来られた実験体の性別や容姿
など気にしない。実験のため、アンドロイドに命じて孝の衣服を剥ぎ取らせ、全裸にさせた。
729 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/07/14(木) 11:03:28 ID:xfvtdwbY
「な、何をするのでつか。」
「お前は、実験体だ。今度の実験は、人間の細胞組織全てを透明化し、目に見え
ない透明人間を作る実験だ。そこのDNA変換カプセルに入りたまえ」
ウラノス博士は全長2メートルほどのベッド型のカプセルを指差した。それは以前、
久石千鶴が不老不死の肉体に変換された時に使われた物と同じ物だった。
「い、嫌でつ。恐いでつ。オナガイします。許して下さい・・」
「妙な日本語を使うやつだな。それとも自動翻訳機の調子がおかしくなったのかな?
・・・まあ、そんなことはどうでもいい。早く実験を始めよう」
アンドロイドは無理矢理、孝をDNA変換カプセルの中に押し込め、手足をカプセル
内の拘束ベルトに固定した。
「心配するな。今回は比較的簡単な実験だ。不老不死実験ほどの苦痛はない。時
間も一時間ほどで終わる」
カプセルの蓋が閉まるとウラノス博士は、パネルを操作して、透明人間化するため
のプログラムを選択し、DNA変換装置のスイッチを入れた。カプセル内に紫色の磁
場が充満し、孝の体の隅々にまで行き渡った。
「うぎゃあああああ!」
あまりの恐怖と苦痛に孝は絶叫し、オシッコをもらした。
730 :
茶房:2005/07/14(木) 12:22:42 ID:IIei7Ehi
新キャラきたー♪
「〜でつ」ってのがイイでつw
ワロタw
732 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/07/15(金) 00:16:17 ID:HTRmaHYl
一時間後、予定通り孝のDNA変換は終了した。ウラノス博士がカプセルの中を覗きこむと、
一見してそこには誰もいないように見えた。
「実験は成功だ。実験体の体は完全に透明化した。」
ウラノス博士は歓喜し、アンドロイドに命じてカプセルの蓋を開けさせると、孝を引きずり出し
た。目に見えないので逃亡しないように細心の注意を払わなくてはならない。幸い孝はもと
もと、乏しい全ての気力を使い果たしてぐったりとしており、されるがままになっていた。
「副作用がないか、精密検査をしなくてはならん」
それから、2週間の間、孝は様々な検査を受け、体組織のデータを収集された。そして、全
ての検査が終わると孝はウラノス博士に宣告された。
「実験は終了した。お前はもう、用無しだ。わしは親切だから、元いたところに返してやる」
「あ、ありがとうございまつ。で、でも、その前に、ぼ、僕の体を元に戻して欲しいでつ」
「それは無理だ。研究はまだそこまで進んでおらん。それにわしは、これから別の実験にと
りかからねばならん。このところ急に生体実験の研究依頼が増えてきおってな」
「そ、そんな・・・」
733 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/07/15(金) 00:17:08 ID:HTRmaHYl
孝は、有無を言わさず転送機に入れられ、白い光輝に包まれた。そして孝が再び実体
化したのは、自宅にある自分の部屋だった。2週間の間、行方不明になっていたわけ
だが、無職である孝の生活には何の支し障りもない。孝は洋服ダンスを開け、扉の内側
の鏡を見た。やはり、何も映っていなかった。
(困ったでつ。これでは服を着るわけにもいかないでつ)
服を着ると透明人間がそこにいることがバレて大騒ぎになってしまう。幸い季節は夏なの
で全裸でも寒くない。もともとコミュニケーションの少ない両親に相談するわけにもいかず、
孝は自室で3日間を過ごした。両親は孝が自宅に戻っていることにも気付いていないよ
うだった。お腹が空けば、食べ物は冷蔵庫から勝手に持ち出して食べればよい。ただ問
題は消化されるまで、胃のあたりに咀嚼された食べ物が透明化されずに、目に見えて残
っている事だった。そして、自宅に戻って3日目、とうとう孝は外出することにした。
(透明なら家の外に出ても、他の人と会話しなくてもいいから、恐くないでつ。)
孝は全裸で家の外に出た。裸足なので足の裏が痛い。しかし、こんなに晴れ晴れとした
気分で外出するのは数年ぶりのことだった。
透明になるのと時間をとめられるのだけはガチ。
735 :
茶房:2005/07/16(土) 00:04:37 ID:aIkG+qR1
読者と等身大のキャラ(笑)が動き出しましたね。
これは作者の愛なのか嫌がらせなのか。
面白いからよしとしよう。
漏れも透明人間になりたい
うん
こ
741 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/07/21(木) 15:28:04 ID:5/qEQ5s+
孝は、5年前に通学していた高校へ行ってみることにした。同級生たちは既に卒業して
しまっているだろうが、教師の何人かは残っているだろう。高校へ行くためには電車に
乗らなくてはならない。駅へ向かった孝は、見えないと判っていても通行人たちの視線
が気になってしょうがなかった。
(恥ずかしいでつ。ガクガクブルブルでつ)
孝は、自動改札機を通り抜ける事が出来ないので、駅員のいる改札口を抜け、駅のプ
ラットフォームに降りた。プラットフォームでは電車を待つ女子高生達がたむろし、お喋
りに夢中になっていた。
「あいつ授業中、あたしの顔、ずーっと見てんだよ。チョーキモイ。ムカつくー」
「だよねー。鏡見ろって感じー」
(ムカつくのは、お前でつ)
孝は近寄って行って、一番美人の女子高生にいきなり抱きついた。
「キャーッ!」
「どうしたの?」
「い、今、誰か、あたしに触らなかった?」
女子高生は驚いてキョロキョロしている。
「何、言ってんの?誰もいないって」
742 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/07/21(木) 15:28:53 ID:5/qEQ5s+
孝は、さらに女子高生の胸元に背後から手を伸ばし、両乳房を制服のブラウスの上か
ら鷲掴みにした。思ったより豊満な乳房で、とても柔らかい感触だった。
「キャーッ!」
「何、言ってんのさっきから!」
「だ、誰かがあたしの胸、つかんでるよー」
(女の子の体に触るのは生まれて初めてでつ。柔らかいでつ。気持ちいいでつ。・・・)
孝は女子高生の首筋に顔を近づけ、汗とリンスの入り混じった甘酸っぱい匂いを、夢中
で嗅いだ。勃起してきた股間のチンポを女子高生のお尻にスカートの上から押し付ける。
「ひっ!あ、あたしの後ろに、絶対、何かいるよ・・・」
女子高生は顔を真っ赤にしてパニックになっていた。やがて、プラットフォームに電車が
入って来て停車した。孝は我に帰って女子高生の体から離れ、電車に乗り込んだ。通勤
時間のラッシュアワーも終わりに近づいているため、車内はかなり空いていた。孝はOLや
女子高生、女子大生など、若い女性を見つけると次から次へと痴漢行為を働いた。
(こんなにウマーな体験は生まれて初めてでつ。まさに天国でつ。逝ってよし、でつ)
体を触られた女達は、気味悪がっていたが、実際に孝の姿が見えないため、人目を憚っ
て、ひたすら我慢し、騒ぎ立てることはなかった。最後に孝は座席に座っている、上品な、
少しお高くとまったような雰囲気のするOLの顔にチンポをこすりつけ、顔面に精液をぶっ
かけた。孝の体から出た排泄物や分泌物も体外に出てからしばらくの間は、透明で目に
見えない。OLの顔の化粧が、孝の透明の精液でくずれ、滲んだ口紅が尾を引いて、顔の
下半分に溶け出した。OLは何が起こったのか判らず、動揺して顔を引きつらせていたが、
暑さのせいで汗が化粧を溶かしたのだろう、と納得させると、バッグから手鏡とハンカチを
取り出して、あわてて化粧を直し始めた。
(オイラがここにいる事、全然気付いていないでつねー)
孝は、必死で口紅を引き直しているOLを見ながら笑いが止まらなかった。
なんで、透明人間?
光学迷彩で十分じゃん。
我々と等身大のキャラの出現の背景には『電車男』ブームがあったりするんでつか?
それにしてもこの我々と等身大のキャラは服を着ていないわけですよね? (服を着ていたら服が見える)
裸で歩いていて恥ずかしくないのかなぁ
745 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/07/21(木) 16:05:46 ID:5/qEQ5s+
孝はその40代の男性教師の後をつけ回し、階段を降りる際に背中から足蹴にした。教師
は階段を転げ落ち、全身を打撲したようだった。
(逝ってよし)
大勢の生徒や教師達が集まり、救急車で運ばれていく様子を、孝はすぐ傍で間近に見て
いた。誰も孝の存在に気付かない。孝は女子生徒たちに散々猥褻行為を働くと、腹が減っ
たので学校を出た。商店街でお菓子やインスタント食品を盗み、物陰に隠れて貪り食べる。
食物が消化されるまでは人前には出られない。透明人間になった孝の唯一のウィークポイ
ントだった。孝は女子トイレに侵入して、何も知らない女性がオシッコやウンチをする所を
観察したり、美人の女を見つけると尾行して自宅を突き止め、勝手に上がりこんで、浴室
や寝室などで、女性の生活を観察したりした。
(女が、こんなに頻繁にオナニーをするものとは思わなかったでつね)
今まで性体験どころか、女性と付き合ったことさえない孝には驚きの連続だった。
746 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/07/21(木) 16:06:56 ID:5/qEQ5s+
孝は昔、通っていた高校にたどりつき、孝がイジメに合っているのを黙認していた教師を
見つけ出した。
(本当は気付いていた癖に、黙っていたのは、ただ面倒だったからでつね。許せないでつ)
孝はその40代の男性教師の後をつけ回し、階段を降りる際に背中から足蹴にした。教師
は階段を転げ落ち、全身を打撲したようだった。
(逝ってよし)
大勢の生徒や教師達が集まり、救急車で運ばれていく様子を、孝はすぐ傍で間近に見て
いた。誰も孝の存在に気付かない。孝は女子生徒たちに散々猥褻行為を働くと、腹が減っ
たので学校を出た。商店街でお菓子やインスタント食品を盗み、物陰に隠れて貪り食べる。
食物が消化されるまでは人前には出られない。透明人間になった孝の唯一のウィークポ
イントだった。孝は女子トイレに侵入して、何も知らない女性がオシッコやウンチをする所
を観察したり、美人の女を見つけると尾行して自宅を突き止め、勝手に上がりこんで、浴室
や寝室などで、女性の生活を観察したりした。
(女が、こんなに頻繁にオナニーをするものとは思わなかったでつね)
今まで性体験どころか、女性と付き合ったことさえない孝には驚きの連続だった。
747 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/07/21(木) 16:08:26 ID:5/qEQ5s+
745 3行、抜けてました。
748 :
茶房:2005/07/21(木) 17:30:39 ID:bdAet80q
作者さん暑い中ご苦労様です。
孝のキャラがあまりに自分に近いのでガクガクブルブルでつw
749 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/07/22(金) 06:34:09 ID:YvR7oHKQ
透明人間になって、やってみたい事ってどんなことでしょうか?
さ(ry
産婦人科に行って医者が居ない隙に開脚台の上の女性にイタヅラ。
てーつっこむとか。
一人暮らしの女性の家に忍び込んで寝てる所を縛って犯す。
国会で質疑している最中の
女性議員に色々な悪戯。
子宮の卵巣を片方精巣に
勝手に妊娠して(゚д゚)ウマー
754 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/08/02(火) 10:25:22 ID:xPvPaKB/
天野孝が透明人間になってから数週間が過ぎた。もともと引き篭もりだった、孝の行動
は日に日に大胆になり、エスカレートして歯止めが効かなくなっていった。ある日、孝は
産婦人科に侵入し、診察室で若い妊婦が大股を広げて診察される様子をのんびりと観
察していた。何人目かで、20代前半のまだ少女っぽい雰囲気のする妊婦が、看護婦に
案内されて診察室に入ってきた。
(キターッ!オイラの好みの若妻でつ!)
診察台に座り、両足を広げて下半身を剥き出しにした若妻は、妊娠5ヶ月の少し膨張した
下腹部を孝の目の前にさらした。
「初産でしたね。お子さんは順調に成長していますよ。CTスキャンで確認してみましょう」
「よろしくお願いします。先生」
若妻の妊婦は可愛らしく微笑みながら答えた。
(相手が医者とは言え、知らない男にオマンコをさらして、恥ずかしくないのでつかね?そ
れにしても産婦人科の医者はうらやましいでつ・・・よし、こうなったら、オイラも診察してや
るでつ)
755 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/08/02(火) 10:26:08 ID:xPvPaKB/
孝は妊婦に近寄り、オマンコに手を突っ込んだ。初産のためオマンコの入り口は狭く、
なかなか奥に入らない。若妻はいきなりオマンコに異物感を感じて驚いていたが、何も
見えないので、どう考えていいのか判らないようだった。
(ぬるぼ・・・なかなか入らないでつ。)
孝はムキになってグリグリと拳を押し込んだ。
「ひっ!」
さすがに若妻が悲鳴を上げた。
「どうかしましたか?」
医師が声をかける。
「い、いえ、別に・・・」
CTスキャンが妊婦の下腹部をスキャンしていった。孝は、子宮のさらに奥に手を突っ
込むことに夢中になっていて気付かない。若妻の妊婦は、声を出して騒ぐわけにもい
かず、歯を食いしばって、下腹部に乱暴に押し入ってくる異物感に必死に耐えていた。
「なんだ、これは!」
CTスキャンの捉えた画像を見た医師が叫んだ。画像には下腹部に侵入している孝の
手の骨の輪郭がうっすらと映っていたのだ。驚いた医師が、確認のために診察台の方
に駆け寄ってきて、まじまじと覗き込む。若妻のオマンコは、孝の透明の腕によって奥
の方まで押し広げられ、ピンク色の子宮の入り口までが剥き出しになって、ヒクヒクと
蠢いていた。
「確かに、ここに腕の骨が・・・」
医師がつぶやき、孝は見つかった事に気付いた。
(あぼーん!まずい、逃げるでつ!)
孝は慌てて妊婦のオマンコから、愛液まみれの腕を引き抜くと、診察室から逃げ出した。
756 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/08/02(火) 11:22:30 ID:xPvPaKB/
またある日、孝は衆議院本会議中の国会議事堂に侵入した。テロを警戒して恐ろしく
厳重に警備されていたが、透明人間の孝には何の障害にもならない。
(ここは昔、小学校の頃、遠足で見学に来た記憶がありまつね。あの頃は、オイラにも
リアルの友達がいたでつ・・・戻れるなら、あの頃に戻りたいでつ)
孝はセンチメンタルな気分に浸りながら議場へと入っていった。議場では内閣総理大
臣をはじめとする各省庁の大臣達が、野党議員たちの執拗な攻撃を受けていた。
(ジジババがイパーイでつ。あまり楽しそうな所ではありませんね。おや、寝てるやつも
いるでつ。この税金ドロボーめ!オイラが起こしてやるでつ!)
孝は、居眠りをしている議員達の頭をたたき、起こして回った。もっとも、引き篭もりの
ニートである孝は、生まれてから今まで税金など一円も払った事はない。
(オマイラの政治が悪いから、オイラは、いつまでたっても社会に出れないのでつよ!)
何事にも無感動だった孝に、珍しく怒りの感情が湧いてきた。そうしている間にも、大臣
達への質疑応答が続き、やがて一人の女性議員が代表質問へと立った。挑戦的な真
っ赤なスーツを着たその女性は、日本女性新党の党首、千葉節子(41歳)だった。
(おや、美人の議員もいるのでつね)
757 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/08/02(火) 11:23:10 ID:xPvPaKB/
孝は恐れ気もなく壇上へと上がって行き、間近でその女性議員を観察した。千葉節
子は評論家出身の議員で、マスコミにも多く登場し、実年齢よりも10歳は若く見え
る抜群のルックスと、常にハキハキとした知的な答弁で、話題沸騰中の人物だった。
数年前に立ち上げた日本女性新党は女性議員ばかりの政党で、現代社会における
女性の権利を主張する過激なトークで世代を超えた女性票を集めていた。
「総理は、日本国民の人権を侵害するネオガイア星人との条約を撤回する意思はな
いのですか!」
節子は、声を荒げて総理大臣に噛み付いていた。総理大臣は宇宙人に降伏してから
と言うもの、各分野での対応に追われ、やつれきっている。
「私は国民の安全と平和を守るために、彼らの申し出を受け入れざるを得なかったの
だ。条約を撤回するつもりは、今のところ全くありません!」
総理の回答に野党議員たちから野次、ブーイングが飛ぶ。
「では、現に宇宙人の犠牲になっている国民に、政府として、今後どういった保障して
いくつもりなのか、御説明願いたい」
節子議員は引かなかった。
(生意気でつね、この女。なんとなく腹が立ってきたでつ!こうしてやるでつ)
孝は、質疑応答中の節子のスカートの下から手を入れ、パンティをまさぐって肛門に
人差し指を突っ込んだ。
758 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/08/02(火) 11:23:52 ID:xPvPaKB/
「うっ!」
節子は肛門に異物感を感じ、何が起こったのかのかと慌てた。しかし今は国会の代
表質問中で、たとえ何があっても途中で中断することは出来ない。
「次に消費税の税率の件ですが・・・」
(なかなかしつこいでつね、この女)
孝は挿入した指で思いっきり節子のアナルをかき回し、指を引き抜いた。
(しまった、指の先にウンチが付いたでつ)
孝は黄色く汚れた指先を、必死で喋る節子の口元へと持っていき、唇に擦り付けた。
「ここに、道路公団が請求した予算の明細がありま・・・もごっ・・もごっ・・・」
節子はむせこみ、目を白黒させた。何が起こっているのか全くわからない。ウンチの香り
が鼻孔を突いている。
「・・・失礼しました。道路公団の請求した予算の・・・」
孝は慌てている節子の様子が面白くてたまらなかった。そしてさらに、答弁中に尻に蹴り
を入れたり、顔面に平手打ちをしたりして楽しんだ。
759 :
751:2005/08/02(火) 19:02:38 ID:hClcLEJq
おもろい!
このシリーズ気に入った。
孝君にはもっと活躍してほしいでつ!
760 :
茶房:2005/08/03(水) 00:44:57 ID:pgVCi7f7
「ぬるぽ」には「がっ」が対なので、
>>755の「(あぼーん!まずい、逃げるでつ!)」は
「(がっ!まずい、逃げるでつ!)」の方が良かったかも。
まあ細かい事ですが。
762 :
名無し調教中。:2005/08/04(木) 19:15:58 ID:o02gChdV
機体age
763 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/08/04(木) 22:42:45 ID:C3xABkdj
最近執筆のペースが遅すぎる件については
単に夏バテです。9月には改善される予定です
続きマダー? チンチン
夏バテらしいからゆっくり保守してまとう。
768 :
sage:2005/08/12(金) 01:05:00 ID:3uZca6Hk
由梨香は海の藻屑と消えてしまったのが悲しすぎる。
アルテミス隊長の復活に期待!
769 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/08/12(金) 23:25:38 ID:+KiKFRhC
物語の展開はかなり先まで考えてあるのですが、文章にする時間がありません。
猛暑が終われば、もう少しペースが上がるかと思います。
>>作者タソ
一発ネタ考えました。
佐渡島に対抗してマゾヶ島です。
こんなくだらねーレスでわらった自分がにくい。
772 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/08/16(火) 12:05:56 ID:1hjYI9u+
さざなみ港の沖合いには20隻の宇宙艦が着水し、停泊している。いずれもネオガイ
ア星宇宙軍に所属する大型戦闘艦である。さざなみ市を再占領し、日本政府を軍門
に下したポセイドン提督は植民地総督府を再建したが、非常事態に備えて、決して自
らの旗艦を離れる事はなかった。その旗艦の甲板上に日本政府の専用輸送ヘリが
一機、舞い降りてきた。着艦したヘリから降り立ったのは外務省の随員を従えた日本
の総理大臣だった。総理大臣はスーツ姿だったが、出迎えに来ていたポセイドン提督
に、いきなり怒鳴られた。
「違う違う、そうじゃないだろう!何度言ったら判るんだ!会見に来る時は常に全裸で来
るようにと通達してあるだろう。それにヘリから降りてもいいのは、お前一人だけだ!」
「わかりました。おっしゃる通りにいたします。提督閣下・・・」
総理大臣は、しぶしぶヘリに戻り、ネクタイを外してスーツとシャツ、パンツを脱ぎ全裸
になった。そして外務省の随員達をヘリに残し、再び甲板に降り立った。
「そうだ。始めからその格好で降りればいいのだ。何度も同じ事を言わせるな。二度手
間だろうが。あーん?」
総理大臣は老体をさらし、唇を噛んでうなだれている。照りつける猛暑の焼け付くような
日差しが肌に突き刺さるように痛い。
(ううう。国辱だ・・・私はなんと言う時期に総理大臣になってしまったのだ。これでは、
日本は諸外国の笑いものだ・・・)
773 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/08/16(火) 12:06:43 ID:1hjYI9u+
総理大臣はアンドロイド兵士にこづかれながら、ポセイドン提督の執務室に通された。
どかっと椅子に腰を下ろしたポセイドン提督の足元に、総理は全裸で、忠実な犬のご
とく四つん這いで這いつくばる。
「服従の挨拶だ。舐めろ」
ポセイドン提督は総理大臣の鼻先に銀色のブーツを突き出した。総理大臣は観念し
たようにブーツを両手でささげ持ち、靴底に舌を這わせていく。4ヶ月前にネオガイア
星人と不平等条約を結んで以来、週に一度はこうしてポセイドン提督のもとに、変わ
らぬ服従の誓いを立てに来ているのだ。
「総理、舐め方がうまくなったじゃないか。あーん?」
「おかげさまで・・・」
ポセイドン提督は、愛想笑いを浮かべる、総理大臣の顔面に靴底をグイグイと押し付
けた。総理の顔が苦痛にゆがむ。
「どうした、痛いのか?」
「い、いえ、とんでもない。閣下の靴底を舐めさせて頂いて、光栄至極にございます」
総理は悲鳴を上げる事も出来ずに耐え抜いた。やっとポセイドン提督がブーツを離した
774 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/08/16(火) 12:07:35 ID:1hjYI9u+
時には、総理の顔面にくっきりと靴底の跡が、内出血した痣となって残っていた。
「ところで、総理。今日の用件だが、実は、もうすぐ我々ネオガイア星人の調査船が
地球を再発見して依頼、ちょうど2年目になる・・・」
「はあ・・」
「そこで、盛大に記念式展を行いたい」
総理大臣にはポセイドン提督の言わんとしていることがよくわからなかった。
「それは、おめでたい事で・・・」
「そこで、お前達、日本人も国をあげて、我々の奴隷となったことを祝うのだ。つまり、
この式典を通じて、ネオガイア星人に対する忠誠心を、日本人の民族意識に叩き
込もうと言うわけだ」
「・・・」
「祭りは、さざなみ市と東京で、同時に盛大に行う。詳細は追って指示するがな・・・
いいか、我々の奴隷となった喜びを、国を挙げて祝うのだぞ。名づけて『日本奴隷
祭り』だ」
総理の顔が青くなった。そして、またふっかけられた無理難題を、国会で議員達に
どう説明したものかと頭を抱え込んだ。
775 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/08/16(火) 15:56:47 ID:1hjYI9u+
さざなみ市立総合病院の特別病棟は、急にあわただしさを増していた。数日前に
植民地総督府より、『奴隷祭り』のパレードに参加させるためのキメラを大量に生産
するように依頼があったのだ。戦火の影響が少なかったこの病院は以前と同じように、
今も業務を続けている。ネオガイア星より赴任してきた院長のアルキメデス博士は、
宇宙拷問協会のメンバーで、病院自体も現在は協会の管理下におかれていた。
連日のように、さざなみ総合病院の全ての手術室はフル稼働し、拉致されてきた地球
人とさまざまな動物とを組み合わせた獣頭人身の化け物が作り出されていた。
「お願い、助けて、あたし、こんな姿になるのはいや!」
手術室に運ばれた若い女が泣き叫んでいる。女子大生らしいその女は首から上をブ
ルドックと入れ替えられようとしているのだ。
「うるさいっ、大人しくしろ。後がつかえているんだ。祭りの日までに人数を揃えなけれ
ばならん!」
女子大生は無理矢理アンドロイドに押さえつけられて手術台に固定された。手術は主
に、ネオガイア星人の医師と医療用アンドロイドによって行われ、もともと、さざなみ病
院に勤務していた地球人の医師たちは、助手として手術を手伝っている。地球の医学
しか学んだことのない彼らは、ネオガイア星の医療技術を習得しようと必死なのだ。手
術台の女子大生は医療用アンドロイドのレーザーメスによって首を切断され、隣の手
術台の、同じく首を切断された大型ブルドックの頭部と有機接着剤を使って付け替え
られた。あっという間にブルドックの頭部を持つ人間と、人間の頭部を持つブルドック
という、2体のキメラが誕生した。
776 :
作者 ◆zCS1o.kilU :2005/08/16(火) 15:57:33 ID:1hjYI9u+
「ガルルルルゥゥ」
目を覚ましたブルドックの頭部が牙を剥き出して吠えた。
「暴れると困る。ブルドックの頭部には、脳内コンピューターを埋め込んだ方がいいか
もしれんな」
医療チームのリーダーであるネオガイア星人の医師が指示し、ブルドックの脳に、外
部からコントロールをするためのコンピューターチップが埋め込まれた。
「女の方はこのままでいいだろう。どうせ、こんな姿じゃ何も出来ん」
医師は残忍な笑みを浮かべた。この医師も宇宙拷問協会から派遣されてきた医師な
のだ。
「ヒイイイイッ!ウソよっ!こんなの現実じゃない、夢だわ!」
首から下がブルドックになった自分の新しい肉体を鏡で見せ付けられた女子大生は
あらん限りの力で絶叫した。
乙
778 :
茶房:
暑いなかご苦労さまでつ。
キメラはもっと複雑に入れ替えてみてはどうでしょう?
ブルドック女子大生は更に脳も入れ替えて、
体は人間顔はブルドックだが意識は女子大生とか。
尾がペニスなどベタな入れ替えもいいかも。