女性にペニスがある社会part3.1

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7647 ◆dge4QXzOKA
>>66 続き

 健夫の目の前で、香織が巨大なモノを口に含み、技巧の限りをつくして奉仕し続けている。竿を舐め上げたり、頭部を吸ったり、あるいは口いっぱいに咥え込んで肉棒を味わっている。
 その淫らな光景は、彼が今までに観た事があるアダルトビデオなどよりずっと刺激的なものであった。赤黒いペニスに奉仕している女が己の妻でなければ。
 愛する香織を奪われ、彼女が自分以外の相手の肉槍に……自分のものよりもずっとずっと逞しいモノに奉仕し続ける様を見せ付けられる苦痛。この一週間の間に彼女になされたであろう調教を想像し、なぜもっと早く見つけ出すことができなかったのかという後悔。
 そういった思いと、彼本来のコンプレックスを考えればとてもではないが性的に興奮できるような状況ではない。しかし、彼の菊門に挿入された淫具は、無慈悲な震動を送り込み続け彼に勃起を強いる。
 妻の淫らな姿を前に手も足も出せず、恥辱にまみれて気が狂ってしまいそうだった。
 そして、そんな彼の目の前で瑞恵が飛沫いた。香織の唇を貫いた肉茎がびくんびくんと震え、唇の端から白いものが漏れる。
(くそっ! くそぉぉっ!!)
 香織はその粘液を美味そうに飲み下し、白濁にまみれた肉柱を綺麗に舐めまわした。
「もういいわ。さ、お行きなさい」
「はい」
 立ち上がった香織が歩いてくる。小さいながらも堅くそそり勃つものを愛しげに見つめ、そっと手を伸ばす。切れ込みから溢れた先汁にまみれたペニスに唇を寄せる。
「楽にしてあげる……」
 つい先ほど、瑞恵のモノを含みその精を飲み下した唇が、健夫のものを包み込んだ。
「うううう!!」
 抗議の声をあげる健夫に追い討ちするかのように、アナルバイブの震動を強める。勃起などしたくない、まして射精などしたくない、僅かなプライドゆえにそう叫ぶ健夫に、香織は射精を強いた。
7747 ◆dge4QXzOKA :03/10/15 12:22
>>76 続き

 あれから、瑞恵は香織の口に三回射精した。そして、香織は同じだけの回数の射精を健夫に強いた。
 精神的な苦痛は健夫を疲弊させ、彼のペニスは前立腺をどれだけ刺激しても勃起しようとはしなかった。
「ふん、今日はここで打ち止めね」
 なおも萎えぬ巨大なモノを見せ付けながらせせら笑う瑞恵。
「香織。あとは任せるわ。言ったとおりにしておきなさい」
「はい」
 どうするつもりだ、と視線を向ける健夫に言葉をかける。
「別に貴方を殺したりするつもりはないわ。いいかげんお腹もすいたでしょう?
 優しい奥さまに、せいぜい可愛がってもらいなさいな」
 ほほほほ、と笑いながら瑞恵は部屋を後にした。
「ちょっと待っていて。用意してくるから」
 先ほどまでの淫らな表情を消し、いつもの優しい微笑を浮かべた香織が健夫の耳元で囁く。瑞恵の後を追うように部屋から出て行った。
 しばらくして部屋に戻ってきた香織は、シャワーを浴びたのであろう、素肌の上にバスローブを纏っていた。ふわんと漂うボディシャンプーの芳香が健夫の鼻をくすぐる。
 からからと押してきたワゴンから蒸しタオルを取り出し、彼の身体を拭きはじめた。
「う! う!」
「……ごめんなさい。拘束を解いてはいけないって……綺麗にするから、動かないで……」
 健夫の全身を拭き清める香織。アナルバイブも引き抜かれ、なにか軟膏のようなものを塗り込まれる。
7847 ◆dge4QXzOKA :03/10/15 12:23
>>77 続き

 彼の身体を拭き終えた香織は、彼の口に噛ませられた猿轡の蓋を外した。
「食事よ。噛まなくてもいいから」
 食器を手にし、右手に持ったスプーンでシチューのようなものをすくう。まだ熱いのだろう、湯気を立てているそれを何度かふうふうと吹いてから、彼の口の中に流し込む。
 あまりの扱いに、食事を拒否しようかと思った健夫であったが、家を出てから今まで飲まず食わずだったせいもあり、飢餓感に負けてしまった。
 流動食としか言いようのないものではあったが、味は悪くはなかった。いや、こんな状態では何を食べても美味しいと感じてしまうかもしれない。
 デザートよ、と香織が差し出すおろし林檎も全部平らげた健夫は、満腹感のおかげでやっと人心地つけた気分であった。何より、あの女王然とした瑞恵のいない状況で香織と二人きりなのだ。そして、香織はいつもと変わらない微笑を浮かべている。
 こんな異常な状況だというのに、彼女の笑顔には嘘も偽りも感じられなかった。
 彼女の笑顔を見つめていた健夫であったが、その表情が急に変わった。
 落ち着きが無くなり、額に汗を浮かべている。
「どうしたの?」
「……う、うう」
 小首を傾げていた香織だが、ようやくあることに思い至る。
「そう。わかったわ」
 部屋の片隅に置かれていた尿瓶を手に戻ってくる香織。
「あなたは動けないんだから、遠慮しないで」
 香織の笑顔が、健夫には天使ではなく悪魔の笑顔に見えていた。
 意地を張って耐えたが生理的欲求には勝てるはずもなく、彼はふたたび屈辱にまみれた。
 用を終えた彼のペニスをウェットティッシュで拭き清める香織。その後、再び彼のアヌスにワセリンを塗り込み、拡張用のプラグを挿入する。ポンプを何度か握ってプラグを膨らませ、彼が痛みを感じない程度まで直腸を拡げてしまう。
 そして拘束台の背もたれを倒してほぼ水平にし、彼の上に毛布をかける。
 拘束台の隣に、キャンプで使うような折畳式の簡易ベッドを並べて横になる香織。
「夜中に用を足したくなったら呼んでね」
 香織は、本当に嬉しそうに微笑んだ。