女性にペニスがある社会part3.1

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5747 ◆dge4QXzOKA
>>50 続き

 香織の手で排泄を強いられる健夫。既に一度限界を迎えてしまっていた彼には、先程と同じだけの苦痛に耐える気力も体力も残されてはいなかった。
 内容物が減ったぶん多く注がれた液体が溢れ出すまでにさほど時間はかからなかった。
 再びシャワーの水で彼の下半身と床を清める香織。そして彼女は、もう一度健夫の菊門にプラスチック製の嘴を挿入し、薬液を注ぎ込むのであった。
 二回目の時にあまりにも早く決壊した罰として、彼のアヌスにはゴム製の栓が打ち込まれてしまった。腸内で荒れ狂う嵐を解放することすらできない。苦痛に悶絶する健夫は、わめきちらして女達に許しを請うた。
「情けないわね。ふふ」
 せせら笑う瑞恵。視線で合図して、香織に紐を引かせる。健夫に挿入されていた栓が引き抜かれ、彼は苦痛から解き放たれた。
「うううぅあううううううう!」
 悲鳴をあげながら中身を噴出する。それはほとんどが、香織の手によって注ぎ込まれたものであり、不快な残留物は殆ど残っていなかった。
 そして、またも香織が清掃を行う。最初の時は冷水であったはずだが、それがいつの間にかぬるま湯になっていることにすら健夫は気付いていなかった。
 タオルで彼の身体を拭きながら、愛しそうに夫の裸身を見つめる香織。その視線が、萎えたままのペニスと、立て続けの放出を強いられ緩んだすぼまりへと集中していた。
「いいわよ、香織。綺麗にしておあげ」
「はい、お姉様」
 嬉しそうな声を上げた香織が、健夫の股間に顔を埋める。さっきは禁じられた健夫への愛撫を許され、嬉々として彼の性器に唇と舌を捧げる。
5847 ◆dge4QXzOKA :03/10/11 18:08
>>57 続き

「う、う、ううっ!」
 こんな異常な状況では、勃起するどころか萎縮してしまうのが普通である。だが、香織の唇で亀頭を吸われ、舌で睾丸から肉茎までくまなく舐め回され、健夫のそれは確実に反応しつつあった。それほど巧みな愛撫であった。
 そして、舌先が移動して彼の菊門にまで達した。襞の一つ一つを数えるかのようにねっとりとしゃぶる香織。両手ですぼまりを広げるようにして、奥にすら舌を届かせて唾液を塗り込もうとする。
「ううう!」
 腸内を舐められるむずむずした感覚から逃れようとする健夫。しかし、香織は彼を許してはくれない。先程の排泄行為のせいで満足に力のこもらない肛門を執拗に舐め、しゃぶり、弄ぶ。やがて、たっぷりと濡らされたそこに香織の指が突き入れられた。
「うううぉうううーーーーっ!」
 細い指一本とはいえ、陵辱は陵辱である。健夫は、なけなしの力をふるって侵入者を拒もうとするが、括約筋が締めつけたものは既に根元まで彼の中に打ち込まれてしまっていた。
「そうよ、香織。教えて上げた通りに探り当ててみなさい」
「はい」
 指を伸ばしたり曲げたり、あるいはひねったりして何かを探し続ける香織。そのたびに、指先が健夫の体内を触診している。そして、遂に彼女は目指すものを見つけ出すことができた。
「あ……」
「うううう!!」
 それの存在を確かめる為になぞってみたところ、健夫が一際大きな声を上げてもがいた。
「そう、それが前立腺よ。ふふ、可愛がってあげなさい」
「はい……!」
「ううううう!!」
5947 ◆dge4QXzOKA :03/10/11 18:08
>>58 続き

 生まれて初めて感じる刺激は、単純な快感などではなかった。お互いに不慣れなせいもあって、多少の苦痛と違和感、そして何より健夫は恐怖を感じていた。
 だが、男性にとってのGスポットとでもいうべき器官を責められたことで、彼のペニスは持ち主の意志に反して堅く勃起してしまったのである。そして、小さいながらも生意気にそそり勃つものに、香織は愛しげに接吻を繰り返した。
「う! う! ううう!!」
 もしこれがアヌスへの愛撫だけであったなら、健夫はそうそう簡単に射精へ導かれはしなかったであろう。前立腺への刺激だけで達してしまうには、まだまだ彼の性感覚は磨き上げられていなかった。
 しかし、ペニスを口で含まれ、亀頭を集中的に吸われたことで彼の中で急速に射精へのカウントダウンが始まってしまった。
「う! ううっ!」
 先程排泄を強制されていた時とは異なる汗をかきながら耐える健夫。あのような場面を人に見られた上、さらに尻を辱められながら絶頂に導かれたりしたら……。残された僅かなプライドを守る為に彼は耐えた。
 しかし、それ以上に香織の愛撫は巧みであった。
 彼女は以前から、それほど乗り気では無かったとは言え夫にフェラチオ奉仕をしていたので彼の泣き所はよく分かっている。そして、この一週間で彼女が一体何本のペニスを口に含み、そこから何回精液を絞り取ったのか。
 そのことを想像せずにはいられないほどの技巧を凝らした口唇奉仕で、香織は健夫の身体から、彼女が愛してやまないあの白濁を絞り取った。
「うううううーーーっ!!」
 びくっ、びくっ、とペニスが痙攣するたびに指を締めつける括約筋の感覚すら、彼女には愛しく思えるのであった。