>>549 続き
腰を引き、抜けそうなところでまた突き込む。その繰り返し。
お世辞にも大きいとは言えないものではあるが、こうして浅いところで前後させての責めであれば長さのハンデは少ない。
単調にならないようにするために時々深く突き込むのはどうしてもインパクトに欠けると思うけど。
早苗に教わった……というより、いつも早苗に犯されるときの早苗の腰の使い方の真似だけどね。でも、清美ちゃんといいさっきの美由ちゃんといい、やはり浅いところの方が感度は高いみたいだ。
「あ、あ、ああんっ」
またグラインドに切り替えて、同時にペニスを扱いて責める。
「ああああっ」
「ほら、清美ちゃん、こんなに堅いじゃないか……イイんだろ?」
「そ、そんなこと、ない、あ」
俺の言葉を否定するようなことを言いつつも、腰を淫らにくねらせていては説得力にかける。いや、もっともっと犯してと言っているみたいだ。そして、俺を誘うかのようにまたアヌスを締めてくる。
「おうっ」
「ふふ、兄ちゃんの方が、先にイッちゃうんじゃない?」
「ま、負けるものか」
俺はその挑発に乗って、またピストン運動を始める。清美ちゃんをモノにしようとするかのようにアヌスを犯し続ける。
>>551 続き
「あ、ああ、ああああ!」
四つんばいのまま背中をのけ反らせる清美ちゃん。
俺はさらに激しく、彼女の股間のモノを責める。一番感じやすいアタマの部分を指でまさぐり、トロトロと露を漏らすスリットをくじる。
「ああっ……ぃ……ぃぃ……」
「なんだい、清美ちゃん?」
「ああ……」
「いいの? 清美ちゃんのアソコに挿れていいの?」
「ぃ……ぃぃ……ぃぃのぉ……」
ついに堕ちた! 俺は有頂天になって、ここぞとばかりに腰をぐりんぐりんと動かした。
「ああああ!!」
俺の手の中のモノが、これ以上ないくらいに堅く、熱くなる。
「いいんだよね? 清美ちゃんの前に挿れて、中で射精してもいいんだよね!」
「いい! いいのぉ! ああああーーーっ!」
どくっ!
自分の口から出た言葉の淫らさに感極まったかのように、清美ちゃんは熱い樹液を解き放った。
そしてその瞬間、かつてないほどの締めつけで俺のものをねじり上げ、俺もまた射精を強いられる。
どくっ! どくんっ!
俺のペニスが震え、清美ちゃんの腸内に精液を注ぎ込む。
>>552 続き
「ああン……」
清美ちゃんがベッドにくずおれるより早く、俺は彼女の上体を引いて抱き起こす。背後から抱きしめるようにして、こっちを向かせて唇を奪う。
「ん……」
「んっ……清美ちゃん、約束だよ」
「うん……」
「今度二人きりでデートでもした時にさ、清美ちゃんのリードでいいから、中に、ね?」
「うん」
ニッ、と微笑む清美ちゃん。
だけどその視線は、俺を見た後ベッドサイドへと向けられた。
ベッドサイド?
不審に思ってそっちを見ると、そこには息を飲んで俺達を見据える早苗の姿が。
あ!
そうだ、いくら今日一日限りのご主人様ごっことは言え、俺は清美ちゃんを犯すかのように抱いて、しかも早苗抜きでベッドインする約束までしてしまったんだ。
清美ちゃんが妙にしおらしく俺のなすがままになっていたのは、こうして俺が彼女を貪る姿を早苗に見せつけるためだったんだ!
「ふふ」
ようやく気付いたんだ? なんて微笑む清美ちゃん。そんな彼女が、俺の耳元で囁く。
(次は涼子の番だからね。早苗の前で、いっぱい見せつけて、楽しませてやって)
楽しませる? 誰を? 涼子ちゃんを? それともまさか早苗を??
困惑する俺にもう一度キスして、清美ちゃんはベッドからおりてしまった。そして、早苗の隣にいる涼子ちゃんにハイタッチ。
涼子ちゃんと俺の視線が重なる。彼女は、眼鏡のずれを直して微笑み、ウィンクした。