>>481 続き
「次あたしでいい?」
俺が指名をしようとしたら、清美ちゃんが割り込んできた。
それでいいか、とアイコンタクトしたら早苗も無言で頷いたので、そのままお願いすることにした。
「それじゃ、次は清美ちゃんだね」
「おっけ〜〜」
ニットのベスト、男物のシャツにデニムのミニスカート。
いかにも彼女らしい、動きやすそうな格好だ。
それでも、そんなシャツの下に着けている下着はやはり女の子な下着というわけで。
シンプルなデザインのブラは薄い水色。ショーツは白と水色のストライプ。
「兄ちゃん、こんな感じの好きなんじゃない?」
にひひ、と笑ってポーズをとる清美ちゃん。
ベストとスカートは脱いでしまい、前をはだけたシャツの下にブラとショーツを覗かせて。そう言えばこんな感じの格好をした写真も、雑誌で見た事があるような気がする。
「それとも、下はヌードの方がよかった?
ほら、朝起きたら早苗がこんな感じで、兄ちゃんのシャツをパジャマ替わりにしててさ」
う、それは無茶苦茶萌えるシチュエーションだ。というか。
「そんなことまで雑誌のチェックしてたの?」
この部屋でエッチするとき、必ずと言っていいほどベッドの下や机の引き出しの中を漁られて、隠していたエロ本を話題のタネにされてしまう。
清美ちゃんは特に楽しんで読んでいたけど、こういう目で見ていただなんて。
>>484 続き
「あ〜、でも、兄ちゃんのシャツだと早苗じゃ小さい?」
「人が気にしていることを……」
「あはは、ごめんごめん」
早苗や清美ちゃんは小柄な俺より背が高くて、スレンダーな清美ちゃんはともかくグラマーな早苗だと、胸囲が足りなくてシャツの前合わせがぱっつんぱっつんになってしまいそうな気がする。
だけど、男物のシャツなのに、女の子が着るとずいぶん違って見えるのは何故だろう。
特に清美ちゃんのようなボーイッシュな子の場合、却って彼女が女の子だってことが強調されているような気がする。
「ちょっとだけ、触ってもいい?」
「もちろん」
無防備というポーズなんだろうか。後ろで手を組んで立つ清美ちゃん。ブラかショーツか、どちらにタッチしようかと迷ったけど、ふと剥き出しのウェストが気になって、彼女の脇腹に両手を添えた。
「あン……」
そんなところを触られるとは予想外だったんだろうか。清美ちゃんが甘い声を漏らす。
「ど、どしたの兄ちゃん?」
バストでもペニスでも無い場所を撫でられて困惑する清美ちゃん。
「うん……細いなぁ、って思って」
>>485 続き
そう、男物のシャツのせいか、彼女のウェストの細さが目立つんだ。こう言っちゃなんだけど、スレンダーってことはバストやヒップのサイズも控えめな彼女。
でも、それ以上に腰が細くて、背中からお尻にかけてのラインは、やっぱり女の子特有の綺麗な曲線なんだ。
「ちょ、ちょっと、あン……」
ぎゅ、っと抱き寄せて、脇腹や背筋を撫でる。そのたびにゾクゾクするのか、清美ちゃんが可愛い悲鳴をあげる。
その声は嫌がっている風ではなくて、彼女も楽しんでいる事が伝わってくる。
長さだけなら早苗以上という立派なペニス。
どうやら、今日のショーツは伸縮性の高いペニッ娘用のものではなくて、ノーマルの子用のもののようだ。小さな布では包みきれないモノが、先っぽを覗かせてしまっている。
「相変わらず元気だね……」
「やン……」
見もしないで、お腹に当たる熱さと堅さだけでそう言われて、さしもの清美ちゃんも恥じらいの色を見せる。
「うらやましいよ、本当に」
「兄ちゃん……」
「うらやましくて、憧れちゃうんだ。今日は、この子のことも好きにしていいんだよね?」
「う、うん」
>>486 続き
「手でも、口でもイかせていいんだよね?」
「もちろん。ふふ、兄ちゃんのアヌスでもいいよ」
「……本当にアナルセックスが好きなんだね」
「えへへ」
一度キスする。身長差があるのでやや上を向いてのキス。
「足コキはダメ?」
「痛くしないなら許可」
「う〜ん、経験ないからなぁ……加減わからないかも」
ソックスを履いた早苗の足で攻められた経験はあるけど。
「兄ちゃんにいじめ役って似合わないもんねぇ」
「ほっとけ」
「ふふ、可愛い」
今度は逆にキスされた。
「でも、兄ちゃんが自分でされてみたい、って思う事をあたし達にしてくれればいいんだよ」
「清美ちゃんもそうなの?」
「もちろん」
「じゃあ後ろに挿入されるの好きなんだ?」
「試してみたら?」
にこっ、と挑発するように微笑む彼女。そう、今日は彼女の後ろに入れる事ができる。
「ふふ、頑張ってね」
もう一度キスして身体を離す。シャツと下着、そしてソックスも脱いで、清美ちゃんも全裸になった。