女性にペニスがある社会part3.1

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303名無し調教中。
>>286を妄想したものです。
>>290さんが
>しかし旦那もフェラぐらいしてやれよ(笑)
とおっしゃったので、続きを図々しくも妄想してみました。『香織』のお話とかなりかぶっているんですが、42さん、ごめんなさい。


 あれから一ヶ月がたっていた。
 裸にエプロン姿の隆之は、妻の敦子の足元にひざまずき彼女のペニスを咥えていた。ほほをきゅっとすぼませて、顔を一心に前後させている。
 それだけではない。少しでも妻を歓ばそうと、亀頭だけを吸ったり、茎を横から咥えてみたりして、妻から教え込まれた彼女好みのテクニックをくりだしているのだ。
 彼の顔がまっ赤なのは、それが屈辱からではなく興奮によるものであるのが、エプロンを押しのけるようにして彼の太もものあいだから起立したものが物語っている。
「んプっ……んプっ……んふっ」
 妻の反応が気になるのか、隆之は頬にペニスの形を浮かべながら、しきりに上目づかいで妻の表情を盗み見ている。
「でも、なんだかご主人にわるいわ……」
 そのとき妻のうでに抱かれていた女は、足元の隆之の存在が気になっていた。隣りの主婦、敏江である。敦子との人妻どうしの不倫関係はずっと続いているのだが、いくらなんでも浮気相手の夫の前でレズビアンの愛を演じるのは気が引ける。
「ううん、気になさらないで。彼、こういうのが好きなの……それに、夫婦でもけじめはしっかりさせてるのよ、我が家では。あなただってもう離れられないものね、わたしから……うふふ」
「ううっ……ううっ……」
 隆之が自分を咥えたまま、何度も頷いているのを満足げに見下ろしてから、敦子は敏江をさらに深く抱いた。
「それより、もっとキスしあいましょう……」
「ええ……」
 主婦たちは熱い視線で見つめあうと、見るも淫らな女同士のディープキスに没頭していった。
304名無し調教中。:03/12/07 15:36
 あれからすっかり夫婦の関係は逆転していた。敦子の巨根にひれ伏して以来、隆之は妻を抱く側から、抱かれる側……犯される側に変っていたのである。
 当然、敦子も隆之が自分に挿入することも禁止した。こうして夫婦がふたりでいるときに、隆之にエプロンを着用させるていのも、抱かれる者の身分を思い知らせるのが目的であった。
 妻に犯されるマゾ夫。隆之もそれだけで被虐の歓びに目つきをとろーんとさせるのだ。
 そのいっぽうで敦子は、自分を満足させてくれる敏江の肉体に深くのめりこんでいた。敏江も同じである。そして隆之にもすぐに敏江との肉体関係を認めさせた。自分の妻に肛門を犯される快楽を知った隆之を飼いならすことはいとも簡単だったからである。
「もう少し速く……」
 いったん口づけを解いた敦子は、隆之の頭を両手ではさむと、好みの速度にゆらゆらと動かした。完全に勃起してから敏江につながるつもりなのである。
「んぐっ……んぐっ……」
 隆之は自分から顔の速度を増した。喉の奥に先端があたり、えづきそうになって目に涙を浮かべながらも、妻への奉仕に夢中になっていく。隆之もこうした行為を通じて、加速度的に自分のなかに眠っていたエム性をますます開花させられていくのである。
 だがマゾヒストとしての経験浅い隆之には、ふと理性を取り戻すときがある。

 自分の妻が堂々と自宅で女と浮気している……。
 女の愛人と抱き合い、キスしながら、これから浮気相手の肉体に使う器官を、夫である自分に奉仕させている……。

「んんっ……!!」
 そう思った途端、隆之はそれだけで射精した。いきおいよく白濁をしぶかせた隆之は、悦楽のあまり妻のものを吐き出してしまっていた。
「あら、またなの……あなた」
「す、すまない……」
 情けなさそうに縮こまる夫に、妻は床に散った体液を清めるように目で指示した。ティッシュは使わせない。隆之はそれが当然のような仕草で床に手をつくと、フローリングに這いつくばった。
305名無し調教中。:03/12/07 15:37
「まあ……」
 隆之が愛撫もなしに勝手に発射してしまったことに驚きを隠せない敏江に、敦子が説明してやる。
「あのひと、もう屈辱を味あわされるだけでイクようになったの……このあいだもわたしが別の女の人と浮気するところを、手首を背中で縛ってそばに立たせて見せてあげたんだけど、彼ったら、それだけで何度も射精するのよ……うふふ」
 目を丸くさせた敏江は、敦子の夫操縦術の徹底ぶりに、感動すら覚えているようだった。
 それまで四つんばいになり、舌で床をきれいにしていた夫は、それが済むと自然に妻のものに戻っていった。
「ほらっ、わたしはもういいから今度は敏江さんを楽しませてあげて、あなた……」
 舌の愛撫でじゅうぶんにそそり立ったものを夫の口から抜くと、つばきに濡れたそれで夫の顔をぐいと敏江の股間に向かせた。夫の顔にも負けない勃起力。
 敦子は敏江のワンピースのスカートを片手で捲り上げた。
 敏江のそれは、すでにスカート越しに妻の手で充分に愛撫されていたから、ショーツの上部から半分以上の長さをはみ出させていた。
 妻の浮気相手の女のペニス。隆之はそれをうっとりと咥えていった。
「ぁ……ぁぁっ……」
「オナニーしてるつもりでいればいいのよ……恋人とキスしながらね……」
 敦子は、股間を男性にチュバチュバと吸い立てられ、はやくも息を荒げ始めた敏江と唇を熱く重ねた。両手は、彼女の性感を高ぶらせようと人妻らしい豊満な乳房を服のうえから揉みしだいている。
「うんっ……んふっ」
 異性からの愛撫と同性からのの愛撫。美貌を淫らにしかめつつ、敏江もキス相手の股間に手を伸ばしていく。
 彼女たちの腰の前でひざまづいている隆之は、自分がフェラチオ奉仕する女の手が、自分の妻のペニスをさも愛しげにさすり扱くのを目の前で見るはめになった。
 これが彼女の膣や、ひょっとするときついアヌスにまで出入りするのだと思うと、自分のペニスを二度と正常な目的に使うことのできない隆之は、泣き出したいほどに羨ましいのと同時に、情けなく勃起していくのである。
306名無し調教中。:03/12/07 15:38
「もういいわ、あなた……さがって。あとはわたしたちだけで楽しめるから……」
 妻は、股間のもので夫を払った。隆之が名残り惜しそうに立ちあがる。
 すると用があるまでそこで立っているようにと指示してから、腰を敏江にぐっと押しつけ、さっき夫の口から弾けだしたばかりのものと、根元まで長々と絡ませあった。
「敏江さんっ……素敵」
「あんっ、奥さまっ……」
 敏江も隆之の存在など忘れ、敦子と恋人同士というより、夫婦のような熱い視線を絡ませあっている。同時に敦子のものと股間を意味ありげにグラインドさせあうのだ。
「ああっ、敦子っ……」
 あんな状態のものを熱く絡ませ合って擦りあったらどんなに気持ちいいだろうか。腰のあいだからはみだした二本のものが、先走りにみるみる濡れていくのを盗み見て、その快感を淫らに想像した隆之も、腰を宙に向かってグリグリと廻していた。
「ねえ、今日はどちらが先に旦那さま役になる……わたし?それとも今日は敏江さんが先にやってみる?」
 リビングに身悶えて立つ隆之を放置して、人妻たちは夫婦の寝室へと消えていった。