女性にペニスがある社会part3.1

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22547 ◆dge4QXzOKA
>>224 続き

「どう……? ずいぶんごぶさたでしょう……?」
「あ……」
 そう、香織が失踪してから、そして健夫がここに監禁されてからの日々の間に、二人はただの一度もこうして交わってはいなかったのだ。
 香織が手や口で彼を絞り取ることはあったし、ペニスで彼のアヌスを犯し貫きさえした。しかし、彼のペニスを受け入れることは無かったのである。
「貴女のことを受け入れて、貴女の物になると誓った、貴女だけの可愛い奴隷に、とびきりのご褒美をあげなさい」
「……はい」
 その言葉に喜色を満面に浮かべる香織。健夫のペニスに欲情し、自分のオンナに受け入れたいと何度も思った。だが、既に『商品』である自分の価値を安く振る舞うなと瑞恵に釘を刺され、その願いをぐっとこらえていたのであった。
 健夫と交わることができる。愛する彼のペニスを受け入れ、精を浴びることができる。そして、ここに来てからの間に教わった性技のかぎりを尽くして、彼に悦びを与えることができる。
 香織は健夫の下腹部に両手を突くと、そっと腰を浮かべて彼の先端を柔肉で包み込む。
「香織……」
「愛してるわ……あなた……」
 かつて彼とのセックスでは経験したことの無い体位で、夫を犯す香織。ゆっくりと腰を沈め、もともと締めつけの強い秘肉を巧みにコントロールしながら彼のものを飲み込んでゆく。
「……ぅぁ……!」
 アヌスだけではなくペニスすら犯される、そのマゾヒスティックな感覚に、健夫は思わず悦びの声を上げていた。
22647 ◆dge4QXzOKA :03/11/17 00:11
>>225 続き

 もともと香織のそこは普通のサイズである。しかし、健夫の小さなものを相手にできるほど締めつけることができるだけの筋力を持っていた。
 瑞恵達は、香織との乱交の中で彼女の武器……その締めつけを有効に活かすことができるように訓練をさせていたのだ。下腹部の筋肉を操るために必要な呼吸法。アヌスを締めたり、ペニスをひくつかせたりすることで膣内の筋肉を操る方法。
 なにしろ彼女らにはナマの肉棒があるのだ。香織がどのように自分たちを締めつけているかダイレクトに知ることができ、自分たちの経験から適切な助言を与えることができる。
 そして、セックスに明け暮れる日々の中で香織は急速に、その技法を会得していった。瑞恵のような絡みつくような攻めはできないものの、若い娘のような強烈な締めつけは十分に『使い物になる』ものであった。
(感じる……感じてるの……あなた……?)
 健夫の決して長くないものを根元まで飲み込んだまま、それをキュウキュウと締め上げる。彼女の先輩達も、香織のこの愛し方を褒めてくれた。もし、健夫も感じてくれるのであれば何よりの幸福である。
「……ああ……かおり……っ!」
 健夫の顔に浮かんだ表情は、悦びを必至で耐えている時のものであった。
(あなた……!)
 香織はその表情に満足し、彼のものを噛みしめたままゆっくりと腰を引き上げる。
「おおおっ!」
 ペニスを引き抜かれてしまいそうな感覚、そしてしっかりと咥え込まれた肉柱がずるずると膣肉と擦れる感覚に、今にも射精してしまいそうになる健夫。
22747 ◆dge4QXzOKA :03/11/17 00:13
>>226 続き

「まだよ……あなた……もっともっと気持ち良くしてあげるから……まだ出してはだめ……」
「あ……ああ……かお……り……」
 香織の命令に従いつつ、必死になって悦楽に耐える健夫。その健気とも言える態度に心を擽られ喜ぶ香織。そんな彼女の背後から、瑞恵が声をかける。
「ふふ、気に入ってもらえたようね、香織」
「はい……お姉様……」
「それじゃあ、これは私からのお祝い」
「え……あ! あ! ああああっ!!」
 何が起こったのか香織が理解する前に、瑞恵は事を成し遂げてしまった。香織の尻肉を左右に開き、その中心に肉槍の先端を食い込ませ、そして一思いに突き込んだのだ。
「ああああーーーーーーーーっ!」
「うああああっ!!」
 健夫を犯すことにのみ集中していて、まさかこの体勢で自分が貫かれるとは思っていなかった香織は、無防備なままのアヌスを一突きにされ悲鳴を上げた。
 そして健夫もまた、膣肉と腸壁のみを通して感じる巨大な肉塊に圧倒され、思わず叫んでしまった。
「ふふ」
 瑞恵が、得意そうな微笑を浮かべて健夫を見下す。その視線にからめ捕られ、視線をそらすことができない健夫。
「あの時と同じね」
 あの時。健夫が香織に後ろを貫かれた時。そう、あの時も瑞恵は、健夫を犯す香織をバックから貫き、彼ら夫婦をそろって犯し抜いたのだ。
「これは祝福よ。あなた達へのね。たっぷり味わいなさい……」
22847 ◆dge4QXzOKA :03/11/17 00:13
>>227 続き

「あっ、あっ、ああああっ!」
 瑞恵が腰を使うたびに、悦びの歌声をあげる香織。相手を感じさせ、時に犯すための技を学んだとは言えどもまだまだ初心者、瑞恵の技・体とも揃った責めの前にはひとたまりもない。
 そして、彼女が快感に翻弄されてその悦びのままに膣肉を締め上げる。それは、根元まで香織に咥え込まれている健夫のものが手加減無しの締めつけに晒されることにも繋がる。
 そのうえ、薄肉ごしに感じる瑞恵のモノの迫力は、ペニスでペニスを犯されるかのような錯覚を健夫に抱かせた。香織との交わりだけで果ててしまいそうだった彼が、その未経験の感覚に耐えられる筈がなかった。
「うあああっ!」
 香織の中のものが一瞬堅く、熱くなり、一拍おいて白濁を撒き散らす。だが、瑞恵はそんな彼に構うことも無く香織を犯し続ける。
 アヌスを貫かれる悦びに、自ら淫らに腰を振って応じる香織。その動きと、未だに健夫を離さぬ締めつけが、彼に萎えることを許さない。
「香織……いいわね……一緒にいくのよ……」
「はい……お姉さま……ああ……」
 瑞恵は巧みな責めで、自分自身と香織の性感をコントロールしてゆく。今にも発射してしまいそうな香織は、それでも瑞恵によって完全に手綱を握られ、彼女のなすがままになってしまっている。
 そう、ほんの少し前まで、健夫と濃厚に唇を交わし、完全に主導権を取って彼のペニスを犯していた筈の香織が、こうも容易く瑞恵にすべてを捧げてしまうのだ。
 たとえ、ここで健夫が自ら腰を突き込んで香織の中にペニスを送り込んでも、彼女を絶頂に導くことはできないと思い知らされる。
22947 ◆dge4QXzOKA :03/11/17 00:14
>>228 続き

『香織は私のものよ』
 香織を、健夫を犯しながら、瑞恵はそう彼に宣告していた。香織を奪い返すことなど絶対に不可能だ。もし逆らえば、今度こそ香織の全てを奪い尽くし、お前の手元には返さない。そのメッセージに、健夫は屈した。
「さぁ、香織!」
「はい、おねえさま! あ、ああああーーーっ!」
 どくっ!!
 どぴゅっ!!
 瑞恵が、香織のアヌスに熱い迸りを注ぎ込む。直腸粘膜を灼かれるその熱さが引きがねとなり香織もまた弾ける。
 健夫の下腹部に押し付けられたペニスが震え、白い濁流を放つ。香織がのけ反った弾みで角度が変わったのか、その滴は健夫の腹に、胸に、そして顔にすら届いた。
(香織!!)
 愛する妻の放った精液を浴び、健夫もまた射精した。
 香織の膣内にペニスを挿入していながら、彼女を寝取られてしまったことを感じ……射精してしまったのだった。
 その夜。健夫は解放された。