女性にペニスがある社会part3.1

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21147 ◆dge4QXzOKA
>>206 続き

「……ああ」
 射精の後の気だるい恍惚感をしばし楽しんだ後、ゆっくりと腰を上げ香織のモノを引き抜く瑞恵。熱く熔けた肉の鞘から抜かれたそれは、立て続けの放出にも関わらず逞しくそそり勃っている。
「ふふ、ずいぶん物欲しそうにしてるわね?」
 拘束台の上でもがき、ペニスを勃起させアヌスをひくつかせながら何かを訴え続ける健夫を嘲笑うように見つめる瑞恵。
「うう! ううう!」
「そんなに欲しいの? これが」
 健夫に見せつけるように、香織のモノを扱いて見せる。
「う! うう!」
「欲しいのね……香織のモノが」
「うう!」
 首を縦に振る健夫。
「ふふ、厭らしいわね。まぁいいわ。香織」
「はい、お姉様」
「可愛がっておあげ」
「はい」
 起き上がった香織が、腰のモノを誇らしげに突き立てながら優美に歩いてくる。もはや、夫の視線からこれを隠す必要もない。彼が望むモノを、彼の望むトコロにくれてやればいい。
 健夫の菊門に、熱い切っ先をあてがう香織。焦らすかのように彼のアヌスをぐりぐりと責める。
「あなた……」
「ううう……」
「ふふ……愛してるわ……!」
 一思いに健夫を貫く香織。そして、彼もまた自ら腰を浮かべるようにして妻のモノを受け入れる。深く、深く、二人は交わり続けた。
21247 ◆dge4QXzOKA :03/11/12 00:25
>>211 続き

 実のところ、健夫拒みさえしなければこの二人はひどく具合がいいらしい。香織のペニスは的確に夫の泣き所を捉え、一突きごとに彼を淫らにわななかせる。
「う! う! ううう!」
 そしてまた絶頂へと導かれる健夫。香織はまだ一度も射精していないというのに、彼は既に三回目の放出を強いられていた。
 腰を浮かべて挿入を楽にしているばかりか、自ら腰を振るようにして香織との結合を求め、射精を繰り返す健夫。その姿は、かつてあれほど頑なに妻のペニスを拒んでいた男のものとはとても思えなかった。
「香織」
「はい」
「もういいわ。あまり甘やかしてもいけないのよ」
「はい……」
 名残惜しそうにペニスを引き抜く香織。まだ彼の体内に注いでいないのに、行為を中断するのは残念なことであった。
「うふふ、そんな顔しないの。ちゃんと射精させてあげるわ。彼の中にね」
 瑞恵が、拘束台のレバーを操作する。ベッドの上での行為を見せつけるために斜めになっていた背もたれが水平まで下がる。さらにヘッドレストの角度を変えることで、がくんと頭を下に落とし、顎を突き出したような姿勢を強いる。
 そして、瑞恵の手が猿轡のベルトの金具にかかる。ここに来て以来一度も外されたことのなかった戒めから開放される健夫。口をぱくぱくとさせ、大きく深呼吸を繰り返す。
「ふふ……見なさい」
「!?」
 健夫の目の前に突き出されたモノ。堅く大きくそそり勃つ肉の楔。彼の菊門を貫き、直腸の奥まで抉り、熱い白濁を注ぎ込んだ欲望器官がそこにあった。
21347 ◆dge4QXzOKA :03/11/12 00:25
>>213 続き

「貴方だけ三回も射精して、香織は一度も出していないのよ? 愛する妻を満足させることもできないの?」
「……」
 瑞恵の言葉に反論もできず、ただ目の前のモノを見つめ続ける健夫。
「香織を満足させてあげなさい」
 その言葉の意味がわからないわけがなかった。健夫は、躊躇することなく目を閉じ、唇を開いて妻の行為を待った。愛しげに彼の頬に添えられる手。そして、彼に残された最後の処女地に、香織の肉欲が打ち込まれた。
「う、うう!」
「あああっ! あなたっ!」
 不慣れなフェラチオにえずく健夫。一方の香織は、彼が自分のペニスを唇で包み込んでくれたことで至上の悦びを得ている。
「もっと……もっとしゃぶって……」
 小さく腰を前後に動かし、夫の口を犯し続ける香織。最初は要領の掴めなかった健夫も次第に順応し、唇と舌とを使って彼女に奉仕し続ける。
「あなた……あなた……あ……ああああっ!」
 びゅっ! びゅっ! びゅくっ!!
 健夫の口の中のモノが熱さと堅さを増し、次の瞬間生苦い味と匂いが彼の口腔を満たした。濃厚なエキスを二度、三度と注入する香織。
 やがて彼女はペニスを引き抜き、期待に充ち満ちた目で夫を見つめる。健夫は、口の中に注がれたものをこくりと飲み下す。
「あなたっ!」
 歓喜の表情を満面にたたえ、かがみ込むようにして彼の唇を奪う香織。精液の匂いの残る口の中に舌を躍らせ、愛する夫に愛の滴を与える。
 彼女は、失いかけたものを手放さずに済んだのだ。愛する夫の身も心も、自分の手に入れることに成功したのだ。