女性にペニスがある社会part3.1

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16647 ◆dge4QXzOKA
>>149 続き

 最初に感じたのは熱さであった。シリコンゴム製のアナルバイブではありえない熱、そして脈動。
 なんとか括約筋を締めつけて侵入者を拒もうとする健夫のささやかな抵抗は、香織の堅く大きなモノによって容易に突破されてしまった。
 肉のすぼまりをこじ開け、亀頭が徐々に埋没してゆく。犯されている健夫には、メリメリという音すら聞こえているようであった。やがて、一番幅の広い部分……エラの張り出しがそこを通過し、続いて、ずぶずぶとその塊が彼の奥へ奥へと潜り込んできた。
「ううう! ううううう!!」
 どくんどくんと脈打つ肉棒の圧倒的な存在感! これまで毎日後ろに受け入れてきたアナルバイブが、所詮玩具でしかないことを思い知らされる。そして遂に、妻のペニスが、夫のアヌスに根元まで打ち込まれた。彼は、妻の手によって処女を散らされてしまったのだ。
「あああ……!」
 一方の香織は、初めてペニスで感じる夫の体温に身震いした。愛する人の粘膜を、自分の性器で感じることの悦び。恋人時代から今まで、何年も思い焦がれていた、ペニスで夫と繋がるセックス。
 香織はそれを手に入れたのだ。そして、それを永続的なものにするために……彼を自分のものにするために、彼女は強姦魔になったのだ。
「あなた……」
 熱にうかされたような微笑。その唇から紡がれる言葉が健夫を震え上がらせる。彼女の決意をその言葉に感じたから。
 そして、香織は夫の奥底まで打ち込んだ肉槍を、ゆっくりと引き抜いた。
16747 ◆dge4QXzOKA :03/11/05 01:17
>>166 続き

「う! う! うう!!」
 太いモノが抜かれてゆく。カサのようになった部分が、健夫の粘膜を擦りながら外へ出てゆく。それは、侵入してくるときよりもはるかに強い刺激を彼に与えた。
 腸内粘膜を引っ掛かれる感覚。自分が犯されているという実感。妻に犯されているという屈辱。そして、瑞恵だけでなく女達に見られながらの処女喪失。
 何より、これだけの恥辱の中で、自分の意志に反してこれ以上無いほどに堅くそそり勃つペニスの存在が惨めだった。
『犯されて感じているのよ』
 女達の視線がそこに突き刺さるたび、そんな風に嘲笑われているのだと感じる。悔しかった。惨めだった。涙が零れた。
 しかし、それでもそれは勃起していた。何日も続いた調教のために性器として磨き上げられた直腸は、これまでにない太く長い侵入者に悦びわななき、彼の全身に淫らな波動を広げているのだった。
「あなた……」
 香織の声に歓喜の色が増す。自分の行為で夫を悦ばせることができるのだと彼女は感じていた。そして、エラの張り出しが肛門から出かかったところで、再び彼女は腰を前に押し込んだ。
「ううう!!」
 おっかなびっくりだった一度目とは違い、スムースに挿入されてくる肉棒に呻く健夫。毎日のように女達の尻を掘り経験を重ねていた香織は、彼のそこを貫くのにもさほど苦労はしなかった。そしてそれ故に、腸壁を、前立腺を擦られるたびに健夫はわななないてしまうのだ。
 健夫の僅かな抵抗……弱々しく括約筋を締めつける行為も、香織の悦びを増し、密着度を高めることで彼自身の快感を増すだけのものでしかなかった。
16847 ◆dge4QXzOKA :03/11/05 01:18
>>168 続き

「あなた……あなた……」
 引き抜く、挿し込む、また引き抜く、そして挿し込む。
 香織の腰の動きが、次第にリズミカルなものになってくる。ペニスの長さいっぱいに腰を引き、そして根元まで突き込む。健夫のストロークとは明らかに異なるその動きが、彼の惨めさを増し、悦楽を高めてゆく。
「う! うう!」
「ああ……いい……!」
 深々と打ち込んだ腰をゆっくりとグラインドさせ、健夫の体内をかき回す。愛する夫と一つになれたという充足感が香織を煽る。もっと、もっと深く、もっと激しく。そしてまた繰り返されるピストン運動。
「あ! あ! ああ! あ!」
「うう! うっ! うぐ!」
 快楽に酔いしれ、うっとりとしながら腰を振り続ける香織。苦悶の叫びを猿轡に押さえ込まれ、ただ呻くしかない健夫。
「ああ! ああ! ああ! ああ!」
「うう! う! う! うう!」
 だが、二人のリズムが次第に一致してくる。高まる熱情が二人を煽る。ペニスの根元で、あの熱いものが煮えたぎる。
「ああ! ああ! あなた! あなた!!」
「うう! う! ううう! うううーーーーっ!」
 どくっ!
 香織が深々と突き入れ、ぶるっと身震いした瞬間、健夫の先端から熱い白濁が迸った。
 びゅっ! ぴゅっ! ぴゅぴゅっ!
 二度、三度、と引きつるように震えながら射精し続ける二人。健夫は、後ろの処女を貫かれ、直腸の奥深くに精液を注がれながら、自分自身も射精させられてしまったのだ。