女性にペニスがある社会part3.1

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14547 ◆dge4QXzOKA
>>139 続き

 その翌日。
 いつものように尿瓶に尿を採られ、浣腸をされて強制的に排泄させられる。まるで介護を受ける老人のごとく何もかも香織の手で行われ、その様を彼女に見られることに対する羞恥心すら摩耗してきたような気がする。
 そして今日も、浣腸される前から既に彼のものは勃起し、香織はそれを愛しげに見つめている。
 数回の浣腸と排出を繰り返しすっかり奇麗になったそこに入念にローションを塗り込む香織。そしてこれもいつものように、彼のそこに唇を捧げ、ツンと尖らせた舌で菊門を抉る。
「う! うう!」
 直腸をしゃぶられる快感に呻く武夫のペニスがひくりと震える。もう何日も続く調教のせいで、アヌスへの責めにすっかり順応してしまっていたのだった。
「ふふ、もうすっかり馴染んでいるようね」
「!」
「お姉様」
 いつの間にか部屋に入ってきていた瑞恵が二人に声をかける。先程武雄に与えられた流動食の乗っていたワゴンから、ここ数日武雄の後ろを抉り続けていたアナルバイブを取りあげる。
「もうこの子じゃ、物足りないでしょう……? ふふ、今日からもっと大きなモノをあげるわ。……香織」
「はい」
 瑞恵に命じられた香織が立ち上がり、身に纏っていたガウンを脱ぐ。
「!!」
 香織の身体は、黒いエナメルの下着で飾られていた。
14647 ◆dge4QXzOKA :03/11/02 12:17
>>145 続き

 あの日、初めて武夫がこの部屋で目覚めた日に瑞恵が着ていたような淫らな下着。いや、乳首も股間も露出してしまっているそれを下着と呼んでよいものだろうか。
 瑞恵に比べればいささかボリューム不足の香織であるが、ウェストをきつく締め上げる下着のせいでボディラインが淫らに強調されている。色白の肌と見事なコントラストをなす艶やかな黒いエナメルのせいで、剥き出しになっている局部が否応無しに武夫の視線を惹き付ける。
 これまで、香織は全裸であるか、淫らな下着を着せられても白や水色、赤のような色が多かった。
 瑞恵や他の女達が黒や豹柄のものを身につけることで、悪魔に囚われた姫君や、野獣の群れに投げ込まれた乙女のように演出されていたのだった。
 だが、その香織が悪魔の出で立ちを身に纏った。
 そして、ローションにまみれた手で己の股間にそそり勃つ肉槍を扱き、武夫にそれを見せつけているのだ。
「う! う! ううう!!」
 香織に犯される。彼女のペニスで尻を掘られる。そう直感した武夫が、拘束台の上でもがき、見苦しくわめき始める。
「ふふ、往生際が悪いわね。だけど……ふふう、身体は正直よ」
 この期に及んでなお勃起し続けている小さなペニスを見てほくそ笑む瑞恵。武夫に残された、男としての最後のプライドが抵抗をしているものの、彼の肉体は既に悦楽に堕ちているのだ。
 強制排泄のために大きく開かれていたので、武夫の局部は無防備にさらされている。ほんの二、三歩歩いただけで、香織は肉槍の切っ先を夫の孔につきつけることができた。
14747 ◆dge4QXzOKA :03/11/02 12:18
>>147 続き

(や、やめろ! やめてくれ! 許してくれ香織!!)
 恐怖におびえ、うめき声をあげながら抵抗する武夫。だが、その表情は却って香織の決意を強固なものとしていた。
 瑞恵との関係を知られ、離縁を口にされたとき目の前が真っ暗になった。半ばパニックに陥った香織は瑞恵に縋り、夫を失わずに済む方法を教わった。それは、夫を調教し身も心も彼女の所有物にしてしまうという過激なものであった。
 夫以外の相手に身体を開いてしまったことに対する罪悪感や、その遠因となった武夫のコンプレックスに対する不満も、パニックに陥った香織にとっては自己正当化のためのバネにしかならなかった。
 そして、香織は瑞恵のもとで働くことを条件に彼女に教えを請い、相手を犯して屈服させるための技法を学んだ。それは、単に犯すことのレッスンだけではなく、犯される者を理解するために彼女自身が犯されるというレッスンも含んでいた。
 瑞恵の巨根だけでなく、何人もの女達のペニスで次々と犯された。犯され、焦らされ、また犯され、何度も何度も屈服した。その気になれば、瑞恵は香織を完全に堕落させ、武夫のことを忘れさせることもできただろう。だが、彼女は香織との約束を守った。
 そしてもう一つ、武夫を屈服させるまでは、彼以外の男性相手に抱かれることもなかった。女達にさんざん抱かれていて今更かもしれないが、夫以外の男を受け入れるのは彼を堕としてからというのが、香織にとって最後の貞操意識だった。
(あなた……)
 おびえる夫のアヌスがヒクヒクと震えている。彼女を拒もうと、力を入れようとしているのだろう。だが、寝ている間ですら拡張を続けられ、浣腸による排泄を強いられ続けたそこには満足に力が入らない。
(ああ、もう耐えられない!!)
 彼の恐怖感を煽るために、ぐりぐりと押しつけ続けていた香織であるが、犯す喜び、犯される喜びを教えたいという望みには抗えなかった。
 香織がそのまま腰を突き出し、部屋に武夫の呻きが響いた。