咲夜
「ご主人さま…? お気づきになられましたか?
くすくす」
暗闇の中、ろうそくに照らされた僕のその姿は、手足をベットに手錠で拘束され、
普段の目覚めとはまったく異質なものだった。
俺
「さ、昨夜っ、これはどういうことだよっ」
咲夜
「……。
ご主人さまの、寝ぼけていらっしゃいますか?。
ご主人様のお仕事は、メイドに犯されることでしょう」
舌なめずりした口からピンク色の舌がこぼれる、唾液が明かりを受け、
金色に反射し、いやらしく輝く。
俺
「さ、昨夜っ、いったい何をいっているんだ!?」
俺は縛られた両手を離そうと懸命になる。