割礼スレッド2

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114名無し調教中。
 春のやわらかい暖かみのある真綿の様な午後の日差しが保健室の
まどから、入り込んできている。
 綾は篠の手術がとうとう最後の局面に来ている事をいまだ気付か
ずにいた。さっき聞こえたうめき声は小さくなっていたけど、緊張
のせいか聞こえない、もしかすると緊張でそういう判断力も働きに
くくなっているのかもしれない。

 保健室は静かになっていた。剃毛のやりなおしをした少女も今は
列の後ろにきている。すすり泣きが少し聞こえるけど、小さな声だ。
絶望感や不安は消えぬまでも、さすがに泣き止んできたらしい。

 午後の日差しで黄色く染めあげられた白い空間。消毒の匂いと、
急病人の為のベッド、白衣。ありふれた保健室の空間が、かえって
取り返しのつかない手術のいっぽてまえである無気味な何かを際立
たせている。
115名無し調教中。:03/06/06 22:30

「次の人はいってください。」扉が少しだけ開き声がした。綾は一
瞬、ドキリ、と、した。少しだけの、時間の停止。くると分かって
いたけれど、その瞬間がきたとき、現実性がかえって失われた。も
う戻れない。切ってしまえば。痛いとか、苦しいとか、恥ずかしい
とかそんな一瞬の事ではない、切ったものはもどらないということ
が一番恐ろしいのだ、自分の体であり自分に権利が有ると思いたい
それを切ると強要される逃げられなさ、切なさ。綾はそのとき自分
の思いの根本がはっきりと分かった。

 その下には何も着けていない体操着と、ブルマの姿で綾はゆっく
り手術室へと向かっていった。扉を開ける時心臓がどきりとして、
体が震えた。股間は、堪え難い思いからマゾヒスティックに感じて
ぬれていた。
 「よろしくおねがいします」手術室に入るやいなや、挨拶はしな
ければいけない。校医は綾に、ブルマと体操着をすぐに脱いで、も
ってきた割礼用のパンツ等とともに床のバスケットに入れておく様
にと指示した。
 篠が股間を両手で押さえながらもう一つのドアからとぼとぼと退
室を初めていた。白衣の先輩が篠に付き添っている。彼女は青ざめ
て生気がない。

 篠が心配でもそれに見入っていることは許されなかった。速くす
るように指示され、服を脱ぐ。それは、自ら絶対拒否したい手術の
準備をする行為だ。まな板の上に自らのるための準備をする鯉みた
いだ。
116名無し調教中。:03/06/06 22:30
 ブルマの両端に手を掛け俯きながら恥ずかしそうにゆっくりぬい
でいく。後ろめたい事でもあるかの様な雰囲気で。体操着の下の方
が少しながいのか、ブルマのなかに普通入れる部分。そこが股間を
すこし隠している。ブルマがさがるほど綾は俯いていく。自分の性
器を見られたくないという、気持ちからだ。
 とうとうブルマがくるぶしまで来た時、彼女は俯いてしまった。
「はやくしなさい。まってるんだよ。みんな」同情も無く、規則や
全体を考える様にと言う言葉が浴びせられる。本人の感情無視で、
命令される事は、割礼の義務そのものとも似ていた。
 しゃがんだまま、ピンクの縁取りの袖と、首周りの白い体操着を
ぬいで、バスケットの仲に入れる綾はレイプを強要される女のよう
な印象だ。

 胸を左手で隠そうとし、右手でツルツルになった股間の割れ目を
覆う。その状態で、手術台に進むよう指示されてみた手術台の端は、
篠の血で赤くそまっていた。ちょうどさっき迄、篠性器はその上辺
りに乗った体の一部だった。それが切除されたのだと血痕がつよく
話しかける。
117名無し調教中。:03/06/06 22:31
手術台にぎこちなく乗ると、もう両手をどうすることもできなか
った。拘束具に固定され、特に足は大股開きで上にあげて固定され
る。思わず目をつむってしまいたくなる。いままで誰にもみせたこ
との無かった股間を大きく見えるようにひらかされているのだ。