その様子を見て取った圭は楽しげに脇からしゃしゃり出ると、
「ふふふ、ごっつぁん、面白いものつけてるじゃないの。
アタシ達の友情の証に、じっくり見せて頂戴ヨッ!」
真希の最後の砦であったショーツに手を掛け、一気に膝まで引き下げた。
「ああっ!! お願い、み、見ないでぇッ!!」
遂に真希の秘密が白日の下に暴き出された。彼女の年齢の割には薄い繊毛の生える股間には、
通常の男性より僅かに小さいサイズの陰茎が、確かににょっきりと備わっていたのである。
しかもその真希の女根とでも言うべきイチモツは、無防備なカラダの反応を敏感に受け止め、
びくびくとのたうちながら怒張の様相を呈し始めている。
「きゃぁ、ごっつぁん、立派なモノをお持ちなのねぇ!?」
「うわっ! 姉貴、どの面下げて、こんなもんぶら下げてるんだよ!」
「ううっ…み、見ないで…、お、お願い…。お願い、だから……」
気丈な真希が泣き崩れるのも無理もない。彼女のそれは――少女の身にはあまりにも恥ずかしいことだろうが――
カリ首もしっかりとした、肌色の紛れもない半勃起した男性器に間違いなかった。
亀頭の頂点に入る縦長の切れ目からは、真希の意思をあくまで裏切るかのように、
確かなカラダの反応を示す透明な液がにじみ始めている。
半ば場が固まったように動きを止めた3人の中で、一番最初に我を取り戻したのはやはり圭だった。
真希が女性の身体に陰茎をも備えたフタナリ。これは、彼女がこれから真希を辱めていく上で好材料になりこそすれ、
決して障害にはならないからである。
「うふふ…ごっつぁん、あんたがイチモツ持ちのヘンタイだってことはよぉくわかったわ。
でも恥ずかしいのはそんなことじゃないのよ。アンタ、ユウキくんの愛撫で感じてたでしょ?
え? 無理やり襲われて感じるなんて、なんていやらしいのかしら、このスベタ!」
「そっ、そんなことっ……ない……」
涙の溜まった目を上げて、弱々しく否定する真希。
そんな彼女をギロリと睨んで圭は、
「嘘おっしゃい! アンタのこの肉棒は、立派に感じて勃起してるじゃないのよッ!」
真希の敏感なソレをぎゅっときつく握り締めた。
「んああっ! いやぁっ! やめてッ!」
「何がやめてよ! こうしてる間にも、アタシの手の中でこのいやらしいチ○ポは、
どんどん固くなってるじゃないの! ビンビン感じてるんでしょ? このマゾ女!」
「ちっ…違っ……」
「じゃあなんなのよこの不様に反り返ったオチンチンは? ごっつぁん、
アンタ、虐められる快感にでも目覚めて、興奮してたんでしょ?
サブリーダーのアタシに正直に言って御覧なさい?」
自分の感じ始めていた被虐的な快楽を見透かされていたようで、真希は紅潮した頬のままさっと顔を背ける。
「ふん、いくら純情ぶったってね! アンタのビンビンに勃起したイチモツが証拠品なのよ!
それともう1つ、びっくりして後回しになっちゃったけど、ユウキくん、
お姉ちゃんのオマ○コの濡れ具合も確かめてあげて。チ○ポがこんなに元気なんだから、
きっともうびっちょびちょよ」
圭に言葉を掛けられるまで自分の姉の真の姿に面食らった様子でもあったユウキも、
“姉のオマ○コ”という言葉に自分の野性と目的を取り戻し、
「そ、そうだったな姉貴。へへ……俺の愛撫で感じちゃったんでしょ?
こんなチ○コついてたんじゃあ、姉貴が幾らかわいくてもオトコ経験は無いわなぁ。
安心したぜ。じゃあ、これから記念すべき姉貴のオマ○コの初のご開帳といきましょうか?」
嬉々としてそれに応じる。
事実ユウキの言う通り、真希は垢抜けた容姿とは裏腹に、親密な男性経験は一度も無かった。
もちろん魅力的な真希のこと、男の友達も多くいるし、その中には彼女に対して恋愛感情を持つ者も少なくない。
しかし、真希は自分の身体の秘密への後ろめたさから、決して誰も受け入れようとはしなかったし、
また受け入れられるものでもなかった。
真希の方でいくら相手を好きになっても、秘密を知られれば離れていってしまうのではないかという不安を覚え、
一歩を踏み出せることはなかった。
この、決して満たされぬ愛に飢え続ける運命にある少女が、
一時期髪を金髪に染めたりしていたのも、男を近づけさせない決意でもあり、
また寂しさの裏返しから来る強がりでもあった。
そんな、本当は繊細で実に傷つきやすい心を持った真希が、今や2人の悪意の者達の前で、
胸と下半身を露わにされ、更なる陵辱を重ねられようとしている。
心は幾度もの戦渦に既にボロボロになりながらも、最後の砦は守るべく、
「ああ――許して…。もう……十分でしょう? これ以上わたしを…、は、辱めないで…」
悲壮な哀訴と共に、ぴったりと両脚を閉じ、女の局部を隠そうとするのだった。