「片山敦子のブルマ姿を撮る会」 17 和服姿
京都青葉台学園では金曜・土曜に文化祭、日曜日に体育祭が行なわれるのが恒例であった。
蛇川たちは写真部の展示を済ませると、写真展の案内は下級生に任せて、自分たちは
最後の学校祭の様子を写真に撮ろうと他の教室へと足を運んだ。
ひととおり見学すると片山敦子の書道部の展示がしてある教室に向かった。
「彼女、いるかな?」蛇川が心配そうに三上に聞いた。
「いたらどうするんだ? 写真、頼むのか?」
「う〜ん、以前断られてるからなあ・・・また断られるのもいやだし・・・」
「そんなのわかんないだろ? 当たって砕けろだよ。」
「・・・砕けたくないなあ。」
普段、書道部は書道室で部活をしているのだが、文化祭は展示が主ということで
一般教室で行なわれていた。
ふたりが書道部の展示場に来ると、蛇川が教室を覗き込んだ。
(いるかな・・・)
教室には何人かの部員と作品を鑑賞していた客がいた。この日は土曜日とあって
他校の生徒や一般客もかなり来ていた。
その中のひとりと目が合った。敦子だった。敦子はこの日、和服姿だった。
淡い上品な黄水仙色の絣(かすり)の着物を着ていた。
「いた・・・ しかも、きもの・・着てるよ。」
「へえ、着物着てるのか。」
敦子は学校祭ということもあって普段はしない着物に合わせた薄化粧をしていた。
制服姿しか見たことのない蛇川にとって衝撃的だった。
(キレイだなあ。撮ってみたいなあ・・・)
「片山敦子のブルマ姿を撮る会」 18 ライバル
「さあ、こんなとこで見てないで中に入ろうぜ。」三上が蛇川の背中を押した。
「ああ、そうだな・・・」蛇川は促されて中に入った。
中にはたくさんの書が展示されていた。
ふたりの姿を見つけると敦子が挨拶をしに来た。
「いらっしゃい。」
「着物着てるんだ。おどろいたよ。すごくきれいだよ。」と三上が言った。
(あ、それ、オレのセリフなのに・・・)蛇川が悔しがった。
「どうもありがとう。書道の展示会とかじゃよく着てるの。」
「写真・・・撮ってもいいかな。」いきなり蛇川が聞いた。
(いきなりかよ・・・何か他のこと話せよ。)三上はそう思った。
「えっ、写真・・・前にも言ったけど、わたし、写真撮られるの嫌いなの。
着物の写真は友達に撮ってもらったから・・・ごめんなさい。」
「そう・・・」あっさり断られてガッカリした蛇川のうしろから声がした。
「片山さん、写真くらい撮らせてあげたらどうだい。撮らせて欲しいって言われる
うちが花だよ。」 そういう声の主は小林だった。
「小林くん!」「蛇川は写真の腕は確かだよ。」
(こばやし〜! おまえっていいやつだな〜 さすがはオレのライバルだ。)
「でも・・・ そうだ! 小林くん、一緒に写ってくれる?」「えっ、僕と?」
(なんだって〜! 小林といっしょに撮ってだと〜。)
「さあ、早く撮ってよ、蛇山くん。」
「蛇川だって・・・」(オレは名前もちゃんと覚えてもらってなかったのか。)
「ごめんなさい。わたし興味のないことってなかなか覚えられないの・・・」
「・・・じゃ、撮るよ。」
〜883の続き〜
その後、書道家片山敦子の姿を見た者はいない。
完
G.Iさん
どうもお邪魔しました。
「片山敦子のブルマ姿を撮る会」 19 ツーショット
蛇川は複雑な気持ちでふたりを撮った。「あっ、もう少し離れた方が・・・」
「えっ、ふつう、もう少しくっついてって言わない?」
敦子はそう言いながら、逆に小林に寄り添った。
「わたし、男の人とふたりで写真撮ってもらったことないの・・・」
これを聞いて蛇川はいっそう複雑な気持ちとなった。
ファインダー越しに見る敦子は美しかった。9月に18歳になったばかりの敦子は
少女から大人へと変わっていく過渡期であった。「かわいい」から「キレイ」に
変わっていく写真を撮るにはいちばん楽しみのある時期であった。
蛇川は今まで敦子を隠し撮りでしか撮ったことがなかったので、本人が意識して
まともに撮るのはこれが始めてであった。
敦子の瞳にピントを合わせた瞬間、ゾクッとしたものを感じた。
蛇川はふたりの写真を何枚か撮った。全身写真、バストショットと・・・
「ちょっと表情が硬いんじゃないのか。出征兵士の写真撮ってるんじゃないんだから。」
三上にそう言われて、敦子と小林は顔を見合わせて微笑んだ。
(ちくしょう、なんてかわいい笑顔なんだ。なんでその笑顔をオレに・・・)
蛇川はまた複雑な思いでふたりを撮った。「じゃあ、もう一枚ね。」
そう言いながら、最後の一枚はカメラをやや右に向けて敦子だけを狙った。
「じゃあ、今度は蛇川がいっしょに写ったらどうだい?」
(なんていいやつなんだ〜、こばやし〜。) その時だった。
「あっ、お師匠さま。」そう言って敦子は行ってしまった。
「こんにちは、敦子さん。」敦子の書道の師匠の中山春蘭だった。
「わざわざ来て頂いたんですか。」
「ええ、ちょうど近くに所用があったから。それに今日は孫娘もいっしょなの。」
(えっ、孫娘? 何かいやな予感が・・・)
>>913*凌姦さんへ
ええ〜っ、終わっちゃったんですか〜。 また書いてくださいね。
ありがとうございました。。 これからもよろしく。。
916 :
名無し調教中。:02/11/03 17:44
917 :
片山敦子ファンクラブ:02/11/03 17:50
高校時代の敦子さん、けっこう高ビーですねぇ。
だから凌姦さんに消されてしまったのかも。
>>917*ファンクラブさんへ
ちょっと高ビーになってきてしまいましたかねえ?
もう少し「清楚な優等生」のイメージを作っていかなければ・・・
920 :
名無し調教中。:02/11/04 00:01
123!
高ビーからマゾへの転落・・・この落差がよいのでは?
見た目は女王様・・・実は変態便秘女・・・
(残り少ないので無駄な書き込みしないように気をつけます。)
921 :
名無し調教中。:02/11/04 00:01
>>920*123!さんへ
やはり自分としては真面目で知性的な優等生が罠にはめられて生き恥をかかされていく
という状況がいいですね。。
上の方に赤いラインで512KBを超えると表示できなくなるよ。とかいてありますが
これって、このスレッドの容量がこれだけってことですか?
1000までは書き込めると思っていたのでちょっとあせってます。
なんかこのままでは中途半端なところで終わっちゃいそうなので・・・
パソコンとか2ちゃんねるのルールに詳しくないので誰か教えて下さい。。
・・・いきなり存続の危機に・・・(汗)
>>923 本当に知らなかったんですか?
長文が多すぎると重くなって(確かに512KBまで)、書き込みできなくなります。
>>925さんへ
ありがとうございます。本当に知りませんでした。。
確かに長文は多かったですからね。(笑)
・・・・・オロオロ・・・・・ 思わぬ展開に・・・
927 :
名無し調教中:02/11/04 02:46
ブヒィ{{いったい、どうなってんだ! まったく。}}
なかやま「わたしの出番はどうなったのよ!」
930 :
名無し調教中。:02/11/08 23:22
なかやま「じゃ〜ん!ってセリフでとうじょうすることになってるのに!」
ブヒィ!{{オイラの出番はもうないのか!}}
なかやま「食べられる役で?」
ブヒィ!{{なにぃ〜! オイラ動物園用のブタだから食べたって
まずいぞ!}}
今後全て1行(出来る限り短文)以内であれば 1000まで逝けるかも?
937 :
片山敦子ファンクラブ:02/11/10 03:04
試しに1000まで屋ってみましょうか。
a
お、925さん、ファンクラブさん、きていただけましたか!
ちなみに935はわざとじゃないんです。
今までのスレッドで、よかったスレッド番号とか書いていただければ・・・
942 :
名無し調教中。:02/11/10 13:56
943 :
名無し調教中。:02/11/10 13:57
ぶひぃ!!{{なんだ、こいつら!!!}}
B
祝! 復旧!!
C
E
Dは?
F
951 :
片山敦子ファンクラブ:02/11/13 01:38
G!
952 :
片山敦子ファンクラブ:02/11/13 01:42
H!
G.Iさん。ワタシの裁判、和解しましたッ。和解金50万円は、実質勝訴?
けっこう疲れましたけど、このさい、民事裁判の有資格になる司法書士試験、
受けてみましょかね。
H
×H ○I
J! ラスト50切ったね。
K
L
958 :
片山敦子ファンクラブ:02/11/15 02:28
M
959 :
kaoru:02/11/15 03:12
N