68 :
名無し調教中。:
「ゆきちゃん、返してよぉ」
ひとみはランドセルを取り返そうと、必死になって、ゆきを追いかけた。しかし、ひとみが一歩追いかけるたび、ゆきは何歩も逃げることができるのだから、つかまるはずもなかった。
「ああああ、地面が揺れるぅうぅ」
ひとみが一歩動くたび、ゆきはその姿をあざ笑うように、よろけて見せた。もちろん、本当に揺れているわけではないのだが、学校一、いや、間違いなく日本一の超肥満小学生であるひとみの一歩は、ゆきじゃなくても、そう言いたくなるほどの重量感があった。
一歩動くごとに、足についた皮下脂肪が、手を振り回すごとに、振袖のようになった二の腕が、そして何より、何かする毎に、大きく垂れ下がったおなかが、まさにブルンブルンと音を立てるように、大きく揺れ動くのである。
「ああああ・・・あっ、あっ・ああっ!」
ゆきは、あまりに大きく揺れて見せたため、バランスを崩し、そのまま本当に転んでしまった。
「あいたたたた・・・」
少しばつの悪い顔をしながら、ゆきは体を起こそうとした。しかし、ゆきの両足は、微動だにしなかった。温かい、そして、ものすごく重いなにかが、両足の上に乗っかっていたである。
「へへ、つかまえたぁ」
ゆきの両足の上には、ひとみが座っていた。まん丸大きな二重あごを蓄えたその顔には、さっきまでとは打って変わった、悪戯っぽい笑みを浮かべていた。
69 :
名無し調教中。:02/01/28 03:31
「ちょっと、どきなさいよ、このデブ!」
「いいの?そんな事いっても」
「なに言って・・・きゃっ!」
足を押さえつけていた重しが、するっとおなかの上に移動した。かろうじて顔だけは出ているものの、ゆきの体は、ひとみのおしりとおなかの下に埋もれて、まったく見えなくなっていた。
「ゆきちゃん、今ねぇ、まだ半分も、乗っかってないんだよぉ」
その声と同時に、ずずんと重しが重たくなった。
「ううっ!」
「ゆきちゃん、なんでもします、許してくださいって言ったら、どいてあげる」
「だれが・・・あんた・・・なん・・・」
「あ、そうっ」
重しが、一瞬軽くなった。今がチャンスとゆきは体を起こそうとしたが、その直後、ものすごく強烈なかたまりが、頭を直撃した。それは、ひとみの巨大なお尻であった。それは、ゆきの頭をその柔肉ですっぽりと包み込んだ。
「ひとみ、ゆきちゃんの頭に座っちゃお、ひとみが座ったら、ゆきちゃんの頭、潰れちゃうだろうなぁ」
「ひっく・・・ごめんなさい・・・なんでもします・・・ひっく・・・ゆるしてください・・・」
圧倒的な体重差を目の当たりにし、とうとうゆきは観念した。