俺的パチスロクロスレビュー　PART3

世代によって思い出の機種は違うと思うのでまず年齢を名乗りたいと思います。
30歳になるまでレビューしようと思います。スロデビューは遅く二十歳すぎてからでした。
少しの間ですがよろしくです。

新世紀ヱヴァンゲリヲン　生命の鼓動

少なくとも2ch・P-Worldの掲示板ではかなり不評な本作。
僕は好きです。
この機種を楽しむためにはまず前提として、そこそこの設定を期待できる店舗という条件がつきます。
その上でお読みください。
エヴァシリーズ六作目。一作目を5号機初めてとして打った時の衝撃から、むしろ初代が良かったなんて思うようになって幾年。
あっという間のような六作目です。フィギュアを載せ始めた頃から止まらないギミックの凝り方は留まるところを知らずとうとう下パネルが回転するまでに。
初代から微妙にボーナスを軽くしたりしつつもコイン持ちを重視したノーマルタイプ機というコンセプトは変わらず
安心して打てる機械で在り続けています。
ですが今回大幅にボーナス確率を上げ、チャンスリプレイによるプチRT搭載としたことで随分雰囲気の違う台になりました。
頻発する外れるフリーズ、リールの遅れ停止による当てにならないチャンスアップ。
リーチ目をなくしたことによる察知即揃え不可の制御。
これらすべて、エヴァのパチンコ化に至るものでしょうか？僕はそれだけとは思いません。

ではまずよく取りざたされる部分への反証から。
最初に「チャンリプ待ちすぎてスイカが空気」ですが、これは僕には何を言ってるかわかりません。
期待感が欲しいという方は全役均等にボーナスがあればいいのでしょうか？
期待感は十分煽られてるんです。どんな押し方をしてもスイカorチャンリプでしょうが。
スイカでボーナス期待度的にはがっかりでも、一枚役じゃなく十枚役なんです。嬉しいじゃないですか。
チャンリプ後もビタ精度が低いといまいち入ってるかどうかわからないandリプでもやもやするRT。
僕はチャンリプ後は左に青狙っていってますが、中押し青七もいいですね。楽しみ方は色々あるでしょう。

次にボーナスの振り分けに関して。
200枚。結構じゃないですか。
このボーナス確率にしてはコイン持ちが十分にいいので200枚あれば200ゲームほどは回ります。
分母はなんとか超えてるんです。ビッグって言ったっていいじゃないか！
そして設定差の妙味が味わえるのがやはり6が一台はある場面です。
朝一回しててこんなにベルが嬉しい時はない。じゃんじゃん落ちろ。落ちろ。リツコ来い！
（二時間後）あれ？減ってきてる？（三時間後）ああ、これはないな…
この当たりがノーマル機の面白さだと思うんです。液晶付きのジャグラー、結構じゃないですか。
中押しでベル真ん中に止まったらこんなうれしいことはないです。
そしてそれこそがエヴァだと思うので、この点で楽しめる以上エヴァの後継機としては十分と言わざるを得ません。
役物も派手で意味がないんですが、これだけよくわからない派手さを出せるのはある程度売れる見込みがあるからでしょう。
出目が死んでるART機なんかはパチンコ同然ですし、そういう意味でも新たな演出を開拓しようという製作者の気概は決してオナニーではなく
5号機以降のスロット全体に影響があると思います。
そういう意味で作れば売れるからっていつも同じのジャグラーよりはマシだと思いますがね。

ちょっと強い演出が強すぎる気もするし、これだけチャンリプ出る台ならむしろチャンリプ後の演出パターンをもっと増やせと思いました。
強い演出が強すぎるといいながら僕は一日打って強くなったと噂の次回予告1/5しかあたってませんがね。

8点