妹「そうだね たぶんそういうね・・・やれるかな・・・こんな気持ちで」
虹「おまえがまだ 今は気持ちの整理がつかなくても
まだこいつを信用できるなら すこしでも 少しでもできるなら
俺は二人に前に進んでほしい なあ、お前はどうなんだよ」
旦那「今何を言っても信じてもらえないかもしれないですが・・・」
虹「だから俺はお前を信じるっつってんだろうが!信じてもらえないかも・・
じゃねーんだよ!信じるってんだから!弱いんだよ!」
旦那「は、はいありがとうございます 僕は妹さんと
この先、この先も一緒に居たいと思ってます」
旦那は泣きだした
虹「どうですかみなさん 二人はこう言っています
僕は二人の気持ちを信じたい でももし今日参列するために
わざわざここまで来てくださった方々のうち一人でも
彼を信用できない 二人を祝福する気持ちになれない
そういう人が一人でもいるなら 僕は今日の式はできないと思います」
どうですかおとうさんおかあさん?」
おとうさん「。。。本当にすいません バカ息子が
俺は情けない、本当に、、、こんなこと、、、人生で一番
●●ちゃんが幸せなはずの日にこんな、、、
こんな人間に育ててしまった自分が情けなくて
殴る気も起きねえ。。。お兄さんがそう言ってくれるのはありがたいです
自分の息子なんで 信じてやりたいが 今すぐ100%は、、難しいですが
」
おかあさん「ホント御免なさい ごめんなさい
私たちは謝ることしかできない お母さん情けなくて。。。
ほらあんた!なに突っ立ってるの!やはく座って謝りなさい!
お兄さんがこう言ってくれてるのに!本当ならあんたなんか
信じてくれないよ!私ら親ですら今この瞬間完全に信じてあげられて
ないのに お兄さんやさしいから・・・・
ごめんね●●ちゃん。。ごめんねごめんね」
ご両親は泣いていた あの鉄拳制裁オヤジさんも。。
後から考えたが このときご両親はつらかっただろう
自分の息子を信じてやりたいが、どう贔屓目に見ても息子が悪い
信じてやりたいが信じてやりきれない 自分の息子を。。。
だからただ、謝ることしかできなかったんだと
後にこの話を旦那に俺は伝えることになるのだが。。
虹「墓の方はどうですか?だれか今日式に参列する気になれない
二人を祝福できない人はいますか?」